漫画家・永井豪の50周年を記念し、漫画史に残る大傑作原作漫画「デビルマン」が、新作アニメとして蘇ることが決定。星野源主演・『夜は短し歩けよ乙女』の湯浅政明監督がメガホンを取り、「DEVILMAN crybaby」と題して2018年初春に「Netflix」にて配信される。主人公・不動明は、ある日親友の飛鳥了から地球の先住人類「デーモン(悪魔)」が復活し、地球を人類から奪い返そうとしていることを知らされる。了は明に、デーモンの超能力を取り入れて戦わなくては人類に勝ち目はないと、デーモンと合体する話を持ちかけてくる。明は悪魔の力と人間の心を持つデビルマンとなることに成功。デビルマン、不動明の戦いが始まる――。漫画「デビルマン」は、1972年に「週刊少年マガジン」(講談社)にて連載開始され、単行本発行部数は累計5,000万部、連載と同年にテレビアニメ化もされ人気を博した。悪魔の力を手に入れた主人公・不動明が襲い来るデーモンと戦うという設定は、漫画・テレビアニメに共通するものの、アニメではデビルマンがヒロインを守るために敵と戦う、勧善懲悪ものとなっている一方で、漫画では神や悪魔といった存在を通して、「人間とは?」という大きな問いを投げかける作品となっている。漫画家やアーティスト、クリエイターからも影響を受けた作品としてあげられることが多く、これまでテレビアニメのみならずOVA、実写作品などが多数製作されている。新作アニメとして放たれる今作は、いままで一度も実現されず、描かれたことがなかった“原作漫画の結末”までをアニメーション化。飛鳥了と不動明の出会いから、デビルマン誕生、そしてデビルマン対サタンのハルマゲドンまでを描き切るという。「デビルマン」の原作が持つニュアンスを最大限活かしつつ、現代に描かれるべきアニメとして新たに映像化。激しいバイオレンス描写など、「Netflix」配信ならではの表現も組み込まれるようだ。また、監督を務めるのは、『ピンポン THE ANIMATION』『夜は短し歩けよ乙女』『夜明け告げるルーのうた』などを手掛ける、アニメーション作家・湯浅政明。そして、「コードギアス 反逆のルルーシュ」「甲鉄城のカバネリ」の大河内一楼が脚本を担当、音楽は『ピンポン THE ANIMATION』や『映画 聲の形』の牛尾憲輔が参加する。永井氏は、「まず一番に思ったのは『最後まで描いてくれるの?』でした(笑)僕が絶大な信頼を置いている湯浅監督なら、やりきってくれると信じています。デビルマンとデーモンの闘いが、アニメーションでどのように描かれ、決着がつくのか。2度と実現出来ないかもしれない『デビルマン』の結末までのアニメーションを、僕自身楽しみにしています」と期待を寄せ、そんな原作者が信頼を寄せる湯浅監督は、「漫画史上最高とも言える衝撃的な展開と壮大なラストシーンにたどり着くため、原作のスピリット、エッセンスを『いまやるアニメーション』の形に落とし込む作業に日々悪戦苦闘中です」と現状を明かし、「しかし配信ということで制約も少ないので、限界までやりますよ!バイオレンス、エログロなどありますが、最終的に“愛”です。楽しみに待っていてください」とファンへメッセージを送っている。また、配信決定に合わせてティザービジュアル&特報映像も公開。なお、原作は英語圏を始めイタリア・フランスなど多数の国で翻訳版が出版され、海外でも高い人気を集めており、本アニメは日本語のほか9か国語に吹き替え、字幕は25か国語、さらに全世界190か国にて配信される。「DEVILMAN crybaby」は2018年初春、Netflixにて全世界独占配信。(cinemacafe.net)
2017年03月16日「マジンガーZ」「デビルマン」などを世に送り出した永井豪の作品をオーケストラの演奏と映像でふり返る「世界に発信・劇場版アニソンワールド永井豪×オーケストラダイナミックコンサート~映像とオーケストラサウンドで蘇る永井豪の世界~」の開催がこのほど決定した。1967年に「目明しポリ吉」でデビュー以降、「ハレンチ学園」「デビルマン」「キューティーハニー」など数々のヒット作を世に送り出してきた永井氏。昨年、第2回日本映画アニメーション批評家大賞でダイヤモンド大賞を受賞し、今年10月には「キューティーハニー」実写化映画が公開されるなど、ますます注目を集める中、来年2017年にはデビュー50周年を迎える。このほど決定したコンサートでは、「マジンガーZ」「デビルマン」「キューティーハニー」「ドロロンえん魔くん」など、永井氏が手掛けた数々のヒット作品の音楽がオーケストラ版に特別改編し、懐かしのアニメ映像とともに演奏されるという。永井氏の世界観をフルオーケストラで心ゆくまで堪能することができるのだ。また、スペシャルゲストには、「マジンガーZ」「キャプテンハーロック」などのアニメソングや、「仮面ライダー」シリーズなどの特撮ソングを次々と歌い続ける“アニメソング界の帝王”水木一郎が登場。ファンにとってはお馴染みの楽曲が、貫禄の歌声で歌い上げられる。「世界に発信・劇場版アニソンワールド永井豪×オーケストラダイナミックコンサート~映像とオーケストラサウンドで蘇る永井豪の世界~」は、池袋「東京芸術劇場」にて9月18日(日)開催。(text:cinemacafe.net)
2016年08月21日インディーズシーンで注目を浴び、初のワンマンライブも各所で絶賛されたLILI LIMITがメジャーデビュー。デビュー作『LIVING ROOM EP』は、≪部屋≫をモチーフにして日常生活を描き出した作品。しかも、「メジャーデビューにあたり、作り方から変えてみた」と牧野さん。「“フィクションでありノンフィクションでもある詩”を書いたんです。今までは“カフェで聞こえてきた奥様方の愚痴”など、そこにあるものを詩にしていたんですが、今回は自分の生き方というか、辛かったなぁと感じたことを引っ張り出した。僕にとって大きな変化です」(牧野)ふと自分の部屋から見上げた空がきれいだったことから表題曲「Living Room」が生まれ、他の3曲も部屋にまつわるものに。どれも日常生活の切り取り方や心象風景が素晴らしい曲ばかり。「前作までは原案や歌詞の一部をもらってから曲を書いていたけど、今回は何もないところからメロディを生み出す作業でした」とは作曲担当の土器さん。その方法も功を奏したのだろう。色合いが全く違う4つのメロディがきちんと新しいポップミュージックとして成立し、バンドの魅力を十二分に伝えてくれる。「従来のレコーディングはほぼ打ち込みでしたが、これはスタジオに入ってみんなで意見を交換しながら作れて、すごく楽しかった」(黒瀬)「音のからみ方がリアルタイムで感じられるレコーディングだったので、バンドのグルーブ感が、いい感じに出ていると思います」(丸谷)「キーボードだけでなく、カウベルやパーカッションなど、役割に囚われない自由な感じも発揮できて、すごく面白かったですね」(志水)初回限定盤にはサウンドと連動するアーティスティックな写真集が付属する。音とビジュアル両面から、LILI LIMITが創り出す新世界を堪能できるはず。◇リリ・リミット右から、丸谷誠治(D)、志水美日(K)、牧野純平(V)、土器大洋(G)、黒瀬莉世(B)。山口県で結成され、一昨年から東京で活動中。自主制作CDが評価され、メジャーデビュー。◇『LIVING ROOM EP』【初回生産限定盤CD+スペシャルフォトブック】¥1,759 全4 曲入り。特典は写真家・伊丹豪による約100ページの写真集。【通常盤CD】¥1,204(Ki/oon Music)※『anan』2016年7月20日号より。写真・内田紘倫文・北條尚子
2016年07月19日俳優の渡部豪太(30)が1日、34歳の一般女性と結婚した。所属事務所が同日、発表した。渡辺は書面を通じて、「大安の本日、無事婚姻届けを提出して参りました」と報告。「日々、感謝の気持ちを忘れずに2人で楽しい家庭を築いていけたらと思います。役者として一層、邁進して参ります」と抱負をつづり、「これからの二人を暖かく見守って下さい」と呼びかけている。所属事務所によると、本日午前に都内の区役所に婚姻届を提出。お相手の女性とは約3年前に知人の紹介で知り合い、交際に発展したという。女性は妊娠はしておらず、挙式や披露宴は未定。
2016年06月01日タレントのビートたけしが、以前マジギレしたプロインタビュアー・吉田豪氏と、24日(20:58~23:10)に放送されるテレビ朝日系バラエティ特番『ビートたけしのいかがなもの会 現代の超天才30人! 理解を超えたエピソードSP!』で共演することが18日、明らかになった。この番組は、"いかがなものか"をキーワードに激論を展開するトークバラエティ。今回は第6弾の放送で、井上陽水、島田洋七、松田優作、横山やすし、マラドーナといった天才たちの「行きすぎちゃったエピソード」が、プレゼンターたちによって紹介される。このプレゼンターとして初参加する吉田氏は、昨年12月に同局系『ビートたけしTVタックル』に出演した際、本番直前にたけしから「オレの悪口を週刊誌に書いたらしいな!」とマジギレで詰め寄られた人物。しかし、スタッフの調べで、たけしの勘違いだったことが発覚し、たけしは平謝りした後、A3版3枚におよぶ謝罪の手紙まで送ったという間柄だ。そのマジギレ現場を目撃していた陣内智則が、臨場感たっぷりに当時の様子を解説すると、たけしはただただ頭をかくばかり。それでも吉田氏は「正直まだビビッてしまって、たけしさんの目を見て話せません…」と、恐怖におびえている様子だが、萩本欽一などの大物たちの逸話を披露していく。今回は、漫談家の綾小路きみまろも、プレゼンターとして登場し、頑なに芸を変えないという天才マジシャン・ブラック嶋田のエピソードを明かす。収録後、たけしは「きみまろさんは、お互いに売れないときから知っていた間柄。きみまろさんの舞台も見に行ったことがあるんだ。ライブで生のお客さんを前に、たったひとりであれだけ引っかきまわすきみまろさんは、本当にスゴイ人だよ!」と絶賛する。一方のきみまろも「たけしさんがまだ売れない頃から存じ上げていて、若い時分、相方のきよしさんと一生懸命スタジオの隅で練習される姿も見ていました。キレがあって本当にスゴかったですよ! そんなたけしさんの毒舌に憧れて、私も毒舌漫談家として後を追いかけてきた気がします」と目標にしてきたことを明かした。また、たけしは、天才だと思う人物について、イチロー、黒澤明監督と並べて「西川きよしさんも天才だな!」と回答。きよしが、横山やすしをうまく使ったから成功したという"西川きよし天才説"をたけしが書いた翌週に「新幹線のトイレから出てきたら、きよしさんが『たけし師匠~!』って、おしぼりを持って立っていたんだよ」といい、「それ以来、きよしさんはいつもオイラの楽屋にあいさつに来るんだよね。礼儀正しくて困っちゃうよ(笑)」と苦笑いしていた。
2016年04月18日雛形あきこと渡部豪太がふたり芝居で演じる舞台『令嬢と召使』の稽古場を取材した。舞台『令嬢と召使』チケット情報原作はストックホルム生まれのスエーデン人作家アウグスト・ストリンドベリが1888年に発表した戯曲「令嬢ジュリー」。令嬢・ジュリーと召使・ジャンの関係を描いた作品だ。原作に登場するのは、ジュリー、ジャン、料理女・クリスティンの3人だが、本作ではふたり芝居用に再構成。雛形は大女優、渡部は若手俳優という設定。そのふたりが令嬢と召使の即興芝居を始める、というところから舞台はスタート。雛形は令嬢に加え召使の許嫁も演じる。その日は稽古開始から約10日という頃。すでに通し稽古が始まっていた。ピアノの生演奏が流れる中で、雛形と渡部はふたりの俳優として物語を始める。演出は『坂の上の雲』『紙の月』など数々のテレビドラマを手がけてきた一色隆司。ふたりが即興芝居で演じるのは、惹かれ合っている令嬢と召使。立場の違うふたりが恋に落ちる…定番の設定だ。だが、そこから回り始めるふたりの関係の歯車は予想以上に生々しい!「男は(女は)調子がいいな」「女は(男は)ずるいな」と思わず苦笑いしてしまうシーンも…。雛形が演じる令嬢は高慢だが、どこか女々しい女性。召使への誘い方が大人でセクシーで、観ていてドキドキするシーンがたくさん。一方、許嫁役での雛形はテレビのふわっとかわいい姿とは対極の、サバサバとした女性を力強く演じている。許嫁がいながら令嬢の誘いを受ける、貧しい召使を演じる渡部。時にやさしく、時に最低な(!)態度をみせる。「やさしくしてほしいの」と懇願する令嬢にやさしくしない召使が、許嫁には「もっとやさしくしてくれよ」と言う。劇中、ふたりの立場はくるくると変わり、それによりお互いへの態度も変わる。お互いを心から求めているようで、利用している側面もある。恋愛だからこそありえる関係性をリアルに描いていく。最初に感じた「なぜ急に即興芝居を始めたのか?」という疑問。劇中のセリフなどで答えが出されることはないのだが、即興芝居を観ているうちに「そういうことか」と自然に納得できる。令嬢と召使を演じている最中にいわゆる「中の人」が出てくる瞬間というものがあり、その出現によりこの答えを感づかせてくれる瞬間は気持ちがいい。ふたりがどうなるのか、この即興芝居は一体どこへ向かっているのか――生だからこそ感じられる臨場感をぜひ劇場で味わってほしい。舞台『令嬢と召使』は4月21日(木)から24日(日)まで東京・シアタートラムにて。取材・文:中川實穗
2016年04月12日この4月には関西・伊丹空港が民営化での経営を開始する。そのほか、2月には仙台空港が新経営権者の設立した新会社のもとで6月から空港運営を開始、その後も、高松空港、福岡空港が経営権売却のプロセスに入る。そのため、2016年は「空港民営化元年」とも言われている。"コンセッション"と呼ばれるこの経営構造の転換は、今後の空港運営にどのような変化と影響を及ぼすのだろうか。○関空・伊丹の新会社はどう動く?まず、関空・伊丹から見てみよう。4月にはオリックスとフランスのVINCIグループが関西・伊丹の経営を開始するため、3月末に現在の新関西空港(NKIAC)が行っている空港運営業務が、オリックスグループが設立した新会社(関西エアポート)に移管される。NKIACは会社としては存続するものの役割を大きく変え、新経営権者からの毎年490億円に上る料金の収受や国有地等の管理などを行うのみ。NKIACの社員は原則そのまま新会社に転籍し、現在の業務を続行することとなる。これだけでは、経営主体が変わっても関空・伊丹の空港運営には大きな変化がないように見える。新会社である関西エアポートは喫緊の課題としては、まず空港稼働の向上、すなわち新規就航や増便化の促進を挙げている。これは、他空港に先駆けて空港営業を推進してきた現在のNKIACの営業チームでの活動を継続強化しようというものだ。新会社はLCC(低コスト航空会社)誘致の象徴となる第3ターミナルの建設を着実に進めながら、経営移管後の事業運営を安定軌道に乗せることを最優先としていると思われる。○関空・伊丹に期待できる変化では、完全民営化による変化とはどのようなものがあり得るのか。利用者目線で見ると、まずは商業エリアの充実が考えられる。特に、免税エリアはNKIACが自社で仕入れから販売までを行ってきたが、海外の空港では大手免税業者に入札させ、売り場を任せることで30%を超える高い利益率を確保しているケースが多い。自社仕入れでは自分たちで仕入れの交渉や目利きを行わなければならない関係上、扱うブランドの数も限られ、管理コストも結構かかる。空港会社の利益を最大化するノウハウの観点から見てみると、専門免税事業者には及ばないというのが実情だ。4月以降、委託方式がどれだけ導入されるかはまだ分からないが、新しいブランドや海外での話題商品が増え、利用者の選択肢が広がっていくだろう。また、VINCIの海外空港運営のノウハウを活用した安価なグランドハンドリング会社の設立や、着陸料等の空港使用料の弾力化(思い切った新規就航路線への値引き・優遇策等)など、エアラインのコスト削減につながる施策が実行されることも期待できる。さらに、経営改善といえばNKIAC時代のコスト構造の改善も重要だ。特に同社が多く抱える関連会社は関空・伊丹の統合以前に設立されたものが多く、伊丹に関わる旧OAT(大阪空港ビル)の関連会社の役割は関空の関連会社と重複するものも多い。これらは完全民営化を機に、大胆な整理統合を含めた効率化を図ることが可能と思われる。○仙台は誘致の活性化へ一方の仙台空港の経営権移行形態は、よりシンプルとなるだろう。仙台空港ビルは2月より、新たに仙台空港の経営権を取得した東急グループと豊田通商、前田建設が設立した新会社「仙台国際空港」の所有となった。空港運営の移管は6月に行われることになっている。まず、空港ビル会社を新運営権者が100%購入した上で空港運営を引き継ぐ。すでに宮城県、仙台市、航空会社などのビル会社への出向者は親元に帰っており、新会社の仙台国際空港がビル経営を行いながら、6月からの空港経営のあり方を練り直している。仙台空港で期待されるのは、民間の柔軟で豊富な運動量によるエアライン誘致の活性化と商業施設の充実だろう。新会社の岩井卓也社長はすでに、「旅客数に連動する着陸料=エアラインの閑散期リスクの軽減」を検討していることを言明しており、新規就航会社・路線へのインセンティブをひねり出す新たな工夫が行われていると見られる。既存の料金決定プロセスにとらわれない、柔軟な機軸が打ち出されるものと思われる。また、経営移行後の事業運営が軌道に乗った後は、関空・伊丹、仙台の空港周辺開発において、コンセッショネアであるオリックス、東急グループのノウハウ導入により今後いろいろな新しい開発アイデアが飛び出すだろう。空港内外に貨物、物流、サービスなどの新事業が創出され、両空港の活性化が図られることを期待したい。○空港料金負担のあり方にも変化ありもうひとつ、民営化で変化が起きそうなのが旅客が支払う空港施設使用料だ。関空・伊丹、仙台での運用を意識したのか、国交省は旅客空港施設使用料(PSFC)のより柔軟な設定を認めることについて提起し、1月27日までパブリックコメントを募集し、現在、取りまとめを行っている。従来は新たに行った旅客向け施設の設備投資を回収するためのPSFC課金しか認められていなかった。しかし、今後は空港運営者が事業運営に要する費用の回収のため、柔軟にPSFCを徴収することが認められるという方針である。「単に増収を図るための旅客負担増」というだけではなかなか新設・増額は認められないとは思われるが、例えば、エアラインの着陸料負担を軽減するための財源としてPSFCを活用するなど、総合的な課金根拠があれば新たな制度変更は認められるべきものと思われる。新たなPSFCの設定は一時的には利用者に負担増を強いるものであり、単純に消費者保護を主張する層からの反発も予想される。しかし、今後の空港運営のあり方を考える際、従来のような空港事業者への課金で空港収支を埋めるという単純な構図は、理想的ではないように思われる。利用者によるPSFC負担を原資としてエアラインの着陸料負担を軽減し、エアライン側はさらに低価格運賃の商品を増やす。その上で新規就航・増便を行う。結果的に総旅客数が増加し、商業収入などが増加して空港運営が改善されるという、「三方一両得」の好循環を実現させるためにも、PSFCの柔軟な設定は必要だろう。当然、PSFCの運用に当たっては課金根拠・数値の透明性が求められる。関空・伊丹、仙台に続いて、2016年度以降、高松空港、福岡空港が経営権売却のプロセスに入る。また、これらに続く空港民営化と喧伝(けんでん)されているのは、北海道、広島、静岡、新潟の空港だ。しかし、今後の民営化の進展は空港によりいろいろな思惑が交錯しており、複雑化する可能性がある。これについては、また後半で考察したい。○筆者プロフィール: 武藤康史航空ビジネスアドバイザー。大手エアラインから独立してスターフライヤーを創業。30年以上におよぶ航空会社経験をもとに、業界の異端児とも呼ばれる独自の経営感覚で国内外のアビエーション関係のビジネス創造を手がける。「航空業界をより経営目線で知り、理解してもらう」ことを目指し、航空ビジネスのコメンテーターとしても活躍している。スターフライヤー創業時のはなしは「航空会社のつくりかた」を参照。
2016年03月11日FX個人投資家の豪ドル/円相場見通しを示す予想DI(外為どっとコムの顧客に対するアンケート調査結果による指数)は、10月の調査で5カ月ぶりに豪ドル強気を示すプラス圏に浮上した。プラス幅は+6.6と小さかったが、それでも今年最高を記録した格好であり、豪ドルに対するFX投資家の信頼感が戻り始めたように見える。かつて豪ドルは、高金利(高スワップポイント)であると同時に値動きの良さ(高ボラティリティ)も併せ持つ通貨として、FX投資家の人気を集めたが、近年ではやや不人気の状態が続いていた。今回の予想DIプラス転換が、果たして投資マインド復活を告げるサインとなり得るのか考察してみたい。○豪ドル不人気の背景図のように今年の豪ドル/円予想DIは年始からマイナス圏で推移、5月にプラス3.1に持ち直したものの、再びマイナスサイドに沈んでいた。こうした豪ドル不人気は、米国の利上げ(観測)に伴い、新興国・資源国の経済に下方圧力がかかるとの見方によるところが大きかったと見られる。中でも、豪州にとって最大の輸出先である中国の景気減速懸念が強まった事が大きく影響した公算が大きい。そうした中、豪準備銀行(RBA)が2月と5月にそれぞれ0.25%ずつの利下げを行い、政策金利を同国史上最低の2.0%まで低下させた事も豪ドルへの投資意欲を鈍らせたのだろう。○中国に対する過度の懸念は後退このうち中国については、上海総合株価指数が5月以降に値崩れを起こした上に、8月には人民元の切り下げに端を発する「チャイナ・ショック」が発生するなど、一時は中国経済のハードランディング懸念が強まった。しかし10月以降は、中国人民銀行(中央銀行)の利下げなどもあって上海株が反発しており、過度の懸念は和らいでいるように見える。中国共産党が10月に開いた第十八期中央委員会第五回全体会議(5中全会)で成長率目標を6%台後半に設定したと見られる事(実際の目標値は未発表)や、国際通貨基金(IMF)が人民元を特別引き出し権(SDR)の構成通貨に採用する方向で準備を進めている事も安心感に繋がっているようだ。○RBAの姿勢にも変化また、RBAの緩和スタンスに変化が覗えた点もFX投資家の信頼感回復に寄与している公算が大きい。RBAは声明で「資源価格の大幅な下落を踏まえれば、一層の豪ドル下落が起こりうるし、必要でもある」として豪ドル安誘導の姿勢を強くにじませてきたが、8月声明でこの文言を削除し、「豪ドル相場は商品相場の大幅な下落に適応しつつある」に変更した。豪ドルの対米ドル相場は年初から15%も下落しており、インフレ予防の観点から、RBAはこれ以上の通貨安は望ましくないと考え始めたのかもしれない。これは、国際商品の代表的指数であるCRB指数が足元で続落しているにもかかわらず、豪ドルが持ち直している一因のように思われる。○2016年に向けて強気拡大もこのように、中国経済への不安が和らぐとともに、RBAがこれ以上の利下げを行わないとの見方が広がる中では、史上最低とはいえ2.00%という相対的に高水準の政策金利は、ゼロ金利に慣れ親しんだFX投資家にとって魅力的に映るはずだ。足元の資源価格下落にはある程度目を瞑ってでも豪ドルを買いたいというFX投資家が増えても不思議ではないだろう。10月の豪ドル/円予想DIからは、そうした可能性が感じられた。今後、中国景気が緩やかに持ち直すとすれば、資源価格の下落にも歯止めがかかり、FX投資家の豪ドル強気度合いは2016年にかけて拡大していく可能性がありそうだ。○執筆者プロフィール : 神田 卓也(かんだ たくや)株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長。1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信(デイリーレポート『外為トゥデイ』など)を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。Twitterアカウント:@kandaTakuya
2015年11月25日新関西国際空港は11月21日~2016年2月29日までの期間、「笑顔きらめく新しい年へ」をテーマに関西空港と大阪空港(伊丹)の両空港で「KIX-ITM WINTER FESTA(ウインターフェスタ)」を開催する。関西空港では関西空港駅降りてすぐのところに、翼のオブジェやオーナメントによる光り輝くウェルカムゲートを設置し、来場者を迎え入れる。関空展望ホール「Sky View」では、離着陸する飛行機を間近に望む大迫力の展望デッキに光のレインボーアーチやシルバーに輝く幻想的なホログラフィックコーンツリーが登場。空港ならではの演出も含め、約10万個のLEDイルミネーションで空港各所を彩る。KIXギャラリーでは「世界のクリスマス写真展」を開催し、ギャラリー前には大型ツリーを使ったフォトスポット、さらに、ポケモンのクリスマスツリーが登場する。また、期間中の11月28日以降の土・日曜日と12月24日・25日(金)の計10日間は、ポケモンストア関西空港限定商品の購入につき、パイロット姿のピカチュウと一緒に記念撮影ができるイベントを開催する。ピカチュウの登場は、13時~/15時~の各15分程度を予定している。「Sky View」では12月1日~2016年2月29日の各日8:00~22:00に、関西=ヘルシンキを結ぶフィンエアーとのコラボイベントとして、フィンエアーの魅力を紹介する展示や機内食フェア、オリジナルグッズ販売等を行う。また、12日6日17:00~17:30には「Sky View」メインホール4階スカイデッキにて、イルミネーションの点灯式を実施。「サンタクロースのオフィシャルエアライン」であるフィンエアーに乗って、フィンランド・サンタクロース・ファウンデーション公認のサンタクロースがやってくる。ほかにも、「Sky View」団体バス駐車場では12月5日・6日の各日10:00~16:00に雪の広場が出現し、飛び立つ飛行機を見ながら雪遊びが楽しめる。伊丹空港では、1F中央ターミナルバス降り場にある大阪空港オフィシャルキャラクター「そらやん」パネル周辺を"ファンタジー"に彩り、フォトスポットとして利用。さらに、展望デッキ「ラ・ソーラ」などターミナルビル各所にもクリスマスイルミネーションを展開する。期間中、両空港では旅行券や両空港で使える買物券が当たる抽選会を実施する。空港内の各店で税込合計2,000円(合算可)の買物をすると、1回ガラポン抽選会に参加できる。伊丹空港は12月12日・13日の各日7:00~20:00に第1ターミナルビル2階中央「KIXギャラリー」前 第1ターミナル国際線出国エリア内南出国審査場横で、関西空港は12月18日~20日の各日7:00~21:00に中央ブロック2階「かつくら」前で行う。
2015年11月18日日本トイザらスは11月7日、「トイザらス 伊丹店」(兵庫県伊丹市)と「ベビーザらス 蘇我店」(千葉県千葉市)を、「トイザらス」と「ベビーザらス」の併設型店舗に改装してリニューアルオープンする。玩具・子ども用品の総合専門店「トイザらス」とベビー総合専門店「ベビーザらス」の併設型店舗では、同一店舗内に、おもちゃ、ベビー用品、キッズ・ファミリー向けの商品が並ぶ。対象年齢が異なる2店舗を併設することで、家族の年齢構成に応じて両店舗を同時に利用できるほか、子どもの成長に合わせて利用店舗を移行することも可能となる。店内には、「ミキハウス ホットビスケッツ」などの人気ブランドの専門売り場を導入。「トイザらス・ベビーザらス 伊丹店」では、12月18日公開の映画『スター・ウォーズ / フォースの覚醒』のビジュアルをモチーフとした装飾を施した売り場に、豊富なラインアップで関連商品を展開するとしている。両店舗は、話題のアイテムを試せるプレイスポットを設置。妊婦や赤ちゃん連れの家族に向け、出産・育児に役立つ無料講習会や体験イベントを積極的に開催するなど、出産前・出産後、子育てにおける総合的なサポートを行っていくという。また、店舗で取り扱いのあるゲーム機本体やゲームソフト、ゲームアクセサリーの商品情報を店頭のタブレット端末より自由に検索できる「ゲームオーダーステーション」も設置。一部商品は、画面上の印刷ボタンからチケットが発券でき、チケットをレジに持参すると会計後に商品と交換できる。さらにオムニチャネル戦略の一環として、8月より全店舗で展開している「ストア・オーダー・システム」を導入する。一部カテゴリーを対象に、店舗で取り扱いがない商品や欠品商品を、店舗スタッフのサポートのもと、店頭のタブレット端末から「トイザらス・ベビーザらス オンラインストア」で注文できる。なおオープン記念として、子どもや家族が参加できるイベントを開催。また、日替わりの特別セールや先着プレゼントなども先着順・数量限定にて用意する予定とのこと。
2015年10月23日兵庫県「伊丹市」が全国に先駆けて実施する「安全・安心見守りプロジェクト」が、舞台『攻殻機動隊ARISE:GHOST is ALIVE』と異例のコラボレーションを実施。両者が連携した「Super Security City ITAMI 2015~地方創生~」が始動する。○攻殻機動隊×兵庫県「伊丹市」PRポスターで京浜東北線を電車ジャック伊丹市が全国に先駆けて実施する「安全・安心見守りプロジェクト」と「攻殻機動隊」の世界観を重ね合わせ、伊丹市のシティプロモーションポスターが製作され、10月18日(日)~11月2日(月)の期間、3種類のポスターで京浜東北線1編成(10両)電車ジャックが行われる。ポスターデザインは、伊丹市出身の女優でモデルの青野楓が主演する舞台『攻殻機動隊ARISE:GHOST is ALIVE』とコラボとなっている。ポスターでは、市内に安全・安心見守りカメラ(25km2に1,000台)を設置し、あわせて「Bluetooth」を活用した、こども・高齢者の見守り事業を実施する「安全・安心見守りプロジェクト」のPRに加えて、首都圏在住者の関西へのU・I・Jターンを促す「職員採用試験 首都圏募集」の告知も行われる。「職員採用試験 首都圏募集」では、関西出身者に限らず、伊丹市で活躍したい人なら、だれでも受験可能(ただし、年齢・職務経験の要件あり)で、試験会場は東京・秋葉原などが設定されている。伊丹市とコラボする、日本初の3D映像演出の舞台『攻殻機動隊ARISE:GHOST is ALIVE』は2015年11月5日(木)~15日(日)に東京芸術劇場プレイハウスにて上演予定。
2015年10月16日ANAは9月29日、伊丹空港において国内線プレミアムメンバー向け最上級ラウンジ「ANA SUITE LOUNGE」の供用を11月5日より開始することを発表した。同ラウンジは2014年に開始した那覇空港に続くもので、今後、新千歳空港や福岡空港においても順次展開していく。同ラウンジは伊丹空港南ターミナル2階の国内線ANA LOUNGEで、106席の快適なラウンジスペースを備え、ワインやプレミアムビール、パンやスープなどの軽食も提供する。なお、現在3階にある「ANA LOUNGE」に関しては、今後も利用できる。伊丹空港内の「ANA SUITE LOUNGE」では、日本に初めてベルギーワッフルを紹介した「マネケン」の一番人気であるプレーンワッフルを用意する。本場ベルギーの伝統製法にこだわり、毎日伊丹空港内の店舗で焼きあげたものをラウンジにて提供する。ベルギー産パールシュガーが入った、外はサクッと中はふんわりとした食感が特徴となっている。
2015年09月29日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・恵比寿の本店・ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)です。■『this year’s model〈special edition〉』伊丹豪写真というメディアそのものの作用や在り方を探る実験的な作品で、新世代の写真家として注目を集める伊丹豪。14年に刊行された彼の写真集『this year’s model』は、表紙と裏表紙に2枚のアクリル板を使用し、表紙には写真イメージ2枚が差し替え可能な形で貼り付いているなど、驚きに溢れた構造を持っている。目の前の現実世界をカメラによって二次元のイメージへ変換していく伊丹のシャープな写真は、アクリルの表紙を通して更にその個性を増している。『this year’s model』は、もはや写真集という枠組みを超え、それ自体が伊丹豪の作品のような1冊であり、同作品集にて第27回「写真の会賞」も受賞している。そして、この夏発売される『this year’s model〈special edition〉』は、先の写真集に加え、サイン、エディション入りのプリントがアクリルに挟まれた形で付いてくるスペシャル版。写真集のタイトルが彫られた特注のアクリルに挟まれたプリントは、そのまま展示することができる。ナディッフ アパート(NADiff A/P/A/R/T)では、この発売を記念して伊丹豪の小展覧会を開催している。スペシャル・エディションを分解し、更に写真を組み合わせる新しい試みをぜひ目撃してほしい。【書籍情報】『this year’s model〈special edition〉』著者:伊丹豪デザイン:秋山伸(edition.nord)出版社:RONDADE判型:写真集 257×364mm、特注アクリルフレーム 357×257mm、フェルト袋 675×310mm発刊:2015年8月価格:5万4,000円【イベント情報】「go itami / this year’s model special edition」会場:NADiff A/P/A/R/T1階住所:東京都渋谷区恵比寿1-18-4会期:8月1日~8月30日時間:12:00~20:00料金:無料
2015年08月13日象印マホービンは7月21日、圧力IH炊飯ジャー「鉄器コート 豪熱羽釜」の新モデルとして5.5合炊きの「NP-YS10」と1升炊きの「NP-YS18」を発表した。発売は8月21日。価格はオープンで、推定市場価格はNP-YS10が73,000円前後、NP-YS18が76,000円前後だ(いずれも税別)。NP-YS10とNP-YS18は、内釜に「豪熱羽釜」を採用したIH炊飯器。内釜周囲に設けられたステンレスの羽の幅を広げたことで、蓄熱性が従来モデル「NP-BU10」に比べて約25%アップした。側面の「胴リングWヒーター」の火力は従来の約1.3倍になり、高温を維持しながら炊飯できる。釜の外側には鉄をコーティングし、発熱効率が約1%アップした。これによって炊きムラを防ぐという。釜の内側に「うまみプラス プラチナコート」を施したことで、ご飯の甘み成分(還元糖)は約45%、うまみ成分(アミノ酸)は約5%アップ。内ブタには「うるおい二重内ぶた」を採用。蒸気口セットを省略し、毎回の手入れ点数を減らした。サイズと重量はNP-YS10がW27.5×D34.5×H23.5cm/6.5kg、NP-YS18がW30.5×D37×H26.5cm/8kg。炊飯容量NP-YS10が0.09~1L(0.5合~5.5合)、NP-YS18が0.18~1.8L(1合~1升)。炊飯時の消費電力はNP-YS10が1,240W、NP-YS18が1,370W。
2015年07月21日東京ビッグサイトで開催中の「東京おもちゃショー2015」のバンダイブースにて18日、『DX 超合金魂 グレートマジンガー』の発表会が行われ、永井豪氏とグラビアアイドルの篠崎愛が出席した。『グレートマジンガー』は、TVアニメ『マジンガーZ』の続編として1974年に放送され、永井氏とダイナミックプロが原作。発表された『DX 超合金魂 グレートマジンガー』は、2012年12月に発売された『DX 超合金魂 マジンガーZ』に続く、"かつて少年だった大人たちへ贈る究極のマジンガー"をコンセプトに立体化される。ダイキャストパーツも使用して重厚感と質感が忠実に再現されており、実物を前にした永井氏は「重量感がすごくて素晴らしい。昔よりも彫刻などもしっかりしていて、ハンサムにできています」と、仕上がりに太鼓判を押していた。もちろん『マジンガーZ』同様、外装パーツを外すと内部構造を見ることができるほか、飛行時のポーズを再現する「スクランブルダッシュ」も付属。さらに、サンダーブレークを発動させた際に発光する両目、ブレストバーンの演出で発光する胸部高熱板などがLEDで再現され、さまざまなギミックがつめ込まれている。最終回で見せた、マジンガーZとグレートマジンガーの握手シーンを再現するための手首パーツも用意され、永井氏も大喜びだった。そのほかにも、「格納整備基地」の付属やサウンドギミックも内蔵。初回特典には永井氏が描き下ろしたイメージボード集「偉大魔神画(グレートマジンガー)」も同梱されるという。本商品の価格は49,800円(税別)で、発売日は2015年12月26日。6月18日より全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどで予約受付がスタートしている。試作品ということで触ることはNGとなっていた『DX 超合金魂 マジンガーZ』をじっくりと確認する永井氏は、「うれしいですね。本当に、こういうことができるというのは感無量です」と感慨もひとしお。すると、夢中になっている永井氏のもとに、グレートマジンガーをイメージしたコスプレ姿で篠崎が登場。美女を前にした永井は、篠崎が映しだされているモニターに視線が釘付けになってしまい、司会に篠崎が目の前にいることを指摘されると「直接、見ると目が潰れそうです。『グレートマジンガー』も素晴らしいですが、こちらのフィギュアも作っていただきたいです」と語り、会場を沸かせた。そんな篠崎は、永井の代表作の一つでもある『キューティーハニー』の大ファンであることを明かすと、永井からは「篠崎さんはキューティーハニーそっくりのナイスバディじゃないですか。素晴らしい」と絶賛していた。(C)ダイナミック企画・東映アニメーション
2015年06月19日ニコンイメージングジャパンは15日、豪Crumpler(クランプラー)とのコラボレーション製品として、「Nikon×Crumpler 7ミリオン・ダラー・ホーム カメラバッグ」「Nikon×Crumpler ワイド コンフォート ストラップ」を発売した。価格はカメラバッグが24,800円、ストラップが4,980円(いずれも税込)。○「Nikon×Crumpler 7ミリオン・ダラー・ホーム カメラバッグ」「Nikon×Crumpler 7ミリオン・ダラー・ホーム カメラバッグ」は、本体内部にD810クラスのカメラ本体と、レンズ×2、スピードライト、ノートPC、小物などを同時に収納できる。インナーにはクッション性の高い素材を使用。前面には軽量な三脚を固定できるストラップ(取り外し可能)を備える。そのほか、ショルダーパッド、バッグ開閉時に面ファスナーの音を抑える消音パッチ、ポーチなどの装着に便利なサイドループを用意している。外寸はW345×H210×D280mmで、重量は約1,100g。容量は約13リットル。取り外し可能な仕切りパッド(大×2、小×6)が付属する。○「Nikon×Crumpler ワイド コンフォート ストラップ」「Nikon×Crumpler ワイド コンフォート ストラップ」は、掛け心地にこだわって開発されたカメラストラップ。立体的な裁断形状を採用している。素材は通気性の高いメッシュのほか、首にあたる部分にはネオプレーン、裏面にはラバーを使用。ストラップの最大長は約1,250mmで、幅は65mm。両製品ともに、カラーはブルーブラック、ブラウンカーキ、ブライトレッドを揃える。
2015年06月15日JALは5月28日より、新たに大阪空港(伊丹)搭乗待合ロビーに「JAL 充電ステーション」を設置する。「JAL 充電ステーション」はバッテリー切れの不安がないように、搭乗直前までスマートフォンなどのモバイル端末を利用しながら無料で充電できる、JALの新しいサービス。これにより、「JAL SKYNEXT」仕様の運航便を利用者も、バッテリー残量を心配することなく機内インターネットサービス「JAL SKY Wi-Fi」を楽しめる。JAL 充電ステーションでは、ACコンセントやUSBポートを利用できる。大阪空港搭乗待合ロビー内15、17、18、21、23番搭乗口付近に各1台設置し、今後も設置空港の拡大を検討しているという。
2015年05月25日PaniCrewの植木豪の構成、演出による『WASABEATS』が4月22日、Zeppブルーシアター六本木にて初日の幕を開けた。日本の心を通じて、ヒップホップやストリートダンスに新たな地平を拓きたい、そんな植木の思いから始まった『WASABEATS』。ダンスには定評のあるw-inds.の千葉涼平が前回から引き続き出演。そして今回より新たに、若手俳優としても進境著しい平間壮一が参加。このふたりが現代都市を生きる若き忍者となって登場。彼らが経験する忍者修行とその先に待ち受ける戦いを、多彩なパフォーマンスによって表現していく。彼らとともにパフォーマンスを展開するのは、前回に引き続き、植木豪を始めとするストリートダンスの名手たちだ。逆立ちで踊るハンド・スタンド・ロッキング、頭を床につけたまま高速回転するヘッドスピン、時間を止めるようなロックダンスなど、多彩なダンスが登場。さらに今回からは、コンテンポラリーダンスの要素も取り入れられた。フィーチャーされるのはダンスだけに留まらない。格闘技と体操を組み合わせた、トレッキングと呼ばれるアクロバット、そして空中パフォーマンスなど、多種多様な技を持つパフォーマーが集まり、ダンス公演の枠を超えたショーが展開される。そして、映像にも最新技術を投入。舞台上に映し出される映像は、パフォーマーたちの動きと連動し、一挙手一投足から放たれるベクトルを大きく視覚化。タイムラグなしに増幅されるパフォーマーの動きは、音楽とともにビートを生み出し、観客を包み込む。この演出により、観客はパフォーマーの卓越した身体能力を身体で感じることに。それは劇場に観に来ていた子どもたちが、集中を途切らせることなく楽しんでいた姿からもうかがえる。常日頃から「自分が一番惹かれるのは、パフォーマーの生身の表現」と語る植木だが、彼がこだわる生身の表現の魅力を、最大限に伝える演出になっているといえるだろう。また、傘を使ったパフォーマンスや、鏡をモチーフにしたダンスなど、パフォーマー自身の技術が問われるシーンを盛り込んでいるところからも「まず個々のパフォーマーありき」という植木の思いが伝わってくる。今回、新たに導入されたコンテンポラリーダンスや、ヘッドスピンと空中パフォーマンスのコラボレーションでは、アート作品のような静かなる美を表現。「静と動」というダンスが持つ二面性を、前回以上に形にしてみせた。身体で感じられるという点では、音楽が果たしている役割も大きい。音楽を担当するのは、前回に引き続き井手コウジ。和のテイストのモチーフをふんだんに取り入れながらも、多様なアプローチを試みた楽曲群で、パフォーマンスを引き立てている。さまざまな表現が盛り込まれた『WASABEATS』だが、わかりやすくポップな世界観に、コミカルな演技を挟みながら構成されているため、ダンス作品やパフォーマンスを初めて観る人も、肌でその魅力を感じることができ肌でその魅力を感じることができるはずだ。文:小杉厚
2015年04月24日永井豪氏が手がけた人気漫画『デビルマン』の新作アニメーションが制作され、今秋にイベント上映されることが明らかになった。アニメーション制作は、『ガールズ&パンツァー』や『鋼鉄神ジーグ』などで知られるアクタスが担当する。1972年より漫画誌『週刊少年マガジン』(講談社)で連載された本作は、単行本発行部数が累計1,000万部を記録し、同年にはTVアニメ化。悪魔の力を手に入れた主人公・不動明が襲い来るデーモンと戦うという設定は漫画とアニメに共通するが、アニメはデビルマンがヒロインを守るために戦う勧善懲悪もの、一方の漫画は神や悪魔を通して人間の本質を問いかけ、多くの漫画家やアーティスト、クリエイターに影響を与えた。公開されたビジュアルには、「悪魔、目覚める。」というキャッチコピーに、暗闇に浮かぶデビルマンが全面に描かれている。このビジュアルは、4月18日より新宿バルト9、横浜ブルク13、T・ジョイ京都、梅田ブルク7、広島バルト11、T・ジョイ博多、T・ジョイ新潟万代の7つの劇場で先行公開。キャストや詳細情報は追って発表される。撮影:丸山尚(アーネスト)(C)GO NAGAI/DynamicPlanning
2015年04月16日植木豪(PaniCrew)を中心に、世界でも活躍するトップクラスのダンサーたちが集結。昨年3月に上演され、植木の初演出作品ともなったエンターテインメントショー「WASABEATS」が4・5月、よりパワーアップして帰ってくる!昨年から続投の千葉涼平(w-inds.)、今回初参加の平間壮一、そして植木に話を聞いた。「WASABEATS」チケット情報植木と千葉、実力者同士のフィールドを越えたタッグが実現した前回。「涼平くんとは練習場が一緒なんですけどめちゃくちゃ上手くて、仲間内でも噂になってました。周りの世界チャンピオンたちにぶつかっていける華のある彼が入ってくれたら強烈な舞台になるだろうと思って、強烈なラブコールをしました(笑)」(植木)「新しいチャレンジをさせていただいて、ひとつひとつが勉強になりました。音楽がない部分もあったりしたので、動きだけで見せる難しさを感じたり。表情がついた、感情のあるダンスは基本的に好きなんですけど、自分の好き勝手にやるんじゃなくて“思いを伝える”ってことを常に意識しながらやるのも難しかったです」(千葉)初参加の平間は、ふたりに囲まれてニコニコとうれしそう。「涼平くんとは僕が小学4年のときに出会って、同じレッスンを受けたりもしていました。僕に初めてダンスの技を教えてくれた豪さんは『芝居だけじゃなくダンスを続けろ』って言葉をかけてくださって、今踊っていられるのも豪さんのおかげ。そんなふたりの兄貴と同じ舞台に立てるなんて感謝しかないです!」(平間)最新型のダンス、映像、音楽が融合する「WASABEATS」。今回は千葉と平間扮するふたりの対照的な忍者が一人前になるまでの修行の中で味わう、友情と成長の物語。「ただ台詞はなく、ストーリーは2行ぐらいで説明できるもの(笑)。見せたいのはあくまでパフォーマンス!」と言う植木だが、忍者という和のモチーフを選んだのには熱いワケがある。「ブレイクダンスとかヒップホップとかアメリカで生まれたものを日本人がやると、たとえ全員が世界チャンピオンでも二番煎じという風に見られてしまう。ならば日本人がやって無理がなく、最も動ける人たち……と考えて、忍者だろうと。逆に向こうの人がいくら頑張っても、本物の忍者には見えないですからね(笑)」(植木)「人見知りな僕にとって、ダンスは言葉のいらないコミュニケーション」と言う千葉と、「僕が好きでいる限り、ダンスは僕を裏切らない」と語る平間。思いはそれぞれ違えど、互いをリスペクトするダンサー同士ならではの空気が3人の間には流れている。「3人ともたぶん全然違うとらえ方でやっているけど、ダンスをちゃんと愛してる。やっぱりずっと続けてダンスに真摯に向き合っている人でないと、リスペクトできないです」(植木)植木が選び抜いた愛あふれる精鋭たちが、ピリッと刺激的な和の逆襲をダンスで仕掛ける!公演は4月22日(水)から東京・Zeppブルーシアター六本木、5月3日(日・祝)から大阪・シアターBRAVA!にて。先行受付中。取材・文武田吏都
2015年02月24日豪Yellowfin Internationalは12月1日、日本法人としてYellowfin Japanを設立し、業務を開始した。同社は2003年、オーストラリアにて創業後、一般のビジネスユーザーが使いこなせる「シンプルで美しいインタフェース」と、IT部門が求めるセキュリティ基盤や拡張性など、双方のニーズをバランスよく提供することを目指し、100% WebベースのBIツールを一貫して提供してきた。日本国内では、30社のパートナー企業を通して、150社を超えるユーザー(OEM提供を除く)に提供するなど、順調に業績を伸ばしているという。これにより今回、日本国内における販売体制の強化を図るため、Yellowfin Japanの設立に至った。同社は今後、スタッフの拡充やサポート体制の強化、パートナー企業・ユーザー企業との関係強化に努めていく考えだ。
2014年12月02日住信SBIネット銀行は20日、顧客の有効な資産運用先として利用できるよう(1)豪ドル定期預金にて特別金利を適用、(2)豪ドルを対象として円からの買付時の為替コストを大幅引下げ、(3)他行からの豪ドル送金額に応じて最大2万円をプレゼントするキャンペーンを開始した。○【豪ドル定期預金特別金利】期間:10月20日(月)~12月21日(日)預入れ手続き完了分まで。円普通預金または米ドル普通預金から預入れの場合、12月20日(土)6:50までに預入れる。それ以降の申込みは特別金利の対象外対象となる顧客:満20歳以上の個人の顧客・法人の顧客対象となる商品および特別金利:豪ドル定期預金(1年もの)に特別金利を適用○【豪ドル買付時の為替コストを大幅引下げ】期間:10月20日(月)11:00~12月19日(金)18:00買付完了分まで。キャンペーン開始前に発注した取引きでも期間中に約定した取引きは対象。一方、期間中に発注した取引きでも期間中に約定しなかった取引きは対象外対象となる顧客:満20歳以上の個人の顧客・法人の顧客対象となる商品:豪ドル外貨預金における円からの買付時の為替コストを10銭に引下げる(通常時は40銭)○【他行からの豪ドル送金額に応じて最大2万円プレゼント】期間:10月20日(月)~12月19日(金)入金完了分まで対象となる顧客:満20歳以上の個人の顧客・法人の顧客対象となる取引き:期間中に外貨送金受取サービスを利用して1万通貨以上豪ドルを受取ること特典:入金金額に応じて現金をプレゼント特典提供時期:2015年1月末頃、住信SBIネット銀行の代表口座円普通預金に入金予定住信SBIネット銀行は、顧客に常に使ってもらえる「あなたのレギュラーバンク」を目指して、更なる利便性の向上と社会の発展に寄与する新しい価値の創造につとめていくとしている。
2014年10月27日イタリアのラグジュアリーブランド「トッズ(TOD’S)」は、2011年3月に起きた東日本大震災に対していち早く支援の手を差し伸べたブランドだった。トッズの会長兼CEOのディエゴ・デッラ・ヴァッレは企業として、ミラノ・スカラ座及びローマのコロッセオ修復とイタリア文化遺産を継承するための文化貢献を行っている。デッラ・ヴァッレ個人としては、子供達の育成を目指すデッラ・ヴァッレ小学校をトッズ本社のあるガゼッテ・デテに建築し支援を続けている。こうした人道支援の精神に基づき、東日本の大震災が起こると、デッラ・ヴァッレの「子供達の教育の機会を絶やしてはいけない」という信念に基づき、すぐさま子供を支援する国際NGOの公益社団法人セーブ・ザ・チルドレンへ1億円の寄付を決定した。「震災から3ヶ月後、具体的にどのような支援ができるか東北各県を視察することから始めました」とトッズ・ジャパンの宅間頼子代表取締役は言う。その後、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの協力を得てトッズの寄付金は、石巻市向陽小学校の学童の建設、釜石市白山小学校の校庭備品の整備、鹿妻保育所の建設、大船渡バス支援、山田幼稚園の再建に活用され、2013年3月までにこれら五つのプロジェクトが完了した。震災当初は物資の支援を中心に教育現場のインフラを整えることが優先されたが、次第にメンタルケアの支援の必要性が浮き彫りにされ、トッズ・ジャパンとセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの取り組みも次のステージへ進むことになった。震災から3年が過ぎると、支援する個人も企業も少しずつ減っている。復興に向けて自力で立ち上がろうと、被災地の人達が積極的に動き始めているのも確かだ。とはいえ、目に見えない心の奥底にある傷跡は癒えたといえるのだろうか。■夢と希望をもたらすサッカー教室実施へ2013年7月トッズ・ジャパンとセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、元サッカー日本代表の北澤豪が立ち上げた一般社団法人スポーツプロボノが開催する「子どもサッカー教室」を支援する新たなプロジェクトをスタートさせた。施設を提供して終わるのではなく、子供達を継続的にサポートすることで心を癒やしていこうという北澤の提案に賛同してのことだ。こうした支援を継続できるのは、トッズの「限定チャリティーブレスレットの収益の一部が活動資金にあてられるからだ。収益の一部が寄付(ドネーション)になるというコーズマーケティングは近年日本でも盛んになりつつある。このブレスレットを買うことで,東北大震災の復興に寄与しているというモチベーションは、買い物の楽しみに加え、ショッピングを意味あるものにするという考え方だ。「子どもサッカー教室」の第1弾は2013年7月29・30日に岩手県釜石市と山田町の学窓に向けたものだった。1年後の今年7月28日には宮城県石巻市にある向陽地区の放課後児童クラブの児童を対象に第2弾となるサッカー教室を開催した。夏休み中の1年生から4年生までの170名を超える放課後児童クラブの子供が集まり、北澤豪と元フットサル日本代表の藤井健太と横江怜の3人の講師の指導を受けた。サッカー経験の無い子供も参加する教室は、てんでバラバラの方向を向いている集団から始まった。そんな子供達も遊びの中でボールの扱い方を学び、いつの間にか北澤のペースに巻き込まれていく。最後には男女別のチームを結成し30から40人の子供対講師3名+大人3名による試合をやることになった。手抜きしない大人を懸命に追い掛け、パスカットしゴールしたときの晴れやかな子供達の顔は、震災のことをすっかり忘れているかのようだ。忘れる瞬間を作り、前へ進み出す活力を与えるのもスポーツの力なのだ。「試合に負けて泣く子がいたけど、単純に泣けるというのはリラックスできてきたってことなんだよね」と北澤の鋭い指摘。去年は子供達もどことなく心を閉ざし、それが主催者側を緊張させていた。ところが、今年は子供達が日常を取り戻しつつあるのか、明るい兆しを感じたという。「ものの支援から人的な支援を経て、支援の仕方は次の段階を迎えているのかもしれない。今回のサッカー教室は夏のフェスタっぽくできた気がするな」と北澤の軽快な口調がすべてを物語っているかのようだ。3回目のサッカー教室について訊ねると、トッズ・ジャパンとセーブ・ザ・チルドレン、そうしてスポーツプロボノの活動は、今後も継続されていくとのこと。復興支援は新しい局面を迎えている。
2014年08月02日東京・表参道のトッズ(TOD’S)表参道ビルにて22日、北澤豪・元サッカー日本代表が発起したスポーツを通して社会貢献を行うプロジェクト「一般社団法人スポーツプロボノ」のキックオフ記者会見が開かれた。北澤氏の他、トッズ・ジャパンの宅間頼子代表取締役、独立行政法人国際協力機構(JICA)の鈴木規子広報室長、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの千賀邦夫事務局長が登壇した。北澤氏は2004年からJICAオフィシャルサポーターとしてカンボジア、ラオス、東ティモールなどの発展途上国14ヶ国を訪問してきた。この経験を今プロジェクトに生かしていく。「サッカーしかやってこなかった自分に何ができる?と自問した時、支えてきてくれた人達に恩返しがしたくなった。JICAでの10年をこれからの10年につなげたい。社会貢献というと難しいようだが、普段の生活や活動の中に潜んでいることだと思う」と意気込みを話す。一般社団法人スポーツプロボノは、社会貢献活動に興味があるアスリートやスポーツ愛好者達がお互いの知識・経験をシェアし、活動を実行していくコミュニティー。「一歩を踏み出す感覚になってもらうことが重要。1人じゃ何もできない。この感覚が1人でも多くの人に伝わっていけば」と北澤氏。トッズ・ジャパンは、北澤氏に賛同し、手縫いのサッカーボール3個を製作した他、今月29・30日に東日本大震災の被災地である岩手県釜石市と岩手県山田町でサッカー教室を開催する。30日には北澤氏が現地指導に赴く予定だ。会見中、北澤氏はサッカーボールの一つにサイン。また、6月9日に行われたサッカー日伊OB戦出場選手のサインが入ったものも会場に展示された。「プロジェクトに賛同してもらえる方にサインしてもらい、機会があればオークションに掛け、収益金を支援に用いたい」と宅間氏は話す。トッズ・ジャパンは東日本大震災に際し、1億円を寄付し、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンと共に釜石市白山小学校の校庭備品整備や鹿妻保育所の建設、山田幼稚園園舎再建などの被災地支援を行ってきた。宅間氏は何度も現地に赴いたという。「子供達が元気なれば日本は元気になると思う。これからも末永く我々ができることをお手伝いしたい」(宅間氏)。
2013年07月23日人気ドラマ『相棒』のスピンオフ映画『相棒 X DAY』主演の川原和久が16日にオフィシャルフォトブック『相棒捜査一課・伊丹憲一』の発売を記念して、福屋書店新宿サブナード店で行われた握手会に出席した。その他の写真川原が演じる人気キャラクター・捜査一課の伊丹刑事と田中圭が演じるサイバー犯罪対策課の岩月のコンビを主人公にした映画『相棒 X DAY』。サイバー犯罪対策課がマークしてきた男が死体で発見される事件が発生し、伊丹と岩月が時にいがみ合いつつも課の違いを超えて真相を追いかける。フォトブックではこれまでの作品を通じて伊丹憲一という存在を徹底的に分析。20ページにわたる撮り下ろしショットにロングインタビュー、さらには水谷豊が伊丹について語るなど盛りだくさんの内容となっている。この日は事前に予約した100名のファンが来場し割れんばかりの大歓声で川原を迎えた。川原はひとりひとりにフォトブックを手渡し、握手を交わしたが、ファンからは映画での活躍についてのみならず「結婚おめでとうございます!」と歌舞伎役者・松本幸四郎の長女で女優の松本紀保との結婚を祝福する声も。女性が多くを占める100名ものファンの熱気に川原はやや硬い表情で緊張気味かと思いきや、本人は「だいぶ、(ほおを)緩めてるつもりでしたよ」とのこと。最初にの発売の話があったときは「『イヤイヤイヤ、勘弁して!』って感じだった(苦笑)」そうだが、自身や伊丹という役について「誤った情報やウワサが広まっているところもあるので、自分から発信することで修正されれば」と語る。ちなみにこのフォトブックについて捜査一課の仲間をはじめとする『相棒』ファミリーの面々の反応は「嘲笑です。相当バカにされました。アンケートなどもあったので『昨日は1日中、川原さんのこと考えてたよ』なんて言われました」と苦笑いを浮かべていた。映画の公開に向けての心境を尋ねると「宿題が多すぎて公開のことを考えてる暇がないです。原稿のチェックやキャンペーンで行く仙台での舞台挨拶のスケジュールを渡されたり、その日その日を片付けていく感じ。(初日に)コメントを用意してなくて慌てることになりそう」と飄々とした様子で語っていた。『相棒シリーズ X DAY』3月23日(土)全国ロードショー
2013年03月18日住信SBIネット銀行は26日、顧客の有効な資産運用先として利用してもらえるよう、好金利通貨として人気の豪ドル定期預金にて特別金利を適用するキャンペーンを開始した。期間は11月26日から2013年1月6日預入れ手続き完了分まで。円普通預金からの預入れの場合は2013年1月5日5:50までで、それ以降の申込みは特別金利の対象外となる。利用できるのは満20歳以上の個人と法人の顧客で、対象となる商品は豪ドル定期預金2ヵ月もの。豪ドル定期預金の2ヵ月ものの11月22日時点の適用金利(1万豪ドル以上3万豪ドル未満の適用金利)は年2.65%(税引後年2.11%)だが、11月26日以降の特別金利(預入金額に関わらず適用する金利)は年4.00%(税引後年3.18%)となる。住信SBIネット銀行は、顧客に常に使ってもらえる「あなたのレギュラーバンク」を目指して、更なる利便性の向上と社会の発展に寄与する新しい価値の創造につとめていくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月27日メットライフアリコは9月1日から、利率変動型一時払終身保険(豪ドル建)を販売している。利率変動型一時払終身保険(豪ドル建)は、契約当初から保険期間を通じて一時払保険料よりも高い死亡・高度障害保険金が保障される。基準利率は契約後10年毎に更改されるが、保険期間を通じて年3.00%(2012年9月時点)が最低保証される。同社では円建と米ドル建の一時払終身保険を販売しているが、今回、豪ドル建の一時払終身保険がラインナップに加わったことで、オーストラリアの金利の活用と通貨分散を実現させたいという顧客のニーズに応えることができるとしている。同商品は、コンサルタント社員・保険代理店にて9月1日から販売を開始。提携金融機関においては、同月3日以降10月末までに、都市銀行・証券会社・地方銀行など、約30行での販売を予定し、順次拡大していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日住信SBIネット銀行は6日から、顧客の有効な資産運用先として利用してもらうために、豪ドル定期預金に特別金利を適用するキャンペーンを実施している。キャンペーンの内容は、満20歳以上の個人あるいは法人が、8月6日から9月9日までに豪ドル定期預金(2ヵ月もの)に預け入れをし、手続きが完了すれば(円普通預金から預れ入れる場合は9月8日午前5時50分まで。それ以降の申し込みは特別金利の対象外)、預入金額にかかわらず年3.50%(税引後年2.80%)の特別金利が適用されるというもの。ちなみに、8月3日時点に同商品に1万豪ドル以上預金した場合の適用金利は年3.1%(税引後年2.48%)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月08日今年4月以降、欧州債務問題の深刻化や、世界景気の減速に対する懸念が強まったことを受け、豪ドルは円に対し大きく下落していましたが、6月初めを底にして戻り歩調を強めています。この背景には、6月以降、欧州債務問題に一定の進展がみられていることや米景気が緩慢ながらも回復していることを示す経済指標が発表されたことなどにより、投資家のリスク回避姿勢が後退したとともに、世界の株式相場が上昇に転じたことなどが挙げられます。豪ドルは、投資家が運用リスクを積極的に取る(回避する)局面で買われやすい(売られやすい)通貨として考えられています。これは、例えば、投資家がリスクをとろうとした場合、低金利通貨を売って高金利通貨や資源国通貨を買おうとすることから、高金利・資源国通貨である豪ドルに資金が流入しやすい傾向にあるからです。ただし、最近では、こうした傾向に加え、高格付で、かつ、景気も底堅い先進国通貨としての側面から、投資資金の逃避先としても注目度が高まっており、深刻な財政問題を有し、政策金利が歴史的な低水準にある米国およびユーロ圏など主要国の通貨とは対照的に上昇基調となっています。そうした中、本日7日、オーストラリア準備銀行(中央銀行)の定例理事会が開催され、政策金利を年3.50%で据え置くことを決定しました。声明文では、5月と6月に実施した利下げが家計の需要を支えているほか、労働市場が緩やかに回復するなど、国内の経済指標の多くが経済成長の趨勢に沿っていることが示されました。これらから、今後、世界景気、特にオーストラリア経済と関係が深い中国の景気が持ち直しに転じるようであれば、主要国の中でもいち早く金融政策の方向性が変化するとみられ、主要国との金利差の拡大(期待)などを通じ、豪ドルが押し上げられていくものと期待されます。(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)(2012年8月7日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日ジャパンネット銀行は6日より、JNB-FX PLUS(店頭外国為替証拠金取引)に新たに「豪ドル/米ドル(AUD/USD)」「NZドル/米ドル(NZD/USD)」の2外貨通貨ペアを追加すると発表した。JNB-FX PLUSは銀行が提供するFXということもあり、曜日を問わず、普通預金口座とFX口座間のリアルタイムな資金移動、近くの提携ATMからすぐに出金ができるうえ、全通貨ペアで1000通貨からの取り引きが可能。また初心者向けに、レバレッジ1倍取引専用口座「初級タイプ」があり、為替相場の急な変動やレバレッジなどのリスクを抑えた取り引きを可能としている。取扱通貨ペアについては多くの顧客から拡大の要望があり、中でも今回追加する「豪ドル/米ドル(AUD/USD)」「NZドル/米ドル(NZD/USD)」の2通貨ペアは、市場での取引量が多く人気の通貨になっているという。豪ドル・NZドルは高金利通貨であり、基軸通貨の米ドルとの組み合わせにより、スワップポイントに加え値動きによる取引チャンスが増す効果が期待されるとしている。JNB-FX PLUSの取り扱いは、USD/JPY(米ドル/日本円)、EUR/JPY(ユーロ/日本円)、AUD/JPY(豪ドル/日本円)、GBP/JPY(英ポンド/日本円)、NZD/JPY(NZドル/日本円)、CAD/JPY(カナダドル/日本円)、CHF/JPY(スイスフラン/日本円)、HKD/JPY(香港ドル/日本円)、ZAR/JPY(南アフリカランド/日本円)、NOK/JPY(ノルウェークローネ/日本円)、SGD/JPY(シンガポールドル/日本円)の11通貨に、EUR/USD(ユーロ/米ドル)、GBP/USD(英ポンド/米ドル)、USD/CHF(米ドル/スイスフラン)、AUD/USD(豪ドル/米ドル)、NZD/USD(NZドル/米ドル)の5通貨の外貨ペアを加えて、合計16通貨ペアとなった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日