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宇多田ヒカルが、4月に発売したベスト・アルバム『SCIENCE FICTION』に収録されている「Electricity」のミュージックビデオを公開した。同曲は、CMソングに起用され、ツアーのアンコールでも披露されてきた楽曲で、今回公開となったミュージックビデオは、デビュー25周年のテーマであった「SCIENCE FICTION」という世界観を堪能できる作品に仕上がっている。12月11日(水)にはツアー映像『SCIENCE FICTION TOUR 2024』の発売、2025年1月8日(水)には過去ツアーのライブ映像作品集『HIKARU UTADA LIVE CHRONICLES』全8タイトルの発売も控えている。宇多田ヒカル「Electricity」Music Video<リリース情報>映像商品『HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024』12月11日(水)発売◾️完全生産限定盤2BD+2CD(ライブ音源CD2枚組):19,800円(税込)◾️通常盤BD:7,150円(税込)【BD収録内容】●HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 202401. time will tell02. Letters03. Wait & See 〜リスク〜04. In My Room05. 光06. For You07. DISTANCE08. traveling09. First Love10. Beautiful World11. COLORS12. ぼくはくま13. Keep Tryin’14. Kiss & Cry15. 誰かの願いが叶うころ16. BADモード17. あなた18. 花束を君に19. 何色でもない花20. One Last Kiss21. 君に夢中22. Electricity23. Stay Gold24. Automatic●『HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024』ツアードキュメント映像THE MUSIC VIDEO ANTHOLOGY 1998-2024(完全生産限定盤のみ)※「Automatic」から「何色でもない花」まで全MV40曲映像 (M1~23, M25はフルHDリマスター版)01. Automatic02. Movin’ on without you03. First Love04. Addicted To You [UP-IN-HEAVEN MIX]05. Wait & See~リスク~06. For You07. For You (Unreleased Version)08. タイム・リミット09. タイム・リミット (Unreleased Version)10. Can You Keep A Secret?11. FINAL DISTANCE12. traveling13. 光14. SAKURAドロップス15. Deep River16. COLORS17. 誰かの願いが叶うころ18. Be My Last19. Passion20. Keep Tryin’21. Flavor Of Life -Ballad Version-22. HEART STATION23. Prisoner Of Love24. Goodbye Happiness25. 桜流し26. 真夏の通り雨27. 花束を君に28. 二時間だけのバカンス featuring 椎名林檎29. 忘却 featuring KOHH30. Forevermore31. あなた32. 初恋33. Time34. One Last Kiss35. PINK BLOOD36. 君に夢中37. BADモード38. Gold~また逢う日まで~39. 何色でもない花40. Somewhere Near Marseilles -マルセイユ辺り- (Sci-Fi Edit)ライブ音源CD2枚組*完全盤のみ『HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024』予約リンク宇多田ヒカルオフィシャルサイト
2024年12月09日東京芸術劇場が、新しい舞台芸術・音楽のプロジェクトとして「TMT ギア 東京芸術劇場クリエイター支援プロジェクト」をスタートし、現在、育成対象者となる次世代のアート・クリエイターを募集している。文化庁文化芸術活動基盤強化基金(クリエイター等育成・文化施設高付加価値化支援事業)の助成により実施される本プロジェクト。ジャンルにとらわれない柔軟な感性をもって、世界に向けてチャレンジングなプロジェクトを実現したい人を募集、首都の公共劇場としての機能と蓄積を生かし、アート・クリエイターたちの思考と実践を粘り強くサポートするという。舞台芸術部門は演劇作家・岡田利規、音楽部門は指揮者・山田和樹、さらには劇場スタッフがメンターとなり、劇場内外でのクリエイション、海外でのリサーチやプロモーション活動など、劇場とアート・クリエイターが一体となって、プロジェクトの実現を目指す。舞台芸術部門においては、東京芸術劇場とともに、自らの表現の新たな文脈での可能性を探求。本年度、計画を立てた上で、令和7(2025)年度には、海外フェスティバルなドのリサーチや、国際共同制作などの現場でのオン・ジョブ・トレーニング、ワークショップを実施して、創造のアイディアを育てる。令和8(2026)年度には、自らが中心となって創作した作品を国内で発表し、将来的にはその作品を国際的に発信することを目指すという。募集はパフォーミンアーツ分野(演劇・ミュージカル・ダンスなど)に関わる、演出家・作家・ドラマトゥルク等のアート・クリエイター。パフォーミングアーツを表現の中心に据えながら、さまざまなジャャンルの芸術文化をリファレンスとするか、もしくはコラボレーションして企画することを目指す。音楽部門では、令和8(2026)年度に主催公演として開催する音楽プロジェクトを企画・上演する。音楽プロジェクトは、音楽をコンセプトの中心に据えながら、さまざまなジャンルの芸術文化をリファレンスとするか、もしくはコラボレーションして企画することを目指す。「TMTギア」という名称は、次代のアート・クリエイターたちに未来を切り拓きサヴァイヴするための「ギア」―装備、変速装置―をこのプロジェクトを通して探しあて、開発し、身に付けてほしい……という思いが込められたという。パフォーミングアーツ分野、音楽分野ともに募集受付期間は2025年1月5日(日) まで。■岡田利規(演劇作家・小説家、次期芸術監督)からのメッセージ全文岡田利規(演劇作家・小説家/東京芸術劇場 次期芸術監督)©宇壽山貴久子あなたがたとえいわゆる"海外志向"というか国際的に活動することへの強い意欲というかそういうのは特にないんですよねという人だとしても、この募集要項を他人事とはどうかおもわないでほしい。演劇・ダンスなどのパフォーミングアーツという芸術形式を探究する野心に満ちた人でさえあるのならば、どうか、このプロジェクトが募ろうとしている対象の、自分は範疇の外であるとおもわないでほしい。もちろんこれは"国際的なフィールドで活躍するクリエイター"を育成するプロジェクト、それは、そうである。しかし、本プロジェクトで"指導者"を務めることになるわたしとしては、"国際的なフィールドで活躍する"ようになることは真の目的では実はなくて、真の目的を達成するともれなく付随してくるオマケのようなものにすぎないと考えて、これに取り組みたい。では、わたしが"真の目的"としたいものは何かある作り手の作品・活動が、その人自身が根ざすのと異なる文脈において機能することが起こり得る。ときに、作り手自身の思ってもみなかった仕方で。そのことを、"普遍性"というような雑な(とわたしにはおもわれる)いい回しを用いることなしに考えていくというプロセスを、育成対象者となる人たちと一緒にわたしは経験したい。"国際的なフィールドで活躍する"地力は、その経験のオマケとしてもれなく備わるだろうし、それはその力の備わり方として真っ当なものだろう、とわたしは考えている。わたしがそう考えるのは、なにより、かつてのわたし自身が少しも"海外志向"ではなかったからだ。だから、そんな人にもこのプロジェクトに奮って応募してほしい。お待ちしています。■山田和樹(指揮者、次期芸術監督)からのメッセージ山田和樹(指揮者/東京芸術劇場次期芸術監督)© Zuzanna Specjal「人はいるが人材がいない」──すべての業界において切実な問題である。「人材の発掘と育成」を掲げるプロジェクトは多いものの、一体どれだけの効果が上がっているだろうか。つまり、人材というのは何かの路線やマニュアルによって育まれるものとはまた違うということなのだろう。今回は国がやる気になった。血税を用いる以上、効果を上げなければならないというプレッシャーを感じている。しかし、人材は一体どこに居て、どのように育まれるものなのか、この簡単ではない問いに正面から向き合えることは幸せなことでもある。一つ言えることは、縁や出会いなくして人材は決して育まれないということである。そして、その縁や出会いを呼び込める運を左右するのはその人自身でしかない。運があるかどうか、それに尽きる部分もまた多いのは真実だと思う。ここにクリエイターの募集を設けることになった訳だが、一つ運試しのつもりでたくさんの人に受けてもらいたいと切に願う。変な言い方になるが、受かる運もあれば、受からない運もまたあると思う。しかし申し込まなければ、受かる運も受からない運も最初から働かないのだから、この機会を上手く利用して欲しいと思うのだ。たくさんの物事がデータ化、デジタル化していく世の中にあって、今一度問いたいのは、情熱ややる気こそがすべての創造の源であるということだ。岡本太郎氏はそれを「毒」という言葉で表現したが、最初からバランスなんかとれていたら逆に恐ろしい。自分の中に毒を持っている人、募集します。何卒、たくさんのご応募を!!<『TMT ギア 東京芸術劇場クリエイター支援プロジェクト』アートクリエイター募集>【支援内容】・クリエイションおよび公演実施にかかる経費(会場の提供を含む)(稽古・ワークショップへの参加費、脚本執筆料、演出料、ドラマトゥルク料、出演料、作編曲料、舞台費、楽譜・楽器借用料など)・オン・ジョブ・トレーニングおよび海外リサーチにかかる参加費・渡航費・現地滞在費・メンターによる活動へのアドバイス 等【応募受付期間】2024年12月2日(月) 〜2025年1月5日(日)【募集人数】若干名詳細は下記東京芸術劇場サイトよりご確認ください
2024年12月09日『映画ドラえもん』シリーズ最新作『のび太の絵世界物語』の主題歌アーティストがあいみょんに決定し、最新予告映像と本ポスターが公開された。シリーズ45周年記念作品となる本作は、絵に描かれた壮大な中世ヨーロッパの世界が舞台で、ドラえもんたちが“絵の世界”に飛び込み大冒険を繰り広げる。絵の中で出会った仲間たちとともに、ドラえもんとのび太たちが幻の宝石をめぐり強大な敵に立ち向かう、完全オリジナルストーリーとなっている。自他ともに認める“ドラえもんの大ファン”であるあいみょんが、本作のために書き下ろした楽曲は「スケッチ」。ドラえもんの主題歌を担当することについて、あいみょんは「『ついに来た!夢が叶う!』と、嬉しい気持ちになりました。親交のある(水田)わさびさんには自分から伝えたかったため、『のび太の絵世界物語』のアフレコ初日にサプライズで現場へ行き、直接ご報告したところ、『夢がようやく叶ったね』と言ってもらい、泣きながら抱き合いました」と嬉しさを滲ませた。さらに「主題歌『スケッチ』は、本作のイメージは盛り込みつつ、色々な冒険をしてきたドラえもんとのび太くんのこれまでの歩みを描きたいと思い制作しました。映画のテーマである“絵”をどこまで楽曲に落とし込むか考える中で、ドラえもんとのび太くんの日常をふと思い浮かべてみたら、寝る前、眼鏡を外したのび太くんの顔に残っている眼鏡の跡さえも、絵になる、描きたくなる、とても愛おしいシーンだろうなと思って。それがきっかけで、流れるように曲作りが進みました。また、映画の最後にかかる主題歌が作品と分離しないように、やさしくて、やわらかい印象の物語にぴったりの楽曲になったと思います」と楽曲に込めた想いを愛情いっぱいに語った。主題歌の発表は、現在開催中の全国アリーナツアー『AIMYON TOUR 2024-25“ドルフィン・アパート”』の広島グリーンアリーナ公演にて行われ、「スケッチ」をのせた予告映像が流れた後、あいみょんの掛け声でドラえもんとのび太が登場。会場に駆け付けたファンに向けて発表した。『AIMYON TOUR 2024-25“ドルフィン・アパート”』広島グリーンアリーナ公演より公開された予告編では、ひみつ道具「はいりこみライト」を使い、飛び込んだ絵の中の世界に広がる中世ヨーロッパの世界・アートリア公国での冒険を楽しむドラえもんとのび太たちの姿が映し出される。そこで出会った新たな仲間・クレアたちから、アートリア公国に眠る不思議な青色を作り出す「幻の宝石 アートリアブルー」の噂を耳にする。「ダイヤモンド以上の価値がある!」と幻の宝石を見つけ出そうと奮起するドラえもんたち。しかし、アートリア公国に代々伝わる“古の伝説“が蘇り、絶体絶命の大ピンチに。何やら怪しい動きを見せる美術商人・パル(鈴鹿央士)の姿も確認できる。本ポスターは、鮮やかな青い空と湖が広がるアートリア公国を背景に、ドラえもんやのび太たちが躍動感いっぱいに飛び立つ、壮大な絵画のようなビジュアルに仕上がった。湖の奥にそびえ立つお城からは、何やら怪しげな影が迫る様子が描かれ、“みんなの色で、世界はあざやかになる。”というメッセージが新たな冒険の幕開けを予感させるポスターとなっている。『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』ポスター併せて、入場者全員がもらえるプレゼント小冊子の配布も決定。12月13日(金) より全国の映画館にて本作の劇場前売券を購入すると、全国合計10万名にベレー帽をかぶり、絵筆を持ったドラえもんのラバーキーホルダー「わくわく!お絵かきドラ」を1個プレゼント。さらに、映画館で本作を観ると、入場者全員に小冊子「映画ドラえもん のび太の絵世界物語『いろいろ!まんが BOOK』」が1冊プレゼントされる。■あいみょん コメント正直、まだ夢みたいです。夢みたいとしか言えないです。私がメジャーデビューする前から仲良しのわさびさんに直接サプライズで「主題歌を担当します」と報告して、抱き合い泣いた日の事は一生忘れません。私の夢が、私たちの夢が叶った瞬間でした。「スケッチ」はドラえもんとのび太の何気ない生活を大切に歌いたい想いが強かったです。のび太くんの顔に残る眼鏡の跡さえも愛おしくて“絵になるよ”って、ドラえもんが温かい目で見ている様子が浮かんで、のび太の後悔や失敗、嬉しいも楽しいも、いつも一緒に経験してきたふたりの間にある確かな友情を描こうと思いました。そしてまた、のび太がまっすぐに揺れながらドラえもんとの日々を描いてる姿を想像しました。私の夢を叶えてくれたドラえもんに、楽曲で最大の恩返しができますように。私の未来を変えてくれたドラえもんが、また今作で沢山夢を叶えてくれています!『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』予告<作品情報>『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』2025年3月7日(金) 公開【前売プレゼント】「わくわく!お絵かきドラ」(ラバーキーホルダー)発売日:12月13日(金)料金:一般券 1,400円/ジュニア券 800円(全て税込)※プレゼントは劇場により数に限りがあります。※プレゼントは非売品です。転売目的での購入はご遠慮ください。※詳細は映画公式ホームページをご確認ください。※前売券の対象年齢は劇場により異なります。また鑑賞される日によって当日券の価格と差が出る場合もございます。詳しくは鑑賞予定の劇場にお問い合わせください。【入場者プレゼント】「映画ドラえもん のび太の絵世界物語『いろいろ!まんが BOOK』」(小冊子)※1人につき1冊のプレゼントになります。※画像はイメージです。※詳細は映画公式ホームページをご確認ください。公式HP:藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2025
2024年12月09日2024年12月19日(木) に東京・本多劇場で開幕するハイバイ20周年『て』。そのアフタートークに登壇する、スペシャルゲストが発表された。ハイバイ主宰・岩井秀人の家族をモデルにした本公演は2008年に初演。岩井の家族が過去の関係を清算しきれず、お互いの分かり合えなさに沈んでいく様を描いた、厚みある悲喜劇だ。今回は「完全版」としてキャストを一新し、大倉孝二、伊勢佳世、田村健太郎、後藤剛範、川上友里、藤谷理子、板垣雄亮、岡本昌也、梅里アーツ、乙木瓜広、岩井、小松和重が出演する。このたびアフタートークのゲストとして、12月19日(木) に大倉、小松、12月20日(金) に前川知大(イキウメ主宰)、12月23日(月) に大原櫻子、12月26日(木) にユースケ・サンタマリアの登壇が決定。各日19時公演の後に実施予定で、岩井とともにトークを行う。<公演情報>ハイバイ20周年『て』作・演出:岩井秀人出演:大倉孝二伊勢佳世田村健太郎後藤剛範川上友里藤谷理子板垣雄亮岡本昌也梅里アーツ乙木瓜広/岩井秀人小松和重【東京公演】日程:2024年12月19日(木)〜29日(日)会場:本多劇場■アフタートーク12月19日(木) 19:00回 ゲスト:大倉孝二、小松和重12月20日(金) 19:00回 ゲスト:前川知大(イキウメ主宰)12月23日(月) 19:00回 ゲスト:大原櫻子12月26日(木) 19:00回 ゲスト:ユースケ・サンタマリア【富山公演】日程:2025年1月8日(水)・9日(木)会場:オーバード・ホール 中ホール【高知公演】日程:2025年1月18日(土)会場:高知県立県民文化ホール グリーンホール【兵庫公演】日程:2025年2月1日(土)・2日(日)会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールチケット情報:()公式サイト:
2024年12月09日演出・栗山民也、主演・中山優馬による舞台『血の婚礼』が、2024年12月7日に東京・IMM THEATERで初日を迎えた。本作は、スペインを代表する劇作家フェデリコ・ガルシーア・ロルカが、実際の事件をもとに執筆し、ロルカの三大悲劇のひとつとして知られている傑作戯曲。スペイン・アンダルシアを舞台に、互いの家族の期待を背負いながら結婚式を迎えようとしている1組の男女のもとに花嫁の昔の恋人が現れ、すべてを変えてしまう。言葉では説明のつかない愛への衝動、伝統と因習に縛られた男たちの闘い、女たちの戦いを描く。花嫁のかつての恋人・レオナルドを中山優馬、結婚式を迎えようとしている花婿を宮崎秋人、レオナルドと花婿の間で揺れる花嫁を伊東蒼、レオナルドの妻を岡本玲、花嫁の父を谷田歩、花婿の母を秋山菜津子がそれぞれ演じる。開幕にあたり栗山は、「ロルカの生んだ人たちの、幾度もつまずき壊れ、それでも自ら信じる感情にもがきながら立ち上がるそんな滑稽で惨めな姿に、熱く激しい人間だけのドラマを見る。人間の抱える闇や業のどこにも、ひとつの答えなどない。そんな人間たちの厄介で不可解な姿を、ただ美しいと見つめる」とコメント。中山も「終盤の通し稽古で栗山さんが、“最後に悲劇を背負うのは女性で、今回はそういう終わり方なんだ。全て悲劇の結末は女性が受け取って、それでも生きていくしかない”と言っていたのが印象的でした。シンプルで逃げ場がないセットは、力が試される怖さもありますが、楽しいですし、本当にありがたいです。美しい舞台芸術のなかで、泥の匂いがする愛の物語を、目の前で人が動かしていく。これこそ劇場に来たときしか味わえない面白さが詰まっている作品になっていると思います」とコメントを寄せている。東京公演は2024年12月18日(水) まで。その後、12月28日(土)・29日(日) に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールで上演される。■演出:栗山民也 コメント全文最後の稽古で、登場し思いを散々喋ったあと退場していく登場人物のその後ろ姿を見つめながら、一体この人はこれからどんな思いで、どこに向かって行くのかと尋ねてみたくなる。わずか一ト月の稽古の稽古だが、ただの他人とは思えず、それぞれの人物のこれからを愛おしく思ってしまう。AIが誕生しプログラミングするだけで、すべての解答がすぐに得られる時代が間もなく来るようだ。だが自分や世界という存在を疑い、自分の言葉で自分に問い続け、自らの運命を必死に選択し、それでも間違えを繰り返し迷い続ける多くの人間たちを、わたしは愛する。ロルカの生んだ人たちの、幾度もつまずき壊れ、それでも自ら信じる感情にもがきながら立ち上がるそんな滑稽で惨めな姿に、熱く激しい人間だけのドラマを見る。人間の抱える闇や業のどこにも、ひとつの答えなどない。そんな人間たちの厄介で不可解な姿を、ただ美しいと見つめる。■中山優馬 コメント全文「レオナルドは闘牛士なんだ」という栗山さんの言葉通り、心意気や生き方、気持ちの上で、獣に向かっていけるような強さ、環境や文化、日常を打ち破るパワーを持っていて、愛に飢え、愛に溢れた男です。そして、稽古ごとに生まれるものが異なる、相手の空気感で敏感に変化する人物であり、芯は通っているけれど、日常を打ち破りたい、でも破れないという葛藤が続きます。レオナルドにとってこの愛は正義でも、花婿からは憎しみで悪の塊に見えているという、愛の両面が描かれていて、愛と死がリンクしているような内容でもあります。終盤の通し稽古で栗山さんが、「最後に悲劇を背負うのは女性で、今回はそういう終わり方なんだ。全て悲劇の結末は女性が受け取って、それでも生きていくしかない」と言っていたのが印象的でした。シンプルで逃げ場がないセットは、力が試される怖さもありますが、楽しいですし、本当にありがたいです。美しい舞台芸術のなかで、泥の匂いがする愛の物語を、目の前で人が動かしていく。これこそ劇場に来たときしか味わえない面白さが詰まっている作品になっていると思います。■宮崎秋人 コメント全文登場人物が少ないなかで、作品に描かれた時代のスタンダードとして、感覚的に普通の捉え方をしている人物が、花婿と花嫁の父親だと思います。そのなかで花婿は、自分の母親や花嫁に引っ張られることなく、軸がぶれないように演じること、結婚を控えている身であるが故に、飛び抜けて明るい人間に見えるかもしれませんが、周りが沈んでいることを知らせる人物としての責任も感じています。栗山さんは、スペインの暑さや大地を大切にされていて、広大な土地での閉塞感を滲み出さなくてはいけないと、意識し続けた稽古期間でした。ロルカが描いた詩的で美しいセリフを、音楽をはじめとするさまざまな要素で表現した今回の『血の婚礼』ですが、そのなかでも栗山さんが拘られていたのは歌の要素です。歌によって物語の中に句読点が打たれて、お芝居と歌がシームレスに紡がれています。様々な場所で上演され続けている作品ですが、この公演が一番面白いと思っていますので、それをぜひ劇場で確かめていただければと思います。■伊東蒼 コメント全文いろいろと悩みながら、戦いながら過ごした稽古期間はあっという間で、いよいよお客さまに観て頂けるというワクワク感があります。花婿がいるのにレオナルドと逃げる花嫁のことを最初は理解できなかったけれど、花婿と一緒になろうとする純粋な思いを持ちながら、どうしてもレオナルドに惹かれてしまう、そんな彼女の揺れ動く気持ちをいまは理解できるようになりました。花嫁のことを小悪魔のように感じる方もいるかもしれませんが、それ以上に繊細な彼女が環境の中で揺れ動いて、迷って、自分と戦っている姿を見て、少しでもそこに感情移入していただけたら嬉しいです。栗山さんから「観客に見せようとするのではなく、相手との繋がり、会話が成立していればいいから」と言って頂いたことも自分の中で大きかったです。詩的な言葉の裏に込められた思いが全身から伝わる作品だと思うので、生々しく痛々しい感情を受け取って、観劇後に誰の気持ちで見ていたのか、自分のなかにもこういう感情があるのかもしれないと、感じていただけたら嬉しいです。■岡本玲 コメント全文レオナルドの妻は、静の役割を担いながら、他者をよく睨みつけている人。感情が昂ぶる瞬間を心の中でずっと抑え続けて生きていますが、時折マグマのような怒りが漏れ出る、その瞬間を大切にしたいと思っています。栗山さんがふとしたときにおっしゃる言葉の節々に、世界観が満ち溢れていて、それを自分のなかで膨らませていくのが楽しくて。そのまま表現しても単調になってしまうし、答えは一つじゃない。役者を信じて、「自分の言葉はヒントであって、正解ではないから、その場の出会いを大切に」と言われたのが印象的でした。行間に詰められた運命や土地柄、歴史を、言葉だけではなく、空気感や役者が放つ熱量で伝える『血の婚礼』は、改めて面白い戯曲です。時代が違うからこそ、自分に「今はどうなんだ」と問うような作品ですし、栗山さんによって、過去の『血の婚礼』とは、まったく違うものが生まれています。こんなに静かで熱い作品を年末にお届けできるなんて、役者冥利に尽きますし、新たな年を迎えるために、私たちが放つエネルギーを浴びに、ぜひ劇場へお越しください。撮影:田中亜紀<公演情報>『血の婚礼』作:フェデリコ・ガルシーア・ロルカ翻案:木内宏昌演出:栗山民也出演:中山優馬、宮崎秋人、伊東蒼、岡本玲、舩山智香子、柴田実奈、金井菜々、角川美紗、谷田歩、秋山菜津子【東京公演】日程:2024年12月7日(土)~12月18日(水)会場:IMM THEATER【兵庫公演】日程:2024年12月28日(土)・29日(日)会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールチケット情報:()公式サイト:
2024年12月09日12月6日(金)、7日(土)、8日(日) の全国映画動員ランキングは、初登場の『モアナと伝説の海2』が初登場1位に輝いた。ディズニー・アニメーション『モアナと伝説の海』の続編となる、ミュージカルアニメーション。前作から3年後、成長したモアナが嵐に隠された島の言い伝えを知り、呪いを解くために再び旅に出る。監督はデイブ・デリック・ジュニア。音楽はオペタイア・フォアイ、マーク・マンシーナ、アビゲイル・バーロウら。声の出演は屋比久知奈、尾上松也ら。2位も初登場の『劇場版ドクターX』がランクイン。2012年から第7シリーズまで放送された、米倉涼子主演のTVドラマ『ドクターX』の完結編となる劇場版。フリーランスの天才外科医・大門未知子誕生の秘密が明かされ、医師免許剥奪をかけた最大の危機に立ち向かう。監督は田村直己。脚本は中園ミホ。共演は田中圭、内田有紀、綾野剛、染谷将太ら。先週1位だった『正体』は、順位をふたつ下げ3位へと後退した。そのほか、新作でランクインした『うちの弟どもがすみません』は4位に。オザキアキラの同名漫画を映画化したラブコメディ。母親と新しい父親との生活に憧れていた少女が、父親の転勤で始まった4人の弟たちとの同居生活を始める。監督は『劇場版ポルノグラファー…』の三木康一郎。畑芽育が映画初主演を果たす。共演はHiHi Jetsの作間龍斗、美 少年の那須雄登、少年忍者の織山尚大、内田煌音らが名を連ねる。今週は新作の多くがランキング上位に名を連ねたため、ほかの作品は全体的に順位を下げる結果に。唯一、『BE:THE ONE -MEANT TO BE-』がランキング外からの返り咲きを果たしている。今週は『はたらく細胞』『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』『クレイヴン・ザ・ハンター』『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『モアナと伝説の海2』2位『劇場版ドクターX』3位『正体』4位『うちの弟どもがすみません』5位『室井慎次生き続ける者』6位『劇場版「進撃の巨人」完結編THE LAST ATTACK』7位『六人の嘘つきな大学生』8位『BE:THE ONE -MEANT TO BE-』9位『PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX』10位『ヴェノム:ザ・ラストダンス』
2024年12月09日2025年3月14日(金) に公開される映画『お嬢と番犬くん』の追加キャスト第2弾が発表された。本作は、累計発行部数が336万部(2024年12月2日時点)を突破し、アニメ化もされている同名コミックスを原作とした実写映画。極道の孫娘であることを隠し、平凡な青春と恋をすることを固く心に決めた高校生のヒロイン・瀬名垣一咲(福本)と、彼女のお世話係で過保護すぎるがゆえに年齢詐称をして高校に裏口入学、事あるごとに極道であることがバレそうな言動をする若頭・宇藤啓弥(ジェシー)との、笑いあり胸キュンありの青春奮闘劇が描かれる。発表されたのは、杉本哲太、飯田基祐、佐々木希、松井遥南、香音、ぐんぴぃの6名。三代目・瀬名垣組の組長で、孫である一咲と若頭である啓弥を見守る瀬名垣太助役には杉本哲太。瀬名垣組の兄弟分である田貫組の組長で、幹男(櫻井海音)の祖父・田貫淳之介役には飯田基祐。そして佐々木希は、啓弥と何やら関係がありそうな瀬名垣組ご用達の会員制クラブのママ・関谷香織役を演じる。そのほかにも一咲と啓弥のクラスメイトで、一咲の恋を応援する友人・安藤優希役と勝木友麻役に香音と松井遥南、さらに田貫組の一員で幹男の運転手兼お目付け役の天馬竜也役としてお笑い芸人「春とヒコーキ」のぐんぴぃが出演する。今回のキャスティングについて、小林啓一監督からは「一癖ある役者陣が更に密度を濃くしてくれたおかげで隙のないエンターテインメント作品が出来上がりました!一咲、啓弥、幹男にも負けない個性あふれる皆さんにも是非注目してください!」と期待のコメントを寄せている。■小林啓一監督 コメント全文一癖ある役者陣が更に密度を濃くしてくれたおかげで隙のないエンターテイメント作品が出来上がりました!組長であり一咲の祖父、そして啓弥を従わせる瀬名垣太助の風格を見事体現してくれた杉本哲太さん。一見温和な雰囲気ですが、何かの弾みで鋭利な刃物に豹変できそうな二面性を遺憾なく発揮してくれた飯田基祐さん。佐々木希さんは一番難しい役どころだったと思いますが、香織の妖艶さと無邪気さを素敵に演じてくれました。香音さんと松井遥南さんは現場でいつも明るくキラキラしていて、一咲を引っ張るふたりの息の合ったコンビっぷりをぜひ楽しみにしてください。天馬は幹男に振り回されっぱなしの役ですが、ぐんぴぃさんがバッチリとフィットしていてダークなスーツもどこか可愛らしく、撮影中の癒やし的な存在でした!一咲、啓弥、幹男にも負けない個性あふれる皆さんにも是非注目してください!<作品情報>『お嬢と番犬くん』2025年3月14日(金) 公開公式サイト:「お嬢と番犬くん」製作委員会
2024年12月09日三谷幸喜が初めてシェイクスピア作品の翻案・演出に挑む『昭和から騒ぎ』が、2025年5月から7月に東京・大阪・福岡・北海道で上演される。オリジナルはシェイクスピア作の人気喜劇『から騒ぎ』。本作の詳細はまだ明かされていないが、タイトルにある”昭和“の文字から、日本に舞台を置き換えることが予想される。大泉洋、宮沢りえ、竜星涼、松本穂香、松島庄汰、峯村リエ、高橋克実、山崎一といった面々が出演者として名を連ねた。<公演情報>シス・カンパニー公演『昭和から騒ぎ』翻案・演出:三谷幸喜原作:W・シェイクスピア(河合祥一郎訳『新訳 から騒ぎ』角川文庫より)出演:大泉洋宮沢りえ竜星涼松本穂香松島庄汰峯村リエ高橋克実山崎一上演時期:2025年5月~7月都市:東京・大阪・福岡・北海道(予定)シス・カンパニー 公式サイト:
2024年12月09日12月8日大阪・GORILLA HALL OSAKAにて、ExWHYZのツアー『ExWHYZ TOUR 2024 ‘HOPE’』が開幕。本公演にて、活動休止中だったmayuがライブ正式復帰を果たした。mayuは2024年6月末より体調不良で活動休止、11月19日に開催された『ExWHYZ YouTube Live』でサプライズで復帰発表を行なった。同公演は10曲のみのパフォーマンスで、正式復帰は12月8日のツアー初日であることが発表されていた。大阪公演はソールドアウトで多くのマスター(ファンの総称)が待ち受ける中ライブはスタート。7月にリリースされたEP『Sweet & Sour』から、これまでライブでは披露されてなかった「ドラマ」「教えない」や、ExWHYZのMVを手がける映像作家の大喜多正毅がディレクションを担当した映像演出などを含め全20曲をパフォーマンス。会場を埋め尽くしたマスターは割れんばかりの歓声と盛り上がりで応えた。アンコールMCでは、mayuが「活動休止前はライブ前に不安になったり、緊張したりすることはなかった。今日も始まる前は大丈夫っすよ〜くらいな感じだったんですけど、ステージに上がった時に不安や緊張を感じて。私、不安に思ってたんだって気付いて。活休中は自分が自分じゃないみたいで。今までは不安だったりネガティヴな気持ちを置いてきぼりにしてきたんだなって気付いて。でも今日ステージに上がって、不安やネガティヴに向き合えたから、それを乗り越えてもっと良くなりたいんだ、もっと自分に期待をしてもいいんだって思えました。これからに期待してるからこそ、これからも希望を持って頑張っていきたいと思います。今日は会えて嬉しかったです。ありがとうございます!」と語った。『ExWHYZ TOUR 2024 ‘HOPE’』は、12月14日(土) のFC限定イベント、15日(日) の札幌公演がチケット完売。12月22日(日) 福岡、12月25日(水) 名古屋公演、12月27日(金) 東京公演のチケットは現在一般券売中。【期間限定】ExWHYZ YouTube Live 2024.11.19 【mayu復帰LIVE】<ツアー情報>『ExWHYZ TOUR 2024 ’HOPE’』※終了分は割愛12月14日(土) 北海道・PENNY LANE24 ※FC限定イベント12月15日(日) 北海道・PENNY LANE24 ※SOLDOUT開場 15:00 / 開演 16:0012月22日(日) 福岡・DRUM LOGOS開場 15:00 / 開演 16:0012月25日(水) 愛知・DIAMOND HALL開場 18:00 / 開演 19:0012月27日(金) 東京・Zepp DiverCity開場 18:00 / 開演 19:00【チケット】通常チケット(スタンディング):4,730円(税込)2階指定席:5,940円(税込)※Zepp DiverCityのみ小中高生限定チケット(スタンディング):2,420円(税込)チケット情報:()ExWHYZオフィシャルサイト:
2024年12月09日相葉雅紀が主演を務めるパルコ・プロデュース2025『グッバイ、レーニン!』が、2025年3月から4月に東京・PARCO劇場、福岡・キャナルシティ劇場、大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。本作は、数多くの映画賞を受賞し、ドイツの興収記録を塗り替えた名作映画の舞台版。東西ドイツ統一を背景に、時代の変化に翻弄される家族の姿をハートフルに描いたヒューマンドラマで、2021年に初めて舞台化された。映画と同様にベルント・リヒテンベルクが脚本を手がけ、映画にはない、演劇ならではの仕掛けも盛り込まれている。日本初演となる今回の演出は、2024年9月に新国立劇場の芸術参与に就任し、2026年9月より同劇場演劇部門芸術監督に就任予定の上村聡史が担当。なお主人公のアレックスを演じる相葉と上村がタッグを組むのは本作が初となる。■相葉雅紀 コメント今から数十年前の出来事をテーマにした物語ではありますが、脚本を読んだとき、作品に描かれる時代の流れに翻弄される人々の姿、家族を想うあたたかい心は、今の時代にも共感できるような、いきいきとしたものが息づいていると感じました。上村さんの演出によって描かれる作品の世界に飛び込み、全力で挑ませていただきます。【ストーリー】主人公アレックスは、母と姉と3人で、東ドイツの首都ベルリンに暮らしている。父はアレックスが幼いころに西ドイツに単独亡命していた。東ドイツ建国40周年記念日である1989年10月7日の夜、アレックスは家族に内緒で反体制デモに参加、警官ともみあっていたところを、偶然通りかかった母に見つかってしまう。母はそのショックから心臓発作を起こし、8カ月間昏睡状態に陥ってしまうが、ある日突然目を覚ます……。<公演情報>パルコ・プロデュース2025『グッバイ、レーニン!』原作:ヴォルフガング・ベッカー/ベルント・リヒテンベルクによる同名映画脚本:ベルント・リヒテンベルク演出:上村聡史出演:相葉雅紀 ほか【東京公演】日程:2025年3月9日(日)~3月31日(月)会場:PARCO劇場【福岡公演】日程:2025年4月5日(土)~4月7日(月)会場:キャナルシティ劇場【大阪公演】日程:2025年4月11日(金)~15日(火)会場:森ノ宮ピロティホール公式サイト:
2024年12月09日上白石萌音のライブツアー『「yattokosa」Tour』が今年も幕を開けた。「全都道府県を巡りたい」という上白石の思いが込められた『「yattokosa」Tour』は、今年で4年連続の開催。今回の公演数は、上白石にとって過去最大の全10カ所11公演だ。公演地は大阪、東京、名古屋に加え、初めて訪れる場所(青森、佐賀、三重、京都、福井、香川、広島)も含まれている。ツアー名の『「yattokosa」Tour 2024-25《kibi》』は、11月6日にリリースされた2年4カ月ぶりのオリジナル・アルバム『kibi』にちなんだもの。なかには上白石が作詞に携わった楽曲も多数収録されている。本ツアーでは、「ある1日の時間の流れの中にある様々な情景や感情の機微を表現する」という『kibi』のコンセプトや各楽曲のイメージを鮮やかに描きだす。2024年12月6日、大阪・フェスティバルホールで皮切りとなった本ツアー。初日の客席は公演を待ち望んだ大勢のファンで埋め尽くされた。ステージ上に設置されているのは、上白石こだわりの舞台装置だ。初めて図面の段階からデザインに携わったというセットには、『kibi』の世界観が色濃く投影されている。本ツアーのセットリストは、『kibi』収録曲を中心に定番のナンバーが散りばめられている。上白石はアルバムのリリースに際し「日々の小さなことってこんなに宝物だったんだな」と感じたといい、「これまでそういう瞬間を掬い取っている楽曲をたくさんプレゼントしていただきました。だからツアーのセットリストを考えるのが楽しかった」とコメントした。前回のツアーでも好評だった、演劇やミュージカルの名曲をカバーする「シアターコーナー」は、「ロンドンコーナー」として継続。舞台『千と千尋の神隠し』の公演で、約3カ月間滞在したロンドンにゆかりのある楽曲がセレクトされている。『「yattokosa」Tour 2024-25《kibi》』は、12月7日に大阪公演2日目を終えて、先の公演(12月22日(日)青森・リンクステーションホール青森)へと続く。各会場のロビーには、上白石発案の「古本交換所」が設置される。古本を持参した観客は、交換所の本と自由に交換できる。ライブと合わせて、知らない本との出会いも楽しんでほしい。Text:佐藤優奈<公演情報>上白石萌音 『「yattokosa」Tour 2024-25《kibi》』2024年12月6日(金)大阪・フェスティバルホール<ツアー情報>上白石萌音 『「yattokosa」Tour 2024-25《kibi》』※終了公演は割愛12月22日(日) 青森・リンクステーションホール青森17:00開場 / 18:00開演1月11日(土) 佐賀・佐賀市文化会館17:00開場 / 18:00開演1月13日(月•祝) 三重・シンフォニアテクノロジー響ホール伊勢(伊勢市観光文化会館)17:00開場 / 18:00開演1月18日(土) 京都・ロームシアター京都メインホール17:00開場 / 18:00開演1月19日(日) 福井・フェニックス・プラザ エルピス大ホール17:00開場 / 18:00開演1月25日(土) 高松・レクザムホール(香川県県民ホール)17:00開場 / 18:00開演1月26日(日) 広島・広島文化学園HBGホール17:00開場 / 18:00開演2月2日(日) 東京・東京ガーデンシアター17:00開場 / 18:00開演2月9日(日) 愛知・愛知県芸術劇場大ホール17:00開場 / 18:00開演【チケット情報】一般チケット:8,500円(税込)学割(中高生):チケット 6,500円(税込)学割(小学生):チケット 4,000円(税込)※未就学児は、一般チケットをお持ちの保護者1名の同伴に限り1名まで入場可、膝上鑑賞()公演詳細: <リリース情報>ニュー・アルバム『kibi』発売中初回限定盤 (CD+DVD+ミニ写真集[32P]+スリーブケース):4,950円(税込)通常盤 (CDのみ):3,520円(税込)『kibi』初回限定盤ジャケット『kibi』通常盤ジャケット【CD収録内容】M1. Loop ※ドラマ『自転しながら公転する』主題歌M2. 風M3. かさぶたM4. まぶしいM5. アナログM6. skipM7. perfect sceneM8. hiker※フジテレビ系「Live News イット!」テーマソングM9. ひかりのあとM10. スピカ※テレビアニメ『バーテンダー』エンディング・テーマ【DVD収録内容】・「まぶしい」ミュージックビデオ・『kibi』アートワーク&ミュージックビデオ撮影メイキング映像・『kibi』アルバム セルフライナーノーツ購入リンク: 上白石萌音 オフィシャルサイト
2024年12月09日東京初期衝動が、EP『pink II』(ピンク・ツー)を2025年1月8日(水)にリリースすることを発表。EPのリリースに先駆け、収録曲から「岡崎京子のあの娘になりたかった」を12月25日(水)に先行デジタルリリースする。また、収録内容と同時に、前作EP『pink』同様漫画家・岡崎京子氏の漫画に登場するワンシーンがあしらわれたジャケットビジュアルも公開された。前作では漫画「pink」のシーンが使用され、今作では漫画「チワワちゃん」のシーンがジャケットに使用されている。<リリース情報>先行配信「岡崎京子のあの娘になりたかった」12月25日(水)配信配信リンク: 『pink II』2025年1月8日(水)発売1,500円(税込)『pink II』ジャケット【収録曲】1.LSD2.岡崎京子のあの娘になりたかった3.猫4.おたくの犬が騒がしい5.次に生まれてくるときは配信リンク: <ツアー情報>東京初期衝動『爆誕!ヒステリックサイケツアー』年末企画フライングライブ !12月23日(月) 東京・下北沢SHELTER開場19:00/開演 19:30東京初期衝動『爆誕!ヒステリックサイケツアー』1月16日(木) 千葉・千葉LOOK開場18:30/開演19:001月24日(金) 福岡・福岡INSA開場 18:30/開演19:001月26日(日) 北海道・札幌VyPass.開場17:00/開演17:302月9日(日) 宮城・仙台FLYING SON開場17:00/開演17:302月11日(火•祝) 大阪・心斎橋Pangea開場17:00/開演17:302月24日(月•祝) 愛知・名古屋HUCK FINN開場17:00/開演17:303月3日(月) 東京・渋谷WWW開場18:30/開演19:30【チケット情報】前売:3,800円(税込/ドリンク代別途)学割(高校生以下) :2,800円(税込/ ドリンク代別途)※当日学生証提示必要。コピー不可一般発売:12月14日(土)10:00()公演詳細: 東京初期衝動 オフィシャルサイト
2024年12月09日東京の、ごく普通の小学校に1年間カメラが入り、小学生と先生の日常を追い続けたドキュメンタリー『小学校〜それは小さな社会〜』が12月13日(金) から全国公開される。すでに欧米やアジアなどで上映・配信されて反響をよび、教育大国フィンランドでは拡大公開のうえ4カ月ものロングランヒットを記録した。説明的なテロップもナレーションもなく、ひたすら彼らの姿を捉えたその映像が、想像以上にドラマチックで、日本人についても考えさせられる。英文タイトルは『The Making of a Japanese』。「私たちはいつどうやって日本人になったのか」──そういう視点があったか、と驚く作品だ。『小学校〜それは小さな社会〜』「6歳児は世界のどこでも同じようだけれど、12歳になる頃には、⽇本の⼦どもは“⽇本⼈”になっている。それは、⼩学校が鍵になっているのではないか」と山崎エマ監督はいう。イギリス⼈の⽗と⽇本⼈の⺟を持ち、大阪の公⽴⼩学校を卒業後、中⾼はインターナショナルスクール 、⼤学はアメリカへと進学して、現在ニューヨークで暮らす監督の、自身の強み、例えば責任感とか、協調性、几帳面さは、日本の公立小学校時代に培われたものではないか。この思いが、この映画の原点だった。リサーチして撮影許可をとるまでに6年。世田谷の塚戸小学校にカメラが入ったのはコロナ禍の2021年4月だった。満開の桜の下で始まる入学式から1年間。1年生と6年生の学校生活を中心に撮影が続けられる。ナレーションやテロップはなく、子どもたちの生の声や行動をありのままにひろっていく。人気テレビ番組『はじめてのおつかい』のように、子どもたちのちょっとした表情から、考え方や気持ちの変化が垣間見える。ときには思いもよらない本音を漏らすことも。なにしろ、1年生にとって、これが初めての社会生活。毎日が驚きの連続なのだ。そんな彼らはまるで大きなランドセルが歩いているようだけれど、6年生になると、ランドセルもしんなりとして薄くなってみえる。新入り1年生の面倒をみるのは6年生のお仕事。ほかにも校内放送などのさまざまな役割をになう。入学式を前にして、新1年生とそのお母さんが、学校生活の自主練習を家でするシーンがある。お盆の上に皿やお椀をのっけて、廊下を進み、机の上に置く。ただそれだけのことなのだが、やり終えたあとの「やった!」という子どもの表情は、なるほどな、こんなところにも達成感ってあるんだ、と思う。もうひとつ、練習するのは、名前をよばれたときの元気な「はい!」の返事。これもコミュニケーションの第1歩だ。おとなはおこたりがちだけど。海外の上映では、特に給食と掃除といった、教科以外の教育活動「TOKKATSU(特活)」が日本の小学校の特徴というか、利点として映ったようだ。掃除にしても、実際は、先生たちが早朝から学校に行き、その日の準備をするあいだに、ルンバのような掃除機を使って教室をきれいにしているのだが、あえて生徒に「ほうき」と「ちりとり」で掃除をさせるのは、いかにも教育的だ。秋の運動会。先生たちが事前準備で50メートル走を模擬的にやるシーンがある。さらに、ゴールのテープの横で一線に並び、順位を正確に判断する練習をする。おとなが走るとあっけない距離が、1年生にとっては長くてハードな“戦い”の場になる。子どもたちが経験し、成長していく過程は、どれも実にドラマチックだ。困ったことがあると、「大丈夫」と心配そうに声をかけてくれる同級生がいて、泣きそうになると寄り添ってくれる先生もいる。確かに、こんな風にして、私たちは社会のなかに、溶け込んでいったのだ。春夏秋冬を追い、卒業シーズンを迎える。1年生は新1年生歓迎のための楽器演奏に取り組む。もういっちょまえの2年生。シンバルや太鼓などの楽器は簡単なオーディションがあって演奏者が決まる。しかしそこでも一波乱ある。一方、6年生は卒業式の準備。体育館にパイプ椅子を並べる。その椅子がきちんと並んでいるか、神経質に注意を払う。卒業証書の受け取り方にもルールがあり、しっかり練習する。これが“同調圧力”につながるのでは、と思わせるふしがないわけでもない。小学生たちの1年間。もうひとつの主役は教師たちだ。丸刈りの熱血先生、やさしく母のような温かさをもった先生……。教育の現場はきれいごとではすまないところもたくさんあるだろうし、ブラックとはいわないまでも教師の仕事はハードワークだ。この映画を観るだけでもわかる。だが、最も大事な時期の子どもをサポートする“やりがい”も、ひしひしと伝わってくる。おとなになって、いろいろなことを忘れても、自分の小学校のときの先生の名前はしっかり憶えている……、そんな人多いのでは?あの頃、先生がとんでもなく年寄りに見えたけど、この映画のように、きっと、20〜30代で、若かったんだろうな。文=坂口英明(ぴあ編集部)【ぴあ水先案内から】佐々木俊尚さん(作家、フリージャーナリスト)「……靴箱に並べられた靴の数々を子どもたちが協力してきれいに整然と揃えていく姿など、たしかに実に日本的な秩序意識である……」佐々木俊尚さんの水先案内をもっと見る()村山匡一郎さん(映画評論家)「……小学校6年間で管理的な規律を体得する子供たちの姿に、わが国の教育と社会のあり方が透けて見えるようで興味深い……」村山匡一郎さんの水先案内をもっと見る()(C)Cineric Creative / NHK / PYSTYMETSA / Point du Jour
2024年12月09日パンク、ロックに留まらず、HIPHOPやR&B、グランジ、 オルタナなど様々なジャンルをクロスオーバーする自由度の高いサウンドに支持を集めるバンド・NOISEMAKERが、2025年2月に東名阪を回るツアー『NOISEMAKER presents NOISEMANIA 2025』の開催を発表した。coldrain・Masatoを迎えた新曲「Supernatural(feat. Masato from coldrain)」のリリースが記憶に新しいNOISEMAKER。新曲が披露されることも期待される。チケットのオフィシャル先行は、12月18日(水)23:59まで受付中。<ツアー情報>NOISEMAKER presents NOISEMANIA 20252025年2月12日(水)愛知・名古屋クラブクアトロ開場18:15 / 開演 19:002025年2月13日(木)大阪・梅田クラブクアトロ開場18:15 / 開演 19:002025年2月27日(木)東京・渋谷Spotify O-WEST開場18:15 / 開演 19:00【チケット情報】スタンディング:4,800円 (税込/ドリンク代別途)オフィシャル先行:12月18日(水)23:59まで<リリース情報>「Supernatural(feat. Masato from coldrain)」配信URL: 「Supernatural(feat. Masato from coldrain)」Music VideoNOISEMAKER オフィシャルサイト
2024年12月09日2024年で結成5年を迎えた、コンポーザーのAyaseとボーカルのikuraによる"小説を音楽にするユニット"YOASOBI。10月に京セラドーム大阪、11月に東京ドームで、5周年記念の初のドームワンマンを大盛況に終えたのも束の間、7都市14公演を回る日本人アーティスト最大規模のアジアツアーに出発。その幕開けとなる韓国公演が、12月7日・8日、仁川・INSPIRE ARENAにて開催された。約1年ぶりの韓国ワンマン公演に先立ち、YOASOBIは1週間以上前に現地入り。韓国最大級の音楽配信サービス・Melonが主催する『Melon Music Awards』や、韓国のケーブルテレビ局・SBS Mの音楽番組『THE SHOW』に出演。さらにセレクトショップ・HEIGHTSとのコラボポップアップショップを展開するなど、精力的な活動で現地ファンの期待を高めてきた。氷点下の厳しい寒さの中、各日13,000名のファンがINSPIRE ARENAに詰めかけ、『YOASOBI ASIA TOUR 2024-2025 "超現実 | cho-genjitsu"』の幕が上がった。国内ドーム公演のコンセプトを継承する今ツアーは、巨大なモンスターがLEDの向こうから侵食してくるような映像から始まり、Ayaseとikuraがステージへと姿を現す。「セブンティーン」のイントロが観客のボルテージを一気に引き上げ、続く「祝福」「UNDEAD」というアニメ主題歌としても人気の楽曲が、『超現実』の演出と相まって会場を熱狂させる。Photo:Kato Shumpei流暢な韓国語を織り交ぜたMCののち、「ハルジオン」「ミスター」(2日目は「好きだ」)「もう少しだけ」を披露。ikuraはステージを縦横無尽に動き回り、観客一人ひとりと目を合わせながらコミュニケーションを楽しむ。Ayaseが用意した手紙でオーディエンスへの感謝を伝えたあと、「たぶん」「New me」「モノトーン」「優しい彗星」というミディアムテンポの楽曲群も、それぞれが持つ深い世界観で会場を魅了していく。Photo:Risa Nishimura本公演では、YOASOBIのワンマンライブ初となるゲストアーティストが登場。初日は5人組ガールズグループ・NewJeans、2日目は韓国の兄妹ポップスデュオ・AKMUという、韓国を拠点に世界で活躍する2組だ。YOASOBIとの共演歴やメンバー間の親交もあり、ファンは盛大な拍手で温かく迎える。J-POPとK-POPという、今や国境を超えて世界中が注目する音楽シーンを代表するアーティストたちのコラボレーションに、会場は大きな興奮に包まれた。Photo:Risa NishimuraPhoto:Risa Nishimura和やかに写真撮影を終えてゲストを見送ると、INSPIRE ARENAは再び『超現実』の世界へ。「怪物」「勇者」「あの夢をなぞって」では、新たなサポートメンバーを加えたバンドが力強いグルーヴを響かせる。続く「アイドル」は、昨年のリリースながら2024年も音楽チャートを席巻し続ける楽曲としての圧倒的な存在感を見せつける。熱い声援を送る韓国のファンにikuraが手紙で想いを伝え、ライブはクライマックスへ。「群青」での日本語大合唱は、すでに海外でのYOASOBIライブの風物詩だ。全17曲、息もつかせぬスピード感で本編は幕を閉じた。アンコールでは、真っ白なギターを奏でるikuraがピュアな魅力を放つ「舞台に立って」を披露し、押しも押されぬ代表曲「夜に駆ける」で締めくくる。充実の5年間を凝縮したような2時間弱のライブは、退場するオーディエンスの満足げな表情に、その成功を映し出していた。YOASOBIは来年2月末のインドネシア公演まで今ツアーを継続し、6月には待望のヨーロッパ・フェス初出演を果たす。さらに7月から11月にかけては、国内14道県40公演におよぶ初のホールツアーを敢行する。結成5周年を経てなお、日本から世界まで、すべての音楽ファンに貪欲に音楽を届けようとする彼らの今後から、目が離せない。★YOASOBI表紙・大特集の『PMC Vol.34』12月12日(木) 発売! 詳細は こちら()<ツアー情報>『YOASOBI ASIA TOUR 2024-2025 “超現実│cho-genjitsu”』※終了分は割愛2024年12月26日(木)・27日(金) 香港・AsiaWorld–Arena2025年1月25日(土)・26日(日) バンコク・BITEC LIVE2025年2月8日(土)・9日(日) 台北・TAIPEI ARENA2025年2月15日(土)・16日(日) 上海 ※会場は後日発表2025年2月22日(土)・23日(日) シンガポール・Singapore Indoor Stadium2025年2月26日(水)・27日(木) ジャカルタ・Istora Senayan公式サイト:
2024年12月09日三代目 J SOUL BROTHERSによる初の大規模展覧会『三代目J SOUL BROTHERS EXHIBITION「JSB3 CLASS」』(読み:ジェイエスビースリー クラス)が、12月7日より六本木ミュージアムで開催。開催前日の12月6日にプレス内覧会が行われ、メンバー全員が登壇し記者会見を行った。本展では、14年間の活動を“旅”をテーマにMATE(読み:メイト※ファンネーム)とともに過去から現在、そして未来へと続く軌跡をたどる。衣装やCDジャケット、ここでしか見ることのできないアルバムやツアーのロゴデザイン案など、クリエイティブ制作の裏側も展示。また、鑑賞者を取り囲む200度を超える巨大スクリーンでは、リーダー対談やボーカル対談など色んなメンバーの組み合わせでのトークセッションのほか、メンバー7人が完全プロデュースしたソロブースも出現する。メンバーが登壇後、エントランスに書かれた「DEPARTURES」に込められた意味について小林直己は、「今回は旅をテーマにした展覧会により、MATEとともにここから出発して、過去から現在、そして未来への旅をできるような内容になっています」と伝えた。過去から未来への軌跡をたどるアーカイブ展示では、CDジャケットやライブのグッズのほか、MVやライブで実際に着用した衣装を3期通じて過去最大規模の計149着をディスプレイ。3期目には現在開催中のドームツアー『ECHOES OF DUALITY』の衣装を最速展示。これまでに歩んできた道のりを年代に沿って追体験できる。なお本展覧会は3会期で展開され、会期により展示内容が一部変更となる。メンバーコメント(メンバー完全プロデュースの “ソロブース”について)■NAOTONAOTOタイトルは『THIS IS MY HISTORY』ということで、ブース内に設置されいるVRを付けていただくと、そこに自分が現れてダンスを観ることができます。パフォーマーとしてのチャレンジみたいな感じなんですよね。ライブだと観る角度が決まっているので、観たい角度と方向で観ることができます。ØMIが言ってたように下から覗き込むこともでき、そのような姿を他の人には見られないように個室ブースになっています。ダンスをやっている身としてはVRをやってみたかったので、今回すごく貴重な経験となりました。■小林直己小林直己タイトルは『My Time Our Time』とつけました。自分がこれまで経験してきた時間、そして、三代目としてMATEの皆さん、ファンの皆さんと作ってこれた時間なので、これまで見せてきた部分とまだ見せてなかった舞台裏や休日こんなことしてますみたいな様子を3枚の大型ビジョンと40枚を超える写真で表現しています。銀の缶は紅茶の缶で茶葉が入っていて、蓋が開いている缶は香りをかげたり、他にも私物を展示しています。■ELLYELLYタイトルが『NEO TOKYO GAMECENTER』ということで、ゲームセンターを作ってみました。MVや僕のバラエティ番組(LDH番組『CL』)が流れていたり、思い出を残すためのプリクラもあって、先ほどメンバー7人で撮ってきました。レアな姿を見てほしいと思います。私物も展示していて、メンバーの初期のサインも飾ってあり、ØMIさんの昔のサインも見れます。僕の大事にしているものをどんどん置こうと思っています。■山下健二郎山下健二郎憧れのガレージライフを実現しました。タイトルは『ROPPONGI BASE』です。男の子が好きなものをいっぱい集めて1つの部屋にしました。今回、ヴィンテージのプラモデルだったり、ゲームセンターに置いてあるようなピンボールもオリジナルで作らせてもらい、『JSB3 CLASS』バージョンになっていて実際に遊べますので、来ていただいた方にもぜひ触れてもらいたいなと思います。ここに置いてあるローテーブルは、今回のためにDIYしました。目玉となる私物のバイクや、隠し私物も置いてあるのでぜひ見ていただきたいなと思います。■岩田剛典岩田剛典真っ白な空間をプロデュースさせていただきました。タイトルは『白の部屋』。今回はブースという考え方をそもそも忘れようというのがコンセプトです。体験型のアート作品をゼロから作っていく段階も含めて、お客さんに楽しんでいただきたいなと思います。展覧会は3期までありますので、今の真っ白なキャンパスで自分が足を運んで少しずつ描いていくので、その変化していく様も楽しんでいただけるような作品になっています。見どころはフォトスポットがいくつかありまして、明日から開催しますので、ベストなポジションで写真を撮っていただけるようにさっきまで微調整を繰り返して完了しました。■今市隆二今市隆二タイトルは『Resonance of Red』です。メンバーカラーが赤なので、空間も赤にしました。三代目J SOUL BROTHERSのボーカルもやらせてもらっていますが、ソロアーティストの活動もさせていただいているので、その活動をぎゅっと閉じ込めた部屋になっています。テーマは音楽なので、自宅で使っているヴィンテージのピアノだったり、師匠でもある海外アーティストからいただいたギターもあります。あとは、デビュー曲の『Best Friend’s Girl』で実際にレコーディングで使っていた歌詞カードに解読できないメモが書いてあります。ライブで使ったジュエリーや衣装も飾ってあります。■ØMIØMIタイトルは『Moonlit Room』ということで、ブラックライトを使う部屋なので壁をブラックライトで照らすと、直筆で書いたソロ曲の歌詞や、自分の体に入っているタトゥーの模様が浮かび上がります。真ん中にはシンボルとして月の映像があるんですが、15分かけて満月になります。徐々に月の形が変化していって、床に映る景色だったり、満月になると少し明るさが変わったり、この空間の香りもプロデュースさせていただきましたので、香りと月の満ち欠けと直筆の歌詞で楽しんでいただけたらと思います。そして、鑑賞者を取り囲む巨大スクリーンがある『THEATER』では、メンバー7人でのグループトークや、テーマごと選抜されたメンバーでの対談など、色々な組み合わせでのトークセッションを公開。さらにエンディングでは、プレミアムチケットとパスポート付チケットの特典となっているパスポートに押印できる各メンバーのサインスタンプなども設置。また、プレミアム付チケットをご購入いただいた来場者のみが入場できるラウンジはここでしか撮影できないフォトスポットとなる。最後に本展覧会の見どころについて、NAOTOは「旅をテーマにした展覧会なので、僕らがこの14年間歩んできた旅のような時間を、そしてこれからの15年目の軌跡を、この展示の中で、色んなことを思い出しながら振り返っていただき、これからの新しい旅を一緒にMATEの皆さんと作っていきたいという思いが込められています」と語り、会見を締めくくった。Photo:YU YANAGI<開催情報>三代目 J SOUL BROTHERS EXHIBITION『JSB3 CLASS』会期:2025年3月16日(日) まで会場:東京・六本木ミュージアム休館日:12月31日(火)~1月2日(木)【入場料】プレミアムチケット5,500円(ラウンジ入場権利・パスポート・パスポートケース・巾着・ピンズ・カード付)パスポート付チケット 大人3,300円(パスポート・パスポートケース付)パスポート付チケット 小人2,200円(パスポート・パスポートケース付)通常チケット 大人2,200円通常チケット 小人1,100円※「小人」は小学生が対象のチケットとなります。※未就学児無料※「プレミアムチケット」は大人・小人、同一料金となります。※「プレミアムチケット」に付くパスポートおよびパスポートケースは「パスポート付チケット」と同様の特典となります。公式サイト:
2024年12月09日リクルートホールディングスが運営するBUGで、昨年に引き続きインディペンデントキュレーターの池田佳穂を迎え、12月18日(水)〜2025年2月2日(日)、『バグスクール2024:野性の都市』が開催される。「バグスクール」とは、グループ展と参加型プログラムを組み合わせた、実験的な学び場を作るアートプロジェクト。今回は、あらゆるスケール感で複層的・複合的に生活に影響を及ぼす「都市」をテーマに、7名のアーティストと協働する。正解を求める学校や会社ではなく、オルタナティブな(第三の)スクールとして、本能やプリミティブな感覚、私的な視点といった「野性」をキーワードに、私たちの住む都市や社会を見つめ直してみたい。絵画表現と記述表現の配置方法や境界、共存、乖離を遊び、多言語マンガの記述方法に関心を寄せるちぇんしげ。主に「人の動きを変容させるアクション」をテーマとして映像作品を制作するトモトシ。日常生活から感じられる演劇的な要素をバレエや演劇の演目、童話などに落とし込み、セラミックやCG/映像を用いて表現する中田愛美里。アリが砂を積む行為や噴射しながら重力で形を保っている噴水など、ものが繰り返し現れては変化していく現象をモチーフとして絵画を描く平松可南子。さらに宇田川直寛、黒川岳、時吉あきななど 多彩な表現主題を持つ作家が登場する。昨年のバグスクール会場風景また、参加型プログラムは、都市と何かしら接続した内容で展開し、アーティストと参加者が同じ対象を共有して行われる。さらに展示作品は基本的に購入もできる。売上は、アーティスト収入分、作品配送経費等を除く収益金を、セーブ・ザ・チルドレンに寄付し、今と未来を担う子供たちの支援に役立てるという。正解を求める学校や会社ではなく、オルタナティブな(第三の)スクールとして、本能やプリミティブな感覚、私的な視点といった「野性」をキーワードに、私たちの住む都市や社会を見つめ直してみたい。昨年のバグスクール会場風景<開催概要>『バグスクール2024:野性の都市』会期:2024年12月18日(水)~2025年2月2日(日)会場:BUG時間:11:00~19:00休館日:火曜、12月28日(土)~1月7日(火)公式サイト:
2024年12月09日バービーボーイズが1986年発表の3rdアルバム『3rd. BREAK』をメンバー監修による最新リマスタリングで、2025年2月26日(水) CDとアナログ盤で同時発売する。1987年「女ぎつね on the Run」でブレイク、「目を閉じておいでよ」はオリコン週間ランキング最高位8位を記録、80年代中心に90年代初頭に人気を博した5人組ロックバンド・バービーボーイズ。3rdアルバム『3rd. BREAK』は、「離れろよ」「ショート寸前」「なんだったんだ? 7DAYS」「STOP!」など、ライブでも馴染みの楽曲が収録されている。LPは180gアナログ盤(重量盤)で、CDはBlu-spec CD2仕様で復刻される。なお、2024年12月25日(水) には1stアルバム『1st OPTION』、2025年1月22日(水) には2ndアルバム『Freebee』の最新リマスター盤をCDとアナログ盤でそれぞれ同時発売する。<リリース情報>3rdアルバム『3rd. BREAK』2025年2月26日(水)発売※オリジナルリリース:1986年10月5日CD(Blu-spec CD2仕様):3,520円(税込)LP (アナログ12inch/重量盤)完全生産限定盤: 4,840円(税込)『3rd. BREAK』ジャケット『3rd. BREAK』LP盤展開図詳細ページ: 予約はこちら: アルバム『Freebee』2025年1月22日(水)発売※オリジナルリリース:1985年11月1日CD(Blu-spec CD2仕様):3,520円(税込)LP (アナログ12inch/重量盤)完全生産限定盤: 4,840円(税込)『Freebee』ジャケット『Freebee』LP盤展開図詳細ページ: 予約はこちら: アルバム『1st OPTION』2024年12月25日(水)発売※オリジナルリリース:1985年2月25日CD(Blu-spec CD2仕様):3,520円(税込)LP (アナログ12inch/重量盤)完全生産限定盤: 4,840円(税込)『1st OPTION』ジャケット『1st OPTION』LP盤展開図詳細ページ: 予約はこちら: バービーボーイズ40周年特設サイト「暗闇日砲デジタル」WEB版公式サイト
2024年12月09日BABYMETALが、12月5日(現地時間)にアメリカ、カルフォルニア州アナハイムのHouse of Bluesで『BABYMETAL WORLD TOUR 2024』の一環として開催された全15都市18公演からなる全米ワンマンツアーを完遂した。11月9日(現地時間)に、全6カ国8公演、約18万人を動員した初の中南米ツアーを完遂したばかりのBABYMETALだが、勢いそのままに、引き続き全米ツアーを敢行し、チケット完売の公演が続出する中、カルフォルニア州アナハイムのHouse of Bluesでは、ファイナルを含めて3デイズ公演を開催。2023年8月以降に、日本、北米、UK、ヨーロッパを巡ったワールドツアーでは、新生BABYMETALとして初の新曲「メタリ!! (feat. Tom Morello)」を披露し話題となったが、2024年は、米国ビルボードのハードロック・デジタル・ソング・セールスで1位を獲得したELECTRIC CALLBOYとのコラボ曲「RATATATA」(2024年5月に世界同時配信リリース)を含めたセットリストで、世界各地で更なる盛り上がりを見せた。6月には、ヨーロッパの大型音楽フェスに10本出演し過去最多本数を達成し、熱狂的なパフォーマンスで、海外で新たなファンベースを拡大している。2024年4月以降から世界22カ国、国内外通算51公演を行い、スペシャルゲスト出演の公演を除いた総動員数は、約101万人に上る記録を打ち立て、2024年のワールドツアーが終幕した。2025年は、2月と3月にオーストラリアのメルボルン、ブリスベン、シドニーで開催される『KNOTFEST AUSTRALIA』への出演、そして、5月からは初となるUK & ヨーロッパでのアリーナツアー(全8カ国12公演)が決定している。また5月30日(金) にUKで行われるツアーファイナルは、日本人グループとしては初となるイギリスのTHE O2アリーナ(会場収容人数:約20,000人)でワンマンライブが開催される。Photo:Matty Vogel<公演情報>『BABYMETAL US TOUR 2024』12月5日 アメリカ合衆国、カルフォルニア州アナハイムHouse of Bluesスペシャルゲスト:SCENE QUEENセットリスト01. BABYMETAL DEATH02. Distortion(feat. Alissa White-Gluz)03. PA PA YA!!(feat. F.HERO)04. DA DA DANCE(feat. Tak Matsumoto)05. メタり!!(feat. Tom Morello)06. Monochrome07. Time Wave08. メギツネ09. RATATATA10. ギミチョコ!!11. ヘドバンギャー!!12. Road of Resistance<ライブ情報>KNOTFEST AUSTRALIA2025年2月28日(金) KNOTFEST AUSTRALIA MELBOURNE オーストラリア・メルボルン/FLEMINGTON RACECOURSE2025年3月2日(日) KNOTFEST AUSTRALIA BRISBANE オーストラリア・ブリスベン/SHOWGROUNDS2025年3月8日(土) KNOTFEST AUSTRALIA SYDNEY オーストラリア・シドニー/CENTENNIAL PARKイベント公式サイト: UK & EUROPE ARENA TOUR 2025WITH SPECIAL GUESTS POPPY AND BAMBIE THUG5月10日(土) ベルギー・ブリュッセル/Forest National5月12日(月) ドイツ・ハンブルク/Barclays Arena5月13日(火) オランダ・アムステルダム/Ziggo Dome5月16日(金) ドイツ・フランクフルト/Jahrhunderthalle5月17日(土) ドイツ・ベルリン/Velodrom5月19日(月) ポーランド・クラクフ/Tauron Arena5月20日(火) ドイツ・ニュルンベルク/Arena, Nürenberger,5月22日(木) スイス・チューリッヒ/The Hall5月25日(日) スペイン・マドリッド/Vistalegre5月26日(月) スペイン・バルセロナ/Poble Espanyol5月28日(水) フランス・パリ/Zénith Paris, La Villette5月30日(金) イギリス・ロンドン/The O2 Arena詳細はこちら:公式サイト:
2024年12月09日映画『石門(せきもん)』の日本公開が決定し、日本版ポスタービジュアルが公開された。本作は、“中華圏のアカデミー賞”と称される台北金馬獎で日本資本の映画として初めて「最優秀作品賞」を受賞し、「最優秀編集賞」との2冠に輝いた作品。そのほか、ベネチア国際映画祭「ベニス・デイズ部門」、トロント国際映画祭、ニューヨーク映画祭、BFI ロンドン国際映画祭など世界の映画祭で上映され、高評価を獲得している。監督を務めたのは、中国湖南省出身のホアン・ジーと東京出身の大塚竜治夫妻。中国と日本を拠点に活動するふたりは、これまでに女性の性に関する問題をテーマに映画を共同制作してきた。封建的な湖南省の農村で出稼ぎをする両親と離れて抑圧された生活を送る14歳の少女を描き、ロッテルダム映画祭タイガー・アワードを受賞した『卵と石』、学校で没収されたスマホを売ったことで、見知らぬ男たちと知り合うことになる16歳の少女を追った『フーリッシュ・バード』では、ベルリン国際映画祭ジェネレーション14+スペシャルメンション賞を受賞した。『石門』も、望まぬ妊娠に直面した20歳のリン(ヤオ・ホングイ)を主人公に、女性の前にある様々な壁を静かに見つめる作品。ホアン・ジー監督が『石門』とは「女性を取り巻く環境に存在する、打ち破りたくてもなかなか突破して先に進めない壁」 だと語る通り、重々しい“石”の“門”を開く一条の光を求める映画となっている。撮影は、妊娠期間と同じ10カ月をかけて行われ、主人公が10カ月という期間の中で変化していく様を表現。また、全編固定位置で撮影された。撮影を担当した大塚は「人物だけを切り取るのではなく、社会の中に彼女が立っているという構図でこの物語を伝えたかった」と語っている。公開された日本版ポスターには、大きな石の扉の前に立つヒロインの後ろ姿が。扉を押している彼女を縦のシンメトリーで写した構図は、女性を取り巻く厚い壁が象徴的に表現されたビジュアルとなっている。映画『石門』は、2025年2月28日(金) より公開。<監督コメント>■ホアン・ジーこの映画の共同監督である大塚竜治は、私のパートナーであり、夫でもあります。ある日、彼が言いました。「10カ月間撮影しよう」。それは、妊娠から子供が生まれるまでの時間であり、この映画が生まれる時間でもあります。この映画が石の扉を開けて、日本の皆さんに届くことを嬉しく思います。■大塚竜治10カ月の撮影を終える直前にコロナが発生し、撮影は中断を余儀なくされました。その時、私たちは主人公のリンと同じように現実の中で迷い込み、出口を見失ってしまいました。しかし、最終的にその経験がリンの抱える痛みに寄り添い、彼女と共に重い扉を開くきっかけとなり、映画に新たな光を灯すことができました。ぜひ、映画をご覧ください。<作品情報>『石門』2025年2月28日(金) 公開公式HP:
2024年12月09日鈴木亮平が主演を務める映画『花まんま』の公開日が2025年4月25日(金) に決定。併せて特報映像とティザービジュアルが公開された。原作は、第133回直木賞を受賞した朱川湊人による短編集。早逝した両親と交わした「兄貴はどんな時も妹を守るんや」という約束を胸に、たったひとりの妹の親代わりとして大阪下町で生きる熱血漢の兄・加藤俊樹を鈴木、まもなくの結婚を控えながら、実はある“秘密”を抱えている妹・フミ子を有村架純が演じる。監督は、これまでに『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『そして、バトンは渡された』などを手がけた前田哲が務める。このたび公開されたのは、俊樹とフミ子の“幸福”と“秘密”を描く特報映像で、「兄貴はホンマ、損な役回りやで」という俊樹の口癖から始まる。そんな俊樹におしぼりを投げ関西弁でツッコむフミ子の愛らしい姿や、俊樹と幼馴染の三好駒子(ファーストサマーウイカ)が笑い合ったり、フミ子が婚約者の中沢太郎(鈴鹿央士)に優しい眼差しで見守られてウエディングドレスを選んだりといった多幸感あふれる場面に合わせ、「俺の妹は、めちゃめちゃ気が強くて」「まっすぐで、ええ子」と俊樹視点のテロップが重なる。ベランダから身を乗り出し、フミ子を見送る俊樹の姿も印象的で、下町の温かさを感じさせる軽快なメロディーが仲睦まじい兄妹のやり取りを盛り立てる。しかし、俊樹がある写真を見つけると空気が一転。“知らない人たち”と満面の笑みのフミ子がまるで家族かのように思える写真が映し出されると、「妹には、秘密があった」という意味深長なテロップが。「お前は加藤フミ子や、“繁田喜代美”やない!」と諫める俊樹に対し、「私は私や!」と啖呵を切るフミ子。そして「不思議な記憶を巡る、兄と妹の物語」の言葉で映像は締めくくられる。また、ティザービジュアルは「幸せになれよ」と妹の幸せを願う俊樹の笑顔とは対照的に、「わたしには、秘密がある」と憂いつつも、どこか意志を持ったフミ子の表情が印象的なデザインとなっている。映画『花まんま』特報映像<作品情報>映画『花まんま』2025年4月25日(金) 公開公式サイト:「花まんま」製作委員会
2024年12月09日三木孝浩監督最新作『知らないカノジョ』の最新予告映像とポスタービジュアルが公開された。中島健人が主演を務め、miletが映画初出演を果たす本作。公開された映像は、神林リク(中島)と前園ミナミ(milet)がお互いに一目惚れして結婚するも、ある朝突然“世界が変わる”までがテンポよく描写されている。人気小説家となったリクと歌手の夢を諦めたミナミの仲睦まじい日常の様子や、ウェディング姿の幸せいっぱいな様子も映し出されるが、リクは突如ふたりが出会ってもいない世界に放り出されてしまう。その世界で彼は文芸誌のイチ編集部員になっており、街には天才シンガーソングライターとして活躍するミナミの姿と曲があふれていた。“大スターとイチ編集者”という関係に変わってしまったことに気づき戸惑うリクは、もうひとつの世界でも親友の梶原(桐谷健太)の助けを借りて、彼女と再び出会い、愛し合えば“もとの世界”に戻れると信じ全てを取り戻すために奔走する。ミナミを失った世界で、彼女を大切にできていなかった自らを改めて省みるリクだったが、この世界でのミナミの公私のパートナーである音楽プロデューサー・田所(眞島秀和)からの「彼女に必要なのは君じゃない、二度と顔を見せるな」という痛烈なひと言がさらに追い打ちをかける。リクは、ミナミとの幸せな日常を取り戻すことができるのか――。予告映像をエモーショナルに彩るのは、ミナミが歌う「I still」。劇中ライブシーンで未発表曲として歌唱する同曲はmiletが書き下ろした主題歌だ。運命的な出会いから、すれ違い、失敗しながらも本当の愛に気づいていくリクに「ここにいるよ。」と呼びかける楽曲は、常にリクとミナミの人生に寄り添い、ふたりの愛の行方を左右する重要なアイテムでもあり続ける。主題歌について中島は、「miletさんが、作品をしっかり読み込んで書かれた大切な楽曲だったので、僕も撮影に臨むにあたって常にこのmiletさんが作った言葉とメロディーを自分の心に纏うようにして撮影期間を過ごすようにしていました。勇気と愛情というものをとても感じることができたし、対面してお芝居をするうえでも、楽曲を聴いた時に思わず心が揺さぶられて(撮影の)最初の頃から涙する1歩手前までいってしまうくらい音の引力を持つ方だなと思いました」と絶賛。miletは、「台本を読んで1番最初にできた曲でもあり、この作品に対する私の素直な気持ちが表れた曲です。リクとミナミがどんな世界に行っても、心のどこかで繋がっているものがあるからこそ、このような曲が生まれたんだと思います。歌っていても今までのmiletにはなかったような、ミナミと一緒に作った曲になったなと思います」と楽曲に込めた想いを語る。さらに「(映画の)余韻をこの曲に任せられるといいなと思って作ったので、三木監督に“この曲しか考えられない!”と言っていただいた時はすごく嬉しかったです」と三木監督からの太鼓判があったことも明かした。映画『知らないカノジョ』最新予告映像中島健人&milet コメント全文■中島健人・主題歌「I still」を聴いてmiletさんが、作品をしっかり読み込んで書かれた大切な楽曲だったので、僕も撮影に臨むにあたって常にこのmiletさんが作った言葉とメロディーを自分の心に纏うようにして撮影期間を過ごすようにしていました。勇気と愛情というものをとても感じることができたし、対面してお芝居をするうえでも楽曲を聴いた時に思わず心が揺さぶられて、(撮影の)最初の頃から涙する1歩手前までいってしまうくらい音の引力を持つ方だなと思いました。「I still」というタイトルにも本当に素敵な意味が込められていて、いいメロディ、いい言葉に包まれた撮影期間でした。リクとしても中島健人としても、すごく胸を打たれました。■milet・楽曲制作の思い台本を読んで1番最初にできた曲でもあり、この作品に対する私の素直な気持ちが表れた曲です。リクとミナミがどんな世界に行っても心のどこかで繋がっているものがあるからこそ、このような曲が生まれたんだと思います。歌っていても、今までのmiletにはなかったような、ミナミと一緒に作った曲になったなと思います。大好きで大切な曲ができたなとも思いますし、私もこの曲を聴いて現場に向かって気持ちを作っていきました。(映画の)余韻をこの曲に任せられるといいなと思って作ったので、三木監督に「この曲しか考えられない!」と言っていただいた時はすごく嬉しかったです。・演じた前園ミナミとしての歌唱について劇中の歌唱シーンでは言葉の発し方もちょっと変えてみました。今までmiletとして歌っている言葉とはちょっと違う発音だったり、milet節を少し抜いて、ミナミの素直でまっさらな気持ちで歌えるように、もっと言葉をはっきり、伝えたいメッセージが相手の心に柔らかく届いていくように歌えたらいいなと思って挑戦していました。<作品情報>『知らないカノジョ』2025年2月28日(金) 公開公式サイト:『知らないカノジョ』製作委員会
2024年12月09日ごゆるりとおうち時間を過ごす「リラックマ」たちと一緒に、のんびり素敵な時間を過ごしませんか?2024年12月上旬より発売されるリラックマの新テーマは「すてきなお家」!あたたかみのあるカラーでまとめた、便利でかわいいアイテムがラインナップされています。トートバッグやポーチ、マグカップなど、大人でも使いやすいものが揃っているのもうれしいポイント。気になるアイテムを詳しく紹介します!リラックマ「すてきなお家」新商品が便利&かわいい♪【リラックマ「すてきなお家」シリーズ】「マグカップ」2,200円 持ち手のぽってりとした感じもたまらない~(C)2024 SAN-X CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.デザインされているのは「すてきなお家」で楽しむリラックマたち。かわいい家具やお部屋など、細部まで見どころ満載なデザインです。文房具やぬいぐるみはもちろんのこと、普段使いしやすい商品がラインナップ。例えば淡いピンク色がかわいいミニトートバッグやバニティポーチは、秋冬にぴったりなツイード生地を使用して作られています。しっかりめの生地なので使い勝手もばっちり。バニティポーチの内側には大きめミラーも付いているので、メイクボックスに最適です。バッグに忍ばせておきたいミニタオルは、リラックマ&キイロイトリと、コリラックマ&チャイロイコグマの2デザイン。おうち時間を豊かにしてくれるマグカップやティーポット、さらにはアロマディフューザーも。持ち手がぽってりとしたマグカップや、いちご型のティーポットは見た目もキュートです。さらにスマホスタンドや鍵の保管に役立つマグネットフック、アクセサリーなどを入れておきやすい「すてきなお家こものいれ」など!おうちでさりげなく使えるグッズがたくさん揃っているのもうれしいですね。商品はいずれも2024年12月上旬から、全国の販売店やネットショップにて順次発売開始です!大人も使いやすい「すてきなお家」シリーズの新商品で、毎日ほっこりリラックマに癒されてみませんか?※価格はすべて税込みです。※商品入れ替えや売り切れの場合はご容赦願います。※デザイン・種類数等は変更となる場合があります。文=伊東ししゃも(C)2024 SAN-X CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.【リラックマ×ロッテリア】お得なお食事券付き!かわいくて豪華な「2025年福袋」が出るよ~()【リラックマ&すみっコぐらし】人気キャラのイルミネーションがすごい!コラボグッズも大充実♪()すみっコぐらし、リラックマ、たれぱんだ…【さがみ湖イルミリオン】のコラボグッズが全部かわいい!()
2024年12月08日鬼才ケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下、KERA)がチェーホフ四大戯曲に取り組むシス・カンパニー公演 KERA meets CHEKHOV。その最終章となる『桜の園』東京公演が本日12月8日、世田谷パブリックシアターにて初日を迎え、前日に実施された通し稽古の舞台写真が到着した。“ダークな笑いと不条理な作劇”で知られるKERAとチェーホフという意外な組み合わせが話題をふりまいたこのシリーズ。『かもめ』(2013)、『三人姉妹』(2015)、『ワーニャ伯父さん』(2017)と回を重ねる中で、KERAだからこその説得力ある舞台を打ち出し、高い評価を得てきた。当初から「チェーホフが見たら一番納得してもらえるような上演を目指すこと」を宣言、大胆なカットも翻案も施さず、まずは戯曲に忠実に、登場人物の心情を丁寧にたどりながら、緻密で繊細な人間の普遍的な心情に寄り添ってきた。にもかかわらず、KERAが手がけた上演台本と舞台は、KERAならではの言語感覚が劇場空間に自由自在に飛び交うヴィヴィッドな世界。締めくくりとなる今回も、KERAでしか成し得ない『桜の園』が姿を現した。東京公演は12月27日(金) まで。その後、大阪、福岡での上演を予定している。初日公演を前にしたKERA、出演者からのコメント(全文)は以下の通り。■ケラリーノ・サンドロヴィッチ(上演台本・演出)11年かけてSISカンパニーとの共同作業を続けてきたチェーホフ四大戯曲の上演がついに完結する。掉尾を飾るに相応しい舞台に仕上がってるはず。キャスト、スタッフと共に、そりゃもう、頑張りました。天国のチェーホフを小躍りさせてみせましょう。■天海祐希(ラネーフスカヤ夫人役)チェーホフ戯曲を演じるのは初めてです。以前は、もっと難解で高尚なイメージをもっていたのですが、ここに出てくるのは不完全で愛おしい人ばかり。大きな時代の流れの中で、誰もが皆一生懸命生きているんだと思うと胸が熱くなります。それにしても、ご一緒の皆さん、本当にすごいメンバーばかりで、どこを見ても面白いんですよ。また、KERAさんに演出を受けるのも初めてなのですが、厳しくも優しい方で、毎日が楽しく勉強になることばかりです。こんな受け取り方や表現の仕方があるんだなと、KERA版「桜の園」を楽しんでいただけたら嬉しいですね。■井上芳雄(トロフィーモフ役)派手な出来事は描かずに、その前後の状況や人々の変化を描いていくのがチェーホフ戯曲の作風ですが、そこにすべてのドラマがあるという見せ方は、自分にとって大きな発見でした。その周辺に何があるのかを探ることは、芝居でも人間を考える上でも重要だと思います。120年前に書かれた戯曲ですが、世の中のすべての人間のタイプが登場しているのでは、と思うくらい多種多様な人物が出てきます。それがチェーホフが世界中で上演され続けている理由かもしれません。これが喜劇なのか悲劇なのか、観客の皆さんも見終わった後に楽しく思いを巡らせてみてください。KERA meets CHEKHOV Vol.4/4『桜の園』ダイジェスト映像が到着!<公演情報>KERA meets CHEKHOV Vol.4/4『桜の園』作:アントン・チェーホフ上演台本・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチキャストラネーフスカヤ夫人:天海祐希トロフィーモフ(大学生):井上芳雄アーニャ(ラネーフスカヤ夫人の娘):大原櫻子ロパーヒン(商人):荒川良々ドゥニャーシャ(小間使い):池谷のぶえワーリャ(ラネーフスカヤ夫人の養女):峯村リエピーシチク(地主):藤田秀世エピホードフ(事務員):山中崇ヤーシャ(従僕):鈴木浩介シャルロッタ(家庭教師):緒川たまきガーエフ(ラネーフスカヤ夫人の兄):山崎一フィールス(老僕):浅野和之使用人・町の人々:猪俣三四郎・矢部祥太・吉澤宙彦【東京公演】日程:2024年12月8日(日)~27日(金)会場:世田谷パブリックシアター【大阪公演】日程:2025年1月6日(月)~13日(月・祝)会場:SkyシアターMBS【福岡公演】日程:2025年1月18日(土)~26日(日)会場:キャナルシティ劇場チケット情報:()公式サイト:
2024年12月08日「ロイヤルホスト」では、2013年冬から「召し上がれ 日本の恵み国産素材」をテーマに、国産食材の生産者とその消費を応援しながら、それぞれの素材の旨みを活かしたメニューを届ける企画「Good JAPAN」を開催しています。2024年は3月、5月、9月と開催され、4回目となる「Good JAPAN」が11月27日(水) よりスタートします。今回は「冬のご馳走」と題し、年末年始の季節にふさわしい豪華食材を用いた“ご馳走”メニューがラインナップ。9月の「Good JAPAN」でも好評だったという国産ワイン3種とのペアリングの提案も注目です。ライターが一部フェアメニューを試食させていただいたので、おすすめのペアリングとともにご紹介します!ロイヤルホストの冬のご馳走!「黒毛和牛」や「たらば蟹」などを使った豪華メニュー4選【ロイヤルホスト】「蟹の和風ピラフ&黒毛和牛ステーキ~ゆずぽん酢ソース~(サラダ・味噌汁・漬物付)」3,828円今回、フェアのメニューに使われている主な食材は、ロイヤルホストの人気食材である「北海道産帆立」と「オマール海老」、そして冬の“ご馳走シーフード”である「たらば蟹」「国産紅ずわい蟹」「播磨灘産牡蠣」、さらに「黒毛和牛」。国産のものを中心に、ロイヤルホストの企画開発担当や購買バイヤーが日本各地の生産者との出会いで見出したこだわりの食材を使用しています。何かと集まりも多い年末年始にぴったりの、まさにご馳走メニューが用意されているんです。【ロイルホスト】左から、スパークリングワイン「日本のあわ」、白ワイン「萌黄」、赤ワイン「藍茜」そんな豪華食材を使ったメニューに合わせたい日本ワインも3種ラインナップしています。近年、人気が高まっている日本ワイン。そんな日本ワインの原点ともいえる「メルシャン」のワイナリーより、スパークリングワイン「日本のあわ」(3,278円)、赤ワイン「藍茜」(2,728円)、白ワイン「萌黄」(2,728円)のフルボトルが登場しています。「日本のあわ」は、さわやかさとふくよかさを持つ、きめ細かい泡が特徴のスパークリングワイン。繊細で和のニュアンスを持つ甲州にリッチなシャルドネ、キレの良い酸味のリースリングなどをバランスよくブレンドした、料理に合わせやすいワインです。アヒージョやクリームを使った料理など、しっかりした味の洋食によく合うそう。「藍茜」は、日本産ブドウのみを使用した、華やかなベリーの香りが心地良い赤ワイン。優しい酸味とやわらかなタンニンが感じられ、お肉はもちろん、みりんや醤油など和テイストの調味料とよく合うのだとか。「萌黄」は、きれいな酸味とミネラル感が感じられる白ワイン。ゆずなど柑橘系の香り、桃や梨などの甘いフルーツの香りなど、豊かな果実香も特徴です。シンプルに素材を味わう料理や出汁の風味を活かした料理、魚介料理に合うそう。またアルコールが苦手な方には、ノンアルコールのスパークリングワイン「スパークリング アルコールゼロ」(693円)も用意されていますよ。これらのワインを、料理とともにお好みのペアリングで楽しむことができます。ワインとのペアリングで楽しむことによって、食事の特別感が高まり、お料理もより深く楽しめる気がしますよね。お酒が好きな方は、ぜひ一緒に注文してみては。1:たらば蟹と国産紅ずわい蟹の旨みたっぷり!「蟹の和風ピラフ」【ロイヤルホスト】たらば蟹と国産紅ずわい蟹、九条ネギなどが入った「蟹の和風ピラフ」「蟹の和風ピラフ&黒毛和牛ステーキ~ゆずぽん酢ソース~(サラダ・味噌汁・漬物付)」(3,828円)、「蟹の和風ピラフ&季節のあつあつ紙鍋グリル~牡蠣、帆立、海老~(サラダ・味噌汁・漬物付)」(3,498円)のセットメニューに含まれる「蟹の和風ピラフ」をいただきました。バター香るピラフにたらば蟹と国産の紅ずわい蟹、そして九条ネギをあわせた一品。宝石のように輝くいくらとさわやかな大葉のトッピングもいいアクセントに。バターの香りが食欲をそそり、蟹の旨みと柔らかい九条ネギの風味で手が止まらないおいしさ!これだけでもう一杯お替わりしたくなるほど。お肉に合わせたい人も、魚介に合わせたい人も、どちらも安心のセットメニュー2種があるので、お好みでセレクトしてくださいね。ボリュームたっぷりなので、お腹も心も大満足ですよ。おすすめのペアリングは「日本のあわ」こちらのピラフにおすすめのペアリングを教えていただきました。それは、さわやかなスパークリングワイン「日本のあわ」。繊細な泡が蟹と九条ネギの香りを引き立て、バターライスをさっぱりとした後味にしてくれました。2:赤身と脂のバランスがよい「黒毛和牛ステーキ」【ロイヤルホスト】さっぱりとゆずぽん酢ソースでいただく「黒毛和牛ステーキ」は醤油と相性のいい赤ワイン「藍茜」を「蟹の和風ピラフ&黒毛和牛ステーキ~ゆずぽん酢ソース~(サラダ・味噌汁・漬物付)」に含まれる「黒毛和牛ステーキ」もいただきました。赤身と脂のバランスがよく、旨みとコクのある黒毛和牛を、程よくミディアムレアに焼き上げたステーキ。さっぱりとゆずぽん酢ソースでいただきます。付け合わせのじゃがいもや舞茸とも相性ばっちり!お肉は子どもでも食べやすいと思われるほどとっても柔らかく、旨みがしっかり。酸味のあるソースがマッチして、最後までもたれずに楽しめます。鉄板でアツアツの状態で提供されるのもうれしいポイントです。おすすめのペアリングは「萌黄」おすすめのペアリングは、白ワイン「萌黄」。果実味あふれるさわやかな白ワインが、オイルベースのパスタをさっぱりとしてくれます。萌黄に含まれるシャルドネが持つミネラル感は、オイルソースとよく合うのだそう。また、パスタに添えられた柚子が甲州の和柑橘の香りとマッチ。違和感なくマリアージュして、こちらもジュースのようにたくさん飲めてしまうので、飲みすぎ注意です!3:ゆずやトマト、七味がアクセント!「九条ネギと蟹のスパゲティ~七味唐辛子がけ」【ロイヤルホスト】「九条ネギと蟹のスパゲティ~七味唐辛子がけ~」2,068円香り豊かなパスタ「九条ネギと蟹のスパゲティ~七味唐辛子がけ~」(2,068円)も美味しいです。たらば蟹、国産紅ずわい蟹、そして九条ネギをたっぷりと使用したオイルベースのパスタは、さわやかなゆずやトマト、振りかけられた七味唐辛子がアクセントに。七味唐辛子は、辛いものが苦手な方でも食べられるくらいのピリッとしたほど良い辛味で、蟹やネギの旨みを引き立てています。風味や食感も豊かで、いくらでも食べられそうなほど飽きない味わいです。平日ランチ限定の「九条ネギと蟹のスパゲティ~七味唐辛子がけ~スペシャルランチ」(2,475円)や、サラダ、オニオングラタンスープ、デザートなどとセットになった「スペシャルセット」(3,234円、平日ランチタイム3,168円)もおすすめですよ。おすすめのペアリングは「萌黄」おすすめのペアリングは、白ワイン「萌黄」。果実味あふれるさわやかな白ワインが、オイルベースのパスタをさっぱりとしてくれます。萌黄に含まれるシャルドネが持つミネラル感は、オイルソースとよく合うのだそう。また、パスタに添えられた柚子が甲州の和柑橘の香りとマッチ。違和感なくマリアージュして、こちらもジュースのようにたくさん飲めてしまうので、飲みすぎ注意です!4:軽食にも、パンとあわせてランチにも!「蟹と帆立のちいさなマカロニグラタン」【ロイルホスト】「蟹と帆立のちいさなマカロニグラタン」(単品)968円たらば蟹と国産紅ずわい蟹、ソテーした帆立とたっぷりの魚介が楽しめる「蟹と帆立のちいさなマカロニグラタン」(単品・968円)。たまごのコクとチーズが香るモルネソースをあわせて焼き上げたマカロニグラタンです。ゴロゴロと入った帆立のぷりっとした食感や2種の蟹の旨み、モルネソースのコクが合わさり、小さくとも満足感の高いサイドディッシュになっています。単品なら軽めの食事にぴったり。パンなどとあわせるのもおすすめです。おすすめのペアリングは「日本のあわ」or「藍茜」まずは「日本のあわ」と合わせるのが王道。クリーミーで濃厚なモルネソースには、きめ細かい泡がよく合います。すっきりとした辛口で厚みがあるので、味の濃い料理にも負けません。いつもと違うペアリングを楽しみたい方には、「藍茜」がおすすめだそう。コクと塩味があるグラタンには、酸味と渋みのある藍茜がアクセントになります。ソテーした帆立のバター感や魚介の旨みにも、軽めの赤が意外と合うんです。ほかにも、人気のハンバーグや播磨灘産牡蠣を使ったアヒージョなど【ロイヤルホスト】「黒×黒ハンバーグ&オマール海老と蟹のテルミドール」2,783円今回試食させていただいたもののほかにも、ロイヤルホストの人気商品である国産黒毛和牛と黒豚を使ったハンバーグと、オマール海老の殻に身と蟹クリームなどと詰め込んだテルミドールが楽しめる「黒×黒ハンバーグ&オマール海老と蟹のテルミドール」(2,783円)もラインナップ。クリスマスディナーにもぴったりの華やかで豪華なメニューは、世代を問わず好まれそうです。こちらは、オマール海老の香りを引き立てる「日本のあわ」とのペアリングがおすすめだそう。牡蠣ときのこ、トマトをガーリックオイルで煮込んだサイドディッシュ「牡蠣ときのこのガーリクオイル煮込み~アヒージョ~」(1,298円)は、付け合せのパンと共にお楽しみあれ。おすすめのペアリングを試してみるのもいいですが、自分の舌で確かめながらお好みのペアリングを探すのも楽しいですよ。日本ワインとともに楽しめる「Good JAPAN 冬のご馳走」のメニュー。家族や友人と過ごす年末年始の特別な集まりにもぴったりです。ぜひお近くのロイヤルホストで、美味しいご馳走を囲んでゆったりした時間をお過ごしくださいね。ロイヤルホスト「Good JAPAN 冬のご馳走」販売期間:2024年11月27日(水)~2025年2月中旬予定(12月28日(土)~1月5日(日) を除く)販売時間:10:30~販売店舗:全国のロイヤルホスト 計215店舗※京都髙島屋S.C.店、九州大学病院店、新千歳エアポートレストラン by ROYAL HOST、羽田空港店、Royal Host centrair gourmet kitchen、神戸空港店、広島空港店、鹿児島空港店、熊本空港店、那覇空港店、名古屋星ヶ丘店を除く※紹介した商品の価格は税込です。※「たらば蟹」「オマール海老」「いくら」「海老」は国産ではありません。テルミドールはなくなり次第終了し、「蟹と帆立のちいさなマカロニグラタン」に切り替わります。※販売期間・時間・価格が異なる店舗もあります。文=Mami Azuma【ロイヤルホスト】1000円以下も…!コスパ抜群の「モーニング」おすすめメニュー3選を実食レビュー!()【ロイヤルホスト】「栗×柿」づくしのパフェが4種類!都内20店舗限定で秋のフェア始まったよ~!()【2025年】グルメ系「福袋」商品24選まとめ!カルディ、コメダ、ミスドなどクーポン券付きや特典など超お得♪()
2024年12月08日Disney ベイマックス鏡餅ぬいぐるみBOOKが、セブン-イレブンの一部店舗にて、2024年11月20日(水) に発売されています。ベイマックスが鏡餅になった!映画『ベイマックス』公開10周年を記念した、ベイマックスのぬいぐるみBOOKが、セブン-イレブンにて発売。みかんを頭に乗せたベイマックスのぬいぐるみです。真っ白な体にちょこんとみかんが乗って、まるでベイマックスが鏡餅になったみたい。年末年始にぴったりな、おめでたい雰囲気のぬいぐるみです。ディズニーキャラいっぱいの卓上カレンダーさらに、ディズニーの卓上カレンダーも発売。2025年12カ月カレンダー付きブランドムック「Disney SPECIAL CALENDAR BOOK 2025」が登場します。ミッキー&ミニーをはじめ、ベイマックス、ズートピア、プリンセスなど、毎月いろいろなディズニーキャラクターがデザインされています。めくるたびに誰が出てくるのか楽しさいっぱい。毎日の気分が上がるカレンダーです。【ワークマン】コスパ最強780円!「ディズニーデザイン新作」が絶対買うべきやつだった!【実物レポ】()横浜行ったら見ないとソン♪ 横浜に爆誕した「ディズニークリスマスツリー」が美しすぎる…!()【DAISO×ディズニー】新作ディズニーデザイン商品が約50種!どれも良デザインで“即買い”ですよ♪()
2024年12月07日人気ファッションブランド「UNIQLO(ユニクロ)」の元店員が「ドライスウェットリラックスパーカ」をレビュー!長年人気のジップタイプのパーカーで、羽織りとしてもコーディネートの主役としても使える便利さが魅力です。その特徴やおすすめポイントをご紹介します。【ユニクロ】ドライスウェットリラックスパーカ:3,990円(税込)■カラー・サイズ展開・カラー:ブラック、ナチュラル、オリーブ・サイズ:XS〜3XLまでの全7サイズ展開(XS、XXL、3XLはオンラインストア限定)筆者は3色の中で最もシンプルなブラックのSサイズを購入しました。身長163cmで普段ユニクロのトップスはSかMサイズを選んでいる筆者ですが、このパーカーはゆったりと作られているため、試着した際にSサイズでも余裕がありました。ゆるっと着たい方には通常のサイズでちょうど良く、オーバーサイズを楽しみたい場合はワンサイズアップするのもおすすめです。【ユニクロ ドライスウェットリラックスパーカ】大きめで便利なポケット付き!■着心地・質感が絶妙!スウェットやパーカーは生地の選び方で印象が変わりますが、このパーカーは上品な光沢感としっかりした生地が特徴です。程よい厚みがあり、カジュアルすぎずキレイめな印象を演出してくれますよ♪税込3,990円とユニクロの中では少し高めの価格ですが、その分質感が良く、コーディネートを格上げしてくれます。値下げされることもあるのでオンラインストアや店頭をチェックしてみてくださいね。■軽くて暖かい♪ 秋冬に大活躍持ってみると分かるのですが、とにかく軽い……!軽量ながらもっちりとした素材感で、保温性が高いのもポイント。暖かさをしっかりキープしてくれるので、秋冬の肌寒い日にもぴったりです。シンプルながら「こういうのが欲しかった!」という実用性を兼ね備えているので、ぜひ試してほしい一着です。同じカラー展開のパンツもあるため、セットアップでのコーディネートもおしゃれに決まりますよ♪ぜひチェックしてみてくださいね!※価格はセールなどで変動する場合があります。※商品入れ替えや売り切れの場合はご容赦願います。※デザイン・種類数等は変更となる場合があります。文=びあちゃん【ユニクロC秋冬新作】これで5000円以下ってずるい!男女兼用「高見えスニーカー」で3km歩いてみた()【ユニクロ】万能アウターや機能性アイテムも!雨にも風にも負けない「おすすめ9選」()【ユニクロ】万能アウターや機能性アイテムも!雨にも風にも負けない「おすすめ9選」()
2024年12月07日12月13日(金) に公開される映画『不思議の国のシド二』のロケ地を紹介する場面写真と本編映像が公開された。本作は、監督を務めたエリーズ・ジラールが2013年に日本を訪れた時の感情から生まれた作品で、日本を舞台に“不思議の国”に迷い込んだ作家シドニの愛と再生の物語を描く。フランス人作家シドニが、日本の出版社から招聘される。見知らぬ国、見知らぬ人への不安を覚えながらも未知の国ニッポンにたどり着く。寡黙な編集者の溝口に案内され、日本の読者と対話しながら、桜の季節に京都、奈良、直島へと旅をするシドニ。そんな彼女の前に、亡くなった夫アントワーヌの幽霊が現れる。シドニを演じるのは、世界各国の巨匠たちとのコラボレイトで映画ファンを沸かせてきたイザベル・ユペール。今回は不思議の国に迷い込んだ作家シドニを軽やかに演じている。また、シドニと全編フランス語で会話し、深い喪失を共有する編集者の溝口健三役を演じるのは伊原剛志。そして、シドニの最愛の夫アントワーヌの幽霊役をアウグスト・ディールが演じ、物語にユーモアを添えている。日本に迷い込んだフランス人作家シドニの再生の旅を彩るのは、京都・奈良・直島・神戸といった美しいロケ地の数々。その美しい風景が、過去を手放し、新たな一歩を踏み出す彼女の背中を優しく押している。奈良の東大寺では大仏を見上げ、京都の法然院では谷崎潤一郎の墓を前に、そのシンプルさに感動するシドニ。ほかにも、1000年以上の歴史を持つ真如堂や風情ある佇まいの書店其中堂などが映し出され、まるで旅に出ている気分に浸ることができる。また、シドニが宿泊するホテルや旅館も見どころのひとつ。晴鴨楼、奈良ホテル、ホテルオークラ神戸など、一度は訪れたくなる名宿が次々と登場する。併せて公開された本編映像では、物語の終盤でシドニと健三が訪れる直島の様子が説明され、安藤忠雄が建築したベネッセハウスミュージアムや島のシンボルである草間彌生の南瓜などが紹介される。なお、直島で劇映画の撮影が行われるのは本作が初めてのこと。さらに、旅路に華を添える楽曲として、監督たっての希望で坂本龍一の「Amore」と「A Flower Is Not a Flower」が使われている。【ロケ地一覧】■晴鴨楼(京都)約120年の歴史を持つ木造建築の旅館。鴨川から歩いてすぐの路地裏にひっそりと佇む建物からは、明治・大正浪漫のおもかげを感じることができる。■南禅寺八千代(京都)シドニと溝口が京料理を楽しんだ老舗の料亭。伝統的な料理を味わいながら、同時に美しい日本庭園を堪能することができる。■書林 其中堂(京都)シドニがサイン会を行った、明治時代創業の書店。新刊から古書まで、さまざまな仏教書が揃う専門店。■法然院(京都)鎌倉時代に建てられた草庵を起源とする、東山の山間に佇む小さな寺院。お寺の中には、エリーズ・ジラール監督もファンだという、文豪・谷崎潤一郎が眠る墓がある。■真如堂(京都)紅葉の名所として親しまれている、開山から1000年以上の歴史を持つ寺院。年に一度だけ公開される阿弥陀如来立像は、女性を救う「うなずきの弥陀」として知られている。■金戒光明寺(京都)平安時代末期に建てられた草庵を起源とする寺院で、新撰組発祥の地としても知られる。劇中では、自然あふれる境内でシドニと溝口が和菓子とお茶を楽しんでいる。■奈良ホテルシドニがアントワーヌの亡霊と初めて言葉を交わしたホテル。奈良公園内に佇む、100年あまりの歴史と伝統を誇る建物は「関西の迎賓館」として創業された。■東大寺(奈良)「奈良の大仏さま」で知られる奈良時代創建の寺院。1709年に再建され、今なお見ることができる大仏殿は、世界最大級の木造建造物となる。■ホテルオークラ神戸シドニが帰国前日に宿泊したホテル。異国情緒漂う神戸の港街にそびえる35階建ての建物からは、美しい風景を一望することができる。■ベネッセハウス(直島)瀬戸内海を望む高台に建つ、美術館とホテルが一体となった安藤忠雄設計の施設。美術館には劇中にも登場する「3人のおしゃべりする人」(ジョナサン・ボロフスキー ※2024年6月で展示休止)や「タイム・エクスポーズド」(杉本博司)などが展示されている。『不思議の国のシドニ』本編映像 直島編<作品情報>『不思議の国のシドニ』12月13日(金) 公開公式サイト: 10:15! PRODUCTIONS / LUPA FILM / BOX PRODUCTIONS / FILM-IN-EVOLUTION / FOURIER FILMS / MIKINO / LES FILMS DU CAMÉLIA
2024年12月07日俳優・山下幸輝によるファンミーティング『ホミパリ 幸せ!輝け!僕らの文化祭』が12月6日開催された。本企画は、山下のファンクラブサイト「homie」会員限定のイベント。山下とhomie(山下のファンネーム)が同じ時間と場所を共有する貴重なふれあいの場だ。今回は、どんな時間になったのだろうか。その模様をレポートする。homieのお悩みに答える「ホミリオンスクール」開講!18時定刻。homieの熱気に包まれた客席に山下が登場。ゼロ距離に現れた山下にhomieが歓喜の声を上げると、できる限り全員のそばに行こうと、それぞれの客席のブロックをゆっくり回っていく。この日のために、大変な毎日を頑張って乗り越えてきたというhomieもきっと多いはず。そんな想いを受け止めるように、一人ひとりと目を合わせていく山下に、客席からとびきりの笑顔が咲く。すべてのブロックを回り終えると、山下は一旦退場。その間に、スクリーンに映像が。山下が、舞台上に建てられているドアに自ら絵を描いている様子が流される。そう、このホミパリは山下の手づくり企画であることが大きなポイント。こうした舞台セットにも、山下の手が加わっている。お絵描きに夢中になっている山下にほっこりした気持ちになっていると、映像が終わった瞬間、今まさに絵を描いていたドアをくぐって、山下が舞台上に登場!YOASOBIの『New Me』に乗せて、オープニングダンスを披露する。山下らしいキレのいいダンスにhomieのテンションも爆上がり。いよいよパーティーの幕開けだ。ダンスが終わったところで「こんばんは」と山下が挨拶。「ホミパリにお越しいただきありがとうございます!」と息を切らしながら、つめかけたhomieに呼びかけた。今回の『ホミパリ 幸せ!輝け!僕らの文化祭』というイベントタイトルももちろん山下が命名。「幸せ!輝け!」に対して、「幸せが幸輝の幸。輝けが幸輝の輝。どっちも幸輝だ!」とセルフ解釈し、「それもじってというか、みんなで最高の文化祭にしたいなという思いで、こういうタイトルにしました」と笑顔を浮かべた。今回の文化祭には、「緑」の衣装・アクセサリーアイテムというドレスコードが設けられている。ドレスコードを守り、緑色を配したコーディネートでやってきたhomieに、山下が「ありがとうございます」と感謝を述べる。「緑がお似合いだ!」という山下からのお墨付きに、homieもうれしそうに手を振った。今回は3部制に分かれており、第1部は山下が壇上からひとりで場を盛り上げる。気になる一発目の企画は『ホミリオンスクール』。山下がこの夏出演した『ビリオン×スクール』にちなみ、白衣をまとい丸メガネをかけた先生風のビジュアルになった山下が、homieから寄せられた相談事に答える。「僕が加賀美先生をもじって、『立てー』ってやるんで」といきなり加賀美のモノマネ。「あれやりたかったんですよ」とウキウキした顔で加賀美先生気分を満喫していた。homieから寄せられた相談事は、どれも真剣そのもの。なるべく本人に寄り添うように、言葉を選びながら一生懸命答える山下が誠実でいとおしい。その一部を紹介すると、インドアであることが悩みのhomieから「どうしたら行動力がつくのか教えてほしいです」という相談が。山下は「まずは趣味を見つけるといいと思います」とアドバイス。「自転車が好きで、自転車に乗るのが好きなんですけど、最近忙しくて乗る時間がなくて、もう一つ趣味がほしいなと思いまして」ということで、新しく見つけた趣味がフィルムカメラ。現在は人物を撮影することが多い山下。「ちょっとレベルアップしたら景観を撮ったりしたいなと思っている」と意欲を見せ、「カメラ買って!カメラいいよ!」とhomieにカメラをゴリ推ししていた。また、山下と同じくダンスをやっているというhomieは、なかなか新しいジャンルのダンスに挑戦できないことが悩みのタネ。「どうしたらチャレンジができますか」という相談に、山下は「homieが喜んでくれるんじゃないかと思うと、すぐ行動ができる」と自らの経験をもとに話し、「一歩踏み出すきっかけとしては、他の人に見せるためにやってみようというのがいいかも」とエールを送った。「眠れない夜に眠れるように努力をしていることがあれば教えてほしいです」という相談には、「寝るときに優しい音を聞くって(WILD BLUEのメンバーである)陽向が言ってるのを聞いて、優しい音を聞いています。YouTubeで『優しい音』を検索してください」と回答。ぜひhomieの力でYouTubeの「優しい音」の再生数を急上昇させよう。「MBTI演技即興クイズ」豪華ゲストが登場♡山下の優しさに胸がキュンとしたところで1部は終了。続いて2部は、ゲストも加わり、さらに華やかに。山下の呼び込みに応じて登場したのは、3月に放送されたスペシャルドラマ『高額当選しちゃいました』で共演した西垣匠。「東宝芸能から来ました西垣匠25歳です。よろしくお願いします」と丁寧に挨拶。homieからの温かい歓声を浴びると、「1週間分の疲れが気持ちよさに変わりました」とうれしそうに微笑んだ。そんな西垣と挑戦するのが、「MBTI演技即興クイズ」。16個ある性格タイプのうち、4つをピックアップ。その中の1つを演じ、誰がどのMBTIを演じているかhomieが予想するという内容だ。「お芝居得意じゃなくて」と謙遜する西垣に「いっぱいやっとるがな」と山下がツッコミを入れる。まずは、2年連続同じクラスになったクラスメイトという設定で演技スタート。2年生という設定を忘れ、「部活どうする?」とまるで新入生のようなトークを山下が繰り広げているところに、さらなるゲストが。「ごめん、遅れた」とドアを開けて教室に入ってきたのは、『ビリオン×スクール』で共演した柏木悠だ。思わぬサプライズ登場にhomieからも驚きの声が。沸き返る客席に「どうも、超特急のハルです」と柏木が爽やかに挨拶を決める。さらに「おはようございま〜す」と大声で飛び込んでくる人影が。ホミパリでもおなじみ、『君の花になる』で共演した綱啓永だ。4人で柏木の「超特急」という設定に対し、西垣が「それは電車通学みたいなこと?」とイジれば、「何線なの?」と綱が乗っかる。そんなお兄さん2人のイジりに「何線。……最近寒いよね」と柏木が苦しげに話題を転換。即興らしいアドリブ感満載のやりとりにニヤニヤしているところで、終了のブザーが鳴った。ここで改めてゲストが自己紹介。それぞれ山下とは接点があるが、他の顔ぶれとはほぼ初めましてというゲストの3人。しかし、ほぼ初めましてとは思えないくらい、4人の掛け合いは息ぴったり。投票のために使用されるQRコードが表示されると、「これ、邪魔したらダメ?」とイタズラっぽく笑顔を浮かべる綱と、「そういうの求めてないから」と柏木がすかさずツッコミ。まるで本物のクラスメイトの休憩時間を覗き見しているようだ。想定外のトラブルも、4人のチームワークがあれば怖くない。回線が集中し、QRコードを読み込んでも、なかなかページが表示されないという事態が発生する。「わかった。wi-fi飛ばす」と柏木がwi-fiを飛ばすボケをし、「圏外です」とセルフ回収。思わぬアクシデントに「どうする?」と聞かれると、山下は「こういうときホミパリは突き進む」と宣言。マイペースな山下らしい答えに、綱も「突き進もー!」と応じ、「この即興劇を楽しんでほしい」とhomieに呼びかけた。ということで、クイズの結果発表に。綱が演じたのは「EFFP(エンターテイナー)」。柏木はと言うと、「ごめんなさい。4文字が出てこない」と苦笑いし、「でも日本語は出てきます。指揮官でした」と答えると、homieから戸惑いの声が。どうやら選択肢に指揮官がないらしく、「え?え?」と柏木が大混乱。「誰?俺?」と慌てふためる柏木に、homieから「幹部〜!」と答えが飛び、「それそれ!」と声を上げる。「いやあ、よかった〜」と胸を撫で下ろす柏木の姿が、なんとも愛らしかった。ちなみに、西垣は「INFJ(提唱者)」。山下は「INTP(論理学者)」という結果。この「MBTI演技即興クイズ」はさらに3回にわたって行われ、事前準備なしの即興演技を、出演者もhomieも大いに楽しんでいた。ホミパリ恒例!山下の私物が当たる!プレゼント抽選会さらに、ホミパリ恒例のプレゼント抽選会も。ゲストがその場でくじ引きを引き、記載されている席番号のhomieにアイテムがプレゼントされる。ラインナップは、今回のグッズに加え、ここでしか手に入らないアイテムも。特に、山下の私物であるニットキャップとバッグには、綱も「俺、これ見たことあるよ」と大興奮。その場でニットキャップを山下がかぶり、「かわいいでしょ?」と笑顔を見せると、綱も「かわいい!」と同意。柏木も「いいな〜」と自分もほしそうな顔を浮かべていた。みんなでダンスチャレンジ!抽選会が終わると、次なるコーナーへ。ランダムに流れた音楽に合わせて、山下とゲストが踊るという「ランダムダンスチャレンジ」だ。共にボーイズグループとしても活動する山下と柏木はダンスもお手のもの。しかし、俳優専業の西垣は「俺ね、さっきリハーサルしたんですけど、1曲も踊らなかったんで、本当に本番も1曲も踊らないです」と力強く宣言。「いやいや、踊りましょうよ」と説得する山下に、西垣は「応援隊として今日は来てますので、みんなと一緒に応援します」と舞台の隅に移動。グッズのペンライトをさかんに振って、homieの一員となっていた。Be:FirstやOMGなど人気曲が次々と流れる中、超特急の『AwA AwA』もプレイ。これには柏木もすかさず反応し、センターでサビをしっかり踊り上げた。贅沢すぎる本家のダンスに、homieも拍手。それに続くように、山下もWILD BLUEの『Bubbles』でしっかり本家の力量を披露。気づけば、綱も西垣と一緒になってペンライトを振り、まるで山下&柏木の親衛隊のような光景に。ホミパリでしか見られない一夜限りのダンスナイトに、homieたちも体を揺らして盛り上がった。最後に、『高額当選しちゃいました』で共演した木戸大聖からのムービーが流れ、「待ち時間とかに急にふざけ出したりする彼のユーモアさがすごく羨ましいなと思ったり面白いなと思ったのを覚えています」「またいつかお芝居でぶつかれる日を楽しみにしています」と愛のこもったメッセージが送られた。実はこれは、リハーサルにはなかったガチサプライズ。思いがけない同志からの言葉に山下も「めっちゃうれしい。マジで大聖くんとお芝居できる機会があれば絶対にしたいし。大聖くん、ありがとう!」と頬を綻ばせた。ダンサーのRYUSEIとのパーフェクトステージ山下と一緒にホミパリを盛り上げてくれたゲストの3人はここで退場。代わって第3部では、さらなるゲストが登場した。それが、山下自ら「僕の師匠」と呼ぶダンサーのRYUSEIだ。WILD BLUEの『Bubbles』のコレオグラファーであり、WILD BLUE始動時からメンバーのダンス指導をした、今の山下に欠かせない存在だ。このホミパリのためだけに山下とRYUSEIがダンスを披露。実はその音源は、WILD BLUEのNaoyaが編集したもの。みんなの力でつくり上げたステージに「メンバーの力もあって、一緒にこうやって踊れて、ステージングできることがうれしい」と喜びをあらわに。今回のダンスは「新しい僕の一面を見せられたら」というコンセプトのもと、7割をRYUSEIが振付。残りの3割のうち2割を共同で制作し、1割は山下が振付したものとなっている。時間がない中での作業となったが、「それでこのクオリティはRYUSEIくんのおかげ」と感謝を口にした。わずか2分ほどのダンスだったが、その激しい振付から山下はすでに汗だく。「あっち〜!」と汗を拭う山下に向かって、homieがうちわを仰ぐ。homieからの癒しの風を受け、「あ、もうすぐ乾きそう。よっしゃ!」と山下も元気回復。同じ場を共有しているからこそ感じられる一体感に、その場の空気まで柔らかくなったようだった。最後に、山下が「本当に申し訳ないところがやっぱりあって、謝りたいというか」と切り出すと、耳を傾けるように場内がしんと静まり返る。昨年のホミパリはバースデーツアーと銘打ち、全国4箇所で開催された。しかし、今年は今回の東京1公演のみ。ホミパリについて「これからも続けていきたい」と思っていたものの、「やっぱりグループ活動が始まって、不安もたくさんあって、たくさん会いたかったし、でも怖さもあって、失敗したら嫌だなという恐怖感があったんです、ホミパリを開催することが」と本音を打ち明けた。しかしその上で、今日このステージに立って湧き上がってきたのが、「もっとたくさんのhomieに会いたい」という一途な想いだった。「今日の笑顔を見て、俺ももっとhomieに会いたいなと思いました」と目の前のhomieをまっすぐ見つめ、「グループももちろんだけど、どっちが優先とか全然ないし、俺は必ず僕らしい二刀流をやり遂げるから、みなさん応援よろしくお願いします」と想いを込めた。続けて、「オンエアが終わって、次の日の朝、ドラマの撮影とか向かうときに、X見てhomieの『良かったよ』とか『こんな役してほしいな』という声を聴くと、僕もすごく活力になるし」と一言一言噛みしめるように言葉を紡ぐと、ひと呼吸置いた瞬間、山下が感極まったように天を仰いだ。今にも涙を流しそうな山下の姿を、homieも静かに見守る。心を落ち着けるように何度か息を深く吐いた後、ぐっとお腹に力を入れて「マジでちょっと決意しよう、本当に」と宣誓。「来年、マジでもっとやる、ホミパリ。俺、もっとやりたいと思った、ガチで。俺も物足りんもん。物足りんから、失敗してもいいから、homieと来年からも一緒にいる時間を絶対につくります」と力強く言い切り、「一緒にね、変わらず、僕とhomieらしいものをつくり上げていきましょう。これからもよろしくお願いします」と未来を誓い合った。山下幸輝は、正直な人だ。決して自分をよく見せようとしない。言葉数が多い方ではないし、本人も認める通り口下手だと思う。だけど、絶対に心を偽らない。自分が今伝えたい気持ちを、伝えたい言葉で、まっすぐ届けてくれる。だから、山下幸輝の言葉は信じられる。山下幸輝についていきたいと思える。自分自身の未来に対する不安も、揺れるhomieの気持ちも、全部背負って山下幸輝はこれからも前に進んでいく。すべては、自分らしく自分の道を切り開いていくために。そんな山下のためにhomieができることは、山下と同じようにまっすぐ言葉を届けていくことだ。好きという気持ちを。これからも応援するよという気持ちを。惜しまず、偽らず、伝え続ける。それがきっと進み続ける山下幸輝の力になる。その道の先にあるものは、山下とhomieで一緒につくる夢と未来だ。【限定ブロマイド付き】「ホミパリ 幸せ!輝け!僕らの文化祭」特別版がRakuten TVにてライブ配信決定!視聴チケットは12月13日(金)18時より発売スタートです。※本配信は山下幸輝ファンクラブサイト「homie」会員限定となります。詳細はこちら:撮影/杉映貴子、取材・文/横川良明
2024年12月06日Helsinki Lambda Clubの楽曲「たまに君のことを思い出してしまうよな」のMusic Videoが公開された。キーボーディストのみならずプロデューサー・アレンジャーとして活躍する堀江博久をプロデューサーに迎えた「たまに君のことを思い出してしまうよな」は、11月27日に発売されたEP『月刊エスケープ』の収録曲。80年代のポップスの質感を基軸としつつ、橋本薫(vo/g)がずっと魅了されているという大沢誉志幸の「そして僕は途方に暮れる」の影響も惜しみなく出して制作し、日常のふとした瞬間に思い出してしまう人や出来事について歌った楽曲で、それが恋人・友だちとの失敗や後悔、痛みなど、人それぞれの「君」に当てはめて聴いてほしいという気持ちも込められた、Helsinki Lambda Club史上最もポップスに接近した1曲だ。公開されたMVは、『犬猫』『人のセックスを笑うな』『ニシノユキヒコの恋と冒険』などを手がけた映画監督・井口奈己が制作。世田谷の街を舞台に、主演の橋本と、映画『左手に気をつけろ』に出演した名古屋愛(読み:ナゴヤメグミ)が織りなすストーリーを堪能することができる。Helsinki Lambda Club「たまに君のことを思い出してしまうよな」MVHelsinki Lambda Clubは、EP『月刊エスケープ』のリリースツアー『冬将軍からのエスケープ』を開催中。チケットは現在一般発売中だ。<リリース情報>EP『月刊エスケープ』発売中価格:1,980円(税込)【収録曲】01. THE FAKE ESCAPE02. キリコ03. Yellow04. たまに君のことを思い出してしまうよな05. My Alien購入・配信リンク:<ツアー情報>EP『月刊エスケープ』release tour "冬将軍からのエスケープ"※終了分は割愛2024年12月7日(土) 宮城・仙台MACANA開場17:30 / 開演18:00料金:4,500円(ドリンク代別途必要)2024年12月14日(土) 新潟・新潟GOLDEN PIGS RED STAGE開場17:30 / 開演18:00料金:4,500円(ドリンク代別途必要)2024年12月15日(日) 石川・金沢AZ開場17:30 / 開演18:00料金:4,500円(ドリンク代別途必要)2024年12月21日(土) 広島・広島CAVE-BE開場17:00 / 開演17:30料金:4,500円(ドリンク代別途必要)2024年12月22日(日) 香川・高松DIME開場17:00 / 開演17:30料金:4,500円(ドリンク代別途必要)2025年1月18日(土) 大阪・梅田CLUB QUATTRO開場18:00 / 開演19:00料金:4,800円(ドリンク代別途必要)2025年1月19日(日) 愛知・名古屋CLUB QUATTRO開場17:00 / 開演18:00料金:4,800円(ドリンク代別途必要)2025年1月25日(土) 福岡・福岡LIVE HOUSE CB開場17:30 / 開演18:00料金:4,500円(ドリンク代別途必要)2025年1月26日(日) 宮崎・宮崎LAZARUS開場17:00 / 開演17:30料金:4,500円(ドリンク代別途必要)2025年1月26日(日) 東京・LIQUIDROOM開場18:00 / 開演19:00料金:4,800円(ドリンク代別途必要)※全公演当日学生証の提示で500円キャッシュバック。大学学生証まで有効。チケット情報:()公式サイト:
2024年12月06日