「イーサン・ホーク」について知りたいことや今話題の「イーサン・ホーク」についての記事をチェック! (1/6)
リチャード・リンクレイターとイーサン・ホークがまたもやコンビを組むことになった。新作映画のタイトルは『Blue Moon』。ロジャース&ハートのロレンツ・ハートの最後の日々を描くもの。脚本はリンクレイターの『僕と彼女とオーソン・ウェルズ』(日本劇場未公開)の原作を書いたロバート・カプロウが執筆。ほかにマーガレット・クァリー、アンドリュー・スコット、ボビー・カナヴェールが出演する。撮影はこの夏、アイルランドでスタートの予定。リンクレイターの最近作は、グレン・パウエル主演の『Hit Man』。ホークの最近作はジュリア・ロバーツと共演したNetflixの『終わらない週末』。文=猿渡由紀
2024年06月20日ペドロ・アルモドバル監督作『ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ』が7月12日(金)より公開されることが決定。ポスターと予告編が解禁された。舞台は1910年。若き日に共に雇われガンマンとして働いていた旧友の保安官ジェイクを訪ねるため、シルバは馬に乗って砂漠を横断する。メキシコ出身のシルバはしっかり者で感情的、つかみどころがないが温かい心の持ち主だ。一方アメリカ出身のジェイクは厳格な性格の持ち主で、冷淡で不可解、シルバとは正反対だった。出会ってから25年が経つ2人は酒を酌み交わし、再会を祝い愛し合うが、翌朝ジェイクは豹変する。彼はシルバがここへ来た、本来の目的を探ろうとしていた…。スペインの巨匠ペドロ・アルモドバルと映画製作に本格的に参入した初のメゾンであるイヴ・サンローランの子会社サンローラン・プロダクションズとがタッグを組み製作した本作は、アルモドバルにとって短編2作目となる。男性社会で生きるクイア保安官たちのせつない愛を濃密に描き、西部劇では見ることができなかった新たなジャンルを生み出した。主人公2人を演じるのは『ビフォア・サンセット』『6才のボクが、大人になるまで。』のイーサン・ホークと、「マンダロリアン」「THE LAST OF US」と立て続けにヒット作に出演しているペドロ・パスカル。サンローランのクリエイティブ・ディレクター、アンソニー・ヴァカレロが担当した色鮮やかな美しい衣装、そしてセットの隅々にまでアルモドバルの美意識を惜しみなく打ち出している。解禁されたポスターと予告編からもそのこだわりを随所に感じることができる。第76回カンヌ国際映画祭でもプレミア上映され大きな話題となった本作に注目が集まる。『ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ』は7月12日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年05月10日イーサン・コーエン監督の最新作、予測不能なノンストップ・ロードムービー『ドライブアウェイ・ドールズ』から、映画の魅力についてイーサン監督と脚本・製作のトリシア・クック夫妻が1分で映画の魅力を解説する特別映像が解禁された。本作は、ガールフレンドと破局したことを嘆く自由奔放なジェイミー(マーガレット・クアリー)と、堅物で自分の殻を破れずにいる友人のマリアン(ジェラルディン・ヴィスワナサン)が、日々の生活に行き詰まりを感じ、気分転換に行き当たりばったりのドライブ旅行に出かけることになるというストーリー。これまで、兄のジョエルと組み“コーエン兄弟”として数々の独特な作品を生み出し、高い評価と人気を獲得してきたイーサン。トリシアとタッグを組んだ作品には、ドキュメンタリー『JERRY LEE LEWIS:TROUBLE IN MIND』(原題)がある。お互いにアイディアを言い合いながら製作したという今回の『ドライブアウェイ・ドールズ』は、クリエイターとして、人生のパートナーとして長年築いた関係の賜物だ。「この映画がポップでハチャメチャな映画になることはわかっていた。それがこの映画の本質なんだ」と語るイーサン。2人の執筆過程は、アウトラインや世界観づくりにこだわらない自由なスタイルで、それはイーサンがこれまでずっと採用してきたやり方だと言う。トリシアは、「書いていて楽しいと思えるアイディアを考えた。この映画を観た人が“こんな映画観たことない”と思ってくれることを願っている」と言い、楽しまないと何事も上手くいかないというポジティブ精神が、観る者をワクワクさせる作品づくりに繋がると話す。トリシアとの関係についてイーサンは、「自分と兄(ジョエル・コーエン)のようだ」と言う。2人の繊細な感覚が融合し、コーエン兄弟のこれまでの作品を彷彿させつつも新鮮な側面を感じさせる、オフビートで楽しい作品となった。さらに、「楽しい映画に出会うと何でも手に入れたような感じがする。その気持ちが映画を持続させるんだ。前進し続けることはいいこと」と、映画製作の秘訣を明かす場面も明かしている。『ドライブアウェイ・ドールズ』は6月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ドライブアウェイ・ドールズ 2024年6月7日よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開©2023 Focus Features. LLC.
2024年05月07日『ノーカントリー』『ファーゴ』のイーサン・コーエン監督最新作『ドライブアウェイ・ドールズ』(原題:Drive-Away Dolls)が6月7日(金)より全国公開されることが決定。日本版特報が解禁された。日々の生活に行き詰まりを感じるジェイミー(マーガレット・クアリー)とマリアン(ジェラルディン・ヴィスワナサン)は、車の配送【=ドライブアウェイ】をしながらドライブ旅行に出かける。だが、謎のスーツケースを巡ってギャングに追われることに!女二人旅のはずが予測不能なアメリカ縦断ドライブへ…はたして、ジェイミーとマリアンの運命は?イーサン・コーエン初となる単独監督を務めた本作。妻のトリシア・クックと共同で脚本・製作を手掛けた注目作だ。キャストには、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で注目を浴びたマーガレット・クアリーやジェラルディン・ヴィスワナサンのほか、ドラマシリーズ「マンダロリアン」「THE LAST OF US」に出演し注目を集めるペドロ・パスカルや、マット・デイモン、さらに映画出演が久しいマイリー・サイラスが特別出演。コーエンとクックが「お互いにアイデアを言い合いながら作り上げた」と話す物語が、個性豊かな俳優陣によってさらなるユーモアを生み出している。この度解禁となった特報では、女二人の旅で気分転換しようとする主人公らの気持ちとは裏腹に、トラブルに巻き込まれ、クセの強いキャラクターたちから逃走する様子が映し出される。コーエン監督の遊び心もたっぷりで、破天荒なガールズムービーを予感させる映像となっている。『ドライブアウェイ・ドールズ』は6月7日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ドライブアウェイ・ドールズ 2024年6月7日よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開©2023 Focus Features. LLC.
2024年02月21日映画『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』が、2024年2月2日(金)より2週間限定でリバイバル上映される。映画『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』リバイバル上映90年代の名作映画を劇場の大スクリーンでリバイバル上映する人気企画「フィルマークス ナインティーズ」。全国的にヒットを記録した『レオン 完全版』、『バッファロー’66』に続く第5弾として選ばれたのは、リチャード・リンクレイター監督による『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』。リチャード・リンクレイター「ビフォア」3部作の1作目「ビフォア」3部作の最初の作品である本作は、リチャード・リンクレイターが盟友イーサン・ホークと共に作り上げた恋愛映画の金字塔。パリへ向かう長距離列車の中で運命的な出会いを果たしたアメリカ人の青年ジェシーとフランス人のセリーヌ、2人がウィーンで過ごした、短くも濃密なひとときを描いた作品だ。なお、続編の『ビフォア・サンセット』『ビフォア・ミッドナイト』も、それぞれ映画内の設定と同じ9年の期間を経て公開。監督はもちろんリチャード・リンクレイターで、主演の2人もそのままの配役だ。シリーズに共通する魅力となっている2人の洗練された語らいは、まるで脚本のない洗練されたアドリブのようにすら聞こえるが、実は全て緻密に練られたもの。移りゆく街並みに歩みを合わせるように次々と展開していく、2人の会話劇が見どころのひとつとなっている。本作を楽しんだ後は、ウィーンからパリ、そしてパリからギリシャへと舞台を変える、その後の物語も合わせて鑑賞してみてほしい。あらすじアメリカ人青年ジェシーと、ソルボンヌ大学に通うセリーヌは、ユーロートレインの車内で出会った瞬間から心が通い合うのを感じる。ウィーンで途中下車した2人は、それから14時間、街を歩きながら語り合い...そんな自然な会話の中から、彼らの人生観、価値観、そして心の奥の微妙な揺れ動きが見え隠れする。でも別れのときはもう迫ってきていた...。上映情報映画『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』リバイバル上映上映開始日:2024年2月2日(金)公開劇場:全国66館※公開劇場は順次追加予定。※劇場により、上映日・上映期間が異なる。料金:1,600円均一※チケット販売は各劇場にて。All characters and elements © & TM WBEI and its affiliates. © 2023 WBEL. All rights reserved.公開劇場[北海道]札幌シネマフロンティア[宮城]MOVIX仙台[秋田]AL☆VEシアター supported by 109シネマズ[山形]フォーラム山形[福島]フォーラム福島[茨城]MOVIXつくば[栃木]MOVIX宇都宮[群馬]MOVIX伊勢崎、イオンシネマ太田[埼玉]MOVIXさいたま、MOVIX三郷、ユナイテッド・シネマ春日部[千葉]キネマ旬報シアター(2月3日(土)〜)、イオンシネマ市川妙典[東京]新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、キネカ大森、MOVIX亀有、ユナイテッド・シネマとしまえん、池袋HUMAXシネマズ、イオンシネマ板橋、イオンシネマむさし村山、イオンシネマ多摩センター[神奈川]小田原コロナシネマワールド、イオンシネマ座間、イオンシネマみなとみらい、109シネマズ川崎、109シネマズ港北[新潟]ユナイテッド・シネマ新潟[富山]ほとり座(2月3日(土)〜)[石川]金沢コロナシネマワールド[福井]福井コロナシネマワールド[長野]イオンシネマ松本[静岡]静岡東宝会館、シネプラザ サントムーン[愛知]ミッドランドスクエア シネマ、安城コロナシネマワールド、イオンシネマ名古屋茶屋、イオンシネマ大高[三重]109シネマズ明和[滋賀]イオンシネマ近江八幡[京都]MOVIX京都、出町座(2月16日(金)〜)、イオンシネマ高の原[大阪]シネ・リーブル梅田、MOVIX堺、なんばパークスシネマ、イオンシネマ四條畷、イオンシネマ シアタス心斎橋、109シネマズ大阪エキスポシティ[兵庫]塚口サンサン劇場、kino cinéma神戸国際、OSシネマズ 神戸ハーバーランド[奈良]ユナイテッド・シネマ橿原[和歌山]イオンシネマ和歌山[岡山]イオンシネマ岡山[広島]八丁座 壱・弐(2月9日(金)〜)[香川]イオンシネマ高松東[福岡]福岡中洲大洋、小倉コロナシネマワールド、イオンシネマ福岡、ユナイテッド・シネマ福岡ももち[佐賀]イオンシネマ佐賀大和[熊本]熊本ピカデリー[宮崎]宮崎キネマ館(2月9日(金)〜)[沖縄]シネマパレット
2024年01月08日2022年に公開されたブラムハウスのホラー映画『ブラック・フォン』の続編に、前作のキャストが帰ってくることが分かった。「Deadline」が報じた。カムバックが決定したのはイーサン・ホーク(グラバー)、メイソン・テムズ(フィニー)、マデリーン・マックグロウ(グウェン)、ジェレミー・デイヴィス(テレンス)、ミゲル・モーラ(ロビン)。監督は引き続きスコット・デリクソンがメガホンを取り、脚本もデリクソン&C・ロバート・カーギルのデュオが担当する。前作は、サディスティックな連続殺人犯“グラバー”に誘拐され、防音の地下室に閉じ込められた13歳の少年フィニーの物語。地下室の壁には古い黒電話が取り付けてあった。グラバーは「壊れていて通じない」と言っていたが、ある時電話が鳴る。過去にグラバーの餌食となった被害者の子どもたちが、電話を通じてフィニーを脱出させようと試みて…。続編の内容は不明だが、映画ファンは前作のキャストが続投ということで期待が高まった模様。特に、フィニー&グウェン兄妹を演じたメイソン&マデリーンが再出演するということに、「将来有望な2人のスターをまた見ることができてうれしい!」と喜びの声が上がっている。『Black Phone 2』は2025年6月27日全米公開予定。(賀来比呂美)■関連作品:ブラック・フォン 2022年7月1日より全国にて公開© 2021 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2023年11月30日Netflixよりサスペンス映画『終わらない週末』のオフィシャル・ティザー予告が公開された。監督・脚本は「MR.ROBOT/ミスター・ロボット」のサム・エスメイル。原作はルマーン・アラムの同名ベストセラー小説。キャストは夫婦を演じるジュリア・ロバーツとイーサン・ホークのほか、ケヴィン・ベーコン、マハーシャラ・アリらが出演している。エスメイルとジュリアは2018年のドラマ「ホームカミング」以来のタッグとなる。アマンダ&クレイ夫婦は子どもたちを連れ、郊外に借りた別荘で週末を過ごしていた。ところが夜中に予期せぬ来客が訪れ、「地球に何かがやってくる」と深刻な表情で語りだす。それは事実だった。国内各地でサイバー攻撃が発生し、アマンダたちはカオスに直面。楽しいはずの週末が一変することに。今作は、バラク・オバマ元大統領とミシェル夫人が設立した製作会社「Higher Ground Productions」が手掛ける初めての作品で、2人は製作総指揮を務めている。ティザー動画を観たファンの感想は「原作を読んだ。映画にものすごく期待している。楽しみ!」「まるで私たちのこの世界の未来を教えてくれているようだ」「アポカリプティック!」など。『終わらない週末』は北米の一部の劇場で11月に公開、12月8日(金)にNetflixで配信開始。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年10月03日9月11日(現地時間)、監督作『Wildcat(原題)』がプレミアを迎えるトロント国際映画祭にて、主演で娘のマヤ・ホークとレッドカーペットを歩いたイーサン・ホーク。実は、イーサンが飛行機トラブルに遭い、長距離バス(グレイハウンド)に乗ってなんとかイベントに出席できたという裏話があったという。マヤは「父はバスに乗ってきました。みんなの話題になっていますよ。すべての飛行機が欠航になってしまって、ここまでバスで来るしかなかったんです」と「People」誌に語った。イーサンは「3便のフライトがキャンセルになり、『空港のせいでイベントを欠席するわけにはいかない!』と思って。だからバスターミナルに行ってバスに飛び乗りました」と補足した。その時イーサンと一緒にいたのは妻と仕事のパートナーで、マヤとは別々に向かっていたのだという。「バスの中では、だれも他人のことなんて気にしていません」「快適ではないですね」と長距離バスの感想を語ったイーサン。「私は後ろの方で身を隠すようにして、ただ本を読んで、なんとか間に合うようにと祈っていました」とドキドキしながら乗っていたそうだ。その結果、無事に間に合い、親子でレッドカーペットを歩くことができた。(賀来比呂美)
2023年09月13日『Wildcat(原題)』で監督&主演俳優として親子タッグを組んだイーサン・ホークとマヤ・ホークが「Variety」誌の表紙を飾った。カバーストーリーで同作の裏話を語っている。『Wildcat』は、米女性作家で1964年に39歳の若さで亡くなったフラナリー・オコナーの伝記映画。マヤは高校1年生の時に初めてオコナーの作品に触れて以来、オコナーを深く尊敬し憧れていた。名門ジュリアード学院に入学するため、オコナーの作品を用いた一人芝居用の脚本を書き、それをイーサンに見てもらってアドバイスを受けたくらいだ。そして見事合格を果たしたが、わずか1年で俳優業に専念するため自主退学。それでもオコナーへの興味はずっと失われていなかったという。『Wildcat』で父がメガホンを取り、自身は憧れのオコナーを演じるということで張り切っていたとみられるマヤ。「(撮影現場で)父のことをイーサンと名前で呼ぶことにしたんです。その方がプロっぽいかなと」。ところが、マヤの意図とは反したことが起きた。「実際はみんなの気を散らすことになっていると気付いて。『なんでそんなことをするの?』とも言われてしまったので、ほとんど『パパ』って呼んでいましたね」とふり返った。『Wildcat』は9月1日にテルライド映画祭で世界初上映を迎えた。トロント国際映画祭でも上映が決定している。脚本はイーサン&シェルビー・ゲインズ、キャストはマヤのほか、ローラ・リニー、ヴィンセント・ドノフリオら。(賀来比呂美)
2023年09月07日ウェス・アンダーソン監督最新作『アステロイド・シティ』より、ルパート・フレンドとマヤ・ホークのインタビュー映像が解禁された。本作でウェス・アンダーソン監督初出演となるマヤ・ホークとルパート・フレンド。先日解禁となったメイキング映像では、完全アドリブにもかかわらず、息の合ったダンスを披露する姿がとらえられていたが、役作りについては正反対であることが語られている。ルパートは、50年代ごろに活躍した俳優ケーリー・グラントが、クラーク・ゲーブル風にカウボーイを演じたらどうなるかイメージしながら撮影に臨んだという。一方のマヤは、「アイコン的な女優を意識してしまうとプレッシャーになるので、身近な人をイメージして演じるほう」だと話す。8歳の10人クラスを率いる先生を演じるうえで、自身が小学生のときにお世話になった“アイカー先生”をイメージしたという。「とても優しく聡明で、快活な楽観主義で、子どもも朗らかになるような先生」をイメージして作り上げたジューンというキャラクターには親近感があり、宇宙人にはしゃぐ子どもたちに振り回され困惑する姿を見ると、つい応援したくなってしまう。マヤはウェス監督について、「本当に素晴らしい脚本家」と絶賛。「仮に登場時間がたったの10秒というキャラクターだったとしても、どの人物もしっかりと書きこまれているから、(キャラクターのことが)手に取るようにわかる」とその緻密さをアピール。ルパートも「イメージが湧いてくる脚本」だとマヤに同意し、「モンタナというキャラクターがまるで生き別れになった愛しい兄弟のように感じられた」と役への愛情を語ってくれた。ウェス・アンダーソンの細やかな脚本とルパート・フレンド、マヤ・ホークそれぞれによる演技プランによって生み出された、モンタナとジューン。その魅力的なキャラクターにもぜひ注目してほしい。『アステロイド・シティ』は9月1日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月21日ウェス・アンダーソン監督史上最高の初週週末成績をたたき出した最新作『アステロイド・シティ』より、ルパート・フレンドとマヤ・ホークによるダンスシーンのメイキング映像が解禁となった。今年のカンヌ国際映画祭で、BGMに合わせてダンスを披露する姿が話題となっていたルパート・フレンドとマヤ・ホーク。マヤが演じるのは、8歳の子どもたち10人クラスを率いるジューンという先生。一方、ルパートはバンドとともに旅をする詩人で、カウボーイのモンタナを演じている。“アステロイド・シティ”で出会う2人は、モンタナが子どもたちから懐かれることで親交を深めていく。そんな2人と8歳クラスの子どもたちによる、キュートで陽気なダンスシーンのメイキング映像が到着。“アステロイド・シティ”に出現した宇宙人に夢中になった子どもたちが、モンタナやバンドとともに宇宙人を称賛する楽曲を作成。その披露の場が、今回のダンスシーン。軽快なテンポのなかで、「片足で跳んで踊ろう」という歌詞の通り、跳ねる動きが印象的なダンスが画面上のいたるところで繰り広げられる。手をつないで踊るルパートとマヤの動きも息がぴったりなのだが、なんとこのダンスシーンは全てアドリブだったそう。「脚本には『みんな踊る』としか書いていなかった」とルパートはふり返る。「それでみんなで『振付師はいつやってくるのだろう? リハーサルはいつ?』などと疑問に思ったのだけど、そういうものは一切なかった。とにかくやってみるしかなかった。でも高揚感がすごかったのを覚えています」という。さらに、「私はたまたま帽子を投げ上げたのだけど、カメラの後ろのほうで、たまたまセットを訪れていたビル・マーレイが落ちてくる帽子をキャッチしてくれたんです。完璧でした」と、撮影待機用のトレーラーがなく、役者が常に撮影を見守るウェス監督現場ならではの出来事も語ってくれた。マヤ・ホーク&ルパート・フレンドカンヌ映画祭にて音楽はウェス・アンダーソンとジャーヴィス・コッカーの共同制作、カウボーイバンドによる演奏を生録音ダンスシーンで使用されている「Dear Alien(Who Art In Heaven)」は、ウェス監督と、カウボーイバンドのひとりを演じるジャービス・コッカーによる共同制作。ジャービスは『ファンタスティックMr.FOX』で声の出演、『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』でサウンドトラックに協力するなど、これまでもウェス監督作品で活躍している。テネシー・アーニー・フォードの心に響くバリトンの哀歌や、ロイ・ロジャースの合唱のようなセレナーデといった20世紀中盤のカントリーウェスタンのサウンドにインスピレーションを受けてつくられたという「Dear Alien(Who Art In Heaven)」。音源は劇中のカウボーイバンドのメンバーであるジャービス、セウ・ジョルジ、ペレ・マレン、ジャン=イヴ・ロザックと、モンタナ役のルパートによる演奏を生録音している。ルパートはウェス監督からセッションの依頼をされたとき、「ごくりと固唾をのんだ」と明かす。「ずっと昔から憧れていたミュージシャンたちだったんです。何せ彼らはプロだし、僕は蚊帳の外でしたね」と言い、「監督の挑戦状に果敢に挑むことができるから充実感がありました」と語る。この楽曲のためにスチールギターの習得をして臨んだルパートの勇姿にも注目。メイキング映像には、スタッフまでも音楽に合わせて体を揺らす瞬間もとらえられている。『アステロイド・シティ』は9月1日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月14日映画『アステロイド・シティ』に出演しているトム・ハンクスとマヤ・ホークが撮影の舞台裏を語るインタビューが到着した。『アステロイド・シティ』は、『グランド・ブダペスト・ホテル』『犬ヶ島』などで知られるウェス・アンダーソンが監督・脚本を務めた最新作。キャストには、トム、マヤに加え、ジェイソン・シュワルツマン、エドワード・ノートン、ティルダ・スウィントン、エイドリアン・ブロディ、ウィレム・デフォー、スカーレット・ヨハンソン、マーゴット・ロビー、スティーヴ・カレルなどが名を連ねている。本作がウェス監督作品初出演となるトムとマヤ。トムは本作について「昔のハリウッドのような現場だね」と語り、「カウボーイやらショーガールやらグラディエーターやらいろいろな衣装を着た役者がスタジオのセットを練り歩いていた、あの黄金期のようでね。ウェスの現場もそんな感じで、わたしたちも1日中衣装を着ていた。常に臨戦体制だった。だからものすごい集中力を発揮できるんです」と、1950年代ハリウッドの大がかりなセットを駆使した撮影方法を想起させる舞台裏を明かした。マヤは、「ウェスは上下関係のないフラットな現場を作ってくれ、卓越した脚本を書く上に、美しい世界を用意してくれるから本当に楽しい」と絶賛。そのうえでウェス監督の現場は映画作りの無駄が一切ないと語り、「他の作品だと、“ケミストリー・リード”と言って、共演相手との相性を見る台本の読み合わせがあったり、ミーティングがあったりするのだけど、ウェスの場合、“みんなで食事に行こう”で済ませる。そうやって誘われるままに、みんなと一緒に食事をしたりサイクリングしたりしました。トレーラーでひたすら待ち時間を潰す他の作品の現場とは違いますね」と撮影現場を振り返っている。さらに、豪華俳優陣がこぞって出演するウェス監督作品ならではの待ち時間の過ごし方について、「待ち時間には、他のキャストやスタッフの仕事ぶりを見ることができ、魔法のような時間が過ぎていく。だからつまらないという感覚がないんです」と言及。マヤは実際に、スカーレットとジェイソンが向かい合うモーテルの窓辺で話すシーンの撮影を見ていたという。「これはロマン・コッポラが撮影していて、一緒に小さなモニター越しに2人の演技を見ていました。エイドリアンもやってきたね。そうやって、いつ何時も全員が映画作りに参加している。“これは私のパートで、これはあなたのパート”と区分けする感覚がありません。お互いにサポートし合うことができるのがウェスの現場。俳優同士のケミストリーはそのようにして作られていきました。学校劇の舞台を追体験している感覚で、とても楽しかった」と語っている。<作品情報>映画『アステロイド・シティ』9月1日(金) 公開(C)2023 Pop. 87 Productions LLC & Focus Features LLC. All Rights Reserved関連リンク公式サイト:(Twitter)::
2023年08月04日仏ブランドの「サンローラン(Saint Laurent)」が、映画製作会社「Saint Laurent Productions」を立ち上げた。同社を率いるのは、同ブランドのクリエイティブ・ディレクターのアンソニー・ヴァカレロ。「Saint Laurent Productions」が製作する映画は、ヴァカレロがデザインを担当するという。初めて製作に携わったペドロ・アルモドバル監督の短編映画『Strange Way of Life』(原題)が、今年のカンヌ国際映画祭で上映予定だ。イーサン・ホークとペドロ・パスカルが主演を務めている。さらにデヴィッド・クローネンバーグ監督(『コズモポリス』)、パオロ・ソレンティーノ監督(『Hand of God -神の手が触れた日-』)との作品も製作中とのこと。ヴァカレロは「これらの監督たちは、いつも私の心を開かせてくれました。彼らが映画にもたらす、ある意味非凡で過激なビジョンが今日の私を作ってきたのです」とすでに手を組んで仕事をした監督たちを称賛している。また、「私は長年にわたって私にインスピレーションを与えてくれた映画界の偉大な才能を持つ人たちと共に働き、働ける場所を提供したいです」とコメントしている。(賀来比呂美)
2023年04月17日スリラー映画『ブラック・フォン』が、2022年7月1日(金)より公開される。主演はイーサン・ホーク。ジェイソン・ブラム率いるブラムハウス最新作映画『ブラック・フォン』は、『透明人間』『ゲット・アウト』『スプリット』など数々のヒット作を世に送り出してきた、ジェイソン・ブラム率いるブラムハウス・プロダクションズによる最新サイコスリラー。新たな才能を多数発掘してきたブラムハウス・プロダクションズが、『ドクター・ストレンジ』『エミリー・ローズ』などで知られるスコット・デリクソン監督とタッグを組んだ。さまざまな恐怖が“同時進行”するサイコスリラー物語の鍵を握るのは、不気味な連続誘拐犯。少年フィニーは、マジシャンを名乗る誘拐犯の手によって、地下室に閉じ込められてしまう。一方、フィニーの妹は、予知夢を頼りに兄を探しはじめて...。地下室の内側と外側に断絶された兄妹に襲いかかる恐怖とは?サイコパス、スーパーナチュラル、サイキック...など、様々な要素が同時進行的に繰り広げられるスリリングな1本だ。映画『ブラック・フォン』あらすじ映画『ブラック・フォン』の舞台は、子供の連続失踪事件が起きているコロラド州のとある町。気が小さく独り立ちできない少年フィニーは、ある日の学校の帰り道、マジシャンだという黒風船を持った男に出くわす。「マジック見るかい?」の一言を発したかと思うと、フィニーは黒いバンに無理やり押し込まれ、気が付いた時には地下室に閉じ込められていた。壁に囲まれたその部屋には鍵のかかった扉と鉄格子の窓、そして「断線している黒電話」。だが、その断線しているはずの電話のベルが突如鳴り響く・・・!それは、この部屋の恐怖と真実を知る”死者からのメッセージ”だった!一方、妹のグウェンは兄の失踪に関する不思議な予知夢を見たという。夢の記憶を頼りに、必死に兄の行方を探し始める―イーサン・ホークが連続誘拐犯に■連続誘拐犯人...イーサン・ホーク得体の知れない連続誘拐犯人。黒風船を持ち、マジシャンだと名乗る。歯を見せ口角を上げたゾっとするような笑顔や、しかめっ面のようなヘの字、中にはまるで能面のように口のない表情など、時によって変化するおぞましいマスク姿が恐怖を煽る。『魂のゆくえ』『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』のイーサン・ホークが主演を務める。■フィニー...メイソン・テムズ気が小さく独り立ちできない少年。ある日の学校の帰り道で誘拐され、地下室に閉じ込められてしまう。■グウェン...マデリーン・マックグロウフィニーの妹。兄の失踪に関する予知夢を頼りに、兄の行方を探す。スティーヴン・キングの息子、ジョー・ヒルの短編が原作原作は、“スリラー・ホラーの帝王”スティーヴン・キングの息子、ジョー・ヒルの名短編『黒電話』。ジョー・ヒルが2005年に発表した作家デビュー短編集『20世紀の幽霊たち』に収められた名短編『黒電話』を、ブラムハウス・プロダクションズの卓越したアイデアとクリエイティビティをもってして映画化する。【詳細】映画『ブラック・フォン』公開日:2022年7月1日(金)製作:ジェイソン・ブラム(ブラムハウス・プロダクションズ)監督:スコット・デリクソン原作:ジョー・ヒル「黒電話」出演:イーサン・ホーク、メイソン・テムズ、マデリーン・マックグロウ配給:東宝東和
2022年04月03日ブラムハウス・プロダクションズ製作のイーサン・ホーク主演『The Black Phone(原題)』が邦題『ブラック・フォン』として7月1日(金)より全国公開されることが決定し、日本版キービジュアルと予告編が解禁された。舞台は、子どもの連続失踪事件が起きているコロラド州のとある町。気が小さく独り立ちできない少年フィニー(メイソン・テムズ)は、ある日の学校の帰り道、マジシャンだという黒風船を持った男(イーサン・ホーク)に出くわす。「マジック見るかい?」の一言を男が発したかと思うと、フィニーは黒いバンに無理やり押し込まれ、気がついたときには地下室に閉じ込められていた。壁に囲まれたその部屋には鍵のかかった扉と鉄格子の窓、そして「断線している黒電話」。だが、その断線しているはずの電話のベルが突如鳴り響く…それは、この部屋の恐怖と真実を知る“死者からのメッセージ”だった!一方、妹のグウェン(マデリーン・マックグロウ)は兄の失踪に関する不思議な予知夢を見たという。夢の記憶を頼りに、必死に兄の行方を探し始める。地下室の内側と外側に断絶された兄妹に襲いかかる恐怖。彼らを待ち受ける真実とは…?『透明人間』(20)のリー・ワネル、『ゲット・アウト』(17)のジョーダン・ピール、『スプリット』(16)のM.ナイト・シャマランと才能と個性豊かな監督とタッグを組み、優れたスリラー作品を数多く世に送り出してきたブラムハウス・プロダクションズ。今回新たにパートナーとして選んだのは、『ドクター・ストレンジ』(16)、『エミリー・ローズ』(05)などの監督で知られるスコット・デリクソン。稀代のスリラー作家として名を馳せるスティーヴン・キングの息子、ジョー・ヒルが2005年に発表した作家デビュー短編集「20世紀の幽霊たち」に収められた名短編「黒電話」を原作に、サイコパス、スーパーナチュラル、サイキックといった様々な要素が同時進行的に繰り広げられるスリリングな1本を作り上げた。謎めいた展開と恐怖描写が満載の予告編と併せて解禁された日本版キービジュアルでは、イーサン・ホークが扮する得体の知れない連続誘拐犯人が大きく写し出され、その不気味さが異様に際立つ。ただならぬ雰囲気に、本編への期待が大いに高まるビジュアルとなっている。卓越したアイディアとクリエイティビティで映画シーンを牽引するブラムハウス・プロダクションズ製作とあって、世界中から熱視線が送られている本作。昨年、アメリカ・テキサス州オースティンで開催された、ジャンル系映画の祭典“ファンタスティック・フェスト”(2021年9/23~30)でのプレミア上映でお披露目されると大喝采を浴び、Rotten Tomatoesではなんと驚異の100%評価(2022/3/22時点)。IMDbでも7.8/10と高評価。続報にも注目だ。『ブラック・フォン』7月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラック・フォン 2022年2月11日より全国にて公開© 2021 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2022年03月31日謎めいた闇のヒーローを描くマーベルの新ドラマシリーズ「ムーンナイト」より、キャストたちがその魅力について語る特別映像が解禁された。本作の主人公<ムーンナイト>は、MCU史上最もダークで、ミステリアスなヒーロー。そんな<ムーンナイト>の禍々しい変身シーンから始まる本映像で、主演のオスカー・アイザック、ヴィランを演じるイーサン・ホーク、そしてMCU全作品のプロデューサーを務めるケヴィン・ファイギらがその魅力を解説。彼らの証言により、未だ謎に包まれていた<ムーンナイト>の知られざる一端が明らかとなった。これまで「スター・ウォーズ」シリーズや、『X-MEN:アポカリプス』『DUNE/デューン 砂の惑星』など数々のSF作品に出演してきたオスカー・アイザックは、「これはキャラクターに焦点を置いた物語だ。私たちの役目は最もドラマティックな部分に焦点を当てること、そしてメンタルヘルスに関わる部分を真摯に扱うことだった」と作品全体のテーマや、<ムーンナイト>を演じる上で気をつけたことを語った。オスカーが演じるのは、国立博物館のギフトショップで働く、平凡な男スティーヴン。彼は夜通し悪夢にうなされ、身に覚えのない“狂気に満ちた残酷”な記憶が蘇るなど幻覚に怯える日々を過ごしていた。自分はいったい誰なのか?何に怯えているのか?頭の中では“もう一人の自分”の声が響き渡る…。コントロールできないその人格を受け入れたとき、暗殺者のマークが現れ、そしてマークに“ある力”が宿るとき、白スーツに身を包んだ闇のヒーロー<ムーンナイト>が誕生するのだ。そんな“複数の人格”をもつ闇のヒーローの前に立ちはだかるヴィラン、アーサー・ハロウを演じるのは、脚本・監督、舞台演出、小説を手掛け、幾度もアカデミー賞にノミネートされているイーサン・ホーク。彼は「この作品の素晴らしいところは、全く新しい世界で新たなヒーローに出会えるところだ。ドラマのあらゆる部分に“二面性”があり、きっとこれまでの常識を大きく覆すことになる」と、イーサンならではの視点で本作の特徴を説明。その言葉に、深まる謎への期待がますます高まる。そして、スティーヴンの中に潜むもうひとりの人格マークをよく知る女性考古学者のレイラを演じるメイ・キャラマウィは「まるで『ファイト・クラブ』と『インディ・ジョーンズ』が融合したみたいにダーク、壮大で超自然的な世界観ともつながっていて素晴らしい」と映画史に残る名作たちにも引けを取らない、本作の独特の世界観を解説した。プロデューサーのケヴィン・ファイギは「ムーンナイトは素晴らしいキャラクターで、ビジュアルもすごく独特なんだ」と、そのダークでミステリアスな姿について語っている。映像では、月夜に照らされる<ムーンナイト>の姿が映し出されているが、その凶暴性は一目見ただけでも十分伝わってくるほどの迫力だ。複数の人格を備え、純白のスーツに身を包んだ闇のヒーロー<ムーンナイト>。MCUに新たに誕生したミステリアスなヒーローの活躍から目が離せない。「ムーンナイト」は3月30日(水)16時よりディズニープラスにて日米同時配信開始。(text:cinemacafe.net)
2022年03月29日野犬や保護犬を広める活動をしている、DOG’S HOUSE(dogtok05)さん。室内で飼われている、猛禽類(もうきんるい)のハリスホークは、こたつの中からはみ出ていた珍しいものを発見したようです。引っ張り出そうとしますが、なかなかうまくいかない理由が…。@dogtok05 よしとった!じゃないんよ #ハリスホーク #猛禽のいる生活 #平和な日常 #平和じゃないんよ ♬ ミッション・インポッシブル・テーマ - ウィンズスコアBFBこたつの中からはみ出ていたのは、犬のしっぽ!いくらハリスホークが、懸命に引っ張り出そうとしても、体格差もあることから引きずり出すことはできません。それでも踏ん張っていたハリスホークでしたが、犬がさらにこたつの中に入ると、引っ張られてしまうのでした…。なお、DOG’S HOUSEさんによると、ハリスホークの爪はこまめに切り、犬を負傷させないようにしていたといいます。【ネットの声】・野生の本能を垣間見た。踏ん張りがすごい。・犬と猛禽類が共存できるのは初めて見た。・モフモフに、野生の血が騒いだのだろうか…。この後、DOG’S HOUSEさんが間に入ってハリスホークの動きをやめさせ、一連の様子は終わったといいます。犬は最後までこたつから出てこなかったといい、ハリスホークの動きを気にしていなかったのだとか。マイペースな性格が伝わりますね![文・構成/grape編集部]
2022年01月21日ユニバーサル・ピクチャーズがホラー映画『The Black Phone』(原題)の予告編を公開した。監督は『エミリー・ローズ』『ドクター・ストレンジ』シリーズのスコット・デリクソン、主演はイーサン・ホーク。2人は2012年の『フッテージ』でも監督&主演俳優としてタッグを組んでいる。本作はジョー・ヒル著の同名短編を基に、サディスティックな連続殺人犯“グラバー”(イーサン)に誘拐され、防音の地下室に閉じ込められた13歳の少年フィニーの物語を描く。地下室には古いダイヤル式の黒電話が壁に取り付けられており、少年は外部との接触を試みるが電話は通じず、グラバーから「壊れているんだよ。ぼくが子どもの頃から」と言われてしまう。フィニーは「叫んでやる。おまえの顔を引っかいてやる」と怒りを言葉に込めるが、グラバーは全く動じず「この顔を?」と挑発してみせる。グラバーは常に気味の悪いマスクで顔を覆っているのだ。しかしある時、壊れているはずの電話が鳴る。これまでに行方不明になり、グラバーの餌食となった子どもたちからの電話で、彼らは電話を通じてフィニーを地下室から脱出させようと試みるのだった。予告編に対する映画ファンの感想は「おもしろそう。まずは原作の短編から読んでみる!」「鳥肌が立った」「すごくいい!」と好評だ。『The Black Phone』は2022年2月4日全米公開予定。(Hiromi Kaku)
2021年10月14日ユアン・マクレガーとイーサン・ホークが、Appleのオリジナル映画『Raymond and Ray』(原題)で異母兄弟を演じるという。Apple TV+の公式サイトが発表した。監督・脚本はロドリゴ・ガルシア(『パッセンジャーズ』『アルバート氏の人生』)、製作はアルフォンソ・キュアロン(『ROMA/ローマ』)、ボニー・カーティス&ジュリー・リン(『アルバート氏の人生』)。Apple TV+によれば、『Raymond and Ray』は「ひどい父親の影でひっそりと生きてきた異母兄弟のレイモンド(ユアン)とレイ(イーサン)」の物語。「彼らはそれでもお互いにユーモアを持ち合わせていました。父親の葬式は、彼らに取って生まれ変わるチャンスです。そこには怒りあり、痛みあり、愚かさあり、愛もあるかもしれません。間違いなく最後の始末をつけることになります」とのこと。ともに50歳で、スコットランド出身のユアンとアメリカ出身のイーサン。映画ファンは「どちらがどちらの言葉のアクセントに合わせるんだろう?」「イーサンがスコティッシュ・アクセントでしゃべってくれたら最高」「キャスティングが絶妙」「ユアン、イーサン、キュアロン。観ないわけにはいかない」と期待をふくらませている。(Hiromi Kaku)
2021年08月31日アンドリュー・ガーフィールド主演、マヤ・ホークが共演する映画『メインストリーム』(原題:『Mainstream』)が、10月8日(金)より全国公開することが分かった。監督を務めたのは、フランシス・F・コッポラの孫にして、ソフィア・コッポラの姪となるジア・コッポラ。写真家としても活動する傍ら、水原希子を起用した「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」のCMディレクターや様々なMVの監督としても活躍、若いながらコッポラファミリーの一員として着実にキャリアを重ねている。2013年に鮮烈な監督デビューを果たし、批評家から高評価を受けた『パロアルト・ストーリー』に続く長編2作目にあたる本作では、人気YouTuberへと駆け上がろうとする若者たちの野心と狂気の行きつく果てを描き出す。2020年ヴェネチア国際映画祭にも正式出品され、全米公開時に激論を巻き起こした問題作だ。主演は、2011年『ソーシャル・ネットワーク』で注目され、その翌年には『アメイジング・スパイダーマン』の主役に抜擢、『ハクソー・リッジ』ではアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたアンドリュー・ガーフィールド。破天荒でシニカル、圧倒的カリスマ性でスターダムを駆けあがり、狂気に染まる主人公・リンクを演じ、またプロデューサーとしても本作の製作に関わっている。ヒロインには、ユマ・サーマンとイーサン・ホークを両親にもち、Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』への出演でブレイクを果たしたマヤ・ホーク。歌手・モデルとしても活躍し、ファッションアイコンとして絶大な人気を誇る彼女が演じるのは、うだつの上がらない日々を過ごしながら成功を夢見るフランキー。彼女がリンクと出会うことによって彼らの運命の歯車が大きく狂いだしていく。“いいね”のために、彼はどこまでいってしまうのか。過激なYouTuber・リンクには衝撃の結末が待ち受けるという。『メインストリーム』は10月8日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メインストリーム 2021年10月8日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2020 Eat Art, LLC All rights reserved.
2021年07月13日オスカー・アイザックが、Disney+のマーベルドラマ「Moon Knight」(原題)に主演することをSNSで発表した。ムーンナイトの様々なイラストを背景に撮影された自撮り写真に、「私たちはムーンナイトだ」というコメントを添えている。「私」ではなく「私たち」なのは、ムーンナイトというキャラクターはタクシー運転手のジェイク・ロックリー、大富豪のプレイボーイ・スティーヴン・グラントという複数の人格を持っている元傭兵であるため。昨年10月、オスカーがムーンナイト役の出演交渉を受けているという話が出ており、今年1月にはヴィランとしてイーサン・ホークの出演が報じられていたが、正式には発表されていなかった。マーベル・スタジオのSNSも、オスカーと同じ投稿で正式決定を認めている。ファンの反応は「ケヴィン・ファイギは『ドクター・ストレンジ』のエンシェント・ワン役に白人女優を起用したことを間違いだと認めた。それなのに、ユダヤ人のヒーローをユダヤ人じゃない俳優に演じさせるの?」「ムーンナイトのメンタルヘルスをしっかりと描いてほしい」「やっとだ!みんな知っていたとはいえ、正式発表がなかったから、ただのうわさなのかもしれないとドキドキしていた」「オスカー・アイザック、イーサン・ホーク、マーベル。観るしかないでしょう」など。(Hiromi Kaku)
2021年05月28日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今でこそ減りましたが、記者の子ども時代は銀行強盗や立てこもり事件が起こるとテレビ中継され、茶の間で固唾をのんで事件の行方を見守ったものでした。そんな出来事を思い出す昨秋公開の映画『ストックホルム・ケース』が、早くもDVDになりました。■『ストックホルム・ケース』4月2日Blu-ray&DVD発売。Blu-ray:5,280円、DVD:4,290円(いずれも税込み)。発売・販売元/ハピネット時は1973年。機関銃を手に銀行に押し入ったラースは、女性銀行員らを人質に、100万ドルと逃亡用の車と服役中の親友の釈放を要求。ところが、スウェーデン初の人質事件のせいか、首相も警察も対応にのらりくらり。人質のビアンカは、不器用で心根の優しいラースに親近感を持ち、彼をかばう言動をとり始めますが……。こんなふうに人質が犯人を好きになることを「ストックホルム症候群」といい、本作の題材にもなった銀行強盗事件から生まれた言葉だそう。たしかに、極悪人が警察に生理用品を要求してくれたり、1個しかない果物を人質みんなに分けてくれたら、見直してしまいますよね。しかもその強盗役を、アラフィフになったイーサン・ホークが好演。若いころの彼を知っていれば、ギャップ萌え必至です。警察との取引の交渉も浅はかな知恵比べで、頼りないラースは無事逃げおおせるのかと、最後までヤキモキ。きっと実際の事件でも、警察も強盗もグダグダだったんだろうなと思わずにはいられない、ほのぼのクライムコメディです。(文:西元まり)「女性自身」2021年4月13日号 掲載
2021年04月05日イーサン・ホークが知られざる孤高の天才ニコラ・テスラを演じる『テスラ エジソンが恐れた天才』が、3月26日(金)より公開。この度、100年前の人物ながら“PCで検索する”シーンや、イーサンの怪演ぶりをとらえた場面写真が解禁された。■100年以上前なのに、PCで検索する演出!?劇中では、物語の解説として、テスラに好意とシンパシーを抱くJ・P・モルガンの娘アン(イヴ・ヒューソン)がPCで時代背景を検索して紹介するシーンが出てくる。これは、テスラの考えの中ではすでにPCや携帯電話が予見されていたと想像し、劇中に登場させたもの。また書き割りを多用することによって、才能がありながらも浮世離れしたテスラの浮遊するような心象風景を演出。偉人の半生を追うだけではなく、かつて観たことがない作品に仕上がっている。■イーサン・ホークの狂演、監督と3度目のタッグ!イーサン演じるニコラ・テスラは、人とのコミュニケーションがあまり得意ではなく、才能はあるが上手く世渡りができず、破滅していく。そんな彼の焦燥感溢れる場面写真が解禁。イーサンの卓越した演技が、『ハムレット』『アナーキー』に続く3度目のタッグで全幅の信頼をおくマイケル・アルメレイダ監督により最大限に引き出されている。■海外の不思議なマーケティングにも注目!海外のマーケティングもユニークなものだった本作。デザイナー、ダナ・キャランのN.Y.の自宅でプレミアスクリーニングを開催し、出演のカイル・マクラクランほか、ヒュー・ジャックマン夫妻も参加し話題になった。また、海外のポスターでは、コンセントのアイコンをもじったユニークなポスターを制作し、「IndieWire」が選ぶ2020年ベスト25の作品の1つにも選ばれている。■知られざる、ニコラ・テスラの半生にコメント続々茂木健一郎(脳科学者)世紀の天才の人生を、きらめく独創的で描く孤高のドラマ。テスラが映画を撮ったら、こんな作品になったろう。荒俣宏(作家)アメリカン・ユーモア風にいえば、電子時代に生きる現代人じゃないと理解してやれない「100年早すぎた天才」の葛藤ドラマだ。ラジオがまだ生まれたての時に、すでにインターネットを構想していたようなトンデモない男を描くなら、同時代にはありえなかった20世紀音楽や超常的な脚本が必要だったに決まっている。これでテスラの肉声が聞こえたよ!『テスラ エジソンが恐れた天才』は3月26日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:テスラ エジソンが恐れた天才 2021年3月26日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© Nikola Productions, Inc. 2020
2021年03月18日第78回ゴールデン・グローブ賞のノミネート作品が日本時間2月3日夜に発表。配信作品が例年以上に存在感を発揮し、ゲイリー・オールドマンとデヴィッド・フィンチャー監督がタッグを組んだNetflix映画『Mank/マンク』が最多6部門のノミネートとなった。Netflix映画『シカゴ7裁判』が5部門、『ノマドランド』及び『ファーザー』『Promising Young Woman』(原題)が4部門で続き、チャドウィック・ボーズマンの遺作となった2本のNetflix映画『マ ・レイニーのブラックボトム』『ザ・ファイブ・ブラッズ』は作品賞候補とならず、チャドウィックが前者でドラマ部門主演男優賞にノミネート。また、監督賞候補5名のうち、『ノマドランド』のクロエ・ジャオ、キャリー・マリガン主演『Promising Young Woman』のエメラルド・フェンネル、公民権運動のさなかのある一夜を描いたAmazonオリジナル映画『あの夜、マイアミで』のレジーナ・キングと3名の女性監督(うち2人は女優でもある)が入る快挙となった。ハリウッド外国人記者協会(HFPA)が選ぶ本賞は、例年ならば12月上旬にノミネート作品が発表、翌1月上旬に授賞式が行われるが、今年は新型コロナウイルスの影響で延期に。授賞式は現地時間2月28日(日本時間3月1日)に予定されている。【第78回ゴールデン・グローブ賞ノミネート作品】映画の部ドラマ部門■作品賞『ファーザー』『Mank/マンク』『ノマドランド』『Promising Young Woman』『シカゴ7裁判』■主演女優賞ヴィオラ・デイヴィス『マ ・レイニーのブラックボトム』アンドラ・デイ『The United States vs. Billie Holiday』(原題)ヴァネッサ・カービー『私というパズル』フランシス・マクドーマンド『ノマドランド』キャリー・マリガン『Promising Young Woman』■主演男優賞リズ・アーメッド『サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~』チャドウィック・ボーズマン『マ ・レイニーのブラックボトム』アンソニー・ホプキンス『ファーザー』ゲイリー・オールドマン『Mank/マンク』タハール・ラヒム『The Mauritanian』(原題)ミュージカル/コメディ部門■作品賞『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』『ハミルトン』『Music』(原題)『パーム・スプリングス』『ザ・プロム』■主演女優賞マリア・バカローヴァ『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』ケイト・ハドソン『Music』ミシェル・ファイファー『French Exit』(原題)ロザムンド・パイク『I Care A Lot』(原題)アニャ・テイラー=ジョイ『Emma』(原題)■主演男優賞サシャ・バロン・コーエン『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』ジェームズ・コーデン『ザ・プロム』リン=マニュエル・ミランダ『ハミルトン』デヴ・パテル『どん底作家の人生に幸あれ!』アンディ・サムバーグ『パーム・スプリングス』※以下、部門共通■助演女優賞グレン・クローズ『ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-』オリヴィア・コールマン『ファーザー』ジョディ・フォスター『The Mauritanian』アマンダ・セイフライド『Mank/マンク』ヘレナ・ゼンゲル『この茫漠たる荒野で』■助演男優賞サシャ・バロン・コーエン『シカゴ7裁判』ダニエル・カルーヤ『Judas and the Black Messiah』(原題)ジャレッド・レト『The Little Things』(原題)ビル・マーレイ『オン・ザ・ロック』レスリー・オドム・Jr.『あの夜、マイアミで』■監督賞エメラルド・フェンネル『Promising Young Woman』デヴィッド・フィンチャー『Mank/マンク』レジーナ・キング『あの夜、マイアミで』アーロン・ソーキン『シカゴ7裁判』クロエ・ジャオ『ノマドランド』■脚本賞エメラルド・フェンネル『Promising Young Woman』ジャック・フィンチャー『Mank/マンク』アーロン・ソーキン『シカゴ7裁判』クリストファー・ハンプトン、フロリアン・ゼレール『ファーザー』クロエ・ジャオ『ノマドランド』■アニメーション映画賞『The Croods:A New Age』(原題)『2分の1の魔法』『フェイフェイと月の冒険』『ソウルフル・ワールド』『ウルフウォーカー』■外国語映画賞『Another Round』(原題)デンマーク『ラ・ヨローナ ~彷徨う女~』フランス、グアテマラ『これからの人生』イタリア『ミナリ』アメリカ『Two Of Us』(原題)アメリカ、フランス■作曲賞『ミッドナイト・スカイ』『TENET テネット』『この茫漠たる荒野で』『Mank/マンク』『ソウルフル・ワールド』■歌曲賞「Fight For You」『Judas and the Black Messiah』「Hear My Voice」『シカゴ7裁判』「Seen」『これからの人生』「Speak Now」『あの夜、マイアミで』「Tigress & Tweed」『The United States vs. Billie Holiday』テレビの部ドラマ部門■作品賞「ザ・クラウン」「ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路」「マンダロリアン」「オザークヘようこそ」「ラチェット」■主演女優賞オリヴィア・コールマン「ザ・クラウン」ジョディ・カマー「キリング・イヴ」エマ・コリン「ザ・クラウン」ローラ・リニー「オザークヘようこそ」サラ・ポールソン「ラチェット」■主演男優賞ジェイソン・ベイトマン「オザークヘようこそ」ジョシュ・オコナー「ザ・クラウン」ボブ・オデンカーク「ベター・コール・ソウル」アル・パチーノ「ナチ・ハンターズ」マシュー・リス「ペリー・メイスン」ミュージカル/コメディ部門■作品賞「エミリー、パリへ行く」「The Flight Attendant」(原題)「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」「シッツ・クリーク」「テッド・ラッソ」■主演女優賞リリー・コリンズ「エミリー、パリへ行く」ケイリー・クオコ「The Flight Attendant」エル・ファニング「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」ジェーン・レヴィ「ゾーイの超イケてるプレイリスト」キャサリン・オハラ「シッツ・クリーク」■主演男優賞ドン・チードル「Black Monday」ニコラス・ホルト「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」ユージン・レヴィ「シッツ・クリーク」ジェイソン・サダイキス「テッド・ラッソ」ラミー・ユセフ「ラミー 自分探しの旅」リミテッドシリーズ/テレビ映画部門■作品賞「ふつうの人々」「クイーンズ・ギャンビット」「Small Axe」(原題)「フレイザー家の秘密」「アンオーソドックス」■主演女優賞ケイト・ブランシェット「ミセス・アメリカ~時代に挑んだ女たち~」デイジー・エドガー=ジョーンズ「ふつうの人々」シーラ・ハース「アンオーソドックス」ニコール・キッドマン「フレイザー家の秘密」アニャ・テイラー=ジョイ「クイーンズ・ギャンビット」■主演男優賞ブライアン・クランストン「Your Honor」(原題)ジェフ・ダニエルズ「The Comey Rule」(原題)ヒュー・グラント「フレイザー家の秘密」イーサン・ホーク「The Good Lord Bird」(原題)マーク・ラファロ「アイ・ノウ・ ディス ・マッチ・イズ・トゥルー」※以下、部門共通■助演女優賞ジリアン・アンダーソン「ザ・クラウン」ヘレナ・ボナム=カーター「ザ・クラウン」ジュリア・ガーナー「オザークヘようこそ」アニー・マーフィー「シッツ・クリーク」シンシア・ニクソン「ラチェット」■助演男優賞ジョン・ボイエガ「Small Axe」ブレンダン・グリーソン「The Comey Rule」ダニエル・レヴィ「シッツ・クリーク」ジム・パーソンズ「ハリウッド」ドナルド・サザーランド「フレイザー家の秘密」★セシル・B・デミル賞ジェーン・フォンダ★キャロル・バーネット賞ノーマン・リア(text:Reiko Uehara)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-ノマドランド 2021年3月26日より全国にて公開©2020 20th Century Studios. All rights reserved.【Netflix映画】シカゴ7裁判 2020年10月9日より全国にて公開【Netflix映画】Mank/マンク 2020年11月20日より一部劇場にて公開、2020年12月4日よりNetflix独占配信開始パーム・スプリングス 2021年4月9日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©)2020 PS FILM PRODUCTION,LLC ALL RIGHTS RESERVED.【Netflix映画】マ・レイニーのブラックボトム 2020年12月18日よりNetflixにて配信【Netflix映画】この茫漠たる荒野で 2021年2月10日よりNetflixにて配信
2021年02月04日イーサン・ホークが、マーベルドラマ「Moon Knight」(原題)でヴィランを演じることになったという。「The Hollywood Reporter」が伝えた。「Moon Knight」は、マーベル・スタジオが手掛け、今後数年内に「Disney+」で配信する11作品のドラマの1つ。主役のムーンナイト/マーク・スペクターを、オスカー・アイザックが演じることが報じられている。Netflixの大人気ドラマ「アンブレラ・アカデミー」の共同クリエイター、ジェレミー・スレイターが脚本、製作総指揮、ショーランナーを務める。今作でスーパーヒーローとヴィランを演じるオスカーとイーサンは、過去に2人ともマーベル映画『ドクター・ストレンジ』の主役候補に挙がっていたという“つながり”がある。オスカーはゴールデングローブ賞、イーサンはアカデミー賞にノミネート経験がある実力派俳優でもあり、「2人の共演が楽しみ」という声や、イーサンに対して「最高のチョイス」などの期待の声が上がっている。「Disney+」のマーベルドラマ11作品の中でデビューを果たしたのは、先週金曜日に配信開始されたエリザベス・オルセン&ポール・ベタニー主演の「ワンダビジョン」。続いてアンソニー・マッキー&セバスチャン・スタン主演の「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」が3月19日、トム・ヒドルストン主演の「ロキ」が5月に配信を控えている。(Hiromi Kaku)
2021年01月18日知られざる孤高の天才ニコラ・テスラを、イーサン・ホークが怪演する『テスラ エジソンが恐れた天才』が公開されることが決定。併せて、予告編とビジュアルが解禁となった。ニコラ・テスラは、1887年にテスラ電灯社を設立し、今日の電気の基礎となる交流電気方式をはじめ数多くの発明を成し遂げた人物。無線送電やロボットなど未来を予測した研究も発表するが資金難に苦悩し、1943年にホテルで独り生涯を終える。交流電流によって、直流電流のエジソンとの電流戦争に勝利しながら、彼はなぜ人生に敗北したのか。本作では、人々の思考の先をゆく天才ゆえに、孤独な人生を歩み、愛だけは発明できなかった発明家・テスラの半生を描く。本作でテスラを演じるのは、『6才のボクが、大人になるまで。』などで、アカデミー賞に4度もノミネートされているイーサン・ホーク。天才の苦悩と悲哀をクールに体現している。そして、テスラのライバルともいえるエジソン役を、『ブルーベルベット』や「ツイン・ピークス」シリーズなどのカイル・マクラクランが務める。今回解禁された予告編では、電力システム、ラジオ、電気モーター、点火プラグなど数々のものを発明したテスラと、「偉大な人物」と称賛される一方で、マッドサイエンティストとも呼ばれたテスラの両面を描き、その狂気に満ちた半生を表現している。テスラVSエジソンの戦いを、アイスクリームを顔に押し付けあうという奇抜な演出で表現したシーンも映し出され、本編で繰り広げられる2人の闘いにも期待が高まる。予告編と同時に解禁されたポスタービジュアルには、こちらを睨み見るようなイーサン演じるテスラが真ん中に大きく配置され、その指先には稲妻が走っている。「彼がいなければ世界は100年遅れていた――。」というコピーが添えられ、世界の文明にテスラがいかに多大な影響を与えたかがうかがえる。『テスラ エジソンが恐れた天才』は2021年3月26日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年12月25日イーサン・ホークと『ブルーに生まれついて』ロバート・バドロー監督が再タッグを組んだ『ストックホルム・ケース』。この度、公開日11月6日に50歳の誕生日を迎えるイーサンの映像インタビューが解禁された。囚われたはずなのに、犯人に連帯感や好意的な感情を抱いてしまう心理学用語「ストックホルム症候群」の語源となった銀行強盗事件を描く本作。「普通の人は銀行強盗をしない。犯人が“いいヤツら”と言われても、普通は強盗したり銃で脅したりしない。銀行強盗の目的が金ではないので、かなり奇妙な男だとすぐに気づく」と、“本当の犯人”について言及するイーサン。「僕は再現ドラマやドキュメンタリー作品を作るつもりはなかった。僕は実際の犯人とかなり違うし、状況もよく理解できない。ただ事実を伝えるだけでは映画にならないんだ。観客が何に共通点を見出し、何に興味を引かれるか考えるべきだ。現代ではいろいろな方法で事実を確認できる。我々の仕事は物語を芸術作品として伝えることだ」と、熱く語る。そして、「ロバートと数年前に仕事をしたのでお互いの考えはよく理解ができた。彼は僕の演技を信じて、僕も彼を信じてついていった。どちらかが話の筋が通る境界線にいて、もう1人ははみ出さないように見張っていた」と監督との信頼関係を明かす。順通りの撮影については「興奮状態で銀行強盗を演じ、ひとつのセットで撮影が続く時間を追った撮影はやりやすかった」とふり返っている。『ストックホルム・ケース』は11月6日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、アップリック吉祥寺ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ストックホルム・ケース 2020年11月6日 ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、UPLINK吉祥寺ほか全国公開© 2018 Bankdrama Film Ltd. & Chimney Group. All rights reserved.
2020年10月30日ティモシー・シャラメやゼンデイヤ、フローレンス・ピュー、ルーカス・ヘッジズら、いまハリウッドを席巻する【Z世代:ジェネレーションZ】の俳優たち。ティモシーはゼンデイヤと共演する『DUNE/デューン 砂の惑星』や豪華キャストが大集結するウェス・アンダーソンの『The French Dispatch』(原題)が2021年に公開を控え、フローレンス・ピューの活躍が楽しみな『ブラック・ウィドウ』は約1年の延期を経て2021年4月29日公開が決まったばかり。ルーカス・ヘッジズはミシェル・ファイファーと親子役を演じる『French Exit』(原題)の演技が絶賛されており、再び賞レースを賑わせることになるかもしれない。先行き不透明なコロナ禍ながら、彼らの輝きをスクリーンで目にすることは映画ファンにとって希望そのもの。今回は、そんな彼ら以外にも注目の待機作品が控える、いまからチェックしておきたいZ世代のネクストスター候補にフォーカスした。エマ・マッキー『ナイル殺人事件』で重要キャラクターに12月18日(金)全国にて公開ガル・ガドットにアーミー・ハマーらが豪華共演、ケネス・ブラナーの名探偵ポアロが帰ってくる『ナイル殺人事件』。ナイル川をめぐる豪華客船で大富豪の娘が殺害され、彼女の結婚を祝うために集まった乗客全員に疑いがかかる。本作でガル演じるリネットの親友ジャクリーンに大抜擢されたのが、Netflixのヒットシリーズ「セックス・エデュケーション」で一躍ブレイクしたエマ・マッキー(1996年生まれ)。また、『ブラックパンサー』のレティーシャ・ライト(1993年生まれ)も乗客のひとり、ロザリー役で出演している。マーゴット・ロビーに似ている!?カリスマ的な演技力やセクシーさが魅力「セックス・エデュケーション」で“マーゴット・ロビーに似ている”と話題となったエマ・マッキーは、まさにトリッキーな色気と悲哀を漂わせる演技力を持ち合わせる若き逸材。1989年のパリ博覧会を舞台にした『Eiffel』ほか、キリアン・マーフィー共演『The Winter Lake』、作家エミリー・ブロンテを演じる『Emily』、イングランド王チャールズ2世の寵姫ネル・グウィンを演じる「ワーキング・タイトル」製作作品など主演作が続々と決まっている(英題はいずれも原題)。チャーリー・プラマー『WORDS ON BATHROOM WALLS』に主演『荒野にて』のチャーリー・プラマー(1999年生まれ)が統合失調症を患う青年アダムを演じるヒューマン・ドラマ『WORDS ON BATHROOM WALLS』(8月21日全米公開)。同じ学校に通うマヤとの出会いをきっかけに自分を受け入れられるようになったアダムは、マヤとの恋や家族のサポートのもと料理人になる夢を目指して様々な困難と奮闘していく。EDMのDJデュオ「ザ・チェインスモーカーズ」が初めて映画音楽を監修したことでも話題で、オリジナル・サウンドトラックはすでに日本でもリリースされている。マヤ役を演じるのは、『WAVES/ウェイブス』でケルヴィン・ハリソン・Jrの妹を演じたテイラー・ラッセル(1994年生まれ)。ヴェネチア国際映画祭で新人賞を受賞した期待の新星『荒野にて』『ゲティ家の身代金』で注目を集め、Z世代の性的暴行を描いたA24×HBO『シェア~私に何が起こったか~』に出演。「ゴシップガール」製作陣による新作「Looking For Alaska」、「13の理由」キャサリン・ラングフォード(1996年生まれ)と共演するSFラブコメディ『Spontaneous』などの日本上陸も待たれ、Z世代の青春映画にも欠かせない存在となっている(英題はいずれも原題)。ノア・センティネオ、『Black Adam』でロック様と共演ドウェイン・ジョンソン主演のDC映画『Black Adam』(原題)はコロナの影響により2021年12月の全米公開から公開未定となってしまったが、ドウェイン演じるアンチヒーロー、ブラックアダムを中心に新たなDCのスーパーヒーローチームが結成されるという。そこに加わるのが、Netflix映画『好きだった君へのラブレター』や新『チャーリーズ・エンジェル』に出演したノア・センティネオ(1996年生まれ)だ。ブラックアダムの“親友”で、身体の耐久性を増強させたり、サイズを自在に変えたりできる能力を持つアトムスラッシャーを演じる。思わず笑みがこぼれるポジティブなエネルギーが魅力ラナ・コンドル(1997年生まれ)共演『好きだった君へのラブレター』シリーズや、『シエラ・バージェスはルーザー』『パーフェクト・デート』などで、すっかりNetflix青春映画の顔となったノア。ジャッキー・チェン監督&脚本の『Diary』、1987年の『マスターズ/超空の覇者』のリメイクなどが控えているが、ティモシーやルーカスらの憂い系とはまた異なる“陽”のエネルギーが溢れるキャラクターが人気となっている。マヤ・ホーク、ジア・コッポラ監督『Mainstream』出演フランシス・フォード・コッポラの孫で、ソフィア・コッポラの姪であるジア・コッポラ監督&脚本のコメディドラマ『Mainstream』が先日のヴェネチア国際映画祭でプレミア上映され、話題となった。「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン3でブレイクしたマヤ・ホーク(1998年生まれ)はアンドリュー・ガーフィールドやジェイソン・シュワルツマン、ナット・ウルフらと同作で共演。Z年代にとっては空気のようなインターネット文化に切り込み、三角関係の男女が自らのアイデンティティーのために奮闘する。なお、ジア監督が「ユーフォリア/EUPHORIA」を見てオファーしたという『mid90s ミッドナインティーズ』『WAVES/ウェイブス』のアレクサ・デミー(1994年生まれ)も出演している。両親の魅力と多才ぶりを受け継ぐサラブレッドユマ・サーマンを母に、イーサン・ホークを父に持つマヤは「ストレンジャー・シングス」シーズン4でもロビン役を続投するほか、イタリア映画『人間の値打ち』 のリメイク『Human Capital』、チャーリー・プラマー共演『Please Baby Please』でも主要キャラクターに起用されている。俳優業のみならず、シンガーやモデルとしての才能も注目されているところだ(英題はいずれも原題)。キキ・レイン『Don’t Worry, Darling』オリヴィア・ワイルドの監督2作目、フローレンス・ピュー主演の『Don’t Worry, Darling』(原題)にはクリス・パイン、ハリー・スタイルズ、ジェンマ・チャンらとともにキキ・レイン(1991年生まれ)が名を連ねている。1950年代のカリフォルニア、砂漠地帯にある孤立した理想郷を舞台にした夫婦のサイコスリラーになるという本作。キキはスケジュールの都合で降板したダコタ・ジョンソンに代わって抜擢された。『オールド・ガード』で新境地に挑戦!『ビール・ストリートの恋人』のヒロイン役で注目を浴びると、Netflix映画『オールドガード』では一転、シャーリーズ・セロンを相手にアクションまで披露したキキ。エディ・マーフィ主演『星の王子 ニューヨークへ行く』の32年ぶりの続編『Coming 2 America』(原題)にも参加しており、次なる世代を担う黒人女優のひとりとなるはず。同作は劇場公開が断念され、12月18日よりAmazon Prime Videoで配信される予定となっている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ナイル殺人事件 2020年12月18日より全国にて公開
2020年10月16日「ブルーに生まれついて」のイーサン・ホークと、ロバート・バドロー監督との再タッグで話題となっている映画「ストックホルム・ケース」が、11月6日より、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、UPLINK吉祥寺ほかにて全国公開される。 映画「ストックホルム・ケース」は、「ストックホルム症候群」の語源となったスウェーデンの歴史的強盗事件を描いた作品。長髪のカツラを被り、アメリカ人風を装って大胆不敵な銀行襲撃事件を起こす、今までにないクレイジーでハイテンションな強盗犯ラース役を魅力いっぱいに演じるイーサン・ホークをはじめ、不運にもラースの人質になるが、どこか憎めない彼に不思議な感情を芽生えさせていく銀行員ビアンカに「ミレニアム」シリーズや「プロメテウス」のノオミ・ラパス。ラースの犯罪仲間グンナー役を「キングスマン」シリーズや「裏切りのサーカス」などで知られる英国出身の名バイプレイヤーであるマーク・ストロングが演じるなど、実力派たちの演技アンサンブルは必見。製作には「ゲット・アウト」、「アス」などのヒットメーカー、ジェイソン・ブラムが参加し、制作陣には人気俳優ウィル・スミスの会社も名前を連ねている。本作を手がけたロバート・バドロー監督は、「主役はイーサン演じるスウェーデン人の男で、ニューヨーカー誌の記事は“優しく狂暴な男”と説明した。二面性がある男を表現することにとても興味を持ったんだ。銀行強盗やスリラーを含む物語ではあるけど、登場人物の性格や心理的な動きを描写したかった」とコメントしている。 ■「ストック・ホルムケース」のあらすじ何をやっても上手くいかない悪党のラース(イーサン・ホーク)は自由の国アメリカに逃れるために、アメリカ人に扮装してストックホルムの銀行強盗を実行する。彼は幼い娘を持つビアンカ(ノオミ・ラパス)を含む3人を人質に取り、犯罪仲間であるグンナー(マーク・ストロング)を刑務所から釈放させることに成功。続いてラースは人質と交換に金と逃走車を要求し、グンナーと共に逃走する計画だったが、警察は彼らを銀行の中に封じ込める作戦に打って出る。現場には報道陣が押し寄せ、事件は長期戦となっていく。すると犯人と人質の関係だったラースとビアンカたちの間に、不思議な共感が芽生え始める。また、本作の公開に先立ち、この度予告編とオリジナル・サウンドトラックが解禁。まずはこちらをチェックしておこう。「ストックホルム・ケース」サウンドトラックリスト音楽にこだわりのあるバドロー監督らしく、劇中歌には「新しい夜明け」「今宵はきみと」「明日は遠く」「トゥ・ビー・ア ローン・ウィズ・ユー」など、ボブ・ディランの名曲たちが登場する。それらは自由の国アメリカに憧れるラースの心境や、1970年代当時のスウェーデンの雰囲気を感じさせ、強い印象と情感を醸し出す。ファッションヘッドラインでは、劇中歌をまとめたプレイリストをスポティファイ(Spotify)で公開中。映画と一緒にプレイリストも楽しんでみてほしい。【映画情報】「ストックホルム・ケース」11月6日よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、UPLINK吉祥寺ほか、全国公開 監督・脚本:ロバート・バドロー製作:ジェイソン・ブラム劇中歌:ボブ・ディラン音楽:スティーブ・ロンドン出演:イーサン・ホーク、ノオミ・ラパス、マーク・ストロングほか提供:ハピネット、トランスフォーマー配給・宣伝:トランスフォーマーURL::@stockholmcase2018年 / カナダ・スウェーデン / 英語・スウェーデン語 / 92分 / シネスコ / カラー / 原題:STOCKHOLM / 日本語字幕:安藤里絵(C)2018 Bankdrama Film Ltd. & Chimney Group. All rights reserved.
2020年09月02日イーサン・ホーク主演、『ブルーに生まれついて』の監督と再タッグを組んだ主演最新作『STOCKHOLM』が邦題『ストックホルム・ケース』として公開決定。「ストックホルム症候群」の語源となったスウェーデンの歴史的強盗事件を描く。本作は、誘拐事件や監禁事件などの被害者が犯人と長い時間を共にすることにより、犯人に連帯感や好意的な感情を抱いてしまう心理学用語「ストックホルム症候群」の語源となった、“スウェーデン史上、最も有名な銀行強盗事件”として知られる5日間の立てこもり事件(ノルマルム広場強盗事件)を基にしたクライム・エンターテインメント。俳優のみならず脚本家、映画監督、演出家としても多方面で活躍するイーサン・ホークが、伝説のトランペット奏者チェット・ベイカーを演じスマッシュヒットを記録した『ブルーに生まれついて』(2015)のロバート・バドロー監督と再タッグ。長髪のカツラを被り、アメリカ人風を装って大胆不敵な銀行襲撃事件を起こす、いままでにないクレイジーでハイテンションな強盗犯ラース役を魅力いっぱいに演じる。また、不運にもラースの人質となるが、どこか憎めない彼に不思議な感情が芽生えていく銀行員ブリジッタに『ミレニアム』シリーズや『プロメテウス』などで知られるスウェーデン出身のノオミ・ラパス。ラースの犯罪仲間クラーク役を、『キングスマン』シリーズや『裏切りのサーカス』などで知られる英国出身の名バイプレイヤーであるマーク・ストロングが演じるなど、実力派たちの演技アンサンブルは必見。製作には『ゲット・アウト』『アス』などのヒットメーカー、ジェイソン・ブラムが参加、製作陣には人気俳優ウィル・スミスの会社も名前を連ねている。また、音楽にこだわりのあるバドロー監督らしく、劇中歌には「新しい夜明け」「今宵は君と」「明日は遠く」「君と二人きり」などボブ・ディランの名曲が登場。それらは自由の国アメリカに憧れるラースの心境や、1970年代当時のスウェーデンの雰囲気を感じさせ、強い印象と情感を醸し出す。「ストックホルム症候群」は、1996年に起きた「在ペルー日本大使公邸占拠事件」においても同様の事象が起きており、「リマ症候群」とも呼ばれている。極限状態の中で、なぜ、正反対の立場の彼らが命の危険を感じながらも心を通わせたのか?人間が持つ不思議な共感能力を、ユーモアを交えながらスリリングに描き出していく。『ストックホルム・ケース』は11月6日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、アップリック吉祥寺ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年07月06日