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著者撮影今回は魚の頭から取れる出汁を使った「魚頭鍋」の専門店「フアプラー・チョンノンシー」をご紹介させて頂きます。店名にある「フアプラー」はタイ語で「魚の頭」という意味で、看板メニューがそのまま店名となっています。 広大な食事スペースに驚き!こちらのお店は最寄りのBTSチョンノンシー駅から車で15分程度離れており、決してアクセスの良い場所ではないのですが、中華系タイ人を中心に絶大な人気を集めています。この大きな電光サインと、常に満車の大きな駐車場が目印です。著者撮影お店に入るとまずは広大な屋外席が広がります。大勢のお客さんが賑やかに食事をしている姿はいつ見ても圧巻です。著者撮影暑さが気になるという方にはエアコン完備のスペースがおすすめ。こちらも団体客で常に混み合っています。著者撮影 スープはお好みで!こちらで必食なのは店名にもなっている「魚頭鍋」。この日、私たちの周りのテーブルを見渡してみると、すべてのテーブルにこの鍋が置かれていたほど。著者撮影ハーバルクリアスープ、梅入りスープ、クリアトムヤムスープからスープの種類を、中に入れる魚も川魚と海魚からそれぞれ選ぶことができます。この日私が選んだのは写真の梅入りスープ。中に入れる魚はプラー・チンという川魚にしました(大サイズ:230B=約740円)。酸味が効いたこちらのスープは在住日本人にも実は人気だったりします。エアコンで冷えた体もこのスープでしっかり温まりますよ。 隠れた人気メニューはカレー炒めこちらのお店には「魚頭鍋」以外にも一般的なタイ料理メニューは一通り揃っています。そんななか、隠れた人気メニューといえるのが、カレー炒めメニュー。著者撮影この日は写真の「ミックスシーフードのカレー炒め」(290B=約930円)をオーダーしたのですが、日本人に大人気の「プーパッポンカリー(蟹のカレー炒め)」もあります。個人的にはバンコクで食べた「プーパッポンカリー」のなかではこちらのものが一番ではないかと思っています。まろやかなカレーソースが絶品。是非「魚頭鍋」と一緒にトライしてみてください。
2016年03月24日©MISF今年で7回目を迎える靴の祭典「マレーシア・インターナショナル・シュー・フェスティバル2016」が、クアラルンプールにて2016年4月29日~5月1日の3日間開催予定。国内外ブランドのフットウェア販売の他、新作のショーや、ジミー・チュウ氏との握手会も予定されている。 靴天国マレーシアで開催するアジア最大級の靴イベント©MISF 東南アジアの中でも特にクオリティーが高く、コストパフォーマンスに優れた靴が豊富と評判高いマレーシア。実はあの世界的有名デザイナー、ジミー・チュウ氏もマレーシア出身だ。そんな靴天国、マレーシアのクアラルンプールで7度目の開催を迎えるのが「Malaysia International Shoe Festival (MISF) 2016(マレーシア・インターナショナル・シュー・フェスティバル)」。世界各国から約50社のフットウェアブランドと、約100社のアクセサリーやケア商品などのフットウェア関連企業が集結。毎年平均で約5万人を記録する来場者の中には、この時期を狙ってマレーシア旅行の計画を立てるファンもいるほど。 靴好きにはたまらない!ショーや展示も充実©MISF 期間中は、最先端のトレンドを押さえた靴をお得な価格で買い物することがでいるので必見!会場にはブランド別の販売ブースの他、ステージやギャラリー、ヴィンテージ・ミュージアム、企業同士のビジネスマッチングのコーナーも設けられる。さらに販売だけでなく、充実したイベントプログラムも魅力のMISF。2016年は「the mood of Stylish Chic(お洒落であか抜けた雰囲気)」をテーマに、靴職人によるデモンストレーションや、新作の靴のショー、国内トップデザイナーのトークショーや作品展示など、靴に纏わる様々な催しを予定。 ©MISF ジミー・チュウ氏の回顧展や、サイン&握手会も企画され、まさに靴好きにはたまらない3日間になりそう。イベントスケジュールはこちら> 会場のPWTC(プトラ・ワールド・トレード・センター)はクアラルンプールの中心地に位置し、空港から車で1時間弱。ペトロナス・ツインタワーから車で10分ほど。 7th Malaysia International Shoe Festival 2016(第7回マレーシア・インターナショナル・シュー・フェスティバル)・日時:2016年4月29日(金)~5月1日(日)10:30~20:30・会場:Putra World Trade Centre (PWTC)、ホール4・料金:無料
2016年03月24日著者撮影 迫力あるSLの雄姿。日本の各地でSLが復活運転されている。しかし、SLが運転されるのは多くの場合は地方都市で、東京や大阪などに住んでいると気軽にSL撮影に行くことはできない。その点、タイ国鉄のSL列車は、年4回だけだが、首都バンコクから運転される。仕事の関係でバンコクに赴任している「鉄ちゃん駐在員」にとって、手軽にSL撮影ができるこのチャンスは何よりの「鉄分補給」となっている。 タイ国鉄のSL運転日は?著者撮影 バンコク・ドゥシット宮殿駅を通過するSL列車。SLの運転日は、3月26日の鉄道の日、8月12日のシリキット王妃様の誕生日(母の日)、10月23日のチュラロンコン大王記念日、そして12月5日のプミポン国王陛下の誕生日(父の日)の年4回。このうち3月の鉄道の日は祝日ではないので、平日の運行となる場合がある。残り3日は祝日のため、「鉄ちゃん駐在員」も堂々と会社を休んで撮影に出かけることができる。著者撮影 王室専用の駅舎があるバンパイン駅に到着。余談だが、タイの都市鉄道などの開業日は、8月12日のシリキット王妃様の誕生日か、12月5日のプミポン国王陛下の誕生日に設定される場合が多い。「新線の開業が12月に間に合いそうもないので、開業日は8月に延期」というような話も聞くことがある。 気になる運行区間をチェック著者撮影 途中駅でSLも人も小休止。SL列車の運行区間はバンコク・ファランポーン駅からアユタヤまでの往復が多いが、最近はバンコクの東、チェチェンサーオへ運行されたり、逆に西のナコンパトムへ運転されることもある。いずれも朝8時にバンコクを出て、夕方にバンコクに戻ってくる1往復の運転。乗車するための切符はタイ国鉄窓口での予約販売となるが、SL列車の人気は高く、すぐに売り切れになるようである。通常、1両か2両はバンコクにある日系旅行社が買い上げ、観光とセットで販売している。少々値段は高くなるが、どうしても乗りたいのであれば、こちらの方が切符は確保しやすい。著者撮影 アユタヤ手前のカーブは前方のSLがよく見える。現在タイ国鉄は、運行に使用できるSLを3両保有しており、そのうち状態のよい2両を用いて運転される。いずれも戦後に輸出された日本製のSLである。日本製のSLというと戦時中にタイ、ミャンマー間に建設された泰緬鉄道用に輸出されたものと混同されることがあるが、これは別のものである。泰緬鉄道に使用されたSL、C56型は、列車の運行には使用されないが、毎年11月末に開催されるカンチャナブリでの「クウェー川鉄橋週間」のイベントには、煙を出して登場する。著者撮影 アユタヤ駅ではSLをじっくり見ることができる。 さて、「鉄分補給」活動のSL撮影であるが、日本での撮影とは異なる難しさもある。特に難しいのが、バンコクとアユタヤの間は、複線にさらに単線が追加された3線区間となっていて、列車がどの線路を走って来るか予想できないことである。タイ国鉄は日本の鉄道と同じように通常は左側通行であるが、この区間ではどの線路を走行するか決まっていない。SLの「のろし」(煙突の煙)の場所を見て、素早く撮影する角度を決めなくてはならない。著者撮影 バンコク、アユタヤ間では右側通行で運行されることもある。切符が確保しにくいSL列車は、日本からバンコクを訪れる観光客には、なかなか縁が遠い存在かもしれない。でも、もしバンコク滞在日がSLの運転日に重なっていたら、朝少し早起きをして、ファランポーン駅に日本製SLの雄姿をぜひ見に行って欲しい。客車9両を連結したSL列車は日本でも運行されていない。その迫力ある出発の様子を見るだけでも十分な価値がある。著者撮影 SL列車は後ろ姿も美しい。 (text & photo : 井上毅) バンコクから見る、東南アジア鉄道の楽しみ方 バンコク中央駅(ファランポーン駅)に残る日本の足跡
2016年03月23日写真提供:タイ国政府観光庁チャオプラヤー川沿いで連夜華やかに賑わうナイトマーケット、「アジアティーク・ザ・リバーフロント」。2012年4月のグランドオープン以来を集め、観光地としても、地元デートスポットとしても人気だ。 歴史ある貿易会社の船着場を再開発!写真提供:タイ国政府観光庁東京ドーム約2.5個分という広大な敷地は元々、シャム王国(タイ王国以前の呼び名)時代の19世紀後半、木材の輸出を行っていたイースト・アジアティーク社の船着き場。デンマークとの友好条約締結後、シャム王国が独立国家としての貿易をスタートした、歴史的にも重要な場所ということで、その背景を尊重し、同社の建物を修復・復元する形で再開発が進められた。 4つのエリアに分かれた巨大施設写真提供:タイ国政府観光庁完成した「アジアティーク」は4つの地区に区分され、約1,500もの店舗とレストラン約40店舗が入居。ウォーターフロントならではの開放感が気分を盛り上げる。昔ここにあった倉庫の面影が残る施設は、所々にアンティークの装飾や当時の作業車が飾られ、ライトアップされた雰囲気はまるでテーマパークのよう!写真提供:タイ国政府観光庁チャルンクルン通りのメインゲートを入り、一番近くにある地区が「Charoenkrung District(チャルンクルン地区)」。お土産やアクセサリーなど約1,000店舗が並び、2012年には市内よりキャバレーシアターショー「Calypso」が移転。ムエタイをテーマにしたステージショー「Muay Thai Live」や4Dシネマ「Ymax」など、エンターテインメントも充実のエリアだ。 敷地の中央に位置するのが「Town Square District(タウン・スクエア地区)」。オープンエアの空間に、フードコートのように数々のレストランが密集し、手軽に食事が出来る。ビヤホール、イベント広場もある。写真提供:タイ国政府観光庁「Factory District(ファクトリー地区)」はファッション中心のエリア。かつての木材工場を修復した巨大な建物の中に、500店舗以上軒を連ね、タイのトレンドアイテムから子ども服まで、幅広く揃う。写真提供:タイ国政府観光庁「アジアティーク」内で最も賑わうのが「Waterfront District(ウォーターフロント地区)」。チャオプラヤー川沿いに面したこのエリアは、人気ワインバーや高級レストランが連なるグルメスポット。BTSサパーンタクシン駅と同施設を結ぶ専用シャトルボートの船着場もこのエリアにある。川面を赤く染めるサンセットや、美しい夜景を眺めながら楽しむディナーは何ともロマンティック。食後は川沿いに伸びる遊歩道を散策するのもおすすめだ。写真提供:タイ国政府観光庁 アジアティーク・ザ・リバーフロント(Asiatique The Riverfront)・住所:2194 Chroenkrung Rd., Wat Prayakrai, Bangkoleam, Bangkok・営業時間:17:00~24:00・HP:
2016年03月22日ジョグジャカルタへは、バリから飛行機でやってくるという旅行者の方も多いと思います。それでは、ジョグジャカルタ観光後バリへの帰路は、飛行機ではなくカーチャーターで、東ジャワを横断しながら帰るというのはいかがでしょうか?見どころたくさんの東ジャワ島では、美しい大自然を満喫することができます。今回は外せない2大スポットをご紹介いたします。 ブロモ山著者撮影ブロモ山といえば、サンライズ。インドネシア人が一生に一度は見てみたいという絶景です。サンライズスポットの途中までは馬車などに乗ることも可能です。著者撮影四駆車で広い大地をかけめぐるのは爽快。 イジェン火口湖著者撮影幻想的なブルーファイヤー。世界でアイスランドとこのイジェンでしか見れないものだそうです。ブルーファイヤーを見るには、深夜からトレッキングをスタートします。道は険しく、ブルーファイヤーに近づくにつれ、臭いも強烈、目も滲みるほど。そんな辛いトレッキングですが、このブルーファイヤーを見ると感動で一気に疲れなんて忘れるほど。夜明け後のイジェン火口湖も、美しいです。著者撮影青い炎の正体である硫黄。普通に歩くだけでも大変なのに、約70kgもの硫黄を運ぶ現地の方々。運んだ硫黄は、型に流してお土産品になったり薬品になったりするそうです。著者撮影 いかがでしたか?尚、ジョグジャカルタ発、バリ着は、2泊3日見て頂くといいと思います。ただ、ブロモも朝日鑑賞のため早朝起き、さらにイジェンは夜中からトレッキングなので、ゆったりされたい方は、プラス1泊どこかでされるのもいいのかもしれません。 自然が好きで、足腰に自信のある方は、是非行かれてみてください!
2016年03月21日©TRIPPING!2世紀~17世紀、ベトナム中部から南部にかけて発展したチャンパ王国の彫刻や遺物を集めた「チャム彫刻博物館」。王国の中でも、宗教の中心地であったミーソン遺跡から出土したコレクションは必見。 チャンパ王国の彫刻が収蔵©TRIPPING!チャンパ王国時代の、主に7世紀~15世紀の遺物を集めた「Museum of Cham Sculpture(チャム彫刻博物館)」。1902年に構想、1919年に開館したこの美術館にて披露されたのは、フランスの考古学者やフランス国立極東学院の専門家らによって集められた、チャンパ王国時代の石像彫刻を中心としたコレクションだ。1931年代と2002年の2度にわたる増設で現在は2階建てになったチャム彫刻美術館。オープン当時の建築部分もそのまま残されている。 ミーソン遺跡のコレクションは必見©TRIPPING!ギャラリーは時代や地域によって8つのギャラリーから成るが、中でも、My Son Gallery(ミーソン・ギャラリー)は、チャンパ王国の首都から西に約30キロに位置する、宗教の中心地「ミーソン」から出土したコレクションを有する貴重なギャラリー。山に囲まれた地形は、70もの石像を比較的損傷の少ない綺麗な形で保存していた。そのほとんどが、シヴァ神に捧げられたものだと言われている。©TRIPPING!チャム彫刻美術館へは、ダナン中心地から徒歩で10分~15分程度。かつてのチャンパ王国の栄華を垣間見ることができるため、ミーソン遺跡群を訪れる前に立ち寄りたい美術館だ。 Museum of Cham Sculpture(チャム彫刻博物館)・住所:02 2/9 st, Hai Chau District, Danang・営業時間:7:00~17:00・電話:(+84)511 3470114・入場料金:大人40,000VDN、学生5,000VDN、16歳以下無料※5名以上ガイドツアー有り・アクセス方法:ダナン中心地から徒歩約10分~15分
2016年03月20日著者撮影観光でシンガポールに来た際や、在星者の一時帰国時のお土産はいつも悩みのタネ。また、日本に本帰国してしまう方へのプレゼントなど、いつも決まりきったものになっていませんか?今回はいつもとはちょっと違う変わったお土産やプレゼントを買いたいという方必見のショップをご紹介!! 1. シンガポールグッズのお店「ameba」著者撮影今回ご紹介するお店があるのは、中心部から車で約15分ほどのイーストエリア。イーストコーストパークからほど近い場所に位置するショッピングモール「PARKWAY PARADE」内。伊勢丹やDAISOも入っていてこのエリアでは人気のショッピングモールです。その一階に位置するamebaには可愛いデザインのシンガポールグッズがたくさん置いてあります。専属のデザイナーがいるため、このショップならではのオリジナルグッズが手に入ります。客層はローカルの方がほとんどとのこと。 シングリッシュのデザインプレートシンガポールの公用語は英語、中国語、マレー語、タミル語の4か国語あります。シンガポールの英語は、独特の表現やアクセントがあり、一般的にシングリッシュと表現されています。シンガポール以外ではなかなか通じないこのシングリッシュ。中国の福建語、マレー語などの言葉がいろいろミックスされてできた英語をシングリッシュといいます。私たち日本人ではあまりピンとこないシングリッシュ。でもそのシングリッシュからはシンガポールの独特の文化を垣間見れて、その不思議な響きが心地よく感じる時さえあります。プラスチック製シングリッシュのプレート(各13.95S$)には、ユニークなシングリッシュがプリントされていて、ショップスタッフから主な意味を教えていただきました。是非、意味を抑えてシングリッシュマスターになりましょう!STEADY POM PIPI=「やるしかない、がんばれ!!」HUAT AH=「儲かりますように!!」、「乾杯!!」 TAM JIAK=「たくさん食べること」PATTERN ZWAY KWAY BADMINTON=「いろいろありすぎてややこしい、面倒」 「POWER」=「パワフル」「STYLO MILO」=「オシャレ、スタイリッシュ」 2. 駄菓子キーホルダーシンガポールの古き良き時代を象徴する駄菓子。その駄菓子をデザインにしたキーホルダー(各10.70S$)。左が山楂(サンザシ)餅というシンガポールではよく見かける甘酸っぱい駄菓子のキーホルダー。スーパーなどでもよく目にしますが、薄くて丸い板状のお菓子でローカルの子供たちが食べているのをよく見かけます。右がRabbit Milk Candy、日本のミルキーのようなお菓子。こちらは山楂餅と違い、今シンガポールではなかなか見つからないとお店の方が言ってました。両方とも中国から入ってきて、シンガポールのお菓子として親しまれてきたようです。 3. プラナカンフードのクッションプラナカンとは、マレーシアに移り住んだ中国系の移民の子孫たちのこと。プラナカンの女性=ニョニャが作った料理を一般的にニョニャ料理と呼びます。シンガポールにはニョニャレストランがいくつかあり親しまれています。そんなニョニャスイーツやフードの絵柄のクッション(各39S$)。KUEH LAPIS SAGU(九层糕、jiu ceng gao)クエ=ニョニャのスイーツ。クエ・ラピス・サグは、ホーカーやスイーツのお店でもよく見かける虹色の層(ラピス)になっているウイロウのようなココナッツ味のスイーツでシンガポールでは定番。 ・POPIAH(薄饼、bao bing)もやしなどの野菜が入ってる薄い皮で巻いた春巻き。ホーカーでもよく見かけます。 4. シンガポール食のクッション人気のシンガポールフードのクッション(各39S$)。・チキンライスチキンライスをオーダーする際必ず聞かれること。それは「スチームチキン」か「ローストチキン」か。その記載もあるところが可愛いらしいです。 ・ホッケンミー玉子面を魚介のだしスープで炒めた人気の麺料理。ドライな焼きそばとは違い、ジューシーで日本人好みの味でもあります。ホーカーでも記載がありますが、SMLのサイズ別の金額がデザインで入っています。 ・チリクラブ人気のチリクラブ。揚げパンもよくお店で勧められます。チリソースにつけて食べると美味しい! ・ロティープラタクレープのようなローカルフード。プラタの中身はごはん系からスイーツ系までありますが、このクッションには卵かプレーン、ナシビリヤーニなどのメニューが書いてあります。 店内にまだまだあるシンガポールグッズ。皆さんも面白いグッズを探してみてください。
2016年03月20日写真提供:タイ国政府観光庁「オートーコー市場」はタイの高級生鮮品が揃うマーケット。農業協同組合(オートーコー)が経営する市場で、国内各地から選りすぐりの生産物が提供される。高品質で新鮮な食材を求め、いつでも買物客で賑わう。写真提供:タイ国政府観光庁タイの一般的な“市場”のイメージとは違い、明るく清潔な建物の中には、間口2メートルほどの間隔で約200軒、野菜や果物、お肉に魚、乾物、お米、お菓子などを扱う店舗がずらりと並ぶ。特に果物が充実していて、日本ではあまり見かけない東南アジアフルーツを見て回るだけでも楽しい。写真提供:タイ国政府観光庁どの商品もお値段は少し高めで高級スーパー並みだが、その高いクオリティから、バンコクのセレブ御用達とか。生鮮食品のほか、観光客に人気のお惣菜コーナーや、お菓子コーナーもある。市場内のフードコートは、市場の新鮮な食材を使った定番タイ料理が食べられるというだけあって、お昼時はいつも大賑わい。一皿35~50バーツで、もちろんテイクアウトもOKだ。写真提供:タイ国政府観光庁アクセスの良さも人気の理由で、MRT(地下鉄)「カムペーンペット」駅のすぐ目の前。滞在中一度はのぞきたいマーケット。ここならオープンエアで比較的涼しく、雨が降っていても濡れずに買い物をすることが出来るので、観光客でも行きやすい。写真提供:タイ国政府観光庁また道路の向かい側には、規模の大きさで有名な「チャトチャック・ウィークエンド・マーケット」があるので、土日ならば両方のマーケット巡りを楽しんでみては。 オートーコー市場(Or Tor Kor Market)・住所:101 Kamphaengphet Rd, Chatuchak, Bangkok 10900・利用時間:6:00~20:00
2016年03月19日東をスル海、西を南シナ海に挟まれたロケーション。そう聞いただけでも期待値がグンとアップするフィリピンのパラワン島。島の北西部にはノーザンパラワンと呼ばれるエルニド諸島があり、自然環境保護地区に指定されています。だから、水中が面白くないわけがない!浅瀬にサンゴの群落、その先には真っ白な砂地の清涼感あふれる「ミニロックフロント」では、ロウニンアジに大接近できる可能性大。また、スノーケリングでも楽しめる「スモールラグーン」ではアイゴなどの色鮮やかなコーラルフィッシュがたっぷり。穏やかな海況の中、気ままにお魚ウォッチングが楽しめますピースフルな水中風景の一方、「ディルマカドトンネル」では直径5メートルほどのトンネルがあり、2つの穴から光が差し込む神秘的な風景と出会えます。エルニドは、豊かな海のみならず、黒大理石の島々が点在する圧倒的な自然の美しさと、そこに溶け込んだ4軒のナチュラルなリゾートもツーリストの心を惹きつける大きな吸引力でしょう。 人魚が休んでいたという伝説が残る「ラゲン アイランド」。昨年、フルリノベーションを終え、よりモダンに生まれ変わりました。背後に切り立った岩壁が迫る圧倒的な自然の中、スイミングプールもしつらえたラグジュアリーなリゾートです。タイタイ湾に面し、全室水上コテージの「アプリット アイランド」。ハウスリーフのスノーケリングでブラックチップシャークと遊んだり、洞窟散策が人気です。小高い緑の丘の麓に展開する「パングラシアン アイランド」は、海へとせりだした白砂のロングビーチと遠浅の海の美しさがみごと!客室の中にはプライベートプールを持つ豪華版も。4軒のうち、最初にオープンした「ミニロック アイランド」は断崖絶壁に囲まれ、隠れ家感も上々。リゾートの前でスノーケリングやダイビングが楽しめ、水上コテージもあります。昔から多くのリピーターを輩出しているエルニド。大きな自然以外何もないけれども、のんびりとした島時間を味わえるのが魅力です。 エルニド■レベル穏やかな湾内のスポットではお久しぶりダイバーや初心者でも安心。チェックダイブも湾内で。通常のダイブスポットも浅い水深ゆえ、初心者からOK。■ダイビングスタイル素朴なバンカーボートを使った、ボートダイビング。午前1本、午後1本が基本で、リクエストによって3本目やナイトダイブも。■ベストシーズン乾季(12~5月)と雨季(6~11月)があり、ベストシーズンは3~5月。12~2月は風が強いこともあるが、1~2月はプランクトンが増えて魚影が濃くなり、ジンベエザメと遭遇するチャンスも。 写真提供/エルニド・リゾーツPhoto by El Nido Resorts情報、画像提供:マリンダイビング日本で最初に創刊されたスクーバダイビングの専門誌『マリンダイビング』(毎月10日発売)。アジアをはじめ、国内外のダイビングエリア紹介、海辺の生き物、ダイビングスクールガイドのさまざまな情報を盛り込んでいます。これからダイビングを始めたいと思っている人はもちろん、すでにダイビングを楽しんでいるダイバーの皆さんや、ダイビングに関わるすべての方々に向けた雑誌です。女性向けの姉妹誌『La SCUBA』も要チェック!水中の楽園 〜Diving in ASIA〜 supported by マリンダイビングその他記事を読む>
2016年03月19日©INTERCONTINENTAL DANANG SUN PENINSULA RESORT今最もアップカミングなディスティネーションのひとつ、ベトナム・ダナン。ベトナム中部の港町は、新たなアジアン・ビーチリゾートとして、引き続き世界的に人気上昇中だ。中でも、約30キロにわたる海沿いのビーチリゾートは、パーフェクトなエスケープスポット。そこで今回の「MY HOTEL CHOICE」では、オンザビーチに位置するダナンでいま泊まるべき憧れリゾートをご紹介!編集部イチオシの一生に一度は泊まりたいお篭もり系オールヴィラリゾートから、贅沢な滞在を叶えてくれるインターナショナルホテルまで、とっておきの1軒を見つけて。 1. Fusion Maia Danangフュージョンマイアダナン©Fusion Maia Resortラグジュアリーオールヴィラリゾート「フュージョンマイアダナン」は、このエリアで最も人気が高いヴィラのひとつ。中心街からは約10分、ミーケービーチ沿いに立地しており、ここなら、ダナンのビーチリゾートを余すところなく謳歌できる。モダンでスタイリッシュなヴィラでのステイは、思い描いた通りの休暇を叶えてくれる至高の一軒だ。©Fusion Maia Resortこのヴィラのユニークな特徴は、スパトリートメントがインクルードされているところ。追加料金なしで、マイア・スパのすべてのトリートメントの中から、1日に最低でも2つ、お気に入りのトリートメントをチョイスできる。(時間が空いていれば、それ以上も可能!)だからスパメニューを眺めながら、今日はどのトリートメントを受けようか考える時間も、このヴィラでの大きな楽しみのひとつ。トロピカルガーデン内にある22室のトリートメントルームでは、指圧系のウォーム・スポーツ・マッサージやバンブーマッサージなどさまざまに用意された最新のスパを体験して。©Fusion Maia Resortオールスパインクルーシブもさることながら、食事の評判も上々。どこでも好きな場所で食べられる朝食は、例えばビーチにセッティングすることもできる。顔を出したばかりの朝の太陽にきらめく海を眺めながら一日をスタートさせてみてはいいかが? または美味しいお料理を好きなだけいただけるビュッフェもおすすめなので、ぜひマークしてみて。©Fusion Maia Resort観光は、地の利を活かしてぜひ世界遺産の街ホイアンへ繰り出して。ホイアンの中心街には、ホテルの系列の「フュージョンカフェ」があり、ゲストはこちらで食事をすることが可能。美しい川辺のレストランでロマンティックなホイアン観光を満喫して。©Fusion Maia Resort*宿泊料金:一泊USD USD569~*部屋数:87室———————————————————————住所:Vo Nguyen Giap Street, Khue My Ward. Ngu Hanh Son District, Da Nang City, VietnamTEL: (+84) 511 3967 999Email:Fusionista-dn@fusion-resorts.com Naman Retreatナマン リトリート©Naman Retreatベトナムの伝統文化とモダン建築の粋が融合したアイコニックな佇まいの「ナマン リトリート」は、ダナンとホイアンの中間地点に位置する、洗練されたオールヴィラリゾートだ。周囲にはグレッグ・ノーマンのダナンゴルフクラブとコリンモントゴメリーという東南アジアの最高の2つのゴルフコースに囲まれた静かな環境。隠れ家ヴィラならではのエクシクルーシヴなモードに浸りながら、ありのあまの自分でいられるエフォートレスシックな時を満喫できる。©Naman Retreatナマン リトリートには、日常を払拭してくれるさまざまな仕掛けが随所に散りばめられている。リゾート自体が自然と調和するようなムードで設計されている。©Naman Retreatアイスクリームやヘルシーなジュースなど、女性好みのトレンディなメニューがいただけるシティニバーも自然と調和した竹のデザインやヤシの木に囲まれた居心地の良い空間。ハイハイレストランでは、美しいインフィニティ―プールを眺めながら、ベトナム各地の伝統料理をモダンに昇華させた料理を楽しめる。どこにいても、海を感じ、風を感じられるはず。©Naman Retreat日が高くなるまでのんびりくつろいで、午後からぶらりとホイアンまで足を伸ばしてみる。そんな余裕のある一日の使い方も可能だ。太極拳、ヨガ、サイクリング、ビーチ瞑想から、フィッシングにクッキング、ボートまで、ここでの過ごし方は自由。またはミーソン聖域、マーブルマウンテン、ホイアン旧市街、フエ古都などの人気スポットを巡りに出かけて。©Naman Retreat観光を楽しんでホテルに帰ってきたら、15室のトリートメントルームを擁したピュアスパへ。ナマンの伝統的なマッサージから指圧マッサージ、ボディラップ、ペディキュアに至る各種トリートメントが、ゲストの心とボディにホリスティックにアプローチしながら、五感を心地よく解きほぐしていく。ピュアスパでは、トリートメントだけでなく、3~14日間のデトックスクレンジングのプログラムもおすすめ。体に優しい食事、大腸洗浄療法などの健康療法も用意。トリートメントとの相乗効果で、じっくりと滞在型スパの醍醐味を感じられそう。*宿泊料金:HPを確認*部屋数:108室———————————————————————住所:Truong Sa Road, Ngu Hanh Son District, Da Nang, VietnamTEL:(+84) 511 3959 888Email:reservations@namanretreat.com INTERCONTINENTAL DANANG SUN PENINSULA RESORTインターコンチネンタル ダナン サン ペニンシュラ リゾート©INTERCONTINENTAL DANANG SUN PENINSULA RESORTダナンの賑やかな繁華街から30分ほど車を走らせると見えてくるのが、「神様からの贈り物」と呼ばれるソンチャ半島。ここはダナンの中でもひときわ風光明媚なエリアとして名高く、半島の丘から望むプライベートビーチは絶景。ダナン一の特等席とも言うべき丘に展開しているのがラグジュアリーなインターナショナルホテル「インターコンチネンタル ダナン サン ペニンシュラ リゾート」だ。©INTERCONTINENTAL DANANG SUN PENINSULA RESORT世界的なホテルチェーンであるインターコンチネンタルのなかでも、ここ「ダナン サン ペニンシュラ リゾート」は、立地も含めて非常にユニークな存在感を放つ一軒といえる。「世界のクリエイティブなデザイナーTOP100」にも選出されたことのあるリゾートホテル界きってのデザイナー、ビル・ベンズリー(Bill Bensley)が手掛けた建物は、黒と白のカラースキームが印象的。インテリアにも、仏教寺院を思わせるモチーフが織り込まれ、ホイアンのランタン、仏教寺院や宮廷、のどかな村々など、伝統的なベトナムの風景をイメージソースとした遊び心を感じさせる空間に仕上がっている。滞在中、美しいベトナムに身も心も染まってしまいそうである。©INTERCONTINENTAL DANANG SUN PENINSULA RESORTアンティークなフレンチヴィラ風にデザインされたダイニング「ラ・メゾン1888」は、日本でもファンの多い、三ツ星シェフとして名高いフレンチの巨匠、ピエール・ガニェールが手掛ける一軒だ。クラシカルなフレンチをモダンに昇華させながら、ほのかにアジアンテイストをまとわせた料理の数々は、「厨房のピカソ」と呼ばれるピエール・ガニェールならではの美的センスによって、芸術的なまでに美しい一皿に仕上げられる。ここでの美食体験は、旅中の大きな悦びの一つとなるに違いない。©INTERCONTINENTAL DANANG SUN PENINSULA RESORT*宿泊料金:一泊USD 380.00~(料金変動制)*部屋数:200室———————————————————————住所:Bai Bac, Son Tra Peninsula, Danang, VietnamTEL:+84 511 393 8888Email:Reservations.ICDanang@ihg.com Hyatt Regency Danang Resort and Spaハイアット リージェンシー ダナン リゾート アンド スパ©Hyatt Regency Danang Resort and Spaダナンを象徴する大理石でできた山、五行山(マーブルマウンテン)の麓にある「ハイアット リージェンシー ダナン リゾート アンド スパ」は、2011年に創業した比較的新しい一軒。ホテルの敷地から白浜のビーチに出られるので、海を楽しむのにうってつけのコンテンポラリーなリゾート。また部屋から望める南シナ海とソンチャ半島は一幅の絵画のような美しさ。©Hyatt Regency Danang Resort and Spaホテルの構成は、低層ホテル棟に位置する193室のゲストルーム、キッチン付きのホテルレジデンス95室、豪華な3ベッドルーム オーシャンフロントヴィラ27棟の3タイプから成るが、いずれも暖色のアーストーンの現代的なデザインで、広々とした開放的なムードの部屋に、大理石のバスルームを備えたラグジュアリーな設え。最新設備の充実ぶりと快適さは旅行通をも満足させるハイレベルな内容だ。ハネムーンから、女子旅、ファミリー旅から、長期滞在まで、いつどんな旅の目的で訪れてもパーフェクトなステイを楽しめるはず。©Hyatt Regency Danang Resort and Spa本格的なベトナム料理と西洋料理の「グリーンハウス」、屋外で地元料理や各国料理を提供する「プールハウス」、伝統的なベトナム料理と西洋風グリルの「ビーチハウス」など、地元ならではの食をさまざまなスタイルとバージョンで味わえる。広いリゾート内ですべてがコンプリートする気楽さもおすすめのポイント。誰もが何も考えずに、ただただ日常をリリースできる白亜の楽園だ。©Hyatt Regency Danang Resort and Spa*宿泊料金:ウェブで確認*部屋数:315室———————————————————————住所:5 Truong Sa Street, Hoa Hai Ward, Ngu Hanh Son District , Danang, VietnamTEL:+84 511 398 1234Email:danang.regency@hyatt.com PULLMAN DANANG BEACH RESORTプルマンダナンビーチリゾート©Accorhotelsバクマイアンビーチに佇むスタイリッシュな一軒、「プルマンダナンビーチリゾート」。プライベートビーチと突き抜けるような青空が一望できるホテルエントランスに足を踏み入れた瞬間、誰もが思わず小さな歓声を上げてしまうはず。この見渡す限りの白い砂浜の絶景から、リゾートライフがはじまる。©Accorhotelsエレガントに整った186の客室とコテージは、ビーチ、インフィニティプールやトロピカルガーデンを見渡す専用バルコニー付き。シックな木製家具が配されたゲストルームは、落ち着きのあるムードで、窓の外に広がる白砂のビーチがより一層まぶしく感じられる。©Accorhotels世界最高クラスのスパ「Nang Spa」では、ゲストの状態に合わせた各種マッサージをはじめ、伝統と最新の技術を融合したボディ&フェイシャルトリートメント、バスリチュアルなどを提供。美しいガーデンを見渡せるトリートメントルームで受けるフットリフレクソロジーは極楽。全身の疲れがデトックスされていく幸福感に浸ることができそう。©Accorhotelsテラス席のあるレストラン「エピス」や、ライトアップされたプールを眺められる「インフィニティバー」はロマンティックな演出でリゾート気分を盛り上げる。小じんまりとしていながらもビーチリゾートにあるべきすべてが揃う。さらに市内からわずか5キロというロケーションなので、観光スポットへのアクセスやちょっと街へ出かけるのにも便利。アクティブなトラベラーを癒すコスパの良いリゾートホテルとしても優秀だ。*宿泊料金:HPを確認*部屋数:186室———————————————————————住所:Vo Nguyen Giap Street, Khue My Ward, Ngu Hanh,Son District, Danang,VietnamTEL:+84 (0) 511 395 8888E-mail: info@pullman-danang.com : Miwa Ogata) TRIPPING!編集部がリアルに泊まりたいホテルをピックアップ!【MY HOTEL CHOICE】>>その他の記事はこちら
2016年03月17日©TRIPPING!ユニークなビーチバーやカフェが軒を連ねるスミニャック・ビーチ。バリのトレンドエリア、スミニャックにあって、連日リゾーターが集まりのんびりとした時間を過ごしている。そんなビーチで、一際目を引くのが、今回ご紹介するビーチバー&レストラン「La Plancha Bali(ラ・プランチャ・バリ)」だ。©TRIPPING!ビーチに並ぶカラフルなクッションとパラソルは、今ではスミニャックビーチの名物に。ずっしりと体を預けることのできるクッションは、のんびりリラックスするにはもってこいの代物。©TRIPPING!店名のLa Planchaとは、スペイン語で「網焼き」の意味。スペインらしいヴィヴィッドで陽気なムードが漂うビーチバー&レストランには、タパスもメニューにラインナップ。お酒のお供にぴったりだ。 ©TRIPPING!その他にも、サンドウィッチやハンバーガー、サラダなどの軽食、さらにローフードまで揃う。お酒もビールから、カクテル、ウィスキーまで数えきれないほどバラエティ豊か。もちろん、フレッシュジュースをはじめソフトドリンクも充実している。尚、1人につきドリンク1品とフード1品を必ず注文することがルールだ。©TRIPPING!La Plancha Baliなら、ユニークで異国情緒漂うビーチタイムを過ごせること間違いない。ちなみに、サンセットタイムは非常に混雑するので、16時頃迄に到着しておくことをおすすめする。©TRIPPING! La Plancha Bali(ラ・プランチャ・バリ)・住所:jalan pantai seminyak, Denpasar 80361・電話:(+62)878-6141-6310・HP:
2016年03月17日シンガポールの植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」では、桜や桃など、日本の春の花をテーマにしたイベント「ブロッサム・ビーツ」を、2016年3月11日~3月27日の期間限定で開催中。南国シンガポールで春を感じよう!あの人気スポットに日本の春の花が咲き誇る©Gardens by the Bay マリーナ地区にそびえ立つ何本もの巨大人工ツリーが特徴的な植物園「Gardens by the Bay(ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ)」。2012年のオープンより、ギネス・レコードや数々のトラベル・アワードを受賞してきた、言わずと知れたシンガポールの代表的な観光スポットの一つだ。101ヘクタールもある広大な敷地に佇む二つの巨大な温室ドームの一つ、「Flower Dome(フラワー・ドーム)」では、期間限定で桜の展示を開始。温室内とはいえ、自然の桜の開花時期に合わせて開催される2週間あまりのイベントは、四季のないシンガポールで春を感じられる貴重な瞬間だ。 日本をイメージした庭園©Singapore Tourism Board 平均気温23℃~25℃に保たれるフラワー・ドームは、シンガポールで見られる花々はもちろん、アフリカや南アメリカなど世界各地の植物を展示する巨大な温室。その一角で開催される今回の桜イベント「Blossom Beats(ブロッサム・ビーツ)」では、普段シンガポールでは見ることのできない多種の桜が登場する。 ©Gardens by the Bay ©Gardens by the Bay日本人にも人気の藤枝垂れや、白い花びらが美しい染井吉野を始めとする20種類以上の桜の他、桃の花も展示。紅白2色の花をつける「源平枝垂れ」がみどころだ。展示には、鳥居や和太鼓、盆栽などの日本をイメージさせるアイテムも用意され、世界各国から訪れる親日家たちをも喜ばせている。 ©Gardens by the Bay 「日本の春の光景が、シンガポールでの忘れられない旅の思い出の一つになってくれれば」と語るのは、Felix Loh氏(Chief Operating Officer)。多種の桜や桃を同時に見られる貴重なイベントは、今月27日まで。桜の開花状況はFacebookでチェックできる。 Blossom Beats(ブロッサム・ビーツ)・日時:2016年3月11日(金)~3月27日(日)・会場:Flower Dome @Gardens by the Bay・料金:フラワー・ドーム入場料に含まれる
2016年03月16日著者撮影日本と同じ“お米の国”であるベトナム。ベトナムでは、お米はごはんとしてだけでなく、一旦米粉にしてから麺や他の食品に加工したりして、さまざまな方法で食べられています。そのため、米粉(またはタピオカ粉)でできたもちもち&ぷるぷるした食感の料理が多いことが特徴。そこで今回は、ベトナムの“ぷるぷる料理”を7品ご紹介したいと思います。 1. バイン・クオン(Bánh cuốn)著者撮影蒸し春巻き。米粉の生地をクレープ状に広げて蒸し焼きにし、ひき肉やきくらげなどの具を包み、くるくると巻いた料理。主に中国南部で食べられている腸粉(チャンフェン)と似ていますが、こちらは生野菜(もやし、ハーブ)や厚切りのベトナムハムを添えてヌクマムベースの甘酸っぱいタレをつけて食べます。 2. フォー・クオン(Phở cuốn)著者撮影フォー生地の生春巻き。裁断前のフォーの生地で甘辛く味付けした牛肉、野菜、ハーブなどを巻いた北部ハノイの名物料理。ハノイのチュックバック湖周辺にはフォークオンの専門店が集まっています。関連記事>ベトナムの春巻き対決!生春巻き VS 揚げ春巻き 3. バイン・ウット・トム・チャイ(Bánh ướt tôm chấy)著者撮影海老の蒸し春巻き。フエの伝統料理。写真のように海老でんぶが上にかかっていたり、具として海老のすり身が中に入っていることもあります。 4. バイン・ベオ(Bánh bèo)著者撮影米粉生地の小皿蒸し。水で溶いた米粉生地を小皿に入れて蒸し、海老でんぶ・カリカリに揚げた豚皮・ネギをのせたフエの伝統料理。たくさんの小皿が水草(bèo)のように見えることから、この名前が付いたのだとか。小皿にヌクマムベースのタレを垂らして、スプーンですくって食べます。 5. バイン・ボッ・ロック(Bánh bột lọc)著者撮影海老入りタピオカ餅。甘辛く味付けした海老(豚肉が入っていることも)をタピオカ粉の生地で包み、さらにバナナの葉にくるんで蒸したフエの伝統料理。半透明の生地からは海老が透けて見え、見た目はまるでワンタンのよう。 6. バイン・カン・クア(Bánh canh cua)著者撮影蟹うどん。とろみのついたカニ身入りスープとタピオカ粉から作られた半透明のモチモチ麺がおいしい麺料理。麺がとても短いので、レンゲだけを使って食べる人もいます。 7. バイン・ヤー・ロン(Bánh da lợn)著者撮影タピオカ生地と緑豆あんを重ねたおやつ。見た目が豚バラ肉の皮・脂身・赤身の層に似ていることから、“豚皮のケーキ”という名が付けられています。パンダンリーフで色付けされた緑色のタピオカ生地部分がぷるぷる食感で美味。 いかがでしたでしょうか?おつまみやおやつとして食べられることの多い“ぷるぷる料理”。フエ料理に多く見られるので、一度にいろいろな種類の料理を食べたい方はフエ料理店に足を運んでみてくださいね。 (text & photo:グッチ) ぐるりホーチミン歩き〜美味しいと可愛いを探して〜その他の記事を読む>
2016年03月15日著者撮影 AFFフットサル東南アジア選手権のタイ代表先月、FIFAフットサルワールドカップ(以下、ワールドカップ)の出場権をかけたAFCフットサルアジア選手権(以下、アジア選手権)が行われ、日本は上位5カ国に与えられるワールドカップ出場権を逃した。日本は前回まで同大会2連覇中で、ワールドカップにも3大会連続で出場していた。今大会へ向けては「史上最強の日本代表」の声も聞かれただけに、まさかの敗退となった。日本の歯車を狂わせたのは、東南アジアの新興勢力であるベトナムだった。ワールドカップ出場をかけた大一番の準々決勝で、日本は格下と思われたベトナムにPK戦の末に敗戦。ショックを払拭できないままに臨んだ翌日のキルギスタン戦にも敗れて、ワールドカップへの道は閉ざされた。対照的に、「史上最強の日本」を下して初のワールドカップ出場を決めたベトナムにとっては、歴史的な快挙となった。著者撮影ベトナムのフットサルは近年、アジアレベルの大会で結果を残し始めていた。アジア選手権では2014年に自国で開催された前回大会で、初めて決勝トーナメントに進出してベスト8入り。クラブチームのアジア王者を決めるAFCフットサルアジアクラブ選手権(以下、アジアクラブ選手権)では昨年、ベトナムのタイソンナムが3位に入る快挙を果たした。近年力をつけてきたなかで、ついに手にしたワールドカップ初出場だった。 著者撮影 AFFフットサル東南アジア選手権で優勝したタイ代表そして、東南アジアにはそのベトナムをはるかに上回る実績を持つ国がある。サッカーでも東南アジアを力強くリードするタイだ。東南アジアのフットサル王者を決めるAFFフットサル東南アジア選手権では、出場した全11大会の全てに優勝している絶対的な存在。2013年からは強豪のオーストラリアがAFF(ASEANサッカー連盟)に加盟したことでタイトル争いが激化しているが、未だ一度もタイトルを明け渡していない。著者撮影フットサルにおけるタイの実力は、「東南アジアの王者」にとどまらない。アジア選手権では2008年と2012年に準優勝、アジアクラブ選手権ではタイのチョンブリー・ブルーウェーブが2013年に優勝、2014年に準優勝している。最新の世界ランキングで、タイは14位。アジアの中では、世界レベルのイラン(5位)、そして日本(12位)に続く3番目のポジションにいる。急成長が始まったサッカーは今、ようやくアジアレベルで脚光を浴び始めたところだが、フットサルではすでに立派なアジアの強豪だ。著者撮影 フットサルのタイ代表が最初の国際試合を行ったのは1992年。アジアの他の強豪国も、ほぼ同時期にナショナルチームの歴史をスタートさせている。1999年にアジア選手権がスタートすると、第1回大会こそグループリーグで敗退したものの、翌年の第2回大会で3位。第4回大会からは3大会連続で3位に入っており、2000年からは5大会連続でワールドカップ出場中だ。安定してアジアトップレベルの力を見せてきた強さの秘密は、どこにあるのだろう。著者撮影大きな要因のひとつとして考えられるのが、足でボールを扱う点が共通する競技であるセパタクローが古くから行われており、文化として定着していること。さらに、サッカー王国のブラジルのように道端でボールを蹴り合うストリートサッカーも広く行われているため、もともとサッカーにおいても細かなボール扱いの巧さには定評があった。これはタイだけでなく、ベトナムなど他の東南アジア諸国にも少なからず当てはまる要素といえる。国の発展とともに、多様なスポーツ文化が花開きつつある昨今の東南アジア。そのなかで、まずは伝統的に得意とする「足ワザ」競技であり、局地戦のためサッカー以上に細やかなテクニックが生かされやすいフットサルにおいて、アジアトップレベルの力をつけてきたということだろう。タイとベトナムのフットサルワールドカップへの「アベック出場」は、東南アジアスポーツ界が迎えようとしている明るい未来のシグナルのようにも思える。 (text & photo : 本多 辰成 ) スポーツコラム「スポーツが繋ぐ! 東南アジアと日本の新時代」>その他の記事はこちら
2016年03月15日©ASEAN-Japan Centreミャンマーを代表するヤンゴンの仏教寺院「シュエダゴン・パゴダ」は、仏様の遺物が奉納されているという言い伝えがあり、約2,500年もの歴史を持つ寺院。生活の隅々にまで仏教信仰が根ざしているヤンゴンの人々とも深い関わりがあり、現在でも宗教的儀式やお祭りにも度々利用されている。黄金に輝く仏塔の上部には豪華絢爛な宝石が飾られている。 黄金に光り輝く仏教寺院©ASEAN-Japan Centreヤンゴンの北部に位置するシュエダゴン・パゴダは、その巨大な黄金の仏塔が存在感を放つ仏教寺院。ミャンマー仏教徒にとって最も重要な場所の一つだ。黄金に輝く外壁は遠くから見てもきらびやか。仏塔の上部にあしらわれたダイヤモンドは約5千個に上り、その中には最大76カラットの物もあると言う。 寺院建立の歴史©TRIPPING!シュエダゴン・パゴダの歴史は古く、この寺院と共にミャンマーの歴史があると言っても過言ではない。その昔、仏陀が悟りを開いたという噂を聞いた商人の兄弟が、仏陀を探す旅に出た。ついに仏陀との出会いを果たした二人は、蜂蜜の菓子をお供えし、仏陀の聖髪を8本もらう。その一部を奉納するために建てたのが、このシュエダゴン・パゴダだと言われている。 ©TRIPPING!熱心な信者からの豪華絢爛なお供え物が多数飾られるこの場所は、現在も季節ごとの宗教行事に利用され、ミャンマーの代表的な観光スポットとしても人気。世界中の多くの観光客にも広く親しまれている。 宝石の仏塔©TRIPPING!8角形の土台の上に聳え立つ黄金の仏塔は、その高さなんと約100メートル。この仏塔を囲むように東西南北に回廊が伸び、64個の小さな仏塔と、それより大きい4つの仏塔が規則的に配される。中心の巨大な仏塔は、Base(土台)、Dome(円蓋)、Spire(尖端)の大きく3つの部分に分けられ、更に、尖端は4種類のデザインに分けられる。©TRIPPING! 仏塔に登る僧侶たち2万を超える金の板が仏塔全体を覆い、その先端部分には5,448個のダイヤモンド、2,317個のルビー、1,065個の黄金の鐘、そして頂点には76カラットの巨大なダイヤモンドがあしらわれているそう。なんとも豪華なこの巨大な仏塔は、ミャンマーの人々を見守り続けている。 八曜日の神様の前でお参りを©TRIPPING!シュエダゴン・パゴダでは、生まれ曜日で自分の神様が決まる「八曜日の神様」でお参りをしたい。渡航前にチェックしておくのがおすすめ。 ヤンゴンの人々の憩いの場でもある寺院©TRIPPING!祈りを捧げる神聖な場所でありながら、市民の憩いの場でもあるシュエダゴン・パゴダ。腰を降ろして休憩をする人々や、夕日を眺める人も。夕方には、仕事帰りの人々が境内を掃除する姿を見ることができる。 アクセスは、市街地からタクシーで10分ほど。入口から境内までは、104段の階段かエレベーターを利用して登ることができる。現地は観光地化が進み、Wi-Fiやお土産店などの施設も充実している。神聖な場所のため、内部に入る際は裸足になり、肘や膝を隠す露出の少ない服装で赴こう。 Shwedagon Pagoda(シュエダゴン・パゴダ)・住所:Shwedagon Pagoda, Yangon・営業時間:4:00~22:00(最終入場21:45)※3月と6月付近の満月の日は24時間営業になることも。8:00~21:00(ビジターセンター)・入場料金:USD8・アクセス方法:ヤンゴン市街地からタクシーで10分程度。
2016年03月14日著者撮影野菜が沢山食べたくなって、鍋を食べよう!と、行ってきたのは、火鍋のお店「Mirama Hot-Pot Seafood Restaurant(美麗華火鍋海鮮樓)」 です。著者撮影シーロムコンプレックスにあるこちらのお店は、タイ人の間で話題のお店で、土日は満員で待ちが出るほど。私たちは平日に行ってきたので、待たずに入ることが出来ました。著者撮影鍋に入れる具材は、肉や魚介のほとんどが150〜200THB前後で、野菜は40THBからとお手頃価格。この他にアラカルトメニューもあり、北京ダックも人気だそうです。今回メインでオーダーしたのは、もちろん火鍋!! 左側が高麗人参入の塩味、右側は坦々麺の汁のような味。私は塩味の方が素材の味がしっかり分かって好みでした。著者撮影そしてアラカルトで豚の唐揚げとチャーハンをオーダー。著者撮影共にsサイズを頼んでいたはずなんですが、とてもボリュームがありました!火鍋はスープが二種類あることで飽きが来ないです!タイスキに飽きたら、火鍋もオススメです!著者撮影
2016年03月12日©Gaggan「アジアのベストレストラン50」の発表式が、バンコクにて2016年2月29日に開催された。ランクインした過去最多13か国の実力店のうち首位に輝いたのは、昨年に引き続きバンコクのインド料理店「Gaggan(ガガン)」。2位には、日本から「NARISAWA」。3位はシンガポールの「レストラン・アンドレ (Restaurant André)」がランクイン。その他シンガポールやフィリピンなど、東南アジアから多数のレストランがランクインを果たした。 今年で4回目を迎える権威あるランキングRestaurant Andre ©Edmond Ho 「The World’s 50 Best Restaurants(世界のベストレストラン50)」や、そのラテン・アメリカ版も手掛けるWilliam Reed Business Media社が、「Asia’s 50 Best Restaurants 2016(アジアのベストレストラン50)」の発表式をタイ・バンコクにて執り行った。Asia’s 50 Best Restaurantsは、アジアのダイニングシーンで活躍する300以上の専門家たちによる投票による、権威あるランキング。2016年で4回目を迎えるアジアランキングの首位には、2015年に引き続きバンコクのインド料理店「ガガン」が選出された。ガガンを含めタイからは4軒、シンガポールからは日本と同率の10軒、フィリピンやカンボジア、インドネシアのレストランもベスト50にランクインを果たした。 堂々2年連続首位!バンコク「ガガン」©Gaggan 2年連続ランキング首位に輝いたインド料理店「ガガン」のシェフ、Gaggan Anand氏が手掛ける遊び心溢れるプレートは、故郷コルカタのストリートフードを現代風の料理法でアレンジした独創的な作品。お店はコロニアル調のエレガントな雰囲気だが、肩肘張らないスマートなサービスに定評がある。キッチンに隣接する巨大窓のテーブルで、シェフ達の魔法のような手さばきをご覧あれ! ©Nahm ランキング常連になりつつあるバンコクのタイ料理「Nahm(ナーム)」は、昨年より1つランキングを落として8位に。タイ王室のレシピを踏襲するロイヤルメニューは、地元民から世界までをも魅了する味へと変化し続けている。 ©Eat Me Restaurant タイからはその他、19位にIssaya Siamese Club(イッサヤ・サイアミーズ・クラブ) 、23位にEat Me Restaurant(イート・ミー・レストラン)がランク入りした。 シンガポール実力店の数々Restaurant Andre ©Edmond Ho今回のランキングで、日本と同率の10軒ものレストランが選出された美食の国、シンガポール。昨年のアジアランキング5位から順位を2つあげた「Restaurant André(レストラン・ アンドレ)」は、4年連続で同国首位に輝いた。台湾出身、在日経験もあるシェフAndré Chiangが表現する8つのDNA(unique, pure, texture, memory, salt, south, artisan, terroir)は、一皿一皿に彼の哲学として凝縮される。 Waku Ghin - Slow Cooked Ocean Trout with witlof ©Marina Bay Sands 続いて6位のWaku Ghin(ワク・ギン)は、あのマリーナ・ベイ・サンズにて日本人シェフ和久田氏によるデギュスタシオンコースが楽しめるモダンジャパニーズレストラン。日本国外初の日本酒大使でもある和久田氏の選んだお酒も味わえる。 Sebastien Lepinoy(Executive Chef) ©Les Ami 12位には不動の人気店Les Amis(レザミ)、14位にはBurnt Ends(バーント・エンズ)などもランクイン。部門外の「アジアのベストパティシエ賞」でも、古典的なレシピにオリジナルのテイストを融合させた独創的なお菓子作りで定評のある、シンガポール人パティシエのCheryl Koh(チェリル・コウ)氏が受賞した。その他、東南アジア各国のレストランも健闘©Gallery Vask タイ、シンガポールの他、東南アジア諸国のレストランもランキングに名を連ねている。フィリピンでは、数々のミシュランレストランで修行を積んだスペイン人シェフによる、モダンスペイン料理店「Gallery Vask(ギャラリー・ヴァスク)」が初登場39位に。部門外の「アジアの最優秀女性シェフ賞」にマニラ出身のMargarita Forés(マルガリータ・フォレス)氏も選ばれた。 Best Female Chef - Margarita Fores ©Asia’s Best 50 Restaurants 2016 カンボジア・シェムリアップにある伝統的な木造建築の店を構えるフレンチ系レストラン「Cuisine Wat Damnak(キュイジーヌワットダムナック)」は、43位と健闘。インドネシアのバリ島の「Locavore(ロカヴォール)」も地元の食材をふんだんに取り入れたモダンヨーロピアンで49位に食い込んだ。 Locavore ©Rupert Singleton 2016年で4回目の開催となったAsia’s 50 Best Restaurants 2016には、それぞれの国で多様なルーツを持つシェフ達による独創的なレストランがランクイン。当ランキングのグループ・エディター、ウィリアム・ドルー氏の言葉通り、「アジアにおけるダイニングシーンの成長と多様性」を証明する結果となった。 尚、日本からは、2位にランクインした「NARISAWA」の他に、下記のレストランがランクイン。5位(昨年4位):日本料理 龍吟(東京・六本木)11位(昨年14位):ハジメ(大阪・肥後橋)16位(昨年12位):レフェルヴェソンス(東京・西麻布)20位(昨年49位):カンテサンス(東京・北品川)24位(昨年33位):TAKAZAWA(東京・赤坂)26位(昨年40位):鮨 さいとう(東京・六本木)31位(初登場):ラ メゾン ドゥ ラ ナチュール ゴウ(福岡・西中洲)37位(初登場):傳(東京・神保町)42位(初登場):菊乃井本店(京都・東山)更に、東京・神宮前の「フロリレージュ」が部門賞「注目のレストラン賞」を、東京・北品川の「カンテサンス」が「ハイエスト・クライマー賞」を受賞。 Asia’s 50 Best Restaurants 2016
2016年03月11日写真提供:マレーシア政府観光局知る人ぞ知るショッピング天国のマレーシアでは、1年で3度も、国中でバーゲンセールが開催されている。年明け最初に開催されるのが、毎年3月頃開催される「マレーシア・スーパーセール」。更に、夏には3つのバーゲンの中でも最大規模の「マレーシア・メガセール・カーニバル」、年末には「マレーシア・イヤーエンドセール」が開催される。期間中は、高級ブランドから小さな店舗までほとんどの店舗が商品を値引きし、国中セール一色に。最大70%OFFの商品も並ぶ。マレーシアでは、2012年より、ほとんどの外国製品の関税が撤廃されているので、わざわざ免税店にいかなくても、デューティーフリーでショッピングを楽しめる。高級ブランドや、欧米で話題のカジュルブランド、化粧品なども日本に比べてお得に買い物できるのだ。ちなみに、マレーシアの首都クアラルンプールは、NY、東京、ロンドンについで世界第4位の買い物天国※と言われる街。※CNN Travel 2014年発表「World’s 12 best shopping cities」より年に3回開催されるバーゲンセールに合わせて、マレーシア旅行を計画してみるのもおすすめだ。 2016年のスケジュールマレーシア・スーパーセール3月1日〜3月31日マレーシア・メガセール・カーニバル6月27日~8月31日マレーシア・イヤーエンドセール11月14日〜2017年1月3日 ※上記はあくまでも予定で、予告なく変更になる可能性があります。
2016年03月11日©teamLabプログラマ、エンジニア、CGアニメーター、絵師、数学者、建築家、ウェブデザイナー、グラフィックデザイナー、編集者など、あらゆる分野のスペシャリストで構成されるウルトラテクノロジスト集団「チームラボ」。彼らの生み出したデジタル芸術が、シンガポールを代表する博物館「アートサイエンス・ミュージアム」にて、2016年3月12日より常設展示される。 マリーナ地区のランドマークで開催©Singapore Tourism Board蓮の花の形をした建物が印象的なマリーナ地区のランドマーク「ArtScience Museum(アートサイエンス・ミュージアム)」。アート、デザイン、メディア、建築、テクノロジーをテーマとした世界初の芸術科学博物館として、常設展に加え、年間を通してあらゆる国際巡回展示を催している。その権威ある博物館で、チームラボ作品の常設展示「FUTURE WORLD:WHERE ART MEETS SCIENCE」が間もなくスタート。彼らがこれまで国内外で発表し、話題を呼んできたアート7作品に加え、子どもはもちろん、大人まで楽しめる「未来の遊園地」8作品を一度に体験することができる。チームラボにとって、初の海外常設展示となる。 感性を刺激する斬新な作品の数々花と人、コントロールできないけれども、共に生きる – A Whole Year per Hour / Flowers and People, Cannot be Controlled but Live Together – A Whole Year per Hour©teamLab鑑賞者の振る舞いの影響を受けながら、リアルタイムで変貌していく花々を、色鮮やかに映し出す作品。観る者の動きで花の様子が変化し、二度と同じ映像になることはない。自然と人間の摂理を暗に表現し、自然に対する人間のあり方について考えさせられる作品。 光のボールでオーケストラ / Light Ball Orchestra©teamLab大小カラフルに光るボールに触ると、音と共に色も変化する不思議な体験。子どもたちが自然と奏でるリズムと色が全く新しい音楽を生み出す様は、まるでオーケストラ!子どもから大人まで楽しめる体験型のアート作品。 他にも、ユニークなデジタル芸術作品の数々で、訪れる人々を魅了していく。 FUTURE WORLD:WHERE ART MEETS SCIENCE・会期: 2016年3月12日(土)~常設展示 (年中無休)・会場: ArtScience Museum (6 Bayfront Ave, シンガポール 018974)・開館時間: 10:00〜19:00(最終入場18:00)・料金: (カッコ内)はシンガポール在住者スタンダード 13 歳以上: S$17(S$14), 65 歳以上: S$14(S$11), 12 歳~2 歳: S$10(S$7)ファミリーパッケージ(子供 2 人、大人 2 人) S$44(S$35)シーズンパス 個人: $90, 家族: $150 ※訪問制限なし(2016 年 12 月 31 日まで有効) ・初回投稿日:2016年2月12日・更新日:2016年3月11日(常設展示名更新、インフォメーション更新)
2016年03月11日©TRIPPING!バリのユニークな伝統菓子の中でも、今回ご紹介するのは団子状のお菓子「クレポン」。もち米からつくられた団子の中には、椰子糖(パームシュガー)のシロップが入っていて、外はココナッツフレークでコーティングされている。©TRIPPING! タナロット寺院の参道には、クレポンを販売しているおばちゃんが並んでいて試食をすすめてくる見た目が日本の草団子のようなのは、パンダンリーフという東南アジアではおなじみのハーブによって綺麗な緑色に色づけされているから。時おり、茶色の団子も混ざっているが、これは材料に黒いもち米を使用しているからだそう。©TRIPPING!スーパーマーケットや市場でも購入することができるが、有名なのがタナロット寺院の参道や、寺院周辺の路上の屋台。バナナの皮でつくられた袋には、クレポンが6、7個入っていてお値段はRp.10,000(約90円)ほど。一口で頬張れば、甘いシロップが口の中に溢れ出し、もちもち食感の団子と絶妙なコンビネーションを楽しむことができる。ちなみに、お上品に噛みちぎって食べようものなら、中のシロップが勢いよく口の外に飛び出ることがあるので、ここは一口で食べるのが正解。どこか懐かしい、素朴な味わいのクレポン。バリ島を訪れたら試してみては。編集部スタッフがローカルに人気のスイーツを調査!【ローカルスイーツ調査隊】その他の記事はこちら>
2016年03月10日©2014 GMM Tai Hub Co., Ltd.タイはアジアでも指折りの映画製作国。特に2010年以降は毎年50~70本の長編作品を世に送り出していたり、日本をはじめ世界各地の映画祭で賞を獲得するなど、目覚ましい活躍を見せています。そんなタイ映画作品がこの春、3作品立て続けに日本の劇場で一般公開される予定です。これまでにもタイ映画の劇場公開はありましたが、これほど集中して公開されるのはおそらく初めてのこと。ぜひ足を運んで、タイ映画の世界に浸っていただきたい!というわけで、今日はその3作品について紹介していきます。世界から注目を浴びるタイの天才、アピチャッポン監督最新作『光りの墓』 3月26日公開© Kick The Machine Films / Illuminations Films (Past Lives) / Anna Sanders Films / Geißendörfer Film-und Fernsehproduktion /Match Factory Productions / Astro Shaw (2015)1月に書いた記事「タイエンタメ界、2016年はこの人たちに注目!」でも紹介した、アピチャッポン・ウィーラセタクン監督による最新長編作品。監督の生まれ故郷であるタイ東北部・コーンケーンの病院を舞台に、謎の眠り病にかかってしまった男たちと、彼らの世話をする女性、彼らの魂と交信する特殊な能力をもつ女性とが織りなす不思議な物語を描きます。「アピチャッポン史上最高傑作」との呼び声も高い作品です。こちらは3月26日、東京・渋谷の映画館シアター・イメージフォーラムを皮切りに各地の映画館で順次公開される予定です。また、すでに東京での上映は終了してしまいまいましたが、アピチャッポン監督の幻の名作(2006年に製作されたものの、タイ国内の検閲により劇場未公開)である『世紀の光』も、各地の映画館で公開中なので、これもあわせて観てはいかがでしょうか?『光りの墓』公式サイト『光りの墓』予告編『世紀の光』公式サイト『世紀の光』予告編オネエのバレーボール・チームが夢とタマを追いかける!『アタック・ナンバーハーフ・デラックス』 4月30日公開© 2015 Phranakorn Filmこちらは2000年に公開されて大ヒットし、日本でも2001年に劇場公開されて話題になった映画『アタック・ナンバーハーフ』のリメイク作品です。これは、実際にタイの国体で優勝した「オネエ」たちのバレーボールチーム「サトリーレック(鋼鉄の淑女)」にヒントを得て制作されたスポーツ・コメディ作品。パッと見はなよなよしているけれど、実力はそこらのオトコ以上というオカマチームが活躍するという話ですね。© 2015 Phranakorn Film天真爛漫な妹キャラ、口が悪いトラブルメーカー、見た目は超マッチョなのにハートは超乙女チックなど、チームメイト全員がそれぞれキャラが立っていて、最初から最後まで楽しめる娯楽作品になっています。こちらの作品は4月30日、シネマート新宿ほか全国で順次公開予定です。『アタック・ナンバーハーフ・デラックス』公式サイト『アタック・ナンバーハーフ・デラックス』特報筏(いかだ)の学校を舞台にした、恋と成長の物語『すれ違いのダイアリーズ』 5月公開©2014 GMM Tai Hub Co., Ltd.こちらは2014年にタイで公開されて大ヒットした作品で、2015年のアカデミー賞外国語映画部門のタイ代表にも選ばれました。また、日本でもすでに「先生の日記」というタイトルで2014年の東京国際映画祭や2015年のしたまちコメディ映画祭in台東でも上映されていて、その時に好評だったため、劇場公開が決まったようです。この作品の舞台となるのは、タイ北部ランプーン県にある巨大な湖に浮かぶ筏の学校。この湖には水上で暮らすタイ人が多数いて、彼らの子供たちを教えるため、教室一つと教員が暮らすスペースだけがある小さな小学校があるんです。そこに新任教師のソーンという男性が赴任してくるのですが、このソーンは元レスリング選手で、筋肉はあるけど教える方はいまいち。そのため、どこの学校もクビになってしまって、この僻地の学校に流れ着いてくることになり、教師の卵として1年間教え始めるわけです。その後、田舎の生徒たちと体当たりで触れ合いながらソーンの教師生活が始まるわけですが、ある日、その教室の片隅で1冊の古い本を見つけるんです。それは、ソーンの前の年に赴任していた女性教師エーンの日記です。そこには僻地の学校にやって来たエーンの心細い気持ちや自分自身を励ます言葉、毎日の教師生活のあれこれなどが細かく書かれていて、ソーンはそれを読むことで自分が励まされたり、田舎の子供たちとの接し方や教え方のコツを覚えたりして徐々に一人前の教師に成長していくわけです。そしてソーンはその日記を読むうちにエーンという女性に心惹かれていくわけですが、果たして2人は巡りあうことができるのか?という内容になっています。この映画はメインとなる主役の2人の田舎の学校での成長物語や恋の行方に、田舎の子供たちの教育問題、タイの美しい自然などの要素がうまく組み合わさっていて、本当に完成度の高い1本に仕上がっています。ぜひ観てほしい作品のひとつですね。この『すれ違いのダイアリーズ』は今年5月、シネスイッチ銀座ほか全国で順次ロードショーされる予定です。『すれ違いのダイアリーズ』公式サイト : fuku)タイエンタ!~音楽・映画でタイをもっと満喫~他の記事を読む>
2016年03月10日©TRIPPING!ダナン中心部からの南東に7kmのところにそびえる「五行山(マーブル・マウンテン)」。大理石で成る5つの連山は、宇宙を示すと言われ、ダナン屈指のパワースポットとしても人気。宇宙を表す5つの山©TRIPPING! トゥイソン中腹からみた山々5つの連山「五行山」は宇宙の万物を示すと言われ、宇宙を作る5つの要素にちなんで、それぞれキムソン(金山)、モックソン(木山)、トゥイソン(水山)、ホアソン(火山)、トーソン(土山)と名付けられている。かつて大理石を発掘していたこれらの山々は、今ではベトナム人にとって、参拝をして回る言わば聖地だ。観光のメインは「トゥイソン」©TRIPPING! トゥイソン観光のメインは、一番大きな山「トゥイソン」。山の中腹までは、直通エレベーターを利用するのが吉。階段で登った場合は、中腹まで徒歩10分程。©TRIPPING! 左:エレベーター 右:階段トゥイソンには、洞窟や、仏像、展望台など様々な見どころがあるが、見逃せないのはこちら。■ドン・フェン・コン(Dong Huyen Khong)©TRIPPING! 洞窟内ベトナム戦時下にアメリカ軍の空爆により、大きな穴が空いた洞窟「ドン・フェン・コン(Dnhg Huyen Khong)」は、正午前後に訪れると、洞窟内に祀られた仏像に光が射す神秘的な光景をみることができる。五行山を訪れたら必ず立ち寄りたいスポットだ。©TRIPPING! 洞窟に空いた穴■展望台©TRIPPING!トゥイソンの山頂にある展望台から望むダナンの街と美しい海は必見。©TRIPPING! 展望台にいくためには、小さな洞窟ドン・ヴァン・トン(Dong Van Thong)を抜ける尚、展望台に向かうには仏像が祀られている小さな洞窟「ドン・ヴァン・トン(Dong Van Thong)」から入り、その奥の細い隙間をすり抜ける必要がある。一見すると行き止まりにも見える洞窟なので、見逃さないように気をつけて。©TRIPPING! 仏像の奥に細い隙間がある■ドン・アン・フー(Dong Am Phu)©TRIPPING!ベトナム戦争時代、ベトナム軍の拠点として使われた洞窟のひとつ。洞窟内は広く、軍が利用していた展望台や、仏像も祀られている。©TRIPPING!リンウン寺院(Linh Ung Pagoda)©TRIPPING!山の中腹に位置するリンウン寺院は、連日多くの参拝客が訪れるダナンを代表する寺院のひとつ。ユーモラスな展示にも注目してみて。©TRIPPING!尚、トゥイソンは、足元が滑りやすい場所があるので、観光に訪れる際は、動きやすい靴で出かけたい。五行山(マーブル・マウンテン)・営業時間:7:00~17:30・入場料(トゥイソン):30,000VND※エレベーター利用含む・電話: (+84)511 3961114(チケットオフィス)・アクセス方法:ダナン市街地よりタクシーで約20分こちらも合わせてCheck!知れば必ず行きたくなる!ベトナム「ダナン」がいまアツい理由
2016年03月09日著者撮影2008年にフランスでスタートし、これまで世界各国で開催されてきた「1600 pandas」というイベントをご存知でしょうか?再生紙から作られたパンダ1600頭が観光名所や街中を占拠するというユニークなこちらのイベント。現在タイで開催中です。タイならではの場所でパンダに会おう!現在、野生のパンダは地球上に約1600頭しか生存していないと言われています。絶滅の危機に瀕したパンダの個体数と同じ数の紙製パンダを街中に設置することで、野生動物保護の重要性を世の中に伝えようというこちらのイベント。「WWF(世界自然保護基金)」とフランスのアーティスト・Paulo Grangeon氏が共同で手掛けているキャンペーンなんです。著者撮影2016年3月4日にバンコクの王宮前からスタートしたタイでのキャンペーン。これまでセントラル・ワールド、BTSチョンノンシー駅スカイウォークと、観光客の方にもよく知られる場所で開催されてきました。写真はチョンノンシー駅直結のスカイウォーク上で撮影したものですが、オフィス街を背景にずらりと並ぶパンダの姿がとてもユニークで、多くの人が写真撮影に夢中になっていました。著者撮影今後のスケジュールですが、バンコクのルンピニ公園、フアランポーン駅などのほか、アユタヤの寺院・ワット プー カオトーンなどで、4月10日まで開催が予定されています。今後のスケジュールはこちら>タイ旅行の思い出作りにタイならではの場所でパンダと記念撮影はいかがでしょうか?1600 Pandas
2016年03月09日©Accorhotelsフランス統治時代の建物が今も多く残るハノイ。なかでも、ホアンキエム湖の東側に位置し、オペラ座やベトナム歴史博物館などにも近く、街のランドマークともなるホテルが、「ソフィテル レジェンド メトロポール ハノイ」。エントランスの上の壁を見ると、創業年である1901の数字が刻まれています。©Accorhotels創業時より著名人や外交官が集う名門ホテル創業当時は、「グランドホテル・メトロポール」という名で、著名人や外交官などが集い、喧噪のハノイでの文化の中心でありオアシスでもあった場所だそう。当時、アジア各地各地を訪れていたイギリス人作家のグレアム・グリーンやサマセット・モームなども訪れています。1954年、ベトナムがフランスから解放された後は、国営のホテルとなり、1992年には、フランス資本との合弁ホテルに。1996年には、新館のオペラウィングが建設されて現在のような姿になりました。著者撮影旧館のメトロポールウィングは、時代を経た木の風合いが素晴らしく、コロニアルスタイルの雰囲気たっぷり。階段は100年前のオリジナルで、クラシカルなライトを備える吹き抜けの部分は、宿泊者だけが目にできる歴史の残り香です。新館オペラウィングの客室も、ネオクラシカルなモダンテイストで、気分がぐんと上がる!居心地のよさ。著者撮影ベトナム戦争時代の防空壕を見学さて、「ソフィテル レジェンド メトロポール ハノイ」に宿泊したら、ぜひ訪れてみたいのが、防空壕跡です。ガーデンにあるプールとオープンスタイルのバンブー・バーの間、地下に降りてゆく階段がひっそりと存在しています。これが、ベトナム戦争時代の防空壕跡へと続く階段。空爆が行われた際に、宿泊客をかくまった防空壕です。著者撮影1964年から1975年まで続いたベトナム戦争中は、ホテル内に各国の大使館が移設されていて、反戦運動で知られるアメリカの映画俳優ジェーン・フォンダも2ヶ月間ほど滞在。同じく反戦運動に熱心だった歌手ジョーン・バエズも、この防空壕に入ったことがあるのだとか。戦後、防空壕は閉鎖されていましたが、2011年にバンブー・バーを改築した際に、プールの片方が浅くなっていることを不思議に思ったスタッフたちにより発掘、再度発見されました。著者撮影ヘルメットをかぶって降りてみると、分厚いコンクリートで固められた防空壕内は、華やかなホテルの雰囲気とはまったく異なり、シンと静まり返った別世界。くねくねと折れ曲がった内部は、思いのほか奥が深く、当時の恐怖が染み付いているような気も……。ときには、ここに、40名以上がひしめき、1日に6度も、防空壕に逃げ込むこともあったとか。内部には、1972年のクリスマスにジョーン・バエズが、かつてこの防空壕内で“Where Are You Now My Son”を歌ったときの音源も、流されています。著者撮影ハノイの戦争博物館など、ベトナム戦争の史実を知る場所も興味深いですが、実際に防空壕に入って、場の空気を感じることができるのは、とても貴重な体験。あらかじめの予約で、宿泊者だけに許された特権です。著者撮影つい見逃しがちですが、ロビーには、ジョーン・バエズが2013年にホテルを再訪した際に描いた、ベトナムの子供の絵画も飾られているので、ぜひ一見して。著者撮影「ソフィテル レジェンド メトロポール ハノイ」は、泊まることで、街の歴史を体感することが出来るホテル。単にラグジュアリーなだけではなく、知的好奇心を刺激するステイがお好みなら、ぜひここへ。ソフィテル レジェンド メトロポール ハノイ : 坪田 三千代)大人の東南アジアご褒美旅~テーマとスタイルのある旅~その他の記事を読む>
2016年03月09日著者撮影去る2月19日、20日に開催された、旧正月を祝うシンガポール最大かつアジア最大規模のパレード「チンゲイパレード(Chingay Parade)」。噂には聞いていましたが、想像していた以上に華やかで迫力のあるパフォーマンスの数々を間近で見ることができました。著者撮影 著者撮影そもそも「チンゲイ=妆艺(粧芸)」とは一体何かというと、「衣装と仮装の芸術」という意味の福建語からの造語で、人民協会(PA)が1973年から開催しています。アジアのすべてがこのパレードに凝縮され、アジアのすべてを満喫できるとさえ言えます。爆竹や目の前から上がる花火も体中で体感、興奮しっぱなしの約2時間になりました。著者撮影2016年のコンセプトは、「Lights of Legacy, Brighter Singapore」。建国の父、故リークアンユーの功績をたたえ、さらにシンガポールの今後への思いを込めてパレード繰り広げられました。著者撮影今年パレードに参加した国は、シンガポール、マレーシア、インドネシア、日本、韓国、ロシアなど。迫力のある山車とともに現れるのは、華やかな民族衣装やユニークな衣装を身にまとったパフォーマーたち。音楽に合わせ踊る姿は、見る人を釘づけにします。著者撮影著者撮影それもそのはず、毎年チンゲイパレードに出場するために世界各国から人々が集まり、この日のために練習を重ね、最高のパフォーマンスを見せるため、観客の期待を決して裏切りません。著者撮影日本からもツアーが組まれるほどの人気ぶり。今年は様々な国と地域の約120の団体が参加し、約8,000人のダンサーが出場。また会場を盛り上げるボランティアの数もとてつもなく多く2,000人以上。興味ある方は、ボランティアとして参加するもの醍醐味の一つ。毎年2月の旧正月は、是非チンゲイパレードで締めくくりましょう!著者撮影著者撮影こちらも合わせてCheck!国中が盛大にお祝い!シンガポール「チャイニーズ・ニュー・イヤー」
2016年03月08日バリ島スミニャックに2016年3月下旬、初のプリファード ホテルズ & リゾーツ、レジェンド・コレクションとなるリゾートホテル「KATAMAMA(カタママ)」が誕生する。赤いレンガで覆われた外観と木を基調とした内装は、バリの伝統的な建築がモチーフ。バリ島でも1、2位を争う人気ビーチクラブ「Potato Head Beach Club(ポテトヘッドビーチクラブ)」と隣接していることもあり、オープン前から話題のプロパティだ。豊かな緑に囲まれた赤いレンガ壁のリゾート©Katamamaバリ島のトレンドエリア、スミニャックに誕生する「KATAMAMA」は、インド洋を臨むPetitenget Beach(ペティテンゲット・ビーチ)に佇むリゾートホテル。赤いレンガの外壁と、バリ建築を彷彿させる木を多用した内装は、落ち着きのある趣を演出している。周囲を囲む熱帯雨林からは、南国らしい自然の生命力が感じられる。全室スイートルームの贅沢な客室©Katamama木のぬくもりと洗練されたムードを兼ね備えた客室は、全室スイートルームの計58室。Pool View SuitesやThe Katamama Suites、Garden Suitesなどを7つのタイプが用意されている。Rooftop Suitesでは、客室専用のルーフトップにアクセスし、インド洋の水平線を独り占めすることもできる。全てのタイプの客室にはプライベートバルコニーが付いていて、雄大な自然を肌で感じることができる。リゾートでは、スペインのユニークなタパスがいただける「MoVida」と、エントランスロビーフロアの「Akademi」の2つのレストランを楽しむことができる。ホテル周辺もアクティビティが充実©Katamamaリゾート周辺にはビーチはもちろん、ショッピングやダイニング、エンターテインメントの最先端スポットが点在。隣接する姉妹施設「Potato Head Beach Club(ポテトヘッドビーチクラブ)」に加え、ショッピングモール「Seminyak Square(スミニャック・スクエア)」やアートギャラリー「Nyaman Gallery」など、見どころが満載だ。バリのトレンド最先端エリアに誕生するKATAMAMA(カタママ)なら、最高にソフィスティケイトされた、贅沢で優雅なステイが期待できそう。
2016年03月08日©TRIPPING!ベトナムの人気都市ダナンのハン川に架かる「Dragon Bridge(ドラゴン・ブリッジ)」。その名の通り、龍をモチーフにしたこの橋は、ダナンを代表する観光スポットの一つ。毎週末に開催される、龍が火や水を噴くショーは必見!開通3周年を迎える巨大な橋©TRIPPING!今注目のビーチリゾート、ベトナム・ダナン市の中心に流れるHan River(ハン川)に架かる「ドラゴン・ブリッジ」 。全長666メートル、幅37.5メートル、全6車線という巨大な橋は、龍の形をしたフォルムで、ダナンの中でも圧倒的な存在感を放つ。なんと総工費は約100億円。2013年3月29日に開通し、間もなく3周年を迎える。大迫力!火と水のショー©TRIPPING!堂々と川をまたぐこの龍は、週末もしくは祝日の夜になると、なんとその口から突然炎と水を順番に勢いよく噴き出す。橋の上で観賞するとその炎の熱さが伝わってくるほどの迫力だ。水の勢いもかなりのもので、橋の上や見物人が水浸しになるほど。携帯やカメラなどを持参する場合は注意が必要だ。巨大な龍の口から勢いよく噴射される火と水は、ダナンの急速な発展を象徴するかのようにダイナミックで躍動的。ここを訪れる際は、ぜひ一度このショーを目撃したい。あの人気ビーチが身近に単なる観光スポットとしてだけでなく、交通面でも観光の発展を支える重要な役割を果たすドラゴン・ブリッジ。ダナン国際空港から市街地へのアクセス短縮をはじめ、US版フォーブス誌の「世界の綺麗なビーチ6選」に選ばれたMy Khe Beach(ミーケ・ビーチ)や、透き通るエメラルドグリーンの海水が魅力のNon Nuoc Beach(ノンヌック・ビーチ)などを有する、ダナン市東端のビーチへのアクセスも便利にし、観光産業にも大きな効果をもたらしている。開通当時より、地元民から観光客まで幅広く愛されているドラゴン・ブリッジ。市の中心を流れる川に堂々と聳える龍は、今後もダナンの発展を見守り続けていくのだろう。Dragon Bridge(ドラゴン・ブリッジ)・Fire and Water Performance(火と水のショー):土日祝21:00からこちらも合わせてCheck!知れば必ず行きたくなる!ベトナム「ダナン」がいまアツい理由
2016年03月07日©TRIPPING!ジョグジャカルタ市内から車で1時間半ほどの「Gunungkidul(グヌンキドゥル県)」には、熱帯のジャングルに多くの洞窟が潜んでいて、近年様々な洞窟アクティビティが人気を集めている。今回は、数ある洞窟の中でも、神々しい光が差し込む神秘的な洞窟「Jomblang(ジョンブラン)」をご紹介!長閑な村にあるジョンブラン洞窟©TRIPPING!ジョンブラン洞窟が位置するのは、グヌンキドゥル県の小さな村。山道を車で登り村へ到着したら、用意されている長靴に履き替えて、洞窟ツアーのスタートポイントへ。断崖絶壁を降下!©TRIPPING!スタートポイントでお目見えするのは、約60mの断崖絶壁。この崖を降りたところに洞窟へ繋がる道がある。急な展開に、一瞬たじろいでしまうが、ロープでしっかり体を固定してもらい、崖を降下する。©TRIPPING!スタッフである村人が、ゆっくりロープで降ろしてくれるので、恐怖心は消え、すぐに景色を楽しむことができる。30秒ほどで、崖下に到着。一度に最大20名程の人々がツアーに参加するので、人数が揃うまで待機。最後の1人が降り立ったら、いよいよ洞窟に向けて出発だ。熱帯ジャングルと洞窟を歩き進めると……©TRIPPING!©TRIPPING!ガイドを先頭に熱帯雨林を歩き始めると、ほどなくして洞窟の入口へ。©TRIPPING!真っ暗でひんやりとした洞窟を更に奥へ進むこと5分弱。いよいよ、光が差す絶景ポイントに到着だ!©TRIPPING!神秘的な光のシャワー©TRIPPING!洞窟の一番奥にお目見えするのは、頭上約50mから差し込む陽の光。洞窟の一部に穴が空いているおかげで出来た光のシャワーはどこか神々しく、訪れた人々のシルエットも神秘的に魅せる。©TRIPPING!幻想的な空間を十分に楽しんだら、ツアーガイドと共に来た道を戻り、ロープで崖を上げてもらい、ツアー終了。ジャワ料理のランチボックスが配られるので、昼食をとりながらゆっくり休憩。尚、休憩スペースには、シャワールームも完備されているので、汗を流し着替えることができる。©TRIPPING! 洞窟まで案内してくれるガイド洞窟入場時間には制限があるので注意!洞窟に光が射すのは、10:00から14:00の間だけ。洞窟に入るツアーは、12:00前には出発してしまうので、気をつけたい。ジョグジャカルタからの現地ツアーに参加するか、カーチャーターを利用する場合は事前に現地ガイドに確認をしてもらうのが安心だ。また、ジャングルや洞窟内は滑りやすく歩きにくい場所もあるので、動きやすい格好はもちろん、持ち物は最低限にし、リュックやショルダーバッグなど、両手があくバッグを持つことをおすすめする。冒険気分で、美しい絶景を目指すジョンブラン洞窟ツアー。アクティブにジョグジャカルタを楽しむなら、加えたいアクティビティだ。ジョンブラン洞窟(Goa Jomblang)・住所:Semanu, Gunungkidul, Yogyakarta, Indonesia・洞窟入場料金:Rp.500,000 ※2016年1月・含まれるもの:-ガイドによる洞窟ツアー-長靴レンタル-ランチBOX-シャワールーム利用
2016年03月07日著者撮影バンコクの南南東、車で1時間半ほどの場所にある港町シラチャ。以前は静かな港町だったのですが、近隣に工業団地があることから近年日本人居住者が急増、美味しい日本食を食べることができる場所も徐々に増えてきました。今回はシラチャならではの海の幸を満喫できる日本食店「おはな食堂」をご紹介させて頂きます。海が見える開放感たっぷりのレストランお店のすぐ隣が海という絶好のロケーションに位置する「おはな食堂」。海を眺めながら美味しい地魚を満喫、という贅沢な時間を過ごすことができるんです。日没前に入店すれば美しい夕陽を拝むこともできますよ。著者撮影店名の「おはな」はハワイ語で家族や家族の絆といった意味を持つそう。店内には心地よい日本語のレゲエが流れており、ゆったりとした雰囲気の中、心からリラックスして食事を楽しむことができます。大都会バンコクではなかなか味わえない非日常空間です。著者撮影 おすすめは新鮮な地魚を使ったメニューこちらのお店のオーナーは東京でも飲食店を経営しているということで、日本人にはお馴染みの居酒屋メニューが多数。著者撮影日本で長年慣れ親しんできた味を楽しめるということで、海外在住者にとっては非常にありがたいお店なのですが、個人的に一番おすすめしたいのは地魚を使用した、こちらのお店ならではのメニュー。地魚のみを使用した握りセットや刺身盛りは必食です。近くのサタヒップ沖で獲れた魚を使用しているため新鮮そのもの。これらのメニューは1,000円前後と価格設定も良心的なのが嬉しいです。著者撮影サタヒップ沖で揚がった新鮮な鯵で作られた「なめろう」も絶品!日本酒や白ワインと一緒にどうぞ。著者撮影バンコクからは車で1時間半程度離れた場所になりますが、こちらで食べる食事はバンコクではなかなか味わえないものばかり。タイで寿司や刺身というと意外な感じがありますが、日本から来た方にも是非味わって頂きたいメニューが多数のお店です。こちらも合わせてCheck!何を食べてもハズレなし!バンコクの人気シーフードレストラン
2016年03月05日photo:PIXTA東南アジア諸国連合(ASEAN)共同体が2015年12月31日発足した。加盟10カ国の人口は約6億2000万人。EUを上回る巨大経済圏の誕生に、多くの人々が旅行やビジネスの活発化を期待している。しかし、ASEAN共同体が描く道のりは平たんなものではなく、多く課題があるのも事実。そこで今回は、ASEAN共同体とはどのような枠組みなのか、そして共同体誕生で東南アジア域内の旅行がどう変わるのかに焦点を当ててみたい。そもそもASEAN共同体とはASEAN共同体とは、「経済」「政治・安全保障」「社会・文化」の3つの共同体からなる超国家的枠組み。経済ニュースで良く目にするASEAN経済共同体(AEC)とは、これら3つのうちの1つ(経済)のこと。AECが目指すのはASEAN域内を単一の市場・生産基地にすること。これを実現するためにASEAN先行加盟6カ国(インドネシア、シンガポール、マレーシア、ブルネイ、フィリピン、タイ)の域内関税の大部分を撤廃し、後発4カ国(カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム)でも2018年までに原則撤廃する見込みだ。©TRIPPING! シンガポール マリーナベイしかし、域内の経済格差がまだ大きく、シンガポールやマレーシアなどの高所得国が低所得国の経済を飲み込むとの懸念がある。最も所得ギャップが大きいのがシンガポールとカンボジアで、一人当たりGDPは約52倍の差がある。©ASEAN-Japan Centre カンボジアプノンペン「経済」「政治・安全保障」「社会・文化」の3つのうち経済が先行しており、「政治・安全保障」「社会・文化」に関する枠組みは今後具体化される見込みだ。社会・文化に関してはこのほどベトナムのグエン・タン・ズン首相が「ASEAN共同体」の一つ、社会文化共同体(ASCC)のマスタープランを承認したばかり(ベトナム通信)。同マスタープランでは2025年を達成目標年度としており、各省庁・機関、市・省などが年内に行動計画を策定する。ASCCは、社会の格差是正、福祉・サービスの平等、人材育成、国民の健康への脅威に対する公共力の強化などを目指す。「政治・安全保障」分野でもこれから具体的な施策が話し合われる予定だ。フィリピンとインドネシアのASEAN航空自由化批准がカギphoto:PIXTAASEAN共同体発足で域内観光が活発化すると期待されていた理由は、AEC発足に合わせて域内航空市場が自由化される計画だったからだ。しかし、フィリピンとインドネシアが航空自由化協定への批准を見送ったため、まだ実現していない。他の8カ国は批准している。航空自由化が実現すると、自国から他のASEAN諸国のすべての都市に乗り入れが可能になる。現在、フィリピンはマニラ以外の都市、インドネシアはジャカルタのみに乗り入れを限定している。©ASEAN-Japan Centre マニラマカティ地区ASEAN域内での乗り入れ自由化が達成された先には、完全な単一航空市場を創設する計画がある。この計画が実現すると、域内他国から域外国に就航したり、域内他国間で路線を運航したりできるようになる。完全な単一航空市場が実現すると、航空運賃の低価格化、サービス改善など旅行者への恩恵は大きい。フィリピンとインドネシアが批准を見送った理由は、セキュリティ上の問題に加え、競争激化で自国航空会社が影響を受けるというもの。こうした問題への対処枠組みを作り、懸念を払拭するのが、批准の促進につながるはずだ。日本人旅行者の東南アジア人気や、東南アジアからの訪日需要の高まりを考慮すると、単一航空市場の創出で日本ー東南アジア間の路線が一気に増えることも考えられる。そうなると東南アジアがより身近になり、旅行をする機会も増えることになるだろう。(text : 細谷 元)ビジネスコラム「アジBiz ~1分で読める東南アジアのビジネス情報」>その他の記事はこちら
2016年03月04日