ボーカリスト根津まなみとキーボーディスト/プロデューサー井上惇志によるユニット・showmoreが、新曲「summer magic(feat. Peggy Doll)」を8月3日に配信リリースすることが決定した。同曲は、ローファイなピアノリフを基調にボサノヴァやR&Bなどshowmoreの多様なバックグラウンドが混ざり合う、気怠くもダンサブルなサマーチューン。Spotifyの「RADAR: Early Noise 2022」に選出された3人組ユニット・ego apartmentからボーカル/ギターのPeggy Dollをフィーチャリングゲストに迎え、トラックメイクにはアルバム『seek』収録曲「37℃」を手がけたA.G.Oも参加している。併せて公開されたジャケットは、これまでにshowmoreがリリースした作品も手がける徳山史典による夏らしい色鮮やかなアートワークとなっている。<リリース情報>showmore「summer magic(feat. Peggy Doll)」2022年8月3日(水) 配信リリースshowmore「summer magic(feat. Peggy Doll)」ジャケット【クレジット】作詞:根津まなみ / Peggy Doll作曲:showmore / Peggy Doll編曲:井上惇志 / A.G.OVocal:根津まなみVocal / Guitar:Peggy DollKeyboard / Programming:井上惇志Programming:A.G.ORecording / Mixing / Mastering:向啓介(Studio KERO)Recorded at 世田谷REC StudioJacket Design:徳山史典関連リンクshowmore オフィシャルサイト: Twitter: Instagram:
2022年07月28日元吹奏楽っ子(担当:Euphonium)の音楽好きharakoが、大人になってから改めて音楽の楽しみ方を見つける連載です。第14回目は、悩める女子に人気なセンセーショナル・ポップユニット「showmore」のお二人に音楽とキーボードの魅力をお聞きしました。“キレイゴト” で生きられるなら、悩まないでしょ?【大人の音楽LOVER♪】vol. 14「正しい事ばかり言わないで。人は寂しい生き物でしょ」をキャッチフレーズに、アンニュイに揺れ動く心を表現するユニットshowmore(ショーモア)をご存知でしょうか。YouTubeで公開したミュージックビデオが瞬く間に100万回再生を突破し、悩める女子から話題を集めているとか……!! そこで今回は、ヤマハミュージックジャパン新製品発表会のゲストとして登場したshowmoreお二人の音楽に対する想いや、愛用している電子キーボード「Nord」についてお話をうかがいました。「優しいメロディ」× 「独特のリズム」で揺さぶるshowmore(左:根津まなみさん/右:井上惇志さん)harakoまるでジャズやシャンソンを連想させる、語りかけるような歌い方のヴォーカルの根津さんと、トリッキーでリズム感が独特な演奏の井上さんが合わさると、気持ちがざわざわと揺さぶられます……。お二人が音楽表現に込める想いや、日頃意識していることはありますか?根津さん私は日頃、人の寂しさに目を向けている気がします。キャッチフレーズでも言っていますが、人は寂しい生き物だなと。その中での不安、孤独さ、それらを "肯定したい” という想いで音楽表現をしていますね。歌詞とメロディも同様で、常にアンテナを張って、すくいとっていけるように意識しています。同じ日常を生きている人達とリンクしたいので、特に同年代の女子に「好きです」と言ってもらえると、本当に嬉しいです(笑)。私自身も、肯定されたような気持ちになるのかもしれません。井上さん根津の歌詞は人間の割り切れない複雑な部分を肯定してくれるというか、“キレイゴト” ばかりじゃなくて良いんですよね。ダメな恋愛をしている女子に聴いてほしいです(笑)。演奏に関してはリズムが一番重要だと思っていて、そこを常に意識しています。人に楽器を教えるときも、多少音を間違えても自信を持って弾くようにとアドバイスしていますね。モチベーションが上がる楽器を選ぶ大切さharakoヤマハミュージックジャパン新製品発表会のゲストとしてデモ演奏をされていましたが、いかがでしたか? この電子キーボード「Nord Electro」は、日頃から愛用されているとのことですが、これから楽器を始めたい人や購入を考えている人に何かアドバイスはありますか?井上さん「Nord Electro」シリーズは、アコースティック・ピアノ、エレクトリック・ピアノ、オルガンに特化した機種なので、そのぶん操作がシンプルで直感的。「ピアノは昔ちょっと習ってたけれど、シンセサイザーのような複雑なキーボードは使いこなせるか不安……」という方には特にオススメです。鍵盤も弾きやすいですし、ピアノ音色は最高級のコンサートグランドピアノからアップライトピアノまでいろいろ入っていてとても充実しています。また、大人になってから楽器を始める場合に重要なのは、忙しい日々の中でいかにモチベーションを保つかということ。そのためには自分の楽器に愛着が持てることがとても大切ですが、「Nord」の真っ赤なデザインは特別感があるし大人でスタイリッシュですよね。やっぱりお気に入りの楽器だと毎日触りたくなるじゃないですか? そういう意味で、見た目は楽器を選ぶうえで一番重要だと思ってます。また、僕は昔のモデルからずっと使っているのですが、今回新しくバージョンアップして発売される「Nord Electro 6」は音色を切り替えた際に音が途切れない「シームレス・トランジション」という機能や、ボタンひとつでピアノにイコライザーをかけて音色を調整する「ピアノ・フィルター」など非常に便利な機能が追加されています。ピアノ以外に弦楽器や管楽器のサンプル音を出すシンセセクションもより操作しやすくなり、バンドマンやプロのミュージシャンにとっても不足のない一台になっていると思います。harako女性目線で「Nord」の電子キーボードを見たときに、持ち運びや操作で困ったことはありますか?根津さんケースに入れるとだいたい10キロくらいにはなるのですが、私は普段練習や演奏会場まで背負っていきます。女性には大きすぎる、なんてことはないですよ。ちなみに私は、見た目がかわいいからという理由で買いました(笑)。プロとアマチュアの垣根が薄れる時代harako最後に、YouTubeで100万回再生突破ということで、SNSと音楽の関係について感じることはありますか?根津さん・井上さん音楽のプロとアマチュアの垣根は、あってないようなものだと思いますね。というのも、自分たちで音楽を気軽に発信できるツールが現代には揃っています。つまり、多くの人に自分の音楽を聴いてもらうことはハードルが高いことではないのです。そして、自分と相性が良い音楽パートナーだってSNSで探せるかもしれません。自分が音楽を発信できるように、他の音楽もたくさんキャッチすることができます。ひとりでこもって練習するのも良いけれど、情報はたくさんあるので自ら足を一歩踏み出してみる。これが、音楽や楽器を楽しむことができる最大のポイントだと思います。——確かに、昔はCDメジャーデビューがプロの登竜門のような空気がありましたが、showmoreのお二人のようにYouTubeがきっかけで話題になればあっという間に多くのリスナーに届けることができますよね。「プロもアマチュアも垣根がない」というのが、とても印象に残ったインタビューとなりました! 素敵なお話をありがとうございました〜♪今回の音楽LOVERは……♪showmore "circus" (Official Music Video)センセーショナル・ポップユニット:showmore根津まなみ(Vo/作詞/作曲)& 井上惇志(Key/作曲/編曲)ジャズやヒップホップをベースに多彩な表情を持ち、キャッチーな歌詞と旋律で切なくアダルトな世界観をビビッドに描いたセンセーショナル・ポップユニット。結成当初から、りんご音楽祭2016出演やモーションブルー・ヨコハマでのワンマン公演など精力的に活動し、ミュージックビデオ『circus』は瞬く間に100万回再生を突破し一躍話題となる。2018年5月に1stアルバム『overnight』をリリース、同6月には『恋をした/circus』の2曲を7inchアナログ盤としてアルバムからシングルカット。キャッチフレーズ:「正しい事ばかり言わないで。人は寂しい生き物でしょ」〈楽器取材協力〉株式会社ヤマハミュージックジャパン[/hidefeed]★Nord電子キーボードNord Electro 6 piano 4[/hidefeed]
2018年10月01日