アイルランドで67歳の男性が大型のニワトリに襲われて死亡するという事件が起こっていた。Mail Onlineの報道によると、2年前の事件だが、今週審問が開かれたことで明るみに出たそうだ。’21年4月、アイルランド西部のバリナスローにある住宅で、間借り人のコリー・オキーフさんは助けを呼ぶ叫び声を聞いた。声のした方へ駆けつけると、大家のジャスパー・クラウスさんが足から大量に出血して意識を失いかけていたという。クラウスさんは「おんどりが……」と息も絶え絶えにつぶやいて失神。オキーフさんはクラウスさんの娘ヴァージニア・ギナンさんを呼び、救急車が到着するまで懸命に心肺蘇生を行ったそうだ。Irish Mirrorによると、ギナンさんが現場へ到着した頃には救命士がクラウスさんの蘇生を試みていたが、その後間もなく亡くなったという。クラウスさんのふくらはぎには大きな傷があり、そこから出血していたことがわかった。ギナンさんは、父親が飼っていた「ブラーマ種」という大型のニワトリが以前自分の娘にケガをさせたことを思い出し、問題のニワトリを確認したところ、その爪は血に染まっていたという。検視の結果、死因はニワトリが足爪をふくらはぎに突き刺した際の出血による「出血性心不全」とされた。クラウスさんは末期のがんを患っており、心臓がひどく弱っていたことも災いしたようだ。ブラーマ種は太い脚と大きな爪を持つ“世界最大“と言われるニワトリの一種で、愛玩用として飼育されているケースが多い。ギナンさんは審問で、娘がこのニワトリに襲われた時に殺処分するよう父親に進言したが彼は聞き入れなかったと語り、「どんな鳥であっても、攻撃的なそぶりを見せたらすぐに追い払うべきです」と呼びかけたという。
2023年02月17日地元・大阪での“パパ活不倫”が報じられたダウンタウン・浜田雅功(59)。大御所芸人として連日テレビに引っ張りだこだが、CMやレギュラー番組への影響も懸念され始めている。2月16日に公開された「FRIDAY DIGITAL」の記事では、エステ店を営む大阪在住の24歳女性・Aさんの告発を掲載。Aさんによると浜田と関係を持っていたのは2018年~2019年のこと。4回ほど高級ホテルのスイートルームで逢瀬を重ね、合計で30万円ほどお金をもらったという。そんな浜田に不倫が報じられるのは、これで2度目。2014年6月にグラビアアイドルとの不倫が報じられた際は謝罪文を発表し、妻の小川菜摘(60)もブログで《我が家は大丈夫です!》とコメントしたことで騒動を収めた形となった。しかし、芸人によっては不倫スキャンダルによってCM契約やレギュラー番組を失うこともある。「千原せいじさん(53)も2019年に2度目の不倫が報じられ、冠番組『千原せいじのKids’ World』(石川・北陸朝日放送)を降板することに。翌2020年には渡部建(50)さんに不倫が発覚し、レギュラー番組やCMを相次いで降板。支払った違約金は1億円にのぼったといいます」(芸能関係者)浜田に対しても各テレビ局の動向に注目が集まるが、CM契約を結んでいるクライアントはどうだろうか。浜田は現在、自身がイメージキャラクターを務めるゴルフブランド「ShotNavi」と、相方・松本人志(59)と出演する回転寿司チェーン店「くら寿司」のCMに出演中だ。そこで本誌はまず、「ShotNavi」を販売するテクタイト株式会社に取材。担当者によると、「ご質問の件につきまして、特にお答えできる立場にはなく、何も情報は持ち合わせておりません」との回答だった。次にコンビでCM出演する「くら寿司」は、広報担当者に報道の影響を問うと「今のところ影響はありません」と答えた。スキャンダルを一蹴するほど、浜田は“無敵”ということか。
2023年02月17日今年1月、妻の小川菜摘(60)との別居が報じられたダウンタウン・浜田雅功(59)。そんななか、新たに過去の“パパ活不倫疑惑”が報じられたのだ。2月16日に「FRIDAY DIGITAL」が公開した記事によると、お相手は大阪在住のエステ店を経営する24歳女性・Aさん。2018年~2019年に大阪・梅田で、浜田と複数回密会したと告発している。Aさんは飲み友達だった元芸人から「奥さんそういうの大丈夫な人だから」と持ちかけられ、浜田と関係を持つように。浜田と逢瀬を重ねていたのは高級ホテルのスイートルームだったという。これまで4回ほど会い、もらったお金は合計約30万円にものぼったようだ。一方で、Aさんは浜田の“意外な素顔”も証言している。浜田が好きなドーナツを差し入れると「こんなことしてもらったんはじめてや」と泣いたり、「マー君って呼んでほしい」と頼んだりされたとも明かした。さかのぼること2014年6月にも、グラビアアイドルとの不倫が報じられた浜田。当時、発表した謝罪文のなかでは、こうコメントしていた。「常日頃、妻は『芸人はモテなくなったら終わり、家族に迷惑をかけない遊びは大いに結構』と言ってくれていましたが、その言葉以上に羽を伸ばし過ぎ、その羽は、家族にへし折られました」小川もブログで夫の浮気についてコメントし、《私達は変わらず笑顔で支えて行こうと思っています!我が家は大丈夫です!》と気丈に綴っていた。「菜摘さんのコメントは“神対応”と称賛され、同時に浜田さんへの助け舟となりました。しかし浜田さんは、この一件で菜摘さんに頭が上がらなくなったそうです。先月報じられた別居の理由は、女優として活躍する菜摘さんが台詞覚えなど、舞台に集中するためだといいます。別居しても互いの記念日を祝い合うなど、夫婦仲は良好だそうです。とはいえ、大物芸人の妻としてどっしり構えているイメージの菜摘さんでも、夫が再び浮気したとすればショックを受けるのではないでしょうか」(芸能関係者)妻の反応が気になるところだが、意外にも世間での批判の声は少ないようだ。前出の芸能関係者が言う。「芸人の不倫といえば、最近ではアンジャッシュ・渡部建さん(50)や天竺鼠の瀬下豊さん(43)が大きく取沙汰されました。両者とも“ゲス不倫”と批判が殺到し、活動を自粛。CMやレギュラー番組を複数抱えていた渡部さんは、ほぼ全て降板するなど大きな代償を背負いました。一方、浜田さんに対しては一部で批判の声はあるものの、《女性を気遣った優しさがある》《この報道で好感度は崩れない》といった擁護する声が少なくない数あるのです。しかもSNSでは、浜田さんが“フレンチクルーラーで泣いた”といった報道内容をネタ化する向きもあります」大御所芸人のスキャンダルは世間を大きく騒がしたが、このまま“ノーダメージ”となるだろうか。
2023年02月17日経済学者で米イェール大学のアシスタント・プロフェッサー・成田悠輔氏(38)が過去に唱えた「高齢者は老害化する前に集団自決、集団切腹みたいなことをすればいい」という主張が、米紙『ニューヨーク・タイムズ』など世界的に取り上げられ、波紋を広げている。「“集団自決”発言がニュースとして取り上げられたことを受けてか、16日までに成田さんが所属するイェール大学が、公式サイトを更新。成田さんのプロフィール欄に“成田氏のメディアや学問に対する意見は、彼個人のものであって、経済学部やイェール大学の見解を代表するものではありません”という趣旨の内容を英語で追記しています」(全国紙記者)日本のSNS上でも“集団自決”発言について、《自主的な世代交代、退任のメタファーとして集団自決って言ってるから別に過激な意味はないと思うんだけど》と擁護する声があがる一方で、《比喩で言って良い内容ではない事も分からないのかな》と批判的な声もあり、物議を醸している。新進気鋭の論客として、ここ1年ほどで大ブレイクし、様々なテレビ番組にも引っ張りだこな成田氏。そんな成田氏が過激な主張をしていたことに対して、嫌悪感を示す人も少なくなく、SNSに“#成田悠輔をテレビに出すな”というハッシュタグをつけて投稿する人も現れて、一時はトレンド入りするほど。そこで本誌は、成田氏がMCを務め、ニッポンの未来を切り開く若手政治家や、スタートアップ経営者などのイノベーターにフォーカスするテレビ番組『夜明け前のPLAYERS』(日本テレビ系)をプロデュースする株式会社PLAYに、今後の放送予定について取材した。毎月1度放送される同番組は、2月20日にも映画監督・寒竹ゆり氏(40)をゲストに迎える放送回が予定されており今後について尋ねると、「番組は継続していく予定です」との答えがあった。果たして、成田氏はこのまま自ら招いた舌禍を切り抜けることができるのか――。
2023年02月17日通常国会が開会し、岸田文雄首相(65)は1月23日に施政方針演説を行った。“異次元の子育て政策”や防衛力強化などを力強く打ち出した内容だったが、宮内庁関係者は冷ややかな視線を注いでいた。「今年も岸田総理は、施政方針演説で皇室が直面する課題についてまったく言及しませんでした。2021年12月に、安定的な皇位継承を巡る政府の有識者会議による報告書がまとめられ、国会で議論することが決まりましたが、1年以上たっても何一つ議論が進まず、完全に放置されているのです」将来皇族数が減っていくことで、危機に瀕していく皇統の維持。この問題に有識者会議は、「女性皇族が結婚後も皇室に残る」「旧皇族の男系男子を養子にする」という解決策を報告書で示している。与野党にそれぞれ委員会などが立ち上がり、政治家たちが国会で議論することになったがーー。「自民党内では麻生太郎副総裁を座長とした『皇室問題等についての懇談会』が発足し、2022年1月に初会合が開かれています。その後、安倍元首相の銃撃事件や旧統一教会問題の浮上によって、岸田政権の支持率は下落。初会合から1年以上、懇談会は開かれていません」(政治部記者)自民党のこの体たらくに、野党も批判を強めている。2月10日には、立憲民主党の馬淵澄夫衆院議員が、衆院内閣委員会で松野博一官房長官に対して、安定的な皇位継承策の議論の進展について追及した。神道学者で皇室研究者の高森明勅さんは、こう解説する。「10日の松野官房長官の答弁ではっきりしたのは、有識者会議による提案を閣議決定することもなく、国会に丸投げする岸田政権の無責任ぶりです。たとえば、有識者会議の報告書には『旧11宮家の皇族男子の子孫である男系男子の方々に養子に入っていただくこと』が提言されていますが、これは国民が対象なので憲法14条が禁止した“門地(家柄)による差別”に抵触するという指摘もあります。こうした大きな問題をはらんでいるにもかかわらず、国会にその議論を丸投げしてしまう岸田政権には、まったくやる気が見られません」■“口だけ”の姿勢に自民党内からも批判が…女性・女系天皇の是非、女性宮家の創設などについての結論は先送りされており、次世代の皇室を担われる愛子さまや悠仁さまたちのご将来は、定まらないままだ。昨春に岸田首相は、「皇室典範の改正は私の代でしっかりやりたい」と周囲に語っていたというが、いまは向き合おうという姿勢すら見せないのだ。静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんはこう警鐘を鳴らす。「愛子さまをはじめとした女性の皇族方が独身のうちに議論を進めなければ、憲法や皇室典範などと整合性がとれる解決の選択肢がどんどん限られてしまいます。現状では、悠仁さまお一人のご成長とご結婚、将来お妃となられる方のご出産に皇室の存続の可能性が絞られています。悠仁さまが将来抱えられるご心労はいかばかりか……。最終的に皇位継承者がいなくなるという危険性も高まってしまいかねないのです」なぜ岸田首相は議論を進めないのか。自民党関係者も落胆した様子でこう明かす。「岸田総理は皇室典範の改正や皇統の諸問題について取り組む意欲を話しているそうですが、『結局あれは口だけだ』と囁く声が党内からも上がっています。皇室の課題を“静かな環境で進める”として、政治的に安定した状況下でなければ進められないと打ち出す一方で、岸田政権の支持率は上がったり下がったりを繰り返し、一向に安定しません。しかもそれを理由に“いまは議論を進める時ではない”と開き直る空気が政権幹部の間に流れてしまっているのです。さらに“女性・女系天皇容認派”と“男系男子派”議員の対立が激化して党内が分裂する懸念を、岸田総理が不安視している部分も否定できませんね」前出の宮内庁関係者は、「岸田総理にとっては優先度が低く、先送りしてもかまわない問題なのでしょう」と嘆きつつ、こう語った。「両陛下はじめ皇族方は、政治的な発言をなされることはありませんが、自分たちの将来について常に気にかけておられます。ある女性皇族が、『私たちの将来の方向性について、早く決めてほしい』と率直なお気持ちを述べられていたと聞いています。もはや両陛下も政治家たちに頼るばかりではいけないと考えられているのでしょう。“自ら国民に皇室の存在意義を示していかなければ”と切迫した思いを抱かれていらっしゃるのです」天皇陛下と雅子さまは悲痛なお気持ちを抱かれながらも、国民に訴えかけようとしているーー。1月25日、両陛下は福島県三島町の特別養護老人ホームの入所者らとオンラインで懇談された。「コロナ禍となってから定着した“オンライン行幸啓”が行われる御所の大広間には、『お飾り品』がモニターの横に置かれることが増えています。これは、両陛下がお決めになった手法であると聞いております。25日の入所者たちとのご懇談では、福島の民芸品である『赤べこ』などが置かれ、品物を見ながらお話しされていました。オンライン行幸啓では、遠隔地や季節によっては訪問しにくい地域に住む国民とも交流でき、雅子さまのご体調への負担を軽くすることも可能になりました。ご即位後15年ですべての都道府県を回られた上皇ご夫妻のように、両陛下も一人でも多くの国民と心を通わせたいと願われています。オンラインと実際に足を運ばれる行幸啓を組み合わされることで、全国くまなくフォローすることをお考えになっておられるのです。皇室が直面している危機も国民に理解してもらおうという両陛下のお気持ちのあらわれだともいえるでしょう」(前出・宮内庁関係者)全国の国民と交流するため、そして皇室を守るため、両陛下の“令和の大行幸啓”が始まった。
2023年02月17日2月は5000品目以上の食品・飲料の値上げが予定され、消費者物価指数(’22年12月)は16カ月連続の上昇。なのに給料は、物価変動の影響を考慮した’22年の実質賃金が前年より0.9%下落しました。物価は上がり続け、給料の伸びが追いつきません。家計の困窮が広がる今、“ムダ遣いの撲滅”が喫緊の課題です。特に銀行の手数料など、使い方を工夫すれば無料で済むものにお金を使うのは絶対に避けたいところ。とはいえ近年は、硬貨の入出金や紙の通帳など今まで無料だったサービスが有料化され、手数料負担が重くなりました。なかでも高額なのが振込手数料。メガバンクの場合、他行あての3万円を超える振り込みは、ATMの手数料が330円。窓口だと770~880円です。そこで、「ことら送金」を利用してみませんか。ことらはスマホを使った個人間の少額送金サービスで、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行の5行が出資し運営しています。1回10万円までの送金ができ、手数料は無料。’22年10月に先の5行を含む20行でサービスを始め、現在利用できる金融機関は31行まで増えました。さらに’23年度中には、住信SBIネット銀行やGMOあおぞらネット銀行などのネット銀行4行と地方銀行26行、全国170の信用金庫の参加が決まり、利用可能な金融機関は230を超えます。使い勝手が向上するでしょう。■スマホ一つで送金振込手数料から解放 ことら送金を使うには、自分の口座をネットバンキングに登録し、銀行ごとに対応するアプリをダウンロード。送金する相手を、電話番号、メールアドレス、口座番号のどれかで特定できれば、スマホ一つで、いつでもどこからでも送金できます。たとえば友達との割り勘では、口座番号を聞かなくても電話番号だけで送金できます。小銭が足りないなどと悩むこともありません。離れて暮らす家族への仕送りなども、自宅から夜間でもOK。こうした送金はスマホ決済でもできますが、たとえばPayPayなら、送ったお金はPayPay残高に組み込まれPayPayでしか使えません。ことら送金は銀行口座に入金され、現金化できるのが大きなメリットでしょう。また、習い事の月謝や積み立てなどで、毎月、給与が入るメイン口座から別の銀行口座に預け替える人が意外と多いのでは。ことら送金なら、送金先に自分の別口座を指定するだけ。忙しい合間を縫って銀行に行く面倒から解放されます。現在メガバンクの普通預金だと、100万円を1年預けても利息はわずか10円(税引き前)。振込手数料を330円払ったら、33年分の利息が吹き飛びます。こんなもったいないことはありません。ネットバンキングは慣れれば簡単です。家計を守るため、ことらなどネットバンキングに挑戦を。
2023年02月17日「岸田首相や彼の前秘書官が同性婚導入について発言した問題は、日本の新聞やテレビのほか、外国のメディアにも大きく取り上げられました。私はこの発言を聞いたとき、怒りというよりあきれました。率直に申し上げて、歴史のお勉強が足りない人たちなのだと」そう語るのは美輪明宏さんだ。2月1日の衆議院予算委員会で、同性婚の法制化について問われ、「社会が変わってしまう課題」と答えた岸田文雄首相。3日、岸田首相のこの発言について問われた荒井勝喜首相秘書官は「(同性カップルを)見るのも嫌だ、隣に住むのも嫌だ」「(同性婚を法制化すると)国を捨てる人が出てくる」と差別的な発言をして更迭された。「同性婚、性的少数カップルが嫌だという偏見は、その人自身が過去の軍国主義の悪い部分だけに振り回されていて、本当の歴史を学んでいないためです。そのような人たちが、日本の政治を動かしているということにあきれてしまったのです。地球上には、古くから同性愛というものがあることをご存じないのですから」確かに、美輪さんの言うように、古代ギリシャ神話をはじめさまざまな国の神話に、同性愛や両性愛の神々が登場することは珍しくない。またアレキサンダー大王やローマ皇帝のハドリアヌス帝には、同性の恋人がいたと伝えられている。「日本でも、古くから公家や貴族、武士たちの間でおこなわれていた男色(男性同士の性愛)にまつわる話が史料として残っています。たとえば、戦国時代になると、戦地に女性は連れていけないので、殿様が女性の代わりに小姓(身の回りの世話をする少年)を自分のそばに置きました。江戸時代の作家、井原西鶴の浮世草子『男色大鑑』という作品には、武家社会のさまざまな男色の話が書かれております。大昔から、日本でも同性愛は当たり前のようにありました。それが今日まで連綿と続いているのです」しかし、明治維新以降、西洋のキリスト教的な価値観が国内に入ってきたことで、同性愛は異端視されるように。時代が昭和へと移り、太平洋戦争が始まると、軍部によって男同士の恋愛は“国賊”行為とみなされたというーー。■「何1つ盗んだわけでもなく、誰かを殺したわけでもない。」「終戦後も、同性愛に対する偏見やネガティブな価値観は、引きずられた状態のままです。だから令和の時代となった今でも、歴史を学ぼうとしない日本の政治家が、あのような発言を繰り返すのです」戦後間もない1950年代初頭、美輪さんは、東京・銀座のシャンソン喫茶「銀巴里」で、専属歌手として活動を始めた。艶麗にシャンソンを歌う美輪さんは一躍人気者に。1957年、『メケ・メケ』がヒットした後に、自ら同性愛者であることを公表した。「男が男を、女が女を愛し合っても、人間同士が愛し合うことに変わりはない。同性愛者だからといって人が人を愛したことの何が悪いのか。何1つ盗んだわけでもなく、殺したわけでもない。私が公言することによって、わずかでもプライドを持って生きられる人も出てくるのではないか、そう思っていたのです。当時は、同性愛者というだけで身内からも非難され、会社にバレたらクビになるような時代。思い悩んで自殺する同性愛者もいました。私は、そういう間違った世の中を変えたかったのです」しかし、返ってきたのは強烈なバッシングだった。人気は急落し、道を歩いているだけで、“バケモノ!”とののしられ、石を投げられたこともあったという。だが、美輪さんは毅然として歌い、舞台に立ち続けた。■「時代遅れの価値観こそ嫌」それから60年、LGBTQのタレントが当たり前のようにメディアで活躍するようになった。「美輪明宏」というパイオニアが時代をひらいたのだーー。それだけに、時代に逆行する岸田首相の発言に美輪さんは憤りを覚えている。「岸田首相は、同性婚は“社会が変わってしまう”とおっしゃいました。その程度の見識しかない人が日本の政治家です。だから日本は、いつになっても世界から“政治は三流国”だと言われるのです。“隣に住んでいるのも嫌だ”という発言にしても、あなたの隣にいる人だって、じつはあなたのことを嫌だと思っているかもしれません。“時代遅れで、知識のない人間”と。自分だけが正しいと思い込んでいるので、周りが全然見えていない。つまり、そういう人間は、人に指をさすのではなく、その指を自分にさして物を言うべきなのです。同性婚の問題だけではありません。少子化、夫婦別姓の問題など、保守系の政治家は古い価値観にとらわれて、新たな制度改革を進めることに否定的です。いろんな先進国のいい政策やいい制度をもっと取り入れていかないと、日本はますます世界から取り残されるでしょう。これまでの歴史、そして世界がどういう価値観でLGBTについて向き合っているか。今回の問題で、日本の政治家がいかに時代遅れで無知であるということが露呈されました。いま問われていることは、正しい見識を持つことなのです」
2023年02月17日カメラの前では笑顔で周囲を笑わせる人気芸人たち。その裏では笑顔が一切消える現場もーー。本誌はテレビ番組スタッフ50人に“空気がピリつく人気芸人”の名前をあげてもらった(複数回答)。複数票を獲得した芸人を一挙公開!2票を獲得したのはバナナマンの設楽統(49)。情報番組『ノンストップ!』(フジテレビ系)のMCを務め、「’22年テレビ番組出演本数ランキング〈関東〉」では548本と2年連続で1位だ。「昔、番組収録中にふがいない後輩芸人にキレて楽屋に帰って、番組がお蔵入りになったのは有名。その逸話から、設楽さんと絡みの少ない若手芸人はとにかく緊張します。そして洞察力や人を見抜く力、面白さを見抜く目がすごい。現場は緊張感が漂いますが、設楽さんと初めて仕事をしたスタッフは『一撃でやられる』と言っています」(番組関係者)同様にストイックゆえに現場をピリつかせるのは同じく得票数2の加藤浩次(53)。3月末に終了する情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では17年間にわたってMCを務めた。「めちゃめちゃ怖い(笑)。スタッフに対しても『それおかしいだろ!』って声を荒らげる。ただ、言葉は乱暴だけど、前向きなけんかというか、愛情というか、本当に番組をよくしたい気持ちがある人。『台本どおりやればいいのね』という芸人さんがほとんどだけど、加藤さんは自分の考えがしっかりしているから、いい意味で口を出してきます」(情報番組関係者)そんな加藤の『スッキリ』の後番組『DayDay.』を引き継ぐのが同じく2票の山里亮太(45)。「山里さんは仕事に対して、とにかく真面目でストイック。スタッフの説明がいい加減だったり、段取りが悪かったりすると、打ち合わせ段階から細かいところまで確認してくる。準備不足のスタッフが『こんなんで放送中に事故が起こったらどうすんの!』と怒られることもしばしば。とはいえ、あくまで番組をよくするためだとわかっているので、山里さんを悪く言う人はいません」(バラエティ番組関係者)博多大吉(51)も2票獲得でランクイン。情報番組『あさイチ』(NHK)のMCを務める。「仲間内の飲み会では説教魔になるため、大吉さんのいる飲み会に後輩芸人が行きたがらない(笑)。後輩が出演した番組やライブ、YouTubeまでよく見ていて、しかもダメ出しの指摘があまりに的確でグウの音も出ないから、飲み会でも息苦しいのだとか。大吉さんは後輩の将来のためを思って言っているのだけど、言い返せない後輩を見ると周囲はピリつくとか」(お笑い番組関係者)■千鳥・大悟は「番組の事前アンケートを嫌がる」3票を獲得したのは千鳥の大悟(42)。コンビでは冠番組を6本も抱え、勢いは止まらない。「番組を作るための事前アンケートを嫌がります。アンケートが1行みたいなやる気のない芸人さんもいますが、むしろ『アンケートより直接打ち合わせしよう』というタイプ。意志が強く、納得しないと歩み寄らない姿勢には威圧感がありますが、だからこそ売れている」(バラエティ番組関係者)同じく3票獲得したのは、コンビそろって年間番組出演数が450本を超えるかまいたちの山内健司(42)と濱家隆一(39)。「忙しすぎて疲れているのか、打ち合わせでうんともすんとも言わない」(バラエティ番組関係者)「もともと劇場番長で、いわば最後の“たたき上げ芸人”。体育会系の怖さというか……。特に濱家さんのほうが言葉はキツいですね(苦笑)」(お笑い番組関係者)第3位は4票獲得のバカリズム(47)。6本もの番組でMCを務めるほか、脚本家や俳優としても多才に活躍している。「後輩芸人をピリつかせることで有名。理由は番組で共演しても、後輩をフォローすることがほとんどなく、ことごとくスベらされるから。後輩芸人は共演したがらない」(バラエティ番組関係者)「空気の読めない後輩芸人をプライベートの旅行の途中で帰宅させた過去が。人見知りで論理派のため、とっつきにくい印象が強いです」(お笑い番組関係者)■劇団ひとりは「キャンピングカーを楽屋代わりに」5票獲得の堂々第1位に選ばれたのは2人。その一人が麒麟の川島明(44)。情報番組『ラヴィット!』(TBS系)MCを務めるほか、バラエティや競馬番組など年間番組出演数500超の売れっ子だ。「今は真面目すぎて怖い。昔、相方の自伝が売れてブレークしたとき、川島さんは“じゃない方芸人”でした。ナレーションの仕事を頼んだら『どうせ俺なんか声の仕事ぐらいしかこない』と腐ってた時代が懐かしい(笑)。でも、ある時期から吹っ切れていまや引っ張りだこ。そんな過去からか万事に真剣すぎて緊張感が半端ない」(情報番組関係者)「朝の『ラヴィット!』に出演した後の仕事では、局に数少なくなっている和室の楽屋と布団を頼むんです。多忙で睡眠時間が2〜3時間しかないので終わったら寝たいと。正直、面倒な点もありますが、多忙すぎて体が心配なので納得」(バラエティ番組関係者)同じく5票の1位だったのが劇団ひとり(46)。テレビだけでなく作家、俳優、映画監督としても評価の高いマルチな活躍ぶりだが、テレビ局関係者は“現場泣かせ”だと口をそろえる。「醸し出す特有な空気で共演する若手タレントが最初固まってしまう」(バラエティ番組関係者)「人見知りが激しく、飲み会は参加しない。楽屋は人が来るから落ち着かないらしく、キャンピングカーで移動して楽屋代わりにすることも」(トーク番組関係者)「基本的に他人とつるまない一匹狼。実際は怖い人ではないのですが、周りが勝手に萎縮するのかも」(お笑い番組関係者)今回、設楽、加藤、山里、大吉、川島と平日朝の情報番組のMCが多くランクインしているがーー。「帯番組を担当する芸人さんはプレッシャーも大きく、元来ストイックな人が多いので緊張感のある現場になりがち」(番組関係者)仕事への真剣さ、後輩への叱咜、人見知りなど理由はそれぞれ。ピリつく空気をまとうのは、ある意味“トップ芸人”の証しなのかも!
2023年02月17日1月下旬に「10年に1度」と言われる大寒波が襲来し、2月にも10~11日にかけて関東甲信で積雪が記録されるなど、厳しい寒さが続く日本列島。そんななか、Twitterでのある呟きが注目を集めていた。2月上旬に投稿された呟きによると、投稿主の知り合いが、飲酒したままこたつに入って寝てしまい、翌朝に脳梗塞で亡くなってしまったという。あわせて、飲酒した状態でこたつに入って寝ることへの注意喚起が綴られていた。2月中旬以降の気温については、各地で「平年並み」とされているが、突然の寒波などが襲ってくる可能性もあり、今後もしばらくは、こたつやエアコンといった暖房器具は重宝されそうだ。では、こたつを始めとする暖房器具について、使用する場合にはどんなことに注意すればいいのだろうか。その理由や、悪影響が出る原因も含めて、朝倉医師会病院呼吸器科部長で日本内科学会総合内科専門医の佐藤留美医師に聞いた。まずは注目を集めたTwitterでの投稿について、佐藤医師は亡くなった原因を「脱水症状」だと推測する。(以下、カッコ内はすべて佐藤医師の発言)「こたつに入ることと飲酒、どちらも脱水症状を加速させる要因になります。脱水症状が起きると血液の中の水分が少なくなってしまい、血液がドロドロになって脳や心臓の血管が詰まりやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞といった病気に繋がります。最悪の場合、今回のように死に至るケースも。今回の件は、そういった脱水症状が引き金になって亡くなられたのだと思います」こうした病気に繋がる脱水症状を避けるための対策として、佐藤医師は「こたつに入っているときのこまめな水分補給」と「こたつに長時間入るのを避ける」ことをあげる。「長時間入っていると、こたつに入っている部分とそうでない部分に体温の差が生じます。そうすると自律神経の乱れに繋がるります。長時間こたつを使用する場合には、1時間に1度はこたつから出て、服装にも気をつけてください。こたつに入る部分は薄着に、こたつから出ている部分は厚着を心がけていただくと、体温の差が広がるのを避けられます。特に、厚手の靴下やズボンを履いたままこたつに入ることは控えてください」さらに、脱水症状を避けるためには「こたつの温度」も重要だという。「寒いからといって、こたつの温度を上げすぎるのもよくありません。温度を高く設定することで、脱水症状も起きやすくなり、こたつ内外の体温差が開きやすくなりますし、低温やけどの原因にもなりかねません。もし温度調整が可能なこたつであれば、内部温度はだいたい35度~40度になるよう設定してください。体感的には、快適と感じるよりも気持ち低いくらいがベストです」「低温やけど」は、45度~50度前後のものに長時間皮膚が触れ続けることで発症すると言われており、通常の高温やけどとは違って「熱い!」という感覚がない。初期症状は皮膚に赤みがさす程度で、気づかずに放置して重症化してしまうケースもある。脱水症状と同様に、ときどきこたつから出て皮膚に異常がないかを確認する必要があると佐藤医師は指摘する。また、暖房器具といえばこたつ以外に、エアコンやオイルヒーターなどもある。いずれを使用する場合にも「同時に室内を加湿する」ことがポイントだという。「冬場で、空気自体が乾燥している時期ですので、部屋の中も特に乾燥しています。 暖房器具をつけることでさらに乾燥してしまうので、加湿器をつけることが大事です。ご自宅に加湿器がない場合は、洗濯物を室内で干す、濡れたタオルをハンガーに吊るすなどして部屋に置いておくと、乾燥予防になります」空気の乾燥は、口や鼻の粘膜の乾燥に繋がり、風邪をひく原因にもなる。風邪予防の意味も含めて「いつでも水分はこまめに摂取してほしい」と、佐藤医師は改めて警鐘を鳴らす。「口や鼻の粘膜が乾燥することによって、風邪の原因となるウイルスや細菌が体内に侵入しやすくなります。風邪予防としても乾燥を防ぐこと、水分をこまめに摂取することが大事です。 他にも風邪予防の基本は、外出から帰ってきたら手洗い、うがいを心がけること。ビタミンA、ビタミンC、タンパク質を多めにした栄養バランスがとれた食事を摂ること。身体の免疫力を高めるために睡眠をしっかりとる、などです」さらに風邪予防の一環として、「体温が低下することで免疫力が低下するため、体温を温めるような食べ物や飲み物を摂取してください」と佐藤医師。昨今では電気代の高騰を受けて、暖房器具の使用を控えるという声も少なくないが、やはりそれは体にとって良くないのだろうか。「全くエアコンをつけないというのも、身体にはかえって悪いと思います。気温の急激な温度差によって、『ヒートショック』という、血管系の障害が起きてしまう可能性があります。寒い室内で血圧が上がった状態で、熱いお風呂に入ると一気に血圧が下がって血管が拡張すると、その反動で頭や心臓の病気に繋がり、突然死などの原因にもなります。ご自宅の中でも厚着をするなど、エアコンの設定温度を下げるために節約する工夫をしたほうが良いかなと思います」
2023年02月17日過去に唱えた持論が物議を醸している経済学者で米イェール大学のアシスタント・プロフェッサー・成田悠輔氏(38)。そんななか、彼を“援護射撃”をする人物が現れ余波が広がっている。その人物とは、「2ちゃんねる」の創設者で“ひろゆき”こと西村博之氏(46)。騒動の発端は、2月12日付の米紙『ニューヨーク・タイムズ』で、成田氏の「高齢者は老害化する前に集団自決、集団切腹みたいなことをすればいい」との発言が取り上げられたこと。ひろゆき氏は15日、彼の発言が海外でも注目を集めていると報じた記事を引用し、次のようにツイートしたのだ。《NYTimes東京支局の日本人が書いた記事で成田先生が海外で炎上みたいな流れを見ると、朝日新聞が従軍慰安婦のデマ記事を書いて海外で広まったのもこういうマッチポンプな流れだったんだろうなぁ、、、と。比喩で言った話が本気で言ったかのように伝言ゲームが始まってる状況》一方、成田氏は少子高齢社会の解決方法について、「集団自決」「集団切腹」など過激な表現を繰り返してきた。ひろゆき氏もまた、彼の“発言”を直に聞いていたはずだった。それは、少子高齢化問題をテーマとした2021年12月17日配信のニュース番組『ABEMA Prime』内でのこと。番組後半で過疎化する地方と人口が集中する都市部の話題に及び、求められる街づくりが議論された。慶應義塾大学特任准教授の若新雄純氏が“集落を守りたがる高齢者もいる”と提起し、「公共サービスに頼るのではなく自分たちで守るべき。ダメだったらコンパクトシティを目指すべき」と主張。若新氏が熱心に持論を述べるなか、意見を求められたひろゆき氏は「人類愛が全くない成田先生がどう思うのか聞きたいですね」と笑顔で投げかけた。すると、意見を求められた成田氏は、こう持論を展開したのだった。「僕はもう唯一の解決策は、はっきりしていると思っていて。結局、高齢者の集団自決、集団切腹みたいなのしかないんじゃないかなと。やっぱり人間って引き際が重要だと思うんですよ。別に物理的な切腹だけじゃなくても良くて、社会的な切腹でも良くて。過去の功績を使って居すわり続ける人が、色々なレイヤーで多すぎるっていうのがこの国の問題」■成田氏の「まったくメタファーではない」発言はひろゆき氏も聞いていたまた昨年元日にYouTubeチャンネル「日経テレ東経済学」の生配信で両者の対談が実施された際、成田氏はディレクターから「高齢者の集団自決・集団切腹」発言について問われると、こう語っていた。「まったくメタファーではなくて、三島由紀夫とかリアルにそういうことをやって、しかもそれが日本人の死に様の1つの象徴みたいな感じで。国内外でも結構受け入れられていて、『カッコいい』ってことに三島由紀夫は今でもなっている訳じゃないですか。普通にファッションとして、『ハラキリ』は成立するんじゃないかと思っているんですよね」こうした成田氏の言葉を聞いていたにもかかわらず、「マッチポンプ」「比喩で言った話」などと擁護したひろゆき氏。だが、その姿勢はかえって“ブーメラン”になっているようで、Twitterでは批判の声が相次いでいる。《あれが比喩とは、また豪快なごまかしでは?》《このときの記憶は無くされたのですか?本人が「まったくメタファーじゃない」と言ってます》《本人が比喩じゃないと言ってますし、あなたも成田氏が比喩を否定した場にいましたよね? 嘘つくのやめてもらっていいですか?》
2023年02月17日先日スキー旅行へ行ったときのこと。準備はバッチリと思っていたのにヘアブラシを忘れてしまうという痛恨のミスをしてしまいました。宿泊先はストイックなスキー宿、歯ブラシ以外のアメニティは準備されておらず唯一のライフラインであるコンビニも、早々と閉まってしまいこれはもう詰みの状態……にもかかわらず、なんとゆめこが自宅の洗面所からブラシを取り出して自分のリュックに入れて持ってきていたことが発覚。こんなファインプレイってある!?普段より熱量高めに褒められたことが嬉しかったのか以来ゆめこはそのときのシチュエーションを何度も再現して欲しがります。一言一句そのまま、手を抜くことは許されず熱量も完璧に再現しなければならないのでなかなか大変ではありますがあの時は本気で助かったから私はいつまでも付き合う。
2023年02月17日現在放送中の日曜劇場『Get Ready!』(TBS系、日曜21時~)で闇の医療チームの若き万能ハッカー・白瀬剛人(しらせ・ごうひと)を演じている日向亘(ひゅうが・わたる、18歳)。2020年に俳優デビュー後、ドラマ『姉ちゃんの恋人』などに出演してきたが、メインキャストに起用された本作で人気、知名度ともに急上昇。「最初、出演が決まったときは、まさか!とビックリしましたが、選んでいただいたことがとても嬉しかったです」と目を輝かせる彼に、白瀬がメインとなる第7話(2月19日放送)の見どころや撮影エピソード、そして共演者で事務所の先輩でもある妻夫木聡と藤原竜也について聞いた。「妻夫木さんと藤原さん、お二人が揃っているところを初めて見たときは本当にワクワクしました。なかなか見られないツーショットですし、お二人の共演は20年ぶりということで、そんなレアな瞬間を目の当たりできたことに興奮しちゃって(笑)」妻夫木聡は、本作で闇チームを率いる執刀医・波佐間永介(通称エース)を演じ、藤原竜也は、エースの相棒で交渉人の下山田譲(通称ジョーカー)を演じている。「エースとジョーカーがぶつかるシーンがたびたび出てきます。台本に書かれたセリフが元になってはいるのですが、その場の空気でセリフや話し方も変わってくるし、本当に言い合いをしているような感じなんですよ。テストや本番で、毎回違う演技をするので驚いて鳥肌が立つほど」■初めて撮影現場でお会いした妻夫木さんは、意外に暗くて硬い感じ妻夫木は、事務所が開催する若手育成のワークショップで講師を務めることもあり、日向にとっては「演技の先生」だという。「ふだんはとても穏やかな方で、物腰も柔らかい。いつもニコニコしていて、とても話しやすい先輩というイメージだったのですが、今回、初めて撮影現場でお会いしたら、意外に暗くて硬い感じで……。いつも違う印象を受けました。『妻夫木さんって、お芝居の現場に入ると変わるタイプなのかな?』と思って少し緊張しましたが、よくよく考えると、妻夫木さんはそのときすでにエースが入っていたのだと思います。エースが実際にいたら、こんなふうに重いオーラをまとっているだろうなあと、その佇まいに圧倒されました。でも、撮影が終わったらいつもの妻夫木さんに戻っていて、ニコニコ笑いながら帰っていきました(笑)」そんな妻夫木から学んだことは?「妻夫木さんは、『お芝居の楽しさをみんなにもわかってもらいたい』という方。ワークショップは“お芝居は楽しい!”ということを確認する場だとよくおっしゃいます。台本を読みながらみんなでお芝居をして、こういうのもいいよね、ああいうのもいいよねと話し合いながらいろいろやる。おかげで僕自身、お芝居が楽しくなったのでとても感謝しています」■誰にも真似できない藤原竜也さんは僕の目指すべき場所いっぽうの藤原とは日向のデビュー作『太陽は動かない』で共演。日向は藤原が演じた主人公の高校時代を演じた。「同じシーンはなかったのですが、そのときに感じた竜也さんの背中の大きさというのは、今回も変わってないです。竜也さんの存在感やお芝居って、誰にも真似できない唯一無二のもので、僕の目指すべき場所です。今回、3年ぶりにお会いして、『大きくなったな』と言っていただき、成長したところを少しは見せられたらいいなと思っています」2月19日放送の第7話は、高校時代の白瀬が描かれ、仮面ドクターズのメンバーに見せる顔とはまた違う彼の一面が明らかに。「白瀬がどういう人生を歩んできたのか、みなさんに楽しんでもらいたい」と自信を見せた。「白瀬は同級生と話すのが苦手で、どちらかというと仮面ドクターズと一緒にいるほうが楽しそう。僕自身も2人の姉を持つ三人きょうだいの末っ子で、年上と接するほうが多い環境で育ったせいか、年上の人たちと話すほうが楽。そのへんは白瀬との共通点だと思います。今の現場も、先輩方といるのがとても居心地がよくて(笑)」また、高校時代の友のためにエースにぶつかる白瀬が描かれる。「撮影の前日は、緊張して寝られなかったくらい恐かったです(笑)。妻夫木さんはそんな僕の気持ちを察してか、撮影に入る前に僕の背中をポンと1回叩いてくれて。言葉は何もなかったですけど、『思いっきりこいよ』『緊張せずに気楽にやれよ』という意味なのかなと感じました。勇気をもらって、精一杯ぶつからせていただきました」2019年に開催されたホリプロの「メンズスターオーディション」でグランプリを受賞し、14歳で芸能界入り。当時よりも10cmほど背が伸びて、現在の身長は183cmに。「小学校のときは野球を、中学ではバレーボールをやっていました。小さいころは、理学療法士や放射線技師、あとは警察の白バイ隊員にも憧れていて、芸能界にはまったく興味がなかったのですが、オーディションに姉と母が応募してくれました。いろいろな職業をやりたかった僕にとって、役者はこの上なくピッタリの仕事だと思っています。さまざまな人の人生を体験できますから。将来は、『この役は、日向亘にしかできない』と言われるような役者になりたいですね」3月17日には、ファースト写真集『5W1H』が発売される。「今年、デビュー5周年を迎えます。タイトルには、いつでも、どこでも、誰とでも楽しく見ていただきたいという思いを込めました。ロケ地は、デビュー作『太陽は動かない』の撮影地だった三重県・答志島。原点の地に里帰りロケを敢行してきましたので、ぜひ見ていただけたらうれしいです!」【PROFILE】日向亘ひゅうが・わたる◎2004年、群馬県出身。14歳のときに「メンズスターオーディション」で6468人の中からグランプリに選ばれる。2020年『姉ちゃんの恋人』で地上波連ドラデビュー、2021年の『仮面ライダーリバイス』の五十嵐大二役としても活躍。(スタイリング:五十嵐堂寿/ヘアメーク:佐々木麻里子)
2023年02月17日川口春奈(28)が2022年の年間CM女王に輝いた。2月15日に「ビデオリサーチ」が発表した「タレント別テレビCM起用社数ランキング」で川口は21社となり、今田美桜(25)と本田翼(30)を抑えて見事1位に。川口がCM女王となったのは、今回が初めてのことだ。川口は近年俳優として絶好調で、その嚆矢となったのは’20年の大河ドラマ『麒麟が来る』(NHK総合)。帰蝶役として出演が決まっていた沢尻エリカ(36)が、放送前に突如逮捕されたことを受け、急遽代役を務めることとなったのだ。「川口さんは’13年の『夫のカノジョ』(TBS系)で、ゴールデンタイムのドラマで初めて主演を務めました。ところが同作は低視聴率に終わり、川口さんはそのことをとても気にしていたそうです。しかしそれから7年間、着実に芝居をこなしていき、’20年の年始に放送された木村拓哉さん(50)主演のドラマ『教場』(フジテレビ系)での熱演が話題に。その直後、『麒麟がくる』の帰蝶がハマり役だと評判を呼び、幅広い層から支持されることとなりました」(テレビ局関係者)『麒麟がくる』で勢いづいた川口は、’21年末の『NHK紅白歌合戦』の司会にも大抜擢。その際、本誌のインタビューでこう語っている。「初めて大河ドラマに出演しましたし、紅白の司会もそうですし、仕事をご一緒したかった監督と初めて仕事ができたりと“初めて”のことが続いた、あっという間の1年だった感覚があります」(’21年12月28日号)さらに’22年には『ちむどんどん』(NHK総合)で朝ドラ初出演を果たし、黒島結菜(25)演じる暢子の姉・良子を演じた。そしてヒロインを務めた10月期のドラマ『silent』(フジテレビ)は初回が放送されると「切なすぎる」と話題になり、最終回までに1話平均600万回弱という配信再生回数を記録。さらに撮影に使われたカフェに4時間待ちの行列ができるなど社会現象を巻き起こすほどの人気ぶりを誇った。川口は本誌’22年11月22日号で、『silent』の反響について「すごくうれしい。ラブストーリー以外の部分や、いろいろな登場人物に感情移入できる作品だと思うので、そういうところも支持していただいているのかな」と喜びを語っていた。そんな川口は、プライベートも充実しているようだ。本誌は’22年12月の上旬、『silent』の放送日である木曜日に川口が格闘家の恋人・矢地祐介(32)とデートしている様子を目撃している。川口と矢地は東京都内にある和食店のカウンター席に座り、後から入ってきた知人たちに笑顔で挨拶する場面もあった。そして美食に舌鼓を打った後、2人はタクシーで店を後にしていた。仕事だけでなくパートナーにも恵まれている川口。公私共に“無双状態”だ。
2023年02月17日安くて栄養満点だった卵が一転、高価な食材になりつつあるーー。その爆上がり度合いは、農水省の食品価格動向調査の「全国平均小売価格」に見て取れる。’23年1月9〜11日の鶏卵(サイズ混合、10個入り)1パックの価格は244円。2年前、’21年の同時期は204円だったため、なんと40円も高くなっているのだ。流通事情に詳しい経済評論家の加谷珪一さんは次のように話す。「昨今の卵価格の爆上がりには、2つの事情が重なっています。一つは全世界的な資材価格の高騰によって、エサ代、光熱費、輸送コストなどの経費全般が上昇したこと。そこに、鳥インフルエンザ拡大の影響が加わったという流れです」鶏卵は自給率97%(’20年度)と、ほぼ国内生産のみの食品だ。だが少子高齢化によって消費量が減っており、養鶏業者は生産量を抑えながら需給バランスを保ってきたと加谷さんは言う。「資材高騰と鳥インフルエンザを前に、一気に価格を上げざるをえない状況に直面したのです」鳥インフルエンザが収まれば、卵の価格も元に戻るのだろうか。「後継者が不足して高齢化している業者も多く、今回の鳥インフルが収まっても、廃業や撤退をしてしまうケースがありえます。騒動前の経営規模に戻せなければ、価格が高い水準のままで落ち着いてしまう可能性も否定できません」“物価の優等生”の異常事態の余波は多くの食品に及ぶことに。すでに兆候は見え始めている。「原材料に卵を多く使うマヨネーズや、スクランブルエッグが出るファミレスのモーニング、ゆで卵を使うサンドイッチなどが値上げや減量を発表しています」マヨネーズの老舗のキユーピーは4月1日から「キユーピー マヨネーズ450g」を520円(税込み)と45円もの値上げを行う。調味料大手の味の素も、4月1日から「ピュアセレクト マヨネーズ」など全5品種を約5〜9%値上げすると発表。ファミリーレストラン大手のロイヤルホストは3月8日から、スクランブルエッグがメニューに含まれる「モーニングプレート」と「ロイヤルホストモーニング」を各税込みで55円値上げ。北海道旅行のお土産の定番「白い恋人」で有名な石屋製菓は、主力商品の「白い恋人」などで「生産数の維持が難しい」として「品薄」を発表している。また、コンビニ大手のセブン-イレブンでは1月31日より、サンドイッチなど約10商品の「規格の見直し」が実施されている。たとえば「ハムとたまごのサンド」は「ゆで卵を減量し、ハムを増量」。加えて「セブンプレミアム 半熟煮たまご」などの約15アイテムで「販売を休止」しているのだ。同社の広報担当は「現時点での原状回復は未定ですが、鳥インフルエンザの状況を確認しながら、対応して参ります」と回答した。すでに判明している値上げだけを見ても、家計への影響は深刻だ。仮に卵を1人1日2コ食べていて、マヨネーズを月に1本購入し、レストランのモーニングを月2回利用している夫婦2人世帯の場合、年間の家計負担の増加は9千円を上回る計算になる。加谷さんは、卵の値上げのさらなる余波を次のように見通す。「マヨネーズからサンドイッチ、洋菓子……と加工頻度や付加価値の高い商品へと値上げの段階が徐々に移ってきています。発表されていない食品でも、小麦とバター、卵と値上げ食材を使うケーキ、卵を使うラーメンなどは、明日にも値上げに踏み切る社が出てもおかしくありません」今後はさらに、次のような分野にも値上げが広がる恐れがあると指摘する。「生産コスト全般が上がっているのは間違いないため、野菜の価格が上昇する可能性があります。卵と並んでスーパーの安売りの目玉である『もやし』さえ値上げが考えられます」あらゆる食品が値上げに見舞われるなか、食費の負担増分は、それ以外のコストカットでカバーすることを考える必要がありそうだ。
2023年02月17日“迷惑動画”により大きなダメージを受け、全国各地からエールの声が続々と寄せられている大手回転寿司チェーン「スシロー」。企業イメージアップの機運が高まるなか、トラブルを起こしてしまった。1月末から、店内で少年が醤油のボトルや湯飲みをなめまわすといった迷惑行為を行う動画が、SNS上で拡散したスシロー。衛生面の安全性を根本から揺るがすこととなり、SNSでは《スシローに行けない》という声が続出し、株価も一時5%近く下落するなど、大ダメージを負った。被害を受けたスシローを応援するため、芸能人やインフルエンサーを始め、多くの人々が店舗に足を運び、SNS上で報告するなどして、盛り上がりを見せた。こうした支援に対する恩返しとして、スシローは2月13日から2月17日まで店内飲食・お持ち帰り全品10%OFFにするキャンペーンを開催。しかし、このキャンペーンにまさかの“設計ミス”が。16日にスシローを運営する「あきんどスシロー」は、13日~15日間のテイクアウトやインターネットでの注文、レジ周辺の商品を購入した際の会計でキャンペーンの割引が適用されないケースがあったと、発表したのだ。システムの不具合が原因で、割引が適用されなかった客に対しては返金対応をとるとし、今回の件については「ご迷惑をおかけし、深くおわび」するとコメントしている。迷惑動画の“被害者”から一転して、トラブルを起こす側となってしまったスシロー。実はこういった問題は今回が初めてではない。「’21年9月、スシローはテレビCMで“濃厚うに包み”などの商品を宣伝していましたが、発売開始からわずか5日後に一部で発売中止に。しかし、在庫確保のめどが立たない間も広告を続け、多くのお客さんがスシローにウニを目当てに訪れたものの食べることができませんでした。『CMをみてウニを楽しみに店に訪れたのに食べられなかった』という苦情がSNS上で多数あがったことから、消費者庁と公正取引委員会が調査を行い景品表示法違反が発覚し、’22年の6月には再発防止の措置命令をスシローが受けました。また’22年の7月に開催された『何杯飲んでも生ビールジョッキ半額』キャンペーンの際にも、一部の店舗でキャンペーンが始まる前から開催日が明示されていない告知物が掲示されており、半額だと誤解してビールを購入する人が相次ぎました。これに対してスシローは“大変なご迷惑をおかけしました”とお詫びしています。このようにスシローは、これまで2度にわたって消費者に対しての不誠実な対応でトラブルを起こしているのです」(社会部記者)今回の件だけでなく、「おとり広告」「ビール半額」で、たびたび消費者の信頼を裏切るスシロー。SNS上では批判の声があがった。《スシローって今回の割引のミスしろおとり広告にしろ管理が杜撰なのが垣間見えるの気になるんだよな。ぺろぺろされてるのは可哀想だとは思うけど、あんまりいい会社だとは思えないわ。》《そういえば #スシロー 自体も詐欺まがいのことしてたりいろいろ問題ある店だよね》《偽装広告から会社の体質は変わってないか。。ミスおおいなあ》
2023年02月17日「ドラァグクイーン役として美しいボディラインを見せるために、体脂肪4%まで落として体をしぼりました」2月4日、映画『ひみつのなっちゃん。』の大ヒット舞台挨拶に登壇したのは俳優・滝藤賢一(46)。初主演映画でドラァグクイーンを演じるために、過酷な役作りをしていた。映画関係者は言う。「俳優人生25年にして初めての主演映画に滝藤さんはかなり気合が入っていたといいます。ほかのドラァグクイーンを題材とした映像作品を参考にして役作りを試みたものの、うまく役に入り込めなかったとか。試行錯誤した結果、マリリン・モンローやオードリー・ヘプバーンのしぐさや佇まいをお手本にしたといいます。体も女性らしさとは何かと考えて、体脂肪率を落とすことにしたそうです。ふだんからトレーニングを欠かさない滝藤さんは、それほど時間をかけずに体脂肪率4%に落とせたのだとか。体をしぼったおかげで、『首のラインからきれいななで肩がつくられ、細くも筋肉質でカモシカのような脚になった』とインタビューで語っていました」滝藤は’10年の映画『ゴールデンスランバー』で、堺雅人(49)が演じる主人公の整形した後の顔として数シーンの出演にもかかわらず、役を作り込むために堺のすべてのセリフを覚えたという逸話もある。’12年5月にも「役者魂.jp」のインタビューで役作りについて聞かれ、《僕はガチガチにイメージトレーニングしていくタイプなんです。呼吸する位置まで決めます》と、とことん芝居にこだわることを明かしていた。そんな滝藤の体脂肪率4%に、SNS上では心配の声が。「体脂肪4%大丈夫ですか?」「凄いけど心配」体脂肪率を過度に下げる危険性について、水道橋メディカルクリニックの砂山聡院長はこう警鐘を鳴らす。「体脂肪率4%となれば、骨と筋肉だけに近い状態ですね。ここまで脂肪がないと体温調整が難しくなり、免疫力が下がって風邪をひきやすくなります。また骨ももろくなり、骨粗しょう症のリスクも……。内臓に疾患のある人なら、心臓発作や臓器不全になることもあるので、専門家の指導のもとだとは思いますが、ここまで体脂肪率を下げるのはおすすめできませんね」初主演映画の役作りで“命の危機”にまで瀕していた滝藤。ストイックさもほどほどに……。
2023年02月17日2月15日、東京都内の住宅街で某有名俳優を張り込み中だった本誌カメラマン。そこへ通りがかったのがEXIT・りんたろー。(36)だった。この日、りんたろー。は相方の兼近大樹(31)とフジテレビ系の朝の情報番組「めざまし8」でスタジオ生出演。兼近は広域強盗事件について、「過去に知り合いだった地元の方っていう人が、こういう風に騒がしているっていうことに関しては申し訳ない」と謝罪した。「兼近は広域強盗事件の容疑者と過去に交流があったことで物議を醸しており、りんたろー。も、過去の発言を次々に“発掘”されるなど騒動の渦中にいます」(芸能関係者)本誌が目撃したとき、りんたろー。は妻でグラビアアイドルの本郷杏奈(31)と愛犬の散歩していた。本誌カメラマンの視線に気が付いたのだろうか。りんたろー。は車をマジマジと眺めると、新妻と何やら笑顔で言葉を交わす。そして、わざわざ黒マスクをあごまで下げると、2人で車に向かって笑顔を見せたのだ。2日に生配信されたニュース番組「ABEMA Prime」で、りんたろー。は相方が巻き込まれた騒動についてこう語っていた。「逃げたり隠れたりせず、僕たちは今という現状を決してあきらめず、いろんな声を受け止めながら仕事や活動や発言とかで見せて行かなきゃいけない」カメラマンに見せたスマイルは“逃げ隠れしない”という意思表示だったのか、それとも慰労の気持ちを込めたサービスだったのか――。
2023年02月16日2月16日、ファストフード業界を揺るがすニュースが。ロッテホールディングスがロッテリアの全株式をすき家やはま寿司といった人気の飲食店を展開するゼンショーホールディングスの子会社に譲渡すると発表したのだ。譲渡予定日は4月1日で、ロッテリアのブランドは株式譲渡後も一定期間継続される予定だという。1月1日時点で国内に358店が展開されている、有名ファストフードチェーンのロッテリア。ネットでは“全株式譲渡”について《「ロッテリアのブランドは一定期間継続…」っていうところが気になりますね。エビバーガーとかふるポテとか特殊な味のシェーキとか好きなんですけどね》《ロッテリア好きなので味変わっちゃったら悲しい》と味を心配する声が上がることに。そんななか、別の角度から心配する声も。ロッテリアという名前はロッテとカフェテリアを組み合わせてできた造語だと言われているため、名前について心配する声がこう上がっている。《へぇ~ ロッテからすき家系列になるんだ名前どうするんだろう?》《ロッテじゃなくなるから名前変えるの?》《名前どうするのかな?》さらに《ゼンショーだしロッテリアからゼンショリアになるんかな》《ロッテリア ゼンショー傘下で ゼンショリア?》《一定期間後、ゼンショリア…》という声や、《ロッテリアがロッテから離れるとリアになるんですか》《ロッテリアがロッテじゃなくなったらただのリアじゃん》という声も。“一定期間”を終えた後、果たしてロッテリアの名前はどうなっているのか?
2023年02月16日2月6日にトルコ南部で発生したM7.8の大地震。死者数は4万人を超え、1995年1月に日本で発生した阪神淡路大震災の約20倍のエネルギーに相当するという。現地では“72時間の壁”を超えた今でも、賢明な救助活動が続けられている。甚大な被害が連日報じられるなか、世界中で支援の動きが広がっている。なかでも韓国では著名人による寄付活動が顕著だ。まず9日に、俳優のチャン・グンソク(35)がユニセフ韓国委員会に1億ウォン(約1000万円)を寄付。翌10日には俳優のパク・ソジュン(34)も、同じく1億ウォンをユニセフに差し出した。同日は、現在放送中の『星降る夜に』(テレビ朝日系)の挿入歌に参加したボーイズグループ「NCT」のドヨン(27)も、1億ウォンを寄付したことが明らかに。続く14日には、昨年の『紅白歌合戦』(NHK)に初出場したガールズグループ「IVE」が所属事務所と共に1億5000万ウォン(約1560万円)を。翌15日もインスタフォロワー数が日本人1位を誇るモモ(26)を擁する「TWICE」が、2億ウォン(約2080万円)寄付している。「『BTS』も所属事務所がNGO団体に5億ウォン寄付しただけでなく、メンバーのJ-HOPEとJIMINが子供たちのためにそれぞれ1億ウォンを差し出しました。同じように『Stray Kids』からも、メンバーのチャンビンとヒョンジンがそれぞれ1億ウォンを寄付したばかり。俳優やアイドルグループなど若年層を中心に、寄付の輪が広がっているようです」(芸能関係者)一方、日本では芸能人などの著名人による支援公表は、現時点では数名に留まっている。地震発生直後の7日、いち早く支援活動に動いたのはモデルで実業家の紗栄子(36)。自ら代表理事を務める一般社団法人「Think The DAY」を通じて、支援金やチャリティTシャツの購入を呼びかけている。続いて11日にInstagramで寄付を公表したのは、“Nissy”ことAAAの西島隆弘(36)。《トルコは僕たちにとって、とてもご縁のある国です》と切り出し、《現在の状況を受け、ほんの少しでも早い復旧と復興を願い、トルコ大使館に気持ちを贈らさせていただきました》と寄付を明らかに。日本語メッセージに金額の記載はなかったが、添えられた英文メッセージでは1000万円寄付したと明かしている。他には、作家で医師の知念実希人氏(44)が41万2000円を日本赤十字社に寄付したとTwitterで公表。SNSで誹謗中傷を繰り返した加害者との和解金を、寄付金に充てたという。登山家の野口健氏(49)も9日に開いた記者会見で、現地に届ける寝袋の寄付を募った。「ロシアによるウクライナ侵攻が始まった際は、楽天グループの三木谷浩史会長が個人で10億円を寄付したことは大々的に取り上げられました。すぐにYOSHIKIさんも追随する形で『楽天クラッチ募金』を通じて1000万円を寄付したと明かし、前澤友作さんやYouTuberのヒカルさんなど著名人による寄付が広がりました。トルコは東日本大震災が発生した直後に救援隊が駆けつけるなど、多大な支援をしてくれた国です。今回のトルコ地震では、すでに日本の各企業や団体、個人から広く義援金が集まっています。日本でもSNSを通じて心を寄せる著名人はいます。寄付の公表はせずとも、陰ながら支援に協力する人はいるのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)
2023年02月16日「ビッグダディ」の愛称で知られる林下清志氏(57)の元妻でタレントの美奈子(39)が、2月14日にYouTubeを更新し、整形手術直後だという自身の姿を公開した。「美奈子から皆様へお知らせがあります」というタイトルで、ライブ配信を実施した美奈子。サングラスをかけた状態で配信が開始されると、「結論から言うと、私、二重整形をしました」と切開法による整形手術を受けたことを告白した。すでに手術から6日が経過しており、翌日には抜糸を予定しているという。手術することになったきっかけについて美奈子は、「何か月か前に、長女のノエルが埋没二重(の整形)をしたんですけれども。そこからね、とても生き生きしていて。化粧もすごく楽しくなった、毎日毎日楽しいということで」と、長女からの影響だと語った。さらに配信で報告した経緯については、「長女のときは、ダウンタイムが終わるまでは動画に映らないようにしてたんですよ。だけど、(そのせいで)皆さんにすごく心配をおかけしてしまったというのが、ちょっと私は心苦しくて」と、説明している。手術直後からも、すでに動画は撮影しているようで「近々アップされる動画くらいからな?ちょっと私の目が腫れたりとかしている」「ちょっとたまに、あざとかもある」と、今後の動画を見る視聴者を気遣う様子を見せた。4月ごろからは、手術の様子を撮影したドキュメンタリーを公開予定だという。さらに配信では、「ちょっとサングラスをとって、今の感じをお見せしようと思います」と、自らすっぴんの状態のまぶたを公開。「今はまだちょっと腫れがあります。糸もあって、こんな感じです」と、まぶたの辺りに指を添えて見せた。視聴者からは《痛そう》という声もあがったが、美奈子は動画内で「全然痛くない!痛みはないですよ」と返事をしていた。この美奈子の手術経過中の激変ぶりに、コメントでは今後の姿を期待する声が寄せられている。《さらに可愛くなった美奈子さん見れるの楽しみです》《またみなちゃん可愛くなっちゃうの?ダウンタイム終わった時のお目目が楽しみぃ》《ダウンタイムも落ち着いて安定するのが楽しみですね》《美奈ちゃん元がいいから、もっと綺麗になっちゃうねいいなぁ~》
2023年02月16日《今月いっぱいで16年在籍したスタッフアップを退所する事にしました。暫くはフリーでと思っていましたが、この10年ほど舞台でお世話になっているトムプロジェクトからお声をかけて頂きました。有り難くお受けし、所属する事にしました》2月15日、Instagramにこう綴ったのは俳優の大和田獏(72)だ。続けた《来月から新たな環境で新たな気持ちで頑張りたいと思います》と意気込んでいた。もともと「スタッフ・アップ」には先に妻の岡江久美子さん(享年63)が所属しており、あとに続く形で’06年に大和田は移籍。かねてから芸能界きってのおしどり夫婦として知られていた2人だが、ところが’20年4月、岡江さんは新型コロナ感染により亡くなることに――。当時、大和田は会見で、岡江さんの遺骨を抱きながら「久美子は今帰ってまいりました。こんな形の帰宅は、本当に残念で悔しくて悲しいです」と憔悴した様子で語っていた。「岡江さんが亡くなったのは、獏さんが半年後に古希を迎えるタイミングだったんです。本当はお祝いの年になるはずだったのに、突然岡江さんが亡くなるなんて……。獏さんは落ち込みようがすごく、岡江さんが生前に愛着を持っていた家具や本を見るたびに胸が詰まる思いになっていたそうです。また、岡江さんの携帯電話を解約することもできずにいました。『何が悪かったんだろう』と思い詰めてしまうこともあったそうですが、岡江さんのレギュラー番組『はなまるマーケット』(TBS系)が終了した際に知人からもらった檸檬の木に毎日水をやり続けては、何とか現実を受け入れようとしていました」(大和田家の知人)そんな愛妻を亡くした喪失感に苛まれる大和田を支えたのが、娘の美帆(39)だ。’20年5月、「スタッフ・アップ」代表取締役の戸張立美氏は本誌の取材に対してこう話している。「美帆ちゃんは実家と離れた場所に住んでいるのですが、生活の品とか食材を買って届けてくれているんです。(中略)獏ちゃんは遺品もまだ整理できていないし、仕事も『まだ積極的にやろうとは思えない……』と言っていたそうです。亡くなってからは、ほとんど自宅にこもっていました。それでも美帆ちゃんのおかげで、最近は犬の散歩をするようになったみたいです」また戸張氏は岡江さんが亡くなったことがきっかけとなり、「(大和田と美帆が)テレビ電話で頻繁に話すようになったそうです」といい、「物理的に住んでいる距離は遠いですけど、気持ちは今まで以上に近くなっている気がしますね」と明かしている。美帆のサポートのお陰で、大和田は次第に前を向き始めたようだ。’21年2月に「フジテレビュー!!」が配信したインタビューで《娘に勧められて、古希を迎えてからインスタグラムを始めました》と話し、《それから、長期入院している子どもたちに向けて歌などを配信しているボランティア団体に娘と参加して朗読をしました》とも述べている。「Instagramだけでなく、ボランティアに誘ったのも美帆さんだそうです。獏さんは新しいことを始めるにつれ、前向きな気持ちになっていったそうで、’21年以降はドラマや舞台、テレビ出演もこなしています。獏さんにポジティブな気持ちが戻ってきたのはお孫さんの存在も大きく、獏さんは1月12日、お孫さんから『わたしのたからものは、おじいちゃんです』と書かれた手紙をもらったとInstagramで明かし、《嬉しくて涙が出そうになりました》と記しています」(前出・大和田家の知人)37年間連れ添った岡江さんを亡くしてから3年。大和田は少しずつ、着実に“新天地”を目指して歩みを進めている。
2023年02月16日「自分の腕の中に収まるほどの小さな命に、しっかりと向き合っていかなければと想いを新たにするところです」2月15日、こうコメントしたのは嵐の櫻井翔(41)。第1子が誕生したことを所属するジャニーズ事務所を通じて発表した。21年9月に、メンバーの相葉雅紀(40)と同時に結婚を発表したことでも話題になった櫻井。相葉は22年10月に第1子の誕生を発表していた。「二宮和也さん(39)は19年11月に結婚を発表し、21年3月に第1子の誕生を発表しました。22年11月には第2子の誕生も明らかになり、櫻井さん、相葉さんの第1子と同学年となります」(スポーツ紙記者)ファンも《同学年尊い》《そんな奇跡みたいなことあります…?》などとSNS上では祝福の声が続出。そんななか注目されているのが、11年前の相葉のある発言だ。「11年に嵐の冠番組『ひみつの嵐ちゃん!』(TBS系)で、相葉さんが自身の地元・千葉を櫻井さんと巡る様子が放送されました。その際、櫻井さんが『あと10年経って40歳とかになったら誰か子どもとかいるでしょ?』と切り出すと、相葉さんが『将来子どもたちで嵐ジュニア作ろうぜって昔言ってたよね』と答えるシーンがあったのです」(前出・スポーツ紙記者)メンバー3人がパパになったことで現実味を帯びる“嵐ジュニア”。11年前の相葉の予言により、櫻井の第1子誕生はファンにとってさらに感慨深いものとなっているようだ。《昔嵐がよくしてた嵐ジュニアの話、これだけ同年代ばかりだと現実みがでてきたな》《3人同級生になる嵐ジュニア、新しい夢だな……》《マジで嵐ジュニアできるやん!当時はほんの冗談でもあったんだろうけど、みんなに歳の近い子供いるって思うと嬉しいなぁ》
2023年02月16日「闇バイト」として募った実行役を組織し、住人を殺傷して金品を奪う一連の広域連続強盗事件で、「ルフィ」を名乗る指示役と見られる渡辺優樹容疑者らが2月9日フィリピンから強制送還された。渡辺容疑者は、被害総額60億円以上といわれる特殊詐欺のほか、東京都狛江市で90歳の大塩衣与さんが殺害された強盗殺人をはじめ、’21年から五十数件の強盗や窃盗への関与が指摘されている。強盗の犯行は、東京、茨城、群馬などの14都府県に及ぶという。これほど広域で事件が起きると「うちの町は大丈夫だろうか」と不安に思う人が多いだろう。「実は、地域の特色によって強盗犯や空き巣に狙われやすいケースがあるのです」そう語るのは元神奈川県警の刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平さんだ。そこで、警察庁の「犯罪統計」を基に、ルフィらのように住居へ押し込み金品を強奪する「侵入強盗」とコンビニ強盗なども含む「強盗」全般、留守宅を狙う「空き巣」、中高年女性が狙われやすい「ひったくり」について、都道府県別に人口1万人当たりの認知件数を算出し、ランキング表を作成した。強盗とひったくりのワースト1は大阪府、侵入強盗と空き巣のワースト1は茨城県で、いずれの上位も都市部やその近郊が多いことがわかる。「強盗は商店の多い大阪や東京などの都市部に多いです。一方で空き巣は住宅地に集中するので大都市の郊外で頻発しています。空き巣の認知件数は埼玉県、千葉県が多く、以前から変わりません。さらに、空き巣のつもりが住人と鉢合わせて暴行に及び、強盗に発展するケースもあります」(小川さん)大都市の郊外は住宅地が広がり、空き巣や強盗に狙われやすいのだ。さらに、より確実に狙うために強盗の傾向に変化が起きていると犯罪学が専門で立正大学教授の小宮信夫先生は言う。「かつて住宅街に横行した空き巣は、今では当たり外れがあってコスパが悪いと犯人らは考える。今は事前に情報収集を行い、確実にお金のあるところを狙う『ピンポイント強盗』が増えています」ルフィらが行った闇バイト強盗もピンポイント強盗に分類できる。「ほかにも、震災アンケートなどを装って電話をかけ、高齢者だけの住まいで、タンス預金があることを突き止めてから犯行に及ぶ強盗が増えています」(小川さん)大都市の郊外など住宅地が多いところに多発している空き巣や侵入強盗だが、このような「ピンポイント強盗」が横行すると、大都市から遠い小さな町でも安心はできない。「そのような地域のほうが、人間関係が濃密でうわさが漏れやすい。また地元愛もあって今も名簿を作ることが多く、扱いも厳格とはいいがたいでしょう。犯人らが求める情報を、集めやすいのはそんな地域です。今すでにその兆候が見えてきましたが、今後はもっと明らかに犯行が増えていくでしょう」(小宮先生)では、女性が路上で狙われがちなひったくりは?「自転車を使った犯行が多いので、大阪のように坂道が少なく自転車で逃げやすい地域でよく起きます」(小川さん)ワースト県に入っていないからといって安心できないとすると、私たちはどうすればいい?「まずは、個人情報を与えないこと。お金の話をむやみにせず、名簿は厳重に管理して。犯人らが家を見張りやすい場所が周囲にないことも重要です」(小宮先生)小川さんはつぎのように語る。「家にお金を置かないことです。電話でじょうずに聞き出されると、正直に話してしまう人が多い。お金が家になければ、『ない』と言えるでしょう」侵入強盗・空き巣は、東京都や大阪府などの大都市よりも、その周囲の住宅街が狙われやすい。身を守るために、まずは戸締まりを。
2023年02月16日羽生善治九段(52)が王将のタイトルをかけて藤井聡太五冠(20)に挑戦している「第72期ALSOK杯王将戦七番勝負」。その世紀のタイトル戦の第4局が2月9日から10日にかけて行われ、羽生が勝利した。戦績は2勝2敗となり、今後の対局に注目が集まる。羽生はこれまで99のタイトルを獲得してきた“将棋の鬼”だが、私生活では“仏の一面”も持ち合わせているようでーー。「羽生さんは以前から人知れず慈善活動に尽力してきました。東日本大震災のときには、ほかのプロ棋士らと一緒に街頭に立ち、寄付を呼びかけていました。またホームレスの人々の仕事を生み出し、自立を支援する雑誌『ビッグイシュー』を応援し、誌面にもたびたび登場しています」(将棋関係者)羽生自ら寄付をすることもあるようだ。羽生の妻で元アイドルの理恵さん(52)は2月4日にTwitterで次のように語っている。《夫は結婚するまで収入の半分を方々に寄付したりして税金もあり、貯金は億どころか全然なかった。当時六冠で身の丈以上の幸運は感謝して還元すべきと思ったからと。流石に子供が出来てからは変化しましたが産まれるまでは続けていた》累計でどれほどの額を寄付してきたのだろうか。前出の将棋関係者は推定する。「日本将棋連盟が公表しているデータによりますと、羽生さんの賞金と対局料での生涯獲得額は、約30億円です。’85年に中学3年生でプロ棋士になってから、長女が生まれた’97年までですと約7億円ですかね。加えて羽生さんには、広告費や講演会料など別の収入もあったでしょうし、それを含めると10億〜15億円は稼いでいたと思います。税金を差し引いても、おそらく10年で3億〜5億円は寄付していたのではないでしょうか」1月1日に配信された『スポーツニッポン』のYouTubeチャンネルのインタビューで羽生は、王将戦に向けてこう語っていた。「自分自身の気力をいい状態に保って七番勝負を戦っていくという気持ちというか姿勢が大事なのかなと思っています」ひそかに善行を積み続ける羽生に勝利の女神もほほ笑むかーー。
2023年02月16日2月11日22時ごろ、上越新幹線から帰京したのは狂言師の野村万作(91)・萬斎(56)親子だった。眼鏡をかけた萬斎はビジネスマン風に見え、万作は黒いコートと帽子というコーディネート。万作は07年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定され、今年6月には92歳の誕生日を迎える。この日は新潟市民芸術文化会館能楽堂で『野村万作・萬斎狂言公演』が開催、昼・夕方と2度の公演だった。終了後、東京にはとんぼ返りだったようだが、万作の足取りはしっかりしており、キャリーケースも自分で運んでいた。「野村万作さんの長寿と健康の秘訣について、1月19日に大阪で開催された取材会で萬斎さんはこう明かしています。『父は(祖父の六世野村万蔵と同様に)毎日のように湯豆腐を食べます。舞台の後に大量の豆腐とタラを食べるのが健康法と聞いています』萬斎さんは19年11月に出席した『健康寿命をのばそう!アワード』表彰式でも、『野村家では代々湯豆腐を食べています』と語っていますから、この“タラ入り湯豆腐”が家伝の鍋ということなのでしょう」(古典芸能にも詳しい舞台関係者)野村親子は、2月1日に放送された『徹子の部屋』(テレビ朝日系)にも出演。萬斎は“タラ入りの湯豆腐”についてこう解説していた。「タラとか豚はアミノ酸が多いのだそうで、(舞台後に鍋を食べることは)理にかなっていると聞いたことがあります」ちなみに萬斎自身のいちばんの健康法は「何より笑うこと」だという。野村万作・萬斎親子の地方公演は、3月に高知県、4月に愛知県、北海道、大阪府と予定されている。家伝鍋パワーで活躍を続ける父の姿が、萬斎の笑顔も生むのだろうか。これからも親子共演を続けてもらいたい。
2023年02月16日これまでメディアに公開されていなかったロト1等の当せん売り場情報を本誌では今週も独自に入手。1月30日抽せんのロト6(1762回)では1等2億1129万6300円が瀬戸内エリアのふたつの売り場から出たことがわかった。そのうちのひとつは日本一“おめでたい”名前の売り場として宝くじファンに人気の岡山県「藤田ダイキチャンスセンター」だ。「看板にも大きく掲げていますが、売り場名のなかに“ダイキチ”の文字が入っているんです。縁起の良い地名や意識してラッキーな名前を付けた売り場はほかにもありますが、偶然に『大吉』と読めるようなおめでたい売り場は全国でもここだけだと思います。また店頭の看板には、地元特産の『千両ナス』にあやかり『藤田ダイキ特産“億万両ナス”』を大きく描き、億招き。おかげさまで、名前やナスのゲン担ぎにあやかろうと、遠方からも購入にくるお客さまがたくさんいます」(安楽誠店長)その名前に負けることなく、16年サマージャンボ1等7億円ほか、これまでに高額当せん累計16億円超(平成15年以降100万円以上)を誇る大当たり売り場。ただこれまでロトの1等は出たことがなく、今回、ついにロトの億が出たことになる。「以前、買い物に来た50代の男性が、売り場の窓の『本日は大安』の張り紙を見て『大吉売り場で大安の日の買うなんて最高だね』と買ったドリームジャンボが1等1億円大当たり。『大吉と吉日のダブルパワーは本当だった』と大喜びされていました。今回のロト1等はクイックピック(数字選択は売り場の発券機任せ)で購入したお客さま。これも売り場にツキがある証しだと思っています」(前出・安楽店長)もうひとつの1等が出たのは、名産のタマネギ畑が広がる兵庫県淡路島南部にある「南淡路イオンチャンスセンター」。こちらも今回の1等はクイックピック購入からが出ており、売り場のツキも後押ししたと言えそうだ。「じつは当売場のほど近くに、国生み神話で神々がつくり出した最初の島、日本発祥の地と言われているオノコロ島に由来している『おのころ島神社』 があります。いまからちょうど10年前、13年1月に初詣に行った販売員が高額当せんを祈願したところ、その年のドリームジャンボで1等1億円の大当たりが出たんです」(成澤暢彦店長)それ以来、売り場では、毎年「おのころ島神社」への当せん祈願を続けているとか。「19年のロト6の1等7324万1900円につづき、今回が2度目のロト6の1等。本当にこの幸運は神がかりです」(前出・成澤店長)瀬戸内エリアで“激ツキ”のふたつの売り場からでた今回のロト1等。まだこれからも億招きの奇跡は続きそうだ。【売り場データ】「藤田ダイキチャンスセンター」岡山県岡山市南区藤田560-236 DCMダイキEX岡山店正面出入口左側「南淡路イオンチャンスセンター」兵庫県南あわじ市賀集八幡北字東内378-1 イオン南淡路店駐車場内
2023年02月16日子供たちが遊ぶために公園に設置された遊具。しかし、摩擦などによる劣化や破損によって、ケガのおそれを訴える声に注目が集まっている。発端は、とあるTwitterユーザーによる投稿。動物の形をしたスプリング遊具の座面コーティングが剥がれ、ガラス繊維が露出している遊具を発見したという。このユーザーはすぐに自治体に報告したといい、身体にガラス繊維が刺さってしまうと簡単には抜けないとして注意喚起している。このユーザーの投稿に《知らなかった!》《これは危なすぎる…》との声が上がる一方で、実際にケガをした経験を共有する声も相次いでいる。《たぶん昔これが原因で太ももズタズタになった。それ以来、怪我をした公園とその遊具が苦手になった。正直今も怖い》《これ本当痛い、一瞬で全身にシビビビ!と鳥肌みたいにはしる痛みの思い出が》《これめっっっっちゃ痛いよ!!!!!刺さったらガムテで剥がして!!!めっっっちゃ痛い!》また、投稿者と同じように自治体への報告や、安全チェックを心がけようとする声も上がっている。《危ないから知らない公園行ったらまずは遊具の安全チェックだね》《ガラス繊維はマジでやべーから見かけたら連絡!》《公園なら土木課か公園課か自治体によるけど、行動の速さも自治体によるけど、すぐ連絡よ》しかし、こうした利用者による注意喚起は後を絶たない。「従来の遊具は、摩滅に弱い FRP 樹脂を使ったものが多いのです。これはガラス繊維とポリエステル樹脂が混ざった繊維強化プラスチックで、強度は金属並みだといいます。昨夏にも、劣化した滑り台で子供がケガをしたというツイートが注目されました。お尻や太ももに破片が刺さり、水で流しても取れなかったそうです。こうした事故を防ぐためにも、道路や公園の損傷・不具合を報告できるアプリを導入している自治体もあります。ですが、遊具の更新には高額な費用がかかることもあり、予算や人員不足ですぐに作業に取り掛かることができない自治体も。そうした背景もあり、市民の間では通報しても“すぐに動いてもらえなかった”と訴える声も上がっています」(社会部記者)国土交通省では1998年から3年ごとに、都市公園における遊具の老朽状況を調査している。昨年6月に発表された2019年時点での調査結果では、設置後20年以上経過している遊具は194116基あり、全体の49.7%にも及んだ。また、公園管理者が点検を実施し、修理・撤去といった措置が必要になったものは72672基にものぼったという。少しでもケガの危険性が減るよう、安全対策が進むことを願うばかりだ。
2023年02月16日福原遥(24)がヒロイン・岩倉舞を演じる連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK)。物語が佳境を迎えるなか、舞に“強力なライバル”が出現し、視聴者をザワつかせている。2月9日の放送回で舞の幼なじみ・梅津貴司(赤楚衛二)に会うべく、古本屋「デラシネ」に現れたのは歌人志望者の秋月史子(八木莉可子)。長山短歌賞を受賞した貴司の短歌に感動し、自作の短歌を持参する。貴司に褒めてもらったことで、「また新しい短歌ができたら読んでいただけますか?」とアピール。さらに帰り際、居合わせた舞に小声で「奥様ですか?」と尋ね、舞が否定すると「よかった」と安堵の表情を見せた。次第に史子は、舞の居場所でもあった「デラシネ」で我が物顔のように振る舞うように……。いっぽう、貴司は詩人として新たな壁にぶつかっていた。「短歌賞を受賞したことを機に、歌集の出版が決まりました。貴司は本に収録する短歌300首を差し出しますが、担当編集者は『パンチがない』とダメ出しします。『明日までにあと10首』とノルマを課され、焦る貴司はスランプ状態に。史子は店に入り浸り、貴司を支えようとするのです」(テレビ誌ライター)■「先生のそばにおること悪く思わんといてくださいね」そうした史子の積極的な行動の矛先は、舞にも向きはじめる。13日の放送回では、貴司は自分の新しい短歌に目を通した舞に「ごめん、わかりにくいか」とためらう。すると史子は「見せていただけます?」と割り込み、短歌を一読し「本歌取りですねぇ」と嬉しそうに言ったのだ。短歌に詳しくない舞が「ほんかどり?」と聞くと、「平たく言えばオマージュです。有名な歌の一部を使って新しい歌を作ることです」と解説。貴司から「わかるん?」と聞かれると、「フフフ。もちろんです」と得意げな表情を浮かべた。浮かない顔をした舞は店を後にするが、店に忘れた傘を持った史子が追いかけてくる。2人きりになったところで、史子は舞にこう“宣戦布告”したのだ。「今、梅津先生は歌人として一番大事な時期です。素晴らしい第一歌集を出していただくために、私も精いっぱい支えたいなと思ってます。せやから、先生のそばにおること悪く思わんといてくださいね」15日の放送回では、貴司の両親が営むお好み焼き店にも姿を現した史子。驚くべきことに、すでに貴司の母・雪乃(くわばたりえ)とも顔見知りに。雪乃に貴司の状況を伝え、2人分のお好み焼きをテイクアウトして帰るのだった。■「理解者気取りでムカツク」「ヒグマ級の爪痕」そして、舞が貴司の様子を見に来たある日。エプロン姿で店番をしていた史子は、「舞さん、そういうのもプレッシャーになるんですよ」と釘を差す。「歌できたかって、いちいち聞きに来られたら先生もしんどいと思います」「先生と私は同じくらい深い孤独を抱えているんやと思います」などと牽制したのだった。「史子の登場によって、舞と貴司の間に距離感ができてしまいました。複雑な家庭環境で育った史子は、貴司を“自分と同じ孤独を抱いている人”と信じて疑わない姿勢を崩しません。一方で、舞は貴司への思いに気づき始めていますが、何でも話し合える幼なじみの関係が崩れてしまうのを恐れています。もどかしい2人の関係性がどのように展開していくのか、注目が高まっています」(前出・テレビ誌ライター)舞と貴司の仲を引き裂こうとする史子の“強烈マウント”に、SNSでは戦慄する声が相次いでいる。《キー!!!この女、理解者気取りでムカツク》《嫌われることを厭わない秋月さんの中の人に拍手送りたいくらい腹立つ……》《#舞いあがれにおける秋月史子の爪痕、ヒグマ級》《秋月史子が貴司の生活圏をゆっくりと確実に浸食してゆく様子が、スティーブン・キングもびっくりなモダンホラーそのもので震える》《朝ドラで、歴代クズ親父やクズ兄おるけど。嫌な女ランキングあったら上位確定の秋月史子》
2023年02月16日2月15日に放送された人気バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)に出演した際の安田大サーカス・クロちゃん(46)の言動に批判の声があがっている。この日、先週に引き続き12月21日の放送回でクロちゃんが告白し付き合い始めたリチ(26)とのその後に密着した企画がオンエアされた。まず’23年の年始に神社へ訪れた2人は絵馬に願い事を。リチはクロちゃんのいびきが治ることを願い、一方のクロちゃんは“リチが派手にギャルになりますように”と書き、さらに「もうちょっと女の子らしくなってほしいかな」と語っていた。続いて湯河原へ温泉旅行に訪れたクロちゃんとリチ。飲食店で和菓子を食べている際には、クロちゃんがリチに「俺と付き合ってからちょっと太ったよね」と言い、さらに「俺、痩せているリチが好きだからさ。太らないでね」と伝えていた。その後も、射的を楽しんだり、旅館で混浴したりする姿が流され、VTRを見たスタジオの朝日奈央(28)は「クロちゃんが自分色に染めようとしすぎているのがすごい嫌だった」と発言。これにFUJIWARAの藤本敏史(52)が「でもまあ、受け手側のリチが受けいれているんでね」と“弁明”するも、朝日は「リチちゃんは前ほどキラキラしていない気がする」と語っていた。クロちゃんがリチに対して、何度も注文を付ける姿勢にSNS上では批判の声が。《ありのままのリチを愛してないし、見た目のことばっかだね》《クロちゃんがリチに太らないでねとかギャルになってとかもっと女の子っぽくとか言ってんのテレビ用のセリフだとしても胸糞すぎるーー》《クロちゃん彼女に太らないで欲しいとか女らしくして欲しいとか言うのむりすぎるWW》
2023年02月16日「特例として協力いただく」2月1日の衆院予算委員会でこう語ったのは、岸田文雄首相(65)だ。税外収入として国立病院機構(NHO)から422億円、地域医療機能推進機構(JCHO)から324億円もの積立金が返納させられ、防衛費に充当される問題。野党から「防衛への流用」と批判されたにもかかわらず、かたくなにゆずらなかったのだ。「防衛費増額のために、日本の医療や社会保障が脅かされようとしています」こう警鐘を鳴らすのは、全国保険医団体連合会の住江憲勇会長。岸田内閣は昨年12月、敵基地攻撃能力の保有や防衛費増額を盛り込んだ3文書を閣議決定。’23年から5年間の防衛費総額を現在の27兆5千億円から43兆円に増額し、’27年度には防衛費を対GDPの2%へと引き上げる方針だ。そのために流用される、冒頭の積立金だが、JCHOは年金保険料によって作られているため、積立金が不要見込みとなった場合、本来は年金特別会計に返納される決まり。NHOの積立金も、国庫へ返納された場合、医療のために使われるのが筋だろう。また、突然の返納によって、経営への影響も心配されるところだ。JCHO企画課は「政府からの厳しいご判断だが、事業計画に影響はない」と回答したが、前出・住江さんは、以下のような見解だ。「コロナ禍に直面し、平時から感染症対策として設備投資が必要ですし、不測の事態のために財源を確保しなければならないはずです。たとえばエクモなどはあれほど足りなくて困っていたのだから、各病院で機器を増やし、人材を育成する必要も出てくるでしょう」さらに住江さんが危惧するのは、国民に負担増を強いることで、医療や介護財源でわざと“余ったお金”を生じさせ、これを防衛費に充てようとする事態だ。「今年に入ってコロナの感染症法における位置付けが、2類相当から5類に引き下げられることになりました。5類になることで、ワクチン接種や医療費の自己負担額が増え、公費の支出が少なくなる。余ったコロナ対策費は今後防衛費に充てられるので、そのためにコロナを5類にしたのではないかと、疑いたくなります」医療・介護分野の“改悪”も、より現実味を増してきたという。「昨年、後期高齢者の一部で医療費自己負担が2割になりました。現在も、健康保険料の引き上げ、介護分野ではケアプランの有料化や自己負担割合を1割から2割に増やすことなどが議論されています。先送りとなっている要介護1、要介護2を介護保険からはずすという議論も再燃するでしょう」防衛費のために国が医療費、介護費を出し渋れば、医療や介護を受けられず、失われる命が増えかねない。■負担なき防衛費増はまやかしでしかない「国はかなり無理をして防衛費財源を集めている」と見るのは、第一生命経済研究所の主任エコノミストの星野卓也さんだ。「為替準備金である外為特会の剰余金3.1兆円、国の融資や出資金を扱う財政投融資特別会計からの繰入金0.6兆円などを、防衛費に充てる方針です。今年は子ども予算の倍増に向けた議論も行われる予定。消費税の増税や社会保険料引き上げなど、さらなる負担増を求める動きが出てくる可能性があります」このような国のやり方には、経済産業省の元官僚・古賀茂明さんも異を唱える。「外為特会や財政投融資特別会計に剰余金があれば、本来、国庫に返納され、子育てや社会保障など、その使い道が議論されるべきです。しかし、今回は問答無用で防衛に回す。その理由は『防衛費のために増税します』と大々的に言いたくないから。“実はお金はあるので、心配しないでください”として、防衛費増額への反発を抑えたいのでしょう。しかし、そうしたお金も元は私たちの税金。防衛費に回れば、子育てや社会保障に充てるお金が減ります。それで今度は『子育てのために増税やむなし』と理解を求めようとするのです。こんなまやかし、許されません」無理やり集められる金額は、総額5.3兆円以上に及ぶ(左上表参照)。また、岸田内閣が打ち出した防衛費増額のための所得税増税は、あたかも負担がないかのように説明されるが、これもまやかしだ。「所得税1%分(2千億円)が防衛費に充てられると発表されています。すでに支払っている復興特別所得税2.1%を1%分引き下げ、その分を防衛費に流用することになるので、毎年支払う税金が増えるわけではありません。しかしその分、徴収期限を延長して復興財源を確保する必要があり、20年延長という話も出ています。復興特別税は本来’37年に終わりその後は減税されるはず。延長は負担増にほかなりません」防衛費増に突き進む国の方針に、古賀さんは危機感を抱いている。「これまでの日本は軍事面においては軽武装で、国民生活向上を最優先にしてきました。それが今回の仕組みは、子育てや社会保障は後回しにして、まずお金があれば防衛費に回すというもの。憲法改正と同じかそれ以上に、国の形を根本から変える方針転換なのです」国の姿を変える大変革が、説明なく行われようとしている――。
2023年02月16日