夏の特別展「ウミウシって巻貝の仲間なんだって!?展~ウミウシとその仲間たち~」が、2018年7月11日(水)から9月17日(月・祝)まで、東京・品川のしながわ水族館にて開催される。近年、色鮮やかなビジュアルや種類の豊富さなどから注目を集める、不思議な生態「ウミウシ」。しながわ水族館の「ウミウシって巻貝の仲間なんだって!?展~ウミウシとその仲間たち~」展では、「ウミウシは実は巻貝の仲間である」をテーマに、アオウミウシや、ムカデミノウミウシ等を展示。カラフルなウミウシたちとともに、仲間であるクリオネやアメフラシなども一緒に紹介する予定だ。また期間中、マリンショップシーガルにはウミウシにまつわるグッズも登場。クッションやマグネットなど、カラフルなウミウシをモチーフにしたアイテムが多数揃う予定だ。【詳細】夏の特別展「ウミウシって巻貝の仲間なんだって!?展~ウミウシとその仲間たち~」開催期間:2018年7月11日(水)~9月17日(月・祝)会場:しながわ水族館 地下1階 多目的ホール内他、館内住所:東京都品川区勝島 3-2-1 しながわ区民公園内営業時間:10:00~17:00 ※最終入館は16:30休館日:火曜日(春・夏・冬休み・GW、祝日は営業)入館料金:大人(高校生以上) 1,350円、こども(小・中学生) 600円、幼児(4才以上) 300円、シニア(65才以上) 1,200円 ※価格は全て税込。【問い合わせ先】しながわ水族館TEL:03-3762-3433
2018年07月05日ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONS from EXILE TRIBEの白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼が1日、『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』内の『アエイオウ』舞台挨拶に登場した。同作は6つの詩から生まれた6つの新たな楽曲を6編のショートフィルムで描くオリジナル作。白濱は、安藤桃子監督『アエイオウ』の主演を務め、主題歌「何もかもがせつない」を同グループが担当した。主演の白濱は「音楽からショートフィルムが生まれるってLDHらしいプロジェクトだと思った」と語る。「台本を読んでいて、『これってどういうことなんですか?』と監督と話す機会が多かったので。見れば見るほど自分なりの答えが見つかってくる作品だなと感じました」と作品について振り返った。パフォーマーの小森は「改めてこの並びで、なんでお前なんだ感半端ない!」と苦笑。「グループのメンバーですけど、ボーカル(片寄)は歌って、亜嵐君は主演して。僕は曲聴いて『いいな』、映画観て『ちょっと難しいな』って。考えた時、どっちかというとこっちなんじゃないかな?」と客席側に立とうとする。片寄も「隼の存在意義みたいなのは、5日くらいかけて話してるんですよ」と明かした。主題歌にかけて最近あった「何もかもがせつない」エピソードを聞かれると、片寄は「小森の存在」とさらに小森いじり。小森は「SNSで僕の名前が出た時から、何もかもがせつない! 景色がすべて曇って見える」と嘆く。白濱は「隼の状況もそうなんですけど、こないだ(関口)メンディー君が始球式を投げて、133km/hで話題になったじゃないですか。すぐ樽美酒さんに抜かれましたね」と、それぞれメンバーのせつなさに注目していたようだった。また、作品にちなみ「ア・エ・イ・オ・ウ」のカードに書かれた質問に答えることに。「メンバーに感謝したこと、されたこと」という質問を引いた片寄は「もう、毎日っすね」と答え、会場からも感嘆の声が上がる。小森が「久々に会ったけどね」と言うと、片寄は「そんなことないでしょう。昨日会わなかっただけじゃない?」と指摘。小森は「1日会わなかったら久しぶりな感じするよね。今日朝、おはようって言うの緊張した」と告白し、白濱も「お前今日俺に言わなかったからね、『おはよう』って!!」と訴え、小森は「声が出なくて! なんかわからないけど亜嵐くんを見つめるだけの状況になった」と説明した。さらに小森は「昨日この登壇が心配すぎて、深夜に涼太くんに連絡したんですよ。なおさら挨拶しづらい」と複雑な心境を吐露。片寄が「感謝されてる感じはした。昨日LINEしてよかったでしょ?」と尋ねると、小森も「ちょっと心がほっこりした」と振り返った。
2018年07月01日俳優の佐野勇斗が11日、東京・新宿の福家書店 新宿サブナード店で「佐野勇斗 カレンダー 2018.04-2019.03」(発売中 2,500円税抜き 発売元:東京ニュース通信社)の発売記念イベントを行った。「佐野勇斗 カレンダー 2018.04-2019.03」の発売記念イベントを行った佐野勇斗初めての連続ドラマ出演となった『砂の塔~知りすぎた隣人』(TBS系)でミステリアスな青年役を演じて話題を集め、若手ネクストブレイク株の筆頭とも言われている佐野勇斗。そんな彼の初めてとなるソロカレンダーは、32ページにもわたるブックスタイルの壁掛けカレンダーで、10代最後の様々な表情を切り取っている。ソロとしては初めてのカレンダーをリリースしたことに佐野は「今までM!LK(佐野が所属しているダンスユニット)のカレンダーはありましたが、僕1人のカレンダーは初めてで、買ってくれる人がいるのかな? と不安もありました」と話しつつ、「撮っている時は楽しかったので、毎月違う表情をしていると思います。今回はマザー牧場で撮影したんですが、アルパカが可愛くて、そこで撮った写真はいい表情をしていると思います」と千葉・富津のマザー牧場で行われたロケに満足げ。事務所の先輩に山崎賢人などがいるが、「賢人くんには笑われると思いますよ。『何かっこつけているの?』って。でも賢人くんにはあげようと思います(笑)」と笑顔を見せながら「10代最後の色んな表情が見られるカレンダーになっています。毎月毎月たくさん色んな表情の佐野と過ごして下さい」とファンにアピールした。3月23日で20歳となる佐野。「20歳になったら海外に行きたいです。昔から海外の文化に憧れていたので、色んな国に行ってみたい。まずはイタリアに行ってピザを食べたいですね」と茶目っ気たっぷりで「俳優業一本に絞るというのはなく、俳優業や音楽活動をしたりバラエティーだったりと自分の引き出しをどんどん増やしていきたいですね」と20歳の抱負を。8月には葵わかなとダブル主演を務める初主演映画『青夏 Ao-Natsu』も控えているが、「色んな事務所の先輩に憧れて僕はこの業界に入りました。その先輩方に少しでも近づけてうれしい気持ちもあるんですが、主演ということは大きなものを背負わなくてはいけないと思います。そういった意味での不安は大きいですね」と表情を引き締めていた。
2018年03月11日「選手時代から器用なタイプではなく、僕が一生懸命頑張る姿をみて応援してくださる方が多かったです」 爽やかな笑顔を見せるのは、元サッカー選手の青山隼(30)。Jリーガー時代は内田篤人(29)や香川真司(28)らとともに“調子乗り世代”として活躍し、2007年にはFIFAワールドカップU-20で3試合連続スタメン出場を果たした。 「ゴールを決めたときに当時流行っていたビリーザブートキャンプの動きをみんなでしたりして、わいわいと明るくやっていました。中心にいたのは、槙野智章や柏木陽介とかで、僕は調子にのらない方でしたね(笑)」 中学2年のときU-14で日本代表に選ばれ、プロを目指した青山の元にはファンの女性が殺到した。 「いま考えると生意気だなと思いますけど、当時は恋愛なんてやってる時間はない。もっともっと練習してサッカーが上手くなりたいと思っていました」 真面目な性格の青山はサッカー一筋で、取り組み、名古屋グランパス、浦和レッズなどで活躍していたが、2年前に転機が訪れた。 「体はまだまだ動けると思ったんですが、気持ちがついていかなくなりました。そんな中途半端な状態でプロを続ける資格はない、と思ったんです」 一本気な青山は大好きだったサッカーを潔く諦め、役者の道を選んだ。 「身内からはサッカー選手になるときも『サッカーだけじゃやっていけない。幅広い視野を持って』と言われていましたし、芸能界に進むときも『大変だけど、やってみたら?』と背中を押してくれて」 役者に転身二年目の現在、二度目の舞台「ストックホルム」の稽古に励む日々だ。 「舞台のテーマは愛。恋愛、友情など、いろんな愛をみせられると思います。サラリーマン役ですが、熱い思いを持って懸命に生きている男の役なので、サッカー選手時代の僕とだぶるところがあるんですよね」 183cmの長身に長い睫毛と人懐っこい笑顔が印象的な青山。将来の夢について聞くと、こんな誠実な答えが返ってきた。 「もちろん有名になりたいとか売れたいなどの野望もありますが、人間としての魅力を持ってこそいろんな人に支援されるんだと思うんです。サッカーをやってきたという人生経験も含めて、常に自分と向き合って成長していきたいです」 最後に好きな女性のタイプを聞くと、照れ笑いをみせながらこう語った。 「石田ゆり子さんみたいに、品のある女性に惹かれます。経験豊富で、僕みたいな男でも包んでくれるような懐の深い年上の女性も好きです」 舞台『ストックホルム』2018年1月23日(火)~28日(日)まで東京・赤坂レッドシアターにて上演 ある監禁事件をテーマに、加害者と被害者の周りにいる友人・同僚・恋人たちとの繋がりを描き、それぞれの「愛の形」を表現していく。出演は、岡野真也、間宮夕貴、青山隼ほか。作・演出は蜷川幸雄氏の元で才能を磨き、舞台「海辺のカフカ」で世界各国で賞賛された演劇チーム渋谷ハチ公前主宰の高橋努。 チケット詳細は、青山隼のTwitterアカウント @jun_aoyama1988 まで。
2018年01月10日ボーカルダンスユニット「M!LK」のメンバーであり、俳優としての活躍も目覚ましい佐野勇斗が、4月はじまりのカレンダー「佐野勇斗カレンダー2018.04-2019.03」を、2月14日(水)に発売することが分かった。1998年3月23日生まれ、愛知県出身の佐野さんは、ダンスボーカルユニット「M!LK」のメンバーとして活躍し、連続ドラマ初レギュラー出演した菅野美穂主演ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」では、菅野さんと田中直樹演じる夫婦の長男役を熱演し話題に。そして、「カンナさーん!」や『高台家の人々』『ミックス。』と話題作にも出演。今後も1月スタートの「トドメの接吻」や、『ちはやふる -結び-』『羊と鋼の森』など続々と出演作の放送・公開が控えており、現在若手ネクストブレイク株の筆頭といえる。そんな佐野さん初めての単独ソロカレンダーとなる今回は、32ページにわたる「ブックスタイル」の壁掛けカレンダー仕様。現在19歳、10代最後の貴重ないまの魅力を凝縮し、「M!LK」のときとはひと味もふた味も違う、“俳優・佐野勇斗”にフィーチャーし、ナチュラルで等身大、繊細さと大胆さ、根っからの明るさと、ふとしたときに見せる憂いの表情などが収められている。今回のカレンダーに関して佐野さんは、「個人としては初めてのカレンダーなのでとても嬉しく思います!」と喜び、「M!LKでは可愛い、若々しい僕の表情が多かったりするんですけど、今回のカレンダーは、僕自身今年ハタチになるということで、少し大人な一面も見せられるカレンダーにしたいなと思い、マネージャーさんやカメラマンさんとも話し合いながら撮影に臨みました!少しでも、いつもと違うちょっと大人な佐野勇斗をみていただけたらなあと思っています」とコメント。なお、3月には都内にてカレンダー発売イベントの開催も決定。佐野さんは、「ちょっとでもいいので会いに来てくれると嬉しいです」とメッセージを寄せている。「佐野勇斗カレンダー2018.04-2019.03」は2月14日(水)発売(※一部、発売日が異なる地域有)。(cinemacafe.net)
2018年01月08日女優の有村架純と俳優の國村隼が、映画「RAILWAYS」シリーズの最新作『かぞくいろ』(2018年公開)に出演することが1日、わかった。同シリーズは地方のローカル線を舞台に、主人公が自分の生き方を見つめ直す姿を温かく描き、これまでに中井貴一、三浦友和が主演を務めた。新作ではシリーズ初となる「女性運転士」の物語を描く。有村は25歳で未亡人となり、夫の連れ子を抱えて夫の故郷の鹿児島で一念発起して鉄道の運転士を目指す主人公・晶を演じ、國村は晶の義父・節夫を演じる。毎回鉄道が登場する同シリーズだが、今回は九州の「肥薩おれんじ鉄道」が登場。九州新幹線の開業を機会に2004年に独立し、熊本県八代から鹿児島県川内を結ぶ第三セクター鉄道で、地元の新鮮な食材を使用した食事をゆったりと楽しめる食堂車「おれんじ食堂」が人気を呼んでいる。メガホンを取ることになった吉田康弘監督は「大切な人を失った哀しみを、互いに埋めていく再生の物語です。血の繋がりだけじゃない、新しい家族のカタチを提示することができたらと思っています」と意気込んだ。2018年1月にクランクインし、2月のクランクアップを予定している。○有村架純コメントレイルウェイズ過去2作品からの温かいバトンをしっかりと受け取り、今作の中にいる人と人が分かり合うには理屈じゃない何かがあり、本当の家族、愛、絆を、時間と共に見つけていければと思います。今回、私もまだ未経験であるシングルマザーという役どころですが、彼女の努力や気持ちに寄り添えるように、キャスト、スタッフの皆さんの力をお借りしながら、頑張りたいと思います。素晴らしい温かい作品にしたいです。○國村隼コメント吉田康弘監督とは今回が初めてです。いつもそうなのですが、初めての組に入るのが何度経験しても新鮮で、大好きなんです。「さぁ、この組はアップするまでどんな風に駆け抜けていくのか!」とワクワクドキドキします。久し振りの有村くんも居ますし、久し振りの鹿児島の地ですし、温泉と芋焼酎のパワーも借りていい作品になるよう頑張って参ります。
2017年12月01日ジャニーズJr.のユニット・Travis Japanの宮近海斗が、11日深夜放送のニッポン放送系ラジオ番組『宮近海斗のオールナイトニッポンR』(27:00~29:00)のパーソナリティを務めることが1日、明らかになった。12月7日より東京・銀座 博品館劇場で幕を開ける、オールナイトニッポン50周年記念舞台『太陽のかわりに音楽を。』に出演することから、ラジオ初心者の宮近がパーソナリティに初挑戦。同作は宮近演じる『オールナイトニッポン』パーソナリティのミュージシャン・トロイが、50年前の『オールナイトニッポン』番組現場にタイムスリップするという展開で、当時の番組舞台裏の熱気や情熱を描く。今回は同作にちなみ、"実際の『オールナイトニッポン』パーソナリティ経験を通してラジオを知る"ことをテーマに放送する。宮近がラジオは一体どのように放送しているのか、スタジオの内外から様々なものを見て触ってレポートに挑戦するほか、「メールのかわりにおハガキを。」と題した投稿コーナーを設け、ラジオの原点であるはがきのメッセージを募集。「宮近クンに答えてほしいこと」「あなたのささやかなお悩み、相談したいこと」に答えていく。また、放送には舞台で共演するジャニーズJr.の高田翔、演出を担当するノゾエ征爾もゲスト出演し、舞台の魅力を語っていく。なお、ニッポン放送は28時30分までの放送となる。
2017年11月01日ある島を舞台に、心に傷を負った人間の回復の物語を描く、ベルギー・フランス・カナダの合作映画『KOKORO』。國村隼を始め、安藤政信、門脇麦らが出演することでも話題の本作から、この度予告映像とポスタービジュアルが公開された。今回到着した予告映像の前半では、セザール賞常連女優、イザベル・カレ演じる主人公アリスが、日本を訪れるきっかけとなった経緯が描かれる。崖で國村さん演じるもう一人の主人公・ダイスケから、「飛び降りる?一緒に来る?」と問われるシーンからスタートする本映像、そこでは島に住む人々も登場し、國村さん、安藤さん、門脇さんらによる英語セリフのシーンも展開。また後半では、アリスとの関係性を意味深に垣間見せるドキッとするシーンも盛り込まれている。あわせて、アリスとダイスケのビジュアルに、舞台となった島の風光明媚な景色がコラボされたポスタービジュアルも公開。この風景は、心に傷を負った人々が訪れる“死に場所”ともいえる崖となっており、「生きる」というテーマを描く本作にふさわしい、ビジュアルに仕上がっている。『KOKORO』は11月4日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2017年09月04日韓国映画『哭声/コクソン』で世界的にも注目を浴びた國村隼をはじめ、安藤政信、門脇麦らが出演したベルギー・フランス・カナダ合作映画『KOKORO』が11月4日(土)より日本公開されることが決定した。本作は、ある島を舞台に描かれる、心に傷を負った人間の回復の物語。夫と思春期の子ども2人とフランスで暮らすアリスのもとに、長い間旅に出ていた弟ナタンが戻ってきた。ナタンは日本で生きる意欲を見つけたと幸せそうに語る。しかし、その数日後、彼は突然この世を去ってしまう。弟の死にショックを受けたアリスは、弟を変えた人々、そこにある何かに出会うため、ひとり日本を訪れる。ナタンの残した言葉を頼りに、その足跡をたどっていくアリス。そこで彼女は、海辺の村に住む元警察官ダイスケと出逢う。彼は飛び降り自殺をするために村の断崖を訪れる人々を、そっと思いとどまらせているのだった。求めすぎず、静かに傷をいやすことのできるその場所に、アリスはどこか安らぎを感じる。そしてダイスケをはじめ、ジロウ、ミドリ、ヒロミ、ハルキら、その村で出会った人々との交流が、静かにアリスの心に変化をもたらしてゆき…。最愛の弟を亡くし、失意のなかで日本を訪れたフランス人女性が行き着いたのは、投身自殺の名所と知られる崖のある静かな海辺の村。主人公のアリスを演じるのは、セザール賞常連女優であり、映画『奇跡のひと マリーとマルグリット』『きつねと私の12か月』などで知られるイザベル・カレ。もう1人の主人公ともいえる元警察官のダイスケを演じるのは、 ナ・ホンジン監督作『哭声/コクソン』のみならず、日本でも圧倒的存在感を誇る國村さん。さらにアリスが出会う地元住人ジロウを、ドラマ「コード・ブルー」や映画『GONINサーガ』などで知られる安藤さん、好奇心旺盛な女子高生ヒロミを『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『二重生活』などの門脇麦さんが演じている。本作でメガホンをとったのは、ベルギーの女性監督ヴァンニャ・ダルカンタラ。自身の祖母の経験に基づき、第二次世界大戦中にシベリアに追われたポーランド女性を描いた『荒野の彼方へ Beyond the Steppes』(’10)で長編作監督としてデビュー。同作でロカルノ国際映画祭オフィシャルコンペティション正式出品、マラケシュ国際映画祭で審査員特別賞、日本のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2011にて監督賞に輝いている。『KOKORO』は11月4日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月24日今年度、特集番組として放送されているコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」。6月の放送に続き、今年度第2弾となる8月14日(月)放送回に、國村隼と深田恭子が出演し、コントに初挑戦することが分かった。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は、内村光良率いるコント番組。“人生”をテーマとし、毎日を懸命に生きようとするからこそ突き当たる人生の“可笑しさ”や“哀しさ”を、様々な設定やキャラクターのオムニバスコントでつづっていく。國村さんが出演するのは、警察署内での“アツい”男たちのやりとりを描くコント「アツい男たち」。そこで國村さんは、署長役として登場。星野源らとのドラマさながらの迫真の演技に注目だ。また今回コント初挑戦となるが、「ドラマや映画のときのように楽しく演じることができました」とさすがの余裕たっぷりでコメントしている。そして、深田さんは勤めていた会社を退職するOL役として、コント「ラストスピーチ」に登場。長年本番組のファンだったという深田さんは、「皆さんと同じ空間でお芝居できて嬉しかった!」と感激の様子。さらに、「LIFE!」の大人気キャラクターコントにも登場予定となっている。なお先日、俳優・中川大志がコントに初挑戦することも発表されており、ファミリーレストランを舞台にしたコント「とどろけ!ファミレス塾」に登場。内村さん演じる強烈な新キャラに見事なツッコミを入れるという役に挑戦している。國村さん、深田さん、中川さんのほか、今回の全出演者は以下の通りだ。内村さん、田中直樹、星野さん、石橋杏奈、じろう(「シソンヌ」)、「阿佐ヶ谷姉妹」、大水洋介(「ラバーガール」)、棚橋弘至、ムロツヨシ、塚地武雅。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は8月14日(月)22時~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2017年08月08日仲間由紀恵(37)の夫・田中哲司(51)と女性美容師の“3年目の浮気”が『フライデー』に報じられてから、1カ月。しかし、仲間の“不信感”はいまだ消えないままだという。 「田中さんは何度も丁寧な謝罪をしたそうですが、すんなり許せるほど仲間さんの傷は浅くありません。というのも、仕事をセーブして妊活に励んでいた最中の裏切りですからね。一部週刊誌では“家庭内別居”状態にあるとも報じられています……」(テレビ局関係者) そんな仲間を本誌が目撃したのは、6月下旬の午後2時過ぎ。都内の自宅マンションから愛車を運転して出てきた彼女が向かったのは、なんと小栗旬(34)の自宅だった。 「小栗さんは仲間さん主演のドラマ『ごくせん』で生徒役でした。それから10年以上親交があるんです。プライベートの相談ごとでもあったのでしょうか」(前出・テレビ局関係者) 彼女が訪れてから約1時間後、やはり小栗邸に入って行く男性が。よく見ると、鈴木亮平(34)だ。仲間に続いて鈴木も……。小栗邸でいったい何が? 「実は、ここはトレーニングジムも完備している、小栗さんの自宅兼稽古場なんです。友人の俳優さんたちが自由に使えるように、基本的には小栗さんがいなくても開放しているそうです。この日も小栗さんは不在だったようですが、仲の良い鈴木さんと仲間さんはトレーニングジムを利用しに来られたのでしょう」(小栗の知人) 仲間が入ってから2時間ほど経った午後5時前。トレーニングを終えたのか、スウェット姿の仲間が1人で出てきた。車を止めた駐車場へ向かって速足で歩く彼女。すると、どこからともなく“渦中の夫”が現れた――。 田中が小栗邸に入るところは確認できなかったが、手には棒状のトレーニンググッズが。夫婦そろってトレーニングに励んでいたようだ。実は田中も、小栗と親しい仲だという。 「田中さんと小栗さんも、ドラマ『CRISIS』(フジテレビ系)で共演したばかり。仲間さんご夫妻とは家族ぐるみで仲良くされていると聞いています」(前出・テレビ関係者) 仲間&田中夫婦は愛車を止めてある駐車場へ。そそくさと車に乗り込み帰宅の途に就いた。 「田中さんは、あれ以来、仲間さんにまったく頭が上がらないそうです。この日も、たぶん小栗さんのジムに『行きたい!』と言う仲間さんに従って、田中さんはおとなしく“お供”したんじゃないですか(笑)」(前出・芸能関係者) 雨降って地固まる、となればいいが――。
2017年07月06日映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(8月4日公開)で、俳優・國村隼(61)が演じる東方良平役の姿を捉えた場面写真が22日、公開された。良平は、山崎賢人演じる主人公"ジョジョ"こと東方仗助の祖父。市民を守るだけでなく、35年間守り続けてきた杜王町と娘の朋子、孫の仗助を深く愛する人物だ。共演した山崎は、現場でコミュニケーションを重ねる中で祖父のような距離の近さと、温かく優しい雰囲気を感じたという。國村といえば、今年3月に公開された映画『哭声/コクソン』での怪演が評価され、韓国の映画賞である第37回青龍映画賞で男優助演賞と人気スター賞のダブル受賞を果たしたばかり。今回公開された場面写真は正義感に溢れる警察官の姿と共に、役者としての鋭い眼光を捉える。本作のほか、今年は『忍びの国』(7月1日公開)、『鋼の錬金術師』(12月1日公開)、『DESTINY 鎌倉ものがたり』(12月9日公開)など注目作の公開を控えている國村。『哭声/コクソン』公開後、ツイッター上では「國村隼見るたびコクソンが頭に」「夢に出る」「怖すぎて直視できない」など、イメージを引きずってしまうほどの演技力をたたえる声が数多くつぶやかれている。(C)2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
2017年06月22日女優の仲間由紀恵(37)に“衝撃的スクープ”が報じられた。2日発売の『フライデー』によると、仲間の夫である田中哲司(51)がカリスマ美容師の女性と浮気をしていたという。 「GW中、仲間さんは仕事で海外に行っていました。その隙をみて、田中さんは深夜にハットと巨大マスクで変装し、女性の自宅を訪れたようです」(芸能関係者) 田中と仲間といえば、長年の交際を実らせて14年に結婚。しかし、結婚当初から田中の“女好き”を危惧する声も――。 「2人の交際は09年に始まったのですが、そのときに別の女性2人との“三股”が週刊誌の報道で発覚。これを受けて仲間さんの周囲が交際に猛反対し、ゴールインまで5年もかかりました。結婚から3年が経ち、田中さんもさすがにもう落ち着いただろうと思っていましたが……」(前出・芸能関係者) この“3年目の浮気”報道を知った仲間は相当憔悴しているという。 「報道が出た直後、仲間さんは田中さんから直接事情説明と謝罪を受けたそうです。普段はほがらかな性格の仲間さんですが、さすがに落ち込んでいると聞いていますよ」(前出・芸能関係者) それもそのはず。実は、先月本誌が報じたように、仲間は妊活の真っ只中なのだ。 「これまで働きづめだった彼女は本気で妊活をするため、最近は仕事をセーブしています。現在は『貴族探偵』(フジテレビ系)に出演していますが、それも声だけの“謎の使用人”役。それなら収録で毎日スタジオに通う必要がありませんから、妊活とも両立できるというわけです」(テレビ局関係者) 仲間ももう37歳。妊活にはかなり力が入っている。 「彼女は以前から出産願望が強く、結婚してからも『早く子どもがほしい』と話していました。オフの日には、毎日体温を測ったり、病院に行ったり。田中さんも協力的で、舞台仲間との飲み会を控えてまで早めに帰宅していたそうです」(映画関係者) そんな“全力妊活”に、夫婦一丸となって取り組もうとした矢先の浮気報道だった。 「最近では、少しふっくらした仲間さんにオメデタも噂されていましたが、仲間さんが体調を悪くされることもあったみたいですし、いろいろと辛いこともあったのでしょう。それでも『気長に頑張ろう』と夫婦で話し合っていたのですが……」(前出・芸能関係者) 浮気が事実なら、あまりにもひどすぎる裏切りではないか――。
2017年06月07日『チェイサー』(08)、『哀しき獣』(10)のナ・ホンジン監督最新作『哭声/コクソン』(3月11日公開)は、日本を代表する名優・國村隼が参加したサスペンス・スリラーだ。得体の知れないよそ者の”山の中の男”が平和な田舎の村に現れ、同時に村人が自身の家族を残虐に殺す事件が多発していくという謎の事態を、ヒリつくようなリアリスティックな描写の数々で映像化。映画の日本公開前に来日したナ・ホンジン監督と“よそ者”役の國村隼が、超衝撃作について語った。――最新作の『哭声/コクソン』は、ナ・ホンジン監督らしい衝撃作ではありますが、『チェイサー』(08)や『哀しき獣』(10)とは異なるアプローチが新鮮でした。監督:今回の映画では、殺人などの描写をまったくしていないんです。前作までは直接的な描写を重要視していましたが、今回は止めて、美術的なもののみを描写しようと思いました。例えば人間は、蛇を見て恐れを感じるけれど、それと同じように人間誰もが知っている恐怖の話をしようと思いました。ただ、誰もが知っているけれども誰もしたがらない、そういう人間の深い恐怖についての話をしようと思ったんです。――鑑賞後に、そうとう引きずる映画だと思いました。監督:そういう恐怖は作りだそうという努力よりも、そういう恐怖をユーモアみたいなもので自制することで、映画が終わるまで観客が離れないように引き止める努力をしました。それが何かと言うと、不幸が自分の目の前にあった時に、人間はなす術がないということです。存在する理由が人間にはあるはずなのに、消滅する瞬間には何もすることがないということ。人間は崇高で偉大で価値があると言っているけれども、何もすることができない。誰もが知っているけれど、知らんぷりをしている。そういう話をしようと思いました。――人間そのものの恐怖も感じました。クァク・ドウォンさん演じる警官ジョングのシーンを観ていると、善人の変貌に絶句してしまいます。國村:娘を想う父親の気持ちとしては、他人事として観ていれば、わからんでもないですよね?監督:俳優は皆そうですが、映画の中で向き合いますよね。クァクさんと國村さんが、ひとつのフレームワーク、カメラの中で息を合わせる瞬間があります。ただ、主演クラスの俳優同士が、あのように息を合わせる瞬間は、そう多くはないんです。だから韓国映画では、そういう瞬間はすごいことになります。もはや言葉でどうのこうのというレベルではなく、そういう雰囲気になってしまいます。「演技を通して戦っているのではないか?」とさえ思う状況になるんです。まさしく真剣な戦いを繰り広げるということです。國村:“よそ者”の愛犬を手にかけるシーンがありますが、クァクさんはつるはしを持っていますよね。映像ではあの回数だけですが、あのつるはしは本物なんですよ(笑)。でも実際は何度も何度も振り下ろしていて、まるで工事をしているような回数、振り下ろしていました。いやあ体力があるなあと、あのシーンを観ると思い出しますね。次の日、ものすごい筋肉痛になったと思いますよ(笑)監督:ものすごいエネルギーを噴出することになります。そういう時、「肩の力を抜いて」みたいなことを、僕の口から言えるような雰囲気ではないんです。だから黙って見ていて、そのうち疲れたら自分で止めるだろうと思って観ていたけれど、結局手首を痛めたみたいです(笑)國村:やっている本人は、楽しいものなんですよ。後で大変なだけで(笑)――さて本作は、さまざまな賞を韓国で受賞しました。その受賞を受けて、例えば後進の刺激になるとか、自身のやりがいや、海外での活動の意義みたいなことも感じますか?國村:僕はもともと、あまりたいそうなことは考えていないんです(笑)。ただ純粋に、外に出て知らない国の人たちと言葉もカルチャーも違うなかで、同じ映画を作る作業が楽しいし、面白くできるんです。自分のキャリアが結果的にそうなっているからかもしれないですが、僕が初めて映画というものに触れたのは、井筒さんの『ガキ帝国』(81)。10年後くらいに『ブラック・レイン』(89)でハリウッドへ。その後は香港にも行ったりしていて、そう考えると、僕の映画のスキルは外から逆に入ってきているので、外で知らない人とやることに違和感がないんです。だから、強い想いを抱いて出て行っていることでもないんです。ある意味、どこかで当たり前のことであって、映画をやるということは、そういうことなんだとも思える。だから結果的に青龍映画賞で男優助演賞と人気スター賞をいただいたことで、日本の俳優さんたちに韓国の映画界やお客さんが興味を持ってくれればうれしい。――今回の『哭声/コクソン』は日韓の映画人、才能の激突と言ってもいいと思いますが、このコラボレーションを経て、お互いにすごみみたいなものを感じましたか?國村:才能が人のカタチをしているような人ですよね。映画を作ることしか考えていないような人なので、現場でのテイクを重ねながら、ベースのイメージがどんどん膨らんでいくタイプの人。そういう意味でもすごく才能がある人、そこにすごみを感じました。監督:アリガトウゴザイマス(笑)。おそらくわたしだけではないと思いますが、一緒に今回仕事をした韓国の俳優、スタッフ全員、國村さんの演技を見て驚いたと思います。國村さんが現場に現れると期待が高まる、そういうこともあったと思います。それは外見的な部分ではなく、内面的な深さも含めてです。撮影の日を待ち焦がれていたほどですから。監督というものは映画を作る際に、自分が考えたものが、どう具現化されるかということに一生懸命になりがちですが、國村さんは自分が考えていたもの以上のものを作ってくれる。そういう点が、すさまじいなと思いました。いろいろな意味で助けてもらったし、本当に尊敬しています。國村:ありがとうございます(笑)■プロフィールナ・ホンジン1974年生まれ。2008年の長編デビュー作『チェイサー』が高く評価され、大韓民国映画賞、大鐘賞映画祭など韓国内の映画祭のみならず、世界有数の映画祭でも次々と賞を受賞。監督第2作『哀しき獣』では、圧倒的なスピード感と緊迫感で衝撃を放ち、続く3作目となる本作では、人間の精神世界に食い入るような新たなスタイルの緊張感の構築に成功した。國村隼1955年生まれ、大阪府出身。1981年、『ガキ帝国』で映画デビュー。以降、映画を中心に多くの作品に出演を重ね、1997年には『萌の朱雀』で映画初主演を果たす。2017年には『忍びの国』(中村義洋監督)、『ジョジョの奇妙な冒険』(三池崇史監督)などの待機作があるほか、海外の作品では、ジョン・ウー監督の『追捕 MANHUNT(原題)』、『KOKORO』にも出演している。(C)2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION
2017年03月11日『チェイサー』『哀しき獣』の鬼才ナ・ホンジン監督のもと、韓国の実力派俳優陣とともに日本から國村隼が参加、外国人初の「第37回青龍映画賞」男優助演賞を獲得した『哭声/コクソン』。このほど、國村さんが演じた、村を混乱に陥れる“よそ者”にフィーチャーしたWEB予告が解禁。ショッキングすぎる、その役どころが明らかになった。平和な田舎の村に、得体の知れない“よそ者”がやってくる。彼がいつ、そしてなぜこの村に来たのかを誰も知らない。この男について謎めいたうわさが広がるにつれて、村人が自身の家族を残虐に殺す事件が多発していく。しかも、殺人を犯した村人は必ず、濁った眼に湿疹で爛れた肌をして、言葉を発することもできない状態で現場にいるのだ。事件を担当する村の警官ジョングは、ある日、自分の娘に殺人犯たちと同じ湿疹があることに気づく。ジョングが娘を救うために“よそ者”を追い詰めていくが、そのことで村はさらなる混乱に陥り…。2016年カンヌ国際映画祭で上映されるや観客を震撼させ、韓国で観客動員数700万人に迫る大ヒットを記録した究極のサスペンス・スリラーとなる本作。韓国で最も権威ある映画賞のひとつ「第37回青龍映画賞」ではナ・ホンジンの監督賞をはじめ、平和な田舎の村に大きな変化をもたらす“よそ者”を演じた國村さんが同映画賞の歴史の中で外国人俳優として初受賞となる男優助演賞と人気スター賞を受賞するなど、本年度最多となる計5部門を受賞。また、韓国のアカデミー賞といわれる「第53回大鐘賞」でも本年度最多タイとなる5部門を獲得。その評価は、全米映画レビューサイト「RottenTomatoes」では批評家満足度で99%(1月30日時点)をマークしている。國村さんが演じる“よそ者”とは、物語の舞台となる平和な田舎の村に現れた得体の知れない日本人。時を同じくして、村人が自身の家族を殺す凄惨な事件が次々と起こり始める。主人公の警察官ジョング(クァク・ドウォン)が、その“よそ者”について周囲の人々から聞かされる証言をもとに展開していく本映像では、“よそ者”の恐るべき生態が次々と明らかに。ジョングは自分で見聞きしたものに囚われ、振り回される中で重大な決断を迫られることになる。“何を信じるか?誰を信じるか?”“惑わされるな”というテロップは、ジョングに向けられていると同時に、我々観る者にも突きつけられている。國村さんは、食用の生肉を吐き気をもよおすまで実際に食し、ふんどし一丁での激しい滝行にも挑戦。半年にもおよぶ、文字通り肉体的にもハードな撮影に臨んでいるが、本映像で見せているのは、熱演のほんの一端。ナ・ホンジン監督だからこそ引き出せた、一度観たら決して忘れられない凄みある人物像は、ぜひスクリーンで確かめてみてほしい。『哭声/コクソン』は3月11日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月02日俳優の國村隼が1月24日、都内で行われた韓国発のサイコミステリー『哭声/コクソン』のジャパンプレミアに、メガホンをとる韓国映画界の鬼才、ナ・ホンジン監督(『チェイサー』『哀しき獣』)とともに出席した。國村さん演じる“よそ者”が突如現れた平和な村で、犯人が身内を殺害する猟奇事件が続発。パニックに陥る住民は、事件と“よそ者”との因果関係を疑うが…。昨年、韓国で観客動員数700万人に迫る大ヒットを記録し、最も権威があるとされる「青龍映画賞」では監督賞に加えて、國村さんが男優助演賞&人気スター賞の2冠に輝く“日本人初の快挙”を達成した。「オファーをいただき、過去の作品や今回の脚本から『とんでもない才能だな』と実感しましたが、いざ撮影が始まると、もう想像以上。才能のかたまりですよ」とナ・ホンジン監督を絶賛する國村さん。過酷な現地ロケも「僕以外の俳優が“よそ者”を演じているのは見たくない。それが正直な気持ちだった」と全幅の信頼で乗り越えた。ナ・ホンジン監督も「“よそ者”を演じられるのは、國村さんだけ。現場では常に驚かされ、感嘆するばかり。尊敬の念はさらに強まった」と心からのリスペクト。完成までに6年の歳月を費やし「未練を残さないよう、すべてを注ぎ込み、自分らしいスタイルを貫いた作品。ご覧になる皆さんの解釈1つ1つがすべて正しいし、最後はご自身の中で完成させてほしい」とアピールした。すでにハリウッドリメイクの企画も持ち上がっているが、「確かに申し出があったと聞いていますが、私自身が監督を務めることはありません。でも、國村さんは絶対出演するべき」(ナ・ホンジン監督)、「彼が監督しないなら、私も出ません」(國村さん)と、固い絆を披露した。『哭声/コクソン』は3月11日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月25日カンヌ国際映画祭を始め世界の映画祭が熱狂し、韓国2大映画賞の1つ「青龍映画賞」では國村隼が外国人俳優として男優助演賞を初受賞した『哭声/コクソン』。このほど、戦慄の日本オリジナル予告編が解禁となった。平和な田舎の村に、得体の知れない“よそ者”がやってくる。彼がいつ、そしてなぜこの村に来たのかを誰も知らない。この男についての謎めいたうわさが広がるにつれて、村人が自身の家族を残虐に殺す事件が多発していく。そして殺人を犯した村人は必ず、濁った眼に湿疹で爛れた肌をして、言葉を発することもできない状態で現場にいるのだ。事件を担当する村の警官ジョングは、ある日、自分の娘にも殺人犯たちと同じ湿疹があることに気づく。ジョングが娘を救うために“よそ者”を追い詰めていくが、そのことで村は混乱の渦となっていき、誰も想像てきない結末へと走り出す――。韓国映画史上に残る究極のサスペンス・スリラーとして、世界を震撼させている本作。『チェイサー』『哀しき獣』のナ・ホンジン監督が手がけ、今年韓国では観客動員数700万人に迫る大ヒットを記録している。本作で、村にやってきた“よそ者”を怪演した國村さんが「青龍映画賞」にて男優助演賞と人気スター賞の2冠を達成したほか、ナ・ホンジンが監督賞と5冠を獲得した。このたび、本作の圧倒的な緊張感と重厚感が伝わる日本オリジナル予告編が完成。平和な田舎の村で、村人が自分の家族を殺す凄惨な事件が多発、警察官のジョングが事件を担当するところから映像が始まる。現場を目撃したという女性ムミョンに話を聞いたジョングは、その原因ではないかと噂される得体のしれないよそ者に疑いを向けるようになる。そんなある日、娘に犯人たちと同じ湿疹があることに気づいたジョングは、彼女を救うために祈祷師イルグァンを呼ぶが、彼はジョングに「あいつは人間じゃないぞ。悪霊だ」と言い放つ――。過去2作品では、スピード感のある展開で手に汗握るスリルを描いたホンジン監督だが、「暴力描写でスリルを与えたいままでのやり方は避けたかった」と語り、本作ではこれまでとは打って変わって、じわじわと息の根を止めるように高まる緊張感と全く先の読めない展開、圧倒的に迫力ある映像で観客を物語に引きずり込んでいく。そんな映画のエッセンスを感じられる重厚感たっぷりの映像となっている。また、「見ているものは本当に真実なのか?」という予告中のナレーションが、本作の謎に迫る重要なキーワードとなっているという。警察官ジョングを演じるのは、43歳にして本作が初の主演作となる名脇役クァク・ドウォン。監督に『哀しき獣』の出演者で最も印象に残ったと言わしめ、今回大抜擢となった。日本から参加した國村さんも、受賞も納得の体を張った熱演を披露。そのほか、日本で主演作公開が相次ぐファン・ジョンミン、演技派の若手女優チョン・ウヒといった実力派がそろう。『哭声/コクソン』は2017年3月11日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月27日累計700万部のベストセラーコミックを映画化した『彼岸島 デラックス』の完成披露上映会が10月4日(火)、新宿ピカデリーにて行われ、出演する白石隼也、鈴木亮平をはじめ総勢10名が人間チームと吸血鬼チームに分かれ、にぎやかに登壇した。鈴木さんは、監督も言っていたと前置きした上で、「お金をかけたB級映画に仕上がっています!」と、独特の表現で完成作に胸を張った。『彼岸島 デラックス』は、松本光司氏が手掛けた原作「彼岸島」シリーズをもとに、2013年にMBS・TBS系列で連続TVドラマ化され、好評を受けて映画化となった。生きて還ってきた者は誰一人いない、吸血鬼伝説が残る彼岸島を舞台に、2年前に島へ行ったまま姿を消した兄の篤(鈴木さん)を探すため上陸した弟の明(白石さん)と、その仲間たちの想像を絶する恐怖の戦いを描く。『彼岸島』シリーズといえば、登場人物の息づかいを表現した、原作に1万回以上登場するという擬音「ハァハァ」がお馴染み。上映会では、キャストを人間チームと吸血鬼チームにわけ、『彼岸島』にまつわる質問にどちらの回答が、より観客を「ハァハァ」させたかで、勝者を決める催しが行われた。キャスト陣がお手本の「ハァハァ」を見せることになり、優しい、強め、息あらめ、言いやすい…など、白石さんや鈴木さんが様々な「ハァハァ」を繰り広げると、はじめ恥ずかしがっていた観客もノリノリに。いざ質問が始まり、「彼岸島にひとつだけ持っていけるとしたら何を持って行く?」という問いには、白石さんが「メガネです。僕は非常に目が悪いんです。島に行くときに目が悪いと戦えないですから。視力をよくして、ハァハァ…」と、茶目っ気たっぷりに答えた。一方、鈴木さんは、「本当に悩みに悩んで実用的に、え~、軍用ヘリ!」と帰る気満々の回答。観客の「ハァハァ」を集計することになり、白石さん側が少ないと分かると、白石さんが急きょ脱ぎだすハプニングが起こった。「ハァハァが、キャーに変わった」と栗原類が目を丸くすると、鈴木さんも触発されて結果的にジャケットを脱ぐことに。すると、さらに「キャー、格好いい!」という女性客からの「ハァハァ」を超えたリアクションを受け、にんまりした鈴木さんだった。そのほか、上映会には桜井美南、遠藤雄弥、阿部翔平、佐藤めぐみ、水崎綾女、高野人母美、柳ゆり菜が出席した。『彼岸島 デラックス』は10月15日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:彼岸島デラックス 2016年10月15日より全国にて公開(C) 2016「彼岸島」製作委員会
2016年10月04日卓球リオ五輪メダリストの水谷隼選手が、10月9日(19:00~20:54)に放送されるフジテレビ系バラエティ特番『逃走中~どうぶつ島を攻略せよ!~』に参戦する。ハンターから制限時間内で逃げ切り、賞金獲得を目指す同特番は、今回初めて、神奈川・八景島シーパラダイスを舞台に展開。イルカ、ラッコ、セイウチといった水族館の人気者たちも登場する。そんな中で参戦する水谷選手。ゲームを終え、「出演のオファーを受けテンションが上がった! 雨の中で何かをすることって子どもの頃以来だったので、今まで参加したテレビ収録の中で、一番楽しかった」と大満足で、「ぜひまた参加したい。八景島は今度家族で来たいです」と楽しんでいる。また、A.B.C-Zからジャニーズ筋肉No.1の塚田僚一と、ジャニーズきっての俊足・橋本良亮も参戦。塚田は「鬼ごっこが大好きだったので自信はあった。すごく白熱した『逃走中』になったんじゃないかと思う」、橋本は「体力はまだまだあるけど、できることはやりつくした! 生き物を見る余裕がないくらい、必死に逃げた」と熱戦を振り返った。さらに、りゅうちぇる、Every Little Thingの伊藤一朗、岡田結実、カリスマショップ店員のぺえも参戦。りゅうちぇるは「イルカが近寄ってきてくれてかわいかった。餌をあげたら手が臭くなったけど…」、岡田は「イルカがかわいくて癒やされて、もうハンターに捕まってもいい!と一瞬思ってしまった」、ぺえは「必死過ぎて生き物を見る余裕は全くなかった」と、それぞれ動物たちへの印象を語り、伊藤は「逃走者みんなが汗やいろんなものを滴らせながら楽しんでいる様子は必見!」と見どころを語っている。ほかにも、加藤諒、澤部佑(ハライチ)、白洲迅、須賀健太、千秋、藤田ニコル、村本大輔(ウーマンラッシュアワー)、八重樫東、柳沢慎吾が挑む。
2016年10月01日女優の仲間由紀恵が、宮部みゆき原作の連続ドラマ『楽園』(WOWOW 2017年1月放送)に主演することが21日、明らかになった。同ドラマは、宮部の代表作の一つでもある『模倣犯』での事件から9年後を描いたもの。仲間演じる主人公のライター・前畑滋子が「模倣犯事件」のトラウマを抱えながらも、再びある殺人事件の真相に迫っていくヒューマン・サスペンスだ。WOWOWドラマ初出演となる仲間は「とてもテンポ良くストーリーが展開されていきますが、 いろいろな謎が解っていくにつれ『その先は一体どうなるのだろう?』と引き込まれる内容になっています。なぜ事件は起こったのか……最終話に待ち受けている、タイトルにもある"楽園"に込められたメッセージとは? 全6話、最後まで楽しんでご覧ください」と、ドラマの見どころについて語っている。また、原作者の宮部みゆきは「仲間由紀恵さんが出演されているドラマや映画を楽しく拝見してきました。今回主人公を演じてくださることが何より嬉しいです。『楽園』は多少スーパーナチュラルな要素の入るミステリーですから、ファンタジックな部分がどのようにリアルに映像化されるのか…私が一番オンエアを心待ちにしております」と、ドラマ化に期待を寄せている。
2016年09月22日「ベツコミ」(小学館)にて連載され、ドS男子との胸キュンラブストーリーで人気を博した少女マンガ「ココロ・ボタン」が、青山吉能&土岐隼一ら超フレッシュな声優を迎え、映像配信サービス「dTV」の人気ジャンル「マンガ」にて待望のムービーコミック化を果たすことが分かった。高校の入学式の日。気分が悪くなったあたしを助けてくれた古閑くん。――キミに好きになってもらいたい―― そんな想いで告白したあたしは「お試し」でつきあってもらえることになったけど、ちょっぴりSな古閑くんに翻弄されっぱなしの毎日で…?平凡な女子高生・春日新奈と、秀才だがドSな一面もある古閑衛人が繰り広げる胸キュン学園ラブストーリー!dTVの人気ジャンル「マンガ」では、マンガをコマ割りして動かし、そこに声優がセリフを吹き込み、効果音など音声を付け加えた動画=ムービーコミックをランナップ。これまでも「今日、恋をはじめます」や、花守ゆみり、八代拓、山谷祥生、梅原裕一郎、東城日沙子らいま注目の若手声優を迎え「花にけだもの」などが配信。今回、新たにラインナップされるのは、宇佐美真紀・原作のマンガ「ココロ・ボタン」。衛人の正式な彼女になるため奮闘する新奈と、そんな新奈に徐々に惹かれていく衛人の様子が“胸キュン”だと多くの読者のハートを掴み、累計240万部を突破する人気作だ。今回のムービーコミック化に宇佐美氏は「嬉しさもあったのですがキメ台詞を音読されると恥ずかしい!と思ってまして…。でも声優さんの可愛い声、素敵な声で読まれると別物でした!絵も動いてるような演出で感情が伝わりやすく、作品が素敵に生まれ変わったように思えました。初めて『ココロ・ボタン』を知る方にも、楽しんでもらえるのではないかなーと思います!」と期待を寄せた。そして、主人公の春日新奈役を演じるのは、「Wake Up, Girls!」七瀬佳乃役で知られる若手声優・青山吉能。アフレコをふり返り「彼女(新奈)の言動全てに声を当てていくうちに、自然と彼女の中に引き込まれていき、最終的には勝手に声が出るほどでした」と、芝居の新境地を開いたよう。またもう一人の主人公・古閑衛人役には、「アイドルマスター SideM」都築圭役で一躍人気を博し、10月放送「ユーリ!!! on ICE」に出演する声優・土岐隼一。「ドS系?小悪魔系?皆さんはどうですか?僕は好きです!でも友だちにいたら、ハラハラしてしょうがない気がする(笑)でもそんな人も素直になるときはあるんです!そんな素顔を、どうぞ覗いてみて下さい!!」と、見どころをアピールした。主題歌は、全員の身長が180cm以上という8人組男性音楽グループ「SOLIDEMO」の最新シングル「Orange」に決定。本作にピッタリの爽やかで甘酸っぱいポップチューンは必聴。リーダーのシュネルは「Orangeのサウンドと歌詞がマンガの世界ととっても合う楽曲だと思います。皆さんのドキドキするような気持ちと一緒に主題歌も楽しんでもらえると嬉しいです!」とメッセージを送った。dTVマンガ「ココロ・ボタン」は9月20日(火)0時より配信開始。(text:cinemacafe.net)
2016年09月14日卓球の水谷隼選手が、きょう9日(19:00~20:54)に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『ダウンタウンなうSP』(レギュラーは毎週金曜19:00~19:57)に出演し、驚きのエピソードを次々に告白する。リオ五輪で、日本人卓球選手史上初めて、シングルスでメダルを獲得した水谷選手。番組では、五輪の舞台裏を中心に盛り上がるが、水谷選手と仲の良い友人や、妻からの証言を元に、その人間性が明らかになっていく。水谷選手は過去に「貯金額は1億円超」とビッグマウス発言をしたこともあるが、この知られざる舞台裏を告白。また、自身の結婚式の3次会で、妻と大ゲンカになり、彼女が結婚指輪を投げつけて帰ってしまったというエピソードも赤裸々に語る。ほかにも水谷&坂上忍チームとダウンタウンチームによる卓球対決も。リオ五輪にカンボジア代表として男子マラソンに出場した猫ひろしも、元卓球部ということで参加し、水谷選手に勝負を挑む。この日の放送では、若槻千夏、中村玉緒、博多華丸・大吉も登場。飲み仲間ゲストとしてモデルのマギーもお供する。
2016年09月09日シリーズ累計700万部を誇る松本光司によるベストセラーコミックを、TVドラマに引き続き、“弟”白石隼也ד兄”鈴木亮平で演じる『彼岸島 デラックス』。このほど、兄弟の「師匠」と呼ばれるシリーズ屈指の人気キャラクター・青山龍之介にフィーチャーした「師匠」編特報映像が解禁。その声を、ベテラン俳優・石橋蓮司が実写声優初挑戦で演じていることが分かった。600年前より吸血鬼伝説が残る孤島「彼岸島」。この島へ行き、生きて還ってきた者は誰一人いない。禁断の封印が解かれたとき、あふれ出たのは恐怖と絶望だった。島全体には吸血鬼や邪鬼(おに)とよばれる巨大で異様な化け物がはびこり、島民は絶体絶命の窮地に追い込まれる。人間として生き延びるか、感染して吸血鬼と化すか。次々と襲い来る恐怖を目の前に立ち上がったのは、2年前に島へ行ったまま姿を消した兄の篤(鈴木さん)を探すため上陸した、弟の明(白石さん)とその仲間たちだった。島のレジスタンスと共に、化け物たちに立ち向かう明たち。それが想像を絶する戦いになるとは知らずに…。「彼岸島」シリーズの人気キャラ、青山龍之介こと通称「師匠」といえば、身長262cm、体重198kg、特技は丸太振りという人間離れした怪力の持ち主。白石さんと鈴木さん演じる、明と篤兄弟の文字どおり師匠で、吸血鬼たちに対する抵抗組織のリーダーである。今回、そんな師匠の華麗な丸太裁き、キレのあるアクションがたっぷり詰まった特報が到着。この謎多きダークヒーローの声を演じるのは、名優・石橋蓮司だ。石橋さんといえば、蜷川幸雄や蟹江敬三らと共に劇団を旗揚げするなど生粋の演劇人として知られ、北野武監督『アウトレイジ』、監督・阪本順治×主演・藤山直美『団地』など数多くの映画・ドラマ出演でもお馴染み。実写映画では初の声優としての参加となるが、そんな石橋さん演じる「師匠」だからこそ、凄まじい説得力を感じ取ることができる映像になっている。風になびくロングヘアに、普段は恐ろしげな仮面をつけている「師匠」。果たして、その仮面の下は人間なのか?怪物なのか!?「師匠」の活躍にも期待高まる映像を、こちらから確かめてみて。『彼岸島 デラックス』は10月15日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月06日白石隼也&鈴木亮平のW主演で人気漫画を実写化する『彼岸島 デラックス』。ドラマ版に続いての実写化で、さらに進化を遂げる本作のヒロイン・ユキ役を、『合葬』『リップヴァンウィンクルの花嫁』の桜井美南が務めることがわかり、コメントが到着した。原作「彼岸島」は「ヤングマガジン」での連載14年目を迎え、現在でも読者投票上位に常にランクインする人気漫画。吸血鬼に支配された孤島を救うサバイバル・ホラー作品で、他作品にない吸血鬼や巨大モンスターの登場、次々と襲い来る絶体絶命の展開に幅広い年齢層から人気を呼んでいる。今回は、過去の映像化作品では十分に表現することが難しかった邪鬼(おに)と呼ばれる巨大モンスターを、映画化ならではの最新CG技術を駆使して完全再現するという点でも注目が集まっている。本作で桜井さんが演じるのは、主人公・明(白石隼也)の幼なじみであるユキ役。一度決めたことは貫き通す強い意志を持った友達思いの女の子であるユキは、吸血鬼に支配された彼岸島に取り残された明の兄・篤(鈴木亮平)を救うべく、仲間とともに再上陸することを決意。彼岸島上陸後、護られてばかりの自分に嫌気がさし、部活で学んだ弓道に磨きをかけ、次々と襲い来る吸血鬼や吸血鬼が変化した巨大モンスター・邪鬼に弓矢で立ち向かい、仲間の力になろうと奮闘する役どころだ。2014年、人気女優の登竜門といわれる「ネスレ キットカット」の5代目受験生応援イメージキャラクターに、応募者総数8,172名の中から選出されてデビュー。ドラマ「なぞの転校生」でのヒロイン役や、平田オリザ氏脚本・本広克行氏演出の舞台「転校生」、小林達夫監督『合葬』、岩井俊二監督『リップヴァンウィンクルの花嫁』に出演。今年4月には慶應義塾大学へ入学したことでも話題となったほか、8月より放送のBSスカパー!オリジナル連続ドラマ「弱虫ペダル」に出演が決定するなど、いま目覚ましい活躍を見せる桜井さんから、コメントが到着している。◆桜井美南コメント今回、映画初ヒロインとしてユキ役に抜擢をしていただき本当にビックリしたのと同時に、アクション初挑戦ということもありダブルプレッシャーを感じていました。弓矢を武器にし、仲間のために果敢に闘うユキ。正義感が強く、人情深い役だったので、アクションを大切にしながらも、心の動きなどを丁寧に演じることを心掛けました。弓矢の練習は思っていた以上に大変でしたが、キャストさんやスタッフさんたちから「意外にもセンスあるじゃん!」と言っていただいたことが自信にも繋がり、堂々とした凛々しいユキが表現できたと思います。関係者試写を拝見しましたが、作品全体を通して、想像をはるかに超える、ドキドキが止まらないド迫力映像になっていました!手に汗握るアクションの合間にあるヒューマンドラマにも注目していただきたいです!そんな桜井さん演じるユキには、闘うヒロインとしてだけでなく、複雑な女心を表現するシーンもあるとのこと。彼岸島最初の上陸後、戦いの末、吸血鬼となって死んでしまったと思われていた、幼なじみであり交際相手のケンとの奇跡的な再会、ユキに想いを寄せ、またユキも友達以上の特別な感情を抱く明の存在との間で揺れ動くヒロインを演じる桜井さんの姿は必見だ。『彼岸島 デラックス』は10月15日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月13日松本光司によるベストセラーコミック「彼岸島」が、2013年のTVドラマに続いて白石隼也と鈴木亮平のW主演で実写映画化。『彼岸島 デラックス』として10月15日(土)より全国公開されることが決定し、「ハァハァ」せずにはいられない(?)特報映像と第一弾ビジュアルが到着した。原作「彼岸島」シリーズは、吸血鬼に支配された孤島で仲間を救い、脱出を試みるサバイバル・ホラー。「彼岸島」(全33巻)、「彼岸島 最後の47日間」(全16巻)、「彼岸島 兄貴編」(全1巻)、「彼岸島 48日後…」(既刊6巻・連載中)は、講談社「ヤングマガジン」にて連載14年目を迎え、現在も読者投票上位に常にランクイン、シリーズ累計700万部を誇る大人気漫画だ。ほかに類を見ない特徴的な吸血鬼やモンスターが数々登場し、次から次へと襲いかかる先の読めない展開が幅広い年齢層から支持されている。本作では、2013年に放映されたMBS・TBS系列での連続TVドラマ版を格段にスケールアップさせ、恐怖を倍増、迫真のアクション、ド迫力の映像、すべてにこだわり抜いて“デラックス”に映画化。主人公・宮本兄弟には、ドラマ版から引き続き白石さんと鈴木さんがW主演で続投する。弟・宮本明を演じる白石さんは、TVドラマ「仮面ライダーウィザード」シリーズの主人公で注目を集め、以後も映画『ストレイヤーズ・クロニクル』、『のぞきめ』、FOD(フジテレビオンデマンド)とNetflix配信ドラマ「グッドモーニング・コール」などへの出演で人気上昇中。また、兄・宮本篤を演じる鈴木さんは、“当たり役”のまさかの続編『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』が現在公開中、『ルドルフとイッパイアッテナ』『海賊とよばれた男』と、幅広い役柄をこなせる実力派として話題作への出演が続々と決定している。今回の映画版で描かれる物語は、原作中盤での大きなターニングポイントである明(白石さん)と篤(鈴木さん)の兄弟対決。第一弾ビジュアルでも示唆されているように、血を分けた兄弟が闘うことになる理由が明らかになるという。また、「彼岸島」といえば、登場人物の息づかいを表現した、原作に1万回以上登場するという擬音「ハァハァ」がおなじみ。ビジュアルに散りばめられた「ハァ」や「ハッ」「ハー」の数々は、この映画版ビジュアルのために原作者・松本氏によって描き下ろされたものだ。一方、本作の映像化において最大の難所は、「邪鬼」(おに)と呼ばれる巨大モンスターの表現。本作では、表情や筋肉の動きなど細部の細部までこだわり抜いた最新のCG技術により、原作で人気の邪鬼たちをド迫力のスケールで再現。特報映像には、「姫」と呼ばれるシリーズの中でも人気の高い邪鬼が、一瞬だけ登場している。シリーズ最強にして最恐の「彼岸島」、劇場で「ハァハァ」すること間違いなし!の兄弟対決と壮絶なアクションシーンに期待が高まる。『彼岸島 デラックス』は10月15日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月18日2003年に誕生した人気の癒し系キャラクター「リラックマ」に、この3月から新しい仲間「チャイロイコグマ」が加わり、ぬいぐるみなどのグッズも“かわいすぎる”と話題を集めている。13年間、リラックマ、コリラックマ、キイロイトリでのんびりと過ごしてきた3人。チャイロイコグマが加わることで、今後どのような世界観が展開されるのか注目。<写真>はちみつが付いたおしりがキュート!気になるチャイロイコグマは、“はちみつの森”に住んでいるクマ。茶色くて丸くてほんのりはちみつの香りがするコグマで、白いふさふさの胸毛に丸いおなかがかわいらしい。発売前から問い合わせが殺到し、ぬいぐるみなどのグッズは発売当日にはすでに完売してしまっている店舗もあるという。また、きょう4日から東京・原宿に「リラックマカフェ」がオープン。4人が出会った“はちみつの森”を表現した店内で、オリジナルのフードメニューやスイーツ、ドリンクなどが楽しめる。4月10日までの期間限定。【商品詳細】※すべて税込『あつめてぬいぐるみ(全3種)』(1900円)『ぶらさげぬいぐるみ』(900円)『くったりぬいぐるみ(S)』(1200円)『くったりぬいぐるみ』(2300円)
2016年03月04日イケメンとヒロインの“同居”系ラブコメ漫画の金字塔「グッドモーニング・コール」がドラマ化!2月12日(金)に完成披露試写会が行われ、ダブル主演の福原遥、白石隼也、桜田通、荒井萌、健太郎、永嶋柊吾、長澤航也、田中日奈子が舞台挨拶に登壇した。ひょんなことから同じマンションに同居することになった高校生の男女と、彼らを取り巻く面々の恋模様を描き出す。連ドラ初主演となった福原さんは「不安でいっぱいです」と心境を明かしつつ「現場では最初はみんな、人見知りだったんですが、今は仲良しです。ドキドキするシーンがいっぱいあります」と笑顔を見せる。白石さんは25歳にして17歳の高校生役ということで「ヒゲを隠すのが大変です!1日3回剃ってます」と苦笑交じりに明かし、会場は笑いに包まれた。まもなくバレンタインということで、女性陣3人に役柄の枠を取り払って、男性キャラ5人のうち、チョコをあげたい一人に実際にプレゼントしてもらったところ、福原さんは永嶋さんに、荒井さんは健太郎さんに、そして田中さんは桜田さんにプレゼント。主役でありイケメン秀才で非の打ちどころのないはずの上原久志役の白石さんはまさかのゼロ!この異常事態に白石さんはうなだれつつ「まあ、キャラですもんね。僕の問題じゃないから」と平静を装うも、福原さんらから「キャラはすごい人気ですから」と一蹴され、ガックリとうなだれていた。撮影はまだ続いているが、仕上がりについて白石さんは「原作をリスペクトしており、監督からも『台本じゃなく漫画を読め』と言われるくらい。キャラクターの再現度は高いです!」と自信をのぞかせていた。「グッドモーニング・コール」はフジテレビオンデマンド、Netflixにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2016年02月12日故・松田直樹さんを忘れない。3回目を数える『ドリームマッチ群馬2015-remember松田直樹-』が開催される。今回も松田さんと親交があった往年の名選手や同郷・群馬出身のJリーガー、ザスパクサツ群馬の選手たちが、正田醤油スタジアム群馬に集結する。気になる出場予定選手は以下の通り。『ドリームマッチ群馬2015-remember松田直樹-』チケット情報GUNMA DREAMS【監督】服部浩紀【GK】常澤聡、清水慶記【DF】乾貴哉、北爪健吾、川岸祐輔、沼田圭吾、市川恵多、乾大知、廣井友信、佐田聡太郎、坪内秀介【MF】青木剛、渡邊凌磨、平識善昭、横山翔平、清水貴文、仲間隼斗、田中亜土夢、小林竜樹、中町公祐、松下裕樹【FW】小牟田洋佑、大島秀夫、高田保則JAPAN DREAMS【監督】山口素弘【GK】南雄太、曽ヶ端準、楢崎正剛【DF】田中隼磨、茂庭照幸、駒野友一、宮本恒靖【MF】松井大輔、稲本潤一、小野伸二、本山雅志、小笠原満男、中田浩二、氏家英行、河合竜二、戸田和幸、中田英寿、佐藤由紀彦、福西崇史【FW】鄭大世、播戸竜二、永井雄一郎、北嶋秀朗、柳沢敦、松原良香JAPAN DREAMSには同級生の中田英と楢崎、福西、フラット3を組んだ宮本や中田浩、小野、稲本、小笠原の黄金世代など2002年『W杯』日本代表メンバーが揃う。そもそも、『ドリームマッチ群馬』は、サッカーを通じて、スポーツの楽しさや素晴らしさを伝えることをテーマとする。また、群馬で生まれた松田さんの功績を称えるとともに松田さんを襲った悲劇を繰り返さないために、今大会の収益でAEDを購入し、各種団体に寄贈することが目的である。突然の別れだった。松田さんは2011年8月2日、松本山雅FCでの練習中に倒れ、2日後帰らぬ人となった。当時、練習場の梓川ふるさと公園のグラウンドにはAEDはなかった。J1リーグ戦で385試合、日本代表として40試合に出場した稀代のDFは、J2昇格を目指しJFLを戦いながら、突如そのサッカー人生に幕を閉じたのだった……。『ドリームマッチ群馬2015』は、イベントも盛りだくさん。試合前のウォーミングアップの際は出場選手がサインボールをスタンドに投げ込み、試合終了後には場内を一周する。ハーフタイムには、群馬県内で活動するチアリーダー180名によるチアリーディングショーを実施。また、U-15、U-16の群馬県内の選抜選手による紅白戦が2試合ラインナップされている。もちろん、AED講習会も行われる。メインスタンド側場外特設ブースでは松田さん、宮本、永井、細貝萌らが着用したプレミアもののサッカー用具のチャリティーオークションも企画されている。松田さんを偲び、AEDへの理解を深め、スポーツの素晴らしさに触れる『ドリームマッチ群馬2015-remember松田直樹-』は12月23日(水・祝)・正田醤油スタジアム群馬でキックオフ。チケット発売中。
2015年12月18日「あんなに情けない生田斗真くんはよそでは見れないです」――。尊敬の念を込めて山田涼介が発した言葉が映画『グラスホッパー』における生田斗真の変身の全てを表している。独特の色使いとライティングによるスタイリッシュかつクールな映像世界と裏腹に、生田斗真がカッコ悪いさまをさらけ出す。工夫を重ねて生み出したという、追われる際の必死の走り方からして、もういろいろダメな感じがにじみ出ている。変身と言うなら、山田さんもまた本作で見事なまでにアイドルグループ「Hey! Say! JUMP」としての従来のパブリックイメージを裏切り、孤高の若きナイフ使いの殺し屋・蝉(せみ)を演じている。原作はベストセラーを連発する伊坂幸太郎の同名小説であり、ファンの間でも根強い人気を誇り、伊坂さん自身もお気に入りの自著に挙げている、疾走感あふれる作品。恋人を殺された復讐を誓う元教師の鈴木、他人を自殺させる力を持つ殺し屋・鯨、そしてナイフ使いの蝉の3人を中心に、巻き込み、巻き込まれつつの怒涛の物語が展開する。生田さんにとっては『脳男』に続いての瀧本智行監督とのタッグ。同じ監督に立て続けに主演として呼ばれること――それが俳優にとって幸せでないはずがない。「前作があった上で『また生田斗真で』と思っていただけたということで信頼されている部分もあるけど、前回のハードルを超えないといけないというプレッシャーもありました」と語る。『脳男』では桁外れの知能と身体能力を持ちつつも感情を失った常人とはかけ離れた男を演じたが、同じ瀧本作品でも、本作で演じる鈴木は、恋人を亡くしたということ以外はごく平均的な、いや、弱々しささえ感じさせる男。“生田斗真史上最弱の役”というのは決して大げさではない。「いろんなことに巻き込まれていく役なので、その場の驚きや新鮮さを大切にしたいという思いがあり、あまり『このシーンはこういう感情で』と準備せずにポンッと現場に行った感じだった」と撮影を振り返る。「鈴木というのはお客さんに寄り添わなきゃいけないし、ある意味、殺し屋がいっぱいの世界に映画を見るお客さんを引き連れていく役どころ。観客と同じ目線で驚いて怖がっていく感覚は大事にしました。自分以外はナイフ使いに狂気的な大男で、普通の人がいないので(笑)、無理に“普通”を意識しなくても差別化は難しくはなかったですね」。一方、山田さんにとっては本作が生まれて初めて体験する映画の撮影現場。蝉という役について「やはり、世間で思う山田涼介に対するイメージというのは自分の中にもあるので最初は『この役、おれでいいのかな?』という不安はありました」と偽らざる胸の内を明かす。単にイメージの問題だけではなく、アクション、内面の心情を含め、蝉という役は決して簡単な役ではなく、映画全体を左右するキャラクターと言える。撮影前には生田さんの誘いで、格闘技の稽古に足を運び、ナイフの練習もした。「ナイフを振るだけでしょ?と思うかもしれないけど、実際にどの角度で切り付けると人が死ぬのかとか“人間を壊す方法”を教わって『これからおれは人間を壊すのか…』とそこで感じられました。それも尋常じゃない集中力で臨まないとできなくて、ひとつ教わり、ナイフを一振りするだけで汗だくになってました」。「人を殺す」というアクションそのものが蝉という人間の内面をも作るヒントになった。「人としての孤独感というのは普段、そこまで味わうものでもないし、特に(「Hey! Say! JUMP」の)メンバーといつも一緒にいるので、最初は蝉の気持ちが全く理解できずに悩みました」と振り返るが、クランクインしてすぐに試練はやってきた。「冒頭で次々と人を殺すシーンがクランクインしてすぐの撮影だったんです。『何でこのシーンから?』と思ったんです。自分が蝉という役に入りきる前のような気がして。でもやってみたら『(蝉に)なれるな』と感じました。蝉がそこで成立した。それが自分の中ですごく面白かったです。あのシーンの前と後で全く(気持ちが)違いました」。そんな山田さんの存在は先輩である生田さんの目にどのように映ったのか?実は映画の中で2人がシーンを共にしている時間はごくわずか。撮影現場でもあまり言葉を交わす機会もなかったそうだが、先述のナイフの練習のエピソード然り、実は山田さんのことをよく見ている…?このインタビューでもたびたび、自身のことはそっちのけで山田さんについて語っていた。「カッコよかったですよ、蝉。オープンセットの渋谷のスクランブル交差点のシーンで、ジュニア(=鈴木の仇)が車にひかれたのを見て、菜々緒ちゃんに『追いかけなさい!』と怒られて、そこで蝉とぶつかるシーンがあるんですけど、その時の冷たい目や佇まい、死体を見慣れている眼がカッコいいなって感じました。『グラスホッパー』の蝉をやりたいという役者は本当にたくさんいて、実際、映画化が決まった後に『誰がやるの?』といろんな人に聞かれました。そんな同世代の同業者が嫉妬するような蝉に仕上がっていると思います。映画が公開されて『山田涼介、いいね!』という声はより大きくなると思いますよ」。生田さんの言葉の通り、“役者・山田涼介”に対する「いいね!」という声は近年、確実に高まっている。そして山田さん本人もまた俳優業に特別な思いを抱いている。特に今回、映画という新たな挑戦の場を経験し、その思いを強くした。「正直、いま一番楽しいと感じるのが俳優業ですね。自分じゃない自分を探しに行く作業がすごく好きなんです。新しい発見を常にできる場であり楽しいです。特にTVではどうしても(描写に)限度がある中で今回、こうやって蝉という役を与えていただいて、 これまで見たことのない自分を見られた気がしています」。もちろん、生田斗真という、ジャニーズ事務所にあって俳優業を突き詰めてきた先輩と同じ作品でメインキャストを張ったことがもたらした財産も計り知れない。「こうやって言うのは恥ずかしいんですが、僕にとっては理想像と言える存在です。やはり俳優やっていても、どうしても『ジャニーズだから』と見られる部分はあると思うんです。でも斗真くんに関しては、高校時代にクラスで斗真くんの話をしたら『え?生田斗真ってジャニーズなの?』と言われたんです。ジャニーズ所属という以前に“俳優”として見られていて、自分の実力で進化していくという意味でも理想であり、いろんな色に染まれる俳優さん。僕は、瀧本監督とは初めてのお仕事でしたが『脳男』は何度も見ていたので、撮影初日に監督から『脳男』の時の斗真くんと目が似ていると言われてすごく嬉しかったです」。「いい後輩ですね」と照れくささを隠すようにおどけた口調で語る生田さん。改めて、今回、二度目の瀧本監督の現場で得た発見、新たに手にしたものは?「すごく感じたのは、僕が瀧本さんの作品が大好きなんだということ。1本一緒にやったからこそ、一を言われただけで十のことが分かる阿吽の呼吸が生まれてきた感覚もある。長い付き合いになるなという予感があります」。瀧本作品の何がそこまで特別なのか?その答えからは俳優・生田斗真の生き方、スタンスまでもが見えてくる。「コアで、ややマニアックなところが好きなんだけど、それでいてきちんとエンターテイメントとしてお客さんが見やすいものにしていく感覚を持っている。『脳男』も『グラスホッパー』もマニアック過ぎる部分があり、ともするとそういう作品になってもおかしくないけど、例えば『グラスホッパー』では原作の“ある交差点”を渋谷のスクランブル交差点に置き換えたりしてます。やりたいことをやりつつ、『わかる人にだけわかればいい』というスタイルではなく、いろんな人に見てもらおうという姿勢がすごく共感できるんです」。そこに心地よさを感じるのは、まさに先ほどの山田さんの言葉にもあるように、ジャニーズ事務所所属のアイドルという立場にありつつも、そのイメージをいい意味で常に超えていこうとする意欲と、絶妙のバランス感覚を生田さん自身が持ち合わせているがゆえではないだろうか?9つ年齢の離れた先輩から後輩へ。言葉にしなくとも、共演シーンは少なくとも、この映画一本が確実に伝えるべき思いを伝えている。(text:Naoki Kurozu)■関連作品:グラスホッパー 2015年11月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015「グラスホッパー」製作委員会
2015年11月04日『仮面ライダーウィザード』の白石隼也主演映画『鏡の中の笑顔たち』の初日舞台あいさつが30日、東京・角川シネマ新宿で開催され、白石、夏菜、松下由樹、松原智恵子、喜多一郎監督が登壇した。本作は、白石演じるカリスマ美容師が、訪問美容を通じて技術より大切な物があることに気付き、成長していくという感動作。同僚美容師役に夏菜、母親役に松下由樹、キーパーソンのさくら役を松原智恵子が演じた。白石は、実際に美容室で実技訓練をしたそうで「ハサミの持ち方からカット、ブローの仕方などを学びました。カーラーを巻くシーンで、会話をしながら1カットでやるのが難しかったです」と撮影苦労話を語った。クロストークでは、夏菜や松原からシャイだと言われた白石は「お芝居でいっぱいいっぱいで。女性陣に囲まれて緊張して、自分を出してなかったです」と恐縮する。松原は夏菜について「ワンシーンだけいっしょでしたが、控室ですごく気を遣ってくれました。白石くんはすごくシャイなんですが、やさしいというか、そばにいても(松原を)邪険に扱わなかったです」とここでも白石をいじった発言をすると、会場は大爆笑。白石は「とてもシャイな役で、僕は現場でも役と正反対にすることができないタイプなんです。役に引っ張られおとなしくいたけど、夏菜さんや松原さんに盛り上げてもらって、感謝しています」と照れながら、夏菜たちに礼を述べた。
2015年05月31日