「寺脇康文」について知りたいことや今話題の「寺脇康文」についての記事をチェック! (1/7)
俳優の寺脇康文が5日、自身のXを更新した。【画像】寺脇康文62歳の誕生日!花束の中に埋もれた○○に驚愕ドラマ『相棒』公式アカウントの投稿を引用しながら、「さあ!今夜は!3時間スペシャルだ!あ、違った、参事官スペシャルだった!」とユーモアを交えて告知。そして「それにしても、これだけ長く一緒にいるのに、いまだに右京さんの考えてる事が、全然わかんないんだよねー、みんなは、わかる?観ながら、かんがえてみてねー!薫ちゃんでしたー!」と呼びかけ、劇中で自身が演じる亀山薫の画像を2枚投稿した。さあ!今夜は!3時間スペシャルだ!あ、違った、参事官スペシャルだった!それにしても、これだけ長く一緒にいるのに、いまだに右京さんの考えてる事が、全然わかんないんだよねー、みんなは、わかる?観ながら、かんがえてみてねー!薫ちゃんでしたー! #相棒 #相棒23 #aibou pic.twitter.com/dLpfFelvVX — 寺脇康文 (@terawaki_yas) February 5, 2025 この投稿にファンたちからは「3時間スペシャル本当だったらいいのに楽しみにしてるよぉ✨」「『えっ、今夜は何時スタートだっけ?』と、焦ってしまいました楽しみにしてますね〜♪」などといったコメントが寄せられた。
2025年02月05日俳優の内田朝陽が28日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】『相棒』の寺脇康文、実は"漫画家志望"だった⁉ドラマ内容に絡めた驚きの投稿にファン大注目!「幼なじみのナリちゃんとお散歩」と、幼なじみの成宮寛貴と赤羽小学校の前で2ショットを投稿。「最後は子供の頃過ごした地元へ変わらない景色と、変わった景色があって面白かった。小学校も建て直しされていました」と綴った。 この投稿をInstagramで見る 内田 朝陽(@asahi_uchida)がシェアした投稿 この投稿には「かっこいいお二人」「テンション上がるお散歩ですね✨」「イケメン2人いたら、目立つ」などのコメントが寄せられている。
2025年01月29日岸谷五朗と寺脇康文、豪華出演者によるエンターテインメントショー、チャリティプロジェクト『Act Against Anything VOL.3「THE VARIETY 29」』が2024年12月1日、東京・日本武道館で開催された。エイズと闘う子供たちへの寄付のため、1993年に岸谷五朗の呼びかけで始まったチャリティコンサート『Act Against AIDS』(略称AAA)が、2020年に名称を『Act Against Anything』と改め、エイズ以外にも幅を広げた支援活動を行なってきた。『Act Against Anything』としては3度目、日本武道館での公演は4年ぶりとなる。今年の『Act Against Anything VOL.3「THE VARIETY 29」』のサブタイトルは、“皆でチャリティ!異業種エンターテイナー団結!武道館降臨!”。岸谷、寺脇と舞台や映像で共演してきた俳優陣をはじめ、実力派ミュージシャンやお笑い芸人ら、異業種で活躍するエンターテイナーたちが武道館に集結。歌って踊って大いに笑って、渾身のパフォーマンスに会場は終始多幸感に満ちていた。会場が暗転すると、ステージ両サイドのスクリーンに『Act Against Anything VOL.3「THE VARIETY 29」』に向けた岸谷からのメッセージが流れた。チャリティコンサートを続けていくことの難しさ、子供たちが悲しむような出来事がなくならない世界に対しての憤り、そして“愛しい後輩”である三浦春馬の志を胸に続けていくこと。そんな熱い想いが綴られていた。岸谷五朗/寺脇康文岸谷五朗/寺脇康文幕開けは、息の合った振り付けで岸谷と寺脇が歌った、サザンオールスターズの「ボディ・スペシャルⅡ(BODY SPECIAL)」。杉山真梨佳、中村百花、小林由佳、田口恵那のコーラス隊を従え、“踊ろうよ 武道館で”“ステキなチャリティを”と、歌詞をイベントに合わせた言葉に変えて歌うと、会場は大盛り上がり。岸谷は「このエネルギーを被災地に届けましょう」とメッセージを送った。続いて、颯爽と現れた大黒摩季は、「熱くなれ〜夏が来る〜あなただけ見つめてる」と3曲のメドレーでパワフルな歌声を聴かせ、「心をひとつにしましょう!」と「ら・ら・ら」が始まると大きなクラップが始まり、サビでは左右に手を振りながら大合唱。大黒摩季会場が一体となったところで、斉藤和義の名曲「歌うたいのバラッド」を温かい声で歌ったのは小関裕太だ。ステージ向かって右側に伸びる花道から登場すると、ゆっくりとステージを歩きながら、観客に語りかけるように美声を聴かせた。日本武道館を歌の舞台にした爆風スランプの名曲「大きな玉ねぎの下で」で大きな感動を起こしたのは、サンプラザ中野くんとパッパラー河合。1994年からこの活動に参加し、本プロジェクトには欠かせない彼らは「これからも生き甲斐として続けていくぞ!」と、今年メジャーデビュー40周年を迎えた爆風スランプの最新曲「IKIGAI」に繋げた。小関裕太サンプラザ中野くん/パッパラー河合「ヒーローが来るよ」と曲紹介した後、拳を上げて歌った「Brave Love, TIGA」は、1996年のAAAで結成したチャリティユニット「地球防衛団」の楽曲で、「ウルトラマンティガ」のエンディングに起用されたナンバー。俳優の猪塚健太と新原泰佑に、岸谷と寺脇も加わってパワフルに歌い上げ、最後はウルトラマンポーズをきめた。しっとりとした歌声で空気を一変させたのは、今年デビュー50周年を迎えた中村雅俊。桑田佳祐が作詞作曲を手掛けた「恋人も濡れる街角」と、デビュー曲「ふれあい」の2曲を披露した。猪塚健太新原泰佑中村雅俊現在公演中の森雪之丞作、岸谷五朗演出のミュージカル『SONG WRITERS』からは、中川晃教、屋良朝幸、武田真治が登場。メインテーマの「ソングライターズ」では、W主演の屋良と中川が軽やかなステップで歌い踊り、武田はサックスを演奏。ロックチューンの「ハッピーエンドが待っている」では、岸谷と藤林美沙も加わり、エネルギッシュな歌とダンスで魅了した。続いて、ステージに現れた大きな階段の上には甲斐翔真。舞台『next to normal』より、「I’m Alive」を凛々しい歌声で響かせ、ピアノの調べとともに登場した城田優は、「夢の種〜I’ll be by your side」を情感たっぷりに届けた。中川晃教/武田真治/屋良朝幸城田優岸谷の新たな相棒として紹介されたのはロバートの秋山竜次。数種類のお面を使って変化する「変梅ショー」で盛り上げた後、岸谷との一夜限りのユニット“体格!Before After”を結成。「Before、After」とふたりのお腹を見せるというネタは岸谷の発案だったそう。秋山はショルキーを、岸谷は大きなほうきを肩に下げて「TOKAKUKA」を歌い終えたところで、「僕もこのユニットに混ぜてほしい」と現れたのは寺脇。3人揃いの髪型とつけ髭で、ささやかな願いを歌い連ねる名曲「願い」を熱唱。「みなさんに最後まで楽しんでもらいたい」と岸谷が歌うと、会場から大きな拍手が湧いた。秋山竜次(ロバート)/岸谷五朗/寺脇康文岸谷と寺脇が主催する『地球ゴージャス』も今年で30周年。舞台で生まれた名曲たちが聴けるのも、「Act Against Anything」のハイライトのひとつである。『地球ゴージャス』を飾る俳優陣がステージに集結し、地球ゴージャスコーナーのオープニングを飾った『X day』からは「奇跡の唄」、桑田佳祐の楽曲による音楽劇『クラウディア』からは「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」と「真夏の果実」、『クザリアーナの翼』からは「ジャメーリアよ!蜂起せよ」と「クザリアーナの翼」をセレクト。『The PROM』の「Dance with you」では、ボーカルをとった三吉彩花と葵わかなが最後にハグをするシーンも。同じく『The PROM』から「It’s Time to Dance」、『The Love Bugs』から「伝説の雄(おとこ)」、そしてラストは『星の大地に降る涙』の「愛すべき未来へ」と、圧巻のパフォーマンスで締め括った。三吉彩花/葵わかな地球ゴージャス「AAA報告」のコーナーでは、2022年神奈川・パシフィコ横浜で開催した「Act Against Anything VOL.2『THE VARIETY 28』」で得た寄付金額と、その使い道について報告した。『Act Against Anything VOL.2』での寄付金総額は834万8680円。寄付先である「特定非営利活動法人国連UNHCR協会」を通じてウクライナ緊急支援に、「公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」を通じてトルコ・シリア大地震の支援に充てられた。最後のアクトとして岸谷と寺脇が.ENDRECHERI.を呼び込むと、大きな歓声があがった。演奏に入る前に彼は静かに語った。「僕が音楽に込めている想いは3つあります。ひとつは命、ふたつめは平和、3つめは愛です」。今回披露する3曲は、それぞれのテーマから選んだという。1曲目はフリーセッション。.ENDRECHERI.バンドのメンバーと命を重ねるように、ギターをプレーし、熱いセッションを展開。次は平和をテーマにした「LOVE VS. LOVE」を、最後は愛をテーマに作ったというシンガーソングライターとしてのデビュー作「Machi....」をじっくりと聴かせた。ENDRECHERI.ラストは全出演者がステージに集結して、「Act Against Anything」で歌い継がれている「一人じゃないから」を大合唱。感動が渦巻く中、約3時間のステージは終了した。終演後に行なわれた囲み取材では、4年ぶりに立った日本武道館のステージに対し、岸谷は「今日お客様の顔を見られて、本当に幸せでした。このお客様たちのおかげでチャリティができているということを実感しました。30年やっているんですけど、今日は特に感じました、みなさんの熱を」と語り、寺脇は「武道館って本当に客席が近くて、あったかい雰囲気になるんですね。今日は最初から逆にお客さんが僕たちに力を与えてくださって、あたたかく迎えてくださったので、出だしからちょっとうるっとなったんですけど、とてもいいコンサートになったんじゃないかなと思います」と振り返った。初参加の.ENDRECHERI.は、「世の中だったり、世界に対して何かできたらなと思っていても、どうすればそれが繋がるのか、わからないところもあると思うんです。そういったチャリティのイベントというアクションをおこしてくれる方がいらっしゃることで架け橋になると思う」と語り、同じく初参加の秋山竜次は「緊張しちゃったんですけど、ものすごくみなさんが優しくて、素晴らしいステージの中でやらせてもらえて本当に光栄でした」と感想を述べた。中村雅俊は「本当にお客さんが優しいし、出ていくだけですごいリアクションをくれるし、チャリティという名目ですけど善意があふれていて、めちゃくちゃいいライブだったなと思います。実に楽しい時間でした」と語り、そして大黒摩季は「苦しいチャリティは続かないので、みなさんが楽しみながら、結果的にチャリティになっているという素敵なライブを死ぬまでやってください」と、ふたりにエールを送った。岸谷、寺脇によるチャリティイベントは、来年2025年に30回目を迎える。開催の可能性を問われると、「また来年も、できることをできる範囲で楽しみながらやりたいなと思います」と寺脇が語る一方、岸谷は「このショーを作るのは本当にきついんですよ」と本音を吐露。しかし「世界の情勢を見ていると、子供たちの泣き顔だらけで。それを見ていると弱音を吐いてられないなと思うので、それを踏まえながらまた画策したいなと思います」と、意欲を見せた。30回目の記念すべきステージに期待は高まるばかりだ。<公演情報>Act Against Anything VOL.3『THE VARIETY 29』12月1日(日) 日本武道館出演者:岸谷五朗 寺脇康文葵わかな / 秋山竜次(ロバート) / 猪塚健太 / .ENDRECHERI.(堂本剛)/ 大黒摩季 / 大村俊介(SHUN) / 甲斐翔真 / 小関裕太 / 小林由佳 / サンラザ中野くん・パッパラー河合 / 城田優 / 杉山真梨佳 / 田口恵那 / 武田真治 / 中川晃教 / 中村雅俊 / 中村百花 / 新原泰佑 / 藤林美沙 / 三吉彩花 / 屋良朝幸※岸谷五朗、寺脇康文以降の出演者クレジットは五十音順THE VARIETY BAND高木茂治 / 会田敏樹 / 高橋結子 / 曽根未宇司 / 金井央希 / 鈴木一葉/ 金山徹 / 寺内茂 /堀江有希子 セットリストM1. 「ボディ・スペシャル II(BODY SPECIAL)」岸谷五朗/寺脇康文/杉山真梨佳/中村百花/小林由佳/田口恵那M2. メドレー「熱くなれ〜夏が来る〜あなただけ見つめてる」大黒摩季M3. 「ら・ら・ら」大黒摩季M4. 「歌うたいのバラッド」小関裕太M5. 「大きな玉ねぎの下で」サンプラザ中野くん/パッパラー河合M6. 「IKIGAI」サンプラザ中野くん/パッパラー河合M7. 「Brave Love, TIGA」岸谷五朗/寺脇康文/猪塚健太/サンプラザ中野くん/パッパラー河合/新原泰佑M8. 「恋人も濡れる街角」中村雅俊M9. 「ふれあい」中村雅俊M10. 「ソングライターズ」(『SONG WRITERS』)中川晃教/屋良朝幸/武田真治M11. 「ハッピーエンドが待ってる」(『SONG WRITERS』)中川晃教/屋良朝幸/武田真治/岸谷五朗/藤林美沙M12. 「I’m Alive」(『next to normal』)甲斐翔真M13. 「夢の種~I’ll be by your side」城田優M14. 「変梅ショー」秋山竜次(ロバート)M15. 「TOKAKUKA」秋山竜次(ロバート)/岸谷五朗/杉山真梨佳/中村百花/小林由佳/田口恵那/大村俊介(SHUN)M16. 「願い」秋山竜次(ロバート)/岸谷五朗/寺脇康文M17. 「ゴージャスコーナー オープニング」(『X day』)岸谷五朗/寺脇康文/中川晃教/藤林美沙/葵わかな/猪塚健太/甲斐翔真/大村俊介(SHUN)/城田優/杉山真梨佳/中村百花/新原泰佑/三吉彩花/小林由佳/田口恵那M18. 「奇跡の唄」 (『X day』)岸谷五朗/寺脇康文/中川晃教/藤林美沙/猪塚健太/甲斐翔真/大村俊介(SHUN)/杉山真梨佳/中村百花/新原泰佑/小林由佳/田口恵那M19. 「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」(『クラウディア』)新原泰佑/岸谷五朗/寺脇康文/猪塚健太/甲斐翔真/大村俊介(SHUN)/杉山真梨佳/中村百花/藤林美沙/小林由佳/田口恵那M20. 「真夏の果実」(『クラウディア』)甲斐翔真/岸谷五朗/寺脇康文/猪塚健太/大村俊介(SHUN)/杉山真梨佳/中村百花/新原泰佑/藤林美沙/小林由佳/田口恵那M21. 「ジャメーリアよ!蜂起せよ」 (『クザリアーナの翼』)岸谷五朗/寺脇康文/藤林美沙/猪塚健太/大村俊介(SHUN)/新原泰佑/杉山真梨/中村百花/小林由佳/田口恵那M22. 「クザリアーナの翼」(『クザリアーナの翼』)岸谷五朗/寺脇康文/猪塚健太/大村俊介(SHUN)/杉山真梨佳/中村百花/中村雅俊/藤林美沙/新原泰佑/小林由佳/田口恵那M23. 「Dance with you」(『The PROM』)葵わかな/三吉彩花/岸谷五朗/寺脇康文/猪塚健太/大村俊介(SHUN)/杉山真梨佳/中村百花/新原泰佑/藤林美沙/小林由佳/田口恵那M24. 「It’s Time to Dance」(『The PROM』)葵わかな/三吉彩花/大黒摩季/岸谷五朗/寺脇康文/猪塚健太/大村俊介(SHUN)/杉山真梨佳/中村百花/新原泰佑/藤林美沙/小林由佳/田口恵那M25. 「伝説の雄(おとこ)」 (『The Love Bugs』)城田優/岸谷五朗/寺脇康文/猪塚健太/大村俊介(SHUN)/杉山真梨佳/中村百花/新原泰佑/藤林美沙/小林由佳/田口恵那M26. 「愛すべき未来へ」(『星の大地に降る涙』)岸谷五朗/寺脇康文/猪塚健太/大村俊介(SHUN)/城田優/杉山真梨佳/中村百花/新原泰佑/藤林美沙/小林由佳/田口恵那M27. 「セッション」.ENDRECHERI.(堂本剛)M28. 「LOVE VS. LOVE」.ENDRECHERI.(堂本剛)M29. 「Machi....」.ENDRECHERI.(堂本剛)M30. 「一人じゃないから」ALL CASTAct Against Anything VOL.3「THE VARIETY 29」公式HP
2024年12月02日女優の水沢エレナが30日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】寺脇康文が3ショットを披露「薫ちゃんでーす!」「相棒23、見ていただけましたか?」と綴り、水谷豊、寺脇康文と撮影したショットを披露した。現場に入る前は緊張していたという水沢だが、撮影が始まってからは充実した時間を過ごせたとのこと。最後は「大好きな相棒に出演できてすごく嬉しかったです☺️」と締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 水沢エレナ(@erena_mizusawa_official)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「素敵でした」「引き込まれた」といったコメントが寄せられている。
2024年10月31日俳優の寺脇康文が23日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】寺脇康文62歳の誕生日!花束の中に埋もれた○○に驚愕「どーも!薫ちゃんです!」と綴り、2枚の写真をアップ。続けて「前篇に散りばめられた謎が、全て解き明かされていく、後篇!絶対観てくれよな!」と綴り、23日21時から放送される第2話の視聴を呼びかけた。 この投稿をInstagramで見る 寺脇康文(@yasufumi_terawaki.official)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「一週間、楽しみにしていましたよ」「見ますよ楽しみにしてます」といったコメントが寄せられている。
2024年10月23日12月1日(日) に東京・日本武道館で開催される、岸谷五朗・寺脇康文と豪華出演者によるエンターテインメントショー「Act Against Anything VOL.3『THE VARIETY 29』」(AAA)の第1弾出演者が発表された。1993年、岸谷の呼びかけにより、エイズ啓発を目的としたチャリティコンサートとして誕生した「Act Against AIDS『THE VARIETY』」。以降2018年までの間に26回のコンサートを、寺脇とともに様々なゲストを迎え開催してきた。その後、エイズ啓発という当初の目的から大きな前進があり、2020年12月より、“ひとりでも多くの子供たちとその未来を守りたい”と、貧困、難病、教育問題など多くの困難に立ち向かう子供たちへの支援を目的とした、「Act Against Anything『THE VARIETY』」として新たなスタートを切った。4年ぶりに日本武道館で開催される今回は、岸谷と寺脇のほかに、舞台・ドラマ・映画と多方面に活躍している猪塚健太、2016年の初出演以来8年ぶりの出演となるシンガーソングライターの大黒摩季、演出や振付だけでなく、キャストとしても活躍している大村俊介(SHUN)、ドラマ・舞台など注目作への出演が続き、最近はフォトグラファーとしても活躍している小関裕太、1994年から本プロジェクトの活動に参加しているサンプラザ中野くん・パッパラー河合、数多くの舞台に出演し、地球ゴージャス作品ではお馴染みの杉山真梨佳、中村百花、舞台・ドラマで主演を務めるなど、着実に活躍の幅を広げている新原泰佑、俳優・振付師として、多彩な経歴と実力の持ち主である藤林美沙といった面々が集結。この日しか観られない特別なエンターテインメントショーが届けられる。チケットは、地球ゴージャスFCおよびAmuse+の先行(抽選)が本日10月1日(火) よりスタート。オフィシャルサイト先行(抽選)は10月8日(火) より開始される。なお本公演の利益は、その時々に支援を必要としている子供たちのために充てられる。■岸谷五朗 コメント武道館を揺るがすミュージシャン続々参戦!とんでもない異業種のまさかの強者達(つわものたち)の乱入に大混乱!必死の地球ゴージャス!30周年ガラコンサートに俳優陣大集結!AAA始まって以来のキャスト数でお送りするビッグライブ!さあ!皆さま、こぞって武道館に集結してください!皆んなの力で、世界の平和を祈り、一人でも多くの子供たちが笑顔になれるように、本気のチャリティーいたしましょう!心から、よろしくお願いいたします!武道館でお待ちしております。<公演情報>Act Against Anything VOL.3『THE VARIETY 29』2024年12月1日(日) 東京・日本武道館開場16:30 / 開演17:30【出演】岸谷五朗 寺脇康文猪塚健太 / 大黒摩季 / 大村俊介(SHUN) / 小関裕太 / サンプラザ中野くん・パッパラー河合 / 杉山真梨佳 / 中村百花 / 新原泰佑 / 藤林美沙 and more……【バンドメンバー】THE VARIETY BAND高木茂治 / 会田敏樹 / 高橋結子 / 曽根未宇司 / 金井央希 / 鈴木一葉 / 金山徹 / 寺内茂 / 堀江有希子【チケット情報】指定席:8,800円(税込)※3歳以上チケット必要、2歳以下は膝上に限り無料/入場に関する年齢制限なし■地球ゴージャスFC先行 / Amuse+先行(抽選):10月7日(月) 23:59までAct Against Anything VOL.3『THE VARIETY 29』オフィシャルサイト:
2024年10月01日最低気温0℃を記録し、厳しい寒さとなった1月中旬の東京。都心の公園で大勢の撮影スタッフに囲まれている水谷豊(71)と寺脇康文(61)の姿が。現在放送中の『相棒season22』(テレビ朝日系)の撮影現場だ。“初代相棒”亀山薫を演じる寺脇は前のシーズンで14年ぶりに復帰し、話題となった。今作も引き続き出演している寺脇だが、水谷との絆は固いという。「水谷さんと寺脇さんは長年連れ添った夫婦のような安心感があります。2人は現場では多くを話しませんが、スタッフや他の役者さんに目を配って現場全体をフォローしていますね。お互いが背中を相手に預けている感じが伝わってきます」(制作関係者)今作は1月24日放送の第13話まで一度も世帯視聴率10%を切らずに好調を維持しており、現場の雰囲気もかなり良いようだ。「水谷さんは相変わらず現場に入る前と帰る時は必ず、出演者たちと恒例の“グータッチ”をしています。最近は以前より台本があがるのが早くなり、セリフを完璧に頭に入れてきて間違えることはほとんどないのだとか。そのおかげか他の役者さんを気にかける余裕もできて、『このセリフ、ここでは言いにくいよね? 自然じゃないからカットした方が芝居しやすいよね?』などと提案することもあるようで、共演者たちは『やりやすくて助かっている』と話しているそうです」(前出・制作関係者)本誌は、撮影現場で休憩中に水谷が若手の役者と談笑する様子も目撃した。「水谷さんの方から若手に積極的に声をかけたり、『僕はSNSをやらないので、人のSNSに載るのが嬉しくてね。だからどんどん載せてもらっていいですよ』と一緒に写真を撮ったりしているそうです。若手が現場にスムーズになじめるように気を配っているのでしょう」(前出・制作関係者)撮影を円滑に進めるため、水谷が気を遣っているのはスタッフや共演者だけではないそうだ。「撮影に使うお店の従業員や、ロケを見物している人たちにも『長生きしてくださいね!』とか『写真撮ってもいいですよ!』とか、サービス精神旺盛な対応をされているそうです。ここまで“神対応”な役者さんは他にはいないですね」(前出・制作関係者)現場での神対応が好評な水谷は、この作品に対して特別な思いを持っているという。昨年、TELASAオリジナル番組『放送400回突破記念!相棒(秘)ウラ側 突撃SP』のインタビューでは次のように語っている。「よく『相棒』っていつまでやるんですかって聞かれるんですよ。これね、本当に不思議なもので、いつ辞めるって言えるものじゃないんですね。僕の場合、体が丈夫なのでドクターストップはないと思うんです。だから、おそらく良いところで“ゴッドストップ”があるだろうと思うんです(笑)。そうなるときまで、みんなと『相棒』ワールドを作っていきたいですね。これからもみなさんにできる限り楽しんでいただける作品を目指していきたいと思います」最近はさらに『相棒』存続への意欲が高まっており、新しい動きもありそうだ。「朝ドラで活躍する娘の趣里さん(33)や、紅白に出演した妻の伊藤蘭さん(69)の活躍に刺激を受けているそうです。『ブギウギ』で趣里さんと共演した新納慎也さん(48)が『相棒』の元日スペシャルにゲスト出演した際には、『娘がお世話になりました』と挨拶していたとか。『相棒』は視聴率も好調ですし、水谷さんの体調さえ問題無ければしばらくは続くと思います。また、17年を最後に映画化していませんが、そろそろ話が出ていてもおかしくありません。8月末からは次のシーズンの撮影も始まるそうなので、もし映画を撮るとすればその前になるでしょう」(前出・制作関係者)水谷の神対応が続く限り、“ゴッドストップ”はまだ当分かからないだろう。
2024年01月26日●水谷豊と寺脇康文から「一緒に写真撮ろう」2024年の幕開け早々、話題作に続けざまに顔を見せる注目の若手俳優がいる。元日21時放送のテレビ朝日『相棒 season22』元日スペシャル、1月5日スタートの連続ドラマ『消せない「私」―復讐の連鎖―』(日本テレビ系)、1月8日放送の『鬼平犯科帳 本所・桜屋敷』(時代劇専門チャンネル)。これらに全て出演しているのが、2022年にデビューしたばかりの阿佐辰美(23)だ。俳優を目指して大阪から単身上京し、ワークショップに2年間通ったうえで事務所に所属した阿佐。2023年は『夫婦が壊れるとき』(日本テレビ系)へのレギュラー出演などを果たした。「2024年は、みなさんに知ってもらえる俳優になります」と宣言する阿佐が、『相棒』で共演した水谷豊や寺脇康文に始まり、「俳優に挑戦したい」と決意したきっかけや今後の目標などを語った。○水谷豊と寺脇康文は“リアル相棒”――2024年、すごくいいスタートを切ります。まず元日は『相棒』が放送です。出演が決まった時は「え! 『相棒』に!?」と、本当にビックリしました。しかも、それが元日スペシャルで。これは家族も親戚も、みんな喜んでくれるなと本当に嬉しいです。――撮影を終えてみての実感と、杉下右京を演じる水谷豊さんとの共演の感想を教えてください。それが本当に『相棒』に出演したんだという実感があまりなくて(苦笑)。放送を見てから感じられるのかなと思っています。1日の夜は実家にいると思うので、ドキドキしながら家族と一緒に見たいです。水谷さんは、右京さんが目の前にいるんだと思うとやっぱりどうしても緊張してしまったのですが、カットがかかった瞬間、本当に気さくに話しかけてくださるんです。『相棒』の現場は、本当に“仲間”の空気感があって、みなさんいつも挨拶がグータッチなのですが、僕にもそうしてくださって。これが23年続くシリーズの空気感なんだと思いました。――最初に挨拶されたときはどんな感じだったのですか?水谷さんにお会いする前に、寺脇(康文)さんにお会いしていたんです。水谷さんにご挨拶に行ったときに、一緒にいた寺脇さんが、僕の役名の「真士(もとし)じゃん」と声を掛けてくださって、水谷さんも「写真で見ていたから、もう会ったつもりになってたよ」と本当に気さくに話しかけてくださいました。お二人とも本当にウェルカムという感じで接してくださって、僕はそこに飛び込むだけでした。それから「僕も親戚もみんな見ています」とお伝えしたら、お二人のほうから「一緒に写真撮ろう。送ってあげて」と言ってくださったんです。撮った写真を見たら、僕は完全に緊張している顔でした(笑)。水谷さんと寺脇さんは、いつも2人一緒にいらっしゃって、本当に相棒なんだなぁと思いました。僕自身、まだ出来上がりの映像を見ていないので、放送がすごく楽しみです。○松本幸四郎の素顔「チャーミングでかわいらしい方」――その1週間後には『鬼平犯科帳』の新作が放送されます。プロフィールに殺陣が得意とありますが、本作への参加とは関係ないんですよね?『鬼平犯科帳』の出演が決まる1年くらい前から殺陣の稽古をしていました。伊藤英明さんが行ってらっしゃる道場があって、そこに誘っていただいて通っていたんです。『鬼平犯科帳』に出演が決まって、京都太秦の撮影所にも行くことができました。ただ今回は、道場での稽古の場面はあるのですが、斬り合うようなシーンはありませんでした。――阿佐さんは、鬼平こと長谷川平蔵の青年期・銕三郎(市川染五郎)の親友・左馬之助を演じました。染五郎さんと、鬼平役で主演の松本幸四郎さんはどんな方でしたか?染五郎さんは人見知りだと現場の風のうわさに聞いていました。染五郎さんは実際に仲良くなくてもお芝居でできてしまう方だと思いますが、僕は不器用でそれでは不安なので、お芝居以外でもきちんとコミュニケーションを取れるようになっておきたくて、結構ガツガツいかせていただきました。しんどいと思われないように探りながらでしたが、関係性が築けたかなと思います。――染五郎さんにもお話を聞きましたが、ベテランの方たちとの共演はもちろんのこと、若い方たちとの共演がすごく刺激になって良かったとお話しされていました。嬉しいです。役の関係性もありましたが、染五郎さん自身に興味もあったので。やっぱり歌舞伎という伝統芸能の世界に育った染五郎さんと、高校まで普通に過ごしてきた僕とでは、物事の見方も違うでしょうし。実際にお話ししてみると、すごくいい方で、もっともっと知りたくなりました。撮影では最初の染五郎さんの殺陣のシーンも見学させていただきましたが、すごくお上手でした。でも左馬之助と銕三郎は道場で競い合っている仲だったので、そこをちゃんと出せるように演じました。――幸四郎さんとお話しする機会は。ありました。染五郎さんの現場を何回か見にいらしていて。その時に、幸四郎さんが染五郎さんにちょっかいをかけていて、それがなんだか素敵でした。――こちらから見ているイメージでも染五郎さんが落ち着いていて、幸四郎さんがかわいらしくてお茶目な印象がありますね。そのままのイメージです。染五郎さんは、何をされても崩れないし、幸四郎さんは僕が言うのもすごくおこがましいですがチャーミングでかわいらしい方で(笑)。現場でもみんなをすごく笑顔にしてくれる方でした。それから実際に共演させていただいた火野正平さんもとてもステキな先輩でした。撮影が始まる前も、撮影中も後もすごく自由なのですが、その自由な感じが素敵でしたし、「これアドリブだろうな」と思うようなところが、のちのち意味のあるシーンになっていたり、きちんとキャラクターを生かしていらっしゃるんです。出来上がった映像を見ると「火野さんのお芝居がもっと見たい」と思うくらい魅力的で憧れます。●レオナルド・ディカプリオの存在が転機に○希望が叶った復讐ドラマ出演――そして1月期の連続ドラマ『消せない「私」―復讐の連鎖―』へのレギュラー出演もあります。こちらはドロドロ系ですよね。これまでにもドロドロ系作品には出られてますね。同じ日本テレビDEEP枠の『夫婦が壊れるとき』もドロドロしたドラマだったのですが、その時は、僕はドロドロに関わらない役だったんです。それで「ぜひ次はドロドロに混ぜてください」とお伝えしていたんです。そしたら本当に叶いました!――そうだったんですね。今回はきっちりドロドロの渦中に入れるわけですね。復讐ドラマなのですが、僕はその復讐に協力する役です。まだ撮影は始まってないんですが(取材時)、原作コミックは「これドラマでできるのかな」というくらい展開も激しいですし、復讐のきっかけになる出来事もかなり重たいんです。脚本もすごいことになってます。僕は4話からの登場ですが、みなさん1話から心して楽しんで見ていただけたらと思います。○若き日のレオナルド・ディカプリオに刺激――阿佐さんご自身について教えてください。もともと俳優を目指して上京したそうですが、そもそものきっかけは?高校1年生のときに、大阪にあるダンスボーカルスクールから声をかけていただいて、ダンス、ボーカル、お芝居の中から、始めは消去法でお芝居を始めた感じでした。映画を観るのは大好きだったのですが、自分が出る側にというのは考えたことがなかったので、最初は恥ずかしかったです。でもレッスンを受けるうちに、映画の見方も変わっていきました。少しずつ少しずつのめり込んでいって、「スクリーンの中に行きたい」と。そして18歳になる頃には「もっと本格的にやりたい。この仕事でご飯を食べたい」と思うようになっていました。――「スクリーン側に行きたい」「この仕事でご飯を食べたい」と思うようになったきっかけはありますか?感銘を受けたのは『バスケットボール・ダイアリーズ』のレオナルド・ディカプリオさんです。高校生たちが薬におぼれていく話がかなりリアルに描かれていて、全く演技に見えないんです。そのときのディカプリオさんはまだ売れる前の若い頃だったのですが、すごくキレイなお顔なのに、それで勝負していなくて。今も第一線で活躍しているのは、この頃から培われてきたお芝居の技術があるからなんだろうなと感動して。もっとこうしたお芝居の世界に本気で挑戦してみたいと思いました。そのためには、お芝居の基礎もきちんと勉強したいと、東京に出て来てワークショップに2年間通いました。――すぐに事務所に所属ではなく、ワークショップで勉強されたんですね。すぐに事務所を探すという方法を知らなかったこともありますが(苦笑)。いつでも勝負できるように準備しておきたいと考えてワークショップで勉強して、アルバイトして、映画を観て寝るという生活をしていました。――これからの目標を教えてください。人生の目標は男らしい男になることなのですが、役者としても「この人に頼めば大丈夫」と言っていただけるくらい上手くなりたいです。観客の方からも「この人が出てるから観たい。この人が出ているなら面白い作品に違いない。もっと観たい」と思っていただけような俳優になりたいです。――最後に「2024年の阿佐辰美のここに期待してください!」と、ひと言をお願いします。2024年は、みなさんに知ってもらえる俳優になります。わ、言っちゃった(笑)。そうなるように頑張りますので、よろしくお願いします!■阿佐辰美2000年8月27日生まれ、大阪府出身。2019年に何のツテもなく単身で上京。自ら探した演技レッスン教室に2年間通い、主宰からの紹介で現事務所に所属した。2022年にドラマ『悪女(わる)』で俳優デビュー。趣味は映画鑑賞、スノーボード。特技は殺陣、父親から教わった腹踊り。主な出演作は、ドラマ『夫婦が壊れるとき』『君と世界が終わる日に SPドラマ』、映画『劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~』。2024年は1月1日に『相棒 season22』元日スペシャル、1月8日に『鬼平犯科帳 本所・桜屋敷』、『消せない「私」―復讐の連鎖―』が控える。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2023年12月30日「“水谷さんを走らせない”というルールは引き続き守られていますが、今回新シーズンが始まることに伴い、新たなルールが追加されました」新シーズンが始まった水谷豊(71)主演ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)。水谷が万全な体調で撮影に臨めるよう、現場ではさまざまな配慮がなされている。「今回のシーズンから、撮影が10時スタートになったのです。これまでは8時や9時の日もあるなどまちまちでした。ですが今回はスタッフの配慮で、基本的には10時スタートとなりました」(テレビ朝日関係者)その背景には、水谷の“朝のルーティン”がーー。「必ず朝ドラ『ブギウギ』を見てから撮影に入っているのです。娘の趣里さん(33)がヒロインを熱演する姿に元気をもらっているといいます」(制作関係者)水谷は最近、インタビューで趣里が『ブギウギ』のヒロインを務めることについてこう語っている。《僕も「子の七光り」と言われないように頑張らなきゃ(笑)》(『婦人公論』10月号)前出の制作関係者は言う。 「浮き沈みの激しい芸能界の厳しさをよく知っているだけに、当初は趣里さんの芸能界入りに、水谷さんは反対していました。しかし“娘には娘の人生がある”と、応援することに決めたそうです」趣里が新人だったころにはこんなエピソードが。「『相棒』の撮影現場に水谷さんが趣里さんを連れてきたことがありました。関係者に『これからよろしくお願いします』と趣里さんを紹介して頭を下げていましたよ」(前出・制作関係者)愛娘の活躍を見守ってきただけに、水谷の“ブギウギ熱”も高まるばかりで……。「水谷さんは昼食の休憩時にもロケバスや楽屋に戻らず、寺脇康文さん(61)と並んでお弁当を食べています。2人の話題は専ら『ブギウギ』について。寺脇さんは水谷さん一家とかねて親しいので、趣里さんの好演は寺脇さんにとっても喜ばしいことなのでしょう。寺脇さんが『ブギウギ』の感想を言うと、水谷さんはうれしそうに笑顔で『うん、うん』とうなずいて、娘にどうアドバイスしたらいいか、作戦を練っているといいます」(前出・制作関係者)趣里の演技について、“反省会”を繰り広げる水谷&寺脇のランチタイム。新シーズンの右京と亀山の阿吽の呼吸も『ブギウギ』のおかげかもーー。
2023年11月02日舞台『帰ってきたマイ・ブラザー』のフォトコールが31日に東京・世田谷パブリックシアターにて行われ、水谷豊、段田安則、高橋克実、堤真一、寺脇康文がコメントを寄せた。同作は水谷豊、段田安則、高橋克実、堤真一の4人による新作として発表され、脚本・マギー、演出・小林顕作により上演される。昔に大ヒット曲を放ちながらも、流れ星のごとくあっという間に表舞台から消え去ってしまった4人組ヴォーカル・グループ「ブラザー4」のメンバーである、若村四兄弟(水谷豊・段田安則・高橋克実・堤真一)が迎える、40年越しの復活コンサートの物語を描く。多くの作品で活躍する4人が兄弟役となり、また彼らの再結成を望む昔からの熱烈なファン(峯村リエ・池谷のぶえ)や、当時のマネージャー(寺脇康文)が豪華共演。久々にドラマシリーズ『相棒』に復帰し水谷とのコンビが大人気の寺脇は、かつてのマネージャーとして、ドラマとは異なる関係性も見せる。東京を皮切りに計9都市での上演を敢行し、全国に“ブラザー4”と仲間たちが極上のエンターテインメントを届けていく。4月1日の初日に先がけて、フォトコールではマギー作詞・割田康彦作曲のオリジナル曲「マイブラザー」も披露した。○水谷豊 コメント人生では最年長ですが、舞台では末っ子です。何しろ23年ぶりの舞台出演で、勝手がわからないことも多いのですが、弟たち3人をはじめ、(寺脇)康文、(峯村)リエさん、(池谷)のぶえさんと、回りは舞台経験が豊富な錚々たる顔ぶれ! そんなメンバーたちを頼もしく感じながら、一緒に楽しく稽古を重ねてきました。もちろん「長男役」の特権で、舞台の先輩たちを「呼び捨て」にしていますが(笑)。今回の久々の舞台では、せっかくなので多くの皆さんにお会いしたいと全国ツアーにも巡ります。笑えて、ホロっとできて、観ている間は辛いことも悲しいことも忘れられる・・・・そんな素敵な時間を皆さんに過ごしていただけたら最高です!○段田安則 コメント今回、とても気楽な気分で稽古に入りました。周りは信頼しているメンバーばかり。マギー独特の可笑しさが詰まった台本は、我々にあてて面白く書かれていて覚えるのが大変なタイプの台詞ではない。それに、大好きな水谷豊さんと初めて舞台に立てるわけですから、これは楽しいぞ! と。ただ、昔ヒットを放ったコーラスグループですから「歌」があるわけです。これにはちょっと苦労しましたが、これが「最大の見せ場」ですかね(笑)。今回、皆さんの期待値の高さを感じています。それを裏切れないというプレッシャーも実はあるんです。でも、期待していた以上に楽しかった! と皆さんに思っていただける舞台を目指しています。○高橋克実 コメント中学、高校時代に夢中になって見ていた水谷豊さんのテレビドラマの数々。そんな憧れの豊さんと舞台でご一緒できて、しかも「兄弟役」だなんて、僕にとっては毎日が「ご褒美」みたいな至福の時間です。僕には妹しかいないんで、昔から男兄弟に憧れがありました。今回、芝居の中とはいえ、大好きな人達が兄貴や弟だなんて楽しくて仕方ありませんね。そんな兄弟の中でも、僕が演じる三男坊は、底抜けに明るいヤツ。どんなときにも能天気なほどの明るさを振りまいて、ここはWBCよろしく、全員でペッパーミル・パフォーマンスを連発するくらいの気持ちで、チームのため、兄弟のために頑張ります!○堤真一 コメントこの先、こんな現場はないと思うんです。この年齢ですから、最近は自分が最年長の現場が多いですからね(笑)。今回、周りは頼れる先輩やよく知っている顔ぶればかり。しかも、役柄は4兄弟の末っ子。何だかんだ反抗しているようでも、やっぱり兄貴たちが大好きな末っ子気質が出せればいいのかな。自分自身に余計なストレスをかけずに思いっ切り楽しんでいます。それにしても、まさか自分が水谷豊さんと同じ舞台に立つなんて、未だに信じられない気持ちです。水谷さんのドラマを食い入るように見ていた子供の頃の自分に、「お前、将来、この人と一緒の舞台に立つんだぞ!」と言ってやりたいくらいですよ。○寺脇康文 コメント僕が演じる「中迫」は、「ブラザー4」への愛に溢れた人物。4人が久々に集まったのを目の前にしただけでも泣けてきちゃうような、とにかく4兄弟が大好きで仕方がない熱い男です。僕自身も、水谷豊さんを筆頭に、普段から大好きな4人の俳優さんが、実は兄弟だったんだ! ・・・というような感覚で、この設定を自然に楽しんでいます。豊さんとのご縁は長いですが、ドラマ「相棒」への復帰が決まるかなり前から、この舞台への出演が先に決定していたんです。ここではドラマとは全く異なる豊さんと僕の関係性を楽しんでいただけますし、登場人物たちから優しくて温かいものを受け取ってもらえるはずです。お楽しみに!舞台写真撮影:宮川舞子
2023年03月31日「水谷さんは4月から始まる舞台『帰ってきたマイ・ブラザー』の稽古中。共演者には『相棒』でタッグを組む寺脇康文さん(61)もいます」(制作関係者)主演ドラマ『相棒 season21』(テレビ朝日系)が3月15日に最終回を迎えた水谷豊(70)だが、最近、“息子”に別れを告げたという。「18年間水谷さんのマネージャーを務めたAさんが、3月19日付で水谷さんの個人事務所を退社したそうです」(テレビ局関係者)A氏の水谷への献身ぶりを前出の制作関係者は語る。「Aさんは水谷さんに関する交渉事やスケジュール管理、映像や写真のチェック、送迎まですべて一人で担当していました。『相棒』の現場でも常に水谷さんの様子をチェックし、気がついたことはいち早くプロデューサーに報告するなど、“水谷さんファースト”を徹底していました」水谷もA氏を信頼していた。「コロナ禍前には『相棒』のゴルフコンペが開催されていましたが、水谷さん、反町隆史さん(49)、『相棒』スタッフ、Aさんの4人で回ったこともあったそうです。水谷さんには趣里さん(32)という愛娘はいますが、男の子はいません。そのためか、水谷さんはAさんを息子のようにかわいがっていました」(前出・制作関係者)前出のテレビ局関係者は言う。「現在70歳の水谷さんは、体調を気遣いながらできる仕事を選んでいます。『相棒』は10月から新シーズンの放送が予定されていますが、寺脇さんが“最後の相棒”だと水谷さんも話しており、シリーズ終了に向かっています」水谷はA氏の将来を案じたようで……。「今後は体力的な心配から、水谷さんはこれ以上仕事量を増やすつもりはないといいます。しかし、まだ40代と若いAさんには“さまざまな経験を積める新しい環境に羽ばたいてほしい”と、水谷さんが背中を押したそうです。その後、Aさんは水谷さんとゆかりのある芸能事務所に移籍してマネージャー業を続けています」(前出・テレビ局関係者)“愛息”の旅立ちを後押ししたのは、70代を迎えた水谷の“終活”の一環なのだろう。
2023年03月30日3月中旬の夜、東京都内の葬儀場で行われていた通夜には、200人を超える関係者が参列していた。そのなかに喪服姿で、ともに駆け付けた俳優2人が――。3月15日に最終回を迎える『相棒 season21』(テレビ朝日系)に主演する水谷豊(70)と寺脇康文(61)だ。亡くなったのは彼らが出演中の『相棒』のチーフプロデューサー・Aさん(享年66)だった。「Aさんは79年にテレビ朝日に入社後、ドラマ制作畑を歩み、『遺留捜査』や『臨場』など、同局を代表するヒットドラマを数多く手がけたことで知られる大人気メーカーでした。『相棒』にはこの10年、携わってきました。3月上旬、駐車場での転倒事故で亡くなられたそうです。いつも現場の声を優先し、役者さんとスタッフに分け隔てなく接してくれる温和な方で、人望の厚い方でした。本当に残念でなりません」(制作関係者)じつは水谷と寺脇は『相棒 season21』クランクアップ直後も、4月1日から始まる舞台『帰ってきたマイ・ブラザー』にそろって出演する。「ちょうどその舞台の稽古のときにAさんの悲報が入ったそうです。あまりに突然なことに、寺脇さんも水谷さんも涙していたと聞いています」(演劇関係者)前出の制作関係者は言う。「今回の『相棒season21』は水谷さんが“最後の相棒”として寺脇さんを再指名し、まさに『相棒』シリーズの集大成として始動しました。今年1月1日に放送された元日スペシャルは、記念すべき『相棒』第1回の脚本家の方が久しぶりに手がけました。そして最終回スペシャルには4年ぶりに及川光博さんが復活。寺脇さんと及川さんは意外にも初共演となります。水谷さんが今シリーズで、懐かしの『相棒』メンバーたちと再会するのを、Aさんがうれしそうに眺めていたのが印象的でした。彼らとの“再会の思い出”は、『相棒』を愛してやまなかったAさんの置き土産となってしまいました」テレビ朝日は、Aさんの逝去に際し、こんなコメントを本誌に寄せた。《「相棒」をはじめ数々の名作ドラマを手がけてきた社員の突然の訃報に接し、深い悲しみを覚えております。大変優秀なプロデューサーでしたので残念でなりません。心からご冥福をお祈り申し上げます》『相棒』をともに作り上げている“相棒”の突然死。通夜に参列した水谷は憔悴していたという。
2023年03月13日2022年10月にスタートしたテレビドラマシリーズ『相棒』(テレビ朝日系)のシーズン21。俳優の水谷豊さんが演じる杉下右京の5代目『相棒』に、寺脇康文さんが演じる亀山薫が帰ってきたことで話題となっていました。五代目『相棒』はなんと?新キャストにネット上で歓喜の声続出「コレは最高」「今から楽しみ」そんな『相棒』シーズン21の最終回スペシャル前編が2023年3月8日に放送されます。ファンが歓喜!六角精児演じる米沢守が登場!2000年から放送されている、『相棒』シリーズには魅力的なキャラクターがたくさん登場してきました。中でも、人気の高いキャラクターが、俳優の六角精児さんが演じる、警視庁刑事部鑑識課に所属していた米沢守です。米沢は2016年放送の『相棒』シーズン14で、警視庁警察学校の教官となり鑑識課を去っています。その後、たびたび劇中に登場していた米沢ですが、シーズン21の最終回スペシャル前編で寺脇さんが演じる亀山と15年ぶりに共演するのです。撮影を終えた六角さんは、寺脇さん、水谷さんコンビとの共演について、このようにコメントしています。やはり『相棒』の撮影現場は、久しぶりに帰った「実家」のようでした。スタッフの方、1人1人が特に言葉にはしなくても、とてもあたたかく迎えてくれているのが、ひしひしと感じられ、大変うれしく、その気持ちと共に芝居をさせていただきました。水谷豊さん、寺脇康文さんのコンビと約15年ぶりにご一緒して、懐かしさを感じるかと思いきや、とても新鮮でした。きっと年齢をまったく感じさせないお2人の創作エネルギーに、僕の心が浄化されたんだと思います。サンケイスポーツーより引用再び『相棒』で3人の共演が観られることに、ネットからは歓喜の声が上がりました。・これは、最終回がより楽しみになってきたー!!絶対にリアルタイムで観ます!・懐かしい組み合わせがまた観れるの、本当に嬉しい。・最終回スペシャル、前編と後編に分かれるのね!六角さんも登場すると聞いて、期待が高まっています。人気のキャラクターが再びそろう『相棒』シーズン21の最終回スペシャル。前編、後編ともに見逃せませんね![文・構成/grape編集部]
2023年02月22日岸谷五朗・寺脇康文と豪華出演者によるエンターテインメントショー「Act Against Anything VOL.2『THE VARIETY 28』」(通称:AAA2022)が、11月26日(土) に神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで開催。そのオフィシャルレポートが到着した。「Act Against Anything『THE VARIETY』」は、1993年に岸谷五朗の呼びかけでスタートした「Act Against AIDS『THE VARIETY』」の流れを汲むチャリティプロジェクト。岸谷五朗・寺脇康文、そして2007年から一緒に取り組んできた三浦春馬の想いとともに「Act Against Anything」と名称を改め、“一人でも多くの子供たちとその未来を守りたい”と、貧困、難病、教育問題など多くの困難に立ち向かう世界中の子供たちを支援するチャリティイベントとして2020年12月から新たなスタートを切った。本プロジェクトの利益は、その時々に支援を必要としている子供たちのために充てられる。約30年間続けてきたこのチャリティコンサートだったが、2020年の「Act Against Anything VOL.1『THE VARIETY 27』」は、コロナ禍により無観客の日本武道館からのインターネット生配信での開催となった。今回は4年ぶりの有観客公演となり、“4年ぶりブリ生舞台!全身全霊!心を込めて歌って踊って皆でチャリティ全員集合!”というサブタイトルがつけられた。映画・ドラマ・舞台を中心に活躍中の俳優陣や実力派アーティストたち、バラエティに富んだ総勢32名のメンバーが、その名の通り全身全霊のパフォーマンスで一夜限りのエンターテインメントショーを盛り上げた。ショーの冒頭、場内のBGMが途切れ暗転すると同イベントの開催に向けた想いと感謝を伝える岸谷五朗のメッセージがステージの左右に設置されたスクリーンに流れた。「1993年に始めた頃、30年先の未来にはもっと豊かな社会が、世界が広がっていると思っていました」「愛すべき後輩、三浦春馬と共に考えていたチャリティプロジェクトでもあります。彼の志を胸に頑張らせていただきます」。真摯な言葉に大きな拍手が寄せられる中、スクリーンには歴代のハイライトシーンが流れ、イベントの歴史を振り返った。オープニングを飾ったのは岸谷五朗、寺脇康文が黒い上下の衣装と触角をつけアリに扮装し、アリスの「チャンピオン」のカヴァーをアリスならぬ「アリっす」として披露。アコースティックギターを抱えたふたりが本家のモノマネとコントを交えながら歌い、会場の笑いを誘う。「アリ、がとう!」とステージを捌けたふたりに続いて登場したのはSkoop On Somebody。TAKEの歌とKO-ICHIROのキーボード、KO-HEYのカホンのアコースティックスタイルで、3人のハーモニーが美しい「sha la la」と、「このチャリティが一人でも多くの笑顔に繋がるように」と「祈り」の2曲を届けた。J-POPコーナーのトップバッターを飾ったのは、郷ひろみの「2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパン-」をカヴァーした加藤和樹。魅惑の低音ヴォイスで会場を魅了していると、岸谷五朗と大村俊介(SHUN)による“初代 G-Shun Brothers”が現れ、手にした小型のサーキュレーターを使って加藤に風を浴びせたり、バックダンサーになって歌を盛り上げるシーンも。猪塚健太、新原泰佑、水田航生、溝口琢矢による後輩チームは、お揃いのダンスでももいろクローバーZの「Z女戦争」を、パワフルな歌声を聴かせた大野拓朗はウルフルズの「ガッツだぜ!!」を熱唱した。「皆様をお花畑にご招待します」という紹介を受けて登場したのは声優の花澤香菜。「Moonlight Magic」と「SHINOBI-NAI」の2曲を透明感のあるスイートヴォイスで届けた。その後は、“DREAM OF MUSICAL PART1”へ。甲斐翔真、小池徹平が緊迫感のあるツインヴォーカルで聴かせた『デスノート THE MUSICAL』の「ヤツの中へ」、『ライオン・キング』の「愛を感じて」では門山葉子、新原泰佑が柔らかなハーモニーを、加藤和樹は『ディア・エヴァン・ハンセン』の「Waving Through A Window」を歌い上げた。清水くるみと水田航生による『The Last 5 Years』の「The Next 10 Minutes」では、ステージの上を移動する階段を使い、ドラマチックなシーンを作り上げた。そして、鬼気迫るパフォーマンスで魅せたのは、『エリザベート』の「闇が広がる」を歌った劇中でトート役を演じる古川雄大とルドルフ役の甲斐翔真。体調不良のために出演を見合わせた城田優に代わり、このために急遽会場に駆けつけた古川と、ふたりの特別なステージに会場からは大きな拍手が贈られた。地球ゴージャスを彩る役者陣による迫力のステージチャリティ活動報告を行う「AAA報告」のコーナーでは、2020年に開催した日本武道館での無観客インターネット生配信による“AAA2020”で得た寄付金額と、その使い道について報告。“AAA2020”での寄付金の総額は919万7496円。そのうち、739万7496円は「公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン」を通じてウガンダの南スーダン難民・コンゴ民主主義人民共和国難民の子供たちへ向けた支援に、残りの180万円は「ChotoBela Foundation」を通じてバングラデシュのチッタゴン丘陵地帯の少数民族の子供たちへ向けた支援に充てられた。今回の寄付金は収支と寄付先が決まり次第、特設サイト内で報告される。中盤に登場した藤原さくらは、「まばたき」と「mother」をアコースティックギターとキーボードとのアンサンブルでしっとりと聴かせた。その後、ステージに再び登場した岸谷五朗と寺脇康文が今回のステージを支えるTHE VARIETY BANDのメンバー、エンペラー福田、高木茂治、五十嵐公太、会田敏樹、原田達也、高橋結子、中村百花、杉山真梨佳を呼び込むと、岸谷五朗・寺脇康文が主催する演劇ユニット「地球ゴージャス」のコーナーがスタート。『海盗セブン』の「海盗セブン」で地球ゴージャスを彩る役者陣がステージに集結。『星の大地に降る涙』から「今宵の宴」、『クザリアーナの翼』からは「ジャメーリアよ!蜂起せよ」「クザリアーナの翼」、桑田佳祐の楽曲による音楽劇『クラウディア』からは「真夏の果実」「匂艶 THE NIGHT CLUB」「Oh!クラウディア」「闘う戦士たちへ愛を込めて」の4曲をピックアップ。スクリーンにはそれぞれの演目の本番シーンが映し出され、過去と今がクロスする演出が感動を呼んだ。さらに『星の大地に降る涙』より「愛すべき未来へ」と、総勢13名による迫力のステージが展開された。続いて2021年に地球ゴージャスプロデュースとして公演したブロードウェイミュージカル『The PROM』から、アリッサ役を演じた三吉彩花が加わり、清水くるみとの「Dance with You」と、TAKEも加わった「It’s Time to Dance」の2曲を披露。凛としたパフォーマンスが印象に残った。そして門山葉子と田村芽実が圧倒的な歌声を聴かせた『クラウディア』の「FRIENDS」で “地球ゴージャス”コーナーを締めくくった。終盤の幕開けは、サンプラザ中野くんとパッパラー河合による「Runner」が盛り上げ、曲に合わせて大きなクラップが沸き上がった。そして「コロナ禍で過ごしてきたみなさん、そして我々みんなに応援歌をお届けしたいと思います」と「旅人よ〜The Longest Journey」を歌唱。続く“DREAM OF MUSICAL PART2”でも有名なミュージカルの中から名曲が続々と登場。甲斐翔真と田村芽実が『ウエスト・サイド・ストーリー』より「Tonight」を、小池徹平は『キンキーブーツ』より「Soul of a Man」を熱唱。大野拓朗と清水くるみが『ロミオ&ジュリエット』より「バルコニー(愛の誓い)」を、田村芽実は来年上演が予定されている『MEAN GIRLS』の「I’d Rather Be Me」を初披露し、パワフルに歌い上げた。『キンキーブーツ』の「Raise You Up/Just Be」では、小池徹平、杉山真梨佳、中村百花とエンジェルス役の穴沢裕介、森雄基、風間由次郎、佐久間雄生、浅川文也、シュート・チェンが、実際の舞台でも使用された豪華な“キンキーブーツ”を履いたパフォーマンスで、ステージを華やかに彩った。6名のダンサーを従え登場したのはDEAN FUJIOKA。真っ赤な照明の中でスリリングなロックナンバー「Apple」を聴かせた後、2曲目の「History Maker」では途中でスペシャルゲストにアーティスト・MIYAVIを呼び込んだ。黒いスーツ姿のDEANと、対照的な白いスーツ姿のMIYAVIとの熱いセッションに、着席していた観客も思わず立ち上がる。DEANがステージを去った後も、熱気そのままにMIYAVIが自身の楽曲「STRONG」を披露。スラップ奏法による骨太なギターサウンドに合わせて観客のボルテージが上がったところで観客は総立ちに。「子供たちの未来のために。一つになりましょう」と渾身のパフォーマンスで「The Others」を演奏し、まるでライブハウスにいるかのような一体感を作り上げた。UNHCRの親善大使として難民キャンプで世界各国に行くたびに無力感を感じていたと言うMIYAVIは、岸谷五朗の熱い想いに共鳴して今回の出演を決めたと語った。DEAN FUJIOKAは15年前からフィランソロピーというチャリティ活動を続けていると言う。彼らの社会貢献活動を紹介したところでステージに全出演者が集結。「THE VARIETY」で歌い継がれている「一人じゃないから」を全員で合唱し、3時間のステージは大団円を迎えた。エンディングで岸谷五朗は「4年ぶりの有観客のAAA、みなさんの顔を見ながら、この歌を歌いながら、感動しております」と語り、「感謝でいっぱいです。ありがとうございました」と、感謝の想いを会場に届けた。岸谷五朗「今回無事に終えられたことは奇跡のよう」終演後には、Act Against Anythingとして初の有観客イベントを終えた岸谷五朗、寺脇康文そして、DEAN FUJIOKA、MIYAVIの4人が集まり、それぞれ感想を語った。岸谷は「2020年のコロナ禍より多くの演劇が中止になってきたことから、今回無事に終えられたことを奇跡のように感じ、本当に感動した」と率直に胸の内を明かし、チャリティをする上でいつも勇気づけてくれるのはお客様だと感謝を述べ、寺脇も「会場全体からあたたかい空気が感じられて、非常に嬉しかった」と頬をゆるめた。また、今回初参加となったDEANとMIYAVIに対し、ふたりの圧巻のパフォーマンスに岸谷と寺脇も、これまでにない盛り上がりを見せてもらったと賞賛を贈った。DEANは、自らのチャリティ活動とAct Against Anythingの目的が自然と合致したと言い、「同じ目標のためにみんなが集まって、一緒に前に進めていくこと、自分もその一部になれたことが嬉しかった」と感想を述べた。一方、UNHCRの親善大使として活動するMIYAVIも「未来をどう作っていけるのだろう。自分たちに何ができるのだろう」と考える中で、「今回のAct Against Anythingのような場があることは有意義だ」と強調し、「アーティストだけでなく、お客様みんなと一緒に発信できることを嬉しく思う」と語った。最後に次回のAct Against Anythingに向けて、岸谷五朗と寺脇康文はチャリティを継続していく大変さに触れながらも、今後も「自分たちが出来ることを出来る限り、出来る範囲で、一生懸命チャリティに貢献していきたい」と今後も変わらない活動に意欲をみせ、また一歩未来へ歩み出した。<公演情報>Act Against Anything VOL.2『THE VARIETY 28』4年ぶりブリ生舞台!全身全霊!心を込めて歌って踊って皆でチャリティ全員集合!2022年11月26日(土) パシフィコ横浜 国立大ホール【出演】岸谷五朗 寺脇康文猪塚健太 / 大野拓朗 / 大村俊介(SHUN) / 甲斐翔真 / 加藤和樹 / 門山葉子 / 小池徹平 / サンプラザ中野くん・パッパラー河合 / 清水くるみ / Skoop On Somebody / 田村芽実 / チームエンジェルス from Kinky Boots(穴沢裕介/森雄基/風間由次郎/佐久間雄生/浅川文也/シュート・チェン) / DEAN FUJIOKA / 新原泰佑 / 花澤香菜 / 藤林美沙 / 藤原さくら / 古川雄大 /水田航生 / 溝口琢矢 / MIYAVI / 三吉彩花※岸谷五朗、寺脇康文以降の出演者クレジットは五十音順となります。■THE VARIETY BANDエンペラー福田 / 高木茂治 / 五十嵐公太 / 会田敏樹 / 原田達也 / 高橋結子 / 中村百花 / 杉山真梨佳セットリストM1.「チャンピオン」(アリス)アリっす(岸谷五朗/寺脇康文)M2.「sha la la」Skoop On SomebodyM3.「祈り」Skoop On SomebodyM4.「2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパン-」(郷ひろみ)加藤和樹/初代 G-Shun Brothers(岸谷五朗/SHUN)M5.「Z女戦争」(ももいろクローバーZ)猪塚健太/新原泰佑/水田航生/溝口琢矢M6.「ガッツだぜ!!」(ウルフルズ)大野拓朗/2代目 G-Shun Brothers(岸谷五朗/SHUN)M7.「Moonlight Magic」花澤香菜M8.「SHINOBI-NAI」花澤香菜M9.「ヤツの中へ」(『デスノート THE MUSICAL』)甲斐翔真/小池徹平M10.「愛を感じて」(『ライオン・キング』)門山葉子/新原泰佑M11.「Waving Through A Window」(『ディア・エヴァン・ハンセン』)加藤和樹M12.「The Next 10 Minutes」(『The Last 5 Years』)清水くるみ/水田航生M13.「闇が広がる」(『エリザベート』)甲斐翔真/古川雄大M14.「まばたき」藤原さくらM15.「mother」藤原さくらM16.「海盗セブン」(『海盗セブン』)岸谷五朗/寺脇康文/猪塚健太/大野拓朗/甲斐翔真/門山葉子/SHUN/田村芽実/新原泰佑/藤林美沙/水田航生/中村百花/杉山真梨佳M17.「今宵の宴」(『星の大地に降る涙』)岸谷五朗/寺脇康文/猪塚健太/SHUN/新原泰佑/藤林美沙/水田航生/中村百花/杉山真梨佳M18.「ジャメーリアよ!蜂起せよ」(『クザリアーナの翼』)岸谷五朗/寺脇康文/猪塚健太/SHUN/新原泰佑/藤林美沙/水田航生/中村百花/杉山真梨佳M19.「クザリアーナの翼」(『クザリアーナの翼』)岸谷五朗/寺脇康文/猪塚健太/SHUN/新原泰佑/藤林美沙/水田航生/中村百花/杉山真梨佳M20.「真夏の果実」(『クラウディア』)甲斐翔真/門山葉子M21.「匂艶 THE NIGHT CLUB」(『クラウディア』)田村芽実/中村百花/杉山真梨佳M22.「Oh!クラウディア」(『クラウディア』)岸谷五朗/寺脇康文/大野拓朗M23.「闘う戦士たちへ愛を込めて」(『クラウディア』)岸谷五朗/寺脇康文/猪塚健太/大野拓朗/SHUN/新原泰佑/藤林美沙/水田航生/中村百花/杉山真梨佳M24.「愛すべき未来へ」(『星の大地に降る涙』)岸谷五朗/寺脇康文/猪塚健太/大野拓朗/甲斐翔真/門山葉子/SHUN/田村芽実/新原泰佑/藤林美沙/水田航生/中村百花/杉山真梨佳M25.「Dance with You」(『The PROM』)清水くるみ/三吉彩花M26.「It’s Time to Dance」(『The PROM』)TAKE/三吉彩花/岸谷五朗/寺脇康文/藤林美沙/中村百花/杉山真梨佳M27.「FRIENDS」(『クラウディア』)岸谷五朗/寺脇康文/猪塚健太/大野拓朗/甲斐翔真/門山葉子/SHUN/田村芽実/新原泰佑/藤林美沙/水田航生/中村百花/杉山真梨佳M28.「Runner」サンプラザ中野くん/パッパラー河合M29.「旅人よ~The Longest Journey」サンプラザ中野くん/パッパラー河合M30.「Tonight」(『ウエスト・サイド・ストーリー』)甲斐翔真/田村芽実M31.「Soul of a Man」(『キンキーブーツ』)小池徹平M32.「バルコニー(愛の誓い)」(『ロミオ&ジュリエット』)大野拓朗/清水くるみM33.「I’d Rather Be Me」(『MEAN GIRLS』)田村芽実M34.「Raise You Up/Just Be」(『キンキーブーツ』)小池徹平/杉山真梨佳/中村百花/チームエンジェルス(穴沢裕介/森雄基/風間由次郎/佐久間雄生/浅川文也/シュート・チェン)M35.「Apple」DEAN FUJIOKAM36.「History Maker」DEAN FUJIOKA/MIYAVIM37.「STRONG」MIYAVIM38.「The Others」MIYAVIM39.「一人じゃないから」ALL CAST関連リンクオフィシャルサイト:::
2022年11月29日「番組ファンに受け入れてもらえるのか、視聴率はとれるのか……。不安がっていた寺脇康文さん(60)を、“ソリ(反町隆史・48)と自分を比べなくていいからね”と、水谷さんは電話で励ましたそうです」(テレビ局関係者)放送前から“初代相棒”寺脇の返り咲きが話題になっていた水谷豊(70)主演のドラマ『相棒』(テレビ朝日系)の新シーズン。「寺脇さんの心配は杞憂に終わり、10月12日の初回視聴率は17.3%。その後の視聴率も好調です」(前出・テレビ局関係者)そんななか、水谷にはこの10月、もう一つのうれしいニュースが。一人娘の趣里(32)が’23年度後期のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』のヒロインに選ばれたのだ。「趣里さんが朝ドラヒロインのオーディションに挑戦するのは4度目。今回はヒロイン役の年齢制限が32歳までだったので“最後のチャンス”と思い受けたそうです。オーディションを経て決まったヒロインのなかでは過去最年長です」(スポーツ紙記者)趣里は4歳からバレエを習いプロのバレリーナを目指していたが、高校時代にけがで断念。その後、20歳で女優デビュー。父は水谷、母は伊藤蘭(67)という大物2世だけに、“十四光りと言われたくない”と下積みを重ねてきた。「話題作の脇を固める個性派俳優として存在感を発揮しています。全裸シーンに挑戦した主演映画『生きてるだけで、愛。』(’18年)も高く評価されました。水谷さんは趣里さんを溺愛しており女優業には心配もあったようですが、“趣里の人生だから”と見守るようにしてきたそうです。今回のヒロイン決定は感慨深いでしょう」(前出・スポーツ紙記者)『ブギウギ』は戦後のスター歌手の笠置シヅ子がモデル。オーディションでは代表曲『東京ブギウギ』を歌う審査もあり、その歌唱力も合格の要因だったようだ。「彼女は歌がうまいです。ハスキーな声で、カラオケで洋楽をかっこよく歌っていたこともあります」そう話す趣里の役者仲間は、水谷家の“家族カラオケ”の話も聞いたことがあるという。「コロナ前は、たまにご両親とカラオケを楽しむことがあったそうですよ。水谷さんも蘭さんもプロの歌手ですから、豪華ですよね。水谷さんは家でも歌を口ずさんでいることが多いそうなんですが、カラオケに行くとさらにノリノリで自分の曲を歌うそう(笑)。水谷さんのリクエストで、蘭さんと趣里さんが一緒にキャンディーズの曲を歌うこともあるとか。趣里さんがキャンディーズの曲を好きだと話しているのも聞いたことがありますよ。昭和の歌謡曲になじみがあったことも、今回の朝ドラヒロイン決定の役に立ったのかもしれませんね」愛娘との楽しい時間が奇跡的に“教育”になっていたとはーー。水谷も予想外だったに違いない。
2022年10月27日11月26日に神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで開催される『Act Against Anything VOL.2 「THE VARIETY 28」』の第1弾出演者が発表された。「Act Against Anything」は、「Act Against AIDS『THE VARIETY』」の流れを汲むチャリティプロジェクト。『THE VARIETY』はAct Against AIDSの多岐にわたるプロジェクトのひとつで、1993年に岸谷五朗の呼びかけによりエイズ啓発を目的としたチャリティコンサートとして誕生。寺脇康文とともに以降26年にわたり活動を続けてきたが、2020年からは貧困、難病、教育問題など多くの困難に立ち向かう子供たちの支援が目的の「Act Against Anything」として新たなスタートを切った。岸谷、寺脇に加え、今回第1弾として猪塚健太、大村俊介(SHUN)、甲斐翔真、加藤和樹、サンプラザ中野くん・パッパラー河合、城田優、Skoop On Somebody、藤林美沙、水田航生、溝口琢矢の出演が決定。さらに、今回がプロジェクト初参加となる大野拓朗、田村芽実、新原泰佑、三吉彩花も登場する。また、サブタイトルは4年ぶりに有観客で開催ができることに感謝と喜びの気持ちを込めて、岸谷が命名した「~4年ぶりブリ生舞台!全身全霊!心を込めて歌って踊って皆でチャリティ全員集合!~」に決定した。■岸谷五朗 コメント約30年続けてきたチャリティコンサート「THE VARIETY」ですが、2020年の開催時は新型コロナウイルスの影響により、一時は中止に追い込まれそうになりました。しかし、そんな中でも無観客公演として開催できた生配信武道館ライブ!スタッフ・キャスト、そしてお客様のおかげで、配信でもチャリティすることができました。本当にありがとうございました。その後、岸谷といたしましては2年連続で無観客公演を開催することだけは避けるべく、1年お休みをいただき、2年ぶりに満を持して「Act Against Anything」を開催させていただきます。今まで観たこともないような出し物!?賛同してくださる新たなアーティストの方々!と皆で必死に頑張ります!是非、このAAAでたくさんの寄付ができますように皆様の「力」をお貸しください!皆様と一緒に劇場空間で逢えるのは2018年以来、4年ぶりです!共に盛り上がりましょう!よろしくお願いいたします。<公演情報>Act Against Anything VOL.2『THE VARIETY 28』4年ぶりブリ生舞台!全身全霊!心を込めて歌って踊って皆でチャリティ全員集合!11月26日(土) 神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール開場15:00 / 開演16:00Act Against Anything VOL.2『THE VARIETY 28』ロゴ【出演者】岸谷五朗 寺脇康文猪塚健太 / 大野拓朗 / 大村俊介(SHUN) / 甲斐翔真 / 加藤和樹 / サンプラザ中野くん・パッパラー河合 / 城田優 / Skoop On Somebody / 田村芽実 / 新原泰佑 / 藤林美沙 / 水田航生 / 溝口琢矢 / 三吉彩花 and more…【BAND MEMBER】THE VERIETY BANDエンペラー福田 / 高木茂治 / 五十嵐公太 / 会田敏樹 / 原田達也 / 高橋結子 / 中村百花 / 杉山真梨佳【チケット情報】指定席:7,700円(税込)※3歳以上チケット必要、2歳以下は膝上に限り無料 / 入場に関する年齢制限なし■地球ゴージャスFC先行(抽選)受付期間:9月30日(金) 12:00~10月4日(火) 23:59■Amuse+先行(抽選)受付期間:9月30日(金) 12:00~10月4日(火) 23:59■オフィシャルサイト先行(抽選)受付期間:10月8日(土) 18:00~10月17日(月) 23:59■プレリク先行(抽選)受付期間:10月22日(土) 13:00~10月31日(月) 23:59■チケット一般発売日:11月12日(土) 10:00~※車椅子でご来場の場合は、チケットご購入後、下記キョードー横浜までお問い合わせください。※本公演は、インターネットによる生配信も予定しております。視聴チケットなどの詳細は追ってお知らせいたします。【お問い合わせ】キョードー横浜:045-671-9911(月~金 11:00~15:00)関連リンク『Act Against Anything VOL.2「THE VARIETY 28」』オフィシャルサイト: VARIETY公式Twitter: VARIETY公式Facebook:
2022年09月27日強烈な日差しが照りつける7月下旬。都心の庭園で撮影スタッフに囲まれていたのは寺脇康文(60)。10月開始の『相棒season21』(テレビ朝日系)の撮影現場だ。初代の“相棒”亀山薫を演じる寺脇の14年ぶりの復帰が話題になっている本作。主演の水谷豊(70)も“亀山”との再会を心待ちにしていたようだ。「7月後半にクランクインしました。初日の現場に入った寺脇さんを、水谷さんが『亀山くん!』とにこやかに迎え入れ、スタッフからも拍手が起こっていましたね。亀山の妻役の鈴木砂羽さん(49)の復帰も発表され、ファンも盛り上がっています」(ドラマ関係者)古巣の温かな歓迎の一方で、撮影に臨む寺脇の様子からは緊張感が垣間見えるという。本誌が目撃した冒頭の日も、休憩後、撮影場所に戻るにつれて険しい表情に変わっていったーー。「4代目相棒を務めた反町隆史さんと水谷さんは家族ぐるみの付き合いもあり、相性は歴代最高ともいわれていました。視聴率も取れて評判もよかったので、それをわかっている寺脇さんは『気にしないわけにはいかない』と苦笑を浮かべていたそうです」(制作関係者)そんな寺脇の緊張をほぐすべく、気遣っているのが水谷だ。撮影合間には、なんと水谷が渾身のギャグを繰り出していた!「劇中で、水谷さん演じる杉下右京が紅茶を注ぐおなじみの場面がありますよね。ティーポットを高い位置に構えてカップに注ぐ、あのシーンです。それを休憩中に水谷さんがやっていたそうなんですが、劇中では肩ぐらいの高さなのに、大げさに頭の上ぐらいの高さから入れてみせたんです(笑)。初期からやっている注ぎ方ということもあり、寺脇さんも笑っていて、おかげで場が和んだといいます」(テレビ局関係者)ちなみにこれは、水谷が私生活でも披露する“裏技”だそう。「仲のいい木梨憲武さん(60)からも『やって!』と言われて、やってあげたことがあるとか。あの“紅茶注ぎ”を目の当たりにすると『すごい、右京さんだ!』とみんな喜ぶそうなんですよ」(前出・テレビ局関係者)“鉄板ネタ”のみならず、水谷は寺脇に直接的なアドバイスの言葉もかけている。「寺脇さんのプレッシャーを減らそうと『無理に昔を意識しなくていいからね』と助言していました。ですから、新シリーズでは14年前とは少し違う“新しい亀山”が見られるかもしれません」(前出・制作関係者)水谷は『週刊新潮』8月11・18日合併号のインタビューで、『相棒』がいつ終わるかわからないが、寺脇が《最後の相棒になるのは間違いありません》と宣言している。水谷&寺脇の最後のタッグが見られる日まであと2カ月。アイスティーを飲みながら待とうーー。
2022年08月12日《いやー!遂に、発表できました!皆さんからの、たくさんの嬉しいコメント!ほんとに感謝です!》自身のTwitterでこのようにつづったのは寺脇康文(60)。10月から放送される人気ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)の新シーズンに、5代目相棒として寺脇が再登場することが発表された。今年3月には、歴代最多出演(138回・’15〜’22年)を記録した4代目相棒・反町隆史(48)が卒業。5代目を誰が演じるのか注目が集まっていたが、初代相棒が電撃復帰となった。「水谷豊さん(69)は近年、“2クールの撮影が体力的にきつい”とこぼすこともありました。 また、水谷さんが監督を務めた映画に、テレ朝は“3作まで”という約束で出資していましたが、その3作目が6月に公開され、テレ朝との関係も一区切り。寺脇さんを“最後の相棒”として、シリーズ終了の方向で話が進んでいます」(制作関係者)杉下右京の“終活”となりそうな新シーズン。寺脇の再登場は水谷の意向だったという。「最終章のタイミングで新キャストを相棒とすると“作品が中途半端になってしまう”と水谷さんは感じていたようです。そこで水谷さんが推したのが寺脇さん。自ら電話をかけ、ラブコールを送ったそうですよ」(テレビ朝日関係者)’00年に単発ドラマとしてスタートした『相棒』。寺脇はその初回から124回にわたって熱血漢・亀山薫役で出演し、水谷演じる右京と息ピッタリの掛け合いを見せていた。’08年に『相棒』を卒業した際には水谷との“不仲説”も噂されていたが……。「実際には不仲ということはなく、卒業は寺脇さんから申し出たんです」前出の制作関係者は、寺脇の卒業の真相について続ける。「当時寺脇さんは役者として成長するため、舞台中心の活動へ舵を切ろうとしていました。撮影に半年以上も拘束される『相棒』との両立が難しくなっていたのです」苦渋の決断で卒業を選択した寺脇。水谷は寺脇にエールを送っていたという。「水谷さんは“『相棒』にとどまらず、さまざまな役を演じるために羽ばたいてほしい”と寺脇さんに言葉をかけ、気持ちよく送り出したそうですよ」(前出・制作関係者)今回の寺脇の再起用の背景には22年前の“『相棒』誕生秘話”が関係しているのでは、と前出のテレビ朝日関係者は指摘する。「当時、寺脇さんはドラマに途切れることなく出演しており、バイプレーヤーとして活躍していました。ですが連ドラ主演経験はなかったんです。そこで、寺脇さんの演技力や芝居への熱意を評価していたプロデューサーが寺脇さんを主演にした“バディ作品”を考案。それが『相棒』の原点でした」近年の『相棒』は“水谷とその相棒の物語”というイメージが強いが、もともとは“寺脇主演”を想定していたというのだ。「同時期に水谷さん主演のドラマの企画があったことから、水谷さんが寺脇さんの相手役として『相棒』への出演が決まったのです。当時寺脇さんはオファーが相次いでいる時期でしたが、水谷さんのキャリアが考慮され、『相棒』はダブル主演となりました」(前出・テレビ朝日関係者)寺脇が主演の座を半分譲るようにしてスタートした『相棒』。実際に当初は水谷と寺脇が“同格扱い”だったと、テレビ誌ライターも言う。「初期の『相棒』には『警視庁ふたりだけの特命係』というサブタイトルが付いていました。最初は水谷さんと寺脇さん、どちらにもスポットを当てた作品だったのです」当時の水谷について、芸能関係者は次のように話す。「水谷さんは熱血教師役を演じた主演ドラマ『熱中時代』シリーズ(日本テレビ系、’78〜’81年)が大ヒットし、役者としての地位を不動のものにしました。ですが’90年代になると、連ドラ主演は『刑事貴族』シリーズ(日本テレビ系)のみ。作品になかなか恵まれない時期だったのです」ただ、撮影現場では寺脇が水谷を立てるようにしていたという。「寺脇さんが役者になったのは、水谷さんに憧れていたから。いわば師匠のような存在である水谷さんに対し、寺脇さんは常に敬意を持って接していました」(ドラマ関係者)結果的に水谷にとって久々の連ドラ主演となった『相棒』は好評を博し、シリーズは長期化した。「そもそも寺脇さんから始まった企画だったのだから、警視庁を退職し海外へ飛び立つという形で寺脇さんが作品から退場したときにドラマ自体が終了となってもおかしくなかったはず。それでもドラマは継続し、『相棒』のメインは完全に水谷さんへと譲られたのです」(前出・芸能関係者)『相棒』は、寺脇の存在があったからこそ水谷の代表作となったといえるだろう。「不遇の時代を過ごしていた水谷さんは、再びヒット作を出すきっかけを作ってくれた寺脇さんに感謝の思いがあるのでしょう。そういった恩返しの気持ちも込めて、寺脇さんを5代目として指名したのかもしれませんね」(前出・ドラマ関係者)14年ぶりの共演となるが、ツーカーの演技が期待できそうだ。「水谷さんが寺脇さんに5代目相棒の依頼で電話した後、2人で食事にも行ったそう。『相棒』の終結をどのように演じるか話し合ったようです」(前出・芸能関係者)再びタッグを組む右京&亀山。“22年前の原点”を礎に、どんな集大成を見せてくれるのだろうか。
2022年07月07日「仮面ライダー1号が帰ってきたように、相棒1号も帰って参ります!今、はやりの言葉にすると、『シン亀山薫』でございます!特命係を去って、サルウィンに渡った薫ちゃんが、どうやって戻ってくるのか!皆さん!楽しみに待っていてくださいね!」こうコメントを発表したのは、俳優の寺脇康文(60)。水谷豊(69)が主人公・杉下右京を演じる人気ドラマシリーズ『相棒』(テレビ朝日系)に“亀山薫”が帰還するのだ。23日、10月にスタートする同作のseason21で、寺脇演じる初代相棒・亀山薫が5代目の相棒としてカムバックすることが発表された。『相棒』は今年3月に放送されたseason20の最終回で、冠城亘役の反町隆史(48)が卒業したばかり。亘は歴代最長となる7シーズン、計125話にわたって右京の相棒を務めたため、卒業にあたり惜しむ声が後を絶たなかった。「寺脇さん演じる薫は’00年6月のプレシーズン第一話から登場した“元祖相棒”です。’02年10月に同作が連ドラ化してからも出演し、124話にわたって右京の相棒を務めました。その相棒歴は亘に次ぐ記録で、今なお根強い人気を誇ります。薫が最後に登場したのは’08年12月に放送されたseason7の第9話。南アジアにあるとされる架空の国・サルウィンに移住しました。それ以来、回想シーン以外で薫が作品に登場することはありませんでした」(テレビ局関係者)今回、14年の時を経て再会する右京と薫。論理的な右京と熱血漢の薫は、劇中でぶつかることもたびたびあった。そして2人を演じる寺脇と水谷にも、不仲説が取り沙汰されたことが――。「寺脇さんは水谷さんに憧れて芸能界を志したと言われるほどで、初代相棒として共演が実現した際はかつてない喜びようだったといいます。しかし、寺脇さんは情熱的な役作りをすることで知られており、『相棒』スタッフとの間で意見の相違が起きるように。そして、その影響からか次第に水谷さんとの関係もぎくしゃくするようになったそうです。’12年には一部で、寺脇さんが自ら降板を申し出たことが報じられていました」(テレビ局関係者)■スタッフとの関係悪化で結婚式も不参加さらに、寺脇は制作サイドとの間でも亀裂が生じていたという。「薫の移住には、実は制作側の『リアリティを追求したい』という都合が大きく影響していたんです。右京や薫の所属する特命係は窓際部署ですから、『薫の性格なら“このままでいいのか?”と思うはず』とスタッフが考えたそうです。しかし、寺脇さんは『薫は自分の分身』と話すほど、役に対して相当思い入れがありました。にもかかわらず、一方的に退くことになったわけですから、制作サイドに対して思うところがあったといいます」(制作関係者)そのため’12年10月、『相棒』に出演する川原和久(60)と二代目松本白鸚(79)の長女・松本紀保(50)の結婚披露宴が開催されたものの、寺脇の姿はそこになかったという。「会場には水谷さんや2代目相棒の及川光博さん(52)、3代目相棒の成宮寛貴さん(39)含め、『相棒』の関係者が勢ぞろいしていたのですが……。寺脇さんと川原さんは同学年ということもあり、気心の知れた仲。プライベートでも交流があるといいます。自分の都合で参加しなかったことを申し訳ないと思った寺脇さんは後日、川原さんご夫婦に改めてお祝いを贈ったそうです」(前出・制作関係者)不仲説が報じられてきた水谷と寺脇の再タッグが実現するということもあって、SNS上では喜ぶファンが相次いだ。《不仲説出て相棒引退したって噂信じてたからめっちゃ嬉しい》《相棒に寺脇康文が戻ってくるのか。離れた際には不仲説があったが、こうやって戻ってくるのはいいな。随分相棒を見ていないけど、また見ようかな》寺脇は、23日、Twitterで《いやー!遂に、発表できました!皆さんからの、たくさんの嬉しいコメント!ほんとに感謝です!「泣いちゃいました」なーんてコメント見ると、じんわりくるものがあります。皆さんに楽しんでもらえるよう、しっかり準備して、臨みます!》と投稿。紆余曲折を経ての薫役に、喜びもひとしおのようだ。
2022年06月24日2022年6月23日、テレビドラマシリーズ『相棒』(テレビ朝日系)のシーズン21が、同年10月にスタートすることが発表されました。水谷豊さんが演じる主人公の天才警部、杉下右京の五代目『相棒』に選ばれたのは…。【新相棒&新シーズン解禁✨】『相棒season21』放送決定‼️初代相棒 #亀山薫 ( #寺脇康文 )が再び右京の"相棒"薫が特命係を旅立ち約14年…どんな再会を果たすのか⁉️右京と薫の新章――相棒season2110月スタート毎週水曜よる9時"原点"を超えていく… #相棒 新たなステージ #5代目亀山薫 #aibou pic.twitter.com/rvviA91fs1 — 相棒 (@AibouNow) June 22, 2022 初代相棒、亀山薫!2000年から放送されている、刑事ドラマシリーズ、『相棒』。プレシーズンから、これまで4人の相棒を迎えてきましたが、今回のシーズン21で再び、寺脇康文さん演じる亀山薫を迎えることになりました。熱血漢である亀山薫は、冷静沈着な杉下右京と初めは衝突したものの、次第にその人柄を認められ、固い絆で結ばれた人物です。歴代の相棒の中でも人気の高いキャラクターの復帰に、ネット上では喜びの声が相次いでいます。・まさかの薫ちゃんだったよー!嬉しすぎ!・やっぱり右京さんの相棒は、薫ちゃんだよね。ずっと待ってました。・いやー最高!今から水曜日が楽しみすぎます。・ここで初代が帰ってくるとは。絶対見ます!また、初代相棒を迎えることについて、「ドラマのファイナルが近いという伏線かもしれない」と予想するコメントも寄せられていました。2008年に放送されたシーズン7の第9話で、亀山薫は刑事を退職。南アジアの小国・サルウィンに移住していましたが、新シーズンではどのような展開で刑事に復帰するのでしょうか。10月の放送開始が、待ちきれませんね![文・構成/grape編集部]
2022年06月23日井之脇海が主演を務める『エレファント・ソング』が、東京・PARCO劇場で5月4日に開幕。これに先駆け、報道陣向けのフォトコールと取材会が行われた。カナダの作家ニコラス・ビヨンが2002年に執筆し、翌03年〜10年にはカナダ・モントリオールを中心に世界各地で上演され、14年にはグザヴィエ・ドラン主演で映画化もされた本作。失踪した医師の謎を追う精神病院の院長グリーンバーグ(寺脇康文)を、入院患者の青年マイケル(井之脇)が翻弄する心理スリラーが繰り広げられる。フォトコールで披露されたのは、冒頭の約25分間。姿を消した医師が最後に診た患者として、マイケルがグリーンバーグから事情聴取を受ける二人の出会いが展開された。看護師ピーターソン(ほりすみこ)による「マイケルは普通と違う」「見くびらない方がよい」という忠告をいなしつつ、グリーンバーグはマイケルを待ち受ける。やがてピーターソンに伴われ、マイケルは“象”についての鼻歌まじりで登場した。井之脇は、寺脇グリーンバーグと目を合わせながらも虚空を見つめるような視線を漂わせるなどして“普通と違う”マイケル像を立ち上げる。失踪した医師とまるで関係のない象に関する知識を無邪気にまくし立てたかと思えば、ピーターソンの休暇周期に対して皮肉を言う一面も。次第にその色が濃くなり、質問をはぐらかしつつ「取引に応じれば失踪した医師の抱える事情を教える」と言ってグリーンバーグを翻弄し始める。マイケルの芝居を受ける寺脇も、はじめは「15分で終わる」としながらも次第にマイケルのペースに巻き込まれ、手を焼く焦燥感を覗かせた。「何かあったら呼んで」と言い残して出ていったピーターソンは、呼び戻された際にマイケルへ向かって「お行儀よく」と子どもを手懐けるように注意する。序盤ながらあらゆる伏線が散りばめられており、ひと言たりとも聞き逃せない緊張感が張り詰めた。取材会で、井之脇は「マイケルは愛を渇望する青年」と役どころを紹介しつつ、「マイケルの抱える『自分って何者だろう』という想いと、僕が追求する『お芝居って何?』という問いかけがリンクする瞬間がありました」と稽古を振り返る。寺脇はそんな井之脇を優しく見つめながら「感性が素晴らしく、気持ちでぶつかってくる芝居をしてくれる座長」「僕は還暦を迎えましたが、20代だった頃を思い出して芝居の原点に戻れた」と賛辞を送っていた。上演時間は約100分(休憩なし)。東京公演は5月22日(日)まで。その後、25日(水)に愛知・刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール、28日(土)に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールと巡演する。チケット発売中。取材・文:岡山朋代
2022年05月06日舞台『エレファント・ソング』が2022年5月4日(水・祝)から5月22日(日)まで東京・パルコ劇場で上演され、その後、愛知、大阪公演が実施される。井之脇海、寺脇康文らが出演し、宮田慶子が演出を務める。診察室で繰り広げられる“心理戦”を描く舞台『エレファント・ソング』は、2002年にカナダの作家、ニコラス・ビヨンが発表した作品。2003年から2010年にかけてモントリオールを中心に上演され、その後、舞台・朗読がオーストラリア、ロンドン、ニューヨーク、韓国など世界各地で上演された。また、世界の映画祭で受賞歴のあるカナダの映画監督、グザヴィエ・ドランによって2014年に映画化されたことでも知られる。『エレファント・ソング』で描かれているのは、精神病院の診察室で繰り広げられる“心理戦”。劇中では、突然失踪した精神科医・ローレンスの所在を知ろうとする病院長・グリーンバーグと、ローレンスが失踪前最後に診た患者・マイケルによる緊張感溢れる〈ゲーム〉が展開される。〈ゲーム〉の果てに待ち受ける、悲しく衝撃的な真実とは?患者役に舞台初主演の井之脇海、病院長役に寺脇康文■マイケル(井之脇海)ローレンス医師が担当していた患者。ローレンス医師が姿を消した事情は知っているらしいが、グリーンバーグ院長に問われても失踪とはまるで関係のない「象」にまつわる無駄話をして彼を翻弄する。誰よりも愛情を渇望しながら、他人を操ろうとする“普通ではない青年”。主人公・マイケル役を演じるのは、ドラマ・映画など話題の映像作品への出演が耐えない井之脇海。『エレファント・ソング』で舞台初主演に挑む。■グリーンバーグ(寺脇康文)マイケルと対峙する精神病院の院長。マイケルからローレンス医師の失踪理由を聞き出そうとするが、取引を持ちかけられる。取引の条件は3つ。「ミス・ピーターソンには、この件に一切介入させないこと。」「自分の患者カルテを読まないこと。」「真実を話したご褒美にチョコレートをくれること」。グリーンバーグ役は、シリアスからコメディーまで多彩な作品で存在感を放つ寺脇康文が担当。『恐竜と隣人のポルカ』以来、約14年ぶりにパルコ劇場に登場する。■ピーターソン(ほりすみこ)マイケルとの普段のやり取りに辟易している看護師。グリーンバーグ院長に、「マイケルは普通とはちょっと違います。見くびらない方がいいですよ。弄ばれますよ」と伝える。ピーターソン役にはほりすみこを起用。劇団天真爛漫、劇団扉座を経て、2013年から演劇ユニット「なゆた屋」を主宰するほりすみこが驚くべき結末が待ち受ける心理スリラーを盛り上げる。演出に宮田慶子演出を務めるのは、翻訳劇、近代古典、ストレートプレイ、ミュージカル、 オペラと多様な作品を手掛けてきた宮田慶子。精神病院の診察室という“密室”で展開される、緊迫感溢れる会話劇をどのように描くのか、期待が高まる。公演概要PARCO PRODUCE 2022『エレファント・ソング』作:ニコラス・ビヨン翻訳:吉原豊司演出:宮田慶子出演:井之脇海、寺脇康文、ほりすみこ■東京公演上演期間:2022年5月4日(水・祝)~5月22日(日)会場:パルコ劇場住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ8階チケット料金:9,000円(全席指定)、U-25 チケット 5,000円※観劇時25歳以下対象、要身分証明書(コピー・画像不可、原本のみ有効)、当日指定席券引換 「パルステ!」、チケットぴあにて前売販売のみの取扱いチケット発売日:2022年4月2日(土)チケット取扱:PARCO STAGE スマホアプリ「パルステ!」、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット※各プレイガイドでのチケット取扱いは先行販売、一般発売ともWeb限定。問い合わせ先:パルコステージTEL:03-3477-5858(時間短縮営業中)■愛知公演上演日程:2022年5月25日(水)18:30開演会場:刈谷市総合文化センター アイリス大ホール住所:愛知県刈谷市若松町2-104チケット料金:9,000 円(全席指定)※未就学児の入場不可チケット発売日:2022年4月23日(土)10:00チケット取扱:キョードー東海 TEL 052-972-7466、キョードー東海TICKETS ONLINE、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス、CNプレイガイド TEL 0570-08-9999、セブンチケット セブン-イレブン店内マルチコピー機問い合わせ先:キョードー東海TEL:052-972-7466(月~金 12:00~18:00、土 10:00~13:00※日曜・祝日は休業)■大阪公演上演日程:2022年5月28日(土)13:00開演/17:00開演会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール住所:大阪府大阪市中央区大阪城3-6チケット料金:9,500円(全席指定)※未就学児の入場不可 ※営利目的の転売禁止チケット発売日:2022年4月29日(金・祝)10:00チケット取扱:チケットぴあ(Pコードード:511-677)、ローソンチケット(Lコード:53792)、イープラス、CNプレイガイド、楽天チケット問い合わせ先:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(11:00~16:00※日祝休業)
2022年04月17日岸谷五朗と寺脇康文による演劇ユニット・地球ゴージャスが、今は亡き歌姫・本田美奈子.を主演に迎えて2004年に初演、翌年にアンコール上演された「クラウディア」。桑田佳祐が書き下ろした「FRIENDS」ほか、サザンオールスターズの数々の楽曲で綴る日本ミュージカル界の至宝とも呼ぶべき作品が、キャストを一新してよみがえる。敵対民族の女性との愛に翻弄される剣士・細亜羅(ジアラ)役をWキャストで演じる大野拓朗、甲斐翔真に話を聞いた。共演はないが、共にミュージカル『ロミオ&ジュリエット』でロミオ役の経験があり、また同じ身長(185㎝)でもある2人。キャラクター性にもある共通点が。大野お芝居の方向性やキャラクターの持っていき方が、甲斐くんと僕とはちょっと似てるなって。そしてたとえるなら、彼は端正なゴールデンレトリバー。僕はハッピーなゴールデンレトリバーって言われるんですよ(笑)甲斐同じ犬種なんですね(笑)。僕のロミオに大野くんのロミオの影が見えると言われたことがあったのでやっぱりある意味、似ているんでしょうね。大野今までは雰囲気が違うWキャストの方とご一緒させていただくことが多かったんですけど、今回は雰囲気は似ているけど年齢だけが大幅に違う。そこでどういう違いが出てくるのか楽しみ。音楽劇『クラウディア』に出演の大野拓朗あらすじからは『ロミオ&ジュリエット』を想起させるが、甲斐はロミオとの違いをつかみかけている様子。甲斐ロミオはとにかくジュリエットが好きな一心の、世間知らずな若者。それに比べるとジアラは年齢も考え方も大人だし、本物の愛というものもたぶん知っていた。そしてクラウディアという女性との出会いでもっとすごい愛を知ったけれども、その愛を追求するには戦いから逃れることができず……という。表面上では和製『ロミジュリ』と感じるかもしれませんが、深く知るとそうじゃない、別の中味があるんですよというのを今のうちに言っておきたいです(笑)。大野『クラウディア』は岸谷さんの手掛ける“反戦三部作”の中のひとつの作品で、いま上演することにとても意味を感じます。殺陣や歌、衣裳を最大限に生かし表現をする世界観を通して、観てくださった方が、『大切なことは何か』を感じ取ってくれたら嬉しいです。“本物の愛”を彩るのは、「真夏の果実」などの名ナンバー。大野サザンオールスターズの素晴らしさはエンターテインメント性。桑田さんの歌声も明るい曲では本当に楽しそうで、しっとりした歌だとめちゃくちゃ胸に響く。1曲1曲それぞれがすごい作品になっていますよね。『クラウディア』はサザンオールスターズの楽曲で綴るジュークボックスミュージカル。ジュークボックスミュージカルはブロードウェイでも流行っていて、自分自身も挑戦したいという気持ちがあったので楽しみです、とっても。甲斐実は桑田佳祐さんの年越しライブに行かせていただいたんですが、3時間のステージの一瞬も飽きなかった。なんでしょうね、あの遊び心。僕の2022年はサザンから始まったので、責任を持ってこの『クラウディア』を頑張ります!音楽劇『クラウディア』に出演の甲斐翔真岸谷&寺脇は出演せず、彼ら若いキャスト陣に地球ゴージャスのスピリットを託す。普遍のメロディで18年ぶりに語られる不変の愛の物語は、今の観客にどう映るだろう。取材・文:武田吏都 撮影:石阪大輔■日程・東京公演2022年 7月4日(月)~24日(日) 東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)・大阪公演2022年 7月29日(金)~31日(日)森ノ宮ピロティホール■チケット情報
2022年03月29日PARCO PRODUCE 2022『エレファント・ソング』が5月4日(水・祝)〜5月22日(日)、PARCO劇場で上演される。この度、本作のメインビジュアルとティザームービーが公開された。本作は診察室を舞台に繰り広げられる緊張感溢れる心理スリラー。失踪した精神科のローレンス医師の所在を探るため、彼が担当していた患者・マイケルとの面談を試みるグリーンバーグ院長。マイケルは真相を知っているのか、何が真実で、何が嘘なのか。そして彼の目的とは。この脚本は2002年にカナダの作家ニコラス・ビヨンによって書かれ、2003年から2010年にかけてモントリオールを中心に上演された。その後、舞台と朗読がオーストラリア、ロンドン、ニューヨーク、韓国など世界でも上演。また、世界の映画祭で受賞歴のあるカナダの映画監督で俳優のグザヴィエ・ドランがこの本に惚れ込み、2014年には自身が主演を務めて映画化されたことでも知られている。一筋縄ではいかない精神患者マイケル役を演じるのは、初の舞台主演となる井之脇海。失踪したローレンス医師の所在を探るべく彼の担当だったマイケルとの対話を試みるグリーンバーグ院長役には、ベテラン実力派俳優の寺脇康文。マイケルとの普段のやり取りに辟易している看護師役に、ほりすみこ。3人の老若男女の実力派俳優たちで展開する見ごたえのある緊迫した会話劇に期待だ。ビジュアルとティザームービーは、4月2日(土)からのチケット発売開始に向けて公開された。互いの疑心暗鬼を感じるとともに、緊張感漂う仕上がりとなっている。■公演情報PARCO PRODUCE 2022『エレファント・ソング』<東京公演>2022年5月4日(水・祝)〜5月22日(日)会場:PARCO劇場チケット料金:9,000円(全席指定・税込)U-25チケット:5,000円 [観劇時25歳以下対象、要身分証明書(コピー・画像不可、原本のみ有効)、当日指定席券引換 / 「パルステ!」、チケットぴあにて前売販売のみの取扱い発売日:4月2日(土)<愛知公演>2022年5月25日(水)18:30開演会場:刈谷市総合文化センター アイリス大ホールチケット料金:9,000円(全席指定・税込)※未就学児の入場不可発売日:4月23日(土)10:00~<大阪公演>2022年5月28日(土)13:00開演 / 17:00開演会場:COOL JAPAN PARK OSAKATTホールチケット料金:9,500円(全席指定・税込)※未就学児の入場不可※営利目的の転売禁止発売日:4月29日(金・祝)10:00~
2022年03月24日2018年に上演され、朝夏まなと&神田沙也加がイライザ役、寺脇康文&別所哲也がヒギンズ役を演じ好評を博した『マイ・フェア・レディ』。オードリー・ヘップバーン主演の映画でも知られる本作は、1963年に日本で初めて上映されたブロードウェイ・ミュージカルとしても名高く、半世紀以上にわたり愛され続けている。朝夏と神田はミュージカル『王家の紋章』でのライバル役競演も記憶に新しいが、舞台を降りると「まぁちゃん(朝夏)」「さーちゃん(神田)」と呼び合う仲。息ぴったりのふたりに公演への意気込みを聴いた。『マイ・フェア・レディ』は、ロンドンの下町で暮らす花売り娘イライザが、言語学者ヒギンズ教授の猛特訓で、上流階級の貴婦人にも引けをとらないレディに変身していくというストーリー。本作が長年愛される理由を、朝夏は「ひとりの女性が夢を持って成長していく普遍的な物語。観て清々しい気分になれる」、神田は「単なるシンデレラストーリーではなく、イライザとヒギンズが対等に学び合い、人間として成長していく、時代を先取りした展開も魅力的」と語り、続けて互いのイライザ役について、「さーちゃんが演じるイライザは、大柄な別所さんに負けないくらいの迫力。持ち前の賢さも投影されていて素敵です」(朝夏)、「まぁちゃんは、可憐な役から怖い役、妖艶な役まで信じられるカメレオンみたいな女優さん。イライザ役は、まぁちゃんの幅広い演技を1作品で楽しめます」(神田)とお互いを見つめながら語ってくれた。今回の新たな見どころの1つは、2018年版の朝夏・寺脇、神田・別所コンビから、朝夏・別所、神田・寺脇コンビへとカップリングが変わること。「コンビの愛称が“てらまぁ”と“べっかん”から“てらかん”と“べつま”になる(笑)」と笑顔を浮かべ、「パートナーが入れ替わっての舞台はどんな化学反応が起こるか楽しみ」と口を揃える。本作は朝夏にとって、宝塚退団後初めて女優として立った舞台。「『階段を降りる時、肩で風を切っているよ』と先輩に言われたりして(笑)。すべてを模索した、女優としての原点ともいえる作品です」。一方、観客として全国遠征もした経験もある神田にとっては「バージョンごとの台詞や歌詞を言えるくらい」一番好きなミュージカル。「別の意味での原点」と言える作品だとか。「あれから3年間、互いにいろいろな舞台を経験したことで、また新たな発見があると思う」(朝夏)。「ダブルキャストでは同じ舞台に立つことができないが、直前の「王家の紋章」でまぁちゃん(朝夏)と舞台に立った経験がいい影響を与えてくれるのでは」(神田)というように、二者二様、それぞれに進化したイライザに出会えるのが楽しみだ。福岡公演は、2022年1月19日(水)~28日(金)博多座にて。チケットは12月4日(土)より発売開始。その他、全国各地で公演あり。
2021年11月24日ミュージカル『マイ・フェア・レディ』の初日前会見が14日に東京・帝国劇場で行われ、朝夏まなと、神田沙也加、寺脇康文、別所哲也、前山剛久、寺西拓人が取材に応じた。オードリー・ヘップバーン主演の映画版でも広く親しまれている同ミュージカルは、ロンドンの下町の花売り娘が、言語学者のレッスンで、見違えるように麗しい貴婦人に変貌するという物語。1963年に日本で初めて上演されたブロードウェイミュージカルで、2009年以来12年ぶりにミュージカルの殿堂・帝国劇場にて上演される。ミュージカル『王家の紋章』にも出演していた前山は「立つたびにこの劇場の歴史を感じて、毎度緊張しております」と帝国劇場への思いを表す。「僕がボイストレーニングを始めた際に、最初に練習した楽曲が(『マイ・フェア・レディ』)の『君が住む街』でして、とても縁を感じております。練習していた楽曲をこの帝国劇場で歌えるということ。本当に幸せに思っているので、フレッシュに頑張りたいなと思っております」と意気込んだ。『Endless SHOCK』などの作品で同劇場にも定期的に出ている寺西は、質問の度に「フレディ役の寺西拓人です」と名乗り、周囲からはツッコミも。「一応、僕はジャニーズ事務所に所属しておりまして、本当にありがたいことに、ジャニーズの公演でたくさん帝国劇場にも立たせていただいてるんですけども、こういう作品だと本当に雰囲気が違って見えて、また違った作品で戻ってこられたのをすごく幸せだなと思っております」と喜ぶ。「『SHOCK』でもお世話になっている(堂本)光一くんに、この舞台の出演が決まったことを話したら色んなアドバイスを下さって、『ジャニーさんからもらったものを大切に』とか『見てくれてる人は見てくれている』とか、たくさん言っていただいたので、その言葉を胸にしっかり走り抜けられたらと思います」と感謝していた。稽古場のエピソードを聞かれると、前山は「フレディはイライザに恋をしている役なので、演出のG2さんから『まっすぐ恋をしろ』と言われていたんですが、イライザとのシーンの稽古中に、後ずさりしてしまったんです。『なんで後ろに行くんだ、恋してないのか』と言われて、『いや、恋してます! だって、めっちゃかわいいですもん』と言ったら、褒めたのに、なぜかさーやさん(神田)からエアビンタされまして……なんでビンタしたんですか?」とその場で質問する。神田は「後ずさりされたので、なんで拒否されたんだろうと思ったら褒められたので、その切り返しの速さに私も戸惑ってしまって、手が出ました」と苦笑し、前山は「マスクで表情がわからなくて、怒ってるのかなと悩んでたので、今聞けて良かったです」と安堵。また寺西は「年末年始をまたぐ舞台が初めてで、私事で申し訳ないんですけど、12月31日が僕、誕生日でございまして。こういう状況なので、もちろんそういうのはないんですけど、そういった楽しみもちょっとあります」と稽古場とは関係ないエピソードで、周囲は戸惑っていた。「今年の漢字」を聞かれると、前山はエアで筆を操り「『愛』と書かせていただきました。コロナ禍でなかなか舞台に来るのも大変な時期が続いている中で来る原動力だったり、僕らも舞台に対する愛だったり、人に対する愛だったりを感じ、その愛を大切に生きた年だった」と振り返る。一方、寺西は「『唾』です」と表し、周囲は「え〜!?」と爆笑。寺西は「週2回、3回(検査を)やって。今年、本当に何が違ったかって、唾液を出す量だと思って。最初はちょっとこぼしちゃってアルコールで拭いたりしていたけど、今はもう細い口に垂らせるし、目盛りを見ながら『こんぐらいだな』と口の中で調節したらぴったり、みたいな。それくらい唾液慣れしている自分がいました。唾液関係のお仕事があったらよろしくお願いします」と頭を下げていた。東京公演は東京・帝国劇場にて14日〜28日、ほか埼玉、岩手、北海道、山形、静岡、愛知、大阪、福岡で2022年1月28日まで公演を行う。写真提供/東宝演劇部
2021年11月15日ミュージカル『マイ・フェア・レディ』の初日前会見が14日に東京・帝国劇場で行われ、朝夏まなと、神田沙也加、寺脇康文、別所哲也、前山剛久、寺西拓人が取材に応じた。オードリー・ヘップバーン主演の映画版でも広く親しまれている同ミュージカルは、ロンドンの下町の花売り娘が、言語学者のレッスンで、見違えるように麗しい貴婦人に変貌するという物語。1963年に日本で初めて上演されたブロードウェイミュージカルで、今回2009年以来12年ぶりにミュージカルの殿堂・帝国劇場にて上演される。ミュージカル『王家の紋章』に出演していた朝夏は「先日までこの帝国劇場でエジプトの世界にいたんですけど、今はもうすっかりイギリスの『マイ・フェア・レディ』の世界になっておりまして、またこの帝国劇場に合わせていただけるのがとても幸せです」と喜びを表す。同じくミュージカル『王家の紋章』に出演していた神田は「帝国劇場には今年2回目で、こうしてまた立たせていただけることもそうですし、前回(『マイ・フェア・レディ』に)参加させていただいた時も、前田美波里さんと『帝国劇場でやりたいね』という話をしていたので、それが叶ってすごく嬉しいです」と喜んだ。寺脇は「僕はG2さんの演出になってから今回4度目の上演なんですが、今回感じている深みが2つありまして、1つはやっぱり、脚本の深み。4回やってもまた気づくところがあって『やっとわかった』いう部分、『ここはこういうことだったのか』という部分があったりする。もう1つは感情の面での発見で、『ここはこういう気持ちになるのか』というのも新たにあって、本当に深みがある作品だと思っております」としみじみ。別所は「僕は、この帝国劇場は『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』という大作に出させていただいて、その作品以来、こうやってまた歴史上に名を刻んでいる『マイ・フェア・レディ』という作品で、再演という形で劇場に戻らせていただいて大変光栄に思っております」と語る。前山&寺西について別所は「横にいるフレディもフレッシュで、20年前だったら、僕はフレディができたかなと思いながら見ています」と見守りつつ、「僕にはフレディのフレッシュさはないかもしれませんが、琥珀色の男を演じられたらと思います」と意気込んだ。今回はチームが分かれており、朝夏が「私たちは『べつまーたく』チーム(朝夏・別所・寺西)と呼ばれておりまして……」と明かすと、神田も「私たちは『かんてらまえ』(神田・寺脇・前山)」と紹介し、キャスト陣からは「バス停みたい」という声も。神田は「不安な状況下ではありますけれども、とにかく1月末までちゃんと完走がテーマ。しっかり自己管理して行きつつ、その自己管理がぎゅっと強力なものとなって、そして協力し合って最後を迎える景色が見られるといいな、と。何より12年ぶりに帝劇で上演されることが、きっと出演していなかったとしてもすごく嬉しくて、お客様としても絶対見に来ていると思う」と思い入れたっぷり。「帝劇にはよく神様がいるなんて言いますけれども、その神様がすごく大変な中、たくさん頑張った演劇人の先輩方だったりを見守って優しく最後まで送り出してくれるといいなと、願ってやみません」と思いを表していた。東京公演は東京・帝国劇場にて14日〜28日、ほか埼玉、岩手、北海道、山形、静岡、愛知、大阪、福岡で1月28日まで公演を行う。写真提供/東宝演劇部
2021年11月15日アイドルグループ・SixTONESのジェシー、俳優の寺脇康文が3日、東京・TBS赤坂ACTシアターで行われた舞台『スタンディングオベーション』公開ゲネプロ&取材会に出席した。秋元康氏が企画・原作・脚本を手掛ける本作は、殺人犯が紛れ込んだというまさかの災厄に巻き込まれた『ジョージ二世』という作品の危機を描きつつ、関わる出演者、スタッフのドタバタと葛藤と成長を描いた物語。舞台『ジョージ二世』は観客からスタンディングオベーションを得ることができるのか。デビュー後初の舞台出演、そして単独初主演となるジェシーは、ジョージ二世役のイケメン俳優を演じ、寺脇は刑事役を演じる。ジェシーは「ド緊張です。このタイミングだとは思わなかったですね。メンバーの(京本)大我が舞台メインでやっているので、僕はバラエティでずっとふざけていくのかなと思ったら。え! ドッキリ!? って。ドッキリ最近多いので」と主演にびっくり。「(緊張は)とれてないです。これからほぐしていきたい」と心境を明かした。ジョージ二世を演じる俳優役であるジェシーの華やかな衣装もポイント。ジェシーは「普段の衣装とはまた違ったいろいろな重みがあります。座長というプレッシャーもかかえながらこの素晴らしい衣装を……」と話し、寺脇は「普段着から派手だから違和感ない」と笑った。また、ジェシーはセリフの多さに「びっくりした」と言い、「自分でもよく入れたなと。ソファで6度寝くらいしながら必死に覚えました」と苦労を告白。「皆さんお上手すぎてびっくりして、大丈夫かなって不安だった」と打ち明けるも、寺脇は「華があり、大胆かつ繊細。ダイナミックかつセンシティブという、両面を持っている」と絶賛した。2人が毎日LINEでやりとりしていることも明らかに。寺脇は「律儀に毎日LINEくれるんですよ」と話し、ジェシーは「『自信を持ってやればいいよ』『どんどんよくなっているよ』って毎日LINEをしていただいて励みになります」と感謝した。そして、報道陣から「自信になりましたね?」と振られると、「ジェシーだけに自信あります!」とガッツポーズ。寺脇のあまりの優しさに、「どんだけ優しいんだよ!」と家で独り言をつぶやいたことも明かした。そして、ジェシーは「感謝ですね。大変な状況のなかでお客さんが来てくれる。僕たちも不安ですけど、エンターテインメントはやっていかないと。とにかく健康第一、安全第一でやりますし、心が動いて、明日も頑張ろう、コロナに負けないように生きていこうと思っていただけたら」とメッセージ。寺脇も「座長の言う通り」と同調し、「当たり前のことが当たり前じゃないと改めて気づかしてくれている。でも前に進まないといけない」と語った。取材会で終始、息ぴったりだった2人。寺脇は「馬は合います。まず2人ともモノマネ好き。(ジェシーは)ものすごい上手です」と言い、2人で「漫才コンビ組みますか」「M-1でもなんでも出ましょう」といったやりとりも。取材会の最後は、「『スタンディングオベーション』成功させましょう! ズドン!」と、ジェシーのおなじみのギャグを2人で披露し締めくくった。同舞台は、8月3日~29日に東京・TBS赤坂ACTシアター、9月4日~7日に京都・京都劇場で上演される。
2021年08月03日舞台『スタンディングオベーション』(企画/原作/脚本:秋元康)のゲネプロ及び取材会が8月3日、会場となる東京・TBS赤坂ACTシアターで行われ、主演を務める人気アイドルグループSixTONESのジェシーが出席した。デビュー後初となる舞台出演にして、初の単独主演・初座長公演となる本作。「ド緊張ですよ。プレッシャーも抱えながらですが、これから少しずつ解していきたい」と表情を引き締めた。ジェシーが主人公を演じる舞台『ジョージ二世』の公演中、劇場に殺人犯が紛れ込んだことから、出演者やスタッフ、事件を捜査する刑事らが思わぬ事態に巻き込まれる。無事に舞台の終演&事件の解決を迎え、会場内が“スタンディングオベーション”に包まれるかが大きな見どころとなっている。演出はウォーリー木下。脚本は、演劇集団Z-Lionを主宰する粟島瑞丸が手がける。東京公演は4度目の緊急事態宣言下の開幕となるが、「厳しい状況だからこそ、お客様にとっては見に来られたという感動もあると思いますし、僕らも不安がありますが、落ち込んでいても何も始まらない」と思いを明かし、「安全第一、健康第一で僕らがエンターテインメントをやっていかないと。お客様も参加できる仕掛けになっているので、最後は会場全体がひとつになって、スタンディングオベーションが生まれれば」と抱負を語った。秋元氏とはリモートで言葉を交わしたといい「大切なのは、ジェシーのファン以外がどうファンになってくれるかだとおっしゃっていた。自分自身も今までとは違うジェシーを出せていると思う」と新境地をアピール。さまざまな世代の声を演じ分ける場面もあり「声帯6個くらいほしい」と笑いを誘った。取材会には刑事役で共演する寺脇康文が同席し、「華を持っているし、大胆かつ繊細。何より真面目」とジェシーの魅力と人柄を絶賛。稽古中から互いに連絡を取り合っているといい、ジェシーが「寺脇さんは本当に優しいんですよ。『自信を持って、どんどん良くなっているよ』という言葉をいただき、励みになります」と感謝を示すと、寺脇は「律儀に連絡をくれるんですよ」とうれしそうに話していた。取材・文・写真=内田涼■公演情報『スタンディングオベーション』<東京公演>8月3日(火)~29日(日)会場:TBS赤坂ACTシアター全34回公演<京都公演>9月4日(土)~7日(火)会場:京都劇場全6回公演チケット料金:S席11,500円A席9,500円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)<プレイガイド>東京公演:ACTオンラインチケット: ローソンチケット: 京都公演:ACTオンラインチケット: イープラス:
2021年08月03日秋元康氏が企画&原作を手がけ、アイドルグループ・SixTONESのジェシーが主演を務める舞台『スタンディングオベーション』のメインキャストおよび公演詳細が26日、発表され、キービジュアルも公開された。『あなたの番です』(日本テレビ・2019)で一級のサスペンスドラマを、『共演NG』(テレビ東京・2020)で芸能界のタブーを逆手に取った傑作コメディを立ち上げた秋元氏。数多くの名曲を世に送り出してきたヒットメイカーとしてはもちろん、ストーリーテラーとしても高い評価を受けている秋元氏が、演劇において新たな話題作を世に放つ。主演は、SixTONES のジェシー。2020年にSixTONESのメンバーとしてデビューして以来、アーティスト活動に留まらず、CMやバラエティ番組など幅広く活躍するジェシーの、デビュー後初となる舞台出演であり、グループの枠を飛び出し単独初主演・初座長公演となる。共演には、舞台・映画・ドラマといずれのジャンルでも活躍している寺脇康文、元宝塚歌劇団雪組トップスターで、退団後も舞台を中心に活動している水夏希、数多くの名作に出演し、現在放送中の日曜劇場『ドラゴン桜』にも出演している木場勝己、さらに清水くるみ、有川マコト、小林タカ鹿、牧田哲也と、若手からベテランまで、実力派かつ個性豊かな共演者が顔をそろえた。演出は、ストレートプレイやミュージカルにとどまらず、演劇とライブの融合や、言葉に頼らないノンバーバルパフォーマンスなど従来の“演劇”という概念を超えた新しい挑戦をし続けているウォーリー木下氏。脚本は、演劇集団Z-Lionを主宰し、近年はドラマや映画の脚本も手掛け、自身も俳優として活躍する粟島瑞丸氏が務める。本作は、殺人犯が紛れ込んだというまさかの災厄に巻き込まれた『ジョージ二世』という作品の危機を描きつつ、関わる出演者、スタッフのドタバタと葛藤と成長を描いた物語。果たして舞台『ジョージ二世』は観客からスタンディングオベーションを得ることができるのか。公開されたビジュアルで、“コメディ”に相応しい、凛々しくも可笑しいジョージ二世=ジェシーの姿がお披露目された。同舞台は、8月3日~29日に東京・TBS赤坂ACTシアター、9月4日~7日に京都・京都劇場で上演される。
2021年05月26日