夫がADHDかも?その時、妻は…『お互いが快適に過ごせるよう尊重し合いたい』
カップルセラピストは2人の関係をこう見る
パートナー間の関係改善を目的としたカウンセリングを行う、“カップルセラピスト”はお二人の関係をどう見るのでしょうか?
日本人カップルをはじめ、英語を母国語とする異文化・国際カップルの課題解決もサポートするカップルセラピストの吉田さんに話を聞きました。
ーーCさんのお話をどう感じましたか?
カップルセラピスト吉田さん:プライベートでも、仕事面でも、苦手なことや失敗が多いと自信が持ちにくいことがあるかもしれません。
その中でパートナーがADHDに捉われずに苦手な部分をサポートしてくれることで、きっと今まで失敗の陰に隠れて見えづらかった「素敵な魅力や得意なこと」に目を向けやすくなっているのではないでしょうか。
どうしても失敗の回数が増えてくると相手を責めたくなってしまうのは自然なことです。
でも責められると余計に委縮して失敗が増えてしまったりの悪循環も……。
「お互いの苦手を補い、得意でサポートする」そんな良い循環が作れると心地いいですよね。
良い循環を生み出す関係性
ADHDのパートナーをもつと大変な面ばかりがクローズアップされがちですが、
実際の当事者から寄せられたのは「ADHDだからということに捉われない」