2013年以来、地球環境問題に積極的に取り組んでいる市川海老蔵は、持続可能な地球環境の実現に取り組むNPO法人「Earth & Human」を今年設立した。今回の『市川海老蔵特別公演アース&ヒューマン』は、NPO法人の設立を記念するとともに、地球上の美しい自然や文化を未来の子どもたちへ引き継いでいくため、人間の暮らしの基盤となる持続可能な地球環境の実現に寄与することを目的に企画されたものだ。秋晴れの9月30日、制作発表が行われた。制作発表は記者からの質問に答えるかたちで実施。まだ劇場に足を運ぶのを不安に思う人も多くいるなか、公演を実施する意義を問われた海老蔵は、「我々演劇人は何もしないことのほうが罪深いことだと思っています」と語った。2020年もしっかりと感染症対策を行いながら、千穐楽を終えたばかりの『秋の特別公演古典への誘(いざな)い』についても振り返った。反響も大きく、「ポジティブに前に進む人間がいてもいいのではないではないかと思っています。ネガティブな材料に対しては黙々と対策に努めて進めていきます」と語る。「僕は無意識であることのほうが怖いと思っています。環境問題も、意識はしているけれど、きちんと理解していない部分もありますよね。子どもたちとも、『パパが子どもの頃はペットボトルなんてなくて水道から水を飲んでいたんだよ。ペットボトルで飲むことは当たり前じゃないんだよ』という話などをきかっけに環境問題の話はよくします。長野県志賀高原で、8年間、行っている植樹活動『ABMORI(エビモリ)』は、子どもたちが自分たちの手で木を大きくする活動です。今回の『アース&ヒューマン』をきっかけに、自然環境にアプローチするタネを蒔くことができればいいなと考えています」なお、同公演で海老蔵は素踊りを披露する。五穀豊穣を願う『三番叟』や、無病息災・家内安全を祈る『延年之舞』という2つの演目には、「このコロナ禍で生き抜いていく」という意味も込められている。素踊りを行う意義について、密を避け、少人数で行うためかと問われた海老蔵は、「それは二の次で、こういう企画ですから、どちらかというと自然問題をフィーチャーしたいという気持ちのほうが強いです」とコメント。「『三番叟(さんばそう)』は、もともとは能の狂言方が演じる舞で、これが歌舞伎や文楽に波及しました。今回は原点回帰といいますか、黒紋付ではなく、自前で衣裳を新調したものでやらせていただきます。『延年之舞』のほうは黒紋付で舞う予定です。自然問題をフィーチャーしたイベントに海老蔵として参加する、そんな思いで出演させていただきます」同公演ではさらに能の⼤⿎、または⼩⿎と謡で演奏する演⽬(1日2演目ずつ上演。公演ごとに演目が異なる)や、環境問題スペシャルトークも実施。子どもたちやふだん伝統芸能に触れる機会がない層にもさまざまな角度から伝統芸能の魅力を発信し、地球環境問題について考えるきっかけを提起する。「伝統芸能を通して自然環境について皆様と一緒に探求していきたい」と語る海老蔵の思いがたっぷりと詰まった『アース&ヒューマン』は、10月28日(木)高知「弁天座」を皮切りに全国8ヶ所9公演が予定されている。市川海老蔵特別公演 アース&ヒューマン<高知公演>10月28日(木)14:00開演弁天座(全席指定8,000円)<静岡公演>11月9日(火)13:00開演富士市文化会館ロゼシアター(一等席 8,000円/二等席 7,000円)<福井公演>11月12日(金)13:00開演敦賀市民文化センター(一等席 8,000円/二等席 7,000円)<埼玉公演>11月14日(日)13:00開演飯能市市民会館(全席指定8,000円)<千葉公演>11月17日(水)13:00開演森のホール21(松戸市文化会館)(一等席 8,000円/二等席 7,000円)<神奈川公演>11月19日(金)13:00開演相模女子大学グリーンホール(相模原市文化会館)(一等席 8,000円/二等席 7,000円)<東京公演(大手町)>11月23日(火・祝)①13:00開演/②16:00開演よみうり大手町ホール(全席指定8,000円)<東京公演(立川)>11月24日(水)13:00開演たましんRISURUホール(立川市市民会館)(全席指定8,000円)問い合わせ先/Zen-A(ゼンエイ) 03-3538-2300(平日11:00~19:00) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月30日広島ホームテレビ環境キャンペーン「地球派宣言」は、親子で参加できる自然体験イベント、「森のアウトドアフェスタ」を10月24日(日)に開催致します。本イベントは、森の中を楽しく散歩したり、ツリークライミングやカヌー体験、木工クラフトや丸太切り、絵手紙教室などのプログラムにより、大人から子どもまで、楽しみながら自然を感じて親しむことができる内容となっています。ただいま参加者募集中。参加は無料。(一部有料プログラムあり)是非、秋の里山の自然を満喫し、自然や環境について考えてみませんか?開催概要開催日時:2021年10月24日(日)10:00~15:00※小雨決行・荒天中止場所:ろうきん森の学校(山県郡北広島町今吉田1197)※現地集合・解散定員:150名事前申込制・入場無料(一部有料プログラムあり)募集期間:9月21日(火)~10月10日(日)※抽選主催:広島ホームテレビ運営:特定非営利活動法人 ひろしま自然学校プログラム内容《自由参加プログラム》●クラフト屋台村●丸太切りに挑戦!●森のお散歩コース●絵手紙コーナー●森の博物館●ろうきん森の写真館●おいしい里山市場《有料事前予約プログラム》●ツリークライミング●カヌー●アースウォーク●石窯ピザ作り●藍染め体験※プログラム内容は、新型コロナウイルス感染状況及び、天候等により変更・中止する場合があります。※事前予約プログラムは、イベント参加申込の際に、別途申込が必要です。イベント詳細・参加申し込み : 地球派宣言「人と自然の共存」をテーマに、協賛企業・団体と共に長期的視点で取り組む、環境保全キャンペーンです。豊かな自然を次世代に伝えていくために、地球という星の一員として私たちはこれからも行動を続けます。広島ホームテレビは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月22日今週も限定品やコラボレーション商品が目白押し!また、自分も楽しみつつ地球に優しいことも重視したいのが今の気分。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!地球にも人にも優しくをモットーにこの春発進した新ブランド!生産者まで遡れるトレーサブルオーガニックコットンを使ったブラトップ。縫い目がなく、締め付け感がないので快適な着け心地。パッド付きで胸を美しく見せてくれる。各¥9,790(nee mee/LYDIA TEL:03・3797・3200)カラフルで個性的な一品が見つかるデンマークのサステナブルブランド。手縫いのビーズ刺繍に心を奪われるスエード風生地の巾着バッグ。リサイクルナイロンなど、使う素材は全て環境にも配慮しているサステナブルな設計も嬉しい。¥22,000(ヴィスク/エスアンドティ TEL:03・4530・3240)ショップのオープン1周年を記念し、限定ワンピースを発売。レザーのような光沢を表現しつつ、裾の透け感が夏らしい。華奢なリボンストラップはバックではクロスデザインに。グリーンと2色展開。¥27,500(イウエン マトフ/イウエン マトフ 横浜店 TEL:045・412・0520)人気のビーチサンダルをさらに上品にアップデート!SHAKAのビーチサンダル「CANCUN」をG.V.G.V.だけのスペシャルモデルに。厚底ソールはクッション性も高く、ファッショナブルながら疲れにくい。¥16,500(SHAKA×G.V.G.V./k3 OFFICE)※『anan』2021年7月14日号より。写真・多田 寛スタイリスト・仮屋薗寛子(by anan編集部)
2021年07月08日7月10日(土)より上野・国立科学博物館にて、地球上の生命にとって、なくてはならない存在となった植物の謎に迫る特別展『植物地球を支える仲間たち』が開催される。同展では、最先端の科学研究によって明らかになった、私たちの想像を超えるアクティブな生態や、人間や動物以上に敏感である感覚、今からおよそ5億年程前に誕生してからどのように進化してきたかなど、植物の驚きの実像や魅力を紹介。世界最大の花や巨大な食虫植物の原寸大模型、数年に一度しか咲かない巨大な花の貴重な開花シーンを記録した映像、知っているようで知らない光合成の仕組みを学ぶ参加型インスタレーション展示など、さまざまな観点から植物を全般的に網羅し、身近でありつつもミステリアスな植物について、楽しみながら知ることができる。また、音声ガイドナビゲーターは、NHK Eテレ「趣味の園芸」などに出演し、芸能界屈指の植物好きで知られる俳優の滝藤賢一が担当する。ラフレシア(模型)京都府立植物園 蔵ショクダイオオコンニャク国立科学博物館筑波実験植物園モミジバフウ国立科学博物館筑波実験植物園八重のツバキ3億年前の樹木 レピドデンドロンの幹大阪市立自然史博物館 蔵滝藤賢一【開催概要】特別展『植物地球を支える仲間たち』会場:国立科学博物館会期:2021年7月10日(土)~9月20日(月・祝)時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)休館日:7月12日(月)、9月6日(月)料金:一般・大学生1900円、小・中・高校生600円※事前予約制※2022年1月14日(金)~4月3日(日)大阪市立自然史博物館に巡回予定公式サイト( )
2021年06月22日ブルース・ウィリス出演のエキサイティングなSFアクションスリラー『アンチ・ライフ』より本編映像が到着した。本作は、地球が謎のウイルスに侵され滅亡の危機を迎えていた西暦2242年が舞台。あるとき、宇宙船で殺人事件が発生、元兵士軍団と正体不明の“何か”の人類存亡をかけた戦いが展開される…というストーリー。正体不明の“何か”とバトルするのは、最強のアクションスター、ブルース。今回到着したのは、ブルース演じるクレイの登場シーン。地球を捨てた人類を乗せた宇宙船。元兵士であるクレイは、誰しもが一目を置く存在だ。登場するやいなや、旧友を殴り倒したり、悪かった頃の昔話をしたり、ブルースの下で働く下っ端のノア(コディ・カースリー)は、クレイの定席に知らずに座ってしまい、クレイからイカツイ洗礼を受けてしまう。ヤバイ奴感を出しまくる中、量子ジャンプでハイパー移動中にマイボトルで酒を煽る大物っぷりも見せつける。あっという間に30年が経過したことに落ち込むノアに、「元気だせ、朝食はパンケーキらしいぞ」と宇宙船ジョークを飛ばす場面も登場し、アメとムチが激しい映像となっている。『アンチ・ライフ』は1月15日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2021年01月08日ジョージ・クルーニーが監督・製作・主演を務めるNetflix映画『ミッドナイト・スカイ』。この度、滅亡の危機に瀕した地球と広大な宇宙を舞台に描く本作から、北極での過酷なサバイバルや、美しい宇宙空間の描写など圧巻の映像と共に深遠な感動を予感させる壮大な予告編が解禁となった。この度解禁となった最新の予告編では、冒頭から北極で暮らすオーガスティン(ジョージ・クルーニー)と少女の姿と、宇宙に取り残されたサリー(フェリシティ・ジョーンズ)ら乗組員の姿が交互に映し出され、「レディオヘッド」の「No Surprises」に乗せ、彼らが織りなす壮大な物語の一端が垣間見える。サリーらと交信するため、少女を連れて極寒の地での過酷な移動を決意したオーガスティン。一方、宇宙船ではメンテナンス中に思わぬ大事故が発生、乗組員たちはさらなるピンチに巻き込まれることに。果たして無事交信することはできるのか?北極での厳寒サバイバルの様子や宇宙空間の美しくもスリリングな映像など、圧巻の映像にも注目の映像となっている。Netflix映画『ミッドナイト・スカイ』は12月23日(水)より独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ミッドナイト・スカイ 2020月12月11日より一部劇場にて公開、2020年12月23日よりNETFLIXにて配信
2020年12月11日ブルース・ウィリスが出演する最新作『アンチ・ライフ』の日本公開が決定。ポスタービジュアルと予告編も到着した。2242年、地球は滅亡の危機を迎えていた。選ばれた5,000万人の富裕層はニューアースへ避難を開始、宇宙船は元軍人と現役兵士により管理され、労働と引き換えになんとか潜り込んだノアは、クレイの下で働くことに。そんな中、船内で殺人事件が発生。しかし、その現場はどう見ても人の手によるものではなかった――。ブルース・ウィリスが演じるのは、正体不明の“何か”とバトルする、元兵士軍団を率いるクレイ。その下で働くノア役には、「パワーレンジャー」のコディ・カースリー。宇宙船を仕切るアダムス提督役には、『ミスト』『ザ・プレデター』のトーマス・ジェーン。監督は、『パンデミック』のジョン・スーツ。脚本は、ブルースの次回作『Cosmic Sin』(原題)も手掛けたエドワード・ドレイクと、コーリー・ラージ。ブルースとトーマスの息のあったアクションと、渋みが満載のウィットに富んだやりとりが溢れる、エキサイティングなSFアクションスリラーとなっている。到着した予告編では、滅びゆく地球からなんとか脱出し、宇宙船で楽しく過ごすシーンからスタート。しかし、謎の生命体が混入したことから雰囲気は一変、次々に人々を侵食していく様子が映し出されていく。また、“それ”と戦うべく銃を構えたクレイとアダムス提督が渋く決めたポスタービジュアルも公開された。『アンチ・ライフ』は2021年1月15日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年12月03日“地球にいる”ことを感じるレストラン香りや形、五感で楽しめるコース料理自然に寄り添う【ANTCICADA】から学ぶ可能性“地球にいる”ことを感じるレストランとは落ち着いた雰囲気の店内。BGMには、育てているコオロギの鳴き声が聴こえてきます馬喰町駅から徒歩5分、「ここか!」と「A」の文字を見つけ、木のドアノブの扉を開けると【ANTCICADA】代表の篠原祐太さんが笑顔で迎え入れてくれました。ここは、リーダーの篠原さんを筆頭に、自然に対して情熱があるメンバーが集結し、まだ馴染みがない昆虫や木の実などを食材として魅力的なお料理でたのしませてくれるレストラン。毎週日曜日は『コオロギラーメン』、毎週金曜日と土曜日はディナーコースがいただけます。コオロギをイメージしてつくられたというドライフラワー店内の棚には料理に使用する発酵・熟成中のハチや木の実などが飾られているシェフを務めるのは、表参道【L’Effervescence(レフェルヴェソンス)】やデンマークの【Relæ(リレ)】で経験を積んだ白鳥翔大さん。食材のルーツや個性をきちんと理解することを大切にし、それらを最大限に活かした料理を提供しています。食材は日本全国や海外にまで足を運んで選び抜いたり、農家さんから直接仕入れたりとかなりのこだわりよう。また、食材の廃棄がでないようにと、お酒につけてみたり調味料にしてみたりと試行錯誤し、あらゆる形で味わえるように工夫しています。「昆虫も野菜のように旬があるので、時期や環境にあわせてお料理は季節ごとに変えていこうと思ってます。」と白鳥さん。終始わくわくするディナーコースの全貌それでは、早速気になるディナーコースの一例をご紹介します。はじめにでてきたのは、コオロギスナックとコオロギビールのペアリング。今までコオロギを食べることを考えたことが無かった私は、どんな味がするのか全く想像もつかず、ドキドキしながらコオロギスナックを一口。コオロギラーメンを作る際に出るコオロギの出汁をとったスープをアレンジした『コオロギスナック』と、コーヒーのような深みの余韻が残る『コオロギビール』『コオロギスナック』は、一度乾燥をさせて揚げていることで食感はとても軽く、噛めば噛むほど、海老やカニといった甲殻類のような旨味が出てきます。アクセントに、チポトレというメキシコの燻製唐辛子などが散りばめられています。香ばしさのある『コオロギビール』は意外にも飲みやすく、相性抜群のペアリング!甘じょっぱく煮たざざ虫と旬の野菜を使った一品。ミントの香りがさわやかに鼻を抜けます旬のゴーヤを使った料理。ペアリングにはフルーティーな『タガメジン』鮎のコンフィとゴーヤに、揚げたキヌアを纏わせた一品。ゴーヤの部分を持って一口で含むと「サクッ、プチッ、カリッ、ふわ」っと、いろいろな食感が弾けます。ゴーヤの苦味が残った状態でタガメジンを飲むと、ラフランスのようなフルーティーなタガメの香りが広がり驚愕。夏を感じさせる涼しげな一皿『お蚕さん』次に出てきたのは『お蚕さん』という蚕のさなぎをメインにハーブなどを使用した、お花畑の中にいるような盛り付けがかわいらしいサラダ。蚕の濃厚な甘みと、ハーブの香りが口の中で絶妙にマッチします。蚕を実際に育てているというスタッフの豊永裕美さんが実際に成虫になった蚕をみせながら、その生態や味などを教えてくれます。食材とリアルに触れ合いながら食べられるものこの店ならではの体験。まるで杏仁豆腐の味がする「フェモラータオオモモブトハムシ」を使った一品。ちゅるんとゼリーのような感覚で、一口でどうぞ聴き馴染みのない「フェモラータオオモモブトハムシ」は、まるで杏仁!? プチっと弾けるような食感のあとすぐに、口いっぱいに杏仁のような香りと甘みが広がります。この大きさからは想像できないインパクトに驚きます。この虫は【ANTCICADA】スタッフで実際に捕獲し、茹でたあとに冷蔵庫に4日間ほど寝かせて甘さを引き出したそう。盛り付けられた木は、実際にこの幼虫がいたクズの茎。よく見ると幼虫が住んでいた穴を見つけられます。焼いたキウイやカツオが乗った『コオロギタコス』枝を持ってかぶりつく、『熟成鹿肉』10日間熟成された鹿肉は、簡単に噛みちぎれるほど柔らかく、自家製のイナゴ醤油を使ったソースの甘みと酸味が肉の旨味と混じり合います。枝を持ってお肉を一口噛みちぎったあと、香り高いモクレンのピクルスをかじり、フウトウカズラの粒を口の中で噛み砕くと、お肉の食感が楽しめつつも口の中にはピクルスの香りが残ります。ペアリングには『夜の森』と名付けられた、ごぼうを漬け込んだウォッカベースのカクテルをおちょこでいただきます。ごぼうのしっとりと湿ったようなスモーキーさや、枝を持っていただく鹿肉は、夜の森の中で過ごしているような気持ちにさせる、まさに五感で楽しむワイルドな一皿です。『コオロギラーメン』は、上品な甘みを持った「ヨーロッパイエココオロギ」と、旨味の強い「フタホシコオロギ」の2種類のコオロギからトッピングが選べますいよいよ〆の『コオロギラーメン』。スープを一口飲むとコオロギのコクに驚きます。コオロギを練り込んだ麺は細麺で喉越しが良く、後味までおいしい。ペアリングには「にいだしぜんしゅにごり」に50度まで熱したボウモアのウイスキーを入れたカクテルを。甘酒のようにトロッと甘みのあるこのお酒が、スープの輪郭をよりはっきりとさせてくれます。コース料理のラーメンは、重たすぎないよう、単品で提供するラーメンよりもややあっさりと仕上げているそう。質の高いタガメを贅沢に使ったかき氷。下にはアボカドとレモン蚕が食べるクワの葉の違いで味に変化が出る『蚕の糞茶』コースを食べ終わると、昆虫を食わず嫌いで拒んでいたけれど、圧巻のおいしさに驚き、食べ進めているうちに「なぜあんなに抵抗していたの?」と自問していました。昆虫、肉、野菜などを食材として選ぶところから、盛り付けの最後のひとつまで、大切にこだわり抜いているシェフたちの姿勢から、地球の恵みを再確認することができました。コオロギビールやタガメジン。これからの【ANTCICADA】の可能性豊富な知識を持つ、勢いと期待に溢れる【ANTCICADA】チーム馴染みのなかった生き物を身近に感じさせてくれる【ANTCICADA】は、私たちが生き物を食材と呼び、味わっていることの重要さを今一度教えてくれます。お店を出たあとは、素晴らしいひとときだったなと余韻にしばらく浸ってしまいました。そんな【ANTCICADA】は、まだまだ未知に溢れた地球を楽しませてくれるでしょう。これからの彼らの活動に注目せずにはいられません!おうちで簡単!コオロギラーメンセットスープ、チャーシュー、メンマ、コオロギ練り込み麺、コオロギトッピング、薬味がセットに。賞味期限は冷凍保存(-15℃以下)の場合、30日。2人前:2,200円~ ※甲殻類アレルギーの方はご遠慮ください。ANTCICADA【エリア】日本橋【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】9,001円~10,000円【アクセス】馬喰町駅
2020年07月12日地球環境に配慮した新コレクションファッションブランド「ROPE’ PICNIC(ロペピクニック)」より、サステイナブルな生地を使った地球に優しいコレクションが新登場。公式オンラインストアにて先行販売を開始しました。店頭販売は6月下旬頃の予定です。着心地・機能面もばっちり新たに登場したのは、オーガニックコットンやサステイナブルレーヨンを使用した新コレクション。無農薬栽培のオーガニックコットンを使ったシリーズには、ノースリーブとハーフスリーブのニットトップスが登場。肌あたりの良さが特徴です。またブナの間伐材を利用したサステイナブルレーヨンを使ったアイテムは、UVカット効果があり、優れた吸収速乾性と接触冷感性で夏場に大活躍。フレンチスリーブニット、Vネックカーディガン、2WAYボウタイニット、ワンピース等のラインナップです。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ジュンのプレスリリース※ジュングループ公式オンラインストア
2020年05月31日韓国映画『地球を守れ!(Save the Green Planet!)』が英語でリメイクされることになった。製作は、『パラサイト 半地下の家族』のCJエンタテインメント。監督はオリジナルのチャン・ジュヌァン。プロデューサーには『ミッドサマー』のアリ・アスターも名を連ねる。オリジナルの公開は2003年。釜山映画祭で作品賞、監督賞、主演男優賞などを受賞、カンヌ映画祭でも上映されたが、日本では劇場公開されていない。エイリアンが地球を滅ぼそうとしていると信じる青年が、恋人の協力も得て、地球を守るために大胆な行動に出るSFコメディだ。脚本はこれから執筆される。文=猿渡由紀
2020年05月08日「隕石が接近して地球滅亡まであと半年、というドラマのお話をいただいたのが昨年の秋でした。そのときは“非現実感”がおもしろそう、と思ったんですが、今、世界中がかつてない混沌とした状況に陥ってしまって。もちろん設定は違うけれど、時代が、地球が変わるときだと痛感しています」そう話すのは、ドラマ『隕石家族』(東海テレビ・フジテレビ系、土曜23時40分〜)で主演を務める羽田美智子さん(51)。彼女が演じる主婦・門倉久美子は、あと半年の命と知り、自分に正直に生きたいと一念発起。「好きな人がいます!」と家族に告白し、高校時代の初恋の人のもとへと走ってしまう。「人生でやり残したことはないか?と考えたとき、久美子にとっては、かつての純愛を手に入れることだったんですよね。その気持ちをまったく理解できないわけではないし、むしろ、純粋に人を愛した記憶を大事にする部分には共感できて、『正直に生きるってどういうことだろう?』と、自身に問い直す機会にもなりました」久美子の暴走をきっかけに、平凡な一家の生活は一変する。本来の自分を取り戻して生きることは、周囲の人間を不幸にするのか。「自分を大切にすることと、勝手に生きることは、また別物だと思います。ただ、あらためて感じたのは、世の中は既成概念やルールで覆いつくされているかもしれないということ。本来はもっと自由に生きていいはずだよな、って」くしくも、新型コロナウイルスの影響で世間の価値観が大きく変化している今、生き方や働き方が見直され始めている。「秩序や常識は、よほどショックなことが起こらない限り、なかなか変わらないでしょうから。とはいえ、このニュースが出てしばらくは、病いや死への恐怖でいっぱいでした。ウイルスに感染する恐怖、十分な医療を受けられずに命を落とす恐怖、あるいは職を失って収入が得られなくなる恐怖……不安に押しつぶされそうで、軸がブレて、フラフラでした」それでも、「地球が滅亡するとして、自分にとって本当に必要なものは?」と自身に問い続けた。「すると思いのほか、きっとたいしたものじゃないな、って思えたんです。あの世に持っていける財産は、お金や評価ではないだろうし。人を純粋に愛して、愛されてよかった、という記憶くらい。そして、自分がどれだけ伝えられたか、ってことなんじゃないかな。結局は“あきらめる”ということ。ネガティブな言葉に聞こえますが、もともとは仏教用語で“明らかに眺めて物事に執着しない”という意味のようです。近年の自然災害を経験するたびに実感してきたこともあるんですが、極論『命さえあれば、なんとでもなる』、あらためて覚悟を決めたら、強くなれた気がします」「女性自身」2020年5月5日号 掲載
2020年05月01日宇宙のどこか「コソダーテシヤースイ星」があった。彼らの使命は「地球を笑顔で子育てできる星」にすること。しかし、地球にひそかに送り込まれた「コドモウル星」の怪人たちによってその使命は打ち砕かれようとしてた。そんなとき、慈愛に満ちたひとりの少女(?)が地球の子育てを救うために立ち上がる!その少女の名は、魔法少女★悦子(年齢は50歳を過ぎていた…)■地球の子育てが危機に瀕していた!■「育児に希望を!」救世主の名前、それは魔法少女★悦子悦子の伝説が今はじまる!次回は、「赤ちゃんの夜泣き」によって姿を現した怪人に悦子が出動!\「うちのダメ夫」が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年03月18日ディーゼル(DIESEL)のホームコレクションライン「ディーゼル リビング(DIESEL LIVING)」に“地球”モチーフのプレートと“宇宙飛行士”モチーフの花瓶の新色が仲間入り。ディーゼル 銀座・渋谷・大阪およびオンラインショップで発売される。セレッティコラボの「宇宙」モチーフのテーブルウェアディーゼル リビングの新作は、イタリアのインテリア&デコレーションブランド「セレッティ」とのコラボレーションによるコズミック ダイナー(COSMIC DINER)から登場。これまで宇宙をテーマに、惑星や太陽、月などをイメージしたファンタジックなテーブルウェアなどを展開してきた。“地球”モチーフのプレート新作は“地球”がモチーフ。32cmの大きなプレートに大胆に“地球”をデザイン。日本はもちろん、オーストラリアや東南アジア地域などが、ドラマティックに再現されている。すでにコズミック ダイナーシリーズからは、月・太陽・惑星モチーフのプレートが発売されているので、組み合わせてテーブルコーディネートを楽しむのもグッド。輝くゴールドの“宇宙飛行士”型花瓶さらに、“宇宙飛行士”の形をした輝くゴールドの花瓶もラインナップ。頭のてっぺんから足の先まで、キラキラのゴールドカラーで彩られた花瓶は、インテリアのアクセントに最適。クリスマスが近づくこの時期、大切な人への贈り物にもおすすめだ。【詳細】ディーゼル リビング「コズミック ダイナー(COSMIC DINER)」新作・アース - アジア(EARTH – Asia) プレート 16,800円+税発売日:2019年11月21日(木)・スターマン ベース ゴールド(STARMAN VASE GOLD) 花瓶 16,800円+税※2019年11月中旬現在発売中。取り扱い店舗:ディーゼル 銀座・渋谷・大阪およびオンラインショップ【問い合わせ先】ディーゼル ジャパンTEL: 0120-55-1978
2019年11月23日環境問題への社会の関心を高め、環境保全活動・事業の推進を図ることを目的としたコンテスト「地球環境大賞」(主催/フジサンケイグループ)。先日、第28回が開催され、受賞者が発表されました!受賞したのは、企業や学校など8つの団体。その中には「エネルギー自給自足型住宅」を開発したハウスメーカーもありました。100%再生可能エネルギーだけで暮らせる家が、ついに実現!?環境技術の最先端が分かる「地球環境大賞」について、詳しくご紹介します!■ 大賞受賞は印刷技術を応用した“魔法瓶”みたいなボックス地球温暖化や、環境汚染、エネルギー資源の枯渇など、環境問題は私たちの暮らしのすぐ近くで起こっています。節電やマイバッグの使用、食品廃棄をできるだけ減らすなど、家庭でもさまざまな形で環境に貢献できることがありますね。「地球環境大賞」は、「産業の発展と地球環境の共生」をテーマに1992年から始まり、環境問題に取り組む企業や自治体、学校、市民グループなどの活動を対象にしています。今年の大賞に選ばれたのは、大日本印刷の「DNP多機能断熱ボックス」。印刷のコーティング技術を生かして作られた高断熱性能の輸送用ボックスで、いわば魔法瓶のような機能を持ち、外部の温度変化に左右されずに中身を運ぶことができます。海外への長距離輸送にも使えて、温室効果ガスの削減や、食品ロスの削減につながり、これからの物流業界で大活躍しそうです。■ 積水化学工業の「エネルギー自給自足型住宅」は国土交通大臣賞を受賞!今回の受賞の中でも気になるのが、100%エネルギー自給自足ができる住宅です。開発したのは、積水化学工業。高気密・高断熱で、省エネ性能が高いといわれるセキスイハイムの会社です。国が推進する“環境にやさしい住宅”の指標、「ZEH+(ゼッチプラス)」というものをご存じでしょうか。「ZEH」とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略です。高断熱でエネルギーを極力必要としない高性能設備でエネルギーを効率よく使い、消費量をさらに削減再生可能エネルギーで自らエネルギーを作り出すこの3つの条件のもと、住宅のエネルギー消費量ゼロを目指します。今年度の地球環境大賞の国土交通大臣賞に輝いたセキスイハイムの「エネルギー自給自足型住宅」は、「ZEH+」の性能を備えています。従来の高気密・高断熱に加えて、大容量の太陽光発電システム(PV)と蓄電池、電気自動車の組み合わせで、暮らしに必要なエネルギーのすべてを自給自足でまかないます。電気もガソリンも購入することがなく、必要なエネルギーはすべて“家”が作り出してくれる。まるで、夢のようなシステムなのです!■ セキスイハイムの「エネルギー自給自足型住宅」は、蓄電エネルギーで災害にも強い家最近は、地震や大雨、洪水など、自然災害の発生が増えて、災害時に強い住まいへの見直しが求められています。家に蓄電池があると、停電になってしまったときでも電気を確保できるので、いざというときに安心です。これからの住宅は、“電力の自立”がキーワードになるのかもしれません。セキスイハイムの「エネルギー自給自足型住宅」は、「スマートパワーステーション 100% Edition」シリーズで、すでに2017年から発売されています。2018年11月には、集合住宅の「レトアAZ」、2019年1月には木質系住宅「グランツーユーV-ZEHモデル」の販売も開始。新築住宅だけでなくリフォームや、高齢者向け住宅、介護施設でも「エネルギー自給自足型住宅」の普及に取り組んでいるそうです。環境問題というと小難しいイメージもありますが、「エネルギー自給自足型住宅」は家そのものが環境への取り組みとなり、普段の何気ない暮らしの中でエコに貢献することができます。次世代を担う子どもたちに、自分の家のエネルギーの仕組みを教えると、教育面にもプラスになりそうですね。このほか、地球環境大賞の受賞団体の情報は、地球環境大賞のサイトでご覧いただけます。身近な企業の環境への取り組みが分かりますよ。興味のある方はぜひ覗いてみてください!【参考】※地球環境大賞
2019年03月08日ジェラルド・ウェイ&ガブリエル・バーの人気コミックを映像化した新たなヒーロードラマ、Netflixオリジナルシリーズ「アンブレラ・アカデミー」が2月15日(金)より配信スタート。この度、配信に先駆け、本作のヒーロー感ゼロなビジュアルと予告編が到着した。原作は、惜しまれながらも解散したアメリカの人気ロックバンド「マイ・ケミカル・ロマンス」のヴォーカリスト、ジェラルド・ウェイが手掛けた同名コミック。個性的なキャラクターたちが繰り広げる人間模様とバトルアクション、誰も予想ができないストーリーでアメコミファンはもちろん、批評家からも絶賛され、米コミック界で権威のある「アイズナー賞」も受賞した。物語は1989年、世界中で妊娠していない43人の女性が同日同時刻に突然出産するという事件が発生、億万長者の実業家であるレジナルド・ハーグリーヴズ卿が、特殊な能力を持つ7人の子どもを養子として引き取り、世界を救うスーパーヒーローに育てる“アンブレラ・アカデミー”を創設。子どもたちがティーンエイジャーになるとアンブレラ・アカデミーは解散してしまったが、父の謎の死をきっかけに、大人に成長した兄弟姉妹は嫌々ながらも再集結。地球が8日後に滅亡することを知った彼らは、人類を救うため、父の死に隠された謎を解明しようと立ち上がる…というストーリーだ。今回到着した予告編では、兄弟姉妹たちの誕生からアカデミーの創立、成長していく姿が描かれる。しかし、彼らは“クセが強すぎ”で性格も能力もやる気もバラバラ…家族の関係に亀裂が生じ始める…。出演には、『X-MEN』シリーズや『JUNO/ジュノ』、『インセプション』のエレン・ペイジのほか、トム・ホッパー、デヴィッド・カスタネダ、エミー・レイバー・ランプマン、ロバート・シーアン、エイダン・ギャラガーらが名を連ねている。Netflixオリジナルシリーズ「アンブレラ・アカデミー」は2月15日(金)よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年01月28日岸谷五朗と寺脇康文による演技ユニット「地球ゴージャス」のプロデュース公演Vol.15「ZEROTOPIA(ゼロトピア)」の製作発表会見が開かれ、岸谷と寺脇、W主演を務める柚希礼音と西川貴教、新田真剣佑、宮澤佐江、花澤香菜が登壇。さらにナビゲーターとして水田航生と植原卓也が登場した。地球ゴージャス チケット情報作・演出を手掛ける岸谷が「これが15作目となりますが、僕らの1作目は何もない空間に舞台をつくって、ビール瓶で客席をつくって上演しました。今回そこに立ち返りたい。もう一度ゼロに戻ってみたいという思いがあります」と語った本作。「ZEROTOPIA」というタイトルについては「この作品の舞台となる色彩もなにもない“ゼロ”の島は果たしてユートピア(理想郷)か、ディストピア(地獄郷)か? という思いでこのタイトルにしました。その答えは登場人物たちが決めていくのだと思います」と解説した。それぞれの役柄について語られた会見。主演の柚希は罪を抱えたミステリアスな女という役どころで「勇ましく戦う役かな?と想像していたら、その予想を五朗さんは裏切ってくださいました。楽しみです」と言う柚希に、岸谷は「礼音ちゃんはいつも本当にいい笑顔なんです。この裏に潜むものを出していきたい」と話す。柚希と共に主演を務める西川はまさかの河童役。「与えられた役を全身全霊で受け止め、できるだけ役に近づけて魂を河童に…」と真顔で挨拶する西川に会場は爆笑。岸谷は「西川くんはとんでもない役です。ZEROTOPIAという無人島を支えて立ち上がる“男の中の男”を演じていただきたい」と解説した。新田は自らの役を「つらい過去を抱えていて、唯一、恋愛要素がある」とコメント。岸谷が「めちゃめちゃ踊ります、歌います!」と紹介すると、地球ゴージャスのファンの新田は嬉しそうな笑顔を見せた。Wキャストとして出演する宮澤と花澤は、「実は最も怖い役かもしれない」(岸谷)というお嬢様役。岸谷が「舞台の天才」と称した宮澤は「天才の宮澤です(笑)。お嬢様…わたくしが。ナチュラルにお芝居ができるようにがんばりたいです」、「皆さんの知らない花澤香菜ちゃんが見られます」と紹介された花澤は「声優をしているときはキャラクターと二人三脚ですが、今回は“自分が表現する”ということでドキドキします」と挨拶した。岸谷との息ピッタリのやり取りで会見を盛り上げた寺脇は「おちゃらけた役」(岸谷)だといい、「日々重苦しいことがたくさんありますが、それを乗り越えていく希望に満ちた話になると思います」とコメントした。公演は2018年4月9日(月)から5月22日(火)まで東京・TBS赤坂ACTシアターにて上演後、愛知、新潟、福岡、広島、大阪を巡演。東京公演のチケット一般発売は12月9日(土)午前10時より。取材・文:中川實穂
2017年12月07日麻生周一の人気コミックを原作に、「勇者ヨシヒコ」シリーズの福田雄一監督が映画化した『斉木楠雄のΨ難』の女性限定ピンクハロウィンイベントが昨日10月17日(火)に行われ、主演の山崎賢人をはじめ、橋本環奈、福田監督が登壇した。今週末に始まる本作の公開に先駆け行われた今回のイベント。ハロウィンを先取りということで、“ピンクハロウィンイベント”と題したこの日は、主人公・斉木楠雄の髪色にちなんで、山崎さんはピンクのパーカー、橋本さんはピンクのブレスレット、福田監督はピンクのスニーカーと、ピンクをあしらった衣装で登壇。またハロウィンにちなみ、お菓子の代わりにキャストのサイン入りピンクボールを客席に投げ込むというパフォーマンスも。「高校生のときの一番の思い出」についての質問に山崎さんは、「高1の2学期終わりに転校して通信制に入って、仕事もしてたんで友だちが中途半端にできなくて、高校での思い出がないですね(笑)修学旅行も友だちがいなかったら行ってないです」とコメント。一方、今年の3月に卒業したばかりの橋本さんは、「私も修学旅行は仕事で行けなかったですね。でも、友だちもいて、授業も楽しかったです」とふり返った。また、映画にちなんでこんな質問も。「もしも明日地球が滅亡するとしたら今日は何をしますか?」という問いには、「地球と一緒になくなるのが嫌だから、滅亡までに頑張って働いて貯金をして宇宙に逃げるための貯金をします」と答える橋本さん。一方、山崎さんは「食べたことのないものを食べたいので、イナゴを食べます」と答え、キャストも会場も失笑。福田監督は「賢人君て本当に天才だよね」珍回答を絶賛。さらに、楠雄は超能力を持つ役どころということで、「もし超能力を使って心を読めるとしたらキャストの中で誰の心を読みたいですか?」という問いかけも。福田監督は「誰に対しても優しいけど、俺の知らないブラックな面もあると思うからムロくん。この前、番組で共演した際にムロくんの秘密を話しすぎたら本当に怒られた(笑)」というエピソードを披露。そこから山崎さんについての話になり、「一番独特だと思って、心を読んでみたら実は何もないのが賢人だと思う。すごく正直だよね」とコメントした。最後に山崎さんは「本日はお集りいただき本当にありがとうございました。念願の福田組に参加ささせてもらえて、本当に毎日撮影が楽しかったです。笑うことが一番だと思っています。人生って辛いときの方が多いと思うんですけど、そういうときこそ、『斉木楠雄のΨ難』をみて、笑って、ハッピーになってください!」と作品をアピールしていた。『斉木楠雄のΨ難』は10月21日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月18日アル・ゴア元アメリカ副大統領が出演し、地球と人類の未来を予見するドキュメンタリー『不都合な真実』の続編となる『不都合な真実2:放置された地球』。この度、本作から我々へ警笛を鳴らす、目を背けずにはいられない特報映像と、本ポスタービジュアルが公開された。第79回アカデミー賞にて、長編ドキュメンタリー賞と歌曲賞の2部門を受賞したドキュメンタリー作品『不都合な真実』。また、アル・ゴアは地球環境問題啓発に貢献したとしてノーベル平和賞を授与され、映画はドキュメンタリー映画史上に残る記録的大ヒットを記録。その10年ぶりに製作された第2弾が、本作『不都合な真実2:放置された地球』だ。到着した特報映像では、数々の報道番組でもナレーションを務め、本年度の声優アワードで助演男優賞を受賞した声優界の重鎮、大塚芳忠のナレーションで進められていく。氷河融解、超巨大嵐、豪雨、洪水、大気汚染など地球温暖化の影響により起こる様々な異常気象が発生する現状に対し、「地球が悲鳴を上げている!もう限界なんだ!」と声を荒げるアル・ゴア。その一方で、映像ラストでは「地球温暖化が必要だ!寒すぎる!」と訴える米大統領ドナルド・トランプの姿も映し出され、シリアスな中にも皮肉がたっぷり込められた映像に仕上がっている。米国によるパリ協定の離脱が発表され、同盟国や米経済界などで波紋が広がる中、トランプの決断に対しアル・ゴアは「無謀で全く擁護できない行動」と一蹴。「これにより、世界の中での米国の立場は弱まり、限られた時間の中で気候問題を解決することが危ぶまれます」と警笛を鳴らし、「今回のトランプ大統領の決断は、多くの米国人が望んでいる結果とは異なりますが、彼が何をしようとも、我々のこの革命は続きます」と声明を発表、改めて地球環境問題解決への取り組みに対する確固たる決意を表明した。また、ボニー・コーエンとジョン・シェンク監督もまた、今回の決断に対し「非常にショックを受けるとともに失望しています」と声明を発表。本作について「当時パリ協定を実現させるために裏で奔走した人々の努力や情熱が描かれています」と語り、「トランプ大統領が世界に対する米国の貢献を邪魔するのであれば、我々ひとりひとりがこの地球のために立ち上がろうではありませんか」と訴えかけている。『不都合な真実2:放置された地球』は2017年秋、TOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年06月29日ドキュメンタリー映画『不都合な真実』の続編となる、『不都合な真実 2:放置された地球』が2017年11月17日(金)に公開される。『不都合な真実』とは2006年に公開された『不都合な真実』は、アル・ゴア元アメリカ副大統領が出演し、地球と人類の未来を予見するドキュメンタリー映画だ。地球温暖化によって引き起こされる数々の問題を説いた衝撃的な内容で話題となった。カンヌ国際映画祭で特別上映され大喝采を浴び、第79回アカデミー賞では2部門(長編ドキュメンタリー賞/主題歌賞)を受賞、ドキュメンタリー映画史上に残る記録的大ヒットに。さらに、2007年には地球環境問題啓発に貢献したとして、アル・ゴアはノーベル平和賞を授与された。10年の時を経て描かれる“放置された地球”10年の時を経て、その続編となる本作が完成した。世界的エコムーブメントが巻き起こった後のこの10年間で果たして何が起こったのか、カメラは衝撃の現実を映し出していく。前作では見られなかった、必死の形相で、声を荒げ、祈るように使命を全うしようとするゴアの姿も追う。今も世界中を飛び回り、地球環境問題に取り組む人材の育成を支え、国際的に影響を与え続けている彼は、一体どんな「真実」を突き付けるのだろうか。『グッド・ウィル・ハンティング』や『スポットライト』の製作陣製作陣には、前作『不都合な真実』の監督であるデイヴィス・グッゲンハイムを筆頭に、当時のスタッフ陣が集結。さらに『スポットライト』に関わったジェフ・スコール、『グッド・ウィル・ハンティング』『キル・ビル』シリーズのプロデューサーであるローレンス・ベンダーが参加している。なお『不都合な真実 2:放置された地球』は、2017年10月25日(水)から11月3日(金・祝)まで開催される東京国際映画祭のクロージング作品にも選ばれている。作品詳細『不都合な真実 2:放置された地球』公開日:2017年11月17日(金)監督:ボニー・コーエン、ジョン・シェンク製作総指揮:ジェフ・スコール、デイヴィス・グッゲンハイム、ローレンス・ベンダー、ローリー・デイヴィッド、スコット・Z・バーンズ、レスリー・チルコット製作:リチャード・バージ、ダイアン・ワイアーマン全米公開日:2017年7月28日(金)(C)2017 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2017年05月13日157ヵ国、154,600km、地球一周、五大陸の自転車走行を制覇した男がいる。 この偉業を成し遂げたのは小口良平氏。 2007年に日本一周、台湾一周から始め、その後オーストラリア、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカ…と五大陸をひたすら自転車で漕ぎ進めた彼の8年半に及ぶ旅が今、終わろうとしている。 ※動画が見られない方はこちら 反骨精神が原動力だった彼が旅を始めたきっかけ「大学を卒業して、就職して、結婚して…そんなレールに乗った人生に疑問があったんだ。 僕は天邪鬼な性格だから、他の人と同じじゃイヤなんだ。 自分だけにしかできないことがしたい。 それまでにも夢はあったが、初めて具体的に実現させようと思える夢がこの世界一周自転車の旅だったんだ。」 【パタゴニアのアルゼンチンにて】そう語る小口氏は、その夢を実現させるために東京の建築業で4年間のサラリーマン生活を送ったという。 「“地道に働く”、このことは僕にとってとても重要なことだった。 今までなりたいもの、したいことはたくさんあったが、全て自分で捨ててきた。 生まれて初めて“この夢だけは逃げずに成し遂げたい!”と思った。 お金を目標金額まで地道に貯めることは、僕のこれからの夢が本気であるかを試すものでもあった。 そして僕はそのテストに合格した。 1日2食生活、朝昼おにぎりだけを食べる僕は、会社では“おにぎり君”と呼ばれた。 自分でする苦労には価値がある。 人からもらったお金では、夢は簡単に手にすることができてしまう。 自分で苦労したならば、簡単には捨てられない。 お金は苦労を学ぶために必要だ。」 レールに乗った人生は嫌だ、そんな反骨精神を原動力とし地道な努力を続け、4年間で1000万円という資金を貯めた。 自転車で地球一周するという夢は、一気に現実的なものとなった。 そして社会のレールから大きくドロップアウトし、地球一周という果てしなく思われる旅に向けて、力強くペダルを漕ぎ出したのである。 楽しいだけではない、過酷な旅の連続【ブラジルの北部のマカパ付近にて】当然であるが、8年半にわたる地球一周自転車の旅は楽しいことばかりではなかった。 ときには野犬に襲われそうになったり、テント泊中、心無い人にテントをひっくり返されたりもした。 インドネシアではタクシーと正面衝突して前歯を2本折ったり、インドではバイクに跳ね逃げされた。 また中国やインドでは荷物を盗まれたり、イランでは優しく話しかけられメロンをくれたと思ったら顔面パンチされ、貴重品を持っていかれた。 泣きっ面に蜂、翌日にはタクシーに跳ね逃げされ、病院行きになったという。 ヨーロッパでは、−20℃の銀世界で凍る自転車をどうにかこうにか動かして突き進んだ。 【ヨーロッパのウクライナ西部にて】(Photo by PEDALIAN.COM)そんな思いまでしてなぜ旅を続けるのだろう? そんな風に思う人もいるかもしれない。 けれど、彼は情熱を持って夢に向かって突き進んだ。ひたすらペダルを漕ぎ続けた。 旅をやめる気はしなかったと言う。 旅は楽しいだけではない。 楽しくて美しいだけなら、精神の成熟は成し得ない。 旅が人を大きくさせるのは、旅が完全な自由の中にあり、計画通りにいかないことにあり、そして人の助けなしでは続けられないからではないだろうか。 世界一周の旅に自転車という人力で挑んだ小口氏。 その8年半という長い時間を、真剣に旅に挑んだ彼が得たものは「自信」と「度胸」というかけがえのないものだった。 「旅を始める前の自分は、自己嫌悪ばかりで、その上、わがままで負けず嫌いだったんだ。 旅を始めて、たくさんの人に助けられて、それまでの自己嫌悪は、自分と他人を比較していたらからだったと気づいたんだ。 旅を始めて自信がどんどんついてきて、自分と他人を比較しなくなった。 そうすると他人に対して穏やかになれたし、人にももっと優しくできるようになった。 そしていろんなことをくぐり抜けることで、動じない心を得た。」 【パタゴニアのアルゼンチンにて】夢はでっかく、想いは近く、月まで行こう!【ボリビア ウユニ塩湖にて】小口氏の夢は今まさに達成されようとしている。 彼自信が設定したゴールであるニューヨークに今月末頃に到着する。 その後日本まで飛び、東京から長野の実家まで自転車で帰る。 今一番会いたい人を尋ねると、「両親」と即答してくれた彼。 この旅が終わることについて、どう受け止めているのかを聞いてみた。 「8年半も旅をしたので満足感はある。 しかし寂しさもある。 道はどこまでも続いているので、自分で終わらせないと終われないのだ。 しかし今は日本に帰るのが楽しみなんだ。 日本に帰って、夢を追いかける大切さや、夢の持つ力を人に伝えたい。」 そう語る小口氏の夢は三つある。 一つは「世界一周」。 もう一つは「旅で出会った人たちを呼ぶゲストハウスを作る」こと。 そして最後の夢はでっかく「月を自転車で走る」こと! 「夢は言葉にして発することで、言霊となりパワーを持つ。 その言葉に面白がって集まってくる人がいて、知恵をくれる。 そんな人たちがすでに僕の財産なので、夢を話し始めて、もし叶えられなかったとしても、目標設定して話したことで半分くらいは成功していると思っている。」と笑う彼だが、世界一周自転車の旅の偉業を成し遂げた男だ。 月を自転車で走るなんて無理だと誰が言えよう。 【アメリカ合衆国の東部カリフォルニア州のデスバレーにて】 世界中の人に応援してもらって、今たどり着くゴール地球五大陸を自由自在に自転車で駆け抜けた小口氏。 彼の精神力は計り知れない。 【アフリカ エチオピア北部にて】「自転車の旅は自分の好きなように旅ができる。 自転車に乗ってるだけでいろんな人に話しかけられ、助けられる。 自転車の旅は一人ではできないので、いつも誰かの助けが必要なんだ。 自分一人ではできないってことが大切なんだ。」 大変な思いもしたけれど、世界中の人の暖かい手のぬくもりを感じる旅。 世界中でたくさんの人が、一人の日本男子の挑戦を応援し、声を掛け、手を差し伸べた。 彼を助けてくれた人たちも、きっと小口氏のこの洋々とベダルを漕ぐ姿に力づけられたに違いない。 そして今、旅は最終幕を迎えている。 ゴールであるニューヨークは目の前だ。 しかし、希望に溢れた彼の旅は、これで終わってしまうのだろうか。 いやきっと、この旅が終わっても彼はいつも心の中でペダルを漕ぎ続けるに違いない。 これから日本社会に戻った彼が、どうのようにこの旅で吸収したものを放出してゆくのか、今後の彼の活動にも注目だ。 via. 人力チャレンジ応援部, ー 1分39秒 のプレゼントー|地球一蹴、ちゃりんこ世界一周の旅 ー Rio Cycling Around The Earth この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!“【働きながら世界旅行?!】 「お金はあるけど時間がない。だから旅行に行けない・・・。」一度社会に出れば、誰もが悩まされるこの問題。「仕事と旅行」絶対に両立が不可能と思われるこの2つ...ーBe inspired!Texted by バンベニ 桃
2016年09月16日(Photo by Eric Tran)本日、2016年8月8日、今年の地球資源の“使用状況”への警告が発された。 「資源の無駄遣いをしてはいけない」のはわかっているし、「持続可能な社会にしていかなければいけない」のも知っている。 けれど、今地球がどれほど深刻な情勢にあるのか、私たちは理解していないのではないだろうか? (Photo by David Barnas)2016年8月8日の今日、今年の「アース・オーバーシュート・デイ」がやってきた。 アース・オーバーシュート・デイとは、今年の1年間で再生できる、水や食料、清浄な空気などの“自然資本”を超過した日のことだ。 つまり、地球は今日で今年分の再生可能な“自然資本”を使い果たしたという。 この“自然資本の超過日”は今までで最も早く、昨年と比べても5日早くなった。(Photo by Sean Stephens)国際環境NGOのグローバル・フットプリント・ネットワークによると、現在のペースで地球資源の需要を維持していくには地球が1.6個必要だという。 さらに、地球全体の人々が日本と同じ生活をするとしたら、地球が2.9個必要となる。 つまり、1月から1年が始まって4月には地球1つ分と同じ程度の「資源」を使ってしまっており、これは世界平均の2倍にも近い数字だ。 ちなみに、資源の大量消費国として悪名高いアメリカの生活を全世界がすれば、年間で4.8個の地球がなければ資源の再生ができない。 地球が1つでは、とても生活を維持できないほど、先進国に住む私たちは日常生活で大量の「資源」を使っている。(Photo by Earth Overshoot Day)<各国の生活を地球全体がした場合、地球何個分で資源を再生できるか> 同じグラフの1番下に書かれているインドの生活を全世界がすれば、地球は1つ分以下で足りる。 しかしながら新興国であるインドでは環境汚染が問題となっており、消費している資源の量が日本などと比べて少ないとはいえ、環境資源に対する対応をしなければ今後の資源の消費量が上がっていくことが予測される。(Photo by Yu Diving)こんな状況のなか、環境問題への対応は各国政府が推進していくべきものとして考えられており、昨年パリで成立したパリ協定が微かにでも指針として役割を果たせばいいと、グローバル・フットプリント・ネットワークは述べている。 ここで決まった全体目標は世界の平均気温上昇を2度以下に抑えることで、各国は自国の温室効果ガスの削減目標の提出を義務づけられた。 全体での決まりを作ることも必要だが、重要なのはすべてのコミュニティそして個人が環境の配慮の大切さを認識することではないか。 via. Earth Overshoot Day, Platnews, YAHOO! NEWS, THE HUFFINGTON POST この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!“「使い古されたスマホ」が、地球の未来を変える?「レインフォレスト・コネクション」の挑戦” あなたの引き出しの奥に、少なくとも一つは眠っているのではないだろうか?次々と新しい機能が搭載され、世に送り出される「スマートフォン」。引き出しやクローゼット... ーBe inspired!
2016年08月08日世界のティーンが憧れるクロエ・グレース・モレッツの主演最新作『フィフス・ウェイブ』が、4月23日(土)より公開される。地球滅亡を意味する<第5の波=フィフス・ウェイブ>を防ぐため、クロエ演じる女子高生ヒロインが奮闘していく本作には、タイプの異なる魅力的な新世代イケメン2人が登場していることが分かった。リック・ヤンシーによるベストセラーSF ミステリーを映画化した本作。正体不明の敵“アザーズ”よる突然の攻撃により、人類が99%死滅した地球を舞台に、第5の波が迫る中、極限の恐怖や不安と闘いながらも果敢に立ち向かっていく女子高生・キャシーをクロエが熱演する。そんな彼女を取り巻くイケメンの1人は、キャシーの同級生で、学校中の憧れの的・ベン。もう1人は、キャシーのピンチに突如あらわれる謎の男・エヴァンだ。さらに、これらのキャラクターを演じたのが新世代を担う注目のイケメン俳優たち、ニック・ロビンソンとアレックス・ロウ。本作では、この2人が演じるキャラクターの活躍と、キャシーを中心にした3人の関係性も見どころとなっている。ニック・ロビンソンは、1995年生まれの20歳。世界的ヒット作となった『ジュラシック・ワールド』で弟とともにパークを訪れたザックとして出演。正統派美男子ともいえるその甘いマスクに、日本のネット上でも「今世紀最大級のイケメン」「可愛すぎる」と早くも注目されている。本作で演じるのは、キャシーの同級生でアメフト部の“花形”クォーターバックを務める人気者・ベン。友人も多く、誰もが憧れる完璧なイケメンのベンは、<第3の波=感染>で家族を失いながらも生き延び、“アザーズ”との戦いの中で人類が生き残る術を必死に模索する強さを見せている。そんな彼の懸命な姿を、観客たちは一途に応援してしまうに違いない。一方のアレックス・ロウは、1990年生まれ25歳の英国人俳優。主にテレビドラマで活躍してきた彼は、ハリウッド版『ザ・リング』の続編『Rings』(原題)への出演も決定し、今後の活躍が期待される1人となった。本作では、弟を探すキャシーを気にかけ、行動を共にするようになる謎の男・エヴァンを演じる。湖での入浴シーンでは、キャシーも思わず赤面してしまうほどの鍛え上げられた上半裸を披露。強靭な肉体でキャシーを守るセクシーでミステリアスなエヴァンには、観客も思わず引き込まれてしまうはず。そんな2人についてクロエは、「ニックは魅力で光り輝いている。ベンと言う難しい役柄も演じられる深さがあり、思いやりがあって優しい人よ」と語る一方、「アレックスは出会ったときから完全にエヴァンだった。スーパーマンのようなキャラクターを見事に具現化していたわ」と明かし、それぞれの印象を明かす。さらに「2人は極端なほど違ったタイプで、それぞれに素晴らしい面を持つキャラクターだわ。人間のさまざまな側面を、それぞれ独特に象徴しているの」と、彼らが持つキャラクターの魅力についてもアピールする。“正統派”vs“セクシー系”という、新世代を担う2人のイケメン俳優は、日本でもさらなるファンを増やしそうだ。『フィフス・ウェイブ』は4月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月18日男子高校生たちが地球を守るために魔法少女を彷彿とさせる戦士姿に変身するという斬新な設定で人気を博したアニメの舞台化「美男高校地球防衛部LOVE!活劇!」。この度、前山剛久、伊万里有、柏木湊太が演じる「征服部」のキャラクタービジュアルが公開!これで主要な登場人物が出揃った。眉難(びなん)高校に通う箱根有基ら5人は、なんとなく「地球防衛部」に集まりダラダラと過ごしていた。そんな5人の前に、突如として現れた喋る桃色のウォンバット。 「この星を守りたい…どうか力を貸していただけませんか」ひょんなことから愛の王位継承者“バトルラヴァーズ”に任命された5人は、変身アイテム“ラブレスレット”の力で“ラブメイキング”(変身)し、愛で地球を満たす為に戦うことになる。こうしてホントに地球を守ることになった5人は、草津錦史郎率いる征服部が送り込む怪人たちと戦うのであった。2015年1月から3月までテレビ東京ほかで放送され、既に第2期制作も決定している女性向けオリジナルアニメ「美男高校地球防衛部LOVE!」。山本和臣、梅原裕一郎、西山宏太朗、白井悠介、増田俊樹ら若手声優たちの出世作としても知られ、彼らがパーソナリティーを務めるニコニコ生放送番組や、キャラクターソングを披露するライブなどが大人気に。原作アニメの枠を超えて多くのファンから親しまれている。本作の舞台化には、2.5次元舞台(2次元のマンガやアニメを上演する舞台)で活躍する、赤澤燈、五十嵐麻朝、越智友己、高崎翔太、荒牧慶彦らが集結。脚本・演出は「ママと僕たち」、舞台「私のホストちゃん」などを手がける村上大樹が担当し、奇想天外な展開をコミカルに描き出す。そして今回、第3弾キャラクタービジュアルが公開。生徒会会長であり「征服部」のメンバー、鬼怒川とは幼なじみだったが、いつしか疎遠になってしまった草津錦史郎を、前山が華麗に実写化。アニメ版では超人気声優・神谷浩史が担当した役であり、ファンからの人気も高い役だけに、注目が集まること必至だ。そして、伊万里さんが、生徒会副会長として草津には執事のように寄り添う有馬燻を演じる。最後に、天使のような外見で天使のように高潔・下呂阿古哉を、柏木さんが美麗に再現!これで、「防衛部」と「征服部」の8人が出揃った。本公演ではオリジナルキャラクターが登場し、原作にはないスペシャルストーリーが展開されるという。「美男高校地球防衛部LOVE!活劇!」は3月10日(木)~13日(日)、Zeppブルーシアター六本木にて上演。(text:cinemacafe.net)
2016年02月25日男子高校生たちが地球を守るために魔法少女を彷彿とさせる戦士姿に変身するという斬新な設定で人気を博したアニメの舞台化「美男高校地球防衛部LOVE!活劇!」。この度、高崎翔太、荒牧慶彦らが演じる第2弾キャラクタービジュアルと、メインキャスト5人が並んだキービジュアルが公開された。眉難(びなん)高校に通う箱根有基ら5人は、なんとなく「地球防衛部」に集まりダラダラと過ごしていた。そんな5人の前に、突如として現れた喋る桃色のウォンバット。 「この星を守りたい…どうか力を貸していただけませんか」ひょんなことから愛の王位継承者“バトルラヴァーズ”に任命された5人は、変身アイテム“ラブレスレット”の力で“ラブメイキング”(変身)し、愛で地球を満たす為に戦うことになる。こうしてホントに地球を守ることになった5人は、草津錦史郎率いる征服部が送り込む怪人たちと戦うのであった。山本和臣、梅原裕一郎、西山宏太朗、白井悠介、増田俊樹ら若手声優たちの出世作として知られ、2015年1月から3月までテレビ東京ほかで放送された女性向けオリジナルアニメ「美男高校地球防衛部LOVE!」。既に第2期制作も発表され、原作ファンの期待が高まる中、ネクストブレイクの呼び声高く、2.5次元舞台(2次元のマンガやアニメを上演する舞台)で活躍する、赤澤燈、五十嵐麻朝、越智友己、高崎翔太、荒牧慶彦ら若手俳優たちを迎え本作を舞台化。脚本・演出は「ママと僕たち」、舞台「私のホストちゃん」などを手がける村上大樹が担当し、奇想天外な展開をコミカルに描き出す。今回公開された第2弾キャラクタービジュアルでは、高崎さん演じる、「世の中金が全て!」が座右の銘の鳴子硫黄と、荒牧さん演じるモテキャラ・蔵王立がお披露目。それぞれ再現度の高いビジュアルに仕上がっている。さらに、“地球防衛部”のメンバー5人が揃ったキービジュアルも解禁。背景には、喋る桃色のウォンバットの姿もみられ、全体的にポップなカラーリングが物語のコミカルさを期待させる。本舞台では、原作にはないオリジナルキャラクターも登場予定。草津錦史郎率いる“征服部”3人のビジュアルも合わせて、残りのキャラクターのビジュアル公開を楽しみに待ちたい。「美男高校地球防衛部LOVE!活劇!」は3月10日(木)~13日(日)、Zeppブルーシアター六本木にて上演。(text:cinemacafe.net)
2016年02月08日男子高校生たちが地球を守るために魔法少女を彷彿とさせる戦士姿に変身するという斬新な設定で人気を博したアニメ「美男高校地球防衛部LOVE!」が、「美男高校地球防衛部LOVE!活劇!」と題して舞台化。この度、赤澤燈、五十嵐麻朝、越智友己らが演じる第1弾キャラクタービジュアルと追加キャストが発表された。眉難(びなん)高校に通う箱根有基ら5人は、なんとなく「地球防衛部」に集まりダラダラと過ごしていた。そんな5人の前に、突如として現れた喋る桃色のウォンバット。 「この星を守りたい…どうか力を貸していただけませんか」ひょんなことから愛の王位継承者“バトルラヴァーズ”に任命された5人は、変身アイテム“ラブレスレット”の力で“ラブメイキング”(変身)し、愛で地球を満たす為に戦うことになる。こうしてホントに地球を守ることになった5人は、草津錦史郎率いる征服部が送り込む怪人たちと戦うのであった。2015年1月から3月までテレビ東京ほかで放送され、既に第2期制作も発表されている女性向けオリジナルアニメ「美男高校地球防衛部LOVE!」。アニメでは、山本和臣、梅原裕一郎、西山宏太朗、白井悠介、増田俊樹ら若手声優たちが出演。本作出演以降、さらに活躍の場を広げるなど、彼らの出世作としても話題となった。そんな注目作の舞台化には、赤澤さん、五十嵐さん、越智さんほか、高崎翔太、荒牧慶彦、前山剛久、伊万里有、柏木湊太ら、2.5次元舞台(2次元のマンガやアニメを上演する舞台)などで活躍するネクストブレイク必至の俳優たちが集結。そして今回、第1弾キャラクタービジュアルが解禁!「地球防衛部」のメンバーで、天真爛漫な性格、防衛部のムードメーカー的存在の箱根有基を、赤澤さんが見事に表現。また、五十嵐さんがシャツのボタンを開けて、何事もマイペースでダラダラの達人・由布院煙を演じている。そして、真面目で由布院の幼なじみ鬼怒川熱史を、越智さんが担当。トレードマークの眼鏡をかけ、髪型も原作を再現している。さらに、本公演ではオリジナルキャラクターが登場し、原作にはないスペシャルストーリーが展開。追加キャストとして、劇団員として舞台、テレビなどで活躍する山岸拓生。おん・すてーじ「真夜中の弥次さん喜多さん」をはじめ、多くの舞台に立つ西山丈也らが発表された。舞台「私のホストちゃん」」などを手がける村上大樹が脚本・演出を担当し、人気若手俳優たちが奇想天外なストーリーをコミカルに繰り広げる本舞台に、原作アニメの人気と共に大きな注目が集まりそうだ。「美男高校地球防衛部LOVE!活劇!」は2016年3月10日(木)~13日(日)、Zeppブルーシアター六本木にて上演。(text:cinemacafe.net)
2016年01月29日岸谷五朗と寺脇康文による演劇ユニット「地球ゴージャス」。その最新公演『The Love Bugs』の公開ゲネプロが2016年1月8日に行われた。本番の衣装を身につけ登場したキャスト陣。まず演出も務める岸谷が「本当にあっという間です。2か月ちょっと稽古しましたが、稽古はいくらやっても足りないもの。でも総勢34名、素晴らしい俳優が全力で作り上げてくれました。お客様がいらっしゃってくれるのが楽しみ」と挨拶。地球ゴージャスプロデュース公演Vol.14『The Love Bugs』チケット情報続いて、キャスト陣が意気込みを語る。「お客様に絶対に損はさせない!と自信を持ってお伝えします」(マルシア)、「今までにないほど不安を感じている。見応えのある物語なんですけど、ソロや殺陣など緊張する場面がたくさんあるので。頑張ります」(城田優)「大切にみんなで作り上げてきた物語。観終わった後に心に残るものは本当に暖かくて大きいものだと思います」(蘭寿とむ)。舞台中で華麗なダンスを披露する平間壮一は「キャスト全員で作り出す世界観の中で、必死に生きられるように頑張ります」と語った。今回初舞台、初ミュージカルとなる大原櫻子は「初舞台ですが、ここまでの稽古が楽しくて楽しくて。今は逆にお客さんが入ってからの変化を楽しみたい」とコメント。そんな大原に岸谷「毎日毎日すごい吸収力で、音をたてて成長していく。千秋楽後にどれだけすごい女優になってるか楽しみ」と太鼓判を押す。地球ゴージャスのもう1本の「柱」である寺脇も「最新作が代表作であるという風にいつも思って作ってますが、これは本当に誇れる代表作。稽古場での完成度はどんなに頑張っても60%、お客様が劇場いっぱいになって、エネルギーの交換をした時に初めて100%になっていく。ぜひ劇場に来て下さい」と最新作の仕上がりに感無量のようだ。開幕まで多くが謎に包まれていた今回の作品だが、タイトルの通り「昆虫」たちが繰り広げる一夜の宴、そして「愛」の物語だ。歌やダンス、アクロバットなど、エンターテイメントをこれでもかと盛り込むのは地球ゴージャス公演ならでは。また、今回は山本寛斎事務所が総力を挙げて手掛けた個性的な衣装も見どころのひとつだ。その華やかさに酔いしれ、ストーリーに秘められたメッセージを噛み締めよう。2月24日(水)まで東京・赤坂ACTシアターにて上演。その後名古屋、福岡、大阪公演を予定している。取材・文:川口有紀
2016年01月12日地球で懸命に生きる野生動物たちの姿を、初めて彼らの目線でとらえた新しいネイチャードキュメンタリー『シーズンズ 2万年の地球旅行』。このほど、日本語版ナレーションを笑福亭鶴瓶と木村文乃という“ほっこり”する2人が手がけていることでも話題の本作から、森の中でドングリ争奪戦を繰り広げるキタリスとカササギの愛らしくも白熱した映像が、シネマカフェに到着した。地球の主人公、野生生物の目線でとらえた2万年の物語を、最新の撮影機材と数多くの専門家とともに描いたネイチャードキュメンタリーとなる本作。鶴瓶さんは落語家ならではの語り口で、いままでにないネイチャードキュメンタリーの世界観を表現、また、木村さんは壮大な時間軸の中で移ろいゆく自然の様子と懸命に生きる動物たちを、俯瞰の立場でナビゲートしていく。今回到着したのは、木の実がたわわに実る秋、森の中でキタリスとカササギがキュートな白熱のドングリ争奪戦を繰り広げる映像。キタリスには、食べきれない数のドングリを地面に埋める習性がある。貯蔵したドングリは、リスにとっては冬の保存食として欠かせないのだが、せっかく埋めたドングリのことをときどき忘れてしまうことも!?とはいえ、これは森にとっては重要な行動で、土の下に埋められたドングリがやがて芽を出し、成長して木になり、森となっていくのだという。また、せっかく埋めたドングリを、まんまと盗まれてしまうこともあるようで、それを狙うのは、カラスの仲間であるカササギ。映像でも、1匹のカササギがキタリスたちのドングリを狙っている様子が映し出されている。狙われているとはつゆ知らず、美味しそうにドングリを頬張るキタリス。果たして、ドングリ争奪戦の結末はいかに!?さらに本作には、クマやウマといった動物のオスがメスの争奪戦を繰り広げる場面も登場!動物たちの白熱した生きるためのバトルの行方は、スクリーンで確かめてみて。『シーズンズ2万年の地球旅行』は1月15日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月12日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月24日、小惑星探査機「はやぶさ2」が同月3日に実施した地球スイングバイについて、結果の詳細を報告した。すでに、地球スイングバイが成功だったことは14日のプレスリリースで公表されていたが、今回、誤差300mという高い精度で軌道誘導できていたことなどが明らかになった。地球スイングバイは、地球の重力と公転を利用して、探査機を加速/減速させる技術である。燃料を使わずに加速/減速できるというメリットがあるが、目的の軌道に乗せるためには、極めて正確に探査機を誘導して、正しいルートを飛ばす必要がある。進入時の誤差が大きいと、軌道の誤差が大きくなり、修正のための燃料消費量が増えてしまう。はやぶさ2は、化学エンジン(RCS)を使った軌道修正を2回実施した。1回目(TCM1)は11月3日で、噴射時間は合計3.95秒。これで軌道の誤差を400kmから11kmへと縮小させた。さらに、11月26日の2回目(TCM2)で0.80秒の噴射を行い、この結果、誤差は11kmから3kmまで小さくなった。TCM1に先立ち、9月1日~2日には、イオンエンジンを使った軌道修正(IES-TCM)も実施していた。ここでイオンエンジンを使ったのは、RCSの燃料消費を少しでも抑えるためだ。RCSは小惑星に到着後、タッチダウンなどで使用する。未踏の小惑星では、何が起こるか分からない。燃料さえあれば自由度は増すので、少しでも節約しておきたいのだ。JAXAは当初、12月1日に3回目(TCM3)を実施する予定であったが、11月30日に軌道を推定したところ、TCM2までで十分な精度を達成できたことが分かり、TCM3はキャンセル。津田雄一・はやぶさ2プロジェクトマネージャによれば、「30km以内なら成功と見ていた」とのことで、3kmの誤差であれば、イオンエンジンの燃料消費もほとんど増えない。TCM3をキャンセルしたことで、JAXAは誘導目標点を変更、当初の的の中心から、3km離れたTCM2後の予測点を新ターゲットに設定した。スイングバイ後に軌道を正確に解析したところ、実際にはやぶさ2が通過したのは、そこから300mほど離れた地点だった。これにより、JAXAは「最終的な軌道誘導精度は300mだった」と結論付けた。「当初の目標地点から3km離れているんだから、軌道誘導の精度は3kmでは?」と思うかもしれないが、もし12月1日にTCM3を実施していたら、ほぼ同程度の精度で、的の中心近くを通過することが可能だったと見られている。上記の「精度は300m」には、そういう意味があるのだ。本来は30kmの精度でも良かったので、地球スイングバイだけを考えれば、そこまで高い精度を狙う必要は無かった。しかし地球帰還時、大切な小惑星のサンプルが入ったカプセルを分離するときには、やはり高い精度の軌道誘導が必要になる。今回は、そのリハーサルとしても考えられており、十分な能力があることを実証できた形だ。また、地球スイングバイの前後には、はやぶさ2に搭載された観測機器による試験撮影なども行われた。宇宙空間を航行中は、何を撮影しても点にしかならないのだが、地球や月を近くから撮影すれば、機器の健全性を確認できる。地球スイングバイは、小惑星到着前にそれができる、唯一の貴重な機会でもある。はやぶさ2は基本的に、太陽電池パドルを太陽に向けた「巡航姿勢」で飛行している。一方、観測機器の多くは底面側に配置されているため、地球を観測するためには底面側を地球に向けた「観測姿勢」にする必要がある。スイングバイ前は、両者の差が大きく、かなり姿勢を振らないといけなかったが、日々姿勢を切り替えることで対応した。この姿勢制御には、リアクションホイールとRCSを併用した。RCSでは偶力噴射を行うことで、軌道は変えずに姿勢だけを変えるようにするが、スラスタにバラツキがあるため、どうしても横方向の微小な推力が発生してしまう。これが軌道の誤差の原因になるため、軌道への影響を評価しながら慎重に運用を行ったという。スイングバイ後は、巡航姿勢との差が小さくなるため、観測姿勢を維持しながら、観測に注力。そして12月22日に巡航姿勢に戻し、一連のスイングバイ運用を完了した。この結果、4つ全ての観測機器に対し、問題無いことが確認できた。今後は、いよいよ小惑星リュウグウへ向け、イオンエンジンの本格的な運転が開始されることになる。今までの稼働時間は累計600時間程度だが、これからは約7,000時間(約292日分)も動かさないと、リュウグウに到着することができない。津田プロマネは「緊張を強いられる運用になる」と、今から気を引き締めた。初号機では、イオンエンジンやリアクションホイールに不具合が出てしまったが、今のところ、はやぶさ2の機器は全て順調だ。イオンエンジンの運転は2016年3月~4月から開始する予定で、津田プロマネは「我々には初号機の経験があるものの、はやぶさ2もまだ挑戦。日々起きることをハラハラドキドキしながら見守って欲しい」と呼びかけた。
2015年12月25日岸谷五朗と寺脇康文による演劇ユニット・地球ゴージャス。そのVol.14『The Love Bugs』が、2016年1月9日(土)より東京・赤坂ACTシアターを皮切りにスタートする。初日に向けますます佳境へと突入する、その稽古場に伺った。地球ゴージャスプロデュース公演Vol.14 『The Love Bugs』 チケット情報正式な顔合わせからは10日ほどだというが、稽古場によそよそしそうな空気感は皆無。まるで、ずっと前から稽古を共にしている劇団のようだ。13時、アップがスタートすると空気がピリッと一変する。さまざまなパターンのストレッチを次々と行い、入念に身体を準備してゆくが……真剣なものの、なぜか笑いが絶えない。おそらくそれは、地球ゴージャスのふたりが誰よりも周りを見て、和ませようとしているからだろう。例えば寺脇は稽古場の片隅にあった送風機で岸谷に風を当ててみたり、身体が固く前屈で倒れ込めない人同士手をふってみたり。また、岸谷は発声練習をしながら時折寺脇に「あれ練習しとこうか」と相談している様子も。長年にわたる鉄壁のコンビネーションは、少し稽古を見るだけの人間にもわかる。しかしながらこの現場、アップだけでも相当ハードだ。走ったり、飛んだり、そして入念な発声練習……その様子はさながら「部活」。地球ゴージャスの醍醐味は、歌、ダンス、アクロバット……公演ごとに様々な要素が加わった「エンターテインメント」であるということ。キャストに求められるものは、その分高くなるというわけだ。入念に時間をかけてアップを行った後、岸谷が厳しい演出家の顔を見せる……と思いきや、キャストのひとりがまだ靴を履いている途中。「菜央が靴はいてまーす」の言葉にまた笑いが起こる。この日はまず、1幕を冒頭から通してゆく。今回の公演は「虫」の世界を描いたもので、場面は虫達の「特別な夜」から始まる。平間壮一と大原櫻子の初々しい出会いのシーン、そこに現れる、城田優演じる“伝説の男”。個性的なキャラクターと早いストーリー展開に引きこまれ、群舞の迫力に圧倒される。ある程度進んだ所で切り、細かく演出をつけていく岸谷。特に今回初舞台となる大原には、何度も丁寧に説明していた様子が印象的だった。さまざまな「謎」を秘めた今回の公演、はたして「虫」たちの運命は……?その答えはぜひ本番で確かめて欲しい。初日まで1か月、ますます熱気を帯びていくであろうこのカンパニーの姿を、ぜひ楽しみにしていよう。公演は1月9日(土)から2月24日(水)まで東京・赤坂ACTシアター、3月1日(火)から3日(木)まで名古屋・愛知県芸術劇場、3月11日(金)から13日(日)まで福岡・福岡サンパレス、3月19日(土)から29日(火)まで大阪・フェスティバルホールにて。取材・文:川口有紀
2015年12月14日「地球最後の秘境・深海はどんな世界? - しんかい6500パイロットに聞いてみた」はコチラ「地球最後の秘境・深海はどんな世界? - 日本人映像監督初! 山本氏の深海体験」はコチラJAMSTECが約10年後の実現を目指す有人深海調査船「しんかい12000」構想。気になるのが「しんかい12000」とはいったいどのような船なのか、という点。現在の「しんかい6500」から何がどう進化し、何ができるのか。磯崎芳男JAMSTEC海洋工学センター長に詳しく聞いた。○全面ガラス窓で「フルビジョン」を―しんかい12000の特徴を聞かせてください磯崎:コンセプトは「フルデプス」、そして「フルビジョン」です。研究者が超深海に触れるような感覚をできるだけもたせることをキーにしています。現在の「しんかい6500(6K)」にある直径約12cmの小さい窓ではなくて、全面をガラス窓にしたい。―全面ガラスですか?磯崎:そうです。究極の「フルビジョン」です。―それは楽しみですね!磯崎:実は一度、6Kに乗せてもらったことがあるのです。「センター長を一度乗せろ」と(笑)。震災の後に乗りたかったのですが「センター長を乗せる暇はありません」と言われてね(笑)。実現したのは翌年の2012年4月です。そのときに何を感じたか。自分が想像していたより深海が豊かな世界であることです。相模湾初島南東沖1227mまで潜ったのですが、赤や紫のイソギンチャクなどがいてカラフルなのです。そのときに「外に出たい」と思いました。出たらそこはもっと素晴らしい世界だろうなと。だからできるだけ研究者にもそういう感覚を持ってもらえるようにしたいですね。―だから全面をガラスに?磯崎:はい。もうひとつは効率的に潜りたい。6Kは3人乗りで研究者は一人だけです。研究者が二人乗れるようにしようと現在計画していますが、潜航の約8時間の中で往復に5時間かかるので、研究に使えるのが約3時間。研究者一人の目は二つあるから「6時間アイ(Eye)」だと言っています。準備に膨大な時間と予算を投じて、6時間アイではもったいないねと。複数の研究者ができるだけ長い時間潜れるようにしたい。もし、24時間潜れれば、たとえ片道5時間(現在は2.5時間)かかるとしても往復10時間で残りは14時間あります。さらに研究者を複数潜れるようにするつもりです。たとえば二人とすると、14時間×4つの目で「56時間アイ」。二日間に1回の潜航とすると一日あたりは「28時間アイ」で、6Kの約5倍になります。だから6Kの5倍の予算を投じてもいいだろうと。そこまで費用はかかりませんけどね(笑)。―今の6Kは日帰りですが、超深海底に滞在するのですか?磯崎:海底に1~2日程度は滞在できるようにしたいです。そのために耐圧殻を二つ作り、進行方向の耐圧殻はガラス球で、後方はチタン合金の耐圧殻にしてパイロットが横になれるレストルーム兼用にするつもりです。簡易トイレも作ります。でも上のイラストをよく見てください。後方の耐圧殻に出窓がありますね。研究者は眠らずに深海の様子を観察し続けるでしょう。そこで耐圧殻から頭を半分出して、ぐるっとまわりが全部見られるように、半球型の窓を出しているのです。―国際宇宙ステーションの出窓「キューポラ」みたいですね。最大何人まで乗れますか?磯崎:最大6人乗りで、そのうち4人が研究者です。―イラストでは2人が椅子に座っていますね。6Kでは寝転んだ姿勢ですが磯崎:研究者も椅子に座らせる予定です。だから居住性はよいと思いますよ。内部も6Kは昔風に箱ものが多いです。6Kが開発されたのは1980年代、ブラウン管テレビの時代ですからね。でも今は有機ELの時代でタッチパネルが主流です。耐圧殻のガラス球に文字を映せばいいのです。―6Kはあえてアナログにしているのかと思いました磯崎:アナログにもよい面はあります。たとえば航空機のコックピットはどんなに発達してもアナログのメーターがあります。デジタル画面の数字を読むのではなく、針が上をさしているから正常だとか、ぱっと判断できるように。でもアナログ画面をガラス球に映せばいい。○母船からのクレーン方式も変わる!―フルデプス、フルビジョン、効率性アップ……楽しみです磯崎:母船も新しくするつもりです。今は支援母船「よこすか」の後ろからクレーンで下ろして着水させ、スイマーがケーブルを手ではずしています。そのスイマーたちの安全を確保するために天候の条件があるのです。「ちきゅう」(地球深部探査船)という船の内部を見たことはありますか?―はい、つい先日……磯崎:船の真中にムーンプールという開口部があって、そこから掘削しますよね。「しんかい12000」の母船も真中に開口部が欲しい。そこから「しんかい12000」を出し入れしたいのです。―そうすると、スイマーは必要なくなるんですか?磯崎:はい。揺れずに静かに海におろすことができます。現状はたとえばインド洋まで出かけて行ったのに、天候条件が悪くて「今日は潜れません」と潜航しないことがあります。安全第一とわかっていても研究者にしてみれば、せっかく得た機会だし、はるばるインド洋まで行って潜れなかったりすると、愚痴のひとつも言いたくなります。潜れる機会をいかに増やすかも効率化にとって大事です。―ムーンプールを作れば天候にはほとんど左右されなくなりますか?磯崎:船が留まれる限り大丈夫です。―それはよいですね。着水するまでの揺れも解消されそうです。ところでロボットアームは研究者が操作できるようにするのですか?磯崎:それは遠からずできると思います。日本はロボットアームの技術が発達しています。現在ロボットアームはコパイロットが操作していますが、研究者が自分で操作できるようにしたい。研究者が船内からグローブを装着して動かすと、関節の動きが船外のアームに伝わって動かすことができる。さらに圧力センサーや温度センサーなどをつけることで、アームがふれた対象物の温度や触覚などを研究者が指先に感じられるようにする。そんなに難しくないと思っています。海底から噴き出す熱水は200度や300度もあって火傷してしまうので、それは防いであげないといけないですけどね(笑)。―かなり最先端の技術ですね。今最先端の技術を盛り込もうとしているのですか?磯崎:もし「しんかい12000」ができるとすれば10年ぐらい先です。そのとき世の中はもっと先を行っているでしょう。今は夢かもしれませんが、絶対に世の中の技術は追いついてくる。逆に今ある技術でやったら10年先にはもう古びてしまいます。―さまざまな挑戦があり、開発段階自体もとても興味深いですね。磯崎さん自身の6K乗船経験が元になっているだけに、目指す船のカタチが明確ですね磯崎:深海に潜ったときの発光体が非常に印象深かったのです。深海に潜ったあとに水深500mぐらいまで戻ってくると発光生物が漂っています。上昇してくる6Kに発光生物が当たって光ります。上昇する6Kの中から見ると、相対的に海底に沈んでいくように見えます。まるで海の中に無数の星が降るような、光の世界に包まれるのです。―きれいでしょうね……磯崎:微弱な光なので、人間の目でないと見られない。乗った人しか見られない世界があってもいいのかなと思います。聞けば聞くほど魅力的な「しんかい12000」構想。次回は、実現に向けた現状と課題について伺う。
2015年12月04日