「空前の物価高で、肝心の収入は上がらないいま、生活防衛に節約は欠かせません。そのなかでも保険の見直しは必須です。とはいえ、いくら保険料が安くても保障が貧弱であれば、節約がかえってあだになる場合もあります。安くて、しかも、もしものときにはきちんと役に立つ最強のコスパ保険ベスト5を厳選しました」こう話すのは最新著『NEWよい保険・悪い保険2023年版』(共著)などで“保険のプロ”としておなじみのファイナンシャルプランナー・長尾義弘さん。それが左ページの「超コスパ保険」一覧だ。■ゼロ円で入れる「わりかん がん保険」(justInCase)「この保険はいままでの保険にはなかった仕組みの商品。商品名のとおり、加入者のなかのひとりががんと診断されたときだけ、その保険金(一律80万円)を加入者全員で割り勘で支払おうというもので、具体的には加入者を年齢別に20~39歳、40~54歳、55~74歳の3つのグループに分け(年齢によってがんの罹患率が異なるので、区分しないと不公平になるため)、加入者みんなが元気なときは保険料は0円。罹患した人が出ると保険料が発生します」(以下、コメントはすべて長尾さん)ちなみに’22年8月の保険料を例にとると、20~39歳は453円、40~54歳は0円、55~74歳は0円だった。そして’22年9月は20~39歳、40~54歳、55~74歳のすべてが0円というデータが示されている。「このように、保険料は毎月変動しますが、最高で月額500円(20~39歳の場合)と決められていて、それ以上高くはなりません。これでがんと診断されたときは一律80万円が受け取れますので、非常にコスパはよいと考えます」■月額約166円の個人賠償責任保険「まるごとマモル」(あいおいニッセイ同和損保)「これは他人のものを壊したり、他人を死傷させたときなどに負担する損害賠償のお金を保障する個人賠償責任保険。通常、自動車保険や火災保険の特約としてこうした保険に加入しているケースが多いのですが、この商品は単独で加入できるのが特徴。自転車保険の代わりにもなり、補償対象範囲は家族全員です。また別居の両親も補償の対象となるため、遠くに住む両親が認知症などで、トラブルに遭ったときでも補償してくれ、保険料は年額1千990円。月額にすると約166円です」■月額ワンコインで入れる「先進医療保険リンククロス コインズ」(SOMPOひまわり生命)「これは公的健康保険の対象にならない先進医療の治療に対応した保険です。こうした保障が欲しいと思ったら、一般的には医療保険やがん保険に加入すると思います。ところがその先進医療の保障がたった月額ワンコインで得られるのが、この保険です。被保険者が病気またはケガの治療を目的として先進医療による療養を受けた場合が対象で、2千万円までの先進医療給付金が支払われ、さらに先進医療一時金として5万円が支払われる内容で、保険料は月額500円なのが魅力です」■月額1千274円で認知症に備える「人生100年時代の認知症保険」(朝日生命)「’25年には高齢者の約5人に1人がなると予測される認知症に備える保険。認知症の診断と要介護1以上で一時金が支払われるもので、一時金の金額を100万円に設定した場合、60歳女性が加入した場合で保険料はわずか月額1千274円と、ほかの認知症保険に比べ、保険料がかなり低く設定されています。さらに加入時の告知の内容がシンプルで加入しやすく、子供が父母を対象に申し込むことができるなど、使い勝手もよいのが特徴です」■月額2千円の総合保険「都道府県民共済」(各都道府県民共済)総合保険のなかでは、この保険のコスパが最高だ。「都道府県民共済は『総合保障型』と『入院保障型』の2種類があり、ともに18歳から60歳までなら年齢や性別にかかわらず月額2千円です。『入院保障型』はこの金額で入院給付金が1日あたり1万円。124日までの大型保障です。また『総合保障型』は、入院と死亡の両方を保障し、病気入院は1日4千500円、病気死亡400万円、災害死亡800万円が支払われます。そのうえで、共済には割戻金というのがあり、都民共済を例にすると毎年30%を超える金額が戻ってきますので、1カ月の掛金は実質1千400円程度の負担で済みますから、まさに超コスパ保険といえます」この冬の物価上昇に勝つための“激安超コスパ保険”。一度検討してみてはいかがだろうか。
2023年01月30日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、吉本興業所属の“霊がよく見える”芸人・シークエンスはやとも。『ポップな心霊論』は、そんな彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!【最近、僕の霊能力が開眼する瞬間があります】最近、急に霊能力の感度が爆上がりする瞬間があります。実は、ふだん霊視するときは、ちょっともやがかかっているというか、視力が悪い人の視界っぽい感じなんです。でも、急にパッとくっきり見えるようになることがあって。僕なりの表現をすると、前頭葉がミントタブレットを食べたみたいなイメージです(笑)。なんかスーッとするんですよね。その状態になると、幽霊も生き霊もめちゃくちゃはっきり見えるようになります。誰かについている生き霊の人数も、正確に数えられるようになりますし。ただ、自分でまったくコントロールができないんですよ。体調が関係あるのかなと思って、栄養のあるものを食べるとか、睡眠時間をしっかりとるとか試してみたんですけど、まったく関係ありませんでしたね。この間、お風呂に入ってるときに開眼状態になったんですけど、頭がクラクラして立てなくなっちゃいました(笑)。昔から、たまにそういう瞬間はあったんですけど、最近なぜか頻繁になってきてるんですよ。このままずっと開眼状態をキープできるようになりたいですね。【PROFILE】シークエンスはやとも1991年生まれ。吉本興業所属。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)などで見せた芸能人の霊視も話題に。自身のYouTubeチャンネルでも心霊話を配信中。本連載をまとめた著書『ヤバい生き霊』(光文社)が発売中。
2023年01月29日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代、欠かさず見ていたドラマの話。各界で活躍する同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょう――。「子どものころから母と一緒にトレンディドラマを見るのが好きで、大人の恋愛を疑似体験していました。とくに仕事を始めたころに見た『101回目のプロポーズ』(’91年・フジテレビ系)は“こんなドラマに出てみたい”という女優への憧れを強くしてくれた作品です」こう語るのは、現在、ヨガインストラクターとしても活動している、女優の小田茜さん(44)。そんな小田さんが、最初に影響された女優は後藤久美子だった。「“第二の後藤久美子を探せ”というコンセプトでオスカープロモーションが『国民的美少女コンテスト』を始めたほどの美少女。当時は連続ドラマや映画でも大活躍で、中山美穂さんと共演した『ママはアイドル』(’87年・TBS系)でも美少女ぶりを発揮していました。“年齢制限をクリアしたら、私も美少女コンテストに挑戦したい”と、ずっと思っていたんです」後藤久美子と同じように、沢口靖子の美貌にもすっかり魅了されたという。「映画『竹取物語』(’87年)は、かぐや姫をモチーフに描かれた作品。その映像は、まるでおとぎ話の中にいるような世界でした。豪華絢爛な衣装も素敵でしたし、巨大宇宙船の特撮映像も壮大で、エンディングに流れるピーター・セテラの『STAY WITH ME』も、名曲でした」小田さんにとって、夢がたくさん詰まったドラマや映画は人生に欠かせないもの。後藤久美子と沢口靖子が共演した『痛快!ロックンロール通り』(’88年・TBS系)、安田成美と緒形直人が共演した『同・級・生』(’89年・フジテレビ系)も夢中になって見ていた作品だった。「書道や塾など、習い事が毎日あったので、家に帰って、ご飯を食べて、お風呂に入ったあと、母と一緒にドラマを見るのが、最大の楽しみでした。とくにトレンディドラマで描かれていた、都会的でおしゃれなライフスタイルは憧れそのもの。栃木県の田舎で育ったので、習い事からの帰り道、満天の星を見上げて“ドラマのような素敵な生活を送れますように”とお願いしていた記憶があります(笑)」国民的美少女コンテストの応募資格を満たす12歳の誕生日が来るのを、ずっと待ちわびていた。「実際に応募したのは、誕生日を目前に控えた11歳のとき。両親から反対される前に、母には『私はどうしても女優さんになりたいから、絶対に反対しないで、お願い』と、習い事帰りの車の中で、よく話していたんです」とはいえ、グランプリへの道のりは険しく、遠い。「ダメでもともとと、落ちたときに自分を慰める理由を用意しつつ、本気で選ばれるつもりで挑戦しました。選考を重ねて数名に絞られていくと、歌唱審査にもチャレンジすることに」■『101回目のプロポーズ』のストーリー展開に毎回ドキドキ小田さんはドラマだけでなく、歌の世界でも、恋愛を疑似体験していたという。「音楽はノリノリの曲よりも、しっとりとしたラブバラードが好きな小学生(笑)。とくに岡村孝子さんが大好きで、歌唱審査で『夢をあきらめないで』(’87年)を歌うため、母と一緒にカラオケに行って練習していました」こうした家族の後押しもあり、第4回全日本国民的美少女コンテストでグランプリに輝いた。「その瞬間から生活が一変。毎日のように取材や撮影があったし、歌やウオーキング、演技のレッスンも始まりました。ほぼ毎日のように栃木から新幹線に乗って東京まで移動。学校に通いながらだったので、母とドラマを見る時間も減ってしまいました」そんななかでも楽しみにしていたのが『101回目のプロポーズ』だ。「仕事を始めていたので、毎回、欠かさず見ることはできませんでしたが、印象に残っているドラマ。それまでのトレンディドラマとは違って、イケメンとは対照的な武田鉄矢さん演じる主人公が、人気女優の浅野温子さん演じるヒロインにアタックする展開は、毎回、ドキドキしたし、予告を見ては母と次週の展開を予想したり(笑)。“3高”が男性に求められた時代、主人公の男性がプロポーズするシーンは本当に印象に残っています。たいした恋愛経験があったわけではないですが、真摯でまっすぐな気持ちは、人の心を動かすのだなって思いました」毎回のラストシーンで流れるCHAGE&ASKAの『SAY YES』(’91年)も、大人の恋愛の世界に入り込める曲だったという。「音楽好きの兄が、おすすめの曲をカセットテープに録音してくれたもののなかに『SAY YES』が入っていて、栃木と東京を往復する新幹線の車中で、毎日のようにくり返し聴いていました」仕事関係者から、同ドラマの台本を見せてもらったことも、貴重な体験だった。「いつもブラウン管を通してでしか見ていない世界を、別の角度から見られるようなもの。“憧れの女優の仕事に、ここまで近づくことができたんだ”と、台本を持つ手が震えました」そんな経験を生かし、小田さんはドラマ『いちご白書』(’93年・テレビ朝日系)で初主演を果たした。「ドラマでは安室奈美恵さんと共演。物静かなタイプでしたが、内に秘めた強さを感じました。ドラマ収録の合間にダンスのレッスンをしていることがあったのですが、キレがすごくて、体を動かすたびに空気を切る音が。華奢な体なのに、ストイックに練習する姿から、プロ意識を学びました」こうした刺激を受けられたのも、ドラマのおかげだ。「『101回目のプロポーズ』をはじめ、さまざまなドラマが夢を与えてくれたし、女優という仕事への興味を駆り立ててくれました。ただ、現実の恋愛に関しては、ドラマの世界に入り込みすぎてしまったせいか、なかなかうまくいかないんですよね(笑)」【PROFILE】小田茜’78年、栃木県生まれ。小学校6年生のときに第4回全日本国民的美少女コンテストでグランプリを受賞し、’91年にはNHK大河ドラマ『太平記』でドラマデビューを飾った。’21年、離婚を機に約12年ぶりの芸能活動を再開。現在はヨガインストラクターとしても活躍している
2023年01月29日【前編】トラベルドクター・伊藤玲哉さん「人生最期の旅、ご案内します」より続く伊藤玲哉さん(33)は研修医時代、回診した末期がんの患者から、「旅行に行きたい」と呼び止められたことがあった。ほかの重病患者と話していても、その人のルーツをたどりたいといった願いも聞こえてきた。人はやりたいことを後回しにして生きているんだと気づいた伊藤さん。医師の自分なら旅行に付き添える。患者が人生の最期まで願いをかなえる手助けができる。そうしてトラベルドクターに転身し、今までにない終末期医療を作る決意をした。「それまでは、父のクリニックを継ぐつもりだったんですよ」人なつこい笑顔でそう話す伊藤さんは、’89年2月27日、東京都大田区の羽田空港近くで、代々医者の家系の4代目として生まれた。2歳年上の姉がいる4人家族の長男だ。「いつか父親のクリニックを継いで、父のような、患者さんから頼りにされる医者になるのが、当時の僕の大きなゴールでしたね。卒業後の研修先には、総合診療が学べる病院として全国一、二を争う京都市山科区にある洛和会音羽病院を選びました」ここで伊藤さんの医師としての最初の転機が訪れた。「いわゆるご高齢の方とか、終末期の患者さんを診ていて、生きていることって何なのかと違和感を持ち始めたんです。その方が歩きたいと言っても、転倒のリスクがあるから許可しない。むせこみのある方がお水を飲みたいといっても、誤嚥したら危ないからやめておきましょうとなる。結果、患者さんたちは、病室の天井を見ているしかない。『早く死にたい』と口にする方もいました……」リスクを避けることを優先するあまり、患者にしっかり向き合えないのが日本の医療全般の常識だった。ベッドでの身体抑制を受けたり、水分は点滴でしか与えられない患者も少なくない。本人が望んでいなくても延命を家族が主張すればやらざるをえない。「自分は何のために医者になったんだろう」と違和感ばかりが膨らんでいったという。そんなある日の回診で、病室を出ようとしたときだった。ふだんは無口な、がんの終末期の男性から、「旅行に行きたい」と呼び止められた。「えっ!?」と驚いて聞き返すと「行きたい」という。「僕にはそれが“生きたい”に聞こえたんです。そうか、行くことは生きることなんだよな、と。いま自分ができることは、1秒でも長く生きるための管を(体に)入れることだけではなく、こういう人の願いをかなえることじゃないかって考えるようになったんですね。でも、医療関係者に相談しても『何かあったら危ないから』と言われ、旅行会社に片っ端から問い合わせても、丁重に断られ続けた」そうこうしているうちに彼は亡くなってしまった。研修医1年目の25歳の秋口のことである。「温泉に行きたいという彼の願いを知っていながら、かなえられずにすごく悔しくて」怒りにも似た悔恨を胸に、黄昏の鴨川沿いを歩いていたときだ。天啓のように閃いたという。「病気であってもその人らしく生きる。そのための選択肢の一つが旅行だ。医療と旅行を結びつければいい。病院や在宅で医療を行う医師はたくさんいる。医師である自分は、旅行をかなえるスペシャリストになればいい。錯綜していた思いがカチッとハマった感じでした。いまの医療には自分のやりたいことがない。だったら作るぞという反骨精神もあったかもしれません」もともと伊藤さん自身が旅行好きだった。学生時代は一人旅で47都道府県を制覇し、中国やアメリカ、ブラジルにも旅をした。「患者さんたちと話していると、お墓参りに帰郷したいとか、娘の結婚式に出たい、最期に思い出の地に行きたいなど、その人のルーツが垣間見える言葉が出てくる。その願いをどうやったら実現できるのか、ひたすら考えるようになりました」■旅行に付き添うために介護士の資格を取り、写真学校にも通って準備を進める父の跡を継ぐことから、伊藤さんは大きく人生の舵を切ったのだ。「ロールモデルのないなかで、研修医の2年目には、いずれ麻酔科医の道に進むことを決めました。外科医のサポートをする麻酔科医なら、日程の自由がきくし、旅行中の痛みの緩和や全身管理にも役立つから」京都での3年間を終え、28歳で母校の麻酔科の医局に入った。その後の2年間は大学病院に勤務するかたわら、旅行業をはじめ、パソコン操作や動画編集を勉強。介護士の資格も取った。写真学校にも通ったのは、旅行中の写真を撮るカメラマンも務めるためだ。’19年3月に大学病院を退職。フリーの麻酔科医として週1回、病院に通うスタイルだ。その後、都内のグロービス経営大学院に入学。それまでビジネスには興味がなかったんです。でも授業を受けてみて、思考法やプレゼンテーションの訓練、世の中の仕組みを作るための学びができました」クラスには、大手旅行会社や航空会社、保険会社などの人もいて、異業種との交流は刺激になった。その年の12月には、東京都主催の若き起業家輩出のためのビジネスプラン・コンテスト「TOKYO STARTUP GATEWAY」決勝大会に「トラベルドクター」として出場。数百人の前でスピーチをし、見事に最優秀賞を受賞し、壇上で小池都知事の祝福も受けた。「公に認めていただいたことで、少しずつ自信になっていきました。大会には父も呼んだんです。『いつ(クリニックを)継ぐの?』が口癖のようだった父が、応援してくれるようになりました」翌’20年12月、トラベルドクター株式会社を設立。コロナ禍で活動が制限されるなか、まずは広く事業内容を知ってもらうために、ボランティアで行うプロジェクト「たびかな(旅叶)」を同時に立ち上げた。医療、介護、旅行関係などの有志が集まり、旅行資金はクラウドファンディングで調達した386万円。こうして数々の患者の願いをかなえるための活動がスタートした。■16年ぶりに海を見て喜んだ次の瞬間、ボロボロ泣きだして、「ありがとうございます」と「最後に海に行ったのが16年前で、とにかく海が見たいんです。元気なころに行った奄美大島のような、きれいな海で泳ぎたい」パーキンソン病や脳梗塞を患い、車いすでの一人暮らしのため、十数年もマンションのベランダにも出られずにいた形部由紀江さん(65)が、伊藤さんに語った願いだ。「『たびかな』へは、形部さんの訪問歯科医からの紹介でした。旅行先を愛知県の南知多に決めたのは、篠島というビーチの美しい離島に観光船で行けるからです」旅行をかなえる前に、伊藤さんは本人と会って体調を確認し、旅先にも必ず下見に行って綿密なプランを組み立てるという。パーキンソン病は体温調節がしにくいので、熱中症予防のために浜に立てるテントも準備した。「形部さんはおちゃめで笑ってばかりいる方だったんですけど、印象的なことがありました。離島で介護タクシーの中から海を見たらもったいないので、タオルで目を隠してもらったんです。本人もウキウキして、車いすでビーチに着いたときに『じゃ、外してください』と言ったら、16年ぶりに海を見て『わあ』と喜ばれた次の瞬間、声を上げてボロボロ泣きだしたんです。そして僕にしみじみと『ありがとうございます』と言ってくださった。その姿を見て、僕もよかったなあって、すごくうれしかったですね」旅行ではないが、ときには現在の医学では説明しようがないことも起きた。「がんの末期で余命1週間と診断され、水も飲めなかった父親に、自分の花嫁姿を見せたいという娘さんが、相談してくれたんです。入院中のお父さんに僕がお会いしたときはもう意識もなかったけど、なんとか願いをかなえましょうと」大急ぎで式場が押さえられ、わずか1週間で結婚式が準備されたが、「この依頼はキャンセルになるかも」と心配していたときだ。「意識が戻りました。いま父はコーラを飲んでます」と連絡がきたのだ。「お父さんに尋ねると、『娘の声が聞こえたんです。もうすぐ私の結婚式だよ。お父さんも一緒にねって。行きたくて、だから水も飲もうと思った』とおっしゃる。耳は最期まで聞こえているって本当なんだなと思いましたね」最高のコンディションで当日を迎え、式場まで無事に移動した父親は、ウエディングドレスの娘と車いすでバージンロードを進むことができたのである。■会社を作ってから、自分には一度も給料を払ったことがない、とあきれるように笑う’22年5月から、ボランティアプロジェクトの「たびかな」とは別に、トラベルドクター社としての事業を本格的に開始した。代表取締役の伊藤さん以下、社員は看護師1人、理学療法士1人。これまで50件の相談を受け、15組の旅行をかなえてきた。伊藤さんは、トラベルドクターに依頼したときの旅行代金をどう抑えるかも課題になると語る。「いまはコストがすごくかかっています。事前にご自宅にうかがって旅先の調査をして、主治医や現地の病院とも連携します。たとえば4人家族で1泊3万~4万円の宿に泊まるとして、医師や看護師、介護士が24時間同行、移動に介護タクシーや新幹線とか飛行機を使うと、80万~100万円近くです。それでもほぼ赤字。会社を作ってから、自分には一度も給料を払ったことがないんですよ」それどころか自分の貯金を使い果たし、銀行からも多額の借り入れがあると、伊藤さんはわれながらあきれるというように笑った。しかし悲愴感は少しもない。「アメリカみたいに1億円払ってくれたらかなえるなんてことはしたくなくて、普通の家庭でも手が届く価格設定でいきたいんです。旅行代金100万円を出せる方ってそんなに多くないけど、100万円以内でできる親孝行というのが一般的になることを願っています。もっとお金を出せるよという人なら、宿のランクを上げてもいいし、そうやって回っていくといいなと思いますね。トラベルドクター社を全国の方に知ってもらい、チームの仲間を増やしていく。そこで出た利益で、難病の方や小さなお子さんのためにボランティアで『たびかな』をやるシステムを作ることが、今後の目標です」
2023年01月29日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代、欠かさず見ていたドラマの話。活躍する同世代の女性と一緒に、“’90年代”を振り返ってみましょう――。「『101回目のプロポーズ』(’91年・フジテレビ系)はバブル期のフジテレビ“月9”で放送されていたため、トレンディドラマとして語られることが多いですが、かなり異色の作品といえます。トレンディドラマの定番といえば、その源流ともいえる『抱きしめたい!』(’88年・フジテレビ系)のように、都会的でおしゃれな生活を送る美男美女の華やかな恋愛模様が大半。さえない中年を演じた武田鉄矢さんの起用には、誰もが驚いたのではないでしょうか。当時フジテレビ局員だった私の父も、放送前は局内で視聴率を心配する声が上がったと言っていました」そう話すのは、世代・トレンド評論家の牛窪恵さん(55)。ドラマは、99回もお見合いで断られ続けたモテない男(武田)が、浅野温子演じるヒロインに猛アタックしていく展開。「ダブル浅野として人気絶頂だった浅野温子さんを、武田さんがどのように振り向かせるのか、その恋の行方に注目が集まりました。今でも語り継がれる第6話の、『僕は死にましぇ~ん』と叫びながら、走ってくるトラックの前に立ちはだかるシーン。これが大きな話題となり、そこからドラマを見始めた人も多かったようです」■女性の社会進出が生んだ“逆格差”ドラマ純粋に思いを伝える武田の姿勢が視聴者の共感を呼び、平均視聴率が20%を超える人気ドラマに。「当時、3高(高学歴・高身長・高収入)がモテる男性の条件でしたが、武田さん演じる主人公は、建設会社の万年係長。さらに、その会社を辞めたあとは、3K(きつい・汚ない・危険)と言われた工事現場で働き始めました。こうした設定が、高嶺の花である浅野さんとの格差をより浮き彫りに。’80年代にも格差恋愛を描く作品はありましたが、男性側がお金持ちという設定が多かったように思います。ドラマで“逆格差”が描かれたのも、女性の社会進出が徐々に進んでいった時代背景があるためでしょう」そして最終回、武田が結婚指輪がわりに工事現場にあるナットを浅野の指にはめてプロポーズ、見事に恋が成就するのだった。「3高とは対極にある主人公でしたが、純粋な愛を伝え続けることで、最終的にはヒロインを射止める。“男は見てくれや収入よりも、心が大事なんだ”と、くじけずに、何度も求愛した武田さんの姿に心を打たれましたが……。今のZ世代には『女性が断っているのに追い回すなんて、ストーカーっぽくて怖い』とも映るよう。恋愛のあり方も、時代とともに、ずいぶんと様変わりするなと痛感します」【PROFILE】牛窪恵’68年、東京都生まれ。世代・トレンド評論家でマーケティングライターとして『ホンマでっか!?TV』フジテレビ系)など多数の番組で活躍
2023年01月29日全身に転移した末期がんと心不全のため、余命わずかと主治医から告げられ、残された時間を娘家族と同居の家で過ごすために退院した保田正さん(75)。そんな保田さんの、人生最期の願いは、故郷の海を眺めること、そして家族と温泉を楽しむことだった。鼻には酸素チューブ、尿道にもチューブが入り、脚はひどくむくんで保田さんは立つことさえできない。けれど、「2泊3日の熱海に出発ですよ」と声をかけられて洋服に着替えた瞬間、どんよりと寂しげだった表情が、キリッと引き締まった旅人の顔に変わった。東京都品川区の家を11時に出て、介護タクシーで品川駅へ。熱海駅まで40分弱の新幹線では駅弁をパクパクと平らげ、熱海駅からは再び介護タクシーで東伊豆の海辺へ。波打ち際まで車いすのまま移動すると、保田さんは感無量のまなざしでつぶやいた。「ああ、帰ってきた……」目の前には、6月の穏やかな太平洋が広がっていた。「海が好きなおやじだったから、自分も子供のころから海が好きで」と話す保田さんは、寄せ返す波音に包まれながら、少年時代の父との光景を思い出していたのだろうか──。車いすの傍らで見守っていたのは、保田さんの最期の願いをかなえた医師の伊藤玲哉さん(33)。いま、’21年のあの日の写真を見ながら伊藤さんは語る。「海を眺めながら少し暑くなってきたころ、保田さんは自分でシャツのボタンを外して胸を開いたんです。『暑いんですか』と聞くと、楽しそうに『いや。先生の隙を見て、海に飛び込もうと思ってね』と。『あ、それはちょっと(笑)』と答えて、さりげなく僕が海側に回りました。ご本人は童心に返って、いきいきと過ごされていましたね。翌日には娘さん家族も合流されました」旅行中、「もう苦しくないから」と、酸素チューブを自ら外したこともあるほど、元気を取り戻した保田さん。伊藤さんは慌ててつけてもらったという。「私たちがエベレストに登るくらい酸素が薄いはずなのに、ご本人は平気だっておっしゃる。旅行ってすごく不思議なんです。保田さんに限らず、それまで痛みを訴えていた方が、痛くなくなったりする。熱中することがあると、人ってつらさを忘れるんだなと感じます。旅行には、苦しみを和らげる力があるんじゃないかって」■病気であってもその人らしく生きるそのための選択肢の一つが旅行終末期や難病など病気で諦めていた人の旅行をかなえるための会社、トラベルドクター株式会社を伊藤さんが設立したのは、’20年12月24日のこと。終末期の患者を多く診ていた研修医時代から抱いていた夢だったが、同僚や先輩に話しても「伊藤がまた妄想をしゃべってる」と笑われるのがオチだったという。「でも、殺風景な病室の天井を見上げながら人生の最期を過ごさざるをえないって、自分なら耐えられない。患者さんたちがその人らしく生きるための医療があってもいいと思ったんです。その一つが旅行です。実現すれば絶対に誰かの役に立つ。でも多くの面で生半可にできることではないし、自分の人生を懸けるしかないと踏ん切りをつけたんです」’20年12月、トラベルドクター株式会社を設立。コロナ禍で活動が制限されるなか、まずは広く事業内容を知ってもらうために、ボランティアで行うプロジェクト「たびかな(旅叶)」を同時に立ち上げた。医療、介護、旅行関係などの有志が集まり、旅行資金はクラウドファンディングで調達した386万円。こうして数々の患者の願いをかなえるための活動がスタートした。これまで「たびかな」では15組の願いをかなえてきた。「でも裏を返せば、100件の相談を受けていますから、85組はかなえられていないんです」実現できない壁はふたつある。まず、家族・主治医というキーパーソンのうち誰かが反対すれば難しい。そしてもうひとつが時間の壁だ。「現地調査や宿の手配や交渉、交通機関や地元病院との連携、スタッフの人員配置、福祉用具の用意など旅行の準備はすっかり整っているのに、直前にご本人が入院してしまったり、亡くなられたり……。相談があと一日早ければ、というのは何度も経験しています」■「旅行先の写真では笑顔で元気な父だから、それを見て自分も頑張れる」と娘が語った保田正さんの長女・西川彩さんはいま、「あの旅は、父には夢のような時間だったと思います」と、熱海旅行を笑顔で振り返る。「父は、ずっとお風呂に入れなくて、シャワーが1週間に一度と、旅行前はすごく状態が悪かったんです。それが熱海では目の前に海のある露天風呂につかっていて、すごく気持ちよさそうで、びっくりしました」この部屋付きの露天風呂スペースには、6歳と2歳のお孫さんもやってきた。入浴する保田さんに付き添っていた伊藤さんが語る。「お孫さんたちは『正さん、正さん』と呼びながらはしゃいで、お姉ちゃんは背中を優しく流してあげていましたよ。最初は幼い印象だったお孫さんが、おじいちゃんの車いすをちゃんと押してくれたりしたので、帰りの新幹線ではお姉ちゃんに任せっきりで大丈夫でした。お孫さんにとっての熱海は、ただの観光地ではなく、おじいちゃんと行った特別な場所になるのでしょうね」それにしても彩さんは、トラベルドクターによる旅行への不安はなかったのだろうか。「本人が行く気満々でしたし、伊藤先生にすべてお任せでしたから、不安は全然なかったです(笑)。父は天真爛漫というか子供みたいな人で、旅行や食べること、飲むことが大好きだった。夕食ではビールで乾杯もして、『明日はどこ行こうか』とか、楽しそうでした」帰宅して2週間後、保田さんは息を引き取ったという。それから1年半。「あっという間ですね」と彩さんは話す。「いまもすごく寂しいですけど、あのとき一緒に旅行ができたから、よかったなという気持ちが大きいです。熱海での写真を見ると弱々しい父じゃなくて、笑顔で元気な父だから、私も頑張れます」■人生の最期まで幸せに生きられるというメッセージを世界に発信したい’22年5月から、ボランティアプロジェクトの「たびかな」とは別に、トラベルドクター社としての事業を本格的に開始した。代表取締役の伊藤さん以下、社員は看護師1人、理学療法士1人。これまで50件の相談を受け、15組の旅行をかなえてきた。伊藤さんが提案するのは“5番目の冠婚葬祭”だ。「冠婚、つまり成人式と結婚式のあとが、一気に葬式なんですよね。病気になったときでも、大きなイベントがあっていいじゃないかって。医師になって、人はやりたいことがあっても忙しさなどにかまけて後回しにすることが多いと感じています。たとえば親孝行のための旅行というイベントなら、日常では口にできなかった『ごめんね』とか『ありがとう』も言える。亡くなってから後悔するような形で豪華な花を飾るより、生きているうちに伝えたほうがいいと思うんです」伊藤さんは、大型ワゴン車を福祉車両に改造し、特注のストレッチャーや医療機器も搭載した「トラベルドクターカー」を購入している。人生最期の旅路を歩む人たちへの思いのこもった車だ。「広々とした8人乗りです。移動手段としてだけでなく、ストレッチャーを操作すれば外の景色も楽しめるし、好きな音楽をかけて家族で食事もできる。もうドライブですね(笑)」この車を運転するために、教習所通いをして普通二種免許を取得したというから徹底している。「トラベルドクターのテーマは、生き方なんです。人生の最期まで幸せに生きられるというメッセージを世界に発信したいんですよね」取材の前日は大阪の大学で講演。取材後はオンラインでのコンサルティング業務と伊藤さんは多忙だ。けれども柔和な顔に疲れは見えず、どこまでも颯爽としている。【後編】末期がんや難病の患者に希望を与えるトラベルドクター・伊藤玲哉さんの挑戦!へ続く
2023年01月29日1月27日、Twitterで《ウクライナより無事帰国》と報告したのは“デヴィ夫人”ことデヴィ・スカルノ(82)。先日、ロシアが侵攻を続けるウクライナへ自ら赴き、支援物資を届けたことが話題を呼んだ。「22日に到着したデヴィ夫人は、翌日に首都キーウや近郊の町ブチャの病院を訪問。もとは、在日本ウクライナ大使館に寄せられた支援物資の輸送を、デヴィ夫人が代表を務める財団が協力することになったそうです。しかし、日本から輸送したコンテナが届くのは2月中になるため、持参できる物をスーツケースに入れて自ら届けたのです。松野博一官房長官(60)は退避を呼びかけましたが、世間では“勇気ある行動”として賞賛の声が巻き起こりました」(テレビ局関係者)現地で日本メディアの取材に応じたデヴィ夫人は、「ウクライナを民主主義の墓場にさせることは絶対にできない」と強い思いを語っていた。しかしウクライナ滞在中に、気に障るような出来事があったようで……。デヴィ夫人は冒頭のツイートに続けて、こう怒りを露わにしたのだった。《森元首相と鈴木宗男は老害以外の何者でもない。プーチンと写真を撮ったから“トモダチの国“を非難するな、自分が日露の外交を拓いたから、と馬鹿を言う。ロシアの公船が津軽海峡付近の太平洋に出没している非常時に。世界情勢を知らない者達が巣食うから日本は遅れを取るのだ》デヴィ夫人のツイートは、現在までに350万件以上のインプレッション集め、1万件以上リツートされている(28日19時30分現在)。《ビックリするほどのド正論》《同感!》と共感する声が相次ぐ一方、《この件に関しては森元首相も鈴木氏もマトモなこと言ってると思いますよ》と反論する声も上がっている。■鈴木氏も「私も国力から見てロシアが負けることはないと考える」と主張そんな森喜朗元首相(85)といえば25日に、東京都内の会合での主張が物議を醸したばかり。日本政府によるウクライナ支援に対して、「今のロシアの問題もそうです。せっかく積み立ててここまで来ているのに、こんなにウクライナに力入れちゃっていいのかなと」と疑問視。さらに、「ロシアが負けるということは、まず考えられない。そういう事態になればもっと大変なことになる。その時に日本が大事な役割をしなきゃならない」と発言したのだった。「森氏は首相就任後、初の外国訪問先にロシアを選ぶなど、プーチン大統領と親交を深めてきました。しかし、本年のG7議長国である日本はロシアへの制裁を維持し、ウクライナ支援を進めていく方針を示しています。そのため、与党内からも森氏の発言に対して批判の声が上がったといいます」(全国紙記者)森氏とともに名指しされた日本維新の会の鈴木宗男参院議員(74)もまた、しばしば発言が“ロシア擁護”として波紋を呼んでいる。26日に更新したブログでは、《欧米がこうした武器を供与することにより、一つ間違いなく言えることは、戦争が長引き、犠牲者が増えることである》と懸念を示した。その上で、《今こそ岸田総理は停戦に向けてのリーダーシップを発揮すべき時》と主張。森氏の会合での発言にも触れ、《私も国力から見てロシアが負けることはないと考える》と同調していた。鈴木氏は28日にもコメント返しとして、《私は以前からロシアの友人でした。これからもロシアの友人として頑張って参ります》や《日本にとってウクライナとロシアどちらが大事でしょうか。当たり前のことを当たり前と理解しないことに愕然とします》と綴っている。3者が対談する機会があれば、大いに注目を集めそうだ。
2023年01月29日兄弟W結婚で日本中を驚かせた新田真剣佑(26)と眞栄田郷敦(23)。発表した1月22日は、父である故・千葉真一さん(享年82)の誕生日だった。「両カップルと千葉さんは過去に1度だけ顔を合わせています。千葉さんの家で行われたバーベキューの日でしたが、真剣佑の奥さんとなったAさんが積極的に兄弟に声をかけて、実現したのです。千葉さんは息子2人の彼女たちに、“よろしく頼みます”と挨拶していました」(千葉さんの知人)Aさんは、真剣佑より7歳年上の元女優で、芸能界引退後は美容関係の仕事をしていた。2人が婚約したのは、真剣佑が南アフリカでの長期ロケから日本に帰国した直後の昨年9月だったという。「結婚指輪は多くの女性が憧れる高級ブランドのもので、100万円はくだりません」(前出・知人)一方の郷敦の妻になったBさんのプロフィールについてはあまり報じられていないが、出会いは約3年前だと言う。「郷敦さんと同い年で、以前は都内のカフェに勤務していました。タレントの佐藤栞里さんに似ていて、笑顔を絶やさない素敵な子ですよ」こう語るのは、Bさんの元職場関係者だ。「Bさんが勤務するカフェに郷敦さんが知人に連れられて来たのが、2人の出会いでした。郷敦さんは最初からベタ惚れで、ほどなく交際に発展したそうです。Bさんはカフェを運営する企業の社員だったのですが、交際後しばらくすると退社してしまいました」(前出・職場関係者)退社後は、俳優としてデビューしたてだった郷敦を陰ながら支え続けたBさん。人目につく場所でのデートはほとんどできなかったという。「郷敦はロサンゼルス育ちですが意外と古風で控えめな性格です。大切な人には、『肌の露出は控えてほしい』なんて言うこともあります。惚れたら一途で、Bさんとは最初から結婚を意識していましたが、俳優デビューを果たしたばかりということもあり、外出してのデートを控えざるを得なかったのです。それでも『結婚は兄貴が先がいい。それまで俺は結婚できないよ』とよく言っていました。実際、兄の真剣佑とW結婚報告になりましたが、入籍は兄夫婦が先に行いました」(前出・知人)今年は大河ドラマ『どうする家康』(NHK)に出演するなど俳優として上り調子にある郷敦だが、その裏にはBさんの献身的な支えがあったのだ。
2023年01月29日1月26日、約14年ぶりとなる社長交代を発表したトヨタ自動車。現会長の内山田竹志氏(76)の退任に伴い、4月1日から現社長の豊田章男氏(66)が会長に。そして、レクサスとレーシングブランド「GAZOO Racing」のトップを務める佐藤恒治氏(53)が次期社長に就任する。同日、YouTubeチャンネル「トヨタイムズ」で緊急生配信が行われ、内山田会長を含めた3人が新人事についてコメントを発表した。‘09年6月に社長に就任して以後、リーマンショックによる過去最大の赤字や大規模なリコール問題、東日本大震災などを乗り越えてきた豊田氏。危機に陥った際は、「『もっといいクルマ』をつくり、世界の各地域のステークホルダーに愛され、必要とされる『町いちばん』の会社を目指す道」を選択してきたという。成果が出るまで時間はかかったものの、「この13年間で、バトンタッチのための土台はつくれた。私は、そう思っております」と自負した。その上で、佐藤氏を次期社長に任命した理由を「ひとつは、トヨタの『思想』『技』『所作』を身につけようと、クルマづくりの現場で必死に努力してきた人だからです。(中略)もうひとつは、クルマが大好きだからです」と語った。いっぽう、佐藤氏はやや緊張した面持ちで「豊田章男社長の『想い』を受け継ぐという大役を拝命し、身の引き締まる思いです」とあいさつ。長くエンジニアとして部品開発などに携わってきたことから、「クルマを創ることが大好きです。だからこそ、『クルマを創り続ける社長』でありたいと思っています」と抱負を語っていた。報道陣による質疑応答を含めて、およそ1時間半に及んだオンライン記者会見。クロージングのあいさつを担ったのは、新社長となる佐藤氏だった。「最後に、私の決意を申し上げたいと思います」と切り出し、真剣な眼差しで「『クルマ屋にしかつくれないモビリティの未来』に一歩でも近づけるよう、ガムシャラに取り組んでまいります」と締めくくった。■豊田氏が次期社長に行ったまさかの“ダメ出し”日本を牽引する大企業の社長交代。今後の事業展開に期待が高まるなか、SNSでは豊田氏が佐藤氏に向けた“あるダメ出し”が注目を集めているのだ。それは生配信が終了し、「ご視聴ありがとうございました」と表示された画面に切り替わった後のこと。音声を切り忘れていたようで、次のような会話が漏れ聞こえてきたのだった。豊田氏:「最後は笑顔が欲しかったねぇ~」佐藤氏:「はははははは(笑)」豊田氏:「最後あれを笑顔で言ったらパーフェクトだったねぇ(笑)」佐藤氏:「緊張した~!(笑)」内山田氏:「まぁ、決意って言ったからね」豊田氏:「決意って言ったからなぁ」佐藤氏:「ちょっと力入っちゃいました(笑)」豊田氏:「入ったねぇ~」思わぬハプニングだったが、仲の良さが伝わってくる微笑ましいやりとりにTwitterでは感動の声が広がっている。《こんなやり取り聞いちゃうと、トヨタってやっぱり良い会社なんだなって思います》《ホントに仲いいんだろうな。経営陣同士でこういう関係作れてるのは良いなww》《なんて素敵な会社なんだますます私のトヨタ愛が深まった》“好感度爆上がり”のスタートを切ったトヨタ。強い結束力で、どんな新時代を切り拓いていくだろうか。
2023年01月28日夫である三浦清志氏に投資トラブルが浮上し、注目を集めている国際政治学者の三浦瑠麗氏(42)。1月19日、清志氏が代表を務める投資会社「トライベイキャピタル」及び、清志氏の自宅が東京地検特捜部による家宅捜査を受けたことが報じられた。建設の見込みがない太陽光発電の建設計画を別の会社の代表に持ちかけ、出資金としておよそ10億円をだまし取ったことで刑事告訴されているという。これを受けて瑠麗氏は20日、自身が代表を務める「山猫総合研究所」の公式サイトでコメントを発表し、報道は「事実」と認めた。26日には、毎週木曜日に総合解説として出演している『めざまし8』(フジテレビ系)を欠席している。フジテレビは「総合的に判断した」として当面の出演を見合わせることが報じられたが、出演欠席の理由については明かされていない。ほとんど毎日更新されていたTwitterも、現在は投稿頻度が激減し、23日以降は更新が止まっている。(1月27日22時時点)そんななか、瑠麗氏の過去の発言が波紋を広げている。それは、昨年4月に発売された脳科学者の中野信子氏との不倫をテーマにした対談本である『不倫と正義』(新潮社刊)内でのもの。「なぜ結婚するのか」という議題の中で、自身が結婚した当時の慎ましやかな思い出や気持ちを振り返った瑠麗氏。中野氏から《意外と情緒的》と言われ、《あまりぱきっと論理で切り分けられない部分があるんですよね》と返した上で、こう続けた。《まあ、私たち夫婦は合理的といえば非常に合理的に見えると思いますけれど。お互いの会社の株をほぼ半々で持ち合っているし、それは財産分与なんかより確実ですよ》実は瑠麗氏は前述した公式サイトのコメントで、家宅捜索について認めた後にこう続けている。《私としてはまったく夫の会社経営には関与しておらず、一切知り得ないことではございます》経営にはまったく関与していないとしつつも、過去に夫が経営する会社の株を半分持っていることを明かしていた瑠麗氏。それだけに、ネット上では疑問を呈する声が相次いでいる。《三浦瑠麗さんは自著書の中で、旦那さんとは互いの会社の株を半々持ち合ってたと話してたんですか。それで知らぬ存ぜぬは通用しませんよ》《実際何もしていないのかもしれないけどこれじゃちょっと説得力欠くよね》《三浦瑠麗は、家宅捜索を受けたトライベイキャピタルの株の半数を取得してるらしい。これで「無関係です」とはならんだろう》
2023年01月28日1月27日、『FRIDAY』で新恋人が報じられたいしだ壱成(48)。記事によるとお相手は30歳の会社員女性で、新宿・歌舞伎町をデートする姿がキャッチされた。同誌記者から「新恋人ですか?」と直撃されると、「ええ、まあ(笑)」と認めたいしだ。また、「LINEでもしょっちゅう『好き』って送ってます」と夢中ぶりを明かし、結婚の可能性を問われると「結婚できたらいいなとか、子供できたらいいなとか」と期待をのぞかせていた。いしだといえば、’03年に3歳年下の元タレント女性と結婚するも’06年に離婚。’14年に11歳年下の一般人女性と再婚したが、’17年に再び離婚することに。翌’18年に24歳年下の女優・Aさんと結婚し、同年9月に長女をもうけるも’21年12月に離婚したばかり。いしだは当時、Instagramに長女の写真をアップし《離婚しました。これからは娘のために精一杯生きていきたいと思います》と決意表明していた。「3度目の離婚は経済的な困窮が原因で、うつ病を患っていた壱成さんは定職につくことが難しかったそうです。当時、Aさんは週刊誌のインタビューに泣きながら離婚に至った経緯を告白。Aさんのアルバイト収入は月5万円なのに、壱成さんのタバコ代は月3万円かかったとも明かしていました。離婚に際して慰謝料はなく、壱成さんが月4万円の養育費を支払うことに。俳優として再始動した壱成さんは、最近のインタビューで養育費を毎月7万円前後払っていると話していました」(芸能関係者)■離婚1年で交際した女性は7人娘の養育費を支払い、父親としての役割を果たそうとしているいしだ。その一方で、離婚後の女性関係は派手さが目立つばかりだ。「壱成さんは昨年6月に、『5人目の彼女ができた』とYouTubeで報告していました。これまで女性から多くのサポートを受けてきたこともあり、あくまでも“ガールフレンド”という認識のようでした。加えて、同年11月には『東スポWEB』が、27歳年下の一般女性とのデート姿をキャッチ。いしださんからのアプローチで、出会って3カ月で交際に発展したといいます。記事には手をつないだ2人のショットも掲載されました」(前出・芸能関係者)そして、今回報じられた18歳年下の新恋人とは、「子供できたらいいな」とも希望を口にしたいしだ。離婚からわずか1年余りのプレイボーイぶりに、ネット上では“前妻と子供が可哀想”と冷ややかな声が上がっている。《独身だから別に好きに恋愛すれば良いとは思うけど、元奥さんやその子供のことを考えると、新しい女性と結婚して子供作る前に今いる子供にきちんと父親としての責任を果たしなよって思っちゃう》《前の奥さんとの間にも子供さんがいるにも関わらず新しい恋人との間に子供まで欲しいとは無責任過ぎないかい?》《元奥さんをあんなに苦労させて泣かせて、新恋人が出来たら結婚出来たらいいな、子供が出来たらいいなって、ただの無神経では》《前妻さんとお子さん元気かなぁ、ほんと、気の毒》《子供が可哀想!》果たして、前妻や子供は現在のいしだをどう見ているだろうか。
2023年01月28日「怖いです(笑)。V6時代、僕はジャニーズJr.としてバックで踊らせていただきました。直属の先輩で、そういう意味でも一生頭が上がらない存在。そんな先輩に僕が家康を演じるときに信長を演じてもらえるのはうれしい限りです」1月上旬、各メディアのインタビューで織田信長役の岡田准一(42)について語った松本潤(39)。松潤主演の大河ドラマ『どうする家康』(NHK)が好調。さらに熱くなれる舞台裏を一挙公開!■岡田准一が必殺技を熱血指導「岡田さんは松本さんとの共演シーンの本番で突然、台本にないアドリブを繰り出し、松本さんは毎回冷や汗をかいているそうです。岡田さんは自分が9年前、大河ドラマ『軍師官兵衛』で主役を演じたとき、大河主演の先輩でもある竹中直人さんに『もっと自由にやっていい』と助言を受け、感謝した経験があるそうです。今回はその竹中さんの教えを“愛弟子”の松本さんに伝える番だと話しています」(NHK関係者)岡田は撮影現場に演者として以外でも積極的に参加していた。「実は岡田さんはアクションシーンで、出演者やスタッフに細かく指示を出すフロアディレクターも担当しています。第1話で家康が瀬名(有村架純)との結婚を懸け今川氏真(溝端淳平)と武芸対決するシーンで、松本さんが溝端さんにプロレスの必殺技をかけて勝利を収める演出は岡田さんの指導だったんです」(前出・NHK関係者)■松嶋菜々子は夫と歴史再勉強家康の母・於大の方を演じている反町隆史さんも織田信長役で出演していたこともあり、夫婦で戦国時代を再勉強していると聞きました。台本で気になる点を反町さんに相談することもあるようです」(制作関係者)■有村架純のストレスW発散法家康の正室で、歴史上“悪女”として知られる瀬名を演じる有村架純(29)。今作で“良妻”と描かれることに重圧を感じていると本誌前号で伝えたが、地元の恩人から毎年送られてくる果物で英気を養っているという。有村が高校時代にバイトしていた地元・兵庫県伊丹市内の寿司屋「栄鮨」の店主はこう語る。「架純ちゃんはうちの娘の同級生で、週2回、学校が終わってから真面目に一生懸命働いてくれていました。高3になるタイミングで彼女が上京することになり、見送った光景を今でも思い出します。私の田舎が四万十川のほうで、毎年冬至の時季にゆずを送ってくるから、それを架純ちゃんにも送ってあげるんです。『温かいゆず風呂に入り!』ってね」さらに有村には、大河ヒロインの苦悩を共有できる心強い味方がいた。「映画『何者』(’16年)で共演した1歳年下の二階堂ふみさんとは親友で、朝ドラヒロインや『紅白』の司会を務めるなど共通点が多く、困ったことがあればお互いすぐ連絡する仲なんです。大河ドラマに関しては有村さんは今回が初出演ですが、二階堂さんは3度出演した“先輩”。話題が尽きず6時間にわたって話し続けたこともあったそうです」(前出・制作関係者)■阿部寛が参考にした国際派俳優今回、丸刈りに口ひげ姿と圧倒的な存在感を放っているのが、武田信玄役の中井貴一さんの演技はもちろんのこと、’07年の『風林火山』の市川猿之助さんなど歴代の大河ドラマで信玄役を演じた役者さんの演技をすべてチェックしたそうです。特に初めて大河で戦国時代を描いた『太閤記』(’65年)の早川雪洲さんの演技は新たな発見に満ちていたそうです。映画『戦場にかける橋』でアカデミー賞助演男優賞にもノミネートされたアジア屈指の国際派俳優だった早川さんは身長170cm前後と小柄ながら圧倒的なオーラがあり、長身の阿部さんには驚きの連続だったそうです」(前出・NHK関係者)■松潤自ら焼いた焼き肉弁当を配布出演者それぞれが研究に研究を重ねて現場入りしているだけに、座長の松潤も気を抜けない。そんな松潤が現場で何よりも大事にしているのが、“一体感”だと前出のNHK関係者は証言する。「松本さんは、制作スタッフ全員の名前を覚えているんです。『音声さん』とか『カメラマンさん』とは絶対に呼びません。クランクインして最初に取り組んだのが、この名前覚えでした」大河ドラマに関わる一般的なスタッフの人数は、スタジオ収録時で約30人、ロケの場合は50人以上になる。松潤はその全員の名前を覚えて現場入りしたという。いったい、どうやって覚えたのかーー。「松本さんは“お互いの会話を大事にしたい”という信念のもと、あらかじめ制作サイドに協力してもらい、スタッフの顔写真と名前入りのリストを作りました。そして松本さん自作の“名前シール”を全員に貼ってもらい、共演者にも名前を呼んでもらうことを徹底させているんです」(前出・NHK関係者)殿特製の“家臣シール”のほかにも松本は独自の“オリジナル・グッズ”を製作。「撮影初日には『どうする家康』のロゴが入ったTシャツを全員にプレゼントして士気を高めていました。名古屋ロケでは共演者だけでなく、スタッフも食事に誘っていました。休憩中は持参したカメラで共演者やスタッフの写真を撮り歩き、チームワークを高めていましたね。野外ロケで差し入れた焼き肉弁当は松本さん自ら肉を焼いてご飯にのせて配っていました」(前出・制作関係者)主演・松潤の裏での奮闘が、人間味あふれる家康を生んでいた!
2023年01月28日「クラシックはどの曲も同じに聞こえてしまうくらいの知識しかなかったのですが、今回は、知っている曲ばかりを演奏しているので、楽しくやっています」そう話すのは、ドラマ『リバーサルオーケストラ』(日本テレビ系・水曜22時~)に出演中の田中圭(38)。変わり者で新進気鋭の指揮者・常葉朝陽を演じている。「朝陽は自分にも厳しく人にもすごく厳しい人。僕は自分にも甘くて人にはとくに甘いタイプなので、正反対です(笑)」田中自身が持つ、朝陽と同じく変わり者な部分は?「人になかなか理解されない部分は挙げきれないくらいあります(笑)。いつもスウェットを着ているし、寝ぐせのままいても平気だし、現場で歯磨きしているし……。業界の友人も、変わっている人、というか超個性的な人ばかり。共演している(門脇)麦ちゃんも、いい意味で変わっていそうです。きのこの話でテンション上がったり、突然『釣りに行きたい』とか言いだしたり(笑)」ドラマではポンコツオーケストラを立て直すために尽力する朝陽だが、田中自身は子育てに奮闘中だとか。「前は勉強を教えても成績が下がっていく一方なので困りましたが、今はできないときはできないなりに頑張っているところを認めようかな、と思っています。唯一、お風呂から出てきてびしょびしょのまま部屋を歩き回ることには怒 っています(笑)」
2023年01月28日1月26日、YouTuberのHIKAKIN(33)が昨年発売された年末ジャンボ宝くじ(第945回全国自治宝くじ)の購入動画を公開。2021年は1等・前後賞合わせて10億円を当てるべく100万円分購入したが、高額当選はなく当選合計額は29万9,000円だったという。そして2022年は300万円を用意し、1万枚を連番で“箱買い”したのだった。平日でも行列ができる銀座の有名店の窓口で購入し、「10億円いただきます!」と宝くじの入った段ボール1箱を受け取ったHIKAKIN。自宅に持ち帰り、「高額当選ってなったら銀行に行くんですよ」「秘密の部屋みたいなとこに通して欲しいよね!」と期待を膨らませた。そして年が明けて1月。宝くじを購入した売り場に持参し、2時間かけて集計してもらったところ当選金額は115万円。狙っていた高額当選は出ず、185万円の損失となった。また、HIKAKINは動画内で、同じく年末ジャンボを購入していたYouTuberのはじめしゃちょー(29)について「同じ日に当選確認に行ったぽいですね!」と言及。さかのぼること昨年12月12日に、《RTの数×100円分年末ジャンボ宝くじ買います!》とツイートしていたはじめしゃちょー。この投稿は7.1万リツートされ、宣言どおり710万円分の宝くじを全国6カ所の売り場で購入。しかし、1月15日に公開した動画で当選金額は209万4,800円となり、500万円以上の損失が出たと報告。はじめしゃちょーは「現実は厳しいですね」「710万円程度では夢は掴めない」と感想を述べ、テロップに「買う量ではなく買う事に意味があるのかもしれぬ」と映し出されていた。「HIKAKINとはじめしゃちょーの宝くじの結果は、当選日以前から注目が集まっていました。HIKAKINが事前に告知したSNSの動画再生回数は1,300万回超えするほど。いまや宝くじ企画は、年末年始の風物詩となりつつあります」(WEBメディア記者)ネット上では、《今回も楽しませて頂きました》《ワクワクさせてくれてありがとう》と好意的な声が上がっている。ちなみに高額当選の本数は、1等の7億円が23本で、前後賞の1億5,000万円は46本とわずか。いっぽうHIKAKINの当選額の回収率は約38%で、はじめしゃちょーは約29%だった。そうした結果から、YouTuberたちが大金をつぎ込んで爆買いするも高額当選が出ないことに、“宝くじのネガキャン”と感じた人もいたようだ。《大量買いしたヒカキンさんで結果がこれなら、少数しか買わない庶民はますます高額当選が厳しいですよ》《夢を壊してくれる話だね。当たり前の話だけど、買わなきゃ当たらないし 1枚買っても億当たる可能性もあるけど これだけつぎ込んでもだめだったなんて なんで、こんな夢壊すことしてくれるんだろ》《ヒカキンはこの動画で、これだけ買っても1等は当たらないよ!と国民に示してくれているのか…》
2023年01月28日「木村(拓哉)さん演じる信長の歴史の中に、蘭丸として居させていただけたことがとても光栄でした。撮影期間中にも、京都にある蘭丸のお墓やゆかりのある場所を訪ねたりして、彼の生きざまを肌で感じながら演じさせていただきました」そう話すのは、映画『レジェンド&バタフライ』(1月27日全国公開)で織田信長の寵愛を受けた森蘭丸を演じている、八代目市川染五郎(17)。「クランクインが、悪夢から覚めた信長に押し倒されるシーンの撮影だったんです。そのときの木村さんは魔王のようなオーラがあって、すごい気迫を感じました。撮影の合間にいろいろと話しかけてくださったり、殺陣のアドバイスをしていただくなど、とても優しくしてくださいました」昨年は大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演し、歌舞伎以外の俳優業も話題となった。今年3月には18歳になり、新成人となるがどんな思いがあるのだろうか。「昨年は、初めてセリフのある女方も務めさせていただきました。これからもいろんな役に挑戦していきたいですね。プライベートでは、早く車の免許を取りたいです」歌舞伎俳優となって13年間。さまざまな苦労もあったはずだが、いま心の支えになっているのが、愛犬ニッキーの存在。「僕が家に帰ったら跳びはねて迎えてくれます。癒しですね。毎日寝る前、ニッキーにその日の出来事を全部話しています。マイペースな子なので、僕が話していることをわかっていないような表情をしていますが、それも魅力の一つ。本当は一緒に寝たいのに、暴れてしまうのでその夢はまだかなっていません(笑)」とほほ笑ましいエピソードが。最後に、いまいちばん楽しいと思っていることを聞いてみると――。「歌舞伎の舞台に立っていることですね。あとは料理をすること。ゆうべは鶏肉のすき焼き風とエビしんじょの若竹汁、たけのこと大葉のご飯を作りました」何もかも完璧すぎる17歳でした。
2023年01月28日政治学者・三浦瑠麗氏(42)の夫・三浦清志氏が抱える10億円の投資トラブルによって三浦氏本人にも影響が出始めている。三浦氏が木曜レギュラーを務める情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)は当面の間出演見合わせに。また、Twitterでも8万件を超えるツイート数で「三浦瑠麗」が一時トレンドに上がるなどネットでも注目を集めている。10億円の投資トラブルとは、三浦氏の夫・清志氏が太陽光発電事業の名目で約10億円をだまし取ったとして詐欺容疑で刑事告訴されたというもの。東京地検特捜部は20日、清志氏の会社と自宅を家宅捜索した。三浦氏は一連の事態を受けて20日、自身が代表のシンクタンクのホームページで「全く関与していない」とのコメントを出している。しかし、夫婦は別人格であるとはいえ、批判の声は大きい。「三浦氏は、政府の成長戦略会議や過去に出演したテレビ番組でも、太陽光発電を推奨するような発言があったということで、“利益誘導”や“詐欺の広告塔”の疑いなどが報じられています。また、夫の投資トラブルに関連する民事裁判で、夫が代理人に立てていたのが、旧統一教会の顧問弁護士で現役信者という報道も出たため、余計に注目が集まっているのでしょう」(全国紙記者)そんな中でネットでは今、三浦氏の過去のある論文に注目が集まっている。それは自民党が主催する「国際政治・外交論文コンテスト」で2004年に三浦氏が最優秀賞である「自由民主党総裁賞」を受賞した論文だ。同コンテストは04年から22年まで毎年行われており、第1回目の初代最優秀賞受賞者が三浦氏なのだ。「このとき三浦さんはまだ東京大学農学部の学生で23歳でした。ここから三浦さんの華々しいキャリアが始まったと言えるでしょう」(前出の記者)この論文についてネットでは、《よくテレビでお見かけする三浦瑠麗さんが東京大学農学部4年のときに自民党総裁賞を受賞した「論文」があるんだけど、わたしはあれを読んで彼女を見る目が一気に変わった。よくない方へ。あといまの自民党は相当やばいなと思った。興味あれば見てみてほしい》《これ、出来レースで「とりあえずなんか書いてよ」とオファーされたんじゃないのか?誤字が3か所もあったし1、2時間で知っていることさらりと適当に書いて提出した感がすごい。箔付のためにこのコンテストが用意された気すらする》《論文コンクール第一回の受賞者だったかと。父親の人脈などから自民党に一本釣りされたのだろうと思いました。杉田水脈議員に近く、でももう少しアカデミック受け?する人材というつもりだったのでは》■《我々日本人は国際社会においては、ジャパニーズ・ドリームの体現者だとまず自覚を》ここまで言われる論文とはどのような内容なのか。一部抜粋する。テーマは「日本の国際貢献のあり方を考える」で、冒頭は《国際貢献とは日本の生き様を示す舞台でなければならない》という見出しから始まる。《国際貢献の究極の目的は、国際社会の住人としてその責任を果たすことであり、日本の信じる正義を実現することである》《日本は、世界一の長寿国であり、世界一安全な国である。世界に誇れる独特の伝統を保持しつつ、世界にも例を見ない美しい国土を持った国である。我々日本人は、国際社会においては、まさにジャパニーズ・ドリームの体現者であることをまず自覚すべきである。その上で、どのように具体的な国際貢献をなし得るか考えてみるべきであり、国際貢献とは、日本の生き様を国際社会に示す舞台でなければならない》《日本の理想を掲げることは、他国に対して優越的な地位を主張したり、威張ったりすることではない。むしろ、日本と言う類い稀な国に生まれた我々の、世界とアジアに対する特別の責任を自覚した覚悟の必要な姿勢である。日本の国際貢献のあるべき姿は日本の理想を高く掲げることであると考えるが、それは、日本人自身の生き様を世界に対してしめしていくことに他ならない》この論文については著名人・識者からも辛口コメントが続出。映画評論家の町山智浩氏はツイッターで20日、次のように指摘した。《このたった4Pの論文だけで今の国際政治学者としての地位を築いたのか。参考文献も論拠となるデータも実証的な論拠もなく、ただ自分の気持ちだけを書き連ねている。これは論文ではない。作文だ》麗澤大学客員教授の飯山陽氏も21日に配信した自身のYouTubeチャンネルで三浦氏の論文を採点して「及第点はあげられない」「感想文としてもダメ。中身は一層意味不明」と酷評。昨年の同コンテストでは、10代~90歳まで86名の応募があり、授賞式には岸田文雄首相(65)や茂木敏充幹事長(67)らも出席したことを、審査委員を務めた井上信治議員(53)がブログで明かしているが、一体どのような論文コンテストなのか。過去の審査員の1人である、青山学院大学の袴田茂樹名誉教授に聞いた。■「評価がバラバラになることもあります」「三浦さんが受賞した第1回目は私が審査員になる前のことだと思います。一昨年の第18回まで10回前後は審査員を務めましたので、私が責任を持って言えるのはその期間のことだけです。選考の手順は、まず自民党国際局の方で下選びをして、入賞件数の2?3倍ほどの論文を選出。それを7?8名ほどの外部の審査員が採点して、採点の合計が高い順に賞を取るというシステムです。各人がそれぞれの評価をしますから、評価がバラバラになることもありますし、皆さんの評価が同じようなときもありましたし、それは年によってさまざまでした」それではどういう人物が審査員に招かれるのだろうか。「審査員には、政治学者や出版社の編集長、マスコミで論説するような人などがいました。識者が必ずしも中立と言えるかどうか私にはわかりませんが、櫻井よしこさんや百田尚樹さんのような保守論客が常連メンバーということはありません(笑)。とはいえ、自民党に招かれているので、自民党の対外政策を真っ向から批判し続ける人ではないとは思いますが、私は自民党の党員でもありませんし、当時の安倍政権の対露政策に対しては公にかなり批判していましたので、そういう意味で、時の政権を全面的に支持する論文が選ばれるようなシステムになっているとは限らないです。少なくとも私に関しては、自信を持って公正な立場で選考にあたってきました」三浦氏の論文が論文の体裁をしてないとの指摘がある件については、袴田名誉教授は次のように解説する。「引用文献等をきちんと書いた学術形式になっているものと、自分の意見を独自に述べるものと結構バラバラでした。色んな人の意見を引用しながらではなく、自分の独自の意見を述べるという論文も私はここではいいと思います。学生、学者、あるいはもっと年配の人たちの論文など色々ある中で、私が読んだ中で一番年齢が低かったのは中学生の論文でした。非常にいい論文でした。決して学術的なスタイルではありませんが、むしろ下手な学者の論文より言うべきことを自覚した内容で、よく中学生でこれだけのものを書けたなと驚いたくらいです。なので、学術的な論文の体を成しているかは評価には関係なく、中学生が自分の体験を元に書いた論文でも、非常に強い印象を受けて評価した論文もあるということは言っておきます」三浦氏が再び『めざまし8』に登場する日は来るのだろうか。
2023年01月28日「元日にさぁ、彼女にプロポーズしたのよ。うまく成功したのよ!プロポーズ。1月22日に入籍したのね」こう語ったのは、アンガールズの田中卓志(46)。1月26日配信のラジオ番組『アンガールズのジャンピン』(ニッポン放送 PODCAST STATION)で結婚を発表した。長らく“キモかわいい芸人”として活躍してきた田中だけに、田中のInstagramには《本当に本当におめでとうございます》《とっても感慨深いです ジャンピン、何回も聞いちゃう》と祝福のコメントが相次いだ。また公私ともに親交の深い有吉弘行(48)はTwitterに田中の写真をアップし、《おめでとう》と投稿。さらにハライチの岩井勇気(36)が《よし、明日のぽかぽか来てもらおう》とツイートすると、田中は27日の『ぽかぽか』(フジテレビ系)に生出演し、改めて結婚を報告した。仲間やファンなど、多くの人々に祝福される田中。そんな姿を見て、天国の母・三枝子さんもさぞ喜ばしい気持ちだろう――。「三枝子さんは田中さんとたびたびテレビで共演し、2人の母子関係は視聴者にも親しまれていました。三枝子さんは上京の際、いつも深夜バスを利用していたそうで、田中さんは『疲れるから新幹線で来たらいいのに』と勧めていたといいます。それでも上京費用を少しでも節約したいからか『大丈夫』といって聞かなかったため、田中さんは身体を心配していました」(ラジオ局関係者)仲睦まじい“母子愛”を印象付けることとなったのが、’11年放送の『はねるのトびら』(フジテレビ系)でのワンシーンだ。番組では「母の日」特集として“芸人の母親が作った弁当を格付けする”という企画が行われ、そこに田中と三枝子さんは登場。しかし、三枝子さんのお弁当は最下位で、さらに出演者の女性タレントが「冷凍食品が入っているのでは」と指摘し、「粘っこかった」などと評したのだ。■おふくろの味に人一倍思い入れが強い田中「番組内で田中さんは、三枝子さんが看護師でずっと忙しい人だったと明かし、『三交代で一生懸命やっている中で作る弁当だから冷凍食品も入ってくるよ!』と反論。その後、田中さんはお弁当を『最高!』と言いながら胃に掻き込み、その姿を見た三枝子さんは思わず号泣していました。このことは視聴者にお母さん思いであることを強く印象づけ、“お弁当対決”のことを回想した田中さんのエッセイは日本文藝家協会が編纂した『ベスト・エッセイ2022』に選出され、’22年8月に書籍化されました」(テレビ局関係者)もともと広島出身で、大学卒業後に芸人を志して上京した田中。“おふくろの味”への思い入れが人一倍強いようだ。「田中さんは『お母さんの作るご飯が一番おいしい』といいます。三枝子さんのミートスパゲティにはひき肉が大量に入っていて、けんちん汁は魚や肉などの具材がゴロゴロしているといい、田中さんは『“雑”だけど高級レストランでは食べられないくらい美味しい!』と絶賛していました。三枝子さんは普段はとても気丈な方ですが、“お弁当対決”の収録中、最下位に選ばれてとても落ち込んでいたそうです。そこで、田中さんも思わずフォローに熱が入ったのでしょうね」(前出・テレビ局関係者)■『自分が出演して、息子の番組が成立するなら……』そんな三枝子さんだが、実は’21年5月に「神経内分泌がん」という希少がんで亡くなっている。そのため、冒頭の『アンガールズのジャンピン』で相方の山根良顕(46)から、墓前に報告したかと問われると、田中は「したした」とコメント。すると、山根は「お母さんも喜んでろうよ。天国でやっとホッとして成仏できるよ」と話していた。「田中さんは『大学院に行く』と嘘をついて、上京。その後、芸人をしていると伝えたとき、三枝子さんは思わず『なんで?』といって膝から崩れ落ちて泣いたそうです。田中さんは広島大学に一浪して入学し、卒業時には就職の内定も決まっていたのに、それを蹴ってまで上京。なのに、芸人で生きるという道を選んだことに悲しみと心配が入り混じったのでしょうね」(広告関係者)母の反対を乗り越えた田中は、売れっ子芸人として引っ張りだこだ。「’22年4月からは冠番組『呼び出し先生タナカ』(フジテレビ系)がスタート。そして結婚もし、公私ともに充実した毎日を送っています。それこそが、今は亡き美枝子さんへの最高の親孝行といえるでしょう。もともと三枝子さんはテレビ出演に対して消極的でした。でも、『自分が出演して、息子の番組が成立するなら……』と考えていたといいます。田中さんもその気持ちを理解していたので、亡くなった後も感謝の気持ちでいっぱいだそうです」(前出・広告関係者)田中の結婚には立ち会えなかった三枝子さん。それでも、“田中家”をこれから天国で見守っていくことだろう。
2023年01月28日トヨタ自動車が、14年ぶりとなるトップ交代の人事を発表した。現会長である内山田竹志氏(76)の退任にともなって、現社長・豊田章男氏(66)が代表権のある会長に、新社長には執行役員の佐藤恒治氏(53)が就任する。1月26日にYouTubeチャンネル「トヨタイムズ」で配信された緊急生放送に、内山田会長を含めた3人が出演し、今回の人事についてコメントを発表。豊田社長は「彼には若さがあります。そして、仲間がいます。私には、できないことでも、新チームなら、できると思います」と、佐藤氏率いる次世代に期待を寄せた。「豊田家のプリンス」として40代ですでに副社長に就任していた豊田社長とは対照的に、佐藤氏は2021年に執行役員へ就任したばかり。副社長や取締役としての経歴もなく、豊田家との血縁関係もない佐藤氏の社長就任は、異例の大抜擢となった。その理由について、豊田社長は緊急生放送の中で「ひとつは、トヨタの「思想」「技」「所作」を身につけようと、クルマづくりの現場で必死に努力してきた人だからです。(中略)そして、もうひとつは、クルマが大好きだからです」と語っている。「モリゾウ」というドライバーズネームを持つほどの車好きである豊田社長から太鼓判を押された佐藤氏。その経歴に注目が集まっている。佐藤氏は1992年に早稲田大学理工学部機械工学科卒業し、トヨタ自動車株式会社に技術者として入社。初代プリウスやビスタのサスペンション設計に関わり、2005年からは高級車ブランドレクサスの開発に参画。その後レクサスのチーフエンジニアなどを経て、2020年にはレクサスとレーシングブランド「GAZOO Racing」のトップに就任。さらに2021年には、企業のブランドマネジメントを統括する最高ブランディング責任者にも抜擢されている。「佐藤さんは、学生時代から車を持ち、ガソリンスタンドで働くほどの車好き。1980年代に販売されていたAE86という、入手困難なトヨタのスポーツカーを個人的に購入していて、SNSにもたびたび投稿しています。あるイベントでは、今年1月のイベントでは、豊田社長からSNSの投稿を紹介され『AE86を持ってきていないの』と聞かれた際、佐藤さんは愛あまり車をバラバラにしてカスタマイズしているため持ってこれなかったと話していました」(自動車情報誌記者)就任発表時の挨拶にも、「私は、エンジニアで、長くクルマ創りに携わってまいりました。クルマを創ることが大好きです。だからこそ、『クルマを創り続ける社長』でありたいと思っています」と語っていた佐藤氏。ネット上では車好きたちから、車に並々ならぬ愛を注ぐ佐藤氏の新社長就任を喜ぶ声が上がっている。《トヨタ新社長の佐藤恒治氏、小泉商会でレビン買うし学生時代はシビックで富士走りに行くなどガチガチの車好きなのでご安心を‥‥!!!》《トヨタ新社長佐藤恒治さん、早稲田卒なんだ!本当に車好きって感じで好感あるな~》《クルマ好きは間違いないエンジニアのことを良く理解してると思うし、豊田章男 新会長の後継者として相応しいでしょう》
2023年01月27日米司法省は1月25日、ホロコーストを生き抜いた87歳の男性から巨額の財産を詐取したとして、ピーチズ・スターゴ被告(36)を逮捕、起訴した。CBS NEWSによると、スターゴ被告は4年以上かけて、男性の280万ドル(約3億6千万円)にものぼる貯蓄を根こそぎ奪い去ったという。訴状によると、スターゴ被告は「アリス」と名乗り、出会い系サイトでこの男性と6、7年前に知り合った。彼女が初めて彼に金の無心をしたのは2017年。”交通事故に巻き込まれ、和解に合意したが弁護士に支払いをしないと和解金がもらえない”と嘘をついて金を借り続けていたという。男性はすぐに2万5千ドルの小切手を送ったが、スターゴ被告は書類を偽造して銀行員になりすまし、ほぼ毎月のように小切手をねだり続けた。2021年10月に男性は息子に「アリス」との関係を相談し、送金を止めている。スターゴ被告は、男性からだまし取った金でゲーテッド・コミュニティに自宅を構え、コンドミニアムやボート、高級車などを次々と購入。さらにロレックス、ティファニー、エルメス、ルイ・ヴィトンなどの高級ブランド品に数万ドルを費やしたという。男性は貯蓄を失い、自宅を手放さざるを得なくなったと起訴状には記されている。スターゴ被告は電信詐欺の罪で起訴されており、有罪になれば最大で20年の刑が言い渡される可能性があるとCBS NEWSは報じている。
2023年01月27日1月26日、巨大掲示板サイト「2ちゃんねる」の開設者である“ひろゆき”こと西村博之氏(46)が、同サイトをめぐる訴訟で勝訴したと報じられた。産経新聞によると、ひろゆき氏は商標権を侵害されたなどとして管理業務を委託していた法人「レースクイーン」を相手に、「2ちゃんねる」の名称の使用差し止めと損害賠償を求めて提訴。2019年12月に下された一審判決では差し止めは認められたが、損害賠償請求は退けられたとのこと。今般、知的財産高等裁判所は一審判決を変更し、レースクイーン社に2億1700万円の支払いを命じたという。同社がひろゆき氏を無断で運営から排除したと認定し、ひろゆき氏が得るはずだった広告収入を月額500万円と算定。2014年2月~2017年9月にわたって損害が生じたと判断したという。報道を受けてひろゆき氏は、《2ちゃんねるを乗っ取られて、裁判の結果が出るまで9年掛かってるわけだから、実質乗っ取ったもの勝ちだよね》とツイート。コメント欄には《9年間お疲れ様でした》《おめでとうございます》と、労いの声が相次いでいる。いっぽう「2ちゃんねる」をめぐって、過去に誹謗中傷の書き込みを放置した管理者責任を問う裁判を抱えていたひろゆき氏。一部ネット上では、“損害賠償30億円を踏み倒した”と噂されている。「金融庁は昨年8月、YouTubeで公開した投資初心者などに訴求するための対談動画にひろゆき氏を起用しました。しかし、彼の“踏み倒し疑惑”によって、金融庁を疑問視する声が相次いだのです。当時、鈴木俊一金融担当相(69)は会見で『報告を受けておらず、的確にお答えできない』と説明しましたが、現在までに動画は非公開となっています」(WEBメディア記者)そうした経緯もあり、今回の判決に不服を唱える声も上がっている。《そもそも自分の賠償金の支払い義務をバックレておいてこの訴えをしているという時点で厚顔無恥も甚だしい》《当時の時代背景やら色々あるんだろうけど自身は賠償金払わずに相手には払えってのは…》《自分が払うべき賠償はバックれてるのに、他人は訴えて金貰う気なの?》■ひろゆき氏が説明していた“30億円踏み倒し疑惑”の真相そんな疑惑について、ひろゆき氏は昨年6月にYouTube上で“真相”を明かしていた。「僕、悪いとまったく思っていないんですよね。法が間違ってたよね、っていう派閥なんですよ」と主張し、こう説明した。「日本って今の場合、プロバイダ責任制限法があって、Yahoo!でもmixiでもいいんですけど、何かしらの名誉棄損的な行為が起きました。で、その時は、『サイトの管理者が知らなかったら一切責任はありません』っていう法案があるんですよ。僕が『2ちゃんねる』をやってたときは、その法案がなかったんですよ。なので例えば、誰かが『ヒゲオヤジはクソである。死ね』って書き込んだとして、僕は一切知りませんでした。でも、そのことについて裁判を起こされていたら、僕が100%負けてたんですよ」つまり、2001年にプロバイダ責任制限法が制定される以降は、“管理者側が知らなければ問題なかった”という。いっぽう「それ以前に裁判がありました」といい、賠償金を支払わなかった理由をこう語った。「法律が間違っていたとしても、裁判というのはその時にある法律で判断しなければいけないので判決は出ます、と。判決で『お金を払ってください』というのが出るんですけど、(中略)『お金を払わなければいけない』という法律もないんですよ。もともとプロバイダ責任制限法がない状況で、『そもそも僕に責任があるのがおかしいよね』と思うように、判決が出た場合に『お金を払わなければいけない』という法律もないので。少なくともどんな変な法律だとしても法律に従うべきであるというのであれば、“僕が負けたというのは正しい”。ということは、“僕が払わないというのも法律上アリ”なんですよ」さらに、ひろゆき氏は「30億円」を請求されたことがなかったという。「ひろゆきさんは2021年9月に出演した番組でも、“踏み倒し疑惑”について説明していました。訴える側は削除目的だけだと裁判を起こしにくいため、便宜上、損害賠償金を請求した場合が多かったようです。支払いは10年間で時効成立となりましたが、賠償金を請求されることはなかったようです。一般的に判決では賠償金を支払わなかった場合に、利子が記載されていることが多くあります。そのため、賠償金の総額と10年間分の利子を合わせて“30億円”と噂されるようになったといいます。ひろゆきさん自身は、『何十億円払えという判決を受けたことはない』と話していました」(前出・WEBメディア記者)いまだに“疑惑”がつきまとうひろゆき氏。それほど影響力が強いということだろうか。
2023年01月27日関係者の体調不良のため、公演を中止していた『JOHNNY’S World Next Stage』。18日からようやく公演が再開されたが、残念ながら見逃してしまった方々のために誌上リポートをお届け♪本作は、’12年から続く一大シリーズだが、今年はそのタイトルどおり、ジャニーズ新時代の幕開けを象徴するような公演になっていた。HiHi Jets、美 少年、少年忍者をはじめ、総勢50人のジャニーズJr.が出演。演出も東山紀之、堂本光一、井ノ原快彦の3人が務めるという画期的な体制。また、Jr.マンションやジャニーズハウス、戦争反対のメッセージ、そして、故・ジャニー喜多川さんが生前語っていた「子どもは大人になれるけど、大人は決して子どもには戻れない」というメッセージなど、長年受け継がれてきたものを大切に守りつつ、エンタテインメント性をさらに高め、洗練された作品へとパワーアップしていた。さらに、出演者が客席に降りてきて、観客を盛り上げる演出も復活。コロナ禍で失われてしまったものが、少しずつ取り戻されてきている証拠だろう。第2幕のショータイムでは、『硝子の少年』や『夜空ノムコウ』をはじめとするジャニーズヒットソングメドレーだけでなく、『PLAYZONE』や『Endless SHOCK』といったジャニーズの伝説的な舞台の名シーンを、Jr.たちが再現するという胸アツの演目が。ラストはHiHi Jets、美 少年、少年忍者の新曲のパフォーマンスで締めくくられ、次世代のJr.たちの魅力と可能性が存分につまった公演だった。
2023年01月27日金融庁は「仕組み債」など金融商品の販売実態について、地銀99行とグループの証券会社27社に一斉調査を行うようです。仕組み債とは、複雑な仕組みの金融派生商品が組み込まれた債券です。債券というとすぐに国債が思い浮かびますが、国債は半年ごとに利息が払われ、満期まで保有すると元本が戻る安心なもの。ただし、金利は0.05%です。いっぽう仕組み債はもっと高金利で「高利回りな債券」をにおわせていますが、実は、ハイリスクハイリターンな金融商品です。具体的な構造は以下のとおりです。まず、「売買の基準=A社の株価」などと決め、その株価が上がったとき、下がったときの水準もあらかじめ決まっています。A社の株価が値上がりして上の水準を超えると、仕組み債は払い戻しに。株価上昇中ですから、長く保有すればもっともうかるかもしれませんが、そうはさせてくれません。元本に加え多少の利益は出ますが、もうけは小さいでしょう。反対にA社の株価が値下がりして下の水準より低くなると、下落率などに応じて戻る元本が減らされ、大きな損失につながります。A社の株価が上下の水準内の穏やかな値動きの場合のみ、契約どおりの高利回りになりますが、確実性はありません。■銀行だからと信用してはダメ実際の仕組み債は種類も多く、もっと複雑です。また、途中解約すると大損をする商品がほとんどですが、専門用語などを使って説明されても投資の初心者にはチンプンカンプン。よく理解しないまま、「債券だから安心だろう」「銀行さんのおすすめだから」と購入する方が後を絶たないのです。全国地方銀行協会によると、’21年度は加盟する62行のうち57行が、仕組み債を約9500億円分販売。また、27行で約110件の苦情が寄せられ、いまでも苦情は減っていないといいます。銀行はほかにも「仕組み預金」という金融商品も扱っています。仕組み債と同様、複雑な金融派生商品が組み込まれたハイリスク商品ですが、「高利回りの定期預金のようなもの」と間違った理解のまま、購入する方もいるようです。いずれにしても、超低金利時代のいま、高利回りには理由があるはず。理由がわからないものには手を出さないことが肝心です。また、世の中に“おいしい話”はないと心しましょう。銀行は「老後資金を増やすために」と勧めますが、本当は自行が生き残るため、仕組み債など他社が作った金融商品を代理店のような形で販売して手数料を稼いでいます。どんなにハイリスクでも、リスクを負うのは顧客。銀行にはノーリスクの“おいしい商品”なのです。仕組み債などの金融商品は、退職金などまとまった資金を持つ高齢者が狙われます。断るのが苦手な方は要注意。そして、金融商品の購入は自分一人で判断せずに、家族と相談してからが鉄則です。
2023年01月27日全国の小中学校でインフルエンザによる学級閉鎖が相次ぎ、3年ぶりに大流行が懸念されている。インフルエンザは子供や高齢者、基礎疾患を持つ人は悪化しやすい。そんななか、インフルエンザ撃退に効果があるとされるのが、紅茶だ。三井農林お茶科学研究所は、紅茶にはインフルエンザを無力化(細胞への感染を阻止)する働きがあると発表した。風邪にいいとされる乳酸菌飲料、ビタミンC飲料はウイルスを無力化する能力は低めというデータがある一方、濃いめの紅茶は飲んで15秒で効果があるとの報告も。これについて栄養士で食のアドバイザーである成田和子さんは語る。「緑茶に含まれるカテキンは、紅茶として酸化発酵すると、それ同士が結合して新たなポリフェノール成分・テアフラビンとなります。これがインフルエンザに有効なのです」ちなみに、三井農林お茶科学研究所で実施した試験(試験管)では、紅茶にはインフルエンザウイルスを30秒間で99・96%無力化する効果があることがわかった。そして、飲み物の飲用習慣とインフルエンザ発病に関するアンケート(369人に実施)では、紅茶の飲用頻度が高いほど、インフルエンザ発病率が低いという結果も出ているのだ。■紅茶のテアフラビンにウイルスが細胞に吸着する力を奪う作用が「インフルエンザウイルスの表面は突起状のタンパク質で覆われています。ヒトに感染するとき、突起が呼吸器粘膜の表面に吸着、侵入するのです。紅茶のテアフラビンはこの突起に付着し、ウイルスが細胞に吸着する能力を奪う作用が強いため、ウイルス感染を阻害し、無力化すると考えられます」(成田さん、以下同)驚きの紅茶パワーだが、これにしょうがをプラスすればダブルでパワーを発揮する。「しょうがに含まれるジンゲロールも抗ウイルス効果の高い成分。ジンゲロールはウイルス感染時に粘膜上皮細胞を刺激してインターフェロンを生産し、自然免疫系を活性化させる働きがあります。さらに、胃腸の粘膜を刺激して血流を促し、体の熱を作り出す作用も。しょうが紅茶にすれば、インフルエンザと冷えに大きな効果があるでしょう」紅茶にしょうがパウダーや乾燥しょうが(砂糖漬けでもよい)を少量入れて飲むだけでOKだ。この冬はこれで家族を守ろう!
2023年01月27日「この春に(新型コロナを)新型インフルエンザ等感染症から外し、5類感染症とする方向で、専門家に議論していただきたいということを確認した」「マスク着用の考え方などの感染対策のあり方についても見直していく」1月20日、関係閣僚と協議し、新型コロナの位置づけを季節性インフルエンザと同じ「5類」に変更するとともに、マスク着用のルールを緩和する方針を示した岸田文雄首相(65)。同日の会見では冒頭のように語った。厚生労働省を担当する大手新聞社記者が語る。「昨年5月に厚生労働省は、マスク着用について屋外では原則不要、屋内では会話がなく距離を確保できる場合は『不要』と行政指導を改定しました。今回の会議ではマスク着用のルールについて『屋内でも症状がなければ不要』とする案が浮上しています。政府のなかには、マスクをしない外国人観光客の増加にともない、国内でもマスク不要論が加速すれば、表面的にでも『平時の日本』に戻れるとみている人がいるのです」第8波のピークは越えたとみられているが、1月14日のコロナの死者数は、一日の発表として過去最多となる503人に。12月20日からわずか1カ月間で11146人がコロナで命を落としている。■医療にアクセスできない患者がさらに増加するリスクも昭和大学医学部客員教授の二木芳人先生(臨床感染症学)が語る。「政府は『ある程度の犠牲は仕方がない』というスタンスなのでしょう。しかし、その覚悟ならば、国民に明確に説明をするべきです。たしかにコロナで亡くなっている方には、持病や全身状態が悪化して命を落としている人も少なくありません。しかし、そもそもコロナに感染しなければ、今でも平穏な日々を過ごせた方々。それを見ないふりをしてマスク不要を議論するのは、国民に間違ったメッセージを発することになります」改めてマスクの効果について二木先生に解説してもらおう。「感染している人はウイルスをまき散らさないこと、さらにウイルスを含んだ飛沫を受け取らないという意味では、マスクは現段階では基本的に有効な防御手段です。米ボストンでマスク着用の解除指示が行われた学校で“マスクを外した地区”と、“マスクを外さなかった地区”とを比較した調査では、マスクを外した地区の感染者割合が2倍も多かったという報告もあります」岸田政権が進めるマスク不要論はなにをもたらすのだろうか?「感染者の全数把握をやめたことで、陽性者だけど知らない顔をしている人などの“隠れ感染者”が急増。また水際対策が緩和され、米国などで拡大しているオミクロン株のひとつで感染力が強い『XBB.1.5』が日本で流行する可能性も高い。政府からマスク不要のメッセージを発することで、高齢者施設でのクラスターだけでなく、救急搬送困難や医療にアクセスできない患者がさらに増加するリスクや後遺症の問題もあります。大切な人だけでなく自分の命を守るため、状況を見ながらメリハリのあるマスク着用が重要です」経済や“ムード”優先の岸田首相の甘言にだまされてはならない。今後も、感染リスクの高い場所に行くときや、家族に高齢者がいる場合などはマスクを続けよう。
2023年01月27日「お孫さんは、もうつかまり立ちもできるようになったそうですよ。年始には新年の挨拶を兼ねて、友和さんと百恵さんに顔を見せに来てくれたようです」(芸能関係者)三浦友和(70)と百恵さん(64)夫妻の長男・三浦祐太朗(38)に、女の子が生まれてはや10カ月。3月には1歳を迎える初孫の成長に、百恵さんも顔をほころばせているのではないだろうか。ただ、祐太朗の妻で人気声優の牧野由依(37)には「育児ストレスがたまっているようだ」と話すのは、牧野を知る音楽関係者だ。「初の子育ての喜びをかみしめながらも、“疲れた”“自分の時間がない”と周りに弱音を漏らすことがあるんです。口ぶりは軽い調子ではあるんですが、彼女の場合、出産後すぐに仕事に復帰しているので、本当にたいへんなんだろうなと思いますね」牧野は出産の半年後にはミニアルバムを発売し、ライブもこなすなど、“働くママ”として奮闘中。「仕事があるときは、お子さんを保育園に預けてから仕事に行って、終われば保育園に迎えに行き、帰ったら家事をして、気が付いたら一日が終わってる……なんて生活だそう。料理も少しは手を抜けばいいのにと思うのですが、家族の健康のためにバランスのいいメニューを考えたり。牧野さんも“好きでやっていることだから”と考えてはいるようですが、両立は疲れるようです」(前出・音楽関係者)そして時折、夫への不満が口をついて出てしまうようなのだ。「祐太朗さんについて“もう少し家事や育児をやってくれたらいいなぁ”と周囲にこぼしていたことがあるのです」(前出・音楽関係者)祐太朗の父・友和といえば、元祖“イクメン”“家事メン”だ。「百恵さんが出産したころ、友和さんは仕事が少なかった時期だったこともあって、オムツ替えから離乳食づくりまで、子どもたちの面倒をよく見ていたそうです。また、いまでもふだんからトイレ掃除や洗濯をしていて、昔から夫も家事をするのは当たり前という考えです」(スポーツ紙記者)そんな家庭で育った祐太朗だけに、レギュラー出演するラジオ番組でも時折、子育てエピソードを語るなど、自分では育児に参加しているという思いはあるようだ。「牧野さんも、祐太朗さんは一生懸命協力しようとしてくれているとは感じているようです。ただ、夫が協力をしているつもりでも、妻から見ると十分でないと不満に感じてしまうのは“あるある”ですよね」(前出・音楽関係者)牧野は、義父である友和については「気配りがすごい」と話していたことがあるといい、「“お義父さんみたいに言わなくても自然にやってくれるようになるといいけどね”とも知人と話していたようです」(前出・音楽関係者)百恵さんも困惑しそうな祐太朗の新米パパぶり。“理想の夫婦”への道はまだまだ険しいようだ。
2023年01月27日「俺ね、今年の元日にさ、彼女にプロポーズしたのよ」1月26日配信のポッドキャスト番組『オールナイトニッポンPODCASTアンガールズのジャンピン』(ニッポン放送)で、田中卓志(46)が30代の一般人女性と結婚したことを報告。年末年始の仕事を終えてから集中してプロポーズしようと考えていたといい、相方の山根良顕(46)に「うまく成功したのよ!プロポーズ。1月22日に入籍したの」と喜びを爆発させた。山根は「もう(入籍日)過ぎてんじゃん!」とツッコミを入れるも、「すごいね~」と祝福しスタジオでは拍手が沸いた。さかのぼること昨年1月に、同番組内で「彼女ができた」と報告していた田中。今年11月に出演した『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、彼女との馴れ初めを明かしていた。「出会いは10年ほど前で、飲み会で知り合ったと話していました。その後、3年前に舞台を見に行ったところ、久しぶりに再会し電話番号を交換。そこから“リモート飲み会”をするなど、徐々に交際に発展したとか。田中さんにとって、15年ぶりにできた彼女だったそうです」(芸能関係者)昨年5月には、たびたびバラエティ番組で共演していた最愛の母・三枝子さんが他界した田中。同年9月に『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)で三枝子さんが亡くなったと明かされると、大きく反響を呼んだ。田中は三枝子さんの墓前にも結婚を報告したといい、山根は「お母さんも喜んどろうよ。天国でやっとホッとして、お前、成仏できるわ」とコメント。田中は「そうねぇ」と相槌を打ち、「キモいキャラでやってて、『あんなん無理だ』と一度は言われてましたけど。『3高だけど10低だ』って言われてね。高学歴・高身長・高収入なのに、他に10低があるって。これからは結婚している人として(見てもらえる)」と語った。しばしば「抱かれたくない男ランキング」の上位にランクインし、数々のバラエティ番組で“キモキャラ”の扱いを受けてきた田中。いっぽうで、キャラのイメージとはかけ離れた“ハイスぺ”ぶりが話題に上ることも。「広島大学工学部で建築を学んだ田中さんは、建築に関する番組出演や書籍の出版などお笑い以外の分野でも活躍を広げています。温厚な性格で知られている田中さんは、結婚相手のお義父さんを安心させるために『僕は真面目なだけが取り柄なので』と伝えたそうです。また、複数レギュラー番組を抱えている田中さんは、2年前に出演した番組で貯金額を『1億円』と明かし共演者を驚かせていました」(前出・芸能関係者)■「今の彼女は自分のすべてを受け入れてくれる」そんな田中だが、過去には“理想とする女性像”へのこだわりを明かしていた。’14年2月放送の『有吉×男芸人あぶない新年会』(関西テレビ)で、「馬鹿なヤツはダメ!」「バカは嫌い!」と女性に知性を求めていた田中。当時、“賢い”との理由から芸能界で理想に当てはまる女性に、眞鍋かをり(42)の名前を挙げていた。その後、’16年7月に本誌で中山秀征(55)と対談したアンガールズ。好きになった女の子に影響されがちだという田中は、「バイオリンをやっていたコを好きになってバイオリンやって、その後フラれて、バイオリンだけが残ったっていう……」と恋の悩みを告白。さらに、「初恋の人がお茶のお店を始めて、それで紅茶をめっちゃ勉強して詳しくなって、紅茶だけが残った。あと、囲碁をやってるコを好きになったのに『その人、結婚してるよ』って聞いて、囲碁だけが残った……」とも打ち明け、山根から「好きになった女のコの趣味を奪っていく趣味泥棒」と言われていた。しかし月日は流れ、’21年3月放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)では“女性の好みが変化した”と告白。「前は、“僕のことを1回も気持ち悪いって思ったことがない人”って言ってたんですけど、最近3回までOKにしました」と打ち明け、「僕もストライクゾーンを広げていかないと結婚相手がいない」と焦りを滲ませていた。そして、田中が交際を明らかにした直後のこと。昨年2月に放送された『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で、マヂカルラブリーの野田クリスタル(36)と恋愛観を語った。田中は「女の人が怒るのがイヤなの。どんなステキな人でも怒ってる姿を見ると、ちょっと……」と渋り、「今の彼女は自分のすべてを受け入れてくれる。いい意味でおばあさんみたいな人」と語っていた。理想の女性に出会い、晴れてゴールインした田中。SNSでは有吉弘行(48)やドランクドラゴンの塚地武雅(51)ら芸人仲間をはじめ、祝福が相次いでいる。
2023年01月27日もうすぐ8才になるまめ。「愛」という言葉自体は知っていたけれど、好意を表すこれ以上ない表現だとうっすら理解したようでそれ以来何かにつけて愛を確認しにきます。あの手この手で愛を語らせようとするのが面白いわ可愛いわで笑いそうになるけど、笑ったら怒られる。育児の難易度は何年経っても高いままです。
2023年01月27日1月26日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)を欠席した国際政治学者の三浦瑠麗氏(42)。同番組で木曜日の総合解説を務める瑠麗氏だが、前日25日に「スポーツ報知」が出演を当面見合わせると報じた。フジテレビは「総合的に判断した」と伝えられているが、番組内で欠席の理由は説明されなかった。瑠麗氏といえば20日に、夫の三浦清志氏が代表を務める投資会社「トライベイキャピタル」及び、清志氏の自宅が東京地検特捜部による家宅捜査を受けたことが判明。清志氏は太陽光発電の建設計画を別の会社の代表に持ちかけるも、建設の見込みはなく、出資金およそ10億円をだまし取ったとして告訴されていたという。家宅捜査報道を受けて、瑠麗氏は自身が代表を務める「山猫総合研究所」の公式サイトに声明を発表。報道は《事実》と認めた上で、《私としてはまったく夫の会社経営には関与しておらず、一切知り得ないことではございますが、捜査に全面的に協力する所存です》と釈明した。ちなみに、「山猫総合研究所」は清志氏の会社と同じ所在地となっている。瑠麗氏の番組欠席は夫の不祥事が原因かは定かではないが、ネット上では「これを機に降板してほしい」といった声が相次いでいるのだ。《三浦瑠璃さん出なくてもいいです。上から目線コメントが感じ悪いです》《なんで、この方をテレビ局が使うのか謎でしょうがない。何処かへの忖度?》《この方の偏った主張を、常々不愉快に思っていました》■これまで物議を醸してきた瑠麗氏の発言東大出身で保守派の論客として知られる瑠麗氏。ワイドショーや討論番組に引っ張りだこだが、歯に衣を着せぬ発言がしばしば“炎上”することも。例えば、昨年8月に出演した『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、天皇と上皇の国葬である「大喪(たいそう)の礼」を「たいもの礼」と言い間違えたことで批判が殺到。同年10月12日深夜に放送された、ゲスト不在で本人のアンケート回答をもとにトークする番組『紙とさまぁ~ず』(テレビ東京系)でも瑠麗氏の回答は物議を醸した。「国際政治学者とはどんなお仕事ですか?小学生でも、さまぁ~ずでも分かるように一行くらいの説明で教えてもらえますか」との質問に、「世の中がどうなっていくかを世界規模で大胆に言う職業」と回答。さまぁ~ずの2人は爆笑していたが、ネット上では“政治学者は預言者なのか”といったツッコミが続出した。さらに、同年10月29日に出演した日本経済新聞社とテレビ東京によるYouTubeチャンネル「日経テレ東大学」の動画では、統一協会(現在は世界平和統一家庭連合)への献金を巡って持論を展開。昨年7月に安倍晋三元首相(享年67)を銃撃し命を奪った山上徹也被告(42)は、犯行動機について母親が統一教会に総額1億円にも上る献金をしたことで家庭が崩壊したと供述したという。瑠麗氏は山上被告について、「虐待家庭に育った青年がテロリストになっちゃったケースなんですよね」と指摘。“安倍元首相の銃撃事件の発端は虐待家庭の問題”とし、高額献金についてこう述べたのだった。「たくさんあった財産がなくなったっていうのは、これはそんなに同情すべきかどうかっていうのはあって。みんな1億円の資産ある人なんていないですからね、そんなに。それは競馬でスったって同じじゃないですか。統一教会の、その色んな手法を批判されるべきだけど、でもその過程は、統一教会なら救ってあげて、そうじゃない競馬なら救わないっていう法はないでしょ?っていう、議論が出来ないっていうことはやっぱり、結局、本質には関心ないんですよ」■夫の弁護人が統一教会信者だった教団への高額献金とギャンブルの競馬を同一視した瑠麗氏に、ネット上では賛否が巻き起こる事態となった。そんな持論が波紋を広げた瑠麗氏だが、実は統一教会とも近しい距離にあることが報じられたのだ。「『現代ビジネス』は25日、清志氏の弁護人が教団信者である福本修也弁護士だと報じました。福本弁護士は昨年9月、教団の顧問弁護士として記者会見に出席。しかし、声を荒げた上に記者の質疑を終了させるよう司会者に指示するなど、“逆ギレ会見”として批判を浴びました。瑠麗さん自身が教団と直接的な繋がりがあるかどうかは不明ですが、教団による霊感商法や高額献金、さらには政治家との密接な関係も問題視されています。それゆえ、詐欺容疑で告訴された夫が教団信者である弁護士に委任しているとなれば、瑠麗さんのイメージダウンも免れないでしょう。テレビ番組での起用にも大きく影響するのではないでしょうか」(テレビ局関係者)23日を最後にツイートの更新も止まっている瑠麗氏。果たして、コメンテーターとして復帰する日はやってくるだろうか。
2023年01月26日お笑いコンビ・天竺鼠の瀬下豊(43)が2021年に自動車事故を起こし、執行猶予つきの判決を言い渡されたことを複数のメディアが報じた。ネット上では驚きと怒りの声が相次いでいる。各メディアによると、今回判決が下されたのは、2021年12月25日に都内の路上で瀬下が起こしていた交通事故。自動車を運転していた瀬下は、赤信号に気づかずバイクの運転手に衝突、転倒させ、運転手は約3ヶ月の骨折を負うことに。自動車運転処罰法違反(過失傷害)に問われた瀬下には、禁錮10月、執行猶予3年の判決が言い渡された。すでに被害者への謝罪を終えている瀬下は、この日の最終意見陳述で「被害者と一生付き合うつもりで償っていく」と述べたという。昨年3月と4月に続けて、複数の女性との不倫を『週刊文春』に報じられていた瀬下。4月の報道では、相手女性に対して中絶を迫っていたことや、体にあざを残すほどの暴力的な性交を強要していたことが明らかに。その結果、瀬下は活動を自粛することに。しかし、その自粛期間も続いたのはたったの2ヵ月。6月20日にはTwitterで《行動自粛期間中、私の無責任な行動を深く見つめ直し、家族、相方、同期、芸人仲間とも話し合いを重ね、許しをいただき、6月21日に実施するライブ「かま天マーケット」への出演から仕事を再開し、一からやり直させて頂くこととなりました》と、スピード復帰をはたしたのだ。地上波テレビ番組の出演は激減したものの、復帰後の瀬下は、SNSで出演するお笑い公演やYouTube動画の宣伝を積極的に投稿。’22年12月には自身のYouTubeチャンネルでも新たに動画を公開している。また1月3日放送の『かまいたちの知らんけど』(MBS)には、かまいたちの同期として出演していた。しかし、復帰から今にいたるまで、瀬下本人から自動車事故についての説明は一切なかった。事故を起こしてから不倫報道が出る間に芸能活動を続け、自粛後も活動を続けていた瀬下。そんな瀬下に対して、ネット上では驚きと非難の声が殺到している。《瀬下もう復帰は絶望的だねーこんなサイテーなやつだとは思わなかった》《え、天竺鼠の瀬下って事故起こして判決出るまで仕事してたんだ?》《瀬下不倫から復帰したと思ったら、その前にも交通事故も起こしてたんや。問題児すぎるやろ 》《瀬下去年事故起こしておいてのうのうと復帰してたってコト…!?!?!?》なお、1月26日19時時点で、瀬下はSNSや所属事務所を通じて今回の報道についてのコメントを発表していない。
2023年01月26日1月25日、フジテレビ系列で放送されているドキュメンタリー番組『セブンルール』が終了すると報じられた。「サンスポ」によると『セブンルール』は3月いっぱいで終了し、現在同番組が放送されている火曜午後11時からの30分枠は今後、連続ドラマ枠になるという。’17年4月にスタートし、様々な分野で活躍する女性の“7つのルール”を紹介してきた人気番組の『セブンルール』。「サンスポ」の取材に対して、番組を制作する関西テレビは「編成の詳細については、お答えしておりません」と回答したが、ネットでは《私にとっては大事な番組です。育休中に下がりそうなモチベーションを上げてくれていたのがセブンルールでした》《セブンルールめちゃくちゃ好きやのにショックすぎ》と悲しむ声が上がっている。そのいっぽうで、新たなドラマ枠に対する期待値が高まっている。実は、この新設ドラマ枠を担当するのも関西テレビだというのだ。関西テレビは近年制作したドラマが“大当たり”で、’21年の松たか子(45)主演『大豆田とわ子と三人の元夫』や’22年の長澤まさみ(35)主演『エルピス-希望、あるいは災い-』は放送のたびにSNSを賑わせていた。現在放送中の草彅剛(48)主演『罠の戦争』も好評で、《テンポよく進んで面白い》《剛さんの復讐もの好きだわw》といった声が。また関西ローカルで放送されている、桐谷健太(42)主演の深夜ドラマ『インフォーマ』は《TVerとNetflixでみれるけど、地上波が関西ローカルなんてもったいない》《このクオリティーのドラマが全国放送じゃないのもったいない》と激賞されている。そんな“ドラマ無双”である関西テレビが手がける、新たなドラマ枠。ネットでは喜ぶ声がこう上がっている。《『セブンルール』終わるのか…でもドラマもカンテレ制作は期待が膨らむ》《カンテレのドラマ制作は今やTBSを抜いて民放最高峰!今期も「罠の戦争」「インフォーマ」を筆頭に「アバランチ」「リノベの魔法」「エルピス」など傑作揃い》《ここ何年か面白いと思って観るドラマが結構な確率でカンテレ制作》《カンテレドラマはクオリティ高い気する》はたして関西テレビは視聴者の期待に応えることができるだろうか?
2023年01月26日