森公美子、蘭寿とむがWキャストで主演するミュージカル『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』の製作発表会見が1月18日、都内にて行われた。ウーピー・ゴールドバーグ主演の大ヒット映画を、ウーピー本人がプロデューサーとなりミュージカル化、ブロードウェイほか世界で上演されている人気作。日本では2014年に初演され、今回は待望の再演となる。物語は、黒人クラブ歌手のデロリスが、ある殺人事件を目撃したことでマフィアに追われ、修道院に逃げ込んだことから起こる大騒動を描くもの。俗っぽさ全開のデロリスとお堅い修道女たち……水と油のような両者の交流が、笑いあり涙ありで綴られていく。ディスコブーム華やかなりし70年代風の、きらびやかでノリのよい、しかし少し懐かしさもある音楽が全編に散りばめられているのも魅力だ。2年弱という異例のはやさでの再演となったが、2度目のデロリスに挑む森は「“早く再演しないと、歳とって足が動かなくなっちゃう!”と言ってましたが、こんなに早く再演できるとは」と驚きながらも喜ぶ。一方で初参加の蘭寿は「このハッピーな作品に参加できること、そして格式ある帝国劇場に初めて立たせて頂ける喜びを、驚きとともに感じています」と話した。親しみやすいキャラクターで人気の森、元宝塚トップスターの蘭寿という異色のWキャストになるが、「もうひとかたが蘭寿さんになると訊いて“おぉ、ぴったり!”と思いました。そして私は、(初演の瀬奈じゅんに引き続き)Wキャストの相手からダンスを教えていただくのが定番になっています、と蘭寿さんにお伝えしました(笑)。同じ踊りをしても同じに見えないんですが…(苦笑)」(森)、「森さんのデロリスは本当に素敵。盗みたいところだらけ」(蘭寿)とお互いについて語り、「(それぞれを観るために)最低、2回は観ないと!」とアピール。会見には他に石井一孝、大澄賢也、石川禅、今井清隆、鳳蘭、演出の山田和也が出席。大澄が「昨年、来日版も日本で上演されましたが、正直僕たちの方が勝ってるぜ、と思いました!」と強気のアピールをするなど、出演者自身がこのカンパニーに自信を持ち、公演を楽しみにしている様子。作品の魅力を問われた山田も「ストーリーの美しさ。加えて素敵な音楽、シリアスだけでなく笑いもふんだんに盛り込んだ作り。劇場に行く楽しみと喜び、ショービジネスのすべてが最高のクオリティで詰まっている」と話していた。この日は事前公募で約1500名の応募の中から当選した一般オーディエンス150名も参加。アフロヘアのかつらを被り、衣裳姿で登壇したキャストとともにカーテンコールナンバー『レイズ・ユア・ヴォイス』を歌い踊った。当日の都心はこの冬初めて本格的な雪に見舞われたが、雪をも溶かす熱いダンスと笑顔が弾け、会見場は大いにもりあがっていた。公演は5月22日(日)から6月20日(月)まで、東京・帝国劇場にて上演される。チケットは2月27日(土)に一般発売を開始する。東京公演後、大阪、愛知、岩手、北海道、宮城、福岡、静岡、長野の各地でも上演される。
2016年01月18日ライカカメラジャパンは12月10日、国内のミュージシャン10組とコラボレーションしたコンパクトデジタルカメラ「ライカD-LUX "RSJ Edition"」の第5弾として、BOOM BOOM SATELLITESと今井寿氏の刻印入りモデルを発表した。BOOM BOOM SATELLITESモデルをライカ銀座店にて、今井寿氏モデルを代官山 北村写真機店にて、12月20日に販売開始する。価格は税込226,800円。ライカD-LUX "RSJ Edition"は、雑誌「ローリングストーン」が、2015年7月10日発売号で創刊から100号を迎えたことを記念し、計10組のミュージシャンとコラボレーションした国内限定の特別モデル。ミュージシャンごとに各20台、合計200台限定で販売する。今回、最後となる第5弾はBOOM BOOM SATELLITES、今井寿氏とコラボレーション。カメラのトップカバーには各ミュージシャンのロゴなどグラフィックが刻印されている。コンパクトデジタルカメラ「ライカD-LUX」をベースとし、外装にはメタリックなワインレッドに、赤のモチーフをプリントしたレザーを採用。各ミュージシャンがライカD-LUX "RSJ Edition"を用いて撮影した、直筆サイン入りのオリジナルプリントもプレゼントされる。ライカ D-LUXは、大口径ズームレンズ「ライカ DC バリオ・ズミルックス f1.7-2.8/10.9-34mm ASPH.」を搭載したコンパクトデジタルカメラ。焦点距離は24-75mm(35mm判換算)をカバーしている。
2015年12月11日話題のオンラインストリーミング「Netflix」にて配信中の桐谷美玲主演ドラマ「アンダーウェア」が、11月13日(金)より4週連続で地上波にて放送。本ドラマに元宝塚歌劇団トップスター・蘭寿とむがドラマ初出演を果たしており、同じく元宝塚歌劇団トップスター・大地真央と“元宝塚トップスター夢の共演”が実現することが分かった。本作は、桐谷さん演じるファッションに全く興味のない、“繊維オタク”の田舎娘のヒロイン・繭子が銀座の高級ランジェリーメーカー“Emotion”に就職。これまで自分が接したことがない価値観に触れ、戸惑い、失敗を繰り返しながらも、成長し、夢をつかんでいくさまを描くお仕事ドラマ。大地真央演じる日本のランジェリー業界を引っ張るアイコン的存在の女性社長や、一流ブランドを背負って立っている同僚たちに、繭子がどんどん刺激を受けていく様子は女子の“共感度100%”だ。宝塚歌劇団を退団して1年半、本作で“ドラマ初出演”を果たした蘭寿さんが演じるのは、日本で人気のファッション誌「コンシャス」の新任編集長・永井千香。社内で大抜擢され編集長に就任したため、若くして社内で強い権力を握り、雑誌の人気をキープするために紙面の充実に努力するが、実は社内調整に苦労している面も。桐谷さん演じる下着ブランド「エモーション」の新人・時田繭子と、大地さん演じる「エモーション」社長・南上マユミとの出会いにより、徐々に永井の内面に変化が起きていく、という役どころだ。本作でいきなりの宝塚歌劇団先輩・大地さんとの共演となった蘭寿さんは、最初すごく緊張したそうだが、「大地さんが『大丈夫よ』と優しく声をかけてくださったり、『兵庫県出身で一緒だね』と気さくに話しかけてくださったりしたのがうれしかった」と撮影をふり返り、「優しくして、キレイで、スタイルもよろしくて、憧れの人です」と大地さんの印象を述べた。また、ドラマ初出演については「舞台とは違う緊張感がありました」と明かし、「宝塚では舞台から遠くにいるお客様には双眼鏡で見ていただいたりしていましたが、映像作品は撮影カメラが近づいてくれるので体で表現するよりも“感じること”を大事にしました」とドラマならでは工夫した点を語った。「アンダーウェア」は11月13日(金)より4週連続で21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年11月11日「結婚したら寿退社」はすっかり陰をひそめ、国も企業も、女性がずっと仕事を続けられるような環境をつくろうとしています。20~30代の働く女性215人に「あなたは長く仕事を続けていきたいと思いますか?」と聞いてみると、「思う」と答えた人は8割以上。当事者である女性の多くも、長期的にキャリアを築いていきたいと考えていることが分かります。でも、そもそもなぜ長く働きたいと思うのでしょうか? 一番に頭に浮かぶのは「生活のため」というもの。男性の年収が上がりにくくなっていることを背景に、共働きが当たり前となりつつある世の中、金銭的な不安を払拭する意味で「長く働きたい」と考える人は多そうです。そこで次はこんな質問。「もしも生涯の生活が保障されるくらいのお金があったとしたら、今の仕事を続けますか?」すると「辞める」と回答した人が6割強と半数以上を占めました。最初の質問では8割以上の女性が「長く続けたい」と答えていましたが、こちらの質問では一変して「続ける」が少数派に。では「続ける」と回答した人たちが、生活が保障されてもなお今の仕事を続ける理由を見ていきましょう。 >>続きを読む
2015年10月23日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年10月05日ピエール瀧主演という話題性と共に、その重厚なつくりが称賛を浴びたドラマ「64(ロクヨン)」に、「鹿の王」で本屋大賞を受賞した上橋菜穂子の大人気ファンタジーの実写化として期待を集める「精霊の守り人」など、注目作品の脚本を次々と手掛ける大森寿美男。ドラマから映画になった「悪夢ちゃん」に「テンペスト」、NHK大河ドラマ「風林火山」、映画『悼む人』など、これまで脚本を執筆してきた作品は枚挙にいとまがない、押しも押されもせぬ人気脚本家である。そんな大森さんが、脚本家としてペンのみならず、監督としてメガホンをも握った映画『アゲイン 28年目の甲子園』のDVD&ブルーレイがまもなくリリースされる。重松清の小説を原作に、かつて甲子園を目指し汗を流した高校球児で、いまはすっかり中年オヤジとなった主人公たちが「マスターズ甲子園」を目指して再び立ち上がるという本作。大森監督にとっては、三浦しをんの同名小説を原作に箱根駅伝をめざし奮闘する大学生たちを描いた『風が強く吹いている』に続く監督2作目となる。監督作の2作がいずれもスポーツを扱った作品ということで、さぞや本人もスポーツが好きかと思いきや決してそういうわけでもなく「たまたま(笑)」とのこと。「ただ、箱根駅伝と野球の二つだけは昔から大好きでした。これがサッカーだったら馴染みがなさ過ぎて無理でした(笑)。スポーツが描きたいというより、その人間が過ごした時間を描きたい。その意味でスポーツ、特に箱根駅伝や高校野球というのは、その人間がそこにたどり着くまでに過ごした濃密な時間――成功も挫折も含め、その人が背負ってきたものが見えやすいんだと思います」。主演を務めたのは中井貴一。「脚本を書きつつ、ボンヤリと頭の中にあったのかな…。書き上げて、誰に演じてもらうか?と考えた時、最初に浮かびました。人間ドラマとして主人公の心情を表現でき、リアリティを持って演じられて、野球のシーンもこなせる中年男性。他に思い浮かばなかった」と言うが、当初、中井さんはリアルな野球シーンを体現できないと出演を固辞し、難航した。「中井さんに『野球のシーンはどう撮るか?』と聞かれて『ドキュメンタリーのように撮りたい。みなさんが試合をする姿をこっちが勝手に撮りたい。楽しんでプレーしてくれたらいい』と言ったんですが『それなら無理だ』と(苦笑)。ドキュメンタリーのようにどこを切り取ってもいいという形にしてしまうと、“無意識”が映ってしまい、嘘がばれてしまうので厳しいと。慌てて『無理はさせないし、恥はかかせない』と約束して何とか受けてもらいました(笑)。本番に入ったら、理想に近い形で撮影できました」。映画では、オヤジたちが泥にまみれる。プロ野球やJリーグ、オリンピックの世界では、不惑の40歳を超えたベテランたちが“レジェンド”として尊敬のまなざしを向けられているが…。「この映画のオジサンたちはレジェンドと呼ばれる成功者からはかけ離れてます(笑)。ただ、レジェンドたちが持っている思いと同じものを、普通に生きている彼らも、心の奥にくすぶらせつつも持っているんじゃないか?体はレジェンドのようには動かないけど、思いを取り戻したら、一瞬にして若い頃の情熱が戻る――マスターズ甲子園を見に行って、まずそれを感じました。いま、熱い時間を過ごしてる彼らの熱量は高校生の頃と変わらないんです。前作の箱根駅伝では、その時にしか味わえない時間をいかに彼らのその後の人生に残せるか?という、かけがえのない時間を映画にしたかったんですが、今回、オジサンたちにとっては、そのかけがえのない時間が過去になってる。既に失われているんだけど、思いを取り戻すことで、“いま”という時間が少し変わっていく。それを描きたかった」。オヤジだけではなく若い俳優陣も存在感を見せる。「マスターズ甲子園」を扱う男くさいドラマにあって、主人公・坂町がなかなか心を通じ合わせることができない実の娘を演じるのは現在、朝ドラ「まれ」に出演中の門脇麦。そして、坂町のいまは亡き同級生の娘で、彼の元を訪れマスターズ甲子園出場を勧める女子大生・美枝を、来期の朝ドラ「あさが来た」のヒロインに決まっている波瑠が演じている。特に坂町と美枝の関係について、大森監督は「親子でも男女でもない、ありえないような関係性があり得るのを描きたかった」と語る。「マスターズ甲子園をめざして野球をやることで、人のつながりが変化していく物語にしたかったし、普通の血のつながりのある親子よりも踏み込んだ特別な関係を描きたかった。坂町は実の娘との関係は壊れてるし、美枝は父親を亡くしてるけど、そんな血のつながらない2人が出会い、濃密な時間を過ごして関係を築いていく。波瑠さんは、実は以前に仕事で甲子園の観戦記を書いたこともあるそうですが、会ってみると全然、野球クサくなかった(笑)。そこがいいと思いました。活発そうでもなく、ひねくれてるわけでもなく、意外な女優さんです。どこか不思議な人で、掘り起こしてみたいなと感じました(笑)」。してその結果は?「不思議な人でした(笑)。打てば響くし、言えばどんどん変わるけど、どこか控え目というか、自分を過小評価してるんじゃないかと思うようなところがありました。もっと自分がいい女優さんだって気づいてほしい。そういう思いで演出していましたが、自分が感じたポテンシャルは間違っていませんでした。今回、その彼女の魅力を自然に引き出してくれたのは中井さん。私の言葉なんかよりも、中井さんの雰囲気に自然に心を開いて言いってくれたなと思います。そこは坂町と美枝の関係そのものでした」。複数の世代について話をしてもらったが「見る年齢によって、印象が大きく異なるのがこの映画の特徴」と大森監督。一人で、パートナーと、親と、子供と――誰と見るかでもまた感想が違ってくるはずだ。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:アゲイン28年目の甲子園 2015年1月17日より全国にて公開(C) 重松清/集英社(C) 2015「アゲイン」製作委員会
2015年07月07日バブル時代に女性が男性に求めた三高(高学歴、高収入、高身長)。「そんなハイスペックな男なんてどこにもいるわけないじゃん」とどこか冷めた目でバブル女性をみるゆとり女子も多いのでは。ところが最近、若い男性の間で「結婚相手の女性」に高スペックを求める人が急増しているのだそう。今回は、自称・高スペック女子好きの20代男性に、女性に求める資質を伺いました。■自分より高収入でもOK「経済力のある女」▽「自分の稼ぎだけじゃ厳しいから」(25歳・営業)▽「彼女から『結婚したら仕事辞めたい』と言われて別れようかと思ってる」(27歳・メーカー)サラリーマンの平均年収が400万円を下回る時代。長く勤めても給料が上がる保証はないし、一家の大黒柱として家計を支えていく自信が持てないというのが20代男子の本音のよう。「自分より高収入でも気にならない。むしろ彼女がバリキャリだったら、自分はイクメンになりたい」と言う人もいました。バブルを経験した男性からすれば、「プライドないのか?」と突っ込みもありそうですが、女子からすれば、大して稼ぎがないくせに態度だけでかい男性より、腰が低く器の広い男性のほうが付き合いやすいものです。■知性や頭の良さも魅力「高学歴な女」▽「論理的に会話ができる女性じゃないと結婚してから困るから」(28歳・コンサル)▽「単純に頭のいい女性が好きだから。知的な会話ができる女性は、色っぽい」(26歳・経理)小さい頃から勉学に励み、厳しい受験戦争を突破してきた高学歴女子は、負けず嫌いで上昇志向の人が多いのが特徴です。ひと昔前であれば、飲み会の席などで女性が意見をすると「何を女が偉そうに自己主張しやがって」と煙たがられていましたが、最近の若い男性は、女性にも対等な関係を望むよう。また、「高学歴女子のほうが依存心がなく、きちんと自分の世界を持っている人が多い」という意見もありました。自分の考えをしっかり持っていて、自立している姿に惹かれる男性は多いようです。■程よい距離を保てるのが理想「高コミュニケーション能力」▽「社会性のない女性とは付き合えない。結婚してから大変そうだし、自分に対して100%の愛情を向けられても困る」(28歳・IT)▽「友達が多くて、お互いに拘束しあわない関係が理想」(25歳・エンジニア)趣味や男友達との付き合いなど、彼女がいても「自分の時間」を大切にする人が多いゆとり男子。やはり結婚してからも、奥さんとは程よい距離を保ちつつ、支え合っていきたいというのが正直な気持ちのよう。自分の時間すべてを彼に捧げるなんてもってもほか。お互いのプライベートを尊重したほうが、男性の重荷にならず、ゆるく安定した付き合いを継続できそうです。以上、イマドキ男子が求める、三高について解説しました。ハイスペックと言っても、「東大出身、年収1000万以上」などの肩書きを持つ必要はありません。大切なのは、結婚しても自活できる女を目指すこと。そうすれば、自然と男性に「結婚」を意識させることができるはずです。
2015年06月11日9月19日~20日に神奈川県・パシフィコ横浜の国立大ホールで開催される、人気アニメ『TIGER&BUNNY』放送の開始4周年を記念したスペシャルコンサート「THE SOUND OF TIGER&BUNNY」の特別先行予約が、6月1日12:00よりスタートした。本コンサートには、劇中音楽を手がけた池頼広や、作品でブルーローズ/カリーナ・ライル役を演じ、挿入歌の歌唱も担当した声優・歌手の寿美菜子らが参加。『TIGER&BUNNY』のテレビシリーズ、さらに劇場版2作品で使用された劇中音楽を、オーケストラ&バンドによる生演奏で聞くことができるプログラムになっている。先行予約期間は、6月1日12:00~21日23:59。さらに、6月20日~9月12日の期間には、毎週土曜23:00から特設サイトにてTVシリーズ全25話のライブ配信を行うことも決定。各2話を13回に分けて配信する(8月1日のみ1話配信)。本編終了後には、音楽紹介コーナー「Stern Bild Insider -The Music-」の放送も予定されている。(C)BNP / T&B PARTNERS(C)BNP / T&B MOVIE PARTNERS
2015年06月01日慶事で使われるご祝儀袋の表書きは、大きく分けて「寿」と「御祝」の2つがあります。どちらを使えばよいのか迷う人もいるのではないでしょうか。ここでは、それぞれの意味を理解しておきましょう。○結婚祝いでは「寿」が一般的地方によって使い分けが異なる場合がありますが、「寿」はお祝いのなかでも、特におめでたいことの際に使う表書きです。そのため、一般に結婚祝いの際には「寿」を使用します。○そのほかの祝いごとは「御祝」でOK出産、入学、新築、成人など、結婚以外の祝いごとについては、基本的に表書きが「御祝」になっているご祝儀袋を使用しましょう。「御祝」は、うれしいこと全般に対して使うことができますが、ご祝儀袋の表書きには以下のような種類がありますので、ご祝儀袋を選ぶ際の参考にしてください。ご祝儀袋の表書きの種類・出産御出産祝、御誕生祝福など・初節句祝御初節句、御祝など・七五三七五三御祝、御祝など・入園、入学御入学御祝、合格御祝など・卒業御卒業御祝、祝御卒業など・成人御成人御祝、祝御成人など・長寿御長寿祝、寿など・新築御新築御祝、祝御新築など・引っ越し御餞別など○金額によってデザインを選ぶ一般的に、包む金額が高額な場合には、それにあわせて豪華なご祝儀袋を選ぶようにしましょう。例えば結婚祝いで5万円以上の金額を包む場合などは、それなりに豪華なご祝儀袋にしたほうがベターです。逆に、出産祝いや入学祝いで1万円を包む場合などは、シンプルなご祝儀袋にします。執筆:野村佳代株式会社アスラン編集スタジオ 代表取締役。編集・ライター。一般社団法人日本ビジネスメール協会認定講師。Webサイト「ビジネス文章力研究所」を運営している。
2015年05月26日俳優の岸谷五朗、寺脇康文が主宰する演劇ユニット「地球ゴージャス」。2015年3月29日(日)に結成20周年を記念した「地球ゴージャス20th Anniversary GALA CONCERT」を催し、大盛況の中、次なる新作公演を2016年1月9日(土)より赤坂ACTシアターをはじめとする全国4か所にて上演することを発表。このたび、城田優や蘭寿とむといった豪華キャスト陣の本作への出演が明らかになった。ドラマ・映画でも活躍を続けながらも、その圧倒的な華と歌唱力で、ミュージカル界でもスターの座を確立している城田さん。ディズニーの実写版『シンデレラ』では王子の声の吹き替えを担当し、日本版エンドソング「夢はひそかに」で披露された美声も話題を呼んだが、「エリザベート」(’10)「ロミオ&ジュリエット」(’11、’13)「4Stars」(’13)「ファントム」(’14)、そして今年の6月から帝国劇場でキャストを一新して上演される「エリザベート」への出演を経て、新たな色を吹き込むべく、「地球ゴージャス」最新作の主人公に挑む。また、宝塚歌劇団屈指の実力派として「ファントム」「オーシャンズ11」などの主演作を次々と務めトップスターに君臨し、芸能界にもファンの多いことで知られる蘭寿とむ。退団後も数多くの舞台出演が続き、いま、演劇界で引く手数多の彼女が、「地球ゴージャス」とどのような化学反応を起こすのかも見ものだ。さらに、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』のヒロインを演じて以降、女優・歌手として人気を集めている大原櫻子。歌唱力・自然体の芝居力・煌めいた存在感を併せ持つ彼女が、満を持して今作品にて舞台初出演を果たす。また世界一のダンサーたちが集まるダンスエンタテイメント「WASABEATS」でも主演を務めるなど、若手俳優ではトップクラスのダンスの実力を誇りながらも、「レディベス」「オーシャンズ11」などの本格派ミュージカルに進出、今秋には「RENT」のエンジェル役が控える平間壮一に、「レ・ミゼラブル」「ジキル&ハイド」「GARANTIDO」、蜷川幸雄演出の「青い種子は太陽のなかにある」と出演作が目白押しのマルシアもキャストに決定した。ベテラン勢からフレッシュな層まで、「地球ゴージャス」史上最強に歌える、圧倒的に華やかな布陣で挑む「地球ゴージャス」14作品目となる待望の最新作。ストーリーなどの詳細はまだ明かされていないものの、強力なキャスト陣に、作品への期待は高まるばかりだ。(text:cinemacafe.net)
2015年05月11日――現在開催中の「踊る!アート展」に展示されているインタラクティブインスタレーション「Floating Flower Garden―花と我と同根、庭と我と一体」 は、どのようなコンセプトなのでしょう?生花を用いているのが珍しいですよね。タイトルは「花を見たとき、花のほうも自分をみているという感覚を抱くに至ったときこそ、花との一体感を得られるだろう」っていう意味で、古い禅の言葉をもじったものなんだけど、つまりは、禅僧が自然を模して作った庭で修行するとき、本物の自然の中にいる錯覚を覚えると同じくらい、来場者に空間との一体感を感じてもらえたらってことを考えた。みんなお洒落な花屋に行って、部屋に花飾って共生しているつもりでいても、実際こんな間近で見たことないでしょ?――改めて花と相対した気分でした。この作品は、センサーで人を感知すると花が上がる仕組みで、自分が前に進むためには花がスペースを作ってくれるのを待たないといけない。つまりは花と対峙せざるを得ない装置。花が自分を見ることによりスペースが生まれ、そこで初めて自分が花を意識し、花も自分を意識しているという感覚を得ることが出来ると思う。――一方、「花と人、コントロールできないけれども共に生きる、そして永久に―Tokyo」はデジタルでのフラワー表現がとても印象的な作品ですが。そう、Floating Flower Gardenとは全然アプローチが違うんだよ。2014年、 国東半島芸術祭に常設する作品(「花と人、コントロールできないけれども、共に生きる―Kunisaki Peninsula」 )を作るにあたって国東に下見に行ったんだけど、あそこはヤバい。自生とは思えない程そこら中じゅうに花が咲きまくっているんだよね。一部は国東の人達が植え、それを種にして増え続けているらしい。だから、国東半島芸術祭に出展したオノヨーコはベンチ作っちゃうし、カラフルな花でキャッチーな作品作ってるチェ・ジョンファだって菜の花畑に丘作っちゃったんだよ。みんな国東の自然にやられちゃったんじゃないかな、自分の作品見せるより、この広大な風景見るためのもん作ったほうがいいじゃねーかって。(笑)。――なるほど(笑)。それがきっかけで、人間が自然を理解した上でコントロールしているからこそ出来る環境が存在していると気が付いた。英語で”Nature”っていうと、人の手が一切加えられていないアラスカの大地とかサハラ砂漠みたいなものを想像するけど、日本人はサハラ砂漠を見て「自然豊か」とは思わない。日本人にとっての”Nature”は、常にそこに人が存在しているんだよね。人が存在してないものは自然ですらない。つまり、日本人にとっての「自然」ってすごく居心地の良い空間なんだけど、西洋人が言う「自然」ってある種、驚異の対象のようなもの。国東には日本最古といわれる棚田もあって、自然豊かな風景だとか思ったけど、あれはどう考えてもテクノロジーの塊でしょ。そう思うと、全てをコントロールすることはできないにしても、人はそこに確かに存在して、花とともに生きているってことなんじゃないかな。――花を愛しているんですね。花々が勝手に成長、衰退を繰り返すこの映像インスタレーションは、人の存在を感じると急激に増殖したり、死滅したりする。花はコントロールできないけれども共に生きるんです。【イベント情報】チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地会場:日本科学未来館住所:東京都江東区青海2-3-6会期:2014年11月29日から2015年5月10日まで時間:10:00から17:00(土・日曜日、祝日は19:00まで、入館は閉館30分前)※ゴールデンウィーク期間中(4月29日から5月10日)も、19:00まで開館延長。休館日:火曜日(4月28日、5月5日は開館)料金:当日/大人1,800円、小学生以上18歳未満1,200円(土曜日は1,100円)、3歳以上小学生未満900円リピーター割引/大人1,600円、小学生以上18歳未満1,000円(土曜日は920円)、3歳以上小学生未満700円5月5日のこどもの日は、小学生以上18歳未満1,200円⇒1,100円前編に戻る。
2015年04月22日古来より、花はその美しさで人を魅了し、時に惑わし、時に脅威の感情さえ与えてきた。すなわち、もしもこの世に花が存在しなかったとしたら、人はいつだって正気でいられたかもしれないということだ。仮にそのパラレルワールドがあるとして、その世界はどのような発展を遂げただろうか?この禅問答に対し、「花のない世界では人類は滅びたと思う」と回答したのは、ウルトラテクノロジスト集団チームラボ代表の猪子寿之氏。その言葉の背景に隠された真意に迫ってみた。――花の魅力って何だと思いますか?花は生命の山河である一方、散る瞬間には死の美しさを呈している。あと、共生の象徴でもあるということ。植物は海から陸に上がって進化を遂げていく過程で、太陽の光や地中の栄養をよりたくさん摂取するために、より高くより深く形を変えていくんだけど、一方で突然、花や実をつけ始めるのね。植物に花が咲くと、蜜を吸いに来た虫や鳥が花粉を運んで、より広い範囲へと繁殖していくことになる。虫や鳥に選ばれるために、植物はより目立つ花を咲かせ、より栄養の高い実をつけるんだよね。花とか実っていうのは他者の食べ物になるくらいだから、エネルギーの塊なわけ。その生成にエネルギーを使うってことは、その分、自分のエネルギーが減っちゃうでしょ?そうすると自ずと、これまで重視してた“高さ”は諦めないといけなくなる。つまり、他者に勝つという戦略を手離し、選ばれるために進化したとも言えるわけ。――通常の進化とは異なる方法を採ったんですね。ではなぜ花は人をも魅了するのでしょうか?不思議だよね、なぜ人は花が好きなんだろう?といつも考えている。例えば植物が高さを競って、コケからシダ植物へ、シダ植物から裸子植物へと進化したというような分かりやすい過程が無いから。だって食べ物にも衣類にも、住居の素材にもならない、人にとって何の役にも立たないじゃん。でも、そういう無用な花を人間は愛してしまったんだよね。だから人は自然の中に神を見出すようになったんだと思う。――あまり建設的では無いですね……。合理的に考えれば、何の役にも立たない花なんて伐採したほうが良かったんだけど、「そこに神様がいる!」となるとそういうわけにもいかず、結果的に自然を守ることになった。もちろん、現代の科学を持ってしたら、自然を守ることは非常に合理的で、木々の伐採なんか続けたら、その仕打ちが自分達に返ってくるっていうのは分かるんだけど、当時の知からしたら理解を越えているよね。でもその結果として、人は滅びずに済んだ。つまり、ミツバチと花の関係性とは全く違えど、人間も花と共生してきたということ。無駄なものを美しいと思っちゃったことで、花と文化的共生関係を結んだとも言える。もしその共生関係を結んでなかったから、人類は滅んでいた可能性だってあると思う。後編に続く。
2015年04月22日東京都・大手町のSPACE NIOにて、現代アーティストとしても活躍する漫画家・しりあがり寿の作品展示「崩と回」を開催している。開催期間は4月24日まで、開場時間は10:00~18:00。入場無料。同展では、しりあがり寿が発祥から400年を迎える琳派を意識して制作した新作の大型墨絵と、旧作の“回転する絵画”を合わせて展示。後者は、2013年末の個展で発表した、絵画やオブジェを「回転させる」ことで新たな視点を見出すインスタレーションになっている。
2015年04月22日働く女性たちに、キラキラしただけではないリアルなエピソードを聞いていくこのシリーズ。前回は、保守的な会社で「女は愛嬌」「退職するなら寿で」などといったプレッシャーの中で働いている女性についてレポートしましたが、今回はジャニーズファンの女性に、会社で働くこととジャニーズファンであることの調整はどう行っているのを伺いました。一見、ジャニーズファン向けの企画のように見えますが、すべての趣味人にも共通する話でもあり、また会社で有休を取るとはどういうことなのか、仕事とプライベートを両立させるにはどうすればいいのか……ということが少しは見えてくると思います。今回登場いただくのは、三度目の転職をして、今はメーカー勤務の正社員Tさん(32歳)です。○平日は仕事を大急ぎで終わらせてダッシュ――ジャニーズファンとしては、どういう活動をしてるんですか?高校からずっとジャニオタで、活動的だったときもあったけど、今はちょっと落ち着いて、土日や平日に行ける範囲で舞台やコンサートに行くという感じですね。平日は仕事を大急ぎで終わらせてダッシュします。基本はひとり行動ですね。――それはどうしてなんですか?東京のコンサートならいいんですが、誰かと遠征することになっていても、仕事でどうしてもいけなくなったりすると、ほかに行ける人を探したり、ホテルを取り直したりしないといけなくなるんで。でも、そのおかげで安いホテルや移動手段を見つけることはうまくなってきました。新幹線とホテルのパック料金よりも安い組み合わせで予約できたら「よっしゃー!」みたいな。――わかります(笑)。旅先ではどんな風に過ごしますか?現地では、ファンの友達と合流してご飯を食べることもあるし、一人で観光もしますね。その土地の名物を食べたり、観光地にふらっといったり。でも、地方で一人で回転寿司屋に入って熱燗なんかを頼んでると、お客として来てるおじさんにまじまじと見られることもあって。地方で一人でご飯を食べる女性って珍しいんだなと。あと、クリスマスのコンサート後、ひとりでビジネスホテルに泊まっていたら、ホテルの人が心配してついてきたことがあって。たぶん、ひとりでこんなところで過ごしているんで、この人大丈夫かって心配されたみたいでした。――休みというのはどうやりくりしているんですか?有休を使ってどこかに行くということはほとんどないですね。だいたいは土日か、平日の夜です。――早退とかもするんですか?早退もしなかったですね。日中に仕事を頑張って定時で終わらせて、そこからダッシュです。前に一度だけ、それでは間に合わないので有休を使ったことがありますが、病気でないと有休が受理されない会社だったので、熱が出たって言うしかなくて……。――そんなに有休を取りにくい会社だったんですか?そうですね。前にいた会社の話ですけど、お盆やお正月は10日くらい全員が一斉に休むシステムになっていて、休み自体が少ないわけじゃないんですが、個別でとろうと思うと難しくて。4年間会社にいて、病気で3日、ジャニーズで1日しか有休をとったことはないです。その病気で休んだ3日というのは、ノロウィルスにやられてしまったんですけど、上司に病状を細かく報告しないといけなくて、なんで私、自分がお腹を下した話をこと細かく伝えないといけないんだろうって……。――それは大変ですよね。私もはるか昔には病欠もしにくい部署で働いていたことがありました。そんなことがあると、会社の人にはジャニーズで遠征なんて言いたくなくなりそうですね今までにいたどこの会社でも、休みに旅行にいくと、お土産を持って配りあうという文化がありました。私も普通に旅行にいったときにはお土産を持っていきますが、ジャニーズの遠征のときは、説明することが多くなるし、土日の間に遠征しているだけで有休とって休んでいるわけでもないので、そのときは言わないですね。○転職の際に導線を考える――平日のコンサートに行くときは何か工夫してましたか?さっきも言いましたが、仕事を定時までに終わらせるくらいですかね。それから、転職するときに、会社が終わってから日比谷に通える場所かな? ということは一応考えましたね。もちろんほかの要素も考慮してますけど。――日比谷というと……日比谷には日生劇場、帝国劇場、シアタークリエとジャニーズの舞台をやる劇場がいっぱいあるんですよ。だから、その動線を考えてしまう。人によっては代々木国立競技場に行きやすいところを考えて家を決めたり、水道橋に行きやすいかで沿線に住んだりとか、そういうことは、なんとなくは頭においてるみたいです。――ジャニオタっていうことを会社の仲のいい友達にも話したりはしないんですか?そうですね。あまりしないですね。仲はいいけれど、ジャニーズの話がしたい人とそういう話はすればいいと思うので。それに、話してすぐにわかる人のファンだったらわりとすんなり受け入れてもらえるかもだけど、私が好きなのはジャニーズJr.のふぉ~ゆ~やThey武道っていうグループだったりするので。――会社の人とかだと、「どういうグループですか?」って聞かれそうですねやっぱり説明が必要になりますしね。あと、会社によってオタ的な人の多いところと、そういう人がぜんぜんいない業種ってあると思うんですよ。私はどっちかっていうと、オタの少ない人の多い会社だったもんで。――確かにそれはありそうですね。Tさんが誰かのファンになるのはどういうポイントなんですか?私は、残念なところを見つけるといいな、ってなりますね。自分ではちゃんとしてるつもりなのに、ここぞというところで失敗してしまったり。そういうのを見守りたいというのはあります。――じゃあ、Tさんにとってジャニーズとはどういう存在ですか?自分はいろんなことに興味があるので、その中の一つですね。別に「ジャニーズのファンだから日々の仕事を頑張れる!」とかではないんですよ。でも、そのために仕事や日程を調整したりするのは苦じゃない。きっと、高校の頃から長くファンをやっているので、生活の中の一部になっているのかもしれません。○まとめ私も有休をとりにくい会社で働いたことはありました。有休って、病気のためにあるのではなく、労働基準法で定められた権利であるはずなのですが、実際には会社や部署の空気によって、自己都合では休みにくいところもたくさんあると思います。もちろん、周囲に仕事を押し付けて休むなんて人もほとんどいないはずですが、会社によっては、あれこれ個人的な興味から詮索されたりすることもまだまだあるようです。有休のとりやすさは、その会社の風通しの良さを表す指標でもあるのではないでしょうか。有休の取りにくい会社では、自分とほかの人との働き方の「違い」も受け入れにくいものです。「ワーク・ライフ・バランスの第一歩は、有休にあり」なのかもしれません。西森路代ライター。地方のOLを経て上京。派遣社員、編集プロダクション勤務を経てフリーに。香港、台湾、韓国、日本などアジアのエンターテイメントと、女性の生き方について執筆中。現在、TBS RADIO「文化系トーラジオLIFE」にも出演中。著書に『K-POPがアジアを制覇する』(原書房)、共著に『女子会2.0』(NHK出版)などがある。
2015年04月18日アイドルグループ、Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔と、女優の蘭寿とむが主演を務める舞台『TAKE FIVE』が5月13日(水)より東京・赤坂 ACT シアターで上演される事が決定した。【チケット情報はこちら】同作は2013年にTBSで放送されたドラマ『TAKE FIVE~俺たちは愛を盗めるか~』の舞台版。同ドラマは大学教授、警察官、警備員などの表の顔を持った泥棒軍団が活躍するアクション作品として人気を博した。初の続編となる舞台版では、ドラマの爽快かつ派手なアクションをそのままに、映像を効果的に使い、“演劇”と“映像”を融合した新たなエンターテインメント作品にしあげているとのこと。舞台版の主人公はドラマ版で唐沢寿明が演じた帆村正義の子孫・帆村 守。そのほか魅惑的な女泥棒、ブルー・バタフライなど個性豊かな舞台版オリジナルキャラクターが登場し、物語を盛り上げる。同作について、帆村 守を演じる藤ヶ谷は「経験豊富な共演者、スタッフの皆さんに混ぜて頂きながら、日々刺激をもらいチーム一丸となっています。ドラマの『TAKE FIVE』を見ていましたが、絡まる人間模様、そして心理戦にすごく高揚したのを今でも思い出します。今回はLEDを多数使って映像とのリンクがあります。すごい迫力になるはずだと今からとても楽しみにしています。今までにない共演者さんとの絡みもたくさんあります。新しい愛のある泥棒達、そして、新しい『TAKE FIVE』を楽しみに待っていてください」とコメント。またブルー・バタフライを演じる蘭寿とむは「ドラマ『TAKE FIVE』の世界を未来に広げて、新しく展開する舞台版『TAKE FIVE』が生まれます!出演させていただける喜びを感じています。女泥棒ブルー・バタフライを、格好良く、大人可愛くセクシーに演じられたらと思っています。楽しくて、愛の残るステージをどうぞお楽しみに!!」と意気込みを語っている。舞台『TAKE FIVE』は5月13日(水)から21日(木)まで東京・赤坂 ACT シアター、28日(木)から31日(日)大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演。東京・大阪公演ともに、チケットぴあにて4月18日(土)昼12時から4月22日(水)午後11時59分まで2次電話先行抽選のエントリーを受付中。受付電話番号は東京公演が0570-02-9518、大阪公演が0570-02-9967。抽選結果は4月25日(土)昼12時から28日(火)午後6時まで同電話番号にて確認可能。
2015年04月13日テレビや雑誌、ウェブに登場する働く女性というのは、生き生きとした姿でためになる仕事の話を提供してくれます。でも、メディアに登場する人たちは、会社を代表して登場する人たち。ということは、会社の顔である側面も大きく、見えてくるのはキラキラとした面ばかりです。多くの働く女性にとって、こうした話にリアリティがあるかというと、そうでもないのではないでしょうか。このシリーズでは、働く女性たちに、より身近な話を聞いていこうと思います。身近でリアルな話の中には、あまりポジティブでない話もあるかとは思いますが、もしポジティブではないことが出てくるとしたら、その話にこそ、本当の働く女性の実態が隠れていることなのだと思います。女性が輝く社会にと言われていますが、多くの会社には女性たちが輝くことのできる土壌はあるのか。誰もが必ずしも輝くべきとも思っていませんが、女性が少しでも楽しく働けるようになるためにも、キラキラした面だけでなく、実体も知る必要があると思うのです。今回登場いただいたのは、Mさん(28歳)卸売業で事務職をして9年目の女性です。○ウソでもいいから結婚準備――Mさんは一般職とのことですが、会社の女性はどういう立場で働いているんですか?うちは女性はみんな一般職なんです。短大を出て就職活動をするときに、総合職は受けなかったので、事務職を探しました。でも、転職した友達に聞くと、事務職の社員の募集はもう少なくなっていると聞きました。――そうですね。なかなか社員で事務職っていう人は派遣にとって変わろうとしていると聞きますね。だから、一般職の人を探すのはけっこう苦労したんです。Mさんは働いていて、ここはちょっとつらいなっていうことはありますか?そうですね。女は愛嬌、みたいなプレッシャーがかなりありますね。というのも、この会社では、寿退職以外で辞める人がほとんどいないんです。転職で辞めた同僚がいたけど、それはすごく珍しくて、うちの会社より余所に行きたいなんて裏切られた、みたいな感じに思う人もいるのがわかって、それだと結婚で辞めるしかないのかって。まだ相手もいないんですけどね。――結婚願望が個人的にあるわけじゃないけど、会社を円満に辞めるために結婚願望が出てきたということですか。けっこうなプレッシャーですよね。今、会社ではどういう立場ですか?私は年齢的には上から2番目くらいですね。みんな本当に辞めちゃうんですよ。寿で退社しないといけないという決まりはないけれど、仕事を続けた女性の前例もないのでそういう空気ができあがっています。だから、ウソでもいいから結婚準備で辞めますっていいたいけど、それだと詮索もすごいんで。――え、詮索までされるんですか?そうなんです。実際に会社の上のほうの男性たちが、結婚相手のことを査定するようなこともあって。――どういう目線で査定されちゃうんですか?結婚式に出た場合とかに旦那さんの顔とかも見るわけですけど、おじさんたちにとって、イケメンかどうかはどうでもいいみたいですね。それよりも、スペックとかステイタスが気になるみたいです。○「つきあってる彼氏には、専業主婦でいいか、早めに確認しなさい」――社内結婚とかもあるんですか?会社の人たちは社内結婚をかなり望んでるんですけど、最近はめっきり少なくなりました。男性社員の結婚は早いです。私年下の人もみんな結婚していく。あ、でもちょっとチャラい感じでイケメンの同僚は、まだいろいろ見定めているみたいで結婚してないですね。男性の同僚とは友達になりすぎちゃって、恋愛関係になったりはなさそうです。――聞いた話だと、あんまり詮索されない会社では今でも社内恋愛多いとか。でも、古いタイプの会社だと、つきあってるってわかった途端、周囲から結婚の圧力をかけられるから、余計慎重になってしまってつきあおうと思わなくなるのかもしれないですねただ、今の男性の上司が恋愛話が大好きで……。「Mさんもいっぱい男性とつきあって、いいプレイガールを目指しなさい」ってアドバイスされたんですよ……。あと、つきあってる彼氏には、専業主婦でいいか、早めに確認しなさいって。――ええーーー(絶句)。か、かなり古いタイプの上司なんですねそうなんです。そういう話に対しても、はっきりと反論はできないんで、「それはなかなか難しいですね」ってやんわりとかわすんですけど。ほかにもプライベートなことを聞いてきたり、性的な話をされることもあって困っています。――それはセクハラに入る気がしますがところが、その人は触ったりするのはセクハラと自覚してるみたいなんですが、本人がやっていることは単なるアドバイスだと思ってるみたいで、ぜんぜん悪気がないみたいなんですよね。――なんか「問題のあるレストラン」みたいなことってドラマの中だけのことかと思ってたけど、まだまだ実社会にもあるんですね。Mさんは、今は実家暮らしですか?そうです。そうじゃないと生活も苦しいし、会社にいる人も女性は実家の人ばかりなんです。――昔の就職でも実家限定の募集ってあったと聞きますけどその因習が残っている感じですね。ひとり暮らしにはキツい給料なんですか?毎月の収入はさほどいいというわけではないんですが、ボーナスはそれなりにあるので、そこだけがモチベーションって感じですね。だから、ひとり暮らしができないほどではないかも。――会社では、お昼ご飯とかはどうしてるんですか?同僚と一緒に会議室で食べてます。私はお弁当を作っていて、たまに同僚と外に出ています。――女性同士は仲は良いですか?そうですね。上司が困った人が多いので男女問わず、同僚は仲がいいです。辞めた同僚とも定期的にご飯を食べたりしてるし。でも、会社には嫌な人もいます。なんでも否定してくる否定おじさんとか、なんでも詮索してくる詮索おじさん、告げ口魔とかもいます。あと、機嫌が悪いときに失敗したりすると、腕をはたいてきた女性の先輩とか……。――そんな人がいるんですか?書類の渡し方がなってないと言って叩かれました。まあ確かに片手で渡した私も悪かったと思いますが。――叩かれるほどではないと思いますよ。働いていて、今の楽しみってなんですか?土日が来るのは待ち遠しいですね。別に何をするってわけではないし、一日は疲れてるのでひたすら寝て過ごしたり、それから友達と出かけたり。でも自分の時間って感じだから、土日は楽しいです。○まとめお友達も一緒にいたことで、気楽な雰囲気で率直に答えてくれたMさん。いろんな話に驚いたり絶句したりしながらのインタビューでしたが、今回のお話の中では、特に結婚願望はないのに、今の状況から円満に抜け出すためには、結婚しかないと思っているというエピソードが印象に残りました。会社勤めをしていたときのことを思いだせばその気持ちもわかります。でも、私の場合は20年も前の話。今ではすっかりそんなこともなくなっていると思ってましたが、時代が変わったのに、女性が会社で働き続けることもまだまだ想定されていません。たくさんの古い因習が残っている会社が今なお存在することに衝撃を受けました。西森路代ライター。地方のOLを経て上京。派遣社員、編集プロダクション勤務を経てフリーに。香港、台湾、韓国、日本などアジアのエンターテイメントと、女性の生き方について執筆中。現在、TBS RADIO「文化系トーラジオLIFE」にも出演中。著書に『K-POPがアジアを制覇する』(原書房)、共著に『女子会2.0』(NHK出版)などがある。
2015年04月04日有限会社さるやまハゲの助は、漫画家・しりあがり寿が描き下ろしたオリジナルキャラクターが登場するLINEスタンプ「しりあがり寿のオメデタすぎるスタンプ!!」の販売を、LINE Creators Marketにて開始した。価格は100円。このLINEスタンプは、しりあがり寿が新たに描き下ろした、おじさん、おばさん、オタク、古代人、宇宙人、羊、ロボット、オオサンショウウオなどのキャラクターがハイテンション気味にお祝いする、年末年始や新春の挨拶にぴったりのオリジナルスタンプ。あえて"描き込み系"にすることで、お祝いの気持ちが前のめり気味で伝わる感情豊かな表現になっている。また、かねてよりスタンプ制作に興味を持っていたというしりあがり寿は、自身が「元旦生まれ」であるうえに名前もお正月や新春にぴったりの「寿」であることから、2015年の新春向けに制作を行うことを決意したということだ。作品について同氏は「ハイテンションなキャラクターで新年を祝いたい人にピッタリで、あなたのおめでとうを"スーパーめでたく!"するスタンプです」とコメントしている。同スタンプは、LINE Creators Marketのこちらのページから購入できる。なお、しりあがり寿は、1958年静岡市生まれ。1985年に単行本「エレキな春」で漫画家としてデビュー。パロディーを中心にした新しいタイプのギャグマンガ家として注目を浴びる。一方で、近年では映像、アートなどマンガ以外の多方面に創作の幅を広げている。2000年「時事おやじ2000」、「ゆるゆるオヤジ」で第46回文藝春秋漫画賞、2011年「あの日からのマンガ」で第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞など多数の受賞歴を誇り、2014年の春の叙勲では紫綬褒章も受章している。
2014年12月26日市川染五郎さん監修一心堂本舗株式会社では、「歌舞伎フェイスパック~寿~」を12月12日(金)より新発売。「歌舞伎フェイスパック~寿~」は既に販売中の「歌舞伎フェイスパック」の第二弾。歌舞伎俳優市川染五郎氏の考案で、めでたい隈取りを施したフェイスパックです。歌舞伎フェイスパック~寿~歌舞伎の隈取りは、正月公演などで上演される「寿(ことぶき)曽我(そがの)対面(たいめん)」と「操り三番叟(さんばそう)」から、「むきみ隈」と「戯れ隈(ざれくま)」を使用。もちろん、フェイスパックとしての実力も確かなもので、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの3つの美容成分と、ツバキ種子エキス、チャ葉エキス、サトザクラ花エキスの3つの和エキスを配合。パックを使用し、歌舞伎役者になりながら、「くま」取りできるユニークな商品です。お土産や、プレゼントに一心堂本舗は、これまでも「上野動物園協力 動物フェイスパック」「劇団四季キャッツフェイスパック」など、遊び心満点、話題性抜群のフェイスパックを多数展開。今回の「歌舞伎フェイスパック~寿~」も海外向けの日本のお土産・プレゼントなどに適した一品です。(画像はプレスリリースより)【参考】・発売から約1年で累計約35万個を売り上げているフェイスパックシリーズ 『歌舞伎フェイスパック~寿~』発売決定
2014年12月08日作・演出の藤原文翁が2009年にスタートさせた、新感覚・音楽朗読劇「SOUND THEATRE」。その新作『eclipse』に、声優の寿美菜子と豊崎愛生が初参加する。そこで藤原含めた3人に、本作への思いを訊いた。SOUND THEATRE 『eclipse』チケット情報「SOUND THEATRE」が“新感覚”と称されるのはなぜか。すると藤沢は、ふたつの理由を挙げる。「まず僕たちは“音楽”をすごく大事にしています。これほど完全にストーリーと演出と音楽が融合している朗読劇は、ほかにはなかなかない。またSOUND THEATREでは、“聴く”とか“観る”ではなく、“体感”という表現を使っています。そしてお客さんそれぞれに、自分だけの舞台を持って帰って欲しい。その人たちだけの宝物をつくる、そんな余地のある舞台をつくりたいと思っているんです」。また藤沢が「世界トップクラスの文化であり、そのスキルを最大限に生かしたい」と語るのが、声優の存在。寿と豊崎は声優界の中でも特に人気の高いふたりだが、今回任されたのはWキャスト。その点について寿は、「逆に相手が愛生ちゃんで安心しました」とひと言。豊崎も「やっぱり一番好きで、魅力的だと思っているのは、自分がやらせていただくキャラクター。それを他でもない美菜ちゃんと共有出来るのは、とても楽しみです」と続ける。本作では、歌舞伎『蘆屋道満大内鑑』と能『殺生石』をベースに、安倍清明と“鬼”について描かれる。その中で寿と豊崎が演じるのは、藤沢によるオリジナルキャラクター・朱華(はねず)。すでに台本を読んだというふたりだが、あまり内容については話し合っていないらしい。というのも、「あまり先入観を持って、共通したキャラクター像をつくり出さない方がいいんじゃないかなと思って」とは豊崎。寿も「たぶん読み方次第、受け取り方次第で、何通りもの朱華がいるはず。だからそこまでの過程は知らずに、むしろ出来上がったものをお互いに観たいなと思います」と明かす。Wキャストというのは、藤沢にとっても新しい試み。「きっと性質の違うふたりがWキャストをやることで、他の方々の芝居も変わっていくと思うんです」と期待感を表すと、「共演者の皆さんとかけ合う中で、自分の答えも見つかると思います」と寿。その一方豊崎は、「私は匂いとか色、思い出とかから役を引っ張るタイプかな」と、寿とは違う、感覚派な一面を見せる。まったく異なるふたりが演じる、ふたつのキャラクター。劇場でその違いを見比べる、いや感じ比べてみてはいかがだろうか。公演は9月23日(火・祝)から29日(月)まで東京・シアタークリエにて。チケット発売中。取材・文:野上瑠美子
2014年09月22日(画像は蒟蒻厨房HPより)こんにゃくのプロが提供するヘルシーな商品こんにゃくの製造・販売をしている寿マナック株式会社が運営する通販サイト「蒟蒻厨房(マンナンキッチン)」ではデトックス・カロリーオフ、糖質オフのニーズに応える「美味しさ」と「健康」を両立できる商品を販売しています。「蒟蒻ベーグル」とは?そんな「蒟蒻厨房」では、2014年5月12日(月)より「第一回蒟蒻ベーグル総選挙」を開始します。「蒟蒻ベーグル」とは、もとよりバターや卵を使用しないベーグルパンの生地にこんにゃくを細かく刻んだものを1/3混ぜて、より低カロリーに仕上げ、こんにゃくの保水力により一層もちもちの食感を実現した「蒟蒻厨房」一押しの商品です。「蒟蒻ベーグル総選挙」は、蒟蒻厨房で展開するベーグル14種とベーグルスティック4種の中からあなたが「一番!」と思うものを投票するというもの。蒟蒻ベーグルのラインナップは、プレーンの他に、レーズンやチョコチップ、よもぎ、さくらなどの季節製品も豊富です。あなたの推しベーグルを投票!投票結果や応募内容に応じて蒟蒻厨房で利用できるポイントや、投票した「推しベーグル」の3個セットなどのプレゼントも。ヘルシーな蒟蒻ベーグルをこの機会に一度試してみませんか?【参考リンク】・第一回蒟蒻ベーグル総選挙
2014年05月13日宝塚歌劇花組の男役トップスター、蘭寿とむのサヨナラ公演が2月7日、兵庫・宝塚大劇場にて開幕。フィッツジェラルドの未完の長編小説をミュージカル化した『ラスト・タイクーン-ハリウッドの帝王、不滅の愛-』とショー『TAKARAZUKA∞夢眩』の2本立てで上演中だ。宝塚歌劇花組公演『ラスト・タイクーン-ハリウッドの帝王、不滅の愛-』/『TAKARAZUKA∞夢眩』のチケット情報『ラスト・タイクーン』は、1930年代のハリウッド映画界が舞台。タイクーンと呼ばれる若き天才映画プロデューサー、モンロー・スターは、女優ミナ・デービスと婚約していたが、突然の事故で彼女を亡くしてしまう。心に大きな傷を抱えながらも、映画創りにさらなる情熱を傾けていくが、スタッフたちはモンローの強引なやり方に次第に反発するようになる。そんな中、モンローは亡きミナと瓜ふたつの女性キャサリンと出会い……。宝塚歌劇団入団から20年、男役ひと筋で生きてきた蘭寿のラストステージ。その集大成となるモンローは、セクシーで大人っぽく、強引な中にも情熱と温かい愛情を持った男。蘭寿の魅力をたっぷりと感じられる役柄だ。スタッフたちを先導切ってまとめる姿や、モンローの映画にかける想いや夢を綴った曲を歌う場面は、トップスターとしての蘭寿、そして宝塚歌劇で生きてきた蘭寿の姿に自然と重なり、“ラスト”を感じさせる。次期トップスターとなる明日海りおは、モンローを育て上げた映画プロデューサーのブレーディ役。モンローの活躍に嫉妬し、モンローをおとしめようとする憎まれ役だ。フレッシュな印象の明日海が、年配の男性を声のトーンや佇まいなど、深みのある表現で演じているのにも注目だ。第二幕のショーは、幕開きからリズミカルで勢いのある印象。怪しげな雰囲気からスタートし、一瞬にして、宝塚歌劇ならではの煌びやかな空間へと変わる。スターが歌い継ぎ、それぞれの個性が観客に届くような演出で楽しませる。また、KENTO MORIの振付によるシーンでは、銀狼に扮した蘭寿が独特のステップや表現で魅せる。ラストを思わせる演出も見どころで、蘭寿がひとり銀橋に立ち、組子一人ひとりを見渡していく姿には、胸に熱いものがこみ上げてくる。男役の真骨頂である大階段での黒燕尾は、ため息が漏れるほどに美しく、蘭寿を始めとする花組の力を見せつけられる。新しさとクラシックな宝塚歌劇の魅力、そして蘭寿の美しいダンスをたっぷりと堪能できるステージだ。兵庫公演は3月17日(月) まで上演中。取材・文:黒石悦子
2014年02月12日優しく包み込むような温かなオーラを持つ、宝塚歌劇団花組トップスター・蘭寿とむ。歌、ダンス、演技の3拍子が揃った蘭寿のサヨナラ公演が、2月7日(金)、兵庫・宝塚大劇場にて開幕する。演目は、ミュージカル『ラスト・タイクーン-ハリウッドの帝王、不滅の愛-』とショー『TAKARAZUKA∞夢眩』の2本立て。創立80周年の年に宝塚音楽学校に入学し、20年間タカラヅカひと筋で生きてきた蘭寿に、ラストステージにかける想いを訊いた。宝塚歌劇花組『ラスト・タイクーン-ハリウッドの帝王、不滅の愛-』チケット情報『ラスト・タイクーン』は、アメリカの作家フィッツジェラルドの未完の大作をベースにした物語。1930年代のハリウッド映画界を舞台に、大物プロデューサーの栄光と挫折や、亡き先妻と瓜ふたつの女性とのロマンスを描いたミュージカル。「強引にも周りをまとめて映画を作り上げていく大物プロデューサーを演じます。映画に魅せられて面白い映画を作ろうと集まってきた人たちは、タカラヅカの舞台に立ちたいと思って集まってきた私たちに重なるものがあり、共感できる部分が多いです。その気持ちを反映しながら、役を作り込んでいます」本作は演出家・生田大和の大劇場デビュー作でもある。生田の熱意と愛情を感じながら、日々稽古を重ねていると話す。「稽古をしながらも台詞を変えたり、新場面が増えたり、すごく熱意を感じます。私としては、遠慮なくぶつかっていけるのがとても嬉しいです。それに、「迷わず歩んだ、ただひとつの道を」というような、私のタカラヅカ人生と重ね合わせた歌詞や場面を作ってくださり、生田先生の愛情を感じます」。ショーでは「花組の男役の魅力を最大限に見せたい」と意気込む。「幕開きからかなりアップテンポで、花組のパワーがいきなり炸裂します(笑)。前半ではリズミカルでスピーディな場面を展開しつつ、ラストは男役全員で大階段での黒燕尾を。大好きな黒燕尾で、思い残すことなく踊りきりたいです」。20年間の集大成だからこそ、感傷に浸る暇はない。「本当に最後まで挑戦だなと思います。“これぞ蘭寿とむ!”というものを残したいですし、花組が最高に活気づいた状態でバトンタッチしたい。そして、ずっと応援してくださり、支えてくださった方々への感謝の気持ちを舞台で返したいと思います」。公演は宝塚大劇場にて2月7日(金)から3月17日(月)まで上演。東京宝塚劇場では4月10日(木)から5月11日(日)まで上演され、3月9日(日)より一般発売を開始。取材・文:黒石悦子
2014年02月03日イタリアオペラを原作にした究極のラブストーリー『愛と革命の詩-アンドレア・シェニエ-』が、宝塚歌劇花組公演として上演。ショー『Mr.Swing!』とともに、8月16日、兵庫・宝塚大劇場で幕を開けた。まず目に飛び込むのが、天使の羽根をイメージした壮大な舞台装置。舞台に幻想的な雰囲気を作り出している。宝塚歌劇花組公演『愛と革命の詩(うた)-アンドレア・シェニエ-』/『Mr.Swing!』- のチケット情報本作は、男役トップスター蘭寿(らんじゅ)とむが「念願だった」という“大恋愛物”。フランス大革命期のパリに生きた実在の詩人アンドレア・シェニエと、貴族の令嬢マッダレーナ、マッダレーナに想いを寄せる革命の闘士ジェラール。時代の波に翻弄されるこの3人の生き様と関係を軸に、物語が展開していく。蘭寿演じるシェニエは、貴族が相手だろうと自分の身に危険が迫ろうと、自分の信念を一切曲げない、熱く強い意思を持った人物。人々が平等に生きられる社会になることを願って、詩を書き続ける。そんなシェニエの詩を読んで生きる希望を見出し、シェニエに惹かれていくのが蘭乃(らんの)はな演じるマッダレーナ。手紙だけでやりとりをしていたふたりが出逢い、一気に愛が燃え上がっていく様は見どころのひとつだ。ハンブルクバレエ団現役ソリスト・大石裕香の振付による、情感豊かなデュエットダンスがより一層温かな空気を作り上げている。内に熱い想いを秘めて革命闘士として生きるジェラールを演じるのは、組替えして初の大劇場公演となる明日海(あすみ)りお。想い描いた“平等な社会”への理想と辿り着いた先の現実との違いに対する葛藤、そして、シェニエとマッダレーナが惹かれ合っていることへの嫉妬と、複雑な感情を繊細に表現する。第二幕のショー『Mr.Swing!』は、幕開きから熱くてパワフル。公演前に蘭寿が「イントロダクションだけでも満足していただけるはず」と言っていたように、スーツにソフト帽を被った男役たちがズラリと並んで魅せるダンスに心奪われ、思わず目が釘付けに。熱狂的なリズムでテンポよくグイグイと観客を引きこみ、野球少年風に扮したコミカルな場面、幻想的なエスニックの場面、妖艶なデュエットダンス、シックな黒燕尾…と、緩急つけた多彩なシーンが繰り広げられていく。蘭寿のキレのあるシャープなダンスをはじめ、“ダンスの花組”の魅力がたっぷりと味わえるステージに仕上がっている。兵庫公演は9月23日(月・祝)まで上演中。また、10月11日(金) ~ 11月17日(日)まで、東京宝塚劇場にて上演される。東京公演のチケットは9月8日(日)より一般発売開始。取材・文:黒石悦子
2013年08月22日今年こそは結婚相手をみつけて、寿退社を狙いたいと思っているけれど、なぜかイイ男に出会えない!と悩んでいる女子の皆さん。今回は「理想の男性と出会うための心構え」をお教えします。■1.もっと自分を好きになろういい恋をするための基本ですね。ダメンズに遊ばれたり、失恋をしたり、恋が実らないことが続くと、「私なんて・・」と投げやりになってしまうこともあるでしょう。とはいえ、そんなふうに自分を痛めつけていたって、幸せは手に入りません。新年を迎えた今だからこそ、気持ちを入れ替えて、自分を愛せるように努力をしてみましょう。■2.ダメンズを見抜く目を養おうダメンズに引っかからないようにするためにも、「ひとりの男性だけ」を見つめるのは、やめましょう。友達や知り合いを交えて、彼が周りの人にどう振る舞うのかをじっくり観察してください。「女性に優しくするように、ウェイターにも思いやりのある態度で接しているか」をみるのも、ポイントですよ。■3.たまには彼を追わせよう「好きな人ができたら、思わせぶりな態度とって、男に追わせる」ことも大切。もちろん、計算ばかりの恋は疲れてしまいますが、それでも恋の始まりに「駆け引き」は外せないアイテム。ふたりを引き寄せるための「スパイス」として、賢く試してみましょう。■4.ベッドルームから離れよう出会ってから初めてセックスをするまでの期間は、人によってまちまちかと思いますが、ベッドの中だけでデートの大半が終わってしまうような付き合い方はやめましょう。最初のころは燃え上がるセックスも、回数を重ねるごとに新鮮味もありがたみもなくなってきます。髪も洋服も乱れたあなたの姿を、彼が見飽きてしまったらもうそれまで。■5.出会いを渇望するのをやめよう男探しに疲れを感じたら、少し恋愛から距離をおいてみて。力を抜いた途端に、運命の相手が現れるかもしれません。「彼」との出会いにむけて、自分とじっくりと向き合うことも大切です。自分にはどんな男性が向いているのか、リラックスして考えてみましょう。■6.男目線を意識してみよう「男に媚びるのはイヤだ。」などと言っていると、いつまでたっても出会いには恵まれません。髪を切ったり、メイクをしたり、シェイビングをしたり、おしゃれをして、社交の場に足を運びましょう。自分を着飾ることは、自分を好きになるための第一歩。自信をつけることで、自然にモテオーラが出始めるのです。■7.知性を身につけよう「イイ男というのは、知的で自信に満ち溢れる女性を好みます。日頃から新聞を読んだり、ネットやテレビで情報収集をしておくことが大切」なのだそうです。見た目の華やかさで男性を引き寄せたら、次に問われるのが「知性」。会話をしているだけで楽しいと思わせたら、ふたりの距離は急速に縮まるはず。■8.決断を急ぐのをやめよう将来のパートナーは、たくさん時間をとってじっくりと選んでみましょう。複数の選択肢を用意して、比較することで、「こんなはずじゃなかったのに」と後悔するリスクを軽減できる」そうです。結婚後、何十年もひとりの男性と連れ添うことを考えれば、独身の間ぐらいは、彼氏だけにべったりとせずに、自由にいろんな恋を楽しんでみるのもアリなのかもしれませんね。■9.いつも笑顔でいよう「笑顔はあなたの人生をハッピーにするだけでなく、理想の男性に出会うチャンスを増やします。」メラビアンの法則でも「見た目や表情の重要性」が強調されているように、どんな出会いにも「笑顔」は外せない要素なのです。眉と口角をあげ、優しく穏やかな表情で毎日を過ごしましょう。■おわりに恋はキレイをつくるために外せないアイテム。すてきな出会いにむけて、今日からすこし心持ちを変えてみるといいかもしれませんね。今年もたくさん恋ができますように!参考リンク:(magforwomen)
2013年05月18日今現在、恋人がいて幸せだという人も、恋人募集中! という人も、同じ独身女性の恋愛観や結婚観は気になるものだ。今回はマイナビニュース会員のうち独身女性300名に、現在恋人がいるかどうか、また何歳までに結婚したいか聞いてみた。Q.恋人はいますか?はい 46.0%いいえ 53.3%Q.結婚したいですか?はい 69.3%いいえ 26.7%Q.何歳までに結婚したいですか? その理由も教えてください。■20代のうちに結婚したい・「28歳: 29歳だと焦ってると思われそう」(24歳女性/食品・飲料/販売職・サービス系)・「28歳: 子どもの成長のことを考えると、できれば早く結婚したいと思う」(24歳女性/学校・教育関連/専門職)・「29歳: 20代と30代では着られるウエディングドレスに差があることを友人の結婚式で悟ったが、やっぱりかわいいのが着たい」(25歳女性/小売店/販売職・サービス系)■30代のうちに結婚したい・「30歳: 30過ぎたら独身の楽しさを覚えて結婚願望がなくなりそう」(23歳女性/医療・福祉/秘書・アシスタント職)・「31歳: 社会的に、結婚しなきゃ負け犬という風潮があるから」(29歳女性/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)・「35歳: 貯金もある程度たまって、寿退社できる頃だから」(27歳女性/食品・飲料/事務系専門職)■40代のうちに結婚したい・「40歳: 特に焦ってないから」(31歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「40歳: 親を安心させるため」(31歳女性/商社・卸/事務系専門職)・「40歳: ときに1人だと寂しくなる時もある」(37歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)■総評「恋人がいる」と答えた人は46.0%で、半数以上の53.3%に現在恋人がいないことが分かった。「結婚したいですか?」という質問に対し「はい」という回答は69.3%で、幸せのかたちは人それぞれとはいえ女性の26.7%が「結婚したくない」と思っていることには驚きだ。「何歳までに結婚したいですか?」という質問では「30~35歳」という回答が最も多く、男性編の回答とほぼ同じ結果となった。理由はさまざまだが、30代までは自分のやりたいことがしたいという人や、結婚によって社会的な地位を確立したい、親を安心させたいという意見などが寄せられた。なかには「負け犬」と呼ばれることを恐れ、外部の圧力から結婚を焦る人もいた。仕事に一区切りつけ、出産や育児のことを具体的に考えだすのもこの年代のようだ。2番目に多かったのは「20代」で、理由は「早く子どもが欲しい」というものが圧倒的だった。最近は20代の”ママタレ”や”ギャルママ”などが注目を集めているが、そうしたことの影響もあってか若いうちに子どもを望む声が多かった。また20代女性の中には、自分の母親が結婚した歳を基準にしている人もいるようだ。「40代」と答えた人は少なかったが「すぐにでも結婚したい」という人もいれば「焦ってはいない」という人もいた。近年では女性の晩婚化が進み、高齢出産も珍しくないものとなったが、今回のアンケートからも女性の結婚を希望する年齢が昔と比べ上がってきていることが分かった。「結婚適齢期」や「出産リミット」などいろいろ言う人もいるが、結婚にベストなタイミングや年齢は人それぞれ。焦らずすてきなパートナーを見つけ、自分らしい人生を送りたいものだ。調査時期: 2012年9月19日~2012年9月20日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 女性300名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月18日体調不良による降板から結婚へ体調不良から番組を降板、休養していた丸岡いずみキャスターが、映画コメンテーターとして活躍する有村昆氏と結婚していたことが23日分かった。丸岡キャスターは、北海道文化放送のアナウンサーからフリーアナウンサーなどを経て、日本テレビ報道局に中途入社、その後記者兼キャスターとして活躍し、「情報ライブミヤネ屋」で宮根誠司キャスターとの独特の掛け合いから大人気の存在に。さらに当時38歳でありながら、年を感じさせない美しさをみせていたことから、その美貌が評判となり“奇跡の38歳”などとも呼ばれていた。人気キャスターとして活躍し、2010年4月にスタートした、同局の夕方ニュース番組である「news every.」のレギュラーにも抜擢され、さらに注目を集めていたが、そんななか2011年8月30日の放送から、体調不良で休養に。同年9月末で正式に降板となっていた。新たな一歩をスタート突然の休養、交番であったこともあり、多くのファンから心配の声や復帰を望む声が上がっていたが、丸岡キャスターはそれ以降、表舞台に姿をみせることはなく、実家のある徳島で静養していると伝えられていた。有村氏とは今年4月に交際を開始し、8月28日に婚姻届を提出、ゴールインとなっていたそうだ。静養中も彼女の心の支えとなっていたようで、彼が2週間に1回に近い、頻繁なペースで徳島へと通うかたちで、遠距離恋愛の日々を重ねていたという。この幸せをつかむことができたためか、丸岡キャスターは現在、体調も回復し、都内で新婚生活を送っているという。9月30日付で日本テレビを寿退社するとも伝えられており、1人の女性として幸せな、新たな一歩を歩み出しているようだ。元の記事を読む
2012年09月24日大和ハウス工業のグループ会社である大和リゾートは、9月3日、オリジナル商品「ダイワロイヤルホテルズ寿(ことほ)ぐおせち」の販売を開始する。価格は15,000円から100万円まで全15種類。12月5日まで予約を受付し、10月31日までは早期割引キャンペーンを実施する。今年は例年よりもバリエーションを増やし、全15種類のおせち料理を用意。目玉商品は、伝統工芸士・水口進氏が作る造幣局品位刻印付きの純金の器がついた、100万円のおせち「寿慶裕(じゅけいゆう)」(限定8個)だ。料理は、フレンチの巨匠である石鍋裕氏と長門慶次氏が手がける、世界三大珍味(フォアグラ、キャビア、トリュフ)、三重県産伊勢エビ、ブルターニュ産オマールエビ、北海道産鮭児、フランス産シャラン鴨など、世界の高級食材を盛り込んだ内容になっているという。また、ハローキティとコラボレーションした「ハローキティおせち」(18,000円)、中国料理レストラン「Wakiya」のオーナーシェフ・脇屋友詞氏が総指揮をとった「厳選フカヒレ麺セット入り中華おせち」(100,000円)といったおせちのほか、ダイワロイヤルホテルズの料理長監修による伝統的な和風おせち「華路」(25,000円)、少人数向けの「花草子」(15,000円)などがある。なお、おせち料理は、専門ホームページからも予約が可能。おせち料理とセットで注文できる、鍋物等のセットメニュー「おせちプラスワン」も18種類用意されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日芸能界における幼なじみ。こちらのそんな指摘に神木隆之介はチラリと隣りの大後寿々花を見やり「そうなんです。珍しいでしょ?」とニッコリと笑う。共に1993年生まれで役者としてのデビューの時期もわずか1年違い。ドラマ「あいくるしい」や映画『遠くの空に消えた』など、これまでもたびたび共演してきた2人がまもなく公開される『桐島、部活やめるってよ』で高校のクラスメイトという間柄を演じている。この春、高校を卒業した2人だが、撮影が行われたのは在学時。彼らの生の息吹が映画に焼きつけられていると言える。高校生活ならではの葛藤、気持ちの変化原作は朝井リョウが大学在学中に著した同名処女小説。バレー部のキャプテンで人気者の桐島がバレー部を退部したといううわさが校内を駆け巡る。彼の周囲の人間がこのうわさに翻弄されていく過程で若者たちの心の内が鮮やかに浮かび上がっていく。「脚本を読んで、高校生活独特の複雑な気持ちや葛藤、心の些細な動きが文面からだけでもひしひしと伝わってきた」と神木さん。大後さんも「本当に何気ない高校生活を描いているんですが、学生にとっては本当に共感できる物語だなと思いました」と頷く。多くの若い俳優陣が出演しているが、吉田大八監督の下で撮影の1か月ほど前からワークショップを実施。劇中のクラス内のグループや所属する部活ごとに分かれて行動し、さらに監督からは自分の役柄の生い立ちや性格といった“裏設定”をレポートとして提出するように指示されたという。原作小説をヒントに自分の役を作り上げていく者もいれば、神木さんのように「全くゼロから前田涼也という役の歩んできた道をオリジナルから考えて作った」という者もいた。「前田はヘタレで臆病者なのですが、実はすごく我慢強くて熱いものを内に秘めていて意志も人一倍強い子だと思います。それは脚本を読んだときやレポートを書いたとき、それから演じているときも強く感じていました」。大後さんが演じた沢島亜矢は吹奏楽部の部長。決して目立つ存在ではないが、前田同様に芯の強さを持った女の子であり、自らに重なる部分もあったようだ。「女子がまとまって騒いでてもそれを遠目に見てるタイプです。でも、すごく純粋で好きな男の子の方を思わず見ちゃうところなんかはかわいいですよね。心の中で思っていることはたくさんあるけど、勇気がなくて言えないところは私と似てます(笑)。沢島が感情を高ぶらせるシーンは、まさに私自身と重ねて言葉にならない思いを感じながら演じました。それから吹奏楽のシーンは音楽の力にすごく助けられましたね」。2人の間で役作りは必要なかった?冒頭で2人の劇中での関係をクラスメイトと書いたが、前田と沢島は決して仲が良いわけではない。そんな2人がそれぞれの“事情”を抱えて少しずつ交差していく。幼い頃から互いを知り尽くしている神木さんと大後さんが、恋愛感情も友情もない何とも微妙な前田と沢島の関係性を作り上げているところがおもしろい。神木さんは「あのシーンについて、2人で事前に演技について話をすることは全くなかったんですよ。ね?」とイタズラっぽい笑みを浮かべる。「噛み合わない前田と沢島だけど、どこかで互いに分かり合える部分を持っていると思うんです。だからこそ前田の沢島に対する最後の言葉が出てきたんだろうな、と。大後さんとは何度も共演して、互いにお芝居の仕方だけでなくひとりの人間としての中身もよく知っている。それがあったからこそ、あのどこかで繋がっている2人の関係性をきちんと表現することができたんじゃないかなと思うんです。逆に、例えば橋本(愛)さんのことは僕はほとんど知らなくて、一緒のシーンがある最終日まで『おはよう』しか会話を交わしたことがなかった。実際にぎこちなくて、映画の中の前田とかすみ(橋本)の関係そのままなんです(苦笑)。芝居をしていても互いに距離感が掴めずにズレをすごく感じる。撮影後にようやく喋れるようになったのですが、そういう意味でこの映画はキャスト同士の距離感が絶妙だったと思います」。安心感がある。心地よい幼なじみの関係幼なじみにして、同じ俳優としての道を歩んできた同志でもある2人。この機会に改めて互いの性格や魅力についてマジメに語ってもらおう。神木さん、ずばり大後さんはどんな人?「すごく頭がいいです。とにかく回転が速い!周りに気を遣えるし、しっかりしています、近寄りがたいくらいに(笑)。それが、芝居となるとフワーっと優しく包み込んでくれるんです。僕のイメージでは、黄緑色の薄いカーテンに包まれるような心地いい感じ(笑)。あの感じはいつも共演しながら『すごいな』と思って尊敬してます」。そんな神木さんの言葉に大後さんは頬を赤らめながら、神木さんが共演者にもたらす「安心感」を語ってくれた。「神木さんとは本当に小っちゃい頃から一緒なので、私もリラックスして気負いなく現場にいられます。どんな芝居をしても受け止めてくれる安心感があるんです。普段の神木さんは…すごく優しいですよ(笑)。本当にそのひと言に尽きます。お芝居のことでもそれ以外のことでも、私が考え込んでいるときにその空気を察してフッと温かいひと言をかけてくれる。それがすごく嬉しくて、悩んでたことも『そんなに悩まなくていいんだな』って思えたり。ひと言で私を変えてしまうくらいすごく影響を与えてくれます」。これからも幾度となく共演することになるであろう2人だが、この作品に閉じ込められている感情は間違いなくあのとき、あの場所でしか表現することができなかったものである。懐かしさを感じるもよし、胸の痛みにのた打ち回るもよし、モヤモヤとした何とも言葉にできない、だが限りなく美しい感情を2人の姿を通じて感じてほしい。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:桐島、部活やめるってよ 2012年8月11日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012「桐島」映画部©朝井リョウ/集英社
2012年08月08日宝塚歌劇花組の新作は、パイロットであり、『星の王子さま』の作家としても知られるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの半生を題材にしたミュージカル『サン=テグジュペリ』。ショー『CONGA(コンガ)!!』との2本立てで、7月末より兵庫と東京で上演される。情熱的な妻・コンスエロとの愛、パイロット仲間たちとの絆を軸に、『星の王子さま』の世界を絡めて描かれるファンタジックな物語。公演を前に、トップスター・蘭寿とむに話を訊いた。宝塚歌劇花組宝塚大劇場公演『サン=テグジュペリ』-「星の王子さま」になった操縦士-/『CONGA!!』チケット情報世界的にも有名で、多くの人が触れてきたであろう『星の王子さま』。サン=テグジュペリを演じるにあたり、何度も読み返したという蘭寿は「子どもの頃はこんなに政治への思いが絡んでいたりとか、妻への思いを1輪のバラに例えていたりとか、まったくわかっていなかったですね。改めて読むと、一言に込められている思いの深さに驚きました」と語る。そして、パイロットとして空を飛び続けながら、そんな作品を生み出したサン=テグジュペリについては「とても純粋」と捉えている。「空を飛ぶことにかける情熱もそうですし、コンスエロへの思いも、激しいけれどすごく真っ直ぐで。妻を守りたいのに飛び立たなくてはいけない彼の苦しさを、愛情としてうまく表現していきたいと思います」。本作では『星の王子さま』の世界を絡めて見せるだけに、「夢を壊してはならない」というプレッシャーも感じていると蘭寿は言う。「子どもから大人まで、いろんなイメージれている作品だと思いますし、実際に物語の登場人物として演じるシーンもありますので、イメージを崩さないようにしたいですね。あのピュアな世界観をきっちりと出していきたいと思っています」。一方、ショー『CONGA(コンガ)!!』では“ダンスの花組”の魅力が生きる、エネルギッシュなステージが観られそうだ。「演出の藤井(大介)先生が、蘭寿とむと言えば“黒塗りラテン”だなって(笑)。曲もダンスもかっこよくて、プロローグから押せ押せで展開していきます」。蘭寿がトップスターに就任してから約1年。今では落ち着いて組を見渡せるようになった。「自分の出していきたい色を考えつつ、今持っているものを突き詰めていきたいと思います。そういう意味ではどちらの作品も新しい挑戦だと思いますので、花組のパワー全開でやっていきたいと思います」。公演は7月27日(金)から8月27日(月)まで兵庫・宝塚大劇場にて、9月14日(金)から10月14日(日)まで東京宝塚劇場にて上演される。チケットは兵庫公演は発売中、東京公演は8月12日(日)10時より一般発売開始。なお、チケットぴあでは8月1日(水)11時から6日(月)11時まで東京公演のインターネット先行抽選・プレリザーブを受け付ける。取材・文:黒石悦子
2012年07月20日フジテレビ先輩社員と結婚ファッション雑誌「ピチレモン」の専属モデルとして活躍した経験があり、女優・タレント活動なども行っていたことから、元アイドルからの転身として入社当初から話題になった女子アナの、平井理央アナウンサーが、所属するフジテレビのバラエティー番組ディレクターと結婚したことが明らかとなった。現在、スポーツニュース番組「すぽると!」などを担当し、活躍している平井アナ。元アイドルとして、女子アナのなかでも際立つアイドル的存在感を放ってきた彼女だけに、この職場結婚の報道はおおいに驚きをもって受け止められている。9月で寿退社過去には資生堂「マキアージュ」のフジテレビ限定CMにも出演するなど、その美しさ、明るさで、出演する番組に華を添えてきた平井アナ。美人美脚アナとしても人気で、かえってその超ミニ姿でのスポーツ選手へのインタビューなどが物議を醸してしまうことまであった。しかしそれだけフジテレビがセクシー衣装で登場させたくなるほどの容姿端麗、美人人気アナの結婚だけに、気になるのはその今後だが、フジテレビを通しての本人発表によると、「二人で心を合わせて温かい家庭を築いていけたら」と考えているそうで「一度立ち止まって考えてみようと退社を決意いたしました」とされている。入社から7年、来週から始まるロンドンオリンピックの中継キャスターと「すぽると!」を最後の仕事とし、9月をもって寿退社するそうだ。彼女の出演を楽しみにしていたファンには残念な知らせとなったが、今後ひとりの女性として新たな道を、輝かしく歩んでいってくれるだろう。まずは祝福をもって受け止めたい。元の記事を読む
2012年07月19日