『持ちつ持たれつ…』ADHDの夫をサポートする妻、対等な関係を築く夫婦関係のコツとは?
ということに気づいたそうです。
ーーパートナーとは、どんな関係性を築いていきたいですか?
Kさん:一般的な夫婦のように持ちつ持たれつ仲良くしていきたいです。
ーー今後、社会に対して「もっとこうなったら良いのにな」と思うことは?
Kさん:パートナーがADHDだと言うと「あー……」と腫れ物のように扱われることがあります。
誰にでもその可能性があって、もしかしたら自分もそうかもしれないし、「苦手なことが少し多いだけでみんなと変わらない」ということを学校や家庭でも教えてほしいと思っています。
またさまざまな人にADHDのテストを受けてほしいです。
カップルセラピストは2人の関係をどう見る?
パートナー間の関係改善を目的としたカウンセリングを行う、“カップルセラピスト”はお二人の関係をどう見るのでしょうか?
日本人カップルをはじめ、英語を母国語とする異文化・国際カップルの課題解決もサポートするカップルセラピストの吉田さんに話を聞きました。
ーーKさんのお話をどう感じましたか?
カップルセラピスト吉田さん:「ルーティン化してしまえば本人だけでも気を付けられる項目が増えている」ということですが、
人はどうしても出来ていないことに目が向きがちなものです。