2024年4月に日生劇場、5月に梅田芸術劇場メインホールにて、ミュージカル『王様と私』が上演されることが発表された。本作は、『サウンド・オブ・ミュージック』などで知られる作詞・作曲の名コンビ、リチャード・ロジャース&オスカー・ハマースタイン二世の代表作として1951年にブロードウェイにて初演された不朽の名作ミュージカル。1952年第6回トニー賞では作品賞、主演女優賞を含む5部門の栄冠に輝き、その後、ブロードウェイ公演で王様を務めたユル・ブリンナーが映画版でも同役を務め、第29回アカデミー賞で9部門ノミネート、主演男優賞を含む5部門を受賞した。日本では、ミュージカル黎明期であった1965年に東宝が日本初演を製作し、王様を市川染五郎(※現 二代目松本白鸚)、アンナを越路吹雪が演じた。2015年には、ニューヨークのリンカーン・センターでのリバイバル上演(王様:渡辺謙、アンナ:ケリー・オハラ)が好評を博し、第69回トニー賞9部門ノミネート、再演ミュージカル作品賞他4部門の栄冠に輝いた(同プロダクションは2019年に日本公演も上演)。東宝製作のプロダクションとしては、2000年1月の博多座公演(王様:髙嶋政宏、アンナ:一路真輝)以来約24年ぶりであり、日生劇場での公演は、1996年9月以来、28年ぶりの上演となる。今回の上演では、欧米の列強の干渉から国を守り独立自尊と発展を目指す王様役にミュージカル初出演の北村一輝、アンナ役には元宝塚歌劇団花組トップスターで、退団後も主演舞台が続く中、映像においても活躍の場を広げる明日海りおがダブル主演を飾る。そして演出は、数々の海外ミュージカルの演出から、演出・脚本・作詞を一手に任うオリジナルミュージカル、ショーやコンサートなど、幅広いシーンで活躍を続ける小林香が担当する。■王様役:北村一輝 コメントミュージカルの舞台は初めてとなり、出演を決めるギリギリまで悩み自問自答していました。未だに大丈夫なのか?と正直、心配な気持ちもありますが、「挑戦して良かった!」と実感できるように精一杯務めたいと思います。現時点ではトレーニングジムの回数をいつもより増やし、舞台に立つための体力づくりと、ボイストレーニングをコンスタントに続けている最中です。あとは禁煙ですね。本作は時を超えて愛されている王道のミュージカルで、名ナンバーの「Shall We Dance?」のフレーズが記憶に残る名作です。日本でのミュージカルの印象は、「歌中心」というイメージですが、本来は、お芝居の延長線上に歌唱があり、歌詞もセリフだと思っています。歴代、名優の方々に演じられてきた王様役ですが、自分なりのチャーミングで人間らしい王様を表現したいと思っています。お客様には作品の素晴らしさを体感し楽しんで頂ければと思います。■アンナ役:明日海りお コメントロジャース&ハマースタインの名作、クラシックミュージカルのど真ん中をゆく『王様と私』に出演させていただく事になり、身の引き締まる思いです。ひとたび「Shall We Dance?」が流れてくれば、誰もが甘く華やかな気分になれる。あの名場面を、今回初共演の北村一輝さんとご一緒させていただけるのがとても楽しみです。アンナは、ひょっとすると王様よりもたくましく、勇敢で、繊細に人を思い遣ることのできる愛の人。かつ、チャーミング!!そんな印象を持っています。それが小林香さんの2024年版の演出、北村さんとのコンビネーション、カンパニーの呼吸でどのように変わっていくのか……。私自身も、壮大な冒険に出航するかのような恐れと、それを超えるときめきに包まれています。2024年春、シャムの王国で皆様のお越しをお待ちしております!!■演出 小林香 コメントクラシカルミュージカルのマスターピース、『王様と私』。東宝が半世紀以上にわたり大事に守って来られた名作の演出をさせていただくことになり、とても光栄に感じております。『王様と私』は『マイ・フェア・レディ』や『ラ・マンチャの男』『屋根の上のヴァイオリン弾き』等と共に、東宝ミュージカルス黎明期から日本のミュージカル界を支えてきた作品だと思います。今作は近年、ブロードウェイでもリバイバル上演がなされ、新しい血脈を得て蘇りました。2024年に日本でも上演するにあたり、今の時代と世界の様子にアンテナを張りながら、今を生きるお客様に響く、まったく新しいプロダクションにしたいと考えております。ロジャース&ハマースタインの錦糸の如く美しい音楽にのせて繰り広がる、1860年代のシャムでの出来事。欧米列強の圧力を受けながら、国の近代化に苦悩するシャム国王と、一介のイギリス人教師アンナ。この二人が、洋の東西、宗教、身分、性別を超えて、ついに辿り着く地平は素朴で美しく、今もって世界が見つけることのできない第三の道すじを示してくれる気がします。王様役の北村一輝さんは眼光鋭く、チャーミングでカリスマ性に溢れ、猛々しい身体には力強さと心優しさの両方を蓄えておられます。アンナ役の明日海りおさんは思慮深く、勤勉さと朗らかさを併せ持ち、静かなる勇敢さと愛情深さを秘めておられます。つまり、“王様”と“私”にもっともふさわしいお二人なのです。そんな北村さんと明日海さん、そしてカンパニーと共に、濃厚な人間ドラマが浮かび上がる『王様と私』を作っていきたいと思います。どうぞご期待ください。<公演情報>ミュージカル『王様と私』ミュージカル『王様と私』速報ビジュアル音楽:リチャード・ロジャース脚本・歌詞:オスカー・ハマースタイン二世演出:小林香出演:北村一輝、明日海りお ほか【東京公演】2024年4月 日生劇場【大阪公演】2024年5月 梅田芸術劇場メインホール公式ホームページ:
2023年09月25日1999 年に写真集『東京郊外』(光琳社出版)で第24回木村伊兵衛写真賞を受賞し、国内外で活躍を続ける写真家・ホンマタカシ(1962年、東京都生まれ)の、日本の美術館では約10年ぶりとなる個展が、10月6日(金)から2024年1月21日(日)まで、東京都写真美術館で開催される。2011年から12年にかけて、国内3館を巡回した大規模個展「ニュー・ドキュメンタリー」では、ホンマの写真と映像表現の広がりを概観する新旧作品が展示されたが、今回の個展は、この10年あまりに制作された近作や新作を紹介するもの。作家の現在地を示すとともに、その表現の可能性を探る試みとなる。同展の中核をなす出品作品〈THE NARCISSISTIC CITY〉は、カメラの原型と言われるカメラ・オブスクラ(「暗い部屋」の意)の原理に着目したホンマが、近年取り組んでいるシリーズだ。小さな穴を通過した光によって、屋外の風景が室内に倒立像となって映し出される原理を用い、建築物の一室をピンホールカメラに仕立てることで、世界各地の都市を撮影した。外に向かって開かれた穴から差し込む光によって、真っ暗な部屋の中に倒立した都市の風景が「即興的に」描き出されるのが、同シリーズの魅力のひとつだ。展覧会名でもあるこの「即興」という言葉がひとつのキーワードとなる同展では、他の作品や展覧会自体にも偶然性が取り入れられているという。なお、作品内に文字として現れる「Revolution 9」は、イギリスのロックバンドのビートルズが様々な音源を元にコラージュのように制作した同名曲へのオマージュとして捧げられているといい、これが同展の英文タイトルとなっている。葛飾北斎の《冨嶽三十六景》に着想を得て、〈THE NARCISSISTIC CITY〉と同手法で富士山を写した〈Thirty-Six Views of Mount Fuji〉のシリーズなど、計約 50 点の写真作品からなる同展だが、今回は1階ホールにおいて、新作を含む映像作品も特集上映される。ホンマが講師を務める連続ワークショップやトークなども予定され、作家の「今」に迫る展覧会となっている。<開催情報>『即興 ホンマタカシ』会期:2023年10月6日(金)~2024年1月21日(日)会場:東京都写真美術館2F展示室時間:10:00~18:00、木金は20:00まで(入場は閉館30分前まで)休館日:月曜(祝日の場合開館翌日休)、12月29日(金)~1月1日(日)料金:一般700円、大学560円、高中・65歳以上350円※2024年1月2日(月)、3日(火)は無料。開館記念日のため1月21日(日)は無料公式サイト:©Takashi Homma Courtesy of TARO NASU
2023年09月25日ExWHYZが、全国19都市のライブハウスを巡る『ExWHYZ TOUR 2023 ‘eLATION’ Pt.1:Live House Series』のファイナル公演を9月23日(土) に沖縄・Outputで開催した。同ツアーでは、7月にリリースされた「フラチナサマー」、8月にリリースされた「Moonlight, Sunlight」、9月にリリースされた「NOT SORRY」など新曲を随時追加しながら7月、8月、9月と月替わりのセットリストを披露。全国各地で大きな盛り上がりを見せた。ファイナルとなったOutput公演では、Fat Boy Slim「The Rockafeller Skank」をSEにExWHYZメンバーが登場、続けて10月18日(水) にリリースとなるEP『HOW HIGH?』より、yahyelの篠田ミル、山田健人プロデュースによる新曲「6WHYZ」を披露。メンバー自己紹介曲でもある同曲では、現在休養中のメンバーmidorikoのパネルも登場しマスター(ExWHYZファンの総称)から大きな歓声が上がった。スタートから大きな盛り上がりの中「FIRST STEP」「BLAZE」「Des Speeching」「ANSWER」「Obsession」など次々とキラーチューンを投下。このツアーのために特別にアレンジされた楽曲も多く、全員が汗塗れになる中、メンバーのアカペラでの歌唱、それに重なるマスターのシンガロングから「NOT SORRY」でフロアは最高潮を迎え、最後はmahoが「また今日のような日を過ごせる事を願って、本当にありがとうございました」という曲フリから「Moonlight, Sunlight」を披露し本編は終了。アンコールではメンバー1人ずつ感謝の言葉を述べ、mikinaが「みんながいつも私たちに向けてくれる優しさだったり、1番楽しもうとしてくれて最高の空間を作ってくれているおかげで、なんの迷いもなく信頼してみんなに、この空間に飛び込んでいけます。今日は本当に最高のファイナルをありがとうございました!」と改めて感謝の言葉を述べると最後にマスターへの思いを込めた楽曲「Everything」をパフォーマンス。さらにダブルアンコールでは「STAY WITH Me」を披露し、いつまでも鳴り止まない拍手と歓声の中、『ExWHYZ TOUR 2023 ‘eLATION’ Pt.1:Live House Series』は大団円を迎えた。Photo:知衿<公演情報>『ExWHYZ TOUR 2023 ‘eLATION’ Pt.1:Live House Series』9月23日(土) 沖縄・Outputセットリスト1. 6WHYZ2. FIRST STEP3. フラチナサマー4. You & Me5. xANADU6. BLAZE7. Des Speeching8. ANSWER9. DIVE10. Higher11. Walk this way12. WEEKEND13. メトロノーム14. Shall We15. xYZ16. D.Y.D17. Obsession18. NOT SORRY19. Moonlight, SunlightEncore20. STAY WITH Me21. EverythingDouble Encore22. STAY WITH Meセットリストプレイリスト:<リリース情報>ExWHYZ 1st EP『HOW HIGH?』10月18日(水) リリース●初回生産限定盤(透明スリーヴ仕様)【CD+Blu-ray+PHOTOBOOK】11,000円(税込)ExWHYZ『HOW HIGH?』初回生産限定盤ジャケット●DVD盤【CD+DVD】6,600円(税込)ExWHYZ『HOW HIGH?』DVD盤ジャケット●通常盤【CD Only】2,750円(税込)ExWHYZ『HOW HIGH?』通常盤ジャケット【CD収録曲】※3形態共通01. 6WHYZ02. NOT SORRY03. フラチナサマー04. There’s no limits05. 虜06. Moonlight, Sunlight■Bonus Track07. Shall We【Blu-ray / DVD収録】■Live Movie 2023.04.01 ExWHYZ TOUR 2023 xANADU at Zepp Haneda・xANADU・BLAZE・Des Speeching・ANSWER・FIRST STEP・SUPeR SIMPLe・Walk this way・メトロノーム・DIVE・Darling・Everything・Shall We・Higher・Secret Secret・Obsession・You&Me・STAY WITH Me■Live Movie 2023.04.19 ExWHYZ presents “BiSHWHYZ” at Zepp Haneda・xANADU [BiSHWHYZ Ver.]・NON TiE-UP [BiSHWHYZ Ver.]・BLAZE・Obsession・FIRST STEP・Shall We・You&Me・メトロノーム・ANSWER・Des Speeching・STAY WITH Me・Everything■Music Video ※初回生産限定盤のみ収録・フラチナサマー・Moonlight, Sunlight [Lyric Video]・NOT SORRY予約リンク:<ツアー情報>『ExWHYZ TOUR 2023 ‘eLATION’ Part.2:with Special Guest Series』10月14日(土) 愛知・Zepp NagoyaOPEN17:00 / START18:00ゲスト:Seiho10月15日(日) 大阪・Zepp Osaka BaysideOPEN17:00 / START18:00ゲスト:大沢伸一10月19日(木) 東京・Zepp HanedaOPEN18:00 / START19:00ゲスト:yahyelチケットはこちら:()<イベント情報>『ExWHYZ presents HOH HIGH? RELEASE PARTY!!!!!』10月7日(土) 東京・ATOM TOKYO『ExWHYZ presents HOH HIGH? RELEASE PARTY!!!!!』告知画像詳細はこちら:関連リンクExWHYZ オフィシャルHP::::メンバーSNS:
2023年09月25日9月24日(日) 、豊洲PITにて「SUPER★DRAGONDRA FES 2023」が行われた。2021年以来となるDRA FESに多くのBLUE(SUPER★DRAGONファンの総称)が集まり、久しぶりの“FES”を楽しんだ。本記事では1部の「龍崎高校学園祭」、2部の「8th Anniversary Live」の模様をともにレポートする。真面目にふざけて、真面目にカッコよく13時45分よりスタートした第一部。龍崎高校の教室を舞台に、メンバー全員が生徒に扮する。チャイムが鳴り響き、そのままOvertune。瞬く照明の中、学ラン姿のメンバーが登場すると、大きな歓声が上がった。まずは「BAD BASS」を。歌いながら机の上に座ったり、立ったり、初っ端から治安が悪くて最高である。1曲披露し、会場の熱をあげたところで担任のベビドラ先生が登場。学園祭、ということで企画も盛りだくさんだ。先生の仕切りで年齢順に出席をとり、それぞれ個性のあるお返事をしたあと、ひとつめの企画へ。明日の学園祭で歌う曲を決めなければならないが、挙げられた楽曲は「ゲラゲラ」と「NICHIYOUBI」、「Cross Counter」の3曲。スパドラそれぞれのユニット曲である。その3曲で意見が分かれてしまい、揉める9人。そこでゲームをして勝ったチームが提案した曲を歌うことに。チームはユニットごと、「ゲラゲラ」チーム(志村、古川、ジャン)、「Cross Counter」チーム(田中、池田、松村)、「NICHIYOUBI」チーム(柴崎、飯島、伊藤)の3つに振り分けられた。ひとつめのゲームは「BLUEに聞いたよ♡メンバーイメージランキング」。事前にあるテーマでBLUEのアンケートを実施、ランキングを決定。チームごとにシンキングタイムの30秒でランキングを予想していく。1位から9位まで当てた数だけポイントとなる。1問目のお題は「職場やアルバイトの上司にしたいメンバーは?」。ゲラゲラは「信頼と実績の優等生なので」(古川)ということで飯島が1位と予想。9位の田中については「説明するまでもない」とジャンが言い、すかさず田中が「おいっ!」とツッコむ場面も。そんな田中がいるCross Counterチームは古川が1位と予想。「MCとかコメントも代表して話していることが多いし、頼りになるイメージがある」と松村が理由を述べた。さらに9位予想の伊藤については「早歩きだし、喋るの早いし、カリカリしてるし、怖そう。焦ってんじゃないの、って」(松村)。NICHIYOUBIチームは1位に飯島、9位は田中と「ゲラゲラ」チームと同じ予想に。自身の名前が1位に記載されていることに飯島は「(柴崎と伊藤が)書いてくれました!」と嬉しそう。そして田中については「そのまんまだよね。お察しください」と柴崎。結果は4位から8位を一気に発表し、4位からジャン、松村、伊藤、池田、柴崎という結果に。この発表だけでも大紛糾だったが、3位の志村、2位は古川となると、予想が当たっているのでは?という空気に。結果、1位は飯島、9位は田中とゲラゲラチームとNICHIYOUBIチームが予想を的中させた。ふたつめのテーマは「プレゼントのセンスがありそうなメンバーは?」ここで1位と9位の予想が3グループとも同じという展開に!1位は柴崎だ。「日常で実用的に使えるものをセンスのいいものをくれるイメージ」(古川)、「なにやらせても嬉しいものを贈ってくれる」(松村)と言うように相手が喜ぶものをプレゼントとして贈る印象があるよう。一方、9位は伊藤。「あげる相手のことじゃなくてあげる自分のことを考えている」と松村のコメントがあったが、NICHIYOUBIチームは伊藤が自分で9位と記入。「でも、僕は旅とかもプレゼントしちゃいますから!」と言うがメンバーから「絶対に嫌だ!」と声が飛ぶ。気になる結果は、まず、4位に田中が入り、ジャン、飯島、松村と続き、全員が9位と予想していた伊藤は8位にランクイン。さらに3位は毅、2位には1位予想されていた柴崎が入り、ステージ上がざわつく。結果は1位が池田、9位が志村。これには志村が「壮吾より下!?」と叫び、まさかの結果に涙目だ。ここまでのポイントはゲラゲラチームが4、Cross Counterが0、NICHIYOUBIが6とNICHIYOUBIチームが一歩リードした状態で次のゲーム「翔べ!竜の如く!大縄跳び!!」へ。ここはシンプルに一番大縄跳びを飛んだ回数の多いチームが勝利。そして一番飛べたチームには100ポイントをプレゼントというお決まりのスタイルだ。縄を回す人はそれぞれのチームが別チームから指名。トップバッターのNICHIYOUBIチームは古川とジャンを指名。確かに身長が高いメンバーが回したほうが大縄跳びは飛びやすい。10回目からスピードアップをするというハンデもあったが、18回を飛んだ。ゲラゲラチームは池田と松村を縄の回し手に指名したが志村がミスをして0回。Cross Counterチームは柴崎と伊藤を指名、記録は6回止まりとなり、NICHIYOUBIチームが優勝。勝利チームとなった飯島、伊藤、柴崎の3人で「NICHIYOBI」を披露した。後半からは他の6人もバックで盛り上げ、楽しそうな様子を見せる。最後は3人でハートマークを作り、「かわいい!」の声がステージ上からも、客席からも飛んだ。そしてそのまま、ファンも一緒に踊れる「Pretty Girl」を。ピンクとイエローのライティングの中、キュートに届けた。メンバーの個性が見える「スパドラの本音」企画コーナーはまだまだ続く。「キュンキュン大喜利」ではお題に対して、スポットライトが当たったメンバーがキュンとするセリフを言えたらOK。キュンとする回答が出るまで続く。ひとつめのお題は「模擬店のお化け屋敷の入り口で本当に怖がってしまっている女の子に一言」。学園祭っぽいお題である。「安全よし、はい行きましょう、どうぞ」というテーマパークのキャスト風の、キュンとは少し異なる伊藤からスタート。「ほら、手繋いであげるから」という志村のセリフにも歓声が上がったが、OKが出たのは田中。「怖がらなかったらチューしてあげる♡」。「本当にこれ言われて嬉しいヤツいる?」とジャンがツッコんだが、OKはOKである。続いてのお題は「口元にチョコバナナのチョコがついちゃってる女の子に一言」。トップバッター・古川の「かわいいな、食べちゃいたい」から会場からは大きな歓声が上がるが、OKは出ず。飯島は「あざとかわいすぎる罪で逮捕しちゃうぞ」とキュンなセリフが続いたが、池田は「きったねー!」でメンバーからクレームがつく。ジャンは「ごめん、俺のついちゃった!」。OKを出したのは松村「とってあげる♡」。メンバーからは「こいつの『とってあげる』はきつい!」「くやしいなー!」という声が飛ぶが、「終わらせろ、って空気流れやん!ボケてほしいなら最初に回せよ!」と松村も反論しながらもコーナーは終了。ちなみに柴崎は答えてないが、「楽ちゃんは映ってるだけでキュンキュン」とベビドラ先生がフォローを入れた。大喜利で回答はしていなかったが、確かにカメラに映るたびにファンを魅了した。最後の企画は「教えて!スパドラの本音」。「スパドラの中で一番オシャレなのは俺だ」、「なんだかんだいってSUPER★DRAGONの中で困ったときに頼れるのは俺だ」などといったテーマで、アイマスク&ボイスチェンジャーを使い、匿名でトークを展開。「お願い、これだけは直して」では、「最年長の人に言いたい。準備運動のときにマスクをつけてノリノリで踊っているんですけど、鼻息がすごい。ダースベイダーみたい。もう少し抑えてもらいたい」、「リハの時に勝手に僕のお菓子食べるのやめてください!」など、普段のメンバーの素顔が垣間見えるようなお願いが飛び交った。ベビドラ先生による「授業」はここまで。このあとは放課後ということになるのだろうか。「絆を強めるためにカラオケやった方がいいと思うな」という古川の提案のもと、カラオケコーナーがスタートする。まず、「1曲目は盛り上げてほしい」というジャンの言葉に飯島が挙手。田中、池田、松村、ジャンに声をかけNiziUの「Make you happy」を。しっかりと振りもついており、普段なら絶対に観られないようなパフォーマンスを披露。もちろん、ラップパートはジャンと松村が担当した。続いては伊藤が「カラオケ来たらこの曲やらないとじゃない?」と平井堅の「POP STAR」。これにはBLUEのコールも自然と起こり、一体感が高まる。ワンコーラスだけだったが、しっかりと会場を盛り上げた。続いて「ちょっとこのへんで俺行っとこうかな」と立ち上がったのは田中。M!LKの「奇跡が空に恋を響かせた」ではM!LKのメンバー全員のモノマネをしながら歌うという高度なパフォーマンスを展開。サビは他のメンバーがダンスで華を添え、会場は笑いと歓声に包まれた。続いて志村が立ち上がる。「今、洸希が持っていったんだけど、ここからは俺の時代だな」とAdoの「新時代」のワンコーラスを熱唱……するが、「ここがピークだから」と古川がばっさりと演奏中止に。最後は「みんなでどんちゃん騒ぎできるやつがいいよね」と古川が言い、9人全員で湘南乃風の「睡蓮花」を。古川が歌い出し、そこにメンバーが加わり、盛り上がりを見せた。が、ここで終わりではない。まだ「学園祭本番」が残っている。学園祭の出し物として、ステージを披露。「The Survivor」で先ほどまでの空気をがらっと変えていく。続いて「ゲットレジャーニー」でポップに盛り上げつつ、古川と飯島、志村がBLUEにダンスをレクチャーして全員で体を動かす。さらにアンコールでは、Tシャツ姿に着替えて登場。ジャンが「今から僕たちとららぽーとで買い物しましょう」と豊洲という立地ならではの言葉から「SHOPPING TIME」を披露。柔らかいリラックスした表情を見せ、BLUEたちを魅了。「楽しい学園祭でしたね。また一緒に遊んでくれますか!」と古川が会場に声をかけ楽しい時間を締めくくった。第2部、8周年アニバーサリーライブへ18時からスタートした第2部は「8th Anniversary Live」と銘打ち、パフォーマンスに振り切ったものに。オープニングでこれまでの楽曲のPVを中心としたVTRが流れると客席から大きな歓声が上がった。記念すべきライブの1曲目を飾ったのは「Welcome to my hell」。くるくると変化していく楽曲のカラーとともにパフォーマンスも色を変えていく。続いて松村のラップから始まる「Are U Ready?」。グッと低音を響かせつつ、転調するとどこか華やいだ空気になるステージ上。さらにキレを増すダンス。1曲でスパドラの楽曲としての幅広さを見せていく。1部とは異なる装いで、ジャンも「2部はSUPER★DRAGONのかっこいいところぶちまかしていきたいと思います」と言う。古川は「久しぶりにやるということでスタッフのみなさんとドラフェスって本来どんな感じだったっけ? って原点に戻って考えたりとか。いろんな歴史があるわけなんですけど、一部は僕ら龍崎高校でふざけ倒しましたので、2部は2023年のクリエティブなSUPER★DRAGONの、成長したミクスチャーユニットとしてのカッケェ俺らを見てほしい。今の俺らを見てほしい、そうそう昔の曲はやんないよ、ってことで」と言うと、ジャンも「懐かしい曲にもなかなか頼らないんで」と頷く。「聴けたとしても1、2曲ぐらいかなみたいな感じなので。とにかく2023年のSUPER★DRAGONを楽しんでほしいな、と思います」と古川。しかし、ある種、これはフリになっていたのもしれない。暗転ののち、ステージ上部に照明が当たる。古川とジャンが法被を着て、ライフセーバーを手に登場。立ち回りを見せたあと、「最新のSUPER★DRAGONで行こうぜ!」と呼びかけ2017年にリリースしたアルバム「1st Impact」収録の「BIG DIPPER」を。CDデビュー前からあった超初期の楽曲で、歌舞伎っぽさを感じさせる振り付けに力強い歌声が重なる。続いて、ジャンが「ZEN-SHIN-ZEN-REI」とタイトルをコールすると、こちらも大きな歓声が。客席からはコール、手拍子も自然と起こり、客席の熱が上がっていくのがわかる。一段と歓声が大きくなったのは、当時のテレビ番組で行われたダンスオーディションでソロダンスパートをかけたバトルをまとめた当時のVTRが流れた瞬間。メンバーの初々しい表情が映し出されるたびに悲鳴にも似た声が上がり、ステージ上では、当時勝ち抜いたジャンと柴崎がそれぞれソロダンスを見せた。さらに2016年リリースの「Ooh!Ooh!」と懐かしい楽曲が続く。BLUEの振りも完璧で、それだけでここまでのスパドラとBLUEが築いてきた絆が感じられる。懐かしい楽曲が続いてきたところで、一点昨年リリースの「Honey Baby」をジャンのギターと共に、池田、古川、田中、松村で届け、グッと大人びた雰囲気で魅せていく。そして志村、飯島、伊藤、柴崎がダンサー陣としては初の楽曲となる「SAWAGE」。BLUEのコールも力強くなっており、ツアーでの初披露から短期間でスパドラの盛り上げ楽曲として成長しているのがわかる。終盤ではメンバー全員で登場し、思いっきり騒いでいく。そして「一緒に歌って踊っていきましょう」と田中が声をかけ、「Bad Day」へ。このブロックで前半と後半の楽曲の変化も興味深いが、近年の楽曲でもその幅広さに驚かされるばかりだ。過去から今、今から未来へMCでは、ここまでの楽曲と共に、過去のスパドラについても振り返る。最新のスパドラを見せますと言いながらも、懐かしい曲も続いた。「BIG DIPPER」については「僕と毅が戦う場面が当時もあった」とジャン。当時のパフォーマンスを再現しているのはファンとしては熱くなるものがあるだろう。ジャンもかなりテンションが上がっていたよう。脱がなくてよかった法被を勢いで脱いでしまったと明かした。一方で「Honey Baby」ではジャンがギターで披露するなど、新しい面も見せるなど、「過去から今、今から未来へ」と飯島が言ったようにただ懐かしむだけではない、これからの可能性も感じさせるセットリストと演出だ。そして続いてはファンが聴きたいという曲を。今回のライブに先立ち、X(旧Twitter)ではファンの皆さんが聴きたい曲は何か、4択のアンケートをとっていた。そこで1位となった「Wild beat ~ Hack my Choice」を披露。アルバム「1st Impact」の1曲目、2曲目に収録されている楽曲だ。この曲は撮影OKということで、BLUEはペンライトをスマホに取り替えて撮影に集中。スパドラの気迫のこもったステージを捉えた。懐かしい楽曲の披露を噛み締めつつ、ジャンは「振り返ってみれば、いろんな見せ方をミクスチャーユニットとしてやってきたわけなんですけども、最初は企画だったものが大きくなっていてとある僕たちの見せ方がひとつの武器となっているんですけど」と切り出したのは年上組のファイヤードラゴンと年下組のサンダードラゴンの楽曲だ。SUPER★DRAGONとはまた違う見せ方をすることで、それぞれの魅力を引き出している。ということで、ここからはそんなファイヤー、サンダーそれぞれのパフォーマンスを。まずは「大人」なファイヤードラゴンのからスタート。出番なのに、飯島と志村が間違って着替えに戻ってしまった、という昔話を交えつつ、披露するのは「Aim so high」。最新のファイヤードラゴンのパフォーマンスだ。ゴリゴリに踊って歌うカロリーの高いステージはそれだけで観ている人たちの熱をあげていく。続けてサンダードラゴンの楽曲「GETSUYOUBI」を。終盤にはサンダードラゴンが登場し、9人で魅せた。そして今度はサンダードラゴンがファイヤードラゴンの「ARIGATO」を。序盤はファイヤードラゴンも参加し、ステージを盛り上げ、後半はサンダードラゴンの5人が歌声を重ね、想いを届けた。そしてもちろん、サンダードラゴン自身の楽曲である「Bad Bitter Honey」も披露し、エッジの効いたパフォーマンスでクールに。新旧織り交ぜたセットリストで魅せたライブも終盤へ。「X」、「Tap tap tap!」と畳みかけ、ボルテージをあげていく。本編ラストの楽曲は2023年の最新リリース楽曲「Reach the sky」。メンバーはタオルを回し、BLUEはペンライトを回し、笑顔で締めくくった。アンコールで見せた原点と今そして、アンコールでも「原点」と「今」を見せる。アンコールがかかる中、ステージには池田の姿が。ピンスポットが当たり、アカペラでその歌声を響かせ、古川が続き、2人の歌声が重なる。アンコールの1曲めは「KITTO→ZETTAI」。2016年リリースで、池田と松村と田中がボーカルになった楽曲で、原点とも言えるものだ。アンコール1曲目を終え、「ドラフェス楽しいね」と古川。「こういう空気感だったな、っていうの思い出しますよね」と言うと、ジャンも「マイホームって感じだね」と頷く。「過去の曲を知らないで、最近スパドラの好きになった人たちは、『ZEN-SHIN-ZEN-REI』の過去の映像とか観てびっくりするんじゃないかな。こんな成長したんだ、って」とジャンが言うセットリスト。志村曰く、スパドラとしての楽曲も100曲を超えたのだそう。デビュー当時からのファンも楽しい。一方で、今からたくさんのスパドラのこれまでの楽曲と触れ合えるのは、新しくファンになった人ならではの楽しみ方でもあるだろう。そして、特別な1日を締め括ったのは「Popstar」。伊藤が動画を撮り、メンバーそれぞれがスマホに向けてリラックスした表情を見せ、BLUEに笑顔を向ける。それに応えるようにBLUEもペンライトを振り、互いの絆を確かめ合うような多幸感ある空間が生み出された。メンバーもBLUEも笑顔が弾けた一日限りの公演。アンコールでは12月22日(金) に「9th Anniversary Special Event“999”」を豊洲PITにて開催することを発表、まだまだ今年のスパドラとの楽しみも続く。12月22日は歴史が塗り替わる日という言葉もメンバーからあったが、8周年を祝い、そしてすでに次に向けて走り出しているSUPER★DRAGON。次はどのような景色を見せてくれるのだろうか。取材・文:ふくだりょうこ撮影:小坂茂雄 / 笹森健一セットリスト【1部】龍崎高校学園祭M1. BADASS〜ゲームコーナー〜①BLUEに聞いたよ♡メンバーイメージランキング!!②翔べ!竜の如く!大縄跳び!!M2. NICHIYOUBIM3. Pretty Girl〜キュンキュン大喜利〜〜教えて!!スパドラの本音!〜M4. カラオケコーナーa. Make you happy(NiziU)b. POP STAR(平井堅)c. 奇跡が空に恋を響かせた(M!LK)d. 新時代(Ado)e. 睡蓮花(湘南乃風)M5. The SurvivorM6. ゲットレジャーニーM7. ワチャ-ガチャ!M8. Untouchable MaxENC1. SHOPPING TIME【2部】8th Anniversary LIVEM1. Welcome to my hellM2. Are U Ready?M3. BIG DIPPER/feat.UDANJI ICHIKAWAM4. ZEN-SHIN-ZEN-REIM5. Ooh! Ooh!M6. Honey BabyM7. SAWAGE!!!!M8. Bad DayM9. WILD BEAT〜HACK MY CHOICEM10. Aim So High(ファイヤードラゴン)M11. GETSUYOUBI(サンダードラゴン)M12. ARIGATO(ファイヤードラゴン)M13. Bad Bitter Honey(サンダードラゴン)M14. XM15. Tap tap tap!M16. Reach the skyENC1. KITTO→ZETTAIENC2. Popstar<解禁情報>『9th Anniversary Special Event “999”』※999の読み:トリプルナイン日時:12月22日(金) 17:00 open / 18:00 start会場:豊洲PIT価格:999円チケット情報:・9月24日(日) 20:30〜10月1日(日) 23:59 ファンクラブ「AREA SD」会員先行・10月7日(土) 18:00〜 オフィシャル先行プロフィールSUPER★DRAGON志村玲於、古川毅、ジャン海渡、飯島颯、伊藤壮吾、田中洸希、池田彪馬、松村和哉、柴崎楽からなる9人組進化系ミクスチャーユニット。通称”スパドラ”。ラップやダンス、メンバーによるヒューマンビートボックスまで融合させたミクスチャースタイルな楽曲に、目まぐるしく変わる9人のフォーメーションダンス、そしてキャッチーで一緒に踊りたくなる振り付けが魅力。関連リンクオフィシャルサイト:(旧Twitter)::::
2023年09月25日凛とした佇まい、でも懐っこさを感じさせる笑顔。多くの話題作に出演し、注目を集めつつある俳優・遠藤健慎。そんな彼が主演を務めるのが長崎を舞台とした映画『こん、こん。』だ。遠藤演じる「フツー」な毎日を送る大学生・堀内賢星がある日、同級生の七瀬宇海(塩田みう)と出会ったことから始まるラブストーリーだ。自分を普通だという賢星との共通点を聞くと「ちょっとメンヘラなところ」と答えた遠藤。そんな遠藤健慎の魅力に迫った。本来の自分から引き算した役作り――撮影に入るまで、横尾監督とはどのようなやりとりがあったんでしょうか。『こん、こん。』までに監督とは2回ご一緒させていただいて、映画を来年撮ろう、と言ってもらっていました。その中でどういった作品にするのか、男女2人がいるんだったら恋愛だよね、だとか、話し合いを何度も重ねて台本になっていった感じですね。なので、制作に入る前のやりとりも多くありました。――がっつりと作品に関わっていらっしゃる形なんですね。そうですね。横尾監督といろんな作品見て、「この作品のこのシーンが良かったね」だとかいろいろといい影響も受けながら、オリジナリティがあふれるものを作りたいという意志のもと、今回の作品が完成しました。――ご自身が演じられた堀内賢星はどのようなお気持ちで準備されましたか?賢星は自分のことを「フツー」だと思っています。普通って本当に人によって尺度が変わるというか。なので一番、大衆的な普通に寄せていくために自分の個性を一度言語化し直してみたり、僕はどんな人間なのかを調べ直してみたりしてから、僕から引いていく、引き算の役作りでした。自分にない経験値のものを演じるときは、ある程度足さないといけない、勉強しないといけないことがあったんですけど、今回は逆に引いていって、より人間味のあふれる子にしたいなと思いました。――自分の個性を見直す、向き合う、となったときに新たな発見もありましたか。僕はどちらかというと、人懐っこい人間なんだろうな、とか、あとは人よりも若干短気な部分があったりするのかな、とか……。そういうところも、見つめ直してみて自分についてより知ることができたというか。ネットでよく見かけるような性格診断テストも片っ端からやってみました。それでどういうタイプの人間で、どういう人と相性がよくてとか……。使える部分はもちろん使って、いらない部分はそぎ落として行ったんですけど、賢星を演じるとなると本当にいらない部分ばっかりでした(笑)。だから、本当に削り落として、削り落としてっていう作業でしたね。――映画を拝見すると、賢星くんはすごく難しい人間なんだろうな、ということを感じました。本当ですか。だとしたらすごくありがたいです。普通がゆえに気難しく受け取られてしまう。僕みたいな人からみたら、賢星は多分普通じゃないし、根暗な子だと見られがちだし。そういうところをどうやって普通にしようか、と抗ったりもしたんですけど、僕の中での「普通」を持ってるのが「普通の子」とも思っているので、あえていろんな人に「普通に見てください」というより、それこそ「賢星にとっての普通の尺度」を模索していった役作りの期間ではありました。――お話をお伺いしていると、遠藤さんと賢星くんは真逆な性格のように感じますが、共感する部分はありましたか?共感するというか……僕が演じた賢星で「これでよかったのかな」と思うのはちょっとメンヘラなところですね。愛に飢えているわけではないんですけど、愛情というものを知ってしまうと、もっと欲しいと思ってしまう。何かが足りなくなってしまいがちな子、というイメージではあったので、そこは僕も同じだな、と思いながら。多分、僕もメンヘラなので。――そんな真っすぐな目で「メンヘラ」だと(笑)。多分、僕はメンヘラなので。大事なことなので2回言いました(笑)。その辺りは結構共感しながらというか、現場に入ってやってみたら多分そうなんだろうな、となったようなところもありました。演じるまでは正直全然違う人間だろうと思っていたんですけど、だからこそある程度パーソナルな部分も投影しつつやってみた感じではあります。――役作りをした上で、現場に入ってからさらにチューニングされていったんですね。そうですね。チューニングには結構時間がかかりました。間違いないと思います。(C)2023 BLUE.MOUNTAIN長崎は「帰るような気持ちになりそう」――撮影中は監督とはかなりお話はされたんですか?してはいたんですけど、どちらかというと、それも削る側の会話の方が多かったです。ここのセリフはもういらないよね、というところはがっつり削りましたし、それこそシーンまるまる削られているところもあります。基本的に現場では自由にやってみろ、という監督なので、考えたものをやってみて、いらないときははっきりいらないと言われるぐらいでした。のびのびやらせていただける監督でした。――共演の塩田みうさんとはいかがでしたか?(遠藤健慎と)塩田みうちゃんとは会話も多かったですよ! でも、賢星とみうちゃんが演じた宇海ちゃんは、だんだん相性が良くなっていく流れも必要だったと思うのでその変化も見せられた、ということは現場ですごく感じました。というところでいくと、彼女がヒロインで良かったな、と思いますね。助けられました。――そんな中、宇海ちゃんがいるにも関わらず、途中で賢星が別の女性に……というシーンもあります。演じていて「いや、お前が悪いだろう」ってすごく思いました(笑)。でも、誰しもが、悪いと思いながらも、一線を越えてしまうことは恋愛じゃなくても、何かの拍子であると思うんですよね。その感覚でいられるように心がけていました。僕のパーソナルな部分でいくと「おー、越えちゃえ!」ってなるところがある気がするので、そこは僕と賢星の差なのかなと思います。――そして、この作品で欠かせないのが「長崎」という場所です。長崎の街はいかがでしたか?いや、すごいです!マイナスイオンを感じていました。空港に降り立った瞬間にぶわっと風が吹いてきて。夏場の撮影だったので、昼帯はむちゃくちゃ暑いんですけど、夜になると、風がクーラーぐらい涼しいんですよ。それが東京ではないじゃないですか。新鮮でしたね。あとは日が長すぎて、日中のシーンむちゃくちゃ長くて、8時ぐらいまで撮ってるんですよ。で、逆に夜が短いので、やっと日中のシーンを撮り終わったと思ったら、夜のシーンに行くよ、みたいな。でも、それも全編長崎で、かつ3週間というタイトなスケジュールだからこそできた経験だろうなとは思うので、俳優として貴重な経験をさせていただいたなと思います。――地元のみなさんもすごく友好的だったとお聞きしました。すごいんですよ、ロケ地貸していただくのも、「いくらでも使ってよ」って。ごはん屋さんで撮影したときは「メシ食いな」って出してくれたり。あと、地元の方からオーディションをしたんですけど、その中に鍼の先生がいて。「肩が……」って言うと、「おいで」って施術してくださったんです。あれがなかったら、ちょっともたなかったかも、と思うときもありましたね。スタッフさんは20人ぐらいで小規模だったんですけど、いざ現場に行くと5、60人ぐらいいらっしゃって。ありがたい環境の中で主演を張らせていただきました。――みなさんも長崎の街を盛り上げたい、という思いがあるんでしょうね。だと思います。監督から聞いたんですけど、空港にも映画のポスターを出してくれていたり町総出で迎え入れてくれている感があります。本当にありがたいし、温かいですね。今度行くときは、帰るような気持ちになりそうです。あのとき関わってくださった方以外にもぜひ観ていただきたいですし、元々は監督が長崎を盛り上げたいという意向で始まったプロジェクトでもあるので、それが成功してもらえたら僕も嬉しいです。(C)2023 BLUE.MOUNTAIN「最年少の仮面ライダーになりたかった」――今回、ぴあに初登場ということで、遠藤さんのパーソナルな部分も少しお聞きしたいな、と思います。長崎に帰るような気持ち、ということでしたが、ご出身は静岡県の清水町なんですよね。どんな街ですか?日本で一番綺麗な川が流れてて、水道の水をそのまま飲めるんですよ。だから18歳で東京に出てきて、初めてペットボトルで売っている水のありがたみを知りました。と、いうぐらい水が本当に綺麗で、やっぱり水が綺麗だとごはんもおいしいんですよね。自然も豊かだし、その川にしかいない鳥もいたりして。――18歳で上京とのことですが、デビューは9歳のときなんですよね。それまではずっと清水町から通われていたんですか?そうですね。中学生になるまでは父と一緒に来ていて、それからは1人で新幹線に乗って。――俳優を志したきっかけはどういったものだったんですか?俳優を志したことはないんですよ。ずっと仮面ライダーになりたくてやっていて。8歳でこの業界に入って、当時16歳で、菅田将暉さんが最年少の仮面ライダーをやっていたから、僕が更新したい!という気持ちだったんですけど、仮面ライダーになってないんですよね。で、ここまでやってきて、辞められないよね、と。それから3年続けていたんですけど、映画『恋い焦れ歌え』をきっかけに、俳優としての楽しさを知って、やっと志すようになりました。そのときは、賢星とは逆で足りないものを足さないといけない役でしたね。かなり大変な現場でした。――10代、ずっと俳優をされてきて、進路に悩まれたことはありましたか?やめるか、やめないか、ということは悩みました。ただ、高校を卒業するときに僕は俳優を言い訳にして大学受験を諦めた人間ではあったので。大学の付属高校に通っていたんですけど、同級生が700人以上いて、大学に行かなかったのは僕とあとひとりだけでしたから。そのときは頑張ろうと思っていたでんすけど、高校までとは違って、やっぱりお金のやりくりとか、食事をどうしよう、となったときにやめるかやめないか、という悩みはたまにありました。――くじけそうになったり、心が折れそうになったときも?心が折れそうなときにはマネージャーさんがいてくれましたね。何も言っていないけど、わかってくれてるのかな。折れそうになったときには、大体マネージャーさんから既にLINEが来ている、みたいな。助けられましたね。――以心伝心のような。そうですね。マネージャーさんがやめるとなったら、僕も続けるかどうかを悩むと思います。それ以外は、やれと言われる限りはやるって決めたので。頑張らせていただけるのも皆さんのおかげだと思っています。あざといなら、ずっとあざといままでいてほしい――今作がラブストーリーということで、恋愛観もお聞きでたらと思います。遠藤さんご自身は理想の恋愛はありますか?うーん……。僕、家ではずっと音楽をかけているんですよ。――どういう系の音楽がお好きなんですか?いろいろ聴くから、幅広いんです。J-POPも好きですし、ヒップホップや洋楽も好きなんですけど、夏場はこれっていうのがあるじゃないですか。サマーチューンをかけたいとか、夜になるとちょっとチルな音楽かけたいとか。そういう、波長が合う方だといいな、というのはありますね。僕自身、音楽の趣味の波が激しいので、夜でも四つ打ち系の音楽を聴くこともあるし、そういうときに、趣味じゃない音楽を聴ける女の子。止めて、って言われると、ルーティンが!ってなっちゃいますね。1日中、音楽かかってるのが僕のルーティンではあるので。あっ、もちろん気は使いますよ!ダメなときはダメ、ということはわかっているし。お互いに気遣える関係性だといいなとは思いますね。――音楽が譲れないところなんですね。かもしれないです。無音だと落ち着かなくなっちゃうので、音楽は必須ですね。――作中ではだいぶ積極的に押される役どころですが、遠藤さんは愛されたい派と愛したい派、どちらですか?うわ、迷うな!愛されたい!愛されたいです!――グイグイ来られても大丈夫ですか。うぅん……。わりと流されがちではあるんですけど……でもなんか……あざとくなくても……いいかな、とは思います。――見抜いてしまうから、とか?かな。あざとい子って、多分、あざといからかわいいじゃないですか。でも時間を重ねていくとあざとさってだんだん減っていくんですよね。そのときに素が見えるぐらいだったら最初から素で来てほしいです。もしくは、一生あざといままでいてくれるか、のどっちかだと思います。変な素の見方をしたくないんですよね。――幻滅してしまう?かもしれないけど、未来が見えなくなってくるのかもしれないです。このキャラクターだったら結婚まで見えますよ、だけどいざ素が見えてくると……。でも、これもこの子のいいところだと思ったら耐えられます。でも、そこまで耐えられるのが恋愛だと思っていないです。――遠藤さんご自身は、恋愛をしたら変わったりしますか?恋愛したら変わる……ですね。1人で抱えていたものを、わりと助けてって言っちゃうタイプかもしれないです。恥ずかしいからあんまりしたくないんですけど、どうしても頼れるところには頼っちゃうクセがあるので。どうしても助けて、となるかもしれないです。――ということは年上がいい?年上の方が頼りやすいかもです。――頼られるのがしんどい、とかでしょうか。僕もいっぱいいっぱいだから、って。でも年上の人がいっぱいいっぱいなのって逆にかわいく見えてくるんですよね。年下だと偉そうなこと言っちゃいそうで自分が怖いです。自分の価値感を押し付けてしまいそう。年上の方は人生経験が厚いから別に押し付ける必要ないですし、年上の方が相性はいいのかなとは思いますね。――いろいろ聞かせていただいてありがとうございます!この作品では「普通」というキーワードが重要にもなってくると思うんですけど、遠藤さんご自身が大切にしたい「普通」は何かということ最後にお聞かせください。礼儀ですね。僕は両親から基本的に作法とか、「ありがとう」と「ごめんなさい」は確実に言える人間であれ、と教わってきていて、それが自分の核の部分にもなっています。逆に「ありがとう」と「ごめんなさい」を言えない人を見ると「普通じゃないぞ、こいつ」って思っちゃうぐらいなんですよ。だからそこの礼節は、ちゃんと体が覚えてくれていたのでよかったです。ここから先どんな人生を歩んでも、そこだけは残さないとな、と思います。取材・文:ふくだりょうこ撮影:杉映貴子<作品情報>『こん、こん』9月29日(金) よりヒューマントラストシネマ渋谷、ほかにて公開(C)2023 BLUE.MOUNTAIN公式サイト:
2023年09月25日北野武監督最新作『首』の本予告と本ポスターが公開された。北野監督が初期の代表作『ソナチネ』と同時期に構想し、30年もの長きにわたって温めていた本作。巨匠・黒澤明が生前「北野くんがこれを撮れば、『七人の侍』と並ぶ傑作が生まれるはず」と期待していた念願の企画の映画化だ。キャストも豪華で異色の俳優陣が集結。北野武自らが“本能寺の変”を策略する羽柴秀吉を飄々と演じ、織田信長に複雑な感情を抱く明智光秀を西島秀俊が演じる。加瀬亮が狂乱の天下人・織田信長を怪演し、浅野忠信と大森南朋も秀吉を支える軍師・黒田官兵衛と弟の羽柴秀長をユーモアたっぷりに演じ切る。さらに、秀吉に憧れる百姓・難波茂助を演じる中村獅童が北野組に初参戦。他にも木村祐一、遠藤憲一、桐谷健太、小林薫、岸部一徳らが歴史上の重要人物に扮している。公開された予告は、野ざらしにされた屍が転がっている戦場、燃え上がる本能寺が映し出されるシーンから始まる。大義も情けも無い狂乱の戦国の世を生きる織田信長・羽柴秀吉・徳川家康(小林薫)・明智光秀ら武将たち。そして忍・芸人・百姓……それぞれの野望・欲望・裏切り・策略が入り乱れるさまが鮮烈に描かれる。そして、荒木村重(遠藤憲一)、難波茂助、曽呂利新左衛門(木村祐一)、羽柴秀長、黒田官兵衛、千利休(岸部一徳)らも登場し、燃え上がる本能寺、血肉飛び散る“山崎の戦い”を壮大なスケール感と迫力の映像で映し出す。信長の跡目をめぐる死闘の果てに待ち受けているものとは一体何なのか、期待が高まる予告となっている。モノクロでスタイリッシュな本ポスターは戦国の世を生きる曲者たちの眼光の鋭さから強い覚悟・野望・欲望が感じられ、「狂ってやがる。」というキャッチコピーが人間の奥底に眠る計り知れないおぞましさを感じさせるビジュアルに仕上がった。『首』本ポスター本作で明智光秀を演じた西島は、本作の台本を読んで独特の世界観を感じたという。「生きるか死ぬかの毎日で、首だけになってしまえば、地位も名誉も何もないという無常観。死と隣り合わせの日々の中、滑稽なことと笑った直後に悲惨なことが起きたり……他の監督では感じることのできない、北野監督ならではの世界観があった」。織田信長を演じた加瀬も「北野監督は色々な戦いを経てトップに立った方。その中で色々感じたことをあらゆるキャラクターに散りばめていて、それぞれの武将たちには監督の人生とも重ねられると思った」というのが最初の印象だったと明かした。また、西島は『Dolls』(2002年) 以来の北野組への参加となった。「急遽追加になったシーンで大掛かりなセットを組んだのに1カットで終わったことがあった。準備にいくらかけても『ここは撮り切った、もう大丈夫』という判断、切り替えは当初と変わらない。今回も直前で追加になった大掛かりなシーンがあって、すごい労をかけたのですが、ヒキのカットを撮ってすぐ終わってしまう。そういったところに監督の美学を感じたし、ずっと変わっていないと感じた」と撮影中のエピソードを交えて振り返った。一方で『アウトレイジ』シリーズにも出演した加瀬は「今までは助監督を通じて演出を受けていたが、今回は北野監督が直接現場に来て、一言ふた言おっしゃってくれることが多く、丁寧な演出を多く受けた感じがした」と話す。また「すぐ本番に行くという恐怖がある」と北野組を振り返るのは大森。何もするなという空気を感じながらも、役者として何もしないわけにもいかない。「一度、どこまで許されるのか、北野監督との気配でせめぎ合うというか……でもこれは本当に怖い。よっぽどのことがないと北野監督は『もう1回』っておっしゃらないんですよ。何回も同じことをやるのも大変ですが、1回しかできないという緊張感。これもすごく感じました」とそれぞれが北野監督と過ごした撮影時間を明かした。映画『首』本予告<作品情報>『首』11月23日(木・祝) 全国公開原作:北野武『首』(角川文庫/KADOKAWA 刊)監督・脚本・編集:北野武■出演ビートたけし西島秀俊、加瀬亮、中村獅童木村祐一、遠藤憲一、勝村政信、寺島進、桐谷健太浅野忠信、大森南朋六平直政、大竹まこと、津田寛治、荒川良々、寛一郎、副島淳小林薫、岸部一徳公式サイト: (C)T.N GON Co.,Ltd
2023年09月25日東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”を開催中の東京ディズニーシーでは、ダッフィー&フレンズのみんなが集めた秋の色で世界にひとつだけの絵本をつくる様子をデザインした「ダッフィー&フレンズのオータム・ストーリーブック」のグッズを、9月7日から発売中。今回はリビングやキッチンで活躍するおうちグッズをご紹介します。ダッフィーたちの読書姿が可愛い!マグカップマグカップ&スプーン|2,600円|「ダッフィー&フレンズのオータム・ストーリーブック」スペシャルグッズ|販売店舗:東京ディズニーシー「マクダックス・デパートメントストア」|発売日:2023年9月7日(木) (C)Disneyマグカップは、表にジェラトーニの姿をプリント。裏には、ダッフィー、シェリーメイ、ジェラトーニ、リーナ・ベルの4人がプリントされています。それぞれ帽子をかぶって絵本を読んでいる様子。ダッフィーは船、リーナ・ベルは花など、それぞれ好きそうな表紙の絵本を読んでいる姿がとっても可愛らしいです。ジェラトーニが描かれたスプーンもセットになっており、スプーンの先はジェラトーニのパレット型になっています。大きくジェラトーニをデザインしたミニタオルや、4人を描いたトレーなど、おうち時間を使いやすいアイテムがラインナップされます。スマホ画面をジェラトーニが描く!?スマートフォンスタンド 7,800円(C)Disneyスマートフォンスタンドは、フィギュアのように立体的にダッフィー&フレンズを表現しています。どんぐりを持ったダッフィーと虫眼鏡で覗くリーナ・ベル。スマホを置くスタンド部分は、切り株と大きな絵本になっています。シェリーメイは絵本を見ていて、ジェラトーニは筆を持って絵本に描いている様子。スマホを置くと、スマホ画面をジェラトーニが描いているみたい。シェリーメイもスマホを見ているようになります。「ダッフィー&フレンズのオータム・ストーリーブック」のスペシャルグッズは、フォトギャラリーでも詳しくご紹介しています。※価格やデザイン、販売日、販売店舗、販売方法等は予告なく変更になる場合があります。また、品切れや販売終了となる場合があります。
2023年09月25日G-FREAK FACTORY主催フェス“山人音楽祭2023”の2日目が9月24日(日)、群馬・日本トーターグリーンドーム前橋にて開催された。4年ぶりに“聖地”グリーンドームへの帰還、この日のオーディエンスの熱気は朝から最高潮。「おはようございます!Day 2、調子はいかがでしょう!」というNAIKA MCの呼びかけにも、割れんばかりの歓声が広がる。トップバッター・Creepy Nutsへバトンを渡すように「日本で一番盛り上がる瞬間はここで間違いないっしょ!」と鮮やかなラップを決め、熱演の2日目火蓋は切って落とされた。Creepy Nuts11:10〜赤城STAGECreepy Nuts2日目「赤城」の幕開けを飾るCreepy Nuts、「おはよう“山人”!朝にぴったりのナンバー持ってきたぜ!」というR-指定のコールとともに放った『よふかしのうた』でいきなり超満員のピットを激震させていく。破格の高揚感を煽っていくR-指定、鋭利なスクラッチワークで熱気をかき混ぜていくDJ松永。『合法的トビ方ノススメ』がさらに会場を揺さぶり、『堕天』では一面に観客のタオルが渦を巻く。先ほどのNAIKA MCのラップに感謝を伝えつつ、「同業のラッパーが観てるとなると、力が入るわけですよ!」「コロナの前よりも、ライブを楽しむ能力が、お客さんも俺たちも、ギャンギャンに上がってるわけですよ!俺ら、マジでのびしろしかないな!」というR-指定の言葉とともに流れ込んだ『のびしろ』のクラップとシンガロングの一体感。最後の『かつて天才だった俺たちへ』が、不屈の挑戦精神のアンセムとして鳴り渡った。OVER ARM THROW11:50〜榛名STAGEOVER ARM THROW元気いっぱいの観客に迎えられた榛名ステージ2日目のトップバッターは、OVER ARM THROW。「一発目からフルスロットルでいこうぜ!」と『All right all wrong』でピースサインを掲げる幕開けだ。バンドの音に盛り上がり、歌ったり拳を突き上げたりしている観客をメンバーが嬉しそうに見ているのが印象的。たった3人で出しているとは思えないパワフルなサウンドが、フロアからの反応を受けてさらにパワフルになっている。寺本英司(Ds / Cho)いわく、榛名山にある榛名神社はパワースポットであり、同じ榛名の名を持つこのステージもパワースポットなのでは、とのこと。「G-FREAK FACTORYの愛と夢を感じながら、ぶっ飛ばしていきましょう!」と後半に突入すると、それ以降もシンガロングが起きまくり、ハッピーな空気が生まれた。オーディエンスに最高だと伝えるかのように、鈴野洋平(Ba / Cho)が後ろの方にも呼びかけながら拳を掲げるなか、ラストは『Dear my songs』。美しく、爽快なライブだった。竹原ピストル12:20〜赤城STAGE竹原ピストル広い「赤城」の舞台にたったひとり。アコースティックギターとブルースハープ、そして竹原ピストルの魂の歌。1曲目の『オールドルーキー』が鳴り渡った瞬間、その歌声は広大な「赤城」の空間を一気に支配し、『カモメ』から『マスター、ポーグスかけてくれ』、さらに『全て身に覚えのある痛みだろう?』……と曲が進むごとに会場の没入感を高めていく。「“山人音楽祭”にお集まりのみなさん、心と体に気をつけて、元気に過ごされますように、っていう祈りの気持ちを込めて……」と突き上げた『Amazing Grace』の鬼気迫る絶唱。一転して開放的な手拍子&シンガロングとともに響いた『よー、そこの若いの』『みんな〜、やってるか!』。「去年のツアーの高崎公演で『大好きな“山人音楽祭”に出れなかった……』って言ってた呪いが通じたのか(笑)、出さしていただいて嬉しかったです!」と観客を沸かせた後、『Forever Young』の熱い歌声と「ギラギラなやつをまだ持ってる」の切れ味鋭いラップ調の朗読で濃密なステージを締め括った竹原ピストルの姿に、惜しみない拍手が降り注いだ。NUBO13:00〜榛名STAGENUBO“山人音楽祭”の観客はとにかく元気だ。気合十分で榛名ステージにやってきたNUBOの面々を「ちょっと待って、俺が喋る(笑)」と笑わせてしまうほどに。そして『ナイモノバカリ』からライブスタート。tommy(Vo)と一成(Vo)のツインボーカルを筆頭に、熱く訴えかけるようなバンドサウンド。負けじと食らいつくオーディエンス。結果、ものすごい盛り上がりが生まれた。4年ぶりのグリーンドームで生まれたライブハウスさながらの熱気の中、彼らは「あとはFLEEZが群馬県内に帰ってきてくれれば。その可能性を俺らでもっと確実なものにしたい」と語り、観客の声出しがNGだった頃、みんなが必死に返してくれた手拍子に救われたと振り返る。「その時に救ってくれたその手を借りたい」と、観客の手拍子とともに『クラウド』を歌い鳴らすと、『Circle』ではでっかいサークル&シンガロングが発生。さらに、ラストの『colored』では一成が客席へダイブ。激しく楽しくエンディングを迎えた。HEY-SMITH13:30〜赤城STAGEHEY-SMITH超満員のピットの手拍子を受けて、HEY-SMITHの6人が「赤城」に登場。冒頭から『Endless Sorrow』のホーンサウンドが号砲のように響き渡ると、この瞬間を待ちわびたキッズが歓喜に身を任せて熱く跳ね回り、《No more war!》のコールがフェスの高揚感と共鳴し合っていく。「来たぞ“山人”!思いっきり歌ってくれるかい!」という猪狩秀平(Vo / Gt)の呼びかけに応え、晴れやかな歌声が「赤城」に広がった『California』の開放感が、「赤城」をさらなる熱狂祝祭空間へと塗り替えてみせた。去年「HAZIKETEMAZARE FESTIVAL」に出演したG-FREAK FACTORYの熱演に刺激されたと語る猪狩が「人生かけて、やばいライブをしに来ました!」と宣誓した言葉の通り、『Be The One』からDrug Free Japan」、さらに11月発売予定のニューアルバムからパワフルなインストナンバー『Into The Soul』……とノンストップの衝動超特急状態に。『Let It Punk』の力強い疾走感も、『Goodbye To Say Hello』以降の真夏の高気圧のような爽快感も、すべての瞬間が珠玉の名場面と呼びたい激演だった。RED ORCA14:10〜榛名STAGERED ORCARED ORCAは“山人音楽祭”初出演。ロックバンドならではのフィジカルとデジタルな要素を掛け合わせたミクスチャーサウンドが持ち味のバンドで、榛名ステージに出演した前2組とはまた違う音楽性だが、音楽を楽しむ気持ちの人一倍強い“山人音楽祭”のオーディエンスにそんなことは関係ない。『Night hawk』からライブがスタートすれば、早速、彼らのサウンドに刺激された人々が思い思いに踊り始めた。来門(Vo)のフリースタイルラップ含め、インプロビゼーション色の強いアプローチが堪らない。特に『Touchdown the Killer』終盤、「すべてのネガティブを焼き払いに来たぜ。それが俺たちの音楽だ!」と全楽器を激しく掻き鳴らしたシーンは、観客の記憶に深く刻まれたはずだ。サポートベーシストの上田カズアキや同道公祐(Gt)のソロもあった『Octopus』、来門がこのステージに至るまでの道のりを熱く語ったMCを経ての最新曲『Peacock』が終わった頃には、全員が彼らの虜に。「来年、再来年、いつになるか分からないけど、メインステージへ」と野心を覗かせつつ、「でもこの景色も最高。マジで最高だぜ、山人!」と共に楽しんだ観客に感謝を伝えた。10-FEET14:40〜赤城STAGE10-FEET「今日はみんな、ハッピーな気持ちで帰れるか?ついてこいよ!」というTAKUMA(Vo / Gt)のコールから、10-FEETは『back to the sunset』でいきなり“赤城”を熱狂のレッドゾーンへ導いていく。『1sec.』から『ハローフィクサー』へつないで熱いシンガロングを呼び起こしたところで、「G-FREAK FACTORYは友達やけど、『お前らの力が必要や』って……『来年も呼ばなあかんな』って言われるようにせんとな」と“山人”常連ならではの意気込みを語りつつも、「G-FREAK FACTORYは、何があっても友達で居続けてくれそう。」と全幅の信頼を語るTAKUMA。そんなMCに応えるように、『アンテナラスト』イントロに被せるように歌いながらG-FREAK FACTORY・茂木が登場。会場一面に高々と手が上がり、高らかなシンガロングが広がる。『その向こうへ』『RIVER』とアンセムを畳み掛けたところで、今や時代のナンバーとなった『第ゼロ感』で“赤城”沸騰!『ヒトリセカイ』で大団円かと思いきや、「1分だけ余った!」と『CHERRY BLOSSOM』を1コーラスだけ披露。観る者の感情を極限越えにバーストさせる魔法の結晶のようなアクトだった。亜無亜危異15:20〜榛名STAGE亜無亜危異タイムテーブルの折り返し地点を迎え、榛名ステージには亜無亜危異。『第⼆の悪者』、『⾺⿅とハサミは使いYO︕』、『タレントロボット』……と、MCなしで立て続けに曲を演奏するスタイルだ。デビュー40周年のバンドが鳴らす骨太のサウンドは、「パンクロックってこんなに楽しいんだぜ」と語っているかのようで、そのポジティブなエネルギーが観客一人ひとりに伝播していく。『叫んでやるぜ』のラストには客席に降りた仲野茂(Vo)。その勢いで「パンクロックの奴隷だー!」と叫ぶも、次に演奏するのは『団地のオバサン』であり、「間違えた(笑)」とはにかむライブならではの一幕もあった。そして満を持しての『パンクロックの奴隷』では、ステージ上のメンバーだけでなく、観客も腹の底から「パンクロックの奴隷だー!」と声を出し、みんなで一緒に大盛り上がり。ラストの『ノット・サティスファイド』では仲野が再び客席に突入。オーディエンスとともに拳を突き上げる熱いエンディングとなった。ヤバイTシャツ屋さん15:50〜赤城STAGEヤバイTシャツ屋さんサウンドチェックの段階でダンスとジャンプの旋風を巻き起こしていたヤバイTシャツ屋さん。4年ぶりの“山人”の舞台で「久しぶり!」とこやまたくや(Gt / Vo)が絶叫を突き上げると、「喜志駅周辺なんもない」で《喜志駅周辺なんにもない!》のコール&レスポンスに「G-FREAK FACTORYかっこいい!」を織り交ぜ、もりもりもと(Ds / Cho)が「媚び売りすぎやろ!」と突っ込む――と情報量過積載の狂騒空間は『あつまれ!パーティーピーポー』でさらに極限加速。「久しぶり!群馬に帰ってくることができました。G-FREAK FACTORYありがとう!」と感謝の思いを叫ぶこやま。しばたありぼぼ(Ba / Vo)が観客にレクチャーした独自開発の“G-FREAKFACTORYジャンプ”が巨大なウェーブとなって会場を埋め尽くし、『Blooming the Tank-top』から『ちらばれ!サマーピーポー』、『かわE』……と連射する頃には、満員のピットは歓喜のあまり荒波の如く沸き返っている。メロコア×ポップの異次元共犯関係はなおも進化の真っ只中にある、という証明のようなアクトだった。NakamuraEmi16:30〜榛名STAGENakamuraEmiサウンドチェックからサービス精神旺盛。アコギのリフとビートに乗せて古今東西の名曲を歌って観客の心を掴んでいたNakamuraEmiは、伸びやかかつパワフルな歌声を榛名ステージに響かせ、歌声一つで場の空気を変えるシンガーとしても、自身の身から出る言葉を放つリリシストとしても、音楽ファンの心の扉を軽やかに開けるエンターテイナーとしてもベストなパフォーマンスを1曲目の『BEST』から繰り広げた。観客の熱いリアクションに、Nakamuraは「みなさん音楽ラバーなのでめちゃくちゃ伝わってきます。温かく迎えてくれてありがとうございます」と笑顔。MCでは、中止になった2020年に出演予定だったことに触れつつ、3年越しに出演が叶った喜びを語り、「いっぱいパワーをもらってかえりたいと思います」と意気込む。そうして臨んだライブ後半では、静と動を行き来する歌が聴く人の心に迫る『スケボーマン』や、豊かな楽曲展開が楽しい最新曲『究極の休⽇』などを披露。ラストは客席にもマイクを向けながら『YAMABIKO』で締め括った。SUPER BEAVER17:00〜赤城STAGESUPER BEAVER刻一刻と終幕が近づく中、“赤城”には“山人音楽祭”初出演・SUPER BEAVERが登場。《ロックスターは死んだまだ僕は生きてる》と『27』のフレーズを突き上げる渋谷龍太(Vo)の歌声が、観る者すべての魂を覚醒させるように力強く響き、会場一丸の歌声を呼び起こしていく。「俺たち19年目なんですけど、他のフェスとこのフェスの違いを考えたら、先輩が多い!(笑)。19年目の新人として、このステージに立たせていただいてます!」という渋谷の所信表明から流れ込んだ『アイラヴユー』で巻き起こした《愛してる》の大合唱は、SUPER BEAVERと“山人”との信頼関係を克明に物語っている。「グラデーション」の激走感も、名バラード『儚くない』の訴求力も、最前線でロックを牽引するバンドの輝きと迫力に満ちていた。「4人では成り立たない音楽をやっててよかったなって今日も思ってます。あなたがその場所にいてくれるから、俺たちがワクワクしながら一緒に音楽できてるわけで。バンドマン冥利に尽きるなと、“山人音楽祭”のステージに立って、つくづく思ってます!」……渋谷の確信に満ちた言葉とともに、ラスト2曲『東京流星群』『さよなら絶望』が“赤城”一面の壮大な絶唱とともに鳴り渡った。Age Factory17:40〜榛名STAGEAge Factory榛名ステージトリ前のAge Factoryは、『GOLD』からスタート。バンドが鳴らす轟音にフロアから拳がたくさん上がるなか、清水英介(Vo / Gt)が「行け!」と促すと、観客がオーオーオーとシンガロングした。出会ったばかりでも一瞬で通じ合えるのが音楽の素晴らしいところ。これぞ美しきロックバンドとそのファンというべき光景が開始数十秒で広がる感動的な展開だ。Age Factoryが“山人音楽祭”に出演するのは4年ぶりで、コロナの影響もあり群馬にはなかなか来られなかったそう。募っていた想いを爆発させるようなフロアの盛り上がりようを受けて、清水は観客に「待っててくれた感じします。ありがとう」とまっすぐ伝えていた。曲数を重ねるほどにバンドサウンドの迫力はますます増し、観客もますます熱狂していくなか、『TONBO』では客席から上がった力強い歌声に応じるように、清水が半ば叫びに近いボーカルを重ねていく。「俺らといるこの時間はマジで自由なんで」「もっと遠くまで行きたいか?」とロマンと渇望感とともに全7曲駆け抜けた。BRAHMAN18:10〜赤城STAGEBRAHMAN「“山人”、おかえり!」……“山人音楽祭”のグリーンドーム復帰を祝うBRAHMAN・TOSHI-LOW(Vo)の言葉で大歓声に包まれる“赤城”を、『THE ONLY WAY』から『THE VOID』、さらに『BASIS』で熱狂の地平へ塗り替えていくBRAHMAN。『賽の河原』から『SEE OFF』と紅蓮の絶唱と爆演の熱量をなおも高め、一瞬一瞬で全精力を振り絞るような『鼎の問』でのTOSHI-LOWの姿がピット一面に拳を突き上げさせる。『ANSWER FOR...』ではG-FREAK FACTORY・茂木がTOSHI-LOWからバトンをつなぎ、さらに盟友2人で渾身の歌を突き上げる。「1974年11月9日、B型として、北関東に生まれた兄弟!」とTOSHI-LOWを讃えて舞台を去る茂木。「“山人”に思ってることがあるんだけどさ……どっちかっつったら、山奥でライブやるのあいつらなんじゃねえかなって。“山人”、野外で観たくね?ビビってんだよな、あいつら。雨バンドだからな」と“New Acoustic Camp”を引き合いに出して会場を沸かせるTOSHI-LOW。「たかが人生100年の間、つなぐのは何だ?……仲間だ。出会いなんだ」。TOSHI-LOWの言葉に続いて最後に届けられたのは『満月の夕』。OAU・MARTIN(Violin)の艶やかな音色が、至高の名演の終わりを美しく彩っていた。locofrank18:50〜榛名STAGElocofrank榛名ステージのトリはlocofrank。1曲目はキラーチューン『reason』で、そこから5曲連続。これはお祭り騒ぎだ。フロアを煽るしぐさをしている木下正行(Ba / Vo)の遠くまでよく抜ける歌声、地響きのようなベース、森勇介(Gt / Cho)が掻きむしるように鳴らすギター、横川慎太郎(Ds)が叩くスネアやシンバルの切れ味、キックの力強さ。漲る気合いが音楽になっている。もちろんフロアは飛んだり跳ねたりの大盛り上がり。2日間にわたったフェスも終盤、観客の中に声が枯れている人もいるのが微笑ましい。前日のG-FREAK FACTORYのライブ中「locofrankがいないけど雨が降った」というMCがあったからか、木下は「これではっきりしたね。俺らのおらんかった昨日は雨。俺らの来た今日はピーカン。ざまあ(笑)」と笑う。また、マイナス×マイナス=プラスと同じ原理で、雨バンド2組が揃うと晴れるのでは、と持論を展開。「だから来年2日間出たいと思います!」と意気込み、観客に「SNSで“#loco2日間”で呟きまくれ!」と伝えた。そして「やり残すなよ、笑い残すなよ!」と全8曲遊びきって終了。爽快な余韻とともに、G-FREAK FACTORYのいる赤城ステージまでダッシュだ!G-FREAK FACTORY19:20〜赤城STAGEG-FREAK FACTORY2日間にわたって熱演の繰り広げられた“山人音楽祭2023”もいよいよフィナーレの時が訪れた。大トリのG-FREAK FACTORY、インストセッションに続いて「群馬、G-FREAK FACTORY、始めます!」の茂木洋晃(Vo)のコールから、『Unscramble』でいきなり衝動限界炸裂。『REAL SIGN』のソリッドなアンサンブルと茂木の熱唱が、“赤城”の広大な空間にオーディエンスの轟々たる歌声を巻き起こしていく。しかし、「ライブハウス・グリーンドームへようこそ!」と叫ぶ茂木の姿に滲むのは主催者の余裕ではなく、今この瞬間を燃やして前へ進む冒険者の闘志だった。「いつか、屋根が取れた野外で“山人音楽祭”ってTOSHI-LOWが言ってたけど……それもいいな!」と先ほどのBRAHMAN・TOSHI-LOWのMCに応えた茂木が、さらに続ける。「このフェスが来年ある保証はないです。作っては消して、作りかけては消して、いろんなものに邪魔されて……もしかしたら、メンバーの誰かがここにいないかもしれない。だから奇跡だって言ってんだ!ここにあるうちに、お前らも奇跡を作ってください!」……そんな言葉とともに放たれた『RED EYE BLUES』が、ひときわ強烈な切迫感をもって響いた。「気づいたら親戚みたいになってる仲間を紹介していいか?」という茂木の言葉とともに、OAUのMARTIN(Violin)&KAKUEI(Perc)を招き入れて「ダディ・ダーリン」へ。スマホライトがキャンドルの如く会場を彩ると、そこへ10-FEET・TAKUMAが加わり、さらにTOSHI-LOWが登場!平和への祈りを紡いだ盟友たちが、次の瞬間にはメロディを「どうぞどうぞ」と譲り合う。笑いも感動も凝縮された名場面だった。「来年以降、もっと面白いことができそうです!これからも“山人音楽祭”をよろしくお願いします!」と感謝の想いと「その先」への意志を語った茂木。『Fire』の切実な言葉が、G-FREAK FACTORYの闘いの足跡を照らし出すように強く、熱く響いた。鳴り止まない手拍子に応えて、アンコールではHEY-SMITH・イイカワケン(Tp)を迎えて『日はまだ高く』を披露。フェス司会・NAIKA MCも登場して即興ラップを披露したり、NUBO・一成にもラップを無茶振りしたり、気づけばステージ上もお祭り状態。「2023年、“山人音楽祭”大成功!」の絶叫が、最高の福音のように響き渡った。Text:高橋智樹(赤城)、蜂須賀ちなみ(榛名)Photo:青木カズロー(赤城)、半田安政(榛名)<イベント情報>「山人音楽祭2023」9月24日(日) 日本トーターグリーンドーム前橋【セットリスト】<赤城>■竹原ピストル01. オールドルーキー02. カモメ03. マスター、ポーグスかけてくれ04. 全て身に覚えのある痛みだろう?05. あ。っという間はあるさ06. Amazing Grace07. よー、そこの若いの08. みんな〜、やってるか!09. Forever Young10. ギラギラなやつをまだ持ってる(朗読)■HEY-SMITH01. Endless Sorrow02. Living In My Skin03. California04. Fellowship Anthem05. Be The One06. Drug Free Japan07. Over08. Into The Soul09. We Sing Our Song10. Let It Punk11. Goodbye To Say Hello12. Summer Breeze13. I’m In Dream■10-FEET01. back to the sunset02. 1sec.03. ハローフィクサー04. アンテナラスト05. その向こうへ06. RIVER07. 第ゼロ感08. ヒトリセカイ09. CHERRY BLOSSOM■ヤバイTシャツ屋さん01. 喜志駅周辺なんもない02. あつまれ!パーティーピーポー03. 無線LANばり便利04. NO MONEY DANCE05. Blooming the Tank-top06. ちらばれ!サマーピーポー07. かわE08. Tank-top Festival 201909. ハッピーウェディング前ソング10. ヤバみ11. Universal Serial Bus■SUPER BEAVER01. 2702. ひたむき03. アイラヴユー04. グラデーション05. 儚くない06. 東京流星群07. さよなら絶望■BRAHMAN01. THE ONLY WAY02. THE VOID03. BASIS04. 賽の河原05. SEE OFF06. BEYOND THE MOUNTAIN07. Slow Dance08. ⿍の問09. 今夜10. ANSWER FOR...11. 満⽉の⼣■G-FREAK FACTORY01. jam02. Unscramble03. REAL SIGN04. らしくあれと05. RED EYE BLUES06. Too oLD To KNoW07. ダディ・ダーリン08. FireEN. ⽇はまだ⾼く<榛名>■OVER ARM THROW01. All right all wrong02. Stardust03. Spiral04. Dreaming of you05. closing06. S.O.G07. ZINNIA08. Dear my songs■NUBO01. ナイモノバカリ02. 咲く花03. インソムニア04. Such one05. クラウド06. Circle07. colored■RED ORCA01. Night hawk02. ORCA FORCE03. Touchdown the Killer04. Octopus05. Peacock06. beyond the wind■亜無亜危異01. 第⼆の悪者02. ⾺⿅とハサミは使いYO︕03. タレントロボット04. ヒーロー05. 戦争⼩唄06. 叫んでやるぜ07. 団地のオバサン08. パンクロックの奴隷09. ノット・サティスファイド■NakamuraEmi01. BEST02. Rebirth03. ⾬のように泣いてやれ04. スケボーマン05. 究極の休⽇06. YAMABIKO■Age Factory01. GOLD02. 199403. Dance all night my friends04. 向⽇葵05. TONBO06. See you in my dream07. ロードショー■locofrank01. reason02. Returning03. voyage04. Itʼs OVER05. Share06. Hate to lose07. See you08. START<関連リンク>山人音楽祭2023 公式サイト Nuts 公式サイト ARM THROW 公式サイト竹原ピストル 公式サイト 公式サイト 公式サイト ORCA 公式サイト 公式サイト亜無亜危異 公式サイトヤバイTシャツ屋さん 公式サイト 公式サイト BEAVER 公式サイト Factory 公式サイト 公式サイト 公式サイト FACTORY 公式サイト
2023年09月24日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 山本益博のおススメ】先日、五街道雲助師匠が「人間国宝」に認定された。同世代で、芸歴、品格など雲助師匠にひけをとらない落語家といえば、柳家さん喬師匠と柳家権太楼師匠である。人情噺なら、さん喬の『柳田格之進』、権太楼の『唐茄子屋政談』は他の追随を許さない、両師匠の十八番である。私は両師匠の忘れ難い名高座をいくつも聴いてきて、いまや往年の、三遊亭圓生、柳家小さん、金原亭馬生などの「名人」に少しもひけをとらないと思っている。人情噺のような長講ばかりか、さん喬の『短命』、権太楼の『代書屋』など長屋噺、爆笑落語も忘れてはならない得意ネタである。ご両人、普段は別に仲良しと言うわけではないと、お互いが言う。だが、「二人会」ともなると、互いに静かな火花を散らしながら、相手への敬意を忘れずに、高座を全うする姿が清々しい。今、聴くべき落語家はいっぱいいるが、飛ぶ鳥を落とす勢いのある若手、中堅の落語家もいいが、さん喬、権太楼両師匠の高座こそ、機会があるときは、聞き逃してはならない落語家だと思う。<公演情報>第八十一回 大手町落語会スペシャル「柳家さん喬・柳家権太楼 二人会」10月7日(土) 東京・日経ホール開場 12:20 / 開演 13:00※PIA LIVE STREAMにて配信あり■出演柳家さん喬『うどん屋』ほか一席柳家権太楼『鰍沢』ほか一席■チケット料金観覧:4,500円(税込・全席指定)配信:1,500円(税込)※アーカイブ配信:公演終了後~10月21日(土) 13:00チケットはこちら:配信はこちら:
2023年09月24日日本を代表するファミリーレストランといえば、デニーズ。旬の素材を使用したハンバーグやステーキ、ライスプレート、パスタのほか、サラダや和膳、ランチメニュー、デザートまで幅広いメニューが人気です。季節ごとに登場する新しいメニューも魅力的ですが、いつも注文できる定番のメニューも大きな人気を集めています。今回は、2023年3月~6月に販売されたグランドメニューのうち、人気のメニューを10位から1位まで、デニーズにうかがいました。知っているメニューはどれくらいあるでしょうか?早速チェックしていきましょう!デニーズのグランドメニュー人気ランキングTOP10第10位「和風ハンバーグ」「和風ハンバーグ」790円(税込)10位にランクインしたのは、王道のハンバーグ。このメニューが登場したのは1977年のこと。デニーズを代表する人気メニューです。時代に合わせて改良を重ねられてきたソースは醤油ベースに長ねぎやしょうが、ごまの風味を加えた風味豊かなオリジナル。口コミでは「ハンバーグにたっぷりのったネギが美味しい」「家庭では出せない味」と評判です。第9位「ベーコンとなすのトマトスパゲッティ」「ベーコンとなすのトマトスパゲッティ」890円(税込)パスタを注文するなら、トマト系と決めている人も多いはず。やはり愛されるのが、このシンプルなトマトスパゲッティです。バジルがアクセントにきいており、オリーブオイルとチーズのパルミジャーノレッジャーノとの相性が食欲をそそります。揚げたなすも美味しさを引き立ててくれています。第8位「胡麻香る四川風担々麺」「胡麻香る四川風担々麺」990円(税込)8位は中華料理がランクイン!胡麻の風味がきわだつ四川風担々麺です。担々麺といえば肉味噌。豚肉にたけのこ、しいたけ、そして甜麺醤や味噌とあわせ、ラー油や花椒油で仕上げてあります。ピリッと辛く本格的な味わいが特徴です。スープは、鶏ガラスープに野菜や魚介のエキスを加えた醤油味のベースに、練り胡麻などを加えられている深みのあるお味。第7位「た~っぷりたらこのスパゲッティ~北海道バター使用」「た~っぷりたらこのスパゲッティ~北海道バター使用」890円(税込)たらこスパゲッティは、パスタメニューの中でも美味しく親しみやすい味で、大人気。デニーズのこのメニューは、その名称の通り、ソースやトッピングにたっぷりとたらこが使われています。ニクいのは、ソースの隠し味に北海道産のバターを加えてあること。たらこの美味しさが引き立たないわけがありません!麺と絡みやすいので最後まで美味しく食べられるのもポイントです。チーズが活躍するメニューが登場第6位「4種チーズのカルボナーラ」「4種チーズのカルボナーラ」990円(税込)カルボナーラは、パスタメニューの中でも人気のメニュー!デニーズでは6位にランクインするほど人気の様子。チーズは、パルミジャーノレッジャーノ、ペコリーノロマーノ、グラナパダーノ、ゴーダの4種をブレンド。このチーズと旨みたっぷりのベーコンとまろやかな卵黄が織りなすハーモニーはたまりません!特にチーズの濃厚さはほかには類を見ないほど、という声も。これほどのメニューが手軽に注文できるのは嬉しいですね。第5位「3種チーズの海老ドリア」「3種チーズの海老ドリア」990円(税込)ファミレスに行ったら、決まってドリアを注文するという人は多いのでは?デニーズでもドリアは人気メニューのようです。「3種のチーズと海老を使ったドリア」のホワイトソースは、牛乳や生クリームをたっぷりと使い、まろやかさとコクが感じられます。海老にもこだわりあり。オマール海老の風味と旨み、少量のエビオイルをプラスして海老の風味が凝縮されているので、海老の味わいをたっぷり楽しめます。トッピングは、海老とブロッコリー。この美味しさは、ほかにはない味わいを生み出していると評判です。第4位「アメリカンクラブハウスサンド」「アメリカンクラブハウスサンド」1,040円(税込)4位は、デニーズで長年人気というサンドイッチです。3段重ねでボリューム満点の一品。使われている食パンは湯種製法によって口どけよく作られています。それを軽くトーストしたものにベーコンや卵、ローストチキン、トマト、グリーンカールをサンド。ボリューム感があって食べごたえがあるところが大評判。具材の種類もたくさんで楽しめます。ランキング上位は納得の人気メニュー第3位「ハンバーグカレードリア」「ハンバーグカレードリア」990円(税込)いよいよ3位の発表です!2007年11月の登場以来、デニーズの大人気メニューというこのドリアは、みんなが大好きなハンバーグとカレーを合わせた一品。ハンバーグとカレーソース、ハンバーグの上にとろ〜りとろけるチーズのコンビネーションは人々をうならせています。カレーソースはちょっと辛めなのも、美味しく楽しめる秘密のようです。第2位「チキンジャンバラヤ」「チキンジャンバラヤ」990円(税込)2位は「チキンジャンバラヤ」がランクイン。こちらは一度販売を終了した後、復活を求める声が多数上がって復活したくらい人気のメニュー。2022年に復活してからも大人気です。ジャンバラヤとは、炒めた具材に米や調味料、スパイスを加えて炊き上げる辛味の効いたスパイシーな料理です。デニーズのチキンジャンバラヤは、タイムやオレガノ、クミン、赤唐辛子など、数種類のスパイスを効かせてある本格的な味が特徴。さらにピリ辛のチキンが美味しさを引き立ててくれています。この本格的な味わいは、デニーズでしか味わえません。第1位「BEEFハンバーグステーキ(約200g)~選べるソース」「BEEFハンバーグステーキ(約200g)~選べるソース」1,340円(税込)さあ、いよいよ1位の発表です!「BEEFハンバーグステーキ」がランクインしました。このハンバーグステーキは、プロもうなるほどの一品で、肉の旨味がたっぷりつまっており、肉肉しさ抜群。長方形にすることでより旨みと食感を感じられるようにしているそうなんです。もちろん、ハンバーグならではのふっくら感やジューシー感もあって、もはや「優勝!」と叫びたくなるレベル。ソースは「おろしソース」「ガーリックソース」「オリエンタルソース」「デミグラスソース」「梅香る和風ソース」から選べるので、味変も楽しめます。納得の1位でしたね!デニーズのグランドメニュー人気ランキング、いかがでしたか?「えっ!?そんなメニューあったの?」と新しいメニューに出会ったなら、次はぜひ注文してみてくださいね。文=今村梓取材協力=デニーズ
2023年09月24日エンターテインメントサイト「uP!!!」 にて、10月15日(日) に開催される『仮面ライダーギーツ ファイナルステージ』東京スペシャル公演(3公演)が生配信されることが決定した。本公演は特撮ドラマ『仮面ライダーギーツ』のフィナーレイベント。TVシリーズで描かれることの無かったストーリーを大迫力のヒーローショーで繰り広げる「ファイナルステージ」に加え、キャスト陣によるマル秘トークとキャラクターソングライブを展開する「ファイナルデザイアトーク&ライブ」の2部構成となっている。視聴チケットは、本日9月24日より販売がスタート。<配信情報>『仮面ライダーギーツ ファイナルステージ』生配信配信日時:10月15日(日) 1回目 10:00~/2回目 13:30~/3回目 17:00~アーカイブ配信:各公演 ライブ配信終了後準備整い次第開始~10月22日(日) 23:59【キャスト】簡秀吉 <浮世英寿/仮面ライダーギーツ役>佐藤瑠雅 <桜井景和/仮面ライダータイクーン役>星乃夢奈 <鞍馬祢音/仮面ライダーナーゴ役>杢代和人 <吾妻道長/仮面ライダーバッファ役>青島心 <ツムリ役>ほか、豪華ゲストも出演予定【チケット料金】■通常視聴チケット<1公演視聴券>一般:3,800円(税込)スマプレ会員:3,300円(税込)※別途システム手数料200円(税込/1公演分)が必要です。■3公演セット視聴チケット一般:11,400円(税込)スマプレ会員:9,900円(税込)※別途システム手数料200円(税込/3公演分)が必要です。販売期間:9月24日(日) 9:30~10月22日(日) 21:00詳細はこちら:
2023年09月24日G-FREAK FACTORY主催のフェス“山人音楽祭2023”が、9月23日、群馬・日本トーターグリーンドーム前橋で初日が開催された。“山人音楽祭”は、G-FREAK FACTORYが地元の群馬で開催しているフェス。2020年には新型コロナウイルスによる感染症拡大の影響で開催を断念。2021年と2022年は高崎芸術劇場に会場を移し、例年とは異なる形式で開催したが、今年は “聖地”グリーンドームでの開催が4年ぶりに実現した。毎年開幕宣言を行っているラッパーのNAIKA MCが、熱い想いをラップに乗せ、「調子はどうだ!」と投げかけると、客席から熱い歓声が。この瞬間を待ち望んでいたのは、G-FREAK FACTORYや出演アーティストだけではない。群馬のロックファンも同じ想いだろう。この記事では、9月23日に行われた15組のライブをレポートする。FOMARE11:10〜赤城STAGEFOMARE今年のトップバッターは、群馬出身のFOMARE。学生時代からこのフェスに遊びに来ていたほか、もちろん出演経験もある“山人音楽祭”とゆかりの深いバンドで、メインステージの赤城ステージに出演するのは今年が初。「念願のステージに立ってます。どうですか?カッコいい?」「赤城、やっぱデカいっすね!」と笑いつつ、誇りを胸に、気持ちよさそうに音楽を鳴らしては、みずみずしく力強いバンドサウンドで観客を熱狂させる3人だ。なお、“山人音楽祭”で群馬のバンドがトップバッターを務めるのはこれが初めてのこと。G-FREAK FACTORYから託された想いを確かに背負いながら、「群馬のフェスを、こんなに素敵なシーンなんだってことを若い世代に伝えていけたらと思います」と歌い鳴らした渾身の『夕暮れ』は、バンドの演奏も、赤城山を模したステージが深紅に染まる様も美しく、“山人音楽祭”ならではの名場面が早くも生まれたのだった。KUZIRA11:50〜榛名STAGEKUZIRA開演早々『Snatch Away』のシンガロングとクラップで、超満員の「榛名」をクライマックス級の歓喜の渦へ叩き込んだ岐阜発の3ピース・KUZIRA。むせ返るような熱気に包まれたフロアを、「そんなもんじゃないでしょ!全員かかってこい!」という末武竜之介(Vo / Gt)のコールをきっかけに『In The Deep』のさらなる熱狂で満たしていく。3ピースのメロディック・パンクというオーソドックスなスタイルを、無垢なエモーションとタフなビート感、そして目映いほどのハイトーンボイスで無限加速させていく――というKUZIRAの真価が、最高の舞台で咲き乱れていた。「G-FREAKが群馬を背負ってるように、僕らも岐阜を背負っていきたいと思います!」という末武のリスペクト精神あふれる宣誓とともに放った『Pacific』の激走感と『Spin』の多幸感が、「榛名」の空間を灼熱のメロコア祝祭空間に塗り替えてみせた。SHANK12:20〜赤城STAGESHANK赤城ステージ2番目のSHANKは、「長崎、SHANK、始めます!」と言うよりも先に挨拶代わりのショートチューン『Surface』をぶちかますオープニング。切れ味抜群のバンドサウンドと変幻自在のビートに突き動かされて、観客は思い思いに体を動かしている。G-FREAK FACTORYの『いつの日か』をワンフレーズ歌ったあと、自身の楽曲『Set the fire』に入る粋なアレンジもありつつ、特に『Hope』ではアリーナがぐちゃぐちゃになるほどの大盛り上がりだ。庵原将平(Vo / Ba)は「今日はみんなテンション高いですね。Crossfaith(のライブ)みたいになってたよ」と仲間の名前を出しながら観客を称えた。「愛するG-FREAK FACTORYの大事な日にステージに立てて嬉しいです。ありがとうございます!時間ないんでいっぱい曲やって帰ります」と、できる限り多くの楽曲を披露したSHANK。最後の曲『Submarine』を2回やるなど、時間いっぱい、燃え残り一切なしといった感じで演りきった。SHERBETS13:00〜榛名STAGESHERBETS初日の「榛名」に登場したSHERBETSは、冒頭から『HIGH SCHOOL』の鋭利なコードリフでロックンロールの凄味とダイナミズムを体現してみせる。「ハロー、エンジェルス!」という浅井健一(Vo / Gt)の言葉を挟んで、『カミソリソング』のスリリングなグルーヴ感でオーディエンスを芯から揺らし、昨年リリースされた25周年記念アルバムから『知らない道』のメランコリックな白昼夢感で、聴く者を刻一刻と高揚の絶景へと誘っていった。福士久美子(Key / Cho)の鍵盤さばきがミステリアスな背徳感を放つ『Crashed Sedan Drive』。「群馬、熱いね!群馬最高!」、「朝まで騒ぐぞ!」という浅井の煽りから流れ込んだ『JJD』=「ジョーンジェットの犬」の、仲田憲市(Ba)&外村公敏(Ds)のビートのワイルドな加速感。ラストの『わらのバッグ』で「榛名」を真っ白に染め上げた、浅井の目映いロマンチシズム……。SHERBETSの唯一無二の魅力を高純度結晶させたような、至上のアクトだった。ハルカミライ13:30〜赤城STAGEハルカミライ赤城ステージでは、ハルカミライの爆裂ロックンロール&エンターテインメントショーがスタート。ステージ、観客、あるいはドラムセットの上(!)をメンバーの誰かしらが転がるなどハチャメチャなシーンもありつつ、4人の放つ圧倒的なエネルギー、サウンドに感化されて観客も熱狂した。前月に地元の山口でG-FREAK FACTORYと対バンした際、田舎バイブスで盛り上がった果てに「山口は群馬と似て何もねえな」と言われたと明かした橋本学(Vo)は、愛を持って「今日は俺から言わせてもらいます。群馬、山口と似て何もねえな!」と返し、「こういうところで生まれる奇跡、溢れるパワーはめちゃくちゃスゲーって信じてるんで」と付け加える。直後の『世界を終わらせて』では、G-FREAK FACTORY『ダディ・ダーリン』の一節を歌う貴重な一幕が。また、観客も肩を組んだり輪を作ったりしながら笑顔で飛び跳ね、美しい光景が広がった。橋本の「こういうライブが一番美しいよ!」という叫びは、みんなの心の声そのものだった。Rickie-G14:10〜榛名STAGERickie-Gグリーンドームにグッドミュージックを響かせた「榛名」3組目のアクトはRickie-G。ガットギターをかき鳴らして『Life Is Wonderful』をしっとりと歌い始めたところから一転、真夏の海風のような大らかなアクションでフロアを心地好く煽りながらブルースハープを響かせ、一面のシンガロングを呼び起こしてみせる。そんなドラマチックなまでの展開を「ああ、楽し!」と心から謳歌してみせる姿が、会場の多幸感をよりいっそう濃密に高めていく。『Stoned Apes Chanting』で軽やかなクラップの輪を描き出し、『日出づるFunk』の極太ビートとともにオーディエンスを力強く揺らしていく。「G-FREAK FACTORYに、本当に大きな感謝です。ロックじゃない音楽を奏でてるんですけど、心はひとつです!」と“山人音楽祭”に最大限のリスペクトを捧げ、平和への願いをこめて『90’s Honch』を高らかに歌い上げたRickie-Gに、惜しみない拍手が鳴り渡った。HAWAIIAN614:40〜赤城STAGEHAWAIIAN6赤城ステージ前半ラストは、HAWAIIAN6。超パワフルなバンドサウンドと泣きのメロディに呼ばれて、集まった観客はそれぞれに感情を爆発させた。メンバーの3人が“おかえりなさい”と伝えたかったのは、4年ぶりにグリーンドームに帰ってきたこのフェスに対してだけではない。MCではHATANO(Ds)が、ライブをやることやライブに行くことが悪いことのようにされていた2020年の空気を振り返り、「そんなの関係ねえからって俺らみたいなバンドがライブやってる時、お前らがライブハウスに来てくれたから潰れずに済んだライブハウス、やめなくて済んだバンドがたくさんいた。ありがとな」と観客に伝えたのだった。そして「今日ここで笑って過ごそうぜ!」と、最新曲『Rusted』をはじめとした様々な楽曲が次々と届けられ、歓喜と祝福の光景が広がっていく。「忘れるな。これが俺たちの誇ってるライブハウスだ。今日もライブハウスにしてくれてありがとう!」。その音楽と言葉はみんなの胸に深く刻まれた。フラワーカンパニーズ15:20〜榛名STAGEフラワーカンパニーズ早くも折り返し点に差し掛かった“山人音楽祭2023”初日の「榛名」を、不屈のロックンロール空間に塗り替えたフラワーカンパニーズ。「行ってきまーす」の快活なメロディも『人は人』の熱狂感もパワフルに歌い上げた鈴木圭介(Vo)、「どうもありがとう“山人音楽祭”!群馬に来るということで、やよいひめ(群馬特産のイチゴ)色のカーディガン羽織ってきました!」と今日の服装の種明かしをしてフロアを沸かせてみせる(さすがに暑かったのかすぐTシャツ姿に)。最新シングル曲「気持ちいい顔でお願いします」でフロアを揺さぶった後、名曲『深夜高速』のイントロが鳴り渡ると、「榛名」のそこかしこから感激の声が上がる。曲中でG-FREAK FACTORY・茂木が登場すると、ひときわ力強いシンガロングが一面に広がった。ラストは再び舞台に現れた茂木も巻き込んだ『真冬の盆踊り』で「ヨッサホイ、ヨッサホイ、茂木もホイ!」と圧巻のダンス狂騒天国へ!四星球15:50〜赤城STAGE四星球G-FREAK FACTORYとコラボしたい、とはいえ主催者だから忙しい、とHG-FREAK FACTORYとして某芸人のコスプレをし、「山人音楽祭、フォー!」と登場した四星球。まさやん(Gt)作の手の込んだ段ボール製群馬アイテムを早速お披露目しては、謎のヒーローちょんまげマンに扮したり、下仁田ネギ(大) を振り回したり、生まれたての馬(G-FREAK FACTORY「日はまだ高く」でみんなが飛び跳ねているのを見ても立ち上がらない強者)に扮したりしながら観客を笑顔にさせた。文章にしても何が何だか分からないだろうが、これが四星球のスタイル。MCでは、北島康雄(シンガー)が“山人音楽祭”に誘われて嬉しかった日を振り返りながら、G-FREAK FACTORYへの感謝とともに「ロックフェスにコミックバンドはいなくてもいいんですよ。それでもコミックバンドが呼んでもらったこと、こんなやつもいていいんじゃないかってこと、つまりはあなたもそのままでいいってこと!」と熱く語り、「山人音楽祭、テッペン獲りに来ました!」と宣言した。いつの間にか隊列にG-FREAK FACTORY茂木も加わっていた『Mr.Cosmo』を経て、ラストは「高崎FLEEZ、早く復活してください!」という願いを『薬草』に込めた。LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS16:30〜榛名STAGELOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS「Are you ready?行きますよ?あ・ば・れ・ろー!」……LOW IQ 01(Vo / Ba)のコールとともに、LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERSの3人一丸の『Delusions of Grandeur』へ突入した瞬間、「榛名」満場のキッズの衝動は一気に歓喜のレッドゾーンへ振り切れる。疾走感あふれる『STARTING OVER』に続けて、SUPER STUPIDの名曲『WHAT’S BORDERLESS』を披露すると、場内は割れんばかりの大歓声と歌声に包まれる。この日ギターを弾いていた渡邉忍が「ヤマビー!」、LOW IQ 01が「マウンテン・マン!ミュージックフェス!」と“山人音楽祭”のオーディエンスを煽ると、『Hangover Weekend』でさらに大きなダンスの輪を生み出してみせる。『SNOWMAN』も『SO EASY』も、熱い歌声がフロアに弾けた『MAKIN’ MAGIC』も、すべてが不滅のパンク精神と粋な包容力に満ちていた。マキシマム ザ ホルモン17:00〜赤城STAGEマキシマム ザ ホルモンライブ開始とともに満場の手拍子を巻き起こし、熱烈に歓迎されていたマキシマム ザ ホルモンは、なんと6年ぶりの“山人音楽祭”出演。オープニングは『恋のアメリカ』そして『恋のメガラバ』という『恋の~』シリーズ2連投でフロアは早速盛り上がった。MCでは、ナヲ(ドラムと女声と姉)がG-FREAK FACTORYと出会った20年前を回顧しつつ、「Gの主催するこんな大きなところで、20周年経っても一緒にやれるってあの頃は想像してなかった。こんな最高なことってありますか?」と噛みしめる一幕も。しかし、ここにあるのはノスタルジーではない。『What’s up,people?!』の強烈な音像が、ホルモンが現在進行形で進化し続けているバンドであることを証明していた。また、オーディエンスも負けちゃいない。曲中「山人、聴こえるか!? 聴こえたら応えろ!」と声を張っていたダイスケはん(キャーキャーうるさい方)は観客を「群馬県民どれだけいる?さすがやな」と観客を称え、「お前らの愛してやまないG-FREAK FACTORYにまず拍手!」と彼らの愛するロックバンドのことも称えた。ラストは、ステージ袖にいたG-FREAK FACTORYの原田を呼び込み、麺カタこってりポーズを一緒にやってから『恋のスペルマ』で大団円。バックドロップシンデレラ17:40〜榛名STAGEバックドロップシンデレラサウンドチェックの段階からオーディエンスをジャンプとダンスの渦に巻き込んでいたバックドロップシンデレラ。開演早々『バズらせない天才』では、沸き返るオーディエンスの頭上ででんでけあゆみ(Vo)が華麗なクラウドサーフを決めたかと思うと、鉄柵に仁王立ちするあゆみのアクションに合わせて誰もが熱く踊り回る。「フェスだして」の後で「『山人音楽祭』、出れた!」とガッツポーズで喜びを露わにするのは豊島“ペリー来航”渉(Gt / Vo)。「今日イチの歌声、聴きたいんですけど!」のコールをきっかけに、満員の「榛名」に響く《フェスフェスフェスフェスだせ》の大合唱!1秒また1秒とさらなる狂騒へと昇り詰めようとする4人の音楽的な野性、それに真っ向勝負で応える観客の熱量……ロックとフェスの異次元進化形とも言うべきアグレッシブな高揚感が、ここには確かにあった。あゆみがステージ頭上の鉄骨によじ登っての懸垂(!)の後、ラストは『さらば青春のパンク』で完全燃焼!ROTTENGRAFFTY18:10〜赤城STAGEROTTENGRAFFTY「帰ってきたぜ、この場所に!毎度血が騒ぐ!」――赤城ステージもあと2組というタイミングで、京都よりROTTENGRAFFTYが参上。ROTTENGRAFFTYはG-FREAK FACTORYは20年の付き合いで、順風満帆とは言えない時期も含め、相手の活動を近くで見てきた。今ではそれぞれ地元にフェスを作り、互いに呼び合う仲。だからこそ、ここでROTTENGRAFFTYが最高のライブをしないわけがない。N∀OKI(Vo)の魂の叫びからの『金色グラフティー」というオープニングからフルスロットルで、その凄まじい熱量から2組の関係の深さが伝わってきた。メンバーが魂を燃やしながら鳴らすミクスチャーサウンドはとにかく刺激的で、「全員こっちに飛んでこい!」「ぶっ飛びやがれ!輝いてくれ!」なんて言われたら観客も大人しくしているわけがない。NOBUYA(Vo)が「俺らの同期のG-FREAK FACTORYが育てたロックフェス、こんなもんなんですか?俺ら京都のバンドなんだけどさ、京都はもっと輝いてますよ!」とあえて挑発的な言葉を投げかけていたのも、“山人音楽祭”とそのファンを信頼しているからこそだろう。熱い想いとともにG-FREAK FACTORYへバトンを繋げた。TETORA18:50〜榛名STAGETETORA「群馬のバンドでもないのに、初出場やのに、なんでTETORAがトリなんですか?って、G-FREAK FACTORYの茂木さんに聞きました。『他にいる?』って言われました。『信じてるから』って言ってもらえました」……“山人音楽祭2023”初日、「榛名」のトリを飾るTETORA・上野羽有音(Vo / Gt)はライブ中、そんな言葉でこの瞬間の感慨を語っていた。『Loser for the future』の《いつかは…って夢見てさ/けど未来は今日だ》というフレーズに刻まれた、未来を現実に変えて進んできた3人の足取りの確かさ。奮い起つ衝動をビートと熱唱に託して高揚の果てへ駆け上がる、『本音』〜『言葉のレントゲン』の加速度。「この曲は、G-FREAK FACTORYがいなかったら完成しなかった曲なんで。普段フェスではやらないんですけど」と披露したバラード『告白』の切実な訴求力。全身痺れるようなフィードバックノイズから流れ込んだ『レイリー』の、3人一丸となって繰り出す音像のダイナミックなスケール感……「TETORAは、心で余韻を残したいです」と上野が語っていた通りの、胸に深く焼き付くようなステージだった。G-FREAK FACTORY19:20〜赤城STAGEG-FREAK FACTORYトリのG-FREAK FACTORYは、楽器隊による緊張感溢れるセッション『jam』からスタート。徐々にテンポアップするなかで茂木洋晃(Vo)が登場、『SOMATO』を歌い始める流れだ。『Fire』を終えて暗転。「おかえり!」という声も飛ぶなかでのMCでは、バンドを代表して茂木が観客へ「ここまで何一つ問題は起こっていないようです。付き合ってくれてありがとう」と、さらに「最後まで行けたら本当の成功だと思ってます。どうか最後までよろしくお願いします」と伝えた。そして「分かる人は全員一緒に歌ってもらいたい」と『ダディ・ダーリン』ではみんなで声を重ね、観客が灯したスマホのライトがグリーンドームを銀河の海に変える。「ここにいる全員とコロナを越えて、同じ空気を共有して、一緒に歌を歌ってんだぜ?この光景、あの頃信じられたか?」「お前らが、今日ここに立ったすべてのバンドが、スタッフが諦めなかったから成立してます」と茂木。この美しい光景は一人ひとりの胸の内に刻まれたことだろう。他の出演者も登場し、朗らかな空気の中で演奏した『GOOD OLD SHINY DAYS』が本編ラストナンバー。止まない歓声に応えてのアンコールでは、ROTTENGRAFFTYのN∀OKIとコラボし、『Sunny Island Story』を披露した。感慨深げに客席を見つめ、「こんなん見ちゃったら、また来年やりたいな」と余韻を噛みしめていたG-FREAK FACTORYの面々。「まだ明日があるけど、今日は大成功だな。本当にありがとう!」と“山人音楽祭2023”1日目を締め括ったのだった。Text:蜂須賀ちなみ(赤城)、高橋智樹(榛名)Photo:青木カズロー(赤城)※マキシマム ザ ホルモンを除く、半田安政(榛名)<イベント情報>「山人音楽祭2023」9月23日(土) 日本トーターグリーンドーム前橋【セットリスト】<赤城>■FOMARE01. Lani02. 君と夜明け03. ⾵04. HANABI05. 5cm06. ⼣暮れ07. 愛する⼈08. Frozen■SHANK01. Surface02. Good Night Darling03. Life is…04. Departure05. Foundation06. 62007. Hope08. High Tide09. いつの日か〜Set the fire10. Feeling for my words11. Weather is Beautiful12. Wake Up Call13. Love and Hate14. submarine15. submarine■ハルカミライ01. 君にしか02. カントリーロード03. ファイト!!04. 俺達が呼んでいる05. フルアイビール06. 春のテーマ07. PEAKʼD YELLOW08. 世界を終わらせて09. 僕らは街を光らせた10. アストロビスタ11. predawn12. To Bring BACK MEMORIES■HAWAIIAN601. BURN02. HAZE03. STAND BY YOU04. RAINBOW,RAINBOW05. ETERNAL WISH,TWINCLE STAR06. Rusted07. MAGIC08. TINY SOUL09. BRAND NEW DAWN10. I BELIEVE11. LIGHTNING■四星球01. 鋼鉄の段ボーラーまさゆき02. クラーク博⼠と僕03. ちょんまげマンのテーマ04 UMA WITH A MISSION05. ⾺コア06. Mr.Cosmo07. 薬草■マキシマム ザ ホルモン01. 恋のアメリカ02. 恋のメガラバ03. Whatʼs up,people?!04. ハングリー・プライド05. 令和ストロベリーバイブ06. ぶっ⽣き返す!!07. 恋のスペルマ■ROTTENGRAFFTY01. ⾦⾊グラフティー02. 秋桜03. D.A.N.C.E.04. THIS WORLD05. マンダーラ06. 零戦SOUNDSYSTEM07. ハレルヤ■G-FREAK FACTORY01. jam02. SOMATO03. REAL SIGN04. Fire05. RED EYE BLUES06. Too oLD To KNoW07. ダディ・ダーリン08. GOOD OLD SHINY DAYSEN. Sunny Island Story<榛名>■KUZIRA01. Snatch Away02. In The Deep03. Blue04. Clown05. Backward06. Change07. A Sign of Autumn08. Pacific09. Spin■SHERBETS01. HIGH SCHOOL02. カミソリソング03. 知らない道04. Crashed Sedan Drive05. JJD06. わらのバッグ■Rickie-G01. Life Is Wonderful02. Stoned Apes Chanting03. 日出づるFunk04. 90’s Honch■フラワーカンパニーズ01. 行ってきまーす02. 人は人03. 気持ちいい顔でお願いします04. 深夜高速05. 発熱の男06. 真冬の盆踊り■LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS01. Delusions of Grandeur02. STARTING OVER03. WHAT’S BORDERLESS04. Hangover Weekend05. SNOWMAN06. SO EASY07. MAKIN’ MAGIC■バックドロップシンデレラ01. バズらせない天才02. HATEです03. フェスだして04. 本気でウンザウンザを踊る05. 台湾フォーチュン06. ⽉あかりウンザウンザを踊る07. さらば⻘春のパンク■TETORA01. Loser for the future02. 本音03. 言葉のレントゲン04. 告白05. 今日くらいは06. レイリー<関連リンク>山人音楽祭2023 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイトハルカミライ 公式サイト 公式サイト 公式サイトフラワーカンパニーズ 公式サイト四星球 公式サイト IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS 公式サイトマキシマム ザ ホルモン 公式サイトバックドロップシンデレラ 公式サイト 公式サイト 公式サイト FACTORY 公式サイト
2023年09月23日都内で活動するインディーズバンド、ひとひらが、1stフルアルバム『つくる』を11月15日(水) にリリースすることが決定した。ひとひらは、2021年に東京で結成された4人組バンド。さよならポエジーやösterreich、penfoldをはじめ、1inamillion、綴、cetowといったインストゥルメンタルのジャンルに影響を受けている。インディーズレーベル「Oaiko」から発売される本作は、出会った人や物、見てきた景色や経験から、人格、人生を作り上げていく様相を描いた新曲12曲を収録。2本のギターの絡み、変拍子、シューゲイズの要素を積極的に取り入れつつ、歌唱部分が少ないながらギターロックとしても成立するバランスを体現したアルバムとなっている。また本作のリリース記念ライブを、11月26日(日) に西永福JAMで開催することが発表された。<リリース情報>ひとひら 1stフルアルバム『つくる』11月15日(水) リリース価格:2,500円(税込)ひとひら『つくる』ジャケット【収録内容】M1. つくるM2. 国M3. SeamlessM4. 風船M5. ここじゃない地獄M6. oneM7. hereM8. 遠くなる(が戻る)/nothingM9. 翡翠に夢中M10. The Sound of Summer ComingM11. 際M12. こわす※インディーズレーベル「Oaiko」のWEBショップ内で予約受付中<ライブ情報>ひとひら 1st full album『つくる』release party11月26日(日) 西永福JAMOPEN18:00 / START18:30【出演】ひとひら / yeti let you notice / pavilion / Fallsheeps【チケット情報】前売:2,900円当日:3,400円※ドリンク代別途必要関連リンクX::
2023年09月23日10月28日(土) に開催される音楽を中心としたカルチャーイベント『たゆたう』の最終出演アーティストが発表された。『たゆたう』は、今年で2回目の開催となり、昨年に引き続き東京・奥多摩エリアにある廃校をリノベーションした施設「OKUTAMA+」で行われる。会場は宿泊施設になっているため、宿泊チケットを購入すれば校舎で寝泊まりが可能になるなど、他に類を見ない魅力的なロケーションとなっている。今回発表されたのは「CHIIO」「SPORTS MEN」「てら」「Acidclank」「makooru」の5組。出展者は、「浮島」「RUB WEST BBQ」「Try Many Times」「Can.CAFE」「qucecke」。ワークショップには、「法政大学モルックサークル」が参加する。また、今回から場外駐車場チケットの販売も開始。車での来場が可能となった。<イベント情報>『たゆたう』10月28日(土) OKUTAMA+OPEN12:00 / START 13:00出演者:sleepy.ab / Analogfish / KUDANZ(合奏)/ Takeshi Iwamoto / 中野陽介(Emerald)/ New Action! / CHIIO / Acidclank / てら / SPORTS MEN / makoooru出展者:小春日和TOKYO / HaertStrings Books / 畑違い / qucecke / 木工房 三澤 / Try Many Timesワークショップ:法政大学モルックサークル【チケット情報】入場券:8,000円宿泊券:10,000円場外駐車券:4000円チケットはこちら:イベントオフィシャルサイト:
2023年09月23日11月3日(金) に千葉・県立幕張海浜公園 幕張の浜 特設会場にて、オンラインRPG『ファイナルファンタジーXIV』(以下『FFXIV』)の新生10周年を記念した花火イベント『ファイナルファンタジーXIV 10th ANNIVERSARY FIREWORKS & MUSIC』が開催されることが決定した。本イベントは、日本が世界に誇る「花火」の打ち上げ技術にゲームという新たな要素を盛り込み、「ゲーム音楽」と「花火」を融合させた新しいエンターテインメント。数々の冒険を彩った『FFXIV』の楽曲とシンクロした花火を打ち上げるだけではなく、『FFXIV』がこれまでに紡いできた物語・世界観を現実の演出やドローンショーに反映させた特別な花火イベントとしてお届けする。<イベント情報>『ファイナルファンタジーXIV 10th ANNIVERSARY FIREWORKS & MUSIC』11月3日(金・祝) 千葉・県立幕張海浜公園 幕張の浜 特設会場開場:15:00 / 開演:18:00(予定)【チケット料金】■早割 オフィシャル先行(抽選)受付期間:9月24日(日) 10:00~10月8日(日) 23:59早割 シートチケット(バンドル付き):13,000円早割 シートチケット:8,300円早割 シートペアチケット:15,500円早割 車椅子ペアチケット:12,200円チケットはこちら:■一般販売発売日:10月13日(金) 10:00〜シートチケット(バンドル付き):13,500円シートチケット:8,800円シートペアチケット:16,500円シートチケット(注釈付き):7,700円※花火を含む演出がやや遠いエリアです。車椅子ペアチケット:13,200円※車いす1名様と付添い1名様のペアチケットです。付添いの方も必ずチケットが必要になります。カメラエリアチケット:11,000円※背の高い三脚を使用しての撮影が可能なエリアです。お座席はございません。■配信チケット発売日:10月中旬より配信チケット:3,300円※開催当日の模様をインターネットライブ配信でお届けします。マルチアングル配信を実施予定です。※ゲスト出演の有無については検討中です。※視聴方法は特設サイトでの告知、およびお申込者様にお知らせいたします。※購入方法は10月中旬にイベント特設サイトにてお知らせいたします。※ブロック指定/未就学児無料(お座席が必要な場合はチケットが必要です)※1申込につき4枚まで※来場者全員にレジャーシートをプレゼント(1人1枚)※料金は税込価格となります。※雨天決行(荒天時中止)※途中中止の場合は、払戻はいたしません。※入場チケットのご発券は、公演日の1週間前を予定しております。イベント特設サイト:<ゲーム情報>『ファイナルファンタジーXIV』プラットフォーム: PlayStation 5、PlayStation 4、Windows、Mac対象年齢:CERO Cジャンル:MMORPG(オンラインゲーム)『ファイナルファンタジーXIV』プロモーションサイト:「ファイナルファンタジーXIV フリートライアル」:
2023年09月23日クリスマスイベント『毎日がクリスマス2023』の第2弾アーティストとして「のん」が出演することが決定した。12月14日(木) から25日(月) のクリスマス当日まで、横浜赤レンガ倉庫にて「毎日」開催される本イベント。毎年恒例となる「のん」の公演は、彼女独自のクリスマスライブを披露し、アーティストとして大きく成長した姿を見ることができるライブとなっている。なお、チケット購入に関しては「のんオフィシャルファンクラブ“NON KNOCK”」でのみ販売され、購入の際はファンクラブへの入会が必要となる。■のんオフィシャルファンクラブ“NON KNOCK”<イベント情報>エアトリpresents『毎日がクリスマス2023』【出演アーティスト公演日程】12月14日(木) ISEKI(ex.キマグレン)・吉田山田12月15日(金) COMING SOON12月16日(土) 元ちとせ・半崎美子(昼公演)12月16日(土) SURFACE(夜公演)12月17日(日) ディアステージ / パーフェクトミュージック(昼公演)12月17日(日) ディアステージ / パーフェクトミュージック(夜公演)12月18日(月) 石崎ひゅーい・センチミリメンタル12月19日(火) COMING SOON12月20日(水) OCHA NORMA(昼・夜2回公演)12月21日(木) KEYTALK・藤巻亮太12月22日(金) のん12月23日(土) 大石昌良・和田唱(TRICERATOPS)(昼公演)12月23日(土) COMING SOON(夜公演)12月24日(日) 矢井田瞳(昼公演)12月24日(日) HAN-KUN(夜公演)12月25日(月) Anlyチケットはこちら:『毎日がクリスマス2023』オフィシャルホームページ:
2023年09月23日BUCK-TICKが、2023年9月17日(日) に群馬音楽センターで行った『BUCK-TICK TOUR 2023 異空-IZORA- FINALO』の模様をレポートする。2022年9月にメジャーデビュー35周年を迎えたBUCK-TICKは、今年4月からアルバム『異空 -IZORA-』を引っ提げたホールツアー『BUCK-TICK TOUR 2023 異空-IZORA-』で全国を巡り、その最終地点として彼らの故郷である群馬の空の下へ帰ってきた。9月17日・18日に群馬音楽センターで開催する追加公演『BUCK-TICK TOUR 2023 異空-IZORA- FINALO』で、35周年のアニバーサリーイヤーを締め括る。7月の東京ガーデンシアター公演終演後に飛び込んできたそのニュースは、ファンにとっても特別なものだった。9月17日、JR高崎駅に降り立つと、この2公演のために作成されたポスターが出迎えてくれた。彼らの故郷の空気を吸いながら、駅から群馬音楽センターへと続く道を歩く。この日の高崎の空は快晴。会場の前に到着すると、メンバー5人の等身大パネルが展示されていた。二度のお出迎えに、自ずとテンションが上がる。1988年の『SEVENTH HEAVEN TOUR』以来、彼らが何度も公演を重ねてきた群馬音楽センターは1961年開館だから、ヤガミ・トール(Ds)の一つ先輩になる。そのモダンな造りは、『異空 -IZORA-』の世界によく合いそうだ。不穏な世界情勢や多様化する社会の裏にある歪み、そしてそこに生きる人々の営みや感情を映したアルバム『異空 -IZORA-』のストーリーは、『BUCK-TICK TOUR 2023 異空-IZORA-』で回を重ねるごとに深化し、最終日の東京ガーデンシアターでの圧倒的なパフォーマンスにより、一度完結を迎えていたと思う。この『BUCK-TICK TOUR 2023 異空-IZORA- FINALO』では、アルバム収録曲の置き位置はそのままに、既存曲を変更したり加えたりすることで、それまでとはまた違う手触りと心象を残した。SEの「QUANTUM I」が流れた後、ステージ上手から今井寿(G)を先頭に、ヤガミ、樋口豊(B)、星野英彦(G)と順に登場すると、大きな歓声と拍手があがった。4人が定位置につき楽器を手にする間、観客は逸る気持ちを抑えられない様子で、拍手は手拍子へと変わっていた。その音が最高潮に達した頃、センターに櫻井敦司(Vo)が姿を見せた。太腿を露にした黒い衣装に、黒いハットと黒いマラボー姿。一曲目「SCARECROW」の背景に映る案山子のシルエットとシンクロしているようでもあるし、歌詞に出てくる案山子を襲う鴉のようでもある。楽器陣の4人が白い衣装で揃えてきたので、その姿はとりわけ異質に見えた。行き場のない現実に膨らんでいく切迫感を、サビからテンポアップしてギリギリのところまで追い込んでいく。緊張感そのままにインダストリアルナンバー「ワルキューレの騎行」を響かせた後、“ガッガッガガッ”と今井が鳴らしたピックスクラッチを合図に「ICONOCLASM」へ。ツアーでは入っていなかったライヴ定番曲に歓声があがった。さらに中盤の“Five for Japanese Babies”のところを、櫻井が“Five for Takasaki Babies”と歌詞を変えて歌ったものだから、会場の熱もヒートアップ。続く「残骸」もこのツアーでは初出。死と隣り合わせで在りながら、パワフルに命を燃やすこのロックチューンは、『異空 -IZORA-』の世界観に通ずるものがあると感じた。櫻井敦司トーチの炎が揺らめく中、エキゾチックなパーカッションの音で空気を一変したのは「愛のハレム」。甘美なサウンドに、右手に持ったティンシャを揺らしながら、憂いのある声で情感豊かに歌う櫻井のボーカルが映えた。「さよならシェルター destroy and regenerate-Mix」では、我が子をシェルターに送り、葛藤を抱えながら銃を構える兵士を演じる櫻井のパフォーマンスが毎回注目を集めているのだが、この日は銃に見立てたマイクスタンドをそっと床に置いていたのが印象的だった。ツアーでは投げ捨てるようなパフォーマンスを何度か観ていたのだが、その日その瞬間の彼の感情がこうしてパフォーマンスに反映されるのは観ていて面白い。「お父さん、お母さん、花束をどうぞ」と、キャッチーなメロディで戦時下の生々しさを子供目線で歌う「Campanella 花束を君に」を披露。「THE SEASIDE STORY」「人魚 -mermaid-」と2曲の人魚ソングから、サンバのリズムでビーチ感を受け継いだ「無限 LOOP -LEAP-」で幻想的なサウンドスケープを描いた後、短いMCタイムへ。樋口豊たとえば過去に上毛かるたの言葉を使ったメンバー紹介をしてみたり、地元では何か特別なことがあるんじゃないかと期待する観客の思いが伝わったのか、「いつも高崎で何かあるんじゃないかって……何もないっすよ」とかわす櫻井。「地元でメンバーに会えた。それぐらいでしょうか」と語ると、「あの子が待ってくれている。だからステージへ行くのさ」と、バンド初期のエピソードを歌詞に盛り込んだ「Boogie Woogie」、ブルージーな「野良猫ブルー」、シャッフルビートの「THE FALLING DOWN」と同じ『創世記』を軸とした世界観を持つ「天使は誰だ」を続けると、いよいよ本編のクライマックスへ。戦争という重いテーマを軽快なメロディに乗せて歌う「太陽とイカロス」。“悲シクハ無イコレデ自由ダ”と、背景に広がる真っ赤な太陽に向けて、両手を広げて羽ばたく姿が美しくて哀しかった。そして、その先にある精神世界へと導いていく「die」へ。大きな曼荼羅の映像と没入的なサウンド、全体を包み込むような光の中で、ある種の恍惚感を味わった。星野英彦ヤガミのドラムソロから始まったアンコールは、35周年の思いを込めて“WE LOVE ALL 抱きしめたい”とアップチューンの「CLIMAX TOGETHER」で盛り上げると、「Cuba Libre」「Coyote」とスパニッシュ調のナンバーを続け、「ヒズミ」へ。センターに火を灯したキャンドルと椅子を置き、腰を掛けた櫻井の独演が始まると、フロアの空気も櫻井の表情も変化する。眼光鋭く悲痛な表情で歌う櫻井の横で、ピョンピョンと「ジェンガ」のステップを踏む今井のアンバランスなパフォーマンスが物悲しさを倍増させた。命咲かせよと歌う「名も無きわたし」では、ステージいっぱいに花びらが舞う映像が広がり花吹雪が舞う会場の中、クリアーなアンサンブルと力強いボーカルが、陶酔感を与えながらカタルシスへと導いていった。ヤガミ・トールツアーでは行われなかったWアンコールで演奏されたのは「New World」。この公演で35周年イヤーを締めくくり、新章へと突入するBUCK-TICKにふさわしい光溢れるナンバーは、彼らの進む未来を明るく照らす。それと同時に、問いかけてくるのだ。戦闘機に乗って太陽を目指した「太陽とイカロス」の主人公が、“今”の私たちに託してくれたこの世界は、はたして美しいと言えるだろうか。胸を張れる未来になっているだろうか。コンサートの余韻とともに、そんな問いかけが数日経った今でも胸を去来する。過去から現在、そして未来へと繋げていくもの、守っていきたいもの。『異空 -IZORA-』が表現したメッセージは、このツアーを通して、しっかりとこの胸に届けられたと思う。今井寿終演後、外に出た観客に嬉しいサプライズが用意されていた。会場の外観に映し出されたプロジェクションマッピングで、世界各国の言葉で“ありがとう”のメッセージや、メンバー直筆のメッセージが流れた。なんたるホスピタリティ。その心遣いに感嘆の声があがった。生配信された翌日の18日は、関係者をシャットアウトし、メンバーとファンだけで濃密な時間を共有するスペシャルな公演となった。その模様は9月26日(火) 23時59分まで公開されているアーカイブ配信で(配信プラットフォームによっては9月25日(月) 23時59分まで)ぜひ楽しんでほしい。終演後に配布された号外には、BUCK-TICKの未来が記されていた。12月29日(金) に日本武道館で『THE DAY IN QUESTION 2023』を開催すること、そしてデビュー35周年を記念した映画を製作することが発表された。アニバーサリーイヤーを休む暇なく駆け抜けたメンバーがどんなふうに描かれるのか、その完成を心待ちにしている。<公演情報>『BUCK-TICK TOUR 2023 異空-IZORA- FINALO』9月17日(日)・18日(月・祝) 群馬音楽センターOPEN 17:00 / START 18:00【セットリスト】SE. QUANTUM I01. SCARECROW02. ワルキューレの騎行03. ICONOCLASM04. 残骸05. 愛のハレム06. さよならシェルター destroy and regenerate-Mix07. Campanella 花束を君に08. THE SEASIDE STORY09. 人魚 -mermaid-10. 無限 LOOP -LEAP-11. Boogie Woogie12. 野良猫ブルー13. THE FALLING DOWN14. 天使は誰だ15. 太陽とイカロス16. die■EN101. CLIMAX TOGETHER02. Cuba Libre03. Coyote04. ヒズミ05. 名も無きわたし■EN201. New WorldSE. QUANTUM II【ライブアーカイブ配信】チケットはこちら:<リリース情報>BUCK-TICK LIVE Blu-ray&DVD『TOUR THE BEST 35th anniv. FINALO in Budokan』12月13日(水) リリース●Blu-ray完全生産限定盤(BD+2SHM-CD+PHOTOBOOK):12,100円(税込)●DVD完全生産限定盤(DVD+2SHM-CD+PHOTOBOOK):11,000円(税込)●Blu-ray通常盤(BD):7,700円(税込)●DVD通常盤(DVD):6,600円(税込)【収録曲】SE. THEME OF B-T01. Go-Go B-T TRAIN02. Alice in Wonder Underground03. GUSTAVE04. FUTURE SONG -未来が通る-05. Moon さよならを教えて06. メランコリア -ELECTRIA–07. Villain08. 舞夢マイム09. MOONLIGHT ESCAPE10. ダンス天国11. ユリイカ12. さよならシェルター13. RAIN14. ROMANCE15. 夢魔 -The Nightmare16. JUST ONE MORE KISS Ver.202117. JUPITER18. Memento mori19. 独壇場Beauty -R.I.P.-20. LOVE PARADE21. 夢見る宇宙22. 鼓動 (2022MIX)■完全生産限定盤特典(Blu-ray / DVD共通)・LIVE CD[2枚組]付属※すべてのCDプレーヤーで再生できる高品質CD「SHM-CD」を採用・全64Pフォトブック付属・スペシャルパッケージ仕様■予約リンクBlu-ray完全生産限定盤:完全生産限定盤:通常盤:通常盤:<公演情報>BUCK-TICK『THE DAY IN QUESTION 2023』12月29日(金) 日本武道館OPEN17:30 / START18:30【チケット情報】全席指定11,000円(税込)■W会員チケット先行:9月21日(木) 12:00〜9月27日(水) 14:00※オフィシャルファンクラブ[FISH TANK]、及びオフィシャルモバイルサイト[LOVE & MEDIA PORTABLE]両方の入会・登録が必要です。※同行者もW会員であることが必須となります。関連リンクBUCK-TICK オフィシャルサイト デビュー35周年記念特設サイト: Sounda LABEL SITE オフィシャルFacebook オフィシャルX オフィシャルYouTubeチャンネル 楽曲配信リンク:
2023年09月23日「2023年ワークマン秋冬新製品発表会」をレポート!今回は、デザインと機能性を兼ね備えた注目の小物をいくつかご紹介します。おしゃれなキャップや防寒対策に欠かせないダウンウォーマーなど、この秋冬見逃せないアイテムが目白押しですよ!コーデュロイボアフラップキャップ/価格:1,780円(税込)【ワークマン コーデュロイボアフラップキャップ】耳周りも覆えるフラップキャップ冬の着こなしに暖かな表情をプラスする、コーデュロイとボアの組み合わせが可愛いフラップキャップです。サイズ・カラー展開・サイズ:55〜60cm・カラー:ブラック×ブラック、ネイビー×アイボリー、キャメル×アイボリー、ブラック×アイボリー耳周りの防寒で冬も快適!耳周りをしっかりと覆うことができ、寒い冬でも快適な着用感を実現します。防寒対策とファッション性が両立したアイテムです!FLAME -TECH 撥水コーデュロイフライトキャップ/価格:1,500円(税込)【ワークマン FLAME -TECH 撥水コーデュロイフライトキャップ】カジュアルなフライトキャップ続いては、コーデュロイ素材のカジュアルなフライトキャップです。サイズ・カラー展開・サイズ:55〜60cm・カラー:イエロー、オレンジ、グレージュ、ブラウン、ブラック火の粉にも強いフライトキャップキャップのボタンで耳当てを留めるおしゃれなデザイン。火の粉にも強く、機能性もバッチリです。冬のアウトドアシーンでの安全と防寒、どちらも叶えてくれそう!ウールミックスキャップ/価格:780円(税込)【ワークマン ウールミックスキャップ】ウールミックス素材が使用されています少し短めのツバが可愛いウールミックスキャップです。サイズ・カラー展開・サイズ:55〜60cm・カラー:イエロー、グレージュ、ネイビー、オレンジ、ブラック、ブラウン驚きの税込780円!ウールミックス素材が使用されており、暖かさと重厚感をプラス。税込780円という破格の値段ながら見た目には高級感が漂います。寒い時期のアウトドアシーンや、日常使いにピッタリの一品です。撥水ダウンキャップ/価格:1,280円(税込)【ワークマン 撥水ダウンキャップ】ダウンとフェザーを使用ダウンとフェザーを使用した、軽くて暖かいキャップです。サイズ・カラー展開・サイズ:55〜60cm・カラー:キャメル、ブラック、カーキ、ベージュ高い吸放湿性で頭部の温度と湿度を快適に保つ吸放湿性が高く、頭部の温度と湿度を快適に保ってくれます。撥水機能も備えているため、雨の日も心地よく過ごせそう。撥水ダウンキャップ/価格:1,280円(税込)撥水ダウンフライトキャップ/価格:1,500円(税込)撥水ダウンキャップの耳当て付きタイプです。今冬は耳当て付きの帽子が流行るのでしょうか? ワークマンにも何種類かありました。サイズ・カラー展開・サイズ:55〜60cm・カラー:キャメル、ブラック、カーキ、ベージュダウン×耳当ての最強防寒キャップダウン素材と耳当てを組み合わせた、防寒性の高いキャップです。スピンドルが付いており、頭の大きさに合わせてサイズ調整が可能。快適なフィット感で防寒できるのは嬉しいですね。撥水ダウンウォーマー/価格:980円(税込)【ワークマン 撥水ダウンウォーマー】新作マフラーはダウン素材!どんなファッションにも合わせやすそうなアースカラーが揃っています。サイズ・カラー展開・サイズ:首回り50〜60cm、全長・前側18cm、後ろ側14cm・カラー:キャメル、ブラック、カーキ、ベージュ新作マフラーはダウン素材ダウン素材を使用しており、真冬でも暖かさをキープします。撥水機能も備えているため、急な雨や雪にも対応可能ですよ。ネックウォーマータイプも!ボタンで留めるネックウォーマータイプもありました。顔を埋めればダウンウォーマーよりも広範囲をあたためることができそう!撥水ダウンフードウォーマー/価格:1,780円(税込)【ワークマン 撥水ダウンフードウォーマー】カラー:キャメル、ブラック、カーキ、ベージュ帽子とマフラーが一体化した便利なアイテム。撥水機能があり、急な雨や雪にも対応可能です。帽子とマフラーがこれひとつで済むので、寒い季節に頭と首を同時にあたたかく保ちたい方におすすめです。また、収納袋が付属しているため、コンパクトに持ち運べるのも便利です。サイズ・カラー展開・サイズ:50〜60cm・カラー:キャメル、ブラック、カーキ、ベージュレディースボア静電気低減ハンドウォーマー/価格:399円(税込)暖かそうな手元を演出してくれる、モコモコのハンドウォーマー。光沢感がありラグジュアリーな見た目なのに税込399円という激安価格に驚きです!静電気を低減する仕組みなので、乾燥する季節でも安心して使えますね。カラー展開ホワイト、グレー、ブラウン、レッドレディースボアMerino Wool half ニットバラクラバ/価格:1,280円(税込)バラクラバがワークマンより登場しました。今年もヒットするのでしょうか...!顔馴染みのいいアースカラーが揃っているので、顔色も良く見せてくれそう。カラー展開ベージュ、ホワイト、ブラックL Merino Inside ヘッドバンド/価格:680円(税込)【ワークマン L Merino Inside ヘッドバンド】カラー:キャメル、ブラック、カーキ、ベージュ前髪を上げたり、ファッショングッズとして使えたり、実用性の高いヘッドバンド。メリノウールが使われているため、頭をあたたかく守ってくれます!サイズ・カラー展開・サイズ:50〜60cm・カラー:キャメル、ブラック、カーキ、ベージュレディースボア静電気低減ヘッドバンド/価格:399円(税込)ボアタイプのヘッドバンドも。モコモコでかわいいです。静電気を軽減してくれるので、ヘアスタイルが崩れる心配も少なくて嬉しい!サイズ・カラー展開・サイズ:50〜60cm・カラー:ブラック、グレー、ベージュ、ホワイトBasicコインケース/価格:499円(税込)【ワークマン Basicコインケース】使いやすいミニサイズ使いやすいサイズのコインケースも登場。外ポケットが1つ、メインポケットが1つのミニマル設計が使いやすそう!頑丈なCORDURA(コーデュラ)素材でできているため、アウトドアや日常でもガンガン使えます。カラー展開カーキ、キャメルワークマンの秋冬新作小物は、高機能かつスタイリッシュなアイテムが充実!コストパフォーマンス抜群な価格も魅力的です。ぜひチェックしてみてくださいね。※カタログに掲載がなかったため、一部商品のカラーは筆者が見た限りの情報を載せています。実際のカラー名とは異なる可能性がございます。※商品入れ替えや売り切れの場合はご容赦ください。※デザイン・価格・種類数等は変更となる場合があります。文=くわばらなっとう
2023年09月23日第45回PFF(ぴあフィルムフェスティバル)のメインイベントで、新人監督の登竜門として名高い自主映画のコンペティション「PFFアワード2023」表彰式が9月22日、都内で行われ、中野晃太監督の『リテイク』がグランプリを受賞。髙田恭輔監督による『ふれる』が準グランプリに輝いた。PFFは新しい才能の発見と育成、新しい映画の環境づくりをテーマに1977年にスタートした自主映画のコンペティションをメインプログラムとした映画祭。第45回を迎える今年は、PFF アワードに557本の応募があり、22作品が入選。最終審査員として、石井裕也(映画監督)、石川慶(映画監督)、岸田奈美(作家)、國實瑞惠(プロデューサー)、五月女ケイ子(イラストレーター)が審査にあたった。グランプリを受賞した『リテイク』は、自主映画の撮影現場を舞台に、さまざまな人間模様が入り乱れる群像劇。巧みな劇中映画の使い方が、観客を翻ろうしていくユニークな内容だ。出演者とともに登壇した中野監督は、「信じられないという思い」と喜びの声。高校で映像を教えている経験が、作品に反映されているといい「僕自身が『頑張らなきゃな』と触発された」と振り返った。また、撮影中はキャストとの対話を通して、脚本が変わったこともあったそうで、一丸となった現場に感謝を示していた。プレゼンターを務めた石井監督は、「映画との戯れ方というものが、とても面白かったです。それと時間と青春との戯れ、それらが不思議な魅力につながったのかなと。その面白さがずっと続いていき、次はどうなるのかなというドキドキワクワクしながら、最後まで観ることができました」と評し、「虚実入り乱れる物語構造の面白さもさることながら、一番のポイントは、俳優の躍動が魅力的だったということ。プロが狙ってもできない配役とバランス、そういう奇跡も自主映画の魅力なのかなと思い、僕がこの作品を推しました」と選考理由を説明していた。なお、グランプリを受賞した『リテイク』は、10月23日から開催される「第36回東京国際映画祭」にて特別上映される。第45回を迎えた今年は、コンペティション「PFFアワード2023」をはじめ、招待作品部門では、今年から新たにスタートする企画(2028年の第50回に向けた5年連続企画)の第1弾「イカすぜ!70~80年代」や、27年ぶりにPFFに帰還したフランスの名匠、アルノー・デプレシャン監督特集、ピーター・バラカン氏による音楽映画シリーズ「ブラック&ブラック」など、映画祭でしか観ることのできない上映企画、映画講座が開かれた。<グランプリ>『リテイク』監督:中野晃太<準グランプリ>『ふれる』監督:髙田恭輔<審査員特別賞>『うらぼんえ』監督:寺西 涼『鳥籠』監督:立花 遼『リバーシブル/リバーシブル』監督:石田忍道<エンタテインメント賞(ホリプロ賞)>『完璧な若い女性』監督:渡邉龍平<映画ファン賞(ぴあニスト賞)>『じゃ、また。』監督:石川泰地<観客賞>『移動する記憶装置展』監督:たかはしそうた<入選作22作品>※作品名50音順。敬称略。年齢は応募時のもの。『移動する記憶装置展』監督:たかはしそうた(31歳/東京藝術大学 大学院映像研究科映画専攻)『うらぼんえ』監督:寺西 涼(27歳/フリーター)『鳥籠』監督:立花 遼(21歳/京都芸術大学 芸術学部)『完璧な若い女性』監督:渡邉龍平(22歳/武蔵野美術大学 造形構想学部映像学科)『こころざしと東京の街』監督:鈴木凜太郎(21歳/東京工芸大学 芸術学部)『サッドカラー』監督:髙橋栄一(33歳/フリーランス)『じゃ、また。』監督:石川泰地(27歳/フリーター)『Sewing Love』監督:許 願(27歳/多摩美術大学 グラフィックデザイン学科)『ただいまはいまだ』監督:劉 舸(28歳/会社員)『ちょっと吐くね』監督:大野世愛(22歳/会社員)『逃避』監督:山口真凜(22歳/フリーランス)『肉にまつわる日常の話』監督:石川真衣(22歳/名古屋学芸大学 メディア造形学部)『ParkingArea』監督:増山 透(29歳/武蔵野美術大学 造形構想学部映像学科 助教)『ハーフタイム』監督:張 曜元(33歳/東京藝術大学 大学院映像研究科 博士課程)『不在の出来事』監督:川口淳也(29歳/フリーランス)『Flip-Up Tonic』監督:和久井 亮(22歳/東京大学 教養学部)『ふれる』監督:髙田恭輔(21歳/日本大学 芸術学部)『ホモ・アミークス』監督:馬渕ありさ(27歳/自営業)『また来週』監督:ハインズ麻里子(21歳/早稲田大学 文化構想学部)『USE BY YOUTH』監督:高木万瑠(20歳/武蔵野美術大学 造形構想学部映像学科)『リテイク』監督:中野晃太(35歳/NPO職員)『リバーシブル/リバーシブル』監督:石田忍道(34歳/映像作家・障がい福祉従事者)【東京】日程:2023年9月9日(土)~23日(土) ※月曜休館会場:国立映画アーカイブ(東京都中央区京橋3-7-6)【京都】日程:2023年10月14日(土)~22日(日) ※月曜休館会場:京都文化博物館(京都市中京区三条高倉)【企画紹介】<コンペティション部門>(1) PFFアワード2023<招待作品部門>(2) イカすぜ!70~80年代・大森一樹再発見・斎藤久志再発見・日比野幸子プロデューサー再発見・山中瑶子『あみこ』への道・塩田明彦監督がみつめる相米慎二の少年少女・アルノー・デプレシャン監督『女囚701号 さそり』を語る・驚異のデビュー作・『陽炎座』4Kデジタル完全修復版ワールドプレミア上映(3) アルノー・デプレシャン監督特集(4) ピーター・バラカン氏による音楽映画シリーズ「ブラック&ブラック」(5) 特別企画・生誕120年 小津安二郎が愛したふたり・20代監督の衝撃作!(6) 第29回PFFスカラシップ作品『恋脳(れんのう)Experiment』(岡田詩歌監督)【関連リンク】PFF公式サイト()「第45回ぴあフィルムフェスティバル2023」公式サイト()
2023年09月22日ツーマンイベント『FREAKY & GROOVY vol.3』が9月29日(金)に新代田FEVERにて開催される。第1回目がthe telephonesとWienners、第2回目がネクライトーキーとサバシスターという、音楽ファンを唸らせる組み合わせで話題となり、イベント当日も灼熱がライブハウスを包み込んだことは記憶に新しい。第3回目となる今回はthe dadadadysとkoboreという、ベクトルは違えど、どちらも衝動感が溢れ出す話題のロックバンドが真正面からぶつかり合うことが決定している。そんな激戦必至のツーマンに先立って、小池貞利(the dadadadys)と 佐藤赳(kobore)による両フロントマンによる対談を実施。音楽的ルーツからライブへ向き合うスタンスや考え方、ツーマンへの意気込みをじっくりと語ってもらった。――おふたりははじめましてなんですよね。小池はじめましてですね。佐藤最近加入したthe dadadadysのギターの儀間ちゃんは、沖縄へ行くたびにずっと遊んでもらってた、っていうぐらいの繋がりしかないんです。――では、お互いにどんな印象を持っていますか?佐藤前のバンド(teto)のときから楽曲も聴かせてもらっていて、いろいろやっているな、という感じがあるというか。底が見えない、知れないイメージがありますね。小池koboreはいろんな人の懐に入れそうだな、っていう印象がありますね。オレはホントに狭いので、視野も趣味も(笑)。それは自分にできないことなんで羨ましいなと思います。小池貞利(the dadadadys)――今までバンドとしては接点がなかったということですが、ツーマンということを聞いてどう思いました?佐藤やるしかないでしょ、みたいな(笑)。小池自分たちは上ブレも下ブレも大きいバンドだと思ってるから「いいのかな?」って感じました……大丈夫っすか?(笑)佐藤いや、僕自身は結構そっち側だったりするんですけど(笑)、それに自分らみたいなど真っすぐなバンドとthe dadadadysがどうシンクロするのか、みたいなのもイベントの主旨としてあるみたいで。小池あっ、そうだったんですね。佐藤だから、どういう化学反応をバンドが起こしていくのか、楽しめたらいいな、って。佐藤赳(kobore)――このイベントでは遠くから見たら重なっている部分があるバンドがブッキングされている印象もあります。佐藤でも、オレらの場合、2kmぐらい離れないと重なって見えないんじゃないかな?(笑) ただ、対バンしないと見えてこないところはあるんじゃないかと感じてるし、そこを楽しみたいですよね。たぶん、それぞれのお客さんの感じも相当違うだろうし。――音楽的ルーツで重なるところもありそうですけどね。佐藤僕はパンクとかメロディックが大好きでよく聴いてましたね。だから、tetoの「拝啓」を初めて聴いたときは「ヤバいバンドがいる!」って思いました。小池そんな大したことないんですけどね(笑)。佐藤ハハハハ(笑)。バックボーン的にはどうなんだろう、って気にもなったし。小池若いときはハードコアとか、グラインドコア、パワーバイオレンスみたいな、そういうのしか聴いていなかったですね。大人になり、自分が真剣にバンドをやるようになってようやくメロディーをつけたぐらいなんですよ。昔はメロディーとかいらないと思ってたんで(笑)。佐藤そういうの最高だと思います(笑)。僕らのバンド自体は違う方向かもしれないんですけど、常に何かにキレてるような、戦ってるバンドは好きなんですよね。小池ご自身も結構キレていらっしゃる方?(笑)佐藤まあ、たまにキレてる感じではあるんですけど(笑)、キレてる人を観るのが好きっていうか。「このギターの音、どうやったらたどり着くの?」みたいなのもある。小池そういうのはやっぱ面白いですよね。自分の想像の範囲内のことって予想できちゃうからつまらないし(笑)――どういった化学反応が起こるか、というツーマンですが、対バンによってセットリストを変えたりします?小池変えないですね。佐藤全然変えないっすね。――まずは自分たちの世界観を、という。小池でも、そういう感じでもないんですよね、正直。佐藤ペラいかもしれないんですけど、マジで何も考えてないんですよ。小池でも、ホントそうかも。佐藤「ライブやれんじゃん!」ぐらいで、それ以外は何も考えてないっす。だから、最近セットリストを(スタッフ側へ)送るのが遅すぎて怒られたりもして(笑)。小池ハハハハ(笑)。佐藤で、送ったとしても本番中に変えちゃったりもするんですよ。小池いいと思います、凄く。やっぱ、筋書きにあるドラマみたいなのつまんないっすもんね。佐藤あんまり興奮しないっすよね。まあ、何も考えてないをカッコよく言ってるだけかもしれないですけど(笑)。――the dadadadysの場合はどうですか?小池オレらも同じですね。いろんな曲をやりたいんで、ステージ上で変わったりもするし。――いいライブってバンドによって捉え方が違ったりもしますけど、「今日、良かったな」と感じるのはどういうときですか?小池オレ、水を口に含んでバーって(お客さんに)吹きかけたりするんですけど、この間MCのときに「水かけて!」ってお客さんに言われてやったら「涼しい!」って言葉が返ってきて(笑)。佐藤ハハハハ(笑)。小池しかも、その後、ちょっといい曲が始まるんですよね。その一連の流れをライブ後に動画で観たときにシュールでおもれえなと思って……っていうぐらいですかね(笑)。佐藤オレはちょっと大雑把ですけど、観に来てるヤツも自分もこの瞬間のことしか考えてねえんだろうな、みたいなのを何回も作れた人とか。小池あぁ、「足りねえぞ!」って野次とかくると、「わかるよ」って思ったりもするし。やっぱ、ライブは楽曲と違ってオレらがどうこう意図して作るモノじゃないから。あくまで主体は会場全体。だからこそ、そういう作れないモノをゼロから作っていく作業が楽しいっていう。佐藤しかも、それが同じ感覚を共有とかじゃなくて、お前はお前のこと、オレはオレのことを考えて、自分なりの最高を見つけて楽しんでるヤツが何人もいるとこっちもアガりますし。小池だから、(ツーマンでも)それができたらいいですよね。――また、それぞれイベント直前にリリースもあるんですよね。koboreは初のライブ音源、デジタルEP『kobore one man 2023「この夜を抱きしめてツアー」at Zepp Shinjuku,2023.07.08 』が9月20日に配信開始されました。佐藤「ただ、しっかりとしたリリースっていうよりかは「聴いて!」みたいなところもあって。オレら、ライブだと原曲とテンポ感が全然違うんですよ。自分で聴いてても「おっせぇ!」ってなりますから(笑)。その雰囲気だけでも味わってもらえれば、と。――the dadadadysは4カ月連続配信シングルをリリース中で、9月27日には第2弾の『光るまち』が発表されます。小池3曲、昔やってたtetoの曲をセルフカバーして、4曲目は新曲なんですけど「新曲、できるかな?」って心配してます(笑)。佐藤締め切りが迫らないとやらないっすよね。期日とか、無限であってほしいです(笑)。小池事務所に伺って対談させてもらっているのでピリつく発言だなと思いつつ(笑)、気持ちはめちゃくちゃわかります。――セルフカバーはどういった感覚だったりします?小池単純にいい曲をもっといい曲にしたいっていう、そこがありますね。まあ、バンドが変わっちゃってるんで、雰囲気も技術も違いますし。――では、最後にそれぞれツーマンへ向けた意気込みをお願いします。小池まず、呼んでいただいたことがめちゃめちゃ光栄ですし、気持ちよかったと感じられる日、なるべく規模の大きい範囲でいい日になればいいかなと。幸いなのが、ウチの儀間がお友達だったというのもありますし。佐藤これで仲良くなれなかったら、イベント自体の崩壊のチャンスを作ってしまう可能性もありますから(笑)。それと、観に来てくれるヤツらはそういうのを関係なく来てくれると思うから、そういうところも込みで全部を巻き込めたらおもろい1日になるんじゃないかなと思いますね。Text:ヤコウリュウジ<ライブ情報>FREAKY & GROOVY vol.39月29日(金) 東京・新代田FEVER開場18:30 / 開演19:00出演:the dadadadys/koboreチケット料金:3,800円※入場時ドリンク代別途必要チケット購入リンク:()関連リンクthe dadadadys公式サイト: 公式サイト:
2023年09月22日9月21日、『第19回アジア競技大会(2022 / 杭州)』にて向けて準備を進めるバスケットボール女子日本代表が練習を公開した。練習後には、恩田亨HCをはじめ、選手たちがメディア対応を実施、口々に『アジア大会』優勝を誓った。来年2月に予定される『パリ五輪最終予選』を見据えつつ、1998年バンコクでの『アジア大会』以来となる金メダルに照準を合わせたのだ。海外リーグに挑戦する馬瓜ステファニーがメンバー外、コンディション不良の山本麻衣と町田瑠唯は辞退となったが、6月の『FIBA女子アジアカップ2023』準優勝メンバーを土台にした選手を選出した恩塚HCは「もちろん優勝を目指して戦う」とキッパリ。さらに次のように続けた。「中国はホームで負けられない中、ベストメンバーを揃えていると聞く。その中国を相手に私たちは準備してきたことで上を行くというようにしたい」これまで『アジア大会』ではメンバーを落として臨んでいたが、Aチームで臨む意図をこのように説明した。「『OQT(オリンピック世界最終予選)』を見据えた強化ポイントにしたいというのが一番のポイント。強化の機会に今回担保した方がいいという判断。質の高い試合をどれだけ経験して、その中で自分たちの力を発揮できるか。ギリギリのタフな試合で見えてくる課題もあると思うので、それをしっかり掴んで『OQT』に臨みたいと考えている」『アジアカップ』の課題を『アジア大会』で克服しなくてはならないと恩塚HCは言う。「ベースはポジションニング力、システムのカオスを制するということ。『アジア杯』の中である程度発揮できたが、中国戦の後半に失われてしまった。高いインテンシティの中、国内だったらファウルが取られるようなフィジカリティのぶつかり合いの中でも正しい判断で正しいスキルを正しいコンビネーションで発揮できるか。『アジア杯』まではベースとなる戦術を使って、目の前をどう相手をやっつけるかにアンテナを立ててやった。今は入口を変えたり、個人を生かした後に次の戦術に入っていく。戦術的な幅を持たし、停滞感なくスムーズにアジリティ高くプレーすることを目指して今戦術的負荷を与えているところ」高田真希林咲希主将、ベテラン高田真希の読みをHCは評価した。「かなり選手の読みは上がっていて、ディフェンスに対してきちんとアンテナ立てて打ち手を選択するところが増えている。特に高田選手、林選手はその読みが素晴らしい。ディフェンスの裏を欠く、型を持ちながら、型を崩していくことが積極的にできていて、ほかの選手にもいい影響を与えていると私は評価している」PG4人登録から2人に減った点を問われると。「事前登録できる枠が限られていて、今まで合宿でやってきた選手の中で代えの効く選手を選んだというのが大きい。(PGに求める役割は)ひと言で言えばクリエーター。チャンスをクリエートできる人。(SGの)星(杏璃)選手もできるし、川井(麻衣)選手もできる。『アジア杯』ではガード4人でやったのも、町田選手に経験してほしいという意味合いもあった。ガード4人をベースで考えたわけではない」またセンターの起用法についても言及した。「今回は高田選手を中心に、朝比奈(あずさ)選手にもプレータイムをしっかり与えて成長の機会にしたいと思っている。『アジア杯』のプレータイムのなさを今回経験を積んで『OQT』につなげたいという狙いで、候補選手としてビッグマンを呼ばないという決断をした」公開練習では赤穂ひまわりの姿が見えなかったが、恩塚HC曰く「今はコンディション調整中で大事には至らなかったので、ご心配なく。あと数日で戻ってくる」とのこと。林咲希林主将ら選手たちは以下のように意気込みを語った。林「(目標は)金メダル、優勝しかない。今大会『中国と決勝で当たるんじゃないか』という予想を立てているが、『アジア杯』で出た課題を今この合宿でやれているので、それをしっかりコートに出せれば、前回よりステップアップした自分たちを出せるという雰囲気が出ている。悪い流れになっても自分たちがやるべきことをやれば優勝できるんじゃないかと思う。1試合1試合自分たちが出し切ることが根本にないとならない。相手がアジャストしてきた時に、強い中国にどうプレーし、勝たないといけないと思っているので、本当に重要な大会なんだとみんなで意識してやっていきたい。『東京五輪』の時はセットプレーも最後まで決まっていたので。ガードが切り込んで、シューターは外で待っている、そのシューターを空けるためにセンターが待っているとか。それだと世界にディナイされて守られた結果、一人ひとりが攻めて一人ひとりの動きによってみんなの動きが変わるという今の形になった。最初はわからなかったが、『アジア杯』を通して、今の練習をしてみんなの理解度が上がってきた。今練習していることを試合でできるか。『アジア杯』の時は恩塚さんのバスケをあまり表現できなかった。練習を積み上げられなかったし、頭で考えてプレーしていた。選手たちもわからないことを野放しにせずに一個一個明確にしていこうと一日一日を大事にできているかなと思う」高田「もちろん優勝を目指すし、『アジア杯』でやっぱり中国に負けているので、そういった意味では相手のホームで勝って自信をつけて、2月の『OQT』に向けて準備していきたいと思っている。まずはこの大会しっかり優勝すること。内容も大事だと思うので、2月に向けたいい準備というのも含めてやっていきたいと思う。自分たちも『五輪』に出たいのでしっかり準備したい。でも簡単に『五輪』に出られるわけではないと思うので、まだまだ自分たちの完成度でも足りないところがたくさんあるので、自分たちのやるべきことに集中して結果を出したい。チームとして相手にアジャストされた時、上手くいかない時にも自分たちのバスケットを最後までやり通すことがこのチームにはもっと必要。誰かがそういう部分を担うのではなくて、みんなでしっかり打開していかないといけない」宮崎早織宮崎「(中国に対して)『やってやる』と思っている。『アジア杯』で優勝できなかったので、『今回は絶対に借りを返してやろう』と思っている。(『アジア杯』決勝で喜ぶ姿を見て)『次は絶対喜ばせねぇ』って思ったし、自分もプレータイムは10分ほどだったので、信用してもらえるように努力しないといけないと思った。(得点への意識は)得点は積極的な取っていきたいと思うが、バタバタせずに恩塚さんが求めているバスケをしっかり遂行していきたいと思うし、その中で自分も得点を積極的に取って勝ちにこだわっていきたい。(ハン対策として)1対1で守るのも大切だが、周りの選手がちょっかいを出す。嫌がるようにプレッシャーを掛ける。『アジア杯』の時はリツ(高田)さんだけに任せていた部分がある。ドリブルついている時にどれだけプレッシャーを掛けられるか」オコエ桃仁花「若い選手が多くなってきたので、今までとちょっと違った日本代表になってくるのかなと思う。でもコミュニケーションは取れていると思うので、このまま継続していきたい。目標はもちろん金メダル。開催地の中国は応援もあってすごいと思うので、中国戦までほかのチームを圧倒して勝つこと。そして中国戦は前回負けたので、その悔しさをぶつけたいと思う。(中国に勝つためには)『アジア杯』でMVPを取ったハン(・シュー)選手のところを止めないと勝てないと思うので、もし出てきたらそこの止め方。同じようなやられ方をしないようにアジャストしたい。センターだけではやるのではなく、外角がしっかりプレッシャーを掛けて、いきたい。センターだけががんばるのではなく、外角だけががんばるのではなく、センターも外角もがんばらないといけない」オコエ桃仁花<『第19回アジア競技大会(2022 / 杭州)』女子日本代表メンバー>4 川井麻衣(SG/トヨタ自動車アンテロープス)8 高田真希(C/デンソーアイリス)11 薮未奈海(SF/デンソーアイリス)12 朝比奈あずさ(C/筑波大学)15 本橋菜子(PG/東京羽田ヴィッキーズ)27 林咲希(SG/富士通レッドウェーブ)31 平下愛佳(SG/トヨタ自動車アンテロープス)32 宮崎早織(PG/167センチ/ENEOSサンフラワーズ)59 星杏璃(SG/ENEOSサンフラワーズ)75 東藤なな子(SF/豊田紡織サンシャインラビッツ)88 赤穂ひまわり(SF/デンソーアイリス)99 オコエ桃仁花(PF/UCキャピタルズ)バスケットボール女子日本代表は中国・杭州での『第19回アジア競技大会』にて9月27日(水)・香港戦、29日(金)・カザフスタン戦、10月1日(日)・フィリピン戦のグループステージを戦い、10月2日(火) からスタートする決勝トーナメント準々決勝を目指す。準々決勝以降はTBS系列にて放送予定。取材・文=碧山緒里摩
2023年09月22日2024年上演の舞台『中村仲蔵 ~歌舞伎王国 下剋上異聞~』より、主演・藤原竜也のソロビジュアルとインタビュー動画が公開された。厳しい階級制度の江戸歌舞伎界で、努力と才覚と不屈の精神で大スターへと駆け上がった男の波乱万丈な人生を描いた本作。歌舞伎全盛であった江戸時代中期に梨園の血縁ではなかった歌舞伎役者・中村仲蔵(なかむらなかぞう)が市川團十郎に可愛がられて異例の出世を遂げ、一代で「名人仲蔵」と言われるまでになる物語だ。本公演は、歴史ドラマに定評がある映像監督の源孝志が舞台戯曲として書き下ろし、演劇界の次代を担う蓬莱竜太が演出する。中村仲蔵役を務める藤原が源と舞台で組むのは初で、蓬莱と組むのは『木の上の軍隊』『渦が森団地の眠れない子たち』に続き、今回で三度目となる。「仮名手本忠臣蔵」斧定九郎役を衝撃的な演出で演じ、その名を広めた中村仲蔵。公開されたビジュアルはその斧定九郎役をイメージしつつ、斬新なアレンジを加えた写真となった。撮影で藤原は、波瀾万丈の仲蔵の人生に込められた面白さ、希望、挫折など、様々な表情を次々に創り出し、スタッフを含め、それぞれの熱意とこだわりが詰まったクリエイションとなった。また、本作のプロモーション映像のナレーションを講談師・神田伯山が担当することが決定。自身の真打ち昇進襲名披露興行でも披露するなど、神田伯山の”得意ネタ”としても知られる「中村仲蔵」。今回ならではのスペシャルコラボレーションに期待が高まる。神田伯山東京公演は、2024年2月6日(火) から2月25日(日) まで東京建物Brillia HALLにて上演。その後、2月29日(木) から3月1日(金) まで広島・広島文化学園HBGホール、3月7日(木) から3月10日(日) まで愛知・御園座、3月15日(金) から17日(日) まで宮城・東京エレクトロンホール宮城、3月22日(金) から24日(日) まで福岡・キャナルシティ劇場、3月27日(水) から3月31日(日) まで大阪SkyシアターMBSにて上演される。■藤原竜也 コメント脚本・源孝志さん、演出・蓬莱竜太さんという素晴らしいコンビで、「中村仲蔵」の物語を演劇としてやらせていただきます。仲蔵の人生は、壮大なストーリーで、まるで日本版シェイクスピアのようです。この作品に向けて、いま踊りを一から教えてもらっていますが、ひとつひとつに確実に意味と歴史があり、歌舞伎の世界に改めて尊敬の念を抱いています。かなり、見ごたえもやりがいもある舞台になると思います。演じるのは大変で背負うものは大きいですが、素晴らしい作品を届けられるよう、ただただ準備をし、全てをさらけ出して挑戦していきたいと思っています。『中村仲蔵 ~歌舞伎王国 下剋上異聞~』藤原竜也ショートインタビュー<公演情報>『中村仲蔵 ~歌舞伎王国 下剋上異聞~』『中村仲蔵 ~歌舞伎王国 下剋上異聞~』ビジュアル脚本:源孝志演出:蓬莱竜太キャスト:藤原竜也 ほか【公演スケジュール】期間:2024年2月6日(火)~2月25日(日)会場:東京建物Brillia HALL■チケット料金特等席:平日13,000円/土日祝13,800円1等席:平日11,000円/土日祝11,800円2等席:平日9,000円/土日祝9,800円3等席:平日5,000円/土日祝5,500円(全席指定・税込)一般発売:10月25日(水) 11:00~【ステージ解説イベント】舞台の裏側を特別に公開。観劇がより一層楽しめる貴重な機会です。対象日程:2月19日(月) 13:00 ※対象公演回のチケットをお持ちの皆様ご参加いただけます。【ツアー公演詳細】■広島公演期間:2024年2月29日(木)~3月1日(金)会場:広島文化学園HBGホール■名古屋公演期間:2024年3月7日(木)~3月10日(日)会場:御園座■宮城公演期間:2024年3月15日(金)~17日(日)会場:東京エレクトロンホール宮城■福岡公演期間:2024年3月22日(金)~24日(日)会場:キャナルシティ劇場■大阪公演期間:2024年3月27日(水)~3月31日(日)会場:SkyシアターMBS公式HP:
2023年09月22日RHYMESTERが、バンドセットで今秋Blue Note Tokyoでの2日間公演『King of Stage at Blue Note Tokyo 2023』を開催することを発表した。本公演では、タイトル通りオーセンティックなヒップホップスタイル、そして2MC+1DJのライブパフォーマンスで「キングオブステージ」の異名をとるRHYMESTERが、8人編成のバンドとしてパフォーマンスを披露。11月11日(土)・12日(日) にそれぞれ1日2公演が行われる。<ライブ情報>『King of Stage at Blue Note Tokyo 2023』11月11日(土)1st:Open 15:30 / Start 16:302nd:Open 18:30 / Start 19:3011月12日(日)1st:Open 15:30 / Start 16:302nd:Open 18:30 / Start 19:30会場:Blue Note Tokyo※それぞれ1時間強のパフォーマンスを予定【出演】宇多丸 (Rap)Mummy-D (Rap)DJ JIN (Turntables, Percussions)Takeuchi Kaztake (Keyboards & Band Master)Fujiyama Shu (Guitars)Yanagihara Akira (Bass)Wakiyama Kosuke (Drums)Takahashi Yuko (Percussions)詳細はこちら:
2023年09月22日10月1日(日) に東京文化会館にて開催される『渡辺宙明 メモリアル・コンサート』より出演者のコメントが到着した。『マジンガーZ』をはじめ、『サザエさん』『野球狂の詩』などのアニメ作品の作曲を担当したほか、『秘密戦隊ゴレンジャー』に始まり半世紀にもわたる“スーパー戦隊シリーズ”、『宇宙刑事ギャバン』などの“メタルヒーローシリーズ”、『人造人間キカイダー』などの特撮作品の音楽を手掛けてきた作曲家・渡辺宙明。ジャズロックを子供番組の音楽に取り入れて、哀愁漂う旋律とパンチの効いたリズムで“宙明節”“宙明サウンド”と呼ばれる個性に満ちた音楽を生み出してきた。本公演は、2022年6月23日、96歳で永眠した渡辺宙明の功績を称え、残した名曲の数々を豪華出演者たちの歌声と共に届けるイベントで、同年には追悼コンサートが東京・NHK ホールで開催。今年は『渡辺宙明 メモリアル・コンサート』として開催される。今年のコンサートには、『太陽戦隊サンバルカン』『宇宙刑事ギャバン』などの主題歌を歌った串田アキラ、『野球狂の詩』などを歌った堀江美都子、アニソンや特撮ソングをこよなく愛し多くの関わりのある中川翔子ら昨年出演した3名に加え、『バトルフィーバーJ』『大戦隊ゴーグルファイブ』などの主題歌を歌ったMoJoが出演。そして、先日追加発表された『ビデオ戦士セザリオン』の主題歌などを歌った宮内タカユキが出演する。指揮は、渡辺宙明の⻑男で作曲家の渡辺俊幸が務める。なお、昨年NHK ホール公演で大きな話題となった渡辺宙明の直筆スコアや台本、サイン入り資料など特別展示を予定。生前のコンサートではお馴染みの観客参加の大合唱コーナーも復活する。■串田アキラ60年前歌手を始めて今でも歌手でいられる。歌える歌があるから。渡辺宙明先生の曲だ。そしてみんなが聴いてくれる。一緒に歌ってくれる。心に残してくれてる。そのためにもパワーはいつでも みんなが初めて聴いた時以上にしたい。いつものライブとまた違う気合い入れて「これが宙明節だよ」と頑張って唄います。夢と勇気とやさしさを!■中川翔子昨年に引き続き、今年も宙明先生のメモリアルコンサートに参加することができ、いちファンとして嬉しい気持ちでいっぱいです。しかも今回は特撮ソングのなかでも、大好きな楽曲に挑戦させていただきます。宙明先生はもちろん、前回出演が叶わなかった水木一郎アニキにも向けて、心からのリスペクトを込めて宙に届くように歌わせていただきます。■堀江美都子渡辺宙明先生のメモリアルコンサート!天まで届くように精一杯歌います。是非お出かけください。■宮内タカユキ11年前ブラジルツアー中に発症した小脳梗塞。帰りのヒースロー空港で亡くなっていても不思議ではないほど酷かったと医師から言われた。退院して歌ってみると音程がとれない。歌手は諦めたほうが……と言われ、後遺症もすべて受け入れ歌い続けてきた日々があったから、メモリアルコンサートに出演できるまでに至り嬉しかった。10月1日は嬉しい緊張の中、感謝の思いを込め歌わせていただきます。「オーケストラで歌うレザリオン聴けるの今から楽しみです」「魂の三兄弟が揃うのは泣けます」……など、みんなからのコメントやメッセージ……ありがとう!みんなの思いを上回るくらいの嬉しい緊張感の中で俺は歌うよ!■MoJo宙明先生の珠玉(しゅぎょく)な楽曲を、天国の先生に届けとMoJoが想いを込めて気持ちの限り咆哮します!よろしくデス!!■渡辺俊幸昨年の追悼コンサートでは会場から父の音楽への想いが伝わってきて、父の音楽家としての偉大さを感じたコンサートでした。初めて父のスコアを深く読み込んで、人の心に深く残るキャッチーな曲を作りたいという思いがどの曲にも溢れていて、耳にしたことのない楽曲の中にも名曲があるなと改めて父の才能を感じました。父の音楽を愛してくださっている皆さんに、末永く父の音楽を愛し続けてほしいと父も願っていると思います。是非ともコンサートで父の音楽を楽しんでいただき、皆さんで大きく盛り上がるコンサートにしたいと思っております。<イベント情報>『渡辺宙明 メモリアル・コンサート』10月1日(日) 東京文化会館開場 14:00 / 開演 15:00■出演串田アキラ / 中川翔子 / 堀江美都子 / 宮内タカユキ / MoJo ※50音順音楽監督・指揮:渡辺俊幸演奏:オーケストラ・トリプティークコンサートマスター:工藤春彦ドラム:伊藤史朗■チケット料金(税込・全席指定)S席:12,100円A席:9,900円B席:7,700円U25:チケット3,300円※未就学児の入場不可チケットはこちら:公式サイト:
2023年09月22日2022年11月から12月にかけて下北沢・本多劇場ほか各地で上演されたKERA・MAP #010『しびれ雲』のDVDが、本日9月22日にリリースされた。『しびれ雲』は、劇作家・演出家ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)が、主宰劇団「ナイロン100℃」以外の演劇活動の場として2001年にスタートした「KERA・MAP」の第10回公演。KERA・MAP『キネマと恋人』(2016、2019年) の舞台となった“梟島(ふくろうじま)”を舞台に描かれる、まったく新たなストーリーで、静かで穏やかな暮らしの中で描かれる“小津作品”への憧憬のようなKERA作品では“異色作”となっている。出演者は、下北沢・本多劇場初出演となる井上芳雄を始め、緒川たまき、ともさかりえ、松尾諭、石住昭彦、三宅弘城、三上市朗、萩原聖人など多彩な俳優陣が集結した。『しびれ雲』ビジュアルDVDの特典には、井上芳雄とKERAの新録対談、KERA念願の『しびれ雲』本編モノクロバージョン全編収録、オリジナル曲「ああ幸せの波はそよいでる」の大合唱となった新潟大千穐楽のダイジェスト映像、犬山イヌコとKERAによるトークイベント「INU-KERA」の井上芳雄ゲスト回ダイジェスト映像、萩原聖人・松尾諭・菅原永二が3時間語り尽くす充実の副音声コメンタリー、と特典満載のパッケージとなっている。<リリース情報>KERA・MAP#010『しびれ雲』DVD発売中価格:8,800円(税込)『しびれ雲』DVDジャケット【仕様】DVD片面2層2枚組DISC 1:本編104分・特典映像132分DISC 2:本編90分・特典映像114分COLOR/MPEG-2/ステレオ/16:9/ALL NTSC/複製不能/トールクリアケース仕様収録日:2022年11月16日(水) 下北沢・本多劇場作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ出演:井上芳雄、緒川たまき、ともさかりえ、松尾諭、安澤千草、菅原永二、清水葉月、富田望生、尾方宣久、森準人、石住昭彦、三宅弘城、三上市朗、萩原聖人【特典映像】・井上芳雄 × ケラリーノ・サンドロヴィッチ対談(新録)・『しびれ雲』モノクロバージョン(limited for DVD)・新潟大千穐楽カーテンコールダイジェスト・INU-KERA vol.88 ダイジェスト映像(2023年2月4日(土) 開催 at ロフトプラスワン/犬山イヌコ×ケラリーノ・サンドロヴィッチ×井上芳雄)【特典】・副音声コメンタリー収録(萩原聖人×松尾諭×菅原永二)詳細はこちら:
2023年09月22日2023年10月27日(金)から、東京・シアターマーキュリー新宿にて『混頓 vol.1』が上演される。Netflixオリジナルドラマ『サンクチュアリ -聖域-』の全話脚本を手掛けた金沢知樹が脚本・演出をつとめる 『え・ちけっと』と、AOI biotope所属の大野大輔が脚本・演出をつとめる 『戯曲 地獄』の二本立てで構成される新作書き下ろしオムニバスコント形式となっている。CMをはじめとする映像の企画・演出・制作を行うアジアトップクラスのプロダクションであるAOI Pro.において、映画『怪物』(東宝・ギャガ配給/2023年)やドラマ『silent』(フジテレビ系木曜劇場/2022年放送)など、これまで多くの劇場映画、テレビドラマの制作を担当したエンタテインメントコンテンツプロデュース部が初めてプロデュースするコント公演だ。出演に名を連ねたのは井桁弘恵、東啓介、寺本莉緒、槙尾ユウスケ(かもめんたる)。井桁弘恵東啓介寺本莉緒槙尾ユウスケ(かもめんたる)さらに、シリーズ第一弾の声の特別出演に、声優・俳優として活躍する津田健次郎が出演。トリッキーな物語設定となる『戯曲 地獄』に登場し、これまで演じたことのない新たな芝居に挑戦する。津田健次郎【津田健次郎コメント】尖った皆さんが作り上げる尖ったコントに参加させて頂く事になりとてもワクワクしています。収録はこれからなのですが、どんなリクエストが飛んで来ても対応出来るよう頭を柔らかくして臨もうと思っています(笑)。とても楽しみです。さて、どんな笑いが生まれるか…?メインビジュアルを手がけたのは、Saucy Dog「シンデレラボーイ」のミュージックビデオのイラスト等で注目されるイラストレーター・ますだみく。「混頓」は今後映像化も視野にシリーズ化を検討しているという。公演は2023年10月27日(金)から29日(日)まで、東京・シアターマーキュリー新宿にて全6公演が上演される。【プロデューサー・黒澤優介(AOI Pro.)コメント】映画・ドラマ等の映像制作を手掛けるAOI Pro.が「映像で活躍する俳優のお芝居をより間近で、かつ手軽に堪能できるプレミアムなコント公演」をコンセプトに企画した中、声優として多くの代表作を持ち、さらに俳優としても幅広く活躍される津田健次郎さんがぴったりと思い、ご無理を申して記念すべき第一作目に声のご出演をして頂くことになりました。かなりトリッキーな台本のため、最初はお断りされると思ったのですが……(笑)、津田さんの新鮮なお芝居に、是非ともご期待ください!演劇に留まらず、ファッションやアートなど、さまざまなカルチャーが交差する「拠点」を目指してまいります。新しい文化が生まれる瞬間を、生で目撃頂けたら嬉しいです!<公演情報>『混頓 vol.1』脚本・演出:金沢知樹大野大輔(AOI biotope)主催/企画・製作:AOI Pro.出演:井桁弘恵東啓介寺本莉緒槙尾ユウスケ(かもめんたる)津田健次郎(声の出演/※『戯曲地獄』のみ)演目:金沢知樹脚本・演出 『え・ちけっと』大野大輔脚本・演出 『戯曲 地獄』2023年10月27日(金) 〜10月29日(日)全6公演会場:東京・シアターマーキュリー新宿チケット情報公式サイト公式X(旧Twitter)
2023年09月22日PEDROが、11月27日(月) に日本武道館にてチケット代100円で単独公演『赴くままに、胃の向くままに』を開催することを発表した。本公演は、前日11月26日(日) のツアーファイナルとは異なるセットリストで開催予定。11月26日(日) 公演のファンクラブ限定チケット購入者は招待となり、その他のチケット抽選先行受付は本日よりスタートしている。なお、同時にアインシュタインの稲田直樹とコラボしたシュールな告知動画が公開された。PEDRO / 11月27日チケット100円日本武道館ワンマン開催決定!!!!!<ライブ情報>『赴くままに、胃の向くままに』11月27日(月) 東京・日本武道館開場 17:30 / 開演 18:30チケット料金:100円(税込)※未就学児童入場不可※全て電子チケット対応※リフト、ダイブ、サーフ、モッシュ禁止※写真撮影、動画録画・録音禁止【スケジュール】■11月26日(日) 公演 心のお洗濯チケット・健やかチケット購入者受付受付期間:9月22日(金) 0:00~24日(日) 23:59※招待※心のお洗濯チケット購入者:1人1枚まで / 健やかチケット購入者:11月26日(土) 公演購入枚数まで■チケットぴあ抽選先行受付期間:9月22日(金) 0:00~10月1日(日) 23:59※100円チケット / 1人2枚まで■チケット一般発売受付期間:10月14日(土) 10:00〜※100円チケット / 1人2枚までオフィシャルHP:
2023年09月22日ダンス&ボーカルグループのw-inds.が、現在開催中のライブツアー『w-inds. LIVE TOUR 2023 “Beyond”』東京・NHKホール公演のアンコールにて最新曲「Run」を披露した。本楽曲はメンバーの橘慶太によるプロデュース楽曲で、ポジティブなメッセージを発信するナンバー。初披露の際、w-inds.は「w-inds.らしい爽やかで疾走感のある楽曲になりました!ぜひ「Run」に込めたメッセージを受け取ってください!」と語った。併せて、「Run」は本日9月22日より各音楽プラットフォームで配信開始。さらに、『w-inds. LIVE TOUR 2023 “Beyond”』の東京・NHKホール公演の模様がTBSチャンネル1にてテレビ放送されることも決定した。放送はツアーが終わる12月を予定しているとのこと。w-inds.は、2023年7月にマカオで開催された『第24回China Music Awards』において「ASIAN MOST POPULAR GROUP」部門を受賞。『w-inds. LIVE TOUR 2023 “Beyond”』も10月29日(日) の神奈川公演後、11月11日(土) に台湾公演、12月2日(土) に香港公演を予定している。<配信情報>「Run」配信中「Run」配信ジャケット配信リンク:<番組情報>『w-inds. LIVE TOUR 2023 “Beyond”』東京・NHKホール公演TBSチャンネル1にて12月に放送予定※初回放送時は「スカパー番組配信」にてPCやスマホでもリアルタイム視聴が可能。※1週間のアーカイブ配信あり(再放送時は除く)詳細はこちら:<リリース情報>w-inds. 15thアルバム『Beyond』発売中【CD収録内容】01. Unforgettable02. FIND ME03. Bang! Bang! feat. CrazyBoy04. Fighting For You05. Over The Years06. Blessings07. I Swear08. Delete Enter09. Lost & Found10. Bang! Bang! feat. CrazyBoy (REMIX)【Blu-ray / DVD収録内容】※Special Book盤・初回限定盤のみ01. Bang! Bang! feat.CrazyBoy (Music Video)02. Document of Beyond : Behind the Scenes03. Document of Beyond : Interview配信リンク:特設サイト:<ライブ情報>『w-inds. LIVE TOUR 2023 "Beyond"』※終了分は割愛10月29日(日) 神奈川・神奈川県民ホール11月11日(土) 台北・TAIPEI INTERNATIONAL CONVENTION CENTER12月2日(土) 香港・Star Hall, KITEC神奈川公演のチケット情報:全席指定8,500円(税込)公式サイト:公式サイト:
2023年09月22日11月3日(金・祝) に東京・渋谷のライブハウス7カ所で開催されるサーキットイベント『BiKN shibuya 2023』(読み:ビーコンシブヤ)の第3弾出演者が発表された。本イベントは、“アジアで注目を集めるアーティストが一堂に会するショーケース”という日本では過去に例を見ないコンセプトのもと、初開催ながらアジア各国から個性豊かなアーティストが参加予定。ライブイベントのほかに、飲食エリアやフォトスポット、オリジナルグッズ売り場なども展開される。今回発表されたのは、コーチェラ 2023やサマーソニック 2023で抜群の存在感を発揮した落日飛車 Sunset Rollercoaster(台湾)をはじめ、ミツメ(日本)、The fin.(日本)、ena mori(フィリピン / 日本)、babychair(マレーシア)、FORD TRIO(タイ)、evening cinema(日本)、cinnamons(日本)、Virgin Vacation(香港)、ヒグチアイ(日本)、鄭宜農 Enno Cheng(台湾)、優河(日本)、Hana Hope(日本)、Minhwi Lee(韓国)、Tomii Chan(香港)の15アーティスト。チケットは本日9月22日より一般発売がスタートした。<イベント情報>『BiKN shibuya 2023』開催日時:11月3日(金・祝) 開場11:00 / 開演12:00会場:Spotify O-EAST / Spotify O-WEST / Spotify O-nest / Spotify O-Crest / duo MUSIC EXCHANGE / CLUB asia / 7th floor『BiKN shibuya 2023』ビジュアル【出演】babychair / Carsick Cars / cinnamons / Cody・Lee(李) / DYGL / ena mori / 鄭宜農 Enno Cheng / evening cinema / FORD TRIO / Hana Hope / ヒグチアイ / Lucie,Too / Max Jenmana / Minhwi Lee / ミツメ / Say Sue Me / 淺堤 Shallow Levée / She Her Her Hers / Silica Gel / Soft Pine / 拍謝少年 Sorry Youth / Stars and Rabbit / 落日飛車 Sunset Rollercoaster / The fin. / Tomii Chan / Virgin Vacation / 優河 and more...【チケット価格】⼀般:8,900円(税込)チケットはこちら:オフィシャルサイト:
2023年09月22日“現代最高のヴァイオリニストのひとり”ギル・シャハムがやってくる。完璧なテクニックと豊かな表現力を武器に、アメリカを代表する巨匠としての地位を不動のものとしてきたギル・シャハムは、「ミュージカル・アメリカ」における年間最優秀器楽奏者に選出されるなど、今や押しも押されもしないヴァイオリン界の第1人者だ。4年ぶりとなる今回の来日公演は、東京と大阪の2公演だ。プログラムには、フォーレのヴァイオリン・ソナタを筆頭に、ルクレール、モーツァルトなどの名作がずらりと並び、シャハムのテクニックと音楽性がたっぷり楽しめること請け合い。共演は、シャハムとの共演を数多くこなしてきたピアノの名手・江口玲。阿吽の呼吸で展開される演奏の素晴らしさは特筆ものだ。シャハムの使用楽器1699年製のストラディヴァリウス「ポリニャック伯爵夫人」の響きにも注目したい。ギル・シャハムヴァイオリン・リサイタル 2023■チケット情報月31日(火) 19時開演東京オペラシティ コンサートホール11月3日(金・祝) 15時開演住友生命いずみホールPROGRAMJ-M.ルクレールヴァイオリン・ソナタ ニ長調 op.9-3W.A.モーツァルトロンド ハ長調 K.373A.ドルマンヴァイオリン・ソナタ第3番「ニグン」S.ウィーラーアイソレーション・ラグM.ライミヴァイオリン・エチュード「アンガー・マネジメント」R.エスメイルヴァイオリンの時G.フォーレヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調 op.13ギル・シャハム(ヴァイオリン)今日のクラシック音楽界を牽引するヴァイオリニスト。ギル・シャハムは、完璧なテクニック、比類なき優しさと寛大な心を併せもち、アメリカを代表する巨匠としての地位を不動のものとしている。グラミー賞受賞、そして「ミュージカル・アメリカ」からは年間最優秀器楽奏者に選出され、常に名高いオーケストラや指揮者からソリストとして招かれ、リサイタル活動以外にも世界有数のコンサートホールや音楽祭で活躍する。定期的にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ボストン交響楽団、シカゴ交響楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、ロサンジェルス・フィルハーモニック、ニューヨーク・フィルハーモニック、パリ管弦楽団、など名だたるオーケストラとのコンサートと共演をしている。また、モントリオール、シュトゥットガルト、シンガポールでは長年アーティスト・イン・レジデンスを務めてきた。その他にオーケストラと共に『1930年代のヴァイオリン協奏曲』と題したプロジェクトの一環で、バーバー、バルトーク、ベルク、コルンゴルト、プロコフィエフなどの作曲家の作品を追求してきた。使用楽器は、1699年製のストラディヴァリウス「ポリニャック伯爵夫人」。
2023年09月22日