最近、某人気若手俳優が女性に暴行を加えた罪で逮捕されて話題になりましたね。この事件に限らず、女性を狙った犯罪というのは後を絶ちません。「私は主婦だから関係ないでしょ」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、 主婦を狙った犯罪も多く起こっています。そこで今回は、女性のための防犯対策についてご紹介します。●女性が巻き込まれがちな犯罪と対処法4つ●(1)押し込み強盗押し込み強盗の認知件数は2014年で248件と減少傾向にありますが、それでも自分が被害者にならないという保証はありません。女性を狙った凶悪な押し込み強盗事件が発生しているのは事実です。押し込み強盗は業者を装って行うケースのほか、あとをつけて玄関を開けた瞬間に背後から押し入るという場合もあります。こうした押し込み強盗は、主婦を狙うケースもある ので特に注意したい犯罪です。以下の対策を心がけましょう。・訪問者は必ずインターホンかドアスコープで確認する・たとえ業者であっても、ドアを開ける際は必ずドアチェーンをする・帰宅の際は、あとをつけられてないか背後を確認する・家に入ったらすぐに玄関を施錠する●(2)痴漢女性を狙った犯罪として、代表的なものが痴漢でしょう。痴漢は混雑時の電車内で行われることが多く、通勤ラッシュなどで混雑がピークになる午前8時頃に被害が集中する と言われています。ドア付近や車両の両端、改札口から近い車両などが特に狙われやすいとのことなので、乗車する際はなるべく避けるようにしましょう。●(3)ストーカー2016年5月に東京でアイドルがストーカーにナイフで襲われて重体になった殺人未遂事件がありましたね。まだ記憶に残っているという人も多いのではないでしょうか。この事件に限らず、ストーカーによる犯罪は多発しており、2010年の段階では認知されているものだけでも16,000件に上ります。こうしたストーカー被害にあう女性は、毎日同じ道を通っていたり、同じコンビニに通っていたりと、規則的なライフスタイルを送っている人に多い と言われています。仕事帰りに毎日同じコンビニに寄っている人は、もしかしたらストーカーに狙いを定められているかもしれません。ストーカーを防ぐには、なるべく自分の行動を読まれないようにする 必要があります。よくSNSなどで自分の居場所が特定されるような投稿をしている人がいますが、これは絶対NGです。また、通うコンビニを日によって変えたり、帰宅時間をずらしたりして不規則に行動すると効果的です。もしものときのために防犯ブザーを携帯しておくのも効果的です。●(4)盗聴・盗撮2010年の盗撮摘発件数は1,741件。女性にとって決して他人事ではない数字です。盗聴や盗撮は駅や電車などで行われることも多いですが、実は知らぬ間に盗聴器や盗撮カメラが家の中に取り付けられているケースもあります。盗聴器や盗撮カメラは数万円程度で売られているため、誰でも手軽に購入できます。また、近頃の盗聴器や盗撮カメラは巧妙に作られており、一目ではそれと気づかないようにできています。これらの犯罪道具は室内工事業者などを装ったり 留守を狙って忍び込んだりと多様な方法で設置されます。一度設置されてしまえばそれに気づくことは困難です。不安な方は以下の対策を行うようにしてください。・ディンプルキーの合鍵を作る・こまめに掃除し、見覚えのない物があれば警察に連絡する・在宅・外出時に関わらずしっかり施錠する・電車であれば、空いているのに近い距離にいる不審な男性から離れる・かすかなシャッター音にも気づけるよう、移動中はイヤホンをつけない----------いかがでしたか?女性を狙った犯罪はいまだに多く起き続けています。自分の身は自分でしっかり守ることが大切です。日頃から防犯対策を徹底するようにしたいですね。【参考リンク】・こんな時どうする? 防犯対策ファイル | SECOM()●文/パピマミ編集部
2016年08月31日法月綸太郎による誘拐ミステリー小説「一の悲劇」が、主演に長谷川博己を迎え「誘拐ミステリー超傑作 法月綸太郎 一の悲劇」として、テレビドラマ化されることが決まった。原作者の法月氏は、斬新なトリック、既存のミステリー小説にはあまり見られない“深い人間ドラマ”が描かれ「人はなぜ罪を犯すのか?一見幸せそうに見える人々の裏に隠された苦悩とは?」といった人間の表と裏の顔を見事に描ききり、日本推理作家協会賞や本格ミステリー大賞などの受賞歴を誇る人気作家。今回ドラマ化される「一の悲劇」は、“ミステリー作家・法月綸太郎シリーズ”として10年以上続く人気シリーズとなっている。物語の主人公・法月綸太郎役には、2011年放送のドラマ「鈴木先生」で主演、同年放送のドラマ「家政婦のミタ」では“ダメ夫”役がハマりブレイクした長谷川さん。現在上演中の大ヒット映画『シン・ゴジラ』でも主演を務めている。映画、ドラマ、舞台にと様々な役柄を演じてきた長谷川さんだが、意外にも本格サスペンスの主人公はこれが初となる。長谷川さん演じる主人公・綸太郎はまだ名の売れていないミステリー作家。古今東西の犯罪やトリックの知識を持ち、優れた頭脳と鋭い推理力を持っており、時に警視庁捜査一課に勤める父が抱える難事件の捜査にも協力している。普段は社交的で紳士的、なおかつ楽観的な性格だが、推理のことになると一切の妥協を許さない厳しい性格にひょう変。正義を信じる気持ちは強く、犯罪やそれを隠そうとする容疑者は許せない、という人物だ。今回、綸太郎は容疑者のアリバイ工作に利用されてしまい、壮大な誘拐ミステリーに巻き込まれていくことになる。共演には、綸太郎の父で警視庁捜査一課キャリアの貞雄役に奥田瑛二。将来有望なエリートキャリアだったが、上司に疎まれ出世コースから外れてしまい、階級はずっと警視のまま。出世のためにギラギラしているキャリアたちの中で、ただ1人ひょうひょうとしているキャラクターだ。息子の推理力に一目置いており、難事件のたびに意見を求めている。そのほか、渡辺えり、伊原剛志、富田靖子、矢田亜希子、モロ師岡らが脇を固める。今回主演を務める長谷川さんについて、原作者の法月氏は「作家冥利に尽きるというか、こんなに恵まれた配役はありません。『八重の桜』のひょうひょうとした知性派や『デート』のエキセントリックな文学青年のたたずまいが、作中探偵のイメージにピッタリなのです。シリアスとコミカルの両面をあわせ持つ俳優さんでないと、綸太郎の味は出せないでしょう」と絶賛している。長谷川さんは本ドラマについて「しゃれたトリックがある作品です。現代が舞台ですが、レトロな魅力もある作風で、衣装や小道具などにもこだわっています。法月綸太郎作品の初めての映像化ですが原作を大切に制作されておりますので、原作ファンの方にも楽しんでいただけると思います」とアピールした。金曜プレミアム「誘拐ミステリー超傑作 法月綸太郎 一の悲劇」は9月23日(金)21時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年08月31日心に「ある闇」を抱えた波瑠演じる新人刑事・藤堂比奈子が、個性豊かなメンバーと共に不可解な殺人事件の犯人と対峙する猟奇犯罪ミステリードラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」の第8話が8月30日(火)明日、放送される。原作は内藤了による「ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズ(角川ホラー文庫刊)。本作は、波瑠さんが民放連続ドラマ初主演にして初の刑事役に挑戦するドラマで、篠田麻里子や間宮祥太朗らのゲスト出演者にも注目が集まっている。先週放送の第7話では、比奈子が隠し持っていたナイフについて、高校時代にある人からもらったことを中島保(林遣都)に打ち明け、さらにクライマックスでは殺意を持って犯人と対峙していた証拠であるそのナイフの存在に気付いた東海林(横山裕)が、比奈子に対して「テメーはもう、刑事じゃねえ」と言い放って両者とにらみ合う場面で終了していた。これまで妹を殺された事件をきっかけに、殺人犯に憎悪を抱きながら違法な手段でも殺人犯を追ってきたアウトローな刑事・東海林。今週放送の第8話では、東海林が単身、中島が収容されている研究施設へ向かう。殺人犯を憎む刑事・東海林と、殺人を犯してしまった中島。立場は違えど、比奈子の心の闇を知る2人が、ここでついに1対1で語り合う!また放送終了後のSNSでは、「関ジャニ∞」横山裕演じる先輩刑事・東海林を指す「東海林先輩」、そして林遣都演じる心療内科医・中島保を指す「中島先生」に関するコメントが相次ぎ、Yahoo!検索(リアルタイム)などでは毎週常にこの2つの言葉がトレンドワードの上位にランクインしているほど、視聴者を沸かせている。クールでアウトローだが、比奈子がピンチの時には必ず助けに来てくれる東海林に関しては、「東海林先輩かっこよすぎて腰が砕けそう」「東海林先輩にキュン死した」「東海林先輩に守られたい」といったコメントが寄せられ、また闇を抱える比奈子を理解し、心を通わせようとする中島の優しい姿には、「中島先生の優しくて脆く危うい感じよい」「中島先生メチャかわいい」という声が挙がった。さらに、第5話で自身が猟奇自殺事件に加担していたことを比奈子に告白する壮絶なシーンを受けて、「中島先生何回見ても泣いちゃう」といった声も寄せられており、今回の第8話はさらに話題を集めそう。2人が1対1で語り合うその内容とは一体…。最終章へ突き進んでいく物語に一瞬たりとも見逃せない。「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」は毎週火曜日22時~フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2016年08月29日8月10日より紀伊國屋サザンシアターにて「名探偵コナン×ライブミステリー~洋上の迷宮(ラビリンス)~」が開幕した。本作品は観客自身が探偵となり、事件の謎を解明する舞台型謎解きステージ。事件に至るまでが描かれた「事件編」と、犯人を推理する「捜査編」、そして事件を解き明かす「解決編」という3部に分かれている。舞台演劇と謎解きを同時に楽しめる新感覚のエンターテインメントだ。【チケット情報はこちら】公演初日には、演出の村上大樹をはじめ平野良、塩野瑛久、宮城紘大、加藤里保菜、浜本ゆたか、中道裕子、三上市朗らによる囲み取材と公開ゲネプロが行われた。クルー役の平野は「素敵な舞台になることを確信しています!」と自信たっぷり。大学生役を演じる宮城も「良い舞台になっている。」と笑顔をのぞかせた。同じく大学生を演じる塩野、加藤は「観客と一緒に楽しみたい。」と舞台型謎解きステージならではの意気込みを語った。一隻の豪華客船から物語は始まる。ある財閥主催のパーティが行われている最中、殺人事件が発生した。海以外逃げ場のない船の上で、一体誰がどういった目的で殺害を行ったのか―、平野演じる葉上良一は豪華客船にクルーとして乗員。少し頼りないところもあるが、この事件を解決に導くために乗客の言動、状況を注意深く調べていく。財閥の娘、その友人、母親、執事、船長などそれぞれがどこか怪しく、誰もが犯人のようにみえてくる。舞台上で繰り広げられる捜査、そして浮上する容疑者、一緒になって犯人を探すうちに、まるで自分自身も出演者として作品に参加しているような感覚になり、みるみるうちにのめり込んでしまう。そして解決編へとつながる前に、ストーリーテラーを務める江戸川コナンが登場。事件内容のおさらいと観客を解決へと導く手助けをしてくれる。観客は配られた問題用紙に回答を埋めていき、犯人と思われる名前を記入、提出をし解決編を待つ。自分の推理が正解なのか、犯人は一体誰なのかを予想しながら待つ時間が緊張感と期待感を誘った。解決編では動機はもちろんのこと、殺人に至るまでのトリックが舞台上で繰り広げられる。最後には答え合わせと、正解者には表彰が行われるので、表彰を目指して「事件編」「捜査編」の一挙一動を見逃さないようにしてほしい。公演は、8月21日(日)まで東京・紀伊國屋サザンシアター。9月16日(金)・17日(土)に北海道・道新ホール、9月22日(木・祝)から25日(日)まで大阪・松下IMPホールで上演。チケットは発売中。
2016年08月15日チャールズ・ブロンソンの人気作をジェイソン・ステイサム主演でリメイクした『メカニック』の続編『メカニック:ワールドミッション』の予告編映像が公開になった。殺人の痕跡を残さない完璧な仕事ぶりから“メカニック”の異名をもつ殺し屋を演じるステイサムが、身体をはった超絶アクションに挑む映像だ。『メカニック:ワールドミッション』/予告編本作の主人公“メカニック”ことビショップは殺し屋稼業から足を洗っていたが、何の罪もない女を人質にとられ、やむなくビショップと共に暗殺者として育てられた兄弟子クレインの依頼を受けることに。しかし、彼はこのヤマに成功しても失敗しても死が待っていることを知る。絶対絶命の状況に追い込まれたビショップは、自身と共に訓練を受け、手のうちをすべて知り尽くしているクレインを相手にミッションに挑む。ステイサムはこれまでも長身と圧倒的な身体能力を生かして、数々のムチャなアクションに挑んできたが、このほど公開になった映像では高層ビルに備え付けられたプールで泳ぐターゲットをしとめる超絶アクションが登場。男がなぜこんな危険な場所で泳ごうと思ったのか謎だが、ターゲットは悠々とプールを進み、やがて、水に揺れるドヤ顔のステイサムに遭遇する。その後も、爆風をかいくぐり、ロープウェイからダイブするなどステイサムの“やりすぎ”アクションが連発。名優トミー・リー・ジョーンズ、ジェシカ・アルバの出演シーンも収録されている。『メカニック:ワールドミッション』9月24日(土) 全国ロードショー
2016年07月08日『ジュラシック・ワールド2(仮題)』の監督に、『永遠のこどもたち』『インポッシブル』のJ・A・バヨナが決まった。その他の情報『ジュラシック・ワールド』を監督したコリン・トレボロウは、1作目の公開時から、続編の監督をするつもりはないという姿勢を示していた。トレボロウは、プロデューサーと脚本家として続編に関わる。1作目に主演したクリス・プラットとブライス・ダラス・ハワードも続投する予定だ。北米公開予定は2018年6月22日。昨年公開された『ジュラシック・ワールド』は、全世界で16億ドルを売り上げ、史上4番目のヒット作となった。トレボロウは、次に『スター・ウォーズ/エピソード9(仮題)』を監督することが決まっている。文:猿渡由紀
2016年04月19日マーベルの最新映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』がついに完成し、現地時間12日にロサンゼルスのドルビーシアターでワールドプレミアが行われた。会場には主演のクリス・エヴァンスをはじめ、ロバート・ダウニー・Jr、本作から登場するスパイダーマンを演じたトム・ホランドらが登場。会場には全世界から4500人のファンがつめかけた。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』/その他の画像映画は、これまで共に戦ってきたアベンジャーズのメンバーが意見の違いから、ふたつのチームに分かれて対立する緊迫感あふれる作品。これまで“ヒーロー”として敵と戦ってきたキャラクターが禁断の戦いを繰り広げるとあって、注目するファンも多く、会場には世界中から250人以上もの取材者が集まり、ファンと共に作品の“お披露目”を見届けた。会場にはキャプテン・アメリカ役のエヴァンスや、アイアンマン役のダウニー・Jrら12人のキャストが集結。本作からスパイダーマンを演じるホランドは「ワオ!僕がアベンジャーズの一員だなんて信じられない!ロバートもクリスも最高にクールだよ!」と興奮気味に語り、ダウニー・jrは「トムがチーム アイアンマンに入ってくれて嬉しいよ。なんてったって、こちら側に人気者が集合しているからね!」とコメント。劇中では対立するがエヴァンスも「トム・ホランドは素晴らしいよね! 彼以上にいい役者は見つけられないよ」と演技を高く評価した。本作は、アメリカの一般公開よりも早く29日(金)から日本で公開される。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』4月29日(金) 全国ロードショー
2016年04月13日シマンテックは30日、インターネット犯罪から身を守るための情報を集約した「インターネット犯罪対策ハンドブック」を個人ユーザー向けに無料公開した。形式はPDFで、全11ページ。シマンテックでは、「サイバー攻撃対策の重要性が高まる中、実際の対策情報は1カ所に集約されておらず、被害を拡大させる恐れがある」として、今回のハンドブック制作に至った。4月の新生活を迎え、セキュリティ初心者向けに、実際起こりうるトラブルとその対策、ウイルス感染の仕組み、防御方法などを具体的に解説する。紹介されているサイバー犯罪は、ランサムウェアやフィッシングメール、正規サイト改ざん・不正広告によるウイルス感染、SNSアカウント乗っ取り、ボットネット攻撃、ネットバンキングの不正送金など。各事例の対策に加え、トラブルに遭った際の連絡先として独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)の相談窓口や、警視庁のサイバー犯罪対策窓口などが紹介されている。
2016年03月31日マツダ新型「ロードスター」(海外名「MX-5」)が、ワールド・カー・アワーズ主催「2016年ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。特別賞のひとつ「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」も同時に受賞し、史上初のダブル受賞となった。「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」は2004年、世界各国の自動車ジャーナリストによって創設された自動車賞。ワールド・カー・アワーズ(WCA)が主催し、世界各国で1年間に発売された新型モデルの中から、世界23カ国・73名の自動車ジャーナリストの投票で選出される。マツダは2008年の「デミオ」(海外名「Mazda2」)以来、2度目の受賞となる。新型「ロードスター」はWCAが主催する特別賞のひとつ「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」も受賞。この賞を日本車が受賞するのは初めて。1車種によるダブル受賞も、同賞創設以来、初めてとなる。マツダ「ロードスター」は、アウディ「A4 セダン / アバント」、メルセデス・ベンツ「GLC」とともに「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」の最終候補の3車種に選ばれ、現地時間3月24日、ニューヨーク国際自動車ショーにて最終結果が発表された。なお、「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」においては、ジャガー「XE」、マツダ「CX-3」とともにファイナリスト3車種に選ばれていた。「ロードスター」はこれまでに「2015-2016 日本カー・オブ・ザ・イヤー」「2016年UKカー・オブ・ザ・イヤー」など、30を超える賞を受賞している。米国で開催中のニューヨーク国際自動車ショーでは、リトラクタブルハードトップモデルの新型「ロードスター RF」が世界初公開されている。
2016年03月25日ラックは3月16日、サイバー犯罪の増加と手口の高度化・巧妙化に対する懸念から、三重県警察本部と官民一体となった対処を推進するため、共同対処協定を締結し、協力体制を確立していくと発表した。三重県警は、今年5月に伊勢志摩サミットの開催も控える中、県内で増加しているサイバー犯罪等の未然防止と被害拡大防止を進めるため、民間で緊急対応サービスを提供しているラックの技術力や経験を活用することを目的に、共同対処協定を締結したという。共同対処協定においては、以下の協力事項を想定している。サイバー犯罪等の未然防止と被害拡大防止等に効果的な情報の交換サイバー犯罪等調査にかかわる手法、技術内容の提供サイバー犯罪等の手口に関する調査および研究内容の提供サイバー犯罪等の未然防止と被害拡大防止等に効果的な広報連携
2016年03月17日ESETは2月19日このほど、「Average cost of cybercrime rises by 200% in just five years」において、サイバー犯罪がもたらす被害総額が年間4500億米ドル(約50.5兆円)に到達しており、5年間で200%増加したことを伝えた。Hamilton Place Strategiesによって公開された「Cybercrime Costs More Than You Think|LEADING THINKING」を引用する形で紹介している。サイバー犯罪がもたらす被害はこの数年間で増加しており、現在もその傾向は継続している。今後もサイバー犯罪が世界の経済にもたらす影響は増加し続けると推測されており、注意が必要。報告ではサイバー犯罪がもたらす被害総額はAppleのビジネスに匹敵する規模になっていることも指摘している。インターネットが現在のビジネスにおいて重要なインフラとなっていることは広く認識されているが、企業におけるサイバー犯罪への対応はなかなか追いついていないのが現状だ。対応すべき範囲が従業員のPCや企業が管理しているサーバのみならず、イントラを構築しているネットワーク機器、従業員が個人的に保持しているスマートフォンやノートPCなど多岐に及ぶほか、経営層にも従業員にもサイバー犯罪に関して高い知識と防護策などの不断の実施が求められるためだ。こうした傾向は今後も継続すると見られる。
2016年02月24日ネットワールドは1月15日、Nimble Storage(ニンブル・ストレージ)のSSDとHDDのハイブリッド・ストレージシステム「Nimble Storage」に、Cisco Systemsのサーバとネットワーク製品を組み合わせたコンバージド・インフラストラクチャー・ソリューション(垂直統合型ソリューション)「SmartStack(スマート・スタック)」の取り扱いを開始した。Nimble Storageは、独自の特許技術である「CASL(キャスル、Cache Accelerated Sequential Layoutの略)」により、圧縮しながら効率的にディスクへ書き込みを行い、SSDをリードキャッシュとして利用することで高いパフォーマンスを実現。これにより、少ないハードウェアリソースで性能と容量を確保できるため、アプリケーションが要求するI/Oとキャパシティに対し、SSDとHDDを組み合わせた競合他社製品と比べて、ストレージリソースは1/3~1/5の削減が可能となり、設備投資費やデータセンターの専有容積、運用費などの削減に寄与するという。また、SmartStackはNimbleとCiscoが共同で開発した垂直統合インフラストラクチャーで、VMware、Citrix、Microsoft、Oracleなど多数の主要アプリケーションは検証済み。仮想デスクトップやプライベートクラウド、各種ビジネスアプリケーションなど幅広いワークロードに対応したソリューションを提供している。ネットワールドは、導入期間の大幅短縮や安定稼働などのメリットがあるコンバージド・インフラストラクチャーに注力しており、SmartStackの取り扱いを開始することでラインアップの拡充を図り、自社内の「プリ・インテグレーションセンター(PIC)」にて事前構築したうえで提供する。さらに、同社は仮想化やクラウド関連ソリューションの中で特に最適なストレージ環境の提供も推進し、Nimble Storageを追加することで製品ラインアップを強化する。そのほか、Webサイトでストレージの必要条件を入力して各ベンダーの見積を一括入手できる「ストレージ見積一括依頼サイト」を開設し、パートナーおよび顧客各社へのサービスを向上させるとともに、Nimble Storageのハンズオントレーニングも3月から予定している。
2016年01月15日斎藤工と窪田正孝という、いま最も注目を集める2人のイケメン俳優が“バディ”を組む1月スタートの日曜ドラマ「臨床犯罪学者 火村英生の推理」。本作で、これまで謎に包まれていた、世の中を震撼させる凶悪犯罪組織“シャングリラ十字軍”の指導者・諸星沙奈江役を、長谷川京子が務めることが分かった。ミステリー作家・有栖川有栖の代表作といえる、20年以上続く大ロングセラー・シリーズを原作にする本作。斎藤さん演じる犯罪学者・火村と、窪田さん演じる推理作家・アリス、ちょいワケありな名探偵2人が難事件に挑む本格推理エンターテインメント。火村は、「この犯罪は美しいか?」と、殺人現場に快楽を求め、「人を殺したいと思ったことがある」と公言し、究極の犯罪を追い求める、謎と闇を抱えたかなりヤバそうな男。一方、アリスは、「この犯罪はオモシロいか?」と火村の捜査を観察しながら、時に的外れな推理を繰り出しつつも、火村の葛藤と脆さを救おうと使命感を持つ、ちょっと頼りなげな男。およそ、捜査現場には似つかわしくない2人が、お互いの“残念な欠陥”を補完し合いながら、現場に残った複雑怪奇な“トリック”という挑戦状を、究極的に美しいロジックで解明、予想を覆す真相をあぶり出していく――。そんな本作で長谷川さんが演じる諸星沙奈江は、自らは手を下さずに構成員の心を巧みに操る、世間を騒がせる過激派集団の指導者という、これまでにない危険な女性。あることをキッカケに火村と出逢い、それがふたりの運命を狂わせていく…。意外にも、本作が日本テレビ系の連続ドラマ初出演となった長谷川さんは、「犯罪組織の首謀者、という、いままでなかった役をいただきとても新鮮な気持ちです」とコメント。「ただある意味、正解がなく、制限のない役柄なので、自分の価値観や先入観にとらわれず、広く考えて役作りしていきたい」と意気込みを語った。今回、斎藤さんとは初共演となったが、「ナイスガイ、という印象ですね。以前、自分が現場に行く日ではなかったんですけど(現場に)差し入れをしたことがあって、それをたまたま斎藤さんが知ったのか見たのかしたらしく、後日御礼の言葉をいただいて。そういうことをしっかり覚えていてくださって嬉しかったですし、きちんと面と向かってお言葉をかけてくださる誠実な方なんだなと思いました」と、その優しさにときめいてしまった様子。役柄の衣装については「象徴的かつ抽象的な役なので、どのような役柄なのか、と考えていましたけど、衣装が決まったことで役の広がりが見えて、イメージもわいてきましたし、ミステリアスな部分や一見、拘束着にも見える、という役の全ての要素が含まれているなと思いました」と役作りへの思いを語った。この美しき犯罪組織のカリスマに長谷川さんを起用したことについて、本作の戸田一也プロデューサーは「圧倒的な存在感と、神秘的な母性を感じさせる女性を登場させたかったので、長谷川京子さんはまさにイメージ通り」とコメント、「そのオーラで、物語の謎を引っ張っていただけると期待しております」と明かしている。「臨床犯罪学者 火村英生の推理」は2016年1月、日曜日22時30分より日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月08日アメリカを始め全世界で大ベストセラーとなったSFミステリー小説「The 5th Wave」の映画化『フィフス・ウェーブ』が、いま世界で最も注目される18歳のクロエ・グレース・モレッツを主演に迎え、日本で公開することが決定した。これに併せて、本作の予告編とポスターも解禁された。ある日突然、圧倒的知能を持つ生命体<アザーズ>により4度にわたる攻撃を受け、人類の99%が死滅。ほぼ壊滅状態となった現代の地球で、生き残った女子高生のキャシー(クロエ)は、離ればなれになってしまった弟を救うため、たった一人、子どもたちが拉致された基地へと向かう。いつまた来るかわからない襲撃の恐怖と、人間に紛れ込んだアザーズにより、誰が敵なのか味方なのか分からない末期的な状況の中、旅の途中でキャシーはある男性に命を助けられる。キャシーは彼に惹かれながらも、心から信頼できないまま、ともに基地へ向かう。彼女は致命的となる第5の波“フィフス・ウェイブ”を止めることができるのか。そして<アザーズ>を見抜くことができるのか――。原作は、「アルフレッド・クロップの奇妙な冒険」などを書いたリック・ヤンシーの「The 5th Wave」。21週間ニューヨークタイムズのベストセラーとなり、ハードカバーは約300,000部、電子書籍としては80,000部を販売。さらに、イギリスでは2014年のレッドハウス・チルドレンズ・ブック賞を受賞するなど、かなりの勢いをみせている。本作で主演を演じるのは、米タイム誌が選ぶ“2014年最も影響力のあるティーン25人”の一人にも選ばれ、いま世界で最も注目されるクロエ。彼女は今回、地球外の知的生命体<アザーズ>から攻撃を受け、恐怖に慄き翻弄される孤独なヒロイン、高校生のキャシーを演じる。『キック・アス』のヒット・ガール役で爆発的な人気を博し、続く『イコライザー』や『イフ・アイ・ステイ愛が還る場所』への出演でも話題となり、日本でも人気と知名度ともに急上昇している。また共演者には、キャシーが憧れを抱く青年・ベン役に『ジュラシック・ワールド』のニック・ロビンソン、旅先で知り合う謎の若い男性・エヴァン役にイギリス人俳優アレックス・ロウ、そして軍の指揮官・ヴォーシュ役に『ソルト』のリーヴ・シュレイバーが出演。そして本作の監督は、『アリス・クリードの失踪』で注目されたJ・ブレイクソン、脚本は『エリン・ブロコビッチ』でアカデミー賞脚本賞にノミネートされたスザンナ・グラント、プロデューサーには『スパイダーマン』シリーズのトビー・マグワイアなど豪華なスタッフが名を連ねている。今回解禁された映像は、正体不明の物体が突然空を覆いつくし、上空を見つめる人々。突然の停電、落下して爆発する飛行機、崩れ落ちるロンドン・ブリッジ。そして瞬く間に広がる、伝染病。人類の99%が死滅した中、生き残った少女キャシーは離れ離れになった弟を探すために一人生き抜こうとする。おびえながらも銃を構える彼女の瞳が見つめる先には――。思わず息を呑むような衝撃の予告編だ。そして同時に解禁されたポスターは、キャシーの緊張感ある背後と、倒壊するビルに燃える街が写された一枚。上部には、「第1の波(暗黒)、第2の波(崩壊)、第3の波(感染)、第4の波(侵略)、人類を滅亡に導く最後のWAVEとは――」と書かれている。“フィフス・ウェイブ”とは一体何なのか、原作ファンも多い本作、一体どんな結末を迎えるのか楽しみに待ちたい。『フィフス・ウェイブ』は2016年4月25日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年11月27日名匠アトム・エゴヤンの最新作となる映画『白い沈黙』は、第67回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、大きな反響を呼んだ話題作。衝撃のミステリー作品が描く想像を絶するストーリーとは?カナダのナイアガラフォールズの街で、妻と娘とともにささやかながらも幸せな日々を送っていたマシュー。9歳になる愛娘のキャスは、スケート選手を夢見て練習に励んでいた。そんなキャスをマシューが迎えに行った帰り道、悲劇は突然起きた。車内にキャスを残し、行きつけのダイナーに立ち寄ったほんの数分の間に、キャスが忽然と姿を消してしまったのである。誘拐されたと主張するマシューだったが、証拠が一切ない状況で、疑惑の目はマシューに向けられ、妻からも激しく非難されてしまう。それから8年の年月が経ち、捜査は行き詰まり、マシューと妻との関係も崩壊していた。それでも、8年間毎日あてもなく娘を探し続けるマシュー。何の手がかりもないと思っていたある日、キャスの生存をほのめかす手がかりをついに発見する。しかし、その裏に潜んでいたのは、想像をはるかに超えた衝撃の真実だった。マシューはキャスを再び抱きしめることはできるのか……?マシューを演じたのは、妻で女優のブレイク・ライヴリーとの間に第一子が昨年誕生し、私生活でも父親となったライアン・レイノルズ。罪の意識に苛まれながらも、希望を捨てずに娘を探し続ける父親の鬼気迫る演技をみせています。今回は時系列が複雑に絡み合っており、時間軸が進んだり戻ったりを繰り返す独特の手法で描かれているのが本作の特徴。そのさまよっているような感覚は、まるで行く当てもなく消えた娘を探し続ける父親の心境を体感しているかのようです。娘という宝物を突然失った家族が抱えるのは、消えることのない傷と空虚感。そのリアルさには、心が痛むと同時に親の愛の強さを感じさせます。最後まで目が離せない濃密なサスペンス・ミステリーは、映画ファンはもちろん、ミステリーファンをも虜にすること間違いなしの一本です。一面を雪に覆われた白い世界に潜む黒い魔の手がついにその沈黙を破り、明らかにされる真実とは……?イベントデータ:『白い沈黙』公開表記:10月16日(金)TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー配給:キノフィルムズ(c)Queen of the Night Films Inc
2015年10月14日ESETは10月7日(現地時間)、「Global cost of cybercrime ‘continues to rise’」において、世界中でサイバー犯罪に対応するための経費の増加傾向が続いており、企業における年間の平均経費は770万米ドル(約9億2500万円)に到達したと伝えた。特に金融業界、エネルギー業界、電気ガス水道といった公共事業などが狙われているという。どの程度の経費がかかっているかはもちろん企業の規模に大きく依存しており、大企業ほど経費が多くかかることになる。しかし、小企業は資本コストに対して高い経費を強いられており、大企業にとっても中小企業にとってもこうしたサイバー犯罪が重い負担になっていることがわかる。サイバー犯罪は収束する気配を見せておらず、活発化の傾向を継続している。こうしたサイバー犯罪の脅威が増加傾向にあるなか、コンピュータは事業の継続において欠かすことのできないツールとなっており、サイバー犯罪に対応しながら事業を継続することが求められている。こうした対策はセキュリティ・ソフトウェアの導入といった単一の対策では不十分とされており、教育から運用、マルウェアの感染を前提としたシステムの構築までの多層的な対応が求められている。
2015年10月09日サントリー食品インターナショナルは10月6日、「ペプシゴースト」(税別140円)を全国で数量限定発売する。同商品は、不思議な味わいがする「ミステリーフレーバー」のコーラ。「ハロウィーンなどのイベントやパーティーに驚きと楽しさを提供し、気分を盛り上げるペプシコーラ」をコンセプトに開発された。ゴーストがモチーフのパッケージは、全部で4種類。
2015年09月18日公開中の『ジュラシック・ワールド』の本編映像の一部が公開になった。映像には、平和だったパーク“ジュラシック・ワールド”を一瞬にして混乱状態に陥れた最強にして最凶の新種“インドミナス・レックス”が登場し、大暴れしている。本編映像の一部シリーズ第1作目の『ジュラシック・パーク』では琥珀に閉じ込められていたDNAを基に現代に恐竜を復活させ、人々が実際に恐竜をこの目で見ることができるパークの建設が描かれたが、不慮の事故によって計画は頓挫していた。しかし、20年後、本作でついにパークは“ジュラシック・ワールド”と名前を変えて復活。しかし、遺伝子操作によって誕生した“インドミナス・レックス”が逃走したことをきっかけにパークはパニックになる。映像では子どもたちがインドミナス・レックスから必死に逃走する場面が描かれるが、インドミナス・レックスはTレックスよりも巨大で凶暴、生存のためでなく“楽しみ”として生物を狩る恐ろしい恐竜で、映像でも子どもたちを容赦なく襲う。本シリーズの製作総指揮を務めるスティーヴン・スピルバーグは子どもを描く天才で、これまでも小さな子どもたちが物語で重要な役割を果たしてきたが、新鋭コリン・トレボロウが監督を務めた本作でも子どもがドラマを動かし、サスペンスを生みだす。映像は短いが、大暴れする恐竜と、逃げる子どもたちのアクションがたっぷりと描かれており、このシーンを大きなスクリーンと大音響で改めて観たくなる内容になっている。『ジュラシック・ワールド』公開中
2015年08月12日『ジュラシック・ワールド』の公開を記念してオープンしたパークサイトが更新された。恐竜たちの生態を間近で観察できる夢のパークの模様や、サイトの現在の様子を楽しめるサイトだが、どうやらパーク内で何らかの異変が発生したようだ。その他の画像/『ジュラシック・ワールド』サイトが更新シリーズ第1作目の『ジュラシック・パーク』では琥珀に閉じ込められていたDNAを基に現代に恐竜を復活させ、人々が実際に恐竜をこの目で見ることができるパークの建設が描かれたが、不慮の事故によって計画は頓挫していた。しかし、20年後、本作でついにパークは“ジュラシック・ワールド”と名前を変えて復活。このサイトでは園内の様子を“PARK CAM”という固定カメラで見たり、パーク内のレストランやショップ、暮している恐竜たちの情報を見ることができる。しかし、このほどサイトが更新され、“ご迷惑をお掛けしております。現在、パーク内で恐竜規模の技術的な問題が発生しております。安定した運営をしておりますので、ご安心ください”というメッセージが登場。“PARK CAM”のいくつかは表示されず、平和だったパークに何らかの問題が発生しているようだ。一体、パークで何が起きているのか? その謎は映画で明かされている。本作はすでに日本でも公開を開始しており、初日から好調な動員を記録。多くの観客が迫力の映像と巧みなストーリーに高評価を寄せており、映画を観終わった後は「トラブルさえなければ、実際にパークに行ってみたい」と思うのではないだろうか? テーマパークサイトは映画鑑賞後に観ると、劇中では一瞬しか登場しなかった場所や設備がじっくりと楽しめるようになっている。『ジュラシック・ワールド』公開中
2015年08月07日スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務める映画『ジュラシック・ワールド』の特別映像が公開になった。全シリーズに参加し、劇中に登場する恐竜に“魂”を込めてきた古生物学者のジャック・ホーナーが作品の魅力をたっぷりと語っている。その他の画像/特別映像シリーズ第1作目の『ジュラシック・パーク』では琥珀に閉じ込められていたDNAを基に現代に恐竜を復活させ、人々が実際に恐竜をこの目で見ることができるパークの建設が描かれたが、不慮の事故によって計画は頓挫していた。しかし、20年後、本作でついにパークは“ジュラシック・ワールド”と名前を変えて復活する。本作は手に汗握るアクション、パニックを描きながら、その背景には現代に恐竜が甦る道筋やドラマを描いて、作品にスケール感とロマンを与えている。古代の生物について研究を続け、本作に参加しているホーナーは、『ジュラシック・パーク』の主人公アランのモデルになったといわれている人物だ。最新作には名作『ジュラシック・パーク』を支えたスタッフが数多く参加しているが、ホーナーも参加。映像で彼は新作に登場する様々な恐竜たちについて解説している。映像に登場するのはどれも学者・研究者たちの長年の成果を基に甦った恐竜たちだが、一頭だけホーナーでさえも予測や研究の成果が適用できない恐竜が登場する。それが“インドミナス・レックス”だ。遺伝子操作によって生まれたインドミナス・レックスはTレックスよりも巨大で凶暴、生存のためでなく“楽しみ”として生物を狩る恐ろしい恐竜だ。そんな恐ろしい恐竜がもし、檻から脱走して島に放たれたら? 映像では暴れまわるインドミナス・レックスと、逃げ惑う人間たちの場面も数多く登場。これらの恐竜が大スクリーンで大暴れする様を想像するだけで公開が待ち遠しくなる映像になっている。『ジュラシック・ワールド』8月5日(水)より全国公開
2015年08月03日第15回日本ミステリー文学大賞「新人賞」を受賞した前川裕による小説「クリーピー」が、名匠・黒沢清監督によって映画化されることが決定。主人公の犯罪心理学者を西島秀俊が演じるほか、竹内結子、川口春奈、東出昌大、香川照之といった超豪華なキャストたちが出演を果たしていることが分かった。元刑事で、いまは犯罪心理学者の高倉(西島秀俊)は、かつての同僚・野上(東出昌大)から、6年前に発生した一家失踪事件の分析を依頼される。しかし、事件唯一の生き残りである長女・早紀(川口春奈)の記憶をたどるも、核心にはたどりつけずにいた。一方、高倉が妻・康子(竹内結子)と共に最近引っ越した新居では、つかみどころのない隣人、西野(香川照之)との何気ない会話に翻弄される日々を送る羽目に。西野と病弱な妻、中学生の娘・澪の三人家族に、隣人として接していたある日、高倉家に駆け込んできた澪はこう告げる。「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です」――。未解決の一家失踪事件と、隣人一家の不可解な関係。2つの繋がりから始まる、本当の恐怖とは…。ある夫婦の日常が、“奇妙な隣人”への疑惑と不安から深い闇へと引きずり込まれていく恐怖を描き、大人気作家・綾辻行人も「展開の予想できない 実に気味の悪い(クリーピーな)物語」と絶賛した震撼のミステリー「クリーピー」。日本ミステリー文学大賞「新人賞」ほか、2013年「このミステリーがすごい!」新人賞ベストテン第1位にも輝いた法政大学教授・前川裕によるこの原作を、最新作『岸辺の旅』が本年度の第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門「監督賞」を受賞したばかりの黒沢監督がメガホンをとり映画化。黒沢監督の教え子で、『東南角部屋二階の女』で長編監督デビューを果たしている池田千尋と脚本を共同執筆し、原作とは異なる映画オリジナルの衝撃的な展開を紡ぎ出すという。『ニンゲン合格』『蟲たちの家』『LOFT ロフト』に続き、4度目の黒沢監督作品となる西島さんが主演を務め、竹内さん、川口さん、東出さんと豪華キャストが集結。西島さんと竹内さんが現代社会ならではの日常に忍び寄る恐怖を味わう夫婦を演じ、『蛇の道』『トウキョウソナタ』、ドラマ「贖罪」を経て、同じく4度目の黒沢組への出演となる香川さんが、謎の隣人・西野に扮する。<西島秀俊コメント>黒沢監督とご一緒するのは約10年ぶりです。緊張しますが、撮影現場がとても楽しみです。今回演じさせていただく主人公の高倉は、ある未解決事件を追う一方で、妻と暮らす家の周囲で自分たち自身も事件に巻き込まれていきます。身近で起きていてもおかしくない、そんな恐怖を描いたリアルで重厚な素晴らしい脚本です。監督、スタッフ、キャストの皆さんと、誰も見たことのないような恐怖を創り出したいと思っています。<竹内結子コメント>西島さん、香川さんとまたご一緒できる嬉しさもありますが、黒沢組初参加ということで緊張もありつつ、どんな世界なのか、撮影初日を迎える日が待ち遠しいです。<川口春奈コメント>豪華なキャストの皆様とご一緒させていただくのはとても緊張していますが『クリーピー』のゾクゾクとした不気味な世界観にわたしも入っていけるよう、全力で頑張っていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。<東出昌大コメント>憧れの黒沢清監督と、こんなにも早くご一緒できることに驚きはありましたが、大変嬉しく、光栄に思います。クランクインの日が待ち遠しいばかりです。万全の準備をし、現場に臨みたいと思います。<香川照之コメント>今回で4度目の黒沢組となりますが、何年かに一度黒沢組からの依頼が来るたびに、それこそ私は、宝クジに当たったかのごとき恐悦の境地に浸ります。品格に満ち、才知に富み、観客にショックを与える才能と仕掛けに溢れたこの黒沢清監督作品に、四たび、いや五たび相まみえる西島秀俊さんと共に突っ込んで行けることは、さらに私にとって至福の喜びとなるに違いありません。本当に楽しみです。<監督・黒沢清コメント>はっと気づいたら時すでに遅し。すぐお隣で地獄の門が開き、日常がガラガラと音をたてて崩れていく。そんな世にも恐ろしく、かつ胸のすく映画を私は一度撮ってみたかった。<原作・前川裕コメント>国際的にも著名な黒沢監督に、私の作品『クリーピー』の映画化の監督をしていただけるのは、望外の喜びです。そのキャストの豪華さにも驚いています。西島秀俊さんは、今をときめく人気俳優で、私が教える大学生にこのことが知られたらどんなに嫉妬の眼差しを受けるだろうかと、いまから意味不明な優越感に浸っております。「クリーピー」(CREEPY)とは、「(恐怖のために)ぞっと身の毛がよだつような:気味の悪い」という意味。国内外を問わず熱い注目を集める黒沢監督が描く、驚愕のサスペンス・スリラー。身の毛もよだつ“気味の悪い”恐怖を、いまから楽しみにしていて。『クリーピー』は8月より撮影開始、2016年初夏、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年07月29日日本でも、若者の犯罪や凶悪事件が増えています。しかも過ちから学びを得、更生するのが理想ですが、残念ながら再犯率は高いのが現状です。また、犯罪を繰り返してしまう若者は、心の問題を抱えていることも。こうした現状を改善するためには、他人の感情を理解できるようになる訓練「表情効果トレーニング」が効果的だという研究結果が発表されました。今回は『Daily Mail Online』を参考に、若者の再犯率と、それを改善する方法についてまとめました。■凶悪犯罪を44%も低下させる驚きの講座イギリスのウェールズにあるカーディフ大学の心理学者によって、50人の若い犯罪者を対象とした感情認識能力と犯罪行為の関係が調査されました。その結果、他の人の感情を認識できるようにする講座をたった2時間受講させるだけで、再犯率を大きく下げるきっかけがつくれるという、驚くべき事実が明らかになったのです。政府統計によれば、若い犯罪者の3分の1以上が再犯に走るそう。しかしこの実験の後には、凶悪犯罪の割合を44%も下げることができたのだそうです。■様々な表情をトレースするトレーニング!高い効果が得られたこのトレーニングは、とてもシンプルな内容です。まず、被験者である犯罪者たちに、満足、悲しみ、怒り、恐怖など、さまざまな表情の画像を見せます。そしてその後、どのような行動によってそうした表情になったのかを説明させます。続いて、その表情を鏡の前で真似させるのです。こうすることで、他人の感情を認知レベルで理解できるようにしていくわけです。■心を理解できないティーンエイジャーの闇なぜこうしたトレーニングで、高い効果が得られたのでしょう?実は反社会的行動を示すティーンエイジャーの犯罪者たちには、感情、特に他人の恐れと悲しみを理解できないという特徴があるのです。このことについて研究しているヴァン・グーゼン教授によると、こうした認知行動療法によるアプローチは費用対効果がよいだけではなく、比較的早い改善が見込めるそうです。「子どもたちと若者の劣った感情認知能力は、反社会的行動を引き起こすことがあり得ます。感情を持たせ、悲しみや恐れなどの負の感情も認知させるだけで、犯罪の凶悪率は改善されるのです」若者の再犯が増加すればするほど、社会はどんどん不安定になっていきます。厳罰化するのではなく更生プログラムを充実させることの重要性は、これからますます高まっていきそうです。(文/和州太郎)【参考】※Teaching young criminals to recognise other people’s emotions can cut serious crime, study claims-Daily Mail Online
2015年07月21日カスペルスキーが調査したサイバー犯罪集団「Carbanak(カーバナック)」は、10億ドル(約1200億円)を銀行から盗みとったと推測されている。その手口は、システム管理者のデスクトップをビデオで記録・監視することだった。調査にあたったカスペルスキーのセキュリティリサーチャー、セルゲイ・ゴロバーノフ氏に話を聞いた。○100以上の金融機関から10億ドル窃取「Carbanak(カーバナック)」の謎2013年から2年に渡り、サイバー犯罪集団「カーバナック(Carbanak)」は、世界100以上の銀行・電子決済システムなどの金融機関を攻撃した。被害額はなんと10億ドル(約1200億円)にも及ぶ。日本では被害がなかったために話題にならなかったが、銀行へのサイバー攻撃では史上最高だと見られている。一連の攻撃グループをカスペルスキーでは「カーバナック(Carbanak)」と呼んでいる。カーバナックの調査を行ったカスペルスキーのセキュリティリサーチャーセルゲイ・ゴロバーノフ氏に話を聞いた。――10億ドルというのは想像がつかない被害額ですねゴロバーノフ氏「カーバナックの一連の攻撃は、APT攻撃(標的型攻撃)として高度で強力なものだ。彼らの目的は情報収集やソースコードの窃取などではなく、金銭そのもの。私が知るかぎりで、10億ドルの被害は史上最大の『サイバー銀行強盗』だと言える。1つの銀行で、1000万ドル(12億円)もの被害が出た例もあった」――どうやってそんな高額な現金を引き出せたのですか?ゴロバーノフ氏「私は世界各国の15~20の金融機関でカーバナックの調査を行ったが、恐るべきことにあらゆるシステムが被害にあっていた。銀行のトランザクションに使われているオラクルデータベースの制御が乗っ取られた例や、国際送金で使われるSWIFT(スウィフト:国際銀行間通信協会)のトランザクション、顧客のオンラインバンキングやATMにまで犯人がアクセスできた例もあった」――そこまで多種多彩な銀行内のシステムを乗っ取れるものですか?ゴロバーノフ氏「私も不思議に思った。色々なシステム、異なる言語のシステムが乗っ取られている。こんな多くのシステムと言語をあやつるのは、どんな天才なのか? と。しかし実際は単純だった。彼らは『ビデオ撮影』をしていたのだ」○デスクトップを1秒ごとにキャプチャ――ビデオ撮影? カメラをつけていたということですか?ゴロバーノフ氏「そうではない。捜査によってC&Cサーバー(指令サーバー)を押収できたが、ここに銀行内のシステム管理者のデスクトップを記録したビデオを発見した。犯人グループは、システム管理者のPCデスクトップ画面を、キャプチャ(スクリーンカム)してビデオにしていたのだ」――ビデオということはファイルが大きくなって露見しそうですがゴロバーノフ氏「カーバナックが使っていたスクリーンカムはとても巧妙なものだ。システム管理者の端末に侵入し、デスクトップキャプチャを行う。0.5秒ごとにデスクトップのキャプチャ画像を取り込み、解像度を落とし、グレースケール化して1秒ごとにC&Cサーバーに送っていた。ファイルが小さくなるため、システム管理者が気づきにくい」――具体的にはどのように動作するのですか?ゴロバーノフ氏「たとえばシステム管理者が朝出勤して、システムにログインする。その画面の様子は、犯人がリアルタイムで監視している。ログインパスワードはなにか、ATMをどうやって制御するか、オンラインバンキングの決済システムをどう操作するかまで、すべてが筒抜けだ。デスクトップキャプチャと同時に、キーボードロギング(キーボード入力監視ソフト)も行うので、入力データ・操作コマンド・パスワードがわかる。多種多彩なシステム・言語が被害にあった理由がこれでわかった。デスクトップキャプチャによって、銀行のシステムの動かし方をガイドする『チュートリアルビデオ』のようなものが完成する。これなら、どんなシステム・言語でも外から操ることができるというわけだ」――かなり高度なマルウェアですねゴロバーノフ氏「カーバナックが独自に開発したビデオプレーヤーがあるようだ。選択したアプリケーションを画面キャプチャし左側に表示。右側に盗みとったキー入力が表示される。RDP(リモートデスクトップ)の高度なバージョンと考えていい。このようなデスクトップキャプチャによる犯罪は、今まであまり聞いたことがない」○気付かれないようにシステム管理者を監視――システム管理者のパソコンがやられているのですが、なぜ気づかなかったのでしょうか?「監視しているシステム管理者を、カーバナックがさらに監視しているからだ。デスクトップキャプチャによって、カーバナックはリアルタイムにシステム管理者を見ている。たとえばシステム管理者が『なんか変だ。ログを見よう』と行動したとする。それすらもカーバナックには見えているので、作業をやめるか逃げる」――禁止されているはずのマルウェアを実行できてしまうのはなぜですか?ゴロバーノフ氏「銀行内では承認されていないアプリケーションは実行できないようになっているが、それもシステム管理者に見えないように操作し、マルウェアの実行を有効にしてしまう。また本人確認用のUSBメモリーが刺さっている場合のみシステムを動かせる制限があるなら、それを検知した時のみ攻撃する。システム管理者の操作がすべて筒抜けになっているので、USBメモリーが刺された時のみ攻撃するといったことが可能だ」――決済のシステムを乗っ取って、現金はどうやって送金していたのでしょうか?ゴロバーノフ氏「マネーミュール、つまり不正送金の中継を行う運び屋を使っていた。スパムメールなどで募集した第三者のマネーミュールの口座に送金し、そこから別の口座へ送金。最後は出し子が現金を引き出すパターンだ」――一連のマルウェアの入口となった感染源は?ゴロバーノフ氏「大きく分けて3つある。1つは標的型メールで、顧客から従業員のメール、企業向けセミナーの案内などを装って、添付ファイルを実行させるものだ。2つ目はWebサイトの改ざんによるドライブ・バイ・ダウンロード(表示するだけでマルウェアに感染させる手口)だ。ある大学のサイトで、株価分析の数式を公開していたページが改ざんされていた。金融機関のアナリストがよく見るサイトを狙っていた(いわゆる「水飲み場攻撃」)。複数のエクスプロイトキットが、脆弱性を攻撃して閲覧者にマルウェアを感染させる。ゼロデイではなかったが、最新の脆弱性を突くものだった。3つ目は既存のボットネット感染者をたどって、金融機関の関係者を探す方法だ。ランダムに感染させたマルウェアのボットネットをたどり、金融機関につながる関係者のボットをカーバナックが買い取る形だったようだ」○日本での被害はないが、同様の攻撃はありうるかもしれない――日本の金融機関は被害にあっていませんか?ゴロバーノフ氏「押収したC&Cサーバーを見た限りでは、日本のものはなかった。日本の金融機関への攻撃を試みた形跡はあったが、被害は確認できていない」――今後、日本の金融機関が攻撃される可能性はあるでしょうか?ゴロバーノフ氏「世界中の金融機関で、どんなシステムであっても、APTで攻撃によって侵入される可能性がある。極端な例では、ペネトレーションテスト(侵入試験)の担当者をカーバナックが雇い、侵入の手引をしたという事例もあった。日本が標的になりにくいとしたら言語だけの問題だろう。デスクトップキャプチャができてしまうので、日本語さえわかれば決済システムが乗っ取られる可能性がある」このようにカーバナックは、「デスクトップキャプチャ」という単純な手口を使いながらも、システム管理者をリアルタイムで監視することで、数ヶ月にわたって侵入を続けていた。カスペルスキーでは、カーバナック感染の例として、感染ファイルの例を上げている。金融機関のシステム管理者は、このファイルがPCに存在していないかチェックする必要がある。
2015年07月02日『ラブライブ!』に登場する「μ’s (ミューズ)」メンバーと、UHA味覚糖の「ぷっちょワールド」がコラボレーション! 『ラブライブ!』デザインの「ぷっちょワールド」が、2015年8月3日(月)より発売開始となる。さまざまなコラボ展開でおなじみの「ぷっちょワールド」だが、今回は『ラブライブ!』とのコラボで、μ’sメンバーの「ちょこんとかわいい! おすわりスイングマスコット」がおまけとして用意される。全9種類のマスコットは、企画・デザインをグルーヴガレージ、キャラクターデザインをまどか零六氏、原型をアルチザン・デザインスタジオが担当している。(C)2013 プロジェクトラブライブ!※画像は開発中のもの。
2015年06月05日スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務める映画『ジュラシック・ワールド』の新たな予告編とビジュアルが公開になった。かつて地球に生息していた巨大な恐竜たちを間近で観察できる夢のテーマパーク“ジュラシック・ワールド”の楽しさと、そこで起こった想像を絶するトラブルが描かれた映像だ。予告編シリーズ第1作目の『ジュラシック・パーク』では琥珀に閉じ込められていたDNAを基に現代に恐竜を復活させ、人々が実際に恐竜をこの目で見ることができるパークの建設が描かれたが、不慮の事故によって計画は頓挫していた。しかし、20年後、本作でついにパークは“ジュラシック・ワールド”と名前を変えて復活する。パーク内の恐竜と人間は基本的に“信頼”関係にあり、来場者は恐竜たちの生態を楽しみ、時には同じ空間を共有する。施設内にできたアトラクションはどれも人気で、映像に登場するゲストたちはみんな笑顔だ。しかし、パーク内で遺伝子操作された新種の恐竜“INDOMINUS REX(インドミナス・レックス)”が誕生したことで事態は一変。制御が利かず、殺しを楽しむインドミナス・レックスは暴走して、パークにいた2万人もの観客は逃げ場を失ってパニックに陥る。本シリーズはデジタル技術の進化によってスクリーン内で恐竜が“目の前にいる”ような感覚を実現させたが、最新作はそこにアクションやサスペンスの要素を加えることで、これまで以上に手に汗握る展開を描き出している。本作は映画サイトとは別に、劇中に登場するテーマパークのサイトも公開されているが、このほどサイトがリニューアル。恐竜情報が追加されたほか、パーク内の様々な場所の様子を動画で楽しめる“PARK CAM”が登場している。『ジュラシック・ワールド』8月7日(金)より全国公開
2015年05月01日カスペルスキーは4月24日、警察の犯罪捜査にビッグデータが活用された事例を同社のブログ「Kaspersky Daily」で解説している。代表的な活用例として、都市の中で最も危険なエリアがわかるようになった。下の地図では、ロンドンの「犯罪多発地域」が赤色で示されている。シアトルやニューヨーク、ロサンゼルスの警察でも同様の治安対策がすでに実施されている。特にロサンゼルスではめざましい改善効果が得られ、強盗が33%、暴力犯罪が21%、窃盗が12%減少した。捜査を進める上でもビッグ―データが活用されている。具体的には、写真、FacebookなどのSNSの更新やチェックインの状況、不登校の状況、医学的所見、購買データ、街頭の防犯カメラの記録など、どんな小さなデータにも価値があるという。データ分析がさまざまな傾向の解明にも役立っている。例えば、銃や弾丸が犯罪者の通貨代わりに使用されることが明らかになっているほか、SNS(特にFacebookとInstagram)には犯罪者自身の重要なデータがアップロードされており、貴重な情報源となっている。○分析システムで犯罪を予測路上犯罪は分析システムで予測可能で、街頭での暴動やテロ行為の予測にも分析システムが能力を発揮するという。Forensic Logicは、逃亡中の犯罪者を分析システムを活用して発見した。分析は、ロサンゼルス郡にある約80の都市のデータベースからデータを集め、ある警察管区から次の管区へと犯罪者が潜行していることを突き止めたという。ペンシルベニア大学犯罪学部の専門家チームは、地元の警察管区の報告など、さまざまなデータを基に犯罪を予測するアルゴリズムを開発した。このアルゴリズムは、殺人事件の被害者となる可能性のある人が洗い出され、警察がそのデータに基づいて、危険にさらされている人物に注意を呼びかけいる。犯罪予測ソリューションを開発した企業で最も有名なのは、Palantirだという。Palantirは先ごろ、行政サービスから民間市場へ参入した。Palantirの製品は、整理されていない大量の情報を処理するもので、DNAデータ、さまざまな情報源(街頭の防犯カメラの録画など)から記録した音声や動画、車の横転を監視するためのナンバープレートなど、世界各地のニーズに合ったオプションを多数展開している。この製品はすでに数カ国でテロ防止に使用された実績を持ち、アフガニスタンで反政府組織による攻撃の予測にも使われた。また、米国の税関職員を殺害したメキシコ人の麻薬カルテルメンバーの所在も見事突き止めたほか、ダライ・ラマのPCにスパイウェアをインストールしたハッカーの追跡に成功した。さらに、児童性的虐待者の逮捕に一役買ったという重要な事例もある。ニューヨーク市で起きたケースでは、街頭防犯カメラの動画に犯人が映っており、虐待から1時間と経たないうちに犯人が見つかったという。
2015年04月27日サイバー犯罪者は次に何を狙っているのか? 「ギャング達はこれまで以上にターゲットを広げて攻撃する方法を編み出している」とSophosのセキュリティリサーチ担当グローバルトップのJames Lyneは警告する。古い手法を改善することでさらなる収益をあげることを狙っているという。Wall Street Journalの動画に登場したLyneは、サイバー犯罪分野でこのところ見られる新しいトレンドを強調した。また、モノのインターネット(IoT)分野でのセキュリティが今後重要になるとも語った。動画でLyneが話したポイントは次の通りだ。ランサムウェアを利用するギャングは、ファイル暗号化マルウェアでファイルとネットワークを人質にすることでBitcoinで大きな収益を上げている。一般ユーザー、企業、政府や公共機関が罠にかけられている。・攻撃集団Lizard Squadは、ユーザーのホームルーターから武器を作るという新しい手法でMicrosoftやソニーなど大企業に対する攻撃を行った。これがネットワーク障害を引き起こし、多数のユーザーが影響を受けた。・モノのインターネット(IoT)分野が急速に進展している。IoTでは防犯カメラ、産業システム、スマートホーム、コネクテッドカー、それに「Apple Watch」のような新しい/既存のウェアラブル製品・・・と、数百万台もの端末がインターネットに接続されることになる。サイバー犯罪者たちはIoTデバイスをどのように悪用するのかを考える必要がある、とLyneは警笛を鳴らした。
2015年04月17日Kasperskyは4月15日、サイバー犯罪者同士が対立し、互いの組織を攻撃し合うケースを確認したと発表した。対立しているのは「Hellsing」と「Naikon」という二つのサイバー犯罪グループ。Hellesingは主にアジアの政府組織や外交機関を攻撃対象とし、一方のNaikonは主にアジア太平洋地域の組織のスパイ活動を行っている。サイバー犯罪者が標的とするのは通常、大企業や金融機関、政府などの巨大な組織。サイバー犯罪者同士が憎み合い、互いに攻撃を繰り返すケースは例がないという。前代未聞のこの珍事、Kasperskyのセキュリティ研究を進める「Kaspersky Lab」がNaikonを調査する上で偶然見つけた。Hellsingが2014年に、とあるサイバー犯罪グループからサイバー攻撃を受けたことがすべての始まりだった。突然の攻撃に対しHellsingは応戦の構え。とはいえ、自分たちを攻撃した相手を正確に掴めなかったため、スピア型フィッシングメールで20の組織に攻撃した。具体的な攻撃は、マルウェアを添付したメールを各組織に送り、組織がそのメールを開封するとマルウェアがPCに侵入し、バックドアに感染させるというもの。感染したPCの制御権を奪い、外部からのリモート操作でファイルのダウンロード/アップロード、マルウェアの更新などを行ったという。Hellsingから不審なメールが届いたと判断したNaikonは、メールの意図を確認する返信を行ったが、納得のいく回答が得られなかっため、添付ファイルを開くことはなかった。その後、Naikonは独自のマルウェアをメールに添付しHellsingに送信した。Kaspersky Labのディレクターであるコスティン・ライウ氏は、HellsingによるNaikonへの攻撃に対して「ある意味で復讐心を持った『帝国の逆襲』スタイル」だとコメントし興味を示した。続けて「これまでもAPT(標的型攻撃)グループ同士が誤って互いを攻撃したことはあった。今回は攻撃対象の選択や発生源を考えると、故意の攻撃であるという可能性が高い」と述べた。Kaspersky Labでは、これがサイバー犯罪活動における新たなトレンド「標的型攻撃戦争」の兆しだとも分析している。
2015年04月16日カスペルスキーは2月18日、サイバー犯罪集団の「Carbanak(カーバナック)」が世界各地の金融機関から合計10億ドルを盗み出したと発表した。被害額は、カスペルスキーと国際刑事警察機構(インターポール)や欧州刑事警察機構(ユーロポール)などが協力し、Carbanakへの捜査を実施してわかったもの。Carbanakは、多国籍サイバー犯罪者集団によるものとされているが、その実態は明らかになっていない。組織のメンバーはロシアやウクライナほか、欧州諸国や中国にもいるものと見られている。攻撃は2013年から確認されており、ロシア、米国、ドイツ、中国などの30カ国100の銀行、電子決済システム、金融機関が被害を受けている。被害総額は、金融機関へのハッキング史上最大で、1度の攻撃で最大1000万ドルが盗み出したこともある。Carbanakが関わる事件の特徴は、標的型攻撃によって銀行から直接金銭を盗み出すことだ。これまで、金融機関を狙った攻撃は、金銭を預ける利用者の口座を狙ったものが主流であったため、比較的被害が小規模なものが多かった。攻撃手法はある程度パターン化されており、まず、スピア型フィッシングメールによって銀行のコンピューターにCarbanakマルウェアを感染させる。次に、行内ネットワークに侵入し、管理者のコンピューターを探し出してビデオで監視し、送金システム担当者の画面で行われているすべてを目視、記録する。その操作を模倣して、送金や引き出しを行っている。銀行内のコンピューターを感染させてから、現金を盗み取るまでの期間は平均2~4カ月であった。カスペルスキーは金融機関に対し、行内ネットワークをスキャンしてCarbanakが存在しないことを確認するとともに、万が一検知した場合は捜査当局への報告を呼びかけている。
2015年02月19日スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務める映画『ジュラシック・ワールド』の新映像が公開になった。太古の恐竜を現代に復活させ、間近で観察することができる夢の施設で起こった想像を絶するパニックを描いた超大作だ。『ジュラシック・ワールド』新映像シリーズ第1作目の『ジュラシック・パーク』では琥珀に閉じ込められていたDNAを基に現代に恐竜を復活させ、人々が実際に恐竜をこの目で見ることができるパークの建設が描かれたが、不慮の事故によって計画は頓挫していた。しかし、20年後、本作でついにパークは“ジュラシック・ワールド”と名前を変えて復活する。そこでは巨大なモササウルスが巨大プールから飛び出して人々の前でエサを食べ、来場者は豊かな緑の下、カヌーをこぎながら恐竜を見学することができるようになった。クリス・プラット演じる飼育員は小型恐竜ラプトルを手なづけており、パークには幾重にも渡って安全策が講じられている。しかし、パーク内で新アトラクションのために遺伝子操作された新種の恐竜“INDOMINUS REX(インドミナス・レックス)”が誕生したことで事態は一変する。制御が利かず、殺しを楽しむインドミナス・レックスは暴走。パークにいた2万人もの観客は逃げ場を失ってパニックに陥る。本作は人気シリーズの最新作だが、『ジュラシック・パーク』などこれまでの作品の魅力を凝縮し、さらに最新のVFXを駆使したスリリングな展開が盛り込まれているようで、シリーズのファンも、新たにパークに来場する観客も魅了する作品になりそうだ。『ジュラシック・ワールド』8月7日(金)より全国公開
2015年02月09日