「大平貴之」について知りたいことや今話題の「大平貴之」についての記事をチェック! (2/2)
この夏、猛暑に見舞われた日本列島。移動するにも億劫だ。ならばプラネタリウムで日本や世界を旅し、さらに宇宙の旅を堪能してはいかがだろうか?千葉県立現代産業科学館では2006年から毎年夏、スーパープラネタリウム「MEGASTAR」の上映会を行っている。今年でちょうど10周年。これまで延べ12万4000人を動員した夏の目玉企画だ。特徴は毎年、進化したMEGASTARが見られること。開発者であるプラネタリウム・クリエイター大平貴之さん曰く「直径23mの大きなドームで、毎年できうる最新最高の技術やアイデアに挑戦し、多くの皆さんに楽しんでもらう場」。大平さんと言えば、常識を破る新しいプラネタリウムを開拓し続けてきた人。その最先端の世界が毎年夏、発表されるという貴重な場なのだ。さて今年はどんな風に進化しているだろうか?8月3日に同館で開かれた内覧会で最新作「星のある風景~旅~」が公開された。テーマは「旅」。大都会の夜景から始まり列車に乗って日本の旅へ。各地で実写したという大自然の美しさ、そこに息づく生き物たちが放つ微かな光、天の川の星々に癒される。さらに飛行機に乗り日本から世界へ。大都会の夜景を眼下に航空機が離陸し、雲を抜けたとたんにどーんと広がる星空はMEGASTAR-FUSIONの真骨頂であり、思わず息をのむ。移り変わる自然の中で、雲間から少しずつ星が見えてくるときのわくわく感、現れる大宇宙の星々の圧倒的な存在感…こんな体験は他のプラネタリウムではなかなかできない。そして見どころは、宇宙への旅立ちだ。過去の作品では地上で見上げる星々を表現してきたが、本作では三次元の宇宙を飛ぶ。星々の中を突き進むにつれ、見慣れた星座も形を変え、後ろに飛び去っていく。デジタル映像では見られる表現だが、光学式とデジタル式を融合したMEGASTAR-FUSIONで表現するのは今回初めて。光学式で投影される星は強いきらめきを放つため、その中を飛ぶ宇宙旅行は、全身に強く刻み込まれるスペシャルな体験となる。今回の番組用に、従来のMEGASTAR-FUSIONシステムに加えて専用の光学式個別投影機10台を新たにそろえ、1つひとつの星の位置を高速で変えリアルタイムで制御するという最新技術を駆使している。「FUSIONは新しい進化を遂げた。今後の方向性を示す大きな一歩です」と大平さん。いったいどこまで進化し続けるのか、これからの展開も楽しみだ。地上の光が放つ星、夜空の星、この世は星で満たされている。その中を縦横無尽に飛ぶこの夏限りのスペシャルな宇宙旅行にぜひ出かけて見てはいかがだろうか。上映は8月23日(日)まで。9日(日)と16日(日)は大平貴之氏の上映解説会がある。
2015年08月04日セレクトショップ「1LDK」をはじめ、数々のコンセプトストアをプロデュースしてきた「alpha PR」の南貴之。その新たなセルフプロデュースショップ「グラフペーパー(Graphpaper)」が2月27日、東京・神宮前にオープンした。住所は東京都渋谷区神宮前5-36-6。グラフペーパーでは商品は作品に置き換えられ、それらをキュレーションすることを目的としている。モチーフとなったのはハラルド・ゼーマンがキュレーターを手掛けた、69年の展覧会「WHEN ATTITUDES BECOME FORM」。同時代の美術をレギュレーションに縛られずに紹介したゼーマンの姿勢を受け継ぎ、アイテムの見せ方、フレキシブルなアイディアの発信を追及した店づくりを行っていく。なお、今回のオープンにあたり南は、閑静な住宅街のマンションの1階と奥2階をリフォーム。美術館のようにミニマルで直線的なアプローチで、その光景はこれまで彼が手掛けてきたショップのイメージとは全く違うコンセプトで作られた。オープンを記念してグラフペーパーでは、2つのブランドとコラボレーション。「カシラ(CA4LA)」を経て独学で帽子作りの腕を磨いた佐藤一歩のオリジナルブランド「カムズアンドゴーズ(COMESANDGOES)」からは、トレンドのロングブリムハット(2万1,000円)が提供される。素材にはチェコ原産の最高級ラビットファーが使用され、カラーパレットにはブラックとグレーの2色を用意した。一方、「マーカウエア(MARKAWARE)」とのコラボでは、定番のナイロンフライトジャケット「L-2B」を別注。タイトなシルエットで現代ファッションとの調和を図り、更にエポレットを外してミニマルなデザインにこだわった。
2015年03月05日●クリスマスまでの限定イベント東京都・銀座のソニービルでは、2014年11月7日から2014年12月25日までの期間に「サウンド・プラネタリウム 2014」を開催する。光学式プラネタリウム投影機「MEGASTAR-II」を使用し、「月への旅」をテーマとした上演を行う。本稿では、その試写会の様子をお届けする。○とにかく体験してほしい"至福の15分"サウンド・プラネタリウムは今回で2回目の開催。4台のソニー製プロジェクター、最上位に位置づけられるスピーカー「SS-AR1」と「SA-NA9ES」、マルチチャンネルインテグレートアンプ「TA-DA5800ES」など、豪華な機材を使用してプラネタリウム映像とハイレゾ音楽を楽しめる。1回の上映は約15分だ。プラネタリウムの投影には、プラネタリウム・クリエイターの大平貴之氏が開発した「MEGASTAR-II」を使用。MEGASTAR-IIは、普段見ることのできない1,000万個の星を映し出す。試写会には、ソニー ブランド戦略部 ゼネラルマネージャー 清水徹氏、本プラネタリウムの制作・監修を務めた大平貴之氏が登壇した。清水氏は「ハイレゾという言葉の認知度が向上してきていることもあってか、昨年の開催では非常に大きな反響を得られた。映像も音楽もディテールにこだわったもので、いいコラボだと思う。ハイレゾ音楽の良さは実際に聞いてみないとわからないので、心地良い"至福の15分"をとにかく体験してほしい」と述べた。プラネタリウムの制作・監修を務めた大平貴之氏も登場。大平氏によると「映像は1回目よりパワーアップした内容になっており、ソニーのプロジェクター4台を使ってより鮮明に映し出される」とのことだ。ハイレゾ音楽については「怖いくらい細かくて、質感まで伝わってくる」と評した。元ソニー社員でもある大平氏は「かつていた場所の方々と一緒に何かを作り上げられて感慨深い」という。●藤井フミヤさんの語りが月へ誘う○ハイレゾ音楽と月へ本編のナビゲーターは歌手の藤井フミヤさんが務める。藤井さんのナレーションとともに、上映中には、L’Arc~en~Ciel「READY STEADY GO」、マイケル・ジャクソン「Love Never Felt So Good」、藤井フミヤ「Another Orion」の3曲がハイレゾ音源で再生される。サウンド・プラネタリウムはソニービル8Fの「OPUS(オーパス)」にて上映される。OPUSの最前列にはビーズクッションが用意されており、あいていれば寝転がってプラネタリウムを鑑賞することも可能だ。天井にも満天の星空が広がるので、筆者も寝転がって鑑賞することにした。"月への旅"は、藤井さんの語りからスタート。音質が良いせいで、すぐそばに藤井さんがいて語りかけてくるような錯覚に陥るくらいの臨場感がある。疾走感のある「READY STEADY GO」とともに、地球から月へひとっ飛びだ。月に到着してから流れる曲は「Love Never Felt So Good」。繊細な息づかいが聞こえてくる。英語の発音独特の、空気の音がしっかりと聞き取れるくらい緻密な音となっていた。月から地球へ帰ってくる際に流れるのは「Another Orion」だ。バックで演奏しているオーケストラの弦楽器の音が濃密に感じられ、特に低音がしっかりと鳴って心地よい。○"体験してナンボ"のサウンド・プラネタリウム 2014プラネタリウムの鮮明な映像もさることながら、どの楽曲も歌い手が"その場にいるみたい"な感覚で臨場感たっぷりだ。ハイレゾ音楽については、イベント冒頭で清水氏が述べた通り、"体験してナンボ"といった部分があるので、この機会に銀座の街で月への旅を体験してみてはいかがだろうか。「サウンド・プラネタリウム 2014」は入場無料で、開館時間は11時から19時までとなっている。なお、再生される楽曲はイベント開催期間の前半と後半で異なる。11月7日から11月30日までのイベント前半ではL’Arc~en~Ciel「READY STEADY GO」、マイケル・ジャクソン「Love Never Felt So Good」、藤井フミヤ「Another Orion」の3曲、12月1日から12月25日までのイベント後半ではユニコーン「Feel So Moon」、平井堅の最新楽曲、藤井フミヤ「夜明けのブレス」の3曲だ。
2014年11月06日鈴井貴之率いるOOPARTSの待望の新作『SHIP IN A BOTTLE』が11月1日、東京グローブ座で開幕した。舞台上にはシーソーが、なんと12台!俳優たちはギッタンバッタンと舞台上を飛び回る、命がけの舞台だ。OOPARTS『SHIP IN A BOTTLE』閉ざされた空間に興味があるという鈴井が今回選んだ題材は、洋上のマグロ漁船。刑務所の経費削減のため、犯罪者を遠洋漁業に従事させている海上刑務所なのだ。乗っているのは様々な過去を抱えた犯罪者たち。町中で全裸になった大宮(大内厚雄)、小銭窃盗の常習犯・鳥居(三津谷亮)、下着泥棒の犬山(諏訪雅)、偽装結婚した女・小杜A(石田剛太)、船酔いがひどい元公務員の井座波(納谷真大)。そして船長(藤村忠寿)と機関士の異国人・ビン(鈴井貴之)。犬山の目にだけ映る小杜B(熊川ふみ)も登場する。幕開きは嵐の海、傾斜した舞台上を転げまわる俳優たち。そして嵐が過ぎ去ると一転、傾斜舞台は横向きに4台×3=12台の稼働式シーソーに早替わりする。難破寸前の船の物語だから揺れる芝居だろうとは思っていたが、リアルに揺れる迫力満点の舞台セットにびっくり。俳優たちはシーソーの上をバランス取りながら動きまわる。バタンと上下が何度も入れかわるシーソーが不安感をあおりたてる。観客もビクッと、緊張が広がる。ほとんど話したことがなかった犯罪者たちだが、生き残るためには力を合わせなくてはならない。しかし、勝手な主張をするばかり。そのうち、死んだと思った船長が生きていたり、意外な過去があぶりだされたりと、物語は二転、三転、四転、五転……!?体力勝負のアスレチックのような装置、船上の男臭い生き残り合戦。ハードな設定だが、そこは「水曜どうでしょう」(HTB)のミスターこと鈴井の作・演出だけに、笑いもふんだんに盛り込まれる。今回は藤村ディレクターの出演も話題だが、新人俳優離れしたとぼけた愛嬌と度胸で次々と爆笑を巻き起こす。さすがの名コンビだ。ところが、この笑いも落とし穴。ふと気づくと、ぞわぞわと恐怖が押し寄せている。小さな犯罪の奥に潜む大きな現実。漁船の積み荷の秘密を知ると、自分の足元がシーソーになったかのような不安感にさいなまれる。ビンの故郷の場面では、舞台上でただ黙って空を見つめる鈴井にくぎ付けになる。ビンの目に、このニッポンはどう映っているのか。今、目の前にある物語は本当なのか、何が真実なのか。流行りの映像効果や、派手な音楽は一切ない。あるのは役者の生身の肉体と、言葉だけ。潔く体当たりで挑む舞台から届くエネルギーは濃密だ。揺れるニッポンで、どうやってバランスを取ったらいいのかもわからない毎日。それでも進み続けなくてはというパワーをもらえる舞台なのだ。公演は11月9日(日)まで。チケットぴあでは東京公演の当日券・前日販売をWEBと電話で受付中。なお、東京公演の後、大阪、名古屋、札幌を巡演。取材・文:田窪桜子
2014年11月04日タレントで映画館の鈴井貴之、俳優の大泉洋らが所属するクリエイティブオフィスキュー主催のライブステージ「CUE DREAM JAM-BOREE 2014」の千秋楽公演が、7月27日に動画サービス「ニコニコ生放送」にて生中継されることが明らかとなった。「CUE DREAM JAM-BOREE 2014」は、クリエイティブオフィスキューが開催する2年に1度のエンタテインメントライブステージ。今回のテーマは「わ・ジャンボリー」となっており、日本の心を意味する「和」、ステージと客席の対話を意味する「話」、広がる大きな輪を意味する「輪」という3つの「わ」を表現しながら、歌やトーク、冒険活劇などが繰り広げられるという。番組では、7月27日に北海道・札幌きたえーるで開催される同ステージの千秋楽公演を生中継。出演者は鈴井貴之、大泉洋、安田顕、森崎博之、戸次重幸、音尾琢真、小橋亜樹、北川久仁子、オクラホマ(藤尾仁志・河野真也)、大下宗吾、NEXTAGEで、 TEAM NACSの各メンバーによる新曲披露をはじめ、月光グリーン、Jake stone garage、Chimaによるライブも行われるとのこと。また、当日はオフィスキューからの重大発表も予定されている。なお、本番組は有料放送となっており、視聴には事前に購入したチケットが必要。料金は1,000ニコニコポイント(1,000円)で、専用ページにて購入できる。販売期間は7月27日15:00まで。詳細は番組ページまで。番組名:「『CUE DREAM JAM-BOREE 2014』ニコニコ生放送 生中継」放送日:2014年7月27日(日)放送時間: 12:00~番組ページはこちら
2014年06月29日東京国際フォーラムでは2013年1月27日まで、「SPACE BALL」が開催されている。同イベントは、宇宙旅行を体感できる世界初の移動式全天球シアター。最先端の技術を駆使して、前後左右、上下と、全身を星空と映像、立体音響で包みこみ、意識が変化するような新しい体験が得られるという。企画プロデュースは、プラネタリウム・クリエーター大平貴之氏。氏が開発したプラネタリウム「MEGASTAR」の最新機と超高解像度映像とで、壮大な宇宙空間を演出している。会場は、東京国際フォーラム ガラス棟地下一階ロビーギャラリー。開催日時は、2013年1月27日までで、1月1日は休演となる。時間は10時~22時。10分プログラムの各回定員30名・完全入替制で、毎日36回上映される。料金は、前売り券:一般1,500円、小学生500円、当日券:一般1,800円小学生600円。その他、詳細は公式サイトで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月21日川崎街コン運営事務局は25日、プラネタリウム鑑賞と街コンを組み合わせた「プラネタリウムコン(通称:星コン)」を開催する。同イベントは二部構成になっており、第一部は「かわさき宙と緑の科学館」でプラネタリウム鑑賞、第二部では街コン(交流会)を行う。かわさき宙と緑の科学館は、川崎市在住のプラネタリウムクリエータ・大平貴之氏が開発した世界最高クラスのプラネタリウム「MEGASTAR-III FUSION」を配備。土日は1日のチケットが発売開始30分で完売するほど人気が高いという。その後、登戸駅、向ヶ丘遊園駅付近の複数の飲食店で街コンを行う。科学館のある生田緑地は、天体観測が盛んな場所であり、川崎市を星の街としてPRし、地域商店街を活性化させる事を目的に、街コンを開催するとのこと。大平氏は「僕が作ったMEGASTARの星空の下で出会い、ひかれ合い、思いやりがはぐくまれ、星好きな子孫が未来の地球を支えていくことを願っています。素晴らしい出会いがありますように。」とコメントしている。開催時間は11時~17時。参加費は女性3,900円、男性5,900円(プラネタリウム鑑賞代+飲食代含む)。20歳から35歳の男女、同性2名1組で申し込み。60名(男性30名、女性30名)の定員になり次第、受付を終了する。チケットの申し込みは公式ホームページもしくはローソンチケット(ローチケ.com)にて受付を行っている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月12日六本木ヒルズ 森アーツセンターギャラリーは23日より、「スター・クルーズ・プラネタリウム」を開催する。同イベントは、2010年と2011年に期間限定で開催し、計45万人を動員した「スカイ プラネタリウム」をパワーアップさせた、体験型プラネタリウム。星空を歩ける三次元プラネタリウムの楽しさはそのままに、新たに、仮想の宇宙船に乗り込み、時空を超える不思議な宇宙旅行が味わえるという。総合プロデューサーはプラネタリウム・クリエーター大平貴之氏。会場構成は、ロマンあふれる宇宙へのプロローグ「土星ステーションへの旅」、壮大な宇宙のスケールを体感「新 3D SKY WALK-太陽系から銀河系の果てまで-」、準光速で衝撃の未来を目撃「未知なる地球への帰還」、静かなるエピローグ「MEGASTAR -荘厳なる星空-」の4つ。会場内に最新の観測データをもとに宇宙空間を再現し、ロマンあふれる宇宙への旅を演出する。開催期間は、11月23日~2013年2月11日。時間は11時~22時(金曜・土曜・休前日は23時まで)、入館は閉館時間の30分前までとなる。場所は、森タワー52F森アーツセンターギャラリー(東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ)。入館料は一般2,000円、学生(高校生・大学生)1,500円、子ども(4歳~中学生)800円で、東京シティビュー入館料を含む。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月12日森アーツセンターギャラリーでは、この冬期間限定で「スター・クルーズ・プラネタリウム」を11月23日から2月11日まで開催する。同イベントは、過去に45万人を動員した「スカイプラネタリウム」をパワーアップしたもの。星空を歩ける3次元プラネタリウムはそのままに、新たに時空を超える不思議な宇宙旅行を味わえるようになっているという。会場は4つのエリアで構成されている。ゾーン1は、宇宙へのプロローグとなる「土星ステーションへの旅」。近未来の地球を舞台に仮想の宇宙船に乗り込んで、137億光年かなたの宇宙の果てへと旅立つ。船長はプラネタリウム・クリエイターの大平貴之氏が務めるとのこと。ゾーン2は、壮大な宇宙のスケールを体感する「新3D SKYWALK」。太陽系から銀河系の果てまでを3Dで再現し、直径約4メートルの動く太陽系模型や、立体スクリーンに投影された銀河系を見ることができる。特殊発光体で再現した星空はウォークスルーとなっており、夜空の散歩も楽しめるという。ゾーン3は、準光速で未来を目撃する「未知なる地球への帰還」。光速に限りなく近い準光速で137億光年かなたの宇宙の果てに行き、地球へと帰還。そこで目にする「驚くべき地球の様子」をフルCGで再現するという。ゾーン4は、エピローグ「MEGASTAR 荘厳なる星空」。時空を超えた宇宙旅行から、現代の地球に戻る。かすかな光まで再現した「MEGASTAR」(大平貴之氏が開発したレンズ式移動型プラネタリウム)の夜空を眺めながら、旅の余韻を味わえるとのこと。開催時間は11:00から22:00(金・土・休前日は23:00まで)。入場料は、一般2,000円、高校・大学生1,500円、4歳から中学生まで800円。なお、展望台入館料および森美術館入館料を含む(一般1,500円)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月05日10月6日(土)より東京・ル テアトル銀座 by PARCOにて『樹海 -SEA of THE TREE-』と題した新作舞台が上演される。作・演出の鈴井貴之に話を訊いた。TEAM NACSが所属するクリエイティブオフィスキューの会長を務める鈴井は、タレント・構成作家として『水曜どうでしょう』など北海道発のテレビ番組を全国的なヒットに導く一方、近年は映画監督としての注目度も高い。舞台を手がけるのは2年ぶりだが、そもそもキャリアの出発点は演劇だった。様々な表現分野に精通する異才が、今、演劇で何を描くのか。「テレビでできることを舞台でやる必要はない。演劇でしかできないことを表現したい」という鈴井の言葉が印象的だ。「今回選んだ“自殺”というテーマは、他のジャンルでは扱いづらいかもしれません。といって、年間3万人という数を見過ごすことはできない。舞台を通して、自殺を考えてしまう人に何か伝えられることがあると思うんです」。“もしも樹海で自殺志願者同士が鉢合わせしたら?”という物語の着想がユニークだ。死にたい事情を抱えた4人が、我こそは自殺するのにふさわしい人間だと言い合う。自分を見捨てようとしている人間が、自己主張せざるを得ない不条理。その光景はまさにコメディといっていい。演じるのは、キャラメルボックスの岡田達也、佐藤めぐみ、井之上隆志、石井正則。鈴井は「それぞれのカラーが際立っていて面白いですよ! それを融合しようとせずに、マーブル模様というか、まだらな感じで舞台に乗せたいと思います」と4人の個性に信頼を寄せる。注目したいのが、“俳優・鈴井貴之”のインパクトだ。「“赤いキツネ”を演じます。場をかっさらうはずだったのに、稽古をしてみると、僕の登場シーンの前から爆笑の連続で、想定より笑いのハードルが上がってしまった。大やけどしないように気をつけます」。すでに第八稿まで重ねているが、台本のブラッシュアップはこれからも続く。「往生際が悪いんですね。先日、実際に樹海まで行ってきたんですけど、そこで新たに生まれたイメージもあるので。公演中も改稿していくかもしれません」。多面的な活動で磨かれた複眼のアングルと、北海道に拠点を置くアウェイの視点があるからだろう。鈴井は固定概念にしばられない。「悪いのは、強い思い込み。それが時には自殺を選ばせてしまう。今はみんな生真面目すぎますよね。だから、もう少し気楽に行こうよ、と。それが僕の願いなんです」。10月11日(木)までル テアトル銀座 by PARCO、10月13日(土)・14日(日)に愛知・名鉄ホール、10月20日(土)・21日(日)に大阪・イオン化粧品 シアターBRAVA!にて上演される。チケット発売中。
2012年09月18日