アメブロで大人気のブログ「kosodatefulな毎日」のちゅいたんママが描く、8歳・5歳・2歳のやんちゃ3兄弟との育児絵日記。何もかも想定外! な3兄弟と、一徹な旦那さんと暮らしています。爆笑必至の毎日を、おおらかなちゅいたんママが味あるイラストとエッセイで綴ります。今回、2016年12月8日の 「息子って、異世界人!?な爆笑育児生活」 の発売を記念して、ウーマンエキサイトにオリジナルエッセイを描きおろしていただきました。子育て奮闘中のみなさんもつい「わかる、わかる」と共感してしまう方も多いのでは。それでは第2話をお楽しみください。( 1話から読む )イクメン、カジメンパパが話題だけど、うちのパパは…「総統」こんにちは。Kosodatefulな毎日のちゅいたんママです。最近では、イクメンや優しいパパが増えてきたので、パパが大人気! というご家庭も多いと思います。が、我が家のパパは一家の引き締め役のような……、いや、むしろ「総統」というとしっくりくる。子どもたちにとってパパは怖い存在らしいです。ママの言うことは全然聞かないのに、パパの言うことなら聞く。(あーら、不思議) なんでかな? パパ全然怖くないんだけど。ママが何回もゆいたんにお願いしても、わざと聞かないのに。(チッ!!!)パパが指を一振りするだけで……。さっと言うことを聞く…。 平日の晩御飯の日常…パパは想像できるだろうか「す、すげぇっ!!! まるで魔法!!」夫がいる週末の晩御飯だって、まぁ静か! 平日のあれは何!? 平日のあれとは↓こんな調子だから、日頃ゆいたんの扱いに苦労する私としては、いつか夫にゆいたんの本性を見せてやりたい! と思うものの、いかんせんパパの前じゃ猫かぶるのでなかなか分かってもらえない。通常の朝の場合。まず絶対こう。 だけど…夫がいる朝……。パパに聞こえないように耳元でブツブツ言ってくる!!! しかし、二つの顔を使い分けるのはゆいたんだけではなかった。ほーちゃんなんてこないだ酷かったからね。パパと私とほーちゃんとで出掛けてて、パパがいる間、それはそれはおとなしく……途中でパパが別の用事で出掛けてしまうときには、「パパがいないとさみしい」こんなことまで言っちゃって。当然パパはデレデレよね。 パパがいるとき、いないときの息子たちの変化がすごい…だけど、パパが出て行った瞬間……うわー! なにこの変わりよう!!!なんだこいつ…。(白目)でも夫婦の間ではなんとなく暗黙の了解で役割分担みたいなものができあがっているんだよね。ゆいたんには私がいつも揉めている分、パパは優しく接するようにして、ほーちゃんには私がいつも甘やかしてる分、パパは厳しくするようにして、ちゅんたんには私が口うるさい分、パパは味方するようにして。そして、パパが子ども達をしかるときには必ず「ママの言うことを聞け!!」って言う。パパの転勤が決まって、あとで追いかけることにしようと思ったけど…ただその効果もなく、あんまりママの言うこと聞いてくれないけども!! 実は我が家、今月に転勤することになっているんです。辞令が出てから異動まで実質数週間しかないので、あまりにも急だし、3月末までパパに単身赴任してもらって、新学期が始まる時に私たちが追いかけようかとも思ったのよね。でも、3ヶ月間、私と子どもたちだけの生活……。総統のいない生活。 パパの「オレがいなくて統率取れるのか?」のこの一言で、「無理だ。今すぐついていこう!!」と決めたのでした。おわり。全5話ウーマンエキサイトオリジナル書下ろし、次回の更新は12月22日です。楽しみに! 息子って、異世界人!?な爆笑育児生活2016年12月8日発売/ちゅいたんママ(著)
2016年12月15日こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。女の子には「パパなんか嫌い!」と言い出す時期があります。これは、女の子にとって異性である“男性”と取るべき一定の距離感を学び始める大切なステップでもあるそうです。でも、愛娘から「嫌い!」と言われて避けられるパパのショックは計り知れず、ママや兄弟たちはそのとばっちりを受けるなど、家族関係がギクシャクしてしまうこともあります。誰もが経験し、いつかは通り過ぎるものだとしても、最小限におさめてできるならば避けて通りたいものですね。そこで、実際にそんな女の子の時期を上手にくぐり抜けた先輩パパやママに、ちょっとした工夫を教えてもらってきました。●(1)スキンシップは控えめに娘ラブなパパの多くは、頬ずりし膝に抱くようにして娘をかわいがる傾向があります。これも幼稚園くらいまでは「パパくすぐったいよ」とイヤイヤともがきながらもうれしそうですが、物心ついてくると「パパ、気持ち悪い」へと変わっていきます 。『それが自然なことだと受け入れるのが難しかった』と言うのは、一人娘を溺愛するパパのTさん。40歳を過ぎてから授かった一人娘だけに、かわいくてしかたなく、まさに目に入れても痛くないくらいだったそうです。でも、その濃い愛情の反動は娘さんが小学校に上がった途端に「パパ嫌い」で現れました。『最初に言われたときは聞き間違いかと思ったし、二度目に言われたときはショックで目の前が真っ暗になった』と話してくれたTさんですが、『自分がやりすぎだってことと、娘が嫌がる年齢なんだということを受け入れるのに数か月かかったけれど、娘を赤ちゃん扱いしていたんだと気づいた』ことで、娘離れを決意。自分からはお風呂に誘うことも抱っこすることもやめ、迷子になりそうな場面や高いところの物を見たり取ったりするときに肩車をするなどの、ちゃんとした理由のあるスキンシップ だけに絞り込んだそうです。『頬ずりやキスはできなくなったけど、娘とは今も仲良しです』と言うTさん。早い時期に娘のパパ離れを受け入れたおかげだと考えているそうです。●(2)ママにお休みをあげよう作戦「嫌い!」発言の理由が近すぎる距離感にあるのなら、パパの方が先に上手に距離を取ってあげればいい と考えたのは、二人の娘を持つパパ歴7年のKさん。まずは、「日曜日にママにお休みをあげよう。さぁ、出かけるよ」と娘たちを連れ出します。ママももちろん満面の笑みで「いってらっしゃい」。確かにこれなら、娘たちからブーイングが出にくいですね。行先は、娘たちが喜びそうなショッピングや映画など。パパが一緒とはいえ、娘たちにとって楽しい時間であるのは確かであり、パパが言う「ママのため」という一言が「パパ嫌い」の文句をこぼしにくくしてくれます。『日曜日の半日を娘と過ごすのは自分にとっても楽しいこと。ママは一人の時間を持てるし、娘たちはパパの運転やお金で楽しめるというわけ』とKさんは自慢げに話してくれました。●(3)ファミリーハグタイム「パパ嫌い」と言い始めた娘が、かわりに「ママ、ママ」とベッタリしてくるので下の子がヤキモチを焼いて大変だったというのは、二人の子どものママRさん。2歳の息子の方が手がかかり、二人同時に相手をするのは大変。だからこそ、「パパに娘と仲良くしてもらわないと困る」と考え、「パパなんか嫌い」と言い始めた娘のパパ嫌いを緩和するために始めたのが“ファミリーハグタイム”。朝のパパの出勤時、帰宅時、おやすみなさいのときに家族みんなでハグをする 、ただそれだけ。娘さんは、パパと二人でハグはもちろん、ファミリーハグも最初は嫌がったそうですが、楽しそうにハグするパパとママと弟の姿に影響を受けて、ファミリーハグを楽しみにするようになっていったとのこと。次第にパパと娘との距離も縮まり、『最近では「姉弟ハグ」とか「パパママハグ」「パパ息子ハグ」に加えて「パパ娘ハグ」のバージョンもできたの』と笑って教えてくれました。●まとめとして感じやすく繊細な女の子ほど、“パパ嫌い”を発症しやすいようです。「嫌わないで」と追いかければますます離れていく のは、男女の仲と似ているような。でも、男女の恋愛と親子関係は確実に違って、切っても切れないものです。“パパ嫌い”をこじらせる前に、適度な距離を保つための工夫をパパとママで話し合って試してみたいですね。●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)●モデル/椎葉咲子(苺乃ちゃん、胡桃ちゃん)
2016年11月26日手塩にかけたかわいい娘が、将来どこの馬の骨とも分からない男を連れてきて、「娘さんをください」などと言われる日を想像すると、発狂しそうになるパパは少なくないと思います。それだけ父親にとって娘とはかけがいのない存在なのです。とはいえ、いずれ娘も良い相手を見つけて結婚しなければなりません。娘のほうも30過ぎて「パパのお嫁さんになる〜」なんて言ってられませんからね。いずれはよそ様へ嫁いでいくのです。しかし!どうせ娘を嫁がせるなら、立派な男のもとに嫁がせたいもの。世の中には、まだヨチヨチ歩きの娘を横目に、「俺を倒すことができれば娘をやろう」と仁王立ちでシュミレーションを繰り返している強者パパもいます。女性からすれば“頭お○しい”と思われるかもしれませんが、おそらく娘を持つパパなら共感できる話ではないでしょうか。そこで今回は、娘がいるパパさんたちに、“こんな奴を連れてきたら追い返す”という男の特徴について聞いてみました!●(1)礼儀がなっていない男『「ちーっす!あいさつにきちゃいましたw」みたいな野郎が来たら全力で追い返す。お茶の代わりに手を出すわ 』(31歳男性/3歳娘のパパ)『とりあえず礼儀のなってない男は無条件で追い返すな。手土産とか敬語の使い方とか、基本的なことすらできない奴に娘は幸せにできん』(38歳男性/6歳娘のパパ)礼儀のなっていない男はいやですね〜。礼儀は社会で生きていく上で必要不可欠な要素ですから、それができていない人は“社会人失格”という風に見てしまいますね。とくにお堅い職業に就いている人ほど、そう感じてしまいそうです。●(2)定職に就いていない男『今の時代、非正規雇用が多いのは分かってるけど、それでも非正規でフラフラと仕事している男はいやだな。やっぱり定職に就いていないと』(41歳男性/7歳、10歳娘のパパ)『アーティスト目指してます系とか絶対無理 。きちんとした会社に務めてて、きちんとした収入がないとダメ』(37歳男性/5歳娘のパパ)定職に就いていない男もNG扱いされる傾向にあるようです。たしかに男のほうにちゃんとした収入がなければ、その分娘が働いて稼ぐことになりますから、苦労しないようにできるだけ安定した収入のある男と結婚してほしいですよね。これから非正規雇用がどんどん増えて、非正規が当たり前みたいな世の中になれば考え方も変わるでしょうが、今の段階だとやはり定職に就いている男が一番です。●(3)自分と同年代か年上の男『自分と同い年くらいの男を紹介されたら戸惑う。え?何してんの?みたいな感じになる』(42歳男性/9歳娘のパパ)『自分と同年代の男は絶対認めない。娘より先に死ぬのが目に見えてる し、介護とかいろいろ苦労させそうだから』(36歳男性/4歳娘のパパ)自分と同世代か年上の男も受け付けない、というパパは多いようです。芸能界だとお笑い芸人の加藤茶さんが45歳年下の綾菜さんと結婚して話題になりましたが、綾菜さんのお父さんの年齢が加藤さんよりも25歳下だったというのも注目されましたね。綾菜さんのお父さんは、加藤さんがあいさつに来たときの心境を「戸惑った」と語っています。そりゃそうですよね。25歳差っていったら、自分の父親でもおかしくない年齢ですからね。このように、自分と同性代もしくは年上の男を紹介されると人間関係がギクシャクするわけですが、さらに“娘よりも高確率で先に死ぬ”という問題もあります。介護や収入の問題などで残された方には大きな負担がかかりますから、将来のことを見据えてNGを出すパパが多いようです。●(4)バツイチの男『バツイチの男性だから信用できないというわけではないけど、やっぱり一度失敗してると不安にはなる 』(42歳男性/10歳、13歳娘のパパ)『妻に先立たれたとかの理由でバツイチなら許せるけど、そうでないならお引き取り願いたいね』(32歳男性/2歳娘のパパ)これは意見の分かれるところでしょう。しかし、“バツイチの男性は信用できない”と感じているパパは少なくないようです。バツイチであること自体は何も悪いことではないのですが、どうしても脳裏に「また同じ失敗を繰り返すんじゃないか?」という疑いが浮かんでしまいます。仮に娘がバツイチの男性とそうでない男性の二人で悩んでいたら、バツイチでない男性をおすすめするパパが大多数でしょう。----------いかがでしたか?こうやって見ると世間のパパは娘の彼氏に対して厳しいように感じますが、実際決め手になるのは“情熱”ではないでしょうか。なんだかんだいって、真剣に「娘さんをください」と頼み込まれたら許してしまうパパが大半でしょう。ママはそんな不器用なパパを上手にフォローしてあげてくださいね。●文/パピマミ編集部
2016年09月13日こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。世の中には、人も羨むようなラブラブ父娘がいますね。そのほとんどは微笑ましい存在ですが、時に「そこまで?」と驚くようなラブラブぶりを目にすることもあります。また家庭内では、ママがラブラブな父娘に微妙な視線を向けていることもあります。実際のところ、どこまでなら“OK”でどこからが“NG”なのかが不透明な父娘のラブラブ。父の意見、娘の意見、母の意見、兄弟の意見、さらには第三者の意見を聞いて、一般的に“微笑ましく”見守ることのできる父娘のラブラブ度 を導き出してみましょう。●パパだから許される?当事者の一人であるパパの意見は、30~40代の子育てパパ4人に伺いました。『実の親子だから、抱っこもチューも問題ない』と言い切るのは、幼稚園児の娘を持つパパ。『娘が嫌がらない限りはOK』と決定権を娘側にゆだねた人もいました。一方で、『小学生になって一緒にお風呂に入ってくれなくなったが、パパとしてはまだまだ一緒に入りたい』というおねだり発言も。パパたちの発言に共通するのは、血のつながった父と娘なんだからラブラブして何が悪いんだ?という姿勢です。娘や周囲に拒絶されない限りは、ずっと濃いラブラブ状態を保っていきたいパパの気持ち が伝わってきます。●パパは大好きだけど、ちょっと……パパの意見に対して、微妙な乙女心を覗かせたのが娘側の意見でした。これは、8〜15歳までの女子5人に聞いてみました。『パパは好きだけど、時々ウザい』(12歳)『手をつなぐのはいいけど、体を触ってくるのはイヤ』(8歳)といった、パパとのラブラブに一線を引きたいと考えている子がほとんど。中には、『酔うとラブラブじゃなくてただのスケベなおじさんみたい』(14歳)という厳しい意見もありました。『でも、パパが好きだから我慢する』(15歳)という大人な意見も。パパの思惑とは違い、娘たちはパパのラブラブ攻撃を受け入れつつも、年齢とともに適度な距離を置きたい と考えているのが分かります。●パパの恋人はママ!ママの意見は両極端でした。質問をしたパパ4人の奥さまに話を聞いたところ、「パパの恋人役は娘じゃなくて私がするべき」「娘を恋人のように扱うのはおかしい」という批判的な意見と、「パパと娘が仲良くしてくれると私が助かる」「娘を通じてパパに(ママの分も)オネダリができていい」といった肯定派とが真っ二つに。ただ、「何歳までならお風呂に一緒に入ってもいいと思う?」との質問に対する答えは、「幼稚園まで」または「小学校1、2年まで」という低年齢ならOKという判断で、8歳くらいからはお風呂だけでなく、娘の着替えは別室で、ベタベタのし過ぎは見ていて気分が悪い という意見もありました。パパと娘が仲良しなのはうれしいことであっても、度を越えれば嫉妬にもなり、心配の種にもなっていくようです。●兄弟としては、目のやり場にこまるでは、ほかの家族メンバーはラブラブなパパと娘の様子をどう見ているのでしょうか?ラブラブ父娘家庭の兄弟4人にも聞いてみました。『自分に対する態度とあまりに違ってムカつく』(11歳)『うらやましい』(6歳)といった嫉妬心が湧いてくる こともあるようです。さらには、妹を溺愛するパパに対して『気持ち悪い』(13歳)と言い放つ男子もいました。また、『家の中ならともかく、レストランとかでもベタベタするのは勘弁してほしい』(12歳)という切実な発言も。●第三者は、目を背けて『微笑ましいと思えるのは、手をつなぐ、おんぶ、肩車をするところまで。ほっぺにチューなんて見たくない』とは、孫のいる60代男性の意見です。これは、家の中でも外でも同じように感じる そうです。『幼いうちはいいけど、女の子は成長したらパパとは自然に離れていくものじゃないのかしら?』とは、子どものいない40代主婦のセリフ。『正直なところ、目の前でイチャイチャしている父娘を見るとびっくりするし、やめてほしいと思う』とも付け加えてくれました。合計5名の第三者の意見を聞いてみましたが、どれも同じ傾向で、「悪いことではないが、人目のあるところでは程度に注意してほしい」という声でまとまっていました。●まとめとしてどうやら、パパの娘に対する過剰なラブラブは周囲のひんしゅくをかってしまうことの方が多いようです。自分がかまわないのだから、娘が嫌がらないのだから、という理由は、特に家の外では成り立ちません。結論として、ラブラブは娘の年齢(8歳以上か以下か)でその度合いも方法も変える必要があること。原則として人前ではラブラブ行動は避けることがマナーといえそうです。また同時に、家の中であっても、ママやほかの家族への扱いと大きな差があると、“嫉妬”が生まれて厄介な揉め事の原因になることについてもパパたちは知っておくべきでしょう。●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)
2016年09月02日さまざまなアニメに登場する、パパキャラ。ちょっと頼りないパパや、思いっきり男らしいパパなど、いろいろなパパが登場しますよね。その中で、あなたが「こんなパパが家にいたら最高かも」と思うパパはいますか? 今回は、あんふぁん読者アンケートで読者に聞いてみた「あなたの理想のパパキャラ総選挙」の結果を発表します(アンケートは2016年6月16日~6月30日実施)。アンケートは264人のママが回答。1人3票まで投票できるルールで行いました。結果を見てみると、現在のママたちが求める理想のパパ像が見えてきました。第1位は「トトロ」でおなじみのあのパパ!第1位、122票を獲得したのは、「となりのトトロ」でおなじみの草壁タツオ。サツキとメイのお父さんです。サツキとメイのお母さんが病気で入院している中、1人で2人の子どもたちを連れて引っ越しをし、自転車に2人を乗せてお母さんの看病に出かけます。家では家事も仕事もしなくてはならず、大学までバスと電車を乗り継いで通勤。大変すぎる毎日ですが、子どもたちを優しく見守り育児に奮闘しています。ママからのコメントでは「常に落ち着いていて、子どもに対してユーモアのある対応が夢があるなと思います。「常に落ち着いてていて、子供に対してユーモアのある対応が夢があるなと思います。(『もしかして、まっくろくろすけかな…?』とか、『どんぐり好きのネズミかな?』とか) また、メイが机でドンドンしているのに対して叱る際、怒鳴るのではなく、『メイ、やめなさい』と静かにピシッと言えるのが、理想の叱り方だと思います」(30代ひまわりの種チョコさん)という、叱り方について感心したという声や、「トトロ、子供の頃に見た時は子供の目線だったけれど、大人になってみるとお父さんが肩肘はらない素敵な子育てをしてることに気づいた。 妻が入院中で、子供2人の面倒をみているのに大変そうにもせず、周りを上手く頼っている。 穏やかに子供に接する姿もとてもいいです」(30代水さん)と、周囲に上手に頼る姿や穏やかさを評価する声が寄せられました。第2位は家族アニメの王道「クレヨンしんちゃん」のひろしがランクイン!第2位には、クレヨンしんちゃんに登場する野原ひろしがランクイン(94票)。霞が関の商社で働き、埼玉県春日部市まで毎日通勤。休日はゴロゴロしていることも多く、だらけた父親のイメージもあるひろしですが、アニメの中ではときに子どもと同じ目線で遊ぶ姿や、頭ごなしに子どもを叱るのではなく、しっかりと子どもの言い分を聞き、対話をする場面があるなど、育児の中の面倒に思われがちな部分にも向き合うイクメンぶりも見られます。ママからは「野原ひろしさんはどんなに疲れていても帰りを待っている家族と一杯のビール、そんな小さな幸せを大切にする姿がとてもカッコいいなと思います。家族への愛情が本当に深くて、特に映画で見せる本気の家族愛や言葉のひとつひとつには思わず涙があふれてしまう、まさに理想のお父さんです」(20代まなをさん)という声や「綺麗なお姉さんに目移りしても、家族に後ろめたいようなことはしないところに家族への本当の愛を感じる!多少頼りなくっても、それが1番大切だと思う」(20代Asaさん)という、家族に対する熱い愛情を貫いている男らしさが良いという声がありました。また、野原ひろしの作品中の発言について「ママが帰って来れなくなった日、パパが2人の面倒をみてクタクタになり、ママが、帰って来た時に「ママは偉いよ~」と感謝の言葉を言っていて、なかなか言えるパパはいないんじゃないかなと感心した」(30代ひなひなひなこさん)という声も。ママが不在の日に子どもの面倒を見たら「俺が大変だった」ということを主張するパパも多そうですが、普段のみさえの頑張りに気づき、それを感謝の言葉として表せるひろしは、やっぱり男前ですね!第3位は長寿アニメ「サザエさん」から抜群の人間力を持つ「マスオさん」第3位には国民的長寿アニメ、サザエさんから、タラちゃんの父であるマスオさんがランクイン(74票)。マスオさんは婿養子ではありませんが、奥さんであるサザエさんの実家、磯野家に住んでいます。家族関係として難しい立場でありながら、波平やフネ、カツオやワカメとも良い関係を築く抜群の人間力を持っています。早稲田大学卒業という、意外と高学歴な一面も。そして、サザエさんの失敗にも「それがサザエのいいところ」と言ってあげられる優しさが大きな魅力です。ママたちからは「マスオさん、嫁家族とストレスなさそうに同居してるのがすごい」(30代ゆずタイムさん)という現実的な意見や「マスオさんは、サザエを褒めまくりそして同居の義兄弟にも優しい。私も、あんなに褒めてくれる夫が欲しい! 」(30代たゆなさん)という、サザエさんを羨ましがる声まで集まりました。「妻の家族を大事にする姿を子どもに見せている」(30代もりささん)というタラちゃん視点の声も。確かに、マスオさんの姿を小さいころから見ているタラちゃんは、将来優しい夫になりそうですね。年代別ではこんなキャラのランクインも…!年代別ランキングでは、年代ごとに選ぶキャラクターに差が見られました。■20代では世代を感じるあの作品のパパがランクイン20代では1位、2位は全体と変わりませんでしたが、3位に「ライオンキング」でおなじみのムファサ(シンバの父)がランクイン。また、第4位には胸キュン作品として大人気のジブリ映画「耳をすませば」から、月島雫の父、月島靖也が選ばれました。抜群の強さと父親らしさが光るムファサは頼りがいがありますよね。「自分の考えや善悪をしっかり子に伝えていたし、命をかけて子を守る姿にグッときた。」(20代まめめがねさん)という声があるように、しっかりと育児に自分なりのビジョンを持っているところも素晴らしいですね。月島靖也は、無口で無関心にも見える父でありながら、娘が進路ややりたいことで思い悩んだときには「人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ。何が起きても誰のせいにもできないからね」と諭(さと)しながらも、「生き方はひとつじゃない」と、最終的には背中を押してくれる強さを持った父であります。ママのコメントでは「思春期の娘との接し方はとても難しいと思うけど、自分の意見を無理強いせず見守りながら時に諭すように接してくれるお父さんは理想的。あと妻を大学に行かせてくれる寛大さも素敵」(30代potileさん)という声がありました。大人になってからこのお父さんの言葉のすごさや寛大さに気が付いたママも多いのではないでしょうか。この2人のパパに対しては「優しさと強さを兼ね揃えている。そして、見守るということで子どもたちを信じている。心配でも見守るということはなかなかできないのですごいと思います」(20代AちゃんMちゃんママさん)という意見が寄せられました。育児まっ盛りで子どもがまだ小さい家庭も多い20代ママにとっては「見守る」ということのハードルが高い場面も多いですよね。そんな中、静かに子どもの成長を見守り、子どもの考えを認めていく父親たちの姿は輝いて見えるのかもしれません。■50代には熱血&頑固な父親たちが人気!50代では「巨人の星」に登場する星飛雄馬の父、星一徹が第1位に。星飛雄馬を鬼の猛特訓で厳しく指導しながらも、飛雄馬が巨人入りを夢見たときには父親らしく励ます一面も。日本中探しても星一徹以上の熱血父はいないかもしれませんね。また、第2位には磯野波平がランクイン。40代以下のランキングで、波平がマスオさんを超えることはありませんでしたが、50代ではマスオさんを破り、波平が高順位を確保する結果になりました。磯野波平は”カミナリ親父ぶり”が目立ちますが「昔の日本のお父さんのイメージ 家族思いでいいと思う」(30代匿名さん)という声がありました。確かに、厳しくカツオやサザエを叱る姿もありながら、いつも家族に目を向け、時にはやりたいようにやらせるなど、一方通行ではない愛情を感じる存在でもありますね。厳しいといわれる2人のパパに対するコメントでは「子どもに嫌われたくないからと友だち親子を装わずに、きちんとしつけをしてくれそうだから」(50代以上あずきさん)という意見も。子どもに好かれたいあまり、甘~い対応をするパパも多い現代ですが、厳しくびしっと教育できるパパもカッコいいですね。■ランク外ながら熱狂的ファンの多い荒岩一味(クッキングパパ)ランキングでは40代のランキングのみ5位ランクインとなったクッキングパパですが、コメントを見ていくと熱狂的なファンが多いのが特徴的でした。「理想のパパと言ったら、荒岩一味しかいないでしょう!子どものために定時で帰り、ごはんを作ったり家のことをしたり。作るごはんはプロ並み!感情的に怒ることもなく、相談事にものってくれます。仕事もバリバリで課長にもなっていて部下の信頼も厚い。笑顔が苦手だという不器用なとこもあるけど、家族みんなが大好きなお父さんです!奥さんが帰ってくると、ちょうどおいしそうなごはんができてるとこが羨ましい~」(30代REさん)など、共働きでバリバリ働く妻よりも早く帰宅し、家事や料理に没頭する姿を高く評価する声が多く聞かれました。他にも「家族思いが行動に表れているから」(30代こばちん)「理想の父親はクッキングパパしか思いつかなかった」(20代ジョン)と、漫画の内容を知っているファンからは抜群に高く評価されている様子。長く放送されているテレビアニメや映画に比べて知名度が低めだったかもしれませんが、みんながクッキングパパを知っていたらもっと上位へのランクインが期待できたかもしれませんね。父親に求められるのは「優しさ」「強さ」「妻への愛」今回のランキングで上位にランクインしたパパたちを見てみると、共通して見えるのは「優しさ」「強さ」「妻への愛」でした。どのパパも子どもたちや家族、周りの人に対する優しさがあり、また、何かが起きたときには全力で家族を守る強さがありました。そして子どもだけではなく、妻に対しても愛情を持ち、優しい言葉をかけていたり、いつもはけんかをしていてもいざというときには大切にする姿勢が見られます。アニメに登場するパパキャラたちは実際には存在しませんが、その作品の中で育児をしながら、自分なりのビジョンを持って子育てしている姿がありますね。ママの陰に隠れてしまうのではなく、育児をする当事者としてがんばる姿こそが、ママたちからの人気の秘訣なのかもしれません。我が家のパパたちにも、このキャラクターたちのように「優しさ」「強さ」そして「妻への愛」を忘れずにいてほしいものですね!<文・写真:フリーランス記者宮澤初恵>
2016年08月25日「将来パパのお嫁さんになるっ!」。かわいい娘にそう言われてデレデレしたのも遠い昔。今では「ちょっとパパ、臭いんだけど」などと思春期の娘に邪険に扱われているパパは少なくないのではないでしょうか。また、「一生あなたのそばにいるわ」と瞳をうるませていた妻が、今では「家にいると邪魔だから出かけてくれない?」などと冷たくあしらうようになったという人もいるでしょう。悲しいかな、ママや娘にとって“パパ”という存在は軽んじられる傾向にあるのです。そこで今回は、実際にパパたちが経験した「ママや娘によるイジメ(?)」エピソードについてご紹介します。●(1)娘がLINEでしか会話してくれない『昔はあんなに私になついていた娘ですが、思春期とともに嫌われるように……。今では口もきいてくれず、会話もLINEを通して必要最低限 という感じ。一度目の前で食事をしているのにLINEしてきて、しかも内容が「明日友達んち泊まっていい?」だったことがあり、そのときはさすがに注意しました。普通に話してよ!』(46歳男性/15歳の娘のパパ)父親と携帯電話を通してしか会話しないという思春期の女の子は意外と多くいるようで、同様のことで悩んでいるパパは多く見られました。それにしても、別々の部屋にいるならまだしも、目の前にいるのにLINEしてくるなんて精神的にけっこうキツいですね。ママや友達とはよく話すのに。なぜ思春期の娘たちは父親を前にすると岩のように沈黙を貫くのでしょうか。●(2)休日に置いてけぼりにされる『GWや夏休みなどは家族みんなで旅行に行きたいのですが、娘やママから「一緒に歩きたくない」と言われるので、一人寂しく家で過ごしています 。ちなみに、ママと娘は一緒に買い物などに出かけて楽しそうです。ここだけの話、時々泣いてます』(52歳男性/17歳の娘のパパ)こんな悲しい出来事があっていいのでしょうか。普段は家族のためにあくせく働き、その汗が臭いと言われ、ウザいと無視をされながらも頑張った結果、家で孤独な休日を過ごすなんてあんまりです。趣味でも見つけて気を紛らわせるしかありません。●(3)妻に「犬小屋並みに臭い」と罵倒された『妻とは一緒の寝室、一緒の枕で寝ていたのですが、ある日枕が二つに増えていました。理由を聞くと、「だってあなたが寝た後の枕、犬小屋並みに臭いんだもん 」と痛烈な返しをされました。悪臭を放っている自分が悪いとはいえ、悲しい気持ちでいっぱいでした』(46歳男性)男性の加齢臭は、枕に最も残ると言われています。そのため、奥さんは毎晩その悪臭に耐えていたのだと思いますが、「犬小屋」はあまりにも厳しいですね。男性の心って意外とガラスのように繊細ですから、もう少しオブラートに包んで伝えてほしいですね。●(4)「今度彼氏家に連れてくるからどっか行ってね」『以前、娘が彼氏を家に連れてきたことがあるのですが、そいつがあまりにもチャラチャラしていたので、思わず「お前に娘はもったいない。帰れ!」と追い返したことがあります。それ以来、口をきいてくれない娘ですが、ある日久しぶりに話しかけられ「今度彼氏家に連れてくるからどっか行ってね」 とだけ言われました。たしかに前の対応は悪かったと思いますが、そんな言い方しなくても……』(39歳男性/18歳の娘のパパ)父親たるもの、娘に変な虫がつかないように気を配るのが義務ですが、その気持ちが強すぎて空回りしてしまうこともありますよね。娘を思うがために、娘に嫌われる……なんとも切ない構図です。とはいえ、「今度彼氏家に連れてくるからどっか行ってね」は辛辣ですね。“パパよりも彼氏の方が大事”感がにじみ出すぎていて窒息しそうになります。頑張れパパ!----------いかがでしたか?どんなに職場でブイブイいわせてるデキるパパでも、妻や思春期の娘の前では「臭い汚いウザい」のひと言で片付けられてしまいます。パパは家族のために頑張っているから臭いのです。これを読んだママは今日から少しでもパパに優しくしてあげてくださいね。●文章/パピマミ編集部
2016年06月18日外では仕事を頑張ってくれるパパですが、家の中では散らかしっぱなし、いつでもマイペース…。そんなパパに対して、思わずキツい言葉を言ってしまうことはありませんか? でもそれでは、パパが傷つくだけでメリットはないようです。ママが自慢したくなるパパになってもらうためのヒケツを池内ひろ美さんに聞きました。お話を聞いたのは池内ひろ美さんいけうち・ひろみ夫婦・家族問題評論家。著書に「読むだけで『いい夫婦』になる本」(講談社文庫)など多数。「妻によるDV」を扱った著作のほか、離婚から結婚、恋愛、夫婦・家族・親子、教育に関わる作品を発表し続けている。6つのシーン別言いがちNGワードをチェックその一言がパパをめげさせているかも?イラッときたときこそ、言葉遣いを改める良いチャンスです!シーン1ママが忙しいのにテレビやゲームゴロゴロしていられていいよね!嫌みではなく理想の姿を言葉にしてパパをその気にさせる嫌みを言われてもパパは反省しません。「そんなに言うなら、意地でもゴロゴロしてやるさ」、これがパパの心境です。パパの頭には、自分のプライドを傷つけた「ゴロゴロしている」という言葉が残り、その姿を実現する方向にいってしまうんですね。この特性を逆手に取って、理想の姿を口にしてみましょう。例えば、「ママ友にあなたのこと、〝休日でもポロシャツ姿で、さっそうとしてるわね〞って言われちゃった!」と言えば、パパの脳内は「俺ってさっそうとしてる」モードになります(笑)。その姿を実現するため、自然と行動が伴うはずです。シーン2片付けない、服を脱ぎっぱなしだらしない! 片付けてよ!片付けは自分のためと割り切って手を抜くのも夫婦円満のヒケツパパが片付けないのは、散らかっていても平気だから。一方、ママが片付けたいのは、自分にとってきれいな部屋が快適だからですよね。「家族のために片付けてるのに、私ばかり苦労している」と思うから腹が立つので、「片付けは自分のため」と捉えてみませんか。そこまで割り切るのはなかなか…と思うかもしれませんが、これも夫婦円満のヒケツ。「自分のため」と思えば、忙しいときや疲れているときは手を抜くことができます。自分が手を抜けば、人の手抜きを許せる余裕ができます。自分にも相手にも完璧を求めず、許し合える関係でいきましょう!シーン3たまに手伝うとすごくエラそう私はいっつもやってますけど!「ありがとう」と言ってパパの承認欲求を満たせば自然に回数が増えるはずたいていの男性は、母親が家事をし、父親が仕事をする姿を見て育っています。「家事は女性の役割」と思っているパパにとっては、10回のうち、たった1回手伝っただけだとしても、これは偉業。誇らしい気持ち・褒められたい気持ちでいっぱいになっています。「私はいつもやってるのに」「それくらいで偉そうに」と言いたい気持ちはぐっと我慢して、まずはそのサービス精神にお礼を言いましょう。パパの承認欲求を何より満たしてくれるのは、ママからの「ありがとう」です。手伝うたびにいい気持ちになれば、自然と回数も、2回、3回…と増えると思いますよ。シーン4複数のことを同時にこなせないどうしてできないの!?やり方を具体的に伝えてパパに新しい行動パターンをインプットする私たち女性は、子どもを抱っこしながら電話に出て、やかんが沸いたら火を止め、宅配便が来たらハンコを押して…と、同時に複数のことをこなせます。けれど男性は一度に1つのことしか処理できません。子どもを抱いている間に宅配便が来たら、「誰か来たぞー」と、ママを呼ぶはめになってしまうんです。そんな時は、できないことを怒るのではなく、「子どもを抱っこしながら出て」と言いましょう。取るべき行動を具体的に言葉にすることで、パパの中には「抱っこしながら出ればいいんだ」という新しい行動パターンがインプットされていきます。シーン5何回教えても家事のやり方が違う何度言ったら分かるの?プライドを傷つけずにパパが自分で気付ける方法で伝える例えば、パパに食器洗いを任せたとき。終わった後の流し台がビショビショになっていたとしても、まずはお礼を言いましょう。その上で、ママの満足いくやり方をどう伝えるかですが、毎回直されるとやる気が下がってしまうので、3回のうち2回はこっそりママが拭きます。そして残りの1回は、あえてパパの見ている前で拭くことで、「俺がビショビショにしちゃったんだな」と気付けます。子どもに対するのと同じように「何もかも教える」という姿勢はパパのプライドを傷つけるだけ。頼りにされるからこそ、頼りがいのあるパパになっていくのです。シーン6子どもより自分を優先させるちょっとは子どものことも考えてよ!ママがパパのことを優先させればパパは子どもを優先させる少し厳しい言い方になりますが、これは普段、いかにママがパパを優先していないかの現れ。ママは子どもに対しては、「すごい!」「できたね!」と褒めるのに、パパのことは褒める必要がないと思っているからです。けれど、パパだって手伝ったら褒められたいし、疲れていたらいたわってもらいたいもの。けれど、誰も自分のことを褒めてくれないから、自分で自分を優先せざるを得ないんです。ママにはぜひ「おうちの中ではパパが一番」という姿勢でいてもらいたいですね。そうすれば、パパの方にも自然と子どもを優先させる余裕が生まれるはずです。Q1パパに対してキツい言動を取ることがありますか?Q2子どもの前でパパを否定する言葉を言いますか?<あんふぁん読者アンケート>※2016年3月2日~4月12日WEBアンケート、有効回答数1019人パパへの陰口と収入へのダメ出しは絶対禁句前ページで6つのNG例を紹介してきましたが、一緒に暮らしていれば、腹が立つことがあるのは当然。ダメと分かっていても、ついキツい言い方をすることもあると思います。ただ、絶対に避けてほしいのは、次の2つです。1つは、子どもの前でパパの陰口を言うこと。ママとパパはもともと他人ですが、子どもは、ママとパパから半分ずつ血を分けている存在です。例えば、「パパってうそつきね」というセリフは、子どもには「あなたの体の半分はうそつきだ」と言われているのと同じことです。このように育っては、自己評価が低くなり、自尊心も育ちません。もう1つは、パパの給料や収入にダメ出しをすること。「だらしがない」や「子どものことを考えない」という言葉はまだ、パパにとっては逃げ道のあるダメ出しです。なぜなら、「だって片付けや子育てはママの仕事でしょ」という言い訳が成り立つから。でも、給料が安い・収入が低いという指摘は、パパの本分へのダメ出しになります。あなたが働いていてもいなくても、パパの誇り・存在意義をも深く傷つけるので、決して口には出さないでください。夫婦はお互いの鏡「ありがとう」の気持ちを忘れずにここまで読んだママの中には、「私が家事も育児も頑張っていることに対しては、パパは当たり前と思っているのに、私だけパパを気遣うなんておかしい」と思う方もいるかもしれません。それでは質問ですが、ママはパパの給料日に「ありがとう」と言っているでしょうか?給料が入るのは当たり前と思っていませんか。夫婦は鏡のようなもの。「パパがお礼を言ってくれれば、私だってお礼を言うわよ」とママが思っているとしたら、パパの方も同じように思っていると考えてください。だから、「パパ、いつもお仕事ありがとう」と言えば、「ママも、家事・育児ご苦労さま」と返ってくるはず。文句や嫌みを言うのはエネルギーを使うし、眉間にシワが寄って、確実に〝ブサイク〟になっているはず(笑)。笑顔で「ありがとう」と言えば、5文字で済んで簡単だし、美容にもいい。出し惜しみしているのはもったいないですよ。結婚前は誰だってサービス精神旺盛な男性だった「うちのパパは何もやってくれない」と思っているママは、結婚前を思い出してください。パパはあなたを振り向かせるため、必死にサービスをしてくれませんでしたか?あなたはそれに対して「ありがとう」の言葉を惜しみなく言いませんでしたか?それがいつからか、ママからのお礼がなくなり、パパのサービスは空振りに終わり、結果「うちのパパは何もしてくれない」という事態になっているわけです。あなたが結婚相手に選んだ人なんですから、パパのサービス精神は隠れているだけです。その意欲を引き出すのはママ自身。やってもらったら「ありがとう」とお礼を言うこと。頼むときは「ごめんね、お願い」と添えることです。最後にもう1つ、私が夫婦円満のコツだと考えているのは「関心を持って、干渉はしない」こと。関心というのは、「仕事が大変そうだね」とねぎらったり、パパの趣味を一緒にやってみたりすることです。一方、仕事の内容にまで余計な口を挟んだりするのが干渉です。大事なのは、相手の問題と自分の問題とをきっちり分けつつ、相手への気遣いは忘れないこと。夫婦円満な家庭を築いていきましょう!監修/西東桂子(あんふぁんサポーター)illustration/HARANIKU Tsuyako
2016年06月08日ママが頑張っているのを知っているから、自分ができることはする。わが子の成長を間近で感じたいから、子どもとの時間を大切にする。 前回のレポート では、家事も子育ても「自分がしたいからする」、理想に近いパパたちの声を中心にご紹介しました。しかし、なかには「ママをサポートしたい気持ちはあるけれど、時間的な余裕がない」と、きまりが悪そうなパパもちらほら。実際、世の中には「平日は寝に帰るだけ」のパパは少なくないかもしれません。そんな事情は百も承知だけれど、ママだって子育てに家事、仕事をこなしている身です。だから、「もっと協力してほしい」と思うのも、自然な心の動きではないでしょうか。パパ会レポート・その2では、時間がないパパとどう折り合いをつけていくかを、パパとママ両方の声を交えながら考えてみます。■家庭での「自分の在り方」に疑問も… 悩めるパパのリアルな胸中保育園のパパ会メンバーのひとり、Eさんは、朝は保育園が開園する前に出社、帰宅は23時過ぎの毎日で、平日は子どもと顔を合わせる時間がほとんどない、と言います。「子育ても家事も、もっとやりたい気持ちはあります。妻の負担も軽くしたい。でも、時間がない。妻は理解してくれていると思いますが、それでも不満だってあるはず。家庭における自分のポジションはこれでいいのかな、という疑問は常につきまとっています」(Eさん)。また、Rさんからはこんな話も。「共働きがスタンダードになったいま、男性の育児参加や家事協力があたりまえの風潮になってきていますよね。もちろん、大切なことだし、やれる範囲でやっているつもりですが、なんでも平等は難しいのかなと。僕の場合、どうしても育児や家事は妻がメイン、僕はアシスト的な意識があって、妻ともめる火種になっています」(Rさん)。ママのことも子どものことも愛していて、自分ができることは精一杯したい。そんな思いはパパ会メンバーみんなに共通していますが、それをどのようなかたちで表せばいいのか。そのように家庭での自分の在り方を、いまなお模索しているパパも少なくないのです。■忙しいパパとどう向き合う? 先輩ママのアドバイスパパたちも、さまざまな悩みや葛藤を抱えています。そんな状況は理解しつつも、ママとしては「もっとこうしてくれたら…」と期待する部分だって、あるのではないでしょうか。そこで、実際に忙しいパパと暮らすママに、共働き生活の工夫から気の持ち方まで聞いたところ、いくつかのポイントが見えてきました。 ポイント1:スケジュールを共有する一緒に暮らしていても、お互いの1日の動きが、実は見えていないことも。そこで、パパとママのスケジュールを、子育て、家事を含めて書き出し、共有します。こうすると、お互いにサポートが必要な部分が可視化でき、話し合いがスムーズになります。ポイント2:「週末パパ」もありと割り切る平日は家にいる時間が少ないパパは、できることも限られてきます。帰宅後の食器洗いなど、パーツで頼めそうなところを「引き受けてくれたらラッキー」程度に考えておきます。それも負担そうなら、いっそ「週末パパ」と割り切って、1~2時間でも子どもを外に連れ出してもらい、自分の時間を確保するのも方法です。ポイント3:「いいとこどり」もよし、やりたいことをやってもらうママがやってほしいことと、パパがやりたいことが重なるとは限りません。とりあえずお試しでやってもらい、パパが楽しそうにできることを担当してもらうと、長続きしやすくなります。ポイント4:完ぺきを求めないパパにやってもらうことも、自分のことも、完ぺきである必要はありません。1日お皿を洗わなくても病気になるわけではない、くらいの心もちでいられると、パパにも、自分にも寛容になれます。お互いに忙しすぎて、ふたりの手ではどうしても回らない部分は、週に一度ハウスキーパーを頼むなど、他の人の手を借りることも選択肢に入れておくと、気持ちが楽になりそうです。ポイント5:不満が溜まり切る前に、小出しに解消不満を口にしすぎると、お互いげんなりしてしまいますが、溜めすぎて爆発しても大ダメージに。夫婦で定期的に話し合う時間をつくり、もう少し頑張ってほしいところ、協力してほしいところをひとつずつ解消していけると、気持ちのリセットにもつながります。 育児も家事も協力的なパパの話を聞くと、ついうらやましくなるものです。しかし、父親として求められる役割が増えつつあるいま、プレッシャーを感じていたり、やりたいけれどできない自分へのジレンマを抱えていたりするパパも、少なからずいます。今回の多くのパパの話を聞くなかであらためて感じたのが、夫婦のかたちはそれぞれで、正解はない、ということ。そして、夫婦関係のベースにお互いへのリスペクトさえあれば、それぞれの家庭の「わが家流」が見つかるのではないかと強く感じました。どんなスタイルがより自分たちらしいか、時折夫婦で話し合う時間を持つことが、大切なのかもしれません。
2016年05月12日オスカー俳優のラッセル・クロウと『テッド2』のアマンダ・セイフライドが父娘役を演じることで話題の映画『パパが遺した物語』。この度、ラッセルが扮する父・ジェイクが娘のケイティに自転車の乗り方を教える微笑ましいワンシーンを切り取った映像が到着した。小説家のジェイク(ラッセル・クロウ)は、妻と幼い娘ケイティ(カイリー・ロジャーズ)の3人で幸せに暮らしていたが、ある日事故で妻を亡くし、自分も後遺症に悩むことになる。小さな娘を男手一人で育てようと必死で新作小説を執筆するも、批評家からは酷評されてしまう。経済的にも、健康面からもケイティに対しての養育能力を疑われたジェイクは、唯一の家族であるケイティとの生活を守るために、すべてをかけた新作小説を書き始める。それは、自分と娘についての物語だった――。そして20年後、成長したケイティ(アマンダ・セイフライド)は心に悲しみを抱えていた。愛を見失い、自暴自棄に生きるケイティ。そんなある日、ケイティは父の小説の大ファンだという青年(アーロン・ポール)と出会い恋に落ちる…。父と息子の絆を描く『幸せのちから』で、世界中を涙で包んだガブリエレ・ムッチーノ監督が、小説家の父が娘に遺した一冊の小説を通して、親子のかけがえのない絆を描く本作。今回到着した映像は、成長したケイティ演じるアマンダが学校から元気よく出てくる子どもたちの姿をみかけ、ふとその姿に自身の幼少期を回想するシーン。公園でケイティの乗る自転車を後ろから押すジェイク。「そうだ、うまいぞ!」「前を見ろ、その調子だ!」とケイティに声をかけ、後ろから見守る。最初はおぼつかなかったケイティの運転も、やがてスピードを上げ、一人でしっかりと運転できるまでに。父と娘の思い出を切り取った感動のワンシーンをなっている。また本作のムッチーノ監督は、この父と娘が自転車の練習をする本シーンが一番のお気に入りだと語っている。また「子どもを自転車に乗せるというのは人生を乗り切るメタファーであると思うのですが、それが『クレイマー、クレイマー』の中でも、息子に自転車を教えるシーンがあり、このことは決して偶然ではないかと思います」と名作映画の名を引き合いに出し、このシーンの重要性を語っていた。さらにラッセルも「父が8年もののクリケットバットをガレージセールで、数ドルで購入してきたんです。リンドシードオイルを塗り、スポーツ店で25セントくらいのスポーツテープを購入し、グリップに巻いてくれました。まるで新品のように生まれ変わったバットを私はとても気に入り、中学生くらいまで愛用していました」と父との思い出を語っていた。人には誰しも子ども時代があり、父親は大きな存在。本作から父親が自分にためにしてくれたこと、かけがえのない思い出を思い返してみては?『パパが遺した物語』は10月3日(土)新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー他、全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:パパが遺した物語 2015年10月3日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2014 FATHERS & DAUGHTERS NEVADA, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2015年10月04日2007年に『幸せのちから』で父と息子の絆を描き、世界中を感動の渦に巻き込んだガブリエレ・ムッチーノ監督。最新作の『パパが遺した物語』では、父と娘の純粋な愛を描き、新たな感動を呼んでいると早くも話題になっています。有名作家として知られていたジェイクは、妻と7歳になる娘ケイティと3人で幸せに暮らしていた。しかし、ある事故で妻を失い、その生活は一変してしまう。そして、事故の後遺症に悩まされていたジェイクは長期入院することになり、一時的にケイティと離れ離れの生活を余儀なくされる。その後もさまざまな困難が立ちはだかるものの、ケイティへ愛情を一身に注ぐジェイクは、すべての想いを込めてある小説の執筆にとりかかることに……。それから20年の時が流れ、大学院で心理学を学ぶケイティだったが、過去のトラウマから人を愛することができなくなり、自暴自棄の生活を送っていた。そんなとき、作家志望で父の大ファンだという青年キャメロンと出会い、ようやく幸せへの一歩を踏み出すかに見えた……。徐々に明かされる父の想いと娘のために命をかけて遺したものとは?父親のジェイクを演じたラッセル・クロウは、「あまりに感情を刺激された。心の深部に訴えかけてくるんだ」と語り、なんと脚本を読んだ際には号泣してしまったという。そんなラッセルと天使のような笑顔を見せる幼少期のケイティを演じた子役のカイリー・ロジャーズとの愛に溢れたやりとりには心が温まります。特に、父娘2人でカーペンターズの名曲「Close to You」を歌うシーンは印象的です。そして、美しい女性に成長したケイティを演じたのは、話題作に立て続けに出演している人気若手女優のアマンダ・セイフライド。悲しい過去に傷つき、苦しみながらも、本当の愛を求めて前に進もうとするケイティを繊細に演じ、監督のみならず、『レ・ミゼラブル』で共演したラッセルも絶賛。愛する娘のために、命も惜しまず仕事に打ち込む姿と無償の愛を全身で表す父親の姿には思わず込み上げてくるものがあります。愛する人を失う悲しみだけでなく、愛することの大切さを再び教えてくれたのもまた、父の愛。女性にとって、生きていくうえで愛は必要不可欠なものだと痛感させられるはずです。イベントデータ:『パパが遺した物語』公開表記:10月3日(土) 新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー他全国ロードショー配給:ギャガ(C)2014 FATHERS & DAUGHTERS NEVADA, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2015年09月30日