JR上野駅中央改札外 ガレリア1F(東京都台東区)では11月21日~23日、「Station Zoo in 上野」にてチームラボによる「チームラボ お絵かきアニマルズ」が展示される。「チームラボ お絵かきアニマルズ」は、チームラボが進める教育プロジェクト「チームラボアイランド -学ぶ! 未来の遊園地-」の一環として展開しているデジタルインタラクティブアート。紙に自由に描いた動物の絵をスキャンすると、動物が立体となって、画面上の巨大なアートの中で動き出す。また、他の人が描いた動物とコミュニケーションを取ったり、人に触られることでさまざまなアクションをとったりもするとのこと。なお、「Station Zoo in 上野」の開館時間は10:00~17:00となる。
2015年11月20日チームラボは、神奈川県・藤沢市の新江ノ島水族館にて開催されている夜のスペシャルイベント「えのすい×チームラボ ナイトワンダーアクアリウム2015」にて、新作「インタラクティブオーシャンバー」を開始したことを発表した。加えて、「呼応する球体と夜の魚たち」と「チームラボカメラ」のクリスマス演出もスタートした。会期は12月25日まで。同イベントの開催時間は17:00~20:00(最終入場19:00まで)。参加費は同水族館の入場料のみ(大人2,100円 / 高校生1,500円 / 小・中学生1,000円 / 3歳以上600円)。「えのすい×チームラボ ナイトワンダーアクアリウム2015」は、新江ノ島水族館にて毎日17:00から開催されている、"夜の水族館をデジタルアート空間にする"イベント。今回、新たにスタートした「インタラクティブオーシャンバー / Interactive Ocean Bar」は、目の前に海が広がるインタラクティブな光のテラスバー。ドリンクをハイテーブルに置くと、そのドリンクが持つ光と音色に全長約50メートルものテラス空間が包まれるという。その隣に2つめのドリンクを置くと、そのドリンクが持つ光と音楽の演出がさらに追加され、組み合わさった光と音楽が広がり、その瞬間だけのオリジナルのテラス空間になるという。なお、飲み物を購入していなくても鑑賞できるとのことだ。また、「呼応する球体と夜の魚たち / Resonating Spheres and Night Fish」は、光るボールがクラゲのように浮遊し、幻想的な音が鳴るインスタレーション。人が叩いたりぶつかるたびに色が変わり、それは次々に周りのボールにも連続的に派生し、まるで生き物のように見た目を変えていくという。このほか、「チームラボカメラ / teamLab Camara」は、自動撮影を行うFacebook連動型のデジタルサイネージ。サイネージの前に立ち、 手をかざしてスタートボタンに触れると自動的に撮影が始まり、さまざまな加工を施された画像が「えのすい×チームラボ ナイトワンダーアクアリウム2015」の特設Facebookページにアップロードされるもの。今回は、「呼応する球体と夜の魚たち」と「花と魚- 相模湾大水槽」、「メリークリスマス in 新江ノ島水族館2015」といった3種類のフレームが用意されている。
2015年11月19日チームラボ(teamLab)が11月13日から16年1月3日まで、スマートフォンでデコレーション出来るインタラクティブなクリスマスツリー「チームラボクリスタルツリー(teamLab Crystal Tree)」を香港のHong Kong K11にて展示している。「チームラボクリスタルツリー」は、約5万4,000個のFull Color LEDチップによって構成された高さ約6.8mの巨大クリスマスツリー。LEDを三次元上に配置することで三次元の動く立体物をリアルタイムに映し出すことが可能な「インタラクティブ4Dビジョン」という独自の技術が用いられており、来場者が飾り付けに参加することが出来るインタラクティブなツリーとなっている。来場者は、スマートフォンのブラウザからアクセスし、用意されたハートやリボン、プレゼントボックス、ベルなどのオーナメントの中から気に入ったものを選択。ツリーに向けてスワイプすると、選んだオーナメントが巨大な光の立体物となり、ツリーを飾り付ける仕組みになっている。なお、「チームラボクリスタルツリー」は、昼間は太陽の光を受けて輝く巨大な直方体のオブジェ「クリスタルキューブ」に様変わりする。【イベント情報】「チームラボクリスタルツリー」会場:Hong Kong K11住所:18 Hanoi Road, Tsim Sha Tsui, Kowloon, Hong Kong会期:11月13日~16年1月3日(会期中無休)時間:10:00~22:00料金:無料
2015年11月14日第3回の連載では、TFS(Team Foundation Server)/VSO(Visual Studio Online)を利用したチーム開発におけるプロジェクト管理方法をご紹介しました。今回はチーム開発におけるリポジトリ管理のポイントをご紹介します。なお、本稿でのリポジトリはソースコードのバージョン管理システムに対象を絞ります。○リポジトリ管理で情報管理の作業削減リポジトリはチーム開発の成果物の保存場所です。リポジトリの管理をおこなうことで、ファイルやアクセス権限の管理はもちろん、同一ファイルに対する変更者・変更時刻・変更内容などの履歴管理や、過去に保存したファイルの復元などをおこなうことができます。チーム開発を円滑に進めるためには、リポジトリの管理対象や管理方法を含む運用ルールを定めてチームメンバーに周知し、適切に運用され続けることが必要になります。リポジトリ管理がされていないと、必要になったタイミングで必要な情報が取得できない、必要な情報や環境を作ることができないなど、チーム開発に大きな支障が出ることになります。リポジトリ管理をおこなう際、管理対象と管理方式を決めます。○リポジトリの管理対象にふさわしいものとは…?リポジトリの管理対象にふさわしいものとして挙げられるのは、ある時点のソフトウェア・環境を構築するために必要なものすべてです。ソフトウェアのソースコード、ビルドスクリプト、データベースのスキーマ定義、マイグレーションのSQL、初期データ環境構築用の設定ファイルやスクリプトなどが該当します。逆に、リポジトリの管理対象にふさわしくないものとして挙げられるのは、ソースコードをコンパイルしてできたバイナリファイルや秘密鍵ファイルなどの他人に見せてはいけないものなどが該当します。表:リポジトリの管理対象TFS/VSOでは、リポジトリの管理対象から除外するファイルの指定をおこなうことができます。○主なリポジトリの管理方式:集中管理方式と分散管理方式の特徴リポジトリの管理方式として主なものは、集中管理方式を採用した集中型バージョン管理システム(CVCS:Centralized Version Control Systems)を活用する方法と、分散管理方式を採用した分散型バージョン管理システム(DVCS:Distributed Version Control Systems)を活用する方法が挙げられます。集中管理方式を採用した集中型バージョン管理システムは、すべての人が使うリポジトリが中央に1つのみあって、常にそのリポジトリに変更を記録する仕組みになっています。そのため、以前の状態に戻す、履歴の調査をおこなう、などの作業をおこなう場合、必ずその中央にあるリポジトリを参照します。代表的な集中型バージョン管理システムとしては、TFVC(Team Foundation Version Control)、CVS(Concurrent Versions System)、SVN(Subversion)、などがあります。分散管理方式を採用した分散型バージョン管理システムは、サーバ上のリモートリポジトリのほかに、各チームメンバーがローカルにリポジトリを持って作業をおこないます。これらローカルのリポジトリの内容を、リモートリポジトリに反映するという形で作業がおこなわれます。代表的な分散型バージョン管理システムとしては、Git、Mercurialなどがあります。集中管理方式と分散管理方式のどちらにも、ブランチと呼ばれる履歴の流れを分岐して記録していくための仕組みが用意されています。分岐したブランチは他のブランチの影響を受けないため、同じリポジトリ中で複数の変更を同時に進めていくことができます。TFS/VSOは、集中型バージョン管理システムであるTFVCと、分散型バージョン管理システムであるGitをサポートしています。○イマドキのチーム開発におけるリポジトリ管理イマドキのチーム開発では、リポジトリの管理方式として分散管理方式を採用した分散型バージョン管理システム(Git)を採用してチーム開発効率を上げ、リポジトリ管理対象の品質をプロセスで作り込んでいます。Gitなどの分散型バージョン管理システムを採用するのは、チーム開発におけるチームメンバー間での共同作業がより柔軟におこなえるからです。チーム開発において、各種成果物をリポジトリに反映する際、無差別に反映するとチームに大きな影響を与えることがあります。そのため、セルフチェックをしてからリポジトリに反映するか、他者のレビューが済んでからリポジトリに反映するかのどちらかを選択することになります。分散型バージョン管理システムであるGitを提供する多くのサービスでは、前者をプッシュ、後者プルリクエスト時にレビュアーを指名し、レビュー完了後にマージという操作で実施するケースが多いですが、レビュアーのレビューを通さずに自身でマージをする、継続的インテグレーション(以下、CI)の結果が失敗しているのにマージをしてしまう人も中には存在します。TFS/VSOではプルリクエストをサポートしており、かつbranch policiesと呼ばれる、指定した人数以上のレビュアーのチェックがなければマージをブロックする、最後のCIの結果が成功でなければマージをブロックする機能が実装されているため、品質をプロセスで作り込むことが可能です。○分散型バージョン管理システム採用+VSO/TFS利用で円滑なチーム開発をチーム開発におけるリポジトリ管理のポイントは、リポジトリ管理対象や管理方式について把握した上で、継続的デリバリーの実践を通してチーム開発効率を上げ、リポジトリ管理対象の品質をプロセスで作り込むことです。分散型バージョン管理システム(Git)を採用し、TFS/VSOを利用することで、容易に導入できるため、チーム開発を円滑に始めることができます。次回は、iOS や Android から Java までビルドできる開発ツールについてご紹介します。編集協力:ユニゾン○執筆者紹介グロースエクスパートナーズ株式会社 ITコンサルタント/ファシリテーター関 満徳(せき みつのり)エンタープライズ向けのIT業界にて、企画から開発運用および新規事業立ち上げに関与。現職は、エンタープライズ向けの新規ITサービス立ち上げおよび改善を支援。「顧客価値の創造」と「持続可能な仕組み創り」をテーマに、顧客に価値をもたらすITサービスを提供し続けられる人材育成のためのワークショップを数多くデザインし、ファシリテーターとして活躍。MicrosoftMVP for Visual Studio and Development Technologies。POStudy~プロダクトオーナーシップ勉強会~ 主宰。
2015年11月05日台湾を代表する航空会社チャイナ エアラインは10月29日、スカイチームパートナーである中国東方航空と共同で、香港国際空港においてスカイチームラウンジをオープンしたことを発表した。新しくオープンしたスカイチームラウンジは、ロンドン、イスタンブール、シドニーに次ぐ4番目のスカイチームラウンジで、東アジア地区では初の供用となる。ターミナル1の出発フロア15番ゲート付近に位置し、1,038平方メートルに合計230席を設け、ヨガルームやビジネスセンター、インターナショナルビュッフェコーナー、ヌードルバーなどで出発までの時間を自分のスタイルで過ごすことができる。営業時間は05:30~25:30までとなっている。スカイチームでは今後も、フランクフルトやクアラルンプール、バンクーバーなど、世界各地の主要空港にラウンジの設置を計画している。
2015年10月29日チームラボは、全国の高専生を対象にインターネット上で参加できるオンラインハッカソンを11月21日10:00~19:00に開催すると発表した。同ハッカソンでは、参加者5~6名のチームで、「高専生をつなぐソフトウェア」をテーマにChromeの拡張機能開発を行う。1チームに1人ずつ同社のメンバーがつき、ファシリテーター兼プレゼンテーターとしてチームをサポート。ハッカソン中のチーム内のコミュニケーションは、複数人同時ビデオチャットツールを利用して行う。優秀チームには賞金が贈呈されるという。参加費は無料だが、11月8日の23:59までに特設サイトより申込みが必要となっている。参加可否の連絡後、応募者はランダムにチームに振り分けられる。
2015年10月15日○イマドキのチーム開発が抱える課題とは従来に比べて現在のビジネスは“ビジネスアイデアを素早く実際に動くアプリケーションにする”、“素早く市場にビジネス価値のあるアプリケーションを提供する”のが非常に重要な要素になっています。そのように目まぐるしく変化するビジネスに対応するには、アプリケーションも素早く変化させる必要があります。有名な例として2009年当時、Flickrは1日に10回もデプロイしていることが話題となりました。「動いているシステムには触るな」という言葉を知っている人であれば、1日に10回もデプロイするのは非常にリスクが高いということがわかると思います。また、頻繁にデプロイするには、要求・要件の変更管理やソースコードの変更管理、タスクの変更管理、アプリケーションのビルド、テストやバグのテストやバグのトラッキングといった変更やデプロイしたアプリケーションを実際にユーザーがどのように利用しているのか、応答時間などのパフォーマンスの状態はどうなっているのかといった分析もデプロイ同様に素早く行う必要があります。このようにアプリケーションを開発するには膨大で複雑な情報を管理する必要があり、これらすべてを素早く行うには手で一つ一つ管理しようとするのは非常に困難であり、高いリスクがあります。○ツールを使って解決するのがトレンドアプリケーション開発に伴うこのようなリスクを低減するために、イマドキのチーム開発では、人手ではなく、ツールの力を活用するのが当たり前になってきました。要求・要件の変更管理やタスクの変更管理、バグのトラッキングといったプロジェクトの状況の把握には課題管理システム(ITS)、ソースコードの変更管理にはバージョンコントロールシステム(VCS)、アプリケーションのビルドには継続的インテグレーション(CI)、応答時間などのパフォーマンス監視には運用監視のツールを使うといった具合です。これらのツールには、ベンダーが開発した有償のツール以外にOSS(Open Source Software)のツールもあり、多くの現場ではOSSの各ツールを組み合わせてチーム開発に役立てています。しかし、OSSのツールは基本的に作成者が異なるため、そのツールの思想が異なってしまうという特徴があります。その結果、各ツールが他のツールのデータを管理するというデータの多重管理や、利用する際に一手間必要な連携になってしまうといった問題が発生します。○OSSツールの組み合わせでも問題が……?具体的に私の体験した内容でご説明しましょう。私は過去に、OSSのITSである「Redmine」とVCS「GitLab」をプラグインで連携させていました。しかし、実際に使ってみると痒いところに手が届かないということがわかったのです。開発者がGitLabに変更したコードをコミットする際、Redmineで管理しているチケットと紐付けると、Redmineのチケットに変更したコードへのリンクが表示されます。しかし、RedmineはGitLabとは別のGitリポジトリで管理しているため、そのリンク先はGitLabではなく、RedmineのGitリポジトリとなります。その結果、GitLab上でコードの変更に対して行われているコードレビューへRedmineからアクセスできないのです。結局、RedmineのチケットにGitLabの該当コードのURLを手動で記載する、といったようにひと手間かけることをしなければなりませんでした。○ベロシティが37%も向上するイマドキのチーム開発支援ツールこうした課題の解決策として、要求・要件の変更管理やソースコードの変更管理、タスクの変更管理、アプリケーションのビルド、テストやバグのテストやバグのトラッキング、パフォーマンス監視などにおいて、同一ベンダーによる包括的なツールを採用する現場が増えてきています。OSSを組み合わせた場合と異なり、同一ベンダーによる包括的なツールでは、データの多重管理がなくなることに加えて、ツールごとに大きくUIが変わらないというメリットもあります。イマドキのチーム開発では、デベロッパーだけではなく、ビジネスサイドやオペレーションサイドのメンバーとも協調・連携して作業をする必要があります。その際、ツールごとにUIが大きく変わらないという特徴は、ツールを使うハードルを大幅に下げ、それぞれの役割のメンバーが自分の役割に専念でき、ソフトウェアのビジネス価値を最大限に高めることだけに集中できる効果があります。実際、前節であげた例では、OSSツールの組み合わせから同一ベンダーによる包括的なツールに変えた際、ベロシティ(=決められた期間の中であるチームが届けることができた要求の量)が37%も向上しました。まだこういったチーム開発を支援するツールを体験されていない方には、是非とも一度体験してみることをオススメします。次回からは、マイクロソフトのチーム開発基盤「Team Foundation Server / Visual Studio Online」活用を例に、チーム開発についてご紹介していきます。編集協力:ユニゾン○執筆者紹介TFSUG(Team Foundation Server User Group)竹林 崇2009年からアジャイル開発手法を自らの現場に導入と実践してきたことをきっかけに、現在はリーンやアジャイルの考え方で組織や現場をよりよくカイゼンすることを生業としている。もっと成果が出る現場が増えればという想いからコミュニティの主宰や他コミュニティの支援、講演などの活動を実施。TFSUGスタッフ、スクラム道スタッフ。XP祭り2010/2012/2015、Agile Japan 2013、Developers Summit 2013に登壇。個人ブログ「Change the World!」 にてアジャイルソフトウェア開発手法や技術、マネジメントを中心としたTipsを発信中。
2015年10月02日Dropboxは9月24日、DropboxベーシックとDropbox Pro向けに「チーム」機能を追加したと発表した。この機能は、Dropbox内の同僚やチーム内でプロジェクトを管理したりコラボレーションを行うなどビジネス目的での使用とは別個に、プライベート用のファイルを管理できるものだ。Dropboxによると、DropboxベーシックとDropboxプロのユーザーの60%以上が仕事にDropboxを活用。今回「チーム」が新機能として加わったのは、Dropboxを仕事でもプライベートでも活用してもらうためだという。この「チーム」のタブは画面左上に登場し、簡単に同僚らを招待できる。「チーム」を設定すると、情報を1か所にまとめ、共同作業がしやすくなる。チームのフォルダにメンバー全員と共有したい情報を全て入れておけば、情報の共有が速やかに行える。全メンバーにフォルダ内のファイルへのアクセス権が自動的に与えられるので、時と場所を選ばず作業が可能だ。また、チームメンバーによるワーキンググループを設定しておけば、後からメンバーを追加した際も、新メンバーはチーム内で既に共有されていた情報へアクセスできる。更に仕事用とプライベート用の別アカウントの作成が可能だ。
2015年09月25日総合ファッションアパレル企業・三陽商会が、東京・銀座に同社の展開ブランドを集結させた「三陽銀座タワー」(東京都中央区銀座8-8-9)をオープン。チームラボ(teamLab)による「Mirror Object Signage」と「チームラボカメラ」を導入している。「Mirror Object Signage」は、鏡で出来た複数の立体オブジェで構成されたデジタルサイネージ。インテリアとしても存在感を放つ同サイネージは、通常は鏡として機能しているが、人が近づくと内部に仕込まれたディスプレイが反応し、映像が流れ始める仕組みとなっている。画面に表示されるのは、三陽商会が展開するブランドの写真や映像。三陽商会の原点である“レインコート”を連想させる、“雨”のイメージなどが流れることも。プログラムによって自動で生み出される雨粒は、位置に応じて異なる雨音を奏でながら流れ落ちていく。なお同サイネージは、オブジェごとに異なる写真を表示したり、全画面を連動させてひとつの映像を流したりと、特別な映像体験を提供してくれる。また、今回あわせて導入された「チームラボカメラ」は、Facebook連動型のデジタルサイネージ。スタートボタンに触れると、画面にフレームが現れ、撮影がスタート。撮影された写真は自動で加工され、完成した写真が三陽銀座タワーの公式サイト、および特設Facebookページにアップロードされる仕組みとなっている。なお、写真は自由にダウンロードやシェアをすることも可能だ。
2015年09月20日チームラボは、東京都・渋谷ヒカリエ「ShinQs(シンクス)」B1に本日オープンしたレストスペース"Beauty Pedia(ビューティーペディア)"内に、同社のデジタルサイネージ「チームラボカメラ」を導入したことを発表した。営業時間は10:00~21:00。利用料金は無料。「チームラボカメラ」は、自動的に撮影を行うFacebook連動型のデジタルサイネージ。サイネージの前に立ってボタンを押すと自動的に撮影が始まり、さまざまな加工を施された画像が特設Webページにアップロードされる。今回チームラボカメラが導入されたのは、東京都・渋谷ヒカリエのショッピングエリア「ShinQs(シンクス)」の地下1階に新たに誕生するレストスペース「Beauty Pedia(ビューティーペディア)」。写真加工の際に用いられるフレームは、イラストレーター土屋みよ氏が手がけたビジュアル「Beauty Pedia teamLabCamera」が3種類用意されるという。スタートボタンを選択すると画面にフレームが現れ、制限時間内にポーズを決めて撮影すると写真は自動で加工され、完成した写真は渋谷ヒカリエ ShinQs Beautyの公式Facebookページにアップロードされる。その後は自由にダウンロードしたり、シェアしたりできるということだ。
2015年09月18日チームラボ(teamLab)が、アース ミュージック&エコロジー(earth music&ecology)などの新アイテムを借りることが出来る新アプリ「ファッションレンタル メチャカリ」を企画・制作。9月16日から配信スタートした。同アプリは、続々追加される新作ファッションアイテムの新品を、月額5,800円で借りられるというもの。一度に最大3点までの商品を借りることができ、随時更新されるコーディネートをまとめて借りることも出来る。使わなくなったアイテムはコンビニから返却。気に入ったアイテムは、60日間借り続ければそのまま貰うことも可能だ。なお、対象ブランドは、アース ミュージック&エコロジーからスタートし、今後順次追加されていく予定だ。
2015年09月17日ミハラヤスヒロ(MIHARAYASUHIRO)、とんだ林蘭、チームラボ(teamLab)のコラボレーションによるインスタレーションが、9月12日、13日にミハラヤスヒロトーキョーにて開催される。同インスタレーションは、東京の表参道、青山、原宿エリアで9月12日に開催されるファッション誌『ヴォーグ(VOGUE)』主催のショッピングイベント「ヴォーグ・ファッションズ・ナイト・アウト(VOGUE FASHION’S NIGHT OUT)」の一環として開催されるもの。当日はミハラヤスヒロトーキョーに、とんだ林蘭のデザインをコラージュしたフィルターを使った、チームラボカメラを店内に設置。来場者にプリクラ感覚で撮った写真が、自動的にFacebook特設ページに投稿される仕組みとなっている。また店内では、ミハラヤスヒロととんだ林蘭のコラボレーションアイテムを先行発売。ラインアップは、生肉のキーホルダーや、絆創膏が貼られたクラッチバッグ、真っ赤な唇から歯が覗くクッションなど。イラストやコラージュ、ペイントなどを用いてフェミニンかつ毒のある作品を生み出しているとんだ林蘭らしいデザインのアイテムが揃っている。
2015年09月11日千葉県・幕張の幕張メッセで開催される東京ゲームショウ2015にて、DeNAとチームラボによるコラボレーションによるインタラクティブなシアター型アトラクション「DeNA Infinity Theater」が展示される。展示期間は9月17日~9月20日(一般公開日は9月19日、9月20日)。開場時間は10:00~17:00。東京ゲームショウ2015への入場料は1,200円、小学生以下無料。「DeNA Infinity Theater」は、特殊な鏡で創り出される永遠に続く空間に、コンテンツを投影することで没入型のシアター空間を構築できるシステムを約5分間体験できるもの。ゲームのキャラクターが描かれたカードを円卓の上に置くと、カードに閉じ込められた世界が解き放たれ、テーブルから空間全体に広がって行く。今回の展示で楽しめるゲームは、スクウェア・エニックスと共同で配信中の、2015年9月には1周年を迎える「FINAL FANTASY Record Keeper」、2015年5月より配信中の「戦魂 -SENTAMA-」、および今冬配信開始予定の新作「逆転オセロニア」の3タイトルとなる。なお、各日整理券の配布が予定されており、開場と同時にDeNAブース前にて配布開始される。東京ゲームショウ2015内でDeNAブースは幕張メッセ/ホール7、上空に飾られたLEDによって色が変化するボールが目印ということだ。
2015年09月09日チームラボ(teamLab)が9月18日から9月27日まで静岡県・静岡市にある駿府城の公園内にて開催される「駿府天下泰平まつり」で、インタラクティブインスタレーション作品「家康公とチームラボ 夜の駿府城跡と、浮遊する光の天守」を展示する。駿府の地を愛し、終の住処として、富士山を借景に駿府城を築城した徳川家康。今回、チームラボは駿府城天守跡に、光輝いていたと言われる駿府城の天守や富士山に見立てた、直径2メートルの浮遊する光の球体108個で構築されたピラミッド形状のインタラクティブインスタレーション作品「家康公とチームラボ 夜の駿府城跡と、浮遊する光の天守」を展示する。期間中はこの光のピラミッドで、徳川家康の生涯をモチーフにした光と音楽のショーを実施。浮遊する球体は、人が叩くと音色を響かせながら色を変化させる仕組みになっており、一つの球体の色が変化すると周りの球体が呼応して同じ色に変化し、ピラミッド全体の色が変わる仕掛けとなっている。【イベント情報】「駿府天下泰平まつり」会場:駿府城公園内、静岡市民文化会館他住所:静岡市葵区駿府城公園1-1会期:9月18日~9月27日(9月18日は前夜祭のみ)時間:10:00~20:00※作品の実施時間は18:15~、18:45~、19:15~、19:45~、9月18日の前夜祭は18:30~
2015年09月03日8月21日から9月27日に掛けて、東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスにて、ウルトラテクノロジスト集団・チームラボが手掛ける「teamLab Exhibition, Walk through the Crystal Universe」が開催される。会場内で出合うことができるのは、宇宙空間における光の動きを表現したインスタレーション作品「クリスタルユニバース(Crystal Universe)」。作品に使われているのは「インタラクティブ4Dビジョン」なるチームラボ独自の技術で、LEDを3次元上に配置することによって、3次元の動く立体物を映像のように自在に動かすことができる仕組みとなっている。これにより、鑑賞者は作品の中を歩き、光を肌で感じ、身体を通過していく宇宙の波に陶酔するという特別な体験を自分のものとし、永遠に変容し続ける光空間の中で、遠い過去や未来に想いを馳せることができるのだ。鑑賞者に作品を肌で感じてもらうための仕掛けはまだある。今回の展示のために用意されたページにスマートフォンでアクセスすると、宇宙を構成する惑星やブラックホールなどといった「エレメント」が複数出現。その中からひとりひとりが好きなものを選び、画面上で指を滑らせて作品に向かってスワイプさせると、目の前の光空間にそのエレメントが落とし込まれる。スマートフォンから飛び出したエレメントはたちまち空間を多彩な色で満たし、時にセンシングによって鑑賞者の方へと向かい、その身体を通過しては夢の世界へといざなっていく。夢見心地の鑑賞者は、その快感にさらに酔いしれんとするばかり、幾度も幾度もスワイプを繰り返してしまうのだ。鑑賞者のこうした行為に対して、「神になれたね」となんともウィットに富んだ言葉を掛けるのは、チームラボ代表の猪子寿之氏。“神”とはすなわち、宇宙を造った創造神だ。それにしても、鑑賞者に創造神となる喜びまで提供することとなった猪子氏が、光で宇宙空間を表現しようと思ったきっかけはなんだったのだろう。「チームラボではこれまでに、インタラクティブ4Dビジョンによって“見て楽しむ作品”を創ってきました。しかし、“作品の中に入ることができるもの”を手掛けるのは今回が初。来場者には、中に入ることで、立体物が自分の周りを回ったり、自分を通り過ぎたりする感覚を味わってほしいです」(猪子氏)猪子氏の作品に対する想いは、同会場で8月28日に開催されるアーティストトークでも聞くことができる。参加費は無料で、開催時間は20時から21時半(30分程度の鑑賞時間含む)。光と一体となることで沸き起こる胸の高ぶりを、ぜひとも猪子氏本人と共有してみてはいかがだろう。【イベント情報】「teamLab Exhibition,Walk Through the Crystal Universe」会場:ポーラ ミュージアム アネックス住所:東京都中央区銀座1-7-7会期:8月21日から9月27日まで時間:11:00~20:00(入場は19:30まで)休館日: 会期中無休料金:無料
2015年08月24日Google Xのライフサイエンス・チームがXラボを離れてAlphabetの事業子会社として独立する。Google+でAlphabetのSergey Brin社長が明らかにした。ライフサイエンス・チームはGoogle Xにおいて、プロアクティブなヘルスケアを実現するテクノロジを開発しており、昨年1月に血糖値をモニターするスマートコンタクトレンズの開発プロジェクトを発表して大きな話題を呼んだ。新会社は、ソフトウエアエンジニア、腫瘍学者、光学専門家など様々なサイエンティストから成り、これまでライフサイエンス・チームを率いてきたAndy Conrad氏をCEOとする。事業報告構造は変わるが、目標は変わらず、他のライフサイエンス企業と協力しながらR&D初期の段階にある新しいテクノロジを臨床試験へと発展させる。
2015年08月24日チームラボは、東京都・銀座の「ポーラ ミュージアム アネックス」にて、同社の新作アート作品を公開する個展「teamLab Exhibition, Walk Through the Crystal Universe」を開催している。会期は9月27日まで。この個展は、同社の新作アート作品「クリスタル ユニバース / Crystal Universe」のお披露目ともなるもの。数多くのLEDがきらめき、宇宙空間での光の動きを再現する。照明を落としたギャラリー内に足を踏み入れると、その半分以上の面積を占める作品がすぐに目に入る。この作品には、同社が開発した立体映像システム「インタラクティブ4Dビジョン」が用いられている。このシステムはこれまで、「六本木アートナイト2015」で公開された「チームラボクリスタル花火」や、キャナルシティ博多にてクリスマス時期に設置された「クリスタルツリー」などにも活用されているものだ。来場者が自由に参加できるインタラクティブな仕掛けも用意されており、スマートフォンのブラウザから、「宇宙を構成するエレメント」を作品に向けてスワイプすることで、「クリスタル ユニバース」に立体の星や惑星が広がる。来場者によって「宇宙を創る」体験ができるという。そのほか、作品の中に通路が設けられているため、来場者が作品の中に入り込んで鑑賞することも可能となっている。今後も国内・海外問わず「インタラクティブ4Dビジョン」を使った作品を展示する予定とのことだ。なお、チームラボが行う東京での作品展示は、今年1月~5月にお台場・日本科学未来館で開催された「チームラボ踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」以来となる。夏の終わりに電子の宇宙に身を浸してみてはいかがだろうか。
2015年08月22日サイボウズは8月より、研修プログラム「チームワークレスキュー」を開始した。これは、日本全国の”チーム力を高めたい学生”を募集して行うもの。○日本全国から"チーム力"を高めたい学生チームを募集「チームワークレスキュー」は、チームワーク溢れる社会をつくるためサイボウズが開発した。もともと慶応義塾大学 テニス部や法政大学 社会学部 メディア社会学科 藤代裕之研究室へ出張授業をしていたが、他にもチームワークを高めたい学生がいると考え、日本全国の学生チームに向けて募集を開始したという。同研修は、3つのプログラムから構成されており、チームが抱える課題に組み合わせて行われる。1つ目のプログラム「チームワーク創造メソッド」では、チームメンバーの強み・弱みを認識することで、チームワークの土台を形成する。「問題解決メソッド」は、全員がチーム内で共通のフレームワークを使えるようにし、議論の質を上げ、目標に近づくための課題を設定するプログラム。「モチベーション創造メソッド」は、モチベーションが上下するメカニズムを講義し、実際に学生が自身のモチベーションを考える内容となっている。○実施までの流れ同研修プログラムでは、応募した学生チームの中から「チームワークを高めることで実現したいこと」「チームワークを高めることの緊急性」等を基準に審査を行う。通過したチームには、出張した同社社員によって、無償で研修プログラムが提供される。ジョブウェブのウェブサイトより応募可能、締め切りは8月31日まで。
2015年08月21日チームラボ(teamLab)が、イタリア・ミラノで開催中の「2015ミラノ国際博覧会」にインスタレーション「お絵かき NATURE LAND~モリコロと一緒に遊ぼう!~」を出展。8月18日から19日までミラノ市商工会議所で、8月19日から22日まで日本館イベント広場で展示される。紙にクレヨンで描いた人や動物、魚、植物が目の前のスクリーンの中で動き出す「お絵かき NATURE LAND~モリコロと一緒に遊ぼう!~」。山や海が広がるスクリーンの中で、人や動物たちが互いにコミュニケーションを取ったり、仕事をしたりする。今回の博覧会のテーマである“食”に合わせて同作では、人や動物のみならず、花や木々などのすべての生き物に命が宿っており、それぞれが多様に存在しながらも関わりを持って生きていること表現。生き物同士の繋がりについて、05年に愛知県で開催された「愛・地球博」のマスコットキャラクターである、モリゾーとキッコロとともに楽しく学ぶことが出来る作品となっている。
2015年08月19日ウルトラテクノロジスト集団・チームラボ(teamLab)が、都市が都市のままアートになる「Digitized City Art」プロジェクトと、自然が自然のままアートになる「Digitized Nature Art」プロジェクトを始動した。日本には、素晴らしい地理的特性を持つ場所、歴史背景を持つ場所、特異な文化を残す場所が多数ある。同プロジェクトでは、その場所の特性を生かし、新たな価値を付加することで、街の中にアートがあるのではなく、街の一部をそのままアート作品にしてしまうという試みを行っていくもの。8月31日までは佐賀県・武雄市にある50万平米もの広さを誇る御船山楽園に、「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」が出現。国登録記念物の名勝地でもある大庭園の水面に、泳ぎまわる無数の鯉の姿がプロジェクションによって映し出された。鯉たちは、池に浮かぶ小舟が止まると周りに集まり、動き出すと避けていくなど、インタラクティブに反応しながら泳いでいく。また、12月25日までは神奈川県の新江ノ島水族館に、「花と魚 - 相模湾大水槽」、「呼応する小さな海」が登場。相模湾大水槽のあたり一面に花々が咲き誇る「花と魚 - 相模湾大水槽」では、魚たちの動きに影響を受けながら花々が永遠と変容し続ける。一方、人が水槽のガラス面に近づくと、光の色を変化させる「呼応する小さな海」では、近くの水槽が呼応し、同じ光に変化しながら同じ音色を響かせる。また、長崎県のハウステンボスでは、「呼応する木々」を常設。光る木々は人が近づくことで色を変化させ、その色特有の音色を響かせる。両隣の木とその対岸の木が呼応し、色や光を変化させていく。反応する、感応するチームラボのアート作品は、次第にその場に“溶け込む”ものに変化してきたようだ。今後、さらなる注目が集まりそうだ。
2015年08月07日チームラボは、都市や自然をそのままアート空間に変える2大プロジェクト「Digitized City Art」および「Digitized Nature Art」を発表した。今回のプロジェクトは「都市が都市のままアートになる」あるいは「自然が自然のままアートになる」をテーマに、都市や自然の一部を"光"や"音"、または"デジタルテクノロジー"を使ってそのままアート空間に仕上げようというもの。地方にある素晴らしい特性を持った場所に新たな価値を付加したい、という思いから生まれたプロジェクトで、同時に「デジタルアートがその場にいる人々の関係性に影響を与える」ことも期待されているという。プロジェクトの一環として、同社はすでに全国3カ所をアート化。佐賀県・武雄市の名勝地「御船山楽園」では、園内にある池の水面にプロジェクションで鯉を映し出し、池に浮かんで進む小舟とインタラクティブに反応する鯉の様子が楽しめる作品「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」を仕上げた。会期は2015年8月31日まで。また、神奈川県・藤沢市にある新江ノ島水族館では、館内にある「相模湾大水槽」の周辺一面をプロジェクションし、花々が咲き渡るアート空間とした。本作「花と魚- 相模湾大水槽」でも、魚が近くを横切ると、周りの花々がいっせいに散る仕掛けが施されている。さらに同館では、人が水槽のガラス面に近づくと、水槽の光の色が変化し、音色を響かせるという作品「呼応する小さな海」も展示する。いずれも12月31日までの期間限定。一方、長崎県・佐世保市にあるハウステンボスでは、園内の木々をライトアップ。人が近づくと、光の色を変化させて音を響かせる仕組みで、隣接する木々もその変化に呼応するとのこと。なお、本作「呼応する木々」は常設展となる。
2015年08月06日ベビー子ども服ブランド「familiar(ファミリア)」では、夏休み特別企画として、8月1日(土)~8月31日(月)までの期間、ウルトラテクノロジスト集団の「チームラボ」とコラボレーションした「チームラボ お絵かき水族館」 in familiarを銀座本店1Fイベントスペース「CUBiE」(キュービー)にて開催する。「CUBiE」(キュービー)のスペースでは、「体験と感動」を発信している。これまでも、デンマークのフラワーアーティスト、ニコライ・バーグマンや、動物や植物を独自の世界観で描いた陶器作品で人気のアーティスト、鹿児島睦氏など、数々のブランドやアーティストとのコラボレーションイベントを展開してきた。今回のイベントでは、自分が描いた魚たちが巨大な水槽の中で泳ぎ出す「チームラボお絵かき水族館」を設置。魚たちは群れをつくり、子どもたちは魚に触り、エサをあげることができる。さらに開催期間中には描いた魚がタンブラーになる「オリジナルタンブラーづくり」のワークショップも開催される。チームラボでは、「チームラボお絵かき水族館」を通して、子どもたちが同じ空間で、自由に体を動かし、楽しみながら学ぶことで、共同で創造していくことができる人間に育ってほしい、という”共創”の体験を学ぶことを目指している。「オリジナルタンブラーづくり」では、「お絵かき水族館」で子どもたちが描いた魚の絵をフィルムにプリントし、自分だけのタンブラーを完成させる。冷たいドリンクを入れてもらえるので、暑い夏にはうれしいワークショップだ。「お絵かき水族館」と「オリジナルタンブラーづくり」は、大人も子どもも楽しみながら、クリエイティブな時間を過ごすことができる夏休みにぴったりのイベント。ぜひチェックしてみてはいかが。(text:Miwa Ogata)
2015年08月03日チームラボは、カブトムシの写真をぐるぐると回転させて観察できる、NHK for SchoolのWebコンテンツ「ものすごい図鑑 カブトムシ」のサイト構築およびデザインを手がけたことを発表した。「ものすごい図鑑 カブトムシ」は、全天球撮影された高画質なカブトムシの写真をぐるぐると回転させたり、ズームさせたりしながら観察できる、NHK for SchoolのWebコンテンツ。カブトムシの部位に表示されているポイントをクリックすると、その部位についての詳しい説明や、NHK for Schoolのカブトムシ動画クリップが表示され、昆虫の体のつくりや生態などについての知識を楽しく体感的に得ることができる。また、読み進めると「バッジ」が集められ、一度見た説明は「Myバッジ コレクション」からいつでも参照できるということだ。同サイトはパソコンとスマートフォンの両方に対応し、学校現場などでのニーズに合わせて機能を一部縮小したInternet Explorer 8版も制作されている。なお、7月29日 朝9:00からは、同サイトを使用しながら森を探検する番組「ものすごい図鑑をもって、さあ森へ! カブトムシ探検隊」がNHK Eテレで放送予定となっている。
2015年07月27日新江ノ島水族館とのコラボレーションで話題のウルトラテクノロジスト集団、「チームラボ(teamLab)」がアメリカに進出。7月30日から8月2日までアメリカ・シアトルのCenturyLink Field Event Centerで開催される「Seattle Art Fair(シアトル アート フェア)」にて、3つの映像作品を展示する。1つ目は、日本科学未来館で開催した「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」でも展示された「Flowers and People - Dark / 花と人 - Dark」。花が生まれ、成長し、つぼみをつけ、花を咲かせ、やがて散り、枯れていく様を映した作品だ。花は鑑賞者の行動によって、いっせいに咲き誇ったり、いっせいに散ったりと、インタラクティブな反応を見せる。さらに、“超主観空間”をコンセプトに、3次元空間上に立体的に構築した作品を日本の先人達の空間認識の論理構造によって平面化した2作品を展示。六本木ヒルズで行われた「MEDIA AMBITION TOKYO(メディア・アンビション・トウキョウ)」にも登場した「Flower and Corpse Glitch / 花と屍 剥落」は、“自然と文明の衝突、循環、共生”をテーマにした絵物語のアニメーション作品。アニメーションの表面が剥がれ落ち、作品の裏側が見えていくという演出で注目を集めた。一方、パリのグラン・パレで開催された「Art Paris Art Fair 2015」にも出展した「Universe of Water Particles / 憑依する滝」では、コンピュータ上の空間に岩を立体的に作り、その岩に無数の水の粒子の連続体で表現した水を落下させることで滝を作り出す。現在開催中のミラノ万博や資生堂が手掛けたイベントなど、様々な場所で作品を披露してきたチームラボのさらなる活躍に世界から注目が集まりそうだ。【イベント情報】「Seattle Art Fair」会場:CenturyLink Field Event Center住所:800 Occidental Ave S, Seattle, WA 98134会期:7月30日~8月2日時間:7月30日は18:00~22:00:7月31日、8月1日は11:00~19:00:8月2日は12:00~18:00料金:Patron VIP Pass 1万5,000ドル:3-Day Ticket 3,500ドル:1-Day Ticket 2,000ドル
2015年07月24日チームラボが7月18日から12月25日まで、神奈川県・藤沢市にある新江ノ島水族館で「えのすい×チームラボ ナイトワンダーアクアリウム2015」を開催する。“えのすい”こと、新江ノ島水族館の夜を光と音のデジタルアートで彩る同イベントでは、新作の「花と魚- 相模湾大水槽」を始めとしたチームラボによる様々な作品が展示される。相模湾大水槽を中心とした周囲一面にプロジェクションされる「花と魚- 相模湾大水槽」では、まるで大水槽に花々が咲き渡ったかのような幻想的な映像が映し出される。水槽の周りの花々は魚が近くを横切ると一斉に散り出すなど、魚たちの動きに影響を受けながらインタラクティブに動いていく。また、通路を覆うように設置された光の球体「呼応する球体と夜の魚たち」は、人が叩いたり何かにぶつかったりして衝撃を受けることで光の色を変化させる。ひとつの球体が色を変えると、次々と周りの球体も連続して同じ色に変化していく。同様に水槽の色の変化が連動していく作品「呼応する小さな海」も設置。人が水槽のガラス面に近づくことで、水槽の光の色が変化し、色特有の音色を響かせる。その他、来場者が描いた魚たちが泳ぐ水族館「お絵かき水族館」も展示される。来場者が紙に自由に魚の絵を描くと、出来上がった魚たちは他の人が描いた魚と一緒に目の前の巨大な水族館で泳ぎ出す。自分達の描いた魚に触ることもでき、触られると魚はいっせいに逃げ出していく。また、エサ袋に触ることによって、魚にエサをあげることも出来る。【イベント情報】「えのすい×チームラボ ナイトワンダーアクアリウム2015」会場:新江ノ島水族館住所:神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1会期:7月18日~12月25日時間:17:00~20:00料金:水族館の入場料金のみ(一般2,100円、高校生1,500円、小・中生1,000円、3歳以上600円)
2015年07月06日チームラボは7月1日より、ゲストと一緒につくる新しいかたちのウエディング「teamLabWedding」を、全国26カ所にあるFIVESTARWEDDINGの結婚式場に導入した。○「結婚式 × テクノロジー」で一生の思い出にteamLabWedding(チームラボウエディング)は、「チームラボカメラ」や「チームラボメモリーズ」といった最新のデジタルテクノロジーを使って、参加したすべての人と一緒にウエディングを作りあげるというもの。「チームラボカメラ」は、自動的に撮影を行うFacebook連動型のデジタルサイネージで、サイネージの前で撮影ボタンを押すと自動的に撮影がスタート。さまざまな加工を施されて完成した写真は、各式場の特設Facebookページにアップロードされるので、自由にダウンロードやシェアすることができるという。「チームラボメモリーズ」は、スマートフォンを通してイベントの演出に参加できるアプリで、同アプリの「アルバム機能」を利用することで、イベント参加者がイベント内で撮影した写真を自動で簡単に共有し、参加者全員でひとつのアルバムを作ることができるというもの。新郎新婦の幸せな気持ちと参加した人たちからの祝福の気持ちを、リアルタイムにより多くの人と共有し分かち合うことで、新郎新婦、ご家族、ご友人、参加したすべての人と一緒に記念日をつくりだすことが可能だ。全国26カ所のFIVESTARWEDDINGに設置されている。
2015年07月06日チームラボは、同社が開発した「チームラボカメラ」や「チームラボメモリーズ」を使って幸せと感動をシェアできる、新しい体験型のウエディング「teamLabWedding(チームラボウエディング)」を、FIVESTARWEDDINGの結婚式場(全国26ヶ所)に導入したことを発表した。今回、FIVESTARWEDDINGの結婚式場に導入された「チームラボウエディング」は、チームラボが開発した最新のデジタルテクノロジーにより、ウエディングに参加したすべての人が演出の一部となったり、想い出をより楽しい形で残したりできる、新しい形のウエディング。「チームラボカメラ」と「チームラボメモリーズ」のふたつのプランが用意され、「チームラボカメラ」は、式の開始前や待ち時間などに参加者が気軽に写真撮影を楽しめる、Facebook連動型のデジタルサイネージ。サイネージの前に立ち、撮影ボタンを押すと自動的に撮影が始まる。その写真はさまざまな加工を施され、各式場の特設Facebookページにアップロードされるので、自由にダウンロードやシェアすることができる。一方の「チームラボメモリーズ」は、スマートフォンを通してイベントの演出に参加できるアプリ。結婚式の参加者によって撮影された写真は、ほかの参加者にも自動で共有されてひとつのアルバムが作られるほか、集まった写真をエンドロールなどの演出で使用することが可能となっている。なお、「チームラボウエディング」が導入された結婚式場については、FIVESTARWEDDINGのWebサイトを参照して欲しい。
2015年07月02日チームラボ(teamLab)が、日本酒「澤屋まつもと」を製造する松本酒造の“伝統”を描いた動画が、松本酒造の公式サイトで公開されている。松本酒造は“守破離(しゅはり)”をコンセプトに、京都の街で220年以上に渡り日本酒造りを行っている酒蔵。“守破離”とは、修業における段階を示した言葉で、修業は伝統を守ることから始まり、やがて新しい感性でその伝統を破り、最後には“守”と“破”の両方を大切にして新しい価値を創造する、という意味が込められている。動画は、松本酒造が長年大切にしてきたこの“守破離”の精神を伝えるもの。チームラボは、酒造りの姿や風景を日本酒の透明感に重ねて象徴的に表現するため、全編をモノクロで撮影した。また、職人たちが手間をかけて「澤屋まつもと」を手掛けていく姿を映した映像にテクノミュージックを重ねることで、松本酒造に伝わる伝統である“守破離”を体現している。なお、松本酒造の公式サイトもチームラボが手掛けている。
2015年06月21日チームラボ(teamLab)が7月17日から8月31日まで、佐賀県武雄市にて行われる「佐賀・武雄のあかり~未来を照らす武雄のあかり展~」で世界初となる“池の水面プロジェクション”による新作アートを発表する。「佐賀・武雄のあかり~未来を照らす武雄のあかり展~」は、武雄温泉楼門創建100周年を記念して開催されるイベント。チームラボはその中で、国登録記念物の名勝地でもある大庭園である、御船山楽園の「納涼 竹あかり」にて新作「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング- Mifuneyama Rakuen Pond」を発表することとなる。また、武雄市図書館では「図書館で踊る人」も展示される。「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング- Mifuneyama Rakuen Pond」は、ライトアップされた木々と御船山、小舟と水面を泳ぐ光の鯉によって創られるアート作品。世界初となる池の水面プロジェクションによって、水面に映し出された多数のカラフルな鯉たちが、池に浮かんで進む小舟とインタラクティブに反応する。鯉たちは、小舟が静かに浮かんでいると周りに集まり、動き出すと避けていく。また、一匹一匹の鯉が自律的に泳いでおり、他の鯉のふるまいの影響を受けながらそれぞれの軌道で泳いでいく。また「図書館で踊る人」は、図書館内に設置されているディスプレイをジャックし、館内のあちこちに設置されたディスプレイの中にユーモラスなキャラクターたちが映し出すというもの。キャラクターたちは愛嬌のある踊りを披露し、それぞれがまるで意志があるかのような動きを見せてくれるという。【イベント情報】「佐賀・武雄のあかり~未来を照らす武雄のあかり展~」会場:御船山楽園、武雄市図書館住所:<御船山楽園>佐賀県武雄市武雄町武雄4100<武雄市図書館>佐賀県武雄市武雄町大字武雄5304-1会期:7月17日~8月31日時間:<御船山楽園>19:30~22:00<武雄市図書館>9:00~21:00料金:<御船山楽園>大人500円、子ども300円
2015年06月17日チームラボは、同社が制作した新作アート作品を披露する個展「teamLab Exhibition, Walk Through the Crystal Universe」を開催する。会期は8月21日~9月27日(会期中無休)、開館時間は11:00~20:00(入場は19:30まで)。会場は東京都・銀座の「ポーラ ミュージアム アネックス」。入場無料。同展では、チームラボが独自に開発した「インタラクティブ4Dビジョン」を用い、無数の光を3次元空間に粒子として配置し、 宇宙空間における光の動きを表現した新作インスタレーション作品「Crystal Universe」が発表される。作品にはスマートフォンのブラウザからアクセス可能で、 宇宙を構成するエレメントの中からひとつを選び、作品に向けてスワイプすることによって宇宙が創られる仕掛けとなっている。なお、作品に用いられている「インタラクティブ4Dビジョン」は、LEDを3次元上に配置することによって、 3次元の動く立体物をリアルタイムかつインタラクティブに、立体のまま映し出すことが可能なものだという。
2015年06月15日