名古屋大学は4月27日、ナノピラー構造体を用いた新しい分離技術を用いることで、物質を素早くかつ綺麗に分離することに成功したと発表した。同成果は同大学大学院工学研究科の馬場嘉信 教授、加地範匡 准教授、安井隆雄 助教によるもので、国際学術誌「Nano Lett.」に掲載された。現在の分離技術は、分離のスピードを上げると分離度(分離の綺麗さ)が悪くなり、分離度を高くするとスピードが下がるという課題がある。これは、既存の技術では化学的・物理的な相互作用の違いによって分離を行ってきたことが原因と考えられている。今回の研究では直径が500nmのナノピラー(柱状の構造体)を回廊のように配置する技術を構築。この技術を用いると、分離スピードを上げれば上げるほど、分離度が良くなることを発見した。同研究グループは「本技術を展開することによって、さまざまな分離技術の『分離スピードと分離度の綱引きのような状態』を打破することが可能となり、我々の生活を抜本的に改善する科学技術へと発展することが期待される」とコメントしている。
2015年04月28日カシオマーケティングアドバンスは4月10日、レンズ部分と液晶モニタ(コントローラ)が分離・合体するフリースタイルカメラ「EXILIM EX-FR10」と、ルミカ社のハイアングル撮影用一脚「Birds iRod」をセットにした「EX-FR10×Birds iRod」シリーズを発表した。4月15日からカシオ計算機の公式オンラインショップ「e-casio」限定で販売開始する。直販価格は「EX-FR10×Birds iRod3m」と「EX-FR10×Birds iRod4.5m」が49,990円、「EX-FR10×Birds iRod7.5m」が65,880円(ともに税込)。EX-FR10×Birds iRodは、カシオ計算機のデジタルカメラ「EX-FR10」と、ルミカのハイアングル撮影用一脚「Birds iRod」をセットにしたモデルだ。一脚にEX-FR10のカメラ部分を取り付け、手もとの液晶モニタ(コントローラ)で構図などを確認しながらシャッターを切れる。そのため、一般的なデジタルカメラでは難しいハイアングル撮影が行える。一脚は全高3m / 4.5m / 7.5mの3種類を用意。付属のスタンドをBirds iRodに装着すれば、三脚としても使用可能だ。EX-FR10は、カシオ計算機が2014年8月に発表したデジタルカメラ。カメラ部分と液晶モニタ(コントローラ)部分がセパレートすることで、自分撮りやみんな撮りなど、さまざまなアングルでの撮影が可能になった。オプションや付属の多彩なアタッチメントを用いて、使い方を自分で発見するという楽しみもある。
2015年04月10日安川電機とワイ・イー・データは、3月17日開催のそれぞれの取締役会において、安川電機を株式交換完全親会社とし、ワイ・イー・データを株式交換完全子会社とする株式交換を行うことを決議し、両社間で株式交換契約を締結したと発表した。同株式交換については、安川電機については、会社法第796条第3項の規定に基づく簡易株式交換の手続により、安川電機の株主総会による承認を受けずに、ワイ・イー・データについては、6月16日に開催予定のワイ・イー・データの定時株主総会において同株式交換の承認を受けた上で、7月21日を効力発生日として行われる予定。また、ワイ・イー・データ株式は、同株式交換の効力発生日(7月21日)に先立ち、東京証券取引所において、7月15日付で上場廃止(最終売買日は7月14日)となる予定。安川電機とワイ・イー・データはこれまでグループ企業として経営戦略や経営計画を共有し、連携して事業運営を進めてきた。しかし、両社の経営環境が厳しさを増していることを踏まえ、安川電機としては、両社が中長期的にコア事業をさらに強化するために、安川電機のロボットなどにワイ・イー・データの主力製品であるガルバノスキャナシステムを組み合わせた製品・システムの販売促進や、ロボット応用システム事業における両社の連携による新領域での販路開拓や共同開発等のグループ一体運営によるシナジー効果の発揮が有効と判断した。また、ワイ・イー・データとしても、成長戦略を実現していくために、今後はワイ・イー・データが親会社の安川電機の完全子会社となり、安川電機グループの販路や技術力などの経営資源を最大限活用できる強固な協業体制の構築が必須になると判断した。このため、安川電機によるワイ・イー・データの完全子会社化が最善の策との認識から、2014年12月に、安川電機から、株式交換による完全子会社化を申し入れたという。
2015年03月20日芝浦工業大学(芝浦工大)は2月19日、世界最高水準の処理能力を持つ酸分離用シリカ逆浸透膜を開発したと発表した。海水の淡水化や高純度の工業用水の生産などに使用される逆浸透法に用いられる分離膜は、酸などの腐食性の強い液体に対しては性能を保つことができない。今回、同大学応用化学科の野村幹弘教授が開発した分離膜は耐酸性で、過酷な分離系への適用が可能。また、酸阻止率92%、全透過流束5.7kg m-2 h-1という世界最高水準の処理能力を示した。例えば、酢酸は現在、酢酸水溶液の水を蒸発させることで酢酸を分離しているが、水の蒸発熱は非常に高く、膨大なエネルギーを消費している。そのため、野村教授の逆浸透膜を導入し、水を除発させることなく酢酸を分離できれば、大幅なエネルギー・コストの削減につながる。野村教授は同技術で特許を出願中で、今後、耐酸性を向上していくことで石油精製の大幅効率化をはじめ、重金属を含む廃液処理用の分離膜などでの実用化を目指していくとしている。
2015年02月19日GMOコマースは1月27日、アプリックスのBeaconを活用した、完全成果報酬型の店舗集客サービス「GMOチェックイン」の提供を開始した。同サービスは、ポイントサイトやアプリなどのスマートフォンに対応する提携メディアに対し、飲食店や美容院など店舗の広告を掲載し、同広告を見た顧客が来店すると、店舗に設置したBeaconが来店を検知してポイントを付与するというもの。完全成果報酬型のため、初期費用と月額固定費用費が無料で、顧客が実際に店舗へ来店した場合にのみ、サービス利用料金が発生する。各メディアへの広告掲載に必要な出稿業務等は、GMOコマースが代行するほか、2015年1月時点で、「ポイントタウン」や「Gendama」「はたらくまDX」などの媒体と提携が決まっているという。
2015年01月30日NECパーソナルコンピュータは20日、2015年春モデルとして、同社製の分離型デスクトップPC「LaVie Desk Tower」を発表した。発売は2月上旬。価格はオープンで、税別の店頭予想価格は上位モデルが234,800円前後、下位モデルが129,800円前後。2014年秋冬モデルまで「VALUESTAR L」として展開してきた、分離型デスクトップPCの後継機。23型液晶モニタが付属する上位モデル「DT750/AAW」と、19型液晶モニタが付属する下位モデル「DT150/AAW」の2モデルをラインナップする。2014年秋冬モデルからきょう体や基本性能を引き継いでいるが、搭載ソフトウェアは2015年春仕様となる。○DT750/AAW「DT750/AAW」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.60GHz)、チップセットがMobile Intel B85 Express、メモリがPC3-12800 8GB(4GB×2)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600(CPU内蔵)、ストレージが3TB SATA HDD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ。ディスプレイとして23型ワイド液晶(1,920×1,080ドット、IPS)が付属する。主なインタフェースは10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、DisplayPort×1、miniD-Sub×1、USB 3.0×4、USB 2.0×4、SDカードスロット(SDHC/SDXC対応)、マイク入力×2、ヘッドホン出力×1、ライン入力×1、ライン出力×1、約92万画素Webカメラなど。無線LANおよびBluetoothは非搭載。本体サイズはW97×D405×H333mm、重量は約6.8kg。○DT150/AAW下位モデル「DT150/AAW」の主な仕様は、CPUがIntel Core i3-4160(3.60GHz)、チップセットがMobile Intel B85 Express、メモリがPC3-12800 4GB(4GB×1)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400(CPU内蔵)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ。ディスプレイとして19型ワイド液晶(1,400×900ドット)が付属する。主なインタフェースや通信機能は上位モデルとほぼ同等だが、SDカードスロットは非搭載。本体サイズも同等。重量は約6.5kgとなる。
2015年01月20日米Googleは12月22日(現地時間)、完全自動運転カーのプロトタイプ"完全版"を公開した。Googleは5月に、同社が一から完全自動運転カーを設計するプロジェクトを発表した。その際に公開した初期のプロトタイプはデザインモックアップで、ヘッドライトなど車としての機能を完備していなかった。その後、テスト走行の実現を目指して仕様や機能が異なる様々なプロトタイプのテストを繰り返し、自動運転カーが必要とする機能を全て搭載したのが今回公開したプロトタイプだ。「完全自動運転のためのGoogle初の完全プロトタイプ」としている。デザインは5月に公開されたモックアップとほぼ同じだが、LIDARシステム(周囲の情報を収集しリアルタイムで3Dマップを作成)が小型になっており、またヘッドライトや方向指示器などを備える。しばらくはGoogleのテストトラックでのテストを継続し、来年には北カリフォルニアにおいて一般道を使ったテスト走行に移る計画だという。プロジェクトチームの最終目標は内部にハンドル、アクセルペダル、ブレーキペダルもない完全自動運転カーだが、テスト走行に用いるプロトタイプは必要に応じてドライバーがマニュアル操縦する機能を備える。
2014年12月23日PTCジャパンは11月18日、東京大学大学院医学系研究科の研究グループが設計ソフトウェア「PTC Creo」を活用して完全置換型人工心臓の開発を行っていると発表した。東京大学では2003年よりPTC Creoの前身であるPro/ENGINEER設計ソリューションを活用しており、2012年にPTC Creoを導入。PTCのCADソリューション導入の背景として、次世代の完全置換型人工心臓の開発においては回転型非接触血液ポンプを使用するが、動圧軸受の安定性向上に注力することでデバイス全体の性能・効率・耐久性を高め、血流を改善するポンプの形状を目指す上で視覚的な情報共有が必要であったことが挙げられる。また、PTC Creoの3Dモデリング機能は、切削加工や数値流体解析を用いたシミュレーションの実施時にも大きな役割を担っており、2014年10月には、PTC Creoを活用して導圧軸受の安定性の大幅な向上と、溶血や血栓の問題のさらなる改善を実現した。なお、PTC Creoは、日常的な議論においても3Dモデルの断面図や動画により、視覚的にわかりやすい資料の作成と共有が可能になっている。
2014年11月18日ドスパラは、HDMIの信号から映像信号と音声信号を分離し、オーディオを光デジタルとアナログステレオで出力可能にする分配器「DN-12082」を、同社運営の「上海問屋」で販売開始した。価格は4,799円。同製品は、HDMIの信号から映像信号と音声信号を分離し、音声を光デジタルまたはアナログで出力できるという分配器。TVの音声を、外部スピーカーやアンプなど高性能なオーディオシステムに接続してサウンドを楽しみたいというユーザー向けの製品である。分離された映像は最大でフルHD(1080p:1920×1080)の解像度で出力される。オーディオはS/PDIFでの光デジタル出力端子と、RCAピンのアナログステレオ出力端子を用意している。HDMI規格はVer1.3、最大データレートは6.75Gbps。また、24bitディープカラーに対応する。サイズはW 85×H21×D62mmで、重量は130gとなっている。
2014年11月14日JR北海道はこのほど、北海道新幹線開業後の経営分離区間(江差線五稜郭~木古内間)を第3セクター鉄道へ移管するにあたり、北海道から要望のあった追加の安全対策について、その内容を発表した。同社は4月30日、第3セクター鉄道への協力内容について北海道と基本合意を締結したが、その後、3年間で3度目となる貨物列車脱線事故が6月22日、経営分離区間の江差線札苅駅構内で発生。北海道はこれに対し、経営分離後の事故であっても、事故原因がJR北海道にあると判明した場合には、JR北海道に抜本的対策を求めていくとの考えを表明していた。これを受けて今回発表された追加の安全対策は、線路曲線部の内軌と外軌の高低差を示す「カント」の設定値を従来よりも低くし、高低差を縮めることを主体とした内容。半径400m以下の曲線カントは従来85~100mmに設定していたが、これを最大80mm程度へと変更する。対象となるのは江差線五稜郭~木古内間の半径300~400mの曲線部24カ所で、総延長約8.7km。工事期間は2015~2016年度の2年間を予定しており、経営分離区間が第3セクターに移管される2016年3月以降もJR北海道が引き続き費用を負担して工事を実施する。あわせて効率的な設備管理をめざした保線設備管理システムの導入も検討するという。工事費見込みは約1億5,000万円。
2014年11月13日日本ヒューレット・パッカードは17日、タブレット形状のPC本体とキーボード部分が分離・合体するデタッチャブルタイプの2in1 PCとして、10.1型ハイブリッドPC「HP Pavilion x2」シリーズを発表した。ここでは報道陣向けの内覧会で披露された本体の写真を紹介しよう。タブレットとキーボードを、ソフトカバーでつなぐ仕組みがユニークだ。実際の接続部分は、マグネットを利用したスプリングピンによる物理的な接続となっている。一見すると、マイクロソフトのSurface Pro 3+タイプカバーっぽく感じないこともない。ソフトカバーは、ムーンストーングレーとティールブルーの2色展開だ。画面サイズが10.1型で解像度が1,280×800ドットと小振りではあるが、タブレット+キーボードで約930gなのは軽いと言ってよく、バッテリ駆動時間も公称で約11時間45分となかなかのもの。そのほかスペックや機能の概要は、別記事『日本HP、2in1デタッチャブルで世界最軽量の10.1型「HP Pavilion x2」』を参照いただきたい。以下のサムネイルをクリックすると拡大表示となる。
2014年10月17日ExaScalerは10月14日、保守性に優れた完全開放型ながらシステム全体を高効率に冷却できる液浸冷却手法を開発したほか、併せて同手法を用いて16kWまでのシステムを冷却可能なサーバラック8Uの液浸冷却システム「ESLC(ExaScaler Submersion Liquid Cooling)-8」を開発したと発表した。HPC分野での冷却方式は従来の空冷では対応できない場合、ヒートパイプなどを用いる水冷方式が多く用いられるようになっている。しかし、冷却の必要がある電子部品がサーバなどでは多岐にわたるほか、省電力化、長寿命化にはスイッチング電源やDC-DCコンバータを含めたマザーボード全体を冷却する必要があることから、システム全体を効率的に冷却する必要があり、その実現に向け、システム全体を液体に浸ける液浸冷却に期待が集まっている。同システムは完全な開放型を採用。水と比較して大きく粘度が異ならない不活性液体を冷媒として用いることと併せて、高い保守性を確保することに成功したという。また、冷媒から抜き出した基板は、短時間で冷媒を切ることができるため、空冷環境の場合とほぼ同等に扱うことが可能なほか、冷媒は水よりも蒸発しづらい性質のため、気化熱(潜熱)を用いる冷却装置で使用される冷媒とは異なり、蒸発による冷媒損失を懸念する必要がないという特長もあるという。当初の構成では合計16kWまでのシステムをサーバラック8Uに実装して、冷媒をポンプで強制的に循環し、熱交換器、ならびに小型室外機により冷却することで、主要な半導体電子部品を含めたシステム全体の温度を循環冷媒から20℃以内に保つことが可能であり、これにより冷却装置を含めたシステム全体の消費電力の絶対値を抑えることが可能になることを確認したほか、PUE値を抑えたい場合でも、循環冷媒温度を外気温より高い値に設定することで冷却装置の電力消費を最小限にする設定とすることも可能であることも確認済みだという。なお同社では、今回の8U構成品に加えて、今後、4U、16U、32U構成品も順次製品化していく予定とするほか、同方式に特化したマザーボードの開発も行っていく予定としている。また、同システムは2014年11月16日から21日まで米国ルイジアナ州ニュー・オーリンズで開催されるSC141において、共同研究先の東京大学ブースでパネル展示が行われる予定だという。
2014年10月15日NECパーソナルコンピュータは15日、分離型デスクトップPC「VALUESTAR L」の2014年秋冬モデルを発表した。いずれもきょう体や基本性能は夏モデルを引き継ぎつつ、付属Officeを上位モデルでMicrosoft Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービスに、下位モデルでMicrosoft Office Personal Premium プラス Office 365 サービスに変更している。また、下位モデルのプロセッサを従来のCore i3-4150からCore i3-4160に強化した。価格はオープンで、店頭予想価格は上位モデルの「VALUESTAR L VL750/TSW」が税別224,800円前後、下位モデルの「VALUESTAR L V150/TSW」が税別119,800円前後。発売時期は10月中旬~下旬。○VALUESTAR L VL750/TSW上位モデル「VALUESTAR L VL750/TSW」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.60GHz)、チップセットがMobile Intel B85 Express、メモリがPC3-12800 8GB(4GB×2)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600(CPU内蔵)、ストレージが3TB SATA HDD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ。ディスプレイとして23型ワイド液晶(1,920×1,080ドット、IPS)が付属する。主なインタフェースは10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、DisplayPort×1、miniD-Sub×1、USB 3.0×4、USB 2.0×4、SDカードスロット(SDHC/SDXC対応)、マイク入力×2、ヘッドホン出力×1、ライン入力×1、ライン出力×1、約92万画素Webカメラなど。無線LANおよびBluetoothは非搭載。本体サイズはW97×D405×H333mm、重量は約6.8kg。○VALUESTAR L V150/TSW下位モデル「VALUESTAR L V150/TSW」の主な仕様は、CPUがIntel Core i3-4160(3.60GHz)、チップセットがMobile Intel B85 Express、メモリがPC3-12800 4GB(4GB×1)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400(CPU内蔵)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ。ディスプレイとして19型ワイド液晶(1,400×900ドット)が付属する。主なインタフェースや通信機能は上位モデルとほぼ同等だが、SDカードスロットのみ省かれる。本体サイズも同等。重量は約6.5kgとなる。
2014年10月15日三菱マテリアルは10月8日、独自のフッ素化技術と有機合成技術により、瞬時に油と水を分離する世界初の「フッ素系化合物」を新たに開発したと発表した。さまざまな製品における「汚れ」対策には、水も油も寄せ付けない防汚特性をもつ「撥水撥油剤」あるいは水になじむことで洗浄を容易にする易洗浄特性をもつ「親水剤」が用いられている。この両方の特性を併せ持つ「親水撥油剤」として、フッ素系材料と、酸化チタンあるいはシリカを複合化した素材があるものの、瞬時に十分な親水撥油性を発現させることはこれまで困難だった。同社が開発した化合物はこの両方の特性を併せ持っており、各種材料に塗布することで油汚れを防止し、除去を容易にするため、換気扇などの各厨房機器、油汚れのつきやすい工場の床や機械装置などに活用することができる。また、布製やセラミックス製などのフィルターに塗布した場合、水を通しながら油は通さない油水分離フィルターとなるため、河川や海岸における油流出事故の復旧作業、石油資源の採掘現場など、大規模かつ効率的な油水分離処理が求められる分野への応用も期待されるという。
2014年10月09日アイ・オー・データ機器は1日、分離型のACアダプタを搭載したモバイルバッテリ「TR-EB306」シリーズを発表した。ブラックとホワイトの2色を用意。10月上旬より発売する。同社の直販サイト「アイオープラザ」での価格は5,400円。バッテリ本体と合体 / 分離できるACアダプタ付属のモバイルバッテリ。バッテリ容量は3,000mAhで、バッテリ部はACアダプタを使わずとも、PCのUSBポートなどからも本体が充電できる。ACアダプタにはUSBポートを搭載し、バッテリ部を充電する以外にも、直接スマートフォンなどを充電できる。最大出力は1A(ACアダプタの最大出力も同じ)。過電流 / 短絡化保護機能を搭載。本体サイズは約W107×D30×H30mm、重量は約107g。
2014年10月01日早稲田フロンティアマインドは、国内外富裕層同士の新しいつながりを促進すべく、11月9日に完全会員制国際的の共創型プライベートコミュニティSNS「GRACE UNION」を開設した。同SNSの会員対象となるのは、純金融資産1億円相当以上の資産を保有されている人、またはその家族。インタビューや既存会員からのヒアリングなどにより審査条件をクリアした人だけが、会員になることができる。実名参加になるため、安心して利用できるのもメリット。入会費や年会費は無料。会員募集は経済成長が著しいシンガポールを中心に、アジア圏で展開している。そのため、海外の会員と新しいつながりを作ることが可能。外国語が苦手な会員は、事務局に通訳・翻訳を依頼することもできる。また、運営事務局と連携して自由なテーマでコミュニティーを立ち上げ、イベント・パーティーを開催することも可能。有名アナリストによる経済見通し、海外不動産ツアー状況など、現地ならではの生きた情報交換をすることができる。また、直接の交流が大切と考え、定例のオフィシャルイベントやパーティーの開催も継続して行うとのこと。11月17日には同社赤坂事務所において、国内外の経済見通しのセミナーやディスカッション会を会員対象に無料で開催する。当日は、アメリカ大恐慌研究者で有名なエコノミストが登場する予定。現在同SNSは、国内で約40名の医師や弁護士が入会。3月までに国内外会員数500名を目指している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月12日多くの未発表写真と共に山口百恵の「活動記録」全集ソニー・マガジンズは、歌手・山口百恵の芸能活動約8年を記録した『完全記録「山口百恵」』(15,300円)を、完全通販予約限定で、12月5日~2012年2月上旬の間予約を受け付ける。書店での販売はしない。『完全記録「山口百恵」』A4変型(30×30cmのLPレコードアルバムサイズ)約204~252ページの本体×3冊(計約660ページ)/収納用特製ケース【通販価格】1万5300円(定価:1万4800円/税込+送料500円)※商品出荷は2012年3月中旬以降を予定しています。予約申込方法は、ソニー・マガジンズのオフィシャル・オンライン・ショップ「キャッチ本」での予約、または、ソニー・マガジンズ指定口座宛て送金としている。篠山紀信、立木義浩ら撮影のジャケット用未発表写真『完全記録「山口百恵」』は3章からなり、第1章では、篠山紀信、立木義浩、田島照久、斎藤亢、大竹正明、田村仁といった写真家が1973年から1980年、レコードジャケット用に撮影した写真で構成。未発表写真約200点以上掲載(計約330点掲載)。「ファン、関係者の誰もが驚くこと必至の秘蔵写真が満載」としている。第2章では、完全ソフトカタログとして、1973年から2011年までのアナログ作品などのソフトを詳細紹介。第3章では、貴重資料集として、レコード販売促進・告知・店頭特典ポスター、映画…主演映画14作品完全紹介 ほか。山口百恵さんは、1980年10月、21歳で引退。歌唱力・表現力、引退時の潔さで、まさに「伝説から神話となって語り継がれる」。歌手として、女優として、その圧倒的な「活動記録」を目にすると、それを超えるアイドルはもう出ないのでは、と思う人も多いだろう。元の記事を読む
2011年12月06日アップリカは、チャイルドシート新基準に適合したベッドになる回転型チャイルドシー『Deaturn(ディアターン)』を2011年9月下旬より新発売する。『ディアターン』は、新生児期の赤ちゃんには「ベッド型」が使える、回転型チャイルドシートだ。赤ちゃんの成長に合わせて「ベッド型」・「後ろ向きイス型」・「前向きイス型」の3形状に変化する。また、「新3ステップ」機能を搭載したことで、首すわり以降は「ベッド型」・「後ろ向きイス型」の2形状を使用することが可能となり、寝たり起きたりといった赤ちゃんの状況に合わせて形を自在に使い分けることが可能となった。また、チャイルドシートの形を変更する際の回転操作・リクライニング操作が片手で簡単にできる「くるりと片手回転」、チャイルドシートを固定するためのシートベルト通し位置が一目でわかる「カンタン取付」など、ママの使いやすさを重視した機能も充実した。さらに、2012年7月より完全移行されるチャイルドシートの新基準(EC基準)にも適合している。Deaturn(ディアターン)カラー:バウンシングレッド、バウンシンググレー税込価格 :\39,900使用期間:体重2.5kgから18kgまで(新生児から4歳頃まで)サイズ(ベッド時):790×D593×H566(mm) サイズ(起立時):W470×D593~690×H566~670(mm) ※いずれもレッグサポートを除く重量 :13.7kgプレスリリース提供元: PR TIMES
2011年09月27日