夫と付き合っていたころの話です。シフト制勤務の彼と、平日勤務な私。休みの日がほとんど合わない中、3カ月ぶりに会うことになりました。しかし、その日は予想外な出来事が起きました。避妊に失敗してしまったのです……。そのとき私がとった行動と感じたことについてお話しします。 慌てて婦人科を受診病院に着くとすぐに別室に案内され、詳しい経緯や時間帯、過去の生理日などの問診と、緊急避妊薬(アフターピル)についての説明を受けました。緊急避妊薬は避妊失敗から72時間(3日)以内に服用すると、高い確率で妊娠を阻止することができるそうです。 また、もし72時間を過ぎた場合でも、妊娠率を低下させる可能性はあるとのことです。そしてひと通りの説明を受けたあとに看護師さんから薬を手渡され、すぐに服用しました。それから数週間後、予定日より少し遅れて生理が来ました。 もし妊娠を希望していないのに避妊に失敗してしまったら、何よりも“一秒でも早く病院を受診すること”が大切だと感じました。72時間というラインは目安で、薬の服用は早ければ早いほど妊娠の阻止率は高まるそうです。また、妊娠を希望していなくても、過去の生理日や毎日の基礎体温を記録しておくことが大切だと学びました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/しおみなおこ著者:山下あゆ2歳の男の子のママ。金融系企業の営業としてバリバリ働くも、出産を機に退職。自身の経験をもとに妊娠・出産・子育てについて執筆中。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター しおみ なおこ
2023年12月11日里帰り出産の前に健診へ行くと、逆子であることが判明しました。帝王切開に恐怖感があったものの、医師からの説明を受けて帝王切開を決断! 出産前の医師の説明や入院当日、出産、産後までリアルなレポートをお届けします。出産後、少しずつ呼吸をしづらくなってきた雛田さん。助産師さんに伝えると、「赤ちゃんと対面したら、麻酔を追加するね」と言われ、もう少し耐えることに。 すると、「赤ちゃんですよ~」と元気なわが子を目の前に連れてきてくれました。小さい体で一生懸命泣く姿を見て「生きてる!」と誕生を実感し、自然と涙が流れてくるのでした。 「もう終わったの?」目が覚めると… 「まさか泣くと思わなかったな」という雛田さんですが、すぐに全身麻酔に切り替わり、目が覚めると手術が完了していました。 病室へ移動する際、少しぼんやりしながらも、医師と子どもの名前や体重についてお話ししました。 病室に入る前に両親と再会し、赤ちゃんの様子を聞くと、「目元があなたに似てたっ!」と言われるのでした。 家族の顔を見ると、ホッとしますよね。「目元が似てる」とうれしいことを言われたら、早く赤ちゃんに対面したくなります。術後そして産後で、ダメージを受けているはずですが、赤ちゃんの顔を見たら頑張れそうですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ひぃちゃん
2023年12月11日この記事では、2023年11月に妊娠・出産を発表した芸能人や有名人をご紹介! 妊娠・出産時期が自分と近い芸能人や有名人には、なんとなく親近感がわくものですよね。鈴木ちなみさん、ギャル曽根さんなど、多方面でご活躍中の方々からおめでたいニュースが届きました。俳優・タレントなど、7名の出産のニュースをお届けします。 出産発表鈴木ちなみ(34歳)モデル・タレント 妊娠発表:2023年9月8日(2人目) 出産発表:2023年11月3日 ブログ・SNS:Instagram(@chinami_suzuki0926)May J.(35歳)歌手 ※夫は尚玄(45歳)俳優 妊娠発表:2023年5月12日(1人目) 出産日:2023年11月16日 ブログ・SNS:公式サイト植村花菜(40歳)シンガー・ソングライター ※夫は清水勇博(40歳)ミュージシャン 妊娠発表:2023年6月16日(2人目) 出産日:2023年11月17日 ブログ・SNS:「愛があればそれでいいのだ」ギャル曽根(38歳)タレント 妊娠発表:2023年11月9日(3人目) 出産日:2023年11月18日(女児) ブログ・SNS:「ごはんは残さず食べましょう」北林明日香(44歳)俳優・ダンサー 出産日:2023年11月21日(1人目・男児) ブログ・SNS:Instagram(@asuka_kitabayashi)パパになった芸能人・有名人金子ノブアキ(42歳)俳優・ロックバンド・RIZEのメンバー 出産発表:2023年11月6日(2人目)福井俊太郎(43歳)お笑いトリオ・GAG 出産日:2023年11月9日(1人目・男児) ブログ・SNS:X(@shuntarofukui)気になる芸能人や有名人はリストの中にいましたか? 同じくらいの妊娠週数だったり、わが子と近い月齢の赤ちゃんが登場したりする芸能人のブログには、マタニティライフや子育てのヒントがあるかもしれません。家事や子育ての息抜きにチェックしてみてはいかがでしょうか。
2023年12月10日里帰り出産の前に健診へ行くと、逆子であることが判明しました。帝王切開に恐怖感があったものの、医師からの説明を受けて帝王切開を決断! 出産前の医師の説明や入院当日、出産、産後までリアルなレポートをお届けします。「もう少し強く引っ張って!」など医師が研修医へ指導する声が聞こえてきて、少し不安な気持ちになる雛田さん。 そうこうしていると「赤ちゃん出るよ!」という声をかけられます。そして「あとは頭だけだよ~!」など実況されているうちに、元気な赤ちゃんが誕生しました。 あまりにも元気な泣き声だったので、おなかを開けられたまま笑ってしまう雛田さんでした。 「ちっちゃくてかわいい~」わが子と初対面 出産後、少しずつ呼吸をしづらくなってきた雛田さん。助産師さんに伝えると、「赤ちゃんと対面したら、麻酔を追加するね」と言われ、もう少し耐えることに。 すると、「赤ちゃんですよ~」と元気なわが子を目の前に連れてきてくれました。小さい体で一生懸命泣く姿を見て「生きてる!」と誕生を実感。自然と涙が流れてくるのでした。 赤ちゃんはもちろん、ママも全力で頑張りました。不安な気持ちでいっぱいだった帝王切開ですが、無事に出産を迎えられてよかったですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ひぃちゃん
2023年12月10日里帰り出産の前に健診へ行くと、逆子であることが判明しました。帝王切開に恐怖感があったものの、医師からの説明を受けて帝王切開を決断! 出産前の医師の説明や入院当日、出産、産後までリアルなレポートをお届けします。早速手術が始まりますが、麻酔がしっかり効いているため、いつおなかを切られたのかもわかりません。また、局所麻酔なので意識はあり、液体を吸っているような音や医師たちの会話は聞こえてきます。 様子が気になる雛田さんに、助産師さんが「すごい目を見開いてるよ!」と話しかけてくれました。 すぐにおなかの子に会えると思っていましたが、意外と時間がかかり……。 「時間かかってない?」医師の声にドキッ 「もう少し強く引っ張って!」など医師が研修医へ指導する声が聞こえてきて、少し不安な気持ちになる雛田さん。 そうこうしていると「赤ちゃん出るよ!」という声が! そして「あとは頭だけだよ~!」など実況されているうちに、元気な赤ちゃんが誕生しました。 あまりにも元気な泣き声だったので、おなかを開けられたまま笑ってしまう雛田さんでした。 ついに、元気な赤ちゃんが誕生しました! 緊張していると、いろいろなことを考えてしまって、時間が経つのも遅く感じるかもしれません。へその緒が絡まっている心配もありましたが、ママが笑うほど元気な姿で生まれて本当によかったですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ひぃちゃん
2023年12月09日里帰り出産の前に健診へ行くと、逆子であることが判明しました。帝王切開に恐怖感があったものの、医師からの説明を受けて帝王切開を決断! 出産前の医師の説明や入院当日、出産、産後までリアルなレポートをお届けします。手術台の上では間髪入れずに準備が進み、恐怖を感じる間もなく痛み止めや麻酔を打っていきます。麻酔は想像よりも痛みはなく、下半身がビリビリするような不思議な感覚に。 麻酔が効いているか、氷で確認されますが、へその左上に冷たい感覚が残っているのです……。「麻酔が効かなかったらどうしよう!?」と焦る雛田さん。助産師さんたちに「ここは冷たい?」と聞かれ、「冷たいです……」というやりとりを3回ほど繰り返し、やっと麻酔が効きました。 ついに、手術が始まり……。 「おなか切られてる?」初めての帝王切開 早速手術が始まりますが、麻酔がしっかり効いているため、いつおなかを切られたのかもわかりません。また、局所麻酔なので意識はあり、液体を吸っているような音や医師たちの会話は聞こえてきます。 様子が気になる雛田さんに、助産師さんが「すごい目を見開いてるよ!」と話しかけてくれました。緊張している雛田さんは、できれば声をかけてほしいと思ったのでした。 手術が決まってから、ドキドキしていた雛田さんですが、ついに帝王切開の日を迎えました。下半身の感覚がないのに、意識があるというのは、不思議な感覚かもしれませんね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ひぃちゃん
2023年12月08日現在、私は7歳、5歳、4歳、2歳の4人の子をもつ20代の母親です。初めての出産は17歳のときでした。今では4人の子どもたちに囲まれて、忙しくも楽しい毎日を過ごしています。そんな私の初めての出産体験談をご紹介します。 それぞれの思い私が妊娠に気がついたのは妊娠3カ月のときです。妊娠がわかったときはとてもうれしかったのですが、これからどうしたらいいのか何もわからない不安もありました。17歳ということもあり、家族とも話し合いをしましたが、「若いのに大丈夫なのか」と心配されるばかりでした。その心配はとてもありがたく思ったのですが、私の中では若いから母親になることはいけないと言われているように感じたのです。 その後も話し合いを重ね、産むことに賛成してもらえたときはとても安心できました。同時に、若くても大丈夫だと思ってもらえるような母親になりたいと思いました。家族の協力もあり、落ち着いた環境の中で、妊娠生活を送ることができたことにとても感謝しています。 想像以上の痛みと感動私は出産予定日3日前の妊婦健診で、赤ちゃんの頭が少し大きく、それに加え私の骨盤が狭いと担当の医師に言われました。そのため出産予定日の前日から入院をして、陣痛促進剤を使用することに。初めての出産に加え、まだ17歳で情報共有する先輩ママも身近にいないため、ネットで陣痛促進剤による出産のことを調べました。 実際、陣痛促進剤の点滴が始まると、おなかの張りや生理痛のような痛みがありました。けれども時間が経つにつれて我慢ができないほどのおなかの痛みになり、声を出さずにはいられませんでした。そしてこの激しい痛みこそが、陣痛だと気づいたのです。 そして、9時間の陣痛を乗り越え、無事に赤ちゃんと会えたときは安心とうれしさで自然と涙が溢れました。そして支えてくれた家族の大切さが身に染みてわかった瞬間でした。 子育ては何事も全力で初めての出産の次は初めての子育てに奮闘する日々が待っていました。私は通信制高校に在学していたため、学業に追われているときもありました。そのため泣くばかりの赤ちゃんに困り果て、一緒に泣いてしまうこともありました。そんなときは家族の手を借り、学業とバランスをとっていきました。 離乳食が始まったときは、親に作ってもらっていたごはんを自分で作る練習からでした。母に教えてもらいながら調理の仕方を学び、アレルギーなど赤ちゃんにあげてはいけないものを保健師さんに聞きました。学ぶことが多く大変でしたが、赤ちゃんの笑顔のために頑張ることができました。 赤ちゃんがハイハイをするようになると、トンネルのおもちゃなどを購入。私も一緒になって遊びました。体力が尽きず一緒になってとことん遊べるところは若くてよかったなと思います。 10代の出産で不安もありましたが、周りのサポートのおかげで頑張れました。ひとりで抱えずに相談したからこそサポートを受けることができ、相談することの大切さにも気がつけたのでよかったです。当時のアドバイスのおかげで今も頑張れていると思います。現在も家族にサポートを頼むこともたくさんありますが、これからもわからないときや不安なときは家族や周りの方などに相談していきたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラストレーター/ムチコ監修/助産師 松田玲子著者:河村アリス7歳、5歳、4歳、2歳の4人の母。4人の子どもと忙しくも楽しい日々を満喫中。自身の子育て経験をもとに執筆している。
2023年12月07日里帰り出産の前に健診へ行くと、逆子であることが判明しました。帝王切開に恐怖感があったものの、医師からの説明を受けて帝王切開を決断! 出産前の医師の説明や入院当日、出産、産後までリアルなレポートをお届けします。帝王切開が決まってからの数週間は「おなかを切られるのが怖い」と思っていましたが、当日は恐怖心を感じることもなくあっという間に予定時刻に。 手術室まで歩いて行くことに驚きつつ、ついにベッドに横になります。「手術着はいつ脱ぐの? 下半身の毛は剃らないの?」など疑問が頭によぎっているうちに、サッと手術着が取り除かれハダカに! 「配慮がすごい!」と感動し、いよいよ麻酔を打たれ……。 「イヤ~な感覚!」麻酔が効かない!? ※体制(誤)→体勢(正)※感染症予防のため術前に抗菌薬を1回投与することがあります。 手術台の上では間髪入れずに準備が進み、恐怖を感じる間もなく痛み止めや麻酔を打っていきます。麻酔は想像よりも痛みはなく、下半身がビリビリするような不思議な感覚に。 麻酔が効いているか、氷で確認されますが、おへその左上に冷たい感覚が残っているのです……。「麻酔が効かなかったらどうしよう!?」と焦る雛田さん。助産師さんたちに「ここは冷たい?」と聞かれ、「冷たいです……」というやりとりを3回ほど繰り返し、やっと麻酔が効きました。 SNSを始め、ネット上に転がっている体験談を読むと、いろいろな不安に襲われてしまうかもしれません。痛みの感じ方や麻酔の効き具合などは、人それぞれなので、雛田さんのように「意外と平気だった」という方もいます。恐怖心でパニックに陥りそうなときこそ、一度冷静になりたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ひぃちゃん
2023年12月07日私は4回出産を経験しましたが、妊娠中や産後に身内に不幸があり、葬儀がおこなわれることがありました。まさかの出産予定日直前に夫の祖母が亡くなり、臨月の状態で葬儀への参列をどうするべきか悩んだことも。また、次男が生後2カ月のときには義父が他界。小さい子どもを連れて葬儀に参列することになったのですが……。ここでは、妊娠中や産後に葬儀があった際、私がどのように対応したのかをお話しします。まさかの出産予定日に葬儀が……私は長女の出産予定日1週間前に、2歳の長男を連れて実家に帰っていました。すると、実家に帰って2日後に夫の祖母が危篤という連絡がありました。今動くべきか悩みましたが、夫はもちろん、私まで本当にかわいがってもらっていたので、どうしても会いたくて病院へ行くことに。その後、義祖母は息を引き取り、まさかの出産予定日に葬儀が執りおこなわれることが決まりました。 義両親や親戚も、私が臨月ということは知っていたので、無理に参列しなくてもいいと言っていただきました。ただ、本当にお世話になった義祖母と最後のあいさつがしたいという気持ちがあり、夫や母と相談することに。 お通夜だけ参列することに夫は義祖母にとっては初孫で長男ということもあり、本当にかわいがられていました。その義祖母をきちんとお見送りしたい気持ちと、私に何かあったらすぐに動かないといけないことから、臨月の私には安静にしておいてほしいと夫から言われました。 けれど、私も最後に会いたいと言うと、お通夜だけということで話がまとまったのです。おなかの大きい私はなんとか入るサイズの黒い服を探し出し、長男を連れて、母と一緒にお通夜へ。ただ、本当に義祖母にあいさつだけをして、短い時間で帰ることにしました。 出産予定日より1週間遅れて出産結局、出産予定日当日に陣痛は来ず。その後、祖母の初七日が終わった1週間後に陣痛が来ました。長男は夫の実家にあずけ、長女を出産。義祖母のことが一段落するタイミングだったので、夫も無事出産に立ち会うことができました。あのとき無理に動いてお葬式まで参列していたら周りに迷惑をかけていたかもしれないと思うと、あの判断は間違っていなかったと思います。 それから時が経ち、次男を授かり出産。次男が生後2カ月のときに義父が亡くなり、葬儀がありました。私はもう動ける状態だったので、長男の妻としてバタバタしながら、次男への授乳やお世話をして本当に大変でした。 妊娠中や、小さい子どもを連れての葬儀は本当に大変です。特に妊娠中となると、地域によっては風習があり、生まれてくる子どもに影響があるかもと心配されることもあります。私の場合は運良く4回とも家で陣痛が始まりましたが、急な葬儀の対応なども含め、妊娠中は自分の体調を考え、ベストな状態を整えておくことが大事だと思いました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年12月07日里帰り出産の前に健診へ行くと、逆子であることが判明しました。帝王切開に恐怖感があったものの、医師からの説明を受けて帝王切開を決断! 出産前の医師の説明や入院当日、出産、産後までリアルなレポートをお届けします。助産師さんがまさかの知り合いで、少しだけ緊張がほぐれた雛田さん。 術後に備え、ベッドの周りを整理整頓し、ついに手術着にお着換え。11時を過ぎたころにエコー検査をして点滴を打ちます。 あと2時間後におなかの子に対面できると思うと、待ち遠しい気持ちでいっぱいになりました。手術を待っていると、雛田さんの両親がやってきて……。 「そんなに緊張しなくても…」妊婦より心配そうなのは? 手術室に移動する前に10分ほど両親と対面すると、雛田さんよりも父親のほうが緊張した様子。 帝王切開が決まってからの数週間は「おなかを切られるのが怖い」と思っていましたが、当日は恐怖心を感じることもなくあっという間に予定時刻に。 手術室まで歩いて行くことに驚きつつ、ついにベッドに横になります。「手術着はいつ脱ぐの? 下半身の毛は剃らないの?」など疑問が頭によぎっているうちに、サッと手術着が取り除かれハダカに! 「配慮がすごい!」と感動し、いよいよ手術がスタートするのでした。 出産前に家族の顔を見るとホッとしますよね。家族の温かいサポートはママの力になります。もうすぐ赤ちゃんに会えると思うと、とってもワクワクしますね。雛田さんと赤ちゃんの無事を祈るばかりです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:マンガ家・イラストレーター ひぃちゃん
2023年12月06日怖がりなしおさんは無痛分娩を選択し、元気な女の子を出産。入院生活3日目の入浴中。おしりの違和感があり、触ってみるとなんといぼ痔が。シャワーを終え病室へ戻り、授乳をしますが、おしりの傷みに悩まされます。意を決して「痔の薬が欲しい」と助産師さんに訴えるしおさん。助産師さんは、心配しながら薬を手渡します。さっそく使ってみると一瞬痛みが引くものの、すぐに激痛がしおさんを襲うのでした。おしりに爆弾を抱えたまま沐浴指導の時間に…… 。立っているのもやっとの中、パワフルな助産師さんとの沐浴指導がスタートしました。 耐えろ! 地獄の数分間!! ※赤ちゃんを入れたままコットにセットするのは危険です。 ※赤ちゃんを入れたままコットにセットするのは危険です。 ベテランの助産師さんがテキパキと沐浴を進める中、しおさんはおしりの痛みに耐えることで精一杯。痛みと初めての沐浴に緊張し、震えながらも沐浴を終えるのでした。 病室へ戻り「今後1人で入れることできるかなぁ」と考えながら体を休めていると、またも体に異変が! なぜか左腕がパンパンに腫れ上がっているのでした。 おしりの痛みに左腕のむくみと体の不調が続く中、廊下を歩いていると余裕の表情の産婦さんたち。しおさんは「なんで私だけボロボロなんだ?」とうらやましく思うのでした。 病室へ戻り凹むしおさんのところに夫が面会に。「また授乳の時間だ」と弱々しい声でぼそっと呟いたかと思えば、殺気だった顔で必死に授乳するしおさん。その姿を見て「今日と明日頑張れば退院出来るからさ…… あとちょっとだよ」と励ます夫。その言葉を聞きあと2日で帰れるんだ!と気を持ち直すのでした。 ◇ ◇ ◇ 心配しながらも「あとちょっとだよ」と前向きな言葉をかける旦那さん。赤ちゃんのお世話に体の不調にと弱っているしおさんにとって、前向きな言葉は心の栄養となるのではないでしょうか? 大変なときこそ、お互い寄り添いあって過ごしていきたいですよね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年12月06日怖がりなしおさんは無痛分娩を選択し、元気な女の子を出産。入院生活3日目の朝を迎えます。いつもより気合い十分のしおさんは朝食を食べシャワーへ。そこでしおさんの体に異変が起こります。 入浴中に感じるおしりへの違和感。触ってみるとなんといぼ痔が! これはマズいと思ったしおさんは、いぼ痔をおしりの中に押し込んでみることに。しかし、また出てきてしまい、「ああ、駄目だ」としょげるしおさんなのでした。出産時に負った傷もいえぬまま、さらには、いぼ痔とダブルパンチで痛みに襲われるしおさん。歩くこともままならない状態となってしまいます。そして授乳の時間が訪れるのですが……。 あっ…あの実は!! ※赤ちゃんを入れたままコットにセットするのは危険です。 ※痛みや腫れがある場合は、無理に環納しないようにしましょう。 痛みに耐えながらもなんとかやり過ごしてきたしおさん。今回の授乳中は円座クッションを使いますが、やっぱり痛い!! 「ほんの数分……耐えろ!」と自分に喝を入れ、無事に授乳を終えるのでした。 そしてこのとき、立ったり座ったりが多くおしりへの負担が大きいであろう和室を選んだことを後悔をするのでした。全身に力を入れるためおしりへのダメージが……。痛みに震えるしおさんの元へ助産師さんが現れます。 意を決して「痔の薬が欲しい」と訴えるしおさん。すると助産師さんは、心配しながら薬を手渡します。そして「痔は中にこう押し込むのよ!」と助言を残し去っていくのでした。 薬をゲットしたしおさん。さっそく使ってみると、痛みが引いて座れるように! しかしまたすぐに激痛がしおさんを襲うのでした。 ◇ ◇ ◇ 円座クッションを使ってもおしりが痛いと嘆くしおさん。3時間おきの頻回授乳で、体もメンタル的にもダメージが大きいかもしれません。しかし、入院中であればすぐに病院スタッフに相談ができるので、しおさんも安心だったのではないでしょうか。頼れるスタッフのいる入院中にしっかりと体を休めて、少しでも早く回復できるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年12月05日里帰り出産の前に健診へ行くと、逆子であることが判明しました。帝王切開に恐怖感があったものの、医師からの説明を受けて帝王切開を決断! 出産前の医師の説明や入院当日、出産、産後までリアルなレポートをお届けします。「体は元気なのに、入院してるなんて不思議な気分」と思うほど、体調に問題はありません。暇ではあるのものの、検査や巡回で看護師さんや助産師さんが来るため、落ち着きません。 「おなかを切るのが怖い!」という思いと「明日の今頃には子どもが生まれているのか」とワクワクした気持ちが交互に押し寄せてくるのでした。 出産当日、朝の巡回に助産師さんがやってきました。すると、「あゆこ先輩!?」と声をかけられ……。 「先輩!?」声をかけてきたのは? ※トランスデューサーについて実際は直接肌にトランスデューサーを装着する。(服の上にベルトはしない) ※胎内音(誤)→胎児心音(正) 助産師さんから「あゆこ先輩!?」と下の名前を呼ばれてびっくり! 小学校から高校まで一緒だった後輩のQちゃんでした。「何かあったら遠慮なく声をかけてくださいね」と頼もしい言葉を聞いて、安心した雛田さん。 術後に備え、ベッドの周りを整理整頓し、ついに手術着にお着換え。11時を過ぎたころにエコー検査をして点滴を打ちます。なかなか点滴の針が入らず、看護師さんが苦戦していましたが、緊張のあまり痛みを感じにくくなっていた雛田さん。 あと2時間後におなかの子に対面できると思うと、待ち遠しい気持ちでいっぱいになりました。 点滴の痛みを感じにくくなるほど、緊張していた雛田さん。おなかを切ることや術後の痛み、傷跡など不安に感じる妊婦さんも多いかもしれません。医師や助産師さんに相談したり、家族に支えてもらったり、リラックスした気持ちで出産に挑みたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※NSTノンストレステストの略で、胎児心拍数モニタリングと言われる検査の1つ。お母さんやおなかの中の赤ちゃんに負荷をかけることなく、赤ちゃんの状態やおなかの張り有無を診断できます。NSTは「異常とは言えない」、「異常がある」で評価します。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ひぃちゃん
2023年12月05日怖がりなしおさんは無痛分娩を選択し、元気な女の子を出産。ついに3時間おきの夜間授乳がスタート。セットしたアラームよりも先に赤ちゃんの泣き声で起こされてしまいます。授乳をしても泣き止まない赤ちゃんに「う●ちな気がする」と思ったしおさんは、ナースコールを押します。すぐに駆けつけてくれた助産師さんの顔を見て安心するしおさん。赤ちゃんが泣き止まずどうしていいのかわからないと伝えます。おむつチェックをした助産師さんが「う●ちしてました!」と。しおさんの勘は的中したのでした。助産師さんにおむつの替え方を教えてもらい、四苦八苦しながらも無事完了。さっきまで泣き止まなかったことが嘘のように、おむつを替えを終えたらスヤスヤと眠りはじめた赤ちゃん。その安らかな表情を見てホッと胸を撫でおろすしおさんでしたが……。 本当の試練はここからだった!! ※痛みや腫れがある場合は、無理に環納せず医師に相談しましょう。 穏やかな表情で眠る赤ちゃんを見て「情けない……」と胸が苦しくなるしおさん。「この子には私しかいないんだ」と母親としての責任と自覚を強く持ち、これからの入院生活も全力でお世話をすることを決意するのでした。 そして入院生活3日目の朝を迎えます。いつもより気合い十分のしおさんはモリモリと朝食を食べシャワーへと向かいます。 入浴中、今日も赤ちゃんのお世話を頑張ろうと!決意。しかし、そんな絶好調のさなかに感じるおしりの違和感。恐る恐るおしりに手を当ててみると……。何とそこにはいぼ痔が!! 妊娠中からいぼ痔気味だったしおさん。出産時のいきみによりパワーアップし、存在感をあらすほどになってしまったのでした。これはマズいと思い、グイグイといぼ痔をおしりの穴の中に押し込んでみますがまた出てきてしまうのです。「ああ、駄目だ」としょげるしおさんなのでした。 ◇ ◇ ◇ 「この子には私しかいないんだ」と、隣で安心したように眠る赤ちゃんを見て、母親としての責任と自覚を強く持ったしおさん。今日も頑張るぞ!と出だし好調だったのも束の間、おしりの違和感がいぼ痔だったと思わぬ事態に困惑してしまったようです。出産を機に痔になってしまったという経験したという人もいるでしょう。痛みが気になる、腫れているかもと少しでも不安思ったら悩まずに相談しましょう。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年12月04日里帰り出産の前に健診へ行くと、逆子であることが判明しました。帝王切開に恐怖感があったものの、医師からの説明を受けて帝王切開を決断! 出産前の医師の説明や入院当日、出産、産後までリアルなレポートをお届けします。手術や施設の説明が一通り終わり、病室に戻った雛田さん。 用意されていた昼食を平らげた後、手術後は買い出しに行けなくなると思い、水やお菓子などを買い足し、出産に備えるのでした。 「明日にはわが子に会える!」でも不安 「体は元気なのに、入院しているなんて不思議な気分」と思うほど、体調に問題はありません。暇ではあるのものの、検査や巡回で看護師さんや助産師さんが来るため、落ち着きません。 当日に手術を立ち会ってくれる助産師さんと話し、帝王切開も仕方ないと思えてきましたが、ふとしたときに「明日、おなかを切るのが怖い!」という気持ちが再燃。また、「明日の今頃には子どもが生まれているのか」とワクワクした気持ちになり、いろいろな感情が押し寄せてくるのでした。 いよいよ、出産が近づいてきました。手術は不安ですが、かわいいおなかの子にやっと会えると思うと、頑張れそうですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※NSTノンストレステストの略で、胎児心拍数モニタリングと言われる検査の1つ。お母さんやおなかの中の赤ちゃんに負荷をかけることなく、赤ちゃんの状態やおなかの張り有無を診断できます。NSTは「異常とは言えない」、「異常がある」で評価します。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ひぃちゃん
2023年12月04日里帰り出産の前に健診へ行くと、逆子であることが判明しました。帝王切開に恐怖感があったものの、医師からの説明を受けて帝王切開を決断! 出産前の医師の説明や入院当日、出産、産後までリアルなレポートをお届けします。予定通り、手術の前日に入院した雛田さん。執刀医から切り方の説明や麻酔についてなど、具体的な説明受けて、同意書にサインをしていきます。 手術が近づくにつれ、不安な気持ちが増していきますが、医師の「不安を解消するための説明時間なので、なんでも言ってください」という心強い言葉のおかけで、ホッとしました。 一通り説明を聞き、病室へ戻ると……。 入院生活、ついにスタート! シャワー室やレンタル着など、もろもろの説明を受けて病室に戻り、用意されていた昼食を平らげました。 持ち物、買い足す物の確認をしていると、保湿剤について不安なことが……。それは、保湿剤が支給されるのではなく、受付に借りに行くということでした。風邪が流行している時期だったので、人と共有することに抵抗感があります。乾燥が気になる季節でしたが、一応持ってきていた全身用の保湿剤でしのぐことにしました。 その後、手術後は買い出しに行けなくなると思い、水やお菓子などを買い足し、出産に備えるのでした。保湿剤など肌に触れる物は、使い慣れている物のほうが安心します。荷物はなるべく増やしたくないですが、今回のようなこともあるので、いろいろと多めに持っていくほうがよさそうですね。初めての出産は、ちょっとした疑問があれこれ生じるはずです。「こんなこと聞いてもいいのかな……」と考えず、医師や看護師へ相談してみるの一つの手かもしれませんね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:マンガ家・イラストレーター ひぃちゃん
2023年12月03日怖がりなしおさんは無痛分娩を選択し、元気な女の子を出産。そして入院生活2日目。助産師さんが病室へきたかと思えばすぐに食事。ごはんを食べたかと思えば今度は哺乳瓶を洗い……と息つく間もなく時間が過ぎていくのでした。ついに赤ちゃんと初対面をした夫。大事に大事に赤ちゃんを抱っこする夫の姿を見て「家族になったんだなあ……」と実感するしおさん。家族団らんで幸せな時間を過ごしていたそのとき、しおさんに信じられない事件が起こります。待望のアイスがドロドロに溶けきった状態で手渡されたのです。「コンビニで買ってから40分かけて車できたから……ごめん」と衝撃の発言が。気まずい表情の夫をかばうよに「せっかくだし食べようかな……」とやさしい言葉をかけるしおさんでした。時刻は夜の9時。3時間おきの夜間授乳に備え、アラームをセットするしおさん。しかし、アラームが鳴る前に赤ちゃんの泣き声で起こされるのでした。そして、深夜の攻防戦が繰り広げられるのです……。 な…泣き止まない!? 「泣いて起こされるの初めてかも」と産声ぶりの泣き声を聞きながら授乳を始めたしおさん。授乳も終わり「昼間みたいにおっぱいあげてすぐ寝るだろうな」とベッドに入るしおさん。しかし…………赤ちゃんが泣き止まない!! なんで!? どうして!? 止まらない赤ちゃんの泣き声に焦るしおさん。 初めてのことに戸惑いながらも「なんとなーく、うんちな気がする」と母親の勘が働きます。しかし、正解がわからないとパニックのしおさんは、頼みの綱であるナースコールを押し助けを求めます。 その後、駆けつけてくれた助産師さんの顔を見て安心するしおさん。しどろもどろになりながらも、赤ちゃんが泣き止まずどうしていいのかわからないと伝えると、おむつチェックを始める助産師さん。チェックを終えると「うんちしてました!」と凛々し顔でひと言。しおさんの勘は見事に的中したのでした。 ◇ ◇ ◇ これまで泣かずに大人しい赤ちゃんが泣きやまずに動揺してしまったしおさん。赤ちゃんが泣いて起こされることも、授乳しても泣き止まないこともすべてが初めてのことであたふたしてしまいますよね。深夜であろうと、すぐに駆けつけてくれる助産師さんの存在はとても大きく心強いのではないでしょうか。退院までの期間、助産師さんや看護師さんなど病院スタッフの助けを借りながら頑張って欲しいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年12月03日里帰り出産の前に健診へ行くと、逆子であることが判明しました。帝王切開に恐怖感があったものの、医師からの説明を受けて帝王切開を決断! 出産前の医師の説明や入院当日、出産、産後までリアルなレポートをお届けします。里帰り先の病院を受診した雛田さん。バースプランを書き、病院へ提出しますが「無理ですね」とバッサリ。 逆子を直すために体操(※)を試しましたが、直る気配がありません。 病院で帝王切開について説明を受け、予定日より早く子どもに会えるうれしさと手術への恐怖が交互にやってきて……。 おなかを切るってどんな感覚? ※(誤)限度額認定証→(正)限度額適用認定証 結局、逆子が直らず帝王切開が決定。予定通り、手術の前日に入院し、同意書にサインをしていきます。 執刀医から切り方の説明を受けて、横切りを選択。陣痛が起きたときは、緊急帝王切開になると言われ少しドキッとします。しかし、医師の「不安を解消するための説明時間なので、なんでも言ってください」という心強い言葉のおかけで、ホッとしました。 「おなかを縫われる感覚が怖いのから、全身麻酔にしてほしい!」と思う雛田さんでしが、下半身の麻酔のみ。恐怖心がぬぐえないんか、母に「遠慮しがちだから、何かあったらすぐに言うのよ」と言われるのでした。 帝王切開に「痛そう」「怖そう」「ラクそう」と、さまざまなイメージを持っている方がいるのではないでしょうか? 経腟分娩といろいろと異なりますが、ママと赤ちゃんは頑張っています。周囲の人は全力でサポートしていきたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※逆子体操について近年は無理な姿勢によるデメリットも指摘されているため、逆子体操は推奨されていません。 おなかが張る可能性があるので切迫早産と診断された場合や、医師から許可が出ていない場合は控えましょう。また、体操したからといって、絶対に治る可能性はありません。赤ちゃんはママのおなかの中でグルグルと動いています。そのため、妊娠中期までは頭の位置は変わりやすいですが、妊娠後期になっても逆子のままの人も一定数います。 ※帝王切開の切り方についておなかの切り方は、おへその下を垂直に切る「縦切開」、水平に切る「横切開」の2種類があります。素早く取り出してあげないといけない場合は「縦切開」、下着や水着になったときに傷跡が見えにくいのは「横切開」だと言われています。医師の意向や産院の方針などもあるので、担当医師への相談をおすすめします。監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ひぃちゃん
2023年12月02日第1子妊娠中、妊娠8カ月ごろのお話です。突然の不幸に悲しみがありながらも、少しだけ前を向くことができた体験談を紹介します。コロナ禍での妊娠。家族と久々の再会結婚を機に夫と暮らすために県外に引っ越しました。新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言が発令され、ゴールデンウィークもお盆休みも帰れず実家の家族に会えませんでした。 妊娠がわかったのは2020年の6月。SNSで家族とはやりとりをしていたものの顔を合わせる機会がないまま時間が過ぎていきました。私の家族は両親と兄で、両親とは連絡をとっていましたが兄とは連絡をとることはありませんでした。 緊急事態宣言が解除され、新型コロナウイルスの感染者も少なくなってきたので、妊娠7カ月に入ったあたりに実家に帰ることに。久しぶりの実家で、両親も私の妊娠を喜んでくれ、たくさん話をしました。兄とも少し言葉を交わし、今まで実家にいたときと変わらない時間を2〜3日過ごし、自宅のアパートへ戻りました。 突然の訃報に頭が真っ白……それから数週間後のこと。突然夜遅くに父からの電話。私「もしもし」 父「……もしもし。遅くにごめん。妊婦のお前に言うことじゃないが、言わないといけないことが……」と震えた声。私は胸騒ぎがしました。母が倒れたか、母方の祖母が倒れたかと一瞬で嫌な想像をしました。 私「何があった?」 父「兄が亡くなった……。心筋梗塞で倒れてそのまま……」私は頭が真っ白になりました。当時私は妊娠8カ月。妊娠後期に突入したあたりのお話です。それまでは情緒が不安定でやっと落ち着いてきたころでした。元気だった兄との突然の別れ。何が何だかわからずに実感がないまま、再び実家へ戻りました。 そこには細長い白い箱があり、中には白い服を着て目を閉じた兄がいました。話しかけても返事はなく、いつも私の名前を呼ぶ声も聞こえてきません。 兄と最後に会ったのは数週間前。一緒にDVDを観ようと約束をしましたが、私が出かけるため観られずにいました。「次帰ったらでいいか」という気持ちはありましたが、そんな日はきませんでした。私が帰る日に、「帰るね! またね!」と寝ている兄に声をかけて帰ったのが最後の会話でした。こんなことなら兄と会話をすればよかった、もっと連絡をとっておけばよかったと後悔が押し寄せました。 深い悲しみのなか近づく出産予定日葬儀が終わり兄とのお別れをし、自宅のアパートへ戻りました。すぐに妊婦健診があったのですが、切迫早産とのことで次の日に入院が決まりました。しかし、次の日に受診すると、ギリギリではありましたが自宅安静で良いことになり入院は免れました。 情緒が安定してきていたとはいえ、やはり身内との別れはつらいもの。突然のことならなおさらです。周りには悲しんでいる姿は見せまいと思っていましたが、夜になると悲しい気持ちが押し寄せて声を上げて泣く日々。普段からそんな姿は見せませんが、夫に「泣きたいときは泣いていいよ、寂しいときは寂しいって言っていいよ」と言葉をかけてもらったり、職場の人たちからもいつもと変わらない様子で振る舞ってもらいながらもささいなところで支えてもらったりして、何とか持ち堪えることができました。 それから1カ月後、里帰り出産のために実家に帰り受診をすると、また切迫早産気味に。入院するかしないかの瀬戸際でした。できるだけ家で安静にしながら過ごし、妊娠37週目を迎えました。そして予定日1週間前の夕方に陣痛がきて、次の日の朝に出産しました。 天国で兄が見守ってくれている娘の誕生日は兄の百か日でした。それから1週間後に退院。退院前日から雨が降り、朝方まで雨が降っていました。退院に向けての最後の診察が終わり、病室に戻ると雨が上がっていて、迎えにきてくれた両親と娘とともに実家へ。晴れてよかったねと車の外を眺めていると雨上がりの空に虹がかかっていました。 生まれて初めて見る、端から端まで見えるきれいな虹。兄が喜んでくれているようなそんな気持ちになり、両親にバレないようにこっそりと涙を流しながら家へ帰りました。 妊娠中の兄との別れ、切迫早産でも入院せずに済んだこと、退院の日に虹がかかっていたことを知人に話すと、「お兄さんが見守っていてくれてたんだね」と言ってくれ、きっとそうだと心が温まりました。娘に伯父さんを会わせてあげることはできませんが、きっと天国で兄が見守ってくれていると、私も前を向くことができました。 妊娠中の繊細な時期にあった悲しい体験でした。人との出会いがあるように別れもあり、それはいつ起きるかわかりません。妊娠中に起きることだってあります。ひとりじゃない、周りにたくさん助けてくれる人がいる。つらいときはつらい、しんどいときはしんどい、悲しいときは悲しいと言葉にして伝えることが大切で、私が思っている以上に私のことを想ってくれる人がいて、多くの人に支えられていると思い知ることができました。そして、娘を出産したことで、生と別れについてしっかり向き合うことができたと思います。娘が生まれて3カ月が経ちました。まだまだ大変な時期ですが、生まれてきてくれたことを日々感謝しながら育児を頑張っています。 著者:ぽむぽむ1児の母。生後3カ月の娘を溺愛している専業主婦。
2023年12月02日「出産よりも産後がつらい」第7話。怖がりなしおさんは無痛分娩を選択し、元気な女の子を出産。傷口の痛みやおしっこが出ないハプニングをなんとか乗り越えて突入した入院生活2日目。2日ぶりにシャワーを浴びたしおさん。入浴後、病室に忘れ物をしたことを思い出し病室に向かっていると助産師さんに呼び止められ「すぐにナースステーションに来て赤ちゃん引き取ってください!!」と激怒され意気消沈。その後、産後のご褒美エステを終えたしおさんを呼び止め「お肌……超ツルッツルじゃん!」と。また怒られてしまうのではとドキドキしながらも入院生活を送っていました。 そんな心も体も忙しい中、「私がママだよ」と照れながらも初めて赤ちゃんに話しかけるしおさん。うれしくてちょっぴり恥ずかしいというなんとも言えない幸せな時間が流れるのでした。 そして2日目の朝、院長が病室へきて麻酔の管を取ると説明を受けたしおさん。麻酔の管を固定していたテープを勢いよく剥がされ、プチショックを受けます。しかし、夫のまさかの行動でさらなるショックが……。 フタを開けてまさかの状態にショック……!! その後の入院生活は、授乳をしたかと思えばすぐに食事の時間。そしてごはんを食べたかと思えば今度は哺乳瓶を洗い……と、目が回るような忙しさにしおさんは「負けるなしおー!」と自分へエール送るのでした。 あっという間に時は過ぎ夜に。しおさんの夫が面会へきて、ついに赤ちゃんと初対面を果たします。ぎこちなく丁寧に赤ちゃんを抱っこする夫の姿を見て「家族になったんだなあ……」と実感するのでした。そしてしおさんがリクエストをした待望のアイスを受け取るりフタを開けると、そこにはドロドロに溶けきった状態のアイスが……。形のないアイスを見た夫からは「コンビニで買ってから40分かけて車できたから……ごめん」と衝撃の発言が。気まずい表情の夫をかばうように「せっかくだし食べようかな……。」とやさしい言葉をかけるしおさんでした。 ◇ ◇ ◇ 赤ちゃんと初対面し、ぎこちないけれどもとても慎重に赤ちゃんを抱っこする旦那さんを見て感動もひとしおだったのではないでしょうか。しかし、リクエストしていたアイスが溶けてしまっていたことは衝撃ですよね。「コンビニで買ってから40分かけて車できたから……」と言われると、旦那さんの早く赤ちゃんに会いたいという気持ちと、しおさんにアイスを届けて喜んでもらいたいという気持ちが伝わり、ショックも消えも晴れやかな気持ちになりますね。退院後は冷たいアイスが食べられるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年12月01日里帰り出産の前に健診へ行くと、逆子であることが判明しました。帝王切開に恐怖感があったものの、医師からの説明を受けて帝王切開を決断! 出産前の医師の説明や入院当日、出産、産後までリアルなレポートをお届けします。 帝王切開が怖い ※選択的帝王切開の時期は39週以降が望ましく、週数が正確であれば38週も妥当とされている。 ※病院によっては手術が可能な曜日や時間帯が決まっており、その中から選択できる病院もあります。手術室の確保はもちろん、万全の体制で妊婦さんと赤ちゃんをサポートするために、医師、助産師、看護師などスタッフを確保することが必要です。そのため、手術日が限られていることがあります。 里帰り先の病院を受診した雛田さん。バースプランを書き、病院へ提出しますが「無理ですね」とバッサリ。 逆子を直すために体操(※)を試しましたが、直る気配がありません。病院で帝王切開について説明を受け、予定日より早く子どもに会えるうれしさと手術への恐怖が交互にやってくるのでした。 初めての出産に加えて、逆子で帝王切開となると不安になってしまいますよね。医師や助産師など、信頼できる人に相談して、リラックスした気持ちで出産当日を迎えたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※逆子体操について近年は無理な姿勢によるデメリットも指摘されているため、逆子体操は推奨されていません。 おなかが張る可能性があるので切迫早産と診断された場合や、医師から許可が出ていない場合は控えましょう。また、体操したからといって、絶対に治る可能性はありません。赤ちゃんはママのおなかの中でグルグルと動いています。そのため、妊娠中期までは頭の位置は変わりやすいですが、妊娠後期になっても逆子のままの人も一定数います。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ひぃちゃん
2023年12月01日怖がりなしおさんは無痛分娩を選択し、元気な女の子を出産。しかしその後、無痛分娩で使用した麻酔の副作用で、強烈な吐き気や38度を越える高熱に襲われたり、再び陣痛のような強い痛みを感じたりして苦しんでいました。さらに、出血がなかなかおさまらないしおさんを診察するため、夜中に院長が駆けつけてくれました。危ない状況ではあったけれども「出血は次第におさまっていく」と言われたしおさんの目には、安堵の涙が溢れます。さらに翌朝、赤ちゃんの寝顔を見たしおさんは感動が込み上げまたも涙……。傷口の痛みやおしっこが出ないハプニングをなんとか乗り越えて突入した入院生活2日目。この日から、赤ちゃんがしおさんの入院部屋に移動してきて、さっそく授乳をしてみることになりました。助産師さんに声をかけてもらいながら、赤ちゃんを慣れない手つきで抱き上げ、授乳を始めるしおさん。赤ちゃんが無事におっぱいを飲んでくれて、思わず感極まり涙が……。 しかしその後、しおさんの心が折れてしまうような出来事が起こったのです……。助産師さんが発した驚きの言葉 2日ぶりにシャワーを浴びたしおさん。ドライヤーをしていると、病室に忘れ物をしたことを思い出します。おぼつかない足取りで病室に向かっていると……。 「しおさん!!」と助産師さんに大きな声で呼び止められました。 助産師さんは、しおさんに対して「シャワー終わったらすぐにナースステーションに来て赤ちゃん引き取ってください!!」と激怒。 忘れ物を取りに戻っただけだったのに、強い口調で注意をされてしまったことにしおさんは落ち込んでしまいます。 また、ご褒美エステを終えたしおさんが病室戻っていると、また先ほどの助産師さんが、しおさんの名前を呼びながら怖い顔で近づいてきました。 すると助産師さんは「お肌……超ツルッツルじゃん!」と言って手でグッドサインをしたのです。また何か注意をされると思ったしおさんは安堵しました。 そして、病室に戻ってすやすやと眠っているちゃんを眺めていたしおさん。「私がママだよ」と照れながら小さな声で赤ちゃんに話しかけたのでした。 ◇ ◇ ◇ 照れながらも「ママだよ」と赤ちゃんに声をかけていたしおさん。しおさんのように、慣れないうちは緊張したり、どのようにコミュニケーションをとっていいかわからず戸惑ったりする方も多いと思います。小児科医の先生曰く、赤ちゃんが泣いているときには「おなかが空いたのかな?」「眠いのかな?」、ミルクを飲んでいるときは「おいしいね」、あくびをしているときは「眠たいね」などと赤ちゃんの気持ちを代弁するような声掛けをして、コミュニケーションを取ると良いのだそう。 赤ちゃんの気持ちを言葉にしてみると、なんだか自然と会話が楽しめそうですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年11月30日このマンガを描いているみたんさんの妹・コツママの出産レポです。陣痛開始から5日目に陣痛促進剤を打ったコツママ。促進剤の効果でお産が進み、立っていられないほどの痛みに苦しみます。ベッドの柵を握りしめながら、ついに子宮口が全開大になりました。助産師さんはてきぱきと準備を始め、あとはいきむだけに……。次の陣痛からいきんでいいと言われたコツママ。助産師さんに従い、出産に集中します。 眠れない…壮絶な5日間を経て コツママがあとどのくらいで生まれるかを聞くと、助産師さんは初産だから1~2時間はかかると答えます。実姉は分娩台に移動してからスピード出産だったことから、自分もすぐに産んでみせると意気込むコツママ。 いきみ始めて30分が経ったころに医師が呼ばれ、あと少しで生まれるのだと察します。あと2回いきんだら生まれそうという助産師さんの声を聞き、痛みに耐えながら呼吸を整えるコツママ。そして……、赤ちゃんの姿が目に入りました。 「うわあああああ」赤ちゃんよりも先に、夫の泣き声が響きます。コツママももらい泣きし、最後に赤ちゃんが無事に大きな産声をあげました。生まれた子は夫にそっくりの女の子。コツママさんは5日間にわたる出産を終え、初めて赤ちゃんに会えたあの瞬間だけは、何度でも味わいたいと思うのでした。 “出産の痛みは忘れる”とよく言われますが、コツママさんも1年半後には「また産みたい」と思えるように。どんなに苦しくてもわが子に会える瞬間は、ママにしか体験できない感動がありますね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター みたん
2023年11月30日会社員・松本さとこさんは最近結婚式を挙げた新婚さん。新婚生活を楽しみたいところですが、仕事が忙しく慌ただしい生活を送っていました。倦怠感が続いたものの、風邪や仕事のストレスだと思い込み、特に気にせず過ごす日々。そんな中、上司から体調を心配され、病院に行ってみると妊娠が判明! 妊娠中期まで妊娠に気づかなかった、さとこさんの妊娠体験談マンガです。早めに産休を入りたいということを課長に伝えると、「いいんじゃない? おなかが大きくなったら働きにくくなると思うし、早めに産休に入っていいよ」と言ってくれました。 こうしてさとこさんは、産休までに引き継ぎを終わらせ「元気な赤ちゃんを産んでね!」と送り出されたのでした。 産休がスタートし、安静にしながら出産予定日を待つ日々。「いつ生まれるかな……」とドキドキしているさとこさんでした。そしてついに、出産日がやってきて……。 「奇跡の子」待望の赤ちゃんと初対面! ついに陣痛が来て、夫と産婦人科へ向かったさとこさん。陣痛が始まって4時間以上経過しますが、まだ生まれません。 前日の夕方に病院へやって来てものの、翌朝になってもまだ生まれず、心が折れそうになるさとこさん。「この子は幾度の奇跡を乗り越えてきた子! 無事に生まれてくる!」と強く思い、陣痛に耐えます。そして、ついに元気な女の子が誕生! さとこさんは感動で涙が溢れました。妊娠に気づかず、いろいろと後悔することもありましたが、周囲の人たちの支えがあったからこそ無事に生まれたのだと、感謝の気持ちでいっぱいに。 それから約1年後、2人目の妊娠が判明。今回は早めに気がつくことができました。無事、元気な女の子を出産できて本当によかったですね。太ったと勘違いしてダイエットをしてみたり、ウイルス性の感染症に罹患したり、いろいろな困難がありましたが、何事もなく出産できたことは、まさに奇跡です。2人目の妊婦ライフは1人目の経験を生かして、無理せず過ごしてほしいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター ぴおっぷ
2023年11月30日怖がりなしおさんは無痛分娩を選択し、元気な女の子を出産。しかしその後、無痛分娩で使用した麻酔の副作用で、強烈な吐き気や38度を越える高熱に襲われたり、、再び陣痛のような強い痛みを感じたりして苦しんでいました。さらに、出血がなかなかおさまらないしおさんを診察するため、夜中に院長が駆けつけてくれました。危ない状況ではあったけれども「出血は次第におさまっていく」と言われたしおさんの目には、安堵の涙が溢れます。翌朝、助産師さんにミルクの作り方を教えてもらうことになり、赤ちゃんと顔を合わせます。すると、いろいろな感情がこみ上げてきて、しおさんの目には涙が……。しかし、感動していたのもつかの間。トイレに行くと、傷口が痛んで冷や汗をかいてしまいます。なんと、おしっこの出し方がわからなくなってしまったのです。助産師さんにカテーテルを使っておしっこを排出する方法もあると提案されますが、カテーテルが怖いしおさんは「自力で頑張ります」と宣言。夫が面会に来てくれたタイミングで、大量に水を飲んだせいか強烈な尿意に襲われます。夫に支えてもらいながらトイレに駆け込み、なんとかおしっこを出すことができました。あまりのつらさに家に帰りたいと弱音を吐いてしまうしおさん。 しかし、翌朝からいよいよ赤ちゃんと一緒に入院生活を送ることになって―!? 全身を鏡で見て自分に驚愕! 自分の体が思うように動かないことなどに限界を感じていたしおさん。 「うう……おうち帰りたいよお……」と思わず弱音を吐いてしまいます。 入院生活2日目。この日から、赤ちゃんが病室に移動してきて、一緒に入院生活を送ることに。さっそく、授乳をしてみることになりました。 助産師さんに声をかけてもらいながら、赤ちゃんを慣れない手つきで抱き上げ、授乳を始めるしおさん。赤ちゃんが無事におっぱいを飲んでくれて、思わず感極まり涙が出ます。 すると助産師さんが言いました。 「じゃあ今日から授乳は3時間間隔であげてね!」「大変だけど頑張って!」 大人が食事を1日3食をとるような間隔で赤ちゃんにも授乳すると思っていたしおさんは、びっくり。 もっと育児について勉強しておくべきだったと後悔します。 そしてナースステーションに一度赤ちゃんを預け、しおさんは2日ぶりにシャワーを浴びます。 鏡で自分の体を見たしおさんは、普段より何倍もおっぱいが大きくなっていることに驚き、つかの間の喜びを感じたのでした。 ◇ ◇ ◇ 初めて赤ちゃんに母乳をあげたしおさん。母乳はよく出たものの、授乳の頻度を知って戸惑ってしまったようです。助産師さん曰く、出産後、少しでもスムーズに母乳育児を始めるには、妊娠中のケアや母乳育児に関する知識を得ておくことが大切なのだそう。 しおさんが嘆いていたように、産後のママは授乳間隔が短いので寝不足になりやすく、体力的にも精神的にも大変だと思います。周りの人の理解や協力を得ながら少しでも楽しく赤ちゃんのお世話ができると良いですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年11月29日会社員・松本さとこさんは最近結婚式を挙げた新婚さん。新婚生活を楽しみたいところですが、仕事が忙しく慌ただしい生活を送っていました。倦怠感が続いたものの、風邪や仕事のストレスだと思い込み、特に気にせず過ごす日々。そんな中、上司から体調を心配され、病院に行ってみると妊娠が判明! 妊娠中期まで妊娠に気づかなかった、さとこさんの妊娠体験談マンガです。夫と話し合い、体のことを考えて産休を早めに取ることにしたさとこさん。上司の二宮さんに「有給を使い、少し早めに産休に入りたい」と伝えると、快く賛成してくれました。 出産経験のある二宮さんは「ただでさえ初産だし不安だね」とやさしい言葉をかけてくれ、一緒に課長へお願いしに行ってくれるのでした。 「なんてやさしいの…」上司の神対応 早めに産休を入りたいということを課長に伝えると、「いいんじゃない? おなかが大きくなったら働きにくくなると思うし、早めに産休に入っていいよ」と言ってくれました。 そして二宮さんからも「仕事のことは心配しないで、それは私たち上司の役目だから」と心強い言葉が。 こうしてさとこさんは、産休までに引き継ぎを終わらせ「元気な赤ちゃんを産んでね!」と送り出されたのでした。 産休がスタートし、安静にしながら出産予定日を待つ日々。「いつ生まれるかな……」とドキドキしているさとこさんでした。 妊娠6カ月まで妊娠に気づかず、普段通りの生活を送っていましたが、無事ここまで育ってひと安心です。出産まで気を抜かず、無事生まれることを願うばかりです。 <参考>【医師監修】 妊娠中に走ってしまったときの注意点について ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※妊娠中の運動について経過に問題がなければ。妊娠中の適度な運動は問題ないと言われています。しかし、転倒しやすく、頭やおなかをぶつける可能性があるので、おまりおすすめできません。妊娠中に運動したい場合は、まず担当の医師や助産師へ相談しましょう。走ったあとなど運動後に、おなかの張りや出血がある場合は、早めに産婦人科へ受診してください。 著者:マンガ家・イラストレーター ぴおっぷ
2023年11月29日このマンガを描いているみたんさんの妹・コツママの出産レポです。陣痛開始から5日が経ったコツママは、赤ちゃんの心音が下がる不安と闘いながらも、夫のTくんと協力して無事に朝を迎えました。今日なら陣痛促進剤を打ってもらえると聞いていたはずが、この日診察を担当する医師に伝わっておらず、さらに自然に様子を見ると告げられます。身の危険を感じたコツママは「促進剤打ってください!」と強く主張し、夫も状況を説明してようやく医師から了承を得られました。今日が赤ちゃんの誕生日になると言われ、陣痛に耐えるのもあと少しの辛抱だと安心するコツママ。いよいよ出産本番が迫り、緊張してきます。 陣痛促進剤を投与。これからが出産本番! ※上記の過換気症候群の対処法は、推奨されていない方法です。近年ではまず呼吸のリズムを整え、正常に戻すことが大切だとされています コツママは陣痛の波を見はからいながら、助産師とともに分娩室へ。陣痛促進剤を打ち、開始15分ほどで立っていられないほどの痛みがやってきました。 大好きなディズニーのBGMさえも、このときばかりは聞きたくもないほど余裕がなくなります。1時間も経つと手足がしびれ、宙に浮いた感覚に。夫が助産師さんを呼ぶと、どうやらコツママは過換気症候群になっていたようです。 ベッドの柵を握りしめながら痛みに耐えることさらに1時間。子宮口は全開大になり、助産師さんはいつ生まれてもいいようにてきぱきと準備を始めるのでした。 陣痛促進剤を打っても、すんなりとは終わらない出産。コツママは気持ちを立て直しながら、そのときを待ちます。そんなコツママの横で、ひっそりとサポート役に徹する夫。痛みはわかちあえなくても、できることを率先してやってくれるとありがたいですよね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター みたん
2023年11月29日第五子妊娠を家族も大喜び鈴木サチさんは28日に更新したInstagramで「いつも応援していただいている皆さまにご報告。この度、第5子となる新しい命を授かりました」と報告。安産祈願で有名な東京の水天宮での大きなお腹に手を添えた写真も投稿しました。「この年で再び妊娠し、こんな素晴らしい機会を与えてもらうことができ、すべてのことに感謝です」と綴り、ファミリーは「家族が増えることに、パパ、子どもたち大興奮!お姉ちゃんはうれしくて大泣きしていました」と喜んでくれたと明かしています。2010年9月に長女、2012年6月に長男、2019年4月に次男、2022年2月に三男を出産している鈴木さん。第四子を妊娠する前には、二度の流産やガン予備軍の診断を受けていたことも明かしており、「妊娠・出産が決して当たり前ではない事子供たちが私を選んでくれた事子供たちにたくさん感謝しなくちゃ」と綴っていました。第四子は40代での出産、そして今回も44歳での妊娠となり、「今回も高齢出産になるので、無理せず、これが最後の妊婦?!になると思うので、妊婦生活を楽しみたいと思います」と投稿した鈴木さん。現在はモデルの仕事だけでなく、第四子の妊娠中からピラティススタジオを準備して産後にオープンさせるなど精力的に活動しています。最初の出産の後はワンオペ育児の孤独にしょっちゅう涙していたという鈴木さんですが、「子育てに孤独を感じてるママたちを助けたい」という思いから、産後の女性に向けたピラティスのクラスやベビーマッサージのクラスも運営しているといいます。「戌の日」の安産祈願って?日本では、妊娠5ヶ月の戌の日に神社で安産祈願を行うという風習があります。神社ではお祓いと祈祷をしてもらって、同じくお祓いや祈祷が済んだ腹帯を受け取る儀式です。戌の日の「戌」とは十二支の戌(いぬ)のことで、比較的お産が軽く一度にたくさんの仔犬を出産する犬の特性にあやかって、暦で設定された「戌の日」に安産を祈願するようになりました。また、古来より「犬は悪霊を防ぎ、狐狸から子どもを守ってくれる」という説もあるようです。安産祈願で有名な神社は全国に多数ありますが、なかでも福岡県の久留米水天宮を総本宮とする「水天宮」は、安産や子授け、子育ての信仰が厚く、安産祈願に訪れる人が多くいます。ただ、妊娠5ヶ月頃はつわりが軽くなるものの、妊娠中の体調は非常に繊細なもの。動きすぎると体に負担がかかる場合もあるため、神社に参拝する際も妊婦さんの体調を第一優先とし、少しでも体調に変化が見られる時は、参拝を取りやめる選択をすることも時には必要です。
2023年11月29日皆さんは、妊娠中の印象的な出来事はありますか?今回は、妊娠中に緊急入院になったエピソードを漫画で紹介します。イラスト:みつの妊娠後期に入ったとき里帰り出産の予定が…[nextpage title="eQ`%0…"]救急車を呼ばれて…子宮口が開いていた里帰り出産をする予定が、子宮口が開いてしまい緊急入院をすることに。まさかの事態に驚きを隠せない主人公なのでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年11月29日怖がりなしおさんは無痛分娩を選択し、元気な女の子を出産。その後、赤ちゃんのお世話に備えて夕食をとろうとすると、強烈な吐き気に襲われます。どうやら、無痛分娩で使用した麻酔の副作用が出てしまったよう。しおさんはその後、38度を越える高熱が出ただけでなく、再び陣痛のような強い痛みを感じます。さらに、助産師さんに産褥(さんじょく)パッドを交換してもらった際に、出血がおさまらず危険な状態であると言われたしおさん。かけつけた院長が診察をした結果、もう少し出血が多ければ緊急搬送が必要だったということがわかりました。「出血は次第におさまっていく」と言われたしおさんの目には、安堵の涙が溢れます。その夜は安静にするためそのまま分娩台の上で眠ることになったのですが、体の痛みがありまったく眠れなかったしおさん。翌朝、助産師さんに育児用ミルクの作り方を教えてもらうことになり、赤ちゃんと顔を合わせます。すると、いろいろな感情がこみ上げてきて、涙が……。 しかし、感動していたのもつかの間。トイレに行くと、傷口が痛んで冷や汗をかいてしまいます。そしておしっこの出し方がわからなくなってしまって―!? 体がおかしい… ※カテーテルとは、シリコン製の柔らかい管のこと。カテーテルを尿道に入れて膀胱に溜まった尿を出す処置のことを導尿と言います。 おしっこの出し方がわからなくなってしまったしおさん。 晩ごはんを持ってきてくれた助産師さんに、「あの……おしっこしたいのになぜか出ないんですけど……」と相談します。 すると、助産師さんはおしっこが出ない原因は水分が足りないのではないかと言いました。 どうしても出ないようであればカテーテルを使って尿を排出させる方法もあると教えてくれます。 しかし、しおさんは痛みなどを感じるのはもう嫌だから、カテーテルは使用せず自力で頑張ると返事。そして、水を勢いよく飲み干しました。 ベッドに横になると急に心細さを感じ、夫が来るのをまだかまだかと待ちます。 するとそこへ……。 「しおっ! 遅くなってごめんね」と夫が駆けつけてくれました。夫が来てくれたことで元気が出てきたしおさん。しかし、水を一度にたくさん飲んだからか、尿意を催します。トイレへ行こうと立ち上がったのですが、体に力が入りません。 今にも出てしまいそうなほどの尿意を感じたしおさんは、夫に支えてもらいながらトイレに移動し、何とかおしっこを出すことができたのでした。 ◇ ◇ ◇ 産後、思うように体が動かせなかったり、おしっこが出なかったりと不安がこみ上げてきていたしおさん。旦那さんが会いに来てくれて、とても元気が出たのではないでしょうか。心配なことがあれば産院スタッフさんに相談したり、旦那さんに気持ちを聞いてもらったりして、退院に向けて前向きに頑張っていってほしいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年11月28日