映画『きな子〜見習い警察犬の物語〜』の初日舞台挨拶が8月14日(土)、東京・千代田区の丸の内ピカデリー2で行われ、主演の夏帆、共演の山本裕典、板東英二らが出席した。実話を基に、見習い警察犬のきな子と警察犬訓練士を目指す杏子(夏帆さん)の交流と成長を描く物語。鑑賞後の観客の温かい拍手と声援に出迎えられた夏帆さんは「初日ということで、不安もありドキドキしています」と初々しい笑顔。「とても大好きな映画で、いろんな世代の方が楽しめる映画ですので、多くのみなさんに観ていただきたい」と呼びかけた。杏子の先輩訓練士役の山本さんは「犬が苦手でしたが今回、克服しました。でも(スタッフの方に)訓練犬を持って帰らないか?と聞かれて、断りました」と苦笑い。一方、きな子を一躍有名にすることになる地元テレビ局の報道局長を演じた板東さんは「名優の板東英二でございます」と、にこやかに挨拶。すかさず小林義則監督が、「板東さん、『ずっこけ見習い警察犬・きな子の密着シリーズ、撮るで』っていう台詞のところ、テイク17回もやったんですよ」と大量NGを出していたことを暴露。だが板東さんは動じることなく「平成元年の最優秀助演男優賞(日本アカデミー賞/『あ・うん』で受賞)ですから。発表されたとき、同じテーブルにいた緒形拳さんが『何でや!?』って言ったんですから」と“自慢話”に花を咲かせる無邪気な(?)キャラ全開。会場の笑いを誘っていた。『きな子〜見習い警察犬の物語〜』は丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:きな子〜見習い警察犬の物語〜 2010年8月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010「きな子〜見習い警察犬の物語〜」製作委員会■関連記事:『きな子』夏帆インタビュー犬に苦労し、犬に癒された1か月半うの愛犬と夫と過ごす時間比率は「半分半分」夏帆新宿駅で非行防止キャンペーン共演犬は大あくびのご愛嬌愛されキャラの夢の共演!『きな子』TVスポットに「豆しば」が登場感動の実話を映画化『きな子〜見習い警察犬の物語〜』試写会に合計1,200名様ご招待
2010年08月14日女優の夏帆が8月4日(水)、東京・新宿西口交番前で行われた夏の非行防止キャンペーンに参加した。新宿署の主旨に、実在する見習い警察犬と訓練士の奮闘と成長を描いた夏帆さん主演の映画『きな子〜見習い警察犬の物語〜』が賛同し、ひと役買ったもので、警察犬訓練士見習いを演じる夏帆さんと、見習い警察犬を演じたラブラドール犬・きな子、ドッグトレーナーの宮忠臣さん、小林義則監督が参加。新宿防犯協会会長の池田將弘氏が「昨年より万引きの件数が増えている」と報告し非行防止を訴えた後、夏帆さんは「キャンペーンに参加できて光栄です。この映画は何かを感じてもらえる作品です」と笑顔で挨拶した。制服姿の警察官多数に囲まれ、夏帆さんはやや緊張した面持ち。対照的にきな子は何回か大あくびをするなどの“大物ぶり”。一方、小林監督は「人間と犬の絆を描き、いろんな愛、メッセージを込めた映画です」としっかりPR。宮さんは「犬と人が信じ合っていれば言葉が分からない犬とも通じ合えると思う。非行防止にきな子が何かお役に立てれば」と話した。夏帆さんは、同キャンペーンのポスターの掲示にも立ち会い、新宿署少年柔剣道友の会の小学生ら10人に混ざって、道行く人々に、「万引き防止リーフレット」を配布した。約40分のお勤めを終えると、「何度も来たことのある場所ですが、こういう機会で大勢の方に集まってもらえて光栄でした」と安堵の表情。小学生らとのタッグに「かわいらしかったです」と“お姉さんスマイル”を浮かべていた。きな子は小学生たちから時折、頭をナデナデされると、気持ち良さそうに首をすくめて尾を振るなどして愛嬌を振りまいていた。『きな子〜見習い警察犬の物語〜』は8月14日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:きな子〜見習い警察犬の物語〜 2010年8月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010「きな子〜見習い警察犬の物語〜」製作委員会■関連記事:愛されキャラの夢の共演!『きな子』TVスポットに「豆しば」が登場感動の実話を映画化『きな子〜見習い警察犬の物語〜』試写会に合計1,200名様ご招待日本代表にもご利益?きな子、劇中コスプレ写真&日本代表バージョンも到着!夏帆犬と初共演のコツは「エサでつる」山本裕典、大東俊介らが前宙、バク転…新体操演技を初披露
2010年08月04日香川県で生まれた、愛らしいズッコケ見習い警察犬“きな子”と訓練士を目指す女性の実話を基にした感動作『きな子〜見習い警察犬の物語〜』。夏の公開に向けて、3月28日(日)、物語の舞台である香川県にて、主演の夏帆と寺脇康文、小林義則監督が登壇しての舞台挨拶とヒット祈願イベントが行われた。香川県でのオールロケで撮影された本作。見習い訓練士・杏子を演じた夏帆さんは、撮影以来の訪問に「『ああ、ただいま!』と思わず言ってしまいたくなるような、本当に帰ってきたぞ〜と…そういう感じですね。まずはみなさんにお礼を言いたいです。ありがとうございます」と挨拶。「香川は本当に温かい人たちばかりで、大好きになりました。食べることがすごく好きなのですが、香川はおいしいものが多くて、うどんとかお魚とか…毎日楽しく撮影していました」と穏やかな日々をふり返った。杏子を厳しくも優しく見守る訓練所の所長役に扮した寺脇さんも、香川での撮影を満喫したようで「近所の居酒屋さんに入り浸ったり(笑)、お昼はみんなでうどん食べたり、美味しいものをいっぱいいただきました。気候と風土と同じように人が温かくて、おおらかさもあり、人間味あふれる街だなと思いました」とコメント。教え子役の夏帆さんとも息の合った様子を見せていた。ここで、本作のもう1人の“女優”きな子役のゴールデン・レトリバーのきな子が、名ドッグトレーナーの宮忠臣さんと共に登場!半年ぶりの夏帆さんとのご対面を喜んだ。夏帆さんも「きな子と再会して、撮影のときのことが蘇ってきました。撮影が終わってあれだけ一緒にいたので、寂しくて、半年ぶりに会ってすごく嬉しかったです」と満面の笑みで語った。その後、3人と1匹は香川の名所、金刀比羅宮で本作のヒット祈願。寺脇さんは「こちらはやるだけやったと思うので、後はみなさんにお任せという感じです。犬も人間も関係なく、信頼する気持ちが大切で…あと、色々な愛ですね、家族愛、犬と人間との愛、師弟愛、先輩後輩愛、色々な形の愛が詰まっている映画です」と誇らしげに作品をアピールした。イベントに駆けつけた三豊市の横山市長からは、撮影で使用された訓練場のセットを残して、犬と住民が遊べる「きな子パーク」を作りたいという申し出も。小林監督はこれに「ありがたい話です」と感謝を口にし「ヒットさせて、ここに凱旋したい」と決意の一言。きな子パークの“初代名誉園長”に任命することを勧められた夏帆さんは「私でいいのでしたら、ぜひ!」とノリノリ、一方「副園長で?」と振られた所長役の寺脇さんは、「そうですね!ってなんで下になるんですか!?所長じゃないですか(笑)」と軽妙な一人ノリツッコミを見せた。『きな子〜見習い警察犬の物語〜』は8月14日(土)より丸の内ピカデリーほかにて全国にて公開。■関連作品:きな子〜見習い警察犬の物語〜 2010年8月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010「きな子〜見習い警察犬の物語〜」製作委員会■関連記事:夏帆主演、見習い警察犬の奮闘を描いた映画でレゲエシンガーMetisが初の映画主題歌
2010年03月29日