「映画自体とても久しぶりで、また機会があればと思っていたので、それが叶うことになり嬉しかったです」1月23日、こうコメントしたのは9月公開予定の映画『禁じられた遊び』で主演を務めるジャニーズWESTの重岡大毅(30)だ。16日から特設サイトで“謎のカウントダウン”を行なっていたジャニーズWEST。サイトには楽曲「Mixed Juice」の歌詞から抜粋した「#イイ予感しかない」というハッシュタグが記されており、カウントダウン終了は23日の11時という設定だった。そうして「23日どんな発表があるのか?」とグループに対する注目度が高まるなか、3月1日に9thアルバム『POWER』がリリースされると明らかに。また3月18日からは、全国8都市31公演となる【ジャニーズWEST LIVE TOUR 2023 POWER】の開催も決定した。そんな“吉報”が駆け巡るなか、同日6時には冒頭のように重岡の映画に関する喜びコメントが一足早く報じられることとなった。さらに映画『禁じられた遊び』は重岡と橋本環奈(23)のW主演作となる。重岡は’16年の映画『溺れるナイフ』に出演し、『悲熊』シリーズ(NHK総合)や’21年の『#家族募集します』(TBS系)、’22年の『雪女と蟹を食う』(テレビ東京系)といった話題のドラマで主演を務めてきたが、橋本との共演は初めてとなる。そのため、ネットでは《重岡くん映画おめでとう!!環奈ちゃんと嬉しい》《橋本環奈×重岡大毅って最高》《重岡さんと橋本環奈ちゃんはまじで俺得…》と喜ぶ声が上がっている。そして、文字通り”嬉しい悲鳴”状態のファンもーー。実は『禁じられた遊び』は、清水カルマ氏による同名ホラー小説を原作とした作品で、さらに『リング』や『事故物件 恐い間取り』といった作品を世に送り出してきた中田秀夫氏が監督を務めるホラー映画だ。そのため、こんな声も上がっている。《重岡くんと環奈ちゃん、禁じられた遊びW主演おめでたい でもホラー見れるかな笑笑》《橋本環奈と重岡大毅がW主演の世界線 ホラーだから苦手だけどたのしみ!》《ホラーね、、、誰か一緒に行こ》歌に演技に、表現者として大活躍の重岡。さらに活躍の場を広げていきそうだ。
2023年01月23日1月23日、草彅剛(48)が『めざまし8』(フジテレビ系)に出演。社会学者の古市憲寿氏(38)のインタビューを受け、体調不良で休養していた中居正広(50)について言及。16年末で解散したSMAPのメンバーたちの交流が続いていることが明かされた。昨年11月から体調不良のため休養していた中居。1月14日放送の『キャスターな会』(テレビ朝日系)に出演したのを皮切りに、テレビ・ラジオのレギュラー番組4本すべてに復帰した。草彅は古市氏から中居について聞かれると、会ってはいないとしつつも「ちょっと連絡したりはしています。やっぱり心配だったので」と明かした。「昨年11月に中居さんが1ヵ月の休養を発表した際、元SMAPでオートレーサーの森且行さん(48)は『大丈夫だと聞いています。心配ないでしょう』とメディアにコメント。12月に入ると中居さんの休養は年内いっぱいに延長されましたが、香取慎吾さん(45)は『“応援している”と言われるのも好きじゃないと思うので、そっと応援しています。ゆっくり休んでほしい』とメッセージ。連絡は取っていないとしつつも、元メンバーとして中居さんの性格をよく知った上での思いやりを感じました」(テレビ局関係者)さらに本誌は、草彅、香取、稲垣吾郎(49)による新しい地図が中居に送ったエールについても報じていた。12月14日・15日に東京で行われた草彅らによるファンミーティング。会場でファンに配られたペンライトの色が青だったが、青といえば中居のSMAP時代のメンバーカラーだ。ファンミーティングに参加したファンの女性によると、「休養中の中居くんへのエールだと思いました。客席一面の青は本当にきれいで、3人と一緒に私も中居くんに気持ちを届けられたような気がしました」SMAPが『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)に生出演し、解散報道について謝罪した16年1月18日から7年。SNS上には、今も続くSMAPメンバーの関係に感激するファンの声が上がっている。《つよぽん、中居くんと連絡してるんだね~こんな話が聞けるの、嬉しいな》《つよぽんと中居くんが連絡とってることがわかって嬉しい》《中居くんと連絡ってワード見ただけでうるっとくる》
2023年01月23日2020年7月、認知症であることを公表した蛭子能収さん(75)。その近況や今の思い、妻・悠加さんの“介護相談”も収録した『認知症になった蛭子さん~介護する家族の心が「楽」になる本』(光文社・定価1320円)も発売中の蛭子が、本誌読者からの相談に応える!【Q】「道にゴミやペットボトル、使用済みマスクが捨てられているのを見ると、つい持ち帰り、自宅で分別してゴミに出しています。個人のボランティアですが、誰が見ているか恥ずかしい気持ちもあり……やめたほうがいいのでしょうか?」(まーまーさん・77歳・愛知県)【A】「自分が楽しいなら『恥ずかしい』とか気にせず続ければいい」(蛭子能収)オレなら、人から見られて恥ずかしいとか関係なく、自分のやっていることが楽しかったり気持ちよかったりすればそのまま続けますけどね。(マネージャー「蛭子さんはボランティア活動をしたことがありましたっけ?」)ボランティアというのがよくわかりませんが……。(マネージャー「わかりやすく言うと金もうけを目的としない社会奉仕です」)金を稼げないのはちょっと困りますね。でも、よく行く公園には喫茶店があってコーヒーを飲むんですけど、小さい子供たちがまわりで遊んでいます。母親たちはおしゃべりに夢中で子供なんか見ていません。オレはひそかに子供たちが迷子になったり、転んだりしたときに、すぐになにか手助けできるように待ち構えているんですけど、最近では公園まで一緒に歩く人(事務所のスタッフ)も同じように見ています。あっ仲間を増やすのもいいですよね。2人で「子供が転ばないかな……」と思いながら“ボランティア”していると楽しいですよ。
2023年01月23日1月22日、俳優の新田真剣佑(26)、眞栄田郷敦(23)がそれぞれ結婚を発表した。注目の若手俳優の“兄弟同時”結婚発表に、ファンの心境は複雑なようだ。2人の父は、’21年に新型コロナウイルスによる肺炎のため亡くなった父・千葉真一さん(享年82)。真一さんの誕生日であるこの日に結婚を公表することを、2人で決めていたという。ともに相手の詳細は明かされていない。真剣佑の妻に関しては、仕事を通じて知り合った年上の一般女性で、2年ほど前から交際をスタートしていたことがNEWS ポストセブンによって報じられている。真剣佑は、主演するハリウッド映画『ナイツ・オブ・ザ・ゾディアック』が今年公開予定。郷敦は前クールのドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』(フジテレビ系)での演技が絶賛されたうえ、1月6日には大河ドラマ『どうする家康』にも追加キャストとして初出演することが発表されている。仕事面でも好調が続いていた2人。特に郷敦に至っては、目立った交際報道もなかったことから、ファンの間では“しばらくは仕事に一直線ではないか……”という期待が高まっていたようだ。そんな予想を裏切る兄弟そろっての結婚発表に、一部のファンは動揺を隠せず、SNS上には悲鳴が上がっている。《真剣佑と郷敦が結婚だなんて真剣佑はなにかネットニュースで見たけど、まさか郷敦までとは!!一般女性ってどんなだよ〜》《普通に郷敦と真剣佑の同時結婚報告は2倍でめでたいけど2倍メンタルやられる》《まさかこのタイミングとは思ってなくて衝撃強いあと5年以上は余裕で先だろうと思ってた》《真剣佑と郷敦結婚して私もう無理だよ》《郷敦くん早すぎるよ。ずっと結婚したいって言ってたけどこれからってときに?オタクなら応援しろって思うけど、やっぱり私には無理だったずっと泣いてる》《新田真剣佑と郷敦が結婚したからもうムダ毛処理とかに必死になるのやめます。#ショック》
2023年01月23日「優しくされるほうが僕、ストレスになると思う」1月21日、中居正広(50)は自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組『中居正広ON&ON AIR』(ニッポン放送)に出演。昨年11月から体調不良で休養していたことについて言及し、具体的な病名を明かさなかったことについて、冒頭のように話した。1月14日放送の『中居正広のキャスターな会』(テレビ朝日系)で本格的にメディア復帰した中居。休養に入る直前、テレビ番組で「(病状について)僕は言いたくない。ユーモアを交えて話せるようになったら話したい」と語っていたが、その理由について、ラジオでは次のように話した。「気を遣うじゃん。“大丈夫?”って言われるのも嫌だし、妙に優しくされるのも嫌なんですよね」人に病状を知らせることで、気遣われることが嫌だと話し、こう続けた。「僕の性格上、話してしまった相手、状況を考えると、じっとしてた方が(いい)。自分のエゴで話したくないなって」中居の友人が誰かから“中居の(体調について)話、聞いてる?”と尋ねられた場合、嘘をつかせることになったら悪いとの考えから、休養中は友人にも会っていなかったという。中居は昨年5月にも、同じラジオ番組で夜も眠れないほどの腹痛に襲われた際でも、「こんなに具合が悪いときでも1人っていいなって思いました」と話していた。体調が悪いときこそ、頼れる人が身近にいると安心できそうなものだが……。「その日の放送では、『(大抵の人は)こういうときに結婚したいなとか思うんだろうね』と言いつつ、中居さんは『大丈夫?』『水持ってこようか?』などと気遣われるのが嫌だと話していました。『オレは今まで1人で乗り切ってきたから、構わないで!って』とも言っていて、長年の独身生活で“1人のほうが楽”という感覚が染みついているのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)誰にも心配をかけないように振舞う中居。時には誰かに頼ってほしいが……。
2023年01月23日著書の『71歳、年金月5万円、あるもので工夫する楽しい節約生活』(大和書房)の発行部数が8万部を突破した人気ブロガー・紫苑さん。毎月の服飾費がほぼ0円でも楽しめるおしゃれのコツを伝授してもらいました!颯爽としたたたずまいで、71歳にはまったく見えない若々しさの紫苑さん。「子どもが独立して一人生活になったときにブランドものなどを捨ててすっきりしてから、節約生活を始めました。お金がないので、本当に必要なものしか買わなくなりましたし、好きな青系でコーディネートしているせいか初めて『おしゃれですね』と言われるようになりました」【テク1】自分の色を決めれば、ムダなくすばやく服を買える!「服を買うとき、『その色以外は買わない』と決めておくと諦めがつきます。私は青が好きなので、気がついたら青系ばかりに」(紫苑さん・以下同)【テク2】ボーダーはマイナス5歳の簡単アイテム「白地だから顔が明るく見えるし、横のラインが視線をそらしてくれるので若々しい印象に。特に春夏のトップスはボーダーが多いですね」【テク3】どんな場所でも優雅に見える1枚の着物がワードローブを格上げ「着物を着ていれば、どんな場所でも引け目を感じずに優雅でいられます。1枚買えば長く着られるので、結果的には安上がりですよね」【テク4】顔に近い襟元のひと工夫で服がよみがえる「平凡なシャツやブラウスは襟元を自分に似合うようにチェンジ。娘の就活用のシャツに、着物の布を縫い付けて一点ものに再生。ユニクロのコートの襟には端切れ布を縫い付けました」【テク5】手持ちの服も“ハギレ”を使えば今っぽくなる「ブルーのストライプのロングシャツの裾を切って、100均で購入したブルーのチェックの布を2種類縫い合わせただけで、新しく生まれ変わりました。お気に入りの1枚です」【テク6】姿勢のよさが雰囲気美人への近道「体を動かし、日ごろの姿勢をよくしていれば、若見え効果大。どんなに頑張っても若い人の肌の輝きにはかないませんから、優しい声やしぐさで雰囲気美人を目指して」節約のコツは細かいことは気にしないこと。この教えがあれば年金暮らしも楽しめそう。
2023年01月23日インターネットが発達した時代においても紀行バラエティ番組『クレイジージャーニー』(TBS系)が人気を博すなど、人間の“まだ見ぬ世界”に対する好奇心は今においても尽きることはない。そんななか廻った世界50カ国以上にして渡航歴300回以上の取材歴20年を誇る映像ディレクター・越智龍太さんが、これまで渡航先で体験した恐怖と怪異の世界をご紹介しよう。まず、最初に越智さんが「怖かった」と挙げるのが、オーストラリアのグレート・バリア・リーフに浮かぶ『レディ・エリオット島のゴースト伝説』だ。ここは世界遺産として知られる世界最大のサンゴ礁・グレート・バリア・リーフの最南端にある小さな島で、水中カメラマンの中村征夫氏が「世界で一番美しい」と称した海に囲まれている。しかし、越智さんは「悲しい歴史に彩られた伝説の幽霊話があるのです」と語る。(以下、「」は越智さん)「ここはサンゴ礁に囲まれているため、古くから船が座礁してしまう“魔の海域”として知られているところです。私は有名女性キャスターを連れて取材に行ったんですが、そのときもセスナで物資を運んでから島に入りました。すぐに美しいサンゴ礁の取材をすませコテージ(ホテル)に泊まった夜の事。スタッフの一人が女性の姿をした幽霊らしきものを見たというのです。我々は寝ぼけていたからだろうなんて思っていたのですが、現地のコーディネーターから100年前に起きたレディ・エリオット島の悲しい伝説を聞いたのです。それによれば、昔アイルランドからやってきた移民の家族が、当時は過酷な仕事とされていた灯台を守る仕事をしていたそうです。当然ながらインフラも整備されておらず、情報も隔離されているなか、灯台守の妻だったスザンナがノイローゼになってしまった。最後はそんな生活に耐えかねて自殺したとも夫に殺害されてしまったとも言われる伝説が、現在も島に残っていることを聞いたのです。その話を聞いてからも、不思議なことが起こりました。女性ADが幽霊を見たといって一晩中寝られなかったり、深夜2時に突然パソコンの電源が入るなどの現象が。ちなみに深夜2時というのは、スザンナが殺された時刻(深夜午前2時頃)なのです。ちなみにこの話は、英語圏の観光客に最近広まっていますね」■死んでいるような人間の顔にゾンビパウダーを続いて越智さんが挙げてくれたのは、カリブ海に浮かぶ島『ハイチのゾンビ伝説』。ホラー映画などで知られるゾンビの、リアルな光景を垣間見たという。「ハイチには世界遺産となっている『シタデル』と呼ばれる巨大要塞を撮影しに行きました。フランスから独立した世界で初めての黒人の国ですが、現在では最貧国として知られており行った時も水は汚いし、野良犬とかヤギが平気で町中に歩いているほどでした。このシタデルという城はアンリ・クリストフという国王が自分の要塞城を造ったもので、200年以上経った今でもそのまま残っています。ここも奴隷の幽霊が出るなんて言われてましたが、リアルな恐怖を体験したのはこの後でした。取材中に雨が降ってきたので城のふもとの村の宿に泊まったのですが、夜中に休んでいると太鼓のような音が聞こえてきたのです。どうやら外の広場からなので慌てて向かってみると、そこには4~50人ほどの地元民が集まって、何やら怪しげな儀式を行っている……。現地のコーディネーターに聞いてみると、ブードゥー教の儀式だというじゃないですか!ブードゥー教といえばホラー映画などでもおなじみで、黒魔術なんて言う人もいます。ゾンビ映画で知られる“ゾンビ伝説”の素ですね。実際にはゾンビを見たわけではありませんが、死んでいるように見えた人間の顔にゾンビパウダーと呼ばれる毒を塗っているんです。撮影はほとんどできなかったのですが、まるでホラー映画のようなシーンを実際に目の当たりにすると本当に怖かったですね」越智さんが見聞きした世界の不思議な体験を漫画化した書籍『映像ディレクター越智は見た(1)世界怪奇録』(朝日新聞出版)が1月20日に発売された。世界の不思議は尽きない。
2023年01月23日いつもは静かな住宅街が、突然喧騒に包まれたのは1月17日未明のこと。静岡県牧之原市に住む主婦はこう語る。「救急車のサイレンの音で目を覚ましました。家から外を確認すると、道に救急車のほかに何台もパトカーが止まっていたんです。後でYさんが亡くなったと聞いて驚きました。小さな町なのに、こんなに怖い事件が起きるなんて」40代の女性・Yさんの死亡が搬送先の病院で確認されたのは1月17日午前1時30分ごろだった。地元紙の記者は次のように語る。「静岡県警によれば、同居家族から『(Yさんが)刺された』との110番通報があったのは、16日午後11時50分ごろ。牧之原警察署から署員が駆け付けると、2階の寝室で首などを刺されたYさんが倒れていたそうです。19日に司法解剖の結果も発表されましたが、死因は複数の刺し傷や切り傷による失血死でした。凶器は、日常的に使っていた包丁のようです。Yさんの娘(13)が母親を刺したことを認めており、『母親からスマホでSNSを使い過ぎていると注意されて口論になっていた』などと話しているそうです」刺殺されたYさんは両親、そして一人娘で中学1年生の長女と暮らしていたという。Yさん一家の知人によれば、「Yさんの祖父にあたる人が建設業で成功しており、比較的裕福なご一家という印象です。いまの自宅は14年前に新築した一軒家で(事件現場となった)2階だけでもたくさんの部屋がありました。Yさんはこの町で生まれ育ちました。結婚して女の子に恵まれましたが、婚家とうまくいかず、長女が生後3カ月のころに実家に帰ってきたのです。Yさんのご両親は、孫娘をとてもかわいがっていたのです。Yさんが仕事に行っている間は、お母さんが代わりに長女のお世話をしていました。長女は、物静かで感じのいい女の子でした。私には声を出して挨拶もしてくれていましたし、大事件を起こすような子ではないと思っていましたが……」Yさんの長女については、ほかの近所の住人たちの印象も総じて“おとなしい子”“事件に関わるようには見えなかった”というものだった。何が彼女を豹変させてしまったのか?■親による“スマホ制限”の危うさ「警察は犯行の動機は、スマートフォンを巡る母娘間のトラブルだった可能性があるとみているようです。また一部報道によれば、長女が通っていた中学校では親子を対象にしたスマホの使い方講座を開催しており、課金ゲームやSNSなどについての注意を一緒に聞いていたとのことです」(前出・地元紙記者)『スマホ危機親子の克服術』(文春新書)などの著書があり、スマホトラブルについて取材を続けているジャーナリストの石川結貴さんは次のように語る。「スマホの使い方で口論になって、お母さんを刺してしまうなんて……、と驚く人もいるかもしれませんが、決して“ありえないこと”ではないのです。私が取材したなかでも、中学1年生の息子がスマホでオンラインゲームを毎日10時間やり続けていたので、母親が注意したところ、口論から殴り合いに発展し、警察官を呼んだというケースなどがありました。どのケースも幸いにケガ人こそ出ませんでしたが、一歩間違えば殺傷事件になっていた可能性も否定できません」21年に小学生の子供にスマホを持たせている親550人を対象に行われた調査によれば、約6割が子供からスマホを取り上げた経験があり、そのうちの、約4割が親子関係に悪化をきたしたという。Yさんと長女の口論で“取り上げ”までが話題になったかは明らかではないが、スマホの使用制限が、親子トラブルの要因の一つであることは間違いないだろう。石川さんが続ける。「現代の子供たちにとって、スマホは“かけがえのない居場所”になっています。SNSでいえば“裏アカ(秘密裏に設けた匿名アカウント)”を持っている子も多く、“親がムカつく”などと本音をつぶやいたりします。そこで知り合った友人たちは“素の自分”を認めてくれた宝物のような存在。彼らとの人間関係や居場所を守るために、子供たちは必死になるわけです。また今回の事件の13歳少女は『おとなしい子』だったそうですが、そういった子ほどリアルな人間関係になじみづらいためか、裏アカなど、スマホで築いた人間関係に一生懸命になり、長い時間を割いてしまう傾向もありました」前出のYさん一家の知人は、Yさんの父が最近、孫について悩んでいたとも証言する。「あるとき『孫が言うことを聞かなくなってまいっているんだよ』と、もらしたのです。私が『たった一人の孫だから甘やかし過ぎたんじゃないか』と言うと、苦笑いしていました。聞いてみると、子供のころから孫がワガママを言っても騒いでも、祖父母は怒ったことがなかったそうです。オモチャも洋服も小遣いも、ねだられて断ったことがなかったとか。『それじゃ躾どころじゃなかっただろう』と言うと、黙ってしまって……」溺愛し続けた孫が包丁で娘を……、想像もできなかった悲劇に直面し、同居していた祖父母は悲嘆の日々を送っているという。
2023年01月23日「玄奘(げんじょう)三蔵(三蔵法師)が経典を求めたインドへの旅を取材したときのこと。大物俳優と一緒に撮影に行ったんですが、最初はキルギスと中国の国境にあるベデル峠を撮影に向かったときのことです」そう話し始めたのは、これまで世界50カ国以上に渡航し、世界中で20年にわたって取材してきた映像ディレクター・越智龍太さんだ。「ここはソ連の革命の際にロシアから逃げる人たちが大量に虐殺されたといういわくつきの場所で、ここに大量の亡霊が出るという。しかも場所が国境のため緊張地域で、標高も4千メートルという難所でした。我々は亡霊の話など忘れており、1日だけ出た撮影許可をもとに峠に向かいました。そこでスタッフが峠を撮ろうとカメラを向けると、画面越しからは人影が大量に見えるではありませんか!恐ろしさにその場を急いで切り上げホテルに戻って映像をチェックしましたが、何も映っていなかったのです……」キルギスで経験した不思議体験はこれだけではなかった。「次に玄奘三蔵の歩んだ道をたどるべく、今度はキルギスの西にあるイシク・クル湖に来ました。この湖の底には玄奘も訪れたという仏教施設があるというのです。しかし、現地の人によるとここには昔から巨大な龍がいるという伝説があるというのです。玄奘の書いた『大唐西域記』にもイシク・クル湖には龍が棲んでいるという記述もあります。それでも俳優を水中に潜らせて撮影を進めると、途中で後ろからバッシャーン!とものすごい水しぶきが上がりました。慌てて後ろを振り返りましたが、何も姿は見えず……。地元の人は“撮影を止めろ!”とずっと言っていたのですが、やっと伝説のその意味が分かりました。ちなみに、かつて地元の新聞には観光に来ていた白人が巨龍に食べられたと書かれたこともあったとか……。それほど神秘的で恐ろしい湖でした」越智さんが世界中で経験した不思議体験を漫画化してまとめた『映像ディレクター越智は見た(1)世界怪奇録』(朝日新聞出版)が、1月20日に発売された。このエピソードは、中央アジア『ベデル峠の亡霊』と『イシク・クル湖の巨龍伝説』として収録されている。別の意味で“怖かった”のが、食べもののエピソードだ。「南米ボリビアでアンデス山脈に、地元の人を治療して報酬を取らない“赤ひげ”みたいなカヤワヤという医者を取材したときのこと。ジャングルの中を2週間くらい歩いて標高5千メートルくらいの山に向かったんですが、当然ホテルもない。そこで患者の家に泊めてもらったんですが、寝所にした小屋にたくさんのネズミが…!。食事は何が出てくるのかと思いきや、そこにいた天竺鼠(モルモット)でした。それをじゃがいもと炒めたものが最高のごちそうだったんです。現地の人も“お前が寝ていたところにいたやつだよ”なんて笑う。美味かったですけどね。あのときは2週間で10キロ痩せました」これを読んであなたも怪奇の旅に出てみてはーー。
2023年01月23日《一人暮らしで電気代3万2千円って何?!湯沸かし器みたいな加湿器は連日使ってたけどそれがあかんのかな》1月18日、元「アジアン」の馬場園梓(41)はツイッターで電気代の高騰を嘆いた。同日、タレントの上原さくら(45)も《電気代たっか!!!》とブログを更新。《ほんとに値上がりしてるんですね…ガス代もいつもより高くて、電気と合わせると約5万円でした。体調不良で寝込んでしまった時間が結構あって、そうすると普段日中は使わない寝室のオイルヒーターを使うから、それが高くついたのでしょうか》本誌読者でも、電気代の請求書を見てショックを受けた人は多いのではないだろうか。光熱費の高騰で日本中から悲鳴が上がっているが、追い打ちをかけるように大寒波が予想されている。気象予報士の菊池真以さんが解説する。「1月21日時点の予測で、寒さのピークとなる25日は、東京や大阪など各都市でも最高気温が5度以下、最低気温が氷点下になり、例年の気温を大きく下回る見込みです。寒波は今週末には終わるとみられています」日本列島が“冷蔵庫より冷たい”寒気に包まれる。「気象庁からは沖縄を除く北海道から九州までの全域に『低温に関する早期天候情報』が発表されています。これは、10年に1度程度の著しい気象現象が起こる可能性が高まっているときに、注意を促す意味で出されるものです」(前出・菊池さん)そんな“最恐寒波”の襲来で、ますます電気を使ってしまいそうだが……。「氷点下では、就寝中も暖房器具が必要になります。電気消費量が上昇することを覚悟しないといけないですね」(前出・菊池さん)家計へのダメージはどの程度になるのだろうか。ファイナンシャルプランナーの水野崇さんが順を追って説明してくれた。「電気代の上昇は、すでに昨年から大きな話題になっていますね。主な要因は『燃料費調整単価』の高騰です。この1年で、電気代が1カ月につき5千円から1万円ほど高くなっているご家庭が多いのではないでしょうか」これは、発電に必要な原油や天然ガスなどの燃料価格の変動で決まる値段のこと。ウクライナ情勢や円安によって、昨年2月ごろからじわじわ上昇しているという。「もともと『燃料費調整単価』には上限があり、一定額以上は電力会社が負担してきました。しかし燃料の調達コストが高騰したことから、上限を撤廃する会社が続出したのです」(前出・水野さん)■寒波を乗り越えれば希望は見えてくるいわば“限界突破”した燃料費が電気代に反映されているというわけだ。そこに大寒波の影響が加わると、いったいどこまで上がってしまうのか。「関東地方にある4LDKの一戸建てで暮らす4人家族を例に考えてみましょう。寒波の期間はさまざまな場面で電力使用が増えますが、ふだんは就寝時には暖房をつけていなかった家庭が、寒波に耐えるために就寝時にも暖房を使用するなどして、1日あたりの電力使用量が仮に30キロワットほど増加するとします。寒波が1週間ほど続けば、生活スタイルによっては、電気料金が1万円以上増額することもあるでしょう」(前出・水野さん)北海道などの雪国では、さらに高額になることもあるという。「消費電力の多い蓄熱暖房機や電気給湯器を使っていたり、オール電化の家庭などでは、1カ月の電気代が10万円を超えたという話もあります。寒波の影響があれば、それがさらにかさむのです」(前出・水野さん)厳しい打撃だが、希望がないわけではない。「2月から政府による一般家庭への補助が始まります。電力会社による新たな値上げ申請も行われているため今後も予断は許しませんが、2月からは多少改善する見込みです」(前出・水野さん)節電は重要だが、寒波の影響はそれだけではない。前出の気象予報士・菊池さんが見落としがちな注意点を教えてくれた。「氷点下4度になると水道管の凍結が起こるといわれています。ふだんの冬は水道管が凍らない地域でも、十分な注意が必要です」かつてない冬のサバイバル、寒波が早く過ぎ去ることを祈るばかりだ。
2023年01月23日2月3日の節分を目前に、300円台の商品を中心に販売する大手雑貨チェーン「3COINS(スリーコインズ)」で、とある“騒動”が物議を醸している。騒動の発端は、Twitterである店舗での様子を映した動画が拡散されたこと。動画では、店員が大声で注意を呼びかけるなか、大勢の客が殺到。ひしめき合う客の中には子供連れも多く、大声で泣く赤ちゃんの姿も確認できた。もとはTikTokに投稿された動画だが、1月21日にあるユーザーがTwitterに投稿すると、インフルエンサーたちも取り上げ拡散された。“地獄絵図”のような動画に、《いやぁ…ドン引き……》《子供が可哀想》といった声が相次いでいる。争奪戦となっている商品は、1月21日発売の「KIDS節分」。「鬼のセットアップ」や「鬼のウィッグ」、「恵方巻きベスト」など、子供が鬼に扮するアイテムや関連グッズが販売された。昨年も子供用の鬼のコスチュームや恵方巻きを模したブランケットなどが販売され、即完売するといった超人気シリーズだ。人気商品ゆえに購入時の混雑を予想してか、公式サイトでは20日に次のような注意事項がアナウンスされた。《各店舗の混雑状況により整理券配布となる場合がございます》《整理券は購入を保証するものではありません。商品毎の入荷数により完売する可能性がございます。予めご了承ください》《1会計につき「各商品・各色2個まで」の販売個数制限を設定します》■「鬼のセットアップ」が5倍の価格で転売ところが、騒動はこれだけではなかった。発売日と同時に「KIDS節分」の商品がフリマサイト「メルカリ」で転売されているのだ。サイトを確認すると、出品数はすでに1万件以上にものぼる。高額なものでは「鬼のセットアップ」(税込550円)が、2セットで5,333円と約5倍の価格で取引されていた。さらに、税込330円の商品を9点セットにして、約3倍の額である9,999円の価格設定にしたものもあった(22日12時現在)。発売日と同時にフリマサイトに横流しする“転売ヤー”たちに、Twitter上では怒りの声が上がっている。《メルカリ見てみたら3COINSの転売ヤーいっぱいいて腹たってくるな…しかもそれを購入してる人もいて…まぁどうしても欲しかったら買っちゃうの気持ちわかるけど…それだと転売ヤーは美味しい思いをして、やめることはないよな運営側ももっと規制してほしい…》《節分商戦はほんと過酷。スリコに限らず欲しいもの狙ってたものが軒並み即完売。年中行事すら転売ヤーに踏み躙られて穏やかに過ごせないとか本当に最悪》《転売ヤー、許せねえよ》
2023年01月22日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、吉本興業所属の“霊がよく見える”芸人・シークエンスはやとも。『ポップな心霊論』は、そんな彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!【僕が死んで幽霊になったら取り憑きたい有名人】昨年、『ホンマでっか!?TV』で、大好きな大泉洋さんを霊視させてもらいました。ちなみに、初めてお会いしたときに2ショットを撮ってもらって、それをタブレットの待ち受け画面にしているくらい好きです!お会いするのも霊視するのも2回目だったんですけど、相変わらずおもしろいし、めちゃくちゃいい人だし、改めて憧れの人だなって思いました。ファンになったきっかけは『水曜どうでしょう』。この番組ってロケ中に怪奇現象が起きたことがあるんですけど、僕が思うに、大泉さんが原因なんじゃないかなって。たぶん引き寄せやすい体質なんだと思います。実は、大泉さんが訪れた心霊スポットに、僕も行ってみたことがあります。この連載でも紹介したことがあるんですが、けっこうヤバい場所でした。でも、霊感のある僕でさえ、大泉さんほどの引き寄せ力はなかったです(笑)。大泉さんが、どうして霊を引き寄せやすいかというと、単純に超いい人だから。人間に好かれる人は幽霊にも好かれちゃうんですよ。僕も死んで幽霊になったら、大泉さんのことが好きすぎて、取り憑いちゃうかもしれません(笑)。【PROFILE】シークエンスはやとも1991年生まれ。吉本興業所属。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)などで見せた芸能人の霊視も話題に。自身のYouTubeチャンネルでも心霊話を配信中。本連載をまとめた著書『ヤバい生き霊』(光文社)が発売中。
2023年01月22日唯一の肉親だった――。誰よりも沖縄を愛し、大阪から沖縄に移り住んだ最愛の弟は、新型コロナウイルスによって、自宅で誰にもみとられることなく亡くなってしまった。なぜ、弟は孤独に死ななければならなかったのか?なぜ、患者と音信不通になった場合に、連絡を取るという行政のルールは守られなかったのか?そんな疑問から「自宅放置死遺族会」を立ち上げた女性が、弟の死から1年3カ月、初めて沖縄の地を訪問したーー。「弟が他界してから1年3カ月たって、ようやくこの地、沖縄に足を運ぶことができました。本当はもっと早く来て、皆さんにご挨拶すべきだったんですが、正直、弟がいない沖縄を訪ねるのが怖かった。弟を温かく送ってくださった皆さんには、なんてお礼を言ったらいいか……」2022年11月29日。沖縄県那覇市のとある飲食店で、亡き弟の友人たちを前に、そう言って涙ぐむ女性の姿があった。高田かおりさん(48)だ。高田さんは、コロナに罹患しても医療にかかることができず、自宅で死亡した人の遺族でつくる「自宅放置死遺族会」(以下、遺族会)の共同代表のひとり。高田さん自身も、弟の竹内善彦さん(享年43)を、2021年8月に“放置死”で亡くしている。「弟は11年前、大阪から単身で大好きな沖縄に移住。那覇市内で居酒屋『すいか』を経営していました。コロナ禍になってからは、しばらく自粛の日々が続いていましたが、『再開したらがんばる』と言って、自粛中も新しいメニューの考案をしていたんです」ところが、コロナ禍になって2年目の2021年7月27日、善彦さんはコロナを発症。8月4日に那覇市内のクリニックでPCR検査を受け、5日に陽性が判明した。6、7日と保健所が善彦さんに電話するも連絡が取れないため、8日に警察と共に保健所職員が自宅を訪れたところ、善彦さんは自室のベッドで亡くなっていたという。「8月10日に那覇市の警察から『弟さんが他界されました』と電話が入って。私、ウソやろ、と思って『なにかのまちがいです』と言ってしまったんです」死亡推定日は2021年8月7日。ベッドの横には、腐敗したコンビニ弁当が残されていたという。すぐに来沖できない高田さんに代わり、善彦さんの遺体の火葬や、自宅や店の整理をしてくれたのが、この日、高田さんと那覇市内の飲食店で対面した善彦さんの友人たちだった。「タケうっちゃんは、いつもトレードマークの帽子をかぶって、短パンにTシャツ姿でね。仲間が主催するイベントなんかも、よく手伝ってくれたさ。お母さんが亡くなられたときは、『姉ちゃんがひとりになった』って心配していたよ」友人らが語る善彦さんの思い出話に、目をうるませながら聞き入る高田さん。この日は遅くまで、高田さんに会って元気づけようと、入れ替わり立ち替わり善彦さんの友人が訪れていた。「父母が、がんで他界したときもつらかったけど、寄り添ってくれる医師がいて、最期はみとることができた。でも、弟は……」善彦さんと最後に会ったのは、彼が他界する2カ月前。母の四十九日の法要の席だった。独身の高田さんは、天涯孤独に。「当時、那覇市では患者と丸一日連絡が取れなければ、保健所の職員が自宅訪問することになっていたようです。でも弟の場合、職員が訪問したのは3日目でした。なぜ遅れたのか。なぜ放置されたのか。陽性が判明したあとの弟の様子はどうだったのか。せめて、それを直接聞きたかった。二度と放置死を繰り返さないためにも」これが、高田さんが来沖した、もうひとつの理由だった。■弟の死をきっかけに改善されたルール2022年11月30日。来沖2日目の朝、高田さんの姿は、那覇市の保健所にあった。この旅のもうひとつの目的、〈なぜ弟は放置死したのか〉その理由を聞くためだ。「現場の方を責めたいんじゃない。ただ本当のことを知りたいだけなんです」職員と面会を終えた高田さんは「お話が聞けてよかった」と涙ぐみながら、次のように語った。「弟がコロナに罹患した当時、『逼迫したなかで電話がかけきれず、積み残してしまった。緊急性の高い人が漏れてしまった』。職員の方は、そう涙ながらにお話ししてくださって……」善彦さんが他界した当時、医療機関で検査を受けてコロナ陽性が判明すると、指定感染症法に基づき医師が保健所に届け出。その後、保健所が患者本人に連絡を取り、健康観察する流れだった。本来なら、患者本人と丸一日連絡が取れない場合、職員が自宅を訪問して安否確認するはずだったが、当時、沖縄では連日600人超の新規感染者が出ており、保健所は逼迫。陽性判明から3日目に職員が善彦さん宅を訪問したときには、時すでに遅かったという。しかし、善彦さんの死を境に、確実な変化も見られたという。「弟が他界したあと〈悲劇を繰り返してはならない〉とすぐ体制を変えてくださったそうです。保健所の職員も増員され、〈連絡が取れない〉など緊急性の高い罹患者については、責任者が朝一でスタッフに声がけし、優先的に電話するようになった、と。きっと職員の方々もつらかったんやと思う。弟の死はむだじゃなかった……」率直に話してくれたことがうれしかった。そして何より弟の死を教訓にしてくれていることが大きな慰めだった。翌12月1日、高田さんは、善彦さんがPCR検査を受けた那覇市内のクリニックを訪ね、院長に当時の様子を聞いた。善彦さんには軽度の糖尿病で、ワクチンは予約表が届いたばかりで未接種だった。「院長は、かかりつけでもない弟のことをよく覚えてくださっていて、〈デルタ株は急変する非常に怖いウイルスだった。優しそうな弟さんだったから、体調が急変しても、迷惑かけまいとして助けを求められなかったんじゃないか〉と。弟らしいと思いました。まさか自分が死ぬとは思っていなかっただろうし……。先生は何度も〈弟さんを助けられなくて申し訳ない〉と言ってくださって。当時の医療システムのなかでできる精いっぱいをしてくださったと感謝しています」■「いまも弟と一緒に生きてくれている人が」善彦さんをひとりで逝かせた無念さは消えないが、「ちゃんと弟を診てくれていた先生がいた」ことに高田さんは救われたという。善彦さん亡きあとの沖縄を訪れ、高田さんには、どんな心境の変化があったのか。同日、大阪に帰る間際の那覇空港で、改めて尋ねた。「コロナさえなかったらという悔しさは今も変わってないし、一生変わらへんと思います。でも、弟の人生は短かったけどいい人生やったかも、って。沖縄に来て、そう思えるようになりました」高田さんは、そんな心境に至るまでは、「終活している心境だった」という。「弟が他界して1年くらいは、私、どうやって生きていたのか覚えていないんです。支えてくれる人もいる一方で、信頼していた人から『弟、放置死したんやな』『(メディアに出て)有名になったな』とか言われてね。もう、すべてなくした気がして、生きる希望を見失っていました」そんななかでも踏ん張れたのは、「沖縄にお礼に行くまでは死ねない」という思いがあったから。「あれだけ温かく送ってくれたんやから、お礼はしないとあかん。そう思って踏ん張っているうちに、お医者さんや弁護士さん、議員さん、メディアの方など遺族会に協力してくれる人たちも増えてきて。弟の他界から1年過ぎたころから少しずつ、そよそよと生きる希望の風が吹いてきたんです」そして満を持して訪れた沖縄で、高田さんは、生きる希望の風を全身で受け止めた。「この沖縄で、弟と一緒に生きてくれた友人たちに実際に会ってみて、本当に温かい人たちだとわかった。ひとつの命をみんなが大事に送ってくれたし、いまもなお弟と一緒に生きてくれている。だから弟は、ひとり寂しく逝ったわけじゃない。そう思ったら、人生はまんざらじゃない。私ももうちょっと生きてみよう。そう思えるようになりました」【後編】「冷たくなった息子を心臓マッサージした父」コロナ放置死遺族の悲哀へ続く
2023年01月22日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代、映画館で見た洋画の話。各界で活躍する同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょうーー。「映画『タイタニック』(’97年)は、劇場やレンタルビデオ、テレビの再放送で何回も見ました。公開当時、カラオケに行くとテーマ曲のセリーヌ・ディオンの『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン』(’97年)で大盛り上がり。私は、レオナルド・ディカプリオがスターになる以前の作品からファンだったので、そんな“レオ様ブーム”のなか“前から目をつけていた”と、妙な優越感を持っていました(笑)」こう振り返るのは、タレントで女優の井上晴美さん(48)。高校入学を機に上京してから多くの映画に刺激を受けたが、生まれ育った熊本の故郷は、東京とは正反対の田舎町だった。「刺激どころか、近所にはコンビニもありませんでした(笑)。小学生、中学生のときはスイミングスクールに通っていたので家に帰るのが遅く、『ザ・ベストテン』(’78~’89年、TBS系)の放送終了にやっと間に合うくらい。いつもランキング上位だった(松田)聖子ちゃんは見られたので、あのフリフリの衣装に憧れました」漫画も好きだった。妹のあさりと姉のタタミの姉妹ゲンカなどが描かれている『あさりちゃん』(’78~’14年、小学館)を愛読。「私にも2歳上の姉がいたから、激しく共感していました。中学生のときに、友達のお姉さんに薦められて『ホットロード』(’86~’87年、集英社)にハマりました。女子中学生と暴走族の男のコとの恋愛を描いた作品ですが、まだ恋愛経験のない私にとっては、とても大人の世界に思えて」年を重ねるごとに、憧れのアイドルも成長していった。「フリフリ衣装だった聖子ちゃんが、『抱いて…』(’88年)を歌うころには大人キャラになっていたのに驚き、“人って変わっていくものなんだな”と感じました」同時期に注目していたのが、中山美穂だった。「衝撃だったのが『毎度おさわがせします』(’85年、TBS系)。エッチなセリフやシーンがあって、アイドルに演じさせていいのだろうかと思うくらい。当時はテレビで洋画や2時間ドラマなどを見ていると、今では見られないような濃厚なラブシーンがあって、お父さんがチャンネルを変えたりすることもありましたよね」中山美穂は、その後も『ママはアイドル』(’87年、TBS系)や『君の瞳に恋してる!』(’89年、フジテレビ系)など多くの人気ドラマで主演を飾った。「いろんな役を演じ分けられるし、ドラマだけでなく歌番組やCMなど多方面で活躍する姿を見て、アイドルになりたいと思うようになったんです」中学時代から熊本県の芸能プロダクションに所属し、モデルの仕事を始めた。「たまに東京に撮影に行くことも。とにかく大都会で“何かを成し遂げるなら、こういう場所なんだろうな”と思っていました」■同じ年のディカプリオの演技力に感動’91年、16歳のときに単身上京。間もなく『桜っ子クラブ』(’91~’94年、テレビ朝日系)のメンバーに選出され、テレビデビューを果たした。「所属事務所が原宿にあったので、竹下通りにもずいぶん行きました。ただ、スタッフから『クレープは太るからダメです』とくぎを刺されてしまって……。“アイドルは食べちゃいけないんだ”と、ちょっと残念でした」まだ若くて人生経験も乏しかったが、その分、さまざまなものを吸収できた。「尾崎豊さんが『夜のヒットスタジオ』(’68~’90年、フジテレビ系)で、『太陽の破片』(’88年)を、まるでお芝居をするように歌う姿に、すっかり魅了されました。尾崎さんの曲に出合って、表現することにより興味が湧いたんです」’92年、尾崎さんの追悼番組をきっかけに、さらに多くの楽曲を聴くように。「『15の夜』(’83年)や『卒業』(’85年)は、あのころの私の気持ちを代弁してくれているかのよう。すごいカリスマ性も感じました。一方で、一緒に仕事をしていた尾崎さんを知る撮影スタッフからは、『ふだんは礼儀正しくて、偉そうなところがなく、楽しくご飯を食べたり飲んだりする普通の青年』と聞いていたので身近に感じる面も。すごく不思議な存在です」尾崎さんとともに、刺激を与えてくれたのは映画だった。「上京してから映画館に行くことが増えて、仕事帰りにタイミングが合えば、スタッフさんと『ちょっと行ってみようか』ということも。人と行くと、自分では興味のないジャンルのものも見たりするので、新しい発見があります」そこで出合ったのがレオナルド・ディカプリオ。最初に見た作品は、映画出演4作目となる『ギルバート・グレイプ』(’94年)だ。「当時はまだ無名で、たまたま私が好きなジョニー・デップやジュリエット・ルイスが出演していたから見た映画。ところが、作品ではディカプリオの存在感が圧倒的で、まるで主演のよう。知的障害のある少年という難しい役なんですが、かわいい表情をしたかと思うと、ハンサムな顔に豹変したり、カメレオンのようにたくさんの顔と表現を持っているんです。同じ年なのに、この演技力はすごいと感動」『ロミオ+ジュリエット』(’96年)や『タイタニック』も、もちろん映画館まで足を運んで見たし、レンタルビデオも借りた。そして『ザ・ビーチ』(’00年)にいたっては“聖地巡礼”するほど。「撮影されたのは、タイの小さな船を乗り継いで行くような島。ディカプリオがいないことはわかっていながら、私も独身だったから“もしかして”という思いも」作品のたびに、さまざまな表情や演技を見せてくれたディカプリオの存在は、井上さんがその後、女優の仕事を増やしていくにあたり、糧になった。「美しいだけでなく、不格好な部分もあるから、人間らしさがにじみ出て、キャラクターに命が吹き込まれる。アイドル志望の私にも、お芝居するのってカッコいいなと思わせてくれる存在でした」【PROFILE】井上晴美’74年、熊本県生まれ。’91年にアイドルとしてデビューしたのち、『ナースのお仕事』(’96年、フジテレビ系)や映画『フリーズ・ミー』(’00年)など女優としても活躍。’05年に国際結婚をし、3児の母となる。’11年に熊本県に移住、子育てをしながら女優業もこなしている
2023年01月22日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代、映画館で見た洋画の話。活躍する同世代の女性と一緒に、“’90年代”を振り返ってみましょうーー。「どこまでも広がる大海原を進む豪華客船の船首で、両手を広げたヒロイン役のケイト・ウィンスレットを、後ろから抱きかかえるレオナルド・ディカプリオ。大ヒットした映画『タイタニック』(’97年)のあまりにも有名で象徴的なシーンは、まだハデ婚文化が残っていた’90年代後半の披露宴で新郎新婦が入場する際の演出や、テレビ番組のコントネタとしても幅広く使用されました」そう話すのは、世代・トレンド評論家の牛窪恵さん(55)。10代から俳優のオーディションを受けていたレオナルド・ディカプリオは、映画出演4作目となったジョニー・デップ主演の『ギルバート・グレイプ』(’94年)で、19歳にしてアカデミー助演男優賞にノミネートされた。しかし、まだこのころ日本ではほぼ無名。ようやく注目され始めたのは『太陽と月に背いて』(’95年)、『ロミオ+ジュリエット』(’96年)あたりから。「イケメンとはいえ、写真で見ると飛び抜けた存在とまではいえませんでした。ただ、映像となると、ふとした瞬間に浮かべる切ない表情であったり、少し遠くを見る物憂げな表情であったり、口角を上げてフンとあしらうような笑顔であったり……、ちょっとしたしぐさや表情がセクシーで、一発で胸を射抜かれた女性が多くいました。引き込まれるような演技力が、彼の最大の魅力なのではないでしょうか」■『タイタニック』で “レオ様”ブーム到来!大出世作となったのは、ジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』だ。「タイタニック号を忠実に再現したCGも圧巻でしたが、良家の子女と、画家を夢見る貧乏青年とのせつない“格差恋愛”が感動を呼び、一気に“レオ様”ブームの到来となりました」同作の日本での配給収入は160億円を超えたともいわれている。「3時間を超える大作のため、ビデオ化されたときは上下巻に分けられました。レンタルビデオ店では、軒並み“レンタル中”の札がかけられたものです」こうしたビデオ機器の普及により映画の観客動員数が減少し、’80年代から続いたハリウッド映画の隆盛は転換期を迎えていた。「さらに『冬のソナタ』が日本でも大ブームとなった’03年以降、ハリウッド映画よりも、韓流作品の注目度が急速に高まりました。そういった意味でディカプリオは、“名前で客を呼べる”最後のハリウッドスターだったといえるかもしれません」【PROFILE】牛窪恵’68年、東京都生まれ。世代・トレンド評論家でマーケティングライターとして『ホンマでっか!?TV』フジテレビ系)など多数の番組で活躍
2023年01月22日【前編】「弟はなぜひとりで死んだのか?」コロナ放置死遺族の真相を探る旅に密着より続く「弟が他界したとき、本来なら肉親である私が沖縄に飛んで、弟の店や家の始末などすべきでした。でも、弟が移住したころから兄のように慕っていた友人の比嘉篤志さんが、『お姉さん、コロナが蔓延しているから来なくていいよ。こっちは僕らに任せて。お姉さんの元に、遺骨と遺品を届けるから。タケうっちゃんが安心して旅立てるようにするのが僕らの役目だから』って言ってくれて」そう語るのは、コロナに罹患しても医療にかかることができず、自宅で死亡した人の遺族でつくる「自宅放置死遺族会」の共同代表の高田かおりさん(48)だ。2021年8月7日に、高田さんは沖縄で居酒屋を経営していた弟の竹内善彦さん(享年43)をコロナで亡くしている。ひとりで自宅療養中だった善彦さん。6日に保健所と連絡が取れなくなり、8日に警察と共に保健所職員が自宅を訪れたところ、善彦さんは自室のベッドで亡くなっていたという。本来なら、患者本人と丸一日連絡が取れない場合、職員が自宅を訪問して安否確認するというルールがあったが、医療ひっ迫のために守られず、善彦さんは帰らぬ人となった。当時の感染状況などもあり、沖縄に行くことができなかった高田さん。弟の友人の比嘉さんは仲間らと共に、善彦さんの遺品整理や、店の解体まですべて請け負ってくれた。火葬のあと、“偲ぶ会”も那覇市内で開いてくれたという。善彦さんの遺骨と遺品が高田さんの元に届いたあとの2021年9月25日。今度は、高田さんが喪主となって、大阪でも地元の友人らを招いて善彦さんの「お別れ会」を開いた。「大阪の会場と沖縄をリモートで結んでね。沖縄の友人が、『千の風になって』や、弟が好きだったにぎやかなラップの歌を、太鼓をたたきながら歌う様子を大阪の会場で流しました。ほんまに温かくって、私、泣き笑いしたんです」遺品の写真のなかから遺影に選んだのは、野球帽をかぶってニッコリほほ笑む善彦さん。写真の下には、「Thank you everyone Someday somewhere(ありがとう、皆さん。いつかどこかで)」とのメッセージが記されていた。「比嘉さんが書いてくださったんです。『きっとタケうっちゃんなら、こう言うはず。これで終わりじゃない。これからも僕らは、彼を忘れずに一緒に歩いていくから』って。そのひと言に、私、どれだけ救われたか……」そんなとき、同じくコロナ放置死で父を亡くした、遺族会共同代表の西里優子さんと出会う。「話すことで、しんどいのは私だけじゃないって思えた。きっと、同じような人がほかにもいるはずと思ったんです」話すことで、せめて慰めになれば。そう思って2021年9月27日に立ち上げたのが自宅放置死遺族会だ。■「もう少し早く入院できていたら」「いま政府にお願いしたいコロナ対策はなんですか?」ちょうど第8波が始まろうとしていた昨年11月16日に開催された遺族会のオンライン会議では、事務局の担当者が遺族一人ひとりに、そう尋ねていた。署名活動に向けて、遺族の意見をまとめるためだ。「誰もが当たり前に医療にかかれるようにしてほしい」 「診療拒否をなくしてほしい」そんな声が、遺族から上がる。会のメンバーは、現在10人。これまで月に1回程度オンライン会議を開き、医師や弁護士などの専門家も交えて、それぞれの事例を検証してきた。2022年4月には、高田さんが厚生労働委員会の参考人として招致され、「必要な人が適切な医療につながれる当たり前の環境を整えてほしい」と訴えた。また、立憲民主党と共同で「『自宅放置死』対策を求める要請」を厚労省に提出。さまざまな場面で働きかけを行っている。「来る波ごとに、日本では感染者や死者数が増えているのに、もう〈コロナは終わった〉みたいになっていますよね。でも、私たち遺族のように、時がたっても〈家族をコロナで放置死させた〉という深い苦しみから抜け出せないでいる人はたくさんいるはず」厚労省が昨年12月に発表した統計によると、第7波中に自宅死したコロナ患者は、少なくとも776人。善彦さんが他界した第5波(202人)の3倍以上に増えた。高田さんの呼びかけで、遺族会のメンバーが、つらい経験と胸の内を記者に話してくれた。北海道旭川市在住の杉山文美さん(仮名・38)は、兄の笹森総一郎さん(享年42)を2022年3月21日に亡くした。陽性が判明して、わずか2日後の他界だった。「兄は、拡張型心筋症という難病を抱えていて、本当なら即入院の対象でした。だけど、病院側が兄の疾患を保健所に伝え忘れたため、入院対象にならず自宅療養になってしまったんです」(杉山さん)これが悲劇の始まりだった。「息子さんと連絡が取れない」という電話を保健所から受けた父が様子を見にいくと、総一郎さんは、ベッドで冷たくなっていた。「父が心臓マッサージをしても、兄が再び目を開けることはありませんでした。父は今でも〈かわいそうなことをした〉と自分を責めているんです」東京都在住の40代男性は、コロナ禍当初の2020年4月、父(享年85)を亡くした。「父は、マラソン大会に出場するほど元気でした。しかし、コロナに感染した当初から39度台の熱が出て意識もうろうに。救急車で運び込まれた病院でPCR検査を受けるも、〈結果が出るまで入院はできない〉と自宅に帰されたんです」不運だったのは、当時PCR検査の結果が出るまでに6日も要したことだった。「保健所や病院に入院させてほしいと頼んでも、〈検査結果が出るまではできない〉と言われ、父は私の目の前でどんどん衰弱し、水さえ飲めなくなっていきました」陽性判明後は入院できたものの、医師は開口一番こう言った。「遅すぎた。肺が真っ白です。もう少し早く入院できていたら」男性が「人工呼吸器を付けてほしい」と土下座して頼んでも「一度付けたら、なかなか外せない」と断られ、父は帰らぬ人に。「二度とこんな思いをする人を出したくないんです」と男性は語る。遺族会ではこのように、入院要請しても断られ、自宅放置された結果、手遅れになり、入院先の病院で亡くなったケースも“放置死”と定義している。こうした遺族の事例を聞いてきた高田さんは、次のように続ける。「現場の皆さんは、本当に一生懸命やってくださっているし、ヒューマンエラーは仕方ない。だけど、コロナ禍の医療体制は人間が作っているわけで、そこに不備があって命を落としたなら“人災”だと思う。政府や自治体には、そこを改善してほしい。他界した人たちの命をむだにしないために」■思いやりでしかコロナには勝てない高田さんが、いまいちばん心配しているのが、遺族会に参加している遺族をはじめ、全国に大勢いるであろう「医療にアクセスできずに家族をコロナで亡くした遺族たち」のこと。「ちょっと前までの私みたいに、もういつ死んでもいいみたいな、暗いトンネルから抜け出せない遺族は多いと思う。人は、つらいままでは生きていかれへんから」遺族会のなかには、記者が話をうかがったほかにも、息子さんを亡くして、たったひとりになった高齢の女性もいる。「その方は『自分はもういつ逝ってもいい。死ぬまでマスクは外さない』っておっしゃって。でも、他界した息子さんだって、お母さんが苦しみの中で生き続けるのはつらいはず。きっと、幸せに生きて、って思っているはず。だから私は今後、ご遺族が少しでも生きる希望を見いだせるお手伝いをしたいんです」そのひとつとして遺族会では、ネット署名を始めるべく準備を進めている。「多くの人が、共感してくれる内容の署名にしたい。この世に命より尊重されるものはないから、誰だって必要な医療は受けたい。大切な人がコロナで治療も受けられずに亡くなるなんてイヤじゃないですか。そんな悲劇を少しでも減らすために、〈マスク外そう〉じゃなくて、大切な人を感染させないための行動をとりませんか、と。人の思いやりでしか、コロナ禍を乗り越えられないと思うから」コロナ禍によって、人間のおろかさが浮き彫りになったが、同時に人の温かさも身に染みた、という高田さん。「人間がコロナに打ち勝つためには、人の良心にかけるしかない」と、今、思い始めている。高田さんは信じて進む。人の良心を。たった一つの命を大切にできる世の中にするために─―。
2023年01月22日ダウンタウンの浜田雅功(59)と、女優の小川菜摘(60)が別居していると、1月17日発売の『FLASH』が報じた。記事によると昨年12月、小川は都内の高級賃貸マンションへと帰宅。いっぽう、浜田は成城の自宅に残ったままだったという。高級マンションを生活拠点にしている理由については、「舞台活動に集中するため」といった話も。小川の所属事務所は別居を否定しなかったものの、詳細は回答しなかったという。これを受け小川はInstagramを更新。目をつぶって口を尖らせたイラストとともに、《え?(笑)んなアホな》とコメント。明言こそしなかったものの、報道を受けての発言とみられている。浜田といえば、2014年にグラビアアイドルとの別宅での不倫デートが報じられていた。その際にも小川はブログで離婚を否定し、《意気消沈ゴリラになっています》とコメント。あえてイジることで、明るく決着をつけたのだった。そこから9年。今度は妻側が別宅で生活しているようだが、興味深いのはこの“別居疑惑”報道に対して多くの人が好意的ということ。《どちらかが一緒にいると苦痛になるなら、距離をおいて別居もありだと思います》《時には、奥様も自由に自分の時間がほしいでしょう》《良い距離感だと思います》など、男女問わず“別居という選択”を支持しているのだ。この空気の変化は時代によるものなのか。恋愛ジャーナリストのおおしまりえさんは「近年、“熟年夫婦のあり方”が変化しています。熟年夫婦が抱える問題も表面化してきており、こうした妻側の一歩もポジティブな解釈ながされるのでは」と話す。一体、どういうことなのか。話を聞いた。■離婚は面倒。でも一緒にはいたくない今回の報道は疑惑ということですが、浜田さんご夫婦に限らず最近は熟年夫婦のあり方が変化。「離婚や同居か」という二択ではなく、グラデーションが生まれてきているように感じます。これまで話を聞いた方のなかに、“建設的な家庭内別居”をしているご夫婦がいました。仲は良くないけれど、いがみあったり無言を貫いたりするほど不仲ではない。シンプルに今の生活や価値観が合わない2人だけど、離婚するほどのエネルギーは互いにない。離婚は面倒だけど、一緒にはいたくない。そんな2人が取った選択は、建設的な家庭内別居だそうです。具体的には食事だけ時間を決めて一緒に取るけれど(作るものは妻の都合)、それ以外はいっさい干渉しないとルールを決めているとのこと。そんな緩やかな取り決めで快適になるのか疑問でしたが、これが上手くいっているそうです。■熟年離婚の割合は増加傾向にある「熟年離婚」という言葉が当たり前になって久しいですが、近年は離婚件数全体における熟年離婚の割合は増加傾向にあります。離婚割合が増えているのであれば当然、水面下では離婚予備軍とでも呼ぶべき不満を抱えた夫婦がゴマンといるのは明らかです。また最近は「夫源病」と呼ばれる言葉がちょっとした流行です。夫が原因となって、妻側に健康不調が出る。これが夫源病の症状だといいます。タレントの上沼恵美子さん(66)もまさに同様の悩みを抱えた結果、今では「別居して週末だけ会う」という生活を公言しています。コロナ禍となり、夫が自宅にいる時間がさらに増えました。一般の方々の中にも、こうした症状を感じる方は多いのではないでしょうか。そうした問題が夫婦に起きたとき、金銭的な余裕がある夫婦ほど「前向きな別居をして、自分らしい人生を歩んでみよう」と考えるのは自然なことです。ちなみに別居をきっかけに関係が上手くいくケースと上手くいかないケースには、明確な違いがあります。それは、「ちゃんと話し合って決めている」ということ。どちらかが不満を抱いて“なし崩し”的に別居が始まるケースは大体、その後も上手くいきません。結局、離れ方にも“夫婦の質”のようなものが現れる。そう思いながら今回の報道を見ていくと真相こそ定かではないものの、少なくとも年末年始などは一緒に過ごしている様子。ですからなんだかんだ、この夫婦は上手くいってそうだなと個人的には思うのでした。(文・おおしまりえ)
2023年01月22日「自分がM-1の王者になるとは思ってもいなかったです。昔から知ってる人からも、『面白いから売れるとは思っていたけどM-1優勝する人生だったんだね』って言われたり、みんな驚いてるみたいです。あまりにも似合ってなさすぎるというか、違和感ありすぎるというか。ただ、優勝しないと見えない景色や出れない番組だとか、そういうことを知れたので優勝してよかったなと思ってます」こう語ったのは、お笑いコンビ・ウエストランドの井口浩之(39)。その隣では、河本太(38)も噛みしめるように頷いている。昨年12月18日に放送された『M-1グランプリ2022』で優勝を果たして、第18代王者の栄冠を手にしたウエストランド。息つく暇もない多忙な日々に、嬉しい悲鳴をあげる。井口「すでに僕は去年の9月から休みがないのですが、優勝するまでは1日1本とかだったので、寝れないとかご飯行けないはなかったんです。今はこういう状況なので誰にも会えないですね。芸人仲間もみんな忙しいのをわかってくれているので誘いは減りましたね」2014年に結婚し、2人の子宝にも恵まれた河本。これまで家族から芸人を続けることに反対されたこともあるというが、さすがに優勝後は家族も安心しているかと思いきや……。「さすがに喜んでくれてはいます。両親も優勝してからは応援してくれるようになりましたし、嫁の親御さんも“何も言わないよ”と言ってくださいました。■河本「嫁は4月から仕事を再開します(笑)」2020年に初めてM1の決勝に行った次の年はコンビでお仕事いただくこともあったんですけど、昨年のはじめごろから相方一人の稼働が増えてきて。まぁファイナリストになれてもそういう状況だったので、嫁もチャンピオンになってもちゃんとお仕事がくるか不安みたいで。今回の優勝でちゃんとお仕事できるようになれればいいんですけどね。嫁はまだ消えると思っているみたいで、4月から仕事再開するって言ってました(笑)」“ポンコツキャラ”としてイジられることも多い河本。いっぽうで2021年に刊行したエッセイ集「朽木糞牆」に淡々とした筆致で書かれた自堕落なエピソードがM-1前から話題を集め、ランキング上位に入るなど文才に注目が集まっているが、本人は控えめだ。河本「それも得意じゃないというか……。全然勉強とかもしてこなかったので。そういうところにもこれからは挑戦したいなと思ってますけど、能力がともなうかどうかということなので。1冊目は周りのお陰だったので、これから頑張って書いてみますがどうなるかはわからないですね」『M-1』最終決戦では審査員7名中6名がウエストランドに票を投じ、圧勝したウエストランド。審査員を務めたダウンタウンの松本人志(59)は「窮屈な時代ですけど、キャラとテクニックがあれば毒舌漫才も受け入れられると夢を感じました」と讃えた。しかし、あるなしクイズを軸にYouTuberやアイドルなど様々なものに噛み付く“毒舌漫才”に抵抗を覚える人もいたようで、放送終了後には賛否が巻き起こった。そうした批判に対して、どう感じているのだろうか。井口「今すごく“悪口とかキツい”って言われるじゃないですか。でも、うちは事務所が麻痺していて何も言われないんですよ。“ウエストランドがM1で炎上”とか、あんなものうちの事務所からしたら炎上でもなんでもないですからね。ハッシュタグでテレビ出すなとか言われてる人が先輩にいるわけですから。爆笑問題のせいで感覚がおかしくなってるんです」■井口「人って素晴らしいって説法みたいな漫才になるかも」やはり、今後もこの“スタイル”を貫いていくかと思いきや、意外な答えが。井口「いやいや、変える可能性は全然ありますよ。人を褒めるだけのすごく優しいネタになるかもしれないし。どうなるかはわからない。“人を傷つけない笑い”が流行れば流行るほど“そんなのいらねえよ”がウケるし、YouTuberがすごい人気になっているから文句を言えばウケるっていう世界なので。“悪口言うのが最高なんだ”って世の中になったら、カウンター的に“人って素晴らしいんだよ”っていう説法みたいな漫才になるかもしれない。まずウケることが前提なので」井口にとって漫才での“毒舌”は本心ではないのだろうか。井口「まぁ言いたいっていうのはありますけどね(笑)。でも、傷つけようとして言ってるわけじゃないので。勘違いして“これから傷つけまくるぞ”ってことではなく、どれがウケそうかで言ってくだけです」河本に井口の“毒舌”についての思いを聞くと。河本「ネタには関与してないので。ただもらったものを読むというか。こなすという」井口「それもできてない。できてる風になってますけど、それもできてない」河本「M-1の決勝のネタができた時はこれ、マジで面白いな、今までと違うというか、今まで積み上げてきたものが一個上のところにいったなあと思いました。横で見てて、すごいおもしろかったです。」井口「参加してくれよ!お前、歴代のチャンピオンで一番スキルがないよ!」念願だったM-1優勝を果たし、毎日のようにテレビやラジオなどあらゆるメディアへの露出が続く井口と河本。しかし将来の展望について聞くと、いたって冷静どころか、危機感さえ抱いているようだ。井口「もちろんテレビに出たくて芸人はじめたのでとにかくテレビには出たいですね。コンビで出れたらいいですけど、コンビじゃなきゃダメとかは1ミリもないです。ピュアな世界なんで。M-1優勝は本当に手段ですから。M-1の影響力はめちゃめちゃありますけど、他の番組でもそうなれるように1個1個やって、見てくれた人が“いちばん”だって思ってもらえるように全部やっていくだけですから。そういう意味では変わらないです。M-1も他の番組も」M-1最終決戦で放った「アナザーストーリーがウザい!泣きながらお母さんに電話するな!」というフレーズの背景にも、そうした危機感があるようだ。井口「優勝したからってなにも安泰じゃないですからね。泣けない一番の理由はそこです。今は完全にバブルで呼んでいただいているだけなので、ここからだと思います。また落ち着いてから一歩一歩取り組まないと、ずっと優勝の効力が続くわけではないですし。結果出さなかったら意味ないんで。それは優勝した瞬間から思いましたね。正直泣いてる場合じゃないですから」そんな2人に今後の夢について尋ねてみると――。河本「僕はキャンプやるんで。これまでヒロシさんのキャンプ番組によく呼んでもらったので、やらせてもらえるなら自分のキャンプ番組にヒロシさんをゲストで呼んで恩返しがしたいなと思いますね」すると、井口がすかさずツッコむ。井口「ヒロシさんの番組に一緒に呼んでいただくんですけど、こいつがあまりにも喋れないので、僕とヒロシさんでキャンプのイベントやったりとか。ありがたいんですけど、なんで僕が行かなきゃいけないんだという。そこは頑張ってこれから変えていってもらって、ちゃんと話してもらいたいですよね」河本「おしゃべり苦手なんで」■井口「漫才をやるのは宿命」いっぽうの井口は、大好きなサッカー関連の仕事に意欲を見せる。俳優業などこれまでにないジャンルのオファーがくる可能性について聞いてみると……。井口「とんでもなくやりたいとかはないです。ご迷惑かけるだけですし、すごい怖いじゃないですか。でも、それに出ることでモテるような役なら出たいですよね。出ることで、“すげーいい奴だ”ってなるなら出たいです」井口にとって、“モテ”は芸能活動の原動力のようだ井口「それだけですよ。それのみでやってます」――お相手は芸能人がいいですか?井口「そうですね。そういう話題をお届けしたいですけど。悪口言ってたとかそういうのじゃなく、話題をお届けしたいです」――熱愛の際はご連絡ください。「なかなかないでしょ!自分で言う人。まーそうなるようにしたいですよね、、、」最後に漫才についての思いを聞いてみると――。井口「漫才は効率も悪いし、本当めんどくさいし、ダルいとはずっと言ってきたんです。とはいえ、爆笑問題さんがずっと新ネタやってるんで、やるしかないんすよ。宿命ですから。多分、変なお笑いファンや何も知らない人が、こういうダルいとかめんどくさいとか効率悪いと言ってる部分だけ拾ったりするんでしょうけど、『誰よりもやってるから』という気持ちはあります。ほんとめんどくさいんですけど、でもやるしかないんで。タイタンライブもありますし、新ネタは作り続けるしかないですよね」とはいえ、M-1優勝でホッとしている部分もあるようだ。井口「優勝した全芸人が思ってることだと思いますが、M-1に出なくてよくなってよかったですね。ネタの勝負はもうしたくないですね。絶対負けるんで。あんなに勝てるの人生で一回だけだと思いますよ。一回もああいうの勝ったことないし、視聴者票とか客票になったら100%終わりなんで。もう勝ち逃げです」一切油断する様子はなく、どこまでも地に足ついたウエストランドの2人。新時代の王者に、隙はなさそうだ――。
2023年01月21日《静かなるドンで近藤静也を演じさせて頂くことになりました。素晴らしいスタッフキャストの皆さんとワンシーンワンシーン丁寧に撮影しております。是非楽しみにして頂けたら嬉しいです!》1月20日、Instagramにこう綴ったのは伊藤健太郎(25)。同日、伊藤が漫画『静かなるドン』の実写映画版で主演を務めることが発表された。同作は’88年から’13年まで「週刊漫画サンデー」で連載され、累計発行部数4500万部を突破した超人気作。これまでにもドラマ化や映画化がされてきた同作の“令和版”となり、伊藤はサラリーマンとして働きつつも、夜は暴力団総長という顔を持つ主人公・近藤静也を演じる。世代を超えた名作漫画の主演に抜擢された伊藤は、3月にも舞台『背信者』で主演を務めることが決まっており、好調ぶりが伺える。’20年10月に道路交通法違反(ひき逃げ)などの疑いで逮捕され、’21年3月に不起訴処分となった伊藤。同年5月、ニュース番組に出演しインタビューに答えたものの「復帰が早すぎる」などと厳しい声が上がっていた。しかし、根強いファンは多いようだ。「’21年6月に開設した公式ファンクラブにはかなりの数のファンが入会し、翌月に都内で開催された写真展には連日、入場待ちの列ができるほど。会場で販売していたグッズも飛ぶように売れるほどの盛況ぶりでした。同年10月には主演舞台『SOULFUL SOUL』も上演され、活動再開後も仕事のオファーが相次いでいました」(芸能関係者)伊藤の俳優業が好調なのは、大御所の“後押し”も理由であるようだ。例えば’22年6月に公開された伊藤の主演映画『冬薔薇』で監督を務めた阪本順治氏(64)は、“俳優・伊藤健太郎”をこう評している。「テレビと比較すると、映画は『引き』でも大丈夫とか言われますけど、だからこそクローズアップは大事なんです。カメラが近づいているときに俳優が魅せるものが、大きなスクリーンに耐えられるのかどうか。その点、健太郎のクローズアップは非常に映画的であったし、映画の大きなスクリーンに耐えられる人だなと思いました」(「RealSound」2022.06.05.)さらに’22年6月14日、伊藤はInstagramで《先日映画冬薔薇の稼働が一旦終わりました。なんだか少しホッとしたのと同時に寂しさもあります。冬薔薇のお陰で、素敵な出会いも沢山ありました》と綴り、伊武雅刀(73)、小林薫(71)、石橋蓮司(81)といった錚々たる面々に囲まれた写真もアップしていた。また、かつて数々の映画で故・美空ひばりさん(享年52)の相手役を務めた時代劇界の大スター・俳優の林与一(80)も伊藤にエールを送っている一人だ。「林さんは伊藤さんが次世代の時代劇スターになると考えており、伊藤さんの写真展には開催初日に訪問。そしてマネージャーを通じて伊藤さんに『時代劇の立ち回りや踊り、三味線を勉強したほうがいい』と伝えたといい、『先生も全部僕が紹介するから!』というほど熱心だったそうです」(舞台関係者)実は伊藤と林は一度も共演したことがない。しかし‘21年8月、本誌が直撃した際、林は伊藤に入れ込む理由をこう語っていた。「4年くらい前に膀胱がんを患って、手術もした。それから後継者にできる若い世代の人たちをずっと見てきたんだ」「僕は『アシガール』(’17年・NHK)で彼が若殿を演じる姿を見たとき、すごい俳優だなと直感したんだ」さらに林は「石原裕次郎みたいな後世に残る俳優だと思っているし、今でいうと、彼の才能は“芸能界の大谷翔平”かな」と太鼓判を押し、「これからは彼がどれだけ一念発起して勉強ができるかどうか、それにかかっていると思う。でも彼はそれができる人だよ」と話していた。大物に支持され、仕事も順調な伊藤。そんな伊藤のさらなる“絶好調”な姿を本誌は目撃している。それは’22年6月30日、伊藤にとって25回目となる誕生日のこと。サングラスにキャップ姿の伊藤は、極太のタイヤが特徴的な真新しい一台の自転車に乗り、正面を一心に見つめてペダルを漕いでいた。その後、紙袋を持って自宅前に戻ってきた伊藤は、自転車のライトの下に紺のバンダナを結びつけると、初めて自転車を買ってもらった子どものように、マンションのオープンスペースをグルグルと回り続け、乗り心地を楽しんでいた。「伊藤さんが乗っているのはタイヤの幅が太いファットバイクと呼ばれる自転車。最近人気が高まっており、なかでも伊藤さんの車種は電動アシスト付きの高級ブランドのものです。お値段は約40万円で、長瀬智也さん(44)や錦戸亮さん(38)も愛用しているものですね」(自転車販売店オーナー)公私ともに順調な伊藤の“快走”は続く。
2023年01月21日「オファーをいただいたときはすごくワクワクしました。主演が木村さんというのもうれしくて。ただ、実在した人物を演じることは責任を伴うので、頑張らないと!と緊張しました」そう話すのは、今年最初の出演作となる映画『レジェンド&バタフライ』(1月27日全国公開)で、木村拓哉演じる織田信長の妻、濃姫を演じている綾瀬はるか(37)。戦国時代の女性としてはかなり異端児で、おてんばで、“大うつけ”の信長をも凌駕するキャラクターを体現。物語序盤の初夜のシーンでは、口論の末に刀を抜いた信長をいとも簡単にねじ伏せてみせた。「もみ合いが激しくて、私の着物は袖が全部ビリビリに破れてしまうほど。大変でしたが、楽しかったです(笑)。全身の神経を使って表現することで役をつかめました」政略で結ばれた男と女のラブストーリーという新たな視点で信長の人生を描く同作。対等な関係を築き、真の夫婦となっていく2人は、理想の関係だという。「夫婦でありながら戦友という、お互いに高め合う関係っていいなあと思いました。桶狭間の戦いの策を練るシーンは、2人が同等の立場で、同じ熱量で会話できるからこそ、いいアイデアが次々と出てきた。そんなふうに相手を尊敬できる夫婦っていいですね」映画は、昨年1月にクランクアップ。ハードスケジュールのなかで大役を務め上げた達成感で泣いた綾瀬は、同時に木村の涙も目の当たりにした。「ふだんはあまり泣かないらしいですけど。それだけ、木村さんの役への思いが強かったのだと思います。12年ぶりにご一緒できたことは、私の宝物になりました」最後に、迎えた’23年はどんな年にしたい?「日々、めまぐるしく過ぎていきますが、『今、こういうものが好きなんだな』とか、そのときどきの心の動きや自分の欲求みたいなものに敏感でいようと思って。そのためにも、きちんと丁寧な生活を送れるように心がけたいですね」(スタイリング:山本マナ/ヘアメーク:中野明海)【衣装協力】ニット(エイトン)イヤリング、リング(ともにエテ)
2023年01月21日1月20日、お笑い界に衝撃のニュースが走った。人気お笑いコンビのコウテイが今月末で解散することが発表されたのだ。同日、ボケの下田真生(29)とツッコミの九条ジョー(29)は解散について吉本興業の公式サイト内にあるFANYマガジン内でそれぞれこうコメントした。《1月31日をもってコウテイ解散する事になりました!しっかりと話し合った結果です!今まで応援していただいた方ほんまにすみません!それぞれの道になります!わしはしばらくピンで活動しようと思います!ほんまに次行ってみよー!!!!!》(下田)《この度コウテイを解散する運びになりました。今まで応援して頂いた皆さま本当に本当にありがとうございました。悲しい事や嬉しい事を沢山経験出来た最高の10年間で最強のコンビでした。まずはしっかり体調を整えてから、自分のやりたい事を全力で頑張ります。また皆さまにお会い出来る日を楽しみにしております。ズィーヤ★》(九条)今後2人はピン芸人として活動していく意向だという。2020年の『第41回ABCお笑いグランプリ』で優勝を果たし、『M-1グランプリ』など数々の賞レースで結果を残してきたコウテイの解散はお笑いファンを中心に大きな衝撃を与えた。これまで2度の解散を経験し、テレビでもお互いへの不満を公言するなど不仲コンビとして知られていたコウテイ。実は彼らの3度目の解散を機に、今後を案じられている若手お笑いコンビがいる。人力舎所属の結成6年目となるコンビ・竹内ズだ。コウテイの解散が明らかになると、ネット上では次のような声が相次いだ。《コウテイ解散で竹内ズがどうなるか心配でヒヤヒヤしてるよ》《コウテイとかモンローズとか不仲と囁かれた芸人が着実に解散していってる…竹内ズは大丈夫だろうか》《不仲コンビ、コウテイと竹内ズの二強だったのがついに竹内ズ一強に、、》何を隠そう竹内ズも、コウテイ同様“不仲コンビ”として知られている。白日の下にさらされたきっかけは、昨年1月放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)内での「解散ドッキリ」。「不仲芸人対抗スピード解散選手権」と題された企画で、不仲と噂の若手芸人4組が、解散を持ちかけてから決断するまでのタイムを競うというドッキリ企画。竹内大規(29)とがまの助(27)からなる竹内ズは、ラジオ番組放送中に言い合いになるほどの不仲で、大本命とされていた。ドッキリが始まり、仕掛け人であるがまの助が竹内に「もうやりたくない竹内くんと。解散でいい?」と切り出すと、竹内はあっさり「うん」と即答。4組のなかで最速の10秒で解散が決定した。あまりの決断の早さに、ネット上では“本当に仲が悪い”“コンビ仲やばすぎ”と波紋を呼んだのだ。その後もコンビ活動を続けている竹内ズだが、どうやら2人の溝が埋まったわけではないようだ。「昨年末にコンビの公式YouTubeチャンネルにアップした動画の中で、がまの助さんの『来年もよろしくお願いします』という言葉に対して、竹内さんは『それは状況次第というか。100%やりましょうとは言えないけど、できる限りはやりましょう』と返答。がまの助さんが『何が嫌?』と尋ねても竹内さんは『基本的には全部』と答えていますし、今もコンビ仲はよくないようです。また、昨年大晦日に放送された『三四郎のオールナイトニッポン 年越し初笑いSP 2022→2023』(ニッポン放送)にゲスト出演した際も、喧嘩していました」(テレビ局関係者)踏みとどまることを祈るばかりだ。
2023年01月21日’00年のデビュー以降、歌謡界の最前線を走り続けてきた氷川きよし。これまで長期休養を取ることはなかったが、昨年の『NHK紅白歌合戦』で『限界突破×サバイバー』を歌い上げ、歌手活動の休養に。その直前にありのままの心境を聞いた。「長年、ファンの方々の期待を一人で背負ってやってきました。ひとまずは、『よくやりきった!』と、自分自身を褒めてあげたいですね。お休みの間には“演歌歌手・氷川きよし”を脱いで、一人の人間としての幸せを追求していこうと思っています。福岡で暮らす両親も、私の決断を応援してくれています」(氷川・以下同)休みの間には、「海外へ行きたい」「調理師免許でも取ろうかな」と各所で発信していたが、予定は決まった?「いろいろやりたいことはありますが、決めちゃうとゆっくりできない性分なので、今もはっきりは決めていないんです。『自分らしく生きる』、それだけを大切に過ごせたらと……」’17年の『限界突破×サバイバー』は、これまでの演歌界の貴公子たる氷川像を打ち破る曲調が話題を呼んだ。「たくさんの応援の声はありがたく、得難いものだったと同時に、あまりに大きい声量がプレッシャーでもありました。しかし、その声援にずっと応え続けてきたことが、自分にとって“自信”というかけがえのない財産になっているとも感じます」22年間で発表してきた全589曲はサブスクで全曲が配信中のほか、2月2日には氷川初となるベストアルバム『氷川きよしベスト』も発売予定。この楽曲数の重みが自信となり、氷川の“ロックされたままの可能性のドア”を開けたのだろう。「しっかり充電したあとは、やっぱり歌を歌いたいです。こぢんまりしたライブハウスのような場所でもいいから、今まで以上に真剣に音楽をやりたい。どんな形になって、どんな方に届くものになるかはわかりませんが、思いを込めたリスタートを切るつもりです」表現者、アーティストとしての氷川の再始動が早くも待ち遠しいーー。
2023年01月21日’80年代を代表するアイドルの森尾由美さんとつちやかおりさんは、現在、孫に夢中。メロメロすぎて、ときに甘やかしてしまうことも……。でもそんな孫の存在が、50代を明るく楽しく生きる糧になっているのだとか。つちやかおりさん(以下・つちや):お孫さん、まだ6カ月でしょ。(紙袋を渡しながら)これ、よかったらどうぞ。森尾由美さん(以下・森尾):わあ、ベビー服ですか。すっごくうれしい!かおりさん、ありがとうございます。ちょうど1年前、松本明子ちゃんプレゼンツの昭和アイドルのイベントがあって、布川(敏和)さんとご一緒したんです。そのときに「お孫さんおめでとうございます」ってお話をしたんですが「うん、まあね」とクールな対応。男性ってこんな感じなのかなって思ったんです。つちや:えー、全然クールじゃないと思う(笑)。昨年、コロナで延期になっていた子供たちの結婚式に出席したときは『孫はオレが抱くんだ』と言い張っていたくらい。それでギャーと泣かれて(笑)。離婚したとはいえ、子供の親で、孫のおじいちゃんだからね。何かあれば家に集まるし、撮った写真をSNSでアップしまくっているし。森尾:なんだ、ふっくんもしっかりお孫さんに夢中なんですね。――中森明菜、堀ちえみ、小泉今日子、早見優らが同期の“花の’82年”に歌手デビューしたつちやかおりさんと、その翌年にデビューした森尾由美さんは、高校の先輩後輩で’80年代のアイドル全盛期を支え合ってきた存在。今も若々しく、そしていきいきと女優やタレントとして輝く一方、プライベートでは“おばあちゃん”になっているのだ。森尾:夕結(ゆい)ちゃんは、いくつになったんですか?つちや:一昨年の5月に生まれたんで、今、1歳7カ月。由美ちゃんのところの香澄ちゃんより、ちょうど1歳くらいお姉さん。インスタで写真を見たけど、香澄ちゃんを見る由美ちゃんは、ヨダレが出るほどの笑顔になっているね。森尾:もう舐めんばかりに見入つちや:う。私、孫の名前を呼ぶときの声のトーンが、犬を呼ぶときと同じように、一段、高くなるんです。だから孫を呼ぶと、犬が間違えて来ちゃったりするんです(笑)。主人には「あんまりデレデレになるな」と注意されるくらい。つちや:なんで?全然、いいじゃない。森尾:ですよねえ。でも、娘たちには娘たちの育て方もあるから、あまりグイグイいかず、彼女の考えを尊重しつつサポートするって心がけています。つちや:孫は子供以上にかわいいって言われているくらいだから、しょうがないよね。■娘だけでなく父になる娘婿もサポート森尾:娘が生まれたときも、もちろんかわいかったけど、出産したばかりで必死さとか責任感のほうが先に出てしまいますもんね。孫の場合、やっぱりそういうところの違いなのかな。つちや:私の場合、最初はあえてクールに「なんか困ったら手伝ってあげるわ」くらいに言っていたんだけど……。会うたびに成長を感じて、反応もどんどんかわいくなっていく。だからやっぱりデレデレになって、いろんなものを買っちゃう。森尾:やっぱりそうなりますか。つちや:クリスマスとは別に、クリスマス前のプレゼントとか。そしたら娘から「何回クリスマスがあるの」って怒られたりして(笑)。森尾:ベビー服は、娘の趣味もあるから一存では決められないんです。でも、彼女たちなりにつましく生活しているようなので「これ欲しいけど、高いな」って迷っているものがあれば、即、もうほんとに即、買ってしまいます。娘の妊娠生活や出産の際には、“母親の先輩”として支えた2人だが、コロナ禍ということもあり、感染対策にはかなり気を使ったという。つちや:娘ちゃんは順調に妊娠期間を過ごせたの?森尾:切迫早産で、お医者さんから入院かもって言われてたんです。つちや:でも、コロナ禍じゃお見舞いにいけないよね。森尾:その不安がすごくあったみたいで、先生と相談し、絶対安静にするという約束で自宅で妊娠生活を送ったんです。いざ出産となったときは、私たち夫婦で病院へ連れていくことになっていたから、私も、夫もコロナに感染しないよう、十分、気をつけていました。つちや:私の娘はつわりがひどくて、それが治ったと思ったら恥骨を痛めて、トイレに行くのも一苦労。だから、コロナ禍でも、私が手伝わないわけにはいかず、マスクを三重くらいにして、ご飯を作りに行ったり。森尾:私もご飯の準備をしていました。娘から「今日はおうどんが食べられたから」って聞いて、翌日におうどんを買っていくと、「見たくもない」って(笑)。私は娘の気持ちを理解できるけど、旦那ちゃん(娘婿)が大変そう。「妊婦は気持ちの浮き沈みもあるし、本人はつらいから寄り添ってあげてね」って、フォローしていました。つちや:今の若い男性の子育てに対する意識って、昔とだいぶ変わってきてると思う。娘の体調が悪そうなときは、すぐに「有休取るから」って言ってくれるの。森尾:主人が昭和かたぎなタイプなので、すぐに有休取る旦那ちゃんを見て心配な部分もあるようなんですが、女性から見ればこんなに優しくて、家事も育児も積極的な旦那さんはうらやましい!つちや:だよね。だから旦那ちゃんにはおいしいご飯を作ってあげたいし、一緒にお酒飲もうよって言ってみたりしているの。森尾:わかります、わかります。娘夫婦がケンカすると、旦那ちゃんの肩ばっか持っちゃう。娘は怒るんですけど(笑)。つちや:娘にとっては、自分の母親なら気を使わず頼りやすいし。近くに引っ越してきてよかったなと思います。■「おばあちゃん」と呼ばれることに抵抗は?森尾:イベントごとも増えました。いまは誕生日ばかりじゃなくて、生まれて半年を祝うハーフバースデーとかもあるんですね。だから家族で集まる機会が増えました。つちや:YouTubeで家族の様子を公開すると再生回数が何十万回とかになって。森尾:やっぱり、家族だんらんが見たいんですよ。ふっくんもよく参加しているみたいですしね。つちや:そう、家族の集まりのたびに、「オレも」ってやってくる(笑)。恐る恐る、孫を抱いたりして。森尾:お孫さんにはなんと呼ばれたいですか。やっぱりおばあちゃん?つちや:私は“かかちゃん”なの。かおりの“か”をとって、かかちゃんって。今は、「かか、かかー」って呼んでくれる(笑)。森尾:かわいい!私は“おばあちゃん”でよかったんですけど、娘が「さすがに申し訳ない」と気を使ってくれて……。その結果、孫の前では“グランマ”と呼んでくれています。つちや:私もおばあちゃんでも、ばあばでも、全然、平気。ただ、ちょっとオリジナリティをつけたかっただけ。ちなみに元夫は「ふっくんって呼ばせる」って、ずっと言い張ってて。森尾:うちの夫も、なぜか「お兄さん」って呼ばせようとしてたんですよ。つちや:男性陣の発想はおもしろい。でも「ふっくん」は子供たちにやめてって言われて、けっきょくは“じいじ”で落ち着きそう。森尾:なんと呼ばれようと、孫がいるだけで楽しいですからね。つちや:孫や子供たちと一緒にご飯を食べてワイワイできたりして、今がいちばん楽しい。年をとるのも悪くはないな、と。ただ、体はいろんなところにガタが来て、あちこちが痛い(笑)。森尾:私も孫と一緒にいるためには、やっぱり体力は必要だなって思いました。娘に「公園に一緒に行ってきて」と頼まれたとき、パーッと行けるフットワークだけは維持しておきたいですね。孫は夫婦で頑張って育てていくと思うので、私たち夫婦は、そのフォローをしていきたい。つちや:50代をどう過ごすかで、その後の人生が変わるって聞くけど、孫のおかげで、明るく楽しい日々を送っています。今が充実してるって思えることが、すごくうれしいです。森尾:孫の力は偉大ですね!【PROFILE】森尾由美’66年、東京都生まれ。’82年のドラマ『ねらわれた学園』に出演。『オールナイトフジ』の司会などバラエティ番組でも活躍し、’94年から改題を経て続く『はやく起きた朝は…』は放送開始29年目。現在放送中のドラマ『三千円の使い方』(東海テレビ・フジテレビ系/毎週土曜23時40分~)では主人公の母・智子を演じるつちやかおり’64年、東京都生まれ。’79年、『3年B組金八先生』の第1シリーズで女優デビュー。’91年の結婚を機に20年ほど芸能界から離れるも、1男2女の子育てが落ち着いたことから、’12年に復帰。現在は舞台を中心に女優として活躍。YouTube「つちやかおりチャンネル」では料理・ライブ・ファミリーの様子を配信中
2023年01月21日《ご報告 1月31日をもってコウテイ解散する事になりました! しっかりと話し合った結果です! 今まで応援していただいた方ほんまにすみません!それぞれの道になります! わしはしばらくピンで活動しようと思います! ほんまにしまってこーーー!!!!!!》1月20日、Twitterにこう投稿したのはお笑いコンビ・コウテイの下田真生(29)。1月をもって、コンビを解散することを発表した。ボケの下田とツッコミの九条ジョー(29)の2人からなるコウテイ。養成所時代に意気投合した2人は2013年にコンビを結成し、オリジナリティ溢れるハイテンションなネタはお笑いファンを中心に高い評価を集めていた。2020年には若手芸人の登竜門として知られる賞レース『第41回ABCお笑いグランプリ』で優勝を果たし、『M-1グランプリ』でもたびたび準決勝に進出するなど、名実ともに若手屈指の実力派として知られていた。そんな“ブレイク筆頭株”であるコウテイから飛び出した突然の解散発表。ネット上には衝撃を受ける人が続出した。《え、コウテイ解散普通にショックなんだが。漫才もう見れなくなるしm-1で駆け上がる姿みれへんのか。人生の楽しみが一つ無くなるようなものやん》《コウテイ解散なの?全私が辛い》「ORICON NEWS」によると、昨年12月に漫才の方向性の違いから2人は衝突。話し合いはしたものの、溝は埋まらず解散することに。今後はそれぞれピン芸人として活動していくという。コウテイはかねて“不仲コンビ”と言われていた。あるテレビ局関係者は言う。「コウテイはこれまで2度解散しています。1度目は養成所時代にケンカがきっかけ、2度目は2016年3月にコンビ仲の悪化により解散していますが、いずれもその後2人が歩み寄り再結成しました。2人も不仲であることは公言しており、バラエティ番組でもお互いへの不満をぶちまけていました」そして、下田はコウテイとしてよく出演していたバラエティ番組『有田ジェネレーション』(Paravi)が昨年6月にYouTube上にアップした動画で“ガチすぎる”不仲ぶりについて明かしていた。「ケンカが多いコウテイがめちゃくちゃ心配…コンビ仲についてじっくり聞いてみた!」と題された動画には、下田の他にMCとしてくりぃむしちゅーの有田哲平(51)やバイキングの小峠英二(46)らが出演。しかし、そこに九条の姿はない。その理由として下田は、動画を無断転載して収益を得る一般人を許せない九条がYouTubeの仕事を断っているためと説明。有田が「大丈夫か?その感じ?」と心配すると、下田は「ダメです」と即答し、「ちゃんとイライラします、出ろよと。ただそんなこと言った暁には、まあ殴っちゃいますから」と言い放つ。そして、最近のコンビ仲について有田から聞かれた下田は、単独ライブの頻度をめぐって昨年1月に大げんかがあったことを明かした上で、こう語った。「それのヒートアップのし合いで、僕が傷害罪ギリギリまでいったんで、すっと引いた」「そこからあんまり何も言わんくなった」「なんか言われるとヒートアップしちゃうから、お笑い以外あんま言うてこんといて」このエピソードに有田は驚愕した様子を見せ、小峠も「コウテイくらいまでいってる人で、ここまで感情のぶつけ合いって珍しいよ」とコメントしていた。動画の中で、「これまずいですけどね。なんかの拍子で、(解散に)なる可能性は。どっちが折れないといけないんで」と語っていた下田。折り合いはつかなかったようだ。
2023年01月20日数々のテレビ番組でコメンテーターとして引っ張りだこの国際政治学者・三浦瑠麗氏(42)。そんな瑠麗氏だが、夫が“渦中の人”となっている。1月20日、瑠麗氏の夫である三浦清志氏が代表を務める投資会社「トライベイキャピタル」の本社、ならびに清志氏の自宅が同月19日に東京地検特捜部による家宅捜索を受けていたことが明らかとなったのだ。「FNNプライムオンライン」によると、別の会社の代表に兵庫県での太陽光発電所の建設を持ちかけた清志氏。しかし、建設の見込みがないにもかかわらず、出資金およそ10億円を騙し取ったとして、その代表から告訴されていたという。「トライベイキャピタル」は2014年に設立され、エネルギー領域を中心に投資を行ってきた。関連会社である「トライベイ」の公式ホームページに記載されている清志氏のプロフィールには《これまでに100カ所以上、合計出力200MW以上の再生可能エネルギー資産の構築を主導してきた》とある。家宅捜索報道を受け、瑠麗氏は自身が代表を務める「山猫総合研究所」の公式サイトでリリースを更新。報道について《事実》ですと認めたが、《私としてはまったく夫の会社経営には関与しておらず、一切知り得ないことではございます》と関与は否定した。そして《捜査に全面的に協力する所存です。家族としましては、夫を支えながら推移を見守りたいと思います》としていた。夫が太陽光発電の投資をめぐり家宅捜索を受けてしまった瑠麗氏だが、実は過去に太陽光発電について“苦言”を呈していた。それは日本のエネルギー施策について議論した『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)出演後の2019年3月30日のこと。瑠麗氏はTwitterで《反原発派攻撃のために再エネを攻撃する論調がありますが、ビジネスの現場では原発と再エネはほとんど対抗軸はありません。原発の是非、再エネの普及策は別個独立に論じるべきです》と原子力発電と再生可能エネルギーについての持論を展開。そして、今後のエネルギー施策について再エネの重要性を訴えた上で、こう呟いたのだ。《太陽光発電にはダメな業者がたくさんいる。それは事実であり取り締まっていくべきです。ただ、一部の業者が無責任であったことをもって電源全体をけなすのはナンセンスなのです。ましてや、原発を推進する理由にはならないのです。発電所設置に関する環境破壊等は見直せばいいのです》この発言が夫の会社に“ブーメラン”となって刺さらないことを祈るばかりだ。
2023年01月20日新年早々、“芸人界最強夫婦”の危機が飛び出した。1月17日発売の「FLASH」が、ダウンタウンの浜田雅功(59)と妻・小川菜摘(60)の別居を報じたのだ。記事によると、昨年末に都内での舞台に出演していた小川は東京・成城の自宅とは別の高級マンションへ帰宅。いっぽうの浜田が住んでいるのは、成城の自宅のままだという。小川はこの高級マンションを生活拠点にしており、理由は「舞台活動に集中するため」という芸能記者の証言も掲載している。小川の所属事務所は、「FLASH」の取材に対して別居について否定はしなかったものの、詳細は回答しなかったという。芸能人の別居が報じられると、ニュースのコメント欄にはどちらかへの批判的な内容が報じられることもしばしば。しかも2014年にグラビアアイドルとの“半同棲不倫”が報じられている浜田だけに、厳しい声が多いかと思いきや……。《自由にしていいんじゃない》《他人が心配する事では無いと思う》といった別居に対して好意的な声が多かったのだ。先輩後輩構わず共演者を叩くことから“暴君”と恐れられることもある浜田。コンプライアンスへの髙い意識が求められる昨今とは真逆ともいえる芸風に加えて、プライベートで失態を犯した過去もある。にも関わらず、好感度が下がる気配はなく、多数の一流企業とCM契約を結び、ピンでも5本のレギュラー番組を抱えている。その“秘密”についてお笑い評論家のラリー遠田氏に話を聞いた。まず背景に、ダウンタウンの2人が数十年にわたってお笑い界のトップを走り続けてきた“信頼と実績”があると指摘する。(以下、カッコ内はすべてラリー氏の発言)「仮に浜田さんが芸歴一年目で出てきたばかりの若手だったら、同じことをやってももっと叩かれてたかもしれないですよね。でも、ダウンタウンはこれまで何十年にもわたってテレビに出続けて人気を得てきた結果、今ではそのキャラクターも含めて国民的に認知されているじゃないですか。浜田さんが今まで積み上げてきた実績は、ほかの芸人とは比べ物にならないですよね」とはいえ、ここ最近に不倫が発覚したアンジャッシュ・渡部建(50)や天竺鼠・瀬下豊(43)はしばらくの謹慎を余儀なくされている。9年も前とはいえ、なぜ浜田は“ノーダメージ”で乗り切れたのか。■自分のキャラクターを確立「法に触れるようなことをしたなら、同じ罪に対しては同じ罰を受けるわけですが、不倫報道で叩かれるかどうかというのは、世間の人の感情の問題ですからね。同じことをやっても、人によって叩かれる度合いが違うのは当然だと思います。浜田さんや千鳥の大悟さんは、自分のキャラクターを確立していて、圧倒的に人気もあるので、そこまで批判されないのでしょう。むしろ渡部さんやベッキーさんのような、優等生的なイメージがあって表向きの好感度が高いように見える人の方が、何か悪事が出たときに叩かれやすいです」さらに、14年の不倫が発覚直後にブログで即座に離婚を否定し、《意気消沈ゴリラになっています》とイジり、“神対応”と話題を集めた妻である小川のフォローも浜田を支えているという。小川は今回の別居報道後も、Twitterで「え~(笑)んなアホな」と否定するかのような呟きをしていた。「不倫や別居というのは家庭内の問題なので、奥さんがどう思うかってのは大きいじゃないですか。奥さんも芸能人であり、自分から“大丈夫ですよ”とアピールしているのであれば、そこに他人が口を挟むことではないですよね」昨年の『キングオブコント2022』(TBS系)で優勝したビスケットブラザーズに放ったビンタに賛否がわかれるなど、今もその芸風が波紋を呼ぶこともある浜田。しかし、ラリー氏はは時代に合わせて浜田も“アップデート”していると見る。「長く生き残っている芸能人は、誰でも時代に合わせて少しずつ芸風を変えて、上手くアップデートしていると思います。昔のダウンタウンの番組を見ると、今ではできないような過激な発言や暴力的な演出があったりします。でも、今は2人ともそこまでのことはやらないですよね。逆に言うと、そうやって時代に合わせることができる人じゃないと生き残れないです。あと、ダウンタウンの2人は、後輩芸人や若い芸能人と共演する機会も多いので、若者は何を考えているのか、世間では今どういうものが流行っているのか、といった感覚を失っていないんでしょうね」最後に、長らく続く“ダウンタウンの時代”についてこう言う。「ダウンタウンが若者から熱狂的な人気があったのは30年ほど前です。そのころに若者だった人が、今では40~50代になっている。その世代は今のテレビの主な視聴者層でもあるので、そこに支持されている以上、ここから急に人気が落ちるということは考えにくいですよね。あとは本人たちがどこまでやるかですよね。松本さんは、『もうテレビ出たくない』『引退したい』などとよく愚痴っていますし。体力やモチベーションがどこまで続くかということだけが問題であって、能力としてはずっとやっていけるんだと思います」
2023年01月20日昨年のクリスマスから年始にかけて行われたジャニーズコンサートをプレーバック!KinKi KidsとHey! Say! JUMPのアニバーサリー公演、そして初のドーム公演開催を発表したSixTONESのステージをリポートします♪■12月25日「KinKi Kids Concert 2022-202324451~The Story of Us~」クリスマスに開催されたKinKi Kidsのデビュー25周年コンサート。暗闇のなか、ツアータイトルにもなっている最新曲『The Story of Us』を歌う2人の声が響きわたり、音楽の盛り上がりとともに明転するという印象的な登場だったが、裏ではハプニングが起きていたそう。周りが暗すぎて、足元に用意した歌詞カードが読めず、2人とも這いつくばるような姿勢で歌っていたのだとか(笑)。実は前日の公演後に、光一が「オープニングもっと暗くして!」と指示していたという裏話を剛が明かすと、会場は爆笑の渦に包まれた。また、『KANZAI BOYA』では、2人で故・ジャニー喜多川氏のモノマネをするという演出も。アニバーサリー公演にふさわしい、終始笑いの絶えない公演だった。■1月1日「Hey! Sɑy! JUMP 15th Anniversary LIVE TOUR 2022-2023」Hey! Sɑy! JUMPのデビュー15周年を記念したコンサートは、元日の東京ドームで行われた。巨大なスクリーンに映像を流すことで、まるでステージ上のセットが次々と変わっていくように見えるダイナミックな演出は圧巻。また、最新アルバムに収録されている『サンダーソニア』では、迫力満点の花火が打ち上がり、パフォーマンスに花を添えていた。さらに、デビュー当初、例年出演していた『SUMMARY』を彷彿とさせるJr.マンションの映像演出や、印象的なヒット曲をつめこんだスペシャルメドレー、Hey! Sɑy! 7とHey! Sɑy! BESTの懐かしい楽曲に、アンコールのラストはデビュー曲『Ultra Music Power』で締めくくるという、彼らのこれまでの軌跡を振り返るのにふさわしい内容に、胸が熱くなった。■1月4日「SixTONES LIVE TOUR 2023 慣声の法則」SixTONESらしい、独特なツアータイトルには、「ファンの声が作用して前に進む」という意味が込められている。登場は、舞台上部に設置された巨大な顔=「フェS(フェイス)」の口の中から。しかも、全員がサングラスをかけているという、ほかのグループにはまねできない幕開けが印象的だった。その後も、スモークやレーザーを使った演出や、重低音が響く音楽で、コンサート会場というよりも、ナイトクラブにいるかのような雰囲気。そして、中盤のMCで追加公演が彼らにとって初となるドームで開催されることが発表されると、ファンの興奮は最高潮に。アンコールでは、声出し解禁のため久しぶりにJr.時代からの代表曲『この星のHIKARI』を会場全体で合唱し、大盛り上がりのまま幕を閉じた。
2023年01月20日営業などの方が加入する国民年金の保険料は、23年2月から一部のスマホ決済(au PAY、d払い、PayPay)が利用できるようになります。現金納付書にあるバーコードをスマホ決済アプリで読み込めば、自宅からでも簡単に支払えるので便利です。スマホ決済は、若い方の納付率を上げるため導入されました。というのも、21年度の納付率は約74%ですが、年代別に見ると55~59歳が約80%と最高で、25~29歳は約62%と最低だったからです(22年6月・厚生労働省)。支払い方法の選択肢が増えるのはいいことだと思います。ですが、家計の厳しい昨今、気になるのはお得な払い方ではないでしょうか。国民年金保険料は、口座振替や納付書でのコンビニ払いのほか、クレジットカードも利用できます。クレジットカード払いは払い忘れがないうえ、カードのポイントが付きます。ポイント還元率はカードによりますが、一般的には1%。国民年金保険料は月16590円(22年度)ですから、165ポイント付くケースが多いでしょう。■支払期間が5年延びれば100万円多く払うことにまた、国民年金保険料には「前納」とよばれるまとめ払いができ、割引があります。前納には6カ月と1年、2年がありますが、最大の2年前納(口座振替)だと毎月払いより総額で約1500円、保険料の約1カ月分が安くなります。とはいえ、2年前納(口座振替)の支払額は、22年度の保険料月16590円、23年度の月16520円を基に計算すると、38万1530円になります。かなり高額ですが、初回だけ貯蓄から支出してはいかがでしょう。そのうえで、保険料を毎月ためていくと、2年後はたまった中から払えて、割引分の約15000円が手元に残ります。ただ40万円近くも一度に支出するのがつらい方は、1年前納だと支払額は約20万円で割引は約4千円。6カ月前納だと支払額は約10万円で割引は約1000円です。検討してみてください。さらに前納はクレジットカード払いでも可能です。ただ割引が14540円と、口座振替より1000円ほど少なくなるのですが、クレジットカードのポイントと合わせるとお得になるケースもあるでしょう。お持ちのカードのポイント還元率で計算してください。前納には申し込みが必要です。口座振替もクレジットカード払いも、締切りは毎年2月末です。この時期を逃すと手続きが1年後になるので、申込みはお早めに。昨年10月には、国民年金保険料の支払期間を65歳まで延長する検討が始まりました。それが決まると、国民年金の加入者は、保険料を今より5年間、約100万円多く支払わねばなりません。会社員の方でも、雇用延長せずに60歳で退職したら、退職後は国民年金に加入することになります。老後資金に直結する政府の年金論議にも厳しい目を向けたいと思います。
2023年01月20日「ネットニュースを見ていたら“あれっ、これ進じゃないか!?”って……。驚きました」こう語るのは、かつて東京の飲食店に勤務していたトオルさん(仮名)だ。福岡市の会社員女性・川野美樹さん(当時38)が刺殺された事件で逮捕された寺内進容疑者(31)。トオルさんは容疑者と一緒に働いていた時期があるという。「事件発生から二日後の1月18日に逮捕された寺内容疑者には、多くの人が行き交うJR博多駅近くの繁華街でいきなり10か所以上を刺すなど、強い殺意が感じられます。川野さんと昨年8月頃から交際していましたが、10月頃に別れ話からトラブルとなり、福岡県警からストーカー規制法に基づく禁止命令を受けていました」(全国紙社会部記者)寺内容疑者がトオルさんと働いていたのは東京・六本木のサパークラブ。お忍びでやってくる芸能人が多いことで、業界関係者にはよく知られた店だったという。「進がいたのは’13年2月から4月末くらいまでの2か月ほどだったと思います。アイツは大阪の系列店で働いてから、東京にやって来ました。サパークラブとは、男性店員がカウンター越しに接客する飲食店ですが、僕らが働いていた店は歌あり踊りありのエンターテインメント性が高いステージが人気でした。連続ドラマで数多く主演を務めた女優のMさんや元人気アイドルグループのTさんが誕生日パーティーの会場として使っていたこともありました。当時は芸能人の来店がかなり多かったですね。」(トオルさん・以下同)寺内容疑者は正社員として同店に勤務。店の近所にあった寮で生活していたという。「仕事は休みが日曜日だけで、掃除やダンスレッスンもあるし、とてもハード。一緒にいる時間が長いこともあって、僕と進はすぐに打ち解けました。今テレビで流れている進はいかにもな大阪っぽいノリですが、当時はもっとおとなしかったですよ。トークはうまくないし、お酒も弱かったかな。でも身体は鍛えていて、見た目は派手でしたね。ただ、報道されている通り、気が短いところがありました。態度の悪いお客さんがいて、頭にくることがあると、一瞬こぶしで身構えたり、舌打ちしたり……。『トオルさん、なんかあったら言ってください。俺やるんで』なんてイキがったところはありました」約2か月間、同店に在籍した寺内容疑者だが、最後は突然いなくなったという。「ある日、開店前にいつものミーティングが始まると、進がいない。荷物もなくなっていたので、慌てて六本木を2~3時間探したら、路地に座り込んで泣いているところを発見しました。話を聞くと、『もうムリっす。すいませんけど、いなくなります』って。結局そのまま皆に挨拶もせず辞めていきました。何か大きな問題を起こしたとは聞かなかったし、彼がなぜそうなってしまったのかは、わからずじまいです」トオルさんはその日以来、寺内容疑者と連絡を取ることはなかったという。「結局、アイツは小心者だったと思います。今、進に思うのは被害者の遺族にしっかりと罪の償いをしてもらいたいってことだけですね」今回の事件でも、感情のブレーキをきかせられなかった寺内容疑者。犯した罪の代償はあまりに大きい。
2023年01月20日広瀬アリス(28)が1月18日、かつての体型を揶揄するような投稿に対して、ユーモアを交えて切り返し、ネットで話題となっている。同日、『ロコだけが知っている』(NHK総合)に広瀬が出演すると所属事務所のTwitterアカウントが宣伝した。すると、あるTwitterユーザーが脈略なく、今よりもふくよかな体型に見える広瀬の写真とともに《ベイマックスw》と揶揄するようにリプライした。ベイマックスとはディズニーの同名映画に登場するキャラクターの名前で、身体全体が風船のようにモコモコしているふくよかな見た目のロボット。すると、広瀬はこのツイートを取り上げてこう述べた。《ブッブー!この頃はベイマックスではなくプロレスラーって呼ばれてました〜〜》さらに《ベイマックスw》と綴ったユーザーに対して《失礼すぎる》という怒りの声が上がると、広瀬はそのツイートを引用し、こう投稿した。《そうねぇ 私は昔めちゃ太ってたって自覚あるしネタになってるから良いけど それを他の女性に言ったら確実に嫌われるか距離置かれるからやめた方がいいよねぇ》ユーモアを交えつつ“体型揶揄”に「やめた方がいい」と冷静に伝えた広瀬。すると支持する声が相次ぎ、こんな声が上がっている。《この一連のツイート見て、広瀬アリスさんがますます好きになった。嫌がらせツイートに敢えて乗っかりつつ、援護ツイートに答える形で、嫌がらせツイートやめようね嫌われるよ、と冷静に呼びかける大人な対応》《本当は絶対嫌だよね、それを大人な対応、、プロレスラーの人もすごいしベイマックスもかわいいんだよ、それを悪口で使うなよ》《言われて心広く保つのってすごく難しいはず。こうやって返してくれるのは当たり前じゃないこと理解すべき》■広瀬が明かした体型コンプレックス「私はここにいていい人間じゃない」広瀬は’22年1月に配信された「telling,」の記事で《昔から体形について悩んできたんです》と、コンプレックスを明かしている。記事で広瀬は、小さい頃からバスケットボールをしていたため食べる量が多かったといい、《バスケをやめて、芸能のお仕事を始めることになっても、食事の量を変えられなくて……。そのままブクブクと太っていきました》《「私はここにいていい人間じゃないから、辞めたい」ってずっと思ってました》とも語っている。体型への揶揄をたしなめられるようになるまで、相当な葛藤があったようだ。そんな広瀬は、昨年10月にもSNSでコンプレックスを取り上げて話題となっていた。過度に汗っかきである広瀬は当時、映画『七人の秘書 THE MOVIE』の公開御礼舞台挨拶に登壇した際、「汗が止まらない」といい一旦退場。すると、その様子がネット記事で紹介されることとなった。そこで広瀬はTwitterで記事に言及し、《多汗症って治るの?》とツイート。しかし、その後、《全国の汗っかきさん。大丈夫ですよ、私は記事にされるくらい公となりました。汗が気になったらその場で堂々と拭くかその場から離れて拭いて涼みましょう。私は手持ちの扇風機、年がら年中鞄の中に入っております!!!》とコメントした。さらに《恥ずかしいことではありません!今日も生きてるってかんじ!人間やってるって感じ!》と、自身と同じように多汗症に悩む人たちにエールを送った。すると《まじで尋常ではない汗っかきで悩んでたから勇気もらえた》《嬉しいし励みになる わたしも凄く汗かきで小さい頃からずっと悩んでたから》といった反響を呼び、彼女に感謝する声が相次いでいた。コンプレックスをバネに“支持率無双”となっている広瀬。そのポジティブなパワーは、ますます注目を集めそうだ。
2023年01月20日