「SoftBank 5G」と「ドラえもん」がコラボした新TVCM「のび太登場」篇が7月1日(水)より全国でオンエア。“のび太”には、堺雅人と鈴木福が扮している。ブルース・ウィリスがドラえもんを演じている本TVCMシリーズ。その新作となる今回の新CMでは、前回引っ越し先を間違えたドラえもんが破壊してしまった白戸家の屋根から、タケコプターで出てくるところからスタート。そして、引っ越しの荷物を新居に運んでいた鈴木さん扮する15歳ののび太、のび太のパパ(小手伸也)、ママ(渡辺江里子)たちと合流。そこへドラえもんを追いかけてきた白戸家の家族も外に出てきて、お隣さんとなった白戸家、野比家の両家初顔合わせがついに実現。さらに、「これ、タイムマシン?」とアヤ(上戸彩)が聞いたその瞬間、堺さん演じる45歳ののび太が飛び入り参加。そんな混乱状態で締めくくられる。2月某日に撮影されたという本CM。撮影では、タイムマシンになっている机の引き出しからドラえもんたちが出てくる、漫画やアニメでもお馴染みのシーンで、「あ、あれ? あ、、、」となかなか引き出しから出てこれない様子を演じる堺さんを見て、カットがかかると思わず白戸家メンバーも大爆笑。白戸家と野比家が入り乱れて言い合いになるラストカットでは、全員一斉にアドリブで会話するシーン以外に、1人だけセリフを発声し、ほかの人は口パクで演じるという撮影を1人ずつ順番に行ったそうで、よりカオスな状態を演出したいという監督の意向で、次第に周りの共演者がパントマイムで面白い動きをして、1人だけセリフを発声しているメンバーを笑わせようとする流れに。特に、堺さんがその場で相撲の四股を踏み始めた場面では全員、お芝居どころではなくなり、大爆笑となった。のび太役に挑戦してみて堺さんは「ドラえもんは子供の頃からとても好きな番組だったので光栄です。こんな日も来るんだと。タイムマシンがあったら、当時の自分に教えてあげたいですね」と喜び、鈴木さんは「髪を切って、衣装を着て、メガネをかけたら、自分でも『あ、のび太だ』と思いました(笑)。特にメガネをかけると、自分がのび太という別のキャラクターになる感じがして、すごく楽しかったです」と演じてみた感想を語る。「監督からあんまり原作に寄せ過ぎないとうかがったので、そこまでパパらしさは意識しませんでした」という小手さんだが、渡辺さんは「でも、小手さんの背中のラインとか、なで肩のフォルムがのび太のパパにすごく似ている」と反応。そして「私も元々のび太のママに似ていると言われたことがあって。メガネを外すと目が数字の『3』になっちゃうところとか、私もド近眼なので、シンパシーを感じていたんですけど、こういう形でのび太のママ役をさせていただいて、ものすごくうれしく思っています」と参加を喜んだ。ソフトバンク 5Gって ドラえもん?新テレビCM「のび太登場」篇(15秒・30秒)は7月1日(水)より全国にて放送開始。(cinemacafe.net)
2020年06月30日俳優の堺雅人が、7月1日より放送されるソフトバンクのテレビCM「5Gって ドラえもん?」シリーズ最新作「のび太登場」篇(15秒・30秒)に、45歳の野比のび太役として出演。さらに、15歳の野比のび太役を鈴木福、のび太のパパ役を小手伸也、ママ役を阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子が演じている。5G(第5世代移動通信システム)のブランドである「SoftBank 5G」と『ドラえもん』がコラボレーションしたテレビCM「5Gって ドラえもん?」シリーズ。主人公のドラえもん役としてハリウッド俳優のブルース・ウィリスを迎え、第1弾の「登場」篇では、お馴染みの白戸家のメンバーである樋口可南子、上戸彩、ダンテ・カーヴァー、お父さんと共演した。その続編となる今回の「のび太登場」篇は、前回、引っ越し先を間違えたドラえもんが破壊してしまった白戸家の屋根からタケコプターで出てくるところから物語がスタート。その後、引っ越しの荷物を新居に運んでいたのび太たちと合流すると、そこへドラえもんを追いかけてきた白戸家の家族も外に出てきて、お隣さんとなった白戸家、野比家の両家初顔合わせが実現する。「引っ越してきた野比のび太です」「父です」「母です」とあいさつする野比家の3人に、「じゃ、ホントにドラえもん一家がお隣に?」とうれしそうな表情を浮かべるお母さん(樋口可南子)。すっかりテンションが上がったアヤ(上戸彩)とお兄ちゃん(ダンテ・カーヴァー)も、引っ越し中ののび太の机を指差し、「これ、タイムマシン?」と反応する。次の瞬間、ふいに机が振動し、引き出しの中からメガネ姿の男性が登場。白戸家のお父さんが「誰だ! お前は!」と尋ねると、なかなか引き出しから出られず、あたふたしていた男がようやく「45歳の、のび太です」と自己紹介し、思いも寄らない展開に、「えー!!」と一斉に声を上げて驚く両家。最後は「複雑だ!」「キャラ多すぎ!」「ちょ、ちょっと一回整理しましょう…」などと、混乱状態の両家を映し出したカットで締めくくられる。「あ、あれ?あ、、、」となかなか引き出しから出てこれない様子を演じる堺を見て、カットがかかると思わず白戸家メンバーも大爆笑。さらに、監督から堺に対して「あ、どうも! みたいな軽いノリで出てくると面白そうですよね」という演技プランの説明が出た際にも、「よっ、ほっ、よっ」と言いながら、まごまごして引き出しから出られずに前に倒れてしまうという、危なっかしい演技を披露。派手にこけてしまうドタバタ劇で、どじなのび太のキャラクターを見事に演じきると、周りのスタッフも大笑いしながら、堺のコミカルなお芝居を見つめていた。堺は、のび太役について「ドラえもんは子供の頃からとても好きな番組だったので光栄です」と喜び、「こんな日も来るんだと。タイムマシンがあったら、当時の自分に教えてあげたいですね。大人になったら、のび太の役をすることになるよと。アニメも見ていましたが、特に漫画は繰り返しコミックスを読んでいました」とドラえもん愛を告白。また、「もしもドラえもんのひみつ道具が使えるとしたら?」という質問に、「『タイムトンネル』とか、『タイムふろしき』とか、『タイムマシン』とか、時間を行き来するひみつ道具を使ってみたいですね」と答え、「死んだ人に会いに過去へ行ったり、生まれて来る子供の将来をのぞくために未来へ行ったり知りたいような、知ると怖いようなところもありますけどね。自分のことで言うと、どの食べ物に気をつけないとこの病気になってしまうとか、そういうのが詳しく分かりそうです。あの時に食べた物が良くなかったから病気になったとか、あの時に腰をねじったから今も痛いんだとか」と語った。
2020年06月30日新型コロナウイルス感染症の影響を受け、緊急事態宣言の解除まで多くの施設が休業していた日本。神奈川県にある小田原城址公園も、長らく休館・休園をしていました。2020年5月20日には、小田原市のFacebookが『小田原城址公園からのお知らせ』としてポスターを投稿。同年6月1日に開館・開園するまで、もうしばらく待っていてほしいことを告げているのですが、「表現が秀逸」と注目を集めました。-【小田原城址公園からのお知らせ】小田原城址公園内の各施設はもうしばらく休園致します。外出自粛が終わったら、また小田原城へお越しください!1日でも早く皆様とお会いできるよう、今はおうちでの「籠城」にご協力お願いします。...小田原シティプロモーションさんの投稿 2020年5月20日水曜日-【小田原城址公園からのお知らせ】小田原城址公園内の各施設はもうしばらく休園致します。外出自粛が終わったら、また小田原城へお越しください!1日でも早く皆様とお会いできるよう、今はおうちでの「籠城」にご協力お願いします。...小田原シティプロモーションさんの投稿 2020年5月20日水曜日小田原城址公園内の各施設は、もうしばらく休館致します。430年ぶりの籠城戦小田原城小田原シティプロモーションーより引用休館を『籠城(ろうじょう)戦』と表現しています…!豊臣秀吉の軍勢に攻められた際、小田原北条氏は守備を固めた状態で城内に立てこもり、3か月間応戦。その時とコロナウイルスに攻められている人類の今をなぞらえて、『籠城戦』と表現したのでしょう。ポスター右端に書かれている、『長陣、苦労察入候共、此節少も油断有間敷事(長期戦で大変だが、今は気を緩めないようにしよう)』という北条氏直の言葉も胸にしみます。こちらのポスターはネット上でたちまち評判となり、「めっちゃいいポスター」「今回は絶対に負けないぞ!」などの声が上がっています。市の投稿によると、6月1日に開館・開園になっても、感染拡大防止の観点から『小田原城NINJA館(歴史見聞館)』と『こども遊園地』は引き続き休館・休園。開館・開園する施設についても一部利用の制限を行うとのことです。また、当分の間は県外からの来場は遠慮してほしいとのこと。感染の心配がなくなり、以前通りの小田原城を眺められる日が早く来るといいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月31日堺雅人が主人公の半沢直樹を演じる「半沢直樹」の特別総集編が4月5日(日)と12日(日)に2週連続で放送されることが決定した。4月には前作と同じく池井戸潤の「半沢直樹」シリーズから、「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」(ダイヤモンド社/講談社文庫)を原作にしたドラマが放送決定しており、堺さんをはじめ上戸彩、及川光博、片岡愛之助、北大路欣也、香川照之らの続投が発表されている。そんな中今回、この続編放送に先駆けて、前作の特別総集編をゴールデンタイムで、前後編の2週連続・地上波初放送する。「半沢直樹」特別総集編は前編:4月5日(日)21時~、後編:4月12日(日)21時~TBSにて放送。日曜劇場「半沢直樹」は4月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年03月16日「いちごだらけのデザートビュッフェ ~Very Berry Strawberries~」が、ヒルトン小田原リゾート&スパにて開催。期間は、2019年12月27日(金)から6月1日(月)までの月、金、土、日曜日および祝日限定。全16種類の苺デザートが勢ぞろい!ビュッフェ台の上には、苺を使用した16種類のデザートが登場。甘酸っぱい苺を、生クリームとスポンジに挟んだ定番ケーキ「ストロベリーショートケーキ」やヒルトン小田原の人気メニュー「ストロベリーデニッシュ」をはじめ、ピンク色のバターを流し込んだ「苺バタータルト」、ピンク一色に染まった「ストロベリーガナッシュコーン」など、見た目にもキュートなメニューがラインナップする。タピオカや和スイーツもまた小豆と苺を組み合わせた“モチモチ食感”の「苺水まんじゅう」など、苺好きにはたまらない和スイーツも登場。さらに、人気のタピオカと苺をミックスした「ストロベリー タピオカココナッツミルク」も展開される。月ごとに楽しめる、スペシャルメニューなお会場では、苺を使用した、月ごとに異なるスペシャルメニューも提供。1月は「白玉ぜんざい」、2月に「ストロベリーブリュレ」、3月は「ミニパンケーキ」、4月には「ストロベリークレープ」、5月は「苺シューアイス」を楽しむことができる。詳細いちごだらけのデザートビュッフェ ~Very Berry Strawberries~期間:2019年12月27日(金)~6月1日(月)期間中の月、金、土、日曜日および祝日限定。※3月20日~4月6日、4月29日~5月6日は、毎日特別開催。※12月31日~1月3日の開催はなし。時間:14:30~15:50、16:00~17:20(80分/2部制)※予約推奨。予約がない場合、席があくまで待つ可能性有り。料金:(月・金)1人 3,300円+税 / 子供(小学生まで) 1,650円+税(土・日・祝)1人 3,500円 / 子供(小学生まで) 1,750円+税(3月20日~4月6日 & 4月29日~5月6日の期間)1人 3,500円+税 / 子供(小学生まで) 1,750円+税※未就学児無料※ドリンクバー付き、サービス料(13%)別途【予約・問い合わせ先】TEL:0465-28-1220(レストラン予約)
2019年11月28日デザートビュッフェ「ホワイトクリスマス ピーチャの大冒険」が、ヒルトン小田原リゾート&スパにて2019年11月1日(金)から12月25日(水)までの月・金・土・日曜日および祝日に開催される。「ホワイトクリスマス ピーチャの大冒険」は、苺のデザートとクリスマスの定番スイーツをはじめ20種類のメニューを楽しめる、“苺のデザートとクリスマス”のデザートビュッフェだ。ビュッフェテーブルには、真っ白なデザートや苺のスイーツがずらり。ホテル特製の「ストロベリーショートケーキ」はクリスマス限定のアレンジ。雪の降り積もったような「ミルキーノエル」には、雪の結晶のモチーフをあしらってかわいらしい見た目に。ほかにも、鮮やかに苺をデコレーションしたココナッツムースやリース型ゼリーもラインナップする。なおデザートにはヒントを隠して、謎解きを一緒に楽しめるものとなっている。北欧に伝わる妖精トムテの「ピーチャ」を主人公に、ハラハラしつつも心温まる物語を展開。大冒険をする「ピーチャ」の手助けをしながら、デザートビュッフェを楽しんでみて。【詳細】苺とクリスマスのデザートビュッフェ「ホワイトクリスマス ピーチャの大冒険」期間:2019年11月1日(金)~12月25日(水)の月・金・土・日曜日および祝日※ただし12月24日(火)および25日(水)は特別開催時間:14:30~15:50、 16:00~17:20(80分・2部制)会場:ヒルトン小田原リゾート&スパ 本館棟1階「ザ・ロビーラウンジ」住所:神奈川県小田原市根府川583-1料金:1人 2,950円+税およびサービス料 / 子供(小学生まで) 1,400円+税およびサービス料 / 未就学児 無料※ただし12月24日(火)・ 25日(水)は、1人3,300円(子供は通常料金)。追加メニューとして、スパークリングワイン1杯とクリスマスチキン1本を提供。 【予約・問い合わせ先】ヒルトン小田原リゾート&スパ レストラン予約TEL:0465-28-1220
2019年10月14日デザートビュッフェ「ハロウィンと魔女の物語~甘いショコラの誘惑~」が、ヒルトン小田原リゾート&スパに登場。2019年9月6日(金)から10月28日(月)までの期間の月・金・土・日曜日および祝日に開催される。ヒルトン小田原リゾート&スパのハロウィンデザートビュッフェ「ハロウィンと魔女の物語~甘いショコラの誘惑~」は、“いじわるな魔女のせいで魔女の見習い・マリーの魔力が消えてしまう”という展開からスタートする物語をイメージした。謎解きストーリーと共に、デザートメニューの中に隠された“魔力を取り戻すアイテム”を見つけながらビュッフェを楽しむことが可能だ。用意するメニューは、“魔女の血”ソースがアクセントの「洋梨カスタード」やリアルな見た目な「魔女の指クッキー」、キュートな「目玉カップケーキ」や「おばけシュークリーム」などハロウィンにちなんだユニークなデザート。中でも注目は、フランス・ヴァローナ社のチョコレート“インスピレーションシリーズ”を使用したチョコレートデザート。 パッションフルーツの刺激的でエキゾチックな風味と蜘蛛の巣模様が目を惹く「パッションスパイダー」と、 上質な木苺の味わいが楽しめる「ラズベリー・オペラ」は、 フルーツフレーバーチョコレートの奥深さと果実の風味のハーモニーを堪能出来る。【詳細】ハロウィンと魔女の物語~甘いショコラの誘惑~提供期間:2019年9月6日(金)~10月28日(月) 月・金・土・日曜日および祝日提供時間:14:30~15:50、16:00~17:20(2部制) 80分制提供場所:ヒルトン小田原リゾート&スパ 本館棟1階「ザ・ロビーラウンジ」住所:神奈川県小田原市根府川583-1料金:1人 2,950円+税、小学生まで 1,400円+税、未就学児無料※ドリンクバー付き、別途サービス料(13%)※画像はイメージ。【予約・問い合わせ先】ヒルトン小田原リゾート&スパ レストラン予約TEL:0465-28-1220
2019年08月11日アニメーション映画『プロメア』(5月24日公開)の完成披露舞台あいさつが15日、都内で行われ、声優を務めた松山ケンイチ、早乙女太一、堺雅人、ケンドーコバヤシ、古田新太、佐倉綾音、脚本の中島かずき氏、メガホンをとった今石洋之監督が登壇した。本作は、突然変異で誕生した炎を操る人種"バーニッシュ"の炎によって世界の半分が焼失してから30年後の世界を舞台に、一部の攻撃的な面々"マッドバーニッシュ"とのリーダーであるリオ(早乙女)と、彼らが引き起こす火災を鎮火すべく結成された高機動救命消防隊"バーニングレスキュー"の新人隊員ガロ(松山)が激しくぶつかり合う姿を描く。アフレコ収録は約1年前に行われたそうで、ついに完成した本作を見た感想を求められると、松山は「まず驚いたのは色ですかね。最初から色の鮮やかさっていうんですかね。色の表現が、今まで見たことのない炎だったり、水だったりしたので、すごく引き込まれました」と目を輝かせ、早乙女は「めちゃくちゃ楽しかったですし、めちゃくちゃ目が痛くなりました(笑)。すごいカラフルで、すごいエネルギーで、どこまでボルテージが上がっていくだってくらいエネルギッシュでした」とコメント。ガロの上司クレイ役の声優を務める堺は「試写を拝見したときに、スタッフの方たちが『やっとできたね』って。どれだけ大変だったのかと!直前まで手を加えてギリギリまでこだわって作った作品だと思いますので、ご堪能頂ければと思います」とアピールした。また、自身の役を演じる上で意識した点について、松山は「(脚本の)かずきさんが書いてくれる僕の役はだいたいバカなんですね。でも普通にバカをやるにしても、いい意味でも熱さやバカ加減はちゃんとお客さんに届けないといけないなと思って、実写とは違うので悩んだりしてやっていたんですけど、今石さんとかずきさんの世界観の中で、太一君と堺さんと一緒にやることが大好きなんだという気持ちで、楽しく収録を終えられた気がします」と声を弾ませ、早乙女は「僕も、かずきさんが書いてくれるキャラクターはだいたい根暗で、何かを背負っているものが多いんですけど、今回は声だけでということだったので、何かを背負っている感じが声に出ればいいなと思っていました」と語った。さらに、早乙女と堺と一緒にアフレコ収録を行ったという松山は、2人の声を聞いての感想を聞かれると「太一君は色気があって、キャラクターにマッチしていて、男性なんですけどちょっとムラムラする感じはありましたね」と吐露して会場を沸かせると、早乙女は「言い方が気持ち悪い」と苦笑い。続けて松山は「堺さんは二面性があって、そういうところにも僕はムラムラしていたので、それを消すかのように叫んでました」と打ち明けて、再び会場の笑いを誘った。
2019年05月16日ヒルトン小田原リゾート&スパのデザートビュッフェ「ピーチ&マンゴーのデザートビュッフェ~ジャングルの仲間とトレジャーハント~」が、2019年6月1日(土)から9月2日(月)の期間の月・金・土・日および祝日で開催される。「ピーチ&マンゴーのデザートビュッフェ~ジャングルの仲間とトレジャーハント~」は、案内人から渡されるトレジャーマップを使って、テーブルやその周辺のジャングルに隠された魔法のスイーツや宝石、幻の武器を探すミッションをクリアしていく“リアル体験型”のデザートビュッフェ。探検隊になった気分で、スイーツと食事を楽しむことが出来る。用意されるメニューの主役となるのは、ケーキやゼリーなど、マンゴーとピーチをふんだんに使ったデザート。「DIYスイーツコーナー」には、ソフトクリームやかき氷が登場し、自分好みのトッピングでカスタマイズすることが可能だ。また、ワンプレート料理に加え、「短剣スティックサラダ」や「お宝チキンナゲット」「火種フライドポテト」などユニークなフードメニューも豊富。遅めのランチにもおすすめの充実したラインナップになっている。【詳細】ピーチ&マンゴーのデザートビュッフェ~ジャングルの仲間とトレジャーハント~開催日:2019年6月1日(土)~9月2日(月)の月・金・土・日および祝日開催時間:14:00~17:00会場:ヒルトン小田原リゾート&スパ本館1階「ザ・ロビーラウンジ」住所:神奈川県小田原市根府川583-1料金:ワンプレート&ビュッフェ 1人 3,300円+税/小学生まで 1,650円+税/未就学児無料、ビュッフェのみ 1人 2,950円+税/小学生まで 1,400円+税/未就学児無料※8月13日(火)・14日(水)・15日(木)のお盆期間は開催。※混雑状況により時間制限を設ける場合あり。※ドリンクバー付き。別途サービス料13%。※画像はイメージ。【予約・問い合わせ先】ヒルトン小田原リゾート&スパ レストラン予約TEL:0465-28-1220
2019年05月13日ヒルトン小田原リゾート&スパの「ザ・ロビーラウンジ」が、苺を使ったデザートブッフェ「ストロベリーデザートビュッフェ~ Fairy tea party ~」を開催。期間は、2019年4月1日(月)から5月27日(月)までの月・金・土・日曜日および祝日限定。2018年12月から開催されているストロベリービュッフェに続く、第2弾となる「ストロベリーデザートビュッフェ~ Fairy tea party ~」。今回の目玉となるのは、甘酸っぱい苺の味わいが引き立つ新作「ストロベリーモンブランタルト」。ホテルメイドのさくさくタルトに、アーモンドクリームや苺ジャム、フレッシュな苺、生クリームを重ねた、見た目にも華やかな一品となっている。またクリーミーなくちどけが魅力のフロマージュブランを忍ばせた「苺とフロマージュブランのムース」や、苺パウダーと濃縮苺シロップを生地に使用したシフォンケーキといった苺の洋スイーツをはじめ、ゴロゴロと苺を入れた“どら焼き”など和菓子も登場。旬の苺の味わいを存分に味わえる、多彩なスイーツがブッフェ台を彩る。なお同時期には「ストロベリー アフタヌーンティー ~ Fairy tea party ~」を同ラウンジで開催。苺を使用したドーナツやモンブランタルト、ショートケーキと共に、サンドイッチやスコーンといった軽食が提供される。【詳細】ストロベリーデザートビュッフェ~ Fairy tea party ~期間:2019年4月1日(月)~5月27日(月)※月・金・土・日曜日および祝日開催※除外日:5月10日(金)、17日(金)、24日(金)※4月27日(土)~5月6日(月)のゴールデンウィーク中は毎日開催時間:14:30~15:50、16:00~17:20 ※二部制料金:1人 2,950円+税 / 子供(小学生まで) 1,400円+税 / 未就学児無料※ドリンクバー付き、サービス料(13%)別途。※80分制。予約推奨。会場:ヒルトン小田原リゾート&スパ 本館棟1階「ザ・ロビーラウンジ」住所:神奈川県小田原市根府川583−1■ストロベリー アフタヌーンティー ~ Fairy tea party ~期間:2019年4月1日(月)~5月31日(金) ※平日のみ開催時間:14:30~17:30 ※1日10セット限定料金:1セット 2名3,800円※消費税・サービス料(13%)別途内容:スイーツ:ストロベリードーナツ、ストロベリーモンブランタルト、ワインジュレ ストロベリー、ストロベリーショートケーキ、ストロベリーマカロン軽食:スコーン(ホイップ&ローズジャム添え)、スモークサーモンとブリニ、小海老とキュウリのオープンサンドイッチ、トリュフ風味ハムと卵のサンドイッチ、グリーンアスパラガスと蟹のタルト※コーヒーまたは紅茶付き※紅茶は「ロンネフェルト」の好きな銘柄をメニューより選択【予約・問い合わせ先】※ビュッフェ&アフタヌーンティーTEL:0465-28-1220(レストラン予約)
2019年03月03日ヒルトン小田原リゾート&スパでは、苺を使ったデザートブッフェ「ストロベリーデザートビュッフェ~Love for you~」を、2018年12月28日(金)から2019年3月31日(日)までの月・金・土・日曜日および祝日限定で開催する。旬を迎える苺をふんだんに使った、ヒルトン小田原リゾート&スパ恒例のストロベリーブッフェ。今季は「Love for you」をテーマに、定番の苺デザートからチョコレートとの組み合わせが楽しめる大人の逸品まで、様々なメニューが楽しめる。同ホテルのストロベリーデザートビュッフェには欠かせない「パブロバストロベリー」はもちろん、今季も登場。空気のように軽いサクサク食感のメレンゲと溢れるホイップクリーム、そして甘酸っぱい苺の絶妙なバランスが楽しめる看板メニューだ。そのほか、サクサクのハート型パイ生地に濃厚クリームとフレッシュ苺を合わせた「ダブルハート」、苺ソースが染み込んだスポンジにココナッツをまぶした「苺レミントン」、ベルギー産のダークチョコレートと苺の抜群のコンビネーションが楽しめる「ハートチョコロール」など、苺好きにはたまらないメニューの数々が用意されている。【開催概要】「ストロベリーデザートビュッフェ~Love for you~」開催期間:2018年12月28日(金)〜2019年3月31日(日) ※月・金・土・日曜日および祝日開催※除外日:12月31日(月)~2019年1月4日(金)会場:ヒルトン小田原リゾート&スパ 本館棟1階「ザ・ロビーラウンジ」時間:14:30~15:50、16:00~17:20(二部制)料金:1人 2,950円+税 / 子供(小学生まで) 1,400円+税 / 未就学児無料※ドリンクバー付き、サービス料(13%)別途。※80分制。予約推奨。【予約・問い合わせ先】TEL:0465-28-1220(レストラン予約)
2018年12月08日福岡出身の役者陣で描く青春の終わりとゾンビの舞台『帰郷』が東京・福岡で上演される。企画・作・演出・出演の入江雅人に話を聞いた。【チケット情報はこちら】実は本作は、入江が「ずっと宿題だった」と語る作品。「芝居を観たあととかに飲みにいくと、みんな割と調子のいいことを言うでしょ(笑)。“今度このメンバーでやろうよ”とか。僕もそういうことを言っていたのですが、次の日に自己嫌悪になるんですよね。“やりもしないのに…”とか思って(笑)。それで“言ったことをやろう”と思ってプロデュース公演などをやるようになったのですが、そのなかで1番時間がかかったのがこの企画です。だから、言ったことを実現するのはこれが最後です」。話の発端は、出演者の池田成志。「成志さんと出会ったのが1990年代で、そのときから“福岡の人だけで舞台をやったら面白いと思う”という話をしていました。劇団☆新感線『レッツゴー!忍法帖』(入江・池田が出演/2003~2004年上演)の上演期間にも書いてみたりしていました。それから、いのうえひでのりさん(福岡出身)と成志さんに会うたびに“やりますからね”と言っていて。だから“やっと”という感じです」。入江は福岡弁の作品をいくつも作っているが、方言の魅力を「福岡弁って切なかったり悲しい状況でもどこかふざけたような口調になるので、より切なくなったりするんです。それにあのテンポ感はほかにない」と語り、だからこそ「本物でやりたい」と、キャストは入江、池田に加え、田口浩正、坂田聡、尾方宣久、岡本麗と福岡出身者(岡本は長崎出身の福岡育ち)が揃った。ちなみにこだわりは“福岡弁”。“博多弁”ではない。「“福岡弁”というのは強調したいですね。特に福岡公演では開幕前にアナウンスしたほうがいいんじゃないかな(笑)」脚本は、入江が続ける一人芝居企画「グレート一人芝居」で上演した同名作品を膨らませる。「『帰郷』は、20代の頃に福岡に帰省したときに、夜中に友達の車で好きな音楽をかけながら海までドライブした記憶が母体です。それ以降、青春時代に福岡で感じた思いを福岡弁でやる一人芝居を続けていて。今回はその集大成になると思います。ゾンビものもずっと書いてますから、その集大成にもなりますね」。遂に果たす約束に、入江が歩んできた道のりの集大成と、大きな作品になりそうだ。「今は早く稽古に入って、1回本読みをして安心したい(笑)。大変なぶん楽しめると思いますから」公演は2019年1月25日(金)から2月3日(日)まで東京・俳優座劇場、2月8日(金)から10日(日)まで福岡・イムズホールにて。取材・文:中川實穗
2018年11月15日ヒルトン小田原リゾート&スパでは、苺とクリスマスをテーマにした「苺のクリスマスデザートビュッフェ~Taste of Europe~」を、2018年12月1日(土)から24日(月・祝)までの月、金、土、日曜日および祝日限定で開催する。クリスマス気分を盛り上げてくれるブッフェ台にところ狭しと並ぶのは、ヨーロピアンなデコレーションで飾られた苺デザートとクリスマス伝統のスイーツの数々。クリスマスの定番からホテル自慢の新作まで、バリエーション豊かなメニューの数々が用意されている。目玉スイーツの1つは、キラキラと光る真っ赤なグラサージュが目を引く「クリスマスレッドのイチゴチーズケーキ」。トップに飾った甘酸っぱいベリーが引き立てる、チーズのさっぱりとした味わいが魅力だ。そのほか、オレンジのコンフィチュールをアクセントにした「ピスタチオリースケーキ」、この冬の新作メニューとなる「クリスマスシフォンカップケーキ」や「ホワイトチョコレートツリータルト」にも要注目だ。また、2018年12月3日(月)からは、同じく「ザ・ロビーラウンジ」にて「クリスマス アフタヌーンティー」も開催。チョコレートノエルやシュトーレンといったクリスマスの定番に加え、クリームの帽子を被ったストロベリーカップケーキなど、特別なデコレーションを施したスイーツを楽しめる。【開催概要】■「苺のクリスマスデザートビュッフェ~Taste of Europe~」開催期間:2018年12月1日(土)〜12月24日(月・祝)※月、金、土、日曜日および祝日開催会場:ヒルトン小田原リゾート&スパ 本館棟1階「ザ・ロビーラウンジ」時間:14:30~15:50、16:00~17:20(二部制)料金:1人 2,950円+税、子供(小学生まで) 1,400円+税、未就学児 無料※12月22日(土)~24日(月・祝)は、1人 3,500円(子供は、通常料金)。追加メニューとして、スパークリングワイン1杯とクリスマスチキンを提供。※ドリンクバー付き※サービス料(13%)別※80分制。■「クリスマス アフタヌーンティー」期間:2018年12月3日(月)~12月25日(火) ※平日のみ開催時間:14:30~17:30 ※1日10セット限定料金:1セット2名 3,800円+税※コーヒーまたは、紅茶(ロンネフェルトの銘柄をメニューより選択)付き※サービス料(13%)別。【予約・問い合わせ先】レストラン予約TEL:0465-28-1220
2018年11月08日「くまのプーさん」の初めての実写映画化作品『プーと大人になった僕』。この度、堺雅人がクリストファー・ロビンの声を吹き替えた本編映像が到着した。本作の吹き替え版でユアン・マクレガー演じる主人公のクリストファー・ロビンを担当するのは、俳優の堺雅人。ネットでは「堺雅人とプーさんの組み合わせとか癒しレベル高すぎでしょ」「こりゃ吹き替えも字幕もどっちも見るしかないよな」「ユアンの声を堺雅人がやるという…私の洋邦俳優ベスト1のタッグ」と期待する声が寄せられている。そんな注目高まる吹き替え版から、クリストファー・ロビンと大親友プーが、ロンドンから列車に乗り100エーカーの森へ向かう本編シーンの一部を公開。大人になったクリストファー・ロビンは、仕事中心の生活を送っており、「1人で遊んでてくれないかな」と、プーと一緒の電車の中でさえ忙しそう。一方、プーは「家…木…」と、“見えたモノを言うゲーム”をはじめるが、仕事の邪魔だといわんばかりに「もっと静かに」とクリストファー・ロビンに注意されてしまう…。少年時代の心を忘れ、心に余裕がなくなっているクリストファー・ロビンと、昔と何ら変わらないプー。本シーンは、その後のクリストファー・ロビンの心の変化が分かる、大切なシーンとなっているようだ。『プーと大人になった僕』は9月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:プーと大人になった僕 2018年9月14日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc.
2018年08月30日8月27日、東京都内で開かれた映画「プーと大人になった僕」の試写会に出席した堺雅人(44)。各スポーツ紙によると会見中、笑顔でパパ・エピソードを披露したという。「子供のころは、油粘土の匂いなんて考えたことはなかったのですけれどもね。油粘土でずっと遊んでいて、ご飯を(平気で)食べていた気がする」と自身の幼少期を回想した堺。しかし現在は息子と粘土で遊ぶと「『うわー!』となって、『手を洗いなさい!』と言っています」と微笑ましいイクメンぶりを明かしたという。堺は菅野美穂(41)と13年4月に結婚し、15年8月に息子が誕生。そのイクメンぶりは業界でも評判だ。「堺さんは出産に立ち会うために、大河ドラマ『真田丸』(NHK総合)の撮影時期を遅らせてもらうよう周囲にお願いしていました。その分、誕生の喜びはひとしお。撮影でロケへと出向いた際も、菅野さんが息子さんの写真を送ってくれたので寂しい思いをしなくて済んだそうです。堺さんの姿をスタッフも温かく見守っていました」(NHK関係者)本誌今年6月5日号では、そんな堺の一人息子がイケメンだという情報をキャッチしていた。長男は公園デビューを果たしているが、すでに公園中のママを夢中にしていたのだ。「みんな口をそろえて言うのが、“堺さんと菅野さんの子ども”ではなく“あの可愛い子の両親が堺さんと菅野さん”というもの。ママの間では、息子さんのほうがむしろ有名人です。先日も『またあの子がいる』と噂していたのですが、よく見ると横にいたのが堺さん!でも、あまりにオーラがなくて全然わかりませんでした(笑)」(前出・30代ママ)それほどのイケメンならば、進路も気になるところ!菅野は「本人が望まない限り、同じ仕事には就いてほしくない」と“二世俳優”については難色を示しているというが――。はたして?
2018年08月28日「かぐや姫」の世界をイメージした「抹茶&チョコレートデザートブッフェ~月夜に思ふ姫君~」が、2018年9月1日(土)から11月25日(日)まで、ヒルトン小田原リゾート&スパで開催される。「かぐや姫」の世界観を表現したスイーツブッフェ竹から生まれた女の子が美しい姫君・かぐや姫となり、満月の夜に月へと帰ってゆく…そんな「竹取物語」のストーリーと、豊かな竹林と自然に囲まれた敷地、そして小田原という歴史あるこの土地に着想を得たスイーツブッフェがヒルトン小田原に登場。満月のように輝くケーキや、竹から現れる琥珀糖満月のように輝く黄色のグラッサージュに包まれた「チョコバナナケーキ」や、かぐや姫が纏う十二単を思わせる「ホワイトチョコレートラズベリーケーキ」、かぐや姫が帝と交わしていた恋文をイメージした「抹茶とサツマイモのロールケーキ」、そして竹から出てくる財宝のように光る「琥珀糖」など、そのロマンある世界観を表現したスイーツの数々がブッフェ台を飾る。定番の秋スイーツ、ホテルならではの軽食メニューもそのほか、秋スイーツの代表格であるモンブラン2種、抹茶ティラミス、抹茶ブリュレなど、定番スイーツももちろん食べ放題でラインナップ。パスタやサンドイッチ、オムレツ、サラダといったホテルならではの軽食メニューも用意されているので、週末に遅めのランチを兼ねて利用しても、ゲストのお腹をしっかりと満たしてくれる。開催概要「抹茶&チョコレートデザートブッフェ~月夜に思ふ姫君~」開催期間:2018年9月1日(土)〜11月25日(日) ※土・日曜・祝日開催会場:ヒルトン小田原リゾート&スパ 本館棟1階「ザ・ロビーラウンジ」時間:14:30~15:50、16:00~17:20(二部制)料金: 一人 2,950円+税、子ども(小学生まで) 1,400円+税、未就学児 無料※ドリンクバー付き、サービス料(13%)別途※80分制※席の予約を推奨。【予約・問い合わせ先】TEL:0465-28-1220(レストラン予約)
2018年08月10日俳優の堺雅人が、人気キャラクター「くまのプーさん」初の実写映画『プーと大人になった僕』(9月14日公開)で、ユアン・マクレガー演じる主人公クリストファー・ロビンの吹替声優を務めることが6日、明らかになった。同作は、プーと大親友の少年クリストファー・ロビンが「100歳になっても、きみのことは絶対に忘れない」と約束を交わした心に残る別れの後、大人になりロンドンで暮らすクリストファー・ロビンとプーの奇跡の再会からはじまる感動の物語。このたび、“プーさんの大親友”クリストファー・ロビンの吹替声優を堺雅人が務めることが決定。堺が実写映画の吹替を担当するのは今作が初めてとなる。オファーを受けたことについて、堺は「実写の吹替は今回がはじめてですが、いつか挑戦してみたいと思っていたので、オファーをいただき、とてもうれしかったです。ユアン・マクレガーさんという、素晴らしい俳優の声を担当できて光栄でした。撮影の日をドキドキしながら待っていました」とコメント。収録は「ユアンさんのお芝居に導かれるような感じで、とても楽しい作業でした。アニメーションの声優は何度か経験があるのですが、実写だと、英語のお芝居にあわせるので、思ったまま演じると平板になってしまうと(吹替版の演出家の)監督から指摘をうけました。そこがなかなか難しかったですね」と語る。そして、プーさんについて「いろんなことを考えさせられます。『今日が一番大事』とか『今日が一番好き』とか、お坊さんのありがたい話を聞いてるみたい。プーさんはあなどれません。演じていて、考えされられるセリフが、 いくつもありました」と話し、物語のきっかけとなる「再会」について聞かれると「子供の相手をしていると、自分が小さい頃何をして遊んでいたのか思い出すことが多くて、こういうおもちゃ好きだったなとか、 粘土遊び好きだったなとか。そのようなことを思い出すと、自分の小さい頃と再会しているような不思議な気持ちになります」と打ち明けた。さらに、家族をもってから仕事との向き合い方に変化はあったかという問いに、「自分が変わったと思うことはないんですが、今回、この作品の台本に子供がクレヨンでものすごい落書きをしてしまったんです。 いつもだと怒ってしまうと思うんですが、今回むしろうれしかった。ちょっと変わったのかもしれません」とコメントしている。また、日本語吹替版では、プーさん役をかぬか光明、ティガー役を玄田哲章、イーヨー役を石塚勇、ピグレット役を小形満が務める。(C)2018 Disney Enterprises, Inc.
2018年08月07日「小田原城あじさい花菖蒲まつり」が、神奈川 小田原城本丸東堀・花菖蒲園にて、2019年6月1日(土)から6月16日(日)まで開催される。入場は無料。「日本100名城」として知られる小田原城は、冬には梅、春には桜など、四季折々の花が咲き誇る観光名所としても知られており、5月下旬から6月中旬には約10,000株の花菖蒲を、6月上旬から7月上旬には約2,500株のあじさいを楽しむことができる。花菖蒲とあじさいを同時に楽しむことができる時期に開催される「小田原城あじさい花菖蒲まつり」。会場にはテーブルやベンチが設置され、屋台の軽食を楽しむこともできる。さらに、週末には和太鼓の演奏イベントなども開催される。夜には常盤木橋周辺のあじさいと花菖蒲がライトアップされ、幻想的な雰囲気に。6月8日(土)には、陶器で作られた灯篭をライトアップするイベント「AKARI NIGHT」も実施される。なお、「小田原城あじさい花菖蒲まつり」開催期間中の土・日曜日は、小田原城天守閣の開館時間を19時まで延長。通常は見ることができない小田原市街と相模湾の美しい夕景を眺めることができる。【詳細】「小田原城あじさい花菖蒲まつり」期間:2019年6月1日(土)~6月16日(日)会場:小田原城本丸東堀・花菖蒲園(神奈川県小田原市城内6番1号)開花時期:あじさい 6月上旬~7月上旬/花菖蒲 5月下旬~6月中旬※天候等により開花時期は変わる。※ライトアップは19:00~21:00。※小田原城天守閣の開館時間を19:00(最終入場は18:30)まで延長。入場料:無料(天守閣入場は有料)【問い合わせ先】小田原市観光協会TEL:0465-22-5002
2018年05月14日小田原城本丸広場で「光に染まる夜桜~小田原城 桜のライトアップ」が、2019年3月16日(土)から4月7日(日)まで開催される。日本100名城として知られる小田原城は、日本さくらの名所100選にも選ばれるほど関東屈指の桜の名所。春の訪れとともに30万人を超える観光客が桜見物に訪れている。小田原城址公園内に咲き誇るのは約300本のソメイヨシノ。小田原城の「天守閣」の白と「桜」の淡紅が描くコントラストは、フォトジェニックなスポットとして注目を集める。「光に染まる夜桜~小田原城 桜のライトアップ」では、様々な光の色を作れるLEDライトを使って小田原城の桜をライトアップ。時間帯によって色彩が変化する演出を取り入れ、桜の木々を美しく照らし出す。3月23日(土)から4月7日(日)までは、19:00まで天守閣の開館時間を延長。昼の時間とはひと味違った小田原城を楽しむことができそうだ。【詳細】「光に染まる夜桜~小田原城 桜のライトアップ」期間:2019年3月16日(土)~4月7日(日)※3月23日(土)~4月7日(日)は19:00まで開館時間延長。会場:小田原城本丸広場住所:神奈川県小田原市城内料金:入場無料※天守閣への入館は、入館料として大人500円、小中学生200円必要。【問い合わせ先】小田原市観光協会TEL:0465-22-5002
2018年03月26日吉永小百合(72)が大阪市内で行われた映画「北の桜守」の取材会に2月15日、共演の堺雅人(44)と共に出席した。 今作は05年の「北の零年」、12年の「北のカナリアたち」に続く“北の三部作”完結編。北海道を舞台に壮大な人間模様を描いており、吉永と堺は親子役を演じている。 「堺さんにはとても嫌われてしまって……」 吉永から意外な一言が飛び出した。そして、こう続けた。 「(堺の)ご出身が宮崎で、私の父は鹿児島。『なんで“南の三部作”じゃないんですか』と言われました」 吉永から北海道ロケにクレームをつけたことを暴露された堺。しかし慌てて訂正する姿からも、仲睦まじい現場の雰囲気がうかがえた。 実はこの2人、11年のアニメ「手塚治虫のブッダ-赤い砂漠よ!美しく-」でも親子役を演じていた。当時堺は吉永の演技を「心に染み入るような芝居」と表現。また吉永も「お母さん冥利に尽きる」と“母”になりきり、寄せていた。 3日、ロケ地である稚内にて開かれた「北の桜守」先行上映会でも吉永はロケを振り返り、堺がウニをたくさん食べていたことを嬉しそうに明かしていた。スクリーンの中でも外でも、2人は“親子”のようだが――。 「途中から母親なのか恋人なのか分からなくなることもあって、この関係性には名前をつけなくてもいいんじゃないかと」 1月の舞台挨拶で、堺はこう語っている。これからも“親子”以上の仲睦まじい共演に期待したい!
2018年02月16日ヒルトン小田原リゾート&スパでは、デザートブッフェ「スプリング ブリーズ - ストロベリー&シトラス(Spring Breeze - Strawberry & Citrus)」を2018年3月3日(土)から5月27日(日)まで開催する。「午後のひと時を優雅に過ごすピクニック」をテーマに、今回は苺スイーツとともにシトラス系スイーツもラインナップ。濃厚な苺クリームの「ストロベリーパリブレスト」、苺の甘酸っぱさにバラの上品な香りが加わった「ストロベリーとバラのムース」のほか、香ばしいレモンカードとパイ生地の組み合わせが楽しめる「レモンパイ」や、口の中に甘酸っぱさが広がる爽やかな「レモンヨーグルトムース」など、どれもビタミンC豊富な苺・レモンを使用したメニューとなっている。また、デザートのお供としてコーヒーと紅茶はもちろんのこと、スパークリングワインなども用意。大人のための優雅なピクニックを提供する。さらに、今月よりスタートしたアフタヌーンティーセットをブッフェと合わせて楽しむことができる。2018年3月31日(土)までの期間、第1弾の「シトラス・ドリーム」が特別ハイティータワーとして数量限定10セット(1セット2名)をブッフェ利用者のみ追加で提供するサービスを行う。【詳細】ヒルトン小田原リゾート&スパ「Spring Breeze - Strawberry & Citrus」開催期間:2018年3月3日(土)~5月27日(日)※土・日曜・祝日開催開催時間:14:30~15:50 / 16:00~17:20(二部制)会場:本館棟1階「ザ・ロビーラウンジ」住所:神奈川県小田原市根府川583-1料金:一人 2,950円 / 子ども(小学生まで) 1,400円 / 未就学児無料※ドリンクバー付き、消費税・サービス料(13%)別※80分制※アルコール類のドリンクは別料金※デザートブッフェ利用者に限り、追加メニューとしてアフタヌーンティーの特別ハイティータワーを2,000円(消費税・サービス料(13%)別途 / 2名で提供可能 / 数量限定【問い合わせ・予約先】TEL:0465-28-1220
2018年02月08日2018年で開府500年を迎える小田原城。空前の“城ブーム”の中でも、特に女性から根強い人気を誇っているという。2016年度の総入城者数は過去最多の77万5,406人を記録。以降も人気が衰えることはない。いったい、何が彼女たちをそこまで惹きつけるのだろうか。本誌“城マニア”記者が、小田原市観光協会の朝尾直也さんに話を聞いてみた。 ■観て、体験して、楽しめる! 「お城」と聞くと、どこか退屈なイメージを持つかもしれない。しかし小田原城はそうではない。飽きることなく楽しめるのだ。 例えば常盤木門SAMURAI館と呼ばれる、甲冑の展示室。荘厳な空気のなかを進めば、真っ白な甲冑がある。実はこれ、プロジェクションマッピングで模様の変わる甲冑なのだ。マッピングは「武士の一生」を描いた作品。その迫力に、大人も子供も圧倒されるに違いない。 また女性ならではの人気の秘密も。朝尾さんはこう語る。 「小田原城では、着付け体験も実施しています。“着付け”と聞くと着物をイメージしますが、それだけではありません。珍しい“忍者姿の着付け”も楽しめるのです。その姿で城内を楽しむこともできるため、本物の小田原城をバックにお姫様の恰好や忍者姿で写真撮影できます。『インスタ映えする』とのお声もいただいております」 城内では、歴史的に価値のある展示も豊富だ。特に、天守閣に祀られている摩利支天は一見の価値あり。世にも珍しいイノシシにのった“戦いの神様”として偉大な存在だが、その姿はとてもユニーク。これは実際に目で見て楽しんで欲しい。 ■大人数でもワイワイ楽しめる! 観たり体験したりといったアトラクションや、ユニークな展示物。これらは大人数で楽しむのに最適。家族連れはもちろん、Wデートにもピッタリだという。朝尾さんが続ける。 「とある婚活バスツアーでは、“小田原城に訪れて愛を育む”という企画もされていました。小田原城の周りには若いオーナーのカフェやレストランもあるので、お城観光の後に街へ繰り出すこともできます。もちろん友だち同士での見学も盛況で、『たまの息抜きに……』と足を運ぶママ友グループもあるとお聞きしました」 小田原城は、東京から1番近い“天守閣のある”城。小田原駅から10分ほど歩けば到着することもあり、アクセスもいい。そうした利便性も、人気の理由のようだ。■ライトアップも楽しめる! さらに小田原城では2018年3月4日(日)まで「小田原城冬桜イルミネーション~光と音が織りなすファンタジーショー~」を連日17時から21時まで開催している。朝尾さんが言う。 「これは、小田原城にとっても初となる試みです。お城や、城の前にある広場にライトが映しだされ“幻想的な雰囲気”を楽しめます。ライトは『冬の桜』を筆頭に、小田原城にゆかりのある5種類の花をモチーフにしています。また広場を取り巻くスピーカーからの3D音響は迫力満点。ライトアップされることで、小田原城は新たな表情を見せてくれるでしょう」 さらに天守閣からの眺めも格別だ。広場に映し出されたライトから顔を上げると、周囲の海と山を360度一望できる。夜空に月が浮かんでいると、まさに絶景。期間中は天守閣の開館時間を19時(最終入場18時半)まで延長しているので、城内をゆっくり楽しめそうだ。 インスタ映え、デートに最適、ライトアップ……。開府500年を迎えても、ますます挑戦する。そんな姿勢が、今も女子たちを虜にしているようだ。
2018年02月03日ヒルトン小田原リゾート&スパが、レモンを取り入れたアフタヌーンティー「シトラス ドリーム(Citrus Dream)」を提供する。期間は、2018年2月1日(木)から3月30日(金)まで、平日のみの開催だ。「シトラス ドリーム」では、地元小田原特産のフレッシュなレモンをふんだんに使用したスイーツが登場。スタンドには、爽やかな香りが漂うレモンムースやタルト、スコーンのほか、柚子やオレンジ風味の柑橘系を使用したデザートが並ぶ。ひとつひとつ丁寧に作られたスイーツは、可愛らしい見た目だけでなく、優しく甘酸っぱい風味を楽しむことができる。また、これらのスイーツは、スモークサーモンや野菜を使用した数種類のサンドイッチとセットとなっている。【詳細】アフタヌーンティー「シトラス ドリーム」会場:ヒルトン小田原リゾート&スパ 本館棟1階「ザ・ロビーラウンジ」住所:神奈川県小田原市根府川583-1期間:2018年2月1日(木)~3月30日(金)※平日のみ開催時間:14:30~17:30料金:ハイティータワー1セット(2名分) 3,800円+税 ※サービス料(13%)別途メニュー:レモンムース、フルーツドーナッツサンド、レモンタルト、柚子チーズケーキ、レモンのプロフィットロール、レモン風味のスコーン(ホイップクリーム、小田原みかんジャム)、フォアグラムースのタルト オレンジ風味、キュウリのサンドイッチ、スモークサーモンとディル クリームチーズサンド、卵とハムのサンドイッチ※紅茶付き ※デザートブッフェ(土日祝)の利用者に限り、特別ハイティータワーを別途2,000円+税(サービス料別途)/2名で提供することも可能【予約・問い合わせ】ヒルトン小田原リゾート&スパ(レストラン予約)TEL:0465-28-1220
2018年02月01日映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』で描かれる古都・鎌倉は、人間と、魔物に幽霊、妖怪が共生している不思議な土地。そこに暮らすミステリー作家・一色正和(堺雅人)と妻・亜紀子(高畑充希)は日々、奇妙な出来事に出くわしながらも楽しい日々を送っていた。ところがある日、亜紀子が不慮の事故で亡くなって、正和は黄泉の国へと追いかけていく。監督は、先ごろ、2020年東京オリンピックの開閉式の演出を手がけるチームのひとりにも選ばれ、『ALWAYS 三丁目の夕日』を大ヒットさせた山崎貴で、最新のCG、VFX技術がふんだんに使われている。冒頭、嫁いだばかりの亜紀子が、正和の車に乗って鎌倉にやって来るところから、生活圏である鎌倉の風景までもが、レイヤーが重ねられた絵画のように見える。魔物や幽霊が人間世界に当たり前に侵食している土地という設定なので、前半の鎌倉も十分現実離れしてファンタジックにもかかわらず、後半の、中国の武陵源と鳳凰古城を参考にして描いた黄泉の国が輪をかけてファンタジック。夢の世界の二段重ねの、なかなかない映画だ。鎌倉の自然も、正和夫婦の暮らす古民家も、どこもかしこもリアルなアニメのように微細に作り込まれているため、俳優もナチュラルな芝居では埋没してしまうだろう。そこで、舞台出身の堺雅人、高畑充希、堤真一、舞踊家の田中泯などのダイナミックな動きや表情がファンタジーと現実を接続する役割を果たす。なかでも堺が凄い。これまで、ドラマ『リーガル・ハイ』シリーズや『半沢直樹』、大河ドラマ『真田丸』で見せてきた、トゥーマッチにも思えるくらいのカラダの動きや表情が、視聴者を惹きつけてやまなかった堺だが、その力は、映画という大スクリーンでこそ、いっそう発揮することを見せつけた。堺の喜怒哀楽、一挙手一投足が、『鎌倉ものがたり』とは、この世とあの世のふたつの世界だけでなく、この世にもたくさんのレイヤーが重なっているという世界のスケールの広さや深さを表している。最初は、それこそ高畑充希とふたりして、トゥーマッチかなあと思って見ていると、いつの間にか慣れてしまい、最後は黄泉の国でのふたりの冒険が、ジブリアニメを見ているように、心が自由になっていくのだ。洋画の『ナルニア国物語』とか『ハリー・ポッター』シリーズのように、日本の実写ファンタジーで、風呂敷が歌舞伎の波幕のように大きく広がったのは、CG、VFX技術ではなく、俳優・堺雅人の力だ。○顔の筋肉を自由自在に動かす堺まず、冒頭、亜紀子を助手席に乗せて車を運転しているときの、堺の横顔に注目してしまった。眉と額の境がくっきりしていて、眉尻から頬骨の脇を通って、顎に至るまでの顔の筋肉の流れも、まるで薄い面をかぶっているように見える。堺はこの面をじつに自由自在に動かして表情をつくっている。要するに表情筋の動きがいいのだ。それが、『リーガル・ハイ』や『半沢直樹』で火が付き、その後、いろいろなドラマで踏襲された“顔芸”エンターテインメントを開拓した。だが、劇中のそれ(いわゆる顔芸)は最初、正和のある種の自己愛につながっている。かなりの年齢まで独身を貫いていたくらいの変わり者の作家である。なぜか、かなり年の離れた亜紀子と結婚することになったものの、その独特な生活に亜紀子は呆れるばかり。ふだんは穏やかそうだが、仕事や趣味に夢中になり過ぎて、そのときだけ感情表現がオーバーになる。さらに彼は、子供の頃知ってしまった、父母の秘密がトラウマになっていた。『リーガル・ハイ』でパロディをやっていた金田一耕助みたいなところもある。それが突然、亜紀子が黄泉の国に行ってしまい、彼女の魂を取り返しに行くあたりから、彼のモチベーションは亜紀子になって、みるみる頼もしくなっていく。○映画の技術を後押しする魅力印象に残っているのは、ある場面で、堺雅人が、悲しみを表現するときに、涙を流すのではなく、カラダで表現するところ。心の痛みをカラダの痛みに置き換えて表現するのは、演劇的表現だ。これが、この映画ではかなり効いていた。最近、アニメーション映画『君の名は。』や『この世界の片隅に』で描かれる背景や人間描写がリアルなこの現実よりも豊かに細かく描かれ、人間の方は、漫画の絵を真似しているという逆転現象が起こっているところで、堺雅人は想像力の限界まで人間の感情を表現するという偉業をやってのけた。亜紀子を迎えにいって黄泉の国をふたりで逃げ、ある伏線によって事態に変化が起こる流れは、脚本もよくできているし、CGもすばらしいし、音楽もいいのだが、やっぱり俳優の表情が、映画のわくわく感を後押しする。だからこそ、映画がすてきな体験になった。堺雅人は、魔法の仮面をかぶっている。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。
2018年01月05日俳優の堺雅人が9日、都内映画館で行われた主演映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』の公開初日舞台挨拶に、高畑充希、堤真一、安藤サクラ、田中泯、中村玉緒、山崎貴監督とともに登場した。同作は『三丁目の夕日』シリーズで知られる西岸良平による、ロングセラーコミック『鎌倉ものがたり』を映画化。2005年に日本アカデミー賞の12部門で最優秀賞を受賞した『ALWAYS三丁目の夕日』の山崎監督がメガホンをとる。ミステリー作家・一色正和(堺)と、亜紀子(高畑)の新婚夫婦が、人間だけでなく幽霊や物の怪の住む鎌倉という土地で様々な事件に関わっていく。堺は、妻役となった高畑について「撮影中も堂々としている女優さんだったので、信頼できる」と語り、一言で「"DESTINY"だなと。これから何度でも何度でも共演したい女優さんです」と表す。「今日は何聞かれても、隙あらば"DESTINY"と言おうと心に決めて伺いました」と明かした。一方高畑は、「堺さんは笑ってくれます」と振り返る。「ちょっと変なところとか、いびつなところが漏れ出ちゃった時に笑ってくださるから、こんな私でもいいのかも、と思わせてくれました」と感謝した。話の途中で中村が急に「撮影の途中に(高畑は)よう寝ててね」と思い出話を始めると、堤は「何を言い始めるんですか!」とびっくり。待ち時間が長かったため、中村と堺がずっと喋っている横で、高畑が寝ていたという。堺が「中村玉緒さんの怒涛の半生を聞いていました」と明かすと、中村は「いらんです! いらんです!」と苦笑した。話が別の方向に行ってしまったものの、高畑は堺のことを「"DESTINY"です!」とまとめることができ、会場の観客からも拍手が起こっていた。また安藤は、エンドロールに自分が出演したことに驚いたという。「私、あの動きしたことないんですよ」と訴えると、山崎監督が「フルCGなんですよ」と告白。堺が「セット撮影の最中にスキャンしましたね! それだ!」と思い出すと、山崎監督は「それです! もう、『DESTINY2』は誰一人撮影しなくてもできる」と自信を見せた。さらに「電車の中にフルCGの堺さんが乗ってます」と明かすと、堺も驚いていた。
2017年12月09日「こないだ気づいたんですけどね、僕、びっくりするくらい、ものすごい方向音痴なんですよ」――。お馴染みの少し高めの声色をさらに高揚させ、堺雅人は言う。地図を表示させたスマホの画面をああでもない、こうでもないと回転させながら、眉間にしわを寄せてのぞき込む堺さんの姿を勝手に想像してしまうが、この四十代半ばにしての大発見(?)の論点はそこではない。俳優・堺雅人はどこからやって来て、どこに向かうのか?――それが問題だ。まずは久々の映画出演についての話から。まもなく公開の『DESTINY 鎌倉ものがたり』は、西岸良平の人気漫画を原作としたファンタジー大作。堺さんにとって、2013年3月公開の『ひまわりと子犬の7日間』以来、実に4年半ぶりの映画出演作となった。だが、当人はそれを深く意識することはほとんどなかったという。「映画ってことは、当初から特に意識してなくて、撮影が始まってしばらくして『4年ぶりか…。こんなに長かったのか!』と気づきました。始まる前に思っていたのは、クランクイン自体が久しぶりということ。大河ドラマ(『真田丸』)が長かったから、『始まる』ということが久しぶりで、新鮮で楽しくもあったし、(クランクインに)緊張するという感じも2年ぶりくらいで『始まるって楽しいな。怖いな』って印象はありました」。『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『永遠の0』など、最新のVFXを駆使した映像世界で知られる山崎貴監督作品で、本作は妖怪に魔物、幽霊などが入り乱れるファンタジー大作。黄泉の国へと旅立ってしまった妻を取り戻すべく、冒険の旅に出る作家という、これまでとは明らかに毛色の違うジャンルの作品、CGのためのグリーンバックでの撮影にも、特に構えることはなかった。「とても大きな物語なのに扱ってることは、よくよく見てみると、小さなお話なんですよね。夫婦の話であり、大きな世界で小さなことを話してる。そのギャップが実は面白い気がします。グリーンバックのシーンも多かったけど、やっていて思ったのは背景がどうだろうと、妻(高畑充希)との関係がしっかりしていれば、役者として満足できるっていうこと。そこがどこで、どんな風景かということは、普通に演じているときも、あまり考えてなかったんですね。隣の人、目の前にいる人との関係だけで作ってたんだなって。完成してみると超大作だけど、やってる側は、20人くらいの小さな劇場で高畑さんと2人芝居していたとしても、同じ楽しみ方ができたんじゃないかなって気がしています」。「これまでも『映画だからこの演技!』とか思ったことはないし、それは演劇部で演技を始めた頃からずっとそう。大学に入って『演技を変えよう』とか思うこともなかったし、深く考えてなかった」。そうサラリと言ってのけるが、堺さん自身のスタンスは変わらずとも、「俳優・堺雅人」の存在が、世間でどんどん大きくなっていることはまぎれもない事実だ。4年半前の映画『ひまわりと子犬の7日間』の公開時の段階で、既に多くの人々が堺さんの顔と名前を知っており、主演作をいくつも抱える人気俳優だったことは間違いないが、社会現象を起こした、ドラマ「半沢直樹」も大河ドラマ「真田丸」もまだ放送前。当時といまとでは、世間の堺雅人の受け止め方は全く違う。だが、当人はそんな周囲の変化に対しても無頓着だ。これだけの大きな変化の中で、ぶれることなく自分を保ち続けられるのはなぜなのか?そんな問いに対して、堺さんの口から出てきたのが、冒頭の「方向音痴」発言である。「方向音痴じゃない人と話をしてて気づいたんですが、あの人たちは世界を1枚の地図と捉えて見ているんですよ。だから、この建物(インタビューが行われたホール)の中から、どっちの方向にどの通りがあるとか、新宿はだいたいどっちの方向とか指差せるんですよね。僕にはそれが信じられない!僕らは毎回(=知らない場所に行くたびに)、地図を開き直すんです。で、何が言いたいかというと、“始まり(=スタート地点)”があって、“終わり(=ゴール、目的地)”があって、『いまはここにいる』という感覚は、家を出て、有楽町に着くために、いまはここにいて…という方向音痴じゃない人の感覚があるからわかるんですよ。『ここまで来たな…』とか『あの頃から考えると、いま俺はここにいる』というのは、わかる人はわかるんでしょうけど、僕は毎回、忘れるから、(時系列が)繋がってないんです」。つまり、方向音痴であることは、俳優のキャリアという旅にもしっかりと影響しており、「過去」「現在」「未来」を1枚の地図として繋げて捉えておらず、「現時点」の地図(本人曰く「使い捨ての粗雑な地図」)しか見ていないからこそ、常に新鮮な気持ちを失うことがないということ。ただ、それは周囲の喧騒や評価を気にしたり、揺らぐことがないという説明にはなっていない。実際、周囲やインターネットの声に一喜一憂したり、それこそ“エゴサーチ”をしてしまうことはないのだろうか?「たまにしちゃいますね(笑)。WEBの記事とか、あんまり見ないようにしつつ、ちょっと見ちゃうんですよ。やっぱり、自分がかわいいからほめてもらいたいし…でも『ほめてもらいたい』と思ってやることは、ほめてもらえなかったりするんですよね(苦笑)。“エゴサーチ”って、言葉自体に悪意がありますよね(笑)?それこそ、鏡を見ることだってエゴサーチですから。周りにどう思われるかは気になるし、でも、それを気にしだしたら自由に何もできなくなっちゃう。『(エゴサーチを)しない』にやや寄り気味の『する』。それくらいがちょうどいいのかな…?『しません』とは言えないけど、積極的にするでもなく、見ちゃう感じですね」。今回、初めてタッグを組んだ山崎貴監督も「方向音痴」だという(堺さん談)。ちなみに、人と会ったり、本を読んで『あ、この人(もしくは作家)は方向音痴だ』と識別するのが、堺さんのマイブームなのだとか…。山崎監督に話を戻すと、あれだけ緻密かつスケールの大きな世界を作り上げ、ダイナミックな映像で表現する山崎監督が、方向音痴だとはにわかに信じがたいが…。「でしょ(笑)?でもそうなんです。つまり、役者を型にはめていくタイプの監督じゃないんですよ。『ここにたどり着きたいから、このルートを通って』と指定するタイプじゃなく、一緒に新しい地図を作っていくタイプの監督なんです。それは、いい悪いじゃなく、楽しかったですね。『そのお芝居、ちょっと違うんだよね』じゃなく、『あぁ、そうするんだ!じゃあ、こうしよう!』と、役者の演技ではなく、全体のプランの方をちょっとだけ変える。それはそれだけの技術と懐の深さがあるからできることなんです」。「いい悪いじゃなく」という本人の言葉にもあるように、山崎監督とは正反対の役者を型にはめていくタイプの監督に操られる面白さも堺さんは十二分に知っている。「内田けんじ監督(※堺さんは『鍵泥棒のメソッド』、『アフタースクール』に出演)は完全にそっちですね。最初から完成図があって、そのための地図がある。だから、こちらの演技に対して『あと目盛2つ分、落としてください』といった調整が求められるんです。山崎さんは、こっちの演技に対して『その目盛で来ましたか?じゃあこっちをこうしよう』って発想。方向音痴の役者の方がいい場合もあれば、そうじゃない役者の方がいいときもあると思います」。今回、演じた主人公の一色正和は、鎌倉に居を構えるミステリー作家で、警察署の求めに応じて探偵のごとく事件の捜査にも協力するという人物。読書好きで知られ、エッセイでも本や作家について書くことの多い堺さんだが、作家を演じることはさぞ心が躍ったのでは?「作家というのも面白いけど、民俗学にも精通している部分があって、そこが面白かったですね。鎌倉が舞台で、目に見えるものだけでないいろんな世界がある。多様性、優しさ、一神教ではなく多神教の世界――1枚の地図じゃなく、何枚ものいろんな地図が折り重なっていて、簡単に道に迷い込むことができる楽しさがありました。役作りに関しては、原作漫画(作・画:西岸良平)の一色は、面長で芥川龍之介のようなビジュアルなんですよね。僕はそうではないので、どうしようか?と考えたとき、“鎌倉”、“夫婦でひっそりと暮らす”というところで、漱石の『門』が思い浮かんだんです。そこで漱石を何作か読み返しました。芥川は無理だけど、漱石の雰囲気ならイメージできそうだと、やってみました」。タイトルの『Destiny』は“運命”を意味するが、堺さん自身は運命を信じるのか?ここでも、これまでの話を踏まえた上で、明快に「全然、信じない」という答えが返ってきた。「(運命は)決まっていると言えば決まっているのかもしれないけど、よくわかんない時点で僕には関係ないですね。わかるなら知りたいけど、わかんないから。決まっているならそれでもいいけど、(運命による)法則なんて、俺は知らないよって感じです」。「1枚の地図じゃ世界は語れない」――堺雅人は方向音痴を楽しみながら、行き先を決めずに旅を続ける。(text:Naoki Kurozu/photo:You Ishii)
2017年12月08日旅とグルメをテーマにした日本テレビ系バラエティ「火曜サプライズ」。その12月5日(火)今夜放送回に映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』から堺雅人と高畑充希がゲストで登場。映画にちなんで江ノ電にゆられながら江の島ロケに繰り出す。本番組はウエンツ瑛士がメインMCを務め山瀬まみ、石塚英彦、DAIGO、「オリエンタルラジオ」、江原啓之ら様々な出演者によるロケ企画などが人気。特にゲストとともに各地をロケする「アポなし旅」は名物企画になっている。今回は「江の島縦断!ぶらり旅」と題し、堺さんと高畑さんがウエンツさんと共に江の島へ。江の島初上陸だという堺さんは興味津々で島民に自由すぎる“ガチ聞き込み”を実施。高畑さんは江の島名物である「たこせんべい」のプレス体験に大興奮。江の島の裏側に行くとそこには島民のみぞ知る絶品漁師飯が。“朝ドラ女優”高畑さんが地魚の目玉をガブリと…。さらに堺さんが(秘)私生活からこだわりまでプライベートトークを繰り広げるほか、自身も歴史好きとして知られる堺さんが語る「真田丸」とは?そしてあの「倍返し」まで“大河俳優”が名演技を披露。江の島の魅力も満載のロケをお楽しみに。今回ロケに繰り出した堺さんと高畑さんが出演する映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』は、12月9日(土)より全国東宝系にて公開。同作は『ALWAYS 三丁目の夕日』で知られる西岸良平による累計発行部数900万部(既刊33巻)のベストセラー「鎌倉ものがたり」が原作。『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴監督が今回もメガホンを取って実写化を果たした。物語はそこここに人ならざる者がいる鎌倉という土地が舞台。犯罪研究の腕を買われ迷宮入りしそうな事件の捜査に協力している名探偵でもある、鎌倉住みの和装ミステリー小説家・一色正和を堺さんが、正和の年離れた妻・亜紀子を高畑さんが担当。ある日、一色が大金持ちの殺人事件の捜査を依頼されることからストーリーが始まる。堤真一、田中泯、國村隼、薬師丸ひろ子、三浦友和、安藤サクラ、中村玉緒ら実力派キャストの集結と『ALWAYS』チームが生み出したVFXで、見ごたえ溢れる作品に仕上がっている。「火曜サプライズ」は12月5日(火)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年12月05日旬なゲストのここでしか見ることのできない素顔に迫る日本テレビ系「おしゃれイズム」。12月3日の放送回には俳優の堺雅人がゲスト出演。映画やドラマとはまた違った“素”の堺さんの魅力にSNS上では「かわいい」の声が溢れていた。本番組は上田晋也、藤木直人、森泉の3人がMCを務め、ゲストの私生活やこだわりの趣味など、普段見ることのできない“イズム”を探るトーク番組。「エレベーターに乗って降りると方向感覚がリセットされる」ほどの“方向オンチ”だという堺さん。番組冒頭から「“撮影終わったら旅行に行く”という女優が多いが意味がわからない」「温泉と家の風呂と何が違うのかと思う」など自らの徹底したインドア派ぶりを熱くトーク。そんなインドア派ゆえなのか、妻で女優である菅野美穂の仕事が忙しいときは自分が家事をするのだとか。あくまで「家事は“控え選手”」だといいながら、最近はみそ汁作りにハマっているそうで、自らが作ったみそ汁をいくつか紹介。そのみそ汁だが具が「バナナ」「タコ焼き」「から揚げと餃子」など“珍味”のオンパレードで、スタジオにもその具とみそ汁が登場。「バナナのみそ汁」を試食した森さんも藤木さんは2人とも微妙な表情を浮かべていた。その後堺さんは藤木さんと共に、主演映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』の舞台でもある鎌倉にロケへ。鎌倉の野菜畑で自ら収穫した野菜を地元のレストランで調理してもらい味わうという展開に。「半沢直樹」や大河ドラマ「真田丸」などでみせる表情とは違う、笑顔いっぱいの陽気な“素”の堺さんの姿に「堺雅人可愛すぎない?」「終始ニコニコしてるの癒される」などの声がネット上には続出。「素敵すぎてすごい元気出た」「堺雅人に癒されて眠りにつく」など堺さんの明るさに元気をもらったという投稿も多数見られたほか、「菅野美穂さんがうらやましい」といったツイートも。役柄で見せるシリアスさや力強さと笑顔が絶えない陽気な素顔のギャップにやられた視聴者も多かった様子だった。堺さんの主演最新作となる『DESTINY 鎌倉ものがたり』は12月9日(土)より全国東宝系にて公開。(笠緒)
2017年12月03日ヒルトン小田原リゾート&スパでは、 苺のデザートブッフェ「ラブリーストロベリー・ティーパーティ(Lovely Strawberry Tea Party)」を、2018年1月6日(土)~2月25日(日)までの土・日曜・祝日に開催する。新春にふさわしい華やかでラブリーな苺スイーツを取り揃える「ラブリーストロベリー・ティーパーティ」。この魅惑のティーパーティでは、女の子のスキが詰まった甘酸っぱいデザートメニューが繰り広げられる。なかでも注目は「ストロベリーとバラのムース」だ。アーモンドをたっぷり使用した生地と、バラのジャム、苺のムースの芳醇な香りが口の中で広がる。ダマスクローズのグラッサージュがピンクに輝き、見た目でも楽しませてくれる。また、飲む美容点滴と呼ばれる米麹の甘酒を使ったプリンは、苺ソースでさっぱりとした口当たり。そして、ゴロっと丸ごと1粒をもっちり食感の求肥で包み込んだ「生苺大福」は、生クリームとあずきの甘さとともに、苺の甘酸っぱさをしっかり味わえる和スイーツだ。さらに、「パブロバストロベリー」や「フレンチトーストと苺ジャム」、「ストロベリーショートケーキ」などもラインナップ。 その他、ベーカリーコーナーでも人気が高い「ストロベリーデニッシュ」のミニバージョン、「ベーコンとミックスビーンズのペンネパスタ」や「ソーセージと野菜のフリッタータ」などの軽食メニューも幅広く取りそろえる。【詳細】苺のデザートブッフェ「ラブリーストロベリー・ティーパーティ」期間:2018年1月6日(土)~2月25日(日)※土・日曜・祝日開催会場:本館棟1階「ザ・ロビーラウンジ」時間:14:30~15:50、16:00~17:20 (二部制)※可能な限り事前予約を推奨。料金:大人1人 2,950円、子ども(小学生まで)1,400円 / 未就学児無料※ドリンクバー付き、 消費税・サービス料(13%)別途※80分制【予約・問い合わせ】ヒルトン小田原リゾート&スパ(レストラン予約)TEL: 0465-28-1220
2017年11月17日ある時は激動の時代に生きた歴史上の人物、ある時は不屈の企業戦士、そしてまたある時はキャラの濃い弁護士…。作品ごとにまるで違う顔を見せる堺雅人さん。そして、どの役も不思議な魅力を放っている。目が離せない、彼の魅力を大解剖!昨年の大河ドラマ『真田丸』を筆頭に、いまやドラマのヒットメーカーと言っても過言じゃない。しかし堺雅人さんご本人は、そんな世間の評価も期待もどこ吹く風。飄々とマイペースを貫いている。「良くも悪くも、自分が出演した過去の作品への評価って気にしていないし、特別な意味づけもしないんです。確かに反響って大事なものではあるけれど、現場で役者がやることって意外と多いんですよ。例えば、セリフを覚えることだったり、相手役のアクションに反応することだったり。僕はそっちに集中していたいんです」堺さんにとっては全ての役がそれぞれに「面白い」んだとか。「基本的に、どんな役でもやりたいんです。いったん台本を読むと、いいかどうかわからないものまで全部やりたくなっちゃう(笑)」いつも考えているのは、「人物をより生き生きと見せること」。「生き生きと、っていうのは、ドラマがよりドラマティックになるように、ということ。葛藤はより深く。対立ならより激しく。それを考えるのが自分の仕事かなと」最新映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』では、人間と人ならざる者たちが共存する鎌倉の街に暮らす作家を演じている。「生きている実感を持てずにいた男が、生き生きとした妻と結婚したことで“生”を取り戻していく物語です。ファンタジーですが、描かれているのは夫婦の結びつき。だから、妻役の高畑(充希)さんとの関係をちゃんと楽しむことだけに集中して演じました」作中、こだわりの強い趣味人を演じているが、当の本人は「趣味と呼べるのは仕事くらいだし、こだわるのも仕事だけ」と笑う。「言ってしまえば、いまも僕にとってはずっと高校の演劇部の延長みたいなもの。メンタリティとしてはそんなに変わっていないんです。こだわるのは、やるからにはちゃんと楽しみたいということ。ちゃんと時間をかけたいし、いいものを作りたいと思います」口調や表情から、演じることが楽しくて仕方ない様子が溢れる。「セリフ覚えは、けっしていいほうではないんです。長ゼリフなんかは、何回も繰り返さないと覚えられないから時間がかかりますし。でも、それを1週間ずっとやっていても苦じゃないんですよね」そんな堺さんがかつて抱いていた大人のイメージとは、「やりたいことをやるんじゃなく、やらなきゃいけないことをやる人」。「エゴ丸出しに見えるかもしれない俳優っていう職業も、自己表現の喜びがある一方で、自分じゃない誰かになる滅私奉公の一面もあるんですよ。仕事っていうのは種類はなんであれ、その両面があるものなのかもしれませんね」さかい・まさと1973年10月14日生まれ。大学在学中から舞台を中心に活躍。’00年のNHK朝ドラ『オードリー』で注目され、以降、映像作品に数々出演。主演映画『DESTINY鎌倉ものがたり』は12月9日公開に。トップス¥23,000(WJKW/ワディ ショールーム TEL:03・6451・0924)パンツ¥28,000(SOLIDO/タトラス ジャパン TEL:03・5708・5188)シューズ¥58,000(Royal Gorge Bridge/HIGH BRIDGE INTERNATIONAL TEL:03・3486・8847)※『anan』2017年11月15日号より。写真・酒井貴生(aosora)スタイリスト・高橋 毅(Decoration)ヘア&メイク・保田かずみ(SHIMA)文・望月リサ(by anan編集部)
2017年11月10日