『持ちつ持たれつ…』ADHDの夫をサポートする妻、対等な関係を築く夫婦関係のコツとは?
また、Youtubeを見ているときに声を掛けても全く気付かなかったり、預金の引き出しをしてそのままATMに現金を置いてきてしまうこともありました。
ADHDの症状の一つである「不注意さ」が垣間見えたことから、パートナーがADHDだと気づいたというKさん。
ATMのお金は銀行に問い合わせて無事戻ってきたようですが、不安や心配は続いたようです。
ーー日常生活を送る上で、悩んでいることは?
Kさん:予定の管理ができないことです。
また、全てを後回しにして期間内ギリギリに泣きついてきたり、忘れ物が多すぎることも悩みです。
ーーそうしたお悩みについて、解決に向けてどんな工夫をしましたか?
Kさん:予定の管理は、仕事も私用もスケジュール管理アプリにすべて入れ、一日の終わりに一緒に確認するようにしていました。後回し問題に関しては、〇〇までに〇〇しないと△△禁止(例:明後日までに〇〇さんに電話で確認しないと一週間ゲーム禁止)と約束して一緒に確認しています。
忘れ物は、家を出る前に確認することができるよう、玄関ドアにホワイトボードで必要なものを書いて対策をしています。
この取り組みをしてKさんは「最初は嫌がってもルーティン化してしまえば、本人だけでも気を付けられる項目が増えている」