TRIPPING!がお届けする新着記事一覧 (13/40)
2016年が明けてから既に1ヶ月以上も経ってしまったのか!と時の早さに驚くばかりの筆者ですが、中華系シンガポーリアンにとってはこれからが新年の始まり。そう、2月8日からチャイニーズニューイヤー(旧正月)が始まります。シンガポールでは中華系民族が全体の80%を占めるので、新暦の1月1日よりも旧正月のほうが重要視される傾向があります。我が家の近所にある小学校では、朝7時から大きな掛け声でダンスの練習をしていたり、近所の至る所でライオンダンスがお目見えしたり、カラオケ大会が催されたり、新暦のお正月とは比にならないくらい盛り上がっています。旧正月の挨拶周りで持参する必需品お正月ムード真っ只中のシンガポールですが、元旦は家族とゆっくりと過ごしたり、親族の家に訪れたりするのが一般的だそうで、その時に持参するものがいくつかあります。マンダリンオレンジ旧正月に親戚や友人宅に訪れる際にマンダリンオレンジを2個贈り合う風習があります。柑橘の「橘」の俗字が「柑」で、「金」と同じ発音だということから、オレンジは金運をもたらす縁起物だとされています。紅包(アンパオ)紅包(アンパオ)は、日本で言うお年玉。真っ赤なポチ袋の中にお金を入れて、年長者が子供や独身の方に渡します。どちらもお金にまつわる縁起物ですね。ちなみに、以前住んでいた香港でも紅包の習慣はありましたが、柑橘系の植木を飾ることはあってもマンダリンオレンジを交換する習わしはありませんでした。同じ中華系民族でも地域によって違いがあるのですね。旧正月に欠かせないBak kaw(バクワ)とは?縁起物ではありませんが、忘れてならないのはBak kaw(バクワ)。旧正月の訪問客に振る舞ったり、家族で楽しんだり、贈り物として活躍したりと、旧正月には欠かせないバクワ。バクワとは、ジャーキーに似たもので、干したお肉を甘めの調味料に漬けて炭火で炙ったもの。お肉のスナックといったところでしょうか。シンガポーリアンに人気のバクワ店「Lim Chee Guan(林志源)」シンガポールにはバクワのお店がたくさんありますが、その中でもシンガポーリアンが一押しするのは「Lim Chee Guan(林志源)」。チャイナタウンの2店舗とオーチャードのIONの計3店のみという小規模展開のお店。旧正月前となるとそれはそれは爆発的な行列ができる、まさに「King of バクワ」なのです!見てください。この行列!旧正月前は平日でも3~4時間ほど並ばないと買えない人気店なのです!こんなに並んでまで食べたいバクワってどんなものなんだろう…と気になりますよね!?根性で並びました!と言いたいところですが、とてもじゃないけど子連れでは無理…と諦めていた時に、運良くシンガポーリアンの方に贈り物として頂いてしまいました!!一番メジャーな「BBQ Beef(牛肉乾)」。他店に比べて甘さは控えめで上品な味付けとでも言いましょうか。そして、何と言ってもお肉がソフト!他店よりも圧倒的に柔らかいと感じました。バクワを食べ慣れているシンガポーリアンも舌鼓を打つわけです。きっと小規模展開な点もシンガポーリアンの心を掴む要因となっているのかもしれませんね。バクワは現地で味わうべし。林志源のメニューはこちら。種類が豊富で何をオーダーするか迷いますね。残念ながら日本へのバクワの持ち込みにはシンガポール政府発行の検疫証明書が必要(=基本的には持ち込みNG)となるため、現地でお試しされることをお勧めいたします。ちょっと甘めのジャーキーですが、ビールのお供にどうぞ。きっとこの甘さが旅の疲れを癒してくれるはずです。
2016年02月05日©TRIPPING!現在もジョグジャカルタの王族が暮らす王宮「クラトン」。インドネシアの伝統とヨーロッパ文化が融合したジャワ建築の最高傑作とされ、その一部は博物館として多くの調度品や楽器、バティックの衣装などが展示されている。ジョグジャカルタの生きた歴史と文化を目の当たりにできる貴重なスポットだ。歴代君主の住む王宮©TRIPPING!ジャワ島中心部の南岸に位置する都市ジョグジャカルタ。その中心に位置する王宮「クラトン」は、ジョグジャカルタを統治する歴代のSultan(スルタン、君主)の住居として1790年に完成した。インド洋を背景に、メラピ火山に向かって北向きに伸びるマリオボロ通りの端に位置している。ここには現在もSultan Hamengku Buwono X(ハメンクブウォノ10世)が住まうが、一部は博物館として一般に公開。定期的に宮廷舞踊や民族音楽などの伝統芸能が上演される、ジョグジャカルタを代表する観光スポットの一つだ。©TRIPPING!博物館ジャワ建築の最高傑作©TRIPPING!都会の喧騒が嘘のように、ひっそりと穏やかな時間が流れるクラトン内。入場チケットに含まれているガイドツアーに参加すれば、優雅な王族の暮らしを垣間見ることができる。ガイドツアーで始めに案内されるのが、かつて王族や軍の公式の集会場所であったパビリオン。見事な彫刻が施された柱が印象的なオープンエア構造で、現在では伝統芸能を上演する舞台として使用されている。その後ろには「Elevated Ground」と呼ばれる、いわゆる「戴冠式場」が。新たに王位を受けるスルタンの緊張感が伝わってくるよう。そして最も印象的なのが「Bangsal Kencono(金の王座のパビリオン)」。屋根は赤いヒンドゥー様式で飾り付けられ、金色で仏教の蓮の花が描かれる。柱には緑色と金色のアラビア文字でコーランを引用。あらゆる宗教や文化が融合したこの建築は、多様性を特徴とするジャワ建築の最高傑作の一つと言われている。©TRIPPING!王宮の南側と東側には多目的ルームがいくつかあり、その中には、朝のティータイムの準備をする専用の部屋がある。運が良ければ、スルタンのために女中たちがせわしなく準備に取り掛かる様子を見学できるかも。あちらこちらで見受けられる馬車は、ほとんどがヨーロッパ製で、オランダのパトロンから贈答されたもの。中には、亡くなったスルタンの棺を墓地まで運ぶ特別な役割を持つものまであるそうだ。見学は午前中に©TRIPPING!クラトンでは、ガムラン演奏や伝統舞踊が毎日上演され、各月の最終日曜には影絵劇のパフォーマンスも。午後になると閉館し、伝統的な衣装を身にまとった女性たちが、お清めの水と花を柱にかけてまわる。ゆったり見学するには午前中の早い時間がおすすめだ。©TRIPPING!クラトンを訪れる際は、節度を心掛けた服装が求められ、念のため帽子などの被り物は取るなど、神聖な場所であることを意識したい。©TRIPPING!王宮で働く男性はバティックの衣装で正装歴代君主の栄華と生きた文化を感じることができる数少ないスポット、クラトン。そこには多様な宗教と文化が融合する、独自の世界が息づいている。The Kraton(クラトン)・営業時間:8:30~12:30(日-木)8:30~11:00(金-土)・アクセス方法:マリオボロ通り中心からタクシーで5分程
2016年02月04日シェムリアップの人気サーカス団「ファー」が、2016年1月15日に移転。敷地も拡大し設備も更に充実する新天地で、ますますパワーアップする彼らのパフォーマンスから目が離せない!新感覚のサーカス団©Phare, The Cambodian Circus2013年2月、シェムリアップの世界遺産「アンコール遺跡群」エリアでスタートした「Phare, The Cambodian Circus(カンボジアンサーカス団「ファー」)」。赤いテントが目印の劇場「Big Top」では、生演奏に合わせた曲芸やアクロバティックな技が飛び出す新感覚のサーカスショーが、夜な夜な繰り広げられる。©Phare, The Cambodian Circus実はこのサーカス団、内戦時に難民キャンプにいた青年たちが、暗い雰囲気に沈むカンボジアを明るく照らそうとフランスの支援を受けて始めたもの。「ファー」の団員達は、Battambang(バッタンバン)にあるNGO(非政府組織)の芸術学校「Phare Ponleu Selpak (PPS)」を通して技術を学んでいる。ここで学んだ芸術を表現する場として「ファー」があり、そこで、演劇や音楽、ダンス、モダンアートなどを融合させた彼ら独自のエンターテインメントショーが生み出されているのだ。いわゆる「サーカス」の枠に捕らわれないストーリー性のある新感覚のパフォーマンスは、地元の人々から観光客まで老若男女を魅了。創設から数年というわずかな期間で多くのファンを獲得してきた。充実した新施設©Phare, The Cambodian Circusそのサーカス団が選んだ新天地は、シェムリアップの乗馬施設「Happy Ranch(ハッピーランチ)」のお隣、Ring RoadとSok San Roadの交差点にある Svay Dangkom Village。2015年夏から新劇場の工事がスタートし、2016年1月16日にオープンした。新しい劇場では、衣装倉庫や楽屋、リハーサルスペースはもちろん、もともとあったカフェ「Phare Café」や、雑貨店「Phare Boutique」も拡大。©Phare, The Cambodian Circus「今までの場所は借地だったが、応援してくれるファンやスポンサーの皆さまのお陰で、今回この土地を持つことができた。これからはこの場所に根をはって、安定したパフォーマンスを届けたい」とDara Hout氏(The Cambodian Circus最高責任者)。ハード面も充実し、ますますパワーアップする「ファー」。彼らの情熱的なパフォーマンスから今後も目が離せない。
2016年02月03日©TRIPPING!バリ島の必食メニューといえば、「ナシチャンプル」がその一つ。ナシ(Nasi)=ご飯、チャンプル(campur)=混ぜる という意味をもつローカルフードは、大皿の上にご飯と複数のおかず、サンバルソースを盛って食べる、言わばインドネシアの“定食”だ。レストランやホテルでも注文することができるが、あえて島内に点在するワルン(食堂)で食するのも旅の醍醐味。レストランやホテルでは、皿の上にご飯と決められたおかずが乗った状態でサーブされることが多いが、ワルンでは何種類ものおかずが並べられたショーケースから好きなおかずを選んで、その場で皿に盛ってもらうスタイルが一般的。ローカルにも在住外国人にも人気の「Warung Kolega(ワルン・コレガ)」©TRIPPING!今回ご紹介するのは、クロボカンエリアに位置するワルン「Warung Kolega(ワルン・コレガ)」。地元の人にも、在住外国人にも支持されている人気店だ。ジャワ島から移住した店主がつくるジャワのおかずの数々は、しっかりと味がついていてご飯がすすむものばかり。おかずのほとんどがNO MSG(化学調味料不使用)であることも人気の理由。©TRIPPING!オーダー方法をチェック!まずは、ショーケース右手のカウンターで、ご飯をオーダー。ご飯は、ウコンで色づけされた黄色いごはん、赤米、白米の全部で3種。汁もののおかずを多く注文したい場合は、水分の少ない赤米がおすすめだそう。©TRIPPING!その後、ショーケースへ進み、好きなおかずを選びながら進んで行く。“指差し”OKなので安心だ。ショーケースを進んでいくと最後に、合計金額が記されたカードが渡されるので、それを持って支払いをするという流れ。©TRIPPING!味も値段もローカル向けにこだわる同店©TRIPPING! 串付きのチキン・サテから時計回りに「イカのブラックソース炒め」「ゴーヤの炒め物」「テンペの揚げ物」「サンバルソース」「ジャワ風コロッケ」ワルン・コレガは味も値段もローカル向けにこだわっているのも人気の理由。ご飯におかず5点ほど選んでも料金は350円程で、お腹一杯食べることができる。見た目とは裏腹に、日本人の口に合うおかずが多いのも嬉しいポイント。©TRIPPING!尚、インドネシアのローカルフードのひとつ「ソト・アヤム(鶏のスープ)」(白米付きでRp.27,000=約230円)も人気。Warung Kolega(ワルン・コレガ)・住所:Jl. Petitenget No.98 A, Kerobokan – kuta・電話:(+62)361-4732 480・営業時間:9:00~20:00(日休)
2016年02月03日アンコール・ワットの夜明け photo:世界遺産イェーイ!さて、今回は東南アジアの至宝アンコール・ワットを有するカンボジア、そして2014年に国として初めての世界遺産が登録されたミャンマーを取り上げます。カンボジアには、「アンコールの遺跡群」とタイとの国境近くにある「プレア・ビヒア寺院」の2件の世界遺産があります。ミャンマーの世界遺産は1件で、ミャンマーの先住民ピュー族の繁栄を伝える古代の遺跡が登録されています。アンコールの遺跡群 (文化遺産)登録基準:「人間がつくった傑作」、「文化交流」、「文明の証拠」、「建築技術」アンコール・トムのバイヨン寺院 photo:世界遺産イェーイ!「アンコールの遺跡群」は、9~15世紀にかけて繁栄したクメール人の王国、アンコール朝の繁栄を伝える都市遺跡で、600を超える遺跡が世界遺産として登録されています。その中でも最も有名なものがヒンドゥー教の寺院アンコール・ワット!クメール美術の最高傑作と称されており世界中の観光客を魅了しています。そして外せないのが都市遺跡アンコール・トムの中にあるバイヨン寺院!優しいクメールの微笑みをたたえる仏像の四面塔が有名です。木々の生命力を感じる「タ・プローム」 photo:世界遺産イェーイ!アンコール・ワットはヒンドゥー教、アンコール・トムは仏教(大乗仏教)となっていますが、長い年月でみると両宗教で混在して使われていたようです。このように宗教に対して寛容なのがカンボジア、そして東南アジアの世界遺産の特徴でもあります。密林に埋もれたままの姿のベン・メリア photo:世界遺産イェーイ!実は私は過去に3回アンコールを訪れているのですが、毎回まわりきれない寺院があって残念な思いをしています。とにかく見どころ満載で時間がいくらあっても足りないのです!後ほど紹介するカンボジアのもう一つの世界遺産「プレア・ビヒア寺院」に、今後世界遺産に登録されるかもしれないと噂の「ソムボー・プレイ・クック」なども加わり、シェムリアップの日々はますます忙しくなりそうです!・アクセス現在カンボジアへの直行便はないので、ベトナムのホーチミンかハノイ、タイのバンコク、シンガポール、韓国などを経由することになる。人気のベトナム経由だと日本からホーチミンまで飛行機で約7時間。ホーチミンからシェムリアップまで飛行機で約1時間。アンコール・ワット、アンコール・トム、タ・プロームなどはシェムリアップ市内からタクシーで約30分前後。ベン・メリアなど郊外の遺跡は市内から約1時間~1時間半。プレア・ビヒア寺院(文化遺産)登録基準: 「人間がつくった傑作」photo:ひさほ ゆうカンボジアで2番目に登録された世界遺産「プレア・ビヒア寺院」は、タイとカンボジアの間にあるダンレック山地の頂上、高さ約600mの崖の上に6世紀頃に建てられたヒンドゥー教の寺院です。photo:ひさほ ゆう5つの塔門が800mに渡って一直前上に配置されています。山頂へ向けて階段を登りながら観光して行きます。登るのは大変ですが、山頂からは素晴らしい絶景が見られますよ!photo:ひさほ ゆう長年カンボジアとタイとの領有権問題で緊張状態が続いていましたが、近年少しずつ緊張が和らいできています。シェムリアップから日帰りもできるので、アンコール遺跡とはまた違ったヒンドゥーの秘境な遺跡の観光もいかがでしょうか!アンコール遺跡群のひとつ「ベン・メリア」と「プレア・ビヒア寺院」を一緒にまわる日帰りのツアーもあります。事前に情勢の確認は忘れないようにしましょう!・アクセスシェムリアップからプレア・ビヒア寺院まで車で片道3時間~4時間。シェムリアップの現地旅行代理店などでツアーに申し込むと、シェムリアップのホテルへの送迎もついて便利。ピュー族の古代都市群(文化遺産)登録基準: 「文化交流」、「文明の証拠」、「建築技術」スリ・クシュトラにある「ボーボーヂー・パヤー」 ©ASEAN-Japan Centreミャンマー中部にある「ピュー族の古代都市群」は紀元前200年頃から9世紀にかけて1,000年以上栄えたピュー王国の遺跡です。「スリ・クシュトラ」、「ベイタノー」、「ハリン」の3つの都市遺跡が世界遺産として登録されています。いずれもレンガ造りの城塞の中に王朝の宮殿後やストゥーパ(仏塔)などが残されており、約2,000年前に東南アジアに仏教が伝来したことを示す貴重な遺跡です!ミャンマーにはピュー族の遺跡以外にもゴールデンロックや、バガンの寺院など魅力的な観光地が満載です!現在成田からヤンゴンまで毎日直行便(約8時間)が飛んでいて実はアクセス良好な国ミャンマー。またタイのバンコクからヤンゴンまでは1時間20分と近いので、LCCなどを利用して安く行くこともできますよ!・アクセス成田からヤンゴンまで直行便で約8時間。それぞれの遺跡への行き方は以下の通りです。-スリ・クシュトラヤンゴンからピイまで列車やバスで約6時間~7時間。ピイからタクシーなどで約30分。-ベイタノーネーピードーからタクシーをチャーターして片道約3時間30分。-ハリンマンダレーからシュエボーまでバスで約3時間。シュエボーからバイクタクシーなどで約1時間。※記事中の情報は、全て2016年1月現在のものです。(参考文献:『すべてがわかる 世界遺産大事典 <上・下> 世界遺産検定公式テキスト』、『きほんを知る世界遺産44 世界遺産検定4級公式テキスト』、『地球の歩き方』、『るるぶ』】4年間世界遺産巡りの旅をした夫婦「世界遺産イェーイ!」のコラムその他の記事はこちら>
2016年02月02日©TRIPPING!バリのリゾート地スミニャックから車で北へ20分。チャングー・ビーチは、昔ながらのバリの漁村暮らしの雰囲気を残しつつ、近年お洒落なホテルやヴィラ、カフェなども充実してきた新しいビーチスポット。のんびりとしたステイを楽しみたい人におすすめだ。ゆったりとした時間の流れるビーチ©TRIPPING!クタの北部に位置するCanggu Beach(チャングー・ビーチ)。レギャン・ビーチに程近く、道路事情の変化からアクセスも便利になり、今注目度が急上昇中。「CNN世界ベストビーチ100」の39位に選ばれた美しい海岸は、黒砂が特徴で波はやや高め。2004年にはIndonesia Surfing Championship(ISC)も開催したほどのサーフスポットで、地元サーファーにも人気のビーチだ。サーフィンをやらなくとも、波に果敢に挑むサーファーを眺めているだけでも楽しめる。©TRIPPING!クタ・ビーチやレギャン・ビーチに続く、次のビーチスポットとしてリゾート化が進むチャングー・ビーチ。その一方で、バリの漁村の素朴な暮らしも垣間見ることができる。ほどよく力の抜けたゆったりと流れる時間が、日頃の疲れを癒してくれるだろう。こなれた雰囲気が漂う人気のエコー・ビーチ©TRIPPING!チャングー・ビーチの中でも最も人気があるの場所が、南端のEcho Beach(エコー・ビーチ)。近年、ホテルやレストランなどが増え始めた、知る人ぞ知る穴場スポットだ。家を丸ごと貸し切ることができるレンタルハウスや、ヴィラ、カフェなどが続々と誕生し、お洒落サーファーや欧米系の観光客、バリ好きのリピーターなどで賑わっている。どこかこなれた雰囲気が漂う、今バリで最もホットなスポットの一つ。エコー・ビーチ近くのカフェを併設したショップ「Deus Ex Machina」 ©TRIPPING!サンセットの美しさで有名なタナロット寺院も車ですぐで、ここから拝む夕日の美しさは言うまでもない。夕日を眺めながらバーベキューも楽しむ観光客の姿も。©TRIPPING!チャングー・ビーチまではスミニャックから車で約20分、タナロット寺院から25分。賑やかな地区から一歩足を伸ばして、美しい海岸ののんびりとした時間に身を委ねてみては?Canggu Beach(チャングー・ビーチ)・アクセス方法:空港から車で45分、スミニャックから約20分、タナロット寺院から25分。
2016年02月01日日本はバレンタインに向けてラブリーな商品が多数並んでいるかと思いますが、タイのスタバは今、チャイニーズニューイヤーに向けて赤一色となっています。そこでひときわ目立っているのが、スタバで良く見かけるクマちゃん「スターバックス ベアリスタ」。チャイニーズニューイヤーズに向けて装いを新たに。サルに変身です!熊だけどサル。着ぐるみを来て出迎えてくれるので、この時期にタイのスタバに行ったらチェックしてみてください!
2016年01月31日©TRIPPING!バリ島の中西部タバナン県の海岸に浮かぶヒンズー寺院「タナロット寺院」。干潮時には寺院まで歩いて渡れ、大勢の観光客で賑わう。夕暮れどきに海に浮かび上がる寺院のシルエットは、息をのむほど幻想的。バリを代表する観光スポット境内の入口にある門 ©TRIPPING!バリ島の南側、インド洋に面する海岸から300メートル沖に浮かぶのは、バリ島6大寺院の一つに数えられるヒンドゥー教寺院「Pura Tanah Lot(タナロット寺院)」。タナロットとは、バリ語で「Tanah=岩や土地」、「Lot=南や海」という意味。その名の通り、周りを海に囲まれた岩の上に佇んでいる。境内の高台から望む寺院 ©TRIPPING!干潮時には寺院までが陸続きになり、歩いて渡ることができる。この珍しい立地と共に魅力なのが、サンセットの圧倒的な美しさ。夕暮れ時はこの幻想的な寺院を一目見ようと、世界中からの観光客が押し寄せる。参拝客や観光客の安全のため、ライフセーバーも常駐 ©TRIPPING!タナロット寺院の伝説©TRIPPING!この寺院にまつわる伝説は、16世紀までさかのぼる。ジャワ島のニラルタという高僧がヒンドゥー教布教のためにこの地を訪れた際に、この海岸の美しさに心を惹かれ、「この場所こそ海の神を祀るのにふさわしい」と布教活動を始めた。しかし、別の宗派の指導者により、すぐさまこの地を追われることに。その際、念力で持ちあげた岩を海の中へ投げ入れ、村人たちにこの岩の上に寺院を建立するよう命じたニラルタ。持っていたショールも念力でウミヘビに変え、寺院の守り神としたと言われている。現在もウミヘビは海岸の洞窟に生息しているそう。参道はお店が充実©TRIPPING!寺院の参道は観光地化が進み、お土産店や飲食店が充実。伝統工芸品やバリのサロン(バティック)、帽子やTシャツ、アクセサリーなどの土産物店から、軽食やドリンクの屋台まであらゆるお店が立ち並び、参道はとても賑やかな雰囲気。一方で、寺院の建物内部はバリの正装をした厳格なヒンドゥー教徒しか入ることが許されない神聖な場所。付近を訪れる際は、礼節ある服装を心掛けたい。タナロット寺院へは、クタエリアから車で約40分、ウブドエリアから約1時間10分。一日として同じ顔を見せない美しいサンセットとタナロット寺院の幻想的な世界へ、ぜひ一度足を運んでみては?夕暮れ時のタナロット寺院 ©ASEAN-Japan CentrePura Tanah Lot(タナロット寺院)・アクセス方法:クタエリアから車で約40分、ウブドエリアから約1時間10分。・拝観料:Rp.30,000(駐車場は車1台につきRp.5,000)※2016年1月現在
2016年01月29日近年「住みたい国No.1」としてテレビでも度々特集が組まれるマレーシア。名前は知っていても、実際マレーシアの歴史や文化を知っている人は少ないのではないでしょうか。今回は、クアラルンプールに来たら是非立ち寄ってほしい、マレーシアについて気軽に学べるスポットをご紹介します。Kuala Lumpur City Gallery(クアラルンプール シティギャラリー)マレーシアの独立記念の象徴「ムルデカ・スクエア(独立広場)」のすぐお隣、巨大な「I Love KL」のモニュメントが一際目を引く「Kuala Lumpur City Gallery(クアラルンプール シティギャラリー)」。マレーシアの定番土産でもある木彫アートのお店「ARCH」が運営しているギャラリーです。入館の前に忘れてはいけないのが、真っ赤な巨大モニュメント「I Love KL」前での記念撮影!クアラルンプール観光で欠かせない写真スポットで、この日も観光客の列ができていました。ギャラリー内にはマレーシアの年表やモスクの模型などが展示されていて、マレーシア独立の歴史を学ぶことが出来ます。館内は、ツーリストインフォメーション、ギャラリー、ARCH製品を扱うショップとカフェが入っています。中でも40×50フィートのジオラマにプロジェクションマッピングを使った「The Spectacular City Model Show」は見る価値あり!KLの街並みを再現した模型に映し出される映像と音のショーは、子供から大人まで楽しめて見応えたっぷりですよ♪この辺りは、英国統治時代に造られたヘリテージ建築が立ち並ぶ異国情緒あふれるエリアで、ギャラリーの2階からは「ムルデカ・スクエア」と「スルタン・アブドゥル・サマド・ビル(旧連邦事務局)」、奥にはKLタワーを眺めることができます。ギャラリーへの入館料は5RM(約140円※)かかりますが、ショップで5RM分のvoucherとして使えるのだとか。実際にARCHの製造工程製品を見学する事も出来るので、旅の記念に何か欲しくなってしまうはず。マレーシアの歴史を学べて、記念撮影も出来て、お土産まで買えちゃう…一度で三度美味しいスポット。是非訪れてみて下さいね♪※2016年1月27日現在の為替レートに準じます。
2016年01月29日ここで生まれる出会いもあったりして。シンガポールのThe Coffee Bean and Tea Leaf では、こんな試みが。Let’s SHARE the tableひとりでコーヒーを飲もうとカフェに来たものの、四人掛けの大きな席しか見つからず、ちょっと気がひけるなぁというときに、このカードをテーブルに置く。これは「あなたがよければ私は構わないので席をシェアしましょう」というサイン。まだまだカフェ不足のシンガポールでは、週末はどこもカフェがいっぱいで、このカードなんてあってもなくても、どんどん横に座ってきちゃうので、必要ないのではとも思うけれど、そういう土壌だからこそ、余計に馴染むのかも。The Coffee Bean and Tea Leaf は、1963年にアメリカのロサンゼルスで始まったコーヒーチェーン店で、東南アジアはフランチャイズとして展開。東南アジアではベトナム、フィリピン、マレーシア、カンボジア、シンガポール、そして、2015年4月に日本の日本橋にも第一号店がオープンし、2016年1月には埼玉県羽生市には第9号店がオープン。※詳しくはこちら東南アジアに展開しているすべての店舗でWi-Fiが無料で使えるので、旅行中に一休みしたくなったら是非訪れてみては?
2016年01月28日©PARKROYAL Yangon hotel“アジアのラストフロンティア”と言われるミャンマー。ロマンティックでミステリアス。そんな魅惑の仏教国に、世界中のトラベラーが熱い視線を送っている。ミャンマーの旧都であるヤンゴンは、ここ数年、インターナショナルホテルチェーンをはじめとするワールドクラスのホテルが続々とオープンし、観光地としてのインフラも急速に整い出している。ミャンマーは初めてという人が多いはずなので、ここは安心して快適に過ごせる外資系大手ホテルチェーンを選びたい。そこで今回の「MY HOTEL CHOICE」では、ヤンゴンの中でも、選りすぐりのワールドクラスの外資系ホテルチェーンをピックアップ。1. Sule Shangri-La, Yangonスーレー シャングリ・ラ ヤンゴン©SHANGRI-LA HOTELS & RESORTSスーレー・パゴダやボージョーアウンサンマーケットなど、ヤンゴンの主要観光名所に程近い繁華街の中心部に、エレガントなムードをたたえた一軒のラグジュアリーホテルがある。香港に本拠地を置き、アジア太平洋地域を代表するラグジュアリー ホテルグループであるシャングリ・ラ ホテルズ&リゾーツが運営する5つ星ホテル「スーレー シャングリ・ラ ヤンゴン」に一歩足を踏み入れてみれば、ヤンゴンの街の賑やかな雑踏とは別世界。アジアや中東の主要都市、中国の観光地やフィジーなどのリゾート地に95のホテルとリゾートを展開するシャングリ・ラ ホテルズ&リゾーツは、都会のど真ん中でも、オアシスのようなリゾート空間でくつろげる、極上のホテルエクスペリエンスを提供する。そのブランドスピリッツは、ヤンゴンでも健在。©SHANGRI-LA HOTELS & RESORTS広々としたゲストルームとスイートが合計479室。窓からは歴史あるヤンゴンの街並みや緑豊かな樹木、輝くパゴダが望める。こんなシティービューはヤンゴンでしかお目にかかれない。室内にはモダンなインテリアと高級感あふれる調度品、各種アメニティも完備。バスルームも広々としていて、居心地は申し分ない。©SHANGRI-LA HOTELS & RESORTSシグネチャーレストランの夏宮では、ランチタイムに人気の飲茶や新鮮なシーフード、アラカルトメニュー、バンケットディナーコースまで、本格的な広東料理を楽しめる。せっかくミャンマーに来たのだからローカルなミャンマー料理にトライしたい!と思えば、ロビー階にあるカフェスーレーの朝食ビュッフェへ足を向けてみて。------------------------*宿泊料金:一泊USD 190~*部屋数:479室住所:#223 Sule Pagoda Road, G.P.O. Box 888, Yangon, MyanmarTEL: (+95)1 242 828Email:ssyn@shangri-la.com PARKROYAL Yangon hotelパークロイヤル ヤンゴン ホテル©PARKROYAL Yangon hotelアジアとオーストラリアの主要都市に、開発中を含め17のホテル、リゾート、サービススイートを擁するパークロイヤル ホテルズ &リゾーツが、ヤンゴンの中心街に構えるのが、地元でも老舗高級ホテルとして知られる「パークロイヤル ヤンゴン」だ。ローカルな伝統、地域性を大切にしつつも、ワールドクラスの洗練されたホテルエクスペリエンスを提供する。フレンドリーなムードのスタッフによるホスピタリティなど、気取りのない居心地の良さにも定評があるホテルチェーンだ。©PARKROYAL Yangon hotel「パークロイヤル ヤンゴン」は、ヤンゴン観光の拠点としても最適なロケーションに位置している。2,600年の歴史を誇るシュエダゴン・パゴダや有名なボージョーアウンサンマーケットなどヤンゴン観光のハイライトとなる観光スポットをはじめ、地元の人々で賑わう食べ物横町、昔ながらの市場、そしてモダンなショッピングスポットなど、ヤンゴンの楽しみ方は多彩。ローカルに詳しい受付カウンターのスタッフによる口コミも頼りになるはず。公共交通機関「バス カー」に乗って街中散策へ繰り出して。©PARKROYAL Yangon hotel大手外資系ホテルへステイするなら、食事のクオリティも保証されているので安心。「パークロイヤル ヤンゴン」では、ミャンマーチキンカレーといった地元の味覚も美味と評判。その他、西洋料理ビュッフェ、中華レストラン、日本料理店など豊富なダイニングチョイスを用意。ザ・ミュージッククラブでは、カクテルを片手に賑やかなダンスフロアで楽しいひと時を過ごして。------------------------*宿泊料金:USD 190~ (税5%、サービス料10%別)*部屋数:334室住所:33 Alan Pya Phaya Road,Dagon Township, Yangon, MyanmarTEL:(+95)1 250 388Email:enquiry.prygn@parkroyalhotels.com Novotel Yangon Maxノボテル ヤンゴン マックス©Accorhotels「ノボテル ヤンゴン マックス」は、フランス・パリを拠点に94カ国で約3800ものホテルを展開するホテルチェーンで、ヨーロッパのトラベラーの間では、その名を知らない人はいないというほどの知名度と規模を誇るアコーホテルズが運営する一軒だ。©Accorhotels「革新的なホテル」を意味する「ノボテル」は、アコーホテルズが展開するホテルの中でも、世界中のどんな場所でもワールドスタンダードを提供するミッドスケールクラスのホテルブランド。ビジネスやファミリーでのレジャー、カジュアルな女子ひとり旅にも使えて、日本人も安心して利用できる便利さが魅力。「ノボテル ヤンゴン マックス」は、ヤンゴン国際空港から車で20分、ヤンゴン市街の北郊のミャンマー最大のショッピングモール、ジャンクション・スクエアから歩いてすぐにロケーションしていて、ヤンゴンのダウンタウンを満喫するのにもぴったり。©Accorhotels最も好印象なのは、ホテルの設備の清潔感。ホテルがキレイだと旅へのモチベーションもおのずと上がる。ミャンマー風のアレンジを加えたスタイリッシュなゲストルームに、機能的な最新設備を備えたゲストルームやフィットネスセンター、アーバンリゾートらしい屋外プールとプールサイドバー、屋外テニスコート、3 軒のレストラン、4 軒のバー・ラウンジは、いずれも新しくスタイリッシュ。------------------------*宿泊料金:HPを確認*部屋数:420室住所:459 Pyay Road, Kamayut Tsp,PO BOX 895,Yangon, MyanmarTEL: (+95)1 230 5858Email:H9045-RE@accor.com Chatrium Hotel Royal Lake Yangonチャトリウム ホテル ロイヤルレイク ヤンゴン©Chatrium Hotels & Residencesヤンゴンの中心に位置するガンドージ湖のほとりに佇む、コロニアル調の優雅なエクステリアを持つ5つ星ホテル「チャトリウム ホテル ロイヤルレイク ヤンゴン」は、ヤンゴンでも有数のラグジュアリーホテル。街の喧騒から離れて、緑豊かな水辺の静かな環境の中で、神秘の国・ミャンマーに流れる、ゆったりとした時間に身を任せることができる。©Chatrium Hotels & Residencesチャトリウムグループは、微笑みの国タイの最上級のおもてなしを提供したいというブランドコンセプトのもとに誕生し、ヤンゴン以外に、タイ・バンコクに4つのホテルと1か月以上の長期滞在用のサービスアパートメント1軒を有しているホテルグループ。いずれもビジネスから、レジャー、女子旅に至るまでの幅広いニーズに応えるハイグレードなホテルを揃える。豪華な内装の広々としたゲストルームには、シックでコージーなインテリアや調度品が配され、高級ホテルならではの洗練された居心地の良さを感じさせる。ホテルの自慢は部屋から望める湖の朝夕のドラマティックな景色。サンセットテラスへ行き、心行くまで夕日の時間を過ごしてもいい。Chatrium Hotels & Residences館内には6つのレストランとバー、ネミタ・スパ、ビーチスタイルのプールなど、リゾート気分を盛り上げる要素をフル完備。特に南国の木々に囲まれたプールは、さすがタイを本拠地とするリゾートチェーンだけあって優雅なムード満点。おいしいカクテルやジュースを飲みながら、何もしない贅沢な時間を楽しんで。------------------------*宿泊料金:一泊 17543円~*部屋数:342室住所:40, Natmauk Road, Tamwe Township,Yangon 11211, MyanmarTEL:(+95) 1 544 500Email: info.chry@chatrium.com Governor’s Residenceベルモンド ガバナース・レジデンス (ミャンマー、ヤンゴン)©BELMOND HOTELS人生一度は訪れたいと思わせる絶景が点在するミャンマー。一生の思い出に残る旅をグレードアップさせるなら、ステイ先をワンランクアップさせてみてはいかが?本連載のホテルセレクトからは少々値が張るものの、番外編としてぜひご紹介したい一軒が、「ベルモンド ガバナース・レジデンス」だ。世界中に45軒のラグジュアリーホテル、豪華列車、リバークルーズを展開し、夢のような景勝地や、エキサイティングな体験を約束する観光地へいざなうベルモンドが運営する「ベルモンド ガバナース・レジデンス」は、まさにミャンマーにおける夢のようなバカンスをかなえる理想的な一軒。©BELMOND HOTELS何よりこのホテルを特別なものにしているのが、時を超えた味わい深さがにじみ出た、ストーリーテリングな面持ちのコロニアル調の建物だ。ここは、1920年代に建てられたミャンマー南部の州知事の旧邸宅を改造したホテルで、蓮の池を擁した緑豊かな庭園に囲まれ、随所に古き良き時代のノスタルジーを宿している。客室は全面ウッドフロア。彫刻が施された見事なチーク材の調度品と贅沢なシルクで彩られ、リラクシングソファ、大理石のバスタブ、心を落ち着かせるやわらかなランタンの灯り…。すべてがクラシカルに統一されていて、このホテルの歴史と物語を語るために存在しているようなものばかり。©BELMOND HOTELS庭園の緑を眺めながらチェスを打ったり、ライブラリーを訪れたり、専用スパのガバナーズ・オアシスでボディセラピーやビューティ・トリートメントを堪能したりと、ホテルで過ごすどんな時間も、安らぎに満ちた充足感をもたらしてくれる。特に屋外のロマンティックなロケーションでゆっくりとディナーを楽しめるマンダレイ・レストランでの時間は、メモリアルな夜の幕開けを予感させる。何度でも訪れたくなる場所をミャンマーで見つけたいという人は、一度訪れてみる価値がある一軒だ。------------------------*宿泊料金:一泊 549USD~*部屋数:49室住所:35 Taw Win Road,Dagon Township,Yangon,MyanmarTEL:(+95)1 229 860E-mail: reservations.tgr@belmond.com : Miwa Ogata)TRIPPING!編集部がリアルに泊まりたいホテルをピックアップ!【MY HOTEL CHOICE】>>その他の記事はこちら
2016年01月28日初めに言っておきたいことがある。このお店はどれを頼んでも大体すごく美味しい!なので正直、どのメニューをお勧めしたらいいのかすごく迷う……。タイ料理は中部、南部、北部、東北部と4つの地方に分けることができるが、日本人旅行者に一番馴染みの薄いのがこの南タイ料理ではないだろうか。※南タイ料理についてはこちら愛情たっぷりの南タイ家庭料理店「Baan ice(バーン・アイス)」愛息が7歳の時に彼の愛称である「アイス」を店名につけ、当店を創業した愛のある両親。現在はその愛を受け継ぎ、アイス君本人が経営者となった。バンコクの中心「トンロー」にお店を出してからその知名度は格段にあがり、今や高級デパート「サイアムパラゴン」にも支店を出すまでに成長した。南タイ料理というと、「激辛」なものを想像する人もいるだろう。しかしここは南タイの家庭料理、祖父母の代から受け継がれたレシピを利用しているからか、とても食べやすいものが多い。(もちろん辛いものは、ちゃんと辛い)カオヤム・クンプーバーン・アイスのシグネチャーメニューでもあり、また南タイ料理を語る上でまず一番始めに試してもらいたいのが「カオヤム・クンプー(おじさんのカオヤム)」。南部の発酵調味料である、「ナームブドゥー」のレシピがおじさん直伝のものだからこの名前がついたそう。香りの強いナームブドゥーだが、自然の香りが口にひろがり、これが他のハーブ類とピタッとマッチする。カオヤムの上に乗る野菜は主に、レモングラス、こぶみかんの葉っぱ、生もやし、ザボン(ソムオー)、インゲン、青マンゴーなど。香り、酸味、辛味が楽しいひと品だ。パッサトーカピクン(サトー豆と海老のカピ炒め)そして私が個人的に大好きな南部のメニューがこちらのサトー豆を使った「パッサトーカピクン(サトー豆と海老のカピ炒め)」だ。カピという海老を使った発酵調味料と、サトー豆との「香り」対決だが、この匂いがどうもクセになる味で、箸が止まらなくなってしまう。サトー豆、実は季節物なのだけど、南タイ料理やさんであれば一年中楽しむことが出来るようだ。その他にも以上の料理を頂いたが、どれも大当たり。最後のデザートに至るまで気を抜かない姿勢に好感が持てる。バンコク初心者もリピーターも、タイ料理の新境地を楽しめる南タイ料理、是非次の旅行の時に体験してもらいたい。(photo&text : NatJanG)タイグルメライターのバンコク美食巡りその他の記事はこちら>こちらも合わせてCheck!スパイスたっぷりで激辛!多文化が混ざり合う「南タイ料理」とは?
2016年01月28日バンコクのLCCターミナルといえばドンムアン空港バンコク・ドンムアン空港は、LCCと国内線のハブとして機能している。エア・アジア、ノック・エアー、ライオン、タイ・スマイルと多くのLCCと国内線が離発着している。日本人の場合、LCCの利用は個人旅行者が多いと思うが、タイではツアー客の利用も多い。早朝の出発のラッシュ時には、チェックインカウンターは長蛇の列、多くの乗客でごった返している。最近ブームの日本行きのツアーの人気は高い。しかし、料金的な問題もあり、お手ごろ感のある近隣のミャンマー、カンボジア(アンコールワット)等も人気だ。LCCといえば、エア・アジアだが、タイ国内線の場合、ノック・エアーも忘れてはならない。機内持ち込みは7kgまでとエア・アジアと同様だが、チェックイン手荷物が15kgまで無料、Nok Fan Club(入会無料)に登録すると20kgまで無料で預けられる(Promotion、Nok Ecoの料金の場合)。フライト中、機内では無料Wi-Fiのサービスもある。ほぼ、タイの主要都市に就航しているので、料金やフライトスケジュールも考慮して選んでみるのもいいだろう。LCCを利用する際の注意点として第一に上げられるのが、乗り継ぎの場合、スケジュールに余裕を持つこと。LCCの場合、機材の運用の関係上、遅延が発生する確率が通常の航空会社より高い。また、搭乗率の関係か当日になってフライトキャンセルの場合もある。特に、複数便就航している路線の場合、その確率が高いようだ。以前、タイの東北部ウドンタニーからバンコクへ戻る際、バンコク行きのフライトは3便あったが、第2便が航空会社の都合でキャンセルになった事があった。その日は朝の第1便を予約していたので、問題なくバンコクに戻ることが出来た。余裕をもったスケジュールでLCCの旅を楽しもう。関空~バンコク~シンガポールと飛ぶノック・スクートバンコクからノック・スクートでシンガポールへノック・エアのタイ国内線ではWiFiの無料サービスがあるタイ・エアアジアXは東京への直行便を飛ばしている(text & photo : 中島貴義)熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」その他の記事を読む>
2016年01月28日インドネシアのお土産によく挙がるのが、コーヒー。コーヒー愛好家の中では有名な、最高級コーヒー「ルワックコーヒー」をご存じでしょうか?映画「かもめ食堂」や「最高の人生の見つけ方」の中でも、このルワックコーヒーの名が出てくるので、聞いたことがある方も多いかもしれません。ルワックコーヒーとは、コーヒーの実を食べたジャコウネコの糞から取れる未消化のコーヒー。ジャコウネコの体の中で発酵し、より風味豊かなコーヒーになるそうです。100%純粋なルワックコーヒーは、とても希少価値が高いため、日本では1杯数千円もするそうです。ジョグジャカルタにも、100%ルワックコーヒーを販売するお店が何軒かあります。今回は、旅行者の方が一番行きやすいお店をご紹介します。Pawon Luwak Coffee(パオン・ルワック・コーヒー)ボロブドゥール寺院の近くにあるパオン寺院のすぐそばにあります。こちらが、ジャコウネコ。ネコというよりもタヌキのような見た目です。アラビカ種の豆/粉、ロブスター種の豆/粉の4種類が販売されています。お店では、試飲もできるので、是非ご興味ある方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
2016年01月27日今回は2015年12月にトンローにオープンしたばかりのコミュニティモール「The Commons」をご紹介させて頂きます。バンコクの大人気カフェ「ROAST」の創業者が手掛けるモールということで、オープン早々話題の場所となっています!バンコクの食のトレンドが凝縮!マーケットエリアに注目こちらのモールの目玉はマーケットエリア。在住者にはお馴染みのピッツェリア「Peppina」やベーカリー「Maison Jean Philippe」等の人気店のほか、ベトナム料理店、コールドプレスジュース店等、小さな専門店が多数入居しています。どのお店もそれぞれにしっかりとしたこだわりを持つお店ばかり。フードコートのような感覚で、好きなものを色々とセレクトして食事をすることができます。私はこの日、人気レストラン「Soul Food Mahanakorn」のトムヤムヌードル(150B=約490円 ※2016年1月)をオーダーしました。スパイシーでとっても美味しかったです!また、ビールやワインの販売も行っており、幅広い銘柄が用意されています。この日は休日だったため、ランチタイムにお酒を楽しんでいる人が沢山いました。モール内の屋外スペースには食事を出来るエリアが点在しているので、好きな場所を選んでピクニック感覚で家族や仲間と食事を楽しむことができます。階段部分にもさりげなくクッションが置かれていて、靴を脱いでゆったりくつろいでいる人も。また、こちらのモールではマーケットエリアにコーヒー店「Roots」、最上階にはカフェ「ROAST」が入居。バンコクのコーヒーブームの主役とも言われるお店で美味しいコーヒーでリラックスされてみてはいかがでしょうか。2016年1月下旬現在、モール内の一部のお店のみがオープンしている状況ですが、今後はさらなる店舗がオープン予定のほか、ハーブや野菜を栽培するスペースも造られるとのこと。おしゃれで個性的なこちらのモールに今後も目が離せません。
2016年01月27日みんな大好きバリ島に、注目のリゾートホテルが続々と登場しています。しかも、その多くが久々の超大型新人と呼びたいような、上質かつグローバルなホテルたち。しかも、どれもが個性的。これでバリ島のリゾートホテル選びはますます嬉しい悩みが多くなってしまいました!?マンダパ・ア・リッツカールトン・リザーブMandapa, a Ritz-Carlton Reserveバリ島の伝統的な要素をエレガントに昇華したデザイン 著者撮影ウブド・アユン川の清流が走る緑豊かな渓谷に展開。“マンダパ”とはサンスクリット語で“寺院”を意味し、寺院に見立てたメイン棟を中心に、斜面からアユン川に向けてヴィラが点在しています。高台にあるエントランスから望むのは、まるでいにしえの村が広がるような景観。客室はスイートとヴィラが全60室。各部屋に地元アーティストが描くバリ島の暮らしの絵画が飾られ、トラディショナルな風合いを演出しています。“棚田”を意味するサワー・テラスはオールデイダイニング。アユン川の清流を見下ろすロケーション 著者撮影Wifiはもちろん、最新鋭のファシリティが勢ぞろい。レストランはアユン川とライステラスを見下ろす「サワー・テラス」、そしてアユン川のほとりにある、地中海料理の「クブ」の2カ所。竹をふんだんに使って作られたクブは、繭型の個室がロマンティック。スパなどの施設はもちろん、えりすぐりです。マンダパ・ア・リッツカールトン・リザーブアリラ・スミニャックAlila Seminyak海がすぐそばのビーチバー。サンセットタイムの特等席 著者撮影近隣にポテトヘッド・ビーチクラブやWスミニャックが位置する、スミニャックのオンザビーチにオープン。高い天井のエントランスからは、敷地内の寺院とまっすぐな水平線を望み、海からの風に包まれます。240のゲストルームとスイートなどは、コンテンポラリーなデザイン。アリラのオリジナル、ナチュラル素材のアメニティは、歯磨きからサンスクリーンジェル、虫よけまでラインナップし、滞在の楽しみのひとつになっています。横長のレイアウト。調度品の高さが低いせいか、より広々と感じます。上質なアメニティは自分土産に… 著者撮影客室はテラスの窓を全開できるオープンなつくりで、バスルームは外光を感じつつも緑で目隠しがされています。また、体験を大切にするリゾートグループゆえ、アクティビティがユニーク&ポップ。フォルクスワーゲンのバンに乗り込んで、バリ島文化に触れるプランがおすすめです。アリラ・スミニャックザ・リッツ・カールトン・バリThe Ritz-Carlton, Baliクリフトップのロビーからは敷地全体が見渡せます。まるでピースなキングダムのよう 著者撮影2015年2月グランドオープン。ヌサドゥアの12.7ヘクタールもの敷地は、クリフトップとビーチフロントの2つのエリアに分かれ、ガラス張りのエレベーターで結ばれています。海抜70メートルのメインロビーに佇むと、まるでヴァカンスの王国を見渡しているよう。橋を渡ってスパ棟へ。ハイドロ・ヴァイタル・プールは5つのマッサージステーションがあります 著者撮影スイートとヴィラは全313室あり、エントリーレベルのスイートでも広さ88平方メートル。1階はプールアクセスになっています。一方、クリフトップとビーチフロントに分かれるヴィラは97平方メートル以上!スパは2015年11月に営業がスタート。緑に包まれた秘密の花園のようなインドアプールは、これまでのバリ島にはない斬新なデザインです。ザ・リッツ・カールトン・バリマヤ・サヌールMaya Sanurビーチ近くのプール。写真右の、木に目隠しされた場所にツリー・バーが 著者撮影ウブドでおなじみのリゾートグループがサヌールのオンザビーチに登場。ホテル棟に沿って、長さ158メートルものラグーンプールが伸び、1階のゲストルームはプールアクセスが可能。ほとんどの客室テラスにはまるで鳥かごのようなユニークなチェアも。プールに直接入れるデラックス ラグーン アクセスルーム。デザインはコンテンポラリー 著者撮影プールはビーチ近くにもあり、全部で3カ所。ダイニングは3カ所あり、ビーチに面した3階建てのツリー・バーは海を眺めつつ、のんびりとチルアウトできます。マヤ・サヌールザ・サンタイThe Santai350平方メートルの2ベッドルーム。5×10メートルのプールやホームシアターもセット 著者撮影スミニャックの北、田んぼがところどころに残るウマラスに築かれた、ザ・バレの姉妹ヴィラ。インドネシア語で“リラックスする”という名前を持ち、古木を使ったレセプションエリアもまるでリビングルームのようなくつろぎがあります。小川が流れる敷地に、ヴィラは2ベッドルーム5棟、3ベッドルーム6棟。各棟は大きなプライベートプールと、IHヒーターなどを置くキッチン付き。バリ産のブラックストーンを使い、重厚感のあるシックなデザインです。アジア料理を供するゴン・レストラン。ポップなカフェ風デザイン 著者撮影朝食はゴン・レストランで。ビュッフェではなく、スターター、メイン、デザートから2品をチョイスします。部屋に運んでもらうこともOK。周辺を自転車で回るなど、ローカル気分で気ままなバリ滞在を楽しめます。ザ・サンタイ : 古関 千恵子)ビーチ&リゾートコラム「アジアンビーチ☆マニア」その他の記事はこちら>
2016年01月27日©TRIPPING!お正月は、どの国でも一年の始まりを祝うおめでたい日。しかし、国が変われば、その時期やお祝い方法もさまざま。今回は新正月(1月1日)とは別にある、東南アジア各国の個性豊かなお正月をご紹介。観光地やお店の正月休みや、ホテルや交通機関の状況には注意が必要だが、この時期にしか味わえない各国の個性的なお祭りを一度は体験してみたい。Chinese New Year(チャイニーズ・ニュー・イヤー)©Singapore Tourism Board・時期:2016年2月8日~9日・該当国:シンガポール・マレーシア他シンガポールやマレーシアなど、中華系民族の多い国で祝われる旧暦のお正月(春節)。この時期はチャイナタウンを中心に国中がお祭りカラー「赤」で彩られる。各地で豪華絢爛なイベントが催され、干支をモチーフにしたライトアップや獅子舞のパフォーマンスは見どころ。シンガポールでは「ローヘイ」、マレーシアでは「イーサン」と呼ばれる伝統的な旧正月料理「魚生」にチャレンジしてみても◎。・シンガポール・チャイニーズ・ニュー・イヤの記事はこちら>Tet Nguyen dan(テト)・時期:2016年2月7日~12日・該当国:ベトナムベトナムで、年間を通して最も盛大に祝われるのが、旧暦のお正月「Tet Nguyen dan(テト・グエン・ダン、通称テト)」。冬の終わりと春の始まりを告げる、ベトナム人が最も大切にする数日間。この時期には、家族や親戚一同が会し、祖先を拝んだり、お年寄りの長寿を願ったり、子どもたちにお年玉を渡したりと、お正月らしい様々なしきたりが存在する。大晦日の7日辺りから、店や観光地は一斉にお休みになり、公的機関は2016年2月6日~14日までの9連休を予定しているので、旅行の際は注意が必要。Nyepi(ニュピ)©ASEAN-Japan Centre・時期:2016年3月9日・該当国:インドネシア(バリ)静寂の日を意味する「Nyepi(ニュピ)」は、バリ・ヒンドゥー教サカ暦の新年にあたり、国の祝日。前日の大晦日には、悪霊を振り払う伝統的なパレードが行われる。ニュピ当日は、「悪霊が島から立ち去るのを待つ」という理由から、島内では火や電灯が一切使われず、店や観光地の営業はもちろん、いかなる活動も禁止されるのだ。航空機や交通機関まで制限。旅行者も例外なく宿泊施設に缶詰状態になるため、旅行の計画には注意したい。タイ、ミャンマー、ラオス、カンボジアの旧正月©Tourism Authority of Thailand・時期:2016年4月13日~15日頃※国によって前後する・該当国:タイ、ミャンマー、ラオス、カンボジアタイやミャンマーなどで盛大に祝われるのが、4月の旧正月。一年の始まりにお清めのため水を掛けるしきたりが転じて、現在は大規模な「水掛祭り」に。有名なのがタイの「ソンクラーン」やミャンマーの「ダジャン」。一日中水を掛け合って、一年の始まりを盛大に祝う。国民も旅行者も構わず水を掛け合うので、旅行者は心構えを持って参戦しよう。特に貴重品の保護や、衛生面には注意したい。・タイのソンクラーンの記事はこちら>・ミャンマーのダジャンの記事はこちら>ハリラヤ・プアサ(断食明け祭り)写真:かめいさおり・時期:国により異なる・該当国:マレーシア、インドネシア、ブルネイ他約1か月続いた断食月の終わりを祝うイスラム教のお祭り。実はイスラム暦のお正月は別にあるのだが、「お盆とお正月が一度に来たよう」と例えられるこの日、人々は服を新調しモスクに礼拝に出かけた後、家族で集まってこの特別な日を祝う。マレーシアやブルネイなどの一部の国では、王宮などが開放され、一般人に食事を振る舞うオープンハウスが行われることも。皆が一斉に帰省するため、宿泊施設や交通機関の混雑には注意が必要だ。・ブルネイのハリラヤ・プアサの記事はこちら>
2016年01月26日©TRIPPING!ブームを通り越しておしゃれカフェの定番メニューの地位を築いたパンケーキ。シンガポールでも日本と同じく、あらゆるカフェでメニューに名を連ねる人気スイーツだ。フルーツやアイスクリームなどをトッピングするパンケーキは、日本でもおなじみだが、シンガポールには「緑のパンケーキ」なる逸品があると聞きつけ、若者が集まるカフェに足を運んだ。©TRIPPING!今回訪れたのは、MRTブギス駅とラベンダー駅の間に位置するカフェ「Tolido’s Espresso Nook」。HDB(公団住宅)の一画にあり、店内は地元の若者で賑わっている。©TRIPPING!早速お目当てのパンケーキ「PANDAN PANCAKES(パンダン・パンケーキ)」(S$ 10.9 =約900円※2016年1月現在 )をオーダー。©TRIPPING!名前を見てピンと来た人もいるとは思うが、パンケーキの緑は南国ならではのハーブ「パンダン・リーフ」によるもの。主にお菓子の色づけに使われている。(東南アジアで緑色のお菓子を見つけたらパンダン・リーフによるものがほとんど。)独特な香りがするハーブではあるが、パンケーキ自体の味を大きく左右するものではないので、ご安心を!©TRIPPING!パンケーキには、バニラアイスに加え、グラマラッカ(椰子糖)のシロップをかけて頂く。コク深く味の濃いグラマラッカのシロップの味わいから、ここが南国であるということに気付かされる。©TRIPPING!こちらのカフェは、ラテアートも定評なので、ラテでホッと一息つきながら、いつもとは違うパンケーキを楽しんでみるのはいかが?Tolido’s Espresso Nook・住所:62 Crawford Lane, #01-63, Singapore・電話:+65 6648 0178・営業:火-木:8:00~18:30金:8:00~22:00土:9:00~22:00日:9:00~18:30編集部スタッフがローカルに人気のスイーツを調査!【ローカルスイーツ調査隊】その他の記事はこちら>
2016年01月26日旅を充実させるには、効率のいいお土産探しもポイントの一つ。限られた滞在時間の中、センスの光るお土産を探し出すのは、入念な下調べあってこそ!?ここでは、現地レポーターから届いた、クアラルンプールの知っておくと便利なお土産事情をご紹介。喜ばれること間違いなし!?マレーシアらしいお土産が手に入るお店友人や職場用から、自分へのお土産まで、これぞマレーシアというお土産が手に入るショップ3店をご紹介。マレーシア人デザイナーが手掛けるオリジナル雑貨は、伝統的なバティック柄を現代用の便利なアイテムに取り入れるなど、ワンランク上のお土産にピッタリ。その他、駐在員の送別品としても人気の「ロイヤル・セランゴール」、木彫アートなど、マレーシアの伝統工芸品をアレンジしたお土産店も。詳細はこちら>観光客向け土産の聖地「セントラルマーケット」もともと生鮮市場だったという敷地は、現在観光客向けのマーケットに。民芸品からお菓子まで、あらゆるジャンルのお土産が一度に揃う、旅行者にはありがたいスポット。施設内にはレストランやフィッシュスパもあり、お買い物疲れも癒せそうだ。詳細はこちら>安心、便利なあの老舗デパートでお土産探しばらまき系のお土産の定番「BOH TEA」やインスタントコーヒーも、綺麗に陳列。お土産探しは、「ツインタワー」観光の合間に、商品の見やすさと安心感が抜群の日系デパートに頼ってしまうのが得策かも!?詳細はこちら>番外編:自分用のプチプラシューズは、ローカルブランドで大量ゲット!知る人ぞ知る、靴天国マレーシア。ハイヒールからサンダルまで、トレンドを押さえたハイクオリティーな製品が低価格で手に入る「VINCCI」は、ローカルはもちろん、在住日本人にも大人気。自分用のお土産に、大人買いも◎。詳細はこちら>
2016年01月24日著者撮影観光でも経済でも、注目度がぐんと高まっているミャンマー。まだまだ観光インフラが整備途中のミャンマーで、快適かつスムースな旅をするなら、チョイスのひとつに考えたいのがリバークルーズです。著者撮影なかでも、最上級のホスピタリティを誇るクルーズが、ベルモンドが運営する「オルケイラ」。高級ホテル並みのもてなしを楽しみながら、一般的な観光では訪れることが少ない地方の街や遺跡をも探訪できるのが大きな魅力。著者撮影ヤンゴンの職人たちにより建造された「オルケイラ」は、4デッキ構成のボートで、全長約60m、巡航速度は約6ノット。全長200mの船ながら、ラウンジ、バー、プール、スパ、ジム、ギャラリーなども備え、ドクターも乗船しています。キャビンは25室だけなので、最大50名のゲストだけが乗船。著者撮影ゆとりあるキャビンには、どれも天井から床までの大きな窓が備わっていて、室内にいても開放感たっぷり。エィーヤワディー川の水面や岸がすぐ側に感じられて、クルーズの臨場感が存分に味わえます。水辺の村や岸で遊ぶ子どもたちの様子が、間近に眺められるのもほのぼのと楽しい時間。著者撮影船というと手狭な印象がありますが、ツインシンク仕様のバスルームを備えるキャビンもあって、まさに河に浮かぶ高級ホテル。すべてのバスルームには、独立したガラス張りのシャワールームつきです。リバークルーズは海のクルーズと異なり、揺れが少ないので、客室でも快適に過ごせます。著者撮影「オルケイラ」は、」ヤンゴン~バガン間の約775キロのエィーヤワディー川を、ゆったりのんびり7泊8日でクルーズ。移動中は、パソコンやスマホからしばし解き放たれて、“デジタル・デトックス”するのもいいかも。著者撮影ヤンゴンを出発した船は、寄港地で観光をしながらバガンを目指します。第一次英緬戦争の際、ミャンマーの英雄マハ・バンドゥーラ将軍がイギリス軍と戦った地ダヌピュー。イギリス植民地時代から河川輸送で栄えたピイ。著者撮影9世紀にイギリスと戦う際に建てた要塞での特別ディナーや、ローカルの茶店のミャンマー風アフタヌーンティーも楽しみ。著者撮影船上では、ミャンマーの伝統的なダンスや工芸ワークショップ、伝統の日焼け止め兼コスメ「タナカ」の実演なども催されて、毎日飽きるということがなし。なんと、ミャンマー流マジックまでも!著者撮影地方にある素朴ながら歴史ある美しい町や村を訪れて、独特の文化に触れ、やさしい人々と出合える「オルケイラ」の船旅。ミャンマーは初めて、という人にはもちろん、一度はヤンゴンやバガンを訪れたことがあるリピーターにもおすすめの贅沢リバークルーズです。著者撮影ベルモンド オルケイラ : 坪田 三千代)大人の東南アジアご褒美旅~テーマとスタイルのある旅~その他の記事を読む>
2016年01月24日一年中常夏なマレーシアでは、至る所でフレッシュジュースのお店を目にします。大きなショッピングモールには、必ずと言っていい程ジューススタンドが入っているし、カフェやレストラン、フードコートにも搾りたてのフレッシュジュースを提供するお店が多くあります。私もマレーシアに住み始めて、フレッシュジュースを飲む機会がグッと増えました。今回ご紹介するのは、マレーシアで人気のコールドプレスジュースのお店です。LA JUICERIAKLCCやミッドバレーメガモールに店舗がある「LA JUICERIA」。ウッディな外観と店頭に並んだカラフルなボトルがとってもオシャレな雰囲気です。このお店のジュースは、保存料や添加物を一切使わず、100%生の果実と野菜から作られているんだそうですよ。この日私が選んだのは「PAM」。パイナップルとリンゴのフルーティなジュースにほんのりミントが効いていて、とっても美味♡フレッシュジュースって、ドロッとして飲みにくいものも多いですが、ここのコールドプレスジュースは、どれを飲んでもサラッとしていてゴクゴク飲めちゃいます。ジュースはもちろん、アーモンドミルクやシャリシャリのスムージーもオススメ。外食続きでどうしても野菜不足になりがちな海外旅行。ヘルシーなコールドプレスジュースで美味しく栄養補給してみてはいかがですか?
2016年01月22日写真提供:タイ国政府観光庁タイでは年間を通して200以上のマラソン大会が開催されるマラソン大国、タイ。世界遺産の中を走ったり、ビーチリゾートを走ったりなど、日本ではなかなか味わえない非日常のコースが楽しめるのも、タイで走る魅力の一つ。2016年開催の大会も続々とエントリー開始!カオヤイ・ハーフマラソン2016年3月6日世界自然遺産にも登録される「カオヤイ国立公園」内のコースを走る大規模な大会。約80か国から集まった45,000人もの参加者が、大自然を駆け抜ける。種目は、ファンラン(5km)、ミニマラソン(10km)、ハーフマラソン(21km)。カオヤイ国立公園は、全体の約85%が樹木に覆われ、野生の像やトラも生息しているというから驚き。少々起伏があるコースだが、雄大な自然と動物たちがパワーをくれそう。大会前日には、ローカルフードが提供され、イベントブースも設置。・大会詳細はこちら>・大会エントリーはこちら>ラグーナ・プーケット国際マラソン2016年6月4日、5日写真提供:タイ国政府観光庁プーケットを代表するビーチリゾート「ラグーナ・ビーチ」を走る、アットホームな大会。2015年大会では約50か国から約6, 000名が参加し、2016年大会は約7, 000名を見込んでいる。昔ながらの街並みとビーチラインの美しい景色が楽しめるコース。フルマラソン、ハーフマラソン、10.5 kmラン、5 kmラン、5 kmウォーク、2 kmキッズランと種目も多いので、自分に合ったコースを無理なく走れるのも魅力。レース前夜に開催されるパスタパーティでは、 スタート/ゴールラインとなるOutrigger Laguna Phuket Beach & Resortのシェフが腕を振るう。・大会詳細はこちら>・大会エントリーはこちら>スコータイマラソン2016年6月26日予定写真提供:日本アセアンセンター世界遺産「スコータイ遺跡公園」内を走るスコータイマラソンは、今年で第6回目を迎える。約4,000人が参加する大会。種目はフルマラソン、ハーフマラソン、クオーターマラソン(10.5km)、キッズラン(5km)。かつてタイの首都として栄えたスコータイに今でも残る、荘厳な遺跡群を駆け抜けるコースは神秘的。・大会詳細はこちらに随時掲載予定>パタヤ国際マラソン2016年7月17日予定写真提供:タイ国政府観光庁今年で25回目を迎える本大会は、日本からの参加者も多数。バンコクから車で約2時間の一大リゾート地「パタヤ」が舞台。アップダウンの多いスクンビット通りを走るコースは、「タイで最も過酷なレース」と言われる所以。コース後半は、ジョムティエンビーチ、パタヤビーチと、疲れも吹き飛ばしてくれそうな美しいビーチラインが広がる。フルマラソン、ハーフマラソン、クオーターマラソン(10km)、キッズラン(3.5km)の4種目。・2015年の大会の様子は>日中は気温が30℃以上まで上がることが多い南国タイでは、まだ気温が低い早朝、もしくは夜明け前にスタートする大会がほとんど。お昼にゴールした後は、ゆっくりとタイ古式マッサージやエステ、グルメなどで疲れを癒すのもいいかも。旅行×マラソンで、一味違った旅を楽しもう!
2016年01月21日「タイ鉄道の父」ラーマ5世の肖像が掲げられたファランポーン駅著者撮影第二次世界大戦中、日本はタイに様々な足跡を残した。旧日本軍がビルマ(現在のミャンマー)戦線への物資輸送を目的に突貫工事で建設した泰緬鉄道は、その例としてよく知られている。半世紀以上たった今、その足跡はほとんど見ることはできないが、バンコク中央駅であるファランポーン駅には、日本に関わりのあるものがひっそりと残っている。駅の片隅に保存されているC56型機関車 著者撮影その一つは、ファランポーン駅を出発するとすぐ左手に見えるSLである。このSLにはタイの国旗が付けられ、なんとなくタイらしいスタイルになっているが、1941年に日本で製造されたC56型という機関車である。このファランポーン駅のC56型は、タイ国鉄にとって最も大切な場所、タイ国鉄発祥記念碑の横に置かれており、タイのSLの代表選手のように展示されているのが嬉しい。日本の靖国神社に保存されているC56型機関車 著者撮影日本からタイへは90両が輸出され、泰緬鉄道などで使用された。終戦時に敵国に利用されないようにボイラーを爆発させて「自決」させられた機関車もあったようだが、使用できる46両はそのままタイ国鉄に引き継がれ1980年頃まで使用された。1979年には、2両のC56型がタイから日本へ「帰還」し、1両は東京都の靖国神社の遊就館に保存、もう1両は静岡県の大井川鉄道で今も活躍している。レールが使用されているホームの屋根 著者撮影もうひとつの足跡を探すのは少し大変である。それは駅の柱に使われている古レールである。レールは一定期間使用すると擦り減るので交換するが、強度は十分にあるので駅のホーム屋根の柱などに転用されることが多い。ファランポーン駅の柱にも多くの古レールが使用されているが、その中に「RSRYAWATA1936」と刻印されたものがある。そう、日本の八幡製鉄所製のレールである。私が確認したところ少なくとも2本のレールにこのマークが刻印されているのを発見した。「RSR」はタイ国鉄の旧名称、「1936」は製造年を表している。つまり、1936年に八幡製鉄所で製造され、タイ国鉄に納入されたレールということになる。泰緬鉄道の建設前のことなので、おそらく日本がタイの鉄道輸送網を増強させるために輸出したレールであろう。「YAWATA」の刻印が入ったレール 著者撮影このレールが貴重なのは「YAWATA」の文字があることである。実は、日本ではほとんど八幡製鉄所製のレールが使用されているため、わざわざ製造所を見分ける必要がなく「YAWATA」の文字は刻印されていない。「YAWATA」の文字があるのは外国向け輸出レールのみで、現在、この刻印が確認できるレールがあるのはタイと台湾だけである。日本の「レールマニア」にとっては大変の貴重なレールなのである。アメリカ、カーネギー社製のレール 著者撮影この八幡製作所製のレールがある周辺の柱には、様々な国の製鉄所の名前が入ったレールが多数存在しており、日本では見かけない刻印のレールが多い。ここを見るだけで、強国のパワーバランスを上手く使って独立を保ち続けたタイ国の歴史が分かる。もっとも、駅でブツブツ言いながら柱を見て回っているのは、かなり不審な日本人であるが。(text & photo : 井上毅)バンコクから見る、東南アジア鉄道の楽しみ方その他の記事はこちら>
2016年01月21日できることなら人と差を付けたいシンガポールのお土産選び。今回は、ホットなお土産事情に詳しい現地レポーターおススメの、厳選ギフトをご紹介。まだガイドブックにも載っていない?“隠れお土産”も登場!有田焼とコラボしたシンガポールプレート有田焼の藍色で描かれた、マーライオンやシンガポールフライヤーなどのシンガポールのアイコンが可愛らしいプレート。便利な大小2サイズ。アートミュージアム内のギフトショップ「Supermama」で取り扱う。人気のため手に入らないことも!?記事はこちら>繁華街の裏路地に佇む隠れ家茶房あのオーチャードロードの裏路地で、看板も出さずに営業する「TEA BONE ZEN MIND」。扉を開けると、カフェスペースも併設する癒しの空間が広がる。定番の中国茶から高級茶葉まで、品揃えが豊富。口コミで人気が出始めたこのお店に注目!記事はこちら>ハイセンスなデザイン土産は「Naiise(ナイーズ)」でマーライオン型の製氷トレイや、シンガポールの景色がカバーに描かれたノートなど、ローカルデザイナーによるここでしか買えないオリジナル商品は、お土産にもピッタリ。さりげなく取り入れられたシンガポールのモチーフは、どことなくお洒落感を演出。ハイセンスなあの人へのお土産はこのショップにお任せ!記事はこちら>シンガポールを代表するセレクトショップ「nana & bird」ティオンバル地区を「お洒落の代名詞」に仕立て上げた火付け役のショップの一つ「nana & bird」。現在はオーチャードへ移転し、さらに進化を続けている。衣類はもちろん、個性的なアクセサリーや、雑貨、キッズラインまで、洗練されたグッズが多数揃う。記事はこちら>大人気DEAN & DELUCAで、シンガポール限定商品をマグカップやトートバックなど、在住日本人の間では定番になった「DEAN & DELUCA×シンガポール」コラボ商品。新たに登場したシンガポールの老舗紅茶ブランド「TWG」とのコラボ紅茶にも注目!記事はこちら>
2016年01月20日今回は2016年最初のコラムということで、今年注目したいタイのアーティストや有名人について紹介していきたいと思います。タイを代表する映画監督の作品が日本で一気に上映中!タイ国内未公開作品も映画監督:アピチャッポン・ウィーラセタクンphotograph by Chai Sirisこの10年ほどの間にタイの映画界から次々と新しい才能が生まれ、世界各国の国際映画祭に出品・受賞することが当たり前になってきていますが、その第一人者ともいえるのが、このアピチャッポン・ウィーラセタクン。『ブリスフリー・ユアーズ』(2002年)でカンヌ国際映画祭の「ある視点賞」を受賞してから一気に「国際的映画監督」として注目されるようになった彼は、次々と海外の国際映画祭で高評価を得て、2010年についに『ブンミおじさんの森』でカンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)に輝きます。photograph by Nontawat Numbenchapolまさにタイ随一の映画監督となった彼がなぜ今年注目なのかというと、渋谷の映画館「シアター・イメージフォーラム」で彼の特集「アピチャッポン・イン・ザ・ウッズ2016」が現在組まれているから。タイ国内では検閲により上映許可が下りず、いまだ劇場未公開の『世紀の光』を劇場初公開するほか、全劇場長編、中編・短編を一気に公開しています。さらに今年3月には最新作の『光りの墓』が日本各地の映画館で公開予定。日本のタイ映画ファンからは「2016年はアピチャッポン・イヤー」とも呼ばれているほどです。■アピチャッポン・イン・ザ・ウッズ2016■映画『世紀の光』予告編■公式サイト日本での正式デビューも決定!新世代の国民的スター俳優:ジェームス・ジラユタイで国民的スターというと、真っ先にバード=トンチャイ・メーキンタイの名前が挙がります。1985年デビューで現在57歳なのですが、今でもトップスターの座に君臨し続けています。コンサートを開催すれば1万人以上入る会場3公演分があっという間に売れ、その客層も小さな子供連れの夫婦から祖父母も交えた大家族、若いカップルなどまさに老若男女に支持されている国民的スターです。そのバードが長く絶対的スターとして君臨してきたため、それに続く国民的スターがなかなか出てこなかったのですが、バードもそろそろ還暦。ファンからも「バードお爺ちゃん」と呼ばれ始めるようになって、ようやく次世代の国民的スターと目されるスターが出てきました。そのひとりがこのジェームス・ジラユです。彼は2013年3月開始のTVドラマ『Suparburoot Jutathep』に出演して注目を浴び、同年9月の映画『First Love』に主演して一気にスターの座に上り詰めました。■映画『First Love』予告編現在は俳優・歌手・モデルとして活躍していますが、なんと言っても注目なのは、今年の春に日本のユニバーサルミュージックからの正式デビューが決まっていること。つまり日本でも本格的に活動を開始する予定で、ここから泰流に火が点くこともあり得ますね。現在は、日本の東北6県を回ってその魅力をタイに紹介する旅バラエティー番組「TABI JAPAN with James Jirayu(旅ジャパン ウィズ ジェームス・ジラユ)」に出演中。これは日本のテレビ朝日が博報堂DYメディアパートナーズと連携して企画と制作を担当し、タイのテレビ局「チャンネル3」が同社のデジタルチャンネル・CH3SDで放送するもの。1月10日から毎週日曜17時~17時半、全10回の放送予定となっていて、第1回はすでにYoutubeでも公開されています。■Tabi Japan with James Jirayu■ジェームス・ジラユオフィシャルサイトデビューから22周年!記念コンサートに8年ぶりのアルバムも来るか!?ロックバンド:Moderndog音楽系では「これ!」と一つに絞れないので、いくつか紹介。まずは個人的にタイで一番好きなバンドModerndogです。1994年にデビューして、90年代半ばのタイに巻き起こった「タイ・オルタナティブ・ブーム」を支えた立役者で、現在でもタイ音楽界のひとつのアイコン的存在のバンドです。今年はデビューから22周年!ということで、5月に大きな記念ソロコンサートを開催予定です。(数字が少し中途半端ですが、本当は20周年の時に「やるよ!」と言っていたのですが、ずるずると2年延びてしまったようです。ほかのタイのバンドも13周年や16周年を記念したコンサートをやったりしています。10周年記念コンサートが11年目に開催されるのも普通)加えて、コンサートに合わせて8年ぶりとなるオリジナル・アルバムもリリース予定だとか。これも最初は「2013年末にリリースする」と言っていたのが今年になってしまったものだけあって、ファンとしては待ちに待った1枚になりそうです。こう書くとものすごくいい加減なバンドのようですが、曲も演奏も一級品。安心して世界におすすめできるバンドです。■Facebookページ■Moderndog「Scala」■Moderndog「Cheer」MVにも注目!変わった名前の3人組ソウルバンドバンド:The Parkinson2014年終わりにデビューした、3人組の新人ソウルバンド。バンド名の由来はずばり「パーキンソン病」のことで、彼らが結成して間もない時に彼らのバンドの演奏を聴いた友人が「君らの演奏を聴くと、まるでパーキンソン病の患者になったみたいに筋肉が勝手に揺れ出して止まらなくなっちゃう」と言ったことが由来だとか。これまでに3曲のシングルをリリースしています。特におすすめなのが「クーン・ニー(not yet、今夜)」という曲。個人的には2015年リリースされた中で最もエロいMVだと思っています。■The Parkinson「クーン・ニー(not yet)」ほかの2曲はこちら。■The Parkinson「ジャ・ボーク・トゥー・ワー・ラック(Tell Her That I love)」■The Parkinson「モット・ゲーオ(Delete)」■Facebookページ歌も踊りも実力派揃い?最大手レコード会社GMMグラミーが久々に送り出す女性アイドルグループアイドル:SoundCreamタイ最大手のレコード会社・GMMグラミーですが、アイドル部門に関してはライバル会社のRSプロモーションや女性アイドル中心のMONOに長らく押されている状態でした。が、昨年末に女性5人組のMilkShake、今月(の予定)に4人組のSoundCreamと立て続けにガールズグループをデビューさせて巻き返しを図ろうとしています。その2組の中でも注目なのが正統派美少女を集めたSoundCreamです。昨年末のデビュー前の段階で、メンバーそれぞれが自己紹介も兼ねてグラミーの過去の名曲をカバーした動画をリリースしています。正式デビューに向けて各メンバーを売り込んでいこうという作戦のようですが、どの動画も手が込んでいて、グラミーの気合いの入れ具合が伝わってきます。メンバーは全員20代半ばで、アイドルとしてデビューするには少し遅いのですが、その分、しっかり歌や踊りの訓練を積んでいる様子で、可愛さだけではなく実力でも売っていくグループになりそうです。■MeMii「ケー・ダイ・キットゥン(ただ恋しく思えるだけで)」■Arysa「12345 I LOVE YOU」■Lukgal「SEXY」この3人は歌声をかなり強調したカバーになっています。MVでもほとんど動いていません。■Lita「Play Girl」この子だけ踊り要員ってことなんでしょうか?■Facebookページ年のタイ・エンタメシーンも目が離せません!(text : fuku)タイエンタ!~音楽・映画でタイをもっと満喫~他の記事を読む>
2016年01月19日港町ラヨーンから程近いバンコクは、言わずと知れたシーフード天国。今回は数ある名店の中から、現地リポーターお墨付きのシーフードレストランをピックアップ。まるでカフェのようにオシャレな佇まいのお店から、予約必須のローカル人気店まで徹底紹介!港町の人気店がバンコクに!「Kang Ban Phe(ガン・バーン・ペー)」在住日本人にも人気の港町ラヨーンのシーフード食堂が、バンコクに進出。マリーンテイストのオシャレな店内で、トムヤムスープと共にいただく新鮮なシャコは絶品。商業施設「Ruamrudee Village」内にあり、旅行者にもおススメ。詳細はこちら>旅行者でも安心!はずれ無しの人気チェーン店こちらも港町ラヨーン発の人気店「Laem Cha-Reon Seafood(レムチャロン・シーフード)」。セントラル・ワールド、サイアム・パラゴンなどのバンコク主要商業施設の他、チェンマイなどにも広くチェーン展開する。どこの店舗で何を食べても、漁港にあるラヨーン本店で食べる味に引けを取らない「素材の新鮮さ」がウリ。メニュー表記には日本語もあるので、旅行者でも安心だ。詳細はこちら>オシャレ地区で食べるオープンエアーBBQバンコクの高級住宅街アーリー地区に佇む移動販売車。その前に並べられた簡易テーブルの上に七輪を乗せ、BBQスタイルでシーフードを楽しめるお店が「Summer Street(サマー・ストリート)」だ。オシャレな街角で、ぷりぷりの新鮮な魚介や野菜が破格でいただけるとあって、連日大賑わいの大人気店。早めの来店がおススメ。詳細はこちら>わざわざ食べに訪れたい!冷え冷えビールといただくローカル大人気海鮮店注文後に店内の水槽に泳ぐ魚をさばいて提供するお料理は、まさに新鮮そのもの。平日も予約必須のローカル大人気店だ。店名の「Beer Hima(=雪のビール)」にもなるシャーベット状の名物ビールと一緒に、やみつき「海老のガーリック揚げ」はいかが?詳細はこちら>
2016年01月18日©TRIPPING!一生に一度は訪れたい憧れの観光地「アンコール遺跡群」。歴史的地理的意義とそのスケールの壮大さで、名実ともに東南アジアを代表する世界遺産の一つ。今回は60以上の遺跡群の中から、ぜひ押さえたい人気の遺跡5か所をご紹介!遺跡群の代名詞「アンコール・ワット」©TRIPPING!東京都23区ほどの広大な土地に悠然と立ち並ぶ数々の遺跡群の中でも、圧倒的な人気と知名度を誇る観光名所「アンコール・ワット」。12世紀前半に30年もの歳月をかけて建築された、石造りとしては世界最大のヒンズー教寺院だ。日の出とともに、太陽の逆光を浴びて水面に浮かび上がるシルエットは、息をのむほどの絶景。アンコール・ワットの記事はこちら>王宮を囲む古代都市遺跡「アンコール・トム」©ASEAN-Japan Centre 南大門一辺3キロの外壁に囲まれた正方形の古代都市遺跡「アンコール・トム」。12世紀後半に造営された、クメール王朝最後の都市だ。構内の仏教寺院「バイオン」の塔や第一回廊の浮彫は、見応え満点。アンコール遺跡群が一望できる「プノン・バケン」の絶景スポットなども有する。アンコール・トムの記事はこちら>多くの謎を残す「アンコール・トム」内の「バイヨン寺院」©ASEAN-Japan Centre古代都市遺跡「アンコール・トム」の中央に位置する仏教寺院「バイヨン寺院」。54基にも及ぶ塔の四面には、巨大な観音菩薩の顔が。その顔には笑みが浮かび、“バイヨンの微笑” “クメールの微笑”と呼ばれる。建造期間は3つの王朝に渡り、その回廊や構造は複雑。そもそもの原型や、寺院建立の意義は現在でも謎に包まれている。「バイヨン寺院の記事はこちら>樹木に覆われた寺院遺跡「タ・プローム」©ASEAN-Japan Centre東西約1000m南北約700mのラテライトの壁に囲まれた寺院遺跡「タ・プローム」は、アンコール遺跡群の中でも最大規模。12世紀末、ジャヤヴァルマン7世が母を弔うために建てられた。内戦の間、長きにわたり放置された遺跡の周辺や下には、樹木が根を張り、遺跡を押しつぶす形に。樹齢300年とも言われるこの樹木は現在も成長中。まるでおとぎの国に迷い込んだようなファンタスティックな雰囲気も味わえる。タ・プロ-ムの記事はこちら>サンセットが美しい「プノンバケン寺院」©Tourism of Cambodiaアンコールの最初の都が置かれた地プノンバケン丘の頂上に立つのは「プノンバケン寺院」。約60メートルの丘に聳えるヒンドゥー寺院は、「アンコール・ワット」を一望できるビュースポットとしても有名。360度のパノラマビューが広がるピラミッド型の寺院の頂上から望むサンセットの圧巻の美しさは、訪れた人々を魅了する。プノンバケン寺院の記事はこちら>
2016年01月17日著者撮影勝手にベトナム観光開発局、第二弾!知られざる魅力を紹介し、ベトナムの観光を開発していくコラムをお届けです。シンチャオ、ベトナムライターのネルソン水嶋です。人生のトラウマのひとつは、小3の頃に友人の飼い犬に追い掛けられたことです。突然ですが、人は「犬派」か「猫派」に分類できると思っております。なお、私は猫派です。帰省すると、実家で飼っているビーグル犬が嬉ションしながらワッショイワッショイ!と抱きついて来るのですが、突き放しつつ申し訳程度に頭を撫でています。その最大の原因は当然、小便を引っ掛けられたくないからです。別に、犬が嫌いでもなんでもないんですよ。小便を引っ掛けられたくないからです。ところで、犬にしろ猫にしろ、飼っていない人でもお手軽にスキンシップをとれる場所が犬(猫)カフェ。実はかれこれ18年前、1998年に台湾で生まれ、2004年に日本でスタート。少しずつ火がついて、現在は世界各地に波及していっているこの文化。二年ほど前から、ベトナムでも少しずつ見かけるようになりました。はい、そこで「観光を開発する」と謳う本コラムとの接点ですよ。しばしば弾丸日程になりがちの観光旅行、「疲れた~!マッサージ~!」と癒やしを求めるシーンもあるでしょう。疲れますもんね。そこを!あーえーて!…犬猫に求めてもいいんじゃない!?ベトナムの動物とじゃれあうっていうのも、ユニークな体験でいいんじゃない!?…はい、という訳で今回は、ベトナム(ホーチミン市)の犬カフェ・猫カフェをご紹介します。老舗の猫カフェ!Tokyo Pet Center(Ailu Cat House Cafe)著者撮影何故か二つ名を持っているこちらの猫カフェ。Ailuって言葉を見たときに「あれ?」と思ったのですが、これってモンスターハンター(ゲーム)のアイルーという猫キャラから名前を取っていますね。トイレのドアには「ドアを閉めてください」と正しい日本語の張り紙もありました。Tokyoとあるように、日本にゆかりのある方が経営されているのかもしれません。ただ、今後どちらか一方の名前になるかも。ご注意ください。私、このカフェは二年前にも来ており、当時はほかの猫カフェは無かったと記憶しています。つまり、ホーチミン市内では老舗の猫カフェとなりますね。業界の歴史はまだまだ浅いけど。著者撮影猫らしいといえば猫らしいのか、それぞれ距離を置いて、ほぼ寝ています。ただ、友人が行ったときは非常に人懐っこかったそうで、これは食事時間などのタイミングによるのかもしれません。著者撮影オッドアイもいますよ!写真、ビックリするほど無視されていますが。著者撮影放っておくと、たまにおねだりっぽい動きを見せて来ます。ベトナムと日本の猫(犬も)に違いがあるとすれば、こちらは往々にして足を畳まずうつ伏せ&大の字で寝るという点です。多分、熱を効率よく放射するためなのでしょう。見た目はほぼ同じですが、南国ならではの進化を遂げていますね。見てると笑える姿勢だけど。著者撮影前回のセメントタイル記事のときに登場した「Oromia Coffee」も猫カフェです。Tokyo~が座敷であることに対して、Oromia~はイスがあり綺麗め、かつメニューも充実しています。猫をさわりたい!のであればTokyo、猫をさわりつつお茶したい!のであればOromiaがオススメです。------------------------Tokyo Pet Center(Ailu Cat House Cafe)住所:284C Nguyen Trong Tuyen, P.10, Q.Phu Nhuan, TP.HCMOromia Coffee住所:193A/D3 Nam Ky Khoi Ngia, P.7, Q.3, TP.HCMわんぱくドッグがはしゃぎ回る!Hachiko Coffeeつづいては犬カフェです。Hachiko Coffeeという名前からして、こちらも日本を意識していますね。冒頭で書いた通りこれらは台湾生まれですが、日本から火が付いたため、猫カフェも犬カフェも日本のものとして認識されているのかもしれません。なんかごめんなさい>台湾の人。著者撮影Tokyo~もそうでしたが、靴を脱いで上がります(Oromiaは土足OK)。著者撮影おっ、ドアを開けるといきなりいた!このカフェは一階と二階に別れており、ざっと20匹以上の犬を飼っています。散歩とかどうしてんだろう。しかし、ここもTokyo~と同様に…。著者撮影寝まくっています。というより、右下は犬なのか。ひょっとしてパンじゃないのか。著者撮影こちらは採光が十分に取られていて、店内が非常に明るいです。お客さんも国際色が豊かで、開かれているという印象があります。朗らかで、そう、とても朗らかで良い雰囲気で…。著者撮影その中で一人という状況は、正直に言って辛いものがある。著者撮影このあと、犬が目覚めたようで、ワンキャンとえらい騒ぎになりました。ケンカしているのかじゃれ合っているのか微妙なところですが、その様子を見ているだけでもおもしろかったです。------------------------Hachiko Café住所:14 Hoa Sua, P.7, Q.Phu Nhuan, TP.HCM番外編!犬猫だけじゃない…鳥も爬虫類も!著者撮影ここまでは、犬カフェと猫カフェでしたが、番外編もいきましょう!日本では、ふくろうカフェといったものも話題になっているそうですね。ある意味では犬猫カフェの派生、その流れはベトナムでも見ることが出来ます。ただし、ふくろうではない。鳥ですが、何かというと…。著者撮影インコ!詳しくないのに言い切っちゃいましたが、おそらくインコでしょう。著者撮影こちらは「Pet Me Shop」というカフェ。そのほかにも、リス・ウサギ・カエルなどを間近で見ることが出来ます。著者撮影犬も猫もいますが…ここもほとんど寝ていました。路上で寝てるベトナムのおっさんと同じですね。著者撮影逆光で見づらくなっていますが、大きなオウムもいます。これが後半、ギャーギャー!と騒音かと思うくらい喚いていたので、ご留意ください。著者撮影最後に紹介するお店は、こちらの「Ba Bo Cafe」。著者撮影おびただしいほどの…爬虫類(&蜘蛛)がいます!日本では、専門ペットショップくらいにしか無いのではないでしょうか?著者撮影内装の絵もジャングル感を演出しております。ちなみに壁に絵を描くことは、ベトナムではよくあること。カフェとペットショップが混在する場所がある、ということはベトナムと日本の法律の違いが為せる技なのでしょう。飼うつもりはないけど物珍しさで触ってみたい、という方には敷居が低いという意味ではとても良い場所です。それにしても、特にトカゲを見ていると…。著者撮影前世、人間でいらっしゃいましたか?という眼差しを持った方がチラホラいます。右の彼を見て中尾彬を思い出した方は、私以外にいらっしゃるでしょうか。店員「触っていいよ」私「えっ」ヒョイッなんと!突如として店員がトカゲを手渡してきました。いや、一人で来てるよ?来てるけど、万が一にも俺が爬虫類嫌いだったらどうするよ。黙って触っていると、次々とケースから取り出して持ってきてくれます。いや、可愛い、可愛いさとっても。どちらかと言えば嬉しいさ。しかし…。渡したまま持ち場を離れるって放任主義すぎやしませんか…。という訳で、ホーチミン市内のペットカフェをお伝えいたしました!------------------------Pet Me Shop住所:179 Tran Huy Lieu, P.8, Q.Phu Nhuan, TP.HCMBa Bo Cafe住所:93/18 Pham Van Hai, P.3, Q.Tan Binh, TP.HCMどのお店もメニューについて触れていなかったですが、いずれもコーヒーやソフトドリンクなど一杯、35000ドン(日本円で190円程度)から、Oromia Coffeeは高めで5万ドン(日本円で265円程度)からといったところでした。おおむね、一般的な価格ですね。ガッツリと犬とふれあいたいなら「Hachiko Cafe」、ガッツリと猫とふれあいたいなら「Tokyo Pet Center」、軽くさわりつつお茶なら「Oromia Coffee」、たくさんの爬虫類とふれあいたいなら「Ba Bo Cafe」といったところです。え、残りのひとつですか?オウムのデカイ鳴き声を聴きたい人向けです。(text & Photo:ネルソン水嶋)ネルソン水嶋の「勝手にベトナム観光開発局」他の記事を読む>
2016年01月16日アイドル魚をじっくりと狙えるリロアン。通い詰めるフォト派ダイバーも多いセブのマクタン空港から車で約3時間。セブ島の南端に位置する小さな田舎町、リロアン。海岸線を縁取るようにリゾートが並び、その草分け的存在なのが、ダイビングサービスと宿泊施設が一体となった「マリンビレッジ」。海まで30歩という近さも大きな魅力です。ダイビングサービスのマリンビレッジでは朝日を受けつつ早朝ダイブも、文字通りに、朝飯前“リロアン”とは、“渦が”できる場所という意味。名は体を表すで、潮流は複雑に入り組み、読むのは一筋縄ではいかない。けれど、その潮が命を運び、豊かな海を育む自然のシステムになっています。平均水深が浅く、被写体にも事欠かないため、絶好のフォトフィールド。ちなみに、遠いダイビングスポットでも約4分程度です。アポ島のコゴンではギンガメアジの群れが期待大。時にロウニンアジが回ってくることもガイドさんも、ただ被写体を探し出すだけではなく、背景も考えて、教えてくれます。たとえば、「ケヤリの横にゴールドスペックジョーフィッシュ」とか、「赤いイソギンチャクの中にクマノミ」など。作品のヒントをくれるので、あとは構図のセンス次第!?ちなみに常駐の日本人スタッフのみならず、現地ガイドも日本語で説明してくれるし、図鑑まで読めるのが驚きです。リロアンはマクロ生物をじっくりと撮影したり、ウォッチングするのが楽しみ方。フィコカリスシムランスなどの甲殻類、イロカエルアンコウ、ハナヒゲウツボ、ジョーフィッシュ、ニチリンダテハゼ、ウミテングも常連組。アポ島のチャーチでは一面のサンゴの原の上を海ガメがスーッと通過マクロ尽くしもいいけれど、ダイビングに変化をつけたくなったら、遠征のリクエストを。アポ島へ足を延ばせば、ギンガメアジの群れがぐるぐる、海ガメもこんにちは!スミロンへの遠征も行っています。日本人の舌に合う、おいしい食事。潜って、食べて、寝てを繰り返す幸福な日々が待っています。リロアン■レベル水深が浅く、スポットは施設前のいわばハウスリーフのようなものなので、初心者からOK。■ダイビングスタイルアポ島やスミロンなどの遠征は1日2本。リロアンで早朝やナイトなどを加えれば、最大6ダイブが可能。1ダイブごとにリゾートへ戻るスタイル。■ベストシーズン年間を通してオンシーズン。特に3~6月は海が安定し、アポ島などへ遠征しやすいシーズン。情報、画像提供:マリンダイビング日本で最初に創刊されたスクーバダイビングの専門誌『マリンダイビング』(毎月10日発売)。アジアをはじめ、国内外のダイビングエリア紹介、海辺の生き物、ダイビングスクールガイドのさまざまな情報を盛り込んでいます。これからダイビングを始めたいと思っている人はもちろん、すでにダイビングを楽しんでいるダイバーの皆さんや、ダイビングに関わるすべての方々に向けた雑誌です。女性向けの姉妹誌『La SCUBA』も要チェック!水中の楽園 ~Diving in ASIA~ supported by マリンダイビングその他記事を読む>
2016年01月15日ハノイの名物料理、チャーカーハノイを代表する麺料理のフォーとブンチャーをお届けしたハノイ味紀行・前編。後編では、フォーとブンチャーに比べると知名度は劣るものの、筆者が食べて「本当においしい」と感じた3つの料理をご紹介。ハノイで食べ歩きをする際に少しでも参考になれば嬉しい。おこわ専門店「XOI YEN」最初に紹介するのは、3階建てのおこわ専門店「XOI YEN(ソイ・イェン)」(写真左)。Xoi(ソイ)はベトナム語で“おこわ”の意味。ベースとなるおこわを3種類(Xoi ngo=トウモロコシ入りのおこわ、Xoi xeo=マッシュポテト状にした緑豆をのせたおこわ、ノーマルのおこわ)から選び(写真右)、そこにお好みの具をトッピングするというシステムだ。老舗の風格漂う店だが、店内の様子を確認できるモニターが設置されていたり、スタッフがiPadを使ってオーダーをとっていたりと、意外にもハイテクだったので驚いた。店頭にはおこわの具が並んでいる。具はゆで鶏(Ga luoc)、チャーシュー(Thit xa xiu)、腸詰(Lap suon)など14種類。どれにしようか迷ったときにオススメなのが様々な具が楽しめるタップカム(Thap cam)。タップカムは“全部”や“ミックス”といった意味。そのまま読んでも大抵の人に通じる。チェーや麺料理のメニューでも使われるので、覚えておこう。ソイセオ(Xoi xeo) + タップカム(Thap cam)具は煮卵、黒胡椒の効いたベトナムハム、パテ、肉でんぶ、腸詰と豪華!こってりした濃い味のおこわで、付け合せの甘酸っぱい胡瓜の漬物がちょうどいい箸休めになった。ソイセオ(Xoi xeo) + ガールォック(Ga luoc)ソイセオにゆで鶏をトッピング。持ち帰りも可能なので、ホテルでゆっくり食べたい人は「マンベー(mang ve、持ち帰りの意)」とスタッフに伝えよう。————————————XOI YEN(ソイ・イェン)住所:35B Nguyen Huu Huan , Hoan Kiem District , Ha Noi営業時間:5:00~深夜1:00川魚と香草の油鍋の老舗店「CHA CA La Vong」2番目に紹介するのはハノイに来たら外せないグルメ、チャーカー(Cha ca)。ウコン等で味付けした川魚を揚げ焼きし、たっぷりのディルと青ねぎを加えて炒め合わせた料理だ。旧市街のチャーカー通りにはチャーカーの専門店が数軒並んでいるが、その発祥といわれているのが14 Cha Caにある「CHA CA La Vong(チャーカー・ラヴォン)」である。創業は1871年。外観からも老舗の雰囲気が伝わってくる。案内されるままに古めかしい階段を上がり、席に着くと、すぐに名刺サイズの英語付きのメニューが目の前に置かれた。メニューといっても料理はチャーカーのみなので、人数を伝えるだけでいい。チャーカーは1人前17万VND(約900円)。ベトナム料理の中では高級料理の部類に入る価格だ。注文後、人数分の油鍋セット(ガスコンロ、米麺、トッピングなど)が運ばれてくる。チャーカーに使われるのは、カーラン(Ca lang)というナマズ目ギギ科の淡水魚。揚げ焼きされたカーランの鍋に、スタッフが目の前でディルと青ねぎをたっぷりと加え、炒め合わせてくれる。一見、油っこそうだが、ディルと青ねぎの効果でさっぱりと食べられる。この料理に欠かせないのが、海老の発酵調味料・マムトム(Mam tom)。強烈な匂いを放つマムトムはベトナム人でも苦手な人が多いが、この機会に一度試してみてほしい。こちらが外国人だと分かったからか、親切にも最初から食べやすいヌックマムのタレを持ってきてくれたので、マムトムも持って来てもらうようにスタッフにお願いした。あとは、お碗に魚とトッピングをお好みの量入れて食べるだけ。カレー風味のカーラン、ディルと青ねぎの香り、ピーナッツの食感、マムトムの濃厚な旨味が相まって、非常においしかった。冷えたハノイビールを片手に、老舗の味に舌鼓を打ってはいかがだろうか。————————————CHA CA La Vong(チャーカー・ラヴォン)住所:14 Cha Ca , Hoan Kiem District , Ha Noi営業時間:7:00~22:00南部風牛肉のせ混ぜ麺の人気店「BUN BO NAM BO」最後に紹介するのは炒めた牛肉をのせた混ぜ麺、ブンボーナンボー(BUN BO NAM BO)。料理名がそのまま店の名前になっているのと、韻を踏んでいるような音が覚えやすい。ベトナム語でブン=米麺(ベトナムでフォーよりも一般的に食べられている麺)、ボー=牛肉、ナンボー=南部という意味で、南部風の甘酸っぱいタレを絡めて食べる麺料理である。ブンボーナンボーは1杯6万VND(約315円)。ビールを飲む人は、ベトナム人のようにおつまみとしてネムチュア(豚肉を使った発酵ソーセージ)も合わせて注文してみては。店頭のキッチンでは、数人分の牛肉を強い火力で一気に炒めていた。あらかじめセットされた丼に、先ほど炒めた牛肉を豪快に盛り付けていく。具は炒めた牛肉、モヤシ、青パパイヤと人参のなます、レタス、揚げたエシャロット、ピーナッツと具だくさん。丼の底には甘酸っぱいタレが入っている。底からすくうようにして、よく混ぜて食べると味がなじんでおいしい。テーブルにはライムやチリソース、酢などが置いてあるので、お好みにより味に変化をつけながら楽しもう。実はこのブンボーナンボー、南部の料理ということだが、少なくとも筆者は南部ホーチミンで同じ料理を見たことがない。強いて言えば、牛肉と豚肉といった素材の違いはあるが、料理としてはブンティットヌン(炭火焼肉のせ和え麺)が近いだろうか。甘酸っぱいタレを使っていることが南部風、ということなのかもしれない。何とも興味深い料理だった。————————————BUN BO NAM BO(ブンボー・ナンボー)住所:67 Hang Dieu , Hoan Kiem District , Ha Noi営業時間:7:30~22:30URL:※日本円表記は、2016年1月15日の為替レートに準じます。(text & photo:グッチ)ぐるりホーチミン歩き~美味しいと可愛いを探して~その他の記事を読む>
2016年01月15日