■前回のあらすじ義母の嫁いびりに耐え続けるかなこをみて、夫・洋太がついに義母を嗜めるが、義母は発狂しなんと警察に相談しに行ってしまい…。 >>1話目を見る 次回に続く(全8話)毎日21時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 山口カエ
2021年07月31日■前回のあらすじ義母の姉の自宅葬のお供えとして洋菓子を持参したかなこ。しかし義母から菓子箱を投げつけられてしまう。 >>1話目を見る 義母からの仕打ちは日に日にエスカレート。嫌味や説教の電話やメッセージが1日に何度も届くのはあたりまえ、酷い時は家までくることもありました。それでも私は、子どものためにもいまを耐えようと必死でした。次回に続く(全8話)毎日21時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 山口カエ
2021年07月30日■前回のあらすじ夫・洋太の不貞を許し自宅に戻ったかなこだが、相変わらず育児家事をせず文句ばかり言う夫にイライラするかなこ。育児に協力しない夫に不満を言うと、こともあろうか夫は義母に告げ口をして…。 >>1話目を見る 義母からは電話やメッセージでしょっちゅう嫌味が送られてくるようになりました。洋太に義母のことを相談しても、何も変わらず、そして何も動いてはくれませんでした。夫にしてみると、すでに険悪になっている私と義母の間に入ったり、関与することはしないと決めていたのかもしれません。そんなある日、義母の姉に不幸がありました。自宅葬で「香典辞退」とのことだったため、洋太と相談しお供えを持っていくことにしたのですが…。洋太に事前に相談もしていましたが、お姉さんが洋菓子が嫌いだなんて知りませんでした。もちろん生もの・生クリームを使ったものは避け、日持ちする定番のものを選んだのに…。来ていた人々の前で洋菓子を投げつけられたことの衝撃もありましたが、なによりそんな私を洋太が見て見ぬふりをしたことにもショックを受けました。次回に続く(全8話)毎日21時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 山口カエ
2021年07月29日■前回のあらすじある日洋太の携帯から女性とのよからぬやりとりを発見したかなこは、怒りから義母に報告をするが「あなたのせい」と一蹴されてしまう。たまらず実家に帰るが…。 >>1話目を見る 実家に帰ってきたものの夫を嫌いになりきれず、子どもを1人で育てていく覚悟も容易にできるものではありませんでした。「よそ見はもうしない」という夫の謝罪を受け、結局数日で自宅に戻りました。次回に続く(全8話)毎日21時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 山口カエ
2021年07月28日■前回のあらすじ結婚指輪や結婚式など全てに口出しをしてくる義母に不満のかなこ。しかし本当に大変なのは子どもが産まれてからで…。 >>1話目を見る 義母は、男の子がよかったと何度も言ってきたり、時代遅れの育児を押し付けてきたり…。ワンオペ育児でいっぱいいっぱいだった私は、本当に精神的に限界でした。さらにはガルガル期も重なり、夫に当たってしまうように。義母に自分の息子(夫)の浮気を伝える行為は、夫の恨みを買いますます浮気に走らせる可能性があったり、義母との関係も悪化する原因にもなったりする。そんなことを少し考えればわかるはずなのに、この時の私は気持ちを抑えられず大失敗を犯してしまいました。しかしいきなり息子の悪口を聞かされたようで気分が悪かったとしても、浮気をされた私に対して、こんな言い方をするなんて…私は絶句しました。次回に続く(全8話)毎日21時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 山口カエ
2021年07月27日■前回のあらすじ婚活アプリで出会った夫・洋太と結婚することになったかなこ。しかし洋太の母への挨拶の日、門前払いを食らってしまい…。 >>1話目を見る 洋太と結婚できないかもと途方に暮れたのですが、「孫を見せたいから」と彼が義母を必死に説得し、なんとか結婚を承諾してもらうことができました。そんなハードルすらも乗り越えて私たちはついに結婚。でも今考えると、私はこの状況に酔っていたのかもしれません…。結婚式のイメージから結婚指輪やドレスのデザインまで…義母が洋太を操っているようでした。納得できないものの、今後円滑な関係を築くためには義母を少しでも喜ばせる必要があると思い、言われた通りに準備せざるを得ず。次回に続く(全8話)毎日21時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 山口カエ
2021年07月26日私の名前はかなこ。28歳の時、洋太と結婚しました。こんな感じで結婚まではトントン拍子でした!このときは、これから待ち受けている地獄を知る由もなく…ついに自分も家庭を持つんだ! とまだ浮かれていたのです。その時の私の服装は、キレイめのパンツスーツスタイルでした。理由はちょうど先週、趣味で習っているダンスで足にあざを作ったばかりだったから…。あざをみせるよりはいいだろうとパンツスタイルで行ったのですが、それが気に食わなかったようです。なんとか洋太が義母をなだめて家に入れてもらったものの、初対面はさんざんでした。次回に続く(全8話)毎日21時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 山口カエ
2021年07月25日過去の『いじめ告白』に対する世間の反応を受け、ミュージシャンの小山田圭吾さんが、東京五輪開会式の楽曲担当から辞任することを発表しました。一方、小山田さんの『いじめ告白』の余波は、思わぬところにまで現れています。2021年7月19日、音楽クリエーターのヒャダインこと前山田健一さんは、自身のTwitterで風評被害に対するなげきを投稿しました。風評被害を本気で避けたいので、勘違いされている方々に声掛けしたいと思っています。。私は前山田です。オリパラとは関係ございません!よろしくお願いします。— ヒャダイン こと 前山田健一 (@HyadainMaeyamad) July 19, 2021 小山田さんと、ひと文字違いの『前山田』であるため、ヒャダインさんがいじめを告白したと勘違いする人が続出した様子。「関係ございません」と注意喚起するヒャダインさんに、励ましとなぐさめの言葉が寄せられました。・小山田と前山田…とんだ勘違いですね。・むしろ楽曲を担当して、この状況を救ってほしい。・勘違いは本当に一部の人たちだけです。変わらず応援してます!また、寄せられているコメントの中には、ヒャダインさんと小山田さんを勘違いした人に対して「調べもせず批判の声をあげるなんて、叩ければいいだけなのがよく分かる」といった鋭い指摘も。さまざまな方面に影響を与えている小山田さんの『いじめ告白』の件は、当分、事態が収拾する雰囲気がなさそうです。とばっちりで批判の声を浴びせられてしまったヒャダインさんは、今回の注意喚起で、1日も早く事態が落ち着いてくれることを願っているはずでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年07月20日学校内での陰湿ないじめは、子供の心に深い傷を与えます。しかし、自分がいじめられていることを家族に知られるのが恥ずかしく、なかなか相談できない子供も多いようです。いじめが悪化することによって、場合によっては死を意識してしまうことも。いじめにあった僕が、今生きていられる理由にわかはんぞー(@niwakasennpei01)さんは、いじめを受けていた時のエピソードをTwitterへ投稿し、話題になっています。当時投稿者さんは、両親へいじめを受けていることをいえずにいました。するとある日、流血をするほどのケガを負ってしまいます。いじめによって今にも壊れそうな心。投稿者さんは、勇気を振りしぼり「学校、行きたくない…」と母親へ打ち明けました。すると、話を聞いた母親はこんなことをいったそうです。マジで!?じゃあ映画行こうや!!※写真はイメージまさかの返答に、驚く投稿者さん。母親は休む理由を聞くこともなく、映画や外食、買い物へ連れ出します。休日のような楽しい時間を過ごし、「豪遊やん!楽しいな!」と笑顔で話す母親。投稿者さんは、ほんの一瞬でも、学校でのつらい出来事を忘れることができたそうです。投稿者さんはこの出来事を振り返り、「母親の言葉があったから、今自分は生きています。本当にしんどいことからは逃げてもいい。他者を頼ってもいいんだと教えてもらった」といいます。僕がイジメで流血して帰った次の日「学校行きたくない…」って母に勇気を出して言ったら「マジで?!じゃあ映画行こうや!!」って映画行ってマック食べて沢山本とか買いものして「豪遊やん!楽しいな!」って言ってくれたから、今生きてられると思う。— にわかはんぞー @一般じじい (@niwakasennpei01) January 28, 2021 母親は、息子さんが学校へ行きたくない理由を察していたのでしょう。息子さんが学校での出来事を話したくなる時まであえて聞かず、少しでも気持ちがやわらぐように、外へ連れ出したのです。ネット上では、この投稿に対しさまざまな声が寄せられました。・なんて素敵なお母さん…!読んでいて、自分の母親と重なり心が温まりました。・「つらい時は逃げてもいい」という言葉に救われます。いじめによって精神的にまいっていましたが、無理せず頑張りたいと思います。・投稿者さんが思い切って「学校を休みたい」といったことも素晴らしい。いじめられていることって、いいづらいものですよね…。確かに、学校へ毎日行くのは大切なことかもしれません。しかし心が壊れそうな時は少し立ち止まり、学校以外のことを考える時間を持つことで、気持ちは軽くなるのではないでしょうか。投稿全文はこちら僕がイジメで流血して帰った次の日「学校行きたくない…」って母に勇気を出して言ったら「マジで?!じゃあ映画行こうや!!」って映画行ってマック食べて沢山本とか買いものして「豪遊やん!楽しいな!」って言ってくれたから、今生きてられると思う。— にわかはんぞー @一般じじい (@niwakasennpei01) January 28, 2021 そのあと真っ赤なオープンカーに乗ってサラコナーみたいな格好で学校に乗り込んでくれた事は本当やめて欲しかったけどwww pic.twitter.com/xpnpl3qwEz — にわかはんぞー @一般じじい (@niwakasennpei01) January 28, 2021 本当にしんどい事からは逃げてもいいし、他者を頼ってもいいし、どうせ頼るなら強い奴がいいし、最終的にに火力が強いものが勝つ。という人生で大事な事を学んだ。— にわかはんぞー @一般じじい (@niwakasennpei01) January 28, 2021 [文・構成/grape編集部]
2021年01月29日大津市の中学2年生の生徒が自殺した「大津いじめ事件」。1月25日、最高裁の判決が確定した。各メディアによると「自殺はイジメが原因」とし、加害者である元同級生2人は計約400万円の支払いを命じられることとなったという。「事件が発生したのは11年のことです。亡くなった生徒は同年9月以降、元同級生らに殴打されたり、ハチの死骸を口にのせられたりするなどのイジメ行為を受けました。そして翌月、自宅マンションから飛び降りたのです」(社会部記者)遺族は12年2月、市と元同級生らに約7,700万円の損害賠償を求めて提訴した。市は過失責任を認め、15年に1,300万円を支払い和解している。いっぽう元同級生らは一審で約3,750万円の賠償を命じられたが、のちに控訴している。「二審では家庭で生徒を精神的に支えられなかった面もあるとし、元同級生らの賠償額が約400万円に減額されました。ですが『自殺はイジメが原因』と認められて結審しているため、裁判は大きな意味を持つものとなりました。今後、自殺とイジメの因果関係を立証するハードルが下がるのではとの見方もあります」(前出・社会部記者)生徒が亡くなった1年後、本誌は彼の祖母に取材を行っている。12年10月、祖母は「この一年は、本当に辛い一年でした。テレビや新聞であの子のニュースがあるたびに、泣いてばっかりいました」といい、遺影に向かって「おばあちゃんより早く逝ったらあかんやろ」と呼びかけているとも明かしていた。いっぽう、その3ヵ月前。12年7月に本誌は生徒が在籍していた中学校の校長に取材を申し込んだ。しかし校長は「取材はちょっと。へへっ」とはぐらかすように笑い、去っていった。■学校や教育委員会など“大人たち”を問題視する声がこの件では少年たちによるイジメだけでなく、学校側の対応も問題視されていた。「生徒が暴力をふるわれているシーンを担任の教師が目撃しながらも、『やりすぎんなよ』と声をかけるだけだったと報じられています。遺族は『漫然とイジメを見逃してきたのか』と指摘しましたが、『“やりすぎんなよ”は暴行をやめさせるつもりで言った』と主張したそうです。また、生徒の追悼行事の際には校長や担任が体調不良を理由に欠席したといいます」(全国紙記者)教育委員会の“隠蔽体質”も疑われた。「学校は生徒の死後、アンケート調査を実施。『男子は自殺の練習をさせられていた』との回答があったため市の教育委員会に報告しましたが、『事実関係が確認できない』との理由で非公表に。さらに、イジメを認めながらも『自殺との因果関係は不明』と結論付けていました。そうした学校側や教育委員会といった大人たちの言動が、メディアや専門家によって厳しく問われてきました」(前出・全国紙記者)事件をきっかけに大津市は当時の越直美市長(45)のもと13年4月、市民部に「いじめ対策推進室」を設置。さらに同月「子どものいじめの防止に関する条例」が施行された。また同年6月、国会で「いじめ防止対策推進法」が可決され成立した。「推進法ができたお陰で、被害者側の訴えによって第三者委員会を立ち上げることが可能に。そのため、学校が『いじめはなかった』と一方的に否定することができなくなりました。いっぽうでイジメはナイーブな問題であり、個々のケースでじっくり考える必要があります。しかし、『学校側に時間の余裕がない』との指摘も。イジメを食い止めるには、まだまだ課題は山積しているようです」(前出・全国紙記者)
2021年01月28日2021年1月8日に放送されたトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に、お笑いタレントの、ゆりやんレトリィバァさんが出演。中学生の時のいじめについてのエピソードを吐露しました。いじめを乗り越えた、家族との『ある習慣』中学校の頃、部活動でテニス部に所属していたという、ゆりやんレトリィバァさん。テニス部のキャプテンに名乗り出たことをきっかけに、悪口をいわれたり、ボールを当てられたりしていたといいます。※写真はイメージ部活動で明らかないじめを受け、学校に行くのも嫌だと思っていたゆりやんレトリィバァさんでしたが、それでも毎日登校し続けられたのは家族の支えがあったからだそうです。そして、いじめのことを素直に話せたのは、幼稚園の時から始まったという、父親が発案した家族の習慣でした。父親が会社員で夜9時に帰ってきた時に、みんなが台所に集まって今日何があったかを報告するっていう、今日の出来事をしゃべる『今日でき』っていうのがあったんです。で、「今日幼稚園で何があった」「小学校で何があった」っていうのをお姉ちゃんと2人で報告するんですけど。毎日めんどくさくて「別に何もなかった」っていったら、「そんなわけないやろ」って。「毎日報告すること考えて生活しなさい」って怒られて。そういう習慣があったので、毎日「こういうことがあって…」っていうことを別に恥ずかしさとか、嫌なことあってもチクってるとかそういう気持ちではなくて、「こういうことあって嫌やったわ〜」とかをいえたので、自然と相談に乗ってもらって。徹子の部屋ーより引用『今日でき』という、今日の出来事を家族で報告し合う場があったと語る、ゆりやんレトリィバァさん。幼い頃からの習慣ということもあり、いじめで嫌な思いをした時も自然に親へ相談することができたといいます。番組のMCである黒柳徹子さんが「あなたがいじめられていることを聞いて、お父様はなんとおっしゃったの」と聞くと、ゆりやんレトリィバァさんは次のように回答しました。そうですね。なんといってたかっていうのはちょっと忘れたんですけども。「嫌な思いしてる」って(いったら)「それはなんでや」とかを聞かれて。私が悪い部分に対して私も注意受けましたし、理不尽な部分に関しては私の味方になってくれて、「明日はこういう風にその子にいわれたらこういってみたらどうや」とか。効果はあんまりなかったんですけど。でもそういうのが毎日支えてもらってたなって今思います。徹子の部屋ーより引用ゆりやんレトリィバァさんに対し、父親はダメなところを注意しつつ、一緒になって解決策を考えてくれていたのだとか。「効果はあまりなかったけど、そういうのが毎日支えになっていた」と、父親への感謝の想いを笑顔で話していました。【ネットの声】・家族みんなで共有し合えるって、なかなかそういう家庭って少ないと思う。・喋り方とか、育ちの良さが出ていた。ゆりやんさん一家みたいな、仲のいい家族になりたい。・ゆりやんさん、あんなに明るいのに、いじめられた過去があったんですね…。いじめを乗り越えられた父親発案の習慣、素敵でした。特に子供を中心に社会問題になっている、いじめ。加害者側が深く考えずに行っていたことでも、被害者は心に深い傷を負います。しかし、親の目の届かない学校などで発生していることが多く、そもそも問題に気付けない場合も。自分の大切な子供を守るためにも、ゆりやんレトリィバァさんの家族のように、日頃から面と向かって話す時間を設けるのが大切なのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月10日2020年8月現在も流行が止まらない新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。学校や職場では、コロナウイルスに感染した人へのいじめが横行しているところが多くあるといいます。Twitterユーザーの四角い顔(@ribbon_kitten)さんは、小学1年生になる娘さんがこのニュースを見てつぶやいた言葉を投稿。「その心を忘れないで」と反響が相次いだ言葉がこちらです。「コロナだったらいじめじゃなくて心配するよね、なんでいじめになるんだろうね」コロナいじめのニュースを見た小1長女が「コロナだったらいじめじゃなくて心配するよね、なんでいじめになるんだろうね」と。本当にそうだね。どうかその心忘れないでね。— 四角い顔 (@ribbon_kitten) August 26, 2020 「いじめるのではなく心配するもの」という娘さん。その気持ちを誰もが持っていれば、いじめなど起こることはないでしょう。投稿はまたたく間に拡散され共感の声が上がっています。・いい子だ…その気持ちを忘れないでね。・本当にその通り。小1でも分かることなのに。・いじめている人はこの子を見習ってください。どれだけ感染対策をしていても、知らないうちに感染してしまっている場合があります。もしかしたら自分が感染する可能性もあるでしょう。いじめるのではなく、「大丈夫?」と心配する心を持ってほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月27日Instagramで大人気のゆっぺさんの記事をご紹介します。■前回のあらすじついに、いじめていた張本人・ジャー子ちゃんのママに、いじめについて伝えることにしました。「うちの子は悪くないっ!」「子どもの揉めごとには関わりたくない」「優しいお母さんのイメージが大事」ママたちの反応はいろいろでした。
2020年06月16日Instagramで大人気のゆっぺさんの記事をご紹介します。■前回のあらすじクラスで起きているいじめについて「多少のじゃれあい」「クラスは仲良し」と話す先生。噂通り、「自己保身」が大事な先生であることが分かりました。義務教育中は良い先生ばかりでしたが、このときの担任とは相性が悪かったです。先生も人間ですから、親身になって聞いてくれる先生もいれば、自己保身に走る先生もいると思います。先生が守ってくれないのなら、自分が守るしかない!そしてタビノちゃんママの返事は……次へ続きます。6/15(月)16時公開予定!\人気作家の動画もぜひご覧くださ い!/ 母ちゃ んTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年06月14日Instagramで大人気のゆっぺさんの記事をご紹介します。■前回のあらすじいじめのことを公にしてもいいと答えてくれた長女。早速学校に連絡し、担任の先生にいじめの件を相談してみたら……噂通りの対応…。本当にいろんな先生がいる…と驚きましたが、納得がいかなかった私は先生に抗議することに…!次へ続きます。6/14(日)16時公開予定!\人気作家の動画もぜひご覧くださ い!/ 母ちゃ んTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年06月13日Instagramで大人気のゆっぺさんの記事をご紹介します。■前回のあらすじ娘がいじめられていることを知っていても、ママ友ともめたくないと我慢させることを選んだタビノちゃんママ。クラス替えを待つという話ですが……子どもが同い年なだけで、無理に仲良くする必要もないと思います。それでもママ同士の集まりでは、波風立てずに陰口いわれず過ごしたい気持ちもわかります。ただ私は派閥にも属さないし 波風立ててでも子どもは守るべきだと思っています。次へ続きます。6/11(木)16時公開予定!\人気作家の動画もぜひご覧くださ い!/ 母ちゃ んTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年06月10日Instagramで大人気のゆっぺさんの記事をご紹介します。■前回のあらすじ娘がいじめられていることを知っていたというタビノちゃんママ。でも、いじめの張本人ジャー子ちゃんのママとは「もめたくない」といいます……こういうとき、親はどうするか? タビノちゃんママは、我慢させることを選びました。次へ続きます。6/10(水)16時公開予定!\人気作家の動画もぜひご覧くださ い!/ 母ちゃ んTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年06月09日学校で起こるいじめは、被害者生徒の心身を深く傷付ける重大な問題。しかし、例え学校が問題解決に積極的であっても、さまざまな要因が重なって簡単には解決しないこともあります。3児の母親である、きむおかん(kimukimuokan)さんは、長男がいじめに遭ったエピソードをInstagramに公開。重度の牛乳アレルギーである長男は、中学2年生の時に学校でクラスメイトからゾッとする言葉を浴びせられて…。『ぼくが学校を捨てようと思った理由』※『画像を見る』をクリック後、右の矢印を押して続きのページをご覧ください。長男に対して失言を謝罪したものの、まったく反省をしていなかったクラスメイト。長男に粘着し、明確にいじめのターゲットにしてしまいました。もしかしたらアレルギーの認識が甘く、「冗談が大事になった」という逆恨みもあったのかもしれません。それから不登校になった長男は、『適応指導教室』に通いながら復学を目指すことに。なぜなら、教室にはいじめの加害者だけでなく、長男のことを想ってくれる友達もいたからなのでした。この後、転校か復学か心が揺れ動く出来事もありましたが、多くの人に支えられた長男は復学を希望。中学3年生となり、塾の宿題と学校の宿題に手こずりながらも日々を過ごしています。ドラマのように何事もすんなりとは解決せず、終わりの見えない苦しみに心折れるような思いをしている人もいるかもしれません。ですが、一歩ずつ前進していけば、いつかきっと出口が見えてくるでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年05月23日教員による教員への“いじめ問題”が発覚した神戸市立東須磨小学校。各メディアによると同校は10月16日、保護者向けに説明会を開催。給食でカレーを提供することを一時中止すると発表した。加害教員が被害教員に対し、激辛カレーを強制的に食べさせられる動画が話題となったこの問題。ショックを受けたであろう児童たちへの対応策としているという。Twitterでは「カレー中止」について賛否が分かれている。賛成する声は、こう理解を示している。《俺が生徒なら給食でカレーが出ると事件を思い出して嫌だし、小学生だから悪ふざけをする可能性もあるし、中止の措置は間違ってないと思うけどな》《児童がカレーで例の動画を連想して気分が悪くなってしまう子が複数人いたからってテレビで言ってたので一概にバカバカしい対応だとは思わない》《子どもってストレスに触れると、弱る方向にいかずに、急に粗暴になったりして対応しようとする子もいるから、とりあえずカレーを出さないのはすべての生徒に対して当たり前の対応だと思うよ。繊細さって発露の仕方が違う》いっぽう「食育」や「教育」という観点から、こんな否定的な声が上がっている。《給食は単に食事ということでなく食育。だからこそカレーを排除ではなく美味しく素晴らしいことを食を通して伝え、悪いのはあの暴力的行為であることを伝えるべきで》《小学校の給食にカレーが出るのは「食育」。それをやめてしまうのは「オトナの一方的な勝手都合」。何が一番「ためにならないか」を実践してどうするよ》《給食のカレー中止問題、給食は子どもたちにとってただの腹を満たす食事ではなく食育的な側面もあると思うんだ とことん教育って意識が低い学校に思える》そんななか、全国のインド料理屋からは「カレーに罪はない」といった声が上がっている。17日、静岡県にあるインド料理屋はTwitterで《給食のカレーに罪はありません》とつづり、従業員と思しき4名が笑顔で手を合わせる写真をアップ。すると1日たらずで5.2万件のリツイートと15.2万件もの“いいね”を記録した。また他のインド料理屋からも《給食のカレーを助けてあげてください》《給食のカレーに罪はありません》《給食のカレーは許してあげてください》との声が上がっている。さらにハッシュタグ「#カレーに罪はない」がトレンド入りを果たし、《カレーに罪はない。軽い冤罪》《なかば強引に共犯にされたカレーさんですら辞めるのに教諭たちはなに自宅療養してんの?》とカレーを擁護する声が相次いでいる。
2019年10月18日神戸市立東須磨小学校の教員による教員への“いじめ問題”について、加害教員4人それぞれの謝罪コメントが10月16日に公開された。しかし、主犯格とされる女性教員のコメントに非難の声が止まない。神戸新聞によると30代男性教員の3人はそれぞれのコメントで「ここまで被害教員を大切に育ててこられたご家族の皆さま、このたびはこのようなあってはならない事態を引き起こしてしまい、大変申し訳ありません」「東須磨小の子どもたちや保護者の皆さんには、申し訳ない気持ちです」「東須磨小の子どもたちは、素直な明るい子どもたちなので、そこを伸ばしてほしいと願っています。ただ、私の行為はその成長の邪魔をしてしまったと思っています」などと被害を受けた教員や同校の子供達に向けて謝罪や反省の意をつづっている。いっぽう主犯格とされる40代女性教員はコメントでまず「子どもたちに対しては、こんな形になって申し訳ないです。子どもたちを精いっぱい愛してきたつもりですが、他の職員を傷つけることになり、子どもたちの前に出られなくなり、申し訳ありません」と切り出した。そして「被害教員に対しては、ただ申し訳ないというしかありません」とつづりながらも、こう明かした。「本当にそれまでは、被害教員には自分の思いがあって接していたつもりです。自分の行動が間違っていることに気付かず、彼が苦しんでいる姿を見ることは、かわいがってきただけに本当につらいです」そして、「どうなっているのかと、ずっと思っています」と結んでいる。その謝罪の順番や内容、「可愛がってきた」などの文言がTwitterで注目を集め「女性教員」がトレンド入り。そして、非難の声が殺到している。《40代女性教員の「かわいがってきただけに」という件が恐いな。DVとかする人の発言に似てる》《かわいがってたのに苦しんでてつらいみたいな事言っててまるで他人事だし。誰のせいで苦しんでるのか理解できてなさそう》《というか女性教員謝ってないな……ひたすら「私なりにかわいがったつもりだったけど違ったのね」しか言ってないな》《私が被害者なら、この40代女性加害者には「いえ。もう勝手に私のことを想うことも止めて下さい。念を送られてるようで怖いです。」って言うと思う》10日の神戸新聞によると被害教員は子供達に「いつか、みんなの前でまた元気になった姿を必ず見せに行きます。その日を夢見て先生も頑張ります」とつづり、保護者たちには「僕が作った学級通信や子供への手紙を宝物だと言ってくださった経験が今の僕の宝物です」「たくさんご心配やご迷惑をお掛けしてすみません」とのメッセージを送ったという。
2019年10月17日いじめやいじめによる自殺が後を絶たない。被害者側が「学校が対応してくれなかった」と訴える姿もよく目にする。そんななか「いじめ保険」が登場し、話題を呼んでいる。そこで、経済ジャーナリストの荻原博子さんが「いじめ保険」について解説してくれた――。■弁護士に依頼する費用が補償される「いじめ保険」いじめ保険は、いじめが起きた際、弁護士に相談し介入してもらうことを前提に、弁護士費用の一部を補償する保険です。いじめが起きたら即、保険金がおりる、というものではありません。今年5月にエール少額短期保険から発売され、正式名称は「弁護士保険コモン」といいます。どんなものなのか、見ていきましょう。補償は大きく分けて2種類です。1つ目は「法律相談料」の実費補償です。いじめが起きた際、弁護士に相談するには、相談料がかかります。相談料は弁護士によりますが、30分ごとに5,000円かかるのが一般的。その費用が保険でまかなえます(事案ごとに上限あり)。また、誰に相談していいのかわからない方は「弁護士検索サポート」を利用し、3,000人の登録弁護士の中から、トラブルに見合った弁護士を選ぶこともできます。2つ目は「法務費用」の補償です。弁護士に介入を依頼すると、着手金や手数料・日当などの法務費用が必要です。弁護士保険コモンでは最大70%を補償します。また、いじめなど子どもの問題だけでなく、ご近所トラブルや職場でのパワハラやセクハラなど契約者のトラブルもカバーできます。保険料は、補償額に応じて変わります。弁護士保険コモンは月2,640円〜で、補償額の低い「弁護士保険コモンライト」なら月1,180円。保険は1年契約で、自動車保険のような等級制です。前年に保険を使わなければ、翌年は等級が上がり、保険料が安くなります。いじめは人ごとではなく、「子どものために」と検討する方もいるでしょう。ですが、3つの注意点もよく確認してください。【1】加入前から続くいじめは対象外現在すでにいじめを受けている方は、加入できない場合も。加入できたとしても、加入前に始まったいじめは補償されません。【2】加入から3カ月は待機期間待機期間中にいじめが始まっても、補償の対象外です。【3】補償は弁護士費用全額ではない弁護士保険コモンで補償される法務費用は最大70%。残り30%は自腹ですし、弁護士の交通費など補償に含まれない費用もあります。最後に、こうした保険以外にも、弁護士に無料で相談できる方法があることを知っておきましょう。自治体では、定期的に法律相談を実施しています。国は「法テラス」を設置し、無料相談や弁護士費用の立て替えなども行っています。さらに「弁護士ドットコム」という法律相談サイトでも、無料のメール相談や弁護士検索などができます。いじめは深刻な問題です。家庭や学校の対応だけで解決できない場合は、弁護士に頼るという選択肢があることを覚えておいてください。
2019年09月13日いじめに遭い、不登校になる子どもたち。なかには自ら命を絶ってしまう子も……。私たち大人には何ができるのだろう?中川翔子(34)が実体験を踏まえて語る。「『死ぬんじゃねーぞ!!』は私がライブ中にも叫ぶメッセージ。いじめに遭い、私と同じような思いをしている子どもたちに、“どうか生き延びて”と伝えたくて」そんな願いを込め、中川翔子が自身のいじめ体験を文章とイラストでつづった『「死ぬんじゃねーぞ!!」いじめられている君はゼッタイ悪くない』(文藝春秋)がベストセラーとなっている。子どものころからマンガやアニメ、ゲームが好きだった中川だが、私立中学に入学直後から、1人で絵を描いていることで「キモい」「オタク」とレッテルを貼られ、いじめが始まった。「誰からも話しかけられず孤立して、5分、10分の休み時間をどう過ごしていいか、わからなかった」絶えず誰かに悪口を言われ笑われている気がして、吐き気をこらえながらも、何とか学校へ通う日々。「週末に、母と一緒にマンガを読んでダラッと過ごしたり笑ったりしているときが救いでした」大人はよく「つらいのは今だけ」「卒業したら楽になる」と、助け船のつもりで言葉にするが……。「いじめで苦しんでいる子どもの耳には入りません。私は、死にたくなるくらいなら、学校には行かなくていいと思う。不登校は“逃げる”ことじゃない。自分の人生に合う道を探すことなんです」中川の母は娘のために、通信制高校を見つけてきた。「通学も自分のペースでいい。ひきこもりの人やヤンキーもいる。世代もさまざま。いろんな人がいて、それぞれよかった」教室で絵を描いていると「めっちゃうまいじゃん。Ayu(浜崎あゆみ)の絵を描いて」と、声をかけられたことも。「うれしかった。その同級生とは今でも友達です。母が違う選択肢を示し、味方でいてくれた。これが何よりサポートになりました」中川の母は、毎年貯金をはたいて、旅行にも連れていってくれた。「小学校3年のときに父が亡くなってからは、母が1人で働いて育ててくれました。決して裕福ではないなか、16歳のときには、フロリダのディズニーワールドへ連れていってくれて……。それから10年後、ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』(’11年公開)で、私がラプンツェルの声を担当したときは、母も大喜びしてくれました。『生きててよかった〜』と思いましたね」そう思ったのには理由がある。「じつは17歳のとき、『死にたい』という衝撃が襲ってきて、リストカットしてしまったんです。母は『バカ!なんでこんなことするのよ』と、涙を流しながら私を叱りました。父が亡くなったとき以来、初めて見た母の涙……。今も忘れられません」その後、再び「死にたい衝動」に襲われたという中川。そのときは飼っていた猫が甘えてきて、さすっているうちに収まったという。「『死にたい衝動』が起きたときは、まずいったん寝て、好きなものを食べたり、好きなことをしたりして、気持ちをそらしてほしい。それを繰り返して、少しずつ毎日を生き延びてほしいです」好きなことをする――中川の場合はマンガ、アニメ、ゲームと、“明るい遺書”のつもりで始めたブログだった。「“好きなこと縛り”で発信していたら、そこに共感の声が届くようになり、自分の居場所になって、夢や未来をつくり出す場所にもなっていきました。私がそうだったように、つらい時代は『未来の種を見つける“さなぎの時間”』。いじめで苦しんでいる子どもには、そう伝えたい。お母さんには、そんな子どもに“隣って”あげてほしいんです」“隣る人”とは、絶妙な距離感で子どもを見守り、寄り添い続ける人。ある児童養護施設の保育士と子どもを描いた映画のタイトルだったという。「ただ隣に、そばにいる人。でも、いじめで傷ついた子どもの絶対的な味方。いじめはなくならないかもしれない。でもいじめで亡くなる子は、なくしたい。そのためにも“隣ってくれる”大人が必要なんです」最後に、10代の自分に今、かけたい言葉を聞いてみると。「大丈夫。生きているといいことあって、幸せを感じられる。つらい日々も上書きできる。30代、友達もいるよ、約束する!」いつも“隣って”くれた母にも「ありがとう」と伝えたい――そう笑顔で答えた。
2019年09月09日「『死ぬんじゃねーぞ!!』は私がライブ中にも叫ぶメッセージ。いじめに遭い、私と同じような思いをしている子どもたちに、“どうか生き延びて”と伝えたくて」そんな願いを込め、中川翔子(34)が自身のいじめ体験を文章とイラストでつづった『「死ぬんじゃねーぞ!!」いじめられている君はゼッタイ悪くない』(文藝春秋)がベストセラーとなっている。子どものころからマンガやアニメ、ゲームが好きだった中川だが、私立中学に入学直後から、1人で絵を描いていることで「キモい」「オタク」とレッテルを貼られ、いじめが始まった。「誰からも話しかけられず孤立して、5分、10分の休み時間をどう過ごしていいか、わからなかった」絶えず誰かに悪口を言われ笑われている気がして、吐き気をこらえながらも、何とか学校へ通う日々。「週末に、母と一緒にマンガを読んでダラッと過ごしたり笑ったりしているときが救いでした」だがある日、中川の心をさらに追い込む事件が起こる。「下校しようとしたら、私の靴箱が不自然にへこんでいたんです。ショックでした。何日かして犯人らしき子がクスクス笑っているのを見て、『泣き寝入りはイヤ』と、その子の靴箱をへこませました」すると翌日には、中川の靴箱がさらにボコボコにされていた。「自分が殴られたかのように傷つきました。そしてとうとうある日、靴箱から靴がなくなって。そんな“べたないじめ”に自分が遭うなんて認めたくない。でも靴はない。パニックになって必死で捜したけど見つからなかった」靴がないと帰宅できない。もう先生に言うしかなかった。「靴が盗まれるまでのいきさつを説明しているうちに、悔しさと悲しさで涙が止まらなくなって、先生は『じゃあこれを履いて帰りなさい』と、新品のローファーを手渡してくれました」これでいじめっ子に先生が注意してくれるかもしれない。そう思ったのもつかの間、その先生に職員室に呼ばれ、こう告げられた。「『中川、こないだのローファー代、早く払ってくれないかな』と。意味がまったくわからない。『盗まれた被害者がなんで?加害者が払うべきじゃないですか!』」すると先生は「そうかもしれないけど、ローファーは学校のものだからお金を払ってもらわないと困る」と答えたという。「先生が気にしているのは、いじめじゃなくて経費だ。私へのいじめも、見て見ぬふりをしている。もう、ダメ。大人も信用できない。みんな、大嫌い……。1人で耐えてきた私の心が壊れる“とどめの一撃”でした」帰宅して「学校に行きたくない」と部屋に鍵をかけてこもった中川。「義務教育だし、卒業もあと少しだし、行きなさい!」という母と、大ゲンカになったと振り返る。「母は私の部屋のドアを蹴破って、入ってきました(笑)。今回の本の原稿を読んだ母は『こんなに悩んでいたなんて知らなかった。知っていたら学校に文句を言いにいっていたのに』と」大人はよく「つらいのは今だけ」「卒業したら楽になる」と、助け船のつもりで言葉にするが……。「いじめで苦しんでいる子どもの耳には入りません。私は、死にたくなるくらいなら、学校には行かなくていいと思う。不登校は“逃げる”ことじゃない。自分の人生に合う道を探すことなんです」
2019年09月09日子どもが成長するに従い、子どもたちだけの社会が形成されていきます。そういったなかで、残念ながら時としていじめが起きてしまうことも。わが子には被害者にも加害者にもなってほしくないいじめ問題。今回はパパやママたちの体験談をもとに、親にできることを考えてみます。■3割以上が「いじめの被害者になったことがある」アンケートで、子どもがいじめに巻き込まれたことがあるかどうか聞いたところ、「被害者になったことがある」と答えた人が3割を超えて、もっとも多い結果となりました。また、「両方ある」、「傍観者または加害者になったことがある」とあわせると47.5%となり、約半数の親が子どもの何らかのいじめを経験したことがあるようです。Q.子どもがいじめに巻き込まれたことある?いじめの被害者になったことがある 32.8%ない 29.8%わからない 20.6%両方ある 7.2%傍観者になったことがある 4.1%いじめの加害者になったことがある 3.4%その他 2.2%■幼稚園や学校で…いじめの実態全体の3割以上が「いじめの被害を受けたことがある」と回答したアンケートには、具体的ないじめのエピソードがたくさん集まっていました。まずは、どのようないじめが起きているのか見ていきます。「小さい頃から仲良く遊んでいたお友だちが、幼稚園に入った途端にグループでうちの子をたたいているのを見たときは凍りつきました。その後幼稚園に行きたくないと言うようになり、夫が相手の家に話をしに行ったら、『いじめられる方が悪い』とピシャリ」(滋賀県 40代女性)「2年生のときに6年生にいじめられていました。学校に相談に行き、なるべく先生や支援員さんがいてくれる環境で対処してくれました。今年になって、息子は1年生をいじめています。やめるように言ってもなかなかやめません。今はどうしたら止められるのか試行錯誤しているところです」(静岡県 30代女性)「4月に小学校に入学したばかりですが、さっそくいじめのターゲットにされてしまいました。最初は様子見していましたが、階段で押されたり足を後ろから踏まれたり危険を伴ってきたので、担任に話していまは解決済みです。低学年でもいじめがあるという現実に驚がくしました」(三重県 40代女性)「娘が高校1年の時、部活でいじめにあいました。先輩や同級生から暴言、目配せして笑われる、仲間外れにされる。先生に相談しても『弱いおまえが悪いんや』って怒鳴られた。ようやく退部できて落ち着いたが、我が子がいじめにあうなど考えてもいなかったし、私が進めてしまった高校だったので責任を感じた」(埼玉県 40代女性)そのほかにも、「小学2年でいじめを受けた息子は精神的にダメージを受け、中学生になったいまでも通院治療中。心の傷は長期の戦い」とか、「子どもが『悪口ノート』を作られた」など、つらいいじめの告白が集まっていました。幼稚園や小学校低学年でもいじめがあるとは聞いていましたが、現実的にそこまでいじめの低年齢化が進んでいるのかと驚きです。また、いじめの連鎖やいじめの後も続く心のケアについて訴える声もあり、いじめの深刻さがより身近に伝わってきます。■いじめと遊びの境目とはいじめ問題の難しいところは、何をもって「いじめ」とするかというところ。コメントでも、その難しさについての悩みの声が寄せられていました。「いじめといじりは紙一重。長男はすごく体が小さかったので、担いで女子トイレや更衣室に投げ込まれたりして、先生からは『いじられキャラです』と説明されました。しかし家では、『つらい』と泣いてました」(大阪府 40代女性)「小3の息子が、よく消しゴムを粉々にされたり、鉛筆を折られたり、ノートや筆箱に落書きされたりして帰ってきます。相手はふざけてやっているのか、いじめや嫌がらせの分類なのか、難しいところ」(福島県 30代女性)「いじめまで発展してはいませんが、小3の息子がちょくちょく同じ子からちょっかいをかけられているみたいです」(岩手県 30代女性)「いじられキャラ」や「嫌がらせ」、「ちょっかい」などというキーワードからは、「いじめ」との明確な違いを見つけることの難しさを実感させられます。また、している方とされている方との間に、意識の違いが生じている場合もありそうで、「いじめ」の判定が簡単ではないことがよくわかります。■勇気ある行動に出る子どもたち親たちから寄せられたエピソードのなかには、いじめをみずから解決したり、仲裁したりという子どもたちの勇気ある行動がいくつも集まっていました。「中2の息子は平和主義で、いわゆる『いじめ』を嫌います。性格的にも、男女を問わず嫌がらせを受けている友人を無視することができず、『やめとけ!』と言えるような子です。親としては、『ターゲットが息子に向けられるのでは?』と心配もしましたが、『放っておけばいいから! オレは大丈夫!』と、強く逞しい内心を聞き安堵(あんど)しました」(広島県 40代女性)「いじめられている子、いじめている子、分け隔てなく仲良くしていたら 『あいつと仲良くするんだったら仲間はずれにする』と言われた。無視されたりしながら、それでも『どんな子でも差別したくない』と、どちらとも変わらず接することをやめなかった」(北海道 30代女性)「小学生のときに、『1つ解決しても、また違う子からいじめにあう』と言ってきたことがありました。その場で相手に、『なんでそんなことするのか聞いてみなさい』と言ったら、娘はそのとおりに加害者の子に直接聞いてこれまで解決してきました。いまでは、誰かがいじめていたら『そんなことはしちゃいけない!』と言える子になりました」(茨城県 30代女性)大人でもなかなかできないような勇気ある行動の数々に、子どもたちの持つ力の大きさを感じます。ただいじめの仲裁に入ることでみずからが標的になってしまうこともあるため、親としてはどのように伝えればいいのか、本当に実行して大丈夫なのか悩みどころではあります。でも子どもたちが勇気を持ってみずから起こした勇気ある行動には称賛を送ってあげたいですよね。■加害者がわずか「3.4%」に疑問の声もアンケートによると、「いじめの加害者になったことがある」のはわずか3.4%。いじめは1対多数となることが多いことが考えられ、本来は被害者の数よりも多くなるはず。この結果からはどのようなことが読み解けるのでしょうか。「被害者率が高いが、加害者側はただ知らないだけなんじゃないかって思うほど、子どもの世界を親は知らないものです」(滋賀県 30代女性)「加害者が少ないことにビックリ。わが子が学校でどうなのか、親子での話し合いをしてる家庭が少ないのかなって感じました」(茨城県 40代女性)「加害者にも被害者にもなってもらいたくないし、いままでもいじめはないとは思う。でも本当に『ない』とは言いきれない。他人がさ細なことだと感じるようなことでも当事者が『いじめ』だと受け止めれば、それは『いじめ』。『ない』と自信を持って答えている方々、大丈夫ですか?」(神奈川県 40代女性)たしかに、被害者だけではなく、子どもが「いじめの加害者になっている」ことにも、親としては気づきにくい現状があるかもしれません。アンケートでも「わからない」と答えた人が2割以上いることから、子どもたちのなかで、どのようなやり取りがあったのか、どんな関係性なのか、すべてを把握するのは至難の業です。筆者の小学1年生の長男も、最近友だちと帰宅中にもう一人の友だちを走って置き去りにしてきたことがありました。本人が帰宅後、「逃げてきた!」とうれしそうに言ってきたことで発覚。親同士も仲が良かったのですぐに謝罪して事なきを得ましたが、悪気のなかった長男の態度に驚き、反省させられました。その後、あらためて「なぜしてはいけないのか」「されたらどんな気持ちになるか」について、親子で話し合い、長男自身も涙目になって反省しましたが、「いじめの加害者」と相手には映った可能性もあった出来事でした。こうしたことは日常で頻繁に起こっているのかもしれません。そうだとすると、だれもがいじめの被害者にも加害者にもなりえるといえそうです。ではそんなとき、親としてはどのようなことができるのでしょうか。■子どもが加害者にならないためにいじめの加害者にどうしてなってしまうのでしょうか?「家では良い子の親こそ、学校ではおとなしい下級生に対して弱い者いじめをしているのに、『わが子は優等生だ』と思っている気がする。圧力を親からかけられてる子どもは外で弱い者に圧力をかけるのでは? ある意味子どもも犠牲者」(三重県 40代女性)「いじめをしてしまう子は、家庭で精神的な問題があるのだと思う。発見した場合は、いじめる側の子の心の問題も見つけてあげないと、ずっと変わらないのではないかと思います」(三重県 30代女性)たとえば家庭や習い事、そして学校などで、別の問題を抱え、そのストレスによっていじめを始めてしまう…、コメントにもあるように、こういったストレスなどがいじめる側が抱えている可能性はあるかもしれません。でもだからと言って、いじめはけっして許される行為ではありません。ただ家庭の対応が無力だとも思いたくない。もし家庭でそのストレスを少しでも受け止められれば、いじめの加害者が一人でも減らせるのではないか? そう信じたいものです。それでは、そのとき親は子どもにどのようなメッセージを伝えればいいのでしょうか。「『やられたらやり返せ』という教育はダメだと思う。人にやられて嫌だったことは誰かに対してもやっちゃいけないと教えるべき。我慢できないストレスを受けたら、やり返す以外の対処法を教えるべき」(千葉県 30代女性)「相手が嫌だと思ったらその相手にはそれをしないことを心がけることだと思います。言葉や行動で誰しも相手を陥れることがあることを、大人も子どももしっかり認識すべきだと思います」(神奈川県 30代女性)「どんな場合でも、大勢対一人は卑怯(ひきょう)。大勢で一人をいじめるのは絶対あってはならないことだと、親は厳しく教えていかなきゃいけないと思います」(佐賀県 40代女性)たしかに、「相手が嫌がること」を想像できたなら、「相手が嫌がることをしない」と子どもたちが立ち止まって考えられるかもしれません。さらに、あたり前のことではありますが、「大勢対一人」という構図は絶対にダメだということを伝え続けることも重要なポイントになりそうです。■子どもをいじめの被害者にさせない最後に、子どもがいじめの被害者にならないためにすべきこと、また、いじめの被害者になってしまったら親としてどう対処すればいいか、考えてみたいと思います。●子どもの出すSOSを見逃さない「いじめの被害者になったとき、子どもの目に覇気を感じなかったので問いかけました。自分から言えない子どもが多いので、『わが子は大丈夫』じゃなく、基本的に信じるべきですが、疑うべきでもあります」(徳島県 40代男性)「何でも話しやすいように小言はぐっと我慢して、子どもの学校の話を聞いてます。子どもも自分からいじめの話をしたくないんですよね。ふさぎ込んでたり、変なテンションだったりしないか、いつも気にかけます」(東京都 40代女性)●子どもに寄り添い守ってあげる「いじめまでとは言わないけれど、仲良くしていた子とギクシャクしていた。大切にしていたお友だちだったので、メンタルが心配でしたが、できるだけ寄り添って話を聞いてあげました」(岩手県 40代女性)「息子が幼稚園の頃、毎日のように意地悪されていた。幼稚園も学校も、先生がいるとは言え、大人の目が届きにくい子どもたちだけの社会。自分の子どもの声を拾い、子どもを守るのは自分しかいないのだと親は認識すべきでしょうね」(東京都 50代女性)●子どもを見守る「息子が一度いじめられてると話してきました。びっくりしましたが、本人は『自分で解決する!』と勇気ある一言。息子には『どうしてもうまくいかないときは相談してね』と伝えました。今では人の気持ちをくみとれる優しい息子になっています」(石川県 40代女性)●相手や学校に相談して連携する「深刻なからかいではなくふざけ合いの延長みたいな感じでしたが、どうしても許せないことは、話を聞いた上で相手の子に話をしました。学校の先生には恵まれたので、よく相談もして、学校、家庭、本人の連携で問題は乗り切っていたと思います」(山梨県 50代女性)●学校をやめることも視野に入れる「いじめられている友だちを助けて娘が標的に。下駄箱の上履きに画びょう、クラスに机がない、物がなくなるなど散々でした…。その後、学校を転校しました」(千葉県 50代女性)ここまで、子どものいじめについて、加害者、被害者どちらにもならないための方法について考えてきました。最後にこのようなコメントも紹介したいと思います。「いじめに関わらない人間なんていないと思うんです。見て見ぬふりもいじめだと思います。いじめられてつらい思いをしても、今度はいじめる側。大人になってもいじめはなくなりません。もっと相手を思いやる気持ちを持たないといけないですよね」(福島県 40代女性)「いじめがニュースになる度に、子どもに『あなたはどう?』といじめについての話し合いをして『傍観者になるな』って言っています」(茨城県 40代女性)もしかしたら、「傍観者になる」人たちが一番多いのかもしれませんね。いじめられるのが怖くて、見て見ぬふりをしてしまうということは、親の私たちにも身に覚えがある人は多いでしょう。いじめていた子が、次の日にはいじめられる側になるかもしれない。どんなときにも、「相手を思いやる気持ち」が必要だと感じます。「あなたは大切な存在」と親が子どもに伝え、子ども自身もそう思えたら、自分のことも相手のことも大切にしていこうという気持ちが芽生えるのかもしれません。そのことだけは、できる限り親から子どもに、言葉だけではなく行動でも示していきたいなと思います。「大人になってもいじめはある」というコメントも多く目にしました。実際に、いじめ問題は子どものものだけでなく、大人間でも問題となることがたびたびあります。親である自分たちが、お手本となれるように、相手に思いやりを持ち、普段から「いじめは絶対にしてはいけないことだ」と行動で示していきたいものですね。Q.子どもがいじめに巻き込まれたことある?アンケート回答数:5222件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年09月01日昨今「職場いじめ」が問題になっています。「いい大人が何をしているんだ」と思ってしまいますが、幼稚な思考を持つ人間が存在しています。また、「辞めさせる」ためにわざといじめてくるケースもあるようです。学生のいじめも問題ですが、大人のそれも厄介。仮に自分がそのような状況に陥ってしまった場合、どのように対処するべきなのでしょうか?法律事務所あすかの冨本和男弁護士に、今回の処分について見解をお伺いしました。Q.職場いじめを受けた場合、どのように対処すればいい? A.上司や弁護士、都道府県の労働局に相談しましょう冨本弁護士:「まず、職場で受けたいじめの内容(加害者の具体的な言動)について、時系列に沿って整理し、可能であれば録音したり、証言者を得たりして証拠を確保します。その上で上司に相談して解決されそうであれば上司に相談してみましょう。また、ある程度大きな会社でそうした相談の担当部署があるようであれば、そちらに相談してみてもいいでしょう。会社内で頼れる人・部署がないような場合、弁護士や都道府県の労働局に相談することも考えられます。企業が従業員から職場でのいじめの相談を受けた場合、いじめを受けた従業員からよく話を聞くのは当然ですが、いじめを行った者や周辺の者にも事情を確認する等の調査を行って、いじめが事実であると判断するのであれば、いじめを行った者にいじめを受けた従業員への謝罪を促したり、いじめの内容がひどくいじめを行った者に反省の色も認められないようであれば相応の処分を行うことも検討した方が良いでしょう。また、調査の結果いじめが事実であるとの判断に至らない場合でも、いじめを受けたと主張する従業員に対し、どういった調査を行って、どういう理由でいじめの事実を認めなかったかについて可能な範囲で説明を行うことも考えられます」職場でいじめ被害を受けた場合、1人の力では如何ともし難いものがあります。証拠を確保したうえで、上司や部署、そして弁護士や都道府県の労働局に相談しましょう。 *取材協力弁護士:冨本和男(法律事務所あすか。企業法務、債務整理、刑事弁護を主に扱っている。親身かつ熱意にあふれた刑事弁護活動がモットー。)*取材・文:櫻井哲夫(本サイトでは弁護士様の回答をわかりやすく伝えるために日々奮闘し、丁寧な記事執筆を心がけております。仕事依頼も随時受け付けています) 身近に潜む「職場いじめ被害」のリスク被害を受けた場合の対処法を弁護士が解説はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。身近に潜む「職場いじめ被害」のリスク被害を受けた場合の対処法を弁護士が解説はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。
2018年08月13日大変残念なことに、いつの時代も、どこの環境でも多かれ少なかれいじめの話は耳にします。日本人の国民性か? それとも、日本の風土や気質がもたらすものなのか?もしも、あなたやあなたの子どもがいじめにあったら、その時どうふるまうのが正解なのか? 様々な識者の意見を参考に、いざという時の知識を身につけましょう。その1 妻による夫いじめに解決の余地はあるのか愛していた夫に対して愛情が薄れるばかりか、憎さが勝り、いじめてしまうという妻もいるそうです。いったいどうしてこういった夫婦の構造になってしまうのか、そこには、夫が妻のフラストレーションに向き合っていない可能性もあるそうです。▼続きはコチラ▼その2いじめられやすい人にも特徴があるいい人で人あたりもいいのに、なぜかいじめのターゲットになりやすいという人は存在するもの。いったい、いじめにあいやすい人とそうでない人は何が違うのか、その違いを心理カウンセラーの那賀まきさんにお聞きしました。▼続きはコチラ▼その3 もしも職場でいじめにあったらやってはいけないこともしもわが子がいじめにあったら、親はどういった行動を起こすべきなのか? 心理カウンセラーの那賀まきさんが教えてくれた、「わが子が職場でいじめにあった際」の対処法は、学校に通う子どもにも役立つものがあります。▼続きはコチラ▼その4そもそもいじめられにくい子どもにすることはできるもの?親としては、できれば我が子にはいじめの被害にあわずに、まっすぐとすくすく育ってほしいもの。ならば、いじめられにくい子どもに育てることはできるもの? 心理カウンセラーの那賀まきさんは、親がすべき5カ条を教えてくれました。▼続きはコチラ▼その5我が子がいじめにあったら頑張れはNGもしもわが子がいじめにあったとしても、頑張れというのはNG。嫌なことを嫌と言えない状況に陥っている子どもに頑張れというと、苦しい環境に身を置き続けてしまうことになるからです。▼続きはコチラ▼その6親には何でもする覚悟が必要もしもわが子がいじめられたら、親に必要なのは、子を守るために何でもする覚悟だと心理カウンセラーの椎名あつ子さんは話します。椎名さんは、いじめが解決しなかった場合の思考法についてもhなしてくれました。▼続きはコチラ▼
2018年04月06日いじめ、激太り、セミヌードと、これまで決して平坦ではない道のりを歩んできた元グラドルの筆者・小坂。さまざまな経験を経て、本当にやりたいことは、保育園を作ることだとわかる。そこで、ほかにはない特徴をと考えたのが「地域の人々が気軽に遊びに来て園児と交流できる園」だったが……。文・小阪有花【グラドルから保育園へ】vol. 78多くの人に園へ遊びに来てもらいたい地域型保育園といっても、知らない人がゾロゾロと入ってくる保育園では、安全性に欠けてしまう。近所の方々とコミュニケーションを深めて遊びに来てもらうのが理想だが、開園早々では、それが現実しないことくらい理解している。しかし、他者との交流を楽しめる保育園というコンセプトは、初日からアピールしたかった。なので、少なくとも自分が関わっている間は、自分のまわりにいる人たちを保育園に呼ぶことで、活気あふれる場所であることを印象づけることにした。少し話は飛ぶが、実際私が作った保育園での出来事について話そうと思う。この取り組みを行い思ったことは、ひとりひとりに声をかけ遊びに来てくれるよう呼び込むことは簡単な話ではないということ。しかし、それでもいろんな職種の方が遊びに来てくれて、子どもたちが喜び、来てくれた方々も、「素直さに癒された」と微笑みながら帰っていく姿は、毎回目頭を熱くさせるものがあったことを今でもよく覚えている。地域交流の大切さを実感したできごと保育園の場所は、千葉だったため、都内在住の方などはすぐにパッとこれる場所でもなかったが、みんな気持ちよく遊びに来てくれて、交通費を渡しても受け取る人は誰ひとりいなかった。子どもと遊べて楽しかった!と笑顔で帰っていく姿は、私たちも嬉しい気持ちになった。一番印象的だったのが、精神科医のお医者さんが遊びにきたときに、突然園児が熱性痙攣を起こし、すぐに対処してくれたことだ。私たちも対処はしたが、みな不安と隣り合わせだったに違いなく、たまたまお医者さんがいてくれたおかげで、とても心強かった。救急車が来る間、適切な処理をしてくれて、保護者からも本当に感謝された。さまざまな出来事が、保育園と地域合流は必要なものだということを教えてくれた。この気づきや経験は子どもの仕事をしている以上絶対に忘れてはいけないものになった。いろいろな方々に支えられ作られた保育園。そんな園を私と共に作ってくれたのは、保育とは全く関係のない企業だった。こさかゆか/保育園プロデューサーリバイバルミーティング代表。チャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラー、幼児食インストラクター、ベビーシッター資格習得。 2004年ミスマガジングランプリを獲得し芸能界デビュー。グラビアアイドルとして活躍後、2009年に引退。現在は子どもの心スペシャリストとして活動中。(C)ulkas/Gettyimages
2017年10月26日こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。ネットを使う子どもが多いため、親にとって「依存」や「ネットいじめ」がないかと不安になってしまうことがあるでしょう。今回は、“ネットいじめ”にスポットを当てて、 現状や予防対策、いじめ発覚後に子どもをどのようにして守るかなど、さまざまな角度から見ていきたいと思います。●ネットいじめがないか、こまめなチェックが予防策インターネットに接続できるような機器(スマホやタブレット、ゲーム機器など)を使わせる時点で、親は定期的なチェックが必要です。どんなアプリを使っているのか、どんなサイトを閲覧しているのかなどを定期的にチェックすることが、“ネットいじめ”などの危険物に対する早期発見につながります。文部科学省や自治体にある“いじめ問題対策協議会”やNTTなどの企業が冊子を作っていて、学校で定期的に配布を行い、ネットの使い方のルールやいじめなどに関する学習会も頻繁に行っています。それでも、言葉・画像などを使っての“ネットいじめ”は起こっています。中には、匿名という“隠れみの”を着て、凶器となる言葉を放っている場合がかなりあります。また、ふざけ半分、遊びのつもりという気持ちで、人を傷つけてしまっていることがあることに気がついていないことも往々にしてあります。このようにわが子が加害者となっている場合もある のです。そのための家族ルールの設定、チェックなのです。これらは、子どもを被害者にも加害者にもさせない予防策として、ルール決めのときに子どもに話すことをおすすめします。●ネットいじめの被害者となっていたらネットいじめを発見したり、お子さんから訴えがあったりしたら、親はすぐに現状を確認します。親も子もすぐに消したい気持ちになるでしょう。しかし、消してしまう前に証拠を確保します。投稿やメールなどを印刷したり、写真を撮ったりしておきましょう。「いつ」「どこのサイトに」「どのように」がわかるようにしておくことで証拠となります。学校へ相談する場合も証拠があった方が有利 です。ネットいじめのことは、できるだけ早い段階で下記の相談窓口を利用することをおすすめします。【相談窓口】・いじめ問題などの相談窓口(文部科学省/24時間子供SOSダイヤル/子ども・親対象)0120-0-78310・インターネット上の悪口、無断掲載などの相談窓口(法務局・地方法務局)0120-007-110(平日8時30分~17時15分)※法務局では投稿の削除などに力を貸してくれます。・生活の安全や不安に関する相談窓口(最寄りの警察署・警察相談専用電話/子ども・親対象)#9110学校へ相談するという選択肢もありますが、投稿の削除などを求めることや、犯罪に関わることになるかなどを相談するという選択肢もあることを知っておくのは、親として必須です。●傷ついている子どもにできることネットの投稿を見た日から、子どもは傷つき、クラスメイトや友達を信用できなくなってしまうでしょう。恐怖さえ感じている状態かもしれません。そんなときに、親が励まし過ぎると、親自身が冷静さを失っていることを悟られ、思春期の心も相まって反抗したり、部屋にこもって親の言うことに耳を傾けなくなったりすることも考えられます。まず、親が冷静になること が最初です。子どもが傷つけられたら黙っていられないのはわかります。でも、子どもに接するときは、親が冷静さを持っていないと子どもは安心することができなくなってしまいます(子どもも冷静ではないので)。子どもに伝えることはたくさんありますが、大切なのは次の通りです。・親は子どもの味方であること・子どもの人格や個性を認めてあげること・「気持ちが落ち着くまで家でゆっくりしてもいい」など居場所を確保してあげること・愛情を持って接すること(甘やかすのとは違います)子どもが深く傷ついていると、学校へ行けない状況になることも多々あります。そのようなときは、自宅での学習など家でできることを明確にして、自宅でゆっくり心を休めるようにしてあげましょう。●おわりにネットいじめは、言葉や画像を直接目にしますし、拡散して多くの人の目に入るものですから、精神的にまいってしまいます。そこから救ってあげられるのは、親であり情報を持っている大人です。子どもを加害者にも被害者にもしないように、悪いことはしっかりと教え、守ってあげてほしいと思います。【参考リンク】・スマホ時代のキミたちへ(2017年版) | 文部科学省()●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)●モデル/REIKO(SORAくん、UTAくん)
2017年08月16日子ども同士のケンカの原因はさまざまですが、親のふとした発言がきっかけになることもありえます。子ども同士のけんかに発達したり、さらに意図せずしていじめっこにしないためにも、気をつけたいフレーズを実例とともに紹介します。■教材費タダでうらやましい「子どもとスーパーへ行ったとき、たまたまママ友Cさんに会いました。野菜が高くて大変よね、という話から家計が厳しいなど、よくある世間話に。そのときに『母子家庭は教材費とかタダでうらやましいわ~』なんて不用意な発言をしてしまって…。それを子どもが聞いていて、Cさんの子に『お金がかからなくていいね』と言っちゃったらしいんです。先生から聞いて、相手の家へ謝りに行きました」(31歳・小学1年生のママ)子どもは言葉の意味もわからずに、ただ聞いたことをストレートに伝えてしまうことがあります。しかし、それで誰かを傷つけてしまうのは避けたいですよね。さらにママ自身もその言葉に悪気がなかったとしても、相手を不快にさせ、さらに偏見を持っていると、とらえられるかもしれません。さいわい、このことはいじめには発展しなかったそうです。でも、私の友だちのシングルマザーも同様の経験をしたことがあるそう。そのときは子どもがからかわれてしまい、「つらい思いをさせてしまった」と悲しげに話してくれました。■あのマンション、お金持ちばかりでしょ「近所に大きな新築マンションができたとき、ママ友とも話題になりました。チラシによれば設備も最新で、高収入じゃないと住めないような価格。お茶会でも『あのマンション、かなり高級だからお金持ちばかりでしょ』なんて、うらやましがっていました。それを聞いた息子が、学校で『Aくんはお金持ちなんだよ!』と言いふらしたそうです。そのひと言でクラスの中でちょっとした騒ぎに。息子のクラスに、そのマンションへ引っ越してきた子がいたなんて知りませんでした」(32歳・小学4年生のママ)今回のケースでは、「お金持ちなのに、普通の鉛筆なんか使ってる~」とからかわれたり、「こんな遊びはお金持ちにはつまらないでしょ」と避けられたりしたそうです。テレビや雑誌などで豪邸を見れば「あんな家に住みたい」、セレブの生活を見て「お金があってうらやましい」と思う…。それは不思議なことではないのですが、お金持ちといわれることをよろこばない人もいます。また、子どもにとってはからかうネタにもなりやすいので気をつけましょう。■寂しいだろうから、うちに来るようにいったら?「息子の友だちFくんのママは看護師さん。夜勤のときは、パパが帰るまでひとりで過ごすこともあるそうです。とてもいい子だし、ひとりはかわいそうだと思って、『ママが働いているとFくんは寂しいだろうからうちに来るようにいったら?』といいました。私は専業主婦で家にいるし、息子の遊び相手にもなるからいいかな、と思って。でも、息子はその子のことを『寂しい子=暗い』と勘違いしてしまったんです。しばらくその子がうちに来ないので聞いてみたら、『暗い子と一緒に遊ぶのはつまらない』と言い出して…。余計なことを言わなければよかったと後悔しました」(36歳・小学3年生のママ)小さな子がひとりで留守番していると聞けば、同じママとして「できることをしてあげたい」と思うかもしれません。一見、親切そうにみえるけれど、子どもに変な先入観を植え付けることになりかねません。ましてや相手方にも事情があること。本当に助けになりたいと思うときには、相手から依頼されたときに親同士だけで話し合うほうがいいでしょう。どれも悪気もなく発しられたフレーズかもしれません。でも、子どもには意図しない形で伝わってしまうこともあります。またママの心の中にある、ねたみ、マウンティングといったブラックな感情を子どもが敏感に察することも。親の会話を子どもは意外と聞いているものです。ママ自身が持つ偏見は、子どもに連鎖しているかもしれません。自分の子どもをいじめっこにしないために、子ども同士の友情を壊してしまわないために、十分注意しましょう。そして同時に、自分の心の中にあるブラックな感情の正体をつきとめて、できれば退治してあげてくださいね。
2017年04月19日相変わらず減ることのない学校内での「いじめ」。最近は東日本大震災による原発事故の影響で避難した子どもが、いわれのない誹謗中傷を受ける事案が相次ぎ、社会問題化しています。いじめについては、いじめている子どもの親に責任を問うべきだと言う声があります。実際に自分のかわいい子どもがいじめを受けている場合、相手の親にもそれ相応の責任をとってもらわなければ気が済まないものですから、当然かもしれません。しかし、両者は血のつながりこそあれど、別人であるだけに、問うことは難しいような気もします。「いじめを行う子どもの親」に法的な責任を問うことは、はたして可能なのでしょうか?和田金法律事務所の渡邊寛弁護士に見解を伺いました。Q.息子が学校でいじめられた……いじめた子の親に法的な責任はある?*画像はイメージです:いじめの加害児童・生徒の親は、被害児童・生徒に対して損害賠償責任を負うことがあります。「いじめが不法行為となる場合、原則として加害児童・生徒本人は、被害児童・生徒に対して、不法行為による損害賠償責任を負います。もっとも、自分の行為の責任を理解する知能もないほど幼いときは、未成年者は法的責任を負いません。具体的な年齢が法律で何歳と決められてはいませんので、責任能力の有無は事案毎個別に判断されますが、概ね12歳程度になると法的な責任能力が認められるようになります。加害児童に法的な責任能力がない場合、本人は損害賠償責任を負いませんが、その親が監督義務者として被害者に対して損害賠償責任を負います(民法714条)。親は、監督義務を果たしていたことを立証すれば損害賠償責任を免れますが、監督義務の範囲は生活全般に及ぶ広いものですので、親の免責は簡単には認められません。加害生徒に法的な責任能力が認められる場合、民法714条の適用はありませんが、監督義務者である親は、その監督上の過失に基づき、被害者に対して損害倍責任を負うことがあります。民法714条の適用がある場合と比べると、親の監督上の過失をどちらが証明しなければならないかという立証責任の点と、監督上の過失と損害との因果関係も立証しなければならない点で、請求する側の負担が大きくなります。未成年者の親には子を監護・教育する義務がありますから、このように、いじめの加害児童・生徒の親は、被害児童・生徒に対して損害賠償責任を負うことがあります。ただし、親の責任は結果責任ではありませんので、例えば、親元から通学する中学1年生と全寮制の高校3年生とでは、同じ様な学校内でのいじめでも親の責任の有無の判断が異なることはあり得ます」(渡邊弁護士) いじめが「不法行為」となる場合、親が監督義務者として損害賠償責任を問われることもあるそう。我が子かわいさから、「うちの子に限ってそんなことはしない」と目を背ける親もいるようですが、それは監督義務を問われます。自分の子がいじめをしている可能性があると感じた場合は、直ちにやめさせるようにしてください。 *取材協力弁護士: 渡邊寛 (和田金法律事務所代表。2004年弁護士登録。東京築地を拠点に、M&A等の企業法務のほか、個人一般民事事件、刑事事件も扱う。)*取材・文:櫻井哲夫(フリーライター。期待に応えられるライターを目指し日々奮闘中)【画像】イメージです*Yasu / PIXTA(ピクスタ)
2017年04月02日