日本でもヒット中の映画『マッドマックス 怒りのデス・ ロード』に出演しているハリウッド女優のシャーリーズ・セロン(Charlize Theron)が、8月7日(現地時間)に40歳の誕生日を迎えた。ウエスト・ハリウッドの自宅でバースデー・パーティを開き、セレブの友人たちが祝福に駆けつけた。この日のパーティーには、シャーリーズと来年公開の『The Huntsman』(原題)で共演しているエミリー・ブラント(Emily Bllunt)と夫のジョン・クラジンスキー(John Krazinski)、コメディアンのチェルシー・ハンドラー(Chelsea Handler)、ジョニー・ノックスヴィル(Johnny Knoxville)らが集まった。エミリーもジョンもデニムパンツのカジュアルなスタイルで、ジョンはプレゼントとおぼしき大きな箱を抱えてシャーリーズ宅に入っていった。シャーリーズは、婚約していたショーン・ペン(Sean Penn)と6月に破局したばかり。そして今月に入ると、先月に今年誕生したアフリカ系の女児・オーガスト(August)を養子として迎え入れたと報じられた。シャーリーズは12年に故郷の南アフリカから男児のジャクソン(Jackson)を養子として引き取っており、今回は3人家族として誕生日を祝うことができたようだ。
2015年08月10日シンガポールのファッションシーンを象徴するハイストリート「Orchard Road(オーチャードロード)」。全長約2.2キロの大通りには、巨大ショッピングセンターや、高級ブランドの旗艦店、映画館、有名レストランからファストフード店まで、あらゆる店舗がひしめき合う。知る人ぞ知る、オーチャードロード地下街にも注目!©Singapore Tourism Board田舎道からハイストリートへ!急速な変化を遂げたオーチャードロードの歴史今やハイブランドが並ぶ高級ショッピング街のイメージが強いオーチャードロード。しかし1830年初頭までは、果実園やナツメグ農園が広がる名もない田舎道だった。1850年代に入り、ヒンドゥー教寺院や、仏教の墓地ができ始め、それに伴いホーカーセンター(屋台)やウェットマーケットなどが建てられる。1903年になると、現在のセンターポイントの位置に、シンガポール初のスーパーマーケット(Cold Strage)がオープン。1958年には、地元商人のタン氏が、現在TANGS(タングス)やマリオットホテルのある場所にデパートを建て、商業都市シンガポールの兆しが表れ始める。そして1970年代に入り、大型ショッピングモール第1号となる「プラザ・シンガプーラ」オープンを皮切りに、オーチャードロードが一気に盛り上がりを見せる。現在では、IONオーチャード、ニーアンシティ、パラゴン、313@サマセットなどの大型ショッピングモールが軒を連ね、アジアを代表するファッションストリートになっている。シンガポールのファッション発信地は地面の下に!?© TRIPPING!MRT「オーチャード駅」から直結のIONオーチャード。実は駅のある地下2階からは、あらゆるショッピングモールにアンダーパス(地下道)でつながっている。車の通りが激しいオーチャードロードは、地上の横断歩道が数か所しかないのが難点。道の反対側のショッピングセンターを目がけて、旅行者が炎天下の中、信号待ちをしている姿はよく見かける光景だ。しかし、このアンダーパスを攻略すれば、オーチャードを涼しく制覇できるのだ。そして何と言っても、この地下街に展開しているショップに大注目。ローカルの人通りが激しいこの地下街は、店の入れ替わりも上のフロアのハイブランドに比べて非常に早く、「旬」のお店が続々と出店する。そして、上のフロアのお店に比べ比較的若者向けのプチプラアイテムが揃うのも、買い物好きな女子にはたまらない。日本未出店の店舗も多数なので、お土産選びにも◎。ビジターセンターを活用オーチャードには2015年7月現在、2か所のビジターセンターがある。サマセット駅直結の「orchardgateway@emerald(オーチャードゲートウェイ)」横と、IONオーチャードの1階だ。ビジターセンターでは、道案内はもちろん、ツアーやホテルの予約、Wi-Fiの無料提供もしてくれる。滞在中何か困ったことがあったら、ぜひ立ち寄ってみよう。詳しい情報はこちら。Orchard Road(オーチャードロード)・住所: Orchard Road, Singapore・アクセス方法:MRTオーチャード駅、サマセット駅、ドービーゴート駅すぐ
2015年08月02日全米で『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を抑えぶっちぎりの初登場1位を獲得、世界中でメガヒットを記録したアナ・ケンドリック主演の『ピッチ・パーフェクト2』。女子大学生アカペラ部“バーデン・ベラーズ”がきらめく日本版予告編が解禁となった。女性のみのアカペラチームとして、“バーデン・ベラーズ”が全米大会で初優勝を果たしてから3年。だが、スキャンダルを起こし、大会出場禁止の処分になってしまう。やっと与えられた一度きりの名誉挽歌のチャンスも、勝たなければいけないというプレッシャーや、卒業後の進路の不安などから、みんなの心はまたバラバラに…。そんなとき、ドイツから史上最強のライバル、ダス・サンド・マシーン(DSM)が現れ、“ベラーズ”は窮地に追い込まれてしまう。しかし、逆境に追いこまれても、その波に飲みこまれないところが彼女たちの強さ。それぞれが試練を乗り越え、熱い友情のパワーと持ち前の負けん気の強さで“自分たち”の声を見つけ、今度は世界のステージを目指す――。このたび公開された予告編で、バーデン・ベラーズが挑むのは世界大会!しかし彼女たちの前に欧州チャンピオンであるドイツのダス・サウンド・マシーン(DSM)が立ち塞がる。チーム最大のピンチにバーデン・ベラーズは強行合宿を行うが、甘くはない現実に「もうやめる」と言い出すベッカ。しかし、焚き火を囲み、それぞれの悩みを分かち合った彼女たちは、歌でひとつになる。「卒業しても思い出すのは大会じゃなく、あなたたち」と語り熱い友情パワーでチームの危機を乗り越え、世界のステージへ向かう姿が映し出される。レベルアップしたキレのあるダンス、新加入のヘイリー・スタインフェルド、そして、前作から引き続き出演するアナを始めとした、レベル・ウィルソン、ヘイリー・スタインフェルド、アンナ・キャンプ、ブリタニー・スノウら“バーデン・ベラーズ”のパワーアップした歌声とパフォーマンスを、まずは予告編で感じてみて。『ピッチ・パーフェクト2』は10月9日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズにて先行公開、10月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年07月31日米YouTubeは7月27日(米国時間)、今後数週間で、YouTubeにおいて動画のアップロード、コメント投稿、チャンネル作成を行う際に、Google+のプロフィールが不要になると発表した。これにより、 YouTubeで投稿したコメントはYouTubeでのみ表示され、Google+では表示されなくなる。逆に、Google+で投稿したコメントはYouTubeに表示されなくなる。ただし、現在、Google+のプロフィールを削除すると、YouTubeのチャンネルまで削除されてしまうので、Google+のプロフィールを削除したくても、数カ月は待つようにとのことだ。このアナウンスは、日本のYouTubeのヘルプにも公開された。なお、YouTubeにGoogle+アカウントとの統合が必須になった新しいコメントシステムが導入されてから、悪質なコメントが増えたためランキングシステムを改善したところ、コメントへの低い評価が35%減ったという。
2015年07月29日ユニットコムは22日、「iiyama PC」ブランドのゲーミングPC「LEVEL∞」より、スクウェア・エニックスのオンラインゲーム「ロード オブ ヴァーミリオン アリーナ」推奨となるデスクトップPCを2モデル発売した。BTOに対応し、価格は139,980円から(税別)。○Lev-R007-LCi7K-VMV-LoVA「Lev-R007-LCi7K-VMV-LoVA」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790K(4.0GHz)、チップセットがIntel Z97 Express、メモリがDDR3L-1600 8GB(4GB×2)、ストレージが256GB M.2 SSD(PCIe 2.0接続)と1TB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 980 4GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、電源が500W 80PLUS SILVER。OSはWindows 8.1 Update 64bit。価格は198,980円(税別)。○Lev-R007-i7-TM-LoVA「Lev-R007-i7-TM-LoVA」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.6GHz)、チップセットがIntel Z97 Express、メモリがDDR3L-1600 8GB(4GB×2)、ストレージが500GB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 970 4GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、電源が500W 80PLUS SILVER。OSはWindows 8.1 Update 64bit。価格は139,980円(税別)。
2015年07月23日女性が主人公のドラマや映画には嫉妬がつきものです。最近見た、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』には女性同士の嫉妬がなくて新鮮でしたが、まだまだドラマの世界では女性の嫉妬がテーマのものは作られ続けるのかもしれません。現在放送中のドラマで嫉妬が描かれているといえば、『エイジハラスメント』があります。第2話までのあらすじとしては、総合商社に入社してきた武井咲さん演じる新人の吉井英美里(22)が総務課に配属され、稲森いずみさん演じる大沢百合子(40)や総部部の女性たちから、その若さゆえにやっかまれ、また総務部の男性たちからは若さと美貌だけを利用されて板挟みとなり、毎回、英美里の怒りが頂点に達すると「てめえ、五寸釘ぶちこむぞ」という決まり文句が出てきて、突然ぶちキレるという……、もしかしてこれはコメディなのかもしれないとも思えてくるドラマです。○「てめえ、五寸釘ぶちこむぞ」とキレるポイントは?しかも、英美里がキレるポイントが不安定です。第1話では、英美里は苦労して総合商社に入れたと思ったら配属が総務部と決まった瞬間に、小声で「てめえ、五寸釘ぶちこむぞ」とつぶやき、また最後には、自分を若さだけで扱う竹中直人さん演じる総務部長と、「お茶出しも雑用も後で役に立つ大事な仕事」と注意する大沢課長と、男性たちから特別扱いされていることで協力をしぶる同僚女性という全方位に対して、再び「てめえ、五寸釘ぶちこむぞ」と怒りをぶちまけてしまいます。さすがにここまで言ってしまって会社にいられないと思った英美里は、第2話の冒頭で辞表を出しますが、家に借金があることを思い出し、辞めることを撤回。雑用も真面目にやろうと決心します。それなのに今度は、繊維二課の増田(高橋光臣)との不倫疑惑をかけられます。そんな英美里が第2話でキレるのは、乗り込んできた奥さんに「お前イタいんだよ、40歳らしくしてろ」と告げる増田に対してでした。第2話にして英美里は増田の奥さんという他人のためにブチ切れるので、ちょっとだけスカっとできそうなものなのですが、そうとも言えません。なぜなら、第2話の途中で、英美里が麻生祐未さん演じるベテラン一般職のことは「イタい」と言っておきながら、旦那も子どももいる大沢課長のことは「イタくない」などというセリフがあったり、増田に対しても「脳みそ垂れ流しまくりの若いだけのバカ女としか付き合えないの」と若い女子までも敵に回すようなことを言ったりしているために、モヤモヤが残るのです。○原作の小説ではパート主婦が主人公ところが、気になってこのドラマの原作を読んでみたら、今、ドラマを見てツイッターで突っ込んでいる人たちが、絶賛ツイートをするのではないかと思われる内容でした。小説では、パートの主婦の蜜(34)というドラマにはないキャラクターが主人公です。蜜は自分より年上の40代女性が「今の自分が一番輝いている」などと強がっている(ように見える)ことをイタいと思いつつ、自分も日々失っていく若さに対して異常な恐怖心を抱いています。そんな蜜に対して、若さを誇示してくるのが、旦那の妹で女子大生の英美里でした。小説の英美里は、一貫して自分の若さだけに自信を持っていて、若さのない蜜に対してはイジワルです。でも、若さを蜜につきつければつきつけるほど、英美里が若さ以外に自信がないことが透けて見えるのでした。ドラマでは、この英美里が主人公になるわけですから、そこまでイジワルにも描けません。しかも、ドラマ版では、最後に必ず「てめえ、五寸釘ぶちこむぞ」という、原作にはまったく出て来ない決まり文句で、表向き「スカっ」とさせないといけないわけですから、企画に忠実になればなるほど、小説のキャラクターがブレてしまうのは否めません。でも、もしも世の女性がスッキリできるドラマにしたいのならば、英美里が世にはびこるエイジハラスメントに対して疑問を持っている人なのか、実はエイジハラスメントに対して自分だけは無関係でありたいのか(小説版の英美里は若さが男性社会に対して利用できるものだと自覚しているキャラクターです)、白黒はっきりしているほうがよかったのではないかとも思えるのです。小説のあとがきで、著者の内館牧子さんは「言われた本人たちにはオバサン意識もなく、ババア意識もないのに、他者が勝手に女の立ち位置を決める。それが日本の現実ではないか」と、2008年の時点で綴っています。私が、このドラマを2話まで見て感じたのは、「なぜ全ての女性が、若いか若くないかという尺度を基準に生きていて、そのことで嫉妬しあうことになっているのだろう」という疑問でした。そういう意味では、小説のテーマであった「他者が勝手に女の立ち位置を決める」ということを、ドラマを見て強く感じているとも言えるのですが、現時点では、ドラマ版が、最終的にこのテーマに対してのスカっとした答えを出してくれるのか、まだちょっと心配しながら見ています。※写真と本文は関係ありません<著者プロフィール>西森路代ライター。地方のOLを経て上京。派遣社員、編集プロダクション勤務を経てフリーに。香港、台湾、韓国、日本などアジアのエンターテイメントと、女性の生き方について執筆中。現在、TBS RADIO「文化系トーラジオLIFE」にも出演中。著書に『K-POPがアジアを制覇する』(原書房)、共著に『女子会2.0』(NHK出版)などがある。
2015年07月21日全米で『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』や『マッドマックス 怒りのデスロード』を抑えてNO.1スタートを切り、日本では1作目『ピッチ・パーフェクト』が現在公開中の青春アカペラミュージカルの続編『ピッチ・パーフェクト2』が、10月9日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズにて先行公開、さらに10月16日(金)より全国にて公開されることが決まった。女性のみのアカペラチームとして、“バーデン・ベラーズ”が全米大会で初優勝を果たしてから3年。だが、スキャンダルを起こし、大会出場禁止の処分になってしまう。やっと与えられた一度きりの名誉挽歌のチャンスも、勝たなければいけないというプレッシャーや、卒業後の進路の不安などから、みんなの心はまたバラバラに。そんなとき、ドイツから史上最強のライバル、ダス・サンド・マシーン(DSM)が現れ、“ベラーズ”は窮地に追い込まれてしまう。しかし、逆境に追いこまれても、その波に飲みこまれないところが彼女たちの強さ。それぞれが試練を乗り越え、熱い友情のパワーと持ち前の負けん気の強さで“自分たち”の声を見つけ、今度は世界のステージを目指す!アカペラ女子の友情パワーで、世界中で340億円を突破(まだまだ記録更新中)、全米では映画もサントラも初登場1位を記録し、ミュージカル映画としては『レ・ミゼラブル』『マンマ・ミーア!』を超えるメガヒットとなっている話題作が早くも日本上陸。チームのリーダー役ベッカには、トニー賞&アカデミー賞の双方にノミネートされたキャリアを持つ『イントゥ・ザ・ウッズ』『ラスト5イヤーズ』の実力派アナ・ケンドリック。また、前作で演じた“ファット”エイミーがアタリ役となり、大ブレイクしたオーストラリア出身のコメディアン、レベル・ウィルソンほか、女子大生アカペラ部“バーデン・ベラーズ”たちが再集結。さらに、『トゥルー・グリット』でアカデミー賞「助演女優賞」にノミネートされ、『はじまりのうた』でも印象を残したハリウッドで人気急上昇中のヘイリー・スタインフェルドが新加入。そんな新生“バーデン・ベラーズ”がきらめく、キービジュアルも到着している。歌と踊りの実力もはるかにレベルアップし、大きく成長したベラーズの勇姿には、思わずアンコールの声をあげたくなるほど。グラミー賞4冠のサム・スミスや覆面女性シンガーのシーアなど、豪華なミュージシャンたちによって手がけられたテーマ曲「Flashlight」も必聴だ。メガホンを取るのは、1作目はアカペラ大会の毒舌解説者ゲイル役として出演し、プロデューサーとしても関わっていたエリザベス・バンクス。前作以上に女子目線の作品となった青春アカペラミュージカルは、早くも第3弾の製作が発表されている。『ピッチ・パーフェクト2』は10月9日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズにて先行公開、10月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ピッチ・パーフェクト 2015年5月29日TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国(C) 2012 UNIVERSAL STUDIOS All Rights Reserved.
2015年07月08日自身も壮絶な半生を送ってきたオスカー女優のシャーリーズ・セロンが、女戦士フュリオサ役で熱演を見せている『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。先日、婚約までしていたショーン・ペンとの破局が報じられたばかりのシャーリーズだが、気高く美しく、自身の信念を貫き、自由と尊厳を求めてマックス(トム・ハーディ)と激走を繰り広げるフュリオサは、彼女にしかできないハマり役と、同作の大ヒットを後押しする一因となっている。超大作シリーズの最新作がひしめく2015年の夏は、彼女を筆頭に、闘うべき理由のために身を挺し、生き抜こうとする“強きヒロイン”たちが勢ぞろいする。まずは、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で、スカーレット・ヨハンソンが演じるナターシャ・ロマノフことブラック・ウィドウ。クールビューティーという言葉がぴったりくる、“魔性の女スパイ”だ。前作『アベンジャーズ』や『キャプテン・アメリカ/ウインター・ソルジャー』でのスマートかつセクシーな戦闘ぶりは、男性のみならず女性のハートも鷲掴み。怒りで“我を忘れた”ハルクことブルース・バナー(マーク・ラファロ)を普通の姿に戻す術を、唯一、知るのも彼女だ。さらに本作では、これまで謎に包まれていた彼女の壮絶な背景が明らかにされる。ブラック・ウィドウが封印していた少女期の記憶を、再びその脳裏に蘇らせるのは、幻覚を見せる力を持つエリザベス・オルセン演じるスカーレット・ウィッチ。彼女はある理由からアイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)を強く憎んでおり、今回、弟のクイック・シルバー(アーロン・テイラー=ジョンソン)とともにアベンジャーズの一員となるまでには紆余曲折が待ち受けている。彼女も悲しい過去を背負い、人体実験によってその能力を手に入れた女戦士。この2人が闘う姿は、クセ者ぞろいのアベンジャーズたちの中でも、ひと際輝きを放っている。また、7月10日(金)公開の『ターミネーター:新起動/ジェニシス』では、12年ぶりにシリーズ復帰するアーノルド・シュワルツェネッガー以外は新キャストが集結し、リセットされ再構築された物語を盛り上げる。中でも、『ターミネーター』(’84)では、シュワ演じるターミネーターからただ逃げ惑うだけだったサラ・コナーが、本作では人工知能ジェニシスが引き起こす人類滅亡の“審判の日”を阻止するため、旧型のT-800ターミネーターと共闘する。そんな強い決意と明確な意志を持つサラ・コナーを演じるのは、英国女優のエミリア・クラーク。「世界で最も理想的な女性」第1位と「世界で最も美しい顔ベスト100」第1位に輝く彼女は、海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の“ドラゴンの母”デナーリス・ターガリエンとして、オールヌードも辞さない体当たり演技でブレイク。本作では、少女時代にT-800ターミネーターと出会っている設定となっているが、人類の運命は、彼女の肩にかかっているも同然。未来から過去に送り込まれた兵士カイル・リース、未来で人類反乱軍を率いる息子ジョン・コナーとどうかかわっていくことになるのか、注目だ。そして、8月7日(金)からは、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めるシリーズ最新作『ジュラシック・ワールド』がついに“開園”する。1日の入場者が2万人を超える夢のようなテーマパークの総責任者クレアを演じるのは、ブライス・ダラス・ハワード。『ターミネーター4』や『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』などで好演を見せてきた彼女が醸し出す“気の強さ”は、本作にも顕在。きっちりボブ&ハイヒール姿で、地球最大規模のパークを円滑に運営するべく秒刻みのスケジュールをこなしていく。だが、パークの新たな目玉として、遺伝子操作で生み出された新種恐竜「インドミナス・レックス」は、パーク内の人間に次々と襲いかかり…。映画監督ロン・ハワードを父に持つ芸能一家で育った彼女は、プロデューサーとしても加瀬亮出演のガス・ヴァン・サント監督作『永遠の僕たち』を手がけた、劇中さながらの“デキる”女。いまなお多くのファンを惹きつける人気シリーズの新たな1ページに、小気味よい活躍を見せる彼女も、“足跡”を残している。なお、8月7日(金)には、トム・クルーズ主演の人気スパイアクション第5弾『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』も公開。超スゴ腕スパイのイーサン・ハントの今度の敵は、無国籍スパイ集団「シンジケート」。さらに、イーサンや彼のチームが所属するIMFは壊滅の危機に陥ってしまう。本作に登場するのは、北欧・スウェーデン出身の女優レベッカ・ファーガソン演じる謎の美女イルサ。先日公開された予告編でも、美しいイエローのドレスをまとった彼女はウィーン・オペラハウスで最強のアクションを見せていた。いま、『悪党に粛清を』のマッツ・ミケルセン(デンマーク)や『チャイルド44森に消えた子供たち』のジョエル・キナマン(スウェーデン)ら、ハリウッドを席巻する北欧男優たちには“負けられない”とばかりに、レベッカもこの夏、話題を提供してくれそうだ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ターミネーター:新起動/ジェニシス 2015年7月10日より全国にて公開(C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITEDアベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン 2015年7月4日より全国にて公開(C) Marvel 2015ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開(C) 2015 Universal Pictures.
2015年07月06日現在大ヒット公開中の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の主演に抜擢され、7月3日(金)には「このミス」受賞作の映画化『チャイルド44森に消えた子供たち』も立て続けに公開されるトム・ハーディ。その彼が、舞台劇のようなワンシチュエーション・サスペンスに挑み、あのブラッド・ピットからも「完璧すぎる演技」と絶賛された『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』がいよいよ6月27日(土)より公開となる。ベネディクト・カンバーバッチ、エディ・レッドメインらに続き、2015年の日本を席巻する英国俳優が、本作について激白するインタビューがシネマカフェに到着した。舞台は、夜のハイウェイを飛ばす1台のBMVの車内。アイヴァン・ロックは、ある場所へと車を走らせていた。愛する妻と2人の子ども、建築現場監督としてのキャリアと、完璧な幸せを手にした彼は、翌日、そのキャリアの中でも最高の瞬間を手に入れるはずだった。だが、1本の電話が彼に人生のすべてを賭ける決断を迫る。妻のカトリーナ、子どもたち、上司のガレス、現場作業員のドナル、そして過去に関係を持った女性ベッサン。彼をとりまく全てが崩壊へと向かう中、何とか大切なものを救いあげようとするアイヴァンだったが…。本作は、車を運転する主人公がただ1人、会話は車内で交わされる電話だけ、さらにドキュメンタリーのようなタッチで物語がリアルタイムに進行するという異色作。『アンナ・カレーニナ』『つぐない』のジョー・ライトが製作総指揮を務め、アカデミー賞ノミネート『堕天使のパスポート』や『ハミングバード』などで知られる、脚本家兼監督スティーヴン・ナイトが生み出したかつてない作品で、そのたった1人の登場人物を演じているのがトムだ。世界中のマスコミから、「シェイクスピアなどの演劇を観ているようだ」と称賛を受けていることに対し、トムは、「それは嬉しい。むしろ朗読劇と言ったほうがいいかもしれない」と、本作をひと言で語る。本作の撮影スタイルは、トム自ら監督に提案したというが、「かなり実験的なものだったよ。全ての台詞のキューカードを出してもらい、それを読み上げるという撮影方法をとったんだけど、全てのセリフをオートキューで読み上げたいなんて、ほかの監督にとってはとんでもないことだと思う」と言う。「でも、監督は僕を信じて受け入れてくれたんだ。リズムは分かっていたし、どんな画を撮っているのかも理解していた。電話の相手が誰なのか、また彼らそれぞれの物語についてもね。それから、電話の向こう側で常に感情を引き出してくれる素晴らしい共演者がいたことが大きな支えになったよ。それと、サイトリーディング(即読)ができるということが幸いしたかな。僕の特技の一つで、話している時でも何かを見せられればそれを読み上げることができるんだ」と、たった1人の“朗読劇”の裏側を明かし、「僕の仕事は、子どもが生まれること、そしてアイヴァンと家族の関係が変わっていくという、その状況の変化や流れを絶やさないように、ただ反応を返すだけだった」と謙遜を見せた。電話の会話だけで演技することについては、「声だけを聞いているのと、面と向かって話すのは全然違うと思う。全く違った方法で相手に感情を送っているんだ。メールの文章のような、機械的な文字からは感情が感じられないようにね。言葉はとても特有なものだと思う。電話の相手が話しているとき、観客は僕が演じたアイヴァン・ロックではなく、電話の相手が何を考えているのか、アイヴァンの言葉にどのように反応し聞いているのかを見ている」と分析する。「それは心理的には爆弾を解除するような感じなんだ。アイヴァンは衝撃を受け止める装置のような役割で、途方もない感情を抱えながらそれを抑えなければならない。あらゆることが同時に起こって責め立てられるような状況でも、アイヴァンは癇癪を起こしたりしない。実際は、一度だけあるけどね。個人的には、アイヴァンが感情を爆発させずにいられるのが不思議だよ」と、主人公の追い詰められた心情に触れるトム。「スティーヴンは非常によく構成された脚本で登場人物の性格を描いているんだ。だから観客は目が離せなくなる。観客はアイヴァンたちの会話を聞いて、誰かが、誰にでも起こりうるような危機やトラウマに直面し、何とかしようとするのを見ているんだ」。車中での、電話での会話のみだけで表現された本作は、ワンシュチュエーションで描かれた実験的なサスペンスドラマだが、トムが語るように人間の精神性をも鋭く描かれているのが見どころとなる。一見、善良な人間が見せる多面性を繊細な演技力で表現し、LA批評家協会賞「主演男優賞」を受賞したほか、世界の批評家から絶賛を受けたトム。86分間、観客は彼から、一瞬たりとも目を逸らすことはできないだろう。『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』は6月27日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月26日「ぴあ」調査による2015年6月19日、20日のぴあ映画初日満足度ランキングは、30年ぶりとなるシリーズ最新作『マッドマックス怒りのデス・ロード』がトップに輝いた。2位に『愛を積むひと』が、3位に『攻殻機動隊 新劇場版』が入った。その他の写真1位の『マッドマックス…』は、メル・ギブソン主演のアクションシリーズをジョージ・ミラー監督が再びメガホンを執って新生させた作品。『ダークナイト ライジング』のトム・ハーディがギブソンの跡を継いで主人公マックスを演じているほか、スキンヘッドのヒロインをシャーリーズ・セロンが怪演している。劇場には10代から70代までの観客が来場しており、特に男性客から「今までのシリーズの良いところを全部足したような最高のアクション映画!ヤバ過ぎて笑うしかなかった」、「大爆発に大破壊と、もう狂気と言うしかないド派手さで、途中から涙が止まらなくなるくらいヤバかった!」、「期待通りのおもしろさ。迫力があって全体的にアクションがカッコイイ!」、「30年前にシリーズ前作を観たが、75歳まで生きていてよかった!と思えた。カーアクションも素晴らしいが、とにかくロックだ!」など熱いコメントが多く寄せられた。また、「今作は女性が強くて、現代っぽい」「女性に特に観てほしい」という声も寄せられており、女性客からも「スリル満点!爆発する度にマックス100パーセントで楽しめた。虐げられていた女性たちが脱却していく姿に励まされた」、「シャーリーズ・セロンがセクシーで、女性たちがカッコよくて勇気付けられた」など好評を集めていた。出口調査では、112人中55人が満足度100点と回答しており、口コミによる動員増が期待される。(本ランキングは、6月19日(金)、20日(土)に公開された新作映画10本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2015年06月22日映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(6月20日公開)の日本版エンディングソングである、MAN WITH A MISSIONとZebraheadの日米ロックバンドが共作で書き下ろした「Out of Control」の映画版ミュージックビデオ(以下MV)が19日、公開された。本作は、『マッドマックス』シリーズの30年ぶりとなる最新作。すでに全世界で3億2,969万ドル(6月17日現在)の大ヒットを記録している。日本公開を目前にこのたび、日本版エンディングソング「Out of Control」の映画バージョンのMVが公開。同映像は、本作の名場面を使用して制作されたもので、未公開映像も盛り込まれている。今月頭に来日したジョージ・ミラー監督は「Out of Control」について、「初めて曲を聴いたときに素晴らしいと思った。映画のスピリットをよく捉えられている」と太鼓判。そのコメントを受けて、このスペシャルMVが完成した。同時に、MAN WITH A MISSIONのギター&ボーカルであるJean-Ken Johnny編のオンライン限定スポットも公開。ノイズの効いたモノトーンで、Jean-Ken Johnnyが音楽にノリながら本作を鑑賞する模様を映しており、現在テレビで放送中のマックスの吹き替え声優を務めたEXILEのAKIRAが出演するバージョンと対をなす内容となっている。AKIRA編では、AKIRAが「ヤバい」と大興奮。Jean-Ken Johnny編では、「Jesus!」と叫び映画の“MAD”な世界観に共鳴している。(C)2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年06月19日『極道大戦争』の三池崇史監督が、先日、最新作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のPRのため来日したジョージ・ミラー監督と夢の初対談を実施。オーストラリアからハリウッド映画の頂点まで昇りつめたミラー監督と、日本から世界に挑み続ける三池監督。互いにエンターテイメント性と作家性を併せ持ち、アクション映画への“原点回帰”となった2人の最新作は同日公開でもあることから、日米の“映画屋”のガチンコ対決が実現した。本年度の第56回カンヌ国際映画祭に、この最新作がそろって出品された2人。伝説のヴァイオレンス・アクションシリーズが30年ぶりに復活したミラー監督の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、トム・ハーディを主演に迎え、文字通り全編にわたってノンストップでリアル・アクションが展開する超大作。一方、ヤクザ・ヴァンパイアの壮絶な戦いが繰り広げられる三池監督の『極道大戦争』は、監督デビューから4半世紀を経て原点となる“Vシネマ・スピリッツ”を、市原隼人主演で甦らせたアクション大作だ。共に超低予算アクション映画からキャリアをスタートさせた2人が、お互いの原点となるアクションにこだわり抜いた新作をメジャー大作として完成させたこの2作は、奇しくも、今週末6月20日(土)に同日公開される。「若いころにすごく影響を受けた」という『マッドマックス』シリーズ直撃世代の三池監督は、シリーズを作り上げたミラー監督に刺激を受けてきたそうで、「ミラーさんとお会いして話せるのがとても光栄。そんな繋がりが生まれるのが、映画の持つ力だと感じる」と言う。だが、対談の席に現れたミラー監督は、まず三池監督が手にしたマッドマックス仕様にカスタマイズされたカエルのぬいぐるみに興味津々。それは、『極道大戦争』に登場する“現代の怪物にして世界最強のテロリスト”と呼ばれる謎のキャラクター。ミラー監督から「なんて名前だ、コイツは?」と尋ねられた三池監督が、「“KAERUくん”です」と紹介すると、「ミスター・フロッグ!?ファンタスティック!!」と、すっかり気に入った様子。『ベイブ/都会に行く』『ハッピーフィート』などでキュートな子ブタやペンギンを主人公に映画を作ってきたミラー監督の「ミスター・フロッグのアイデアはどこから生まれたんだ?」という質問に、三池監督は「日本には“ゆるキャラ”というのがありまして…」と、KAERUくんの原点となった“ゆるキャラ”について説明を始める一幕もあった。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』をすでに観たという三池監督は、「今回マックスを演じたトム・ハーディにしか出せない空気、カッコよさが出ているなと思いました。『座頭市』みたいな日本映画的美学を持っていて、それは監督やハーディの『マックスってなんだ?』という疑問への答えなんだと思います。ため息が漏れました」と絶賛を惜しまない。だが、続いて「実は僕もトム・ハーディと一緒に仕事をする予定だったんです…」と、三池監督から意外な告白が飛び出した。だが、クランクイン直前になってキャンセルになったことから、「それで、何かやろうと思って作ったのが『極道大戦争』なんです」と明かした。「そうか、どうりでミスター・フロッグがトム・ハーディに似てると思ったよ(笑)」と、ユーモアたっぷりに返して周囲を爆笑させるミラー監督。そして、アクション映画への原点回帰、同日公開という2作の共通点を聞かされると、「一緒じゃないか!」と、さらに頬を緩ませた。三池監督は、「新作の『マッドマックス』には痺れましたよ。こんなに面白い映画がキャリアを重ねても作れるものなんだなと思いました。普通は衰えていくものなんですけど、よりヤバくなってる」と興奮気味。「僕ら映画を作る人間からすると、『マッドマックス』を観てしまうと、世界中の映画人は“作れない理由”を状況のせいにできなくなったなと思いました。『作るか、作らないかだけ。それはアナタの問題だ』と、ミラーさんから突きつけられたような気がしたんです」と語った。すると、ミラー監督も「1週間前にスティーブン・スピルバーグから電話をもらって、いま、三池監督が言ったようなことを彼もすごく興奮しながら言ってたんだ。私もスピルバーグを始め、ロバート・ロドリゲスやJ・J・エイブラムスといったアメリカのフィルムメーカーからエネルギーをもらって、もっと映画を作りたいという気持ちになったからな」と明かしてくれた。『極道大戦争』の撮影では、「体は30代の頃のようにはいかない」と弱音を見せることもあった54歳の三池監督。だが、70歳で『マッドマックス』を作り上げたミラー監督を前に「言い訳できないなと思いましたね。やるか、やらないかだけですよ。言い訳を考えてるヒマがあったら、ローバジェットでもいいからもう1回、一から作れっていうことですよね。映画を作る人間に色んなことを教えてくれるのが『マッドマックス』です」と語る。映画との戦い方について熱い言葉が交わされた後、三池監督が「映画の中で、僕にもできる演出が一つだけありました」と告げる。「どこだい?」と興味深そうな顔で尋ねるミラー監督の前で、おもむろに頭の後ろに手をやり、劇中でマックスが顔に取り付けられた鉄仮面を外そうと、ヤスリで懸命に擦る仕草をやって見せる。「あのカシャカシャカシャってやつです」。「ハハハハ!!あれは最初から脚本にあった設定なんだが、マックスは自由になるために脱出しようとしているので、いつもああやってるのさ」とミラー監督。「ヤスリさえあれば、僕の映画でもできる(笑)。あれ以外は、とても自分には撮れませんが」と三池監督が謙遜すると、「三池監督ならほかのシーンも撮れるさ!」とミラー監督は力強く語った。また、それぞれが特別上映と監督週間での上映となったカンヌ映画祭では、三池監督が新作の撮影のため渡航できなかったことから、お詫びの思いをこめて着物姿で女装したカードが配られたが、それをミラー監督にもプレゼント。あ然としながらカードを見つめたミラー監督は、しばらくの沈黙の後、「とっても綺麗だよ」と優しく声をかけていた。長年のキャリアを重ねてきた映画監督同士が、映画を通じて送り合うエール。固い握手を交わして対談を終えた三池監督は、ミラー監督の印象を「KAERUくんのことを聞いてきたり、好奇心の塊みたいな人でした。そのエネルギーがすごいなと思いましたね。自然体でカッコいい人ですよ」と、さらなる刺激を受けた様子。これまでもハリウッドでの企画を検討してきた三池監督にとって、オーストラリアからハリウッドへと進出して成功をおさめ、そしていま再び新生『マッドマックス』を撮ったミラー監督の存在こそ、「狂気を感じますよ(笑)」。全く異なる土壌から生まれながら奇妙な縁を感じさせる2人の原点回帰。同日に公開される2本の映画は、世界で最もマッドなアクションが凝縮された映画の進化形となりそうだ。『極道大戦争』は6月20日(土)より全国にて公開。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED極道大戦争 2015年6月20日より TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2015「極道大戦争」製作委員会
2015年06月19日モデルでタレントのマギーが17日、東京・ユナイテッドシネマ豊洲で行われた、映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の4DX試写会イベントに出席した。20日から全国公開する本作は、ノンストップ・カーバトルを繰り広げるアクション作品。愛する家族を奪われた元警官のマックスは、石油も水も尽きかけた世界で民衆を支配するジョーに反逆する――というストーリーで、日本語吹き替え版のマックス役をEXILEメンバーのAKIRAが務めている。劇中キャラクターのスプレンディドをイメージした白ワンピースで登場したマギーは、4DXでの鑑賞を体験し、「風が出たり、水が飛んできたり、2時間ドキドキが止まらない!ジェットコースターでずっと落ちている気分」と大興奮で、「映画で立ち上がれないくらいシビれたのは初めて」とアピール。また、本作には様々な車が登場するが、高校生の頃から車好きで、自ら運転もするというマギーは、「大きい4駆が好きなので、ジョーが乗ってるギガホースが好き」と笑顔を見せていた。また、登場する男性キャラクターの中で好きなタイプを聞かれ、「断然、マックスが格好いい。寡黙で怖いかな? という時もあるけど、ときおり見せる優しさにキュンとくる」と語ったマギー。イベント終了後の報道陣の取材では、「演技経験はないけど、チャンスがあればやってみたい」と女優業にも意欲を見せ、本作で丸坊主にしたシャーリーズ・セロンが話題に上がると、「主演だったら、映画のために丸刈りにしたい。人生で1回は経験してみたいですね」と意欲満々だった。
2015年06月18日モデルでタレントのマギーが6月17日(水)、映画『マッドマックス怒りのデス・ロード』の試写会に登壇。女性の視点で映画の魅力について語った。ジョージ・ミラー監督×主演メル・ギブソンのコンビで世界的ヒットを記録し、のちの多くの作品に影響を与えてきた人気シリーズの新章でトム・ハーディを主演に迎えた本作。全てを失ったマックスが、強く美しい女戦士・フュリオーサたちとの出会いをきっかけに立ち上がり、砂漠の支配者・ジョーとの戦いに挑むさまを大迫力で描き出す。マギーさんは、映画の中でロージー・ハンティントン=ホワイトリーが演じるスプレンディドが着ていた布きれ1枚のシンプルな衣装をイメージした白い薄いワンピース姿で登場。映画について「(見終わって)立ち上がれないくらい、しびれました。2時間ずっとドキドキしっぱなしでずっとジェットコースターで落ちているようだった」と興奮気味に感想を口にする。特に風や振動、匂いや水を使った演出付きの「4DX」で鑑賞しており「風も来るし、イスは動くし水が飛んできたり…揺れたり震えたり、バイブみたいなのがお尻の下や背中に来るんです!」と説明し、これから「4DX」で鑑賞する観客に「風にお気を付けください!」と呼びかけた。映画の中に登場する3人の男たち――主人公・マックス、ニコラス・ホルトが演じる、かつては武装集団「ウォーボーイズ」の一員だったが、マックスの協力者となるニュークス、そしてマックスの前に立ちはだかる最強の敵・イモータン・ジョーの中で、恋人にするなら?という質問には、マギーさんは「そもそも3択にジョーが入ってるのが意味わかんない(笑)!断然マックスです。勇敢でカッコいい!寡黙であんまりしゃべんないけど、たまに見せる優しさにキュンとなる」とうっとりとした表情で語った。また、男たちだけでなく強く美しい女たちも本作の見どころ。シャーリーズ・セロンは自ら本作のために丸刈りにすることを申し出たというが、マギーさんは「もし、映画のオファーが来て、丸刈りになってくれと言われたら?」と問われると「主演ならします」と宣言。「演技は全く経験がないので怖いですが、仕事でしてほしいと言われたらしますよ、いい作品にしたいので」と語る。さらには「私は弟と顔が似てて、男顔なので大丈夫かも。人生一度きりなので、1回はしてみたい!」と以外にもノリノリで、女優業についても「中途半端な気持ちではしたくないけどチャンスがあればやってみたい」と挑戦する意欲を見せた。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年06月17日今年のカンヌ国際映画祭で、世界中の映画ジャーナリストから多くの注目を集めた特別招待作品『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。特に人々を魅了したのが、「ディオール(Dior)」の黄色いロングドレスに身を包み、恋人ショーン・ペンのエスコートでレッドカーペットに現れたシャーリーズ・セロンだ。トム・ハーディが演じたマックスと“対等の強さ”を求められたという、彼女が演じる女戦士フュリオサにフィーチャーした特別映像が到着した。水や石油、あらゆる資源が尽きかけた世界で、資源を独占し、砂漠を支配するイモータン・ジョー。彼が率いる容赦なき追っ手たちが迫る中、マックスと対峙することになるのが、シャーリーズ・セロンが圧倒的な存在感で体現する“反逆の女戦士”フュリオサだ。首に刻まれたドクロの烙印、スカルをあしらったハンドルでフュリオサが乗るのは、威圧的で難攻不落、まるで要塞のような立派な戦闘車ウォー・リグ。6輪駆動の18輪車。V8エンジンを装備するこの車両には、恐怖と暴力で民衆を支配するジョーに囚われた女たち(ワイブス)が密かに乗り込んでいる。届いた特別映像では、ウォー・リグに迫るジョーの追っ手の車に向かってハンドルを切って蹴散らす瞬間で幕を開ける。ジョージ・ミラー監督に求められたのは、「マックスと対等の強さ。全力で戦うことができて、生き延びられる人物」だったとシャーリーズが語り始める。マックスとフュリオサが初めて出会う格闘のシーン、車から落ちそうになるマックスの足を片手で捕まえる迫力満点のシーンがインサートされ、「フュリオサは究極の女戦士よ」という彼女の言葉通り、運転中の車から半身を乗り出してライフルを放つ場面まで続いていく。フィリオサは「幼いときに拉致され、結果的に支配者に使える身になった」と監督は説明。「彼女はそれまで壮絶な苦痛と恐怖を味わってきた」と語るのはトム・ハーディだ。だが「彼女はまだ希望を捨てていない」と監督は続け、シャーリーズも「彼女は立ち上がり、反逆者となる」と言う。「荒廃した世界を飛びだそうとする。運んでいるのは人間で、女なんだ」と監督。そして、シャーリーズは「支配者は過去に彼女を深く傷つけた。(だから)彼女は支配者の大事なものを奪った。彼から大事なものを奪われたから」と語る。「フュリオサは女たちを解放しようとして、その中で壮大な戦いを引きおこす。この最後の賭けで、生きる意味を見い出したい」のだと監督も言葉を続ける。「希望を見つけたい」と言うフュリオサに、マックスが「何のために」と問い掛けるが、フュリオサがどう応じるのかには注目。囚われた女性たちを守るため、そして何よりも自分自身のために闘うフュリオサは、男も女も惚れる“MAX”のカッコよさ。まずは、この映像から彼女の姿を確かめてみて。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほかにて2D/3D&IMAX3D公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年06月17日早くも全世界3億ドルを越える大ヒットを記録、批評&観客たちから熱い支持を集める『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。シリーズ誕生から36年を経て完成した最新作の世界的な好評価は、メル・ギブソンに代わって主役を務めた英国人俳優トム・ハーディの“マックスぶり”が熱烈に歓迎された結果ともいえるだろう。この夏、6月20日(土)日本公開の本作を皮切りに、彼の主演作が3本連続で公開される。ジョージ・ミラー監督も絶賛する“繊細な野生”俳優が演じ分ける、ニッポンの夏を熱くする3つのキャラクターに迫った。ACT-1資源が枯渇し荒廃した砂漠を彷徨う、愛する家族を失った元警官『マッドマックス』といえば、当時、全く無名だったメル・ギブソンを大スターに押し上げた、彼の代表作。そのシリーズの創始者であるオーストラリアの映画監督ジョージ・ミラーが、今回、寡黙な肉体派という「新たなマックス」として白羽の矢を立てたのが、1977年生まれで現在37歳のトム・ハーディだ。名匠リドリー・スコットの『ブラックホーク・ダウン』(’01)でハリウッド・デビュー。演技派として注目を集めた『裏切りのサーカス』(’11)では、首刈り人リッキー役で異才を放ち、『Black & White/ブラック&ホワイト』(’12)では、リース・ウィザースプーンをクリス・パインと奪い合う三角関係ラブコメ・アクションにも挑戦。また、禁酒法時代を舞台にした『欲望のバージニア』(’12)では、寡黙だが不屈の長男を演じ、強い印象を残した。何より彼の名を一躍世界に知らしめたのは、クリストファー・ノーラン監督の『インセプション』(’10)、そして、凶悪なマスクで顔を隠し冷酷な悪役ベインを演じた『ダークナイト ライジング』(’12)での怪演ぶりだろう。先日、来日したミラー監督は、「第1作の『マッドマックス』が公開されたとき、トムは生後6週間だった」と冗談を飛ばしながら、「新たな作品のためには、自分の中にマックスを見いだせる俳優が必要だった。ナイーブな一面と、何をしでかすかわからない、内に秘めた野生を兼ね備えた俳優、それがトム・ハーディだ」と、新マックスへの起用のポイントを明かしている。一方、トムは「メル・ギブソンのマックスは伝説だ」と言う。「でも、ジョージにこのキャラクターを演じてくれと言われたとき、僕は、この『怒りのデス・ロード』のストーリーに合ったマックスを創り直すため、ジョージとのコラボレーションを始めた。これはすばらしい題材であり、この役を演じるのは大きな名誉だよ」と語っている。メルとランチを共にし、“マックス”というバトンを渡されたトムは、本作でどんな熱演を見せているのか。スクリーンで確かめてみてほしい。ACT-2建築家としてのキャリアも家族をも捨て、ハイウェイをひた走る男6月27日(土)公開の『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』は、スクリーンに登場する人物は、BMWを運転して高速道路を走るトム1人だけ、という異色のワンシチュエーション・リアルタイム・サスペンス。わずか4日間のリハーサルと、8日間の撮影期間で完成されたこの作品は、大手建設会社の社員で、現場監督でもある主人公アイヴァンが、ある1本の電話を受けたことから、ロンドンへとハイウェイをひた走る姿を描いている。実はこのドライブは、彼にとって人生最大の転機となる86分間だ。車中では、ひっきりなしに電話が鳴る。部下へ指示を出し、上司からは叱咤を受け、そして家で待つ妻と息子とも話すトム。カメラは電話での会話と、刻一刻と変わる彼の表情だけをとらえていく。時に歯ぎしり、時に鼻をかみ、時に「MAD」と毒づきながら、翌日に迫った大規模な工事や家族との約束もかなぐり捨て、ただ走るだけ。トムは、本作でのミニマムな演技によって、LA批評家協会賞、トロント映画批評家協会賞で「主演男優賞」を見事受賞している。ACT-3国家保安省エリートから転落するも、国家が認めぬ殺人事件に挑む7月3日(金)から公開されるのは、2009年の「このミステリーがすごい!」海外編で第1位に輝いたベストセラー小説を、リドリー・スコットがプロデュースした『チャイルド44 森に消えた子供たち』。トムが演じるのは、愛する妻と仲間との友情のために命がけの捜査に挑むことになる元・国家保安省のエリート捜査官レオだ。1953年、スターリン政権下のソ連。戦争の英雄としても一目置かれていたレオは、ある日、愛する妻ライーサ(ノオミ・ラパス)にスパイ容疑かかけられる。妻を告発しなければならぬ立場に追い込まれた彼は、迷うことなくすべてを捨てて愛する妻と生きることを選択、結果、地方都市に左遷されてしまう。そこに待っていたのは、保身ばかりを考えるネステロフ将軍(『裏切りのサーカス』でも共演のゲイリー・オールドマン)。やがて、森の中で見つかった幼い少年の死体を見て彼は愕然とする。その死因は、国家保安省時代に見た戦友の息子に刻まれたものと全く同じだった。理想国家を掲げる社会主義国家では、犯罪など存在してはならない。相次ぐ子どもの変死体にレオは事件解明を決意するが、彼の前には容赦ない独裁国家による妨害が待ち受けていた…。同作では荒々しいアクションから、繊細な演技まで、感情の振り幅が広い難役をこなしているトム。待機作には、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督作でディカプリオと共演する『The Revenant』、ミステリーサスペンス『London Road』、ギャングを演じる『Legend』(いずれも原題)などがあり、今後の活躍が最も期待される俳優の1人といわれている。そんなトムが、「新たなマックス」を皮切りに“すべてを失った男”を熱演する3作品。いずれも、今年の夏を熱くしてくれそうだ。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほかにて2D/3D&IMAX3D 公開。『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』は6月27日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。『チャイルド44 森に消えた子供たち』は7月3日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年06月16日ジョージ・ミラー監督の母国であるオーストラリアを始め、40か国以上でNo.1に輝いた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。新生マックスを演じたトム・ハーディの寡黙な魅力、フュリオサ役のシャーリーズ・セロンの身体を張った熱演、ニュークス役のニコラス・ホルトの怪演とともに、大ヒットの要因に挙げられているのが、ヒュー・キース・バーン演じる悪役イモータン・ジョーだ。この邪悪な“ラスボス”にフィーチャーした特別映像が公開された。石油も、水も尽きかけたMADな世界を舞台に、息つく暇は微塵もない、ノンストップ、ハイスピードの二輪、四輪が入り乱れる驚愕のカーバトルが見る者に異常なまでの興奮を巻き起こす本作。そんな世界で、凶悪度MAX&MADな毒を放つ、強烈な悪役がジョーだ。水を独占し、恐怖と暴力で民衆を支配するジョーは、人々を震え上がらせる荒野の独裁者。だが、大気汚染によって身体はダメージを受け、呼吸のためのマスクを手放せない。全身を発疹が覆い、スケルトンの鎧でプロテクトしている。自分を神と崇めるよう、短命なウォー・ボーイズを洗脳し、意のままに操る邪悪な存在だ。そんなジョーについて、「自分を神だと考え、逆らう者を平然と殺す」とキースは語る。また、ミラー監督は「荒野で最も貴重な資源を支配する」と大量の水を民に与えるシーンと共に解説。水こそが彼の権力の源であり、ほかにも「繁殖システム、血液バンク、母乳、水栽培…、ジョーがすべて独占している」とキースが続け、人類存続のために作られたシステムが彼の手中にあることが分かる。彼の権力が顕著に現れているのは、ジョーの車だ。「ジョーの車(ギガホース)は、権力を誇示するように2台重ねなんだ。1959年式キャデラック・ドゥビルだ」と語る美術のコリン・ギブソン。砂漠の中、砂まみれで疾走するシーンは思わず声が出てしまいそうな興奮がわき上がってくる。「彼に仕えるウォー・ボーイズは、絶対の服従を示す」と手を三角にしてミラー監督が服従のポーズを取り、「ジョーは自分たちのために死から蘇った神と信じ、ウォー・ボーイズは命を捧げる」とキースがその様子を語る。そして、「老いた彼は後継者が必要なんだ。だから5人の妻がいる」と、マックスとフュリオサが救う5人の美女たちの争奪戦に言及する監督。かつて『マッドマックス』(’79)で敵役を演じ、今回再び参戦したキースも、「彼は美しい妻たちに、子を産ませたいんだ。イカれてる。すごいよ」とそのMADぶりに太鼓判を押す。トコトン悪役、最凶の支配者イモータン・ジョーの絶叫と容赦なき追走が、ストーリーをさらに加速させていく。MAD大全開の悪役イモータン・ジョーの、凶悪だが、どこか惹かれる映像をここから確かめてみて。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほかにて2D/3D&IMAX3D 公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年06月08日映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(6月20日公開)で俳優のヒュー・キース・バーンが演じる最凶ラスボス、イモータン・ジョーの狂気が伝わる特別映像が8日、公開された。本作の舞台は水も石油も枯渇し、法や秩序が崩壊した砂漠。恐怖と暴力で民衆を支配するジョーは、水を独占して人々を震え上がらせさせているが、大気汚染によって体にダメージを受け、呼吸のためのマスクを手放せず、全身をスケルトンの鎧で護っている。そして、自分を神とあがめるよう、軍団"ウォー・ボーイズ"を洗脳し、意のままに操る邪悪な存在として描かれる。今回、公開された特別映像では、ジョーの暴虐ぶりが伝わる劇中の映像に加え、ジョージ・ミラー監督やキースが、ジョーについて語っている。キースはジョーを端的に「自分を神だと考え、逆らう者を平然と殺す」と説明。監督が「荒野で最も貴重な資源を支配する。水だ」と話すと、キースも「繁殖システム、血液バンク、母乳、水栽培…ジョーがすべて独占している」と続け、人類存続のために作られたシステムが紹介されていく。監督はまた、ジョーに仕える"ウォー・ボーイズ"は「絶対の服従を示す」と言い、手を三角にして服従ポーズを披露。「ジョーは自分たちのために死からよみがえった神と信じ、命をささげる」とキースもその様子を語る。さらに監督は「老いた彼は後継者が必要。だから5人の妻がいる」と背景を明かし、捕らわれた5人の妻たち”ワイブス”が登場。それを受け、キースが「彼は美しい妻たちに、子を産ませたいんだ。イカれてる」と狂気ぶりに太鼓判を押す。主人公マックスとフュリオサを追うジョーの車(ギガホース)についても、美術のコリン・ギブソンが「権力を誇示するように2台重ねなんだ。1959年式キャデラック・ドゥビルだ」と明かし、ギガホースが砂漠を疾走するシーンが連写されていく。本作は『マッドマックス』シリーズ第4弾となる最新作。5月15日に世界主要国で公開され、監督の母国・オーストラリアをはじめ、40カ国以上で大ヒットを記録。韓国では5日間で150万人以上の観客が押し寄せた。(C)2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年06月08日30年ぶりとなるシリーズ最新作『マッドマックス怒りのデス・ロード』とともに来日したジョージ・ミラー監督が6月5日に、本作の公開を記念し開催された『マッドマックス』『マッドマックス2』の“轟音上映イベント”に出席した。ミラー監督は「僕らのクレイジーな作品を、世界で初めて認めてくれた。世界的な成功のきっかけを作ってもらった」と日本のファンに感謝を伝えた。轟音上映イベント”その他の写真『マッドマックスサンダードーム』以来30年ぶりのシリーズ最新作。荒廃した近未来を舞台に、愛する者を奪われた男マックスの復讐劇をダイナミックに描く。過去3作でメル・ギブソンが扮した主人公マックスを、新たに『ダークナイト ライジング』『インセプション』のトム・ハーディが演じている。「第1作を撮ったのが36年前だからね。世界も変わったし、テクノロジーも進んだ。自分なりに新しい要素を盛り込んだつもりだよ。出来ばえ? まあまあかな(笑)」とミラー監督。すでにシリーズ第5~6弾の企画も浮上しているが、「まだ、この巨大なベイビーを完成させたばかりだから」と具体的なスケジュールは示さず。それでも「映画2本分を撮るだけのストーリーは、出来あがっている」と語り、ファンを大喜びさせた。この日はヴァーノン・ウェルズ、ティム・バーンズ、ジョアヌ・サミュエル、ポール・ジョンストン、ヴィンセント・ギル、デイル・ベンチら旧キャスト陣が顔を揃え、ミラー監督も「30年ぶりに会う人もいるんだ。不思議な気持ちだし、時間の重みに圧倒される。まるでタイムトラベルだね」としんみり。「思い出話を聞きたいって? いいけど、全部話すには2週間かかるよ」と笑いを誘い、かつて苦難をともにした同士たちと抱擁を交わしていた。『マッドマックス怒りのデス・ロード』6月20日(土)新宿ピカデリーほか全国公開取材・文・写真:内田 涼
2015年06月06日来日中のジョージ・ミラー監督が5日、東京・新宿ピカデリーで行われた映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(6月20日公開)の「轟音上映会トークイベント」に登場し、続編について語った。同イベントは、第4弾となる最新作の公開を記念し、第1・2弾を大音量で上映するという企画で、上映前に"赤モヒカン"ウェズ役のヴァーノン・ウェルズやナイトライダー役のヴィンセント・ギルら旧作キャスト6人、そしてジョージ・ミラー監督が登場。当時貴重な撮影秘話などが語られた。MCを務めた同シリーズの大ファンであるお笑い芸人・玉袋筋太郎が「新作を考えているとのことですけど?」と聞くと、監督は「この作品を作るのにすごい時間がかかった。時間がたっぷりあったので、バックストーリーをたくさん書いた」と答え、「もう2話分のストーリーはある」と告白。続けて、「1カ月前にこの新作を作り終わったばかり。大きな赤ん坊を産んだ女性に『次の赤ちゃんいつ産むの?』って言うのと同じ」と例えると、玉袋も「難産でしたからね」と納得していた。監督は、同日行われた来日会見でも、「この作品を作り終えたばかりなので休養が必要」としながら、「作っている時にほかのストーリーもどんどん湧いてきた。それは脳裏にある」とコメント。また、前3作に主演したメル・ギブソンの続編への起用を聞かれると、「ダニエル・クレイグ主演の『007』にショーン・コネリーが出るような場違い的なものになるので、難しいと思う」との見解を示した。最新作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、荒廃した近未来を舞台に繰り広げられるカーバトルを描いたアクション大作。トム・ハーディ演じる主人公マックスが、自由と生き残りをかけた戦いに挑む。
2015年06月06日映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(6月20日公開)の公開を記念し、旧作1&2を大音量で上映する"轟音上映会トークイベント"が5日、東京・新宿ピカデリーで行われ、"赤モヒカン"ウェズ役のヴァーノン・ウェルズやナイトライダー役のヴィンセント・ギルら旧作1&2のキャスト6人が集結。さらに、ジョージ・ミラー監督も登場した。イベントには、1作目『マッドマックス』で悪役ナイトライダーを演じたヴィンセント・ギル、ジョニー・ザ・ボーイ役のティム・バーンズ、カンダリーニ役のポール・ジョンストン、ジェシー役のジョアヌ・サミュエル、2作目『マッドマックス2』で"赤モヒカン"ウェズ役を演じたヴァーノン・ウェルズ、そして、スタントライダーのデイル・ベンチというキャスト6人が参加。懐かしい顔ぶれに、ファンから歓声が沸き起こった。熱気に包まれる中、「ナイトライダー!」とたくさんの声援を受けたヴィンセントは「黒澤明監督を知ってからずっと来たかった国なので、今回来られて光栄」と喜びを語り、ティムは「僕と同じような白髪交じりの方々は、公開当時にこの作品をご覧になったことでしょう。アリガトウ! 友よ! われわれはまだ生きています」と宣言。映画の中では片腕を失ったポールは、手を上げて無事を証明し、観客を沸かせた。そして、当時の思い出話で盛り上がり、デイルは橋の上をバイクに乗って転がるシーンについて「握りしめすぎて、本当に死んだと思われるような危ない転び方をしてしまった」と振り返り、「間違ってそうなったけど、実際に映画になって、みんなにそれが一番良かったって言われてうれしかった」と笑顔。ヴァーノンは「お尻が丸見えだった」という自身の衣装について語り、「寒さでお尻が紫色になって、そのたびに暖かくして、色が戻るように努力してくれた」と裏話を明かした。その後、キャスト陣にサプライズでジョージ・ミラー監督が登場。監督は「30年以上も会っていない人もいる」と感激しながら、一人一人と抱き合って再会を喜び、「不思議な感覚。タイムトラベルをした感じ」と心境を表現。「いろんな思い出がよみがえってきます」と感無量の表情を見せた。監督はまた、"お尻丸見え"のヴァーノンの衣装は「当時の衣装デザイン担当のせい」だと言い、「彼女が住んでいるすぐ近くにSMショップがあって、後ろにほとんど布がないものを彼女は見つけてきた」と説明。30年以上の歳月を経て明かされる貴重なエピソードの数々に、会場は盛り上がりを見せた。MCを務めた本作の大ファンというお笑い芸人・玉袋筋太郎も終始興奮。「たまんね~!」「うっわ~!」などと歓声を上げながら、進行を務めた。
2015年06月06日30年ぶりのシリーズ最新作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の公開を記念し6月5日(金)、東京・新宿ピカデリーで『マッドマックス』『マッドマックス2』の“轟音上映イベント”が開催された。イベントには全シリーズでメガホンをとる来日中のジョージ・ミラー監督をはじめ、ヴァーノン・ウェルズ、ティム・バーンズ、ジョアヌ・サミュエル、ポール・ジョンストン、ヴィンセント・ギル、デイル・ベンチら懐かしい顔ぶれの旧キャスト陣が勢ぞろい!30年の時空を超えた“MAD”同窓会の実現に、ミラー監督は「実際にこの場で、30年ぶりに会う仲間もいるからね。まるでタイムトラベル。不思議な感覚だし、時の流れを感じるね。思い出を語り出したら、2週間は止まらないよ」と感慨しきりだった。荒廃した近未来を舞台に、愛する者を奪われ、生きる望みさえ失った主人公マックスが、砂漠を支配する凶悪な敵イモータン・ジョーの一団相手に、ルール無用の肉弾バトルを繰り広げるアクション超大作。ミラー監督は「36年前、ここにいる仲間とクレイジーな作品を撮ったんだけど…、また撮っちゃったよ!当時と比べて、世界も変わったし、テクノロジーも進化した。満足しているかって?まあまあかな(笑)」と語る表情は、確固たる自信に満ちていた。実は30数年前、世界的な『マッドマックス』旋風のきっかけを作ったのは「僕らの作品に、普遍性を見出してくれた日本のファンなんだ。日本で注目されたおかげで、全世界で公開されたんだからね」(ミラー監督)。それだけに、30年ぶりの新作を引っさげての“凱旋”に「戻ってこられて嬉しいよ」と感謝の意。また、新たな3部作としてのシリーズ始動について、「次回作が動き出すのは、まだ先になるけど、2本分の映画を撮るストーリーはもう出来あがっているよ」とファンを喜ばせていた。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、6月20日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年06月05日来日中のジョージ・ミラー監督が5日、東京・六本木のニコファーレで行われた映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(6月20日公開)の来日会見に出席した。監督は冒頭、「世界中でいい反応を受けていてうれしい」と本作に対する反響を喜び、「忘れられない体験。カンヌ映画祭のレッドカーペットを超えるような素晴らしいジャパンプレミアだった」と前日のジャパンプレミアを興奮気味に振り返った。そして、本作では「本物にこだわった」と語り、「本物の車両を使い、本物の砂漠で、本物の人間が実際に車をぶつけたりする。大変な作業だったけど、みなさんが入り込める作品になった」と自信をのぞかせた。「日本の文化は世界の映画界に大きな影響を与えている。特に日本の美意識、ビジュアルの部分」と日本の影響についても語り、本作も「映像を通して語られる作品」とビジュアルに重きを置いていると説明。そして、黒澤明監督作品について「映像が脳裏に焼き付くイメージがある」と言い、「私の一番好きな日本の映画は『七人の侍』」と話した。今回の来日で「三鷹の森ジブリ美術館」を訪れたことも明かし、「宮崎駿さんは神」と表現。「いろんな作品が展示されている部屋を巡り、素晴らしいアーティストだと。ハートを感じるし、英知を感じる」とあらためてその魅力に引き込まれたよう。一番好きなジブリ作品を聞かれると『千と千尋の神隠し』と答え、「偉大なアーティストの作品を見ると、一生忘れないイメージが脳裏に焼き付く。この作品も一生忘れられないイメージを持った」と熱弁した。また、続編についての質問も飛び出し、監督は「この作品を作り終えたばかりなので休養が必要」としながら、「作っている時にほかのストーリーもどんどん湧いてきたので、それは脳裏にある」と期待させた。会見の最後では「初監督作品でどういう反応が起こるかわからなかった」と1作目の公開時を振り返り、「日本で本当の意味で認められた」とコメント。「最初に私の作品を受け入れてくださった日本という国に深く感謝しています」と日本への思いを語った。
2015年06月05日来日中のジョージ・ミラー監督が6月5日(金)、東京都内で新作映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のPR記者会見を行った。日本滞在を満喫している様子のミラー監督は「“ジブリ・ミュージアム”に行ってきました。私にとって、宮崎駿監督は神。彼は素晴らしいアーティストだと思うし、彼の作品からはハートや正直さ、英知を感じます。皆さんもぜひ訪れて、彼の絵や作品を間近で見て」と上着のポケットからチケットを取り出して、東京・三鷹の森ジブリ美術館を猛アピール。好きなジブリ映画は『千と千尋の神隠し』と言い「偉大なアーティストの作品というのは、脳裏に焼き付いて離れず、忘れることができません」と熱弁していた。同作は、ミラー監督によるアクション映画『マッドマックス』(1979)シリーズの第4弾で、第3弾『マッドマックス/サンダードーム』(1985)以来約30年ぶりとなる待望の新作。水も油も枯渇した終末世界を舞台に、恐怖と暴力で民衆を抑え込むイモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)ら狂気の軍団と死闘を繰り広げる、元警察官のマックス(トム・ハーディ)と反逆の女戦士フュリオサ(シャーリーズ・セロン)の姿を描く。L.A.プレミアでは3作に主演したメル・ギブソンと本作を鑑賞したそうで「メルは、映画が始まるとクスクス笑ったり、肘鉄を喰らわしてきたり……。最後は『素晴らしかった』と褒めてくれて、トムとメルの3人でハグをしたよ」と“本家お墨付き”を紹介。更なるシリーズの続編については「撮影中に新たなエピソードも浮かんできたけれど、『怒りのデス・ロード』を作ったばかりだから、今はもう少し休みたいね」と言い、メルの出演については「ダニエル・クレイグの『007』に、初代のショーン・コネリーが出演したら場違いに映ってしまうだろう?だから難しいね」と否定した。ミラー監督は、新たにマックスを演じたトムに「動物的なカリスマ性がある」と感じたそうで「トムには、メルがオーディションの時にドアから入って来た時と同じ雰囲気を感じた。友達になりたいと思う反面、謎めいた部分があって危険性もはらんでいる。そんなところがメルと似ているし、身体能力も抜群に高い」と期待をかけていた。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、6月20日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年06月05日約8年ぶりの来日を果たした鬼才ジョージ・ミラー監督が6月4日、TOKYO DOME CITY HALLで開催された『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のジャパンプレミアに出席。日本語吹替版で声優を務めるEXILEのAKIRA、竹内力とともに日本のファンの前に登場した。会場を見下ろすと、作品を象徴するスカルが描かれているようにデザインされた“スカルカーペット”が用意されたこの日。ゲスト陣が会場に現れると、集まった約1500人から大歓声。ミラー監督もご満悦の表情で、ファンからのサインや握手に気さくに応えていた。本作は、元警官のマックスが、自由と生き残りを賭けた戦いに身を投じる姿を迫力のカーバトルを交えて描く物語。主人公マックス役の声優を務めたAKIRAは「『アドレナリンMAX』とチラシに書いてあるけれどその通り。ジェットコースターに乗っているような気分」と完成作に大興奮した様子。「魂ごと揺さぶられるような作品にはなかなか出会えない。感激した」と力を込めていた。マックスの最凶の敵ジョー役の声を担ったのが、竹内だ。「今51歳だから、15歳か16歳の頃に1作目を見た。そのあとの2、3作目も見た」とシリーズのファンであることを告白。「メル・ギブソンが大スターになったけど、あの上下黒の革ジャン!俺も革ジャンほしいなと思ったけど、金がねえ!だから上下、作業着を着て単車に乗っていた」とサービスたっぷりに話して会場の笑いを誘っていた。二人のトークを楽しそうに聞いていたミラー監督。完成までは苦難の道のりだったようで「何度も何度も倒れては、また起き上がるという感じの作品。障害がたくさんあった」と述懐。「でも倒れたままじゃなかった。必ず立ち上がった。完成して日本に来られてとにかく幸せ」と笑顔を見せ、「AKIRAさんと竹内さんには感謝の気持ちでいっぱい。ふたりの協力に本当に感謝しています」と感謝の言葉を送っていた。最後にはAKIRAが「素晴らしい映画が日本に上陸した。『マッドマックス』の感想をここで言ってしまいたいくらい、僕もアドレナリンが出ている」と映画をアピール。会場から大きな拍手を浴びた。また、カーペットゲストには土屋アンナ、高橋メアリージュン、叶姉妹、新日本プロレスの天山広吉、小島聡、永田裕志、中西学が登場。会場を大いに盛り上げた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年06月05日モデルで女優の土屋アンナと高橋メアリージュンが4日、東京・TOKYO DOME CITY HALLで行われた映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(6月20日公開)のジャパンプレミアにゲストとして登場した。土屋と高橋は、そろって会場後方の扉から登場。ともに胸元の開いたセクシーな黒ドレス姿を披露し、観客1,300人の視線をくぎ付けにした。そして、「アンナちゃーん!」「かわいい!」といった声援に笑顔を見せ、握手やサインにも応えながらゆっくりとカーペットを歩いた。2人はマスコミ陣の写真撮影にも対応。大胆に美脚をのぞかせ、背中も露出した土屋の衣装に、カメラマンから「背中見せてください!」という声が上がった。カーペットには、叶姉妹も大胆に胸元を露出したセクシードレスで登場。バストタッチのサービスも飛び出し、会場を沸かせた。その後、主人公マックス役の声優を務めるEXILEのAKIRA、マックスの最凶の敵ジョー役を担当する竹内力、ジョージ・ミラー監督が登場し、さらに会場はヒートアップ。3人はステージで熱いトークを繰り広げ、AKIRAは「魂ごと揺さぶられる作品ってなかなか出会えない。本当に感激しました」などと語った。
2015年06月05日映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(6月20日公開)のジャパンプレミアが4日、東京・TOKYO DOME CITY HALLで行われ、8年ぶりに来日を果たしたジョージ・ミラー監督、日本語吹き替え版で声優を務めるEXILEのAKIRA、俳優の竹内力が登場した。イベントは、日本版エンディングソングを担当するMAN WITH A MISSIONのメッセージ映像で幕を開け、ジョーの息子レクタス・エレクタスの声を担当する新日本プロレス所属のレスラー・真壁刀義もVTRで参加。そして、真壁の紹介で新日本プロレスの天山広吉選手らが後方の扉から現れ、続いて、ゲストの土屋アンナ、高橋メアリージュン、さらに、叶姉妹も登場し、会場の熱気は一気にヒートアップした。その後、主人公マックス役の声優を務めるEXILEのAKIRA、マックスの最凶の敵ジョー役を担当する竹内力、最後にジョージ・ミラー監督が登場すると、約1,300人の観客の興奮は最高潮に。「AKIRA~!」「ジョージ!」などと名前を呼ぶ声が飛び交う中、3人は作品をイメージした"スカル"マークが描かれたカーペットを歩き、笑顔で握手やサインに応じた。その後、ステージに監督、AKIRA、竹内が登壇。AKIRAは「タイトルにふさわしい、まさに"アドレナリンMAX"」「ジェットコースターに乗っている気分」と作品を表現し、「魂ごと揺さぶられる作品ってなかなか出会えないので感激しました」と絶賛した。竹内も、過去3作品に夢中になった若き日を振り返り、「おれも上下黒の革ジャンほしいなって。でも金がねぇ! 結局、普通の上下作業服を着て単車に乗ってました」と笑いを誘い、「それくらい思い出深い作品」と熱く語った。そして、シリーズ全作でメガホンをとった『マッドマックス』シリーズの生みの親、ジョージ・ミラー監督は「何度も何度も倒れては起き上がるという作品で、障害がたくさんあった」と苦労を明かし、「完成して日本に来れて幸せを感じています」と喜びを爆発。声優を務めた2人にも「感謝の気持ちでいっぱいです」と伝えた。シリーズ第4弾となる本作は、荒廃した近未来を舞台に繰り広げるカーバトルを描いたアクション大作。愛する家族を奪われた元警官のマックスが、自由と生き残りをかけた戦いに挑む。5月15日に全米をはじめ世界各地で公開され、3日間の全世界興行収入は1億1,000万ドルで1位に輝いた。
2015年06月04日6月20日(土)より日本公開となる、全世界興行収入No.1で幕を開けたトム・ハーディ主演作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。このほど、本作より新たな特別映像が解禁された。資源が尽きかけた世界で、本能だけで生きながらえてる元警察官・マックス(トム・ハーディ)は、資源を独占し、砂漠を支配するイモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)が率いる一団に捕われてしまう。瀕死の重傷を負うマックスの前に現れたのは反逆を企てるフュリオサ(シャーリーズ・セロン)、全身白塗りの男・ニュークス(ニコラス・ホルト)と共にジョーに囚われていた女たち“ワイプズ”を連れ、ジョーの一味に立ち向かい、自由への戦いが始まる。今回の解禁となった特別映像は、主人公マックスと女戦士フュリオサが出会い、支配者ジョーからの激しい追撃を受けるターゲットとなる“ワイブス=妻たち”をフィーチャーしたクリップだ。ワイブスとは、ジョーが自分の所有物として、後継者を生ませるために最も大切にしている存在が、5人の妻たちのことである。映像の冒頭、「ジョーの最も貴重な“所有物”が、子を生ませる5人の妻たちなの」と話すのは、妻たちのリーダー格のスプレンディド役を演じ、ファッションモデルから女優に華麗な転身を遂げたロージー・ハンティントン・ホワイトリー。ジョージ・ミラー監督が、「ジョーの望みは、健康な男の跡継ぎだ」と語る通り、後継者を生ませるために、支配者であるジョーは5人の女たち=“ワイブス”を所有している。「妻たちは、汚染された中でも健康な存在」というロージーの言葉を受け、「健康なのが、奇跡的」とコメントするのは、トースト役のゾーイ・クラヴィッツ。さらに、フラジール役のコートニー・イートンは「荒廃した世界のお姫様的な存在」と語る。「フュリオサは断固たる決意で反乱を起こし、女たちを隠して逃走する」と監督は解説し、シャーリーズ・セロンは、「ジョーの支配に対して我慢の限界だった、だから彼の宝を奪った」と、女たちの反逆の意図を説明。ザ・タグ役のアビー・リーは、「フュリオサは、女たちを助けるために力を振り絞る」と続ける。主人公を演じるトムは、「マックスは初めて自分以外のことを考え始める。彼女たちの絆と、その目的に彼は共感する」のだと、フュリオサたちと出会うことにより生じたマックスの心の変化を強調する。「女たちを取り戻すために軍団が送られ、無数の車が荒野を走り、戦いが始まるの。壮絶なカーチェイスよ」と、100台以上の車による壮絶なアクションを、ロージーがふり返る。希望を捨てないフュリオサと、深い絶望の淵をさまよっていたマックス。“ワイブス”を乗せた巨大な車“ウォー・リグ”で交わされる会話の後、ライフルを手に追っ手に標準を定めるフュリオサの姿。猛迫する車群、逃げ惑うワイブスたち。そして、弓なりで車から車へと動くマックスの大爆発を横切る映像が連射される。果たして、女たちの逃亡の先に希望はあるのか――。物語の核となる妻たちの奪還について触れられた今回の特別映像。まずは本映像から、公開への期待をさらに膨らませよう。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、6月20日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月28日6月20日より全国公開される映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の吹替版アフレコ取材が14日、都内スタジオにて行われ、俳優の竹内力と"セクシーすぎる声優"として知られるたかはし智秋が登場した。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、独特な世界観と壮絶なカー・チェイス、ド派手なアクションで国内外の多くの作品に影響を与えたメル・ギブソンの出世作『マッドマックス』シリーズの最新作。2輪、4輪入り乱れるハイスピードカーバトル、凄まじい銃撃戦、衝撃のバイオレンス、すべてがMADな世界観がさらなる進化を遂げたリアル・アクション超大作に仕上がっているという。マッド・マックス役はトム・ハーディ、フュリオサ役はシャーリーズ・セロンが務め、監督は本シリーズのジョージ・ミラーが担当している。本作について竹内は、「とにかく轟音! 轟音! 迫力! 迫力!」で目が釘付けになる。ジェットコースターに乗るような感覚で観に来ればいいと思います」と、MAD感全開でさらに勢いを増した作品の魅力を解説。また、日本語吹替版にはEXILEのAKIRAや新日本プロレスの真壁刀義など豪華なメンバーが顔を揃えているが、竹内が演じるイモータン・ジョーは、恐怖と暴力で民衆を支配する最凶の"ラスボス"。容貌もすさまじいインパクトを放つジョーだが、竹内の声はまさにジョーそのものので、集まった報道陣も飲まれてしまう迫力だった。アフレコに臨むにあたり「役者を30年以上やり続けているので、(特別な)準備は一切なかった」と言う竹内。「自分が演じた映像に合わせるのとは違うけど、全く問題なく早々と終わりました」と豪快に笑いながら、「最強の役や怪物みたいな役は、映画でよくいただく」と"慣れた"役どころであると自信をのぞかせた。ハマリ役ぶりは、たかはしから「日本版(の実写)を作った時は絶対に竹内さんですね」との言葉が飛び出すほど。そんな竹内の演技を見たたかはしは、開口一番「最高です!!」と大絶賛。声優として18年以上の経験を持つたかはしが「タレントさんが声優に挑戦すると、口々に難しいと言われるんですよ」と言うと、それを遮るように竹内は「俺らは俳優だから」ときっぱり。たかはしによると「俳優さんでも向き不向きが絶対にある」という。竹内は呼吸器をつけたジョーの特徴的な発声をしっかり理解して、「この部分を聞きやすく」などと注文があった際は「雰囲気を残しつつ滑舌を良くしていた」という。「慣れの問題ではなく、内側から出る才能」だと声優としての竹内を高く評価していた。ちなみに、竹内とたかはしはこの日が初対面。竹内の迫力のオーラと力量を実感したたかはしは「吹き替え版を見るのがとても楽しみになりました」と話すとともに、今後も声の仕事をして欲しいとリクエスト。竹内もたかはしのセクシーな容姿や雰囲気に惹かれたようで、「女優としてやりませんか?」とスカウトしていた。これからアフレコを行うたかはしは「ジョーの吹き替えを聴かせていただいたので、この臨場感そのままに迫力のある吹き替えをしたい」と意気込みを語る。たかはしが演じる役はジョーの5人の妻たちである"ワイブス"の一人なだけに、吹替版での2人の演技にも注目が集まる。映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほかにて、2D、3D 、MAX3Dで公開される。(C)2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年05月23日伝説的な超大作シリーズ最新版『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でトム・ハーディ演じる主人公・マックスの日本語吹替え版の声優を務める「EXILE」のAKIRAが5月20日(水)、アフレコの模様を報道陣に公開した。核戦争後の世界を舞台にメル・ギブソン主演で過去に3作が製作された人気シリーズの待望の最新作で、主演に『インセプション』、『ダークナイト ライジング』のトム・ハーディを据えた本作。文明が荒廃した世界で全てを失い本能だけで生きながらえていたマックスが、世界を支配するジョーの軍団との戦いに身を投じていくさまを大迫力の映像で描き出す。アフレコ収録を前に、本作を鑑賞したというAKIRAさんは「一瞬、自分がこの世界観に引き込まれ過ぎて気を失いそうになるくらい、アドレナリンマックスで、『マッドマックス』というタイトルにふさわしい作品だった」と興奮気味に語る。この日の公開アフレコでは「俺の名はマックス」「昔、俺は警官だった。使命に燃え、悪を追い詰めた」、「世界は崩壊した。そして俺たちは壊れていった。教えてくれ、イカれちまったのは俺なのか?それとも世界か?」など、本作におけるマックスの置かれた状況や彼の歩みをうかがわせるシーンを披露。革ジャン姿に低音ボイスでマックスになりきって報道陣の前で演じてみせた。ハリウッド映画の吹替えは初めての経験だが「いつもはキャラクターを演じるけど、今回はキャラクターを演じている人に身を寄せるという、いつもと違う表現で勉強になりました」と語る。特に激しいアクションの連続で「思いのほか体力を使いました。セリフも多いけど、アクションでの息やうなり、叫びが多くて、いつも鍛えているのに酸欠になりそうなくらい、力が入るシーンが多かったです」と振り返る。また、マックスが変わっていくきっかけともなる、女性ながらに強く生きるフュリオサ(シャーリーズ・セロン)の存在に言及しつつ、女性も楽しめる映画だと強調。「EXILEグループのファンのみなさんにも楽しんでほしい」と自身およびグループのファンにも作品をアピールしていた。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月20日