「これに共感できる人は100%優しい人説」そんなコメントとともに、パントビスコ(@pantovisco)さんが4コマの漫画をTwitterに投稿。同じことをしている人たちから反響が上がっています。荷物を運んでくれた配達員に対して、一定の人がしている『気遣い』をご覧ください。これに共感できる人は100%やさしい人説。 pic.twitter.com/iYTuxiyAML — パントビスコ (@pantovisco) 2020年5月22日 「ドアを閉めた途端、鍵を掛けたら感じが悪いだろう」と思い、配達員が遠ざかってから鍵を閉めるという配慮に10万件以上もの『いいね』が寄せられています。・私は、この『思いやり』を祖母に教えてもらいました!・電話をガチャ切りしないのと一緒の配慮。・友達の家に行った帰り、すぐに鍵を掛けられてちょっと悲しかったから…。・私の場合はすぐに鍵をするけど、音がしないようゆっくりと掛けています。・以前、配達員をしていたのですが、同じ配慮を多くの人がしてくださいました。ほかには、「配達員さんが『すぐに鍵をかけて結構ですよ』といってくれた」「防犯のためにはドアを閉めたら即、鍵を掛けたほうがいい」という声も。配達員に配慮したい気持ちと、防犯のどちらも大切なため、鍵を掛けるタイミングに正解はないのかもしれません。しかし、世の中にそのような『優しさの1つの形』があると知っていれば、誰かの思いやりに気付ける人になれるでしょう。パントビスコさんは、Instagramでも作品を公開しています。気になる人は、こちらものぞいてみてはいかがでしょうか。Instagram:パントビスコ(pantovisco)[文・構成/grape編集部]
2020年05月23日新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の流行を受けて多くの人が不要不急の外出を控える中、荷物や手紙を届ける配達員は日々懸命に働き続けています。配達員は人々が生活を送る上で欠かせない存在ですが、一部にはコロナウイルスへの不安からか、心ない態度を取る人もいるようです。配達員にマスクを渡したらえりざべす(@Kafuntsurai_18)さんは、車で移動中に聞いていたラジオで、配達員が時に客からひどい言動を受けているという話を知り、悲しくなったといいます。帰宅後、ちょうど荷物が届いたため、えりざべすさんは少しでも役に立ちたいという想いから、余っているマスクを郵便局の配達員に渡しました。それから数日が経ったある日、ポストを空けると中に入っていたものに驚いたといいます。Twitterに投稿されたこちらの写真をご覧ください。うちは、花粉症と鼻炎が居て、マスクに少し余裕があったから少し分けてあげたんだ数日後、ポストを開けたらビックリこちらこそありがとう #頑張れ配達員 #困った時はお互い様 #コロナに負けるな #涙の配達員 pic.twitter.com/LrioTyPpsn — えりざべす (@Kafuntsurai_18) 2020年5月18日 先日は貴重なマスクをいただき、とても感謝しています。まだまだ手に入らないので大切に使わせていただいています。おすそ分けです。召し上がってください。中には菓子と紅茶、そしてマスクのお礼をつづった丁寧な手紙が入っていました。一時期に比べて市場に流通してきたとはいえ、まだ場所によっては手に入りにくいマスク。郵便局の配達員は、えりざべすさんの気持ちを嬉しく感じたのでしょう。思いやりの精神を感じる親切なやりとりに、心が温かくなりますね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月22日お笑いトリオ・『パンサー』の向井慧さんがTwitterで荷物を受け取ったときのヤマト運輸(通称:クロネコヤマト)の対応について称賛しました。クロネコヤマトといえば、置き配の荷物の下に紙を挟んだり、メモに丁寧な返事を書いたり誠実な対応が多く聞かれます。ヤマト運輸に関する記事はこちら向井さんは、通販で買い物をしてクロネコヤマトに代引きで配達を頼みました。1595円の金額に対し、向井さんは2千円を出したといいます。すると、配達員は405円のお釣りをあらかじめ用意し、速やかに向井さんに渡してきたとのこと。向井さんは「2千円出される可能性あるから、あらかじめ用意しておくサービス、すごくないですか?ビビった」と配達員の対応に驚いたようです。Amazonで買い物してヤマト運輸さんに代引きで届けて貰ったんですが、1595円の買い物で2000円だしたら、予め用意していた405円のお釣りを秒で渡されたんですが、2000円出される可能性あるから一応用意しておくサービス凄くないですか?ビビった。そして、「凪のお暇」にモッくん出てた。ビビった。— パンサー 向井 (@panther_mukai) 2020年5月16日 投稿には「接触時間を減らすために用意していたのかな」「配達員の気配りがすごい」「配達の仕事をしていますが、お釣りを用意していることがあります」などの声が寄せられていました。代引きの時は、できるだけお釣りの出ないようにしたくても細かいお金がすぐに出ないこともあるでしょう。配達員の気遣いが素敵ですね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月21日ヤマト運輸(通称・クロネコヤマト)のトレードマークといえば猫。営業所やトラック、荷物のボックスなど、ありとあらゆる場所に猫や肉球マークをプリントする遊び心が、「クロネコヤマトらしい」とたびたび話題になっています。ヤマト運輸に関する記事はこちら猫好きな人々から注目されているクロネコヤマトの場合、配達員も自然と猫想いな人が集まるのかもしれません。女性の社会復帰を応援する企業であるAnimo株式会社のTwitterアカウント(@Animo0202)は、ある配達員との出来事を投稿しています。荷物を届けに来てくれたクロネコヤマトの配達員は、玄関に貼られた3枚のシールを発見。褒めてくれたそうなのですが…。配達員が反応したシールがこちらです。わが家の玄関に貼ってある"猫"シール。配達に来たクロネコヤマトさんに褒められるという事案が発生しました。おはようございます。 pic.twitter.com/ZEpb8IEb5x — Animo株式会社 (@Animo0202) 2020年5月12日 やっぱり猫関係かっ!こちらのシールは、家にいる猫の存在を来訪者に知らせるとともに、猫が飛び出す可能性を注意喚起するもの。猫の安全を考えて貼られているシールで、写真の3枚はアクセサリー作りなどをしている、もず串(@mtstmk)さんが制作したシールだそうです。事前に知らせてもらえると気を付けられるので、配達員にとってありがたいものなのでしょう。また、猫好きとしては、貼ってあるだけで「猫がいるのか!」とワクワクするシールでもあります。Animo株式会社は「ヤマトさんはやっぱり猫びいきなんだな…と思っちゃいますよね」ともコメント。猫に関するアンテナが敏感なところが、本当にクロネコヤマトの配達員らしいです![文・構成/grape編集部]
2020年05月16日新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)がまん延している中でも、感染リスクを負いながら宅配業界の人々は働いています。荷物を届けてくれる配達員に感謝の気持ちを伝えようと、受取人によっては菓子やドリンクのペットボトルなどをドアの外に準備していることも。しかし、「飲食物だと、置いている間に誰かにいたずらされたら危険だな」「食べ物で何かアレルギーがあったらどうしよう」と不安に感じ、別の形で感謝したいと思っている人もいるかもしれません。花王のプレゼントがナイス!花王の入浴剤ブランド『バブ』のTwitterアカウントを運用している社員も、外出自粛が続く中で宅配を利用することが多いとのこと。その際には接触を避けるため、荷物をドアの外に置く『置き配』をお願いしているといいます。日頃の感謝を伝える方法として、ドアの外に配達員へのプレゼントを用意してみたのですが…。外出自粛が続く今、ネットで買い物される方も多いですよね?私もその一人で、配達員さんにはお世話になりっぱなしです。最近は #置き配 をお願いしており「ありがとう」を直接伝えられないもどかしさを感じる毎日…そこで感謝の気持ちを伝える貼り紙を作り、バブを添えて、実際に貼ってみました!(続 pic.twitter.com/WOcaouYHw1 — バブ公式 (@bub_jp) 2020年5月1日 やはり、用意したのは花王のバブ!数種類のバブを置いて、好きな香りを取っていけるようにしていました。「入浴剤で、日頃の疲れをとってほしい」という気持ちが伝わってきます。これなら、賞味期限などもないので安心してプレゼントできそうですね。また、花王は「配達ありがとうございます!」と書かれた、貼り紙に使用できる画像も投稿。活用したい人に利用を呼びかけました。気恥ずかしいですが、配達員さんに少しでも元気になっていただければ…!本当にいつもありがとうございます!身体にお気を付けて、バブのお風呂に浸かりながら疲労回復していただければと思います。皆さんもよろしければ、貼り紙活用してみてくださいね(*´▽`*) #おうちでオフろう ( #バブの赤い人 ) pic.twitter.com/Z01qU9eYXN — バブ公式 (@bub_jp) 2020年5月1日 花王の投稿には、「本当に素敵!」「いいアイディア」などのコメントが寄せられ好評な様子。プレゼント候補の1つとして、参考にしてもいいかもしれません![文・構成/grape編集部]
2020年05月07日外出自粛の状況下で物流がひっ迫している中、届けていただけるだけでありがたいのに、素敵な配慮をしてくださったのが嬉しくて涙が出ました。配達員に対する感謝の言葉とともに、yume(@_ouo_59)さんがTwitterに投稿したエピソードをご紹介します。クロネコヤマト配達員の神対応ある日、ヤマト運輸(通称・クロネコヤマト)に、母親にあげる誕生日ケーキの配達を依頼していたyumeさん。しかし、不測の事態が起きて、当日中に受け取ることができませんでした。仕方なく、翌日にケーキを再配達してもらうことにしたyumeさんは、落ち込んだ声でクロネコヤマトのサービスセンターに連絡します。再配達の依頼をしてから、5分後…。配達員の男性がやってきて、ケーキを手渡し、笑顔でこう告げたのです。「本当はダメなんですけど、誕生日って聞いたので!」ヤマト運輸のお兄さんとオペレータさんの神対応に本当に感動してる母の誕生日ケーキを頼んでいたけど運悪く受け取れず… めちゃくちゃ落ち込みながら翌日の再配達依頼をしたら、その5分後にお兄さんが来て「本当はだめなんですけど誕生日って聞いたので!」と笑顔で届けてくれた❤→ pic.twitter.com/CbK98DFqpg — yume (@_ouo_59) 2020年5月1日 利用客の事情に配慮し、臨機応変な対応をした、クロネコヤマトのスタッフたち。yumeさんは「時間外で迷惑をかけてしまったのは事実なので、次からは気を付けます」とつづり、感謝の言葉を述べています。エピソードに対し、ネット上では「優しすぎる」「素敵!心が温かくなった」といった声が上がりました。2020年5月現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、宅配業者は繁忙期を迎えています。感染リスクを抱えながらも、利用客のためを想って働く配達員がいる…そう思うと、感謝の気持ちで胸がいっぱいになりますね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月03日新型コロナウイルス感染症のまん延により、買い物で人と接触するのを避ける人が増え、配送業界の需要が増えています。みゆき(@eBWlolOmCFkxsPr)さんの夫は、ヤマト運輸(通称・クロネコヤマト)勤務。感染リスクがある中、通常より多い量の荷物を処理しているそうです。衛生に過敏になった受取人が、配達員に無言で消毒液を掛けるなど酷い行為をするケースが増えていることがニュースになっていたため、みゆきさんは気が気ではなかったでしょう。そんなある日、夫が持ち帰ってきた手紙を見て、みゆきさんは心打たれます。大雨の日に仕事に行った夫が持ち帰った手紙に、書かれていたこととは…。クロネコヤマト様こんな中、配達ご苦労様です。ありがとうございます。荷物は、袋に入れてドアノブにかけてくださると助かります。私は外に出ないので、少しですが、使ってください。私の旦那さんはクロネコヤマトです。荷物は増え続け感染のリスクが高まっています。今日もどしゃ降りの中配達していたところ、お客様から感激のメッセージとマスクをいただいてきました!この優しさでどれだけ救われたか!感動しました。本当にありがとうございました。一人の思いやりが世界を救う! pic.twitter.com/G0BtanOaZD — みゆき (@eBWlolOmCFkxsPr) 2020年4月18日 手紙には、サインなしで荷物をドア外に置く『置き配』にしてほしいことと、感謝の言葉がつづられていました。対面すると配達員と受取人の双方に感染リスクがあるため、互いのために『置き配』を選択したのでしょう。また、手紙と一緒にマスクも数枚用意されていたため、夫はありがたく受け取ったのでした。手紙をTwitterに投稿したみゆきさんは、「この優しさでどれだけ救われたか!感動しました。本当にありがとうございました」とコメント。人々の生活を支えようと働く人に、理不尽なほど厳しい目を向ける人たちがいる一方、こんな気遣いをしてくれる人がいることに心救われたのです。大変な時だからこそ、『思いやりの精神』が社会に広まっていくといいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月22日2020年4月現在、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染拡大を防ぐため、政府は緊急事態宣言を発令。配送業者の配達員は、感染リスクに身をさらしながらも、荷物を待つ人々のため、業務にあたっています。そんな中、miwasowmenさんが、フレンドリーな男性配達員とのエピソードを、Instagramに投稿しました。『言葉の力ってやっぱすごい』外出自粛で誰とも会話しない日々が続き、不安と孤独で心が折れそうだった投稿者さんの自宅に、配達員の男性が荷物を届けにやってきました。密接をさけるため、世間話を我慢した投稿者さんの気持ちを察したのか、男性は乗りかけたエレベーターから半身を出し、こういったそうです。「頑張りましょうね」コロナウイルスがいつ終息するか分からない状況に、不安を抱えていた投稿者さんは、男性の温かいひと言で元気が出たといいます。投稿者さんは「配達員のみな様、いつも本当にありがとうございます」と、男性や配送業者の人々へ、感謝の気持ちをつづりました。【ネットの声】・涙が出ました。温かいエピソードを、ありがとうございます。・きっと配達員の男性も、投稿者さんと世間話をしたかったのでしょうね!・言葉の力って、本当にすごいですよね。投稿者さんのエピソードが素敵すぎて、涙が出ました。日常を取り戻すためにも、今は周りと連携し、励まし合って過ごすことが大切なのでしょう。投稿者さんと配達員のエピソードは、たくさんの人の心を温めてくれました。[文・構成/grape編集部]
2020年04月22日新型コロナウイルス感染症の影響で、ヤマト運輸や日本郵便では、非対面での受け取りができる『置き配』を導入。しかし、ネット上では、配達先でひどい態度をとられた配達員からつらい声が寄せられています。佐野裕一(@sunamerius)さんは大変な中仕事をしている配達員へ、置き配で構わないことを伝えるためにドアに貼り紙をすることにしました。配送業の人からも評判がよかった貼り紙がこちら。優しいタッチで描かれた鳥の配達員と、ペンギンの家主。「いつも本当にありがとうございます」という感謝の気持ちも添えられています。実際に貼った写真がこちらです。配達大変そうなのでドアに貼ってみた pic.twitter.com/tPXJR7kDxN — 佐野裕一 (@sunamerius) 2020年4月19日 これなら配達員もすぐに分かって、心も癒されることでしょう。【ネットの声】・早速印刷してきました。明日から使いたいと思います。・これはいい!かわいいし、こういう気遣いは嬉しいですね。・配達員です。「置き配でいい」といわれても覚えられないからこれがあると助かる。佐野さんは、コンビニエンスストア『セブン‐イレブン』のコピー機でこのイラストを誰でも印刷できるようにしているとのこと。不要不急の外出は自粛となっていますが、何か出かける用事があった際に、印刷してドアに貼っておくのもいいかもしれませんね。セブンのネットプリント予約番号 53530200 です。もしお出かけの用事があればどうぞ。— 佐野裕一 (@sunamerius) 2020年4月19日 [文・構成/grape編集部]
2020年04月21日新型コロナウイルス感染症の影響で、外での買い物を控えて、ネットショッピングをする人も増えたでしょう。その背景には、毎日荷物を家まで運んでくれる配達員たちの努力があります。運送業に携わるTwitterユーザーは、『運送業の切なるお願い』という投稿をしました。投稿内容に、多くの人がハッとさせられたようです。『とりあえず』はやめて荷物の配達を頼む時は、以下のことに気を付けてほしいといいます。・住所は都道府県名から書く。・余裕があれば郵便番号は調べて書き込む。・日時指定やクール指定などのチェックを書き込んでから、受付カウンターに出す。そして一番重要なことは、依頼主が届け先の都合を確認しないで『とりあえず午前中の時間を指定するのを避けること』だといいます。届け先の人が、荷物を受け取れる時間か分からないのに午前中に時間をしてしまうと、再配達になってしまう可能性も高いでしょう。ただし、午前中でも受け取りが可能ならば、午前中を指定するのは歓迎とのこと。同業者からは共感の声が寄せられていました。・自分も配達員だけど、とてもよく分かる。建物名とか書いてほしい。・「とりあえず」って何…。みんなで助け合いましょう!・一人ひとりが気を付ければ、配達員さんもスムーズに仕事ができると思う。・配達員さんには感謝しかない。これから気を付けます。投稿者さんは「荷物を送る気持ちに、そっと配達員への気持ちも付け足してもらえたら嬉しい」とコメントしています。荷物を送る時は、少しでも配達員の負担が減るように意識をしたいですね。※掲載許可はいただいておりますが、投稿者様のご意向で匿名にしております。[文・構成/grape編集部]
2020年04月20日2020年4月現在、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、外出自粛の要請を受け、多くの店舗が休業を余儀なくされています。必要なものを手に入れるために、インターネットで買い物をする人が急増。配達員は、大量の荷物を届けるために1日中走り回っているのです。大雨の中で働くヤマトの配達員が…家から外に出ようとした際に、大雨が降っていることに気付いた、ひびのけい(@hbnk)さん。外には、強風のせいでカバーが外れて、ずぶ濡れになった状態で倒れた自転車がありました。そこで、ひびのけいさんは一度傘を取りに戻ります。すると、自宅から再度出た時に、『クロネコヤマト』でおなじみのヤマト運輸の配達員が、サッと自転車を立て直す光景を目の当たりにしたのです。ヤマト運輸、この大雨の中で配達だけでも大変なのに、強風のせいで倒れてカバーが外れて、ずぶ濡れになっていた自転車を立て直してくれていた。いったん傘を取りに戻ったらその間にさっと直していた。感謝しかない。— ひびのけい (@hbnk) 2020年4月13日 配達の合間に倒れている自転車を見た配達員は、その持ち主の心情をおもんぱかり、直すことにしたのでしょう。エピソードはネット上で拡散され、「なんて素敵な配達員さん!」「本当に親切で丁寧な仕事をするスタッフが多い」といった声が上がっています。通常の業務をこなすだけでも大変な状況の中、とっさに配達員が見せた優しさは、多くの人の心に響きました。[文・構成/grape編集部]
2020年04月15日アメリカ・ニュージャージー州に住むグレッグ・デイリーさんは新聞配達員をしています。2020年3月、彼は配達先の高齢女性から「できるだけガレージに近い場所に新聞を置いておいてくれませんか?そうすれば少しでも外に出る距離が短くなるので」と頼まれたのだそう。この女性は新型コロナウイルス感染症の感染を恐れて、玄関からほんの数メートルの距離ですら出ることができなくなっていたのです。『Good Morning America』によると、それを聞いたグレッグさんは「一体彼女はどうやって生活に必要なものを手に入れているのだろう?」と思ったといいます。新聞と一緒に「生活必需品を届けます!」数日後、スーパーへ行ったグレッグさんはふとあの高齢女性のことを思い出したのだそう。そして女性に電話をかけて、「何か必要なものがあれば買ってお届けしますよ?」と聞いてみました。すると女性は大喜びして、「できればお向かいのお宅のぶんもいくつか買ってきていただけますか?」と頼んできたのです。その時、グレッグさんの頭にあるアイディアが浮かびました。新聞と一緒に配達先のお宅に食料品を届けてあげよう!こうしてグレッグさんは新聞にこんなメモを貼ってみることにしました。私はグレッグ・デイリーと申します。あなたのお宅に毎朝新聞を配達している者です。この困難な時に皆さんの中には買い物のために外出するのが難しい方がいらっしゃると思います。そこで食料品や日用品を買ってお届けしたいと思っています。手数料は無料です。Good Morning Americaーより引用(和訳)するとこの日からグレッグさんのもとには配達を依頼する電話が殺到!彼1人ではとても追いつかないため、家族も総動員でこのサービスの提供を始めました。グレッグさんの娘が注文を取りまとめてリストを作り、妻が時間短縮のためにスーパーに事前に注文、そして2人の息子たちは買った商品を運ぶのを手伝っているといいます。Greg Dailey has delivered newspapers and groceries to over 50 New Jersey residents who can’t leave their homes. by Good Morning America on Saturday, April 4, 2020グレッグさんに配達を頼んでいる76歳のジョアンさんは、食料品のオンライン注文にも挑戦したのだそう。しかし注文の受付が完了するまでに5日間かかり、結局数日後にはキャンセルされてしまったということです。そんなジョアンさんはグレッグさんのことを「彼は命の恩人です」と話しています。グレッグさんは3月21日からこのサービスを始め、1日に50軒以上に食料品を配達しているのだとか。注文リストをまとめ、買い物に行き、買った商品を消毒して配達するのに7時間近くかかるそうです。しかし利用者からは謝礼は一切受け取らないといいます。娘のエリンさんは「(謝礼は)配達先の人たちの笑顔を見るだけで十分です」と語っています。グレッグさんはこのサービスを必要としている人がいる限り、これからも続けていくということです。誰もが心に余裕が持てないこんな時だからこそ、困っている人がいたら助けの手を差し伸べてあげる…そんな思いやりを忘れずにいたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月13日新型コロナウイルス感染症が感染拡大を続ける中、感染リスクを抱えながらも業務にあたってくれている宅配業者の配達員。ヤマト運輸は感染リスクを抑えるため、非対面で荷物を受け取ることができるサービスを開始。ネット上には、ヤマト運輸の新サービスを利用した人たちから、利用報告が寄せられています。感染拡大を受け、ヤマト運輸が『ある取り組み』を開始!称賛の声が上がる陣内(@JINNAI)さんもまた、非対面での荷物受け取りサービスを利用した1人。実際に利用した際の、配達員との心温まるやり取りをTwitterに投稿しました。ヤマト運輸配達員が残した不在票には…荷物を届けてもらう際、配達員への差し入れとして、スポーツゼリーとペットボトルのお茶、そしてメモを置いといたという投稿者さん。その後、差し入れを置いておいた場所には、1通の不在票が残されていました。投稿者さんがその不在票を見てみると…。クロネコヤマトに置き配依頼して、差し入れのスポーツゼリーとお茶ペットボトル(とメモ)置いといたら、メッセージ残ってた。無言で持っていってくれて良かったのに……お手間かけさせてすみません、いつもありがとうございます。いつもヤマトさんは配達が丁寧なので報われてほしい pic.twitter.com/PbaW3ZJMXx — 陣内 (@JINNAI_) April 7, 2020 ありがとうございます。頂きました。不在票につづられていたのは、配達員からのお礼のメッセージ。配達員からのメッセージを読んだ投稿者さんは「いつもありがとうございます。ヤマトさんは配達が丁寧なので報われてほしい」と語ります。2020年4月7日、東京を含む7都府県を対象に緊急事態宣言が発令されたことで、ますます忙しくなることが予想される宅配業者。宅配業者を含む物流業界は『日本経済の血液』ともいわれ、社会の安定の維持に欠かせない公共性の高いものであることから、事業の継続が求められています。ヤマト運輸は、緊急事態宣言後も要請の趣旨に基づき事業の継続を発表しており、改めて彼らのおかげで私たちの生活が支えられていることを実感します。また、社会を支えてくれているのは配達員だけではありません。医療現場のスタッフ、スーパーマーケットやドラッグストアの店員…この状況下でも働き続けてくれる人たち全員に感謝の言葉を送りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月08日*画像はイメージです:沖縄で宅配郵便業をてがける運輸会社の運転手が、ダイレクトメール約500通を破棄していたことが明らかになりました。最近では、再配達や宅配便の利便性の向上から、運送業界の負担が増加している傾向にありますが、こういった行為はどのような法に触れるのでしょうか。解説していきたいと思います。 ■民事上も刑事上も違法結論からいうと、送り主のダイレクトメール(荷物)を配達せずに廃棄している以上、民事上も刑事上も違法となります。民事の面では、損害賠償責任を負うことになりますが、捨てたドライバーが直接荷主に対して損害賠償責任を負う他、運送会社もドライバーの不法行為につき使用者責任(民法715条)を負い、賠償義務があります。ダイレクトメールを配達せずに捨てたドライバーは運送会社の業務を履行する者なので、運送会社は荷主に対して運送契約上の債務不履行責任として賠償義務を肯定することもできます。いずれにしても、民事上の賠償責任が発生することになります。 ■刑事上の責任ドライバーがダイレクトメールを配達せずに廃棄した行為は、刑法上、いくつかの罪と関連します。可能性があるのは、信書隠匿罪、(業務上)横領罪、窃盗罪、器物損壊罪、私用文書毀棄罪などですが、結論からいうと、器物損壊罪のみ成立すると考えられます。まず、ダイレクトメールは基本的には「信書」に当たらない場合が多いので、信書隠匿罪にあたる可能性は低いです。横領罪や窃盗罪は、不法領得の意思という物を自己の所有物とする意思が必要であり、廃棄目的の場合には成立しません。私用文書毀棄罪にいう私用文書とは、権利義務に関する文書をいいますので、やはりダイレクトメールは基本的に該当しないことになります。したがって、ドライバーがダイレクトメールを配達せずに廃棄した行為は、刑法上の器物損壊罪となります。 ただし、運送会社が荷主に謝罪し、自主的に補償するなどした場合は、実際には刑事事件としては立件しない可能性も高いでしょう。再配達や荷物量の急増による輸送網の疲弊が大きな問題ともなっており、対策が求められるところだと思います。 *著者:弁護士 星野宏明(星野法律事務所。不貞による慰謝料請求、外国人の離婚事件、国際案件、中国法務、中小企業の法律相談、ペット訴訟等が専門。)【画像】イメージです*Quang Ho / Shutterstock
2017年05月10日大手ネットショッピングでは注文した翌日に商品が届くのが当たりまえになりつつある今、配送物量の増加に加えて、再配達の手間が配送業者の負担になっていることが問題となっています。その解決策の1つが、再配達の有料化。このことについてどう思うかをパパやママに聞いてみました。Q.宅急便、再配達の有料化どう思う?1.賛成 16.6%2.賛成ではないが仕方ない 47.1%3.反対 33.4%4.わからない 2.9%賛成ではないが仕方ないが47.1%ともっとも多い反面、反対も33.4%と2番目に多い結果になりました。ネットショッピングに通販、オークションなどママやパパたちにとって宅急便はなくてはならないものになりつつあるなか、再配達でお金を取られることに反対の人も多いようです。■再配達の有料化に反対!時間指定していない荷物でも再配達に有料化されてしまうのか? 在宅しているのに不在票を入れられてしまうのでは? など、再配達の有料化の問題点を指摘する声が多くあがりました。「必ず配達される日時を確認の上、荷物が配達されたのであれば有料化も仕方ないかもしれません。いつ届くのかわからずにいきなり配達されて、再配達が有料と言われても納得できません」(神奈川県 50代女性)「再配達1回目までは無料で、2回目以降は有料にしてほしい。いきなり有料はキツイです。受取拒否が増えて、逆に問題になるのでは?」(神奈川県 40代女性)「在宅しているのにインターホンをならさず、不在票を入れて、再配達有料とかできてしまう。反対です」(茨城県 40代女性)■サービスを受けるならお金を払うべき企業努力で今までなんとかしてきた配達業者ももう限界なのではという意見も。再配達というサービスを受けるなら、料金を払うのが基本という考えのようです。「ヤマト運輸が27年ぶりに料金改定とニュースになりましたが、逆に言えば27年前の水準で今までがんばってきたってことですよね。そのときの時勢に合う運賃は請求していいと思います」(埼玉県 40代男性)「時間指定をしておいての再配達は有料化していいと思います」(千葉県 30代女性)「最近問題になってますね。私自身よく通販を使うので、配達員の方は大変だと思います。お昼ご飯を食べる時間もないなどを聞くと有料化は賛成です」(神奈川県 30代女性)■送り主が時間指定をした場合はどうなるの?自分で決めた時間指定なら家にいるべきだけど、仕事や親戚などの送り主が時間指定をした場合は、そうとは知らずに不在にしてしまうことも。それでも再配達にお金がかかるのは不公平なのでは?「うちは自営業で仕事関係の荷物や書類が頻繁に届きます。私もパートに出ていて日中留守にしがち、もし再配達に料金がかかったら一体いくらになるのかと想像すると怖いです」(神奈川県 40代女性)「お中元やお歳暮などはいつ来るのかがわからない。それも有料化されてしまうのはどうなのでしょうか? なんでも有料化すれば解決ってことではないと思います」(千葉県 40代女性)Q.宅急便、再配達の有料化どう思う?アンケート回答数:7485件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年04月26日ネットショッピングを利用した場合、商品は宅配便で送られてきます。荷物を受け取れなかった場合、多くの業者では再配達を依頼することができます。しかし、「再配達を依頼したけれども受け取れなかった」という状況が続くことは、宅配業者、特に現場の配達員の負担になります。昨今は、再配達による現場の負担が社会問題ともなっています。では、再配達してもらっても受け取れなかった、ということが続いた場合、荷物を受け取る側が宅配業者から訴えられるようなことがあるのでしょうか。今回はその点について解説していきたいと思います。*画像はイメージです:■訴えられる可能性は低い結論から言うと、訴えられるということは、考えにくいと言えます。宅配便を利用する場合、送り主(荷送人)が宅配業者(運送人)との間で運送契約を締結します。荷物を受け取る人(荷受人)は、契約には関与しません。契約に関与していない荷物を受け取る側は、運賃を支払う必要はありません。それは、何度も再配達を依頼したり、結局荷物の受け取りがされずに送り主側に返送された場合も同様です。契約をしていない以上、運賃を支払う義務はないのです。なお、運送契約に適用される約束事(正確には約款といいます)には、大抵の場合、受け取り側が荷物を受け取らず、送り主に返送することになったときは、返送費用などを宅配業者が送り主に請求できる、とされています。むしろ訴えられる(追加費用を請求される)可能性があるのは、送り主です。 ■受け取り側が絶対に訴えられないというわけではないとはいえ、受け取り側も訴えられる可能性がゼロというわけではありません。まず、結局荷物を受け取れず荷物が送り主へ返送された場合に、送り主が宅配業者へ追加費用を支払ったときは、送り主から追加費用と同額の請求を受ける可能性があります。ただし、この追加費用はさほど高くないと思われます。この費用を取り立てるためだけに裁判を起こすということはあまり考えられません。商品代金に費用が上乗せされた請求を受ける、ということはあり得ます。また、「受け取れないかもしれない」と思いつつも、「まあ、いいか」と再配達を依頼し、宅配業者に損害を与えれば、不法行為による損害賠償を請求される可能性があります。急な用事で外出して受け取れなかったという場合でも、再配達が受け取れないと思いつつ外出するでしょうから、理論上は、故意又は過失があるということで、損害賠償責任が発生する可能性があります。ただし、損害額の算定が難しかったり、算定できたとしても低額であったりするので、宅配業者は、費用と時間をかけてまで裁判はしないでしょう。裁判よりも、運賃を値上げして再配達によるコストをカバーしたり、再配達を依頼できる回数を制限してコストを抑えたりすると思われます。このように、荷物を受け取る側が損害賠償を請求されるケースはまれだと思われます。ですが、受け取る側も、あるときは荷物を送る側になるでしょう。そのときは損害賠償を請求されずにラッキーと思えるかもしれませんが、運賃の値上げやサービスの低下によって、めぐりめぐって損をすることになります。再配達の依頼をしたのに受け取れないという場合には、再配達をキャンセルして別日を指定するのが正解です。 *著者:弁護士 高野倉勇樹(あすみ法律事務所。民事、刑事幅広く取り扱っているが、中でも高齢者・障害者関連、企業法務を得意分野とする)【画像】イメージです*Naoaki / PIXTA(ピクスタ)
2017年04月08日今年の12月15日、Amazonがイギリスでドローンを使った配達を実施し、無事に成功させたそうです。日本でも昨年からドローンを使った医薬品の僻地への配送プランをはじめとした実験が繰り返されており、先日も、佐川急便が北九州で1.4キロ離れた場所への「ドローン宅配」を成功させています。安倍首相も2018年にはドローンを使った荷物配送を実現させると宣言しているようですが、はたして日本でもドローン配送が可能となるのか、現状の問題点等について解説したいと思います。*画像はイメージです:■現在のドローン法規制現在、ドローンに関しては、航空法と電波法による法規制がなされています。航空法による規制により、 1)人口集中地区の上空の飛行2)地上から150m以上の場所の飛行3)空港や重要施設の周辺の飛行4)人や物件から30m未満の場所の飛行5)日没後飛行6)操縦者からの目視外飛行 等の場合は許可が必要となり、無許可飛行の場合には50万円以下の罰金が科されます。逆に言えば、上記の規制外の飛行や、上記規制範囲内であっても事前許可の上での飛行は自由に行うことができるということです。なお、2016年12月21日の航空法施行規則の改正により、新たに三沢飛行場と木更津飛行場の周辺空域が飛行禁止区域となりましたので、最新の法改正には十分注意して下さい。また、電波法による規制により、技術基準適合証明・技術基準適合認定のいずれかの認証を受けていることを示すマーク(「技適マーク」)のないドローンを屋外で飛ばすと、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されます。通常、国内で販売されているドローン(並行輸入品を除く)であれば技適マークが付いていますが、ドローン購入の際には今一度確認をするとよいでしょう。 ■ドローン配送の問題点インターネット上でも言われているように、都市部では上記の航空法規制に引っかかるため、ドローン配送が可能になるのは山間部や僻地などの一部の地域に限られるのではないかという問題があります。事業者としても、都市部でわざわざ許可を取るコストを負担するとは考えられません。他方、航空法規制を緩和して都市部のドローン飛行可能区域を広げれば、落下物やドローン本体が人や物件に当たる可能性は高まります。かりに規制緩和がされたとしても、事業者が損害賠償請求を受けるリスクが高まりますから、やはり無理してドローン配送を実現することは考えづらいですね。政府としても、人口集中地区での実用化というよりは、人が行うよりもドローン配送や撮影のほうが安全な場合や過疎地での医薬品等の輸送を念頭に置いているようです。ドローンの活用可能性はまだまだ広がっているので、今後の法改正や事業者の参入状況が気になるといえましょう。 *著者:弁護士 木川雅博 (星野法律事務所。通信会社法務・安全衛生部門勤務を経て、星野法律事務所に所属。破産・再生・債務整理を得意とする。趣味は料理、ランニング)【画像】イメージです*chesky / PIXTA(ピクスタ)
2016年12月27日日本郵便は11月26日、マイナンバー通知カードの配達状況を発表した。これによると、40の都府県において合計約510万通の初回配達が12月になる計画だという。11月24日時点で初回配達が完了している市区町村数は570、郵便局数は1159となっている。北海道と青森県、岩手県、宮城県、石川県、高知県、佐賀県では、今月中に通知カードの最初の配達が終わる見込みとしている。40の都府県では初回配達が12月にずれこみ、12月20日までかかるとしている。初回配達の完了が12月となる郵便局の一覧は、同社のサイトで確認することができる。マイナンバー通知カードを受け取ることができなかった場合、原則として、郵便局で1週間保管される。再配達の申し込みは、インターネット、電話、FAX、郵送で行え、配達先は自宅、勤務先、郵便局の窓口を選択可能。1週間経過しても配達されなかった通知カードは住所地の市区町村に返還された後、最低3カ月間保管される。
2015年11月27日高市総務大臣は11月24日、閣議後の記者会見において、11月中に全世帯への初回届けが予定されていたマイナンバー通知カードの配達が遅れており、約9%の約510万通が12月にずれこむ見込みであることを明らかにした。まず、高市総務大臣は11月20日の閣議後の記者会見において、マイナンバー通知カードの配達状況について説明。これによると、11月18日時点で、郵便局への差出は、1496市区町村、約4850万通が完了し、家庭への初回の届けは約1766万通が完了し、これらのうち、不在留置になっているものが約223万通、自治体への返還が約84万通となっているという。その後11月24日に、日本郵便による通知カードの配達計画をあらためて公表。これによると、引受予定総数約5680万通のうち、約91%の約5170万通が11月中に初回届けができる見通しとなり、残り約9%の約510万通は初回の届けが12月となる見込みだという。日本郵便は、年賀状の引き受けが始まる12月15日までにはほとんどの郵便局で初回配達を終え、最も遅いところでも、20日頃までには初回配達を終える見込みとしている。
2015年11月25日ヨドバシカメラは7日、同社通販サイト「ヨドバシ・ドットコム」にて、「配達料金無料でご注文当日お届け」サービス対象地域に長崎県の一部市と、大分県のほぼ全域を追加した。「配達料金無料でご注文当日お届け」サービスは、ヨドバシ・ドットコムでの注文当日に配送料無料で商品を届けるサービス。関東や関西、名古屋などのほか、静岡県、山梨県、福岡県、佐賀県、熊本県などでもサービスを提供している。今回新たに、長崎県長崎市、佐世保市、大村市、諫早市と、大分県のほぼ全域が対象地域に加わった。今後とも順次サービス対象地域・商品の拡充を予定する。
2015年07月09日米Amazon.comは12月18日(現地時間)、Primeメンバーが購入した商品をすぐに配達する「Prime Now」を発表した。7.99ドル(約950円)の送料を支払うと1時間以内に配達。1時間よりも後の指定ならば無料で配達する。配達時間は午前6時から午前零時で、週末を含めて毎日利用できる。Prime Nowを利用するには「Amazon Prime Now」アプリ(iOS、Android)を使って買い物をする。Webサイトでは利用できない。1時間以内の配達は最新の配送センターを中心に配達地域を限定することで実現している。18日時点でPrime Nowに対応するのは米ニューヨーク市の34丁目にある配送センターで、配達可能地域はニューヨーク市の9つの郵便番号の地域に限られている。2015年には他の米国の都市にもPrime Nowを拡大するという。なお、Prime Nowアプリはトラッキング機能を備えており、購入者は発送プロセスのステータスや荷物の位置をリアルタイムで確認できる。Prime Now対象製品は、日用品、家電、玩具、事務用品など25,000アイテム以上。バッテリー、洗剤、炭酸水など毎日の生活に用いるもの、ケーブルや傘といった旅行に必要なアイテムなど、すぐに補充しなければならない商品が中心だ。テレビのような大きな商品も含まれ、家電製品やゲーム、玩具などプレゼントに適した商品も多いので、クリスマス直前の駆け込み購入にも使える。
2014年12月19日LINEは、同社が展開するiOS端末向けフードデリバリーサービス「LINE WOW」において、10日注文分より、配達対応エリアを拡大し、東京都港区一部地域にも対応する。「LINE WOW」は、11月20日よりiOS端末向けに先行公開されているフードデリバリーサービス。取り扱いメニュー第1弾として東京・麻布十番の和食店「おざき」や、東京・広尾のフレンチ料理店「ア・ニュ ルトゥルヴェ・ヴー」などの、限定プレミアムランチを宅配している。サービス開始以来、配達可能エリアは東京都渋谷区のみだったが、東京都港区の一部地域にも拡大する。また、これまではメニュー注文の際に、最低注文個数が3個以上という制限があったが、10日から2015年の1月末までは、1個からの注文ができるようになった。追加された配達可能エリアは次の通り。東京都港区 北青山1から3丁目/南青山1から7丁目/西麻布1から4丁目/六本木4、6、7丁目/赤坂2から9丁目。
2014年12月10日国際輸送大手の独DHLはこのほど、ドローン(無人航空機)を利用した配達の運用を限定的に開始すると発表した。同社は区間を限定し、リサーチとして研究機関らと協力して規制対策をとった。欧州では初の「認可された"パーセルコプター(percelcopter)"による自律操業」としている。同社は2013年12月に「パーセルコプター・プロジェクト」を開始しており、今回はこれを拡大するもの。具体的には、北海のユイスト島で研究を目的にパーセルコプターのプロジェクトを行い、区間はユイスト島と北部ノルトダイヒを結ぶ約12km。プロジェクトは、アーヘン大学のInstitute of Flight System Dynamics、それに独Microdronesと共同で展開するもので、ドイツ連邦交通・デジタルインフラ省がこのプロジェクトだけのために設定した区域を利用する。管轄となるニーダーザクセン州経済・労働・交通省の承認プロセスを経ているとのこと。フライトは高度50mの上空を移動し、速度は最大毎秒18mを実現可能だという。天候にもよるが、12km区間の所要時間は約30分。完全に自動化されており、フライトのすべてのフェーズで操縦士の関与を必要としないという。安全と規制遵守のため、同社はパーセルコプターを常時モニタリングしており、緊急時に手動での行動を講じられるようにする。欧州では無人航空機が操縦士の視界を超えて操業される初のフライトプロジェクトとなるだけでなく、世界で初めて医療やその他の非常時用の物資を一定時間に自動運送できるとしている。パーセルコプターの用途については、まずは医療をユイスト島に輸送するのに利用すると説明されており、フェリーや航空便の利用がコスト効率から見て良くない場合の選択肢となるようだ。
2014年09月29日牛乳・乳製品の宅配サービスを展開している松村牛乳店は、このほどホームページ上から宅配の牛乳や乳製品を受注するサービス牛乳配達.comを開始した。同店では明治の乳製品を取り扱っているが、その明治の販売網を活用して、ほぼ全国対応で宅配サービスを実施する。全国規模での宅配牛乳(乳製品)受注サイトは、メーカーのサイトを除くとほとんどなく画期的とのこと。同店は宅配サービスのメリットとして、「飲みきりサイズのビン牛乳を商品の鮮度を保ったまま配達できる。毎日自動的に届くため習慣化することもでき、高齢者一人暮らしの見守りにもなる」としている。配達は1本からでも可能だ。このほどオープンした牛乳配達.comでは、細部にわたり宅配サービスの内容を紹介。注文の前に疑問点を解決できるよう、消費者に分かりやすいサイト構成を目指したという。例えば、月極め契約の仕方や支払い方法、さらには、保冷受け箱のセキュリティー対策の現状など。Q&Aコーナーは消費者視点での細かな疑問点にフォーカスしている。問い合わせのみ、あるいはサンプルの希望だけでも対応可能。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月04日