展覧会特別企画「奈良大和四寺のみほとけ」が、2019年6月18日(火)から9月23日(月・祝)までの期間、東京国立博物館本館11室にて開催される。日本の仏教文化を伝える仏像などが奈良の四寺から集結奈良県北東部は、ヤマト政権が都をおいた土地と伝承され、飛鳥時代の政治の中心地「国中」と呼ばれた場所として由緒ある寺が点在している。特別企画「奈良大和四寺のみほとけ」では、そんな古代日本の歴史が詰まった場所に位置する岡寺、室生寺、長谷寺、安倍文珠院の4つの寺の貴重な仏像などを展示。日本の仏教文化を伝えるみほとけから、卓越した造形美や当時の信仰の厚みを感じることができる。岡寺飛鳥時代後期から奈良時代にかけて活躍した高僧「義淵僧正」が開いた場所として伝えられる岡寺。国宝「義淵僧正坐像」は、「義淵僧正」の像として伝えられるもの。深く刻まれた皺に深い精神性を感じさせる日本古代高僧像の名作だ。長谷寺「こもりくの初瀬」と呼ばれる場所に位置する長谷寺。神々がすまう土地と考えられてきたこの地域には、仏教伝来以降、仏像が安置されるようになっていく。重要文化財「十一面観音菩薩立像」もその中の一つ。奈良時代8世紀初頭につくられた後、消失、再興を繰り返してきた鎌倉時代の長谷寺式十一面觀音菩薩像の優品である。室生寺急峻な山の斜面にたたずむ室生寺。上流部分の渓谷には多くの洞窟が点在し、その中には龍神が棲むと信じられていた。龍神信仰をもとに開かれた寺には、多くの層が訪れ、独自の仏教文化が育まれていく。寺に伝えられる国宝「十一面観音菩薩立像」や「釈迦如来坐像」からは、室生寺の深く豊かな歴史を感じることができる。安倍文殊院645年、左大臣安倍倉梯麻呂が安倍氏の氏寺として建てた安倍文殊院。現在の本尊である文殊菩薩騎獅像は、日本三大文殊の一つ。像内から発見された国宝「文殊菩薩像像内納入品 仏頂尊勝陀羅尼・文殊真言等」には、平安時代末鎌倉時代前期の僧、明遍が、1220年に書写したことが巻末に記されている。【詳細】特別企画「奈良大和四寺のみほとけ」期間:2019年6月18日(火)~9月23日(月・祝)会場:東京国立博物館 本館1階11室(彫刻展示室)住所:東京都台東区上野公園13-9開館時間:9:30~17:00※金・土は21:00まで※9月20日(金)、21日(土)は22:00まで(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜日※7月15日(月・祝)、8月12日(月・休)、9月16日(月・祝)、9月23日(月・祝)は開館。※7月16日(火)、9月17日(火)は休館。入館料:大人620円(520円)、大学生410円(310円)、高校生以下および満18歳未満と満70歳以上無料、9月16日(月・祝)敬老の日は無料。※総合文化展観覧料、および開催中の特別展観覧券(観覧当日に限る)で観覧可能。※( )内は20名以上の団体料金。※子ども(高校生以下および満18歳未満)と一緒に来館した人(子ども1名につき同伴者2名まで)は、団体料金で総合文化展を観覧可能。※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳などを提示。※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の人は無料。入館の際に年齢のわかるもの(生徒手帳、健康保険証、運転免許証など)を提示。【問い合わせ先】03-5777-8600(ハローダイヤル)
2019年06月09日大和茶を使用した抹茶大福の専門店「GRAN CHA」が、2019年4月28日(日)に近鉄奈良駅近くにオープンする。奈良・平安時代に唐への留学僧がお茶の種子を持ち帰ったのが始まりといわれる、日本の茶文化。その中でも日本茶のルーツとされ、1,200年以上の歴史を持つ「大和茶」は、標高300m以上の高冷地で育てられていたことから、香りが高く、渋みの中に旨みが残る味わいが特徴だ。今回オープンする「GRAN CHA」は、そんな「大和茶」の香り高さを引き出すために開発された抹茶大福「口・福・餅」の専門店。3種類の「大和茶」を使用し、抹茶クリーム、塩餡、抹茶餅、抹茶パウダーの4種構造が特徴の「口・福・餅」は、徐々に濃度が高くなっていく1〜5番の5種類を展開。最高濃度の5番は、日本で最も濃いという、濃厚な抹茶の旨味が楽しめる一品となっている。また、店内には和の雰囲気が感じられるカフェも併設。ぜんざいと濃度4の抹茶大福を合わせた「口福餅ぜんざい」や、抹茶大福をトッピングした「ふわふわ大和煎茶のミルクかき氷」などのカフェメニューが楽しめる。【店舗情報】「GRAN CHA」オープン日:2019年4月28日(日)住所:奈良県奈良市東向中町22※近鉄奈良駅から徒歩3分営業時間:10:00~17:00TEL:0742-26-4834販売商品:・口・福・餅 1個 250円・串大福(2個) 450円・口・福・餅 3個 850円・口・福・餅 6個 1,600円<カフェメニュー>・わらびもち 900円・口福餅ぜんざい 600円・口福餅と大和抹茶のセット 900円・ふわふわ大和煎茶のミルクかき氷 1,000円・ふわふわ大和ほうじ茶のミルクかき氷 1,000円・ふわふわ黒豆きな粉のミルクかき氷 1,000円・はちみつ和紅茶 600円
2019年04月28日日本最古の“監獄”であり、国の重要文化財に指定されている「旧奈良監獄」が、星野リゾート運営のラグジュアリーホテル「星のや奈良監獄」として生まれ変わる。2026年春にオープン予定だ。五大監獄のひとつ「旧奈良監獄」が「星のや」に生まれ変わる「旧奈良監獄」は、明治政府が監獄の国際標準化を目指して計画し、明治41年に完成し、2017年まで少年刑務所として使われていた五大監獄のひとつ。歴史を感じさせる赤れんが造の建物は、監獄とは思えぬほど美しい佇まいで、歴史的価値が高く意匠的にも優れた近代建築であるとして、国の重要文化財にも指定されている。ジョン・ハビランドが手掛けた「ハビランド・システム」という近代監獄の象徴的な建築構造が取り入れられており、看守のいる監視所を中心に据え、複数の収容棟が放射状に伸びている。ラグジュアリーな“監獄ホテル”の誕生へ高級旅館などを展開することで知られる星野リゾートは、今回この歴史深い施設に着目し、赤れんが建造物の魅力を最大限に活かした上質な宿泊施設を実現すべく、ホテル仕様の改修を実施。「星のや奈良監獄」のホテル運営だけでなく、日帰り利用可能な旧奈良監獄の歴史や施設を知ることのできるミュージアム施設も計画している。なお、星野リゾートが手掛ける「星のや」は、圧倒的な非日常を提供するホテルブランドとして、国内外各地で展開されている。その土地の風土や歴史、文化などを知る喜びを織り込んだ宿泊提案は、唯一無二のラグジュアリー空間を創出している。施設情報星のや奈良監獄開業時期:2026年春(予定)住所:奈良県奈良市般若寺町18建築面積:星のや奈良監獄:6,226平方メートル/ミュージアム(仮名称):1,762平方メートル延床面積:星のや奈良監獄:10,343平方メートル/ミュージアム(仮名称):2,168平方メートル敷地面積:100,478.80平方メートル (付帯のミュージアムを含む)客室数:48室付帯施設:レストラン、ラウンジ、ミュージアム(ミュージアムは、日帰り利用可能)ホテル計画:東環境・建築研究所ランドスケープデザイン:オンサイト計画設計事務所
2019年04月05日奈良市にある「工場跡事務室」は、その名の通り大正末から昭和50年代半ばまで稼働していた工場跡をリノベーションしてできた隠れ家的なカフェ。東大寺という観光名所の裏手にありながら、静かな時間が流れる落ち着いた空間でのんびりと寛ぎのひとときを。奈良散策のひと休みにぴったりなカフェをご紹介します。ノスタルジックな雰囲気のカフェ「工場跡事務室」東大寺戒壇院の裏手に佇む「工場跡事務室」は、大正から昭和にかけて稼働していた「奈良食品工学研究所」の工場跡地をリノベーションしてできたカフェ。“工場跡”というと無機質な雰囲気をイメージしますが、工場操業時の面影を残した外観や店内はノスタルジックで温かみのある空間。まるで大正時代にタイムスリップしたような気分を楽しめます。当時の備品をあしらった寛ぎの空間店内に一歩踏み入れると、工場に残された当時の備品やインテリアをさり気なくあしらったレトロでおしゃれな空間が広がっています。カフェスペースは、事務をしていた部屋(畳席)と荷造りをしていた部屋(椅子席)を利用。畳の座敷は靴をぬいでゆっくり寛げます。“時を超えて大切にしておきたい何か”を感じられる場所「奈良食品工学研究所」は、大正14年(1925年)に奈良の宮大工・大木吉太郎によって建てられた木造建築で、昭和55年(1980年)まで、乳酸菌飲料「フトルミン」の製造や、食用菌類の研究が行われていました。30年の休息を経て、曽祖父の代から使われていた工場をひ孫である現オーナーが、大阪にある工務店の助けを借り、元の姿を大切にしながら丁寧にリノベーション。カフェとして2009年にオープンしました。コンセプトは“「時を超えて大切にしておきたい何か」を感じられる場所”。さり気なく飾られた「フトルミン」の瓶や当時の宣伝ポスターなど、工場操業時の面影を探してみるのも楽しいですよ。「工場跡事務室」おすすめメニューツナと卵のサンドイッチ850円タルタル状の卵と野菜、マッシュポテトに生ハムとツナを挟んだ贅沢なサンドイッチ。ボリューム満点でお腹もしっかり満たされます。厚切り発酵バタートースト650円もっちり、ふんわりとした厚切りの天然酵母パンに、発酵バターがふわっと香る一品。自家製のはっさくマーマレードと一緒にどうぞ。ホット珈琲550円コーヒーは奈良の豆屋「香豆舎(こうずしゃ)」が焙煎した「工場跡事務室」オリジナルブレンド。後味すっきりのこだわりコーヒーで一息つきませんか。梅ジュースのソーダ割り650円和歌山・紀の川市の青梅(古城)を漬けた自家製の梅シロップで作る炭酸ジュースはさっぱりした味わい。シロップ漬けの梅の実もぜひ味わって。柿の葉茶と白玉団子のセット700円お店の雰囲気にマッチする和のスイーツセットは人気メニューのひとつ。あんこの上品な甘さと深掘りの柿の葉茶のハーモニーにほっこり癒やされます。散策の間に立ち寄ってみては?「工場跡事務室」は、毎週金曜と土日祝のみ営業しています。東大寺のほど近くにあるので、観光のひと休みに立ち寄るのにぴったり。喧騒から離れたノスタルジックなカフェで、次の散策コースを練りながらのんびりとしたひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。スポット情報スポット名:工場跡事務室住所:奈良県奈良市芝辻町543電話番号:0742-22-2215
2018年10月18日筆者が奈良を訪れたのは、人生で2回。初回は中学時代の修学旅行で、京都・奈良をベタに廻る旅程で、JR奈良駅に降り立った。本当に、鹿がいた。しかも沢山。想像以上の大規模な群れで、「こんなにもワイルドルッキングな生き物がこんな至近距離で生活する世界が、まだこの現代日本にあったのか」と衝撃を受けたものだった。 逆に言えば、「鹿」。そう、鹿の群れしかいなかったとも言える。奈良駅の周囲は、山々が見渡せるほど低層の建物がぽつぽつとあるだけで(一応もう平成だった気がするが)、周囲には人の数よりも多い、鹿……。ティッシュを出そうものなら、エサだと思い手に鼻を近づけてきた。鹿リテラシー激低の筆者たちはうろたえ、最後は(なんだか鹿に悪い気がしながらも)ガチで怖がり全力で声をあげて逃げまどう始末だった。しかし、なんでまたこんなに鹿がタウンに溢れているのか気になって、修学旅行の課題論文テーマには奈良の鹿の生態を題材に選んだ。(内容は忘れた)人生で二度目の奈良は、30歳になったかならないかのとき、当時付き合っていた遠距離恋愛の彼氏に会うために訪れた。筆者の当時の彼氏は、奈良県で内装工事の事業を営む家業を継いだ2代目社長で、遠距離恋愛の末、お酒のうえでの口論で別れを迎えた。そんな彼との恋愛中に、彼に会うために関西を訪れ、彼の地元である奈良駅に再び降り立った。宵闇の奈良駅……。鹿はチラホラと道に寝そべっていたが、明らかにかつて私たちを襲った大群より少なく、数が減っていたのを寂しく思った。島田紳助が経営しているという焼肉屋の内装を手掛けたというので、奈良県にあるその店に行って焼肉を食べた。しかし、それ以外に奈良という土地で何かをした記憶はなく。なぜか大阪で「社会勉強だ」と言って連れまわされた飛田新地(置屋街)の印象の方が強い。飛び飛びに建つ置屋の座敷に佇む、造花に囲まれ置屋のおかみに売り出されている“一億総浜崎あゆみ”のようなお嬢さんたちのことしか思い出せない。 ■何が言いたいかというと、奈良って…「奈良って、そういえば鹿以外の印象がないな」ってことです。冷静に考えると、「三輪そうめん」「柿の葉寿司」などの名物も聞いたことがありますが……。ですが「大阪、京都、神戸に比して、やはりメジャーなものはない」ということに異論がある方も、そう多くはないでしょう。そんな状況を奈良県民の皆様もご認識されているとよく聞きますが、奈良名物を作るべく立ち上がった1人の名物カフェのマスターが産み出したのがこの『奈良鹿ないカレー』なのです。 ルーをお皿によそった第一印象は、「肉がデカい!リッチ~!っていうか、えっ、コレ、鹿なんだっけ??えっ、えっ、ジビエ的な?」と焦ってパッケージを確認するに、どうやら「鹿は入っていない」ようで、奈良県産豚トロ肉使用、とあります。食べた感触は、重さのあるカレールーというよりは、ハヤシルーのようにサラサラとしたスープ感のほうが強く、とはいえ、ハヤシっぽいトマト感ありありというよりは、カレー感がある。生クリームとかふわっと載せて、ホテルカレー風に楽しみたいお味です。開発者の意向としても、高級ホテルのカレーを目指したということ。 このカレーの生みの親は、奈良県大和郡山市にあるショットバー『Bar Sally』オーナー・新田さん。土日限定のランチメニューとして、2016年2月にスタートしたそう。「こってりした味の濃いものが苦手」と、カレー嫌いを公言する新田さんが試行錯誤の末に生み出した、カレー好きもカレー嫌いもおいしく食べられる『サリーズ・カレー』は、5年ほど前から店の隠れた名物となり、県内のカレーコンテスト『奈良カレー1グランプリ2015』でも優勝を飾りました。バーのお客さんでもあった食品卸売会社『泉屋』さんの「レトルトにしてみたら?」のアドバイスをきっかけに、クラウドファンディングを実施。あっさりと目標金額を達成し、開発・販売に漕ぎ着けたという実力派です。サリーズ・カレーの特徴は、ふんだんに使用した県産食材のバランスのよさ。かたまりで入っているのは、ほろほろと口の中で崩れるほど柔らかい県産の豚トロ。赤ワインで煮込まれたトマトとたっぷりのタマネギをベースに、すり下ろしたリンゴなどのフルーツが甘みを引き出しています。商品名の由来は奈良の代名詞でもある鹿と、ご当地カレーの意味をかけて『奈良鹿ないカレー』と名付けたそうで、シリーズ化も着々と進行中の模様です。 ■総評カレーの味★★★★★辛さ★★☆☆☆本格度★★★★☆パッケージのキャラクター『ぶ~しか』は、おそらく、豚と鹿の掛け合わせでしょうか?「鹿・シカ・ない奈良県」に、「奈良・鹿・ないカレー」というネーミングもキュート☆なんだか「スキトキメトキス♪」(アニメ『さすがの猿飛』テーマソングで、1982年に発売された伊藤さやかの作品。昭和っ子なら誰でも知っている歌詞)な気分になるこのネーミングも幻想的だ。「スキトキメトキス♪」とか口ずさむと、不思議とわけもなく飛田新地の残影がシンクロする。……。ご当地カレーにシンクロする残影すら奈良じゃない奈良鹿ないカレー……。応援しています。【筆者略歴】Makolovesyou♡
2018年09月09日ショップハーバー奈良店がオープン株式会社ハーバー研究所は、2018年9月7日より『ショップハーバー近鉄百貨店 奈良店』をオープンする。オープン記念として、9月7日から9月17日までの期間限定で、ハーバー商品を実際に試せるオープニングフェアも開催。この機会に、ハーバー商品を見て、触って、確かめてみてはいかがだろうか。ハーバー商品を体験期間限定で開催されるオープニングフェアでは、ハーバーの基本スキンケアを実際に試すことができるセットとして「スクワラン美容トライアルセット」来店者にプレゼントすると共に、「オープン記念限定セット」も発売する。セット内容は美容液である「薬用ホワイトレディ」、好みの化粧水(全3タイプ)、「北のプラセンタ濃密石けん」、唇の美容液である「濃密リップセラム」、「ローズプラセンタマスク」の5点。化粧水は3タイプから選べる上、唇美容液や洗顔、体用に使える石けん、美容液マスクなどといった豪華なセット内容。期間限定の商品のため、お得にハーバー商品を手にしたい人はチェックしてみるとよいだろう。購入者にはプレゼントもさらに、オープニングフェア期間中に税込2,160円以上購入すると、「スクワクレンジング(メイク落とし)」のプレゼントも。数量限定だが、好きな商品を購入してプレゼントまでもらえる、お得なフェアとなっている。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ハーバー研究所のプレスリリース
2018年08月24日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■『days 2014-2018: Sixteen springs and sixteen summers gone―Take your time, it won’t be long now』奈良美智作品としての発表を前提とせず、見過ごされてしまうような風景や生命の価値を心に留めるように写真に収めることは、奈良にとって自身の感性を記録し鍛錬する行為であり続けた。それら記録と記憶の集積は、制作における深い内省と対話に寄り添うように、巡る季節の中に点在する無数の瞬間を捉えていく。様々な風土、音楽、生命、歴史、風景、人々を撮影した写真群には、作家が走り続けてきた軌跡とその視線が無垢なイメージとして表出する。フィルムからデジタル、そしてiPhoneへ、折々の自身にとって最も身近なカメラで直感的に撮影された被写体は、各々が常に等価に扱われ、無意識のうちに繋がり合い、独特の世界観を提示する。そこに通底する、戻ろうとしても戻れない時間の後ろに広がる記憶としての原風景、幼年期特有の自我の在り方や個人的な世界への憧憬は、培われた感性を通じ、やがて新たな故郷を探す旅へと繋がっていく。奈良の眼差しは、個人の経験が時を、場所を遡り、世界のより根源的な在り方へと個を円環させてゆく様を見つめているようだ。本書は、奈良美智が2014年から約5年間にわたり撮影した写真の個展の展覧会カタログ。展覧会は8月10日まで、タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムにて開催中。【書籍情報】『days 2014-2018: Sixteen springs and sixteen summers gone―Take your time, it won’t be long now』作品:奈良美智出版社:タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム言語:日本語、英語ソフトカバー/204ページ/190×190mm発刊:2018年価格:5,000円■Shelfオフィシャルサイトで『days 2014-2018: Sixteen springs and sixteen summers gone―Take your time, it won’t be long now』を購入する【イベント情報】奈良美智 「Sixteen springs and sixteen summers gone—Take your time, it won’t be long now」会場:タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル2階会期:7月7日~8月10日
2018年07月21日奈良の夏の風物詩「なら燈花会」が、春日野園地や浮雲園地をはじめ、東大寺など奈良の各エリアで2018年8月5日(日)から14日(火)まで開催される。「なら燈花会」は、1300年前に都として栄えた奈良の地に集う人々の祈りを、ろうそくの灯りをともすことで幻想的に照らし出す、1990年に誕生したイベント。“燈花”とは灯心の先にできる花の形のかたまりを指し示し、期間中、灯りをともすろうそくは1万を超え、神秘的で優しい光が奈良を包み込む。浮見堂では、鷺池を縁取るようにろうそくの灯りがともり、水面に映し出された光とともに、色鮮やかで情緒に満ちた風景を楽しめる。興福寺では、北参道にろうそくが並べられ、凛とした空気の中で灯りが漂う。参道の先に浮かび上がる、東金堂や五重塔の厳かな雰囲気もより一層引き立てられる。【詳細】なら燈花会会期:2018年8月5日(日)~8月14日(火)場所:奈良各エリア(春日野園地、浮雲園地、浅茅ヶ原、浮見堂、猿沢池・五十二段、甍 -Iraka-、興福寺、奈良国立博物館前、東大寺、春日大社)※東大寺は8月13日(月)、14日(火)のみの点灯、春日大社は8月14日(火)のみの点灯。
2018年06月15日「タグチ・アートコレクション」とは? 「タグチ・アートコレクション」とは、実業家・田口弘氏により収集された国内有数の現代美術のコレクションのこと。400点を超える芸術作品を所有するコレクションから、世界で活躍する作家たちの作品を通して、現在の美術の動向が一望できます。本展覧会ではそのコレクションの中から、2000年代に制作された作品を中心に、約70点にも及ぶ作品を紹介しています。性別、出身地、宗教や文化が異なる作家たちは、私たちと同一の現代社会の暮らしの中で生きています。しかし、その作品からは社会の側面をユーモアに映し出す鏡であり、知らない価値観を教えてくれる大切なツールでもあります。会場を構成している分類にならいながら、美術的背景とともに作品をご紹介します。 モダンとポップ ー 美術とは何か?ー 左)ジュリアン・オピー街中で見るサインや標識のように簡略化された人物ですが、黒の輪郭線や小さく描かれた目によって表情を的確に捉えられています。17〜18世紀の肖像画家による古典的な作品が重ねられています。右)ヴィック・ムニーズマウリッツハイス美術館に所属されているヨハネス・フェルメール《デルフトの眺望》の裏面を忠実に再現した作品。19世紀後期から20世紀初期にかけて “写真” が登場すると、報道や記録の目的以外に芸術的表現も探求されるようになります。写真は美術の在り方を変えていきました。現実を再現するという写実主義が重要視されなくなり、20世紀前半は抽象表現が開拓されます。そして、20世紀後半には大衆文化を取り入れながらも大衆文化を批判する、大量生産・消費社会をテーマを軸とした写真を活用する「ポップアート」が誕生。その中でも、広告やアニメーションのイメージを取り込んだアンディー・ウォーホルは、日常的な人工物を作品に取り入れて非日常的なものと示し、美術の概念を問い直すような作品を手掛けました。このような「ポップアート」の系譜は、ジュリアン・オピーやロブ・プルイットの作品に見られます。その後、既存の美術作品や一般に流布しているイメージをそのまま流用する作品も登場しました。ヴィック・ムニーズやジョナサン・モンクは、古典的な作品を引き写して、美術にとって重要と考えられる「オリジナル」とは何かを問うような作品を制作しています。20世紀は「芸術とは何か?」という問いから、様々な表現方法が試みられ、各作家が考える作品が誕生しました。続く、21世紀もその概念は拡張し続けています。身体・アイデンティティ・物語 ー何故、私は私であるのか?ー 左)ガーナ系イギリス人のリネット・ヤドム=ボアキエは、黒人のモデルにして描く画家として知られています。描かれる人物には実在のモデルがいるわけではなく、自身の記憶をもとに思考のおもむくままに制作しているそうです。右)セバスチャン・ディアズ・モラレスの映像は、主人公が扉を通り抜けて別の空間へと移るシーンをループさせ、迷宮にいるかのような幻想的なストーリーを感じさせます。 「美術とは何か?」という問いが続けられている一方で、作品から意味を切り離すことができないと考え、作家の内発的なものを強調する場合もあります。このことは、人間の身体そのものや個人のアイデンティティーをテーマにした作品に特徴的にあらわれています。身体は個人にとって逃れようのないものですが、同時に鑑賞者が個人の意志に関わりなく、社会的に価値づけてしまうものです。作家たちは、自身をたらしめている要点となる身体そのものや、民族やジェンダーといったアイデンティティーの構成要素を、人間の存在に関わる問題として捉えています。また、ストーリーの要素を含んだ物語の手法による作品は、自身を取り巻く社会や人間関係が問いかけています。アイデンティティーに関わるものや物語を要素を感じさせる作品は、作家の個人的な体験や内発的な動機に依ながら、鑑賞者のイメージを喚起しているのです。作品の声に耳を傾けて会期中には担当学芸員によるギャラリートークが開催されなど、現代美術に馴染みがない人でも楽しめる取り組みが行われます。会場に展示されている様々な作品は、作家の独創的アイデアより、ユーモアと機知に富んでいます。一点、一点、作品の声に耳を傾けながら鑑賞することで、自分の知り得なかった概念や社会を教えてくれる重要なものとなるでしょう。作品を鑑賞しながら、おかしくて笑ってしまったり、ハッと気づかされたり、深く考えさせたりしながら、美術館でアート体験を楽しんでみてください。 【情報】『21世紀の美術 タグチ・アートコレクション展 アンディ・ウォーホルから奈良美智まで』会期:4月21日(土)〜6月17日(日)会場:平塚市美術館開館時間9:30 ~ 17:00( 入場は16:30 まで)休館日 月曜日(ただし、4/30 は開館)観覧料金一般800(640) 円/高大生500(400) 円※( ) 内は20 名以上の団体料金※中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料※各種障がい者手帳をお持ちの方と付添1 名は無料※65 歳以上で平塚市民の方は無料、市外在住の方は団体料金(年齢・住所を確認できるものをご提示ください)
2018年05月17日平塚市美術館では、実業家・田口弘が収集した国内有数の現代美術コレクションの中から約70点を紹介する企画展「21世紀の美術 タグチ・アートコレクション展 アンディ・ウォーホルから奈良美智まで」を、4月21日から6月17日まで開催する。クリスチャン・ローザ《OHNE TITLE》2014年© Jonas Burgert Image courtesy of the Artist and Blain|Southern Photo: Lepkowski Studios, 2017タグチ・アートコレクションは、実業家の田口弘が収集した国内有数の現代美術コレクション。400点を超えるコレクションはさまざまな出身地のグローバルに活躍する作家たちの作品からなり、いまの美術の動向を一望することが出来る。本展では、コレクションの中から2000年代に制作された作品を中心に、現代の美術作品を約70点を紹介する。マシュー・バーニー《Ms. グッドヤー》1995年© Matthew Barney現代の美術の特徴の一つに、作品の中に「美術とは何か」という自己言及性を抱えていることが挙げられる。アンディ・ウォーホルのように広告やアニメーションのイメージを取り込んだり、あるいは、過去の巨匠の作品を引用したりしながら、「私の考える美術」を提示している。また、ものをつくるという行為は、作家の体そのものから発する内的なものだという考え方もあり、民族やジェンダーを主題にした作品や、映像作品にみられる物語性を取り入れた作品は、「私はなぜ私であるのか」を見る人に問いかける。出品作家は、青山悟、淺井裕介、マシュー・バーニー、ヨナス・ブルゲルト、ホセ・ダヴィラ、セバスチャン・ディアズ・モラレス、ナタリー・ユールベリ&ハンス・ベリ、トレーシー・エミン、マーク・フラッド、モリーン・ギャレース、五木田智夫、ジョアン・グスマン&ペドロ・パイヴァ、キース・ヘリング、セクンディノ・ヘルナンデス、カンディダ・ヘファー、今津景、ハイヴィ・カーラマン、金氏徹平、加藤泉、川俣正、小泉明郎、丸山直文、ライアン・マッギンレー、ミヤギフトシ、ジョナサン・モンク、リチャード・モス、ヴィック・ムニーズ、村上隆、オスカー・ムリーリョ、奈良美智、西村有、大竹伸朗、オスカール大岩、ヨーコ・オノ、ジュリアン・オピー、ジョルジュ・オズボルト、ロブ・プリット、ゲド・クイン、マリナ・レインガンツ、クリスチャン・ローザ、ウィレム・サスナル、さわひらき、澤田知子、杉本博司、杉戸洋、鈴木ヒラク、照屋勇賢、トゥークラル&タグラ、マリオ・ガルシア・トレス、アンディ・ウォーホル、リネット・ヤドム・ボアキエ、総勢51作家。どのような作品であれ、作家のアイデアは独創的で、ユーモアと機知に富む。本展で様々な作品に触れ、おかしくて笑ってしまったり、はっと気付かされたり、深く考えさせられたりしながら、アート体験を楽しんでみては。なお、5月12日と6月3日の14時から14時半には「担当学芸員によるギャラリートーク」も開催。申し込みは不要。【展覧会情報】21世紀の美術 タグチ・アートコレクション展 アンディ・ウォーホルから奈良美智まで会期:4月21日~6月17日会場:平塚市美術館住所:神奈川県平塚市西八幡 1-3-3時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)休館日:月曜日(4月30日は開館)料金:一般800円 高校生・大学生500円 中学生以下無料(毎週土曜日は高校生無料)
2018年04月06日奈良美智の個展「Drawings: 1988-2018 Last 30 Years」が、カイカイキキ ギャラリー(Kaikai Kiki Gallery)にて開催。会期は2018年2月9日(金)から3月8日(木)まで。世界のアートシーンで唯一無二の存在感を放ち続ける奈良美智。展覧会「Drawings: 1988-2018 Last 30 Years」では、その30数年間の歩みを振り返り、作家としての核の部分を探っていく。村上隆率いるカイカイキキ ギャラリーで開催場所のカイカイキキ ギャラリーは、村上隆率いる「カイカイキキ」が運営。村上は「表現方法は異なるものの、奈良さんとは作家としての精神性を共有していると、お互いに感じています」とコメントしている。また、奈良がここ数年自身のアートがオークションでヒートアップしていることに対して複雑な想いを抱えている様子や、2017年那須塩原市に「N’s YARD」を開設しファンとの新しいコミュニケーションを模索する姿を紹介。「転売を前提とした業者への嫌悪からの迂回と、今一度、本物のファンとの自然な交流を取り戻せるようにしてゆきたい。そして奈良さんの創造の羽を思いっきり伸ばせるようにしたい」と意気込みを語っている。奈良美智の30年間を振り返るまた奈良本人も展覧会にあたり、自分と"ドローイング"の関係について学生だった頃から今までの30年間を振り返るコメントを寄せている。「言葉よりも描いた方が思っていることを気持ちよく伝えられるはずだ、という独りよがりの確信に満ちて描かれているドローイングたち。それを30年というスパンで展示するのが今回の個展だ」と語るように、息をするように絵を描いてきた奈良美智の30年の歴史と真髄に迫る展覧会となっている。【詳細】Yoshitomo Nara「Drawings: 1988-2018 Last 30 Years」会期:2018年2月9日(金)~3月8日(木)時間:11:00~19:00 ※日曜、月曜、祝日定休レセプション:2018年2月9(金) 18:00~20:00場所:Kaikai Kiki Gallery(東京都港区元麻布2-3-30 元麻布クレストビルB1)
2018年01月19日東京・麻布のカイカイキキギャラリーでは、奈良美智の個展「Yoshitomo Nara『Drawings: 1988-2018 Last 30 Years』」を2月9日から3月8日まで開催する。Nara’s studio, 2007 Photo by: Yoshitomo Nara奈良美智は1984年にデビューして以降、唯一無二な立ち位置でアートシーンに立ち続けており、日本的な漫画や“かわいい”文化との近接よりも、洋の東西を問わない音楽への深い造詣や、その文法で多くの人々からの共感を築き上げてきた。アートのハードコアなファンから、アートに馴染みの薄い層まで広く支持されており、特にアジアでの人気は絶大で、その影響力の大きさはオークションでのヒートアップにも顕著に見られる。ここ数年は、ヒートしすぎたマーケットの反応に嫌気を感じ、人前への露出を避け、自分の世界に引きこもるようなスタイルに変化。とは言え、2017年11月には日本の中央に位置する保養地、那須塩原市に自身の作品や大切にコレクションする作品やレコードなどを展示する「N’s YARD」をオープンし、独自のスタイルでの新しいコミュニケーションを模索し始めている。本展は奈良美智が学生時代から今までの30年間にわたり描いてきたドローイングを展示。作家としての核の部分を確認する。また、開催にあたってカイカイキキ創業者の村上隆は、「今回のKaikai Kiki ギャラリーでのレプレゼントによって、奈良美智さんのそのような複雑な想いをどのようにマーケットの中で具現化出来るのかが、テーマであると思っています。具体的に言えば、転売を前提とした業者への嫌悪からの迂回と、今一度、本物のファンとの自然な交流を取り戻せるようにしてゆきたい。そして奈良さんの創造の羽を思いっきり伸ばせるようにしたい」と語った。また、開催初日となる2月9日にはオープニングレセプションを同会場にて、18時から20時まで開催する。【イベント情報】Yoshitomo Nara「Drawings: 1988-2018 Last 30 Years」会期:2月9日~3月8日会場:Kaikai Kiki Gallery住所:東京都港区元麻布2-3-30 元麻布クレストビルB1時間:11:00〜19:00休館日:毎週日曜、月曜、祝日
2018年01月17日「橿原市総合プール」は奈良県橿原市の橿原市運動公園内にある総合プールです。スリル満点のスライダーやコースター、乳児でも遊べるファミリープールなどが設置されています。2017年の営業期間は7月8日(土)から8月31日(木)まで。ここでは、1日中楽しめる橿原市総合プールの魅力に迫ります。橿原市総合運動公園について高田バイパス沿いに位置し、大和三山のひとつ畝傍山を望む、緑豊かな地にある橿原市総合運動公園。各種スポーツ、レクリェーション施設を集結した、総合的な運動公園です。まほろば広場、フィールドガーデン、せせらぎを配した憩いのエリア、遊びの森、約110種類のバラを楽しめるバラ園などの様々な施設を備え、幅広い世代が利用できる公園です。橿原市総合プールの魅力とは?●バラエティに富んだプールとスライダー「ジャンボスライダー」は落差20m、長さ177mからすべり降りる人気のプールです。「ジャンボ」の名の通り、バイパスからもひと目でわかるくらいの大きさで、とても目立ちます。4段階の高さに分かれており、上から3段目までは身長120㎝以上の方のみ利用可能です。また、最も低い4段目は保護者の方とすべりましょう。2人乗りのボートで遊ぶ「アップヒルコースター」は、アップダウンを感じながらスリルが味わえます。上がったりくねったり、遊園地のコースター風のプールです。ほかにも、乳児でも遊べる「ジャブジャブプール」や「流水プール」、「ファミリープール」といったレジャープールに加え、小・中学校と同じ仕様の「25mプール」も併設されています。競技会にも使用される「50m公認プール」は中学生以上から利用できます。●1日たっぷり楽しめるプール内は広々と見晴らしが良く、開放的で思いっきり遊べます。屋根のある休憩スペースも多数あり、混雑を気にせずゆっくり休憩できるのも魅力的です。また、監視員が常駐しておりプール利用のルールを指導してくれます。さらに数に限りはありますが、浮き輪やビーチボールの無料貸し出しも行われています。売店ではパスタ、カレー、ラーメン、牛丼、スノーアイスなどが販売されており、お腹が空いても安心です。橿原市総合プールへのアクセス情報無料で利用できる駐車場がありますが、混雑が見込まれます。公共交通期間の利用がおすすめです。プールの営業期間中は臨時直通バスが運行されます。大和八木駅から出ているバスを利用すると便利です。・大和八木駅南口⇔橿原市総合プール(大人片道280円・小児140円)スポット詳細名称:橿原市総合プール所在地:奈良県橿原市雲梯町323-2営業期間:2017年7月8日(土)~8月31日(木)営業時間:9:30~16:30料金:【入場料】大人1,130円、小人610円、孫同伴の60歳以上(要証明)610円、2歳以下無料【回数券5枚つづり】大人5,400円、小人2,930円電話番号:0744-22-6665公式サイト:
2017年07月14日Sourire(スーリール)整体院が導入奈良県香芝市にあるSourire(スーリール)整体院にこの度導入されたのは、健康・美容機器開発・販売卸売業を手掛ける株式会社神戸メディケアが開発した酸素カプセル「ハイブリッドオキシー」だ。酸素カプセル「ハイブリッドオキシー」の特徴このカプセルは1.35気圧まで加圧が可能。国内開発及び国内生産にこだわった神戸メディケアによれば、限界加圧を加えた高圧化/減圧テスト1200時間をクリアしているため、安全性が保障されているという。さらにオールアルミ一体化仕様になっているため、従来品よりも耐久性や静音性に優れているという。またつなぎ目がないということが、歪みやねじれ音、エア漏れやキシミ音といった問題も解決されている。また消費電力220Wを実現することにより、一時間約5円(単価22円/1kwh)という驚きのランニングコストを可能にした。安心の導入実績と体験談株式会社神戸メディケアの酸素カプセルは、全国各地の整体や接骨院などに多数導入されているため、信頼性が保障されているも同然だ。導入したSourire(スールーリ)整体院によれば、酸素カプセルは一度使用しただけで高い効果を得られるというものではないという。多くの人の体験談では、初めての時は「こんなものか…」という感じだったが、続けて使用することで効果を実感したという声が聞かれている。ハイブリッドオキシーは、医療機器ではなく健康機器だ。そのため、医療機関ではない法人や個人でも購入することが出来るという。身近な存在となった酸素カプセルを、あなたも体験してみてはいかがだろうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社神戸メディケア 公式HP※株式会社神戸メディケア プレスリリース(@Press)
2017年05月16日プロと目指す理想のスタイル株式会社Real Styleは、奈良学園前に、完全オーダーメイドのボディメイクジム「Real Style VIP パーソナル奈良学園前店」をオープンした。大和高田本店でしか体験できなかった、プロによるボディメイク。今回のオープンは、その範囲を広げ、より身近にボディメイクジムを感じられるきっかけとなりそうだ。パーソナルトレーニングは、近年人気を集め、取り組んでいる人も多いトレーニングだが、取り込む栄養を制限しすぎるなど、無理なダイエットやボディメイクに取り組む人が多いのも事実。そんな中、プロによるダイエットやボディメイク方法を学べる環境が整ったことは、非常に大きなメリットと言える。メニューは完全オーダーメイドジムで用意されているメニュー「Real Style VIPパーソナル」は、プロのボディビルチャンピオンによる指導。プロの目線で、その人に合ったダイエットやボディメイクを提案してくれるサービスだ。自分の目標に合わせてメニューを組めるため、なりたい自分に向かってトレーニングできるというのはうれしい。内容としては、週2回、最大90分のトレーニングに加え、毎食の食事指導をしてもらえるというもの。自分ではコントロールしにくい食事についてもプロの意見をもらえるので、効果的に体を作っていくことができる。痩せやすく太りにくい体へ週2回行われるトレーニングの他、毎日の生活に欠かせない食事についても適切な指導を受けられるのもポイント。食事指導は、炭水化物(糖質)の摂取を極端に制限するものではなく、きちんと食事を楽しめる内容に。大切なのは、高タンパク、低脂肪、低炭水化物の食事指導によって、痩せやすく太りにくい体を作っていくことだ。厳しい制限はないものの、毎日続けていくことが難しい食事による体作り。しかし、「Real Style VIPパーソナル」では、食事内容をトレーナーに報告し、適切なアドバイスをもらうというスタンスで行うため、続けていきやすいのだ。「Real Style VIPパーソナル」のメリットパーソナルトレーニングは、トレーナーがマンツーマンで行うトレーニング。「Real Style VIPパーソナル」では、トレーナーがプロのボディビルである、というところがポイント。ボディビルダーは、毎年行われるコンテストに向けて、筋肉量を増やしながらも体重や体脂肪率を落とし、自分の体を作り上げていく。そのため、自分の落としたい部分の贅肉を落とし、適切な筋肉をつけるにはどうしたらよいのか、非常に豊富な知識を持っている、といわけだ。なりたい自分を目指した、完全オーダーメイドのボディメイクを行うには、プロの目線が必要不可欠。プロの指導の元トレーニングを行うことで、体に無理なく、かつ効果的にボディメイクができるのだ。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社Real Styleのプレスリリース※「Real Style VIPパーソナル」について
2017年03月13日奈良発の日本美女が決定株式会社HDRが運営するミス・ユニバースにおいて、奈良の女性・臼杵夏来(うすき なつき)さんが見事、日本代表に選ばれた。ミス・ユニバースは、国際的なミスコンテスト。臼杵さんは、2016年11月3日に行われた奈良大会で、9人の出場者の中を勝ち抜き、見事日本代表としての地位を手に入れたのだ。ミス・ユニバースは、水着・ドレス・質疑応答の3つによって審査されるというもの。めでたく日本代表の座を手にした臼杵さんは、来年の夏に開催される、日本大会に初出場する予定となっている。ミス・ユニバースとはミス・ユニバース・ジャパンは、1952年より世界大会に参加。新たな要素として「ビューティー・コンペティション」を掲げ、世界に向けて、日本の女性特有の美しさやしなやかさを発信していこうというものだ。さらに、ミス・ユニバースでは外見の美しさだけでなく、内面の美しさも重視。社会性や人間性、知性や誠実さを兼ね揃えた女性を創造・サポートすることをコンセプトとして掲げている。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社HDRのプレスリリース
2016年12月19日現代アートシーンを牽引する奈良美智が、MOMATのコレクショ ンからセレクトした約60作品を展示する「奈良美智がえらぶ MOMATコレクション 近代風景~人と景色、そのまにまに~」が 、5月24日(火)より東京国立近代美術館本館2Fギャラリー4で開催されている。独特なタッチで描いた子どもの絵で知られる奈良氏。本展では、大学時代の恩師である麻生三郎を始め、麻生氏とともに戦争の時代を生きた松本竣介、村山槐多のたくましい少女像や、榎本千花俊の女性像など、奈良氏が美術史にとらわれることなく好きな作品を選んだら、主に1910~50年代の人と景色を描いているものにしぼられたという作品が展示されている。奈良氏は「僕は武蔵野美術大学を中退するまでの2年近く、教授だった麻生三郎に教わった。先生にお願いして松本竣介など、すでに他界した仲間たちの人となりを語ってもらう時、僕は子犬のような眼をして真剣に先生の話を聞いていた」と語っている。奈良氏の感性が育んだ作品の数々が一堂に会す本展。奈良氏の人気作品《Harmless Kitty》も4F「ハイライト」コーナーに展示されるほか、ふだんあまり展示されない作品やおなじみの名作までが、奈良氏のコメントと共に並ぶ。5月24日(火)から11月13日(日)までの開催期間中、8月8日(月)~15日(月)は全館休館となる。(text:cinemacafe.net)
2016年05月26日独特なタッチで描いた子どもの絵で知られる奈良美智。現代アートシーンを牽引するアーティストである彼が、MOMATのコレクションからセレクトした約60作品を展示する「奈良美智がえらぶMOMATコレクション 近代風景~人と景色、そのまにまに~」が、5月24日(火)から11月13日(日)までの期間、東京国立近代美術館本館2F ギャラリー4で開催される。大学時代の恩師である麻生三郎や、麻生とともに戦争の時代を生きた松本竣介。村山槐多のたくましい少女像や、榎本千花俊の女性像など。奈良は美術史にとらわれることなく好きな作品を選んだら、主に1910~50年代の人と景色を描いているものにしぼられたという。奈良は「僕は武蔵野美術大学を中退するまでの2年近く、教授だった麻生三郎に教わった。先生にお願いして松本竣介など、すでに他界した仲間たちの人となりを語ってもらう時、僕は子犬のような眼をして真剣に先生の話を聞いていた。」と語る。奈良の感性が育んだ作品の数々が一堂に会す本展。奈良の人気作品「Harmless Kitty」も4F「ハイライト」コーナーに展示されるほか、ふだんあまり展示されない作品やおなじみの名作までが、奈良のコメントと共に並ぶ。5月24日(火)から11月13日(日)までの開催期間中、8月8日(月)~15日(月)は全館休館となる。(text:Miwa Ogata)
2016年05月23日吉野から車で小1時間。若草山が遠くにかすむ奈良市内にお目当ての会社はあった。1993年の創業時から、「米ぬか」や「へちま」など日本の伝統的な植物系原料を使用してオーガニック化粧品の先駆けともなった奈良の化粧品会社「クレコス」。奈良の銘茶・大和茶を原料とした「QUON(クオン)シリーズ」の発売や、数々の社会貢献活動を行っている。化粧品会社を超えた活動、また化粧品会社だからこそできること。クレコスの目指すところは?これらの活動をリードするCEOの暮部達夫氏に話を聞いた。―― 事業開始以来、一企業としてメイクアップボランティアや井戸掘り基金などさまざまなボランティア活動をされていますが、その意図とは?もともと、創業者である暮部恵子が社会活動に意欲的であり、企業として社会に貢献することを心がけてきました。2003年にスタートさせた「いのちの森倶楽部」では、吉野の十津川村や天河村など放置林の問題をなんとかしたいと思い、自分たちで守れる山を持ちたいという意見もあったのですが、いや、待てよと。それは持続可能だろうか?というところに立ち返って、企業として森を守る人たちのサポートをしようということになり、現在の形になりました。―― 持続可能なスキームで社会貢献を行う一つの転機となったのですね。そのあたりから考えが変わりましたか?社会活動と営利活動を結び付けられないかと考えました。たとえば、弊社の化粧品に使用している手漉き和紙のパッケージなのですが、これは自分たちで木を切って、その間伐材を奈良の福祉支援施設に持ち込み、手漉き和紙を作ってもらっています。また新潟の福祉支援施設では、蒸留システムを導入して、化粧品の原料となる葉や花を蒸留するアロマの原料加工を担当してもらっています。私達の行う営利活動の中間加工や最終加工を任せることで、彼らの雇用も確保でき、工賃も最低工賃の3倍程お支払いできています。―― 化粧品の素材を生産する契約農家さんが全国にいるなど、農業との結びつきも密ですね。1997年に「ピュアヘチマエッセンス」という化粧水を発売し、2000年には熊本の無農薬有機ヘチマエキスの使用を開始しました。農家さんの横のつながりも広がって、奈良では八木酒造製造の米ぬか発酵エキスを配合したり、生駒市の養蜂場と自社契約したり、奈良以外にも静岡の無農薬有機大豆栽培農家など関係が広がりました。特に最近では2010年に契約した大和茶の健一自然農園は、その後のブランド「QUON」に繋がる大きなものでした。GOOD DESIGN AWARDを受賞したQUONのオールインワンセラム―― QUONプロジェクトは現在貴社の大きな柱になっていますね。本業である化粧品のプロダクツを通して社会貢献しようというものです。農業・森林・福祉の面から考えています。たとえば、「QUON」では、無農薬・自然農栽培の大和茶をつかっていますが、本来ならお茶農家さんは11月から4月は閑散期になります。でも、茶葉だけでなく実や花の収穫もお願いしているので、これまで休んでいた時間も仕事になるというわけです。シーズナルなアイテム「QUON 初摘シリーズ」――ボランティアではなく、化粧品を売る、つくる過程でお互い協力するのですね。農業とコスメ、意外と親和性がある気がしてきました。はい、肌から吸収されるというのは食と同じですからね。ショコラティエの野口和男氏が厳選したオーガニックカカオを使ったフェイスパックなど、一見食べられそうな商品もありますよ。―― 企業の利益に繋がることが、持続可能で循環していく活動なのですね。はい。自分たちだけで抱えるのではなく、共有して発信していくことが出来ればと思います。ちなみに、QUONプロジェクトのクオンとは「久遠」。仏教用語であることがいつまでも続くことをあらわしているんですよ。―― まさしく「サスティナブルである」というメッセージが込められているんですね。【プロフィール】株式会社クレコスCEO暮部達夫氏大学在学中から創業者である母と共にクレコスの仕事を始める。いまではQUONプロジェクトの推進責任者として全国を飛び回る。
2016年05月21日「奈良美智がえらぶMOMATコレクション 近代風景~人と景色、そのまにまに~」が2016年5月24日(火)から11月13日(日)までの期間、東京国立近代美術館本館2F ギャラリー4で開催される。本展覧会では、美術家・奈良美智(Yoshitomo Nara)がMOMATのコレクションから約60点をセレクトして展示する。大学時代の恩師である麻生三郎や、麻生とともに戦争の時代を生きた松本竣介。村山槐多のたくましい少女像や、榎本千花俊の女性像など。奈良は美術史にとらわれることなく好きな作品を選んだら、主に1910〜50年代の人と景色を描いているものにしぼられたという。奈良の人気作品《Harmless Kitty》も4F「ハイライト」コーナーに展示。普段はあまり展示されない作品やおなじみの名作も、奈良のコメントと共にずらりと並ぶ。彼の目を通して、作品の新しい魅力を発見する機会となりそうだ。【概要】奈良美智がえらぶMOMATコレクション 近代風景~人と景色、そのまにまに~会期:2016年5月24日(火)〜11月13日(日)開館時間:10:00〜17:00金曜日は20:00まで ※入館はそれぞれ閉館30分前まで。休館日:月曜日(ただし7月18日、9月19日、10月10日の祝日は開館)、7月19日(火)、8月8日(月)〜15日(月)、9月20日(火)、10月11日(火)会場:東京国立近代美術館 本館2F ギャラリー4住所:東京都千代田区北の丸公園3-1観覧料:一般430(220)円、大学生130(70)円※高校生以下および18歳未満、キャンパスメンバーズ、MOMATパスポート持参者、65歳以上、障害者手帳持参者とその付添者(1名)は無料。※()内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。※当日に限り「MOMATコレクション」(4F〜2F)も観覧可能。無料観覧日:毎月第一日曜日(6月5日、7月3日、8月7日、9月4日、10月2日、11月6日)および11月3日(木・祝)※本展および「MOMATコレクション」(4F〜2F)のみ。【問い合わせ先】03-5777-8600(ハローダイヤル)
2016年04月25日TISと奈良先端科学技術大学院大学は1月12日、音声や画像、言語などの複数の情報源を用いてロボットと人とのパブリックスペースにおけるスムーズなコミュニケーションの実現を目指す「マルチモーダルインタラクションを用いた対話処理に関する研究」を、2015年11月から共同で開始したことを発表した。マルチモーダルインタラクションとは、視覚・聴覚を含め、複数(マルチ)のコミュニケーションモードを利用し、システムとインタラクション(コミュニケーション)を行うこと。今回の共同研究の目的について、ロボットの対話機能の高速化、高度化を実現し、ロボットと人との高度な対話コミュニケーション処理のビジネス活用を目指すとしている。研究項目については、以下の4点が挙げられている。ユーザー理解:音声、画像、音声認識後のテキストなどを用いてユーザーの反応を理解ドメイン知識:ユーザーに提案を行うのに必要な特定ドメインに関する知識構造を構築対話制御:ユーザー理解、ドメイン知識を基にユーザーにとって最適な提案を実現発話、ジェスチャー制御:ユーザーの感情などを反映した発話、ジェスチャー制御の実現TISでは、「機械学習」「自然言語処理」に関わるAI技術の強化のために「AI技術推進室」を2015年11月に新設し、ビジネス活用に向けた技術研究・検証などを進めており、今回の共同研究もその一環として実施するものとしている。共同研究期間は2016年3月まで。
2016年01月12日奈良県葛城市とリコージャパンは9月15日、葛城市民の生活の質の向上と地方創生に向けた連携協力に関する協定を締結した。これにより、両者は、同市の行政にまつわる「コスト削減」に向けた庁内業務改善やさまざまな実証実験に取り組む。説明会では、初めに葛城市市長の山下和弥氏が同市のビジョンについて説明した。同氏は「高齢者人口や介護・医療費が増えるなか、生産年齢人口が減少し、税収が下落している今、生活に対する不安が増大している。こうした不安を希望に変えるため、われわれはシティセールスとローコストコミュニティを推進している」と説明した。具体策として、民間企業が参加する「新時代葛城クリエーション研究会」を創設するとともに、クラウドシステム導入や備品管理を実施したり、サテライト市役所構想を立てたりしている。クラウドシステムは2年前に7つの自治代でシステムを共有化する形で導入し、年1億円のコスト削減を達成した。また、備品管理として5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)活動を行うことで、チューブファイル約830冊の再利用化を実現した。今回、同市は市の特色を生かしながら地方創生の理念を具現化するための中核となる戦略として、「葛城市ラボラトリー・シティ構想」を発表。同構想の下、同市はモニタリング、マーケティング、実証などを行う「研究の場(ラボラトリー)」として広く開放する。両者の協業は同構想の具体策の第1弾となる。「工場の誘致はさまざまな条件があり難しいが、ナレッジの集積地として企業を集めることはできるのではないかと考えた」と山下氏。すでに、リコーの社員2名のほか、凸版印刷と東洋アルミの社員が同氏に常駐しているという。リコージャパン 代表取締役 社長執行役員の佐藤邦彦氏は、「当社はビジネスパートナーとの関わりが深いため、コーディネート力があり、IT以外のビジネスもできる。また今後は、これまでとは異なる新たな価値観の下、時間をかけたビジネスも作り出していかなければならないと考えている」とIT製品や産業機器を手がける同社が地方創生に取り組む背景を説明した。同社はすでに「省庁の業務効率化」や「地域活性化」を支援する活動を行っており、発表会ではさまざまな事例が紹介された。その1つに、同社の最大の開発拠点がある「海老名駅西口地区の土地区画整理事業への参画」がある。同社は同事業に対し、安心・快適・便利を実現するまちづくりのためのソリューションやサービスを提供している。また、デジタルサイネージやプロジェクション・マッピングを活用して、地域ブランドの向上も支援している。今回締結した協定の下、庁内業務改善を推進するための施策として、「5S活動の拡大」「組織風土改革」「ファシリティマネジメントの取り組みへの参画」が実施される。また、環境エネルギー分野の実証実験として、「水道施設を活用した小水力発電の実証実験」と「施設の電力量削減を目指した照明・空調自動制御システムの実証実験」が実施されるほか、医療・介護分野の実証実験として「サテライト市役所を核にした遠隔健康相談の実証実験」に取り組む。
2015年09月16日2015年4月4日(土)から19日(日)まで開催され、大きな話題となった【天然大和温泉 奈良健康ランド】と【奈良アニメメディア祭】の共同開催による、TVアニメ『オレん家のフロ事情』とのコラボイベント「奈良健康ランドのフロ事情」が、ふたたび帰ってくる。1時間に1本しか送迎バスが運行されていないという状況にもかかわらず、声優出演イベント当日は、500人近くの「オレフロ」ファンが会場に詰めかけ、入場制限がかかるほどの盛況をみせた伝説のイベントの第2弾が、2015年10月25日(日)に奈良健康ランドにて開催されることが決定した。「奈良健康ランドのフロ事情リターン」と名付けられたこのイベントは、10月27日(火)に発売される『オレん家のフロ事情』第6巻ドラマCD付き限定版の発売を記念して開催されるもので、「オリジナルドラマCDよりすぐり最速試聴会」や、若狭役の梅原裕一郎、アヒルちゃん役の川原慶久、原作者のいときち氏、鈴木プロデューサーといった面々が一堂に会すトークショーなどが実施される。さらに、前回好評だったコラボフードを含むフードメニューを、ビュッフェスタイル(ソフトドリンク付き)にて楽しむことが可能。食事をしながら、トークショーを楽しむことができるのだ。「奈良健康ランドのフロ事情リターン」は、併設の奈良プラザホテル3階「藤の間」にて、第一部が25日(日)13:00~15:00、 第二部が同日16:30~18:30と2回行われ、参加費用は7,300円(税込)。チケットの販売は、9月1日(火)の10:00よりチケットサイト e+(イープラス)にて開始される予定となっている。(C)2014いときち/株式会社KADOKAWA メディアファクトリー刊/オレフロ製作委員会
2015年08月27日奈良県生駒市はこのたび、7月15日から生駒市のふるさと納税の記念品を12品目追加し、約2倍の22品目に充実すると発表した。これまで記念品は1年度1人1回の贈呈だったが、市内外からの要望により、1回1万円以上の寄附で何回でも申し込めるようになる。○「幻のラムネ」と大反響のレインボーラムネの受付を8月5日に再開また、「幻のラムネ」と大反響だったというレインボーラムネの受付を8月5日に再開する。今回は申込順で2000件を予定しているという。昨年は5日目で予定数に達し、受付を終了した(1757件)。○特色ある記念品を追加し、今後も寄附の増加を目指す新たに加わった記念品のうち、9品目は近鉄百貨店がネットワークやノウハウを生かして厳選。また「生駒市のふるさと納税でしか手に入らない」商品として「近鉄生駒ケーブルTシャツ」も追加する。全国的にふるさと納税の認知度が上がる中、同市の産業構造から、畜産物や魚介類の記念品を売りにしたPRは難しい状況だったという。そのため、百貨店セレクト商品を記念品としてPRすることで、ブランドイメージや信頼感という付加価値が得られ、より安心して選んでもらえると考えているという。大手百貨店との共同企画は関西初(全国では鳥取県米子市が初、生駒市は2番目)だという。その他、女性向けギフトに利用できるものなど、特色ある記念品を追加し、今後も寄附の増加を目指すとしている。○追加記念品(近鉄百貨店セレクト9品目、その他3品目)近鉄百貨店セレクト商品「近鉄生駒ケーブルTシャツ」川端風太朗のブッセ「生駒をくるくる」きまぐれ本舗の「ちりめん山椒」阪奈産業の「葛根ガーゼたおる・葛根麻たおる」ブーランジェリーアルションの「クッキー&カステラ・アソート」RECHERCHE(ルシェルシュ)のスイーツセット「いこま賛香」たけひめの「たけひめプリン」中本酒造店の「純米酒 蔵人の詩」菊司醸造の「くらがり越え 純米酒」その他竹茗堂 左文の「マグカップ・マドラーdeお茶」喫茶イレブンの「いこまのコーヒー『たけまるのしずく』」JOE’S SOAP(ジョーズソープ)の「フラワーソープギフト」
2015年07月09日「にゃらまち猫アート実行委員会」は30日まで、奈良県奈良市の「ならまち」にて「にゃらまち猫アート」を開催している。○「猫の終世飼育」の啓発も目的の一つ同イベントは、2004年より10年間開催してきた、地域の猫好き商店主有志のグループによるアートイベント「にゃらまち ねこ祭」がタイトルを変更し開催されるもの。44の参加店舗がさまざま形で"猫をテーマ"にしたアートを表現する。平面や立体など、猫の作品を展示・販売したり、猫にちなんだ商品やメニューを提供したりする。運営には、帝塚山大学文化創造学科も協力しているとのこと。また、特定非営利活動法人「動物を守る奈良県民の会」、動物愛護活動団体「ねこのひげ」との連携で、猫の終世飼育を呼びかけている。参加店舗の一例は以下のとおり。一日体験も可能な陶芸教室「ならまち陶芸教室つちのかい」、開店当時は骨董屋だった町家づくりの猫カフェ「猫カフェ寧估庵」、バリ島の商品や店長手作りの「がまぐち」(小650円・中850円税込)などを販売する「がまくち雑貨工房Janji」。猫をモチーフにしたアクセサリーやグッズが並ぶ「necoco」、5年前より陶製猫・猫絵に限定した作品の展示販売を行なっている「ミニ工房きゃんばす」、「ダヤン」をはじめ個性豊かな猫雑貨を多数取り揃える「猫雑貨べセル」など。大きな本棚があるカフェ「Franz KAFKA フランツ・カフカ」では、アーティスト、おやまめいの個展も開催している。参加店舗による個々のイベントに加え、全体として実施する企画も用意。「ニャン 365日めくりカレンダー」は、猫の日めくりカレンダーを企画する石川県の印刷会社とタイアップ。同イベント参加店舗の利用客から、2016年用の写真を募集している。参加店舗には、さまざまな「猫のパネル」を設置。一部のパネルには、里親を募集する保護猫の写真を使用し、告知しているとのこと。
2015年06月05日奈良県奈良市の春日大社境内、鹿苑内で、鹿の出産シーズンに合わせて小鹿を公開する「特別公開 子鹿公開 赤ちゃん鹿大集合!」が行われる。開催日は6月1日から30日、11時から14時まで(最終入場は13時30分)。一般300円、高校生以下無料。○有名な鹿キャラもやってくる!同イベントでは、鹿の出産シーズン(5月中旬~7月頃)を迎え、奈良公園の妊娠している母鹿約200頭を「鹿苑」に保護し、生まれた赤ちゃん鹿を公開する。例年、子鹿が母鹿の後ろをついて歩いているところや、お乳をもらっている姿がみられるほか、タイミングが良ければ出産シーンを観察できる可能性もあるとのこと。また、天然記念物、奈良のシカに関する「パネル展示」や、「鹿クイズコーナー」、13日の10時30分からは、奈良県で有名な鹿キャラがやってくる「鹿キャラ大集合!! 」も実施される予定。
2015年05月29日ホテル日航奈良は11月1日~12月14日、開業10周年記念企画第1弾「開業記念日2組限定10万円挙式プラン」の販売を行う。○7月1日の開業記念日に挙式するカップル2組限定の10万円プラン同企画は、同ホテルが2015年7月1日にリブランド開業10周年を迎えることを記念し、2015年7月1日に挙式を考えているカップル2組限定で販売する特別挙式プラン。聖歌隊やオルガン奏者などのついたチャペルでの挙式を、10周年に合わせて10万円の記念価格(通常15万円・税サ込 )で販売する。また、このプランには通常挙式料金に含まれない、新郎新婦の洋装衣裳各1点や美容着付け、当日の宿泊なども含まれている。なお、申し込みが限定数を上回った場合、挙式カップルは申込期間後の抽選となる。申し込み受付期間は、11月1日~12月14日。挙式日は2015年7月1日。プラン料金は、10万円(税・サ料込)。プラン内容は、チャペル挙式(外国人牧師・聖歌隊男女各1名・バイオリン・フルート・オルガン奏者)・式次第・控室・新郎新婦洋装各1点・美容着付け・新婦介添え・アートフラワーブーケ・カップルの当日の宿泊。キリスト教式、人前式どちらでも可。挙式参列人数は80名まで可能になっている。抽選発表は12月19日以降に、申し込み本人に連絡する。
2014年10月31日ホテル日航奈良は14日~12月30日、若い女性を中心に人気の「かわいい御朱印帳付き宿泊プラン」を販売する。○「Holly Hock」のかわいい御朱印帳付き宿泊プランテレビや雑誌などで話題の御朱印巡りは、女性にとても人気で、奈良の社寺でも近年増えているという。同宿泊プランは、日記やスケジュール帳のように、ステーショナリー感覚で大切にしたくなる御朱印帳があれば、新たに興味をいだいて社寺を訪れる人が増えるのではないか、との思いで企画されたもの。特典は豊富なデザインを取りそろえ、女性を中心に大変人気のオリジナル御朱印帳専門店「Holly Hock(ホリーホック)」の御朱印帳で、人気のデザインを少しずつチョイスして用意する。同ホテルの所在地は、奈良県奈良市三条本町8-1。期間は、8月14日~12月30日。プラン販売開始は、8月14日 0時より。料金(税・サ込)は、1人8,000円~(ツイン2名利用 1泊朝食付き)。その他にもシングル、トリプル、フォースも用意。フォース4名利用の場合、1人6,500円~。特典は「Holly Hock」の御朱印帳(横11cm×縦16cm/布表紙/蛇腹折り/48ページ)を、1人1冊進呈。御朱印帳のデザインは、在庫状況により選べない場合がある。特典には御朱印されていない。また、料金に御朱印料は含まれていない。
2014年08月13日奈良県は大和朝廷のあったところで、平城京(現奈良県奈良市に在)から長岡京(現京都向日市に在)に遷都されるまでは文字通り日本の政治の中心でした。それ以降は中央から外れたため、京都のようにその時代、時代の遺構が層状に積み重なって……ということがありません。ちょっと掘るとすぐ奈良時代、さらにそれ以前の遺構、みたいなことになっています。奈良県南部の古代の遺跡は謎に満ちていて古代史ファンをひきつけてやみません。■明日香村に残る巨石遺構群飛鳥時代は592年~710年の118年間に渡る時代ですが、この間、都は「飛鳥」(あすか)の地にありました。飛鳥の地は、現在の奈良県の南部、高市郡明日香村にありました。この明日香村には数々のミステリアスな巨石の遺構があります。●巨石を組み上げた石室『石舞台』最も有名なのはこの『石舞台』(いしぶたい)でしょう。巨大な石を積み上げて作った横穴式の石室がむき出しになっている遺構です。長さ約7.7m、幅約3.5m、高さ約4.7mの大きさです。元々は古墳だったものが、周りの土が取り除かれ、現在のような姿になっています。葬られていたのは蘇我馬子と言われています。蘇我馬子というと大化の改新で暗殺された蘇我入鹿の祖父に当たります。●何に使ったのか!?『酒船石』長さ約5.5m、幅約2.3m、厚さ約1mの巨石の表面に水を流すような溝が数本、溝が分岐し水をためるような楕円形の「くぼみ」が4つ掘られている謎の遺構です。その形から、水を流して占いに使ったのではないか、酒を作るの使ったのではないかなど諸説ありますが、未だに謎のままです。ちなみに手塚治虫先生は『三つ目がとおる』という漫画の中でこの酒船石の謎を扱っています。●新しく遺跡発見!『亀形石造物』1992年に上記の酒船石の北で石垣が発見されます。これだから奈良の遺跡は侮れません。まだ掘られていない大物があるのです。2000年に行われた大規模な発掘によって思いもよらないものが見つかったのです。それは長さ約2.4m、幅約2mもある巨大な亀形の遺構です。甲羅の部分は池のようにくり抜かれています。調べてみると、頭の方から水を入れて尻尾側から出水させたようなのです。水は甲羅の部分にたまるようになっています。またすぐ側には、これまた水をためるために作ったような小判型の石造物が出ました。亀形石造物、小判型石造物、それを囲むように石が敷き詰められ、石垣が築かれていたのです。新しく発見された遺構も含めて、何らかの「水に関する祭祀」を行った場所なのではないかと推測されていますが、やはり謎のままです。斉明天皇の行った工事が『日本書紀』に記述されており、その遺構がここだと言われています。初めてこの遺構が公開された時には、熱心な古代史ファンが詰めかけました。●まったく謎の『亀石』甲羅に手足を収めた亀の格好をしているので亀石(かめいし)と呼ばれている巨石遺構です。長さ3.6m、幅2.1m、高さ1.8mもあります。誰がいつ作ったかなどはまったくわかっていません。この亀石は現在南西を向いていますが、西を向く時が来たら奈良盆地は泥の海に沈むという伝説があります。●ユーモラスだが謎の『猿石』1702年に田んぼの中から掘りだされたもので、猿面をした人物をかたどった奇石遺構。全部で4体あります。それぞれの外見から、男、女、僧、山王権現と呼ばれていますが、もちろん便宜上の名前であって、その由来や、いつ作られたのかといったことは全くわかっていません。他にも『鬼の雪隠』(おにのせっちん)、『鬼の俎板』(おにのまないた)と呼ばれる巨石遺構、また壁画で有名な『高松塚古墳』、『キトラ古墳』など、明日香の地はミステリアスな魅力に満ちています。もし奈良県、南部に旅することがあったらぜひ訪問してみてください。(高橋モータース@dcp)
2012年11月30日奈良県と言えば「鹿」ということになっています。奈良県人しては複雑な気分ですが「奈良=鹿」の認知度は非常に高く、ご存じの通り、奈良遷都1,300年記念のマスコットキャラクターの『せんとくん』にも鹿の角があって物議を醸しました。鹿にまつまわるもろもろをご紹介します!■『鹿せんべい』に関する話奈良公園には鹿せんべいを売っている屋台がたくさんあります。鹿せんべいは米ぬかを原材料にしています。試しに食べてみる人もいますが、調味料が入っておらず無味ですから、人間が食べても美味しくありません。屋台の側で人間が鹿せんべいを購入するのじっと待っている鹿も多いです。お利口なことに屋台に置いてあるせんべいを狙う鹿はいません。お金を払って、観光客が手にするとわっとやって来るのです(笑)。ちなみに現在では10枚で150円ですが、筆者の記憶では30円という時代もありました。もちろん大昔の話ですが。■鹿は礼儀正しいか?鹿せんべいをくれる観光客におじぎをする――という話があります。確かになぜか頭を下げる鹿もいますが、すべてがそんなイイ鹿ではありません。観光客が鹿せんべいをくれることを、奈良公園の鹿は知っていて、スキあらば鼻先をぐいぐい押しつけてきます。気をつけないと服が鹿のだ液、鼻汁だらけになってしまいます。■鹿害もあります!奈良公園の鹿は一応建前上は「野生動物」ということになっていますが、『財団法人 奈良の鹿愛護会』によって保護されています。ただやはり鹿なので、近在の畑の苗木を食べたりする害を起こしており、農家の人からは「鹿害に関する陳情書」が出されていたりします。奈良の鹿は、春日大社では「神のお使い」というスタンスですので、そう簡単に間引いたりできないのです。■罰当たりな話筆者が高校生のころに罰当たりな事件がありました。夜中に奈良公園の鹿を(かわいそうに)鉄パイプで一撃。白いバンに積み込もうとした2人組が捕まりました。「鹿肉が美味しいと聞いていたので食べようと思った」というのが犯行の動機です。ほかにも最近ではボウガンで傷つけたり、角を狙ったりする輩もいるようです。けしからん話です。■『鹿サイダー』登場!鹿にかぶせた商品開発は盛んですが、この『鹿サイダー』は新顔です!「奈良県初登場のご当地サイダー」です。鹿の味がするわけではなくて、「柿酢風味」でさっぱりとした甘酸っぱさがウリです。ちなみに柿は奈良県を代表する果物です。というのは、柿は大和朝廷の時代から栽培されていました。「柿食えば……」で有名な法隆寺も奈良県にあります。鹿サイダーが柿酢風味というのも理由のあることなんですね。(谷門太@dcp)『鹿サイダー』を販売しているサイト
2012年11月26日