女性自身がお届けする新着記事一覧 (58/893)
《ザセカンドの選考会でした!多分受かったと思います。これで落ちてたらプラマイ岩橋君以上に暴れたいと思います!》2月3日、Xでこう報告したのはお笑いコンビ「流れ星☆」のたきうえ(45)。同日に実施された“結成16年目以上”の漫才師が対象となる『THE SECOND~漫才トーナメント~』(フジテレビ系)の選考会に出場し、その手応えを綴った。しかし、先日に“告発投稿”などが波紋を呼んだお笑いコンビ「プラス・マイナス」の岩橋良昌(45)を引き合いに出したことで、ある芸人の怒りを買ってしまったようだ。その芸人とは、お笑いトリオ「かたつむり」の林万介(41)。たきうえの冒頭のポストに《きもちわり》と反応したことから、バトルの火蓋が切られることに――。たきうえが《お前誰?面識も無い後輩のくせに雑に俺をいじってんじゃねーよ》と返すと、林は自己紹介を踏まえて次のように異論を呈した。《挨拶もせずすみませんかたつむり林と言いますいじりじゃなくて、攻撃です岩橋さんが好きなので、気に食わなかったので攻撃しました実際面識は一度有るのですが、覚えられていない自分の実力不足です面識有る人達だけで、丁寧にイジられててください》するとたきうえは、《俺だったら腫れ物に触るみたいにスルーされるよりいじってもらった方が芸人として嬉しいけど?しかも攻撃て何?お前プロレス出来る奴かと思ったら素人じゃねーかよ絡んで損したわ。じゃーな》とバッサリ。林はカチンときたようで《じゃあ松本さんイジってみろできもしねぇくせにプロぶってんじゃねぇタコ》と、「週刊文春」による“性加害疑惑”報道によって活動休止中のダウンタウン・松本人志(60)の名前を出して反論した。2人の“公開喧嘩”は、その後も収束することはなかった。林は《ツイートを消してしまうような不安定な人をあなたの言う『いじり』で再び掘り起こそうとする行為に対して、僕は気持ち悪いと思ったのです》と主張するも、たきうえは《岩橋君を『不安定な人』扱いしてるお前が一番『芸人としての岩橋君』を殺してんだけど?今度お笑い教えてやっから浅井企画のネタ見せにおいで》と反論。すると林は、《岩橋さんは不安定ですだから面白いと僕は思っています名前出しやすい後輩出して、芸人ぶってるあなたの芸人論はどうでもいいです行ってやるから、教えられるもんなら教えてみろ》と噛みつく。だが、たきうえは林の言葉を突くように、《ん?不安定なのを芸人として面白いと思ってんなら俺の岩橋君イジリもなんの問題も無いんじゃないの?言ってる事矛盾してるぞ?ネタ見せは毎月月末に武蔵小山の浅井企画の稽古場でやってるわ》と反発。そして、《後、今岩橋君は『イジりやすい後輩』じゃねーよ。お前よりはかなりイジりやすい方だけどな!》と付け加えた。林も負けずに《芸人として面白いです人間として不安定な時期も判別出来ないから、そのような判断になる訳ですね具体的な日程教えてください1人で来いよ?》と返し、《後輩という属性が、イジりやすいという理解でお願いいたします腫れ物に触れないというのが、かわいそう、イジった方が良いという事でしたので、なら、上も下も関係無く、全部イジって、救ってみろよ俺も含めてな》と煽る始末。両者の対決が現実味を帯びてきたところで、ついに岩橋が林のポストを引用する形で《けんかをやめてby 竹内まりや》と“仲裁”に入った。林は《POISON by反町隆史》と反応し、たきうえは《岩橋君何かごめん!》と詫びを入れていた。岩橋をめぐる対立は波紋を呼んでおり、こんな声が上がっている。《たきうえさんと林さんのバトル今見たけど普通にどっちも悪くて気分悪くなるね》《林さんもたきうえさんも何をしてんすか》《流れ星たきうえVSかたつむり林の直接対決はマルコポロリでやってほしい》岩橋への愛ゆえに、自らの主張を譲らなかった2人。果たして、直接対決は見られるだろうか。
2024年02月05日人気漫画『海猿』の作者である佐藤秀峰氏(50)から、映画撮影時の非礼を暴露された俳優の伊藤英明(48)。Instagramで“反論”したものの、さらなるイメージ低下を招いてしまったようだ。昨年10月放送のドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)の原作者である芦原妃名子さん(享年50)が、脚本トラブルを明かした数日後に亡くなったことを受け、佐藤氏は2月2日に自身のnoteを更新。そこで、佐藤氏は『海猿』の映像化に気が進まなかったことや映像化しても原作者にメリットが少ないことを明かした。さらに《映画はDVD化されてから観ました。クソ映画でした。僕が漫画で描きたかったこととはまったく違いました》と赤裸々に心情を綴るとともに、主演俳優についてこうも述べていた。《映画は第4弾まで作られ大ヒットしました。一度、映画の撮影を見学に行きました。たくさんのスタッフが働いていました。プロデューサーが主演俳優を紹介すると言うので挨拶に行きました。撮影前だったらしく、その俳優はピリピリしていました。プロデューサーが話しかけると「原作者?しゃべんなきゃダメ!?」と吐き捨てました。嫌なヤツだと思いました》NHKとフジテレビによって映像化されている『海猿』。映画化されたのはフジテレビ版のみであり、その主演俳優といえば伊藤だ。そのため、ネットでは当時の伊藤の対応を疑問視する声が相次いでいた。この佐藤氏の“告発”を受けてか、同日夜に伊藤は自身のInstagramを更新し、佐藤氏から贈られたと思われる「ドラマおもしろかったです。カッコイイ大輔に期待しています」というメッセージが添えられた『海猿』の原画の写真をアップ。そして《記事を読みました》と投稿を切り出すと、こう続けた。《『海猿』は僕にとって一生の財産です。いまだにありがたいことに『海猿』が大好きでした、と声を掛けて下さる方、手紙を下さる方、インスタグラムにメッセージを下さる方が沢山いらっしゃいます。約20年前、現場に出向いて下さり佐藤先生に頂いた原画を今も大切にしています。撮影に携わった全員で過ごした時間も作品も自分の宝物です》このように佐藤氏の投稿に反応したものの、指摘されたぞんざいな対応を謝罪することはなかった伊藤。むしろ、関係性が良好だったことを匂わせる形で作品に感謝の想いを綴るのは、原作者への“嫌味”と受け止めた人が多かったようだ。ネット上では伊藤の反論に幻滅した人が相次いでいる。《すごい嫌味ですよね。本人が嫌だって言った直後に、色紙とセットで仲良しアピール。私が原作者なら『色紙なんて渡すんじゃなかった』とブチ切れます》《佐藤さんが気持ちを振り絞って書いてくれたであろうNoteに対する、反論なんだろんうな、これ。でも嫌らしいな。「ドラマ面白かった、映画楽しみって言っていたじゃない」「嫌な奴って言うが、原画をくれただろう」というのを匂わせて》《「そんなん言うても、こんなんくれたやん。今更そんな事言うなよ」ってとられちゃわない?真摯に、覚えてなくても未熟が故にそんな発言をしたかもしれない、申し訳なく思いますって謝ったほうが潔いんじゃ》《その当時原作者さんは本心はどうであれ気遣いのコメントを書いた、それを今伊藤さんが利用しようとしているように見えてしまいました》《本当に嫌なヤツだったからびっくりした》
2024年02月05日「ちさ子ちゃんに何年か前、『一茂さんやっぱり、高齢者になってからじゃ遅いから、医療脱毛をしなさい』って俺勧められたのよ。勧められたからその通りにやろうと思って、実は今も通ってるんだよ」2月2日放送の『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系)で、こう切り出したのは長嶋一茂(58)。医療脱毛を続けていると明かす中で、飛び出した“驚きのエピソード”が波紋を呼んでいる。冒頭のコメントに続けて、「本当は5回券を2年で使わなきゃいけないんだけど、まだ4回しか使ってないのよ。あまりにもスパン短くて行けないのよ」と語った一茂。「最初、全身やったんだけど、全身なんてとても1回で無理なんで。とりあえずVIOだけ、っていう感じでやったんですよ」と明かし、こう続けた。「あれ(スタッフが)2人来るんですよ。レーザーで焼く人と照射する所を持ってくれている人。2人がかりでやるわけ。最初は髪を剃るもので(毛を)剃りながら、その後、真打ちのお姉さんが出てきて、『はい!はい!はい!』って。こういうペースで焼いていくんですよ。やっぱり俺でも恥ずかしいわけですよ。知らない女性が2人で来て、俺の全てを見ていくわけだから」注目を集めたのは、この後のエピソード。“俺の全て”を見られたことから、一茂はスタッフの女性たちにこう声をかけたというのだ。「『1回くらい食事に行きませんか?』って、俺言ったの。『俺のすべてを見たんだから、食事してくれませんか?3人で』って言ったの」静かに話を聞いていた高嶋ちさ子(55)は「え〜!」と叫び、石原良純(62)も「何で?どう繋がるのそれ?」と驚いていた。しかし「患者とLINEは交換できない」との理由から、食事の誘いを断られてしまった一茂。この出来事を違う番組内で明かしたといい、後日クリニックで「一茂さん、観てましたよ」と女性スタッフから声をかけられたという。一茂は「『病院の規定でLINE交換できないってことで、(食事に行く)気持ちとしてはあるんです』って言われて。さすがに俺、その日は『また食事行こう』とは言わなかった」と述べつつ、こう続けた。「4回目の予約をする時に『(スタッフが)2人のうち1人変わった。1人お辞めになりました』と。つまり何が起きるかっていうと、また全然知らない方に全てを見られるから『それはちょっと勘弁してもらいたい』と。『(スタッフ)1人でできませんか?』って言ったら、『検討します』と言われて予約はそのままにしておいて、予約した日に行ったのよ」しかし一茂がクリニックに行くと、現れたスタッフは2人。1人は以前も一茂を担当したスタッフだったが、もう1人は知らないスタッフだったという。一茂は「『すみません、さすがに僕でも初対面の方ってストレスもかかるし、恥ずかしいんで』って言ったら、『一茂さん、これは2人じゃないとできません。なぜならば、ちゃんと照射できないんです』って言われました」と語り、「次5回目で最後なんで、その時は食事に絶対誘おうと思っています」と強い決意を示していた。一茂の突飛なエピソードがネットニュースで取り上げられると、《見たくて見たわけでもないし気色悪いに尽きるわ》《こういう人のために2人で施術しているのではないでしょうか?》と批判が相次ぐ事態に。“カスタマーハラスメント”の可能性を指摘する声も上がっている。《一人辞めたのは、マジで怖かったのかも》《スタッフが上司に報告してクリニックから注意されて、その上一人辞めてすらいるのに、まだしつこく声かけるのは控えめに言ってもセクハラです》《コレはホンマ引いた。 自分の意思で治療を受けておいて俺の全てを見た? 理屈も通っていない、というか脅しやん。 とんでもない思考。どういう発想なんだろう。 全くもって相手の事なんか一切考えない人なんだ》
2024年02月05日多くの女性は、更年期にさしかかる40~50代から髪質が変わり始め、髪が細くなる、コシ、ハリがなくなる、抜け毛が増えるなど、髪の変化が気になり始める。「女性の髪の機能は一般的に35歳以降は徐々に下り坂になります。それと同時に抜け毛も増え始めるのですが、体質に応じた食事を心がけることで、下り坂を緩やかにすることができます」こう話すのは、毛髪診断士で中医学をベースとした薬膳で「髪育ごはん」を提唱するてまりさん。てまりさん自身、20代のころに悪性腫瘍の治療による副作用で、抜け毛に悩まされた経験があり、それをきっかけにその人の体質に合った美髪を育むレシピを考案するようになったのだそう。「女性の抜け毛の原因はさまざまです。更年期による女性ホルモン(エストロゲン)の減少も原因のひとつですが、ほかにも血行不良やストレス、生活習慣の乱れ、睡眠不足、自律神経の乱れなど、さまざまな要因が複合的に絡まり、そのあんばいも個々によって異なります」(てまりさん、以下同)抜け毛・薄毛の原因には大きく分けて「血(けつ)不足タイプ」「血行不良タイプ」「腎(じん)不足タイプ」の3つがあるのだそう。■“血”が不足するとすぐに髪に影響が「血とは、中医学では栄養やうるおいを指し、『血不足』になると全身の栄養状態が悪くなります。髪が細くなったり、ツヤがなくなる、パサつく、うねる、抜け毛が増えるなど、栄養不足による衰えが顕著に現れます」中医学では髪と血は密接な関係にあり、血が不足すると真っ先に髪に現れるという。女性は月経や出産などで常に血が不足しがちになるので、特に栄養に注意したいタイプだ。「血を補う食材というものがあります。マグロ、カツオ、レバー、ベリー類、クコの実、なつめなどの赤色の食材や黒きくらげ、ほうれん草、イカなどです」次の「血行不良タイプ」は、体内で血が巡る力が不足しているため、手足や末端の毛細血管にまで血流が届かず、老廃物がたまりやすくなって肌がくすんで見えたり、冷え性なのが特徴。「体の末端に血流が届かないため、頭皮の毛根にまで栄養が行き届かず、髪は細くてコシのない髪質になっていきます」おすすめの食材には、サバ、イワシなどの青魚や、玉ねぎ、ねぎ、にんにく、にら、黒酢などがある。■“腎”が弱まると地肌が見えるほどに最後が「腎不足タイプ」。「“腎”とは、成長や発育、老化に関わる部分と考えます。生殖、成長、ホルモンの分泌と深く関係し、“腎”の働きが衰えるとホルモンが減少し、髪のコシも失われます。腎機能は20代から30代前半をピークに、以降は徐々に低下していきます。加齢により腎の機能が弱まると、ホルモンの働きも弱まるのです」腎が弱まると、びまん性脱毛症といった分け目の部分が目立ったり、地肌が透けて見えるなど、髪の密度が減ることで全体的にボリュームが出なくなる。おすすめ食材は、黒豆、黒ごま、ごぼう、ヒジキ、干ししいたけなどの「黒い食材」や、くるみ、海老など。「美髪を保つためにも、中高年からは腎の気を補う食事を心がけましょう」チェックリストで自分が当てはまるタイプを確認してみよう。最もが多いのがあなたの該当タイプ。そして、今回、てまりさんが読者世代のために考案した、タイプごとの薄毛改善レシピも参考に。自分に合った栄養をとって、豊かな毛髪を手に入れよう。【血行不良タイプ】サバ缶味噌汁<材料>(4人分)・サバ缶……1缶・玉ねぎ……1/2個・味噌……大さじ2~3・水……400ml・小ねぎ、七味唐辛子……各お好みで<作り方>(1)玉ねぎはくし形切りにする。(2)鍋に水と玉ねぎを入れ、火が通ったらサバ缶を汁ごと加えて、一煮立ちさせる。(3)いったん火を止め、味噌を溶いて味を調える。最後にお好みで薬味をトッピングしたら完成。<ポイント>・だしを入れなくてもサバ缶の汁のうま味で十分に堪能できる。・おかずも兼ねた「一汁一菜」のお味噌汁。【血不足タイプ】黒きくらげとほうれん草のナムル<食材>(2人分)・黒きくらげ……10g(3~4枚)・ほうれん草……1/2株・卵……1個・にんにくのすりおろし……小さじ1/2・ごま油……大さじ2・すりごま……適量・塩、こしょう……各適量<作り方>(1)黒きくらげは戻しておく。水なら3時間~一晩、ぬるま湯なら30分ほど。戻したら、耐熱容器に黒きくらげがかぶるくらいの水を入れて電子レンジ500Wで1分半温める。水気を切って、千切りにする。(2)ほうれん草は3cmくらいにカットして、耐熱容器にのせ、ふんわりラップをかけて電子レンジ500Wで1分半温める。(3)耐熱容器に卵を割り溶いて、ふんわりラップをかけて電子レンジ500Wで30秒温める。途中で混ぜてさらに30秒温め、スプーンでざっくりと混ぜておく。(4)ボウルに(1)~(3)、にんにく、ごま油、すりごまを入れて混ぜる。最後に塩、こしょうで味を調えたら完成。<ポイント>・火を使わずに、電子レンジで簡単に作れる。・電子レンジを使うことで、ほうれん草の水溶性の栄養素を逃さずとれる。【腎不足タイプ】まっ黒ごま鍋<食材>(2人分)・豚バラ肉……200g・キャベツ……200g・しめじ……1房・にら……1本・長ねぎ……1/2本・豆腐……100g<調味料>・黒ねりごま……大さじ4・すりごま……大さじ2・醤油……大さじ2・だし顆粒……大さじ2・山椒……小さじ4・水……300~400ml<作り方>(1)キャベツはざく切り、にらと長ねぎは5cm幅にカット、しめじは石づきを除く。豆腐と豚バラ肉も食べやすい大きさにカット。(2)土鍋に<調味料>を入れ、混ぜ合わせる。そこに水を少しずつ注ぎながらよく混ぜる。(3)具材を(2)の中に入れて、蓋をして中~強火にかける。(4)沸騰したら軽くアクを取り、再び蓋をして5分ほど煮込む。(5)具材に火が通ったら完成。<ポイント>・具材はお好みの大きさにカット。・末端冷え性が気になる人は、山椒を多めにするのもおすすめ。
2024年02月05日子育てと家族の介護が重なる「ダブルケア」に直面する人が、全国に少なくとも29万3千700人いることが、1月22日、毎日新聞の調査でわかった。社会変化による日本の女性たちの苦しい現状が浮き彫りに!首都圏に住むA子さん(50代)もその一人。40代半ばで不妊治療を経てやっと子どもを授かった。子どもはまだ5歳で、子育てと仕事の両立に忙しい日々を過ごすなか、地方に住む両親の介護に直面することに。「母は認知症で、父が世話をしていたところ、父にがんが見つかって入院することになってしまったのです。A子さんは一人っ子で、『全部自分で親の面倒を見なければならない』と思い込み、会社を辞めたうえで子どもを連れて実家に帰ろうとしたのです」そう語るのは、A子さんから相談を受けたNPO法人「となりのかいご」代表の川内潤さん。「私のところに相談に来る介護者は、全部ひとりで背負い込もうとしています。しかし、よく話を聞くと、デイサービスやホームヘルプなど、介護保険のサービスを使っていないケースが多く、うまくサービスを利用すれば、生活が成り立つケースがほとんどなのです」(川内さん、以下同)A子さんの母は要介護1で、介護サービスはまだ未利用。そこで、ケアマネジャーにケアプランの作成を依頼し、週3回デイサービスに通い、週1回ホームヘルプを受けるというプランを立ててもらい、見守りを兼ねたお弁当の宅配を利用した。父も母につきっきりで介護をする必要がなくなり、自分の病気の治療に専念できたという。「たいていは親の介護の体制を整えることで解決しますので、育児を優先してお子さんとの時間を大切にしてほしいと伝えています。また仕事も辞めるのではなく、身近にある公的支援、民間支援をおおいに活用してほしいですね」一人で背負って、金銭的、精神的に破綻する前に、使える制度を見てみよう。■介護と仕事を両立するために使える公的制度が充実パートもバイトも申請可「介護休業」は要介護状態にある家族1人につき3回を上限として、通算93日まで、介護による休業を申請することができる制度。「介護休暇」は、介護する家族が1人であれば年に5日まで(2人以上は年10日まで)、1日または時間単位で取得でき、ほかにも、短時間勤務や残業免除などもある。なかでも知らない人が多いのは、パートやアルバイトでも申請できるということ(雇用形態にもよる)。パートやアルバイトであっても職場の「就業規則」を確認して、人事や総務などに相談してみよう。都内に住むB子さん(40代)はかつて、末期がんの父(当時70代)の世話をするために、介護離職をしようとした。上司に「会社を辞めます」と告げると、「うちの会社は介護や育児の期間中に利用できる制度がたくさんあるから何か使ってみたら?」と勧められたそう。「家族会議をするため、ひとまず介護休業を取得して、当時保育園に通う娘を休ませて、2人で実家に帰りましたが、家族でよく話し合った結果、母と姉たちがいるので、私はそばにいなくてもいいという結論に達しました。父は退院後、通院しながら抗がん剤治療を受けることになり、介護サービスを使いました。身の回りのことは最期まで自分でできたので、当初の予定より早めに復職しました。あのとき会社を辞めなくてよかったです」(B子さん)だが、要介護認定を受けても介護サービスを受けない人が案外多いと川内さんは言う。ケアマネジャーにつながると、親の体調の変化や要介護度に応じて必要な支援を提供してくれるので、家族でケアをしようなどと思わないことだ。「遠距離介護のA子さんは介護休業を取得しなくても、仕事と介護が両立できるようになりました。じつは新型コロナの影響で、ケアマネジャーと家族との会議もオンラインで済ませられるようになったんです。頻繁に帰省するのは金銭的にも負担が大きいので、航空会社の介護割引を活用するなど、民間支援も上手に利用してみてください」■遠距離介護で役に立つ民間サービスも増加「病院の付き添い」「宅食」たとえば、家族の代わりに看護師が病院を受診する際の付き添いを行ってくれるサービスもある。費用は全額自己負担で事業者によって金額は異なるが、帰省の旅費と比べると低コストで済む。このほかにも、ビデオ通話でいつでも実家とつながれる便利なツールも。「今回の毎日新聞の調査は、子どもは未就学児が対象だったので、実際のダブルケア人口はもっと多いことが推測されます。特に晩婚、晩産化が進み、40代半ばでの出産も珍しくなくなってきました。50代以降のダブルケアは今後も増えることが予想されます。子育てはお金がかかるので、仕事は絶対に辞めてはいけません」一人で抱え込まず、介護者同士の口コミや「地域包括支援センター」などで情報収集しながら、介護を乗り越えよう。
2024年02月05日「どうも、SUPER EIGHTです!」2月4日、 FCサイト内の動画配信コンテンツ『関ジャニ∞TV』で行われ生配信でこう語ったのは、関ジャニ∞の5人。故・ジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、新たなグループ名を発表した。「昨年10月2日の旧ジャニーズ事務所の会見で、東山紀之さん(57)が『すべてジャニーズとつくものはなくなります』と発言。その日のうちに関ジャニ∞は5人そろってファンクラブ向けに動画を公開し、グループ名を変更する意向を発表していました」(スポーツ紙記者)新たなグループ名「SUPER EIGHT」に決まった経緯について、メンバーの横山裕(42)はと「∞でいこうとしていたが、∞だけだと寂しい、物足りないなと思った。僕らの中でも”関ジャニ”に対する思いが相当強かったし、それに匹敵するものは何か考えてメンバーにプレゼンした。字数や字画も調べて、これがいちばん良かった」と説明した。‘04年8月に関西地区限定でデビューし、同年9月に全国デビューした関ジャニ∞。グループ名は’02年の結成時からの愛着ある屋号だった。「結成当時、メンバーが8人だったこと、関西テレビ(8チャンネル)でレギュラー番組を持っていたことから、関ジャニ∞と名付けられました」(テレビ局関係者)しかし当初は、自分たちのグループ名に複雑な思いを抱いていたようで……。「関ジャニ∞には同世代に嵐やNEWS、KAT-TUNがいます。特に嵐やKAT-TUNは関ジャニ∞より結成が早かったため、横山裕さん(42)は『俺たちもあんなかっこいいグループ名がほしい!』と考えていたそう。ところが、『関ジャニ∞』という名前を聞くと『パッとせぇへんな』と落ち込んだといいます。『俺たちもおしゃれな名前がよかった!』とよく嘆いていました」(前出・テレビ局関係者)思いがけずグループ名の変更を余儀なくされたが、メンバー自身は当初、改名を前向きにとらえていた。「横山さんは『俺は親の離婚で3回も名字が変わったけど、中身は変わらないから!』と冗談交じりに話すなど、“改名しても俺たちは俺たち”と明るく振舞っていました。『新しいグループ名は何がいいか』とファンにアンケートを取るなど、改名に向けて動き出していました。関ジャニ∞はここ数年、渋谷すばるさん(42)や錦戸亮さん(39)が立て続けに脱退するなど、グループとしてたびたび危機に見舞われてきました。村上信五さん(42)も解散を考えた時期もあり、『俺らはもうアカン』と周囲に漏らすこともありました。改名することによってファンにさらなる心配をかけたくないと、あえて笑顔を見せていたのでしょう」(前出・テレビ局関係者)しかし10月の改名宣言後、新グループ名決定までに4カ月の時間を要することに。後輩グループのジャニーズWESTが改名を決断してから16日後に新グループ名「WEST.」を発表したことと比べると、かなりの時間がかかっている。「いざ改名するとなるとグループ名への愛着を実感し、『変えたくない』『いや、変えるべきだ』と話し合いはかなり難航したそう。今年、関ジャニ∞はデビュー20周年でファンに感謝を伝えるための企画を準備しているだけに、このタイミングでグループ名を変えることには抵抗があったといいます。メンバーの安田章大さん(39)は、寂しさから思わず号泣してしまったそうです」(制作関係者)前出のテレビ局関係者は言う。「事務所側はグループ名を変えるかどうかはメンバー自身の委ねていたといい、『自分たちの意見を尊重してくれた』とメンバーは感謝していました。最終的には横山さんが思いついた案が採用となったということです」新グループ名が決まってからは、メンバーも“心機一転”という思いが強くなったようだ。「大倉忠義さん(38)は、『関ジャニ∞』として売れるためにがむしゃらに走り続けてきたことから、『夢の場所が一つ終わる』ような感覚だと有料会員制ブログに綴っていました。ですが何度も5大ドームツアーを敢行するなど、関ジャニ∞としての功績がなくなるわけではありません。今はみんな“よく頑張ってきた”と自分たちを労っているといいます」(前出・テレビ局関係者)デビュー20年目にして、SUPER EIGHTとして再スタートを切る関ジャニ∞。メンバーとファンの夢はこれからも続くーー。
2024年02月04日「いま女性というものであれば、今の外務大臣はカミムラ ヨウコ(上川陽子の誤り)。女性ですよ。女性が日本の外務大臣になった例は過去にないと思います(実際は3人目)」「俺たちから見ていても、ほぉ~このおばさんやるねと思いながら」「この間、ニューヨークで会ったけれども、少なくともそんなに美しい方とは言わんけれども」1月28日の講演でこんな発言をした自民党の麻生太郎副総裁(83)。厳しい批判をうけ、麻生氏は2月2日に発言を撤回したが、当事者である上川陽子外務大臣(70)は国会や会見で問題視しない姿勢を見せていた。「世の中にはさまざまなご意見や考え方があるということは承知しています」「どのような声もありがたく受け止めている」一部には上川氏の反応を“大人の対応”と評する声も。しかし、これに野党議員からはブーイングが。立憲民主党の辻元清美代表代行(63)はXにこう綴った。《ふんばっている女性たちのためにも、言うべきことは言う姿勢を男社会で褒められる『わきまえる女』では『次の総理』になんてなれっこない》同党の蓮舫参院議員(56)もXに《「大人の対応」ではないでしょう。毅然と「おかしい」と指摘することこそ大人の対応です。》と書き込んだ。さらにタレントのラサール石井氏も参戦。この件を伝えるニュースとともに、《怒れよ、これぐらい。》とポストした。■《麻生氏のコメントを容認は女性差別を容認すること》上川氏を責めるような風潮にはこんな疑問の声も。《えっなんで上川さんが怒られるなの??被害者じゃん》《いじめや暴言を受けた被害者側に「抵抗しないお前のせいで」って言ってるのと同じ》《当事者がいいと言ってるんだから、いいのでは》《怒るかどうかはその人の自由じゃん》一方で、こんな意見もあった。《ハラスメントを受け流してきたから昔のままの男性がのさばるんです。性差別、侮辱には毅然として抗議を》《麻生太郎のコメントを容認したと言うことは女性蔑視を容認したと言うこと》《上川さんが一般人なら、こう言うのも理解できるが、彼女は日本の国会議員であり、社会問題である女性差別を是正しなければいけない立場だ》野党議員らの姿勢には賛否が分かれた。ちなみに、麻生氏は過去にも、女性蔑視的な発言を繰り返してきた。「婦人に参政権を与えたのが最大の失敗だった」(1983年2月応援演説にて)「高齢者が悪いというイメージを作っている人はいっぱいいるけれども、子供を産まないのが問題だ」(2014年12月応援演説にて)「年寄りが悪いと言っている変なのがいっぱいいるけど、間違っている。子供を産まなかった方が問題だ」(2019年2月講演会にて)「セクハラ罪という罪はないんですよね。殺人とか強制わいせつ罪とか違いますから」(2018年5月会見にて)「子供を産まないのが問題」発言は二度行い、二度とも撤回している。もっとも悪いのは麻生氏であることは間違いなさそう……。
2024年02月04日《一定の条件を満たしたら、警察官は人を殺しても殺人罪には問われないという法体系を警察官による“死刑“と、書いたわけですが文字を文字通りにしか読めない人が多いみたいですね》2月1日、Xにこう綴ったのは“ひろゆき”こと西村博之氏。投稿には「FRIDAY DIGITAL」が同日配信した「『京アニ事件』の死刑判決に持論も…ひろゆき氏が米山議員、井川氏からの総反撃にみる『厳しい現在』」と題した記事のリンクが引用されていた。1月25日にひろゆきはXで、’19年7月の京都アニメーション放火殺人事件の青葉真司被告が京都地裁で死刑判決を受けたことに際して、《何はどうあれ被害の甚大さから死刑というのはわかるんだけど、死刑になるための人を助けた医療関係者の努力を考えると、「死刑だから助けなくていい」という判断があってもいいような、、、》と持論を展開。これに対して、前新潟県知事で立憲民主党・米山隆一衆院議員(56)が《まず判決が確定するまでは死刑になるかどうか分かりません。判決確定後も、執行までは再審もあり得ます。それ迄は、被疑者・死刑囚としての制限は受けても人権を有し、病気は治療するのが法治国家です。助けない判断はあり得ません。ネタの可能性を否定しませんが、グロテスクな意見だと思います》と指摘。大王製紙の元会長で井川意高氏からも《同じ「死ぬ」でも現場で自分の撒いたガソリンの火で死ぬのと裁判無しで警官に現場で射殺されるのと裁判の結果死刑で死ぬのでは すべて「死」の意味が違うんだよ》などと異論を呈される事態に。「FRIDAY DIGITAL」の記事は、こうした流れに加えて、昨年11月に配信された動画でも米山氏に論破されていたことも触れた上で、ひろゆきがかつての勢いを失いつつあるという内容だった。冒頭のようにひろゆきはこの記事に対して反論するのだが、再び“天敵”が現れる。2日、米山氏はこの投稿を引用し、こうポストした。《じゃあ最初からそう書けばいい事です。文字は文字通りに読むのが当り前。文字通りに読んだら間違っている事を書いておいて間違いを指摘されたら「それは本当はこういう積りだったんだ。読み取れないお前が悪いんだ!(文字通りでなければ暗にそう言っている)」とか、何処の小学生の言い訳かと思います》またも一刀両断した米山氏のこの指摘には、ひろゆきを失笑する反応が寄せられた。《容赦ないっすね》《お手本のような論破》《ひろゆき氏は、また完敗です。 文字通りに読めないは、私が間違ってました、ごめんなさいって読めば良いのでしょうか? これでは、論破王ではなくて、論破され王です》《ひろゆきの限界が見えたな。》3日時点で、ひろゆきからこの投稿に対して“アンサー”はない。米山氏を論破し返すことができるのかー―。
2024年02月04日《日本国内にある慰安婦や朝鮮半島出身労働者に関する碑や像もこれに続いてほしいです。嘘のモニュメントは日本に必要ありません》Xにこう綴ったのは、杉田水脈衆議院議員(56)だ。2月2日、群馬県高崎市の県立公園「群馬の森」に設置されていた朝鮮人労働者の追悼碑が、多くの人の反対を押し切って撤去された。2004年、群馬県議会の賛同も得て、市民団体が建設した追悼碑。しかし、「政治的な行事をしない」という設置時の条件に反したとして、2014年に設置許可の更新を群馬県側が認めず、市民団体と裁判になっていた。追悼式で出席者が「強制連行の事実を訴えたい」と発言したことを群馬県側は政治的だと判断したという。2022年、最高裁で群馬県の判断は適法という判決が確定。これを根拠に、追悼碑は撤去されたが、群馬県の山本一太知事(66)は「ルール違反だから撤去を決めた。碑文の中身に問題はない」と語っているように、撤去の理由は“歴史認識ではなく、あくまでも行政と定めたルールに反したため”、というのが群馬県側の言い分だ。しかし、杉田氏は追悼碑を“嘘のモニュメント”と主張。さらに、別の場所にある朝鮮人労働者のブロンズ像の写真とともにこんなポストを続けた。《この写真は、以前に取材し、記事にした京都にある徴用工像。韓国国なのものより先に建てられました。私有地ということで、撤去できない状態です。建てた団体は日本の中核派等過激派労組と関係の深い韓国の労組。こちらも早く撤去できればいいのですが。》(原文ママ)私有地に建てられた像も撤去できればいいと綴った杉田氏。理由は、像が自分の歴史認識に反している存在だからということは明らかだ。これにはX上でこんな反応が。《私有地なら問題ないじゃん》《財産権の侵害であり、表現の自由に反す。憲法違反ですよ》《明確な思想弾圧。国会議員がこんなことを言うとは》過去に、書籍のなかの対談で杉田氏はこんなことも語っていた。《慰安婦像を何個建ててもそこが爆破されるとなったら、もうそれ以上、建てようと思わない。建つたびに、一つひとつ爆破すればいい》<『「歴史戦」はオンナの闘い』(PHP研究所)より>自身の歴史認識に反したものは、法的根拠なく撤去や破壊されるべきという杉田氏。ちなみに、岸田政権は、村山談話なども含む、歴代の政権が表明した「反省とおわび」の立場を継承していることを明確にしている。
2024年02月04日「誰が言ってんの?って。どの口が言ってんの?って。私のセリフ取られたのかなって思いました」2月2日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)で、こう語ったのは石田純一(70)の妻である東尾理子(48)。番組では“夫に一番ムカついた瞬間”として、東尾の夫婦喧嘩のエピソードを披露。石田との喧嘩が再現VTRで紹介されたが、石田が言い放った“暴言”に衝撃が広がっている。東尾が何度も電子レンジの使い方を教えるも、未だに「これどうやって温めるの?」と聞いてくるという石田。また、ジャムなどのビンを開封しても冷蔵庫に片付けず、常温で出しっ放しに。東尾は「いつも言ってるじゃん、これ言わなくてもわかるよね」と、呆れ果てているようだ。何も覚えようとしない石田だが、ある日妻の逆鱗に触れることに……。長男・理汰郎くんを探していた石田に、「今日は野球の試合に行ってますよ」と教えてあげた東尾。すると石田は、「そうなんだ。だったら教えてよ。今日見に行けたのに」と“上から目線”で一言。東尾が「野球の連絡、LINEに来てたでしょ?」と聞くと、「あれ?来てたっけ?」と子供のスケジュールを把握していない様子だったという。東尾が「同じ連絡、パパも見れるんだから、いい加減自分で把握してよ。私はあなたのマネージャーじゃないんだよ」と苦言を呈すると、石田はこう言い放ったというのだ。「お前、いちいちうるさいな。だから30半ばまで結婚できなかったんだよ。お前、俺じゃないと、とっくに離婚されてるぞ」東尾は冒頭のコメントに続けて、「この人本当にそう思ってるんだ!?すごい幸せな人なんだなって思いました」とVTR内で振り返っていた。このVTRが流れると、スタジオは騒然。陣内智則(49)は「『不倫は文化だ』を塗り替えましたよ」と驚き、小木博明(52)も「これはちょっと、ヤバいやつじゃん」と引き気味に。■仕事激減、3億円豪邸売却…家族に迷惑をかけてきた石田にネットもドン引き東尾によれば、この夫婦喧嘩は昨年の出来事。しかし石田といえば、妻に頭が上がらないほど世間を騒がせていたはずだが……。「石田さんは‘20年4月の緊急事態宣言中に、沖縄のゴルフ場で体調を崩してコロナに感染。理子さんが看病して支えたにもかかわらず、その後も飲み歩き続けて大炎上。以降はレギュラー番組が終了するなど、仕事が激減。石田さんはメディアのインタビューで、『年収は6000万円くらい一気に減りました』と明かしていました。’22年には3億円ともいわれた豪邸を売却し、理子さんを激怒させたそうです。石田さんはこれ以前にも、家族を振り回してきました。’16年7月に理子さんの反対を押し切って東京都知事選への出馬を表明するも、たった3日で断念。理子さんは夫が世間を騒がせる度に、ブログで謝罪するなど肩身の狭い思いをしてきたのです」(芸能プロダクション関係者)’21年12月上旬には、本誌の直撃に「家庭は崩壊しています、はい。家庭も、すべて崩壊してますから!帰ってください!」と語気を強めていた石田。しかし自らの行いを棚に上げるかのように、妻に“暴言”を吐いていたことが明るみに。ネット上では、ドン引きする声が上がっている。《逆じゃね?東尾さんじゃなきゃとっくに離婚されてる》《これは立派なモラハラ。仮に何か根拠があったとしても、言い方が悪過ぎる》《すごいね、石田純一。あのコロナ禍での問題行動で、離婚されなかったのを、有り難いとは思ってないんだ》《信じられん。。。しかも去年!?コロナ騒動で家族に大迷惑かけたのに、あり得ない》寒さが厳しかった昨年1月の下旬、愛娘を乗せた自転車を必死に漕いでいた石田。同年7月中旬には自ら経営する焼き肉店が閉店した後に、近所の飲食店で一人飲みをする姿も。石田は23時過ぎに店を出ると、“終電ダッシュ”で帰路についていた。家族のために奮闘しているようだが、“口は災いの元”で後悔することが起きなければよいが……。
2024年02月04日原宿の古いマンションでひとりぼっち。でも大好きなイラストを描いて暮らす生活は、まるでセツコさんの“カワイイ”夢の世界のよう。年金も振り込まれるけど、内訳なんか気にしない。終活なんて、明日考えよう。孤独死だっていいじゃない。女性ひとりだって、ごきげんにいまを楽しく生きられるヒントが、セツコさんの暮らしぶりにはあふれています。ひとりだって、ハッピー!オッケー!大丈夫だからね♡田村セツコさん(85)1950年代後半から『りぼん』『なかよし』など少女雑誌の表紙や挿絵を手がけたイラストレーターの草分けであり、いまや世界を席巻する日本の“カワイイ”ブームの元祖的存在だ。来月早々には86歳になるという今も、1975年に始まったサンリオの『いちご新聞』連載を継続中。また、昨秋に出版された著書『86歳の健康暮らし』(興陽館)をはじめ、ひとり暮らしの達人であるエッセイストとしても支持を得ている。「ここ原宿での暮らしも、もう40年。この街は、犬のぬいぐるみをぶら下げて歩いてる、へんてこりんなおばあちゃんでも(笑)、誰もふり向かない居心地のいい場所です。この犬のピーターは、97歳でみとった母の形見なの」自身のイラストから抜け出してきたような、かわいいブラウスとスカート姿に、肩から犬のぬいぐるみバッグを提げた田村さん。やがて、原宿のど真ん中にある自宅マンション兼アトリエに到着。「足の踏み場もなくて、ごめんなさいね。私、“節約のセツコ”だから、モノを捨てられなくて。デスクの背後に積み上げられてる空き箱もカラフルだから、いつか作品に応用できるんじゃないかと思うの。あの木の枝も、花屋さんが捨てると言うからいただいたり」■ポケットの小銭でも、夢さえあれば豊かに暮らせる。終活より今日を楽しく生きなきゃ「毎日、必ず午前3時半ごろにパッと目が覚めて、『ああ、私はひとりなんだ』って思う。でも、本棚を見れば、幼いころから大好きな『赤毛のアン』の作者のモンゴメリやフランソワーズ・サガンなどの自伝があって、彼女たちも孤独と共に生きたことを、私は知っている。それに、もう80年以上生きて、むしろ孤独は自分に味方してくれるぜいたくな時間とも思えるの」本格的な起床は、6時半。「まず、テレビをつける。古い小さなテレビで、NHKは映らないんだけど(笑)。毎朝、キャスターがニュースを読み上げていて、こんな早くから偉いねと。それからお茶やコーヒーを入れて、家庭教師のジェームス先生に、いろんな社会の出来事について教わるの。この“ジェームス先生”というのは、朝夕に届く新聞のことを、勝手にそう呼んでるの」9時に、仕事開始。「アシスタントもいませんから、メールも電話も自分で。原稿は、レターパックで送ります。だから、そんなときに自然に郵便局などに行くための外出があるわけで、いわゆる散歩のための散歩はしません」12時近くになると、ブランチタイム。「食事は、ワンプレートで、オムレツにスムージーだったり。玉ねぎが大好きだから、いつもスライスして冷蔵庫に。ものすごく粗食で、少食です。いただきものも多くて、ビスケットがたくさんあったら、少しずつかじってる。雑食ね(笑)。食でも何でも、きちんとしたシステムには従えないタイプみたい」その後は、打ち合わせなどがあれば外出もして、17時ごろに仕事を終える。「日が暮れれば、お酒もほどほどにいただきます。小さなコップに日本酒を八分目。私、カワイイ女の子を描き続けてきたせいかワイン好きと思われているんだけど、実は日本酒党なのよ」そして19時を過ぎると就寝となるが、こうした毎日のルーティンを支えるのが、健康な体だ。「新人のころには頑張りすぎたり寝不足で過労にもなりましたが、その後は、ずっと医者知らず。介護保険のサービスどころか、健康診断も最後に受けたのは29歳のとき。これは、丈夫に産んでくれた両親に感謝しかありません」最後に病院に行ったのは、75歳のときだった。「車にぶつけられて脳波をとりました。先生がX線写真を見ながら『脳が40歳くらいですね』と言うので、私、つい、『えっ、そんなに老けてるんですか!?』って言っちゃった。そしたら先生が『普通、75の人に40歳と言うと喜ぶものですよ』ですって」そりゃそうよね、と笑う口元から白い歯がのぞく。そういえば、件のエッセイにも「全部自分の歯なの」とあったが。「ベランダで育てているアロエで作る“アロエ水”でうがいしてるのが、いいのかな。人によって体質も違うんだから、自分が信じる健康法が、いちばん体にいいのよ。今のマイブームがコーヒー健康法。飲むんじゃなくて、頭にピチャピチャふりかける。香ばしさがアロマ効果になるし、前頭葉の刺激にもなるって、ほんとかな(笑)」近年、よく話題になる「終活」や「年金」についても尋ねた。「8つ年下の弟と電話で話すと、その話題になります。この先、大事なことと思いますが、正直、まだピンとこない。年金も、郵便局の通帳に振り込まれますが本当に少ない額で、その内訳などもよくわかってないの。ただ私は、千円札1枚あれば大丈夫。ポケットの小銭でも、夢さえあれば、豊かに暮らせると思うんです」さらに年齢とともに増す、認知症への不安についても、「それも実は自然なことで、私は人が“うららか”になると受け止めています。たしかに、今まで『難しいことは明日考えよう』できたけど、そろそろ真剣に考えなきゃと思いますから、明日考えます(笑)。ただ、『お葬式はしません』とは、周囲の人に伝えておかなきゃね。『田村セツコ孤独死』もかまわない。お別れパーティも、来る人が面倒くさいじゃない。それは申し訳ないと思うの。そんな心配より、今日を楽しく生きなきゃ。それでいつかは、お墓の中から『ボンジュール!』って、私らしいと思わない?」あっけらかんと言える背景には、好きな仕事を選び、今もバリバリ現役で描き続ける日常がある。「結婚もしなかった。憧れはありましたよ。人並みに、そんな恋愛話でにぎやかな時期もありましたし(笑)。でも、ギリギリの決心のなかで、私には仕事と家庭の両立は難しいかなと思ったの。自分が6人家族の幸福な生活を十分に楽しんだから、同じことはしなくていいかな、という思いもあったかな。それで今、屋根裏部屋のような自宅マンションで、貧乏絵描きのひとり暮らしをしながら、好きな絵を描いてます」日々、ペンを走らせながら、絵に込めた思いを届けたい相手が明確に存在する。「この空の下のどこかに、今日もひとりぼっちでため息をついている女の子や女性がいるでしょう。彼女たちに、『オッケー、オッケー、だいじょうぶだから!』と、そうつぶやきながら、いつも描いています。自分の人生を振り返ってもそうだったけど、世間には必ず素敵な先生や応援団がいるもの。まず私がその第1号だからねと、そんな思いを大切にしているの」【後編】86歳現役のイラストレーター・田村セツコさんが語る「母と妹のW老老介護」へ続く
2024年02月04日「吉高由里子さん(35)と初めてお会いしたのは、’22年の夏ごろ。『光る君へ』がクランクインする1年ほど前の顔合わせでした。まだ設定なども細かくは決まっていませんでしたので、書道の歴史や平安文学などの話をすることから始めました。平安時代の書道と現代の書道の違いなど、私の書への愛情を一方的に伝えていたのですが(笑)、吉高さんも『こんなに平安の書が好きな人とお仕事をするのだから、私も頑張るよ!』と言ってくださったので励まされました」そう語るのは書道家の根本知さん。根本さんはNHK大河ドラマ『光る君へ』の出演者への書道指導を担当している。流麗なタイトル文字を揮毫したのも根本さんだ。「演出家の方から、『紫式部が秘めた想いを持つ藤原道長へ恋文を書くとしたら、どんな題字になるかを見てみたいです』と言われて、筆を動かしたのです。するとまるで、まひろ(紫式部)と道長の想いが入り交じるような題字になりました。平安時代の“へ”は現代とは異なり、横線を一本引いているような感じなのです」歌人で作家の紫式部が主人公という作品だけに、ドラマでも筆をとるシーンが多く、ストーリー展開上も重要視されているという。根本さんに具体的な指導法を聞くと――。「私が書いたものを見ながら文字を書いていただきます。ただ平安時代のかな文字は、かなり数が多かったのです。現在のひらがなは46文字ですが、当時は150文字もありました。それが崩し字になっているので、そもそも読めないことも多く、どんな文字かを説明するところから始まります。特に吉高さんからは、筆の動きを間近で見てから書きたいと希望されていますので、私が書き順や筆のタッチをお見せしてから、稽古しています。見ているときは『こんなにきれいな線引けないよー!』とか、『なんでこんな難しい文字を書かせるのよ!』とか、大きな声を出してとてもにぎやか。リアクションが面白くて思わず笑ってしまうのですが、いざ稽古に入ると、集中力がとても高いので、日々上手になっています。最初のころは失敗すると、『ぎゃー!』と大きな声を出していましたが、最近ではそんな声を聞くことはあまりなくなりました」吉高も根本さんとの稽古を楽しんでいるようだ。昨年11月9日付のXでは、こんなコメントを発信していた。《今日は琵琶の稽古と書の稽古でしたっと写真は書の根本先生の手手がすんごい美しいのねっ私はこの手が大好きなのですもう授業が終わる頃に慌てて撮らせてもらいました左利きを恨む期間はまだまだ長いですが稽古に励んでおります》■実は字が下手だったという藤原道長吉高は左利きだが、作中では紫式部として右手で筆を運ばなければならない。その苦労について根本さんはこう語る。「私たちが想像するより難しいことだと思います。稽古を始めたときから私がアドバイスをしているのが、『気楽にしていいですよ』ということ。当時はかな文字が整理されていく過渡期で、のちの時代のように洗練されてはいなかったのです。だから『書道家や字の上手な人から見たら下手でも、気にすることはないですよ』と伝えています。いつも私自身が反省しているのですが、筆の使い方をうまく見せようとすると、技術に走ってしまって、ついつい筆を強く握ってしまいます。でも吉高さんは利き手でないこともあって、強く握りません。力まずに、本物の貴族のような柔和な持ち方なのです。SNSでも、“まひろの筆を持つ姿が雅”といった書き込みがありましたが、左利きだったからこそ実現できた雅さなのだと思います。まさに奇跡ですね」吉高のキャラクターもあって、撮影現場は和気あいあいとしているという。「吉高さんは、空気を読む人ではなく、空気を察する人だと感じています。現場では監督や助監督だけではなく、若いスタッフたちにも、『寒くない?』『いつもと雰囲気違うね』などと声をかけているのです。撮影手順に滞りがあったために、少しいら立ったスタッフがいたときも、吉高さんは少し笑いながら『ねぇ、怒ってるの?』と、あえて話しかけていました。するとスタッフも『えっ、怒ってなんかないですよ、そう見えましたか?』と、笑顔を見せてくれたのです。そういった吉高さんならではのフォローもあって、現場のいい雰囲気が保たれているのだと思いました」紫式部の“生涯のソウルメイト”藤原道長を演じているのが柄本佑(37)だ。「道長直筆の『御堂関白記』という本があり、筆跡が伝わっています。しかし細かいことを気にしない性格だったのか、あまり上手には見えないのです。きちんと墨をすっていない箇所があったり、筆を寝かせて書いたりしています。柄本さんも書道は未経験、その拙さを演出にうまくいかせればという思惑もあったようですが、それが功を奏したこともありました。“道長の字”がドラマに登場するシーンがあり、最初はそれを私が書くはずだったのです。しかし演出家の方から『道長の字にしてはうますぎる』とか『下手に書こうとする作為が感じられる』などと指摘され、困り果てました。そこで試しに柄本さんがいちばん初めに書いたものを演出家さんに見せたら、『これを使いましょう!』ということになりました。柄本さんの書く文字はユニークなので、周囲からは“佑フォント”と呼ばれていました。そんな柄本さんですが、いまでは上達しすぎて、以前の下手だったころの字をまねて、わざと下手に見せるように努力しています」根本さんの吉高や柄本への書道指導は今年11月まで続く予定だという。“書は人なり”ともいわれるが、ドラマに登場する文字に注目することで、さらに『光る君へ』を楽しむことができるだろう。
2024年02月04日【前編】86歳、カワイイぼっちでハッピー!オッケー!イラストレーター・田村セツコさんより続く「生まれ変わったら、私は、もっと自由に生きたい。だから、気ままなネコの絵を描きました」「私は、生まれ変わったら歌手になりたいので、今日の絵は、憧れのジュリーです」生徒さん一人ひとりが、本日のテーマ“生まれ変わったら?”を絵にした作品を発表するたびに、教室中から拍手が巻き起こる。1月9日午前10時15分より、東京・西武池袋本店別館9階にある池袋コミュニティ・カレッジで開催されていた絵日記講座の名称は「ようこそ!田村セツコのハッピー絵画くらぶへ」。講師を務めるのは、田村セツコさん(85)。1950年代後半から『りぼん』『なかよし』など少女雑誌の表紙や挿絵を手がけたイラストレーターの草分けであり、いまや世界を席巻する日本の“カワイイ”ブームの元祖的存在だ。20年ほど前にスタートしたこの絵日記講座も、30代から70代までの受講生40人ほどが受講して、キャンセル待ちは半年以上という人気ぶりだ。さらに、発表は続く。「私は生まれ変わったら……セツコ先生の妹になりたいです」すると、教室のあちこちから、「私も!」という声が上がるのだった。それを受けて田村さんは、「そしたら私は、あなたをおんぶしてあげる。もう何十年も前の話だけど、うちの妹たちも、そうやって大きくなったのよ」その温かくもユーモラスな回答に、教室はさらにハッピーな空気に包まれるのだった。「40人の生徒さんは、いわば自慢の娘たち。彼女たちの発想や言動には、私にとっていつも新たな発見があるの。だから先生は私じゃなくて、生徒さんたちのほう。それって、スゴイことじゃない!」80代半ばになる現在も、日々、発見と感動の連続と話す。その気負いのない生き方が今、多くの女性たちを元気づけている。■7歳で終戦を迎えて。女の子はお姫様の絵を描くくらいしか娯楽はなかった1938年(昭和13年)2月4日、東京・目黒生まれ。物心ついたときは、戦争の真っただ中だった。小2で栃木に疎開。洋服も、すべて器用な母親の手作りだった。「ミシンで着物をリボン付きの洋服に仕立て直してくれたり、古いセーターの毛糸をほぐして、しゃれた柄に編み直したり。今のカワイイを生み出す私のルーツ?たしかに、そうかもしれません」7歳で終戦を迎え、東京に戻る。絵日記を描き始めたのは、小4のときだった。「女の子は誰でも、紙やノートの切れ端に、お姫様の絵を描くくらいしか娯楽がなかったの。私は小学校だけで4回も転校するなかで、友達がいるのかどうかもわからなくなって、秘密のノートに自分の気持ちを書き込んだり、絵を描いたり。それ以来、小さな鉛筆とメモ帳を持ち歩く習慣ができて、いまだに続いてます」都立八潮高校在学中に、童画家の松本かつぢ氏に弟子入りする。「当時の少女雑誌には画家の先生たちの住所一覧が載っていて、ファンレターを送ったのがきっかけ。それから、月1で先生のお宅に通うようになりました」松本氏の指導を受けながら、高校卒業後は銀行に就職。「銀行勤めというのは、やっぱり長女として家計を助けたいという思いがありました。一方、かつぢ先生のところへ通い始めて1年ほどしたころ、先生から編集者を紹介されてデビューします。とはいっても、銀行員との二足のわらじですから、お昼休みに神保町の出版社にイラストを届けたりで、交通費にもならないような原稿料でした」銀行の秘書室の仕事は楽しかったが、絵を描きたいとの思いは募るばかり。そんなある日。「ビルの屋上から、ふと見下ろすと、ホームレス風のおじさんがゴミ拾いをしているのが目に入って。その姿が、なんとも自由でいいなぁ、と思ったんです。それで、決心がつきました」退職することにしたが、両親は当然というか、猛反対だった。「安定していたし、そのまま銀行にいたら、きっと縁談にも困らなかったでしょうからね(笑)」田村さんは、ふたりの前に正座して、3つの誓いを述べていた。「後悔はしない、愚痴は言わない、経済的負担もかけませんから」 翌日から、出版社を営業で回る日々が始まった。■順風満帆のイラストレーターの生活から父の介護、さらに母と妹のW老老介護に奔走「当時の少女マンガの編集部は、まだまだ完全な男性社会。私は、ひとつイラストを頼まれたら10パターンくらい描いて、『好きなものを使ってください』と、そんな努力は惜しみませんでした。古本街で海外の『エル』や映画雑誌を見て、モデルや女優さんのファッションを学んだりも」地道な頑張りが、やがて大きな転機を引き寄せていく。「ある画家の先生が急な高熱で、『少女クラブ』増刊号8ページ分の挿絵に穴があくというんで、編集部全員が真っ青な顔になっていた。そこで『明日の朝までに描ける?』と聞かれたから、私は『もちろんです!』と」徹夜で仕上げて、その増刊号が発売になった途端だった。「8つもの名だたる出版社から、『ウチにも、あんな絵を』とオファーが押し寄せたの。ようやく、やりたいことができるんだと安堵すると同時に、人生、何がきっかけになるかわからないと。私にチャンスをくれた、そのご病気をしてしまった先生には、いつもひそかに感謝しています」22歳で『りぼん』のおしゃれページで連載がスタートしたのを皮切りに『なかよし』や『小説ジュニア』などでも活躍。30歳になるころには、彼女の描くイラストをあしらった文房具などの、いわゆる“セツコグッズ”が日本中を席巻。やがて前出の『いちご新聞』連載や、名作童話の装丁など仕事の幅も広がっていった。ところが、順風満帆なイラストレーターとしての生活が続いていた52歳のとき、父親の一雄さんが突然倒れる。ここから、田村さんの長い家族介護の日々が始まった。「脳梗塞でした。父は病院のベッドでチューブにつながれてという、当時の典型的な延命措置を施されたケースでした。病床で娘の私に『家に帰りたい』と漏らしたときの切なさは忘れられません。6年間、寝たきりで父は亡くなりましたが、この体験が、その後の私たち家族の介護に対する考え方に大きな影響を与えたんです」2003年、今度は母親のキヨさんが、大腿骨を骨折。医師と入院の相談をしている最中、キヨさんはきっぱりと娘に告げた。「セツコ、私は自宅!」一雄さんの介護体験からくる言葉であるのは、明らかだった。「母が91歳で、私は60代後半。周囲は『老老介護で共倒れするよ』の大合唱。加えて、町田の自宅にはパーキンソン病で寝たきりの妹もいて、W介護でしたから。でも、私はあまりに反対ばかりされるから、逆に興味を持ったの(笑)。下の世話も平気でしたよ。だって、今まで体に栄養をくれたものが役目を終えて出てくるわけだから。紙オムツを替えながら『ごくろうさま』といった思いでした」イラストレーターという、自宅でできる仕事だったのは幸運だったかも、とふり返る。「母親と妹の部屋の間のリビングで絵を描いたり。その妹も、私がおんぶして子守りしてたでしょう。それで、きっと骨が丈夫になっていた。おんぶの筋トレね(笑)。だから、私自身が健康だったからできたことでもあるんです」キヨさんとの老老介護も6年続き、母は97歳で、続いて妹も天国へと旅立った。「母は、いわば天寿を全うしましたが、妹は病床で『お姉ちゃんと原宿で暮らしたい』と言い続けましたから、最期は切ない思いも強かったです」その深い悲しみから救ってくれたのが、冒頭の絵日記講座での出来事だったという。田村さんが、妹の危篤の報を受けて駆けつけようとするとき、一人の生徒さんが言った。「妹さんは、まもなく美しい世界に行くんです。苦しみからも解放されるんです」改めて、自分は周囲のさまざまな立場の“先生”たちから助けられているのだと知った、と語る。こうして20年前から現在まで続く、田村さんのひとり暮らしが始まった。■女性ひとりでも元気に生きられるヒントが“セッちゃん”の日常のなかにあふれて「この店は、私の“ご近所さん”のひとつで、お付き合いはもう30年近く。母や妹の介護をしていたときには、当時飼ってた猫を預かってもらったこともありました。ここでインタビューを受けたり、片隅の小机で仕事をすることも」原宿のビル地下にある「シーモアグラス」。絵本やアートに出合える喫茶店として知られ、店内には田村さんの作品も飾られている。女性店主が語る。「うちのお客さまのなかには、子供のころからのセッちゃんのファンという方もいらして、ここでバッタリということも。すると、なかには感激で突然涙する人もいて。セッちゃんは、いつも必ず相手の手を握りながら『がんばってね!』と声をかけている。誰にも分け隔てない姿は、ずっと変わりません」シーモアグラスを出ると、田村さんは、「もうひとりのご近所さんにも会っていって」と言う。マンションの同じフロアに住む森山順子さん(77)宅にお邪魔した。「うちのテレビはNHKが映らないって言ったでしょ。昨夜も、ここの大画面テレビで、クラシックコンサートを見せてもらったの。私と順子さん、あと数軒先に50代の気のいい男性がいて、3人でよく集まってます」田村さんが言えば、森山さんも、「お仕事のときもふだんも変わらない、フランクな“セツコさん”。大都会のマンションで、ひとり暮らし同士が、まるで昭和のようなご近所付き合いができるのも、彼女の人柄のおかげだと思います」その間も田村さん、見たかった番組が録画されているはずと、テレビを操作していたが。「ねえ、リモコンの使い方がわからないのだけど!」女性がひとりでも元気に、ハッピーに生きていくヒントが、“セッちゃん”“セツコさん”とみんなから気安く呼びかけられる田村さんの日常のなかにあふれていた。
2024年02月04日「ドラマ『君の瞳に恋してる!』(フジテレビ系)が放送されたころは、テレビドラマの全盛期。街中を歩くと“月9の耕平くん”と役名で呼ばれることが多かったんです。でも、当時は若くてツッパっていたから“オレはオレだ”と、ブスッとしていました」反省まじりに振り返るのは、大鶴義丹さん(55)だ。同ドラマに出演したのは、大学に入学し、本格的に役者を目指し始めたころ。「16歳からNHKのドラマに少しずつ出演して、’88年に『首都高トライアル』という映画で初主演。多分それを見てくれたスタッフから、『今度、フジテレビで若者の恋愛群像劇を作るから』とオファーをいただいたんだと思います」中山美穂と前田耕陽に加え、吉田栄作、藤田朋子、そして大鶴さんと菊池桃子が繰り広げるラブコメ青春群像劇。「NHKでは社会からつまはじきにされて思い悩む少年役が多かったから、演じ方がわからなくて……。監督に『君ね、これ、ラブコメだよ、わかってる?』と呆れられました(笑)。それで前田耕陽くんに相談したら『楽しくやればいいんだよ』って言ってくれて。女のコから電話がかかってきてオーバーアクションで喜ぶ彼の演技を、よく参考にしていました」売れっ子アイドルの前田や中山美穂は歌番組やCMの仕事もあり、多忙を極めていた。「よく『寝てない』ってぼやいていましたけど、僕はテレビに出たばかりのいちばん下っ端。羨ましさもありました。女性アイドルにはベッタリとマネージャーがついているし、食事に誘うなんて許されない時代。だから共演者と遊びに行くなんてこともありませんでした」吉田栄作は、まるで別世界の人間だったという。「顔立ちといい優れた肉体といい、あまりにも生き物としての違いを見せつけられました。“芸能界というところは、こんな連中がウロウロしている。オレは性格俳優としてでしか生きていけないんだ”と、進むべき道を決めてくれた存在です」菊池桃子の初キスシーンも注目された同ドラマ。その相手は大鶴さんだった。「当時のドラマは、どのアイドルがキスシーンに挑戦するのかが話題になる時代だったから、それほど特別なことではなかったんです。その菊池さんとは’19年、内藤剛志さんの十津川警部シリーズで、30年ぶりに共演。千葉の勝浦で殺される役で『時間がたって、カップル役がだいぶ変わってしまったね』と、思い出話に花が咲きました」
2024年02月04日現在放送中のNHK大河ドラマ『光る君へ』。『源氏物語』の作者で、吉高由里子(35)演じる紫式部/まひろの生涯を描いた本作は、初回視聴率は12.7%、1月28日放送の第4話は11.3%と視聴率の点では苦戦しているものの、女性ウケがとてもよいと評判だ。「私の周りの女性たちは、『どうする家康』よりも面白い!と大興奮。放送後はLINEで、『光る君へ』の話題で盛り上がっています。歴史を知っていても続きが気になってしまうんです。視聴率が前作より悪いというのは、不思議に思います」と本誌の60代女性記者も太鼓判。いったいどのような点が魅力なのだろうか?TVコラムニストの桧山珠美さんに解説してもらった。■韓流ドラマを思わせる展開が見どころ「平安絵巻の雅な世界を舞台に、セックス&バイオレンスが地上波で、しかもNHKの大河ドラマで楽しめるとは思っていませんでした。制作統括の内田ゆきさんを始め、演出・脚本・音楽など製作陣に女性が多いことも影響しているでしょう。民放ドラマでもプロデューサーや演出を女性が手掛けることは多くなりましたが、大河でこれほど多いのは初めてのことでは」物語の舞台、”平安”という時代も女性に刺さりやすいと分析する。「やはり女性はベルばらやエリザベートの世界観が好きです。それを日本に変換すると、平安時代だったのでしょう。王侯貴族のドレスは、平安絵巻で描かれる美しい着物に通じるんでしょうね。昔は、“朝ドラは女性”“大河は男性”というイメージがありました。そのため大河は家康・信長・秀吉で、たまに新撰組などの幕末が入って、チャンチャン、バラバラとやってきました。だから大河で、あえて雅な世界を描こうと考えるのは、女性の感覚が活かされたはず。実は、NHKでは’21年に、千葉雄大さんが現代にタイムスリップした光源氏を演じた『いいね!光源氏くん』というドラマを放映しています。つねに烏帽子をかぶっていて、おいしいものを食べるなどして興奮すると和歌を読んでしまうというコメディタッチの作品ですが、このころから“平安時代は鉱脈アリ”と見抜いていた優秀なスタッフがいるのかもしれません(笑)」ドラマの展開でも、やはり女性を意識した作りになっていると感じるという。「御曹司との身分違いの恋や、惹かれ合う二人が実は兄妹だったとか、事故で記憶喪失になったりという衝撃展開は韓流ドラマあるあるですが、それを彷彿させる展開も見もの。『光る君へ』も、平安絵巻な雅な世界観だと思わせといて、第1話のラスト、主人公・まひろの母親(国仲涼子)が刀でブスッと刺されて殺されてしまいます。さらに4話では、その母の仇が、あろうことか自分が思いを寄せる人の兄弟であると気づく。同じ藤原家でも名門の道長(柄本佑)と下級貴族のまひろでは身分違いで決して結ばれることはない、という展開も韓流好きの人は“こういうのお好きでしょ”という感じです。元々韓流は、百恵ちゃんの赤いシリーズに代表される大映ドラマが基礎となっているとも言われています。日本が誇る大映ドラマが逆輸入されて、パワーアップして帰ってきたという印象です」だからこそ、桧山さんが大石静さんの脚本に寄せる期待は大きいという。「大石さんが手がけた『セカンドバージン』(’10年・NHK総合)で長谷川博己さん、『オードリー』(’00年〜’01年・同)で佐々木蔵之介さんや堺雅人さん、近々では『星降る夜に』(’23年・テレビ朝日系)で北村匠海さんなど、とにかく”イケメン”眼力が凄い。『光る君へ』でも町田啓太さん(33)をはじめとし、イケメンを多く取り揃えています。で、なぜか大石さんが描くと、ロバートの秋山竜次さん(45)や、はんにゃの金田哲さん(37)も雅なイケメンに見えてくるから不思議。これぞ大石マジック。見た目だけじゃなく、人間的な魅力を引き出す脚本なんだと思います」■“平安時代のセックス&バイオレンス”に期待!その大石氏が’22年の制作発表記者会見で掲げたのが、桧山さんも期待を寄せる“平安時代のセックス&バイオレンス”だ。大石氏の手にかかった麗しい登場人物たちが、その世界観を繰り広げている。「バイオレンス担当の玉置玲央さん(38)が演じる”ヒール” 藤原道兼が、おそらく当ドラマで、大石さんのイチオシキャラではないかと。粗暴で主人公の母親を刺し、父の寵愛を兄ばかり受けている腹いせに、柄本佑さん(37)演じる弟の藤原道長を、子供時代にボコボコにします。しかも、その道兼が負わせた足の傷跡を見て、数年後、2人が再会した時、まひろが道長(幼名・三郎)と気づくという、少女漫画チックな展開に繋がります」“セックス”担当は、花山天皇役の本郷奏多(33)だ。「日曜22時の『アイのない恋人たち』(テレビ朝日系)では、童貞役を演じている本郷奏多さんがかなりクセツヨです。かりにも天皇がこんな悪い奴で、宮内庁からクレームが来ないのか心配になるほどです。東宮時代、足で扇子を挟んでふざけながら、母と娘との性行為の素晴らしさを滔々と語るシーンには驚愕しました。さらに、第4話ではついに天皇となり、入内した井上咲楽さん(24)演じる女性の帯を解いた後に、両手首を結ぶ緊縛プレイ。狂気性を感じる演出で、セックスレス夫婦や小さな子供がいる家庭のお茶の間では、ざわつくシーンとなるので、とても一緒には見られないのでは。あとで個人的に見逃し配信を見ている人が多いと思います。それが低視聴率という結果につながっているのかもしれません」だが、高視聴率を追い求め、ゆるい内容になるよりも、現在のセックス&バイオレンス路線を維持してほしいと熱望している。「ドラマでは、いよいよ紫式部演じる吉高由里子が宮中に入ります。家政婦のミタばりに覗き見する、『源氏物語』で描かれた、宮中で巻き起こるセックス&バイオレンスがどう展開していくのが、すごく楽しみです」
2024年02月04日お化けよりも身近で怖い存在は、やっぱり“人間”だった――。『人間まおのヒトコワ実話』では、筆者や読者の周りでおこった、“ヒトコワ”な体験談を紹介。漫画でいろんな実例を学んで、人生のトラブルを避けよう!読者からの体験談投稿も絶賛募集中。初詣に向かう電車の中、ヤンキーがおじさんに絡んで騒いでいるなと思ったら、実はおじさんが自分を盗撮していたことが判明!そのあと、友達と合流したのだが――。【人間まおから一言】相手の反応を見て盛り上がるセクハラ野郎は面倒ですよね。10代の頃、原付に乗っていたら、隣に停まったバイクのおじさんが下半身丸出し。私は見事にギャー!と反応してしまい追いかけられました。今はもう無反応でいられますが……。>前回:16コワ目「最悪の初詣(1)」【PROFILE】人間まお‘18年に『くず系女子。』(KADOKAWA)でデビュー。現在はサルのあげおと共存の日々を送りながら、日常のあるあるをゆる~く描いた漫画ブログが大人気
2024年02月03日1月17日、「NEWSポストセブン」で中島健人(29)と元E-girlsの鷲尾伶菜(30)の熱愛が報じられ、その直後から過去の“匂わせ”疑惑が発覚。3月いっぱいでSexy Zoneから卒業することを発表したばかりのタイミングでもあっただけに、ファンからは失望の声が上がっている。《ただただ匂わせが嫌》《ケンティ熱愛、匂わせ、卒業悲しい》《恋愛するのは別にいいと思うただプロの意識の問題》《バチカン市国のくだりあれは、笑えないわ…》王子様キャラとして人気だっただけに、ショックを受けて離れていくファンも多いようだ。そんな熱愛報道から約2週間が経った2月1日、鷲尾がInstagramのストーリーズに中島のものとそっくりのiPhoneケースの画像をアップ。《(2人のスマホケースの画像をアップし)一緒よね?》《2人のスマホケース一緒じゃない?におわせなの?ファンなの?炎上目的?》と、X上などで話題になっている。そこで中島が昨年12月1日に自身のInstagramに投稿したものと見比べてみると、MagSafe(ワイヤレス充電)対応のクリアのケースに、チェキのような写真が挟んであり、たしかに酷似していた。ファン心では「偶然の一致!」と思いたいところだがーー。
2024年02月03日シャンシャンの暮らす中国・四川省で雪が降りました♪中国に行ってから初めての雪に、とってもうれしそうなシャンシャン。現地のファンのみならず、SNSでも《まさに白雪姫シャンちゃん》《シャンシャンと雪絵になりますね》《可愛いお嬢様》と絶賛の声が続々。そんなかわいすぎるシャンシャンの最新ショットが、現地のパンダマニアさんから届きました!りんごやパンダ団子をもぐもぐ食べたり、奥のお庭で歩き回ってはしゃいだり……中国での冬を満喫中のシャンシャンに癒されまくりです♡
2024年02月03日昨年末から物議を醸している、自民党最大派閥である安倍派の裏金問題。連日のように自民党議員らとカネの問題が報じられ、安倍派は解散も決定された。2月1日、安倍派は最後となる総会を開いた。そこに姿を現したのが、松川るい参院議員(52)だ。同日午後1時過ぎ、自民党本部で記者団に応じた松川議員は「安倍総理に憧れて、私は清和研を選びましたので、このような形で終わったことは、極めて国民の皆様に対してまず申し訳ないですし、安倍総理にも申し訳ない」といい、続けて「ちゃんとけじめをつけるような形にならなければいけない。幹部の責任は重いのではないかと、私は思っています」と上層部を批判した。また丸川珠代参院議員(53)も取材に応じ、記者団にこう語った。「私たち自身も納得していない部分があると思います。責任ある立場の人が何らかの責任をとったと明確に国民に伝わる行動をとるべき」勇ましく幹部らを糾弾してみせた松川と丸川の両議員だが、まるで他人事のよう――。というのも松川議員は‘19年から計204万円、丸川議員は’18年から5年間で計822万円を収支報告書に記載していなかったことが発覚している。そもそも彼女たちも裏金問題の当事者なのだ。不記載が発覚したことについて松川議員は1月23日に「(派閥で)不適切な慣習が長らく続いてきたことによって、私も知らなかった」といい、丸川議員は2月1日、「派閥からノルマ超過分は持ってこなくていいと言われた。資金は(自分の)口座で管理していた」と釈明していた。当事者でありながら、まるで他人事のように幹部らを非難した2人。Xでは、呆れる声がこう上がっている。《他人事では無い 貴方もおんなじことした事実を認めて そこまで言うなら自分自身行動せよ》《自民党裏金問題。収支不記載の張本人である丸川珠代 議員や松川るい議員が、他人事のように派閥幹部の責任を追及しているけど、バグってるのかな。自身は政治的責任も法的責任も一切とる気が無いのに?強メンタルですね》《松川、丸川。本当に酷い奴らだな。全部上層部に責任押しつけか?お前達も十分に責任重大だろ》《本当に。不正を行った本人たちがなぜか被害者ムーブなの、まったく理解ができません》
2024年02月03日公開から2週間経たずして観客動員86万人、興行収入12.7億円を記録する大ヒット中の映画『ゴールデンカムイ』。原作は「週刊ヤングジャンプ」で連載された累計発行部数2700万部を超える大ヒット漫画だ。映画『ゴールデンカムイ』が原作ファンからも高い評価を受けるいっぽう、先行きを不安視されているのが同じく「週刊ヤングジャンプ」で連載されている『【推しの子】』。1月24日に、今年の冬にドラマシリーズがAmazonのPrime Videoにて配信され、映画も劇場公開される予定だという。昨年はアニメが放映され、YOASOBIが歌う主題歌の「アイドル」も大ヒットするなど社会現象にまでなった同作。実写化発表に際して役者陣がそれぞれの役に扮したスペシャルビジュアルが公開されると、「見てみたい」と期待する声があがる一方で、「コラかと思った」「めちゃくちゃ雑なコスプレみたいに見える」など実写化に反対する声が噴出することに。このように、熱狂的な原作ファンも非常に多いだけに、批判がつきものの漫画実写化。昨年10月クールに放送されたドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)の原作漫画を描いた芦原妃名子さんが、脚本トラブルを明かした数日後に亡くなるという痛ましい事件も起きたばかり。とりわけ実写化で高い注目度を集めるのは、これまで数多くの作品が実写化され、今も圧倒的な発行部数を誇る「週刊少年ジャンプ」の作品群だろう。そこで、本誌は20?30代の男女を対象に、まだ映像化されていない歴代ジャンプ作品のなかから、「絶対に実写化してほしくない作品」について投票を行った。その結果をランキング形式で発表する。まず、3位に選ばれたのは『チェンソーマン』。悪魔が蔓延る世界で「チェーンソーの悪魔」の力を手に入れた主人公のデンジが、デビルハンターとして悪魔を討伐する姿を描く作品だ。’22年10月にアニメ化され、高いクオリティは多くのアニメファンを驚愕させ、現在は第二部が「少年ジャンプ+」で連載中だ。主人公・デンジがチェンソーで戦うこともあって過激な描写も多い同作。そのため、実写化を懸念する声が多くあがっていた。「気持ち悪いことになりそう」「チェンソーをつけた人間の実写は気持ち悪いから」「そもそも原作があまりにもグロすぎるし、実写化するとしたらCGを使用せざるを得なくなると思うので、面白さに欠けると思ったから」また、デンジはチェンソーと人間が一体化したビジュアルのため、「色々とリアルにするのが難しそう」「悪魔の実写化が難しいと思うし、中途半端なクオリティでの実写化は残念に思う」と再現の難しさを指摘する声もあった。続いて、2位に選ばれたのは『ハイキュー!!』。小柄ながらバネが持ち味の主人公・日向翔陽が、天才セッターの影山飛雄らとともに高校バレーボールで全国優勝を目指すという王道のストーリー。超人的な必殺技などはないものの、漫画ならではの表現でリアリティの高いバレーボールの試合を描いていることから、その再現を不安視する声が。「バレーボールの本当の魅力が損なわれる気がするから」「バレーボールが主役だからそれが実写化する上で再現するのが不可能だと思うから」また、バレーの試合展開だけでなく、魅力的なキャラクターの人間模様が人気を博しているため、「キャラのイメージが壊れるから」「あの年代のキャラたちを上手に実写に落とし込むのは難しいと思うから」と、原作のイメージを重視する声も多かった。そして、1位に選ばれたのは『鬼滅の刃』。心優しい少年・竈門炭治郎が、鬼に家族の命を奪われたをきっかけに「鬼殺隊」に入り、復讐をするという作品。’19年にテレビアニメ化され、翌年公開された劇場アニメ『無限列車編』は日本歴代興行収入第1位を記録した国民的ヒット漫画だ。老若男女から人気を博す本作だが、作中で毒で顔が溶けるシーンや手で目を潰すなどグロテスクなシーンも多いことから、「実写では見たくない」という意見が多く寄せられていた。「血が飛び散るシーンやグロいシーンが多いから」「アニメだからこそ許容できるグロテスクな表現を実写できるするのが受け入れられないから」「残虐なシーンが結構あり、漫画だからこそ描ける。実写化には向いてない、というか無理」また、大正時代を舞台にしており、レトロな雰囲気といった独特の世界観が人気の同作。「原作の世界観を台無しにされそう」「コスプレ感がすごくなりそうなのと、世界観の表現が難しいと思う」と、現実と乖離した世界観を実写化するのは難しいのではないかいう声も多くあった。また、3位までにあがった作品はすでにアニメ化されており、「アニメのイメージを大切にしたい」「アニメのビジュアルですごく満足しているから」という声も多く寄せられていた。果たしてこの中から、実写化される作品は出てくるのか――。
2024年02月03日1月27日に放送されたラジオ番組『TOKYO M.A.A.D SPIN』(J-WAVE)に、女優で歌手の小泉今日子(57)が出演。音楽評論家の近田春夫氏(72)とともに、テレビ局の“アップデート”について語った。小泉は「文藝春秋」2月号での有働由美子アナ(54)との対談のなかで、テレビのバラエティ番組出演について《絶対出たくないですね》《くだらないから》と発言。また、昔のバラエティ番組との比較について質問されると、《たぶん、昔と同じだからマズいんじゃないですかね。世の中がガラッと変わっていっているのに、昔のムードのまま押し通そうとしている。テレビ局は変わらないとマズいよね、と思っています》と語り、波紋を呼んでいた。ラジオ番組の中で、一連の発言について、原稿チェックの際にもあえて修正しなかったと明かした上で、真意についてこう語った。「私、本当にテレビが大好きだったの。テレビさえ与えとけばいいみたいなテレビっ子で。ドラマも全部みてたし、バラエティ番組、お笑いも見てたからこそ言ってるんですよね。大好きだからこそ、パンって背中を叩くじゃないけど、そういう気分で。一日中寄席に行って見たり、漫才、落語も見て大好きなうえで言ってるっていうことをわかってほしいなって思う」続けて、ダウンタウン・松本人志(60)の性加害疑惑や旧ジャニーズ事務所の問題に触れ、近田氏が「いろんなことが古臭すぎるよね」と発言。これを受け小泉は「私、くだらないって言っちゃったのは、アップデートができていないままだから」と、バラエティ番組の作り方についても疑問を抱いていると発言。そして、こう続けた。「どんどん生活が苦しくなっていってるのに、例えば俳優さんとかがゲストに来て、クイズに正解したら、その人が霜降りの牛肉もらえるとか。何言ってんの?って。そういうのがわかんなくなっちゃって。その人、お金持ちじゃん、牛肉もらわなくていいじゃんって。その人があげてもいいくらいに思ったりだとか、くっだらないって思うのはそういうところなんですよ」立川志らく(60)からも疑問視されるなど、ネット上では批判も多かった「文藝春秋」での“くだらない”発言。しかし、ラジオ番組で明かされた“真意”を受けて、今回は賛同する声が相次ぐことに。《わかるわ。金持ちが豪華賞品もらってるの見ても何も楽しくない》《芸能界にいてこの感覚を持っているのは貴重だなー見ている側もここまで敏感ではないと思う》《高額所得者にさらに賞金をあげたり、逆に罰ゲームで出費をさせたり(出演料の増額で相殺しているに決まっていると自分は思っている)見てて全然面白くない。難問を次々と答える芸能人には尊敬の念を抱くが、視聴者の称賛が人気商売の芸能人にとっての最大の賞なのでは》
2024年02月03日放送中のドラマ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(フジテレビ系、毎週土曜23時40分~)で、凝り固まった偏見を持つ中年男の主人公・誠を熱演している原田泰造(53)。FANTASTICS中島颯太(24)演じるゲイの青年と出会い、古い価値観をアップデートしていく姿が共感を呼んでいる。そんな29歳差の2人がギャップ対談!――作中では、愛する人たちのため変わろうとする誠の奮闘が描かれていますが、ドラマを通して新しく学んだり、体験したことはありますか?原田:「男は男らしくあるべき」という価値観で育ってきた古いタイプの人間なので、考えさせられることが多かったですね。BL好きの女性やかわいくなりたい男の子の存在は知っていたけれど、自分のなかでよく考えることはなかったんです。でも、このドラマを通して、新しい世界を知り、「自由な時代なんだ」と思うようになりました。中島:僕は第2話の撮影で初めてコミケに行ったのが印象に残っています。コスプレイヤーの方にお話を聞かせてもらったんですが、みなさん目がキラキラしていてすごく楽しそうでした。でも自分の趣味嗜好について家族に話していない人もいて……。そんなリアルな実情を、役に落とし込んでいきたいと思いました。――年の離れたお2人ですが、お互いの印象について教えてください。中島:お世辞抜きで「こんなにいい人いるんだ!」って驚きましたね(笑)。でも、バラエティ番組のときは全然違って、「あれ?こんなにツッコむ人だっけ?」となりました(笑)。ふだんは優しく穏やかな方です。また、ひとつひとつの出来事に新鮮なリアクションをされていて、何に対しても興味津々なのがすごいです。原田:うれしいなぁ(笑)。颯太くんはこういうドラマは初めてだと思うんだけど、ベテランさんみたいに場慣れしていて、俺なんかよりも構え方がどっしりしてるよね。そういうところ、本当に尊敬してるんだ。中島:うわぁ、そんな恐縮です!これからもめちゃくちゃ頑張っていきます!年の差を感じさせないほど仲よしな2人の共演を、最終回まで見守りたい!
2024年02月03日2月2日、来春のNHK連続テレビ小説『あんぱん』のヒロインを今田美桜(26)が務めることが発表された。彼女が演じるヒロインのモデルは小松暢さん。『アンパンマン』作者のやなせたかしさん(享年94)の妻だ。もともと高知新聞の同僚として出会ったふたり。結婚後、暢さんはやなせさんを支え続けた。2002年、やなせさんは本誌の「シリーズ人間」というインタビューページに登場し、妻について語っていた。《漫画家としてひとりだちを目指すやなせさんを暢さんはこう励ました。「なんとかなるわ。収入がなければ私が働いて食べさせるから」》《限界まで働くやなせさんを支え続けたのが暢さんだった。「仕事以外はすべてカミさんに頼っていた。散髪も彼女にしてもらったし、病気になると全力で看病してくれた」(たかしさん)》’88年にアニメ化された『アンパンマン』が大ヒット。70歳前後にして大きな成功をつかんだ夫に満足したかのように、‘93年11月に暢さんは75歳で逝去した。■「死にたくねぇよ。おもしろいところへ来たのに」アンパンマンの大ヒット後も、精力的に活動を続けたやなせさん。多くの人が忘れられないシーンがある。2013年6月、94歳のやなせさんがアニメのスタッフと面会したときの様子が映像に残され、テレビで放送されている。自分の孫以上に若いスタッフもいるなか、やなせさんはこう語り出した。「来年までに俺は死ぬんだよね。朝起きるたびに、少しずつ体が衰弱していくのが分かるんだよね」戸惑うスタッフを前に、やなせさんは絞り出すように言った。「まだ死にたくねぇよ。おもしろいところへ来たのに。俺はなんで死ななくちゃいけないんだよ」それから約4カ月後の10月13日にやなせさんは亡くなった。最後まで、作品作りを楽しみ、多くの人を喜ばせることに力を尽くしていた人生だった。そんなやなせさんと、妻の暢さんをモデルにした朝ドラは、どんな作品になるのだろうか。
2024年02月02日2日、住友化学が、2024年3月期で連結最終損益が2450億円の赤字になる見通しだと発表した。2000年以降で過去最高となる950億円の赤字の見込んでいた従来の予想を大幅に下方修正することになった。住友化学の代表取締役会長を務めるのは、経団連会長の十倉雅和氏だ。十倉氏は、去年9月の会見で、「若い世代が将来不安なく、安心して子どもを持つには全世代型の社会保障改革しかない。それには消費税などの増税から逃げてはいけない」と、増税の必要性を訴え、世論の反発を呼んだばかり。十倉会長は、吉村洋文大阪府知事が進める大阪万博協会の会長も務めるが、去年11月、定例会見で、当初のほぼ2倍となる最大2350億円にふくらんだ会場建設費について、「やむをえない」と発言。350億円かかるといわれている世界最大級の木造建造物「リング」についても、世界分断の危機の時代に連携を示す象徴的意味があるとして、「ぜひ、やりたい」と発言。今年に入って十倉氏自ら建設会場を視察、「万博のシンボルとしてふさわしいものに仕上げてほしい」と期待を寄せた。だが、リングは閉会後、解体される予定で、野党などから「(税金の)無駄遣い」と批判されている。その十倉氏が代表取締役会長を務める住友化学の損益が史上最大の赤字となったことで、X「旧・ツイッター」では「最終赤字2450億円」という言葉がトレンド入り。《経団連の会長は消費税の増税や児童手当に口出す暇あるなら、自分のところをとっとと建て直せや》《事業で低迷が続いて会社が危機的状況に陥っているのに、こういう無能が経団連会長をやっていて、さらに万博の博覧会協会でトップを勤めて日本に害悪を垂れ流している》《自分の会社の運営すら出来ない奴がどのツラさげて偉そうな事ほざいてんだよ》というポストが。自社の経営が過去最高の赤字だから、消費増税も、万博会場の建設費が膨れ上がるのも「やむをえない」ということだろうか。
2024年02月02日昨年10月に放送されていたドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)の原作者である芦原妃名子さん(享年50)の死去を受け、ドラマに出演していた俳優たちの間でも悲しみが広がっている。作中で、主人公の田中さんが通うベリーダンス教室の講師役を演じていた高橋メアリージュン(36)は、1月31日、Instagramのストーリー機能で、原作漫画の「彼女には居場所があるからだ」というコマの画像とともに、追悼文を投稿した。《ショックがあまりに大きく、時間を置いた今も何と言っていいかわかりません。「残念」「悔しい」「悲しい」という言葉では足りません最期の彼女の気持ちは彼女にしかわからないですが、こんな事一度として起こってほしくなかったnewsと彼女のSNSの情報しか知らないですが彼女の尊厳と居場所はどんな理由があっても守られるべきでした芦原先生の「セクシー田中さん」が大好きでした。落ち込んでる時に読んで励まされて背筋が伸びました。本当にありがとうございました。たくさんの方の心に寄り添って下さった先生の心と体がどうか今は安らかでありますように》芦原さんは死去する数日前に、ドラマの脚本をめぐってトラブルがあったことをXにて投稿していた。ドラマに出演していた複雑な立場でありながら、原作者である芦原さんに寄り添ったコメントした高橋に、SNSでは賞賛の声が寄せられている。《セクシー田中さん。関係者が口をつぐむ中、最初に声を発せられた高橋メアリージュンの言葉がずしりと重く感じた》《高橋メアリージュンさんのコメント見たら泣ける他の俳優さんとか芸能人の方はあまり触れないで悲しいとかしか言わないのに高橋さんは彼女のことしっかり思って自分の気持ち言える人なんだなって》《高橋メアリージュンさんの芦原先生に向けたコメント、、心こもっていて、、優しくて、、涙出た。》《高橋メアリージュンさん突然の訃報やどう転ぶかわからない空気の中でよくこのコメントを出してくれたと思うきちんと作品に寄り添おうとした心意気を感じるし先生も数少ない理解者に感謝しているはず先陣をきった勇気もあわせてとても立派》
2024年02月02日2月2日、東京都新宿区の吉住健一区長が記者会見を開き、ハロウィーンをはじめとする混雑時における対策として、「新宿駅周辺地域における路上飲酒の制限に関する条例」を制定する方針であることを明かした。今後開催される区議会において条例案を提出、ハロウィーン前の施行を目指すという。「すでに渋谷区では、10月27日から10月31日までに渋谷駅周辺の路上などでの飲酒を制限する条例が19年に制定されています。罰則規定はありませんが、違反した場合は飲酒をやめるように監視員が指導。渋谷区では条例制定前からハロウィーンの時期になると酒に酔った人のトラブルが絶えず、路上で大音量の音楽を流す、軽トラックを横転させるなどの迷惑行為が相次いでいました。昨年には駅前のスクランブル交差点などに《渋谷はハロウィーンイベントの会場ではありません》と記した看板を設置するなど、トラブルを未然に防ぐための“渋谷に来ないで作戦”を展開しています」(社会部記者)昨年のハロウィーンの時期には、渋谷区で制限が設けられたことによりセンター街などへの人出が減少、その影響を受け新宿周辺の人出が増えたという見方もある。路上飲酒によるごみの投棄に関する苦情も出ており、今回の条例案では歌舞伎町周辺などを路上飲酒の禁止区域に設定、アルコール類の販売自粛も要請する。近年では、ハロウィーンとなると、どうしても飲酒によるトラブルや迷惑行為などが報じられることが多いが、欧米が発祥の文化を、アニメキャラクターや有名人などの仮装をする独自のスタイルで進化させてきた“日本のハロウィーン”は大きな経済効果をもたらすという側面もある。トラブルは言語道断だが、ハロウィーン文化の停滞を惜しむ声もあり、新宿区の条例制定に関しては、ネット上で賛否をはじめさまざまな声があがっている。《やるなら徹底的に違反者は有無を言わさず現行犯逮捕でよいよ》《新宿区はハロウィーンじゃなくても路上飲酒が日常茶飯事な件》《せっかくのジャパンオリジナルハロウィーン文化として世界から注目され、ジャパンハロウィーンをみたさに来日する旅行者もいるのに。渋谷区と新宿区頭悪すぎる》《常々路上飲酒は禁止にしないと》今年の10月31日、都心部にはどんな光景が広がるだろうか。
2024年02月02日《NHKのドラマに!!!!!サスペンダーズが出ます!!!!!!!ちょい役ですがめちゃくちゃ撮影楽しかったです!!!!是非ご覧ください!!!!!!!!!》2月1日、Xにこう綴ったのはマセキ芸能社所属のお笑いコンビ・サスペンダーズの依藤たかゆき(33)。相方の古川彰悟(33)とともに、4月スタートの朝ドラ『虎に翼』(NHK)に出演することが発表され、喜びを爆発させた。人気沸騰中のサスペンダーズ。しかし、その後の依藤の投稿が波紋を呼んでいる。2日、依藤はXに連続して以下のように投稿している。《あんまこういうのポストしたくないんだけど流石にムカつくわ。どの部分の何人がイカれてる会社なの?》《チケットキャンセルしたい方は連絡下さい。「公に返金の仕方を教えるな」と言われてたみたいなのですがこっそり教えてもらったので、返金の手助けになる情報をお教えします》不穏な投稿だが、WEBメディア記者はこう指摘する。「1月下旬、吉本興業の劇場で開催されるライブに他事務所の芸人が出演できなくなったと、お笑い芸人が次々にXに投稿する事態となりました。1月26日には吉本所属のベテランコンビ・中川家が『中川家 ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)に出演した際、弟の礼二さん(52)が『若手の劇場が、今までは交流してたけど、他事務所の芸人さんを出せないという、よくわからないお達しが』と言及。兄の剛さん(53)も『意味がわからないです僕は。この時代に』と苦言を呈していました」突如持ち上がった“吉本鎖国”騒動。本誌が吉本興業に問い合わせると、広報を担当するコーポレーション本部から「劇場の運営に関してお答えすることはありません」との回答があったが――。「1月25日、サスペンダーズは出演予定だった神保町よしもと漫才劇場と、ヨシモト∞ホールでのライブがともにキャンセルになったことをXで明かしています。その際、依藤さんは《様々な事情があり出演キャンセルになってしまいました》などと綴っていました」(前出・WEBメディア編集者)2月2日には、吉本の劇場を統括する劇場本部部長で代表取締役副社長の奥谷達夫氏が「スポニチアネックス」の取材に対し、《若手の一部劇場に関して、他事務所の才能ある方に甘えすぎていた部分がある。そこはわきまえて戻そうということ》《他社と一切交流を持たないということではありません》と鎖国騒動の実情を明かすことに。しかし、そのなかでは、《すでに発表されている他事務所の芸人との公演についてはそのまま上演する予定》とも語っていた。一方この奥谷副社長の発言に対し、ファンの間では”サスペンダーズのキャンセルは何だったんだ”と波紋が広がることに。そのため、依藤の発言の真意は不明だが、“ムカつく”という投稿は奥谷副社長のコメントを受けてのことではないかという見方がSNS上で広がっている。《サスペンダーズは怒って当然なんだけど、これ事務所同士喧嘩になったりしないの?マセキは売り出し中の自社の若手ぞんざいに扱われてお怒りになったりしないの?》《サスペンダーズは本当に怒って当たり前》《サスペンダーズがちゃんと怒っているの素晴らしいと思う》
2024年02月02日1月29日に連続ドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)の原作者・芦原妃名子さん(享年50)の急逝が報じられ、4日が経った。SNSでは漫画家や作家、脚本家なども声を上げ、メディアミックスのあり方を問う議論が巻き起こっている。そのいっぽうで、一部では『セクシー田中さん』に出演した俳優にまで行き過ぎた批判が及んでいるのだ。「本ドラマで商社マン役を演じた毎熊克哉さん(36)は、出演に際して《原作からさらにブラッシュアップされた相沢友子さんの脚本を手に、これから現場に行く日々が楽しみです》とコメントしていました。芦原さんは原作漫画が完結していないことから、ドラマ化にあたって『原作に忠実に』などと条件を提示していたといいます。しかし脚本やプロットは大幅に改編され、9話・10話の脚本を自ら執筆した経緯を明かしていました。しかし全容が解明されないまま芦原さんは亡くなってしまい、Xでは一部ユーザーによって脚本家や出演者の過去の発言が掘り起こされるように。毎熊さんの出演コメントにも《ブラッシュアップ…?改悪だろう》《よくもまぁこんなコメント出せたよね》《嫌いになりました》と、心無い声が寄せられているのです」(WEBメディア記者)過剰反応ともいえる出演俳優への批判に、Xでは諫める声が広がっている。《俳優巻き込むのはダメでしょ。ドラマの仕事しただけじゃん》《いや、さすがにこれで毎熊さんまで批判の的にするのは無理がありすぎる俳優さんたちはみな、原作者さんの意向など知ることもなく仕事をしていたのでは脚本家さんと仲良がいいこと(しかもこれだけではどれくらいの仲か、分からない)も、SNSで言及しないことも、問題ないでしょう》《セクシー田中さんの件、出演した俳優を叩く流れは適切ではない。ただ、なぜこんな魔女狩りのような状態になっているのかというと、日テレとプロデューサーがまともに説明責任を果たしていないから。まともに対応しないから、どんどん炎上が広がり被害者が増える。日テレもうドラマ作る資格ないよ》こうした悪い流れは、日本テレビの杜撰な対応が影響を拡大させているようだ。「芦原さんの訃報を最初に報じたのは日本テレビですが、同時に“芦原さんの許可を得てドラマを制作した”という趣旨を踏まえた追悼コメントを発表。次に同局が発表したコメントでは、関係者への誹謗中傷を止めるよう呼びかけました。しかしどちらにも、芦原さんが明かした条件に関するトラブルや、関係者とのやり取りについて説明はありませんでした。そのため、批判や説明を求める声が続出することに。今求められているのは早急な調査・検証です。そのことに関して方針を示さずに沈黙を貫いているため、憶測が広がるなど騒動が拡大しているのではないでしょうか」(前出・WEBメディア記者)本ドラマで主演を務めた木南晴夏(38)や安田顕(50)、高橋メアリージュン(36)など出演者たちも、芦原さんを悼むコメントを発表。毎熊も2月2日にInstagramのストーリーズを更新し、次のように追悼している。《芦原妃名子先生悲しいです今は言葉が見つかりませんベリーダンスとダブラッカで言葉なく心通わす二人に感動しいただいた豊かな気持ちは一生忘れません心からご冥福をお祈り申し上げます》(原文ママ)出演俳優までもが矢面に立たされている今、日本テレビは一刻も早く調査や検証に動くべきではないだろうか。
2024年02月02日《映画はDVD化されてから観ました。クソ映画でした。僕が漫画で描きたかったこととはまったく違いました。》「死ぬほど嫌でした」と題した自身のnoteの記事で、そんな衝撃の告白をしたのは、『海猿』や『ブラックジャックによろしく』など、数々のヒット作を世に送り出してきた漫画家の佐藤秀峰氏(50)だ。『海猿』はテレビドラマや映画と、何度も映像化された人気作。特に映画は4作が作られ、興行収入の総額が200億円を超えるなど、大ヒットを記録した。今回の佐藤氏のnoteは、日本テレビでドラマ化された『セクシー田中さん』の原作者でもある漫画家の芦原妃名子さん(享年50)の死去を受けてのもの。佐藤氏も『海猿』の映像化に際して、自分の意思が尊重されなかったと告白。《すでに企画が進んでいることを理由に、映像化の契約書に判を押すことを要求されました》《原作使用料は確か200万円弱でした》作品の内容も自分の納得のいくものではなかったという。さらに、テレビ局がアポなしで取材にきたことや、関連本の無断出版などもあって、原作使用の契約更新を拒否したことを明かしている。その結果、ドラマ版と映画版の『海猿』は事実上のお蔵入りになっているが、佐藤氏はそのことで多くのバッシングを受けたという。漫画の映像化にはブラックボックスの部分があるとして、《芦原さんについて「繊細な人だったんだろうな」という感想をいくつか見かけました。多分、普通の人だったんじゃないかと想像します。普通の人が傷つくように傷つき、悩んだのだと思います》と結んでいる。誰もが知る大ヒット映像化作品の原作漫画の作者による衝撃の問題提起。佐藤氏は現在連載中の『Stand by me 描クえもん』(リイド社)のなかで、「この物語はフィクションです」と断ったうえで、作中の漫画『魚猿』が漫画家の主人公の手を離れて映像化されていく様子を描いている。
2024年02月02日2月2日、人気漫画『海猿』の作者である佐藤秀峰氏(50)が、同作が映画化された当時を回想したnoteを公開。そのなかで明かした、“体験”がSNSで、波紋を呼んでいる。昨年放送された連続ドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)の原作者である芦原妃名子さん(享年50)が急逝したことで、ネットを中心に漫画を原作にした映像化作品のあり方について議論がなされている。そんななか、『海猿』の作者である佐藤氏は2日、自身のnoteで芦原さんの訃報に触れ、《漫画を原作とした映像化のトラブルということで、僕の名前を思い出す人も多かったようです》と切り出した。『海猿』はフジテレビによって映画が四度も制作され、同局系で『海猿 UMIZARU EVOLUTION』と題したドラマが放映されたほどの大ヒット作だ。しかし、佐藤氏は’12年、Xで《映画『海猿』関連書籍が契約書なしに販売されていた》《フジテレビさんは信頼に値しない企業であると判断したため、今後は一切新規のお取り引きはしないことにしました》として、《例えば映画『海猿』の続編などは絶対にありません》と絶縁を宣言していた。そして今回、佐藤氏はnoteで映像化に気が進まなかったことや、映像化しても原作者にメリットが少ないことを明かし、《映画はDVD化されてから観ました。クソ映画でした。僕が漫画で描きたかったこととはまったく違いました》と心情を赤裸々に綴っている。さらに佐藤氏は《映画は第4弾まで作られ大ヒットしました》といい、こう続けた。《一度、映画の撮影を見学に行きました。たくさんのスタッフが働いていました。プロデューサーが主演俳優を紹介すると言うので挨拶に行きました。撮影前だったらしく、その俳優はピリピリしていました。プロデューサーが話しかけると「原作者?しゃべんなきゃダメ!?」と吐き捨てました。嫌なヤツだと思いました》『海猿』はNHKとフジテレビで映像化がされているが、映画が制作されているのはフジテレビ版『海猿』のみ。フジテレビ版で主演を務めたのは、伊藤英明(48)だ。そのため、Xでは驚きの声が上がっている。《海猿 映画4作目の主演俳優思わずググったら伊藤英明氏だった》《主演ということは伊藤英明さんですか。これは最悪ですね》《本番前なんで後で改めて、ぐらい言えばよかったな。伊藤英明も》《海猿の主演俳優ということは伊藤英明かね》いっぽう《撮影前の集中してる時に原作者来たから挨拶してとか言われたらイラっともするだろうしスタッフもタイミング考えてやれよ》《最悪のタイミングで原作者を現場に入れたスタッフが悪いのでは》と伊藤を擁護する声も上がっている。
2024年02月02日