ひと工夫で豪華に! 「角出し風」帯結びひとりで浴衣と帯を着られるようになったら、次は、ちょっと変わった帯のアレンジを試してみましょう。「角出し風」の変わり結びなら、基本の文庫結びと同じくらい簡単なのに、粋で大人っぽいスタイルになるので、おすすめです。「角出し風変わり結び」の結び方1. 後ろから帯を巻きつけて、手先(帯の端から手で持つ方)は半分に折り、襟元に固定しておきます。2. 一周して、帯を胴に巻いていきます。3. 一周したら、結び目が上の方になるように、ぎゅっとひと結びします。4. たれ先を半分に折り、30cmほどとって手先を上からかぶせ、蝶結びにしてリボンを作ります。5. たれ先を結び目の下から上に通します。6. 上から出したたれ先を再度下から上に通し、輪を作ります。7. 繰り返し、下から上にたれ先を通して輪を重ねて作っていきます。8. 三重の輪ができるようにします。9. 帯の上から出した、余ったたれ先に輪ゴムをかけます。10. 輪ゴムを巻いた部分を、花びらのような形になるように整えます。11. 帯を右側から後ろへ回します。12. できあがりです。監修:南出千賀子協力:KIMONO BIJIN“全国の着物女子と着物に関するまとめやステキな情報が集まる女の子のためのコミュニティメディア。浴衣以外にも着物や和を楽しむための情報が毎日更新中!”出典:出演/草別 真誉
2019年03月14日浴衣の着付けのポイントをおさえれば、初心者でも一人で簡単に浴衣を着ることができます。上品で一目置かれる、着崩れしにくい浴衣の着付け方やコツを、動画と静止画で詳しくご紹介します。着付けをマスターして浴衣を普段使いに夏といえば、浴衣の季節。花火大会はもちろん、縁日やちょっとしたお出かけなどに、さらっと自分で着られるようになりたいもの。大人ならではの美しい浴衣の着こなし方を身につければ、どこへ行っても恥ずかしくありません。着物と違って、一度慣れてしまえば簡単に着られる浴衣。今年こそは、浴衣の着方をマスターして、大和撫子を目指しましょう。着崩れしにくい浴衣の着方大人ならではの美しい着物の着方を、着付け一級講師の南出千賀子先生に教えていただきました。TIP1:丈の長さを調節する下着を着て、浴衣をはおります。両手で左右の襟を持ち、前で合わせます。丈の長さは横から見たときに、くるぶしが隠れるくらいの長さにします。TIP2:上前の幅を決める上前の幅を決めます。左手が右の肋骨の下にくるように押さえます。このとき、左肘で押さえておくようにすると手の位置がずれません。※仕上がりは、左襟が上になります。「右前」といい、自分から見て右側が手前で、左側が上です。右手が左襟の下の懐にすっと入る、と覚えておくと間違いません。TIP3:下前の幅を決める下前の幅を決めます。TIP2で決めた左手の位置がずれないように気をつけながら、右手を左の肋骨の下へ。裾の端を上げて下に向かって裾すぼまりのシルエットになるようにします。余った分は折り返して。TIP4:裾の高さを決める上前をかぶせ、TIP3で決めた位置に固定して裾の高さを決めます。右脇を押さえておく手を、左手から右手に変えます。TIP5:腰紐を締める左手で腰紐の中心あたりを持ち、右のウエストに当てます。腰紐を後ろに回し、締めた後、左の位置で蝶々結びにします。左右の身八つ口から手を入れて、おはしょりのたるみを取り、平らに整えます。TIP6:後ろ襟を整える合わせた共襟を片手で持ち、もう片方の手で背縫いを持って下に引っ張り、こぶし一つ分を目安に衣紋を抜きます。TIP7:胸紐を締める襟元、胸元をきちっと押さえるために胸紐を締めます。TIP8:背中のシワを伸ばす背中のシワを伸ばします。TIP9:おはしょりを整えるおはしょり線を腰骨の下に合わせます。TIP10:伊達締めを結ぶ伊達締めの中央を胸の下に合わせます。両手を後ろに回し、伊達締めの片方を折りあげ、左右均等に引っ張ります。TIP11:全体を整えて完成左右の伊達締めの下にある脇縫いを持って下に引っ張り、身八つ口を整えてシワを取ったらできあがりです。着付け師クオリティの浴衣の着こなしを浴衣の着付けを着付け師さんに頼むと時間もお金もかかってしまいますが、自分一人で着こなせるようになるとスマートに準備ができます。浴衣のセルフ着付けをぜひマスターしてくださいね。監修:南出千賀子協力:KIMONO BIJIN“全国の着物女子と着物に関するまとめやステキな情報が集まる女の子のためのコミュニティメディア。浴衣以外にも着物や和を楽しむための情報が毎日更新中!”出典:出演/草別 真誉
2019年02月21日簡単でかわいい! 浴衣の帯結び「文庫結び」浴衣は着られても、帯が自分でなかなか結べない…という方も多いのではないでしょうか? 浴衣に使う半幅帯の基本的な結び方である「文庫結び」は、リボンのような形でかわいらしく、年齢を問わずに女性らしく見せてくれる定番の結び方。初心者でもトライしやすい簡単な結び方なので、覚えておくと便利です。基本の「文庫結び」の結び方1. 後ろから帯を巻きつけて、手先(帯の端から手で持つ方)の長さを決めます。手先の長さは、帯幅の中央からひざの頭くらいまでが目安です。2. 手先を半分に折って、襟元に洗濯ばさみなどで固定します。このとき、帯の巻き始めの部分も同様に、胴に固定しておくと帯がずれません。3. 一周巻きつけて、帯をぎゅっとひっぱって締めます。4. たれ先(手先と逆の端)を内側に斜めに折りあげます。5. 結び目が上の方になるように、ぎゅっとひと結びします。6. たれ先を30cm程度ずつ折りたたんでいき、羽根を作ります。7. 羽根の部分となる帯幅の中心を山にして折り、両サイドも折り目を通し、リボンの形にします。8. 羽根の真ん中を帯の結び目に合わせて、手先を上からかぶせ、リボンの下から上に巻きつけます。9. 巻きつけた手先を上に引き、余った分を胴に巻いた帯の内側に入れます。10. 下から引き出した手先を丸めて帯の中にしまいます。11. 左右の羽根をひっぱって、形を整えます。12. 帯を右側から後ろへ回します。13. できあがりです。監修:南出千賀子協力:KIMONO BIJIN“全国の着物女子と着物に関するまとめやステキな情報が集まる女の子のためのコミュニティメディア。浴衣以外にも着物や和を楽しむための情報が毎日更新中!”出典:出演/草別 真誉
2019年02月20日浴衣の簡単なたたみ方を動画でわかりやすく簡単にレクチャー。シワなくコンパクトに浴衣をたたんで着用頻度の多いシーズンを終えた後は、来年もキレイに着られるように大切に保管しましょう。シワなくキレイに浴衣の正しいたたみ方1. 浴衣を広げる下前(右側)が手前にくるように浴衣を広げます。2. 脇の縫い目に沿って折る下前(右側)を脇の縫い目に合わせてきっちり折りましょう。3. おくみ線の縫い目から手前に折る下前(右側)のおくみ線の縫い目から手前に向かって折ります。4. 裾の角に重ねる上前(左側)の裾の角を下前(右側)の裾の角に重ねます。5. 縫い目に重ね合わせる上前(左側)の脇の縫い目を下前(右側)の脇の縫い目に重ね合わせましょう。6. 襟を内側に折る襟は首元の中心を内側にM字に折ります。7. 袖を重ねる左側の袖を、右側の袖に重ねます。8. 袖付け線から折り返す左袖を袖付け線から折り返します。9. 裾から折り返す裾から2つに折り返します。10. 袖を重ねる袖を重ねたらできあがりです。来年また美しい状態で会うために浴衣を着る機会は、一年に数えるほどしかない方がほとんど。長い期間大切に着るために、丁寧にたたんでしまっておきましょう。そうすることで、来年の夏にいい状態でまた会うことができますよ。監修:南出千賀子協力:KIMONO BIJIN出演/草別 真誉“全国の着物女子と着物に関するまとめやステキな情報が集まる女の子のためのコミュニティメディア。浴衣以外にも着物や和を楽しむための情報が毎日更新中!”出典:
2018年09月10日夏祭りや花火大会、縁日など夏には浴衣でお出かけしたいイベントがたくさんありますよね。でも毎回誰かに着付けてもらうのは手間だし大変。自分でさらっと着こなして浴衣姿でいつでも出かけられるように、今年こそ浴衣の着付け方をマスターしませんか。今回は、浴衣の着付けに役立つ情報をご紹介。美しい浴衣の着こなし方を身につけて、大和撫子への第一歩を踏みだしましょう。ひとりでも簡単! 浴衣の基本の着付け方難しく感じてしまう浴衣の着付けですが、手順を覚えてしまえば意外と簡単に着られます。ひとりでも綺麗に浴衣を着付ける手順をご紹介。大人ならではの美しい浴衣の着方を、着付け一級講師である南出千賀子先生に教えていただきました。綺麗に着付けるコツは、上前と下前の形を裾すぼまりに整えることと、衣紋(後ろ襟)を抜くこと。しっかりと整えることで浴衣のシルエットが美しくなります。おはしょりの形やしわをしっかり伸ばすのもポイントです。綺麗に着こなすための「浴衣補正術」浴衣を着る際に「補正」が必要なことをご存じですか。筒状に着こなす浴衣は、普段の洋服とは違い、ウエストを引き締めたりせず、メリハリのない体型のほうが着崩れせず綺麗なシルエットをキープできます。補正なしで浴衣を着て帯をキュッと締めてしまうと、ウエストに凹みができ、お尻部分にしわや膨らみができてしまい残念な仕上がりに。着崩れの原因にもなってしまいます。補正に必要なのはタオル3枚と腰紐1本だけ。ウエストの凹みを補うように巻いていきます。体型にあわせてタオルの枚数は調整してくださいね。補正をしっかりするだけで随分とシルエットに差がうまれます。浴衣の綺麗な着こなしを身に着けて周りとも差をつけましょう。帯結びの基本「文庫結び」をマスター!浴衣の着付け方をマスターしたら次は帯の結び方をマスターしましょう。浴衣を着られても帯は結べないという方は結構多いのではないでしょうか。リボンのような形がかわいい帯結びの定番「文庫結び」は、初心者でも挑戦しやすく、一度覚えてしまえばアレンジも効く結び方。結んで畳んで巻きつけるだけで簡単にできるので、ぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。グッと垢抜ける大人の装い「浴衣の着物風アレンジ」より上品な着こなしを楽しみたい人におすすめしたいのが、浴衣を着物風にアレンジする着こなし方。コツは和装小物を取り入れることです。半襟をつけて重厚感を出してみたり、帯を太鼓結びにするだけでも十分雰囲気が変わります。ほかにも、帯揚げをしたり、帯飾りをつけたりしてアレンジするともっと着物の雰囲気を楽しめます。足元も、下駄ではなく草履に履き替えて足袋を履くとより着物テイストに仕上がりますよ。ちょっとした小物使いで大胆に印象チェンジして、いつもとは違う浴衣姿でお出かけを楽しんでみませんか。覚えておきたい! 出先での浴衣お直しテクニックどんなに気をつけていても、動き回ったり、人混みに揉まれたりすると着崩れてしまう浴衣。はだけたり、ずれたりしてしまうとせっかくの凛と美しい浴衣姿もなんだかだらしなく残念な姿になってしまいます。そんなときに困らないよう、役立つお直しのテクニックを身に着けておきませんか。しっかりと応急処置を身に着けておけば、どんなに着崩れてしまっても対処でき、すぐに美しい浴衣姿を取り戻せます。着崩れを気にせず思いっきり安心して遊べるように、ぜひマスターしてくださいね。着終わったら大切に保管「長持ちする浴衣のたたみ方」着終わったあとの浴衣は綺麗にお片付け。浴衣の着付けを覚えたら、最後は一般的な浴衣の綺麗なたたみ方「本だたみ」をマスターしましょう。浴衣は形崩れしないようにたたみ方が存在します。テキトーにたたんでしまうと変な所にしわができたりして、つぎに着るときに大変な思いをするはめになるかも。「本だたみ」は縫い目に合わせて形を整えながらたたんでいくので、つぎに着るときまで綺麗なかたちを維持してくれます。お気に入りの浴衣をしっかりと管理して、来年も綺麗な浴衣姿を披露しませんか。
2018年07月23日せっかくの美しい浴衣姿をキープするために浴衣でのお出かけは楽しいものの、動いていれば崩れてくるのは必然。きちんと着ていたら凛とした着姿も、はだけたり、ずれたりしてくると一気にだらしない印象になってしまいます。下手に直そうとすると、さらに崩れてしまいそうという人のために、困ったときに使える応急処置を紹介します。胸元がゆるんでしまったときの直し方長時間着ていると、どうしても襟元がゆるんできて、だらしない印象に。気がついたら下着が見えてきてしまっていた、なんてことも。そんなときは、まず胸紐をほどいて、左右の袖の下の身八つ口という隙間に指を入れます。左脇から下前の襟を、右脇からも上前の襟を軽く引っ張ります。あまった部分を帯にしまいこみ、位置が決まったら、体に沿わせて紐をしっかり結びましょう。裾が落ちてきてしまったときの直し方上前をめくって、下前を引っ張り上げ、腰紐に挟み込みます。上前も引き上げて整え、腰紐を結び直します。監修:南出千賀子協力:KIMONO BIJIN出演/草別 真誉“全国の着物女子と着物に関するまとめやステキな情報が集まる女の子のためのコミュニティメディア。浴衣以外にも着物や和を楽しむための情報が毎日更新中!”出典:
2016年07月15日浴衣と帯に+αで、個性的&華やかに着慣れてくると、いろいろな浴衣姿にチャレンジしたくなるもの。でも、浴衣と帯を何セットも買うのも大変ですよね。浴衣も帯もそのままに、ガラッと印象を変える小物使いを取り入れれば、ひと夏に、浴衣で何度もお出かけしたくなっちゃいそうです。1.大きめのお花に視線集中!浴衣と同系色の花飾りを髪につければ、一気に華やかに。和装なら、多少大きめで存在感のあるタイプでも思いきってつけられます。2.帯締めで、遊び心をプラス着物と違って、帯周りが寂しくなりがちな浴衣。本来は、着物の帯がずり落ちないように固定する「帯締め」ですが、浴衣につけてみて個性を出すのもおすすめです。結び方ひとつで印象も変わるので、いろいろな結び方を研究してみるのもいいかもしれません。お気に入りの帯締めを一本持っておくと便利です。帯&帯締めのアレンジ方法a.帯の裏地が見えるように斜めに折り返します。b.帯締めを中央に揃えます。c.自分から見て左側の帯締めを上に重ね交差させ、下から上に通し、結びます。d.上の方に来た帯締めを折り返し、反対側の帯締めを上から下に通し、ぎゅっと結びます。e.余った帯締めを花びらの形に挟み込みます。f.できあがりです。3.扇子を使って、涼む姿も優雅に折りたためて持ち運びにも便利な扇子は、浴衣のときの必携アイテム。バタバタと扇ぐのではなく、マナーを守って扇ぎましょう。女性の場合は、四本の指を伸ばして、親指との間に挟み持ち、手の甲を見せながら向こうから手前に扇ぐのが正しい持ち方とされています。扇ぐ場所は、顔の下で。4.涼しげで履き心地もいいレース足袋おしゃれなだけでなく、鼻緒でずれて足が痛くなるのを防止してくれるという効果も期待できるレース足袋。通販などでも安く手に入るので、気軽に取り入れられそうです。5.手ぬぐいで、汗を拭くのもささっと和装のときに持ちたいのが、薄くてコンパクト、速乾性もある手ぬぐい。”クロスの法則”で、拭いたい方の逆の手を使うようにすると、より女性らしい仕草になります。監修:南出千賀子協力:KIMONO BIJIN“全国の着物女子と着物に関するまとめやステキな情報が集まる女の子のためのコミュニティメディア。浴衣以外にも着物や和を楽しむための情報が毎日更新中!”出典:出演/草別 真誉
2016年06月30日