平成27年大相撲1月場所で実際に使用された土俵の砂、土、俵を使用した「大相撲土俵グッズ」が発売される。従来場所が終了すると廃棄処分となっていた土俵の土や砂を、日本相撲協会の協力を得て、その一部を回収して再利用。本物の砂、土、俵を使用した記念グッズ3点を数量限定で販売する。目玉は土俵部分に実際に使われた砂を接着して製作された「国技館土俵記念3Dミニチュア」。千秋楽後の土俵を3Dレーザーでスキャニングして土俵の表面のウネリや細かい形状も完全再現している。そのほか、勝負俵と土をあしらった「国技館勝負俵記念タテ」、土、砂、俵をお守りの中に詰めた「国技館土俵お守り」など。発売は5月24日(日)午前10時より、「チケットぴあ」Webサイトにて。
2015年05月22日住友生命保険は9月25日~11月5日まで、2012年の世相を的確に表現した「創作四字熟語」を募集。このほど優秀作品10編、入賞作品40編を発表した。2012年で23年目を迎える同企画には、全国から1万1,138作品が寄せられた。最も関心を集めたテーマは「政治」(29.3%)で、消費税増税や突然の「近いうち解散」など、不安定な政局を表した作品が多かった。尖閣(せんかく)諸島問題で冷え込む日中関係や、揺れる日韓関係を表現した「国際情勢」をテーマにした作品の割合は16.8%で、昨年から大幅にアップした。ノーベル賞受賞や金環日食、東京スカイツリーなど「社会」をテーマにした作品の割合は24.6%だった。また、「文化・スポーツ」をテーマにした作品の割合は16.7%で、特にスポーツの祭典であるロンドン五輪に関する作品が多く寄せられたという。歌人の俵万智を審査員に迎え、厳正な審査を行い、優秀作品・入賞作品を決定した。優秀作品は、消費税増税や復興税について表現した「税途多難(ぜいとたなん)」、まとまりのない政界を表現した「党奔政争(とうほんせいそう)」、格安航空会社の参入を表現した「安価航路(あんかこうろ)」ほか、全10編。また、入賞作品には、安倍普三氏が自民党総裁に再挑戦したことを表現した「普帰一転(しんきいってん)」、突然都知事を辞職し、国政復帰した石原慎太郎氏について表した「興味慎慎(きょうみしんしん)」、日本維新の会の発足について表現した「維新揚揚(いしんようよう)」ほか、全40編。全作品については、住友生命ホームページで公開している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月19日「歌は世につれ、世は歌につれ」などと言われます。流行歌は世情をよく表わしているという意味ですが、流行本もまたそうではないでしょうか? 「あったなあ!」と思わず懐かしんでしまう、100万部突破のミリオンセラー本を挙げてみました。●『徳川家康』著:山岡荘八1962年のベストセラーです。現在では信じられないかもしれませんが、徳川家康の伝記小説が100万部を突破した時代があったのです。この小説は昭和25年~昭和42年まで、なんと18年に渡って連載されました。日本中に徳川家康ブームを巻き起こしたのです。●『HOW TO SEX』著:奈良林祥身も蓋もないタイトルですが(笑)、1972年に刊行された奈良林祥先生著のこの新書本は、下は中学生(ダメですけどね)、高校生~大学生など、若者を中心に大ヒットしました。なにせネットも何もない時代、SEXに関する知識を真正面から扱った本書は性に関するバイブルになりました。累計300万部を突破したとされています。現在では新装版が刊行されています。●『ノストラダムスの大予言2』著:五島勉1974年に刊行されたミリオンセラー。前作『ノストラダムスの大予言』の続刊で、1999年に世界は滅ぶという「終末思想」を日本中に植え付けました。当時の小学生は「この先どうなっちゃうんだろうなあ」と不安に駆られたものです。1999年には何も起こらず、ノストラダムスはすっかり過去のものになり、今は「マヤの暦」にそのお株を奪われています。それも今年いっぱいですが(笑)。●『天中殺入門』著:和泉宗章1979年に日本中に天中殺ブームを巻き起こした1冊。占学的な内容はともかく「天中殺」は「ついてない」ぐらいの意味であちこちに使われました。●『スーパーマリオブラザーズ完全攻略本』著:ファミリーコンピュータマガジン編集部編1986年に刊行されたミリオンセラーの攻略本。今までにないタイプのベストセラーということで大注目を集めました。ちなみに『ファミリーコンピュータマガジン』は徳間書店から刊行されていたゲーム雑誌で、『ファミ通』(当時はファミコン通信)のライバル誌でした。●『サラダ記念日』著:俵万智1987年に刊行され、歌人・俵万智の名を一躍有名にした1冊。その現代的な感覚、ライトな感じで、口語短歌の魅力を伝えたとされます。まさか(しかも処女作)歌集がミリオンセラーになるとは作者でさえ思わなかったのではないでしょうか。●『ゲームの達人(上・下)』著:シドニー・シェルダン1988年に「超訳」というキャッチコピーで、上下巻でなんと700万部を達成した小説。アメリカではテレビドラマ化もされました。●『ノルウェイの森(上・下)』著:村上春樹1988年に刊行された村上春樹の大ベストセラー。思春期にこの本に出会い、すっかり村上春樹にやられてしまった人は数多いことでしょう。ちなみにビートルズの『Norwegian Wood』をノルウェイの森と訳すのは間違い。これは、言葉上は「ノルウェイ製の家具」などと訳すのが正しいのです。とたんに楽曲のタイトルとして情緒がなくなるのですが(笑)。●『愛される理由』著:二谷友里恵郷ひろみと結婚した二谷友里恵が1990年に発表したエッセイ。この後、2人は1998年に離婚。同年、郷ひろみは色んな意味で傑作な『ダディ』を世に送り出します。今見ると、なぜこんな自信満々なタイトルなのかは疑問です(笑)。●『もものかんづめ』著:さくらももこ1991年に刊行された、漫画家・さくらももこのミリオンセラー。『ちびまるこちゃん』はすでに大ヒットしていましたが、その作者が満を持して執筆したエッセイとして注目を集めました。ちなみに、さくらももこは1992年刊行の『さるのこしかけ』、1993年刊行の『たいのおかしら』もベストセラーになっています。●『遺書』著:松本人志1994年刊行された、ダウンタウンの松本人志が書いたエッセイ集です。ダウンタウンは当時人気絶頂で、松本人志はお笑いのカリスマとして圧倒的な支持を集めていました。松本人志は翌年刊行の『松本』でもミリオンセラーを達成しました。●『猿岩石日記(1・2)』著:猿岩石アポなし取材、芸人の世界紀行で大人気だった日本テレビの番組『進め電波少年』から生まれたミリオンセラー。番組内で行なわれた、猿岩石(有吉弘行と森脇和成のコンビ)による世界紀行の日記で、1996年刊行。この後、猿岩石は解散しました。しかし、有吉弘行はピン芸人として華麗に復活したのです。●『ハリーポッターと秘密の部屋』著:J.K.ローリング2000年には記念すべきハリー・ポッターシリーズの第1作がミリオンセラーを達成しました。作者に直接交渉して日本における版権を獲得した静山社は一躍脚光を浴びました。●『プラトニック・セックス』著:飯島愛飯島愛の赤裸々な告白本がミリオンセラーになったのは2000年。そのあけっぴろげな性格と美貌で人気者だった彼女はこの8年後、36歳で逝去しました。●『「捨てる!」技術』著:辰巳渚2000年には「ライフスタイルへの提言」のこの本がミリオンを達成しました。失われた10年と呼ばれる長引く経済的停滞の末、新世紀へ向かう20世紀最後の年にこの本が出たのは、今から思うと結構象徴的だったのかもしれませんね。21世紀になってからのミリオンセラー本は近すぎて「あったあった!」にならないかも……なのであえて取り上げませんが、1冊だけ、すごく最近刊行されたのに、すでになかったことになってそうな本があります。それは……。●『KAGEROU』著:齋藤智裕芸能人・水嶋ヒロが齋藤智裕名義で執筆、2010年に刊行されたこのベストセラーほど、ヒドイ目に遭った作品はないでしょう。ポプラ社の第5回ポプラ社小説大賞受賞作ということで大々的に喧伝され、水嶋ヒロが大賞の賞金を辞退するなどのドタバタが起こり、刊行前にすでに「悪評」が伝わっていました。刊行後にはamazonのレビュー欄が瞬時に炎上。それは今でも続いています。2012年7月10日現在、総レビュー数753件のうち★1つが318件、★2つが159件という低評価。ここまでの低評価を食らったベストセラーはちょっと見当たりません。(高橋モータース@dcp)
2012年10月25日今年を漢字四文字で回顧する住友生命保険相互会社は9日、本年の10月1日~11月3日にかけて募集していた、「2010年の世相を反映した『創作四字熟語』50編」の結果を公表した。『この1年間に起こった出来事を漢字四文字で振り返ろう』という企画から誕生したこのイベントも、今回で21回目を迎え、全国から7,528作品の応募があった。審査員は歌人の俵 万智さん。応募作のジャンル分布を見ると、高齢者の戸籍・不在問題や猛暑など社会系が32.6%。首相交代や事業仕分けなど政治系が24.3%。チリの落盤事故や尖閣諸島問題など国際情勢が13.5%となった。全人見塔に三見立体優秀作品は全10編で、東京都のスカイツリーにちなんだ「全人見塔(前人未到)」。たばこの値上げについての「愛煙棄縁(合縁奇縁)」。スマートフォンなどに関した「一指操電(一子相伝)」。3D映像に対する「三見立体(三位一体)」などが選ばれた。また審査員の俵 万智さんは、応募を総括して下記のようなコメントを発した。四つの文字が並んでいるだけなのに、ぱっと意味が伝わり、思わずにやっとさせられる。表意文字としての漢字、面目躍如のこの企画。今年もまた、簡潔にして意味深な創作四字熟語が多数寄せられた。
2010年12月11日今年も住友生命恒例の「創作四字熟語」を募集・表彰住友生命保険が、今年の世相を漢字4文字で表現する「創作四字熟語」の募集を開始した。今年一番印象に残った出来事を、あなたのオリジナル四字熟語で表現して応募して欲しいという。これは1年の出来事を漢字四文字で振り返る「ことば遊び」で、同社恒例の行事として今年で21回目とのこと。これへの応募は、はがきかインターネットででき、11月3日必着となっている。審査員は歌人の俵万智さんが務め、12月中旬に審査の発表があり、選ばれた優秀作10編と入選作40編には、図書カードや同社グッズとともに、入選作品集が贈られる。なお、今年の世相情報と過去の創作四字熟語の優秀・入選作品情報は、募集サイトに掲載がある。<募集概要>募集テーマ2010年の世相を的確に表現した「創作四字熟語」で未発表のもの。応募期間10月1日(金)~11月3日(水)必着審査発表12月中旬同社ホームページにて発表審 査 員 俵 万智さん(歌人)入選優秀作10編図書カード(5,000円分)およびスミセイオリジナルグッズと入選作品集入選作40編図書カード(2,000円分)およびスミセイオリジナルグッズと入選作品集
2010年10月05日