ソニーは3月18日、「ウォークマン S」の限定モデルとして「Disney Characters Sweet Season Collection」をソニーストア限定で発売した。5月24日11時までの期間限定で取り扱う。Disney Spring Happiness Collectionは、ディズニーキャラクターのイラスト5種類から好きなもの1つと任意のアルファベット1文字を刻印できるウォークマン Sシリーズ。オリジナル壁紙とディスニーの楽曲をプリインストールする。直販価格は、「NW-S14」の8GBモデルが17,600円、「NW-S14K」の8GBモデル(スピーカー付属)が20,800円、「NW-S13」4GBモデルが14,800円、「NW-S13K」の4GBモデル(スピーカー付属)が18,000円(いずれも税別)。カラーは、「NW-S14」「NW-S14K」がブラック、グリーン、ホワイト、ビビッドピンク、ライトピンク、ブルーの6色。「NW-S13」「NW-S13K」がブラック、ビビッドピンク、ブルーの3色。(C)Disney
2016年03月18日ソニーは3月14日(米国時間)、完全子会社であるSony Corporation of America(SCA)が、Sony/ATV Music Publishing LLC(Sony/ATV)の株式のうち、未保有であった50%を取得すると発表した。これによりSony/ATVはSCAの完全子会社となり、ソニーが同社の持つ音楽版権を保有することになる。Sony/ATVは、ソニーとマイケル・ジャクソン遺産管理財団(以下、MJ財団)が50%ずつ出資して設立した音楽出版社。マイケル・ジャクソン、ザ・ビートルズ、ボブ・ディラン、ザ・ローリング・ストーンズなどの版権を保有している。本取引における支払額は7億5,000万ドル(約840億円)で、2016年3月31日までに最終契約を締結する予定だ。ソニーは、本取引がもたらす2015年度連結業績見通しへの影響について、軽微であると見込んでいる。また、2016年度連結業績への影響は現在精査中としている。MJ財団は、契約の締結後もマイケル・ジャクソンの原盤権やMijac Music(マイケル・ジャクソンが作曲した全楽曲および存命中に取得した版権を持つ音楽出版社)の音楽資産を実質的に保有するとのこと。また、EMI Music Publishingの持分も引き続き保有する。
2016年03月15日ソニーは3月4日、新たな技術・研究開発プログラム「Future Lab Program」を発表した。Future Lab Programは、未来のライフスタイルをユーザーと共創することを目的とした取り組み。社内で開発中のコンセプトプロトタイプをユーザーに紹介し、フィードバックを製品に反映させる。ロゴデザインは、アルファベットのFとLをモチーフにしており、ターゲットのフレーミングを想起させるデザインになっている。また、Future Lab Programのコンセプトプロトタイプ第1弾として、「N」を発表。同社はNについて、「耳を塞ぐことなく、ハンズフリーで音楽や音声による情報をインタラクティブに楽しめることをコンセプトとした、新たなユーザーインタフェースを提示するもの」と説明しているが、詳細は明らかにしていない。Nは、米テキサス州で3月12日から14日まで開催のビジネス・フェスティバル「SXSW(サウスバイサウスウエスト) Interactive 2016」にて初公開される。
2016年03月04日ソニーは2月25日、ロックバンド「OKAMOTO’S」とコラボレーションしたハイレゾ対応ウォークマンとして、「NW-A25HN」「NW-A25」、ヘッドホン「h.ear on(MDR-100A)」をソニーストア限定で販売開始した。4月12日11時までの期間限定で取り扱う。コラボレーションモデルのウォークマンとヘッドホンには、OKAMOTO’Sのオリジナルデザインをあしらっている。また、NW-A25HNとNW-A25にはアルバム「OPERA」から2曲、「Beautiful Days」から1曲のハイレゾ音源をプリインストールする。コラボレーションモデルの税別価格は、ハイレゾ対応イヤホンが付属するNW-A25HNが32,800円、ハイレゾ非対応イヤホンが付属するNW-A25が27,500円、h.ear on(MDR-100A)が25,500円。また、NW-A25とh.ear on(MDR-100A)のセットが51,500円となっている。なお、銀座、名古屋、大阪のソニーストアで、NW-A25とh.ear on(MDR-100A)のセットを購入した人に、h.ear on(MDR-100A)専用のオリジナルヘッドホンケースをプレゼントする。
2016年02月25日シグマは23日、シグマSAマウント用交換レンズ、およびシグマ製キヤノン用交換レンズを、ソニーのEマウントボディで使用できるマウントコンバーター「MOUNT COMVERTER MC-11」を発表した。発売日、価格は未定。本体にレンズごとのデータを内蔵しており、コンバーターを使用しても高速で快適なAF動作が可能としている。手ブレ補正機構「OS」に対応するほか、周辺光量、倍率色収差、歪曲収差といったカメラ側の補正機能も利用できる。自動露出にも対応。レンズが対応しているかどうかは、アダプター内蔵LEDの発光パターンで判別できる。フォーカスモードはAF-Sには対応するものの、AF-CとAF-Aには対応していない。DMFも一部のレンズに限られる。対応レンズは以下の通り。
2016年02月23日ソニーのグループ会社であるソニー・グローバルエデュケーションは2月22日、ブロックチェーン技術を教育分野に応用し、学習到達・活動記録をオープンかつ安全に相互利用する技術を開発したと発表した。ブロックチェーンは金融分野を中心に世界中に点在するノード(通信ネットワーク上に存在する端末や交換機)に同一の記録を同期させる分散型ネットワーク技術。相互に信頼関係のない不特定多数の参加者間でプログラムや情報の破壊、改ざんが困難なネットワークを作り、自由に権利を移転する目的に適している。従来、ビットコインなど仮想通貨をアプリケーションとした公開型P2P取引ネットワークとして活用される例が多くなっているという。今回、開発した技術はブロックチェーンを教育領域に展開するもので、個人の学習到達度や学習活動記録などのデータを特定の二者間で暗号化された形で安全に利用することを可能とした。具体的には、個人が学習到達度を測定するため、ある試験機関で特定の試験を受験した場合、その結果を個人が許可を与えた別の評価機関で利用できるようになるという。これにより、従来の教育環境において実現が難しかったネットワーク上で個人の試験機関での結果を個人のリクエストに応じ、第三者の評価機関に安全に提供することや、一つの試験機関での結果を複数の評価機関が評価する仕組みが可能となる。新技術によるアプリケーションプログラムを用いることで、例えば試験機関Aが解答結果を個人の許諾を得たうえで別の評価機関Bに送り、評価機関Bは自由な基準で柔軟にスコアを算出できるようにもなるという。また、データを安全な形でオープンに利用できるような環境を実現することで、複数の教育機関が参加する試験運用も可能としている。なお、新技術は教育領域のみならず、オープンなデータを取引するプロトコルであるその特長から、医療・ヘルスケアや環境、エネルギー分野など広範囲な産業での応用も期待される。同社はブロックチェーンが未来の社会インフラに影響を及ぼす重要技術と捉えており、今回開発した技術によるアプリケーションプログラムを2017年中に自社サービスに適用し、新たな教育インフラの創出を目指す考えだ。
2016年02月23日ソニーは2月18日、ノイズキャンセリング対応のBluetoothヘッドホン「h.ear on Wireless NC」と、Bluetoothイヤホン「h.ear in Wireless」を発表した。発売は3月12日で、価格はオープン。推定市場価格(税別)は、h.ear on Wireless NCが35,000円前後、h.ear in Wirelessが21,000円前後。ともに、米ラスベガスで開催された「CES 2016」に合わせて海外発表していたが、このたび日本での発売を正式にアナウンスした。○h.ear on Wireless NCh.ear on Wireless NC(型番:MDR-100ABN)は、密閉型ヘッドホン「h.ear on」に、Bluetoothとデジタルノイズキャンセリング機能を加えたモデルだ。Bluetoothのバージョンは4.0で、コーデックはSBC、AAC、apt-Xのほか、ソニー独自のLDACに対応。ノイズキャンセリング機能では、周囲の音を分析して自動でモードを選択する「フルオートAIノイズキャンセリング」を備える。このほか、圧縮音源をクリアに再生する音質補完技術「DSEE」も採用した。チタンコートドーム振動板を採用した専用ドライバー(40mm)を搭載。有線接続のh.ear onに搭載しているものとは異なるドライバーだが、同じような音傾向になるよう調整されているという。なお、付属のヘッドホンケーブル(1.2m)をつなぎ、電源をオンにした場合のみ、ハイレゾ音源の再生に対応する。そのほかの仕様は、バッテリー駆動時間が約20時間(ノイズキャンセリング機能を使用し音楽を再生した場合)、再生周波数帯域が5Hz~40kHz、有線接続時の感度が98dB(1kHz、電源オフ時)、重量が約290gとなっている。付属のヘッドホンケーブル、充電用USBケーブルのほか、キャリングケースが付属する。○h.ear in Wirelessh.ear in Wireless(型番:MDR-EX750BT)は、ハイレゾ対応イヤホン「h.ear in」をBluetooth対応にしたモデル。ノイズキャンセリング機能は備えていない。Bluetoothのバージョンは4.1。コーデックはSBC、AAC、apt-Xのほか、LDACに対応する。有線接続のh.ear inに使用しているものと同じドーム型ダイナミックドライバー(9mm)を使用。付属ヘッドホンケーブルでつなぐと自動で電源がオフになり、ハイレゾ音源の再生が可能になる。音声ガイダンス機能を搭載し、デバイスの動作状況を「Power ON」「Power OFF」などといった音声で通知する。また、ネックバンドの左側に通話用のマイクを装備。マイクには通話音声の高音質化技術「HD Voice」を投入している。そのほかの仕様は、バッテリー駆動時間が約7時間、再生周波数帯域が5Hz~40kHz、感度が105dB、重量が約38g。キャリングケースとケーブルクリップが付属する。○MUC-M2BT1また、ソニーのイヤホン「XBA-Z5」「XBA-A3」「XBA-A2」「XBA-H3」「XBA-300」に対応したネックバンド型ケーブルも同時に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は税別19,000円前後。バッテリー駆動時間は7.5時間。重量は33g。
2016年02月18日ソニーは2月15日、新規事業創出プログラム(Seed Acceleration Program)にて開発された、複数の家電を1台で操作できるリモコン「HUIS(ハウス) REMOTE CONTROLLER」の販売を開始した。クラウドファンディングとWeb通販サービスを兼ね備えたサイト「First Flight」での直販価格は税込27,950円。HUIS REMOTE CONTROLLERは、「自分が使うボタンだけをまとめたリモコンが欲しい」という想いから開発されたスマートリモコン。クラウドファンディングにて資金提供を募り、製品は支援者に発送されたが、このたびFirst Flightでの販売を開始した。テレビ、エアコン、照明、ブルーレイレコーダー、オーディオ機器、プロジェクターなど、各家電のリモコンから必要なボタンのみを登録し、30台までの家電を操作可能。家電のリモコンとHUIS REMOTE CONTROLLERは赤外線で通信する。今後開発されるスマートクレードルを使用すると、Wi-FiやBluetoothを内蔵したデバイスとも通信できるようになる予定だ。操作部には電子ペーパーの技術を採用。2016年春には操作画面のフルカスタマイズアプリを無料で提供する予定だ。バッテリー持続時間は約1カ月(1日に100回リモコン信号を送信した場合)。本体サイズはW68×D24×H123mm。重量は130g。充電用のUSBケーブルなどが付属する。
2016年02月15日●ベジタリアンにも嬉しい! 社内ビュッフェ2015年5月、社員食堂をリニューアルしたソニー。バラエティに富んだメニューを楽しめる「ビュッフェアイランド」と、食事や会議など自由に利用できる「リラックスゾーン」が新たに設立された空間といった噂をきいて、実際に社員食堂に足を運んだ。○社員の好奇心を刺激する、社内環境へそもそもなぜ社員食堂をリニューアルしたのか。そこには、会社のミッションがあったそうだ。ソニーでは、「ユーザーの皆様に感動をもたらし、人々の好奇心を刺激する会社であり続ける」ことをミッションに掲げている。「社員が元気でクリエイティブでなければ、感動をもたらす商品やサービスを生みだせませんから」 と話してくれたのは、ソニーコーポレートサービス 総務センター 蔵並絵里子さん。今回のリニューアルには、仕事の合間にリラックスや気分転換し、十分に能力を発揮してもらいたい! という社員への期待が込められている。○テイクアウトできるビュッフェスタイル一番大きな改革は、社内食堂の一番奥にあったフルサービス形式の和食レストランをビュッフェスタイルに変えたことだ。以前の社食は、奥まったエリアで人が集まりにくかったことや、メニューが和食のみという、社員の食のニーズへの配慮不足などの課題があった。リニューアルによって同社が特に強化したのは、「リフレッシュ」「社員間のコミュニケーション」「グローバル対応」「ワクワク感」「社内交流」の5点。そこで、実際に社内食堂に新設された2つのスペースをみせてもらった。まず「ビュッフェアイランド」は、豊富なメニューから好きな量・種類を選べるビュッフェスタイルの食堂。「計量カウンター」にプレートを置くと、食事の値段が表示される仕組みとなっている。料理の重さによる料金制で1g=1.2円。食べたいものを食べたい量だけ購入できるのが魅力的だ。専用のプレート に入れればテイクアウトできるのも、時間に追われる社員には嬉しいだろう。料理は日替わりで、20種類の和食・洋食・中華料理が展開されている。さらにベジタリアンの多い外国人社員や外国人の来客などに備え、「ベジタリアンメニュー」を導入することで、社員の多様性に対応している。このほか、中華、宮城県の郷土料理、北海道のグルメなどの料理フェアを月に1回開催し、社員を飽きさせないための工夫がなされている。●ビュッフェに隣接するのは……まるで"公園"!?○"目線"の変化で気分転換できる、リラックスゾーン次に紹介するのは、「リラックスゾーン」。社員から“休息”を求める声があったために、創設された。通常のオフィスにはないポップな色彩と形状で、見る人をワクワクさせるようなテーブルやイスが並ぶ。家のリビングをイメージした「ミニハウス」に入ると、オフィスなのにプライベート空間にいるようだ。さらに、ランチやミーティングなどコミュニケーションの形に合わせ、フレキシブルに利用できるテーブルとソファが並んでいる。これらのイスに共通するのは、座席の背もたれをあえて高くして設計していることだ。周囲からの目線を遮り、リラックスした時間を共有できる。○"段差"をつくることで"目線"をズラす「リラックスゾーン」の端にあるL字型スペースは、床に公園の芝生をイメージしたカーペットを使用し、他のスペースから一段下がったつくりになっている。イスとイスの間には、隣に人がいても目線が気にならないように、人工植物が置かれている。さらに、設置されたテーブルは縦横自由に動かすことができる。実際に、個人作業の際はテーブルを縦にしてメモ帳を置いたり、複数人の場合はテーブルを横にして床に座って話したりと、利用の仕方もさまざま。このように家具のレイアウトを変えることで、ケースバイケースにリラックスした空間を楽しめるのも魅力的だ。また、はしごを登って利用できるロフト形式の個人スペースもある。左右に壁があるので、隣にいる人のことを気にせず、自分の部屋のように集中して作業に取り組めそうだ。デザインを担当した乃村工藝デザイナー 上田 薫さんは、「公園の遊具と同様に、段差によって目線の位置が変化する仕掛けづくりをしています。普段自分達が見えない光景が見えてくるので、気分も変わるのではないでしょうか」とその効果に期待を寄せる。○これからの展望は?今回の社内食堂のリニューアルの効果について、ソニーコーポレートサービス企画管理部統括部長の白石憲一さんは「2008年以降、ソニーの業績が大変苦しい時期でしたが、2015年度より色々な施策を打った結果、回復傾向にあります。業績回復の一部に、今回のリニューアルも貢献していると感じています」とコメントした。ビュッフェアイランドの平均利用人数は、リニューアル前の80名(2014年5月)から528名(2015年12月)まで増加している。ビュッフェアイランドに対しては「以前よりも味が美味しくなりメニューバリエーションも増えた」「時間がないときにテイクアウトができるのが便利」といった声も寄せられているそうだ。リラックスゾーンも、「人の目線が気にならず、落ち着いて食事ができる」「個人作業に集中できる」などの好評価を得ている。今後、社内食堂を通してどのような取り組みをしていきたいかを聞いたところ、蔵並さんは「課題の一つである社員間のコミュニケーションの活性化です。今後としては、スペースを活用してイベントや懇親会などの機会をつくっていきたいと考えています。お昼以外の時間にも、人が集まる空間をつくることができると思っています」と意気込みを語った。○まとめさまざまな製品を生み出すソニー。その舞台となるオフィスでは、"人々に感動をもたらす商品やサービスを届けたい"という想いから、より社員の好奇心を刺激するための仕掛けづくりがなされていた。以前本誌が取材したジョンソン・エンド・ジョンソン でも、社内の組織変更に応じてオフィスのレイアウト改善が行われていた。このような会社の方針やミッションを紐付けた社内環境の改変は、企業成長と密接なところにあるのかもしれない。
2016年02月03日ソニーとソニー・ミュージックレーベルズは2月2日、アーティストのライブ映像をハイレゾ音源で楽しむイベント「Hi-Res ROCK FES 2016 Powered by Ki/oon Music in GINZA」の開催を発表した。開催期間は2月16日~3月6日で、会場はソニービル銀座。入場料は無料となっている。上映アーティストは、KANA-BOON、チャットモンチー、ユニコーン、POLYSICS、NICO Touches the Walls、ASIAN KUNG-FU GENERATION、電気グルーヴ、L’Arc~en~Cielの8組。会場は8階と4階の2カ所に分かれており、8階ではアーティストのライブ映像を200インチの大型スクリーンに投影する。ハイレゾ音源の再生には、ソニーの3ウェイスピーカー「SS-AR1」やプリメインアンプ「TA-A1ES」を使用。4階のソニーショールームでは、アーティストのライブ音源をハイレゾウォークマンなどで試聴できる。
2016年02月02日ソニーは1月28日、ロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」とコラボレーションしたハイレゾ対応ウォークマン「NW-ZX100」「NW-A25HN」「NW-A25」、ヘッドホン「h.ear on(MDR-100A)」「MDR-1A」をソニーストア限定で販売開始した。3月18日11時までの期間限定で取り扱う。コラボレーションモデルのウォークマンやヘッドホンには、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのロゴをあしらう。また、NW-ZX100にはアルバム「Wonder Future」に収録された全11曲、NW-A25HNとNW-A25にはシングル「Right Now」に収録された全4曲のハイレゾ音源をプリインストールする。コラボレーションモデルの税別価格は、NW-ZX100が77,000円、ハイレゾ対応イヤホンが付属するNW-A25HNが33,000円、ハイレゾ非対応イヤホンが付属するNW-A25が28,000円、MDR-1Aが31,000円、h.ear on(MDR-100A)が25,500円。また、ウォークマンとヘッドホンのセットも販売し、NW-ZX100とMDR-1Aのセットが105,500円、NW-A25とh.ear on(MDR-100A)のセットが51,500円となっている。なお、銀座、名古屋、大阪のソニーストアで、NW-A25とh.ear on(MDR-100A)のセットを購入した人に、MDR-100A専用のオリジナルヘッドホンケースをプレゼントする。
2016年01月28日東京都・新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館は、公募コンクール形式の第4回目の展覧会「FACE展2016 損保ジャパン日本興亜美術賞展」を開催する。会期は2月20日~3月27日(月曜休館、ただし3月21日は開館)。開館時間は10:00~18:00(入館は17:30まで)。観覧料は一般600円、大高生400円、中学生以下無料。同展は、2016年「損保ジャパン日本興亜美術賞」の入選作品71点、うち受賞作品9点を展示するもの。同美術賞は、「年齢・所属を問わず、真に力がある作品」を公募したもので、857名の新進作家からの応募より、国際的に通用する可能性を秘めた作品が選出された。審査は、本江邦夫(多摩美術大学教授)、堀元彰(東京オペラシティアートギャラリー チーフ・キュレーター)、坂元暁美(上野の森美術館学芸員)、野口玲一(三菱一号館美術館学芸グループ長)、中島隆太(東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館館長)らによって行われた。なお、グランプリ受賞作品は同館で所蔵(副賞金による買上)し、次回の同展開催時に展示されるということだ。また、グランプリ、優秀賞を受賞した4名の作家は、3年毎に開催予定の12名グループ展に出品予定となっている。また、会期中、入選作品の中から観覧者投票による「オーディエンス賞」の選出も実施される。2016年の入選作品には、時代の感覚を捉えた輝くものが数多くあり、油彩、アクリル、水彩、岩絵具、版画、ミクストメディアなど技法やモチーフは多岐にわたるものの、いずれも見る者の心に潤いと感動をもたらしてくれるということだ。
2016年01月28日ソニーは1月26日、LTEモデムチップの開発を行うイスラエルのAltair Semiconductor(アルティア)を約250億円で買収すると発表した。買収完了は2月初旬を予定している。アルティアは、LTE向けモデムチップ技術と関連ソフトウェアの開発を行っており、高性能ながら低消費電力、低コストのモデムチップを提供している。従業員は約220名で、アメリカと中国、台湾に子会社を持つ。IoT(Internet of Things)に注目が集まっている中、LTEがIoTを実現するコアの技術とソニーは位置づけている。昨今、さまざまな"モノ"に通信モデム機能が搭載され、クラウド・コンピューティングの導入が進む中でビジネス拡大を狙えることから、買収に至ったという。ソニーは、既存ビジネスの拡大だけでなく、買収によって「センシングデバイスの新たな技術開発」も図る。ソニーが保有するGNSS(Global Navigation Satellite System)やイメージセンサーなどのセンシングデバイス技術と、アルティアのモデムチップ技術を組み合わせて「通信機能を持った新たなセンシングデバイスの開発」を行うとしている。アルティアの主な取引先には、ZTEやサムスン、ファーウェイ、エリクソンなどのベンダーのほか、米Verizon Wirelessや英Vodafoneなどのキャリア、日本のソフトバンクも名を連ねている。
2016年01月27日ソニー・インタラクティブエンタテインメントLLC.の設立にともない、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントは、2016年4月1日(金)付けで社名を株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントへと変更する。【新会社の概要】1. 商号 : 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント2. 所在地 : 東京3. 代表者役職・氏名 : 代表取締役社長 アンドリュー・ハウス4. 事業内容 : 「プレイステーション」に関するハードウェア、ソフトウェア、コンテンツ、ネットワークサービスの企画、開発、販売5. 資本金 : 1億円6. 商号変更日 : 2016年4月1日(金)7. 株主 : ソニー株式会社8. 議決権所有割合: 100%9. 決算期 : 3月31日【新会社の取締役および役員】代表取締役 : アンドリュー・ハウス取締役 : 三浦 和夫(みうら かずお)取締役 : 盛田 厚(もりた あつし)取締役 : 伊藤 雅康(いとう まさやす)取締役 : 金川 文彦(かながわ ふみひこ)監査役 : 岡野 康(おかの やすし)監査役 : 武田 和彦(たけだ かずひこ)社長 : アンドリュー・ハウス副社長 : 三浦 和夫(みうら かずお)副社長 : 伊藤 雅康(いとう まさやす)エグゼクティブ・ヴァイス・プレジデント : 金川 文彦(かながわ ふみひこ)ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジア プレジデント: 盛田 厚(もりた あつし)
2016年01月26日ソニーは1月18日、Android向けのニュースアプリ「ニューススイート(News Suite)」を提供開始した。2012年にスタートした「ソーシャライフニュース(Socialife News)」の機能を刷新したもの。世の中のニュースを幅広く把握できる「ニュース」タブと、自分の好みでカスタマイズできる「マイマガジン」タブを用意する。ダウンロードは無料だ。「2 in 1」コンセプトのもと、「ニュース」と「マイマガジン」2つのタブで情報にアクセスできるニュースアプリ。ニュースタブでは、一般的なニュース情報をジャンルごとに閲覧可能だ。表示できるジャンルは、エンタメとスポーツ、テクノロジーなどで、左右にフリックすることで次々とジャンルを切り替えられる。マイマガジンタブでは、趣味やアーティストの記事などユーザーの興味あるニュースを表示する。気になるジャンルやキーワードを入力すると、そのキーワードに関連する記事を収集。一つのキーワードを多角的にチェックすることもできるほか、RSSの登録も可能だ。このほか、自分の星座の星占いや、住んでいる場所の天気予報もチェックできる。対応機種はAndroid 4.1以上のスマートフォン。ソニーのXperiaには出荷時にプリインストールされている。
2016年01月18日●LEDシーリングから家電を操作ソニーは1月13日、マルチファンクションライトと名付けられた照明器具を発表した。2015年5月にはBluetoothスピーカー内蔵のLED電球「LSPX-100E26J」を発売しており、今回の製品はそれに続くかたちとなる。マルチファンクションライトは単なる照明器具ではなく、Wi-Fiを搭載し、テレビやエアコンといった他の家電製品をコントロールする機能も持つ。東京ビッグサイトで1月13日から開催している「ライティングジャパン2016」のソニーブースには、このマルチファンクションライトが展示されている。実際にどんなことができるのか、レポートしたい。○重要なのは設置場所LEDシーリングライトの中央部分に、センサーやスピーカーなど集約したマルチファンクションユニットを埋め込むようにして使用する。マルチファンクションユニットには、スピーカーやマイクといったオーディオ系の機能に加えて、人感センサー、照度センサー、温度センサー、湿度センサーを搭載。外周部分の8カ所に赤外線を出すためのLEDが配置されており、ここからの信号で家電製品をコントロールできる。家電の操作は、スマートフォン向けの専用アプリから行う。Wi-Fi経由でスマートフォンとマルチファンクションユニットがつながり、家の中でも外でもアプリから家電を操作できる。一般的なリモコンと同様、赤外線を使って家電をコントロールする仕組みなので、すでに自宅で使っている家電製品もカバー。汎用性が高いのも特徴だ。スマートフォンアプリからコントロールするだけでなく、温湿センサーによる自動運転にも対応する。どうして家電のコントロール機能を照明器具に組み込んだかというと、シーリングライトの設置場所がポイントだったという。部屋の主照明が設置される天井は、部屋全体に信号が届き、かつ電源も確保しやすい絶好の場所だ。マルチファンクションユニットから赤外線が届く範囲は16畳程度までとなる。●照明でコミュニケーションも取れる○セキュリティにも役立つマルチファンクションユニットに搭載されているスピーカーは、音楽再生にも利用できるが、それはメインの目的ではない。スマートフォンとマルチファンクションライトの間で通話をする、インターホン的な機能を実現するのがねらいだ。マルチファンクションユニットはmicroSDカードスロットを装備しているが、これも音楽再生だけでなく、音声メッセージによる伝言板的な用途を想定したものだ。スマートフォンからメッセージを記録しておくと、家族が帰宅した際に人感センサーが働き、メッセージが自動再生される仕組み。留守中に侵入者を感知するとスマートフォンへ通知するといったセキュリティ用途にも使える。○ソニーが照明を作った?マルチファンクションライトの照明器具としての性能にも触れておきたい。マルチファンクションユニットをグルっと囲むように配置されているLEDシーリングライトは8畳程度の広さに対応。調光や調色機能なども搭載し、スマートフォンアプリから調節できる。スタンダードな「LGTC-10/MLJ J1」と、ハイグレードな「LGTC-100/WHJ J1」の2タイプが用意されており、LGTC-100/WHJ J1は照明の天井側にもLEDを配置しており、間接照明にもなる。照明部分はソニーではなく、東芝ライテックが製造を担当している。ソニーは照明器具を専門的に手がけてきたメーカーではない。この点を不安に感じる人もいるかもしれないが、その心配は必要なさそうだ。
2016年01月14日ソニーは13日、専用のLEDシーリングライトと、コントロール機能などを搭載するユニットを組み合わせたマルチファンクションライトを開発したと発表した。商品化は、2016年度前半を目標としている。ユニットは、専用アプリをインストール済みのスマートフォンとWi-Fiを介した連携が可能だ。照明のほか、ユニットと同室内にあるエアコンやテレビのオン/オフがアプリから遠隔で行える。また、人感センサーを内蔵しており、部屋に人が入退室するとテレビや照明を自動でオン/オフする。そのほか、ユニットはスピーカーとマイクも搭載している。これによりスマートフォン内や、microSDカード内の音楽再生が可能。さらに、ユニットを設置した部屋に対して、別の部屋からスマートフォンを使用して通話できる「会話(インターホン)機能」、ユニットに伝言メッセージを録音できる「伝言(ボイスメッセージ)機能」も備えている。ユニットの主な仕様は次の通り。サイズ/重量は、直径225×高さ70mm/1.1kg以下。外部ストレージはmicroSDHC(32GB)。通信面ではIEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fiに対応する。LEDシーリングライトの主な仕様は次の通り。サイズ/重量は、直径660×高さ95mm/3.9kg以下。適用畳数は8畳相当。消費電力は42W。専用アプリについては、同社広報によるとiOS版からリリースされる見込みとのこと。
2016年01月13日アールエスコンポーネンツは12日、ソニーの透過式メガネ型ウェアラブル端末「SmartEyeglass Develope Edition(スマートアイグラス・デベロッパーエディション)」(SED-E1)の販売を開始した。同社直販サイト「RSオンライン」で取り扱い、価格は税別113,500円。アールエスコンポーネンツは、小型シングルボードコンピュータ「Raspberry Pi」シリーズの取り扱いなどで知られる、電子部品や半導体などの販売会社。「SED-E1」は、2014年9月にソニーが発表したアプリ開発者向けメガネ型の端末。Android 4.4以降のスマートフォンと連携し、テキストや画像などの情報を、メガネの視界に重ねて表示できる。製造現場での作業指示表示や警備現場での事故情報表示のほか、アプリと連携することで、チームの成績を確認しながらのスポーツ観戦、旅行先での観光ガイドなどとして活用できるとする。現時点では、ゼンリンデータコムのナビゲーションアプリ「いつもNAVI for SmartEyeglass」や、ソニーの音声コントロールアプリ「ボイスコントロールスマートプラグイン」などが提供されている。対応スマートフォンとの接続は、Bluetoothまたは無線LAN経由。電池持続時間は150分以上で、情報表示に加え、約300万画素の静止画撮影、QVGA相当(15fps/音声無し)の動画撮影も可能。電池持続時間は150時間以上。本体サイズはW180×D182×H39mm、重量は約77g。専用のコントローラも付属する。
2016年01月12日●アナログレコードとハイレゾ音源の意外な共通点ソニーと言えば、ハイレゾオーディオの仕掛人として筆頭格の存在だ。ここでは、CES 2016のソニーブースからオーディオ系デバイスの展示についてレポートしたい。○アナログレコードとハイレゾ音源の意外な共通点さて、ソニーはデジタルなハイレゾオーディオを推してきたわけだが、一方で世間ではアナログレコードの人気が静かに高まっていた。一見、ハイレゾ音源とアナログ音源はまったく相反するものに思えるが、実は根本的には近い要素を持っている。アナログレコードは高音においても低音においても、音楽CDや従来音質の圧縮音源(いわゆるSD音源)では切り捨てられていた領域の音要素を含んでいるからだ。さらにその発する音はデジタルのように安定したものではなく、その微妙な違いが聞くたびに新鮮さをもたらしてくれる。さらに、アナログレコードから音楽を取り込んでハイレゾ音源を作るということもマニアの間では行われていた。そんな流れをソニーが見逃すはずはない。「PS-HX500」というレコードプレイヤーが今回のCESで発表され、ブースには実機が展示されていた。PS-HX500は、アナログレコードの音をWAV 192kHz/24bitやDSD 5.6MHzに変換し、USB接続したパソコンに送ることができる。Windows PCやMac向けのハイレゾ録音・編集アプリ「Hi-Res Audio Recorder」も提供するという。今回の展示機は、他のオーディオデバイスやPCには接続されておらず、そのパフォーマンスを体験できなかったのが残念。また、タブレットなどを接続して変換はできないのか? と聞いてみたところ、処理速度的にやはりPCでないと難しいとのこと。価格は未定だが、ボディの質感や機能などから、飛びぬけた高級機になるとは思えない。多くの人が手を出しやすい、10万円を切る程度で発売されるのではないかと予想している。●重低音「EXTRA BASS」を拡充する理由とは○重低音でも攻めるここに、ソニーのプレスカンファレンスで示された1枚のスライドがある。何を示すものかというと、現在人気の曲を分析してみると、重低音域を有効に使った曲が多いのだという。僕の経験でいえば、低音は振動を生み、エモーショナルな情緒を引き出す。かくして人々は重低音域のビートに、深層から心を動かされてしまう。すなわち「KANDO!」するというわけだ。ソニーのブースでは、ウォークマンや「h.ear」シリーズのヘッドホン、イヤホンに加えて、「EXTRA BASS」シリーズの製品も試聴できるようになっていた。中でも目立っていたのは、ハイパワーオーディオ「GTK-XB7」。昨年同様、ハイレゾオーディオの試聴ルームを用意していたが、加えてEXTRA BASSの効果を体験できる部屋も用意され、まるでクラブのような様相だった。○死角をなくして進化したソニーオーディオ昨年、CES 2015におけるソニーの展示は、ハイレゾ音源に特化していた。確かにその方向性としては間違っていなかったのだが、とくに北米で盛り上がりを見せ始めていたアナログレコードという流れを無視していたように見えた。そんななか登場したレコードプレーヤー「PS-HX500」はその死角を埋め、ソニーのハイレゾオーディオに対するアプローチをよりスキのないものにした。今回は試聴できなかったのだが、発売されたら、ぜひ使ってみたいデバイスであり、これを読んでいる人のなかにも、そう思っている人は多いことだろう。
2016年01月08日ソニー銀行は6日、米国ネバダ州ラスベガスにて現地時間6日より開催される「2016 International CES」(国際家電ショー)のソニーブース内において、4日にサービスを開始したVisaデビット付きキャッシュカード「Sony Bank WALLET(ソニーバンク・ウォレット)」および、指紋認証対応の残高照会アプリ(4月サービス開始予定)を展示すると発表した。○「Sony Bank WALLET」と指紋認証対応の残高照会アプリを展示する「Sony Bank WALLET」は、デビット機能としては日本初(3通貨以上の預金口座から支払いや現金の引き出しができるデビットカードとして日本初。ダイヤモンド・ザイ調べ、2015/9/30時点)という日本円・米ドル・ユーロなどの11通貨に対応したカードで、1枚で世界200以上の国と地域でショッピングに利用できるほか、海外ATMから現地通貨を引き出せる。この「Sony Bank WALLET」の利便性をさらに高めるのが、残高照会アプリだという。指紋認証(指紋認証の対応OSはAndroid6.0以上を予定)によるワンタッチログインで「Sony Bank WALLET」の取引履歴や口座残高を確認できる。カードとアプリを組み合わせて使用すれば、いわば11通貨のお財布と通帳を、簡単かつ安全に持ち歩くことが可能になるとしている。ソニー銀行によると「『Sony Bank WALLET』は、グローバルに活躍する方に『外貨を自国通貨のように使える世界を提供したい』という想いで開発した。ソニー銀行が『新しい通貨のカタチ』を通してこれからの外貨の利用方法を提案する」としている。また、このたびの出展を機に「Finance×Technology」に一段と挑戦し、個人の顧客へより便利で先進的な金融サービスを提供していくとしている。○Sony Bank WALLET商品概要日本初、11通貨対応のデビット機能付きキャッシュカード外貨残高不足でも安心の「円からアシスト」搭載(特許申請中)国内ショッピングの利用額に対し最大2.0%を現金キャッシュバック○残高照会アプリ商品概要(4月サービス開始予定)「Sony Bank WALLET」の取引履歴や口座残高を即時に確認指紋認証によるワンタッチログイン
2016年01月07日ソニー損保が1月5日に発表した「2016年 新成人のカーライフ意識調査」によると、新成人の普通自動車免許の保有率は54.8%であり、オートマ限定の有無では限定ありが、男女別では男性が、都市部と地方では地方がそれぞれ多いという。同調査は、同社が2015年11月21日~30日にかけて、1995年4月2日~1996年4月1日生まれの新成人に対してインターネット経由で実施したもので、有効回答数は1,000人。まず運転免許の保有状況を聞いたところ、「普通自動車免許を持っている(オートマ限定)」が32.3%、「普通自動車免許を持っている(マニュアル)」が22.5%であり、合計で54.8%の新成人が運転目虚を保有している。男女別に見ると、男性は58.8%、女性は50.8%だった。居住地別では、都市部では44.1%、地方では58.2%と、地方での保有率が高い。なお、ここでの都市部とは北海道札幌市・東京都23区・神奈川県横浜市・愛知県名古屋市・京都府京都市・大阪府大阪市・兵庫県神戸市・福岡県福岡市を指す。オートマ限定と限定無しの比率を2012年~2015年の新成人と比較すると、オートマ限定の比率が年々増加しており、2016年の新成人では2012年前の新成人と比べて12.7ポイント高かった。「運転免許はオートマ限定で十分」だと考える新成人が徐々に増えているようだと同社は見る。バイクを除く自動車の所有状況を尋ねると、「自分の車を持っている」が12.5%、「自分の車を購入する予定がある」が8.5%、「購入する予定はないが、いずれは欲しい」が50.4%、「購入するつもりはない」が28.6%だった。居住地別では、地方のマイカー所有率が13.9%であり、都市部の8.1%より高かった。自動車の所有率を2010年~2015年の新成人と比較すると、2013年の15.2%から2016年は12.5%と、下降傾向が続いている。一方で、都市部での自動車の所有率は昨年比で3.4ポイント上昇しており、都市部の自動車所有率の上昇が今年の新成人だけの特徴なのか上昇トレンドの始まりなのかは判断が難しいが、今後の動向が気になる変化だと同社はいう。若者の車離れと呼ばれる状況について尋ねたところ、「若者の車離れとは自分自身のことだ」という設問に対して、「あてはまる」(「とてもあてはまる」と「ややあてはまる」の合計)が41.2%、「あてはまらない」(「全くあてはまらない」と「あまりあてはまらない」の合計)が34.4%、「どちらとも言えない」が24.4%だった。車離れを自認している回答者が4割強に上るが、「自分は車離れにあてはまらない」と考える新成人も3人に1人の割合を占めた。「車に興味がある」との設問では「あてはまる」が44.1%と多数派であり、「車を所有する経済的な余裕がない」では「あてはまる」が72.2%と、関連する質問のうち同意する回答が最多だった。「車に興味はあるが、経済的に所有する余裕がない」のが実情ではないかと同社は見ている。車がある生活(カーライフ)をするにあたり1カ月いくらまでなら掛けられるかを聞くと、掛けられないまたは掛けたくないとする意見である「0円」は10.7%、「1円~5,000円」は21.9%、「5,001円~10,000円」は22.2%となり、1ヵ月あたり10,000円以下とする回答が計54.8%と過半数を占めた。なお、全体の平均額は1万8,079円だった。車がある生活に必要な手取り月収はどの程度かを尋ねたところ、「16万円~20万円」が31.1%、「21万円~25万円」が14.8%、「26万円~30万円」が16.6%となり、平均額は23.3万円だった。その他では、「カーナビはスマホのナビアプリで十分だと思う」との問いに対して「あてはまる」(「とてもあてはまる」と「ややあてはまる」の合計)とした回答者が28.5%あった。車に対するイメージを表す漢字1文字では「樂」が前年に続いて1位だったが、「高」が前年の15位から4位へと大きく上昇している。軽自動車でデートをどう思うかを尋ねると、「あり」とする回答者が73.7%を占め、男女別に見ると女性では肯定派が80.4%と男性の67.0%を上回っている。車を購入する際の上限額の平均は187万円であり、人気の車種はアクア(トヨタ)、プリウス(同)、BMW(BMW)が上位3位を占め、男性の1位はBMW、女性の1位はタント(ダイハツ)だった。一緒にドライブに行きたい有名人の1位は大原櫻子(女優・歌手)、2位は橋本愛(女優)、3位は小倉唯(声優)だった。大原櫻子は男女とも1位であり、男性の2位は小倉唯、女性の2位は橋本愛だった。
2016年01月06日ソニー銀行は4日、Visaデビット付きキャッシュカード「Sony Bank WALLET(ソニーバンク・ウォレット)」のサービス開始に併せ、利用特典として「国内Visa加盟店で5,000円以上の利用で1,000円プレゼント」を実施すると発表した。○5,000円以上の利用でもれなく1,000円プレゼント「Sony Bank WALLET」発行月の翌々月の末日までに、国内Visa加盟店でVisaデビット利用金額の累計が5,000円以上の人全員に1,000円をプレゼントする。応募登録は不要。カード発行月は、「Sony Bank WALLET」の券面に記載されているカード有効期限(月/西暦年下2ケタ)の左側となる。1,000円プレゼントはカード発行月の4カ月後となり、プレゼント入金月の25日までに利用者の円普通預金口座へ入金する。「Sony Bank WALLET」は、ソニー銀行のキャッシュカードとVisaデビットが一体となったカード。11通貨(日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、スイスフラン、香港ドル、カナダドル、南アフリカランド、スウェーデンクローナ)に対応し、1枚で世界200以上の国と地域でショッピングに利用できるほか、海外ATMから現地通貨を引き出せる。同行は「10月から事前申し込みを受け付けており、非常に好調で多くの方から申し込みをいただいている。明日(5日)以降カードが手元に届くので、ぜひ使っていただきたい」と話している。
2016年01月04日ソニーと東芝は12月4日、2015年10月28日にソニーと東芝との間で締結した意向確認書にもとづき、東芝が主に大分工場内に所有する一部の半導体製造関連施設、設備およびその他関連資産のソニーおよびソニーの完全子会社であるソニーセミコンダクタ(SCK)への譲渡につき、正式契約を締結したと発表した。今回の譲渡対象となるのは、主に東芝の大分工場の300mmウェーハ生産ラインの半導体製造関連施設、設備およびその他関連資産で、同譲渡にともなう譲渡金額は190億円。関係当局の必要な承認および認可を条件として、2016年3月末日までに行われる予定となっている。大分工場の半導体製造関連施設は、譲渡完了後、SCKの製造拠点のひとつとして、主にCMOSイメージセンサーの製造に使用される予定。なお、同施設および設備での製造、CMOSイメージセンサーの設計などに関わっている東芝およびその関係会社の社員約1,100名については、譲渡完了にともない、ソニーグループで雇用を受け入れる調整を行っていくという。
2015年12月04日ソニーと東芝は12月4日、東芝が所有している大分県の半導体製造関連施設・設備および関連資産の一部を、ソニーの子会社であるソニーセミコンダクタへ譲渡することで正式に契約を締結した。10月28日に締結された意向確認書にもとづいたもの。関係当局の必要な承認および認可を条件とし、2016年3月末日までに本件譲渡を行う。このたび、東芝からソニーへ譲渡されるのは、東芝・大分工場の300mmウエハ生産ラインの製造関連施設・設備、その他関連資産。譲渡金額は190億円となる。譲渡完了後は、ソニーの完全子会社であるソニーセミコンダクタの製造拠点の一つとなり、主にCMOSイメージセンサー製造に使われる予定だ。譲渡対象の施設・設備での製造やCMOSイメージセンサーの設計などに関わっている、東芝と関係会社の従業員約1,100名については、ソニーグループへ移籍することで引き続き調整を行っていく。
2015年12月04日ソニーは12月2日、ハイレゾ対応ヘッドホン「h.ear」、ウォークマン「A20」と、シンガーソングライター・KEITAによる楽曲「Brand-New Day」のコラボレーションミュージックビデオを公開した。ミュージックビデオのテーマは「音楽と共に暮らす~ 5 style × 5situations ~」。h.earとウォークマン A20シリーズのカラーにインスパイアされた5つのシチュエーションから構成している。「Brand-New Day」はシンガーソングライターKEITAによるミニアルバム「FRAGMENTS」のリード曲で、ミュージックビデオはYouTubeのSony(Japan)公式チャンネルにて視聴可能。また12月2日から、音楽配信サイト「mora」にて、Brand-New Dayのハイレゾ音源配信を開始した。
2015年12月03日どこでも好きな香りが楽しめるソニーが5種類の香りを持ち運べ、いつでもどこでも好きな香りを楽しむことができるスティック型アロマディフューザー「AROMASTIC(アロマスティック)」を発表した。ポーチやバッグに入るスマートフォルム「AROMASTIC」は、ポーチやバッグからサッと取り出して、オフィスや旅先などで好きな香りを楽しむことできるよう、片手で操作することできるスマートなフォルムとなっており、携帯音楽プレーヤーで音楽を聴くように、手軽に香りを楽しむことできるアイテムだ。香りは、リラックスシーン、リフレッシュシーンやワーキングシーンなど使用シーンに合わせた5種類の天然ブレンド精油がニールズヤード レメディーズ監修によりセットされており、気分により、簡単に切り替えることができる仕様となっている。AROMASTICはソニーの新規事業創出プログラムから生まれたプロダクトで、現在事業化に向けた準備を進めています。2015年11月20日から1月20日頃までの約2か月間、「First Flight」において、クラウドファンディングを実施します。クラウドファンディングを通じていただいたお客さまのフィードバックを、製品開発に活かすとともに、ご支援(予約購入)いただいたお客さまには、ファンディング目標額に達成すると、製品をお届けできる仕組みです。クラウドファンディングでは本体と5種類の香りが楽しめるアロマパックを合わせて8,980円(税込)を製品代金としてご支援いただきます。(プレスリリースより)なお、店頭でのお試しは、2015/11/20(金)~2016/1/20(水)頃、ニールズヤード レメディーズ表参道本店で、11月28日(土) ~ 29日(日)、渋谷ヒカリエ ShinQs 1F イベントスペースで体験できる。あなたも「AROMASTIC」で日々の生活に香りをプラスしてみては?(画像はプレスリリースより)【参考】・プレスリリース「AROMASTIC(アロマスティック)」・ソニー「AROMASTIC(アロマスティック)」
2015年11月27日ソニーは20日、英国ニールズヤード レメディーズの天然植物アロマを手軽に楽しめる、スティック型アロマディフューザー「AROMASTIC」を発表した。同社の新規事業創出プログラムから派生したプロダクトで、同社運営のクラウドファンディングサイト「First Flight」で同日から支援者を募集する。「AROMASTIC」は、カートリッジ式のスティック型アロマディフューザー。同社の光ディスク技術を応用した微細加工による独自の香りカートリッジ(アロマパック)を備え、5種類の香りが混ざることなくセットできる。本体上部のボタンを押すと製品の周囲に香りが発生。ボタンを離すと、香りを止められる。アロマパックの交換目安は、2週間から4週間程度。セットされている香りは、英国の老舗オーガニックコスメブランド、ニールズヤード レメディーズのアロマセラピストが監修した天然植物のエッセンシャルオイル。ローズやゼラニウムを調合したフローラル系の「Balancing」、ラベンダーやローズを調合したフローラル系の「Relax」、パインやクローブなどを調合したグリーン系の「Refresh」、ローズマリーやクローブなどを調合したシトラス系の「Working」、イランイランやネロリなどを調合したエキゾチック系の「Yoga」の5種類となる。「First Flight」での支援募集は、約2カ月後の2016年1月20日頃まで。支援プランは、AROMASTIC1台とアロマパックが受け取れる8,980円コース、AROMASTIC2台とアロマパックが受け取れる16,960円コースを用意。いずれのコースでも、ニールズヤードハーブティ1個とビューティバー2個がセットになったInner Beautyセットが付属する、限定数コースが用意される。同社では、東京・表参道のニールズヤード レメディーズ表参道本店などで、製品のタッチ&トライも予定している。期間は2015年11月20日から2016年1月20日頃まで。本体サイズは直径25mm×長さ85mm、重量は約40g。電源は内蔵型リチウムイオン充電池で、microUSB経由で充電する。充電頻度は1日10秒程度の利用で2週間に1度。
2015年11月20日ソニーは11月下旬から、同社の新規事業創出プログラム(Seed Acceleration Program)にて開発された腕時計「FES Watch」の店頭販売を開始する。クラウドファンディングとEコマースのサービスを兼ね備えたサイト「First Flight」での直販価格は税込29,700円。FES Watchは、「デジタル化でファッションをもっと自由にもっと楽しく」をテーマとしたFashion Entertainments事業の第1号プロダクト。素材に電子ペーパーを使用し、時計を見る動作を行うと文字盤とベルトの柄が浮かび上がる。文字盤とベルトのデザインバリエーションは24通り。クラウドファンディングやFirst Flightでの受注販売で入手できたが、このたび実店舗での販売が決定。11月21日に東京都港区のMoMAデザインストア、12月1日に新宿区の伊勢丹新宿店で取り扱いを開始し、販売店はその後も順次拡大していく。MoMAデザインストアでは店舗販売に先立ち、本日よりオンライン予約を受け付けている。
2015年11月16日ソニービジネスソリューションは11月11日、テレビ東京が2016年に移転する予定の新社屋向けに、ソニーの最新映像制作機器およびシステムを受注したと発表した。テレビ東京は、現在の港区虎ノ門から六本木に、放送設備とオフィス機能を集約した形で移転する計画で、システムは2016年秋に運用を開始する。ソニービジネスソリューションは、第1スタジオと第2スタジオの2つのメインスタジオをはじめとする設備へ、ソニーのカメラシステムや映像システム、音声システムを納入する。特に第2スタジオでは、本格的な4K映像制作に対応するマルチフォーマットスイッチャー「XVS-8000」や、4K撮影機能を備えたマルチフォーマットポータブルカメラ「HDC-4300」を導入し、「業界最先端の4K対応スタジオになる」としている。さらに、スタジオやマスター設備などの収録・送出機器として、XDCAMプロフェッショナルメディアステーション「XDS-PD2000」が大量に導入され、XDCAMのXAVCコーデックやMPEG HD422コーデックによる、本格的なファイルベースの運用がスタートする。また、マルチポートAVストレージユニット「PWS-4400」と同社開発のプリケーションを組み合わせて、野球やゴルフなどのスポーツ中継の時差送出を実現する「追っかけ送出システム」も納入する。
2015年11月12日三井住友信託銀行とカーディフ損害保険(以下カーディフ損保)はこのたび、2016年1月から導入されるジュニアNISA(未成年者少額投資非課税制度)口座での投資信託購入において、一定条件を満たした場合に、"子どもがケガで入院したときの保障"を無料で提供するサービス「わんぱく安心パッケージ」を開発したと発表した。11月1日より三井住友信託銀行にて「わんぱく安心パッケージ」の案内を開始し、2016年4月から提供するとしている。○子どもがケガで入院した場合にお見舞い金を用意する保険を無料付帯三井住友信託銀行では、2014年1月にスタートしたNISA(少額投資非課税制度)口座において、交通事故傷害保険を無料で付帯する「お出かけ安心パッケージ」を導入し、NISA口座での非課税メリットにケガ(交通事故傷害)への保障という"安心"をプラスしたサービスを提供してきたという。ジュニアNISA口座は、若年層への投資家のすそ野拡大をさらに推し進めるとともに、子どもの将来のための資産形成を目的とした活用が期待されている。「わんぱく安心パッケージ」は、口座を利用の子どもがケガで入院した場合にお見舞い金を用意する保険を無料で付帯することで、ジュニアNISAに"安心"をプラスし、子どもの元気な毎日を応援したいとの思いから開発した三井住友信託銀行だけのサービスだという。三井住友信託銀行によると「このたびのサービスについて、キャンペーンで実施している銀行はあるが、恒久的なサービスとして提供するのは同行が初めてと認識している。お子さんがケガで入院した場合のお見舞金を用意する保険を無料で提供することで、多くの人にジュニアNISAを利用していただき、資産形成のお手伝いをしていきたい」としている。○「わんぱく安心パッケージ」のポイント子どもがケガで入院した場合にお見舞い金を支払う入院1回につき30,000円の保険金をお見舞い金として支払う。日帰り入院も対象ジュニアNISA口座で投資信託を1回の手続きで1銘柄50万円以上(手数料等含む)購入した口座名義人の子どもが対象毎年1月4日~12月30日(銀行休業日を除く)までのジュニアNISA口座での注文分が対象となり、各年ごと1人につき1回加入できる。保障は注文日の翌月1日から1年間続く顧客の保険料や、追加の手数料負担は不要保険料は三井住友信託銀行が負担する三井住友信託銀行とカーディフ損保は、これまでに投資一任運用商品(ラップ口座)やNISA口座、外貨定期預金に保険を無料で付帯するサービスを共同開発し、合わせて約14万人(9月末時点)にのぼる顧客に"ライフステージに応じた安心"を届けたきたという。このたびの「わんぱく安心パッケージ」においても、銀行の金融商品と保障との組み合わせがもたらす相乗効果により、他にはないメリットを顧客に届けていくとしている。
2015年11月05日