彩り鮮やかで、手が込んでいるように見えるスペイン料理。しかし、想像しているよりも簡単に自宅で作ることができます。今回は、本場の味を再現できるレシピと、スペイン風のアレンジレシピを16選ご紹介。気になる料理を作って、食卓に華を添えましょう。■スペイン料理の歴史・特徴大西洋と地中海に面したスペインは、古来さまざまな民族が行き交っていました。そのため、地域によって特色のある料理が作られています。例えば、北部のバスク地方では、バカラオというタラの干物などを使った魚介の煮込み料理や、小さく切ったパンに料理をのせて楊枝でとめたピンチョスがよく食べられています。また、北西部のガリシア地方では、特産品のムール貝やカキ、エビなどを使った料理が有名です。中でも「タコのガリシア風」は名物料理になっています。このようにスペインには多彩な食文化が息づいているのです。■本場の味を楽しめる、スペイン料理レシピ6選・ホウレン草入りスペイン風オムレツスペイン風オムレツ「トルティージャ」は、スペインバル定番のタパスです。フライパンで焼いてふんわりと仕上がるので、子どもから大人まで美味しく食べることができますよ。簡単に作れて、ワインのおつまみや朝食にも最適です。・スペイン風冷製スープ ガスパチョスペインやポルトガルでよく食べられている「ガスパチョ」。トマトなどの生野菜をミキサーにかけた冷製スープで、喉ごしが良いのが特徴です。栄養もたっぷりで、野菜不足のときにもピッタリ。夏に飲みたくなるスープですが、寒い季節に味わうのもまた一興です。・ブラウンマッシュルームのセゴビア風スペイン料理の定番タパスのひとつ「アヒージョ」。こちらのレシピでは、ブラウンマッシュルームを使っています。ニンニクの刺激とオリーブオイルの香りがたまりません。パンにのせて食べると美味しさアップ。おつまみとしても大活躍してくれますよ。・キスのエスカベッシュ「エスカベッシュ」とは地中海料理のマリネの一種です。いつもとは少し違ったキスの南蛮漬けを味わいたいのなら、ぜひ試してみてくださいね。器にキスと野菜を盛り、カシューナッツを散らしてから召し上がれ!・タコのガリシア風タコとジャガイモを使えば、簡単にスペイン料理が作れます。チリパウダーをプラスして、スパイシーに仕上げるのがポイント。ビールやワインのおともにも最適です。多めに作って、パンと一緒に食べれば立派な主菜にもなりますよ。・地中海風パエリアスペイン料理と言われてパッと思い浮かぶのは「パエリア」ではないでしょうか。こちらの地中海風パエリアは、イカや有頭エビ、ムール貝、鶏もも肉などを使っていて豪華! 食べる前からテンションが上がります。オーブンから出したアツアツを召し上がってくださいね。家族みんなが笑顔になること、間違いなしです。■おうちで簡単! スペイン風アレンジレシピ6選・スペイン風オムレツサンドイッチスペイン風オムレツをサンドした一品です。ジャガイモにベーコン、ホウレン草などを一気に食べられて、ボリューム満点! 育ち盛りの子どもや男性も大満足できそうです。お弁当にもオススメ。美味しくお腹を満たせますよ。・カマンベールと生ハムのピンチョス「ピンチョス」は、スペインバルでよく食べられている軽食のこと。こちらのレシピでは、パンを使わずに、カマンベールを生ハムで巻き、グリーンオリーブと一緒に串に刺します。ホームパーティーの前菜としてはもちろん、お酒のおつまみにも、もってこいです。・アサリと鶏肉のアロース風バスク地方の炊き込みご飯をアレンジした、身近な食材で作れる料理です。アサリと鶏肉の旨味が効いた一品で、一度味わうとやみつきに。最後に、黒コショウとパセリを振ってからいただきましょう。ホットプレートで作れるので、アツアツを堪能できますよ。・パスタでパエリアお米の代わりにパスタを使った、ワンパンで作れるパエリアです。サフランの黄色、赤パプリカの赤色、サヤインゲンの緑色のコントラストに目を奪われます。お好みで、タバスコを振ってもいいでしょう。休日のブランチなどに作りたいですね。・生ハムフライドポテトスペインバルでおなじみの「生ハム」にジャガイモをプラスして、ジャーマンポテト風に仕上げた一品。あっという間に完食してしまう美味しさです。仕上げにお好みで、イタリアンパセリを散らしてくださいね。お酒との相性も抜群です。・大豆とチョリソーのパスタスペイン生まれのソーセージ「チョリソー」を使った旨味たっぷりのパスタです。大豆は潰すことでパスタとからみやすくなります。シンプルなパスタですが、食べ始めると止まりません。「大豆×チョリソー」のコラボをお楽しみください。■大人気のスペインデザート&ドリンクレシピ4選・スペイン伝統の簡単カタラーナプリンとアイスクリーム、クレームブリュレの美味しさがギュッと詰まったような、スペインのスイーツ「カタラーナ」。なめらかな舌触りがくせに。濃厚な味わいで、絶品ですよ。少しだけ溶けたタイミングが食べ頃。贅沢スイーツをぜひ味わってみてくださいね。・ホーローで作るバスク風チーズケーキ人気のバスク風チーズケーキをホーローで作ってみませんか? 焦がした表面のほろ苦く香ばしい風味と、濃厚でとろける口当たりのチーズ、甜菜糖のやさしい甘さが絶妙なバランスです。一晩置いた後が食べ頃! 冷蔵で3~4日、冷凍で2週間ほど保存可能です。・ココアチュロススペインのどの街にも「チュロス屋」があるほど、スペイン人にとって身近なおやつです。こちらのチュロスは、ホットケーキミックスを使って簡単に作れます。お好みの長さに絞り出してくださいね。子どもにも喜ばれそうです。・サングリアスペイン発祥のお酒「サングリア」。こちらのレシピでは、レモン、桃を使って華やかに。手軽に自家製サングラスを作ることができますよ。赤ワインは甘口をセレクトするのがベスト。シナモンスティックを刺すと風味が増します。スペイン料理と一緒に味わいたいですね。スペイン料理は手軽に作れるものが多く、家族みんなで楽しく味わえます。日本の食材を取り入れて、ササッとアレンジも可能。今回ご紹介したレシピは、ホームパーティーにもピッタリなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね![参考] meiji
2022年11月12日“東京の今”をピンチョスとライブミュージックで表現ビッグサイズやロシアンピンチョスなど、多彩なピンチョスボリュームのある肉や魚を串に刺した「ロコ・カルネ」もオススメビッグサイズやロシアンピンチョスなど、多彩なピンチョスを提供生演奏を聴きながら料理が楽しめるシックな店内2019年10月15日、銀座3丁目にあるZOE銀座にオープンした【クレイジー・ピンチョス】。「なんでも串に刺して、楽しく食べよう」をキーコンセプトに、思わず写真を撮りたくなる『カラフルピンチョス』や『ビッグサイズピンチョス』、盛り上がること間違いなしの『ロシアンルーレットピンチョス』など、スペイン料理の枠を超えて、これまでになかった新しいピンチョス料理が楽しめます。初心者にオススメのメニューはこれ!『トライアル・コース』5,500円(税別)「何からオーダーすればよいのかわからない……」、そんな方におすすめなのがこちらの「トライアル・コース」。『牛肉たたきのタルタルステーキ バケット添え』や『ロブスターのセビーチェ』、『マグロ and トロピカルフルーツの瞬間スモーク』など5種の冷製ピンチョスが供されます。その他「ディナー・コース」『シグネチャー贅沢コース』12,000円(税別)全8品/キャビア・フォアグラ・トリュフを含むほかにも、ピンチョスとパスタやデザートが一緒に楽しめる『スタンダードコース』やピンチョスをはじめ、パスタ、肉料理、デザートがセットになった『シグネチャー満喫コース』など。ちょっと贅沢したいなら、冷製ピンチョスに加えて『自家製 100%ビーフのリトルハンバーガー』や『サーモンのミキュイ ジェノバソース』などの温かいピンチョス、さらにキャビアやフォアグラ、トリュフ料理を含む全8品の『シグネチャー贅沢コース』12,000円もあります。「LocoCarne(ロコ・カルネ)」の『ペッパービーフ』2,200 円、『MISO ポーク』1,800 円、『ケイジャンチキン』1,600 円、『ガーリックシュリンプ』2,000 円、『サーモンハーブマリネ』2,200 円(すべて税・サ別)コースのほかにも、その迫力に思わず声を上げてしまうボリュームのある肉や魚を串に刺した「LocoCarne(ロコ・カルネ)」や、さらにビッグサイズの肉をダイナミックに焼き上げた「Crazy Loco Carne(クレイジー・ロコ・カルネ)」なども。「Crazy Loco Carne(クレイジー・ロコ・カルネ)」12,000円(税・サ別)※数量限定シラチャーソース/パクチージェノベーゼ/赤ワインソース/わさび/岩塩/ガーリック和風ソースの6種のソース焼き加減もミディアムレア・ミディアム・ウェルダンから選べ、さらには6種類のソースとともに異なる味わいを楽しめます。目にも鮮やかな「CRAZYカクテル」。バーテンダーが作り上げる、味わい豊かなオリジナルカクテル。食事に寄り添うのは、生演奏の音楽。ライブ演奏は1日3ステージで、365日ライブが楽しめます。そんな東京ならではのフード&ミュージックのコラボレーションが楽しめる【クレイジー・ピンチョス】で、楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。クレイジー ピンチョス【エリア】銀座【ジャンル】その他各国料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】銀座一丁目駅
2019年11月07日今年は梅雨明けが早く長い夏になりそうな予感の今日この頃。毎日暑いと体力が奪われ食事の準備も食欲も奪われそうです。そんなときにテンションが上がるフードピックを見つけました! それは下町のモノづくりから生まれたおしゃれなアイテムです。なんと、東京都墨田区の町工場がバネ材をプレス加工する技術を活かして、繊細なデザインのステンレス製のフードピックが生まれました。 こちらの商品の面白いところは、色とりどりの食材を枝にさすと、実がなった木のように盛りつけできるところです!枝の部分に色とりどりの食材を盛りつけると実がなった木のように、幹の部分を使えば、一口でぱくっといただけるピンチョスに。どちらも刺すだけで見た目がすごいお洒落に! 食欲のないときに冷やしたフルーツを食べるときにも良さそうです。もちろん友達を呼んでホームパーティーでの活躍は間違いなし!またステンレス製なので、使い捨てることなく何度でもご使用頂けるエコなアイテムです。 TREE PICKS ステンレス製ピック2,800円(税込3,024円)coto mono michi at TOKYO
2018年07月05日スペインの代表的な料理のひとつ、ピンチョス。日本でいうところのおつまみや前菜といったところでしょうか。小さくカットしたパンに少量の食べ物を乗せ、まとめて串に刺し、食べやすくしたスタイルです。彩りもカラフルで簡単にできるので、パーティシーンにぴったり。今回はクリスマス気分を演出する、華やかなピンチョスレシピを紹介します。■クリスマスツリーのピンチョス調理時間 1時間レシピ制作 湊愛<材料 6個分>食パン(6枚切り) 2枚<具材1> モッツァレラチーズ(水に浸かってないもの) 40g 塩麹 小さじ1 生ハム 2枚 プチトマト 2個<具材2> アボカド 1/16個 ウズラの卵(水煮) 2個 スライスチーズ 1/2枚 プチトマト 2個<具材3> キュウリ 2cm ローストビーフ 2枚 スライスチーズ 1/2枚 プチトマト 2個<タルタルマヨネーズ> 紫玉ネギ(みじん切り) 1/4個分 ゆで卵 1個 マヨネーズ 大さじ2 粒マスタード 小さじ1 レモン汁 小さじ1 塩 少々 粗びき黒コショウ 少々<下準備>・食パンを直径2cmの星型で12個にくり抜いておく。同様に<具材1>のモッツァレラチーズを星型2個、<具材2>、<具材3>のスライスチーズをそれぞれ、星型2個になるようにくり抜いておく。・くり抜いたモッツァレラチーズは、前日に塩麹に漬けておく。・アボカドは横半分に切る。・キュウリはピーラーでしま模様になるように皮をむき、幅1cmの輪切りにしておく。・<タルタルマヨネーズ>のゆで卵をみじん切りにし、全ての材料を混ぜ合わせておく。ヒント! 紫玉ネギの辛みが気になる方は水にさらしてから水気を絞り、混ぜ合わせて下さい。<作り方>1、フライパンにEVオリーブ油を熱し、くり抜いておいた星型食パンをキツネ色になるまで弱めの中火で焼く。2、<具材1>、<具材2>、<具材3>と星型にくり抜いた食パンを使い、それぞれ2本ずつお好みの順番で竹串に刺していく。<タルタルマヨネーズ>をつけてお召し上がり下さい。ヒント! 竹串を安定させるために、今回はニンジンと大根を土台に使っています。アレンジ方法は無限大! 好きな具材で作れば自分好みのピンチョスの完成です。みんなの好きなものを組み合わせて作ってみてくださいね。
2017年12月22日街にはイルミネーションがきらめき、クリスマスムード一色ですね。今年のクリスマスはイヴが日曜日、クリスマスが月曜日ということで、自宅でクリスマスを祝う予定の人もいるでしょう。豪華ディナーを外で食べるのも良いのですが、自宅でクリスマスを楽しむのも素敵です。そこで華やかなクリスマスレシピを5つご紹介します。■具材を自由にアレンジできる、簡単なリースのサラダ出典: E・レシピ クリスマスも野菜をしっかり食べたい、と思うのならこちらのレシピがおすすめ。盛りつけに少しだけ工夫をすれば、クリスマスリースのようなサラダに。作り方はとっても簡単で、器にベビーリーフをリース状に盛り、スモークサーモン、黄パプリカ、キュウリ、ゆで卵をのせます。そして、カッテージチーズを散らし、イタリアンドレッシングをかければ出来上がり! 手間がかからないのに、鮮やかで食欲をそそられるサラダですね。サラダの土台としてマッシュポテトを置くと、キレイな円形を作りやすくなります。■やっぱりクリスマスにはコレ! みんなで味わいたいローストチキン出典: E・レシピ クリスマス料理の主役と言えば、ローストチキン。鶏一羽を丸ごと使った豪華でジューシーな料理です。アメリカなどでは七面鳥を使いますが、日本では手に入りにくく、大きいのが難点。しかし、鶏肉なら一羽丸ごと買うことができ、七面鳥と比べると小さく調理もしやすいです。ローストチキンの作り方は、意外とシンプルで、具材をカットして炒め、鶏肉の腹部に詰め、200℃に予熱しておいたオーブンで30分焼けば完成です。お好みでトマトのプロバンス風を作り、ローストチキンに添えてくださいね。みんなでワイワイと取りわけていただきましょう。■マッシュポテトとの相性抜群! ブッシュドノエル風ミートローフ出典: E・レシピ アメリカで昔から食べられているミートローフは、クリスマスに食べたい料理のひとつです。このミートローフにはゆで卵、ベーコン、ニンジン、サヤインゲン、水煮コーンが入っていて、断面が華やか。クリスマスの定番ケーキ、ブッシュドノエル型をしているのもインパクト大です。このレシピのポイントとなるのは、仕上げの作業。絞り袋にマッシュポテトを入れ、ミートローフの表面をコーティングします。この作業は、やや手間がかかりますが、とても楽しいので、お子様と一緒にやるのもいいでしょう。クリスマスパーティーの持ち寄りとしても喜ばれそうですね。■星型のパンがとってもキュート! クリスマスツリーのピンチョス出典: E・レシピ クリスマスパーティーの前菜として大活躍してくれるのが、こちらのピンチョス。食パンを星型にくり抜くことで、よりクリスマスらしい雰囲気に。具材はレシピ通りのものでなくてもオッケー。お好みの具材と星型にくり抜いた食パン(キツネ色になるまで焼いたもの)を使い、竹串に刺していきましょう。自家製のマヨネーズタルタルソースを作る手間を省きたいようなら、市販のタルタルソースを使用しても美味しいです。また具材を刺した竹串に、ゴールドやレッド、グリーンのリボンをつけると、さらにクリスマスっぽさが増しますよ。■お子様も大喜び、かわいらしいホワイトムースとビスキュイロール・ノエル出典: E・レシピ 年に一度のクリスマス、どうせならかわいくて美味しいケーキを作りたいですよね。このケーキは少し手間がかかりますが、渦巻きのロールケーキとイチゴがとってもキュート! ケーキの飾りには小さくカットしたイチゴ、ブルーベリー以外に、お好みのフルーツをのせてもOK。メレンゲでできたサンタやトナカイを購入して、飾るのもいいでしょう。ロールケーキの渦巻きがオシャレで、まるでケーキ屋さんで売っているケーキのようです。かわいらしいケーキにお子様も喜んでくれるでしょう。今年のクリスマスは本格派ケーキを作ってみませんか?どのレシピもクリスマス感満載で、一品作るだけでもクリスマスらしさを演出することができます。ゆっくりと自宅で美味しい料理を味わいながら、家族や友人と素敵なクリスマスを過ごしたいものですね。
2017年12月16日