来年2月に公開される映画『劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス』の劇場用第一弾予告映像が解禁された。本作は、ムーミンの作者トーベ・ヤンソン生誕100周年を記念して、母国フィンランドで製作された初の劇場用長編アニメーションだ『劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス』予告編1945年にトーベ・ヤンソンによって発表されたムーミンの物語は、漫画、絵本、アニメーションとなって世界中から愛される作品となった。『劇場版ムーミン…』は、ムーミン谷を抜け出し南の海へとバカンスにやってきたムーミン一家の物語。作品を手がけたグザヴィエ・ピカルド監督は「本作を製作するにあたって意識したしたことは、トーベ・ヤンソンのオリジナル作品に敬意を払い、昔から『ムーミン』を愛する人々のためにも映画に原作を取り入れることでした」といい、「本作はすべてどのシーンも手書きです。どのシーンを切り取っても、原作の雰囲気を決して崩さないように色味や音楽などにもとてもこだわりました」と語っている。このほど公開された予告映像は、10月11日(土)より劇場上映される。さらに同日、『劇場版ムーミン』上映劇場では、映画オリジナルトートバッグが特典となった劇場前売り特典スペシャル版(2800円)が発売される。『劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス』2015年2月全国ロードショー
2014年10月09日12月13日より公開されるアニメーション映画『劇場版アイカツ!』のポスタービジュアルが公開された。公開されたポスタービジュアルは、本作のメインともいえるライブシーンが描かれており、超満員のファンたちが見守るステージに「星宮いちご」「神崎美月」「大空あかり」の3人の姿が。彼女たちが着用しているのは、劇場入場者プレゼントとして配られる"劇場版オリジナルプレミアムレアカード「スリーピングオーロラコーデ」"の新衣装で、彼女たちの周りには栄えあるステージに到達するまでの名シーンの数々、仲間たちの努力と結束の軌跡が散りばめられている。キャッチコピーには「これが私たちの明日へのステージ…」という言葉が添えられており、いちごがトップアイドルの座を美月から託されることになるのか、そしてそれはあかりへと紡がれていくのか――を期待させる仕上がり。『アイカツ!』は、アイドルとファッションをテーマにしたコンテンツで、バンダイのデジタルキッズカードゲーム「データカードダス」が2012年10月より稼働。玩具やアパレル、雑貨やニンテンドー3DSのゲームソフト、オフィシャルショップといったさまざまな展開を行い、小学生女児を中心に人気を博している。2012年10月からTVアニメの放送もスタートし、2014年10月2日からは3ndシーズンが放送開始されたばかり。12月13日に公開される『劇場版アイカツ!』は、スターライト学園やドリームアカデミーなど、オールスターキャストが出演する完全オリジナルストーリーとなっている。(C)2014 SUNRISE/BANDAI, AIKATSU THE MOVIE
2014年10月03日●2人で挑んだ初めてのキスシーン中条あやみと森川葵が共演した映画『劇場版 零 ~ゼロ~』が26日から公開をスタートした。人気ホラーゲーム『零』シリーズを原案に、『呪怨 黒い少女』(09年)、『リアル鬼ごっこ3~5』(12年)、『バイロケーション』(14年)などで知られる安里麻里監督がメガホンをとった。舞台は山間にたたずむ女子学園。学園のカリスマ的存在の少女・月守アヤが寄宿舎の自室にこもるようになってから、周囲の生徒が1人、また1人と姿を消していく。『渇き。』(14年)や『チョコリエッタ』(15年)など話題作が続く森川に対し、中条は本作が初映画で初主演。呪いの当事者と疑われる少女・アヤを中条が、呪いに翻弄される風戸ミチを森川が演じた。ファッション誌『Seventeen』の専属モデルを務める2人。武井咲や桐谷美玲、橋本愛といった今を時めく女優たちを輩出したことでも知られるこの"登竜門"で、2人の才能はどのように育まれているのか。今回の対談では、それぞれの魅力と共に仕事と向き合う姿勢も自然と見えて来る。――中条さんは、映画初出演で主演。森川さんは現場で、どのような印象を抱きましたか。森川葵(以下森川):私が言うのも何なんですが、すごく堂々としてて。常に全力というか。監督のいうことに対して応えようという気持ちをすごく感じました。中条あやみ(以下中条):いやぁ…ジタバタしてましたよ(笑)。心の中ではすごく焦ってました。地方ロケがあったりすることもあって、撮影は台本の順番と関係なくバラバラです。役的にも前半の閉じこもっている時はミステリアスですが、後半は自分の意志が見えてきます。そうやってキャラが違うので、演じ分けることが難しくて。ちゃんと場面に合った演技をするようにと監督から怒られることもありました。――いきなりの大役ですからね。監督の期待も多きかったはずです。中条:映画に出たかったので最初にお話をいただいた時はうれしかったんですけど、他の人より演技経験が少ない分、『がんばらないと』という思いがありました。その上、さらに怒られたりして…心では分かってても体が動かなかったりすることが悔しかったです。――森川さんも、最初の映画が初の主演でしたね。気持ちは分かりますか。森川:作品の規模が全然違いますので、プレッシャーも全然違うと思います。その映画は、ひたすら走っているだけだったので、何にも心配することがなかったんですよ(笑)。――お二方はセブンティーンのモデルを務められています。森川さんが先輩にあたるわけですが、初対面の印象は?中条:私が入ってすぐの2011年頃で…その時から小っちゃかったので(笑)。森川:うるさいよ(笑)!中条:かわいらしい先輩だなと思ってました。その時は小悪魔みたいな魅力があって、男子にモテそうな小動物キャラでした。森川:そっちこそ、静かなお人形さんみたいだったよ。全然、印象違います。すっごい面白いです(笑)。中条:あなたもです(笑)。――舞台あいさつなどで中条さんのことを「天然キャラ」とおっしゃっていましたが。中条:私は変わっていると自分自身では思ってないんですが…。森川:この顔で急に関西弁しゃべり出したりするんですよ。そこからなんか違うというか。――モデルなどの現場で接する機会はあるんですか。森川:セブンティーンの時は…。中条:たまにだよね。――普段の会話は敬語?中条:わりとゴチャゴチャだよね(笑)。森川:たまに(敬語を)使ってきます。――例えば同じセブンティーンモデルの西内まりやさんとかだと敬語になるんですか。中条:ゴチャゴチャです(笑)。森川:私は完全に敬語。たぶん、お互いの距離感によって変わるんだと思います。私は、まりやちゃんと会う機会が全然ないので敬語なんですけど。中条:私は結構会います。プライベートでも仲良くさせていただいているんですが、友だちというよりも頼れるお姉さんという感じです。――じゃあ、中条さんと森川さんの距離感は近いわけですね?中条:たぶん…近いと…。森川:なんで、"たぶん"なの(笑)。――そんな2人のキスシーンがありましたね。撮影はどのような雰囲気で行われたんですか。中条:生徒から石を投げられて部屋のガラスが割れるシーンの直前の撮影は張り詰めていたんですけど、その後は全然違いました(笑)。現場に入る前から『私たちキスシーンするんだよね』と話していたので、どんなシーンになるのかなと思ってましたけど、やってみたら割りとライトに。スッて終っちゃったよね(笑)?森川:うん(笑)。中条:こんなちょっとでいいの?みたいな感じでした。いろんな角度から撮っていたので、何回かはしたんですけど、でもカメラの位置を変えて本番になったら、ほぼ一発で撮り終えていました。――これまでキスシーンを経験したことは?中条:初めてでした。森川:私はシーン自体はありますけど、ギリギリのところで止めていたので初めてになります。中条:2人共、女の子が。森川:初めて(笑)。●森川「模索中」 中条「目標は大きく」――今回は全編フィルムでの撮影でした。フィルム撮影ならではの特徴は?中条:音が鳴る。カラカラカラって。森川:それが録音部さんには、やめて欲しい音みたいで。中条:だからカメラマンさんは何枚も毛布をかぶって。――そういう失敗が許されない状況だと、かなり現場がピリピリしていそうですが。中条:私は自分で精いっぱいで。でも、日によるよね?森川:うん。ピリピリしている時は結構ピリピリしてて。でも、そうじゃない日もありました。――中条さんは監督から怒られたとおっしゃっていましたが、森川さんは?森川:シーンによって、ミチの明るさがすごく違うんですよ。テンションが上がったり下がったり。『ここはもうちょっと明るく。そんなに暗くならなくていいから』みたいなアドバイスはしていただきました。順序がバラバラで撮っているので、全然分からなくなるんですよ。――どのような役作りをしましたか?中条:台本に"華奢(きゃしゃ)な体"と書いてあったので、ちょっとだけ体重を落としました。――おっ、すごいですね。何キロぐらい?中条:まぁ、2キロぐらい…。――本当に"ちょっと"ですね。中条:はい(笑)。運動して落としました。森川:私は特にありませんでしたけど…髪型を変えると気持ちを切り替えることができて、その役の気持ちになれる気がします。衣装合わせの時に監督と話し合って少しだけ切ったりしました。――先日、映画『人狼ゲーム』を観たんですが、森川さんはその時と別人ですね。森川:確かにそうですね(笑)。『零』ではラインを引いたりマスカラしたりしてるんですけど、『人狼ゲーム』は一切していなくて。そのせいだと思います。――観る作品ごとに印象が違うので、一体どれが本人なんだろうと。森川:全部、ウソでいいんです(笑)。――森川さんは以前、「芝居をする楽しさが分からない」とおっしゃっていたそうですが、今はいかがですか。森川:今は楽しさが分からないというより…すごく忙しい時とすごく暇な時があるので、朝から夕方までバイトして安定した生活を送っていた方が楽しいんじゃないかと想像したりします。そして、バイト先で出会った男性と結婚して、子ども産んで、家庭を作って。その方が、楽しいんじゃないかなって。最近、暇な時間が多くて考えちゃってます(笑)。中条:あはははっ! なんだろう…そういう奇抜な考え方だからさ(笑)。森川:普通じゃないの(笑)?中条:そんな感じだから、逆にその生活は向いてないかもよ。しかも、考えが結構変わるタイプじゃない?森川:変わる! すごい変わるんですよ。今はそっちの生活をしてみたいなって。中条:でも、その気持ちはすごく分かる。――芸能の世界で生きる人でも学業に専念したり、一時は離れる方もいますしね。森川:そうですね。でも、結局現場に行きたいなって思ってしまいます。きっと現場が好きなんです。だから、やめたくないという気持ちもあります。中条:私も、決められた時間で生活したらどうなるんだろう…想像しちゃいますね。――お二方はセブンティーンのモデルになったことで第2の人生がはじまりました。「セブンティーンモデル」という肩書についてはどう思いますか?森川:セブンティーンは"モデルの森川葵"。映像系は"動いている森川葵"。それぞれ別なので、演技のお仕事のときに"セブンティーンモデルの"と紹介して頂くことが多いですが、別の存在としてやらせていただいているので特に違和感はないです。中条:私も同じですね。ファンレターをいただいたり、「憧れています」と言われたらうれしいですし。そういう立場にいるからこそ、体重管理とかきちんとしなきゃいけないと思っています。――今後はどんな人生を歩んで生きたいですか。森川:模索中です。ただ身長が低いのでモデルを続けていくのは難しいだろうなと思います。中条:でも、森川さんぐらいの身長のモデルたくさんいるよね。森川:うん。でも、並んだらチンチクリンですもん(笑)。中条:私は目標は大きく。モデルとお芝居どちらでもいいので、海外でも活躍できる人になれればいいなと思います。とにかく、いろんなことをやっていきたいです。<プロフィール>■中条あやみ1997年2月4日生まれ。大阪府出身。2011年、女性ファッション雑誌『Seventeen』の専属モデルオーディション「ミスセブンティーン」でグランプリに選ばれ芸能界入り。翌年にはドラマ『黒の女教師』(12年TBS系)で女優デビューを飾った。2013年には、山下智久主演の月9ドラマ『SUMMER NUDE』(13年フジテレビ系)に出演。その他、日本最大級のファッションショー「東京ガールズコレクション」にも出演するなど、モデル、女優として活躍している。本作がスクリーンデビューとなる。■森川葵1995年6月17日生まれ。愛知県出身。2010年、女性ファッション雑誌『Seventeen』の専属モデルオーディション「ミスセブンティーン」でグランプリに選ばれ、モデルとして芸能界入り。2012年『LOVE ToRAIN』でスクリーンデビューを果たし、同年のドラマ『スプラウト』(12年 日本テレビ系)ではヒロインを演じた。その他、『スクールガール・コンプレックス-放送部篇-』(13年 主演)、『渇き』(14年)などの映画に出演。公開を控える『チョコリエッタ』(15年 主演)では、役作りのために坊主にしたことが話題になった。(C)2014「劇場版 零~ゼロ~」製作委員会
2014年09月27日劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』最後の舞台挨拶が4月11日、東京・新宿バルト9で開催され、天海春香役の中村繪里子、如月千早役の今井麻美、我那覇響役の沼倉愛美、四条貴音役の原由実が登壇した。劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』は、2011年に放送されたTVアニメ『アイドルマスター』から直接つながる"その先"を描いた劇場アニメ作品。本作にはソーシャルゲームとして展開中の姉妹作品『アイドルマスター ミリオンライブ』から7人のアイドル候補生たちが765プロメンバーの後輩としてゲスト参加。先輩という新たな立場で一緒に悩みながら進み、答を出す天海春香たちの物語は大きな感動を呼び、のべ45万人以上が劇場を訪れる大ヒットとなった。1月25日に公開された同作だが、公開初日にプレミア舞台挨拶が行われた新宿バルト9は劇場版アイマスの聖地と言える会場。そのバルト9での上映が最終日を迎えることを受け、最後の舞台挨拶が行われた。会場には100回以上映画を見たという人もおり、出演陣を驚かせた。中村の「後ろのほうまでちゃんと見えてるからね! この言葉を舞台挨拶で言うのが最後だと思うと、感慨深い気持ちでいっぱいです」の言葉で舞台挨拶はスタートした。今回出演した4人は全員バルト9にてお忍びで劇場版を見ており、それぞれにチケットを買って入場したとのこと。「予約の仕方ががよくわからなかったから、窓口でくださいって買って入りました」(中村)、「(今井)麻美さんと朝一番で待ち合わせて、一番後ろの席に入りました。階段のパネルの前で一緒に写真も撮りました」(原)、「下の機械でふふ、って笑いながら指定席を買いました。まずはポップコーンだって思って買いに行きました」(今井)。「公開直後ぐらいに一度偵察に来て、皆さんの様子をにやにやしながら見ていました。それから一週間後、私はインターネットで予約したんですけど、入口側のつもりが一番奥を取っちゃいました」(沼倉)と、それぞれに劇場での鑑賞を楽しんだことを語った。バルト9といえば、公開初日の1月25日にプレミア舞台挨拶が行われた会場。今井は当日を振り返り、「感無量という言葉が体の底からふつふつと沸き上がってくるような気持ちでした。『アイドルマスター』という作品に関わって、約10年強になります。最初は映画になるなんて思ってもいなかったので、それがこれだけ多くの方に見届けてもらえるなんて……」と、感動がよみがえっている様子。そして公開初日、実は体調不良をこらえながら舞台挨拶に参加していたのが中村だ。中村は「感極まったのももちろんなんですが、実は私、翌日の舞台挨拶で梅田と京都の方に体調不良でお会いできなくて、その体調不良は初日にもう起こっていたんです。でもメンバーと並んで、皆さんの前に立っている時は不思議とそんなにつらくなかったです。スタッフさんにはつらかったら戻ってもいいよって言われてたんですけど、その時私が戻る場所は舞台袖じゃないなって思いました。映画はステージをみんなで作っていく作品で、それが舞台挨拶の時もみんなでって力につながっていたんだと思います。今年は健康第一でいきます!」と語っていた。東京以外にも、舞台挨拶で全国を飛び回っていたのが原と沼倉だ。原は名古屋での舞台挨拶を振り返り、「アッキー(長谷川明子)と愛美と私と3人で一緒に行動するのって、アイマスでデビューした頃みたいで、すごく懐かしい気持ちでした。久しぶりの名古屋で美味しいものをたくさん食べさせて頂いて、すごく楽しくって幸せでした!」とにっこり笑って、参加していなかった今井を悔しがらせていた。一番遠隔地での舞台挨拶に参加したのが、沖縄での舞台挨拶に参加した沼倉だ。沖縄出身の我那覇響を演じる沼倉は「本当に沖縄に、響の故郷にアイマスで行くのがずっと夢だったんです。行きたいよ、行けませんか、なんで行けないの? ってずっと話していたんです(笑)。響がデビューして6年弱、やっと故郷に連れて行ってあげることができました。それだけで胸いっぱいで、しゃべれなくなっちゃいました。でも駆けつけてくれたプロデューサーさんがすごくあったかかったので、なんとか想いを伝えることができました。でもまた行きたい!」と熱望。すると兼役で響の相棒・ハム蔵役を演じる中村も「ハムも行きたい!」と同調していた。この3カ月の盛り上がりや熱についてのトークでは、中村は「スクリーンの中で輝いているキャラクターたちに、演じている私たちも尊敬の気持ちがあるんです。彼女たちは二次元の存在だけど、現実でたくさんの人たちの心を動かす力を持っていることを色々なところで感じました。私たちが現場で込めた想いやエネルギーを、映画を見てくださった人たちから感じたのは不思議でした。お手紙や、Twitterや、たくさんの場所で、みなさんが二次元と三次元をつないでくださってありがとうございます」という心境を語ると、劇中でもっとも印象的な春香の名台詞を、魂を込めて熱演。まるでそこに天海春香がいるような、不思議な感覚だった。劇場版で『ミリオンライブ』のメンバーたちと協力し、2月のさいたまスーパーアリーナライブでは『シンデレラガールズ』を含めた多くの後輩たちと一緒にライブを作った経験については、今井が「アニメを通じて輪が広がっていくのを感じている中で、昨年からアイマスに大きな大きな変化が起こっていることを私は体感しています。劇場版の準備をする中で、新しい後輩ができて、私たちが伝えようとしてきたことが、一緒にステージを作ったり、作品をつくったりしているみんなと、アイマスってこういうものだって想いを共有できていたと思います。それを(ファンの)皆さんにも広げていきたいと思って活動してきました。変わっていくことは、怖いです。映画だって、どういう風に受け止めてもらえるんだろうって怖さがありました。でも、アイドルマスターはそれをみんなで乗り越えていける作品なんだって思いました。さいたまスーパーアリーナで一緒にライブをやって、後輩たちが本当に頑張ってくれているのを見て、私の役目をきちんと果たせたのかなって、今は思っています。アイドルマスターはこういう作品なんだと、後輩たちに伝えることができたと思います」と、つながっていく『アイドルマスター』という作品への深い愛情を語っていた。舞台挨拶の締めには、全42回の舞台挨拶を陰日向で支えてきたアニプレックス・高橋祐馬氏の発案で、記念撮影を実施。高橋氏からは劇場版で使われた「ラムネ色青春」収録CDが6月18日、「虹色ミラクル」と「Fate of the World」収録CDが7月16日に発売されることが告知されていた。最後は原が「3カ月も長い間上映して頂けたのも、プロデューサーさんの力のおかげだなって思います。こうやって皆さんにお会いできて、すごくすごく嬉しいです。これから先も素敵なことが起こればいいなと思います」と挨拶。沼倉は「アイマスに関わって色々なことをさせて頂いて、劇場版を見て、いつも最後はアイマスっていいなって思えるのは本当に幸せだと思います。これからも幸せを噛み締められる日々が続いて、プロデューサーさんたちと分かち合っていければと思います。今日まで見てくださった方、本当にありがとうございました。これからもたくさんたくさんお会いできるように頑張ります!」。今井は「私が初めて千早さんに出会ったのは2002年の12月でした。そこからいろんな経験を経て、アイマスは世界中の人に愛されるようなコンテンツになりました。これからもいろんな形でアイマスをお届けできると思います。それがどんな形であっても、アイマスが好きでよかったと思ってもらえるように、私たちはこれからも頑張っていきたい、関わっていきたいと心から思っています。本当に、今日までありがとうございます。これからも、アイドルマスターをよろしくお願いします!」と語っていた。そして劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』最後の舞台挨拶は、中村の「プロデューサーさん、輝きの向こう側へ、これからも私たちを連れて行ってください!」の言葉で幕となった。(C)NBGI/PROJECT iM@S
2014年04月12日TVシリーズ、スペシャルドラマを経て、いよいよ銀幕進出を果たした「ATARU」。その『劇場版 ATARU‐THE FIRST LOVE & THE LAST KILL‐』のブルーレイ&DVDが本日発売になった。シリーズのメイン・ディレクターであり、映画版でもメガホンをとった木村ひさし監督に聞いた。その他の画像未解決事件を独自の解析によって解決に導く謎の男、チョコザイ=アタル。彼のかつてを知るマドカ(堀北真希)との物語が綴られる。そんな「劇場版」は、木村監督にとって「禁じ手」のようなものだったという。「TVシリーズではチョコザイとかかわった人たちを描いていましたが、これはアタル本人の話。これまでは取り上げなかった彼の感情にもスポットを当てています。植田(博樹)プロデューサーは『これはアタルが主役のスピンオフだ』と話していましたね」。このシリーズの魅力はなんと言っても、サヴァン症候群の主人公を演じる中居正広の圧倒的な存在感にある。「実は僕自身もあのすごさを言葉にできないでいるんです。なんで41歳のおっさんがこんなに可愛いんだろう?(笑)言葉で語らない役だからこそ、中居さんにフィットしたんでしょうね。中居さんは見せ方を心得ている方なので、撮影中は一切、モニターを覗かないんです。でも劇場版では、チョコザイが感情を見せるところがあり、そこだけはチェックしていました。それだけナイーヴな場面でした」。アタルを通して、周囲の人々の言葉にならない欠落感が浮き彫りになっていく様も実に現代的。木村監督は「暗くなりすぎないように」描き、せつなさを喚起する。「アタルは脳の伝達機能に障害があります。彼とかかわる人々には障害はないものの、どこかズレてしまっている部分がある。どちらが上でも下でもなく、言ってみれば和食と洋食の違いぐらいなんですよ。どんなに悲しいことがあっても、日常には同時にくだらないこともあって、笑いに流れたりもする。泣いたままでは終わらないし、終わらせたくない。それは僕の性分かもしれない。続編ですか? 劇場版は一種の番外編でしたから、出演者のタイミングさえあえば、またTVシリーズのノリに戻って続けることはできるかもしれませんね」。『劇場版 ATARU‐THE FIRST LOVE & THE LAST KILL‐』ブルーレイ&DVD発売中、レンタル中取材・文:相田冬二
2014年03月19日絶海の孤島という超・巨大な“密室”を舞台に、水谷豊&成宮寛貴の3代目“相棒”コンビが重大な謎に挑む、『相棒-劇場版III- 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ』の本ポスターが遂に完成した。初登場から14年、連続ドラマのスタートから12年。これまで4本の劇場版が製作され、今秋から放送中の「season12」も高視聴率をキープしている「相棒」シリーズ。警察庁長官官房付の神戸尊(及川光博)は、ある死亡事故の調査のため、特命係の杉下右京(水谷豊)と甲斐享(成宮寛貴)に、太平洋に浮かぶ孤島について“妙な噂”の極秘調査を依頼する。そこは、ある実業家が個人所有している “鳳凰島”。なぜか元自衛隊員たちが、訓練のために共同生活を送っていた。この島で現場を見た右京は、それが事故ではなく、殺人事件であるという確信を持つ。やがて、外界から完全に閉ざされた孤島で捜査を進める2人に、得体の知れない巨大な力が襲いかかる…。特命係の“相棒”コンビ二人がメインキャラクターとして活躍する作品としては、前作『相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』以来、実に約3年半ぶりとなる本作。今回、特命係の二人は、絶海に浮かぶ孤島の未開の地のようなジャングルや岩礁、断崖といった過酷な自然の中で捜査に奔走することになる。本ポスターでは、主演の水谷さんと、3代目相棒として劇場版には初登場となる成宮さんの2人が、孤島の密林へと突入する場面を表現。後方の海岸からは水しぶきをあげながら迫り来る謎の隊員たちの姿もあり、緊迫感とともに疾走感にあふれ、これまでの『相棒』とは、一線を画した雰囲気が漂っている。さらに、伊原剛志、釈由美子、宅麻伸のゲスト陣に加え、石坂浩二、2代目相棒の神戸こと及川さんの姿もあり、それぞれが神妙な面持ち。絶海の孤島に潜む「謎」の巨大さを物語っているかのようだ。『相棒-劇場版-III-巨大密室!特命係 絶海の孤島へ』は4月26日(土)より全国にて公開。(上原礼子(cinema名義))■関連作品:相棒-劇場版Ⅲ- 2014年、全国にて公開(C) 2014「相棒 -劇場版Ⅲ-」パートナーズ
2014年02月15日藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)が映画初主演を飾った『劇場版仮面ティーチャー』の完成披露プレミア上映会が22日に東京・新宿バルト9で行われ、藤ヶ谷をはじめ、共演する斎藤工と遠藤憲一が登壇。ヒットを祈願し、鏡割りならぬ“仮面割り”が行われ、本作完成の喜びをファンと分かち合った。その他の画像昨年7月から放送された同名ドラマの劇場版。荒廃した近未来の教育現場を舞台に、生徒を更正するためなら体罰も許された特別教師・仮面ティーチャーこと主人公の荒木剛太(藤ヶ谷)が、生徒たちと“心”でぶつかり合う姿を描いた学園アクションだ。藤ヶ谷にとって、ファンを前にした映画の舞台あいさつは「初めての経験」だといい、「それが『仮面ティーチャー』で良かった。熱い作品がみなさんに届き、全力で受け取ってもらえるとうれしい」と思い入れたっぷり。さらにファンに「みなさん“宣伝部”として、しっかり仕事をこなしてください」と呼びかけると、場内は割れんばかりの歓声に包まれた。そんな歓声を目の当たりにし、「やっぱりすごいっすね、ジャニーズさんは」(斎藤)、「この声援はヤバイな。これだけ熱いのは初めて」(遠藤)と共演陣はすっかり圧倒された様子。斎藤が演じるエリート官僚は、ドラマ版で剛太と敵対していたが、今回の劇場版ではある共通の敵を相手に、タッグを組んでおり「藤ヶ谷君と一緒だと頼もしい」と手応え十分。自身にも「仮面願望がある」と明かし、「俳優は役という仮面をつけて、強くなれる面がある」と持論を展開した。一方、遠藤は剛太と敵対する高校時代の恩師を演じ「ファンのみなさんには憎まれそうだね」と苦笑い。「積極的に話しかけてくれて、先輩の僕が暖かく包まれた」と藤ヶ谷の人柄を語っていた。『劇場版仮面ティーチャー』2月22日(土) 全国ロードショー
2014年01月23日株式会社ポイントが展開するファッションブランド「ローリーズファーム(LOWRYS FARM)」が、2013年8月31日(土)に公開される映画「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」とコラボレーション。8月19日(月)より、Tシャツとトートバッグを発売する。「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」は、2011年フジテレビで放送されたオリジナルアニメーションの映画化。深夜の放送ながら、幅広い世代から人気を集め、放送後に渋谷パルコで行われた展示イベントには、1ヶ月6万人以上を動員するなど、「あの花」現象を巻き起こした。今回のコラボレーションでは、作中で登場人物たちが結成した「超平和バスターズ」のロゴをプリントしたTシャツや、ポケットからキャラクターたちが顔を覗かせるトートバッグなど、「あの花」ファンにはたまらないアイテムばかり。映画の公開に先駆け、8月19日(月)より、一部店舗及公式ウェブストアで限定販売される。また、8月21日(水)発売の雑誌「バァフアウト!(BARFOUT!)」にはタイアップ企画を掲載。同ブランドのアイテムを着用したキャラクターたちが、店舗で買い物をする場面や、秘密基地で購入した洋服を広げる場面など、劇場版では見られない貴重なイラストが多数書き下ろされている。【商品概要】ローリーズファーム×「あの花」コラボアイテム発売日:2013年8月19日(月)アイテム:Tシャツ3種、キャンバストートバッグ2種価格:各4,095円(税込)取扱店舗:ローリーズファーム店舗(札幌アピア店、仙台フォーラス店、ラフォーレ原宿店、近鉄パッセ店、心斎橋店、イオンモール広島府中店、博多アミュプラザ店、公式WEBストア)、コレクトポイント原宿店【問い合わせ先】株式会社ポイント ポイントカスタマーサービス所在地:東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウ サウスタワー10Fフリーダイヤル:0120-601-162▼アニメ 「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」2013年8月31日(土)全国ロードショー。300万人の心を掴んだちょっと不思議な、ひと夏の感動の物語。2011年 フジテレビ“ノイタミナ”にて放送されたオリジナルアニメーション。▼ 雑誌「BARFOUT!」創刊20年を突破した、音楽や映画、新しい世代の表現者に迫るマンスリー・マガジン。元の記事を読む
2013年08月18日仲間由紀恵、阿部寛のコンビによる人気シリーズの完結編映画『トリック劇場版 ラストステージ』(2014年1月11日公開)で、シリーズ初にして最後の海外ロケがマレーシア・ボルネオ島で行われた。7月5日にマレーシアでクランクインし、約3週間の撮影が行われた。ロケ地となったマレーシアの都市クチンは、マレーシアの首都クアラルンプールから飛行機で2時間ほどのボルネオ島にある都市。またジャングルリゾートとしても有名で、郊外にオランウータンの保護施設があることからも世界中から観光客が集まる、東マレーシアの玄関口とも呼べる都市だ。ボルネオ島のジャングルと雄大に流れるサラワク川を船で上ったジャングルの奥地でも撮影が行われ、雄大な大自然がトリックシリーズの完結に華を添える。自称天才マジシャンの山田奈緒子を演じる仲間さんは「以前から海外で撮影したいと思っていましたが、まさか最後の作品が海外になるとは……」と驚きを隠しきれない。「今回、マレーシアに初めて来て、キャスト・スタッフが汗だくで頑張っているという、懐かしい“トリック”らしい雰囲気の中で撮影できましたので、是非、みなさん楽しみにしていてくださいね」とファンにアピール。騙されやすい天才物理学者の上田次郎を演じる阿部さんは「“トリック”で海外には以前から来てみたかったです。日本では色々な村や山の中でロケをしたので、もうロケをするところはないんじゃないかと思っています」とTVドラマの思い出を語りつつ、「今回久しぶりに夏に“トリック”を撮影するということで、初めて“トリック”の現場に臨んだ時も夏だったので、第一作のような雰囲気が再現されるんじゃないかと期待しています」とコメント。堤幸彦監督は「日差しは強く、気温は高く、スコールもしょっちゅう降る中、いくつものジャングルと洞窟を転々とする過酷な現場ではありますが、現地の方々が協力的で撮影は順調です。なによりマレーシアは、大変奥の深いところで、知れば知るほどおもしろいんです。語れば何時間でも語れますよ。地球の東西、南北の中間に位置し、複雑な歴史背景の中で多民族が住み、様々な宗教と文化が混在し、ジャングルの中でWi-Fiがつながるという、自然と現代文明が交錯する不思議な土地は、奇妙なダークさと底抜けな明るさが渾然一体となった“トリック”の世界にピッタリです」とすっかりマレーシアの虜になった様子。そして「今回の完結編には、”トリック"シリーズの原点に帰るというテーマもあり、シリーズ中ずっと引っ張っていた奈緒子の出生の秘密にもスポットライトが当たりますので、“トリック”の集大成を飾るのにふさわしいこの場所で撮影ができたことに運命を感じます」と"トリック・ワールド"の完結編にふさわしい場所だとの感慨を語っている。2000年のドラマ版から始まった「トリック」は、超常現象や超能力にからめた事件のからくりを、仲間&阿部の凸凹コンビが、コメディータッチで解き明かすミステリー。「八つ墓村」などで有名な横溝正史の小説のパロディーが多く、主に閉鎖的な日本の山村を舞台に描いてきた。海外ロケはこれまでの世界観を一変するチャレンジでもある。ストーリーは、ジャングルの地下に眠るレアアースの開発をめぐる事件を解決するという。日本の業者と、立ち退きに応じない奇妙な部族との騒動を描く。そして完結編らしくゲストも豪華な顔ぶれがそろった。東山紀之が貿易会社社員、北村一輝が医師、水原希子が現地部族をそれぞれ演じる。東山は「トリックの世界観は以前から僕も知っていたので、うれしい。監督からはどんな状況でもスーツをきちっと着て、ピシッとしている役柄と言われた。マレーシアの暑さにはまいりました」とコメント。マレーシアでは7月5日から24日まで撮影され、現在は国内撮影に入り、9月上旬にクランクアップの予定だ。『トリック劇場版 ラストステージ』は、2014年1月11日日本全国公開。(text:cinemacafe.net)
2013年07月31日今年、東京・新国立劇場 オペラハウスのクリスマスシーズンは、アシュトン版の『シンデレラ』を上演中だ。数多くの演出家に愛され、あらゆる改訂版が存在する作品だが、シンデレラストーリーの王道といわれるのが、この英国の名振付家フレデリック・アシュトンのバージョンである。プロコフィエフの甘く美しい旋律が織りなす、グランドバレエの傑作を堪能した。新国立劇場バレエ『シンデレラ』チケット情報初日を務めたのは福岡雄大と小野絢子のペア。小野は冒頭から愛らしく、上半身はしなやかに、足元は小刻みの特徴的な動きと物語性のあるマイムを駆使し、舞台を充実させていた。アシュトン版ではすでに継母は亡くなっていて、意地悪な姉ふたりに男性ダンサーを起用し、気の強い上の姉を山本隆之、やや気の弱い下の姉を高橋一輝が演じており、普段はダンスール・ノーブルの山本からは考えられないような、大胆なメイクと派手な動きに観客も大いに笑って楽しんでいた。秋の精を演じた長田佳世は、正確な動きの上にもうひとつ優しい意味を含ませたような表現をかぶせ、ひと際印象的であった。また、魔法を掛けられたシンデレラが銀色の豪華な馬車に乗って舞台を駆け抜けた第1幕のラストは、おとぎ話が現実の風景となり、気持ちが高揚せずにはいられない。舞踏会は八幡顕光が冒頭から瞬発力の高い道化で登場。相変わらずの高い跳躍とピルエットで舞台を盛り上げていた。福岡雄大は絵の中から抜け出してきたような理想の王子様で、着飾って登場した美しいシンデレラに惹かれ、一瞬のうちにふたりの恋が始まるのも無理はないだろう。義理の姉たちがオレンジを持って、元気に踊るバリエーションは圧巻で、舞踏会のハイライトのひとつとなっている。アシュトン版は最終幕で、シンデレラと家族に絆を与え、王子と幸せなエンディングを迎えるラストシーンで幕を閉じるが、どこか憎めない姉たちが改心し、シンデレラの幸せを受け入れる温かさは、アシュトンならではの演出だろう。また、特筆すべきは新国立劇場のダンサーたちが持つクォリティの高さで、繊細で美麗な衣装に身を包み、真摯な情熱を持って舞台を創りあげていた。休憩時間もロビーでは夢の続きのように、サンタに扮したダンサーたちが、ガラスの靴を持って観客に声を掛けて廻り、ネイルやメイクの無料サービスで少女たちがお姫様の気分を味わえるような演出が行われていた。劇場が一体となって観客へ贈ったクリスマスの贈り物。それほど愛が溢れた舞台であった。公演は12月24日(月・祝)まで。チケット発売中。取材・文:高橋恭子(舞踊ジャーナリスト)
2012年12月19日今年8月に上演された明治座140周年記念作品『大江戸緋鳥808』が劇場編集版として生まれ変わり、全国のワーナー・マイカル・シネマズで上映されることが決定。このほど完成披露試写会が行われ、大地真央ら出演者が舞台あいさつに登壇した。本作は漫画家・石ノ森章太郎の原作を初めて舞台化したことでも話題となった1作。“くの一”という正体を隠しながら美貌の花魁・高尾太夫を名乗る主人公が、かつて自分を裏切った忍び集団と将軍家のお家騒動との関わりを知り、再び戦いの世界へ足を踏み入れていく。大地のほか、湖月わたるや貴城けいら宝塚のOGが集結。ドラマチックな物語と豪快な立ち回りが見どころとなっている。舞台上に現れた大地は、上演当時を振り返って「ただでさえ、暑い夏でしたが稽古場も本当にあつくて、みんなで一致団結して公演に臨みました。チームワークが本当によい現場で、思い出に残る作品です」とコメント。千秋楽では5回ものカーテンコールがあったとのことで、自身にとっても充実した時間だったことをうかがわせた。しかし、重い衣装を身につけてのアクションには苦労したそうで、「花魁姿での立ち回りは、頭は振られるは、袖も振られるはで本当に大変」と語る場面も。また、湖月と貴城の宝塚後輩組は「真央さまと未沙(のえる)さんの同期ふたりの掛け合いを見るのが毎回楽しみだった」と告白。27年ぶりとなったふたりのシーンは、ほとんどがアドリブだったそうで、往年のファンにも見逃せない内容となっているようだ。「舞台だったらこんな角度からは見れない、みたいな確度にカメラがいたので、きっと新たな発見があるはず。まさに映像はええぞう~ってかんじです(笑)」とダジャレを交えて作品をPRする大地に、会場も大いに沸いた。最後には「石ノ森章太郎さん原作の初舞台化だけでも素晴らしいのに、それを劇場版として上映できることが私たちも本当にうれしいです。いろんな人に楽しんでもらえる作品。新春はぜひワーナー・マイカルに足を運んでください」と締めくくり、舞台を後にした。本作はワーナー・マイカルが企画する“シアタス”というプログラムの一環。スクリーンでライブや演劇、スポーツを楽めるという新たな映画館の楽しみ方を提案している。明治座創業140周年記念『大江戸緋鳥808』劇場公開版2013年1月5日(土)・6日(日)・12日(日)、ワーナー・マイカル・シネマズにて3日間限定上映取材・文・写真:渡部あきこ
2012年12月18日山梨県にある富士急ハイランドで映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の公開に合わせたコラボレーション企画「EVA:Q×FUJI:Q計画」がグループ各施設にてスタートしている。【その他の画像はこちら】コラボのメインとなるものが、富士急ハイランドの大型コースター「高飛車」をエヴァンゲリオンの世界観で染め上げた「エヴァ飛車」と、富士急行線の車両をエヴァンゲリオンのカラーにラッピングした「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q公開記念電車」。エヴァ飛車は、ギネス世界記録認定“最大落下角度121度”のローラーコースター「高飛車」の車両やアナウンス、BGM、駅舎などを全面的にエヴァンゲリオン仕様に変更したもので、搭乗者はエヴァのパイロットとなってエヴァ初号機のカラーにラッピングされたエヴァ飛車に乗り込み、全長約1000mのコースを、絶叫とともに駆け抜ける。また、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q公開記念電車は富士急行線の車両1編成の外装をエヴァンゲリオン初号機と2号機をテーマにした車体色にしたもの。内装は劇中での名シーンや名セリフが車内のポスターやつり革などに散りばめられており、運行中の一部区間では、登場キャラクター「葛城ミサト」によるの車内アナウンスが流れる。その他にも、スタンプラリーや巨大フォトスポットの設置など、期間限定のコラボ実施中。期間は2013年1月31日(木)まで。また、11月27日(火)午後7時から午後7時半に行われるニコニコ生放送「アニメぴあちゃんねる」では富士急ハイランドの入園券やコラボグッズの視聴者プレゼントを実施。気になる方は是非ご確認を。
2012年11月22日レジャーや、運輸業などを行っている富士急行は11月17日、映画「エヴァンゲリオン新劇場版:Q」の封切りに合わせ、同映画とコラボレーションした取り組み「EVA:Q×FUJI:Q計画」をスタート。この取り組みの1つである「エヴァンゲリオン新劇場版:Q 公開記念電車」の運行を開始した。同電車は、富士急行線の車両1編成(2両)の外装を、アニメに登場する「エヴァンゲリオン初号機」と「2号機」をテーマにした車体色に変更したもの。内装は、劇中での名シーンや名セリフが車内のポスターやつり革などにちりばめられており、運行中の一部区間では、同アニメのキャラクター「葛城ミサト」の車内アナウンスが流れるという。また、「富士急ハイランド」では、絶叫マシン「高飛車」とコラボレーションした「エヴァ飛車」が登場。車両やアナウンス、BGM、駅舎などを全面的に「エヴァンゲリオン」仕様に変更しており、搭乗者は、エヴァのパイロットとなって初号機のカラーにラッピングされた「エヴァ飛車」に乗り込み、全長約1,000mのコースを駆け抜けるという。そのほかにも、絶叫アトラクションをめぐり、エヴァに搭乗するにふさわしいパイロットをめざす「『パイロット養成計画』スタンプラリー」や、長さ44mのフェンスを使った「巨大フォトスポット」などを展開。期間は、11月17日から来年の1月31日までとなっている。なお、「富士急ハイランド」のオフィシャルホテル「ハイランドリゾート ホテル&スパ」では、「エヴァンゲリオンルーム」に宿泊した人全員に、「エヴァンゲリオン新劇場版:Q」の劇場前売り鑑賞券をプレゼント。期間は11月12日から11月26日までとのこと。詳細は、「富士急ハイランド」の公式ホームページの特集ページから確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月20日コトブキヤは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版シリーズ」として、10月に「シリコンアイストレー使徒」3種、11月に「エヴァンゲリオンチョップスティック」2種を販売している。「シリコンアイストレー 使徒」は、使徒の形の氷やチョコレートなどが作れるトレーで、「第4の使徒」、「第5の使徒&第6の使徒」「第10の使徒」の3種。第4の使徒はで赤色のチョコやゼリーで作れば、劇中クライマックスシーンが再現できるという。第5の使徒&第6の使徒は組み合わせることで、立体的なチョコ・ゼリーが再現可能。シリコンアイストレー使徒は、価格1,050円。エヴァンゲリオンチョップスティックは、本体上部に「初号機」「Mark.06」が付いた箸。主人公「碇シンジ」が搭乗する「エヴァンゲリオン初号機」を模した箸は、腰から下は作中のキーアイテム「ロンギヌスの槍(やり)」をイメージしている。「渚カヲル」が搭乗する「エヴァンゲリオンMark.06」を模した箸は、腰から下はMark.06が持つ「槍」をイメージ。価格は各1,575円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日丸井が運営する「新宿マルイワン」など7店舗と、通販サイト「マルイウェブチャネル」は、映画「エヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の劇場公開(11月17日から)に合わせて、エヴァの世界観に共感する”働く大人”をターゲットとした共同プロモーション「働く大人 ミサトと加持の補完計画」を実施する。キャンペーン期間は11月15日から12月30日まで。対象7店舗(「新宿マルイワン」、「新宿マルイアネックス」、「新宿マルイメン」、「新宿マルイ本館」、「マルイシティ池袋」、「京都マルイ」、「なんばマルイ」)のシューズ売り場では、「アクティブに働く人々」に向けたシューズを紹介。「エヴァンゲリヲン」の描き下ろしイラストを使った、クリアファイルやステッカーをプレゼントする。また、先行販売グッズも登場する「期間限定ショップ(EVA×OIOI Limited Shop)」では、1,000円以上購入した人に「スペシャルカード」をプレゼント。さらに、3,000円以上購入し、マルイグループの会社が発行する「エポスカード」で精算すると、「エヴァンゲリヲングッズ」が当たる抽選会に参加できるという。なお、グッズは同社Web通販の特設サイトでも販売。Web限定のノベルティや壁紙の無料ダウンロードも用意しているとのこと。詳細は同社Web通販の特設サイトで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日はるやま商事はこのほど、学生から大人まで幅広い人気を誇る『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』とのコラボレーションによるシャツ、ネクタイ、カフス、タイバーを、全国の「はるやま」「マスカット」全259店舗及および「はるやまオンラインストア」にて発売した。今回販売するシャツ、ネクタイ、カフス、タイバーは、17日公開の映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』とのコラボデザイン。エヴァの世界観をスタイリッシュに再現した全20アイテムがラインナップされ、エヴァファンはもちろん、ファン以外の人もワンポイントのおしゃれとして楽しめる。ワイシャツは初号機・2号機をイメージしてデザインした2柄と、台衿とカフス内側にネルフマークをデザインした3柄、計2モデル5柄を用意。サイズはS / M / L展開で、価格は各4,095円。ネクタイは5デザインで、裏面にネルフマークを刺しゅうした。価格は5柄とも4,095円。カフスは「初号機マーク」「ネルフマーク」「第4の使徒」「ATフィールド」「第6の使徒」「Q」の6デザインで各4,095円。タイバーは「初号機カラー」「ネルフマーク」「エントリープラグ」「EVANGELION:3.0」の4デザイン、各3,465円で販売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月08日来年1月に公開される『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影〈ファントム・ルージュ〉』のゲスト声優に川島海荷が、主題歌がゆずの『REASON』に決定した。その他の写真本作は、週刊少年ジャンプでの連載が15周年を迎える冨樫義博の人気コミック『HUNTER×HUNTER』初の劇場版アニメ。原作者の冨樫氏が約10年前に描き上げ、未公開となっていた幻のネーム(漫画の下絵となるもの)から構成したオリジナルストーリーで、川島は人気キャラクター・クラピカの親友で、本作のキーパーソンとなる男の子パイロ役を演じる。「男の子役を担当するということは衝撃でした!」という川島は「練習をしっかりして男の子の声に挑みたいです! 皆さんに満足していただけるようにパイロとして頑張りたいと思うので期待していて下さい」と本作への意気込みを語っている。主題歌『REASON』は、北川悠仁、岩沢厚治、そして“ヒャダイン”としてアニメソングなどに楽曲を提供している前山田健一との共作で制作された。ゆずのふたりは「僕らの曲が映像に乗ることで、少しでも物語を盛り上げることができたらという想いでつくりました。作品の世界観にうまくマッチし、どういう化学反応を起こすのかとても楽しみです」とコメント。『REASON』は、ゆずの2013年第1弾シングルとして2013年1月9日(水)に発売される。『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影〈ファントム・ルージュ〉』2013年1月12日(土)全国東宝系ロードショー
2012年11月01日ピザハットは映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」とのタイアップキャンペーン「ピザハット×ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q キャンペーン」を、10月22日より実施する。同キャンペーンは、ピザハットオンラインのキャンペーン特設サイトで展開する。期間中にピザハットオンラインもしくは電話で対象商品を購入すると、「シリアルコード入りカード」がもらえる。特設サイトでカードに表記されたシリアルコードを入力すると、もれなく「ピザハット×ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q キャンペーン」オリジナルグッズ等が当たる。キャンペーンは10月22日~12月16日までで、第1弾~第4弾と4つの期間に分けて実施する。第1弾(10月22日~11月4日)の特賞(10名)は「エントリープラグ型クッション」、ピザハット賞(100名)は「オリジナルマグカップ」。その他にも、チャンス賞(1,000名)「オリジナルクリアファイル」やデジコン賞もある。対象となる商品は、第1弾・第2弾は「ハットoneBOX」、第3弾・第4弾は「冬のハットプレミアムシリーズ」となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月23日ジェイアイエヌが展開するJINSは5日、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』とのコラボレーションによる「EVANGELION×JINSオリジナルメガネセット」第2弾の先行予約を開始した。一般発売は11月14日からとなる。昨年8月、幅広い年齢層から絶大な支持を受ける人気アニメ映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』とコラボレーションし、人気を博した「EVANGELION×JINS」シリーズ。次回作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の公開を記念し、待望の第2弾コラボ企画が実現した。今回は、前回展開した型の復活となる「シンジ」「レイ」「アスカ」「マリ」「カヲル」の5キャラクターに加え、ファンから要望の声が多く寄せられた「ゲンドウ」モデルが新たに登場。それぞれのキャラクターをイメージした全6モデルを、先行予約含め1万3,000本の数量限定、4,990円(度なしレンズ付き)で展開する。さらに、各キャラクターが劇中で着用している「インターフェイスヘッドセット」を模したメガネスタンドもセットに加わっており、まさに”究極の限定品”となる。JINSの公式オンラインショップ「JINS ONLINE SHOP」では、発売に先駆けて5日より先行予約を開始。一般販売は来月14日からで、JINSオンラインショップ、「EVANGELION STORE TOKYO-01」店舗および「EVANGELION STORE」で取り扱う。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月05日2007年に深夜ドラマで初登場、以後シリーズ化されて第6弾まで数えたオムニバス・ドラマ『トリハダ~夜ふかしのあなたにゾクッとする話を』。その劇場版、『トリハダ -劇場版-』に帰還した谷村美月が、本作が女優としての自信を与えた記念作であることを告白するとともに、「いろいろなものをそぎ落とした演技をしたい」と今後に向けての決意も明かした。その他の写真ホラー作品ではあるものの、幽霊は一切登場せず、日常に巣食う狂気や恐怖を炙り出してカルトな人気を獲得した『トリハダ』シリーズ。その劇場版では、一見すると無関係なショート・ストーリーが次々と連鎖! 衝撃のラストカットへ観る者を誘う構成で、その軸となるドラマ・パートを谷村が担う新趣向も話題だ。「新しい『トリハダ』が生まれたと思いますが、今までのファンの方々の反応が気になります(笑)」と謙遜する一方で、「ドラマ版の後、たくさんの経験を重ねて出会った作品が今回の劇場版でした。成長したねっていうコメントを三木(康一郎)監督がくださって、自分の中で自信が生まれた作品ですね」と女優としての成長を実感した記念作であることを告白した。谷村演じる主人公は、仕事では執拗なクレーマーに追われ、プライベートでは上司との不倫に溺れるOL・ひかり役。リアルな恐怖を描く世界観同様、ひかりという女性も“生々しい”。映画という虚構の中で一際人間臭い存在感を放っているが、「鋭い点を突かれていると思います(笑)」と、意図的に表現したいテーマがあるという。「今一番意識していることで、どれだけ作品世界に馴染めるかを課題にしています。谷村美月という色が、より少ない状態で作品に入りたくて。どこまで行けるか、今突きつめています」。確かに、記憶に新しい『たぶらかし~代行女優業・マキ~』(12)も、公開を控える『BUNGO~ささやかな欲望~見つめられる淑女たち』(12)も、谷村は“生々しい”女性として、そこに実在する。「演技しているなって思うシーンを観ると困って目をそらしますが(笑)、それってアウトだと思います。だから、できるだけそぎ落とした状態で演技がしたくて」と設定した課題の理由を明かす谷村。そして、その「しんどい作業」を今後も続けていくという。「楽をしたくないですね。その先に何かが待っていることを信じて、今は辛い思いをします(笑)」。『トリハダ -劇場版-』9月13日(木)より、シネマサンシャイン池袋ほか全国順次ロードショー取材・文・写真:鴇田 崇
2012年09月12日『週刊少年マガジン』の看板作品にしてTVアニメも放送3年を数える、大人気バトル×ファンタジー「FAIRY TAIL」初の映画化作品『劇場版 FAIRY TAIL -鳳凰の巫女-』。制作段階より全面的に関わった原作者の真島ヒロ氏が「ファンの想いに応えたかった」と参加理由を明かすとともに、「今までにない『FAIRY TAIL』になりました!」と待望の劇場版に自信を示した。その他の写真ファンの熱烈なリクエストを受けて映画化に至った今作。ストーリー原案を始め、ビジュアルデザイン、キャラクター原案、イメージコンセプトまで手がけた真島氏は、毎週の連載と並行しながらの膨大な作業に身を投じた理由を、「すべては原作ファンの期待に応えるためでした」と感謝の気持ちによるものと説明した。細かいセリフやシーンごとのアイデアについても藤森雅也監督と幾度もディスカッションを重ね、ナツやルーシィなどおなじみのメンバーたちが、謎を秘めた少女エクレアと彼女が持っていた“鳳凰石”にまつわる秘密に迫る壮大な世界観を創り上げた。「映画制作の根幹に関わることができて、原作ファンの期待に応えることが出来たと自分でも思います」と自信をもって完成作をおくり出す。特に劇場版は「原作コミックにはない構図や、TVアニメとは違う表現があります」という新たな試みがポイントだという。まず熱い友情劇や激しいバトルに加え、今回はルーシィとエクレアが織り成す成長劇が真島氏にとって初の“構図”だった。「ゲストキャラのエクレアとルーシィの関係が先にあって、横で見ているナツがいる。原作コミックで描いたことがない構図だったので挑戦でした」。次に、完成した映画を観た真島氏自身も賞賛する“表現”が、TVアニメとは異なる魔法の描写だった。「アニメでは分かりやすくするために魔法陣が表れて魔法が飛び出す記号的な表現をしていますが、今回のナツは自然に炎を出しています(笑)。魔法が日常にあふれているという原作の設定に近い表現で、感動しました」。「ラストバトルも熱くてカッコよくて(笑)。漫画だけでは気づかない表現が多かったので、映画を観てビックリしました」とひとりのファンとしても衝撃を受けたことを明かす真島氏。ファンの期待に応えながらも、劇場版という初めてのフィールドで新しいサプライズを仕掛けたことも「今までにない『FAIRY TAIL』になりました」と仕上がりに満足しているという。「サプライズ、大好きです(笑)。それに今回のようなテイストのエンディングは原作にもないので、劇場版ならではの『FAIRY TAIL』に期待してください。シリーズを知らなかった人もこれを機会に『FAIRY TAIL』の世界を知っていただければ幸せですね」。『劇場版 FAIRY TAIL -鳳凰の巫女-』2012年8月18日(土)より、全国ロードショー取材・文・写真:鴇田 崇
2012年08月17日“世界で最初のSF映画”ともいわれるジョルジュ・メリエス監督の傑作『月世界旅行』のカラー復刻版が、彼の生涯を追ったドキュメンタリー『メリエスの素晴らしき映画魔術』と共に8月25日(土)から日本公開されることが決定した。その他の写真『月世界旅行』が発表されたのは今から110年前の1902年のこと。当時は映画の創成期で、風景や街を行き交う人々がスクリーンに登場するだけで多くの観客が驚いていたが、元奇術師で、映画作家のジョルジュ・メリエスは、巨大なセットと自分で発明した撮影トリックを駆使して“人間が月世界に行く”という当時では想像を絶する物語を描き出した。その創意工夫に満ちた作品は、多くの映画人、映画ファンから支持されており、今年3月に公開されたマーティン・スコセッシ監督の『ヒューゴの不思議な発明』ではメリエスの作品と生涯が重要なモチーフになるなど、近年、これまで以上に彼の偉業に注目が集まっている。このほど公開されるのは、本作の幻のカラーフィルムを丁寧に修復し、完全復刻した“カラー修復版”で、その修復過程を収録し、トム・ハンクス、ミシェル・ゴンドリー、ジャンピエール・ジュネらがメリエスへの想いを語るインタビューなども登場するドキュメンタリー『メリエスの素晴らしき映画魔術』と共に公開される。『メリエスの素晴らしき映画魔術』『月世界旅行』8月25日(土)よりシアター・イメージフォーラムにて公開
2012年07月04日「ぴあ」調査による6月30日公開の映画・満足度ランキングは、内野聖陽主演の『臨場 劇場版』がトップに輝いた。2位にソ・ジソブ出演のラブ・ストーリー『ただ君だけ』が、3位にドキュメンタリー映画『Beyond the ONEDAY ~Story of 2PM & 2AM~』が入った。その他の写真1位の『臨場 劇場版』は、横山秀夫のベストセラー小説を基に、物言わぬ死者の声を読み取り、謎を解き明かしていく検視官・倉石義男の活躍を描く。人気ドラマの映画版だけあり、劇場にはドラマシリーズのファンが多く足を運んだが「TVドラマにはない迫力と重みで最後まで楽しめた」「現場検証の場面は細部までしっかりと描かれていて見応えがある」「人間の複雑な心理や、難しい感情を上手に作品の中で描いていたと思う」など、出口調査では好評が寄せられた。注目は客層の幅の広さで、10代から70代までの男女が本作を評価しており、内野をはじめとするキャスト陣のチームワークと、劇中で描かれる人間心理に関してコメントする声が多かった。2位の『ただ君だけ』は、暗い過去のせいで心を閉ざしている元ボクサーの男と、視力を失いつつある女性が純粋な愛を育んでいく物語。観客は圧倒的に女性が多く「これまでのラブ・ストーリーにはない展開で楽しめた」「アクションがとてもリアルで迫力があるし、物語も意外な展開があるなど工夫されていた」など、作品のクオリティを評価する声が集まった。(本ランキングは、2012年6月30日(土)に公開された新作映画14本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2012年07月02日映画『臨場 劇場版』が6月30日(土)に公開。初回上映後に丸の内TOEIにて行われた舞台挨拶に、内野聖陽、松下由樹、渡辺大、平山浩行、高嶋政伸、橋本一監督が登壇した。横山秀夫の小説を原作に、これまでTVドラマとして2クールが放送され高い人気を誇ったサスペンスシリーズの待望の劇場版。精神鑑定により被告人無罪となった殺人事件の裁判に携わった弁護士と、精神科医が相次いで殺害される事件が発生。先の事件の遺族に疑いの目が向けられるが、検視官・倉石(内野さん)は死亡推定時刻を巡るトリックを見破り、真犯人を追いかける。内野さんは今回の劇場版について「自分ではやれるだけのことはやれたかなと思っています」と充実の表情。検視官・倉石の“根こそぎ拾う”という哲学に触れ、「そのスピリットを大事にし、役者としてひたすら“拾って”きて、これがいつの間にか役者としての信条になってました」と倉石という役柄、「臨場」という作品に役者として大きな影響を受けたことを明かした。松下さんも内野さんと共に3年前のドラマの頃から苦楽を共にしてきたが、「いまでもドラマがスタートして、みなさんと初めて会ったときのことを思い出せます」と感慨深げ。渡辺さんは「(演じた)一ノ瀬が倉石の背中を見て育ったように、僕も内野さんの背中を見てきた。みなさんがいたからいまここに立ててます」と思いを語った。高嶋さんは「戦に行くような気持ちだった」と、本シリーズへの参加を決めたときの覚悟を明かす。「ウッチーはまれに見る“役者バカ”。命を賭けて喧嘩腰で臨み、それが面白くなっていきました」と内野さんとの丁々発止のやり取りをふり返った。この日は各人が劇場版公開に際しての気持ちをしたためた書を披露。松下さんは「集大成」、渡辺さんは「感謝」、高嶋さんは「命」とそれぞれの思いの込められた書を掲げた。ドラマ版でシーズンの途中から参加した平山さんは、「ここにいられる幸せを感じています」と劇場で観客と一緒に初日を迎えた感動を「劇」という言葉に込めた。橋本監督の半紙には「○」という文字が…。監督は「ここからまた作るというゼロと、この作品はマルという意味と、新たな命がここから生まれるという卵という意味を込めています」と説明した。そして、内野さんだけは実際にこの場で筆をとって思いをしたためた。掲げた半紙には「まなざし」の文字!「倉石を演じる上で、死者、そして被害者の遺族へのまなざし、犯人に対するまなざし、チームに対してのまなざし。倉石は武骨ですが、その根底にいろんな意味で温かく優しいまなざしがあると思いながら演じていました」と語り、会場は温かい拍手に包まれた。『臨場 劇場版』は全国にて公開中。■関連作品:臨場劇場版 2012年6月30日より全国にて公開© 2012「臨場」劇場版 製作委員会
2012年07月02日「半落ち」、「クライマーズ・ハイ」などで知られる横山秀夫のミステリー小説を原作にもつ人気刑事ドラマ「臨場」を映画化した『臨場劇場版』が間もなく公開となる。鋭い眼力と執念で事件の真相に迫る敏腕検視官・倉石義男の職人技が観る者を魅了する本作。この警察監修には、数多くの捜査に携わってきた元検視官である倉科孝靖が参画している。これを知っていれば、映画がもっと楽しくなる?「男の仕事」について明かす彼の言葉をご紹介。鑑識課の現場主任、検視官を経て捜査一課管理官となり、トリカブト事件など凶悪事件を扱う特別捜査本部で数多く臨場した経験をもつ倉科さんは、検視官という仕事について「人が亡くなるときにはいわゆる原因、死因という色々な理由があります。それが果たして事件になるのかならないか、ということを判断する仕事」と説明する。そこで気になるのが、検視のプロである倉科さんの目に、『臨場劇場版』がどのように映ったのかということ。「本作にはドラマを通じて、男の仕事の厳しさが『俺のとは違うなあ』という短い台詞の中に凝縮されていると思っています。倉石(内野聖陽)が留美(松下由樹)に対して『ちょっと替われ』と言うシーンがありますが、『替われ』という一言の中に後輩に対する思いやりと教えが表れているし、倉石がズボンのシミを見て『このシミ気に入らない』というのは現場を良く見ろよという後輩育成の温かさや優しさがあると思っています」。日々、死者や事件と向き合わなければならない過酷な任務をこなしてきた倉科さんだからこそ、たとえ短い言葉でも、そこに内包される倉石の気持ちを読み解くことができるのだろう。そんな倉科さんが映画監修に関わる上でこだわったこととは?「今回のドラマでは冒頭に4人の死体が登場します。そのとき『手袋はどこで変えるか?』という話になるわけですが、『一体毎に変えて下さい』という見えない箇所での細かい配慮はありました。あとは、とにかく『死者に対する礼を失しないようにしましょう』という部分です。むやみやたらと仏様をまたがない、どうしても部屋の作りからして仏様をまたがなければならないときには一言お断りしてからにしましょうと。ということで、この劇中では『ごめんよ』という一言があるわけです」。見えない部分にまで、実際の現場から反映されたこだわりが徹底されていたことがうかがえる。検視官としての“精神性”にも倉科さんの監修が及んだという本作。そのリアルな“臨場”に注意深く目を凝らしてみると、本作がもっと楽しめるはず?映画公式サイトには、倉科さんのインタビュー詳細が掲載されているので、気になる方はこちらもチェック。『臨場劇場版』は6月30日(土)より全国にて公開。『臨場劇場版』公式サイト■関連作品:臨場劇場版 2012年6月30日より全国にて公開© 2012「臨場」劇場版 製作委員会
2012年06月28日「半落ち」、「クライマーズ・ハイ」などで知られる作家・横山秀夫のミステリー小説を原作にした人気テレビドラマを映画化した『臨場劇場版』の完成披露試写会が都内で行われ、内野聖陽、松下由樹、渡辺大、平山浩行、若村麻由美、柄本佑、長塚京三、橋本一監督が登壇し、客席から大喝采を受けた。本作は、鋭い眼力と執念で事件の真相に迫る敏腕検視官・倉石義男が、ある事件の関係者を狙った連続殺人事件の真相を追い求めていく姿を描く。舞台挨拶の前にフォト・セッションが別会場にて行われた。会場には野菜の栽培が趣味の主人公・倉石にちなみ、緑あふれる倉石の自宅ベランダが再現されており、内野さんは倉石のトレードマークである野菜を手にフォト・セッションに臨んだ。その後、場所を劇場へと移し舞台挨拶が行われた。内野さんは脚本を読んですごい力作だと感じたと言い、「ようやく完成しました。見応えのある、味わい深い作品に仕上がっています」と自信のアピール。役どころの倉石に関しては思い入れが強いようで、「倉石は、死者の声を根こそぎ拾いつくす検視官ですが、倉石のそんな“根こそぎスピリット”から役者として必要なことを学んだ。真実を拾い尽くしていくという倉石の生き様に憧れやロマンを持って演じた」と倉石に深く惚れ込んでいることを明かした。1年半ぶりの臨場の現場だったが、倉石チームの結束力は強く、部下役の松下さん、平山さん、渡辺さんはそれぞれが「スーッと現場に溶け込めた」と口を揃える。松下さんは「TVドラマで培ってきたものがすべて詰まっています。チームの結束を見てほしい!」と意気込んだ。渡辺さんは「劇場版が作られると聞いて、楽しみにしていました。倉石役の内野さんを慕っていて、現場では内野さんに子犬のように尻っぽを振ってしまいました」と手振りで尻っぽを振るしぐさをして、会場を笑わせた。平山さんも「尻っぽは隠してましたけど、僕も振りました(笑)」と続け、内野さんは「よくなついていました」と苦笑い。劇場版ゲストの3人は倉石チームの結束力を褒め、「勇気あるテーマに考えさせられた」(長塚さん)、「最高の仕上がり。参加できて良かった。いい緊張感の中、のびのびとやれました」(若村さん)、「見応えのある作品になっている」(柄本さん)とそれぞれにアピール。橋本監督も「素晴らしいキャスト、スタッフに支えられて、力強い作品が出来た」と自信のコメント。最後に内野さんは「重い作品ではありますが、生きる人を愛する、という前向きな想いを観てほしい!」と熱い思いが込められたコメントで締めくくった。『臨場劇場版』は6月30日(土)より全国にて公開。■関連作品:臨場劇場版 2012年6月30日より全国にて公開© 2012「臨場」劇場版 製作委員会
2012年06月07日人気アニメシリーズを映画化した『劇場版 BLOOD-C The Last Dark』がついに完成。主人公・小夜(さや)を演じる水樹奈々と、本作で声優に初挑戦した橋本愛が取材に応じ、命を吹き込んだキャラクターへの思いやアプローチについて語った。ヒロイン小夜と“古きもの”と呼ばれる異形が血みどろのバトルを繰り広げる本作だが、「血は得意じゃないです。夜は怖くてアフレコのチェックができない」(水樹)、「血だらけのシーンは苦手ですね。力が抜けちゃう」(橋本)と“本音”を明かす場面もあった。その他の写真2011年、人気漫画家集団“CLAMP”とのコラボレーションによって全12話が製作され、「小夜の記憶は、すべてねつ造されたものだった」という衝撃的な結末が白熱の議論を巻き起こしたテレビアニメ『BLOOD-C』の放送終了から9ヶ月。劇場版は、事件の首謀者だった秘密組織“塔”の当主・七原文人が支配する東京を舞台に、愛する者をすべて奪われた小夜の復讐劇がスクリーンで展開する。テレビアニメから一転、小夜は「心に分厚いロックをかけている」(水樹)孤高のヒロインとして描かれる。「まるで別人格ですね。(テレビアニメの舞台となった)浮島地区での事件をきっかけに、二度と大切な人を巻き込みたくないと思っている。冷たい印象を抱かれるかもしれませんが、それが小夜の優しさなんです」と水樹。「それでも何事にもまっすぐ真正面から体当たりする点は、小夜の変わらない魅力だし、私自身もそんな人間味あふれる小夜に惹かれる」といい、「特に劇場版では、毅然と立ち上がる意志の強さを表現したかった。野獣化しています!」と力強く語る。一方、橋本は厳しい管理下に置かれた東京で、自由を求める若者グループに身を寄せる女子高生・真奈を演じた。初の声優というプレッシャーに加えて、劇場版のオリジナルキャラクターとあって「ファンの皆さんに受け入れてもらえるか不安もあった」という。声優という“芝居”を通して「もっと感情をオーバーに表現していいんだっていう発見がありました。今まで淡々とした役が多かったんですが、今回の経験は実写にも活かせそうです」と演技に対する意識にも変化が生まれたようだ。タイトルには“Last”の文字が踊るが、劇場版を見る限り『BLOOD-C』シリーズにはさらなる可能性を感じずにはいられない。「私自身、小夜をもっと演じたいという思いがありますね。この先、どんな運命が待ち受けているのか気になるし、人ならざる小夜に誰が『人間を守る』という誓いを交わさせたのか…。その謎も残っていますからね」(水樹)。声優という新たなフィールドで奮闘した橋本も「たくさんの要素が詰まった作品で、とても心を揺さぶられた」と手応え十分だった。『劇場版 BLOOD-C The Last Dark』公開中取材・文・写真:内田 涼
2012年06月05日実在する対国際テロ捜査専門の諜報部隊“外事警察”の姿を描くNHKドラマの劇場版『外事警察 その男に騙されるな』が6月2日、公開初日を迎え、ドラマに引き続き主演を務めた渡部篤郎をはじめ、真木よう子、尾野真千子、堀切園健太郎監督が丸の内TOEI(東京・銀座)で舞台あいさつを行った。その他の写真同日、約3週間に渡りロケを行った韓国での公開決定が発表され、渡部は「嬉しいですね。現地で一緒に頑張ったスタッフやキャストのみんなも喜んでくれると思う」と感無量。4月に開催された完成披露試写会にて堀切園監督から「KARAの出待ちをしていた。会えなかったみたいですけど」と暴露された渡部だが、この日は「KARAに会います」とリベンジを誓う場面もあった。流出した濃縮ウランと核テロ阻止のため、“公安の魔物”の異名を持つ住本(渡部)とその部下・松沢(尾野)ら外事四課が、テロ工作員の妻・果織(真木)を民間人スパイに仕立て、陰謀に立ち向かう姿をスリリングに描く。敵対し合う役柄の尾野と真木は、壇上でお互いの印象を聞かれても、しばし沈黙。尾野が「真木さんはすごく素敵な方」と言葉を絞り出すと、真木は「撮影中はケンカばかりしていた。関西のおっさんみたいな人」と突き放しピリピリムード?もちろん、実際には仲が良いといい、丁丁発止のやり取りで会場を盛り上げていた。そんな二人を尻目に、渡部は「今回の映画では単独行動が多かったが、キャンペーンも一人が多くて、慣れないバラエティ番組も一人…。来週も一人大阪にキャンペーンで行ってきます」と孤軍奮闘のPRに恨み節の様子だった。ドラマに引き続き演出を手がけ、映画デビューを飾った堀切園監督は「初日がこんなに緊張するものとは。実感としてはゴールというより、新たなスタートラインに立った感じ。ぜひ応援していただき、映画を可愛がってください」とアピール。製作にあたって、実際の元外事警察捜査官に取材をしたといい「取材は密室で行い、まるで自分が映画の登場人物になったかのような緊張感あふれる雰囲気だった」と振り返った。『外事警察 その男に騙されるな』公開中
2012年06月04日アーティスト、俳優として高い評価を受けているユチョン(JYJ)主演のドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』と『ミス・リプリー』の劇場編集版が、ワーナー・マイカル・シネマズの全60劇場で6月23日(土)から上映されることが決定した。その他の写真『トキメキ☆成均館スキャンダル』は、朝鮮時代を舞台に、病弱な弟の代わりに男装して女子禁制の名門校・成均館(ソンギュンガン)に入学したヒロインと、同級生のイケメン3人が繰り広げる恋と友情、青春の日々を描いた新感覚の青春キャンパス・ラブストーリー。昨年の同イベントで上映され、好評を集めたことから今年も上映される。『ミス・リプリー』は、幼い頃に母親に捨てられ、養子先で辛い日々を過ごしていたヒロインが、コネも学歴もないどん底の人生から抜け出すために“嘘”を重ね、2人の男を翻弄しながら愛と栄光を手に入れるまでをスリリングに描いた心理サスペンス。初公開となる“劇場編集版”は本作を122分に凝縮したバージョンだ。両作品とも劇場編集版は、日本公開のみの限定バージョン。入場者には先着で“イケフェス2”ミニカードがプレゼントされるなどの特典も予定されており、ドラマシリーズを観ていた観客も劇場に足を運ぶことが予想される。ワーナー・マイカル・シネマズ イケメンフェスティバルVol.2『トキメキ☆成均館スキャンダル』劇場編集版(字幕)『ミス・リプリー』劇場編集版(字幕)日程:6月23日(土)~7月6日(金)会場:ワーナー・マイカル・シネマズ全60劇場入場料金:1作品につき一般1800円、大高生1500円、中小学生1000円、3歳以上900円※各作品の上映日、上映時間は、各劇場に問い合わせ※入場料金は、一部劇場により異なる■『トキメキ☆成均館スキャンダル<ディレクターズカット版>』7月4日(水)TSUTAYAのみでDVDレンタルスタート7月27日(金)Blu-ray BOX1、2発売各25200円(税込)発売元:カルチュア・パブリッシャーズ セル販売元:東宝■『ミス・リプリー<完全版>』(全8巻)レンタル&発売中TSUTAYAオリジナルコンプリートDVD-BOX30240円(税込)通常版DVD-BOX1&2各15120円(税込)発売元:カルチュア・パブリッシャーズ 通常版販売元:SPO※レンタルはTSUTAYAのみ
2012年05月29日ポケモン映画15周年記念作品『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士 ケルディオ』の公開を記念して、7月14日(土)から9月30日(日)の上映期間中、ニンテンドーDSソフト『ポケットモンスターブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2』で、通常のプレイでは手に入らない幻のポケモン“メロエッタ”がプレゼントされることが決定した。その他の写真期間中、劇場に充電したニンテンドーDSシリーズ本体と、日本語版『ポケットモンスターブラック・ホワイト』か、6月23日(土)に発売される『ポケットモンスターブラック2・ホワイト2』いずれかのDSカードを持って行くと手に入れられるという。また、本作の主題歌にローラが歌う『Memories(メモリーズ)』(7月発売予定)が決定。ローラは本作でマリンという女の子役で声優デビューすることも発表されている。さらに、同時上映の短編映画『メロエッタのキラキラリサイタル』のエンディングは、ももいろクローバーZの『みてみて☆こっちっち』に決まっており、テレビ東京系列で放映中のTVアニメ『ポケットモンスター ベストウイッシュ』でも17日(木)から同曲が使用されるという。そのほか、ポケモン映画15周年記念のポケモンクイズラリーが開催されるなど、公開まで目が離せない。『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士 ケルディオ』は、主人公サトシたちと“聖剣士”の後継者ケルディオが力を合わせ、地上最強のドラゴン型ポケモン・キュレムと壮大なバトルを繰り広げる物語。『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士 ケルディオ』同時上映作品『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ メロエッタのキラキラリサイタル』7月14日(土)全国ロードショー
2012年05月15日