「ドリス・ヴァン・ノッテン, インスピレーションズ(DRIES VAN NOTEN, INSPIRATIONS)」展開催に合わせ、書籍『DRIES VAN NOTEN』が発刊された。日本では、5月3日より英語版の販売がスタートする。3月1日より8月31日まで、ルーブル美術館に隣接するパリ装飾美術館で開催されている同展。ドリス ヴァン ノッテンのメンズ・ウィメンズのコレクションの数々と、イヴ・クラインの「青いヴィーナス」や映画「時計じかけのオレンジ」の映像、デヴィッド・ボウイの写真などのヴィジュアルやアート作品、そして同館が所蔵するコレクションたちが共に並べられ、彼のインスピレーションの源を表現した展示となっている。展覧会の図録でもある『DRIES VAN NOTEN』も、そんなインスピレーション源が集約されたもの。モード、絵画、写真、映画、音楽などの多岐にわたる要素で構成されたパーソナルなコレクションが収録され、様々なアート作品とドリス・ヴァン・ノッテンの作品の類似性やコントラストなど、意外な関係性を知ることができる。また、コエン・デ・ワール(Koen de Waal)が撮影した彼の自宅と庭の写真も初公開。1986年からのコレクションもビジュアルとして要約されている。5月3日よりドリス ヴァン ノッテン 青山店で取り扱う。価格は9,200円。
2014年04月24日パリ・ルーブル美術館に隣接する装飾美術館にてパリファッションウィーク中の3月1日より「ドリス・ヴァン・ノッテン―インスピレーションズ」展が開催されています(8月31日まで)。私は20年以上「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」というブランドをバイヤーとして買い付けて来ました。また個人的にもドリス氏自身と何度かお話する機会があり、そんな背景もあってこの原稿を頼まれています。パリコレクション中に原稿依頼を頂いた直後、驚くべき偶然がありました。ドリス氏自身に直接展覧会を案内し解説して貰うという、信じられないような幸運があったのです。展覧会自体はレセプションで拝見していましたが、後日、もう一度観たいと思って入場券購入の列に並んでいた私を同社プレスのパトリックが見つけ「何しているの?」という会話から「それなら今から始まるプライベートビューに参加して!」と呼び入れていただいたら、そこにはドリス氏が居て、そこから1時間半、彼自身に案内して頂いた……という経緯です。前置きが長くなりましたが、これほどの幸運・偶然は考えられず、その成果(?)を是非お伝えしたいと思います。「インスピレーション展は回顧展ではないのです」とドリス氏は言います。「自分が生きて、現役でいる間にこのような展覧会を行えるのはファッションデザイナーとしてこの上ない幸福であり、名誉です。私がこの展示で表現したかったのは“何からインスピレーションを得てデザインしてきたか?”を開示し、展示することで私の頭の中を一緒に旅して貰えたら、ということです。私にとってファッションとは即席でつくられたり、誰かの作品をコピーしたりして出来上がるものではないし、また、インスピレーション源自体も絵画や映画や文学や新聞、あるいは自然や草花や偶然拾ったもの、旅先で出合ったもの等、多岐にわたり限定できないものです。しかも、そこからそのままカタチになることはなく、頭の中であれこれ捻っているうちにだんだんと形になっていきます」と、彼自身が語るように、その発想源は実に多様です。会場には偉大なファッションの先達の服も展示してあります。イヴ・サンローラン、クリストバル・バレンシアガ、装飾美術館自身のアーカイブからはカンサイヤマモト、ヨウジヤマモト、セシル・ビートンが着ていた服は個人の収蔵品から借りたそうです。そう“インスピレーション”展のダイナミズムとは装飾美術館の収蔵品のみならず、オルセー美術館からジョヴァンニ・ボルディーニを、ホワイトキューブ・ギャラリーからはダミアン・ハーストを、といった具合に収蔵品を借り出してまで可能にした、前例のない“インスピレーションの宇宙”が具現化されている点にあります。こうして展示されているアート作品は100点以上、ドリス ヴァン ノッテンの作品も180体以上。また、本展示のために特別製作された映像作品もあります。2/2に続く。
2014年03月17日伝説として語り継がれる1976年の熾烈なF1チャンピオン争いを描いた『ラッシュ/プライドと友情』。クリス・ヘムズワースとダニエル・ブリュールが作品の魅力、さらにはライバル関係について語り合った。その他の写真ダニエルはいまなお多くのファンに崇められるニキ・ラウダという“生ける伝説”を、そしてクリスは45歳で早逝した、いまは亡きカリスマを演じたわけだが、不安やプレッシャーはなかったのか? 最初に口を開いたのはダニエル。「責任は感じたよ。伝説の男を演じるわけだからね。でもいまも健在だということは、彼が協力的か否かがこの役の大きな分かれ道になるということ。幸運にも彼は非常にオープンに自分の過去について話してくれた。それは大きな助けになったよ」。一方、クリスも「ジェームスに認めてもらえるのか? ちゃんと彼を体現できているのか? 確かに不安はあったよ」と認めつつ「彼が何のために生き、何を成し遂げたのか? 自分なりに考え、出来る限りの忠実さを心がけて臨んだよ。何より偉大な人物を演じるということにやる気を掻き立てられた」と振り返る。文字通り、自分が進む道の先に常に立ちはだかるライバルの存在が男たちの闘争心に火を点けるさまが描かれるが、ふたりが身を置く俳優の世界でもライバル関係というものは存在するのだろうか? クリスは故郷のオーストラリアから拠点をアメリカに移した頃の思い出を懐かしそうに明かす。「L.A.に来た最初の頃は、僕がハマりそうな役は、いつもチャニング・テイタムが持っていったよ。彼が第一候補で、そこからこぼれ落ちてきたものを僕らがものにするという感じで、いつも『彼のような立場になれたらな…』と思ってたものさ。それから僕も少しずつ役を選べる立場になって、ようやく他の俳優を“競争相手”ではなく互いに触発し合う存在として見られるようになってきたかな?」。ヨーロッパを拠点に活躍し、ここ数年、ハリウッドでも存在感を示しているダニエルにもライバルと呼べる俳優は存在するようだ。「名前を挙げるならジェームズ・マカヴォイあたりは似た俳優と言えるかな。でも実際のところ、彼は本当に素晴らしい俳優だから、妬んでもしようがないとも思ってるんだ。それから、この映画のおかげでいろんな賞で助演男優部門にノミネートさせてもらったけど、最終的に受賞するのはいつもジャレッド・レト(『ダラス・バイヤーズクラブ』)なんだ(苦笑)! 冷静を装ってもやっぱり受賞を逃せば悔しいよ(笑)。でも最近思うのは僕も、そしてどの俳優も努力してここにいるということ。そう考えるとやっぱり、妬んだりうらやましく思ってもどうしようもないんだよね」。最終的な順位や受賞歴だけが人々の感動を呼び起こすわけではないことは、何よりこの映画の物語が証明している。『ラッシュ/プライドと友情』公開中取材・文・写真:黒豆直樹
2014年02月08日パリ南西に位置する市営テニスコートを会場にショーを行った「ディオール オム(Dior Homme)」。アーティスティックディレクターのクリス・ヴァン・アッシュ(Kris Van Assche)は、ムッシュ・クリスチャン・ディオールのパーソナルなスタイルにオマージュを捧げるべくサヴィル・ローのスタイルを踏襲し、アーミーやストリートの要素も加えてモダンでエレガントなコレクションを披露した。ムッシュ・ディオールが常にピンストライプのスーツを着用していたことから、ジャケットやシャツなど多くのアイテムにピンストライプのファブリックが使用され、ムッシュのラッキーチャームが様々な形で登場。常にスズランモチーフのオブジェを身に着けていたというエピソードちなんだスズラン、道で星型の馬車用パーツを拾って以来のラッキーチャームだった星、ハート、そしてムッシュの横顔をレリーフにしたコイン。これら四つのモチーフはシルバー・ピンブローチなどとなって、今季の重要なアクセントとなっている。特にスズランは、ジャケットに刺繍で施されたり、ジャカードニットのプルオーバーの柄として採用されたり随所に登場。クチュールのアーカイブから着想を得たバラの意匠もニットやニードルパンチのコートなどで使用され、クチュールメゾンらしいモチーフとしてコレクションに花を添えていた。また、日本製のファブリックを使用したカーキのナイロン製フライトジャケットなど、アーミー風のマスキュリンなアイテムも交えて多様性を演出。相対する方向性のアイテムを配しながら、統一感を崩すことなく、美しいバランスを見せていた。
2014年01月20日来年2月1日に日本公開の『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』で、主演のクリス・へムズワースの妻がヒロインを演じるナタリー・ポートマンに代わって、キス・シーンで夫と共演していることが分かった。ナタリーが「New York Daily News」紙に明かしたもので、クリスの妻でスペイン出身の女優のエルザ・パタキーはウィッグをかぶり、ナタリーの衣裳を着せて撮影に挑んだという。ナタリーによれば、キスシーンは映画が一度クランクアップした後に撮り直しが決まったのだが、クリスは香港で次の仕事に入っていたという。ナタリーも次作にとりかかっていたので現地まで赴くことができなかったため、エルザが代役を務めることになった。ナタリーは完成作のキス・シーンについて「だからあんなに情熱的なのよ」と解説。主役2人がそろわないという事態を切り抜けたことについて「あんな完ぺきな解決法はないんじゃない?」とご満悦の様子だ。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:マイティ・ソー/ダーク・ワールド 2014年2月1日より全国にて2D/3D同時公開(C) 2013 MVLFFLLC. TM & (C) 2013 Marvel. All Rights Reserved.
2013年12月05日「ディオール(Dior)」表参道店(東京都渋谷区神宮前5-9-11)4階では、「ディオールオム」のクリエーティブディレクターのクリス・ヴァン・アッシュ(Kris Van Assche)と、ミカエル・アムザラグ(Michael Amzalag)とマティアス・オグスティニアック(Mathias Augustyniak)のアーティストデュオM/M Parisが手掛けるインスタレーションが開催されている。10月20日まで。同展は、地下のディオールオム表参道店のリニューアルオープンに合わせて実施されたもので、コルシカ島の海辺で写真家のカリム・サドリ(Karim Sadli)により撮影された同ブランドの14年スプリングコレクションのカタログから着想を得た。四角いフレームと抽象画を組み合わせた作品と共に会場に並べられているのは、世界先行発売された14年スプリングのコレクション。マイアミのアートバーゼルからインスパイアされており、オープン記念としてジャクソン・ポロックの作品からインスパイアされた柄を使用したウォレット(8万8,200円、8万850円)も限定販売中。初日には、クリス・ヴァン・アッシュとM/M Parisの2人もパリから来日。女優のすみれやモデルの宮本彩菜らも招待され、レセプションパーティーを楽しんだ。
2013年10月17日5月に破局が報じられたロバート・パティンソンとクリステン・スチュワートが元のサヤに収まったのでは?とうわさになっている。ロブは4日(現地時間)、ロサンゼルスのクリステンの家から出て来るのを目撃された。2人は『トワイライト・サーガ』の共演がきっかけで交際が始まったが、昨年6月にクリステンが彼女の主演作『スノーホワイト』のルパート・サンダース監督との浮気を認めたことで危機が訪れ、今年5月に4年間の交際に終止符を打っていた。ロブは最近、エルヴィス・プレスリーの孫娘でモデルのライリー・キーオとよく一緒に出かけているが、ライリーは恋愛関係については否定している。一方、クリステンはラップ・ロックバンド、「ジム・クラス・ヒーローズ」のトラヴィー・マッコイと親しくなったと言われていた。トラヴィーは、ロブとの熱愛のうわさもあったケイティ・ペリーの元カレ。クリステンの家を訪れるとき、かなり神経質に周囲に目を配り、見つからないようにしていたというロブ。『コズモポリス』に続き、『Maps To The Stars』(原題)でも共演しているサラ・ガドンが新恋人か?という報道も出たばかりだが…。(text:Yuki Tominaga)
2013年08月07日ロバート・パティンソンのファンが、クリステン・スチュワートに小さな仕返しをした。汚れた車に書かれた「I love Rob」(「love」はハート文字)のメッセージは、明らかに彼を傷つけたスチュワートへの恨みを表すものだ。落書きがされていたのは、交際時、スチュワートとパティンソンが共同で使っていたネイビーブルーのトラック。当時は仲よく交代で運転する姿が目撃されていた。落書きは、ひどく汚れたこのトラックのフードに指で書かれたもので、洗えば簡単に消える。車に戻ってきてこの落書きを発見したスチュワートは、冷静な表情でしばらくこのメッセージを見つめていたという。『トワイライト』シリーズへの共演で出会ったスチュワートとパティンソンは、昨年夏にスチュワートが『スノーホワイト』のルパート・サンダースと浮気をしたことが原因で一度破局。秋に復縁したが、今年5月に再び破局した。再びつきあい始めてからも、パティンソンは浮気をされた悲しさを完全に忘れることができなかったとされている。文:猿渡由紀
2013年07月10日リアーナとクリス・ブラウンが再び破局したようだ。2009年に起きた自身へのDV事件で未だ執行猶予の最中のクリスと今年初めに復縁したばかりだったリアーナだが、今月18日(現地時間)に写真共有サイトのインスタグラムにメッセージを投稿し、2人が破局したといううわさを認めている。「一人になるのって嫌ね。ただもうこれからは、やりたいことをやるしかないわ」。クリスは最近も、公演中のパリでセクシーな姿の複数の女性たちとパーティーを楽しんでいただけでなく、元恋人でモデルのカルーシェ・トランとはドバイで食事を楽しんでいる姿も激写されており、イライラが募ったリアーナはさらにツイッターに写真を投稿し、いつも応援してくれるファンへの感謝の気持ちを述べつつ、ファンに対して自分の信じることは貫いて、過ちや「人生の落とし穴」にくじけてはダメだと強い口調で語っている。「人生には落とし穴がつきものよね。でも、それに対してなんとか最善を尽くして、教訓を学びつつ、後悔せずに前に進むんだわ」、「この辛さをみんなと分かち合って乗り越えていきたいの。自分の信じていることを犠牲にしたくはないから、教訓を学んで、そこから成長していきたいわ。自分の芯を強くもつことね。良き本能に従うことで、本来の自分から決して逸れたりしたくないわ」、「自分が何を我慢しているか良く考えてみて」と続けざまにツイート。その後、さらにヒートアップし「クソったれには、おさらばよ」、「ギブ・アンド・テイクのはずだったのに、あんたは私にそれをまた投げ返してきたの!」、「生まれつきのバカには一発ぶちかましてやるわ」、「男の過ちのせいで、私たち女性自身が逆に悪く思うようにさせてしまう男どもの才能を絶対に軽くみてはいけないわ!」と最後には怒りを爆発させた。
2012年12月20日『主人公は僕だった』のザック・ヘルムが、コロンビア・ピクチャーズが手掛ける『ジュマンジ』のリメイク作の脚本家に起用された。1981年に出版されたクリス・ヴァン・オールズバーグ原作の『ジュマンジ』は、1995年にジョー・ジョンストンによって映画化され、ロビン・ウィリアムズとキルスティン・ダンストが出演している。新リメイク作では、マシュー・トルマックとウィリアム・ティートラー がプロデューサーを、さらにテッド・フィールドとマイク・ウェバーが製作総指揮を務める予定だ。1995年のオリジナル作は、子供2人がジャングルをテーマにしたボードゲームで遊んでいると本物の動物たちが出現し、26年もの間そのゲームの中に閉じ込められてしまっていた男を助けることになるという家族向けのコメディ・アドベンチャー作品だ。2005年にはジョン・ファヴロー監督が続編となる『ザスーラ』を手掛けている。今夏には、ソニーが「現代版」として『ジュマンジ』のリメイク作に取り掛かると発表していた。ザックは『マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋』で監督デビューも果たしており、来年12月25日(現地時間)公開予定のベン・スティラー主演コメディー作『虹を掴む男』のリライトを手掛けたばかりだ。■関連作品:主人公は僕だった 2007年5月19日より日比谷みゆき座ほか全国東宝洋画系にて公開©2006 Sony Pictures Entertainment (J) Inc. All Rights Reserved.マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋 2008年2月16日より日劇3ほか全国にて公開© STUPID ZEBRA, LLC.
2012年12月10日『アベンジャーズ』でキャプテン・アメリカを演じたクリス・エヴァンスの弟で俳優のスコット・エヴァンスが、麻薬取引のおとり捜査官からドラッグを購入しようとして逮捕された。警察関係者によると、スコットは今月4日午後6時15分(現地時間)頃、ロサンゼルスで麻薬ディーラーを装った捜査官から薬物を購入しようと試みたという。スコットは勾留されたが、午前0時30分に1万ドルの保釈金を支払って釈放された。スコットが買おうとした薬物の種類は明らかにされていない。スコットは主にTVシリーズにゲストとして出演しているほか、2008年からソープ・ドラマ「One Life To Live」(原題)で警官役を演じていた。だが、パーティに明け暮れるなど、プロ意識に欠ける生活態度などが問題視され、2010年で同作を降板。釈放後の5日朝(現地時間)、スコットはFacebookに「僕のL.A.生活で最も馬鹿馬鹿しかった夜。逮捕されるまで、1年間はうまくいっていたんだけど…」と書き込みをしている。(text:Yuki Tominaga)© Photoshot/AFLO■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.
2012年12月07日復縁したばかりのクリステン・スチュワートとロバート・パティンソンだが、クリスマスを一緒に過ごさないことに決めたようだ。日本でも12月28日(金)にシリーズ最新作『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーンPart 2』の公開を控えている2人だが、クリステンは先月の感謝祭をロンドンでロバートの実家の家族たちと一緒に過ごした際、「かなりの緊張」を強いられたこともあってか、今月のクリスマスはロバートとは一緒に過ごさないことに決めたという。ある関係者は「ヒート」誌に「ロバートの家族たちは、(『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーンPart 2』のプレミア上映会の)レッドカーペットでクリステンに温かい視線を送り、微笑んでいたのですが、一方でその後の週末、家の中ではかなり気まずい雰囲気が漂っていたようですね。(11月22日の)感謝祭に全員で食事を共にしたのですが、クリステンはかなり緊張を強いられたようですね。彼女はとても居心地が悪く、ロバートの姉妹たちも歓迎の態度を示さなかったみたいですよ。まあ、いくらロバートが復縁を決めたとしても、そう簡単にすぐ元通りというわけにはいかないですよね」と一度開いた溝は簡単には埋まらないと明かしている。さらに、「ロバートの母親はロンドンで家族一緒にクリスマスを過ごしたがっていたのですが、一方でロバートとクリステンの2人はプロモーションツアーで渡英する以前から、ロンドンからそのままメキシコに飛んで新年までを2人っきりで過ごそうと計画してたんです。ただ、ロバートの家族はクリスマスに彼と一緒に過ごしたいとかなり押したようで、ロバート自身も『トワイライト』のタイトなスケジュールのプロモーションツアーでの疲れもあり、家族とクリスマスを過ごすというアイディアに賛同したようです」と明かしている。さらに別の関係者によれば、2人はいまだに関係を修復している段階で、クリステンはロバートの信頼を取り戻すためにかなりの努力をしているとも伝えられている。■関連作品:トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年12月06日先週、発表になった「People」誌が選ぶ“最もセクシーな男性”のひとりに選ばれたクリス・ヘムズワースが、主演作『マイティ・ソー』の続編『Thor: The Dark World』(原題)をイギリスで撮影中だ。クリス演じる神の世界の最強戦士・ソーが、アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ハルクらと共に戦った『アベンジャーズ』の“その後”を描く『Thor: The Dark World』は、トム・ヒドルトンが演じるソーの義弟・ロキに加えて、クリストファー・エクルストン扮するマレキスが率いる邪悪なエルフの軍団が敵役として登場する。ロン・ハワード監督の『Rush』(原題)に出演するために15キロ落とした体重を、筋トレでまた増量したというクリス。オーストラリア版「GQ」誌のインタビューで「体型を維持するのが大変だ。毎日1~2時間のワークアウトをして、馬鹿みたいに大量のプロテインを摂って、炭水化物はほとんど口にしてないよ。本当につまらない…」とぼやきつつ、役作りに励んでいる。前作から引き続き、ナタリー・ポートマン、ステラン・スカルスガルド、イドリス・エルバ、アンソニー・ホプキンス、そしてホーガン役の浅野忠信も出演。公開は来年11月を予定している。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:マイティ・ソー 2011年7月2日より丸の内ルーブルほか全国にて公開TM & © 2010 Marvel © 2010 MVLFFLLC. All Rights Reserved.アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.
2012年11月21日クリス・ヘムズワースに豪華な新作2本の企画が飛び込んできた。まずクリスが出演を決めた新作クライム・ドラマ『Candy Store』(原題)は、ブラッド・ピット、クリストフ・ヴァルツ、デンゼル・ワシントン、ジェイミー・フォックス、クリスチャン・ベール、マット・デイモン、ベン・アフレックと全員主役級の豪華スター共演の話題作だ。『Candy Store』(原題)は、全てを失ったおとり捜査官が、パトロール巡査として再起をかけるものの、その巡回地区にはかつて自身が撲滅に全力をかけていた国際犯罪組織の闇が巣食っていることが判明するというスリラー作品だ。一方で、今回クリスに舞い込んできた2本目の作品は、スティーブ・マックイーンの伝記映画『Triumph AKA 40 Summers Ago』(原題)で、クリスは既に弟のリアム・へムズワースの出演が決まっている本作への出演も検討中だという。本作は、スティーブとそのスタントマンを務めたバッド・エルキンスとの関係に焦点を当てた作品になるという。クリスは現在、昨年公開され人気を博した『マイティ・ソー』のシリーズ第2弾『Thor:The Dark World』(原題)の撮影中だ。■関連作品:マイティ・ソー 2011年7月2日より丸の内ルーブルほか全国にて公開TM & © 2010 Marvel © 2010 MVLFFLLC. All Rights Reserved.アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.
2012年11月16日17日(土)から公開されるジャン=クロード・ヴァン・ダム主演作『ハード・ソルジャー 炎の奪還』の本編映像が公開された。タイトル通り、炎に包まれまれた建物から奪還した子どもをバイクに乗せて爆走する主人公の姿を捉えた豪快なアクションシーンだ。『ハード・ソルジャー 炎の奪還』本編映像ヴァン・ダムが主演と製作総指揮を務めた『ハード・ソルジャー…』は、人身売買組織に誘拐された少女を救うために立ち上がる元傭兵ゴールの活躍を描いたサスペンス・アクション。本作で彼が演じるのは、警察が解決できない事件を非合法に処理する闇の仕事人だったが、ある任務で罪のない人たちを犠牲にしてしまい、裏家業から足を洗ったという過去を持つ男だ。このほど公開された動画は、ヴァン・ダム演じるゴールが救出した少女と脱出をはかるシーン。厳重な警備が敷かれた屋敷内で子どもをバイクに乗せ、事前に仕掛けていた時限爆弾のスイッチを入れた後に、緊急発進! 次々と爆発が起こる中、間一髪で脱出するヴァン・ダムの勇姿を堪能できると同時に、緊急時であるにも関わらず、子どもにフルフェイスのヘルメットをかぶせてあげる彼の優しさも垣間見える場面になっている。本作でヴァン・ダムはバイクスタントだけでなく、おなじみの華麗な格闘やガンファイトも披露。年齢を重ねても衰えないキレのあるアクションは必見だ。その一方で彼は、主人公の孤独や自身の過去に葛藤する側面も見事に演じており、年輪を重ねたヴァン・ダムの魅力を存分に堪能できる。『ハード・ソルジャー 炎の奪還』11月17日(土)より銀座シネパトス、渋谷シネパレスほか全国順次公開『ユニバーサル・ソルジャー殺戮の黙示録』公開中
2012年11月14日17日(土)から公開されるジャン=クロード・ヴァン・ダム主演作『ハード・ソルジャー 炎の奪還』で、ヴァン・ダムが実の息子であるクリストファー・ヴァン・ヴァレンバーグと共演するシーンを捉えた特別映像が届いた。『ハード・ソルジャー』特別動画『ハード・ソルジャー…』は、人身売買組織に誘拐された少女を救うために立ち上がる元傭兵の活躍を描いたサスペンス・アクション。ヴァン・ダムは、警察も手を出せない事件を非合法に解決する凄腕トラブルシューターだったが、ある出来事をきっかけに裏稼業から足を洗い精肉店を営んでいる主人公ゴールを演じ、ヴァン・ヴァレンバーグは、その息子セルウィンを演じている。このほど公開された特別動画は、大使館で働くセルウィンが、警察は何もできないから、力になってほしいと元傭兵のゴールに懇願するシーンだ。若い頃のヴァン・ダムを彷彿とさせる息子のヴァン・ヴァレンバーグは、実はこれまでに何度も映画で父との共演を果たしている。1992年に公開されたヴァン・ダムの代表作『ユニバーサル・ソルジャー』では、主人公リュックの若い頃を演じ、その続編となる『ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション』、現在公開中の『ユニバーサル・ソルジャー 殺戮の黙示録』にも端役ながら出演している。日本ではまだ知名度は低いが、ヴァン・ダムの血を引く後継者として注目だ。『ハード・ソルジャー 炎の奪還』11月17日(土)より銀座シネパトスほか全国順次公開『ユニバーサル・ソルジャー殺戮の黙示録』公開中
2012年11月09日リアーナが、新作アルバム「アンアポロジェティック」で元カレのクリス・ブラウンとデュエットしたようだ。リアーナは今月6日(現地時間)に同ニューアルバムのトラックリストを発表し、その中の1曲「ノーバディーズ・ビジネス」はクリスとのデュエット曲だと見られている。クリスのDVが原因で2009年に別れた2人だが、最近仲良く一緒にいるところを激写されており、復縁のうわさが立っている最中だ。19日(現地時間)発売予定の同アルバムには、エミネムとのコラボ曲「ナム」やエミリー・サンデーが作曲を手がけた新曲などが収録されている。リアーナは最近、今回の新作アルバムを引っ提げて、7日間に渡って7都市で7公演を行うツアー「777」の詳細を明かしたばかり。同ツアーは、来週14日(現地時間)のロンドンを皮切りに、ボーイング777型機に乗ってパリへと移動した後、カナダのトロント、ドイツのベルリン、ロサンゼルス、スウェーデンのストックホルムを周り、ニューヨークにて千秋楽を迎える。使用されるボーイング777型機には、ファンクラブの会員や150人のメディア関係者も搭乗するという。■関連作品:バトルシップ 2012年4月13日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年11月08日人気アクション俳優ジャン=クロード・ヴァン・ダムの等身大の銅像が、母国ベルギーの首都ブリュッセルに建立され、現地時間21日に行われた除幕式にヴァン・ダムが出席した。ジャン=クロード・ヴァン・ダム出演作画像ロイター通信によると、銅像建立はブリュッセルにあるショッピングセンターの開業40周年を記念したもので、顧客に好きな有名人を投票で選んでもらった結果、ヴァン・ダムに決まったのだという。同ショッピングセンターで行われた除幕式に出席したヴァン・ダムは、銅像のポーズを真似るなどして写真撮影にも応じていたようだ。ヴァン・ダムは、現在日本で公開中の映画『エクスペンダブルズ2』で豪華ハリウッドスターと肩を並べ悪役として出演しており、11月3日(土)からは銀座シネパトスにて“トキメ筋肉祭り”と銘打ち、ヴァン・ダムの出演作が連続公開される。第1弾の『ユニバーサル・ソルジャー 殺戮の黙示録』(11月3日(土)公開)は、人気アクション映画『ユニバーサル・ソルジャー』シリーズの第4弾。今作でも、1作目、3作目で共演したドルフ・ラングレンと熱いバトルを繰り広げる。第2弾の『ハード・ソルジャー 炎の奪還』(11月17日(土)公開)は、ヴァン・ダム扮する伝説の元傭兵ゴールが、人身売買組織に誘拐された少女を救うために再び立ち上がる姿を描く。出演作が目白押しなヴァン・ダムの今後の活躍に注目したいところだ。『ユニバーサル・ソルジャー 殺戮の黙示録』11月3日(土)銀座シネパトスほか全国順次公開『ハード・ソルジャー 炎の奪還』11月17日(土)銀座シネパトスほか全国順次公開
2012年10月26日ロバート・パティンソンと関係を復活させたばかりのクリステン・スチュワートが、彼の家からたった5分の距離に新居を購入した。値段は2,200万ドルとのことだ。スチュワートの新居は、パティンソンと同じL.A.のロスフェリツ地区。寝室4つ、バスルーム5つのほか、プール、ジャクジー、眺めのいいテラスもある。今年7月、『スノーホワイト』のルパート・サンダース監督との浮気騒動が起きるまで、スチュワートはパティンソンの家で同棲生活をしていたが、浮気発覚の直後、パティンソンもスチュワートも家を出ており、パティンソンは「思い出がありすぎるから」と、購入してからまだそれほど年月がたっていないにも関わらず、家を売ろうと考えているとも報道されたていた。ふたりの仲は、最近になって復活。今週になってからは2度も外で仲睦まじく会う姿が目撃されている。来月北米公開される『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart2』のプロモーション活動も一緒に行う予定だ。文:猿渡由紀
2012年10月17日最もホットなアクションスターに成長したクリス・ヘムズワースが、過去4年間所属したエージェンシーを離れ、当分はエージェント無しで行くつもりらしい。ヘムズワースがこれまで所属してきたエージェンシーのIFAは、社長のアイリーン・フェルドマンが直接彼を担当してきたが、ここ2か月ほどの間、ヘムズワースとフェルドマンの間には意見の食い違いが多かったらしい。ヘムズワースはこの後、『マイティ・ソー2』『アベンジャーズ2』が決まっており、さらに先月には、スティーブン・スピルバーグから『Robopocalypse』への主演をオファーされたばかり。『スノーホワイト』の続編も、彼が主役になる可能性が高い。フェルドマンとのいさかいは、『マイティ・ソー2』の交渉をめぐって激しくなり、さらに『Robopocalypse』が追い打ちをかけたという。今、最も期待される俳優とあって、ほかのエージェンシーがこぞって彼を欲しがるのは間違いないが、彼は当分、ほかのエージェンシーとのミーティングを持つつもりはないらしい。ただ、ロア・マネージメントというマネージメント会社には所属しており、ここを離れる予定はない。弟リアム・へムズワースと、ハリウッド進出を計画している兄ルーク・へムズワースもロア・マネージメントに所属している。文:猿渡由紀
2012年08月27日主演作『スノー・ホワイト』のルパート・サンダース監督との不倫が発覚し、恋人のロバート・パティンソンとの破局危機が報じられているクリステン・スチュワートだが、11年前に『パニック・ルーム』で彼女と母娘役を演じたジョディ・フォスターが「The Daily Beast.com」にクリステンを擁護する長文のエッセイを発表した。3歳のときに子役デビューし、46年のキャリアを持つジョディは、自分が若かった頃と情報過多の社会となった現在を比較して、「もし私が、ソーシャル・メディアが発達したこの新しい時代に若い役者だったとしたら、生き残ることができただろうか?ドラッグとセックス、パーティで身を滅ぼしてしまわなかっただろうか?」と綴る。「前にも言ったことをもう一度繰り返そう。もし私がいま若い役者だったとしたら、仕事を始める前に辞めているだろう。このメディア文化の中で育っていくことに、精神的に耐えられるとは思わない。私のことを愛してくれる人、本当に愛してくれる誰かが安全な場所へと導いてくれるのを望むことしかできないだろう」。「演技とは弱さと向き合うことだ。どれだけ馬鹿に見えたとしても、恥ずかしくても、自分自身の中の真実をさらけ出すこと、完全に身を投げ出すことだ」とした上で、ジョディは「セレブリティになった役者は、関心を持ってくれる観客に感謝すべきなのだろう。それで稼いでいるのだから。ただ、それはスクリーン上の演技への対価であり、プライバシーを侵害され、自己を破壊されることはそこに含まれてはいない」と訴えた。ジョディは最後に、「私の母は不公平な出来事や悲しみ、絶望的な苦しみに直面するたびに『これも必ず過ぎ去る』と言っていた。私はあのフレーズが大嫌いだった。とても凡庸で現実的でなく、私の悩みは無意味だと言われている気がした。でも、奇妙なことにいまはあの言葉が真実に思える」と綴り、クリステンに「いずれ、全ては過ぎ去り、この恐ろしい状況も吹き飛ばされ、あなたも変わるだろう。信用することが少なくなり、自分の歩みを計算し、乗り越える。再び両手を空に広げて、自由に駆け回る力を失わないように願っています。それが究極のF.U.(ファック・ユーの意)であり、生き残るための最も美しい武器になる。それだけは彼らに奪わせないで」と語りかけた。(text:Yuki Tominaga)© Startraks/AFLO■関連作品:スノーホワイト 2012年6月15日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. All Rights Reserved. On The Road (原題)
2012年08月17日昨年、劇場公開された『マイティ・ソー』で彗星のごとく現われ、堂々ヒーローの仲間入りを果たした男、クリス・ヘムズワース。雷と嵐を操る最強の戦士にして“神失格の男”として神の世界から追放され、右も左も分からない人間の世界で改心を遂げた彼が、100年に1度の映像プロジェクト『アベンジャーズ』で、並み居るヒーローたちと肩を並べる形で再びスクリーンに戻ってきた。“神”の男にズバリ聞きたい。ほかのヒーローたちと一緒に戦う気分とは…?『マイティ・ソー2』の公開も控える、いま熱い男、クリスが本音を聞かせてくれた。ヒーローは「孤独な生き物」?史上最大の敵による地球侵略を阻止すべくして召集された、最強の力を持つヒーローたち。だが、「みんな一緒にされたとき、全員がリーダー格だった」というクリスの言葉通り、“全員エース”のチームが一つになって戦うのは難関なこと。ましてクリス扮するソーにしてみれば、人間のヒーローと共に戦うことはぎこちなく感じられそうだが?「『マイティ・ソー』の最後で、僕が演じるキャラクターは成長して自分とは何者なのかをほんの少しだけ理解できるようになっていたと思うんだ。今回の『アベンジャーズ』も、そういう『マイティ・ソー』での流れを引き継ぐことを目指していたから、どんな苦難に直面したとしても、彼はそれに向かっていける。その一方で、(撮影が行われたニューメキシコ州)サンタフェでおかしなコスチュームに身を包むのは、今回は彼一人ではない。そういう意味では今回の方がよりノーマルな環境になっていると言えるかもしれないね(笑)」。個人の技から団体の技へ、全く異なる強さを誇るプライド高きヒーローたちが手を取り合っていく姿こそが本作の見どころであるが、「アベンジャーズのメンバーはみんな孤独だと、ジョス(ウェドン監督)は初期段階で言っていた」とクリス。「みんなパワフルでユニークだけど、同時にそれぞれ異質な存在なんだ。ヒーローというものは、自分の映画で描かれるときは、自分だけが異質な存在だということをある意味心地よく感じているものなんだ。その事実が自己の確立にも役立っている。ところが、今回は異質な存在ばかりが集まってチームを作るわけだから、これは興味深いよね」。実際、彼がこのチーム戦に臨んだのは『マイティ・ソー』のほとぼりが冷める間もなくだったそう。錚々たる顔ぶれとの共演にどう臨んだのだろうか?「僕の場合、金曜日に映画『マイティ・ソー』のプレス・ジャンケットが終わって、翌週の月曜日にこの映画の撮影がスタートしたんだ。日曜の夜にカツラと衣裳合わせをやったよ。僕は『フィットしてくれることを祈る。あと12時間しかないんだから、フィットしなかったらお手上げだよね?』と言っていたよ(笑)。みんな似たような状況だったんじゃないかな。クリス(・エヴァンス)は『キャプテン・アメリカザ・ファースト・アベンジャー』の撮影を終えたばかりだったし、そのほかの数人も別の撮影がクランクアップした直後だった。撮影初日に『やあ、僕は○○だよ』という感じで僕らはお互いを知り合っていったんだ。撮影現場ではよく一緒に集まったし、それは最高だったよ。ロケ地での撮影は、サマーキャンプに来ているような気持ちになるんだ。ほかに誰も知らないから、お互い一緒に過ごすことになる。衣裳を着ていない彼らが街にいる姿を見るのは変な気分だったよ。たしかに僕らはアベンジャーズだけど、武器や衣裳を着けて現場にいるときみたいにかっこよくないことだけは確かだね」。様々な過去や事情を背負って闘いに身を投じていくヒーローたちだが、中でもこの闘いに複雑な感情を抱えるのが、ソーである。それもそのはず、立ち向かう敵が自分の弟なのだから…。「ロキは弟だから、ソーは今回の一件をほかのヒーローたちよりもずっと私的に捉えていると思う。ロキはただやっつければいいというような単なる悪役ではないんだ。ソーにとって問題なのは、アベンジャーズが立ち向かう相手が自分の家族の一員であるということだから、出だしでの彼の態度は“俺が自分の手で奴を懲りさせてやる”という感じだね。もちろん、それ以上に正義を守るという大義を彼も持っているんだけど、“自分の弟が一体どうしてしまったんだろう?”という深い疑念が彼にはつきまとう。“どうしてロキはこんなことをするんだ?”と。前作以来、彼はロキに会っていなかったんだ。そして次に会ったとき、彼はこのカオス状態の只中にいた。様々な想いがソーの中で渦巻いていたはずさ」。前作から続く兄弟間の確執はやがて地球規模へと発展していくわけだが、その中において前作に増して兄弟間の情を感じさせるのは、長きにわたって一緒に築き上げてきたトム・ヒドルストンとの信頼があってこそ。「『マイティ・ソー』では、僕らは何か月もかけてソーとロキの兄弟関係を作り上げたんだ。彼と再び共演することはとても心安かったね。ほかの共演者たちも素晴らしい俳優ばかりだけれど、何よりもまずは親密な関係を築き上げる必要がある。トムとは既にお互いのリズムを知り尽くしていたから、すんなり役に入っていくことができたんだ」。今後は“普通”の役も演じてみたい?『マイティ・ソー』に続く『アベンジャーズ』への抜擢、そして好評を博した『スノーホワイト』と、今年は俳優として大飛躍の年であったに違いないクリス。5月には第1子にも恵まれ、パパデビューも果たし男前度をぐんと上げた彼の活躍に期待したいが、本人はこの飛躍をどう受け止めているのだろうか?最後に、今後の野望と共にいまの心境を聞かせてくれた。「(『マイティ・ソー』が公開する前と生活は)特に何も変わらないよ。極めて普通の生活だね。(ヒット映画に出演したことで)生活の全てが変わるという発想は、ちょっとおかしな話だと思う。みんなにそう言われるから自分でも生活が変わるんじゃないかと思えてしまうほどだよ。でも現実では、撮影現場に戻って仕事をするだけ。正直言って、以前と全く同じ気持ちだよ。この先も色々な(映画の)話がたくさん来ているけれど、多くはソーに似た役だね。僕自身は特定の時代やファンタジーの世界に囚われず、幅広い役柄を演じたいと思っているよ。だからぜひとも現代を舞台にした作品に出たいな。メイクや衣裳に何時間もかける作品じゃなくて、普通のジーンズとTシャツ姿で出るような作品がいい。正直言って、いまでは以前よりも選択の余地がずっと広がっているから、自分に合った脚本が送られてくるのを待っていればいいんだ。とても上手く書かれたラブコメに出てみたいな」。特集:この夏アツイ!男たち■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.
2012年08月15日先月に恋人のクリステン・スチュワートの浮気が発覚し、彼女と距離を置いてきたロバート・パティンソンが直接彼女と会って話し合うことを望んでいることが分かった。『トワイライト~初恋~』で共演して以来、4年間交際を続けていたクリステンが主演作『スノーホワイト』のルパート・サンダース監督との浮気を認めて以来、同居していたロサンゼルスの家を出て、リース・ウィザースプーンの別荘で過ごしていたロバートだが、ようやく今後についてクリステンと話し合う気持ちになったという。「とてつもないショックを受けて、ロブは一人で考える時間が必要だったんです。主演作『COSMOPOLIS』(原題)のプロモーションでL.A.に戻り、友人たちと再会して、強い気持ちを取り戻し始めました」と関係者は「Heat」誌に語っている。「彼はひどく傷つきましたが、いまもクリステンのことを気にかけていて、彼女が動揺しているんじゃないかと心配しています」。ロバートは今月13日(現地時間)、トーク番組「The Daily Show」に出演し、司会者のジョン・スチュワートから「若者にとって、破局を経験するのは世界の終わりのように感じられるだろうね」と言われると、「その通り」と答えた。クリステンもサンダース監督も浮気を認めて謝罪する声明を発表したが、ロバートの心はもう決まっている?前出の関係者も「元通りになることはできないですが、2人は徹底的に話し合う必要があると分かっているんです」と話している。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:COSMOPOLIS (原題)スノーホワイト 2012年6月15日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. All Rights Reserved. トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年08月15日『トワイライト』シリーズのキュートなカップル、クリステン・スチュワート(22)とロバート・パティンソン(26)の関係に大きな危機が訪れている。スチュワートと『スノーホワイト』のルパート・サンダース監督の情事が発覚し、その事実を知ってうちのめされたパティンソンは、荷物をまとめてふたりが同居するL.A.の家を出て行ったようだ。その他の情報スチュワートとサンダース監督(41)の情事が明らかになったのは24日のこと。真剣な不倫ではなく、気まぐれの情事だったらしいが、スチュワートとパティンソンは、ハリウッドで最もホットなカップルなだけに、ニュースはたちまち世界をかけめぐった。翌日、スチュワートは『People』誌に対し、「私の大切な人たちに恥ずかしい思いをさせ、また傷つけてしまったことを謝罪します。一時的な気持ちの間違いのせいで、私が愛し、尊敬する人、ロブ(・パティンソン)のことを犠牲にしてしまいました。私は彼のことを愛しています。ごめんなさい」と、パティンソンに対する謝罪文を発表した。追ってサンダース監督も、家族に対する謝罪文を発表している。サンダース監督の妻はモデルで女優のリバティ・ロス(33)。『スノーホワイト』にも、クリステン・スチュワートの実母役で登場している。だがパティンソンはひどく傷ついており、26日には荷物をまとめて家を出て行ったらしい。スチュワートとパティンソンの出会いは『トワイライト~初恋~』での共演。ふたりは私生活でも恋人関係であることを長い間隠していたが、少しずつ公にし始め、最近では外で堂々とキスする姿も目撃されるようになっていた。『トワイライト』シリーズは、今年11月北米公開される『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2』で終了する。文:猿渡由紀
2012年07月27日クリステン・スチュワートが主演作『スノーホワイト』のルパート・サンダース監督と浮気をしていたことが発覚、クリステンは『トワイライト』シリーズの共演者で恋人のロバート・パティンソンに、サンダース監督は夫人に謝罪するコメントを発表した。ロバートは沈黙を守っているが、かなりのショックを受けているという。2人は22日(現地時間)にロサンゼルスで開催された「ティーン・チョイス・アワード」授賞式に出席したが、バックステージで口論しているところを目撃された。「ロブとクリステンは深刻な様子で長時間話し合っていました。ロブは屈辱感にあふれ、傷ついた表情で、クリステンは何か一生懸命に訴えかけていました」と関係者は語る。別の関係者は「RadarOnline.com」の取材に「ロブはクリステンに浮気されるなんて思ってもいなかったので、ひどく動揺しています。でも、今後どうするかを決めるまで、公には何も話したくないと考えているのです」と明かした。一方、監督夫人でモデルのリバティ・ロスは今回の騒動が明るみになるや、クリステンのファンが彼女のTwitterアカウントに殺到したため、アカウントを閉じるハメになった。実はリバティは『スノーホワイト』で、クリステン演じる白雪姫の生みの母親の女王を演じている。映画公開前のインタビューで母娘役として共演したことを「夢のよう。素晴らしかったわ」と語っていたのだが、数か月後にこんな事態になるとは思いもしなかっただろう。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:スノーホワイト 2012年6月15日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. All Rights Reserved.
2012年07月27日大人気『トワイライト』シリーズを通じて、公私共に世界中が認める熱々カップルとなったクリステン・スチュワートとロバート・パティンソン。だが、ここに来てその愛に亀裂が!?クリステンと彼女が主演を務めた『スノーホワイト』の監督ルパート・サンダースの不倫が発覚したのだ。事の発端は、「Us Weekly」誌の最新号に掲載されたクリステンとサンダース監督のラブラブツーショット写真。車中でキスを交わす2人の姿が激写されている。サンダース監督は、英「VOGUE」誌のモデルでマドンナの監督作『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』ではスクリーン・デビューも果たしているリバティ・ロスを妻に持ち、2人の間には7歳と5歳の子供がいる父親。20歳以上も離れた年上男性とのまさかの不倫に海外メディアでは話題騒然となっているわけだが、ロバートを裏切ってしまったクリステンはこの事実を認めたうえで、「People.com」に切実な謝罪コメントを寄せている。「自分が引き起こしたことで、私の身近にいる人々を傷つけ、困惑させたことを申し訳なく思っています。私の不用意な行動が、人生において最も大切で、最も尊敬し愛するロブを傷つけました。彼を愛しています、彼を愛しています。本当にごめんなさい…」。一方、サンダース監督からも「家族を傷つけてしまったことを深く反省しています。私にとって愛する美しい妻と子供たちが全て。彼らを心の底から愛してます。この出来事を一緒に乗り越えたい」との謝罪が寄せられている。この予想外のスキャンダルで気になるのは、もちろん製作決定が発表されている『スノーホワイト』の続編について…。さらに、既に盛り上がりを見せているシリーズ最終章『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』の公開を、ロブ様とクリステンは仲良く迎えられるのか…?■関連作品:スノーホワイト 2012年6月15日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. All Rights Reserved. トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年07月26日人気女優クリステン・ステュワートが「ハリウッドで一番稼いだ女優」に選ばれた。クリステンは2011年5月から2012年5月までに3,450万ドル(約27億2,000万円)を稼ぎ出し、3,400万ドル(約26億8,000万円)のキャメロン・ディアスを僅差で抑え、米「Forbes」誌のリストでトップの座に輝いた。クリステンは「トワイライト」シリーズ2作の出演料と映画の利益報酬分による1,250万ドル(約9億8,600万円)、および日本でも公開中の『スノーホワイト』のギャラなどで3,450万ドル(約27億2000万円)を稼ぎ出し、一方のキャメロンは同じく日本公開中の『バッド・ティーチャー』や、『グリーン・ホーネット』、『What to Expect When You’re Expecting』(原題)への出演料などで2位にランクインした。サンドラ・ブロックは、最新作『Gravity』(原題)の出演料と、2009年公開の『しあわせの隠れ場所』からの配当などにより2,500万ドル(約19億7,200万円)で3位となった。以下、アンジェリーナ・ジョリーが2,000万ドル(約15億7,700万円)で4位、シャーリーズ・セロンが1,800万ドル(約14億1,900万円)で5位、ジュリア・ロバーツが1,600万ドル(約12億6,200万円)で6位、サラ・ジェシカ・パーカーが1,500万ドル(約11億8,300万円)で7位と続いた。『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』に主演したメリル・ストリープと、『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』に出演したクリステン・ウィグは1,200万ドル(約9億4,600万円)の収入で共に8位にランクインし、10位には1,100万ドル(約8億6,800万円)でジェニファー・アニストンが滑り込んだ。数多の大女優たちを押しのけ、堂々の1位となったクリステン。今後の活躍に更に期待したい。■関連作品:バッド・ティーチャー 2012年5月19日より渋谷HUMAXシネマほか全国にて公開© Columbia Pictures Industries,Inc.All Rights Reserved.スノーホワイト 2012年6月15日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. All Rights Reserved.
2012年06月21日今年2月に14年ぶりのアルバム『A DIFFERENT KIND OF TRUTH』をリリースしたヴァン・ヘイレンのジャパンツアーが決定した。今回で6回目の来日となるヴァン・ヘイレン。前回の来日からは14年ぶりだが、バンドのオリジナルメンバーであるボーカルのデイヴィッド・リー・ロスを含めての来日はなんと33年ぶりとあって、新旧含めたファン待望の来日となりそうだ。ヴァン・ヘイレン ジャパンツアー情報チケットの一般発売は7月7日(土)から。なお、チケットぴあでは東京、大阪2公演のプレイガイド最速先行での受付を行う。11月27日(火)東京ドームは6月19日(火)より、11月20日(火)大阪市中央体育館は6月20日(水)より受付を開始。ヴァン・ヘイレンをその目に焼き付けたい方はぜひご確認を!■ヴァン・ヘイレンジャパンツアー11/20(火) 大阪市中央体育館11/27(火) 東京ドーム
2012年06月19日23日(現地時間)、カンヌ映画祭コンペティション部門で、ウォルター・サレス監督の『On The Road』(原題)が上映され、クリステン・スチュワート、ギャレット・ヘドランド、キルスティン・ダンスト、サム・ライリー、ヴィゴ・モーテンセンら華やかなキャスト陣がレッドカーペットを飾った。原作は、多くのアーティストに影響を与えたビート・ジェネレーションの作家ジャック・ケルアックの「路上」。サレス監督は若き日のチェ・ゲバラの旅を描いた『モーターサイクル・ダイアリーズ』同様、詩人ニール・キャサディとケルアックらがたどった実際の旅路をできる限り忠実に再現している。サレス監督は「6年前、まだティーンエイジャーだったクリステンたちに、近い将来『路上』を映画化するから、準備をしておいて欲しいと伝えておいた。小説に書かれていない部分も、ケルアックの周辺の人々や、その遺族に当時の話を徹底的に聞いたんだ」と、映画化に時間をかけた理由を説明。キャサディの最初の妻・ルーアンを演じたクリステンは、「監督から話を聞いたとき、まだ私は16歳だった。無軌道なキャサディと15歳で結婚したルーアンのことが、最初はなかなか掴めずにいたけれど、生前の彼女の声を吹き込んだテープを聞いたら、彼女の姿が見えた気がしたわ」と、役作りの難しさを語った。カナダ出身のヴィゴは、ファンからもらった地元のホッケーチームの旗を持って会見に登場。作家ウィリアム・バロウズを演じたヴィゴは、「『路上』は若い頃からの愛読書で、繰り返し読んでいたが、今回もまた読み直した。『路上』とバロウズの本をとにかく読むことが最大の役作りだったね」と語っていた。クリステンの恋人ロバート・パティンソンの主演作『Cosmopolis』(原題)も25日(現地時間)に上映が予定されており、こちらも大きな期待を集めている。第65回カンヌ国際映画祭は5月27日(現地時間)まで開催。(photo/text:Ayako Ishizu)特集:第65回カンヌ国際映画祭あなたが観たいのは?「カンヌ映画祭」投票■関連作品:On The Road (原題)第65回カンヌ国際映画祭 [映画祭]■関連記事:【カンヌレポート】『愛と誠』の和製“愛”、海を越えスタンディング・オベーション!【カンヌレポート】ブラピ、主演作会見でアンジーとの順調ぶりアピール【カンヌレポート】ショーン・ペンら率いるハイチ支援オークションで高額落札続出【カンヌレポート】加瀬亮、イランの巨匠・キアロスタミ監督と共に喝采浴びる!【カンヌレポート】トム・ハーディ、M・ブランドに似た演技と聞かれ「観たことない」
2012年05月24日『スノーホワイト』(6月15日公開)、『アベンジャーズ』(8月17日公開)と話題の大作、大ヒット作への出演が続くクリス・ヘムズワースに11日(現地時間)、第一子となる女の子の赤ちゃんが誕生した。妻でスペイン出身の女優、エルザ・パタキとの間にロンドンで生まれた女の子はインディア・ローズと名づけられた。クリスは「E! News」の取材に「ずっと前から子供が欲しかったから、これ以上の幸せはないよ」と語った。28歳のクリスと、7歳年上のエルザは2010年に出会い、昨年9月に交際中であることを発表、3か月後の12月に結婚した。命名については「もし男の子だったら、インディかインディアナにしたいと思っていたんだ。妻はインディアという名前が好きだったから、2人で『じゃあ、男の子でも女の子でも名前は決まったね』と話していたんだよ」と言う。娘の誕生を「すごいよ。本当に本当に嬉しい。ちょっとでも離れていたくないんだ」と早くも親バカ全開で喜びを表した。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:スノーホワイト 2012年6月15日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. All Rights Reserved. アベンジャーズ 2012年8月17日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.■関連記事:『アベンジャーズ』のマーク・ラファロ、Twitterアカウントを何者かに乗っ取られる『アベンジャーズ』、全米公開で『ハリポタ』を抜くオープニング興収を樹立!サッカーヨーロッパ組、ドイツの劇場貸しきりで『アベンジャーズ』に大興奮!スカーレット・ヨハンソン、携帯カメラで断りもなく撮影するファンに苦言悪の女王演じるシャーリーズ・セロン、『スノーホワイト』を引っさげ4年ぶり来日!
2012年05月15日