先日公開を迎えた鬼才ラース・フォン・トリアーの問題作『ニンフォマニアック』。シャルロット・ゲンズブールを主演に迎え、女性の“セクシュアリティ”を大胆に描いた本作から本編映像がシネマカフェに到着した。凍えるような冬の夕暮れ、年配の独身男・セリグマン(ステラン・スカルスガルド)は、裏通りで怪我を負って倒れている女性・ジョー(シャルロット・ゲンズブール)を見つけた。彼は自分のアパートでジョーを介抱し、回復した彼女に尋ねた。「いったい何があったんだ?」するとジョーは自身の生い立ちについて赤裸々に語り始めた。それは、幼い頃から“性”に強い関心を抱き、数えきれないほどのセックスを経験してきた女性の驚くべき数奇な物語だった…。自らを色情狂と認める女性ジョーの「性」の旅路を、8つの章で描いた本作。『Vol.1』が先日公開されたが、SNSでは「面白かった」「フォントリアー入門作としても最適」「『Vol.2』を早く観たい」など絶賛の声が上がっている。その中で公開された今回の映像は、第3章のユマ・サーマン演じるH夫人の乱心シーン。色情狂のジョーの行動はいともたやすく、家庭を崩壊させるに値するものだったが、悪びれる様子もなく淡々としている。ジョーを演じるステイシー・マーティンに向かって「これほど残酷な人はいないわ。20年かけて織り上げた愛を引き裂くなんて冗談なんかじゃ済まない」と感情的になるユマは、子どもたちの居る前で叫び狂い、取り乱す。全編至るところに盛り込まれた過激なセックス描写にとどまらず、物語、映像、演技、ディテールのあらゆる面で、前代未聞のサプライズに満ちた本作は、トリアー作の中でも娯楽性豊かな“喜劇”ともいえる作品に仕上がっている。そんな本作に集結したのは、シャルロット・ゲンズブール、シャイア・ラブーフ、クリスチャン・スレイター、ウィレム・デフォー、ジェイミー・ベル、ステラン・スカルスガルドなど錚々たる役者たち。トリアー渾身の作品で新境地を開く俳優陣をぜひ劇場でご覧あれ。『ニンフォマニアック Vol.1』は公開中、『Vol.2』は11月1日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ニンフォマニアック Vol.1 2014年10月11日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷ほか全国にて公開(C) 2013 ZENTROPA ENTERTAINMENTS31 APS, ZENTROPA INTERNATIONAL KOLN, SLOT MACHINE, ZENTROPA INTERNATIONAL FRANCE, CAVIAR, ZENBELGIE, ARTE FRANCE CINEMAニンフォマニアック Vol.2 2014年11月1日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷ほか全国にて公開(C) 2013 ZENTROPA ENTERTAINMENTS31 APS, ZENTROPA INTERNATIONAL KOLN, SLOT MACHINE, ZENTROPA INTERNATIONAL FRANCE, CAVIAR, ZENBELGIE, ARTE FRANCE CINEMA
2014年10月14日劇場ではNG、ネット上でもギリギリなのでは!?と思うほどの過激な予告編や、豪華キャストが目を惹く美麗な3種のチラシの登場と、すでに大反響を巻き起こしているラース・フォン・トリアー監督の最新作『ニンフォマニアック』 。このほど、本作をいち早く鑑賞した『愛のむきだし』『TOKYO TRIBE』の園子温監督を始め、作家のよしもとばなな、非モテ女子エッセイなどで知られる能町みね子、『愛の渦』の三浦大輔監督ら、さまざまな著名人からコメントが到着。いずれも共感と感嘆、そして若干の嫌悪さえ入り混じった感想を寄せており、またもや物議をかもしそうな第4弾のチラシビジュアルとともに解禁となった。ある冬の夕暮れ、年配の独身男・セリグマン(ステラン・スカルスガルド)は、裏通りで怪我を負って倒れている女性・ジョー(シャルロット・ゲンズブール)を見つけ、自分のアパートで介抱する。やがて回復したジョーは、自身の生い立ちについて赤裸々に語り始めた。それは、幼いころから“性”に強い関心を抱き、数えきれないほどのセックスを経験してきた、ひとりの女性の驚くべき数奇な物語だった――。先日行われたベネチア国際映画祭での上映も話題となった本作は、作品を発表するたびに賛否両論を巻き起こすラース・フォン・トリアーが贈る、女性のセクシュアリティの物語。監督のミューズであるシャルロット・ゲンズブールと、「ミュウミュウ(miu miu)」の広告モデルにも抜擢されたステイシー・マーティンが演じる、自らを色情狂と認める女性の半生を、『Vol.1』117分、『Vol.2』123分の2部構成に及ぶ大作で描き切っている。ほかにも、シャイア・ラブーフ、クリスチャン・スレイター、ジェイミー・ベル、ユマ・サーマン、ウィレム・デフォーなど錚々たるキャストが出演。著名人たちもそのコメントで触れているように、これまでの暗く、気を滅入らすようなトリアー作品とは一線を画す衝撃作は、これまで以上の関心を引きつけることは間違いない。<著名人コメント>よしもとばなな(作家)笑ってはいけないはずの場面で何回も吹き出してしまった。ここまで来ると痛快です!彼の撮った映画の中で私はいちばん好き。園子温(映画監督)最近、映画が甘すぎて面白くないと思ってる俺にとって、これほどの好物はない。これぞ求めてた映画!これぞラース・フォン・トリアーの醍醐味!日本の女優はこれを見て猛反省して、今すぐ全裸になってFU◯Kシーンをしろ!桜木紫乃(作家)愛が嫉妬交じりの強い性欲にすぎないなら、性欲もまた、愛と嫉妬を煮詰めたかなしみに過ぎないのだろう。官能作品の役割は『赦し』。腹が立つほどの、傑作!樋口毅宏(作家)罪なき者のみラースに石を投げよ。人類はみなセックスの囚人だ。現代の「好色一代女」。そして「O嬢の物語」。あるいはバージョンアップした「エマニュエル夫人」。田口ランディ(作家)主人公・ジョーのオーガズムへのひたむきさは喜劇的であり、そこに愛というエゴが介在しないゆえに、清々しく美しい。悲劇とは愛の産物なのだとラース・フォン・トリアーは世間の恋愛ドラマをあざ笑っている。日常的価値観が転倒し、世界がぐるぐる回転する。驚天動地、トリアーの映画魔術に卒倒です。菊地成孔(音楽家・文筆家・音楽講師)安心して「大嫌い」と言える監督のひとりで、「了簡変えてコミカルになった」と聞いたので観たのですが、確かにコミカルではあったけど了簡はほとんど変わってなかったです(笑)。能町みね子(漫画家)どろどろで気持ちいい女の一代記。愛とか恋とか凡庸なものにふりまわされないでいたいと改めて思った。長塚圭史(劇作家・演出家・俳優)あまりに多くのショットが脳裏に刻まれてしまった。嫌だと言えば偽善になるが、頷けば狂気に陥ったのかと恐ろしい。それでも美しさを認めてしまうのはどうしたわけか。見てはいけないという理性を、肉体が拒絶する。雨宮まみ(ライター)「色情狂」という形をとって描かれる、「普通の」女の性欲の抑圧の物語。4時間かけてひとりの女の普遍的な人生を観たあと、悲鳴を押し殺さずにはいられない悪夢が待ち構えている。この悪夢こそがトリアーであり、現実である。三浦大輔(劇団ポツドール主宰・劇作家・映画監督)ただの「セックス好きな女」の話をこれでもかというくらい、まわりくどく、露悪的に描く執着心に、おっさんの哀愁を帯びた、しつこすぎる「前戯」を見た気分になった。『ニンフォマニアック Vol.1』は10月11日(土)より、『Vol.2』は11月1日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年09月13日シャルロット・ゲンズブールを主演に迎え、鬼才ラース・フォン・トリアーが女性の“セクシュアリティ”を大胆に描いた映画『ニンフォマニアック』。先日、シャルロットを始めとした豪華実力派キャストの衝撃なビジュアルが公開されたが、このほど主人公の「性」の旅路を覗き見ることができる予告編が到着。そのあまりの過激さに、ソフトver.とハードver.の2種類として異例の同時公開されることとなった。凍えるような、ある冬の夕暮れ。年配の独身男・セリグマン(ステラン・スカルスガルド)は、裏通りで怪我を負って倒れている女性・ジョー(シャルロット・ゲンズブール)を見つけた。自分のアパートでジョーを介抱した彼は、回復した彼女に「いったい何があったんだ?」と尋ねる。やがて、ジョーが語り始めたのは、幼い頃から“性”に強い関心を抱き、数えきれないほどのセックスを経験し、自らを“色情狂”と認めた女性の驚くべき数奇な物語だった…。カンヌ国際映画祭において『奇跡の海』で審査員特別グランプリ、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』でパルムドールを受賞したトリアー監督の最新作。自らを色情狂と認める女性の半生をVol.1、Vol.2の2部構成で描き切った。全編至るところに盛り込まれた過激なセックス描写にとどまらず、物語、映像、演技、ディテールのあらゆる面で、前代未聞のサプライズに満ちた衝撃作と言われている。このトリアー渾身の企画に、集結したのは主演を務めるシャルロットほか、シャイア・ラブーフ、ユマ・サーマン、クリスチャン・スレイター、ウィレム・デフォー、ジェイミー・ベル、ステラン・スカルスガルドら演技派俳優陣。今回到着した2種類の予告編。ニンフォマニアック(色情狂)と自認するシャルロット扮するジョーが辿ってきた人生を、セリグマン(ステラン・スカルスガルド)に独白する形で物語は進む。若かりし頃のジョー(ステイシー・マーティン)が奔放に性を謳歌する『vol.1』と、ジョーが苦悩しながらも真の愛を探求する『vol.2』の全8章からなるめくるめく映像世界に魅了される予告編に仕上がっている。ソフトver.は、本編の魅力を極力削ぐことなくレイティングGの作品にも掲出可能なように過激な表現を抑えている。一方のハードver.では、映像世界の魅力を最大限に伝えるべく、R18+本編と同様にセンセーショナルで過激な性表現の一端も盛り込んだ映像に仕上がっている。ハードver.の予告編は劇場掲出不可とのことで、公式HPでは注意文と共にアップされるようだ。『ニンフォマニアック Vol.1』は10月11日(土)より、『Vol.2』は11月1日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ニンフォマニアック Vol.1 2014年10月11日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷ほか全国にて公開(C) 2013 ZENTROPA ENTERTAINMENTS31 APS, ZENTROPA INTERNATIONAL KOLN, SLOT MACHINE, ZENTROPA INTERNATIONAL FRANCE, CAVIAR, ZENBELGIE, ARTE FRANCE CINEMAニンフォマニアック Vol.2 2014年11月1日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷ほか全国にて公開(C) 2013 ZENTROPA ENTERTAINMENTS31 APS, ZENTROPA INTERNATIONAL KOLN, SLOT MACHINE, ZENTROPA INTERNATIONAL FRANCE, CAVIAR, ZENBELGIE, ARTE FRANCE CINEMA
2014年07月30日5月25日(現地時間)、第67回カンヌ国際映画祭が閉幕した。今年は最終日の25日が欧州議会の選挙にあたるため、24日に授賞式が行われ、25日に改めて「パルムドール(最高賞)」を受賞したヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督の『ウィンター・スリープ』が上映されて幕を閉じる、という変則的な日程となった。しかし、「パルムドール」を獲ったジェイラン監督よりも、目立っていたのがトロフィーを渡したクエンティン・タランティーノ。レッドカーペットでユマ・サーマンと踊りまくっていたタランティーノは今回、新作の上映ではなく、閉幕作品『荒野の用心棒』50周年記念修復版のプレゼンター、および自身が20年前に「パルムドール」を受賞した『パルプ・フィクション』の20周年記念上映のためにカンヌにやってきた。『荒野の用心棒』は1964年に、イタリアのセルジオ・レオーネ監督による元祖マカロニ・ウェスタン(イタリアで製作された西部劇)であり金字塔。主演のクリント・イーストウッドは、タランティーノが「パルムドール」を受賞した第47回の審査委員長でもあり、タランティーノにとってはもっとも愛する映画の1本だという。公式会見で「一番好きな映画は『バトル・ロワイヤル』だと言っていませんでしたか?」と突っ込まれたタランティーノは、「『バトル・ロワイヤル』はこの20年間で最高の映画だ」と返答し、「『荒野の用心棒』はマカロニ・ウェスタンを生んだ作品というだけでなく、すべてのアクション映画の元祖なんだ」と力説した。今回はデジタル修復版での上映だが、タランティーノは「デジタル化は“映画の死”を意味すると思っている。デジタル上映を観るのは、家で大きなテレビを観ているのと変わらない」と発言。これはかなり波紋を呼び、翌日の新聞の見出しを飾っていた。また、『パルプ・フィクション』はビーチでの野外上映が無料で行われ、タランティーノはジョン・トラボルタとユマ・サーマンと共に舞台挨拶を行い、集まった観客たちは大歓声をあげていた。(photo / text:Ayako Ishizu)
2014年05月27日ラース・フォン・トリアー監督の話題作『Nymphomaniac』(原題)に出演しているシャイア・ラブーフが、ベルリン国際映画祭の同作のプレミア上映の際、タキシードに紙袋を頭からかぶって登場したことが、複数メディアの報道で明らかになった。紙袋には黒マジックで「I AM NOT FAMOUS ANYMORE」(僕はもう有名人じゃない)というメッセージが書かれていたと米エンタメ情報サイト「Variety.com」は報じている。またプレミア・イベントの前に行われた記者会見の際、シャイアは同作にふんだんに表現されるセックスシーンについて質問され、「カモメがトロール船を追いかけるとき、それは彼らがサーディンがたくさん海に投げ込まれると思うからです」と元マンチェスター・ユナイテッドのエリック・カントナ選手が1995年に記者会見から急に離席する前に言った言葉を引用し、同様に記者会見の場から去ったという。シャイアは、今年1月に、彼が昨年カンヌ国際映画祭のために作った「Howardcantour.com」と呼ばれている短編映画の中でグラフィック小説家ダニエル・クラウスの仕事を盗用したことが明らかになり、ネット上で大炎上をくらってから、様子がおかしくなっているように見える。シャイアは、一連の謝罪の言葉をダニエル宛てに発表したが、これらがリリーという名のユーザーによって4年前に「Yahoo!Answers」に書かれた投稿に非常に類似していることが明らかにされ、問題は悪化。その後、シャイアは「公の世界から引退する」とツイッターで発表するに至っている。今回の作品は、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』『メランコリア』など問題作を続々に発表しているトリアー監督の新作で、シャルロット・ゲンズブール、ウィレム・デフォー、ユマ・サーマン、クリスチャン・スレイターらが出演し、ひとりの女性ジョーの性の歴史が描かれるという。シャイアは、ステイシー・マーティンが演じる若い頃のジョーと関係を持つ男性のひとりで、会社員のジェローム役を演じている。シャイアは「これまでは、危機に直面する普通の男性の役を演じてきたけど、邪悪で冒とく的で、破壊的なキャラクターを演じられると思ったんだ」とジェローム役を演じたかった気持ちを明かしていた。2部構成の『Nymphmaniac』は、アメリカではパート1が3月に、パート2が4月に公開予定されることになっている。(text:Mieko Nakaarai)
2014年02月10日『幸せのちから』のガブリエレ・ムッチーノ監督が、ジェラルド・バトラー主演で新たな父と息子の絆を描く『スマイル、アゲイン』。日本人選手も数多く活躍する欧州サッカーのシーズン開幕と共に公開された本作は、元スター選手を演じたジェラルド・バトラーの華麗なプレーと、肉食系(?)ママたちからのモテモテぶりが好評を博している。出世作『300[スリーハンドレッド]』では屈強なスパルタの戦士、今年公開の『マーヴェリックス/波に魅せられた男たち』ではベテラン・サーファー、『エンド・オブ・ホワイトハウス』では凄腕のシークレットサービスを演じてきた肉体派ジェラルド・バトラー。本作で演じるのは、かつて中村俊輔選手が活躍したスコットランドのセルティックやプレミアリーグの名門・リバプールでプレーし、UEFAチャンピオンズリーグではあのベッカムとゴール数を競ったこともある、という設定の欧州サッカー界のスーパースターだ。ケガで引退後、すっかり落ちぶれてしまった元サッカー選手、ジョージ・ドライヤー。元妻と息子とは5年も音信不通で、まさに公私共に“戦力外通告”を受け、崖っぷちに立たされていた。そこでジョージは、サッカー解説者の仕事を手に入れ、元妻とヨリを戻し、ひとり息子との絆を取り戻すべく、新天地アメリカへと乗り込んでいくのだが、就活はパッとせず、元妻は再婚目前。そんな時、息子が通うサッカーチームのコーチを任されることになった彼は、家族を再生させるべく精一杯の努力を始める……。ご覧のとおりのセクシーなコーチの出現に色めき立つのは、子どものみならず、チームのママたち。『シカゴ』のキャサリン・ゼタ・ジョーンズ、『キル・ビル』のユマ・サーマン、『ファミリー・ツリー』のジュディ・グリアといった、ひとクセもふたクセもあるママ軍団と、『ヒッチコック』のジェシカ・ビール演じる元妻に翻弄されるジェラルドは、モテモテでも情けない、何とも憎めないダメ男を好演する。それでも、彼の第一目標は家族の再生。ママ軍団の誘惑を振り切り、息子にとってたった一人のヒーローでありたいと奮闘するジェラルドの勇姿と、この夏イチバンのハートフルな物語に、あなたも癒やされてみては。『スマイル、アゲイン』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(上原礼子(cinema名義))
2013年08月23日パリを本部に世界各国でモデル事務所を展開する世界最大のモデル・エージェンシー「エリート・モデル・マネジメント」創始者の1人である、ジョン・カサブランカス氏(John Casablancas)が7月20日、癌のため死去した。享年70歳。「エリート・モデル・マネジメント」はニューヨーク出身のジョン氏と、アラン・キットラー(Alain Kittler)によって72年にパリで創立。その後、77年にニューヨークに初の国外支社を設立し、現在では約30ヶ国に事務所を展開。2,000名を超えるモデルが在籍している。ナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)やシンディ・クロフォード(Cindy Crawford)、タチアナ・パティッツ(Tatjana Patitz)、ヘレナ・クリステンセン(Helena Christensen)、ハイディ・クルム(Heidi Klum)、ミラナ・ケラー(Milana Keller )、ヘレン・スウェディン(Helen Swedin)らを輩出し、現在は女優として活躍するキャメロン・ディアス(Cameron Diaz)やキルスティン・ダンスト(Kirsten Dunst)、ミラ・ジョヴォヴィッチ(Milla Jovovich)、ユマ・サーマン(Uma Thurman)らもエリートからモデルとしてそのキャリアをスタートさせている。日本のエリートジャパンでは小西真奈美や松下奈緒、今宿麻美らが所属していた。ジョン氏は2000年に「エリート」から引退。その後もモデル学校やスカウト組織を立ち上げるなど、ファッション界に貢献し続けた。なお、アメリカのロックバンド「ザ・ストロークス(The Strokes)」のヴォーカルであるジュリアン・カサブランカス(Julian Casablancas )は実の息子である。
2013年07月25日没後50年にして初公開された、マリリン・モンロー直筆の日記から彼女の知られざる人間性に迫るドキュメンタリー『LOVE, MARILYN』の邦題が『マリリン・モンロー 瞳の中の秘密』に決定。日本公開は10月に決まった。プライベートな部分をごく身近な人にしか見せないことで、表向きのパーソナリティを作りだしたマリリン・モンロー。マリリンは、『ナイアガラ』(53年)、『紳士は金髪が好き』(53年)、『七年目の浮気』(55年)、『お熱いのがお好き』(59年)など数々ヒット作に出演し、世界中でその人気を不動のものとしたが、1962年に36歳の若さで突然この世を去った。死後50年経った今も、彼女と彼女の出演作は私たちの中で輝き続けているが、その存在や真実は謎に包まれたままだ。本作は、世界的ベストセラー『マリリン・モンロー魂のかけら』(青幻舎刊/Fragments: Poems, Intimate Notes, Letters)を基に、秘蔵映像と自筆のメモや日記、私的な文書を紐解きながら、彼女の生い立ちから最期までを丁寧にたどってゆくドキュメンタリー。例えば、ルックスやスタイルばかりに注目が集まるマリリンだったが、自らニューヨークのアクターズ・スタジオに通い、「メソッド演技法」の名コーチ、ストラスバーグの指導を受けている。今回公開されたメモからは、「努力しなければ……。以下を行う精神力を持たなければ」との前書きに続けて、「稽古に行く、アクターズ・スタジオの稽古を絶対に休まない」「自分のまわりを観察する、いままでよりもっとそうする - 観察 - 自分だけでなく、他人も、すべてを - もの(それ)の価値を見つける」といった、これまであまり明かされなかった女優としての向上心が伺える一面が登場する。その一方、「alone!!!!!!(ひとりぼっち!!!!!!)私はひとりぼっちいつだってひとりぼっち、どうしようもなく」という走り書きも残されており、華やかな世界を生きる彼女の内面に抱えた孤独も、直筆のメモから垣間見ることができる。さらに劇中では、ユマ・サーマン、リンジー・ローハン、グレン・クローズ、マリサ・トメイら、年齢も立場も違う10人の現役女優達がマリリン・モンローに扮し、彼女の魂をよみがえらせるという試みも行われている。最期まで公には見せなかった情熱、野心、自分探し、権力への恐れ……。そこには、今まで誰も見た事がない生身の女性としてのマリリン・モンローが映し出される。“セックス・シンボル”の代名詞ともいわれ、世の男性陣を魅了し続けたマリリン・モンロー。純粋すぎるほどに夢や理想を追いかけ、ハリウッドと自分自身で作り上げた”虚像”に悩み苦しみ、そして、ただ愛を求める一人の女性の姿に、現代女子も共感を覚えずにはいられない。『マリリン・モンロー 瞳の中の秘密』は、10月5日(土)より新宿ピカデリー他にて公開。(text:cinemacafe.net)
2013年07月19日ヒュー・ジャックマンを始め、オールスター“ゴージャス”キャストを徹底的に無駄遣いし、全米をドン引きさせた映画『ムービー43』の予告編と場面写真がついに解禁。映倫がかろうじて「R-15指定」と判断するほど、放送禁止用語&場面がヒド過ぎてこれ以上は踏み込めないという、その内容の一部が明らかになった。『レ・ミゼラブル』のヒューや、『タイタニック』のケイト・ウィンスレット、『キック・アス』のクロエ・グレース・モレッツ、『アメイジング・スパイダーマン』のエマ・ストーン、さらにハル・ベリーやリチャード・ギア、ジェラルド・バトラー、ユマ・サーマン、ナオミ・ワッツといった、超豪華トップスターたちが名を連ねている本作。ところが、興行的には大惨敗で、有名な映画評論サイト「ロッテン・トマト」では支持率わずか4%という絶望的な数字を記録。辛口の大物批評家、故ロジャー・エバートからも「観てから5分後には早くも後悔する」「観たことを記憶から消したくなるほどの映画」という、最大限の酷評を浴びせられている。そして今回予告編と同時に公開されたのがヒューが喉を抑えているビジュアル。何か詰まらせている様子で、ついつい「どうした!?」と心配してしまう。そもそもの始まりは、これまで弟のボビーとともに『メリーに首ったけ』『愛しのローズマリー』などのヒット作を世に送り出してきたピーター・ファレリー監督が、本作の企画を立ち上げたこと。そのプロジェクトは、製作資金を提供するはずだったスタジオが、あまりに非常識すぎる内容に怖じ気づいて撤退するなどの迷走を重ねながらも、構想&撮影に6年間もの歳月を費やし公開に至ったのだ。ピーター・ファレリーほか、『ラッシュアワー』のブレット・ラトナー、『スーパー!』のジェームズ・ガンなど、総勢10人のキレ者&クセ者監督が腕によりをかけて製作したはずが、彼らの意図とはまったく異なる形で、もはや都市伝説と化してしまった本作。「これで公開していいの?」と思わず叫びたくなる、前代未聞の3G(下品、下劣、下衆)コメディの衝撃度を、この予告編で確認してみて。『ムービー43』は8月10日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。※『ムービー43』の予告編映像はcinemacafe.net記事ページよりご覧いただけます。(C) 2013 Relativity Media(text:cinemacafe.net)■関連作品:ムービー43 2013年8月10日より全国にて公開(C) 2013 Relativity Media
2013年06月21日フランスの作家ギ・ド・モーパッサンによる同名小説をロバート・パティンソン、ユマ・サーマン、クリスティン・スコット・トーマス、クリスティーナ・リッチら豪華絢爛のキャストを迎えて映画化した『ベラミ 愛を弄ぶ男』。2012年ベルリン国際映画祭への正式出品が決定した本作の予告編が、どこよりも早くシネマカフェに到着した。1890年のパリ。アルジェリア帰還兵のジョルジュ・デュロワは、鉄道会社の安月給で惨めな暮らしを送っていた。しかしある日、新聞社に勤める旧友との再会がきっかけで、仰ぎ見る世界への扉が開く。自分の美貌が有効な武器であることを知り、上流社会の夫人たちを次々に征服しながら富の頂点へと駆け上がるジョルジュ。すべてが望みどおりに進んでいたが、ある日新聞社の社長の裏切りを知った彼は復讐を決意する。それは、女たち全員を踏み台に、栄光の頂上へと登りつめる最後の策略だった…。主人公・ジョルジュには、『トワイライト』シリーズのロバート・パティンソン。貧しさから這い上がるため、愛など顧みずに女たちを踏み台にしていく美貌の冷血漢をセクシーに演じ切っている。そしてジョルジュに溺れる3人の貴婦人には、ユマ・サーマン、クリスティン・スコット・トーマス、クリスティーナ・リッチという現代映画界のミューズたち。演劇界で30年以上も活躍してきたドネラン&オーメロッドの演出家コンビがメガホンを握り、初の映画作品ながら、文豪モーパッサンの原作が持つ鋭いディティールと大胆さを見事に映像化することに成功している。今回、公開となった予告編では壮大なる音楽と共に、ロバート演じる“ベラミ(=色男)”ことジョルジュと3人の貴婦人たちそれぞれの関係性が映し出される。ジョルジュに溺れていく3人の女性たちだが「あなたの情婦にはならない」、「新聞社の情報をあげるからもう一度…」、「必要な女の処へ行っていいわ」とそれぞれの決断も次第に明らかとなるが…?予告編の最後には「男は愛がなくても女を抱き、女は抱かれて愛だと信じる」とあるが、ベラミは最後の最後まで女性を利用する冷血漢であり続けるのか?美しさを武器にした男“ベラミ”の最も危険な愛の誘惑をひと足お先に覗いてみて。『ベラミ 愛を弄ぶ男』は2013年3月9日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ベラミ 愛を弄ぶ男 2013年3月9日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© Bel Ami Distribution Limited 2010 All rights reserved
2012年12月18日衝撃的写真がパパラッチされる!「パルプ・フィクション」や「キル・ビル」シリーズで知られる女優のユマ・サーマン(Uma Karuna Thurman)。さすが女優な40代とは思えない美しさをいつも見せているが、先日、衝撃的なすっぴん写真がパパラッチされたようだ。16日のCELEB☆TiMESが伝えている。まず並べて公開されているフルメイクの写真は、いつもの凛とした美しさをもった彼女の姿。だれもが彼女とわかる写真だ。歳は重ねているけれど、美しい重ね方、と感じさせる。(5 October 2011 / Photo by Pascal Le Segretain – © 2011 Getty Images – Image courtesy : IMDbよりイメージ画像)かたやすっぴんのパパラッチ写真は…だ、だれ??一方、NY某所でパパラッチされたという、そのすっぴんの彼女の写真は…一見してはだれだかわからないほどの違いよう!よく見れば、確かに目もとなどは彼女に間違いないのだが…先に見た美しさはどこへ??と思ってしまう衝撃的ショットだ。もちろん人間、気を抜くときもあって当然なら、写真の写り込みようでもずいぶんと違って見えることも当然。ただこの変わりようは落差が激しすぎるかも?!スタイルは抜群のプロポーションをキープしている彼女だが、すっぴんのフェイシャル部分まではキープできなかった??元の記事を読む
2011年11月18日いよいよ今週末に閉幕となる第64回カンヌ国際映画祭。「コンペディション」部門には河瀬直美監督の『朱花の月』、三池崇史監督の『一命』、「監督週間」には園子温監督の『恋の罪』がエントリーし、日本映画への注目度も高く、各賞のゆくえも気になるところだ。映画祭には今年も、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』をひっさげたジョニー・デップ、『ツリー・オブ・ライフ』、『カンフー・パンダ2』とそれぞれの出演作が出品されたブランジェリーナをはじめ、豪華な顔ぶれが揃った。ここでは写真と共に映画祭に華を添えた女優、俳優たちをご紹介しよう。ブラピ主演の『ツリー・オブ・ライフ』の公式上映に参加したアンジェリーナ・ジョリーはアトリエ・ヴェルサーチのチョコレート色のシルク・ドレスを着用。前面には深いスリットが入り、背面には複雑なドレープが波打つゴージャスなデザインだ。自身の出演作『カンフー・パンダ2』のフォトコールではサルヴァトーレ・フェラガモのヌード・ベージュのシンプルなワンピース姿で自然体の魅力をふりまいた。『Sleeping Beauty』(原題)のダイアン・クルーガーはカルバン・クラインのシャンパンゴールドのドレス、監督作『The Beaver』(原題)の公式上映に主演のメル・ギブソンを伴って登場したジョディ・フォスターはジョルジオ・アルマーニのワンショルダーのドレス。ネイビーブルーがお気に入りらしく、『Melancolia』(原題)の公式上映出席時は同系色のバレンシアガのホルターネックのドレスを着ていた。アトリエ・ヴェルサーチ、オスカー・デ・ラ・レンタ、エリー・サーブを着こなし、連日注目を集めたのは中国出身のファン・ビンビン。とりわけ目立ったのはオープニング・セレモニーのときに着た赤のドレス。鶴の刺繍が入った着物風のデザインは彼女のスタイリストによるものだという。若手女優たちは清楚な装いで勝負。アストリッド・ベルジェ=フリスベはシャネルのアイボリーのドレス、ミア・ワシコウスカはフィロソフィ・ディ・アルベルタ・フェレッティのローズのシルクドレスや、ヴァレンティノのピンクのドレスで爽やかさを演出した。16日(現地時間)にはスーパーモデルのナオミ・キャンベルが東日本大震災被災者支援のチャリティ・ファッションショー「Fashion For Relief: Japan」を開催、ゾーイ・サルダナやロザリオ・ドーソン、そして70歳を超える名女優のジェーン・フォンダらがモデルとしてランウェイに立った。会場ではドルチェ&ガッバーナがデザインしたチャリティTシャツも販売された。ドルチェ&ガッバーナの人気は高く、サラ・ジェシカ・パーカーや本年度コンペ部門の審査員を務めるユマ・サーマンらがプレミアやフォトコールで白に刺繍の入った2011年春コレクションのドレス(サラ・ジェシカはたっぷりとしたマキシ丈、ユマは身体にフィットした膝丈)を着ていた。ちなみに、審査員全員のフォトコールでユマと並んだ審査員長のロバート・デ・ニーロのよれよれの普段着姿は、ある意味究極の外しの美学かも。さて、あなたが選ぶ今年のカンヌのベストドレッサーは?(text:Yuki Tominaga)特集「カンヌ国際映画祭現地から最新ニュースお届け」■関連作品:第64回カンヌ国際映画祭 [映画祭]カンフー・パンダ2 2011年8月19日より新宿ピカデリーほか全国にて公開KUNG FU PANDA 2™ & © 2010 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.ツリー・オブ・ライフ 2011年8月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2010 Cottonwood Pictures, LLC. All Rights Reserved一命 2011年10月、公開© 2011映画「一命」製作委員会恋の罪 2011年公開© 2011「恋の罪」製作委員会朱花の月 2011年9月、渋谷ユーロスペース、TOHOシネマズ橿原 ほか全国にて順次公開© 「朱花の月」製作委員会パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 2011年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:【カンヌレポート7】瑛太、初カンヌに緊張監督は時代劇に3D起用理由を説明ジョニー・デップの膨大な帽子コレクションに危機!ヴァネッサが断捨離を迫るジョニーもペネロペも欲しがる…?「手に入れたい泉」の投票結果を大発表!海賊たちが可愛い人形に!『パイレーツ・オブ・カリビアン』フィギュアを2様プレゼントジョニーの横断幕はストで届かずも、日本人キャスト・松崎悠希、渾身のボケかます
2011年05月20日『トワイライト』シリーズで一躍注目を浴び、ロブ様の愛称で日本の女性からも高い人気を集める、若手人気俳優ロバート・パティンソン。日本公開作品では『トワイライト』以来となる、ロバート主演の新作ラブストーリー『リメンバー・ミー』の最新画像とオリジナル予告編が到着した。舞台はニューヨーク。主人公・タイラー(ロバート)は孤独と虚無の日々に生きていた。兄の死がきっかけで両親が離婚、弁護士の父との溝は深まるばかりで、離れて暮らす妹も救えることができない…。そんなある日、彼はエミリーという女性に出会い、恋に落ちる。初めて感じる本気の愛、生きる悦びに、タイラーは少しずつ心を開いていく――。『トワイライト』シリーズのヴァンパイア役と打って変わり、等身大の悩みを抱えた青年役で新たな一面を見せているロバートだが、今回は彼自身、無名新人が書き下ろした脚本に惚れ込み、念願の企画で初の製作にも進出し新境地を開いた。恋人のアリーを演じるのは、TVシリーズ「LOST」で人気を博した、エミリー・デ・レイヴィン。一昨年の撮影時には、2人の親密ぶりから恋仲のうわさが浮上し、ロバートと交際報道されていたクリステン・スチュアートとの三角関係(?)が伝えられたことも一時あったほどだが、劇中での2人の息の合った演技に注目したいところ。また、ロバート扮するタイラーの父親役にはピアース・ブロスナン、アリーの父親にはクリス・クーパーと、実力派俳優も集結しており、見事なアンサンブルで愛の喪失と再生を表現している。ちなみに、本日5月13日はロバートの25回目の誕生日。本作以外にも『サーカス象に水を』(原題)でリース・ウィザースプーン、『Bel Ami』(原題)ではユマ・サーマンと、年上女優たちと華麗な競演を果たしているが、年齢差を感じさせない落ち着いた風格で、今後より一層女性たちの心を虜にするはず。『リメンバー・ミー』は8月20日(土)よりシネマート新宿にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY『リメンバー・ミー』公式サイト■関連作品:リメンバー・ミー 2011年8月20日よりシネマート新宿にて公開© 2010 Summit Entertainment, LLC.
2011年05月13日マイケル・ダグラスが、双極性障害(躁うつ病)で入院治療を受けたと公表した妻のキャサリン・ゼタ=ジョーンズの行動を「誇りに思う」とコメントした。マイケル自身も昨夏、咽喉がんを患っていることを公表し、今年1月にがん克服を宣言したが、夫の闘病を支えたキャサリンは精神的ストレスが蓄積していったようだ。4月上旬にコネティカット州の精神保健施設に5日間入所し、同時に双極性障害を患っていることを公表、同じ病に苦しむ人々に「誰にも言わず、ひとりで苦しむ必要はないです」と周囲に助けを求める大切さを訴えた。マイケルは「助けを求めるのは勇気が要ること。キャサリンが自分の状態を好転させようと行動したことを誇りに思います。私たちも前向きで、明るくなれます」とコメントした。キャサリンは20日からルイジアナ州に赴き、ジェラルド・バトラー、ユマ・サーマン、ジェシカ・ビールと共演のコメディ『Playing The Field』(原題)の撮影に参加している。(text:Yuki Tominaga)写真は妻キャサリンをエスコートするマイケル・ダグラス。© Rex Features/AFLO■関連作品:理想の彼氏 2009年11月27日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© Rebound Distribution, LLCウォール・ストリート 2011年2月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOX■関連記事:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、躁うつ病治療を受けていた【シネマモード】2010年のオスカー、その後…オリヴァー・ストーン監督インタビュー「お金?危険な麻薬だね(笑)」夏川純「子どもは2人」と“願望”語る、ホリエモンは“強欲”が原動力と力説キャリー・マリガンら実力派俳優陣が紡ぐ哀しい運命『わたしを離さないで』予告編到着
2011年04月22日イーサン・ホーク主演の近未来SFアクション『デイブレイカー』のポスタービジュアルが到着した。イーサンにとって久々のSF作品であり、おまけに役柄はヴァンパイア!新たな魅力を見せてくれるのではと期待が高まるところだが、その全貌は――?2019年という遠からぬ未来を舞台とした本作だが、人類の大半はヴァンパイアと化し、旧来の人間はヴァンパイアの血液供給源として捕獲、管理されている。イーサン演じる血液科学者のエドワードは、ヴァンパイアでありながらも人間的な良心を持ち、絶滅寸前の人類を救うべく、巨大製薬会社で代用血液の開発に力を注いでいる。希少な血液を巡り、各地で巻き起こる暴動。人間を狩る者、そして守ろうとする者。パワーバランスが逆転した未来を描き出す。近年、『クロッシング』、『ニューヨーク,アイ ラブ ユー』などで渋い演技を見せているイーサンだが、SF作品への主演は1997年の『ガタカ』以来。本作でも、一般的なイメージのヴァンパイアとは異なり、ハットとスーツを粋にキメ、人類を絶滅の危機から救おうという“人の心”を持った男の内面を繊細に表現しているところはさすが!『リアリティ・バイツ』、『恋人までの距離(ディスタンス)』などでアイドル的な人気を誇った20代を過ぎ、前述の『ガタカ』での共演で出会ったユマ・サーマンとの結婚、そして離婚を経て、30代で『チェルシーホテル』、『痛いほどきみが好きなのに』など監督作を世に送り出してきた彼も今年で“不惑”の40歳。20代の頃とはひと味違った大人の魅力が本作のクールなヴァンパイア役からも伝わってくる?『デイブレイカー』は11月27日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:デイブレイカー 2010年11月27日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2008 Lionsgate and Paradise Pty Limited, Film Finance Corporation Australia Limited and Pacific Film and Television Commission Pty Limited.
2010年09月15日『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』の日本語吹き替え版で、ギリシャ神話の女怪物・メドゥーサの声を演じた木村佳乃からシネマカフェへの動画メッセージが届いた。海神・ポセイドンの血を引く少年・パーシーの冒険を描いた本作。原作小説、ならびにコミックは日本国内だけで、260万部超を売り上げている。『ハリー・ポッター』シリーズの監督として知られるクリス・コロンバスが同シリーズのとき以上に“やりたい放題にやった”と言われており、世界中でヒットを記録している。木村さんが今回担当したメドゥーサは、ユマ・サーマンが演じている役柄で、頭髪が蛇でできており、目が合った者を石に変えてしまうという怪物。メッセージと併せて本作の特別映像が到着したが、ここにもチラリと登場するので注目!なお、特別映像ではパーシーたちの前に立ちはだかる屈強な5人の男たちが、5つの首を持つ怪物“ヒドラ”に変身し襲いかかってくるさまが映し出され、パーシーたちがそれに防戦、パーシーは自らの持つポセイドンの血を引く能力を垣間見せる。早くも長編シリーズ化を期待する声も挙がっているが、まずは第1作をチェック!『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』は全国にて公開中。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 2010年2月26日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOX■関連記事:『パーシー・ジャクソン』ローガン・ラーマン インタビュー若きイケメンは監督志望木村佳乃がクリス・コロンバス監督次回作に熱烈逆出演オファー!注目イケメン俳優来日!『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』ジャパン・プレミアに10組20名様ご招待新生ジュノンボーイ、初仕事でアフレコ挑戦バレンタインチョコもしっかりアピールギリシャ神話が現代に!『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』試写会に15組30名様ご招待
2010年03月01日『ハリー・ポッター』シリーズの巨匠クリス・コロンバスがベストセラー小説を映画化したファンタジー大作『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』。その中で主人公の少年パーシー・ジャクソンを演じたローガン・ラーマンが来日した。18歳にして、すでに10年以上のキャリアを誇るローガンは、美しい瞳が印象深い知的美少年。会話の端々から、映画に対する揺るぎない愛が感じられた。「脚本を受け取ったときは、原作のことを全く知らなかった。でも、脚本の表紙に“クリス・コロンバス”と書いてあって、それが僕の心を直撃したんだ」と、名監督に対する尊敬の念を開口一番に語るローガン。その後、原作シリーズを読破し、物語への興味を深めていったという。「僕が演じたパーシーは、あらゆるティーンエイジャーを象徴した存在。学校生活に溶け込めず、両親が一緒にいないことにも傷ついている彼は、どの10代も抱え得る悩みを持っているんだ。そんな彼が実は自分が神の子供だったと知り、欠点だと思っていた部分を持ち味に変えていく。ありのままの自分自身を受け入れ、人生の冒険を始めるパーシーの旅は、誰にでも共感できるものだと思うよ」。海の神ポセイドンと人間の母親の間に生まれた半神半人“デミゴッド”としての自分と向き合い始めたパーシーは、彼と同じデミゴッドたちが集う訓練所へ。そこで、知恵の女神アテナの娘で勝気な少女・アナベスらと出会う。「パーシーと僕は全然違う」と言いながらも、「アナベスみたいな強い女の子は好きだよ」と認めるローガン。そこはパーシーと共通しているらしい…。本作にはピアース・ブロスナン、ショーン・ビーン、ユマ・サーマン、キャサリン・キーナーら、錚々たる名優たちが出演。最も影響を受けた共演者は?と尋ねると、長く悩み抜いた後、以下の答えが返ってきた。「もちろん、彼らは全員尊敬に値する人たちだけど、あえてひとりを挙げるなら、ピアース・ブロスナンと共演できて光栄だった。彼はすごく優雅で、撮影中はもちろん、カメラが回っていないところでも素晴らしいんだ。俳優としてだけでなく、人としての彼を知ることができて本当によかったよ」。映画デビュー作の『パトリオット』ではメル・ギブソン、『3時10分、決断のとき』ではクリスチャン・ベイル&ラッセル・クロウと、過去にも大スターたちと共演。そんな中、彼に大きな影響を与えた人物がいる。「14歳の頃、どんな現場にもなじめて、どの役にも深く入り込めるテクニックがほしいな、と悩んでいたんだ。そんなとき、『ナンバー23』でジム・キャリーと共演するチャンスが巡ってきた。役をもらえるかどうか分からなかったけど、彼と一緒に仕事がしたくて頑張ったよ。ジムなら、僕の目指すものを全て持っている気がしたから。そして、彼から多くを学ぶ機会を得られ、役に対するアプローチや演技の方法、撮影現場での振る舞いを知ることができた。彼は現場に快適な空間を作り出し、その中で演技に没頭する。僕も彼を見習うようになったよ」。ビバリーヒルズに生まれ、幼い頃からCM出演。『パトリオット』を撮影したのは7歳のときだった。子役から始まり、着実なキャリアを築き上げてきたローガンにとって、ハリウッドはデミゴッドの訓練所のような場所?それとも、パーシーが旅の途中で立ち寄る狂乱のカジノ、“ロータス・ランド”のような場所?「(笑)。たしかに僕は映画界にずっといるし、ロサンゼルスに住んではいるけれど、ハリウッドにいるという感覚はないんだ。普段の生活から少し離れ、尊敬する人たちと映画を作っているだけ。僕は映画が大好きだから、好きなことをやれている幸せは日々感じているけどね。撮影が終わったら日常に戻るし、いわゆるハリウッド的スタイルとは無縁。でも、そうだね…自分を生かせるものに対する興味を持ち続けながら、常に学ぶという意味ではデミゴッドの訓練所に似ているかな。僕にとって演技とは、子供が遊び場で遊ぶようなもの。良い役者になるほど、その遊び場は広がっていくんだ。広い遊び場を得て、多くの人と遊べたらいいよね」。「映画が大好き」。この一言を裏づけるように、尊敬する監督も多い。「一緒に仕事をしたい監督?挙げたらキリがないよ…。すっごくすごく長いリストになっちゃうね。デヴィッド・フィンチャー、マーティン・スコセッシ、コーエン兄弟、ウェス・アンダーソン、スパイク・ジョーンズ、ミシェル・ゴンドリー…、まだまだいるよ(笑)。彼らが僕にとってのセレブリティなんだ」。ゆくゆくは監督になりたいというローガンだが、実は“監督業”も経験済み!2004年のTVドラマ「ジャック&ボビー」(原題)で共演した俳優ディーン・コリンズとはショートフィルムを共に作る仲なのだとか。「実はディーンも一緒に日本に来ているんだよ!彼は僕の仲間であり、親友なんだ。ほかの子だったらスポーツをして遊ぶんだろうけど、僕たちの遊びは映画作り。映画作家に憧れる者同士、脚本の書き方やカメラの使い方、編集の仕方を学んで楽しんでいたんだ。それをYouTubeに流したりしてね。ちゃんとしたストーリーのある作品ではないけど、不幸のコインを探す話とか…そんな感じ(笑)。昔のことだから、よく覚えていないな。と言っても数年前なんだけど(笑)」。「僕はまだ若いから…、それでいいかなって」と手掛けた短編の存在に思いを巡らせながら、照れて笑うローガン。未来の名匠の才能に触れたい人は、『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』共々YouTubeもチェックを!YouTube DEAN COLLINS AND LOGAN LERMAN(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 2010年2月26日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© TWENTIETH CENTURY FOX■関連記事:木村佳乃がクリス・コロンバス監督次回作に熱烈逆出演オファー!注目イケメン俳優来日!『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』ジャパン・プレミアに10組20名様ご招待新生ジュノンボーイ、初仕事でアフレコ挑戦バレンタインチョコもしっかりアピールギリシャ神話が現代に!『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』試写会に15組30名様ご招待木村佳乃、ヒガシとの結婚猛攻質問かわす実写初アフレコ現場で会見
2010年02月26日女優の木村佳乃が2月22日(月)、東京ドームシティ内で行われた日本語吹き替え版で声優を務めた映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』のジャパン・プレミアで、来日中のクリス・コロンバス監督に逆出演オファーした。本作は、神と人間との間に生まれた“半神半人”の高校生の少年・パーシーの冒険を描くファンタジーで、木村さんはユマ・サーマン演じる、頭が毒蛇に覆われ目を見た者を石に変えるギリシャ神話の女怪物・メデューサの声を担当。舞台挨拶でコロンバス監督へ「初めてお会いしました」と笑顔を向けた木村さんは「作品を観させていただきましたが、(続編が)ナンバー2、ナンバー3と続く印象でした。そのとき、東洋人の役があったらぜひオーディションを受けさせてください!」と逆出演オファー。「お会いしたから、ぜひ出演してもらいたいです。メデューサは3姉妹であと2人いるから、チャンスがありますよ」とコロンバス監督から好反応&好条件を示され、「東洋人でもいいんですか?」と瞳をキラキラ。「もちろん!」と歓迎され、喜んでいた。この日のファッションは「メデューサを意識して、強そうな洋服を選んでみました」と高級ブランド、ジバンシーのゴールドの飾りが施された黒ドレス。先に行われたレッドカーペット・イベントでは、取材陣から交際中の少年隊・東山紀之について「例の方は観にいらっしゃる?」と聞かれ、無言ながら笑顔を見せていた。一方で、約1,500年続いているという宮城県・櫻田山神社の神主の息子としても知られ、“神”つながりで宣伝隊長に任命されたお笑いタレントの狩野英孝が、神主の格好で来場。プロデューサーのマイケル・パーナサン氏は物珍しそうにカメラを手に夢中で撮影し、コロンバス監督も大受けだったが、「パーシー、楽しい、僕セクシー」の持ちネタをアレンジした即興ギャグで来日陣をきょとんとさせた。コロンバス監督は意外にも初来日。「これまで何度も来たいと思ってきたけど、いつもプロモーション期間には次回作の準備をしていてスケジュールの都合がつかなかった。来日して数日過ごしましたが、東京は本当に美しい街。ニホン、ダイスキ!」と覚えたての日本語を披露しながら、印象を語った。同じく初来日したパーシー役のローガン・ラーマンは、本作の日本語吹き替え版の声優が芸能界の初仕事となった第22回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストグランプリの稲葉友と奇しくも1歳違い(※ローガンの方が年上)。俳優の先輩として「鍛練、忍耐が必要でやり続けることが大事。情熱を持ってやりたいことを追いかけて」とアドバイスを送っていた。『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』は2月26日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 2010年2月26日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© TWENTIETH CENTURY FOX■関連記事:注目イケメン俳優来日!『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』ジャパン・プレミアに10組20名様ご招待新生ジュノンボーイ、初仕事でアフレコ挑戦バレンタインチョコもしっかりアピールギリシャ神話が現代に!『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』試写会に15組30名様ご招待木村佳乃、ヒガシとの結婚猛攻質問かわす実写初アフレコ現場で会見
2010年02月22日全米でベストセラーとなった、ギリシャ神話を基にしたファンタジー・シリーズを実写映画化した『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』。先日行われた、メドゥーサ役(ユマ・サーマン)の日本語吹き替えを演じた木村佳乃のアフレコ収録に続き1月26日(火)、新生ジュノンボーイ、稲葉友が初仕事として本作のアフレコ収録に臨んだ。主人公パーシー・ジャクソンは17歳の高校生で、神と人間の間に生まれた“デミゴッド”という設定。昨年行われた、第22回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで応募総数1万5,491人の中からグランプリに輝いた、まさに旬の17歳である稲葉さんに、配給元の20世紀フォックス映画より直々にオファーがあり、声優デビューが実現。今回、稲葉さんは、パーシーが神々に仕掛けられた罠から抜け出すポイントとなる人物を演じた。初仕事を終えた稲葉さんは、「初めてのことでとても不安が大きかったんですが、周りのスタッフのみなさんに熱心に教えていただいて、楽しんで演じることができました」とコメント。初仕事にしてハリウッド大作に関わる大仕事については「TVのCMとかをたくさん見て、“この作品の声優をやるんだ”とドキドキしていました。家で映像を見たり台本を読んで練習しましたが、実際にやるととても難しかったです」と初々しさを垣間見せた。また、グランプリに輝いたいまもアルバイトを続けているという稲葉さんだが、「今日は初仕事なのでバイトはお休みしました」とのこと。さらに報道陣から、迫るバレンタインについて質問が及ぶと、「去年はお母さんと友達の妹からもらったくらいで…。今年も同じような感じだとさすがに寂しいです」と語り、ファンに向けて「チョコ大好きなので、バレンタインデー待ってます!!」と笑顔でアピールをした。『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』は2月26日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。■関連作品:パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 2010年2月26日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© TWENTIETH CENTURY FOX■関連記事:ギリシャ神話が現代に!『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』試写会に15組30名様ご招待木村佳乃、ヒガシとの結婚猛攻質問かわす実写初アフレコ現場で会見
2010年01月27日女優の木村佳乃が1月21日(木)、東京・中央区のスタジオで行われた、日本語吹き替え版でユマ・サーマンの声を務める映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』の会見に出席。交際中の少年隊・東山紀之との結婚に関するレポーターの質問攻めをかわした。前列にズラリと陣取ったレポーター3人が順番に質問。1人目から劇中、頭が毒蛇に覆われ目を見た者を石に変えるギリシア神話の女怪物・メデューサの声を担当することに引っ掛け、石にしたい人は?と聞かれ「自分が石になりたいと思うときはあります。失敗したときや恥ずかしいとき。最近ではいま、ドラマの収録中ですが、違う日の台詞を覚えていってしまい…おっちょこちょいなので。人に対してはないですね」とお茶目なエピソードを披露。2人目から、石のように“身を固める”予定は今年ありそう?と結婚について問われると「あ、ありがとうございます」とひと呼吸おき「それはまた後ほど」と満面の笑み。報告するということ?と確認されると頷いてみせた。3人目の、神殿と寺院なら結婚式をどちらでやりたい?との問いには、司会者から「映画に関する質問のみで」と遮る声が飛び、雰囲気が張りつめたが、「劇中で出ましたが、テネシーのナッシュビルって神殿があるんですか?ナッシュビルには中学生のとき、行ったことがありますけど。アテネのパルテノン神殿にも行ったことがあります」と話題を変え、場を和ませた。途中、マイクの音声トラブルがあったときにも「メデューサの呪いですね」と機転のきいた言葉で関係者の笑いを誘った。同作は、神と人間との間に生まれた半神半人の17歳の少年の冒険を描くファンタジー。木村さんは『カンフー・パンダ』などアニメの吹き替えは経験済みだが、実写は初挑戦。「ファンタジーは大好きでユマという大好きな女優さんの声をやらせていただき、すごく光栄。今日を含めて数回、収録があるんですが、ユマの芝居と私の声で吹き替えじゃないみたいと思ってもらえるところまでいくのが目標です」と女優魂を燃やしていた。『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』は2月26日(金)より全国にて公開。■関連作品:パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 2010年2月26日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© TWENTIETH CENTURY FOX
2010年01月21日いよいよ師走も半ばになりました。残り少ない2009年を、そしてこれから迎える2010年の年明けを、どう過ごすか決まりましたか?日頃、まとまったお休みがとりにくい人なら、この機会に国内外の旅行に出かけるのかもしれませんね。里帰りで親孝行という方もいることでしょう。でも、なかには私のように、ひたすら都内で過ごす…という人もいるはず。そんな人にぜひご紹介したい展覧会があります。世界屈指のジュエラーとして知られるヴァン クリーフ&アーペルの歴史的全貌を体験できる「ザ スピリット オブ ビューティー展〜時空を超える美の真髄」(六本木ヒルズ森アーツセンターギャラリーで開催中)です。ヴァン クリーフ&アーペルとエステール・アーペルが、パリのヴァンドーム広場に最初のブティックをオープンしたのが1906年のこと。以来、100年以上にもわたり、世界中のセレブリティを魅了してきたことはご存知の通り。1992年に、パリで大規模な回顧展を開催してから約20年。ヴァン クリーフ&アーペルの全容とその輝かしい歴史、そして極めて高い芸術性を一度に体感できるとても興味深い展覧会が、世界に先駆けて、日本からスタートするこの展覧会なのです。この展覧会では、100年以上の歴史によって培われたおよそ300点のジュエリーや時計が一堂に会しています。展示品の総額は数百億円超え…。会場に一歩足を踏み入れれば、たちまちその世界観に魅了され、ため息が途絶えることがありません。展覧会場となっている3つのスペースは、4つのテーマで構成されています。「自然のスピリット」「エレガンスのスピリット」「冒険のスピリット」そして「インカネーション(美の化身)」。この展示を辿ることは、最高級ジュエラーの知られざる歴史や真髄に触れるようなもの。たとえ、ジュエリーを身につけることに興味はなくても、手が届かないからと諦めていても、美しいものが好きな人なら必ずや魅了されることでしょう。そんな展示会の守護神ともいえるのが、スピリット オブ ビューティー(トンボの妖精)のクリップ(1944年)です。身体はすべてラウンドのダイヤモンド。顔はルビーとローズカット ダイヤモンド。これは、億万長者のバーバラ・ハットンが購入した作品です。躍動感、官能、遊び心にあふれたこの作品は、夢とファンタジーのシンボルとして、時を超えて詩と夢と完成度を追求してきたヴァン クリーフ&アーペルの世界を象徴する存在なのです。いずれの展示もとても心躍るのですが、個人的に印象に残ったのが「自然のスピリット」と「インカネーション(美の化身)」でした。蝶や花、小鳥など、美しい自然の息づかい、生命の驚異を讃えている「自然のスピリット」では、自然から生まれた、いえ自然そのものである宝石たちに敬意を表しているのがよく分かります。また、生き方やファッションで、ひとつのスタイルを確立してきたセレブリティたちに捧げられているのが「インカネーション(美の化身)」。チャン・ツィイー、ユマ・サーマン、ジェシカ・アルバ、レネー・ゼルウィガー、ソフィア・コッポラ、キャメロン・ディアス、そしてマリア・カラスなど、ヴァン クリーフ&アーペルとゆかりのあるセレブに関する展示も。モナコのグレース王妃、マレーネ・ディートリッヒ、ジャクリーン・オナシスらの所有したジュエリーを展示したブースでは、カトリーヌ・ドヌーブが案内役をなって、人物紹介、ジュエリーとの関係を教えてくれ、注目のひとつとなっています。年末年始に、ちょっと一息つけたなら、煌くジュエリーの世界へ、旅に出てみてはいかがですか?(text:June Makiguchi)ヴァン クリーフ&アーペル「ザ スピリット オブ ビューティー展〜時空を超える美の真髄」会期:2010年1月17日(日)まで※会期中無休時間:10:00〜20:00※入館は閉館の30分前まで入場料:一般 1,200円高・大生 1,000円4歳〜中学生 500円主催:朝日新聞社、TBS特別協力:ヴァン クリーフ&アーペル問い合わせ:森アーツセンターギャラリーTEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)URL:展覧会公式サイト:
2009年12月14日今週末からいよいよ日本でも『ニュームーン/トワイライト・サーガ』が公開になるロバート・パティンソンだが、早くも次回作の相手役決定の報が入った。来年クランクイン予定の新作は、19世紀フランスの古典小説「ベラミ」を映画化する『Bel-ami』(原題)。美貌を武器に女性たちを手玉にとる、上昇志向の強い若きジャーナリスト、ジョルジュをロバートが演じ、ジョルジュをパリ社交界へと導く女性をユマ・サーマン、ジョルジュと出会って身を持ち崩す上流階級夫人をクリスティン・スコット・トーマス(『ずっとあなたを愛してる』)が演じる。ちなみにユマの役は当初ニコール・キッドマンの名が挙がっていたが、スケジュールの都合で実現しなかった。ベラミ(Bel-ami)とは、フランス語で「美貌の友人」の意。憂いを帯びた表情がセクシーなロバートにはうってつけの役どころだ。サイレントの時代から欧米各国で何度も映画化されてきたギ・ド・モーパッサンの名作を今回映画化するのは英国の舞台演出家のデクラン・ドネラン。本作が映画監督デビュー作となり、撮影は来年からパリでスタートを予定している。(text:Yuki Tominaga)先日、『ニュームーン/トワイライト・サーガ』のプロモーションで来日した際のロバート。■関連作品:ニュームーン/トワイライト・サーガ 2009年11月28日より全国にて公開© 2009 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.ずっとあなたを愛してる 2009年12月26日より銀座テアトルシネマにて全国順次公開©2008 UGC YM - UGC IMAGES - FRANCE 3 CINEMA - INTEGRAL FILM■関連記事:ロバート・パティンソンから動画メッセージ到着!女性ファンに大人気の気分は?『ニュームーン』2位に4倍の記録ずくめのメガヒットスタート全米興収3億ドル視野世界各国で絶賛の嵐!『ずっとあなたを愛してる』試写会に5組10名様ご招待ジョニー・デップ、「最もセクシーな男性」に選ばれる5日前からの泊り組も! 『トワイライト』新作L.Aプレミアでロブ&クリステンに熱狂
2009年11月25日『キル・ビル』でユマ・サーマン演じるヒロインの宿敵・ビルを演じたデヴィッド・キャラダインが3日、映画の撮影のため滞在していたタイのバンコク市内のホテルで、遺体で発見された。享年72。マネージャーのチャック・バインダー氏はFox Newsの取材に対して、キャラダインは「ホテルの自室で亡くなっているのを撮影中の作品のプロデューサーによって発見された」と話しているが、タイ警察からの情報としてBBCが報じている内容はかなり違うもの。発見者はホテルのメイドで、キャラダインは自室のクローゼットの中で首や体にロープが巻かれた状態で、自殺の可能性が高いといわれている。タイの米国大使館はキャラダイン死去の事実を認めたが、死因についてはまだ確定していないとコメントしている。キャラダインは映画『Stretch』(原題)の撮影のため、1週間ほど前からバンコクに滞在していた。父・ジョンや異母弟のキース、ロバートも俳優という芸能一家に生まれたキャラダインは70年代にTVシリーズ「燃えよ!カンフー」に主演して人気を博し、武術や東洋哲学にも造詣が深かった。70歳を過ぎても精力的に仕事を続けていた彼の身に何が起きたのか。いまはただ、ご冥福をお祈りいたします。『キル・ビル』のタランティーノ監督と撮影に応じるデヴィッド・キャラダイン。2004年のカンヌ国際映画祭にて。-(C) Reuters/AFLO(text:Yuki Tominaga)
2009年06月05日