A.B.C-Zの橋本良亮と河合郁人が出演する「音楽劇『ルードウィヒ・B』~ベートーヴェン 歓喜のうた~」が11月27日に東京国際フォーラム ホールCで開幕。前日の26日には同劇場で、報道陣に舞台の一部シーンを公開。その後、橋本、河合をはじめ、里見浩太朗、知念里奈、姜暢雄、浅野温子らキャスト陣と、音楽監督を務める千住明が会見を行った。「音楽劇『ルードウィヒ・B』~ベートーヴェン 歓喜のうた~」チケット情報原作は故手塚治虫の未完の同名コミック。不世出の音楽家ベートーヴェンの生涯を描く。今作が外部舞台初出演となる橋本が主役のベートーヴェンを、河合はベートーヴェンが敬愛する友人であり師でもある、天才音楽家モーツァルトを演じる。ふたりは劇中、ピアノの生演奏に初挑戦することでも話題で、1か月間猛練習をしたという。「出だしのピアノ演奏はやばかった。もうビクビクでした」(橋本)、「ジャニーズ人生の中で一番大変でした」(河合)と振り返った。また、橋本は師でもあるモーツァルトを演じる河合について「事務所に入ったのも、舞台でも先輩ですし、でかい存在。河合さんがいるだけで落ち着くし、助かってます」とコメント。これに対し、ベートーヴェンの父親役の里見は「河合くんは愛情を持って橋本くんを見てあげている。稽古場でずっと感じてました」と明かした。知念はベートーヴェンが密かに思いを寄せるヒロイン役。「橋本くんが私を見つめて毎回手の甲にキスしてくれるとても楽しい役」と説明しながら「もうちょっと何かあってもいいかな」とリップサービス。河合が「何日かしたら手だけじゃおさまらないかも」とまぜっかえすと「お待ちしております」と笑顔を見せた。A.B.C-Zのメンバーは舞台を見にくるのかと質問が飛ぶと、河合が「連絡先を知らないんで」と笑わせながらも「もちろん来ます」と明言。「いい舞台だったかどうか、メンバーには判断してもらわないと」と気を引き締めた。公演は11月27日(木)から12月6(土)まで東京国際フォーラム ホールC、12月11日(木)から14日(日)まで大阪・シアターBRAVA!にて。東京公演は公演前日の21時まで当日引換券を発売中。
2014年11月27日デルは27日、4K対応の液晶ディスプレイ新製品、24型の「P2415Q」と27型の「P2715Q」を発表した。ともに視野角178度のIPSパネルを採用している。発売は12月12日で、直販価格はP2415Qが54,980円、P2715Qが69,980円(ともに税込・送料込)。同日より、Amazon、ビックカメラグループ、ツクモ電気、ヨドバシカメラで先行予約を開始している。P2415Q、P2715Qとも3,840×2,160ドットの解像度を持つ4K対応ディスプレイ。これまで販売してきた「P2815Q」はTNパネルの製品だったが、P2415QとP2715QはIPSパネルを採用したことで広視野角を実現した。色域はsRGB 99%をカバーしており、出荷時にカラー調整を施したうえで出荷する。P2415Qの仕様は、画素ピッチが0.13725mm、応答速度が6ms(高速モード)/8ms(通常モード)、輝度が50~300cd平方メートル、コントラスト比が2,000,000:1、通常消費電力が45W。サイズはW566.64×D205×H369.53~499.53mm(スタンド含む)、重量は5.68kg(スタンドとケーブル含む)。P2715Qの仕様は、画素ピッチが0.1554mm、応答速度が6ms(高速モード)/9ms(通常モード)、輝度が50~350cd平方メートル、コントラスト比が2,000,000:1、通常消費電力が50W。サイズはW640.74×D203.86×H423.86~538.86mm(スタンド含む)、重量は7.53kg(スタンドとケーブル含む)。以下両機共通で、映像入力インタフェースはHDMI(MHL対応)、DisplayPort、mini DisplayPortを搭載。加えて、DisplayPort出力、USB 3.0×4を備える。スタンドは115mmの高さ調整、前方5度から後方21度のチルト、角度は不明だがスイーベルが可能だ。
2014年11月27日ソニーマーケティングは12月4日から6日まで、東京都・港区の東京ミッドタウン キャノピー・スクエアにて、「禁断のWALKMAN Hi-Res Symphonic Illusion」を開催する。ハイレゾ音源に対応した新しい「ウォークマン A」シリーズを体感できる。本イベントは、2014年9月に発表された新しい「ウォークマン A」シリーズを体感できるイベント。視聴コーナーを設けるほか、音楽を再生した際の振動を水に伝えて可視化するサウンドアートを楽しめる。このサウンドアートをスマートフォンなどで動画撮影すると、水が逆流・静止しているような映像になるという。新しいウォークマンAシリーズ「NW-A16」と「NW-A17」は、Aシリーズで初めてハイレゾ音源に対応したモデル。microSDメモリーカードスロットを備えた点が特長だ。MP3やAACなどの圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリングする「DSEE HX」も搭載している。
2014年11月27日ユニットコムは27日、パソコン工房の通販サイト内雑貨専門店「Nantena」にて、リモコン操作で音を鳴らせるキーファインダー「E205 Key Finde」を販売開始した。税別価格は1,980円。カード型リモコンで、鍵や財布などに取り付けたキーホルダーのアラームを鳴らせるキーファインダー。カード型リモコンに4色のアラーム付きキーホルダーを同梱し、1台のリモコンで4台をまとめて設定・操作できる。電源はリモコンがコイン型リチウム電池CR-2025 3V×2、キーファインダーは同CR2032 3V×1。カード型レシーバーのサイズと重量はH80×W50×D5mmと19g、キーチェーンはH43×W28×D10mmと9g(チェーン部除く)。キーチェーンのカラーはブラック、レッド、ピンク、オレンジ。
2014年11月27日ディズニーが贈るラブストーリーの名作『シンデレラ』の実写映画が2015年4月25日に日本公開されることが決定し、"シンデレラ"のファーストビジュアルが27日、公開された。公開されたビジュアルは、色鮮やかなブルーのドレスに身をまとったシンデレラが、階段を駆け下りる姿を捉えたもので、ドレスの裾からのぞくガラスの靴が印象的で、躍動感あふれるビジュアルとなっている。本ビジュアルを撮影したのは、世界的に有名な写真家アニー・リーボヴィッツ。ジョン・レノンと妻オノ・ヨーコをはじめ、ジョニー・デップやスカーレット・ヨハンソンなど、世界中のセレブを被写体に活躍している写真家で、彼女の世界観によってシンデレラが持つドラマ性が一層引き立っている。シンデレラを演じるのは、若手女優のリリー・ジェームズ。今回の大抜擢により、まさに現代の"シンデレラ"となった彼女は、本ビジュアルで黄色の髪をなびかせ、気品がありながらもどこか初々しさが残る姿を披露している。メガホンをとるのはケネス・ブラナー監督。そして、アカデミー賞女優ケイト・ブランシェットや、女優ヘレナ・ボナム=カーターら豪華キャストが集結する。さらに、豪華な衣装と美術も映画を彩る。(C)2014 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2014年11月27日スマートニュースは11月27日、ニュース閲覧アプリ「SmartNews」にて、日本気象協会の提供する地震情報の配信を開始した。これにより、最大震度4以上の大規模な地震が発生した際、SmartNews日本語版のユーザーは、日本気象協会が運営する天気予報専門サイト「tenki.jp」から提供される情報をアプリ上で閲覧することが可能となる。同情報は、タップ後に詳細情報のページへと移動する「号外プッシュ通知」の配信や、トップチャンネルなどに掲載される。なお、SmartNews上の地震速報機能は、大規模な地震発生後、数分以内に迅速に正確な情報を届けることを狙いとしたもの。地震発生後大きな揺れが到達する数秒~数十秒前に警報を発する地震早期警報システム「緊急地震速報」とは異なる。
2014年11月27日フェンリルは27日、Windows向けブラウザ「Sleipnir 4 for Windows」の最新版を公開した。同社公式サイトより無料でダウンロードできる。最新版のバージョン4.3.11では、Blinkレンダリングエンジンを更新し、起動時のパフォーマンスの改善や動作の信頼性向上などが図られた。また、新機能として「起動時に復元するタブ」にURLを指定することが可能となっている。このほか、マウスの一部ボタンが効かない場合がある問題や、Gmailの添付ファイル名が文字化けする場合がある問題、IMEを有効/無効にする際強制終了する問題などが改善されている。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8。
2014年11月27日●A350 VS 787、気圧・窓の広さ・客室幅でジャッジ11月19日、エアバス社のA350XWB(eXtra Wide Body=エクストラ・ワイド・ボディ)が日本に初めて舞い降りた。A350は世界シェアを二分するボーイング社の787と競合する旅客機であるが、A350の方が後発ゆえに787を意識して改良を加えられているのは事実だ。そこで、787の性能や快適性と比較しながらA350がもたらす快適さや革新性を見ていこう。A350は機体の素材に炭素繊維複合材(カーボン素材)を使用し、客室を広げるなど、数多くの最新かつ革新的な設計により製造された中型のワイドボディ(2通路)旅客機。ファミリー機にはダッシュ800、同900、同1000の3タイプがあるが、A350ー800はボーイング787-8に、A350-900は787-9や777-200ERに、A350-1000は777-300ERにそれぞれ座席数や航続距離などが近く、ボーイング社の主力機と競合している。○その1)機体の53%にカーボン素材を使用ボーイング787は機体の全重量の約50%にカーボン素材が使われているが、A350も機体の約53%にカーボン素材が使われ、チタンや最新アルミ合金を含めた新しい素材の使用率は機体の70%に及ぶ。中でもカーボン素材の多用は、後述するように機内の快適性向上に大きく貢献している。○その2)高い気圧でより快適な機内環境を実現旅客機は高度1万mの上空を飛ぶが、これだけの高高度になると気圧は地上の5分の1程度まで下がってしまう。そのため、与力して人が耐えられるように調整するわけだが、従来機の場合、機内の気圧は地上8,000フィート(約2,400m)のレベルまでしか与圧できなかった。ところが、A350ではカーボン素材を多用することで6,000フィート(約1,800m)に相当する気圧まで上げることができ、より地上に近い快適な機内環境をつくり出している。ボーイング787の機内も同じ6,000フィートの気圧に保たれている。気圧が高くなれば、耳詰まりや手足のむくみなどが軽減されるなど、体にかかる負担がより軽くなる。○その3)同クラスの旅客機で最大の客室幅胴体の横幅を広く設計してあるのも特徴。客室の横幅は最大221インチ(約5.61m)あり、ボーイング787の5.49mより約12.7cm広い。座席の配列は航空会社の方針で変わるが、A350 のエコノミークラスの標準配列とされる横3席-3席-3席の場合、1席あたりのシート幅は18インチ(約45.7cm)と広めになる。両壁の角度もエアバスA340などのように内側に急カーブを描く設計ではなく、それにより両窓側席の圧迫感がなくなった。○その4)広くなった窓とすっきりした足元窓は今までのエアバス機のなかで最も大きくなった。総2階建ての大型機A380よりも広い。そのため外光が入りやすく、日中の機内はより明るい。ただ、サイズをボーイング787と比べた場合、横はほぼ同じだが縦は787の方がかなり長い。なお、787の客室窓はUV(紫外線)をカツトする機能を合わせ持つ。また、客室の配線をすべて床下に納めることで、床がすっきりし不快な出っ張りがなくなったのもA350の機内を快適にしている一因。さらに、エンターテインメント用のボックス(箱型)がシートの座面の裏側に設置されることもなく、足元が広く使えるようになっているのも乗客にはうれしい。○その5)スーツケースが5個も入る手荷物棚客室の手荷物棚もかなりの大きさだ。自分の席の真上にある棚にスペースがないと、離れた棚に荷物を入れることになり何かと不便だが、A350の場合、客室両端の棚はスペースひとつあたりに、機内持ち込み可能で最大のキャスター付きスーツケースを5個収容でき、中央側の棚は同サイズのスーツケースを3個と中型のバッグ2個が入る。なお、ボーイング787の場合、最大で荷物スペースひとつあたり同サイズのスーツケースを4個とバック1個の収納力である。●A350 VS 787、燃費・騒音・クリーン設備でジャッジ○その6)機内の空気をクリーンに保つ設備機内の空気をクリーンに保つ工夫もされている。バクテリアや有機化合物、オゾンなどを吸収・除去する空気清浄フィルターが設置され、換気は2~3分ごとに行う。従来の金属中心に設計された旅客機は腐食を防ぐために常に換気しておく必要があったが、その換気とは違い、空気を清潔に保つ目的がある。座席の一定ゾーン(エリア)ごとの温度調整も可能になっている。ボーイング787も従来は2カ所だった給気口を4カ所にしてより空気をクリーンにする工夫をし、さらに787は機内の湿度を従来機の2~3倍の高さに保つ、ほかの機種にはない優れた機能も持つ。○その7)燃費効率が25%も向上海外旅行で飛行機を利用すると必ずと言っていいほど燃油サーチャージを徴収されるが、それは飛行機を飛ばすのに必要なジェット燃料の価格が高くなったから。そのため、燃費効率が良い旅客機ほど航空会社に喜ばれる。そこで、A350はカーボン素材の多様、最先端の空力性能、工夫されたエンジンなどで同規模機(ボーイング777)より燃費効率を約25%も向上させた。一方のボーイング787も、燃費効率を従来の同規模機(767など)より約20%向上させている。○その8)静か過ぎる!? エンジン燃費効率の向上に多大な貢献をするのがエンジンなのだが、A350の「トレントXWB(ロールスロイス社製)」は騒音もかなり低く抑えられている。ICAO(国際航空民間機関)が定める騒音レベルでいえば「チャプター4」を大きく下回る。チャプター4は100人乗りの小型機の騒音レベルであり、それよりも16EPNデシベルも低い。騒音レベルが低ければ、それだけ機内は静かで、より快適になる。○その9)排ガスを25%削減し環境に配慮エンジン音が低ければ、それだけ環境にも優しいといえる。また、前述した燃費効率の良さも環境問題への配慮に直結する。その点、「トレントXWB」のCO2排出量はボーイング777-200ERと比べると約25%も少ないとされる。CO2の排出量についてはボーイング787も大きく削減されており、767などの従来機に比べると20%ほど少なくなっている。○その10)より多くの航空路を飛べる優れた能力A350はエンジン2基の双発機だが、双発機の場合、「Extended-range Twin-Engine Operation Performance System=ETOPS(イ―トップス)」と呼ばれる飛行制限を受ける。これは、分かりやすくいえば洋上を飛んでいる時に片方のエンジンが停止してしまった場合、緊急着陸できる空港まで1基のエンジンで飛び続ける必要があり、その1基のエンジンで飛べる制限時間のこと。A350(-900)はすでに欧州航空安全庁(EASA)から180分超のETOPS承認を受けており、初号機の就航(商業飛行)前にここまでのETOPSが認可されたのは初めてのこと。同機の信頼の高さがうかがわれる。ETOPSの時間が長ければ、それだけ陸地から遠い洋上の飛行が可能になり、就航路線や飛行航路の選択肢が広がる。ということは、乗客の利用機会もそれだけ広がるということだ。このほかA350XWBは、同社のひとつ前の新型機A380のアヴィオニクスを改良した電子機器が使われ、パイロットや客室乗務員の休憩スペースの位置を工夫しより多くの座席を設置できるようにしているなど、多くの最新技術の採用と工夫がされた旅客機。2014年末から順次、航空会社に納入されて行くので就航路線を調べて実際にその乗り心地を体験してみるといだろう。○筆者プロフィール : 緒方信一郎航空・旅行ジャーナリスト。旅行業界誌・旅行雑誌の記者・編集者として活動し独立。25年以上にわたり航空・旅行をテーマに雑誌や新聞、テレビ、ラジオ、インターネットなど様々なメディアで執筆・コメント・解説を行う。著書に『業界のプロが本音で教える 絶対トクする!海外旅行の新常識』など。
2014年11月27日アドバンテストは11月25日、非メモリテスタ「T2000」向け多目的(マルチパーパス)パラメトリック測定モジュール「PMU32E」を発表した。同モジュールは、「PMU32」の後継モジュールであり、「T2000」の計測範囲をデジタル、アナログ、パワーマネジメントなどを融合した多機能SoCデバイスまで広げるものである。さらに、「PMU32」に対し完全上位互換であるため、ロードボードなどの既存資産との互換性を維持しながら、従来比2倍の分解能と精度を実現している。また、「PMU32E」を用いることにより、「T2000」と「T2000」の機能拡張オプション「T2000 EPP(Enhanced Performance Package)」の性能を最大限に発揮することが可能となる。測定速度は、「PMU32」に比べて2倍以上速く、特にDCリニアリティ試験ではサンプリングレートとデータ転送速度の向上により劇的にスループットを向上させている。このため、大幅なテスト時間削減が可能となり、生産性の向上とコスト削減につなげることができる。この他、既存の「PMU32」のテストプログラムがそのまま使用できることからオペレーション効率が良いことに加え、チャネルごとのAWGとデジタイザのメモリ容量は従来比2倍となり大幅に能力が拡張された。さらに、新規にISVMギャング機能をサポートしており、デバイスのオンダイレギュレータ(ODR)のロード試験が可能になった。これら「PMU32E」の機能により、「T2000」は新規デバイスの開発期間も劇的に短縮することができるとしている。なお、「PMU32E」は2015年3月頃より出荷が開始される予定。
2014年11月27日サイコムは26日、3Lサイズの小型PC「Radiant SPX2400H97」を発表した。同日より販売開始する。BTOカスタマイズが可能で、最小構成価格は50,960円から。Intel H97 Expressチップセットを搭載した、3Lサイズの小型PC。本体サイズは幅20cm×奥行き24cmとコンパクトで、縦置き・横置きの両方に対応する。最小構成の主な仕様は、CPUがIntel Celeron G1850(2.90GHz)、メモリが4GB、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、電源が90W電源など。OSは非搭載で、通信機能はGigabit対応有線LANのみ。本体サイズはW200×D240×H72mm。
2014年11月26日女優の綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずが4姉妹を演じ、是枝裕和監督がメガホンをとった映画『海街diary』(2015年6月13日公開)の場面写真が26日、初めて公開された。原作は、漫画家・吉田秋生が漫画雑誌『月刊フラワーズ』(小学館)で2006年8月号から不定期連載中の同名漫画。鎌倉の祖母が残した家を舞台に、"異母妹"を加えた4姉妹のリアルな家族の絆を描く。是枝監督にとっては、昨年の第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した『そして父になる』以来の新作。4人のほか、大竹しのぶ、堤真一、加瀬亮、風吹ジュン、リリー・フランキー、鈴木亮平らが出演する。今回、初めて公開された場面写真は、海辺で遠くを見つめる4姉妹の姿を映したもの。左からマイペースな三女・千佳役の夏帆、家長で責任感のある長女・幸役の綾瀬、年齢よりも大人びた四女・すず役の広瀬、酒好きで年下の男に弱い次女・佳乃役の長澤が並んでいる。是枝監督にとっても、「原作モノの映画化に心動き、心躍ることは少ないのですが、この作品は、一巻目を手にした瞬間からどうしても自分の手で映画にしたいと思い続けていました」と思い入れの強い本作。4人のキャスティングについては、「まず『今、誰を撮りたいか』を最優先に考えました」と説明し、「大好きな原作だけに、オリジナルとは違うプレッシャーがありますが、原作のキャラクターや名台詞をなぞり過ぎることなくこれまでのオリジナル作品同様、自分で取材し、目にしたものを膨らまし、キャラクターに肉付けし、生活感やディテールを大事にしていきたいと思っています」と意気込みを語っている。(C)2015吉田秋生・小学館/「海街diary」製作委員会
2014年11月26日ガラポンは26日、ワンセグ対応のTV録画機として、「ガラポンTV四号機 内蔵ハードディスクなしモデル」を発表した。11月26日から同社の直販サイトでのみ発売する。価格は24,800円(税別)。「ガラポンTV四号機」は、8チャンネル分のワンセグTV番組を24時間×120日の期間、すべて録画できる録画機。今回発売されるのは、2014年8月に発売された「ガラポンTV四号機」のHDDを搭載しないモデルとなる。ユーザー自身がHDDを用意する代わりに、HDD搭載モデルよりも低価格で提供される。なお、HDD搭載モデルの価格は36,500円(税別)。HDDを搭載しない利点としては、自分の好きな容量のHDDが使用できることや、余っているHDDを有効活用できることなどが挙げられる。そのぶん、セッティングなどの手間が多少かかる。「ガラポンTV四号機」の詳細については、別記事の「ガラポン、最大8番組のワンセグ放送を1画面に同時表示できる全録レコーダー」を参照いただきたい。
2014年11月26日オリックス銀行はこのたび、12月1日よりインターネット取引専用の「eダイレクト2週間定期預金」の取扱いを開始すると発表した。「eダイレクト2週間定期預金」は、資金の運用先を選択している間や、できるだけ自由に資金を使いたいが、普通預金より少しでも高い利回りで運用したいなどの短期運用ニーズに応える商品だという。最低預入金額は50万円からで、これまでの同社の定期預金より少額から預け入れることができるとしている。オリックス銀行は、顧客のさまざまな資金運用ニーズに応えることにより、同社の預金商品をより一層利用してもらいたいと考えているという。今後も顧客にとって利便性の高い商品を提供していくとしている。
2014年11月26日●4K液晶とGeForce GTX 970Mを搭載したハイスペック・ゲーミングノート2014年11月14日、マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune」から「NEXTGEAR-NOTE i5701」シリーズが発表された。本シリーズの大きな特徴は2つ。QFHD(3840×2160)という解像度、つまり4K液晶ディスプレイを搭載していることと、NVIDIAの最新ハイエンドGPU・GeForce GTX 970Mを内蔵していることだ。しかもそんなハイスペックPCを「ちょっといいノートPCを買ってみようかな?」という程度の169,800円(税別)から検討できるのだから驚く。今回は、そんな「NEXTGEAR-NOTE i5701」シリーズの中から、最高峰に位置するプラチナモデル「NEXTGEAR-NOTE i5701PA1」を紹介しよう。プラチナとはいっても、モデルごとの違いはメモリの容量とストレージの2点のみ。ブロンズやゴールドなどのモデルを選んでも、最大の特徴である4K液晶とGeForce GTX 970Mはそのまま搭載されている。ブロンズモデルを検討している方は、SSDとHDDのアクセス速度の差と容量を確認することで、上位モデルとの違いを探ることができるだろう。○高解像度4K液晶ディスプレイを支える高いスペックNEXTGEAR-NOTE i5701PA1は15.6型のゲーミングノートPCだ。QFHD(3840×2160)のIGZO液晶ディスプレイを搭載しており、表面はグレア処理となっている。その高精細でコントラストの高い映像は、ドット感を意識させることがなく滑らかで美しい。そして、この高解像度表示を支えているのがほかの主要パーツ類だ。CPUには、インテルの"Haswell Refresh"世代4コアCPU・Core i7-4710HQを採用。動作クロックは2.50GHzとなり、ターボ・ブースト機能によってCPU温度に余裕があるときには、最大3.50GHzまでクロックが上昇する。そしてGPUには、高いパフォーマンスと圧倒的な省電力で話題となった第2世代Maxwell、NVIDIAのGeForce GTX 970Mを搭載。デスクトップPCかと見まがうばかりの処理能力を見せてくれるだろう。またCPUに内蔵されているグラフィックスはインテル HD グラフィックス 4600。WebブラウジングやOffice系ソフト動作中は映像処理の負荷が低いため、このCPU内蔵グラフィックスによりさらに消費電力を抑えた動作が行われる。メモリはDDR3L-1600規格・8GBの製品を4枚実装しており、その容量はなんと計32GB。高解像度の画像・動画編集を行う場合でも、なお余裕がありそうだ。ストレージはデュアルドライブ構成となり、システムドライブには512GBもの大容量SSD・Plextor PX-G512M6eが採用されている。このSSDはM.2コネクタによりPCI-Expressに接続されているのが特徴。昨今はSSDの性能向上が著しく、SATA3.0の転送速度の上限である6Gbpsでは、SSDの真価を発揮できなくなってきている。しかしPCI-Express2.0 x2で接続すれば上限は10Gbps。PX-G512M6eはこのPCI-Express接続を採用することで、これまでのSSDを超える速度を実現している。データドライブ用のHDDは2TBでSeagate製だ。通信デバイスはいずれもRealtek製となり、有線ギガビットLAN端子、IEEE802.11 b/g/n対応の無線LAN、そしてBluetooth V4.0を備える。○ゲーミングノートながらも25mmというスリムな筐体を実現筐体のカラーは、G-Tuneのイメージ通りのブラックだ。天板やパームレスト部はヘアライン加工が施されたアルミ製になっており高級感がある。また本体裏面も金属製で、効率的に熱を拡散させる効果がありそうだ。その分、指紋が目立ちがちではあるものの、共に質感は大変良く、ハイスペック・ゲーミングノートPCにふさわしいスタイリッシュな外観を備えている。また本体内部の熱対策が難しいゲーミングノートながらも、厚みは25mm(ゴム足を含んだ場合27mm)を実現。本体質量も2.5kgに抑えられているため、持ち運びも視野に入れることが可能だ。出張先や旅行先で使えるハイスペック・ゲーミングPCとしても魅力的といえる。各種インタフェースは本体左右側面と背面に配置されている。正面は、左側にHDDやバッテリーなどの動作を表す8つのLEDを備えるのみで、接続端子は存在しない。背面を見ると左側に大きな排気口、右側には電源コネクタと、ノートPCとしては珍しいe-SATA/USB 3.0兼用端子を備えている。右側面は手前からライン、マイク、ヘッドフォン端子、SD/MMCカードリーダー、USB 3.0×2、ギガビットLAN端子、ケンジントンロックを搭載。SIMカードスロットも見えるが、残念ながらこちらは使用できない。左側面はMini Displayport×2、USB 3.0×1、HDMI×1という、映像出力用端子を中心とした構成となっている。強力なGPUを利用してマルチディスプレイ環境も構築可能だ。液晶ディスプレイ上部にはステレオデジタルマイクと200万画素のWebカメラが用意されており、ビデオチャットを高画質・高音質で行うことができる。○白色LEDが輝くテンキー付きキーボードを搭載キーボードはアイソレーションタイプを採用。またサイズを活かしてテンキーも搭載されている。カーソルキー周辺はさすがに多少変則的な配列となっているものの、それ以外の文字配列は素直で押し間違いもなさそうだ。電源ボタンはテンキー右上に用意されている。タッチパッドは浅めの段差を設けてあるだけだが、パームレスト部はアルミ製であるため、温度や触り心地で簡単に判別できるだろう。ボタンはクリック感の少ないフカフカとした感触を備えたもので、その押下感はキーボードに近い。また、液晶ディスプレイと本体をつなぐヒンジ部分にステレオスピーカーを内蔵しており、ゲームの音声をしっかりと再生することが可能だ。キーボードの内側には白色LEDが埋め込まれており、暗い場所でもキーを視認可能だ。消費電力を抑えたいときは、明るさを下げたり発光自体をOFFにしたりもできるので、環境によって使い分けたい。ACアダプタ出力は19V/9.5A、180Wとさすがに高い。そのサイズも出力電力に応じてW167×H83×D35mmと大きめだ。外出先に持ち運ぶ場合は、このACアダプタの分も考慮に入れよう。尖ったスペックと高い質感、そして使い勝手の良さによってNEXTGEAR-NOTE i5701PA1は所有感を満足させてくれる製品に仕上がっている。次ページでは高解像度のデスクトップ画面と、ベンチマークテストによる性能を確認しよう。●最新ゲームタイトルもハイエンド・デスクトップ並みに動かせる実力○4K(3840×2160)液晶が実現するデスクトップ領域「NEXTGEAR-NOTE i5701PA1」が備える3840×2160という表示領域は、15.6型というサイズにおいては100%ネイティブ表示で使用することは難しいだろう。なぜなら、とてつもなく各インタフェースや文字などが小さくなってしまうからだ。そのため本機では、表示が250%(超特大)に初期設定されている。これは高い解像度のまま精細感を得るために使用している状態なので、文字などはエッジが目立たずとても滑らかだ。もし表示領域を拡大する方向で高解像度を利用したいのであれば、[コントロールパネル]の[デスクトップのカスタマイズ]にある[ディスプレイ]項目の[テキストやその他の項目の大きさの変更]から、拡大率を変更するといいだろう。なお、すべての項目を一括して変更するだけでなく、タイトルバーやメニュー、Internet Explorerなど、それぞれを個別にサイズ変更することも可能。100%、150%、250%それぞれのデスクトップ画面をキャプチャしたので参考にしてほしい。○「NEXTGEAR-NOTE i5701PA1」の性能をベンチマークでチェック!それでは、ベンチマークテストで本機の性能を確認していこう。まずは全体的な性能からだ。Windowsシステム評価ツール「WinSAT」でのWindowsエクスペリエンス インデックス スコア測定の結果はご覧の通りで、文句の付けどころがない。特にプライマリディスクの「8.4」は、現在最高峰のスコアだろう。グラフィックスの2項目はCPU内蔵グラフィックスを利用しているため伸び悩んでいるものの、GeForce GTX 970Mの性能はこのあとのゲームベンチで明らかになるはずだ。ストレージ用ベンチマークソフト「CrystalDiskMark」でのSSDとHDDの測定結果もストレージごとの違いが色濃く出ている。PCI-Express接続されたSSDの速度は圧巻としかいいようがない。メインドライブの転送速度の違いは、体感速度に大きな影響を与える。HDDのみを搭載したブロンズモデルを検討している方は、この数値をよく確認しておいてほしい。さらに「PCMark8」にて総合的なパフォーマンスを測ってみよう。こちらの結果もまったく不満を感じないもので、非常に良好だ。こちらでもCasual GamingはCPU内蔵グラフィックスによって計測されているため振るわないが、そのほかの項目はいずれも速い。ホーム&オフィス用途での使用では、高い処理能力と解像度を活かした、さまざまな使い方が期待できそうだ。○GeForce GTX 970Mの3Dグラフィックス処理能力を確認次に、NVIDIA GeForce GTX 970Mが備える3Dグラフィックス処理能力を、解像度を変えつつチェックしてみよう。まずはFuturemarkの3Dグラフィックス向け定番ベンチマーク「3DMark」。こちらには2014年10月13日に4K解像度に対応した新たなプリセット「Fire Strike Ultra」が追加されたので、そちらも試していくことにする。結果は大変優秀だ。「7434」というスコアは、2世代前のデスクトップ向けハイエンドGPU・GeForce GTX 680をも超えるスコアとなっており、まさに世代が変わったという印象を受ける。Ultraの結果はさすがに厳しいものの、GeForce GTX 970Mの備える処理能力に疑いの余地はない。続いてゲームのベンチマークテストを試していこう。まずは指輪物語を題材にした大作アクションRPG「ミドルアース:シャドウ・オブ・モルドール」のベンチマークだ。最新の3Dゲームだけにその負荷は高いが、ある程度の設定とフルHD(1920×1080)までの解像度ならば、余裕を持って動かすことが可能だった。デスクトップPCでも高設定では動かすのが大変なタイトルだけに、この結果はすばらしい。それ以上の高解像度ではやはり要求水準が高く、現状は快適とはいいがたい。それでは、髪の毛の描画にこだわったアクションタイトル「トゥームレイダー」のベンチマークテストではどうだろうか。こちらも傾向としては同じで、フルHDまでなら設定を上げてもしっかりと遊ぶことが可能。しかし、やはり4K解像度では処理能力が追いつかないようだ。最後に、拡張パック「蒼天のイシュガルド」が発表され、話題再燃中の国産MMORPGタイトル「ファイナルファンタジーXIV」のベンチマーク、キャラクター編を試そう。こちらのベンチマークでは、4K解像度でもなんとか遊べそうなスコアが確認できた。今となっては中程度の負荷のタイトルではあるものの、ノートPCでここまで動作させることができるのは驚きの一言だ。なおゲーム全般にいえることではあるが、インタフェースサイズを変更できないゲームで解像度を4Kに設定すると、各インタフェースが小さくなりすぎ、ゲームにならない場合が多い。ゲーム側の対応もまだまだ4Kに及んでいないのが現状なのだ。今回は3K、4Kという高解像度テストも行ったが、この解像度に対応できないのは今のところ当たり前。また、そもそも本機のディスプレイサイズは15.6型なので、3DゲームにおいてフルHD以上の違いを視認するのは難しい。フルHDまでの解像度に対応できれば十分と考えておくといいだろう。ちなみに、ゲーム中心の利用であれば、本機と同等のスペックでフルHDノングレア液晶を装備する「NEXTGEAR-NOTE i5700」シリーズも用意されている。こちらは13万円台(税別)~とよりリーズナブルに購入可能だ。○ハードウェアをコントロールできるツールをプリインストールOSにはWindows 8.1 Update 1 64ビット版が採用されており、ハードウェアをコントロールするためのツールがいくつかプリインストールされている。1つはファンの速度や液晶の明るさなどをコントロールできる「Control Center」だ。Windowsキーの無効化なども行えるため、ゲームを遊ぶ方はチェックしておきたい。また「Sound Blaster X-Fi MB3」を利用したリッチなサウンドエフェクトも、ゲームの楽しさを引き上げてくれるだろう。さらにキーボードにアプリケーションの起動を割り当てたり、マクロを設定したりできる「FLEXIKEY」や、タッチパッドの設定をコントロールできる「Synaptics TouchPad」を搭載。自分好みの操作環境を構築することが可能だ。○高精細デスクトップを利用できるハイスペック・ゲーミングノートQFHD(3840×2160)液晶ディスプレイを搭載しているという点だけでも特筆に値するが、さらにGPUにGeForce GTX 970Mを搭載することで、2014年最高クラスの3D処理能力を備えた「NEXTGEAR-NOTE i5701」シリーズ。そのプラチナモデルである「NEXTGEAR-NOTE i5701PA1」は、さらに大容量512GBのPCI-Express接続SSDも備えており、全方位でスキがない。この性能は、あらゆる処理において有効に働くことだろう。ノートPCでこの冬の注目タイトルを遊びたい人はもちろんのこと、4K解像度を活かした画像・映像処理を行う人にとっても、注目の一台となるはずだ。本年度の注目パーツの集大成となる本機で、2014年度を締めくくってみてはいかがだろうか。※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。○標準スペック上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。価格・構成については、2014/11/25(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
2014年11月26日富士重工業は26日、フルモデルチェンジして10月24日に発売したスバル「レガシィ アウトバック」「レガシィ B4」の受注状況を発表した。それによると、発売後約1カ月時点(11月24日まで)で両車種合わせて4,308台の受注があり、レガシィシリーズ月販目標1,200台の約3.6倍となる好調なスタートとなった。受注台数の内訳は、アウトバックが67%の2,898台、B4が33%の1,410台。グレード構成比を見ると、アウトバックではベースグレードが29%、Limitedが71%、B4ではベースグレードが31%、Limitedが69%となっている。最も売れている外装色は、アウトバックが「タングステン・メタリック」(36%)、B4が「クリスタルホワイト・パール」(31%)。購入者の世代別構成比も発表されており、アウトバックは40代台が30%で最も多く、その次が50代の24%。B4は60代以上が33%で最も多く、その次が50代の33%となっている。同社によると、新型レガシィから採用したデザインコンセプト「DYNAMIC×SOLID」によって進化した質感の高いデザインや、ずっと乗っていたくなるスムーズで滑らかな上質さを感じる走り味など、新型レガシィの特長である「デザイン」と「動的質感」について高く評価されているとのこと。
2014年11月26日JR東日本新潟支社は30日、今年度中に導入予定の新型車両E129系の展示会を新津駅・長岡駅・新潟駅で実施する。展示される時間は、新津駅が9時40分頃から11時頃まで、長岡駅が10時20分頃から11時30分頃まで、新潟駅は13~14時頃とされている。いずれもホームに停車中の列車内に立ち入って見学できる。見学場所は改札内となるため、入場券や有効な乗車券などが必要だ。JR東日本の新型車両E129系は、新潟県内で運用される115系の置換え用として、総合車両製作所新津事業所にて製造。走行時の電力消費量を115系の約5割に抑え、省エネ化を進めたほか、新潟地区の気候に対応した耐寒耐雪構造とするなどの特徴を持つ。現在は営業線区での走行テストを行い、営業運転開始に備えているという。
2014年11月26日ユニットコムは、iiyama PCブランドにて、3,840×2,160ドットの4K液晶を搭載した15.6型ノートPC「15X8140」シリーズを発表した。同日より同社直販サイトなどで販売開始。価格は税別174,980円から。いずれもCPUにCore i7-4710HQ、グラフィックスにGeForce GTX 970Mを採用。ラインナップは、500GB HDDを採用した「15X8140-i7-QTEB」Windows 8.1版とWindows 7版、256GBのSSDを採用した「15X8140-i7-QTRB」Windows 8.1版とWindows 7版、256GB SSDを2基搭載したRAID構成の「15X8140-i7-QTXRB」Windows 8.1版とWindows 7版。「15X8140-i7-QTEB」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4710HQ(2.5GHz)、チップセットがIntel HM87 Express、メモリがDDR3L-1600 8GB、ストレージが500GB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 970M 3GB、光学ドライブが非搭載。ディスプレイは15.6型ワイドIPS液晶(3,840×2,160ドット)。通信機能はIEEE802.11 ac/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0。本体サイズはW385×D271×H25mm、重量は約2.6kg。上記仕様で価格はWindows 8.1版が税別174,980円、Windows 7版が税別179,980円。「15X8140-i7-QTRB」は、上記仕様からストレージが256GB SSD(M.2 PCI Express2.0)+1TB HDDに変更される。価格はWindows 8.1版が税別214,980円、Windows 7版が税別219,980円。「15X8140-i7-QTXRB」は、上記仕様からストレージが256GB SSD(SATA)と256GB SSD(M.2 PCI Express2.0)×2基の搭載となり、価格はWindows 8.1版が税別254,980円、Windows 7版が税別259,980円。
2014年11月25日KODAWARIは、厚さ0.4mmの国産生ガラスを使用したiPad Air/iPad mini用液晶保護フィルム「PATCHWORKS ITG PRO Plus - Impossible Tempered Glass for iPad」シリーズを発表した。12月5日より販売を開始する。価格はiPad Air用が6,156円、iPad mini用が5,184円。同製品は、厚さ0.4mmの国産生ガラスを使用したiPad Air/iPad mini用液晶保護フィルムである。9Hの表面硬度で、透過度は95%。ガラスの縁を丸く研磨処理し、縁にかかる衝撃を軽減する「ラウンドカット仕様」が採用されている。ナイフや鍵などの鋭利なものでも簡単には傷がつかず、万が一、割れた場合でも破片が飛び散らないよう、飛散防止加工が施されている。ラインナップは「PATCHWORKS ITG PRO Plus - Impossible Tempered Glass for iPad Air(第1/2世代)」「PATCHWORKS ITG PRO Plus - Impossible Tempered Glass for iPad mini(第1/2/3世代)」の2種。iPad Air、iPad miniの全モデルに対応する。
2014年11月25日中国人民銀行(中央銀行)は21日、2012年7月以来、約2年4カ月ぶりとなる利下げに踏み切り、22日から、1年物貸出基準金利を従来より0.4ポイント低い5.6%、1年物預金基準金利を同0.25ポイント低い2.75%とすると中国金融市場の引け後に発表しました。21日の欧米では、ECB(欧州中央銀行)総裁が追加金融緩和に前向きな姿勢を示したこともあり、株価が上昇しました。そして、24日には、中国や香港の株式相場も大きく上昇しました。経済成長率をやみくもに高くするより構造改革を優先する意向の中国当局は、景気の下振れが懸念されるようになると、的を絞った小規模な景気下支え策を繰り返し導入してきました。また、中国人民銀行も、利下げといった一般的な金融緩和策を用いることを避け、新たな資金供給の枠組みを設けるなどして、市中銀行に流動性を供給してきました。しかし、11月13日に発表された10月の統計で、生産、投資、消費の伸びが軒並み鈍化するなど、景気が依然として不安定なことに加え、物価上昇率が鈍化を続け、デフレ圧力が強まるなか、中小を中心に企業の資金調達コストが高止まりし、状況に改善が見られないこともあり、中国人民銀行はついに利下げに踏み切ったものとみられます。利下げは、企業向けの貸出や住宅ローンなどの金利の低下を通じて、景気が目先、急失速するリスクを抑えると期待されます。また、市場ではさらなる利下げや預金準備率の引き下げなど、追加金融緩和観測も台頭しています。ただし、中国人民銀行は今回の利下げについて、「穏健な金融政策」の変化を意味するものではないとしており、先行きは不透明な状況です。それでも、景気の下振れを容認しない姿勢を中国当局が利下げという明確な形で示したことは、世界の投資家の安堵につながると考えられます。(※上記は過去のものおよび予想であり、将来を約束するものではありません。)(2014年11月25日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」※1 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。※2 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
2014年11月25日キャラメルボックス 2014 クリスマスツアー『ブリザード・ミュージック』が、11月22日、新神戸オリエンタル劇場で開幕した。1991年の初演以来4度目の再演となる人気作。心温まるファンタジーながら初日の舞台では、来年30周年を迎える劇団の“決意”のようなものを感じた。それは“一本の芝居を作る”という物語の中に詰め込まれた演劇人の率直な思い、そして4年ぶりに主役を演じる西川浩幸の役者魂ゆえだろう。キャラメルボックス『ブリザード・ミュージック』チケット情報西川は初演よりずっと梅原清吉役を演じている。13年ぶりの再演となった今回も自らの強い意志でこの役に挑んだ。「若人よ来たれ!君もクリスマスに芝居をやらないか!」という新聞広告を出した90歳の清吉。彼はなぜ、宮沢賢治の未発表童話『ペンネンノルデの伝記』を基にした脚本を書き、自ら主演すると言い出したのか。70年前の彼の秘めた想いが次第に明らかになっていく。物語は清吉の芝居を、クリスマスまでの1週間で作り上げるのを軸に展開していくが、いくつもの波乱が巻き起こる。まず大金をはたいた清吉に対して家族たちが大反対。特に息巻く息子の清一郎を演じた阿部丈二の、顔芸とも言える演技に笑いが起きる。3人の孫や清一郎の妻・妙子(坂口理恵)らは、いつの間にかサポート側に転じているのが微笑ましい。家族に向けた成井豊(脚本・演出)の温かい目線、さらに宮沢賢治へのリスペクトが作品を普遍的なものにしている。一方泥臭いぐらい熱いのが役者チーム。頼もしい筋トレを披露する釜石(三浦剛)、元タカラヅカ男役だと言う水沢(前田綾)、ジャッキー・チェーンに憧れる久慈(畑中智行)ら演技スタイルも様々な5人が、エチュードで芝居を作り上げるから支離滅裂でオカシイ。5人は宮沢賢治が生きた時代の若者を演じるうちに絆を深めていく。さらにキーパーソンとなるのが、清吉がつれてきた24歳の看護師・ミハル。彼女は清吉にとっての“ミューズ”なのだが、渡邊安理演じるミハルは現代的で明るくちょっと勝気な女性。だからこそ終盤、彼女が着物で演じ切ったもうひとりのミハルの意外な行動と台詞が心に響く。舞台は劇場という空間のみ。無造作に置かれた大道具を役者自らの手で動かし、命が吹き込まれる。物語は特に後半、ZABADAKの音楽と共に時空の壁を一気に超えるような爽快感と緊張感で加速していく。学生服を着た90歳の清吉じいさん。頑固な中にあるくもりなき純粋さ、死生観にまでたどり着くような台詞を、西川は強い目力で伝え切った。初日のカーテンコールでは、「今日のことは一生忘れないと思います」(西川)と感無量な表情。まさに劇団にとっても観客にとっても、忘れられない再演となるはずだ。神戸公演は11月27日(木)まで。その後東京・サンシャイン劇場で12月5日(金)から25日(木)まで上演。なお、東京公演では10日(水)から24日(水)まで、ほさかよう作、成井演出の新作『太陽の棘彼はなぜ彼女を残して旅立ったのだろう』を同時上演する。取材・文:小野寺亜紀
2014年11月25日富士重工業は25日、スバル「インプレッサ SPORT / G4」を改良するともに、特別仕様車「インプレッサ SPORT 2.0i EyeSight Active Style」を設定して発売する。今回の改良では、「スタイリッシュな外観と質感の高い内装」「軽快で気持ちの良い走り」「燃費の良さを実感できる環境性能」に磨きをかけるとともに、操舵支援機能を搭載し高い予防安全性能を持つ「アイサイト(ver.3)」を採用。車両性能を総合的に強化した。エクステリアはフロントフェイスを刷新し、スポーティなイメージを向上。インテリアは金属調の加飾で質感を高めるとともに、情報デバイスも充実させた。メーターパネルの中央に3.5インチカラー液晶のマルチインフォメーションディスプレイを採用し、アイサイトの作動状況など運転に必要な情報をわかりやすく表示。スマートフォンなどの充電に便利なUSB電源をフロントセンタートレイ内に採用している。その他、サスペンションセッティングの最適化による乗り心地の改良、騒音・振動対策などを実施したことで、静粛性の高い快適な室内空間を実現。2.0L車はパワーユニット各部のフリクション低減により、走りと環境性能を高次元で両立させた。1.6L車では、新たなグレード「1.6i-S」を設定し、内外装に上級装備を採用してスポーティさを高めた。「インプレッサ SPORT 2.0i EyeSight Active Style」は、「インプレッサ SPORT」の持つ「使い勝手」「愉しさ」をさらに広げる特別装備として、ルーフレールやサンルーフ、力強さを感じさせる専用アルミホイール、質感が高くスポーティな内装仕様などを採用。ライフスタイルをよりアクティブに楽しくする特別仕様車に仕上がったという。「インプレッサ SPORT」の価格は、「1.6i」「1.6i-L」「1.6i-S」が159万8,400~203万400円、「2.0i」「2.0i EyeSight」「2.0i-S」「2.0i-S EyeSight」が191万1,600~241万9,200円、特別仕様車「2.0i EyeSight Active Style」が254万8,800円。「インプレッサ G4」の価格は、「1.6i」「1.6i-L」「1.6i-S」が159万8,400~204万1,200円、「2.0i」「2.0i EyeSight」「2.0i-S」「2.0i-S EyeSight」が191万1,600~243万円となっている(価格はすべて税込)。
2014年11月25日「アトウ(ato)」が、新アクセサリーライン「A」を発表した。Aはatoとapostle(使徒)の頭文字を取ったもの。クロス型のブランドロゴと通ずるネーミングだ。バッグやウオレットなどの革小物を展開。各アイテムに12使徒の名前が付けられる。一部以前発表されたモデルもある。素材はウォッシャブルレザー、ソフトヌバック。革の風合いに加え、ジップやハンドルなどシンプルなミニマムなたたずまいがatoらしいデザインだ。ファーストシーズンでは、「JOHN」(ビッグクラッチバッグ6万8,000円)、「MATTHEW」(トートバッグ4万8,000円)、「JAMES」(クラッチバッグ3万2,000円)、「PETER」(クラッチバッグ3万2,000円)、「ANDREW」(ウォレット2万8,000円)、「SIMON」(コインケース1万8,000円)の6使徒をリリース(各ベージュと黒)。シーズン毎に新たなアイテム(使徒)と新色を発表予定。本格的なデビューは2015年。11月28日からato青山店、12月3日から伊勢丹メンズ館で先行発売する。
2014年11月24日アイギークは、Mac用データ復元ソフト「Data Rescue 4」日本語版の販売を、同社Webサイトを通じてのダウンロード販売を開始した。価格は12,500円(税抜)。パッケージ版の販売は12月5日よりの販売を予定している。パッケージ版の価格は16,000円(税抜)。今回発表された、「Data Rescue 4」は、BootWell(ブートウェル)という、ブート可能なUSBフラッシュメモリの形態で提供される。BootWellは、OSが起動しないMacや、Mac本体からデータを消失した際に、BootWellドライブからシステムを起動させてアプリケーションを作動する仕様となっている。これにより、インターネットに接続できない状況や、利用しているMacにDVDドライブが付属していない場合でもデータの復元が可能となる。BootWell自体に12GBの空き容量があるので、復旧したデータを保存することも行える。ダウンロード版購入者に対しては、4GB以上のUSBフラッシュメモリを使用して、ユーザー自身でBootWellを作成できる機能を提供する。機能面では、復旧作業のスピード化と復元率の向上したほか、見つかったファイルのプレビュー確認、復元ファイルの検索機能、RAIDからの復元などで強化が図られている。アップグレード版の価格はメデイア付きのバージョンが10,500円(税抜)、ダウンロード版は7,500円(税抜)となっている。また、法人企業向けのITライセンス版は32,000円(税抜)、メディア付きのアップグレード版は24,000円(税抜)。教育関連向けの学校特別版(メディア付き)は14,000円(税抜)となっている。対応OSはMac OS X 10.7.5以降。最新のOS X Yosemiteにも対応している。
2014年11月24日●伝統×創作料理で2年連続の星獲得! 香港の食通もうなるレアなスープは必食美食の都・香港の代表料理といえば広東料理。中国4大料理のうちのひとつで、"飛ぶものは飛行機以外、四つの足のあるものは机以外"なんでも食べる、と言われるほど食材が豊富なのが特徴だ。広東は交易の中心だったことからも新鮮な食材が手に入り、その日のうちに調理するのがおいしさの秘訣でもある。それだけの品数をそろえ、さらに、昨今の地価高騰の中で上質な料理を出し続けるのは至難の技。それでもミシュランを納得させ続け、地元の人からも絶大な人気を誇る店があるのだ。世界有数のラグジュアリーホテルの高級レストランがミシュラン星に名を連ねる中、路面店ながら星を獲得している話題のレストランを紹介しよう。○食通女子を黙らせたふわっふわの豚の肺スープ2013年にオープンして間もなく「ミシュラン2014」の1ツ星に選ばれ、2015版にも引き続き選ばれた今話題のレストランがここ「波士廰 the Boss」。"豚の肺"と聞くと大抵の日本人は、拒否反応を示すかもしれない。しかし、新しい世界を味わいたいなら、ぜひトライしてほしいのがこの絶品「生磨杏汁白肺花膠湯」(豚の肺の杏仁スープ)128香港ドル(約1,950円)だ。その味は、現地コーディネーター(香港人)が女子会で利用した際に、全員にリピート必至と言わしめたほど。中国の南北から取り寄せた2種類の杏仁をすりおろし、湯通しした豚の肺と水で戻した干し浮袋を入れた器を蒸し器に入れて3~4時間蒸す。これはダブルボイルドという、高級食材を扱う時の調理法だ。中の器が直接火にあたると、具が動きすぎてスープが濁ってしまう。時間はかかるが、その分具材のうま味が出過ぎず、じっくりと煮出されてほどよくまろやかな味わいになるのだ。ちなみに、中医学的にも強火で煮たものは味が濃くなり身体の熱が上がってしまうので、じっくり煮るのを良しとしている。杏仁は肌を潤し、浮袋はコラーゲンの塊、さらに豚の肺は肺を潤し丈夫にするといわれ、味だけでなく健康的にもおすすめスープなのだ。○エビペーストに漬けて揚げたやみつきトリカラ素材には一番こだわり、冷凍でしか手に入らないアヒルを除いて、生ものの食材は全て市場から新鮮なまま届く。生もの以外も、台湾の梅干しや日本のイチゴ、上海蟹は"洋澄湖"で採れたものなど産地にこだわり仕入れている。放し飼いで育てられるため脂が少ない割に肉がやわらかい、という"龍崗鶏"ブランドの鶏肉を使用した家庭料理「大澳蝦膏炸砕鶏」(蝦味の鶏唐揚げ)ハーフ220香港ドル(約3,300円)も大人気メニューだ。「香港に行ってまで唐揚げ?」と侮るなかれ! こちらは、有名なエビペーストの産地・大澳(タイオー)の硬めのエビペーストと調味料を合わせたものに漬け込み揚げたもの。この海老味の唐揚げ、他では味わったことのない濃厚さで、箸もビールも止まらなくなりそうだ。ちなみに、メニュー名に"砕"とあるのは、骨付きの肉のブツ切りという意味。骨まわりの旨味のある肉を使っているので、小骨もまるごと入ったワイルドな食感も新しい。シェフは、王子飯店や新同楽といった香港の名店で経験を積み、美食家のオーナーと共に満を持して店をオープン。2人共に大事にしていることは、新鮮な素材にこだわり伝統的な広東料理を出す。が、新しいものも出していきたいことだという。チーズをロブスターに詰めて揚げた「チーズロブスター」など世界のさまざまな素材を使っての創作料理もおすすめだ。士廰 the Boss※1香港ドル=15.2円で換算。記事中の価格・情報は2014年10月取材時のもの●ぷりっとした海老や蟹など新鮮素材を活かした広東料理たちに舌鼓元来、超下町だが最近はおしゃれ店がどんどんオープンしている上環エリア。乾物屋が軒を連ねる雑踏に、モダンなガラス張りの店が突如として現れる。ここが2012年からミシュランの星を獲得し続け、地元民から玄人シェフにまで人気の伝統的広東料理店「桃花源小厨 Tim’s Kitchen」だ。オーナーシェフのYau-Tim LAI氏は、30年以上も伝統的な広東料理のキャリアを積んできた達人。彼の腕を持ってしても、おいしい料理を出す上で一番大切なことは"新鮮な素材"だと言い切る。この新鮮な素材の味を損ねない調理方法に人気の秘密があるのだ。○ぷりっとした海老の風味を活かす巨匠の自慢の逸品のひとつが、「玻璃明蝦球」(クリスタル大海老)170香港ドル(約2,580円)。殻を取りまわりの皮も剥いで、真っ白な状態になった海老を流水に浸すこと3時間。水で流し続けることで海老が柔らかくなり、肉の歯ごたえが増すのだ。このしまった海老に塩、砂糖、ごま油、ピーナツオイルなどで下味を付け、さらに一晩、冷蔵庫でじっくり寝かす。オーダーが入ったら、65度のぬるま湯で25分ゆでてできあがり。ナイフを入れたとたんにするっと切れるほどのほどよい弾力と、海老の風味を活かしたやさしい味付け。食感と味覚を驚かす、見事な調和なのである。○広東料理の神髄"シンプル・イズ・ザ・ベスト"一方、もうひとつの名物料理が「冬瓜蒸原隻鮮蟹鉗」(冬瓜とカニ爪の蒸し物)270香港ドル(約4,100円)。こちらもよく洗った蟹を、氷水につけて3時間冷蔵庫で寝かす。冷蔵庫から取り出した後、まわりの甲羅をたたいて中身を崩さないように丁寧に取り出すのだ。味付けは塩少々に紹興酒のみ。冬瓜は中華のベースとなる上湯スープのあんかけでいただく。新鮮な食材は鮮度をあげれば、味はシンプルでいい。これがシェフが何十年も伝統料理で培ってきた腕の見せ所なのだ。コストがかさんでも食材は妥協しない。いい食材あってこそ、だという。"シンプル・イズ・ザ・ベスト"。新鮮な素材に繊細な味付け、これが広東料理の醍醐味なのだ。桃花源小厨 Tim’s Kitchen※1香港ドル=15.2円で換算。記事中の価格・情報は2014年10月取材時のもの
2014年11月24日スバルの2013年度世界販売台数は、およそ82万5,100台だった。前年比で13.9%増という驚異的な伸びだが、これを牽引するのが米国での好調な販売状況である。同期の米国販売台数はおよそ44万1,800台。スバルのクルマは現在、半分以上が米国で売れているのだ。同期の国内販売台数は約18万1,600台だから、米国の売上はおよそ2.5倍となる。しかし、ほんの5年前までは国内と米国の販売台数にさしたる違いはなかった。2008年度の米国販売台数はおよそ18万8,200台。対する国内販売台数は17万8,800台である。この極端なまでの米国市場シフトに貢献したのが、先代の「レガシィ」シリーズであることは間違いない。4代目に比べて全長で100mmほど、全幅で50mmほど拡大した5代目「レガシィ」は、国内では賛否両論を巻き起こした。今年フルモデルチェンジされた6代目「レガシィ」もまた、このボディサイズ拡大路線を継承したものとなっている。○セダンに求められる品格を満たし、アウトドアに溶け込む柔軟さも新型「レガシィ B4」の全幅1,840mmというサイズは、トヨタ「クラウン ロイヤル」よりも40mm広い。初代「レガシィ」は、トヨタでいえば「コロナ」「カリーナ」あたりが競合車種にあたっていたことを考えると、隔世の感がある。だからこそ、4代目までの印象が強いユーザーは、新型「レガシィ」は当時と別物と考える必要があるだろう。搭載されるのは2.5リットルの水平対向4気筒エンジン。これに近年のスバルが力を入れるCVTを組み合わせている。大型のセダンボディに対し、最高出力175PSのエンジンとCVTでは不足を感じるのではないか? との疑問は当たらないと言っていいだろう。4WDにもかかわらず、車両重量は1,530kgと軽め。前述の「クラウン ロイヤル」と比べれば、ちょうど100kg少ない。軽快な走りが楽しめる。タイプとしては、完全にグランドツーリング向け。疲労感のないゆったりした走りを長距離味わうのに適しており、峠道をくねくね走りたいなら「WRX S4」あたりを、という意図が感じ取れる。だが、大型セダンとなってもコンフォート性より、スポーティ性を主張しているところは、なんだかんだいって、やはりスバル車だという印象を受けた。デザインは内外装ともじつにコンサバティブ。象徴的なのはインテリアで、こちらもコンフォート性よりスポーティ性が強くにじみ出ているデザインだ。「マークX」と「クラウン」、「アコード」と「レジェンド」、「スカイライン」と「フーガ」など、なぜか一定のボディサイズを超えると、スポーティとコンフォートがくっきり分かれる日本のセダン界だが、「レガシィ B4」は大型化してもスポーティ側にとどまっている印象だ。エクステリアは、ボディサイズの拡大をデザイン上、有効に活用したとのアナウンスがあったが、筆者はその恩恵をあまり感じなかった。ともあれ、冠婚葬祭なんでもござれのセダンに求められる品格といったものは十分以上に満たしている。一方で、アウトドアの雰囲気に溶け込む柔軟さもある。とにかく新型「レガシィ」の改良は地味だ。走りもデザインもインテリアも、真面目にコツコツとブラッシュアップしたことはわかるのだが、日本市場には少々持て余すサイズであることも含め、2~4代目あたりのようなスポットライトを浴び続ける役目は期待しづらい。つまり、圧倒的に「通」好みのクルマになったという印象だ。ただ、繰り返すようだが、つくり自体はじつに誠実。このデザインに惚れ、大型化したボディサイズも願ったりかなったり、というユーザーにとっては、きわめて満足度の高い1台になるのではないだろうか?
2014年11月22日11月21日~24日の4日間にわたって東京・秋葉原UDXで開催中の「ガンプラEXPO ワールドツアージャパン2014」にて、ガンプラ「REBORN-ONE HUNDRED RE/100」シリーズの最新作が公開されている。「REBORN-ONE HUNDRED RE/100」(RE/100)は、現在展開中のガンプラ「HGUC」シリーズの1/100スケール的な位置づけで、外装パーツにこだわった新カテゴリー。「MG(マスターグレード)」シリーズに比肩するシャープな造形と、選定考証を取り入れた説得力のあるディテールを1/100スケールのサイズ感で楽しめる。フレームレス構造ながらも、可動と造形を両立した洗練されたパーツ構成により、制作時間を大幅に軽減。9月の発表時にバンダイのホビー事業部マーケティングチーム所属の川口克己氏は「これまで発売できなかったコアなモビルスーツのガンプラなどが出せていけたらいいと思う」と今後の展望を語っており、第1弾の『RE/100 MSN-04II ナイチンゲール』(現在発売中)発表時に大きな話題となった。「ガンプラEXPO ワールドツアージャパン2014」では、2015年1月発売予定の『RE/100 MSF-007 ガンダムマークIII』(3,780円/税込)、2015年春発売予定の『RE/100 RX-78 GP04G ガンダム試作4号機(ガーベラ)』の試作を展示。これらは9月の時点で商品化が発表されていたが、今回新たに2015年発売予定の『RE/100 MSK-008 ディジェ』の立体化が発表された。ディジェはTVアニメ『機動戦士Zガンダム』に登場するカラバの試作型陸戦用モビルスーツで、劇中ではアムロ・レイが搭乗。人気機体ながらも長らく立体化に恵まれず、今回「RE/100」での立体化されることになった。なお、今回展示されていた『RE/100 MSF-007 ガンダムマークIII』はサンプルだが、『RE/100 RX-78 GP04G ガンダム試作4号機(ガーベラ)』、『RE/100 MSK-008 ディジェ』の2体は、ともにCADのデータを3Dプリンタで出力したプロトタイプだという。(C)創通・サンライズ
2014年11月22日オンキヨーデジタルソリューションズは21日、8インチWindowsタブレット「TW08A-55Z8」を発売した。価格は税込み27,000円。「TW08A-55Z8」は、8インチWindowsタブレット。直線エッジで構成された8角形のオクタゴン・デザインが特徴となっている。機能面では、Word/Excel/PowerPoint互換のオフィスソフト「キングソフトオフィス Standard/フォント同梱版」が搭載されている。パッケージにはスマートフォンからAndroid版/iOS版を無料で利用できるマルチライセンスカードが付属する。そのほか、Miracast送信機能に対応。端末の表示画面をテレビや外部ディスプレイなどに映すことができる。なお、利用するには別途Miracast対応テレビアダプターが必要になる。「TW08A-55Z8」の主な仕様は次の通り。OSは、Windows 8.1 with Bing 32bit。プロセッサはIntel Atom Z3735F(クアッドコア、1.33GHz)。内蔵メモリは2GB。ストレージは32GB。外部ストレージはmicroSDHC。ディスプレイ解像度は800×1,280ピクセル。サイズ/重量は、高さ約215.3mm×幅約125.5mm×厚さ約9.2mm/約410g。バッテリー容量は4,000mAh。動作時間は約4.4時間(JEITA 2.0)/約10.9時間(JEITA 1.0)。背面には500万画素、前面には200万画素のカメラを内蔵する。通信面では、IEEE 802.11a/b/g/nに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0、Miracastに対応する。
2014年11月22日エアバス(本社:仏トゥールーズ)は現地時間の11月20日、デルタ航空がエアバスのワイドボディ機A350-900を25機、A330-900neoを25機発注したことを発表した。A330neoにはロールス・ロイス社製トレント7000エンジン、A350-900にはロールス・ロイス社製トレントXWBエンジンが搭載される。○燃費を25%削減する経済性の高さデルタ航空は現在、エアバスの単通路型A319を57機とA320を69機、またワイドボディ型機A330-200を11機とA330-300を21機運航している。今回発注した50機のほか、デルタ航空では今後さらにA330-300を10機とA321を45機受領する予定になっており、合計105機が引き渡しされる。A350 XWBファミリーは2クラス制の客席仕様で最大369席を装備する最新鋭の長距離用中型航空機。胴体幅が広く、エコノミー・クラスで18インチの幅広い座席を備え、長距離を飛行する乗客にも快適な乗り心地を提供する。また、燃費を25%削減することで経済性も高めた。2014年10月末時点で、世界中の39社から750機の受注を獲得している。○1,300機以上の受注を獲得一方A330ファミリーはこれまでに1,300機以上の受注を獲得。運航経済性の高い航空機であり、現在、100社以上の航空会社が運航している。A330-800neoとA330-900neoはA330ファミリーの新型派生機であり、A330ファミリーの経済性と柔軟性、高い信頼性を受け継いでいる。また、A330-800neoとA330-900neoは座席あたりの燃費を14%削減し、中距離用ワイドボディ機市場において最もコスト効率の優れた航空機となる。大幅な燃費削減のほか、最大400海里(740.8km)航続距離が延長され、他のエアバス機ファミリーとの運航共通性を保持する。A350-900は2017年に、A330-900ネオは2019年に納入開始の予定。なお、エアバスのA330、A350 XWB、A380はワイドボディ・ファミリーを構成しており、250席から500席をカバーする。
2014年11月22日観ているシーンに合わせて座席が動いたり、時には風やミストが飛んできたりと、映画を“体感”できる新次元のアトラクションシアター「4DX」が、12月19日(金)よりユナイテッド・シネマ豊洲に登場。世界に先駆けて導入される“雪”と“嵐”を、プレイベントで上映される『アナと雪の女王』で体験できることが分かった。「4DX」とは、いま映画業界で最も注目を集める最新のアトラクション型上映システム。映画のシーンに合わせてシートが前後&上下左右に動いたり、衝撃を感じたり、また実際に雨風が吹きつけたり、雷鳴が轟く代わりにフラッシュが光るなどの特殊効果によって、臨場感たっぷりに“体で感じる”ことができる次世代の映画体験だ。このたび、ユナイテッド・シネマグループとしては初めて豊洲に導入される最新鋭の「4DX」は、動く座席、雨、香り、フラッシュ、バブル、煙、風、エアー、ミストというこれまでの9つの機能に加え、新たに劇場内上部から雪をイメージしたパウダーが出る“雪”と、送風口から水と一緒に風が出る“嵐”のエフェクトが世界に先駆けて追加。「4DX」のオープニング作品としては、『ホビット』シリーズの完結編『ホビット 決戦のゆくえ』と、ディズニー・アニメ最新作の『ベイマックス』(12月20日~)が決定。また、12月16日(火)~18日(木)は、オープン特別興行として『アナと雪の女王』と『パシフィック・リム』の2作品を上映し、『アナと雪の女王』ではシアター入場時とエンドロールに、新機能の“雪”のエフェクトをひと足早く体験することができるという。最新鋭の体感型アトラクションシアター4DXは、12月19日(金)よりユナイテッド・シネマ豊洲にて導入。(※“雪”と“嵐”のエフェクトは2015年春以降の映画に対応)(text:cinemacafe.net)
2014年11月21日●徐々に整備される4Kコンテンツ網の成果か? 4Kテレビの販売が好調シャープが打ち出した2014年の年末商戦における液晶テレビ販売のキーワードは、「縦横無尽」ということになりそうだ。回復基調に転じ始めた液晶テレビ市場において、シャープは「4K」という切り口とともに、「縦」と「横」の提案によって、液晶テレビ需要をさらに喚起する考えだ。液晶テレビ市場は2011年7月の地上デジタル放送への移行後、それまでの旺盛な買い換え需要の反動によって、ここ数年は低迷を続けてきた。だが、その停滞感にも少しずつ歯止めがかかり始めているようだ。シャープ 国内営業本部副本部長兼シャープエレクトロニクスマーケティング社長の細尾忠弘氏は、「ここにきて、液晶テレビの販売が前年実績を上回る結果が出ている。底を打ったと言ってもいい状況にあるのではないか」と語る。その原動力のひとつが、4Kテレビである。4Kテレビは、コンテンツの少なさや、まだ価格が高いといった課題があり、一部のユーザー向けの製品という認識が多くあった。だが、先ごろGfK Japanが発表した薄型テレビの販売動向調査によると、2014年11月第2週には50型以上の薄型テレビにおける4Kテレビの金額構成比は51%と過半数に達し、販売台数構成比でも34%と約3分の1を占めたという。シャープにおいても、4Kテレビの販売台数は拡大傾向にあり、量販店などでの店頭展示、あるいは地域販売店などと共同で行う合同展や個展でも、4Kを強く意識した提案を行っている。シャープ デジタル情報家電事業本部国内営業統轄の居石勘資氏は、「4Kはコンテンツが少ないと言われるが、海外で4Kコンテンツの制作が増加していること、国内でも『ひかりTV』において4Kのオンデマンドサービスが開始されていることなど、4Kコンテンツが増加していることを訴求することに力を注いでいる。店頭展示でも、ひかりTV 4Kのロゴを表示して、4Kでの放送がすでに視聴可能であることを訴えている」という。もうひとつの提案が、4Kモデルへのアップグレードの提案だ。シャープが提案する今年の年末商戦向け展示方法では、同社の大型液晶テレビとして最も売れ筋となっている60型2Kテレビの「LC-60G9」を中心に置き、これを購入しに来店した客に対して、アップグレード提案しやすい環境を整えている。そのひとつは4Kテレビへのアップグレードだ。「AQUOS(アクオス)」シリーズのうち「PREMIUM 4K」として、「LC-60UD20」や「LC-60US20」を展示。4Kコンテンツの映像を表示しながら、4Kならではの高画質を訴求する。そして、もうひとつは「PREMIUM 2K」とするクアトロンプロ採用の「LC-60XL20」によって4K相当の画質を実現するという提案だ。コストメリットを生かしながら、クアトロンプロだからこそ実現する4K相当という画質の高さを提案する。GfK Japanの調査では、過去半年以内に4Kテレビを購入した消費者のうち、事前検討をせずに4Kテレビを購入した割合は24%と約4分の1を占めている。量販店の店頭で画質をみたり、店員の勧め方によって、その場で4Kテレビの購入を決定した人たちも少なくないことが浮き彫りになった結果といえるだろう。シャープでは、こうした2K売れ筋モデルを軸にして、そこから2つのアップグレード提案によって、4Kの世界を提案していくというわけだ。「いま購入したテレビを、これから7~8年使っていただくとすれば、2020年の東京オリンピックはこのテレビで見ることになる。ぜひその際には4Kで見てもらいたい。ブラウン管テレビからデジタルテレビに変わったような、もうひとつの大きな節目がいよいよ4Kで始まろうとしている」とシャープの居石氏は語り、同社の4Kテレビの提案を加速させる考えだ。●大画面化した実感を持ってもらうために新旧テレビの筐体サイズ比較表を用意シャープの液晶テレビの売り場提案はこれだけではない。液晶テレビの買い換え需要をターゲットとしたインチアップ提案も、今年の年末商戦の重要な柱のひとつに位置づけている。ここに「縦横無尽」という、今年の同社の販売提案のキーワードが隠れている。「縦」という切り口では、画面の高さを考えたサイズ選びを提案する。2006年に発売された46型液晶テレビの「LC-46GX1」は、高さが853mm。アンダースピーカーが配置されているため、現行モデルよりも高さがあるのが特徴だ。これを52型の最新モデルに置き換えた場合には、高さが772mmとなり、インチサイズが大きくなりながらも、高さを低く押さえられる。狭額縁化による成果だといえる。○インチサイズアップに際しての狭額縁化による錯覚しかし、スペック上はインチアップしたものの、実際に比べてみるとそれほど画面が大きくなったという印象がないのも事実だ。「スペックを重視するお父さんの場合はインチアップしたという感覚を持つが、スペックを気にせず見た目で判断するお母さんの場合には、それほど大きくなったという感じがしない。むしろ、高さが小さくなった分、画面サイズは変わらないとさえ感じる場合もある。感覚的に大きくなったと感じるのは60型。高さは902mmと高くなるが、(設置に際する)高さの許容範囲は大きい。画面の大きさを感じ、さらに迫力の違いを感じてもらえる。後悔しない画面選びをしてもらうための提案」だとする。スペック上はインチアップになったとしても、迫力のある画面を楽しんでもらうために60型以上を勧めたいというわけだ。シャープでは、買い換え対象となる2004年~2009年に発売した液晶テレビのサイズ一覧を、早見表として販売店に提供。これと見比べながら、いま使っている液晶テレビのスペースに、インチアップさせながらも、最新のテレビが収まるかどうかを検討できるようにしている。一方で「横」の提案では、7~8年前に主流だった37型薄型テレビからの買い換え提案に取り組んでいる。2006年に発売した37型液晶テレビ「LC-37GX2W」の場合には、サイドスピーカーを搭載していたこともあり、横幅は1,109mmのサイズとなっている。これを46型の現行モデルに買い換えた場合は横幅が1,061mmとなり、「縦」の提案同様に、筐体を小さくしながらインチアップが図れる。しかし、やはり並べてみると大きくなったという印象が薄い。「実際に、量販店店頭に7~8年前の製品を横に並べて比較するということができない。しかし、合展や個展で並べてみると、スペック上のインチアップに比べて、見た目にはインチアップしていると感じないことが多い。縦の提案同様に、横の提案についても、迫力がある画面サイズにしてもらう、後悔のない購入につながることを心がけたい」とする。そこで、「横」の提案としてシャープが用意するのが、37型から52型へのインチアップだ。7~8年前の37型液晶テレビが1,109mmであったことに比べると、約7cm横幅が広がり1,178mmとなるが、画面が感じる迫力の違いはひと目でわかる。そして、7cmの広がりという点にも、実は大きな意味がある。「当時の37型液晶テレビを購入した人の多くは、横幅1200mmのオーディオラックの上に配置している。1,200mmのラックに乗せている家庭では、1,178mmの52型液晶テレビをそのまま置くことができる」と、居石氏は語る。ここに「横」の提案のポイントがある。この提案においてシャープは、買い換え時の画面面積は2倍以上という法則を打ち出し、現在使用しているテレビの画面サイズの2倍以上は、どのインチサイズかがわかるような資料を用意した。このように、シャープは今年の年末商戦において、縦と横をキーワードにした「縦横無尽」戦略を展開していくというわけだ。国内トップシェアを持つシャープの液晶テレビ提案は、テレビ画面の大型化と4K化を促進するという点で効果を発揮しそうだ。
2014年11月21日