●マダム・レオタ声優は自慢近年“ラスボス”と称され、幅広い世代から愛されている歌手の小林幸子。ディズニーランドの人気アトラクション“ホーンテッドマンション”を実写映画化した『ホーンテッドマンション』(9月1日公開)では、水晶玉の女マダム・レオタの吹替声優を務めた。来年には芸能生活60周年を迎えるが、第一線でパワフルに活躍し続けられる秘訣とは――。マダム・レオタ役の感想や自身のモットーについて話を聞いた。○■「甥っ子と姪っ子の子供に早く言いたくて仕方がない!」東京ディズニーランドとアメリカのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートでアトラクション「ホーンテッドマンション」を体験したことがあるという小林は、マダム・レオタ役のオファーをとても喜んだという。「アトラクションで最初に目につくのがマダム・レオタ。水晶玉の中にいて、『うわ~!』とびっくりさせられたマダム・レオタの吹替えを私がやるなんて、お話をもらったときはすごくうれしかったですし、ぜひやらせてくださいとお受けしました」アフレコでは、マダム・レオタを演じるジェイミー・リー・カーティスの声を参考にしつつ、日本語でどう演じたらいいか模索したそうで、「重みのある声を心がけ、そして霊媒師という特殊な声の出し方を日本語でどんな風に演じたらいいか自分なりに勉強しました」と説明する。小林は、マダム・レオタとして冒頭のナレーションも担当している。「映画の最初のナレーションは初めてだったので緊張しました。最初の声ってすごく印象に残るもので、それを私がやらせてもらうなんて。どうしようと思い、家でたくさん『ようこそ』と練習し、いろんな声を録音して監督に選んでもらおうと思いましたが、『幸子さん、そのままでお願いします』と言われたので、普段の声とは違いますが、自分が思うマダム・レオタでやらせていただきました」また、今回吹替えを務めて声優の凄みを改めて感じたと言い、「私もいろいろな声を使い分けられるようになれたら」と話した。そして、マダム・レオタ役がどんな経験になったか尋ねると、「自慢です!」と満面の笑みを見せる。「うちの甥っ子と姪っ子の子供に早く言いたくて仕方がない! ディズニー映画の声優をやらせてもらったことはありますが、『ホーンテッドマンション』という作品、そしてマダム・レオタという鍵を握っているキャラクターだからこそ、特に自慢したくなります」○■“ラスボス”愛称に喜び「面白がってくれたら」レジェンド感のあるマダム・レオタ役は、“ラスボス”と称されている小林にとても合っているが、そもそも“ラスボス”という愛称は、『紅白歌合戦』のド派手衣装がゲームのラスボスに似ていることからからネット界ではかなり前から呼ばれていたらしい。そして10年前にニコニコ動画の番組に出演した際に「ラスボス」というコメントが相次ぎ、MCに「ラスボスと呼んでいいですか?」と聞かれてOKしたことで公認となり、若い人たちを中心に呼ぶようになったという。「びっくりしました。『ラスボス』って意味がわからないなと思いながら『どうぞ』とOKしたんです。番組が終わってからマネージャーに『ラスボスって何?』と聞いたら、『知らないでOKしたんですか!?』と驚かれて。教えてもらったら悪いヤツだって(笑)。でもOKしちゃったし、ある種のニックネームですから」そこから「ラスボス」という愛称が一気に広がった。「広がるのが早くてびっくりしました。歩いていたら『ラスボスだ!』『ラスボスが歩いている!』と言われたり。そりゃ歩くわよ(笑)。でもみんなが面白がってくれるならそれでいいんです」“ラスボス”イメージから舞い込んでくる仕事もあり、今年4月に行われたディズニーのコンサートでは、『リトル・マーメイド』のヴィラン・アースラの楽曲を歌唱した。「恐る恐る『ラスボスお願いします』とオファーをいただいたのがアースラで、『面白いからやらせてください』とお受けしました。アースラの歌を歌いましたが、自分とは全く違うものに憑依できてすごく楽しかったです。悪役もどこかかわいいところがあって、何か理由があって悪くなってしまったという、ディズニー映画ではそういうところも描くので素敵ですよね」イベントに登場するたびに「ラスボス降臨」と話題を呼んでいるが、みんなから「ラスボス」と面白がって呼ばれることを本人も喜んでいる。「面白がるって一番素敵なことで、それはつまり好奇心なんです。すべてそこから始まると思うので、そうやって楽しんでもらえているのはとてもうれしいです」●演歌歌手の枠を超えて活躍○■ニコニコ動画とボカロ曲との出会いが転機に現在69歳で、来年には芸能生活デビュー60周年を迎える小林。第一線でパワフルに活躍し続ける秘訣を尋ねると、「面白がること」だと回答。生きていく上で大切にしているモットーも「面白がること」だと話した。「子供の頃から面白がっていた気がします」とブレないモットーのようだが、ニコニコ動画に出演するようになってからさらに、何でも面白がる大切さを感じるようになったという。「私は演歌の歌手という形でやってきて、演歌の歌手はこうでなきゃいけないというルールみたいなものが知らないうちにたくさん決まってしまい、ここで生きていていいのかなと思う時期がありましたが、10年ぐらい前にニコニコ動画と出会ってから変わりました。思い込みは捨てようと。思い込みを捨てると、どんなことでも面白くなってくるんです」ニコニコ動画との関わりの中で、特にボカロ曲との出会いが大きかったそうで、枠を取っ払って何でも挑戦しようと思う転機になったと振り返る。「こんな歌があるのだとびっくりしました。ボカロ曲を歌うようになって、『千本桜』をカバーした時すごく話題になり、『紅白』でも『千本桜』を歌わせてもらいました。『千本桜』は初音ミクではなく小林幸子の歌だと思っている人もいるみたいで。もちろん、私の曲ではないですが、私の大切な宝物になりました。私たちは時代の空気を知らないうちに吸っていて、その空気に抗わずに受け入れてやっていくことも大事だなと。そうしないとつまらなくなってしまうと思うんです」新しいことに挑戦する楽しさが「わかっちゃいました!」とほほ笑む小林。今ではどんなオファーも積極的に受けるようにしているそうで、「ディズニーさんからめちゃくちゃ悪役の声優のお話をいただいたらやりますよ!」と悪役にも意欲的だ。そして、「演歌の歌手としてこうでなきゃいけないという囲いが外れたら全然違う視野が見えてきました。同じ歌の世界でも全然違う世界が見られて、今の時代ってこんな風になっているんだなと思うことがたくさんあります」と新しい世界を楽しんでいる。ボカロ曲は自分との戦いにもなっているそうで、「どうにもならないぐらいの早口言葉みたいな歌がたくさんあって、挑戦しているとだんだん自分との戦いになるんです。『機械が歌えてなんで私が歌えないんだ』と(笑)。そんなことで切磋琢磨しているのも面白いなと思っています」と語る。若者たちから「幸子さんって演歌もうまいですね」と言われたこともあるそうで、「『演歌も』って(笑)。『ありがとう』と言いましたが、いろんなコメントがあって面白いですね」と驚きのエピソードも明かしてくれた。○■「小林幸子というジャンルを作っていきたい」常に進化を続けている小林だが、「変えないほうがいいところもたくさんある」と言い、「演歌はもちろん大好きで今も歌っていますし、演歌で小林幸子のファンになってくださった方もいるわけですから、演歌はずっと歌っていきます」と変わらぬ演歌への思いを語る。続けて、「演歌も歌いつつ、ジャズを歌ったり、ボカロ曲を歌ったり、これからもいろんなことをやっていけたら」と幅広い活動に意欲を見せ、「小林幸子というジャンルを作っていきたい」と力を込めた。そして、何事においても「根底にあるのは人間愛」だと言い、『ホーンテッドマンション』も人間愛を感じられる作品だと太鼓判を押す。本作は、壮大だけど少し不気味な館に引っ越してきた母と息子が、不可解なことが続く館の謎を解明するために、幽霊を信じない心霊写真家や調子が良すぎる神父らとともに奮闘する物語。館には999人のゴーストたちが住み、数々のトリックが仕掛けられており、不気味な体験を通して館に隠された悲劇的な真実に気づいていく。小林は「出てくるゴーストたちもみんなそれぞれの人生を選んで生きてきていると感じ、私も先祖を大事にしなくちゃいけないなと思いました。ただ怖いだけではなく、ワクワクして笑った最後は感動します。そして、アトラクションに出てくる伸びる部屋なども表現され、アトラクション感覚で楽しめる作品です」とアピール。「ゴーストがみんな最後はかわいいのよ!」と熱く語っていた。■小林幸子1953年12月5日生まれ、新潟県出身。1964年に10歳でデビュー。1979年、「おもいで酒」が200万枚突破の大ヒットとなり、日本レコード大賞最優秀歌唱賞をはじめ数々の音楽賞に輝く。同年、『NHK紅白歌合戦』に初出場、以来34回出場。近年はYouTubeチャンネル「小林幸子はYouTuBBA!!」にも力を入れ、「ラスボス」と称され若い世代やネットユーザーからも人気を集めている。2006年に紺綬褒章、2013年に新潟県民栄誉賞、2020年に文化庁長官表彰を受賞。2024年に芸能生活60周年を迎える。
2023年08月30日『パイレーツ・オブ・カリビアン』『ジャングル・クルーズ』のディズニー映画最新作『ホーンテッドマンション』の吹替声優が発表され、小林幸子がマダム・レオタ役を務めることが分かった。“呪われた館”の謎に挑む心霊エキスパート4人の吹替声優に、片岡愛之助、土屋アンナ、八代拓、温水洋一が決定し、先日のジャパンプレミアでも個性的なキャラクターの集結が話題となった本作。この度マダム・レオタ役が発表された小林さんは、「やった!と思いました。私は『ホーンテッドマンション』の大ファンで、もちろんアトラクションも必ず行って、それがまさか自分が実写版のマダム・レオタをやれるようになるとは思わなかったんで、もう飛び跳ねました」と喜びを語り、「トーンが大事だと思うので、一生懸命練習して自分で録って、違うかな?違うかな?って10通りくらい声を変えて練習しました」とアフレコに向けて練習を重ねたことを明かした。マダム・レオタのキャラクターについては、「実はとっても可愛い女性なんだと思います。霊媒師としてのキャリア、それは絶対に負けないというものを持っていながら、でもお母さん的な気持ちで(心霊エキスパートたちを)応援してあげている」と魅力を教えてくれた。マダム・レオタまた、小林さんも大ファンだと言うアトラクション“ホーンテッドマンション”の好きな部分を聞かれると、「(どこまでも続く)廊下!そこから(館の中が)迷路になっていくところ。あれは(映画の中でも)、あのままでしたね!迫力があって、すごい面白かったです」とお気に入りのポイントが、劇中で完全再現されて登場したことを興奮気味に語った。さらに、本作が元ディズニーランドキャストだったジャスティン・シミエン監督の「アトラクションを映画化したい」という夢が叶った作品でもあることにちなみ、自身の叶えたい夢を質問されると、「ウォルト・ディズニーの誕生日と一緒なんです私。12月5日なんです。私は日本で演歌や色んな歌を歌わせてもらってますが、歌を通して、ウォルト・ディズニーのように夢を皆さんに差し上げることができたら、それが最後までの夢ですね」と話した。小林さん演じるマダム・レオタがホーンテッドマンションの謎にどのように関わっているのか、注目必至だ。そしてこの度、小林さんが吹替声優を務めるキャラクター、マダム・レオタ風に変身する特別映像が到着。映像は、メイク室でメイク中の小林さんの様子から始まる。いつもより濃いメイクに戸惑う小林さんに、メイクさんは「大丈夫です」の一点張り。しかし、気がつくと顔色もヘアスタイルも青くなり、まるでマダム・レオタのような風貌に…。驚愕する小林さんに声優決定が告げられる、という、本作さながらのユーモア溢れる映像となっている。併せて、吹替声優たちのイメージ画像に水晶玉の中に入ったマダム・レオタ風の小林さんのイメージ画像も解禁。吹替声優に小林さんが加わり、さらに個性豊かなメンバーになった吹替版に、期待が高まる。『ホーンテッドマンション』は9月1日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月30日歌手の小林幸子が、ディズニー映画最新作『ホーンテッドマンション』(9月1日公開)で、水晶玉の女マダム・レオタ役の吹替声優を務めていることが30日、発表された。創立100周年を迎えるウォルト・ディズニー・カンパニーが、ディズニーランドの人気アトラクション“ホーンテッドマンション”を実写映画化。“恐怖”と“笑い”のハイブリッドを映画館で体験できる。先日、 “呪われた館”の謎に挑む心霊エキスパート4人の吹替声優に、片岡愛之助、土屋アンナ、八代拓、温水洋一が決定したが、このたびアトラクションでも人気のキャラクターで、物語のカギを握る水晶玉の女マダム・レオタ役の吹替声優を小林幸子が務めていることが発表された。マダム・レオタ役について小林は、「やった! と思いました。私は『ホーンテッドマンション』の大ファンで、もちろんアトラクションも必ず行って、それがまさか自分が実写版のマダム・レオタをやれるようになるとは思わなかったんで、もう飛び跳ねました」と喜びを語り、「トーンが大事だと思うので、一生懸命練習して自分で録って、違うかな? 違うかな? って10通りくらい声を変えて練習しました」とアフレコに向けて練習を重ねたことを明かした。マダム・レオタのキャラクターについては、「実はとっても可愛い女性なんだと思います。霊媒師としてのキャリア、それは絶対に負けないというものを持っていながら、でもお母さん的な気持ちで(心霊エキスパートたちを)応援してあげている」と魅力を説明。また、アトラクション“ホーンテッドマンション”の好きな部分を聞かれると、「(どこまでも続く)廊下! そこから(館の中が)迷路になっていくところ。あれは(映画の中でも)、あのままでしたね! 迫力があって、すごい面白かったです」と、お気に入りのポイントが劇中で完全再現されて登場したことを興奮気味に語った。さらに、本作が元ディズニーランドキャストだったジャスティン・シミエン監督の「アトラクションを映画化したい」という夢が叶った作品でもあることにちなみ、自身の叶えたい夢を質問されると、「ウォルト・ディズニーの誕生日と一緒なんです私。12月5日なんです。私は日本で演歌や色んな歌を歌わせてもらってますが、歌を通して、ウォルト・ディズニーのように夢を皆さんに差し上げることができたら、それが最後までの夢ですね」と話した。また、小林がマダム・レオタ風に変身する特別映像も公開された。映像は、メイク室でメイク中の小林の様子から始まる。いつもより濃いメイクに戸惑う小林に、メイクアップアーティストは「大丈夫です」の一点張り。しかし、気が付くと顔色もヘアスタイルも青くなり、まるでマダム・レオタのような風貌に変身しており、驚愕する小林に声優決定が告げられるという、映画『ホーンテッドマンション』さながらのユーモア溢れる映像。あわせて、吹替声優たちのイメージ画像に水晶玉の中に入ったマダム・レオタ風の小林のイメージ画像も公開された。(C)2023 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2023年08月30日ダンス&ボーカルグループ・THE RAMPAGEの陣、吉野北人、川村壱馬、RIKU、浦川翔平が21日、都内で行われた「コラントッテ 新CM発表&ザ コランペイジ発足式」に出席した。磁気健康ギア「コラントッテ」の新CMキャラクターにTHE RAMPAGEが就任。8月21日にコラントッテ特設ページ内にてCM動画が公開、8月22日よりテレビCMが放送される。新テレビCMは、THE RAMPAGEのニューシングル「Everest」を採用し、「覚醒篇」「ドキュメンタリー篇」「眠り篇」の3パターンを制作。THE RAMPAGEがコラントッテを身につけて登場し、コラントッテネックレスを着用した激しいパフォーマンスの「覚醒篇」、ライブ時のワイルドな演出の「ドキュメンタリー篇」、睡眠をとるゆったりとした優しげな姿の「眠り篇」となっている。発表会には、陣、吉野北人、川村壱馬、RIKU、浦川翔平の5人がコラントッテを身につけて登場。冒頭、ランウェイを一人ひとり歩き、浦川はふざけて同じ手と足を出して笑いを誘っていた。その後、CM撮影についてトーク。陣は、ターンをして商品を際立たせるシーンに関して「ターンしてネックレスがあとからついてくる瞬間を撮りたいと。それがなかなかうまく決まらなくて、50回以上やりました」と明かし、メンバーから「そんなにですか!?」と驚きの声が上がった。陣の渾身のターンシーンについて川村は「めっちゃよかったです。めっちゃ印象的でした」と絶賛し、吉野は「その分、めっちゃ待ちましたけど(笑)」と告白。陣は「50回飛んだんだなと思って見ていただけたら」とアピールしていた。
2023年08月21日THE RAMPAGEの川村壱馬さんが、幼い頃から虜になった『スター・ウォーズ』。シリーズへの熱い想いをうかがいました。「『スター・ウォーズ』シリーズは、僕が生まれて初めて“ファン”になったものかもしれません」そう語るのは、THE RAMPAGEのボーカルで無類の『スター・ウォーズ』ファンを公言する川村壱馬さん。ハマったきっかけは、’99年公開の『スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)』。なんとその当時、川村さんはまだ2歳(!!)。「父親が好きだったこともあり、2歳の頃からエピソード4~6もVHSやDVDで観ていたと思います。でも、物心がついて自分で観た記憶がしっかり残っているのがエピソード1なんです。ポッドレースのシーンは最高でした」ポッドレースとは、エピソード1に登場するポッドと呼ばれる超高速マシンを使ったレースのこと。主人公のアナキン・スカイウォーカーはこれに勝利したことで奴隷から解放され、ジェダイとしての道を歩み始めることになる。「当時、ポッドレースのシーンを1日1回は必ず見て、テレビの前で椅子を使いながら細かいところまで忠実にアナキンを真似していました。今思えば怖いですけど、当時は自分もその中に入って、やってみたかったんだと思います」そして、それ以上にインパクトを受けたというのが、高い戦闘能力を持つシス、ダース・モールだ。「ライトセーバー(ジェダイやシスが操る武器)は子供ながらにロマンだったんですけど、ダース・モールだけが持つダブルブレードのライトセーバーがとにかくカッコよくて。全身に赤と黒の刺青が入ったビジュアルも衝撃で、当時、ダブルブレードのライトセーバーを持って、母に同じ赤と黒のメイクをしてもらってダース・モールになりきっていたこともあるんです。しかもその写真を、つい最近までLINEのアイコンにしていたんですよ(笑)」そんなダース・モールをはじめ、『スター・ウォーズ』には全シリーズを通して、キャッチーなキャラクターが数多く登場する。「子供の頃は話の内容が難しい印象があったんですけど、そういうのを抜きにしてもキャラクターの描き方が魅力的でどんどんその世界観にハマっていきました。ジェダイのオビ=ワン・ケノービやクワイ=ガン・ジン、ヨーダ、メイス・ウィンドゥも好きだし、シスならダース・ベイダーも好きですし…。好きなキャラクターは多すぎて一つには絞れないです(笑)」そんなキャラクター好きが高じて、家にはたくさんのスター・ウォーズグッズがコレクションされているという。実は今回の撮影で使われた小道具も川村さんの私物。「ダース・モールのベアブリックは、僕のLINEのアイコンを見たメンバーの(長谷川)慎が誕生日プレゼントとしてくれたもの。オビ=ワンのライトセーバーも誕生日に陣さんからもらいました。ダース・ベイダーのマスクはカッコよすぎて、自分の分と父親の分、2つも買ってしまったほど。他にもフィギュアやポッドレースのアナキンのヘルメットとか、数え切れないほどのグッズが部屋のショーケースにコレクションしてあります」では、数多くのキャラクターの中で、俳優としても活躍する川村さん自身が演じるとしたら…?「オビ=ワンですかね。圧倒的勇者感があるし、僕の中でヒーローといえばオビ=ワン。エピソード1~3で彼を演じたユアン・マクレガーも超イケメンで大好きでした。キャラクターのビジュアルのカッコよさやキャッチーさでいうとシスも好きなんですけど、精神的な部分でグッとくるのはやっぱりジェダイなんですよね」その言葉を聞いて妙に納得。過去のインタビューからも垣間見える、川村さんの愛情深さや正義感の強さは、どこかジェダイに通ずるものがあるからだ。「たしかに、自分の生き方も知らず知らずのうちに影響を受けているのかもしれません。『スター・ウォーズ』はただの戦いの物語ではなくて、父と子や師匠と弟子の愛がテーマにもなっていると思うんです。アナキンが結局ダークサイドに堕ちてしまうのも、自分の母親が殺された怒りや悲しみだったり、妻であるパドメを失うかもしれないという不安であったり、すべては愛ゆえのもの。『スター・ウォーズ/シスの復讐(エピソード3)』に登場する、ダークサイドに堕ちたアナキンとかつて強い絆で結ばれていた師匠オビ=ワンが死闘を繰り広げるムスタファーの戦いのシーンは、辛すぎて爆泣きでした。そういう愛がまっすぐに描かれているところも大好きです」その他にも、大人になってから観返してみると、子供の頃とは違う楽しさがあるという。「昔は難しくてよく理解できなかった宇宙空間の設定のおもしろさにも気づけましたし、『スター・ウォーズ』が黒澤明監督作品に影響を受けて作られたものだと知ったのも大人になってから。日本文化と密接な関係があるということを知ってからは、ますます作品が好きになりました」また、映画本編では描き切れない部分や、一人のキャラクターにフォーカスしたスピンオフ作品が充実しているのも、『スター・ウォーズ』が数多くのファンの心を掴んで離さないポイント。なかでも川村さんが好きだというのは、エピソード3と4の間に起こった出来事を描いた『ローグ・ワン』。「見どころは多すぎて語りつくせないのですが、俳優陣も魅力的なんですよね。とくにチアルート役のドニー・イェンが素晴らしかった。『HiGH&LOW』シリーズでお世話になったアクション監督の大内貴仁さんは、彼のスタントダブルを務めていたこともあって、“『ローグ・ワン』でドニー・イェンが大好きになりました”っていう話で盛り上がりました(笑)。でも何より驚いたのは、’77年から始まった旧3部作に登場するレイア姫やターキン提督がCGで蘇り、何十年も前に作られたエピソード4にダイレクトに繋がる内容になっていたこと。その巧みな構成は鳥肌が立つほど感動的でした」とはいえ、川村さんと同年代で『スター・ウォーズ』の話で盛り上がれる人は少ないそうで…。「メンバーの中でも『スター・ウォーズ』の話をできる人は一人もいません。薦めているんですけど、世代じゃないせいか、みんななかなか観てくれないんです(笑)」スター・ウォーズファンの間でも度々議論される“スター・ウォーズ、どこから観るか問題”。川村さんが、メンバーのようにスター・ウォーズをまだ一度も観たことがない人に薦めるとしたら、どの作品から観てほしいですか?「やっぱり、どんどん映像が新しくなっていくほうが観やすいと思うので、公開順のエピソード456123789の順ですかね。ただ、物語の時系列で123456789で観ると、理解は深まるかもしれません。でもいろいろ順番を変えて観て、新しい気づきを得たりするのも、スター・ウォーズ作品の醍醐味だと思います」では、最後に川村さんにとって『スター・ウォーズ』とは?「物心ついた時から一番長く目にしているひと際輝く作品であり、父親との共通の話題であり、常に近くにある、切っても切り離せない存在。僕の青春そのものですよね。大人も子供も楽しめて、いつの時代も決して色褪せることのない名作なので、まだ観たことがない人にもぜひ観てもらいたいです。僕は『スター・ウォーズ』がある時代に生きられて本当によかったと心から思っているほど(笑)。先日発表された新たな劇場映画3作品も楽しみで仕方ありません」川村さんのMY BEST『スター・ウォーズ』『スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)』(1999)16年の時を経て製作されたすべての物語の始発点。旧3部作(エピソード4~6)から16年ぶりに製作された新3部作の1作目。フォースの力を宿す少年アナキン・スカイウォーカーがジェダイの弟子になるまでの姿を描く。「ハマるきっかけになった作品。ポッドレースのシーンとダース・モールのインパクトが大きかったです」『スター・ウォーズ/シスの復讐(エピソード3)』(2005)ついにアナキンが暗黒面に堕落。ダース・ベイダー、ここに誕生!アナキン・スカイウォーカーがフォースのダークサイドに堕ち、後に銀河帝国を支配するダース・ベイダーになるまでの姿を描く。「今までジェダイの味方だったクローンたちが、ダース・シディアスの指令によっていきなりシス側に寝返る“オーダー66”が印象的でした」『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)エピソード3と4の間の出来事を描く、史上最高のスピンオフと名高い一本。エピソード4でレイア姫がR2‐D2に託した帝国軍の最終兵器デス・スターの設計図が、どのようにして反乱軍の手に渡ったのかが明らかになる物語。「映画館で父親が横にいるにもかかわらず、涙が堪えられなかった大好きな作品。エピソード4への繋げ方が素晴らしかったです」『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(エピソード9)』(2019)全9作に及ぶ壮大なサーガの最終章。主人公レイの出生の秘密が明らかに。続3部作の完結編で、これまでに公開された全シリーズの最終章。前作から1年後を描いた物語で、さまざまな謎が一気に回収される。「最後にレイが自分のことを“レイ・”と名乗った時は鳥肌が立ちました。これから観る人のために、大事な部分は伏せておきます(笑)」©2023 Lucasfilm Ltd.掲載作品は、すべてディズニープラスで配信中視聴には、月額990円、年額9900円の2プランがあり。かわむら・かずま1997年1月7日生まれ、大阪府出身。THE RAMPAGEのボーカル。俳優としても活躍し、映画『HiGH&LOW THE WORST』や『貞子DX』、ドラマ『日曜の夜ぐらいは…』等に出演。コート¥74,800カットソー¥13,200パンツ¥34,100(以上コンフェクト/コンフェクト 表参道店 TEL:03・6438・0717)その他はスタイリスト私物スター・ウォーズグッズは本人私物※『anan』2023年7月26日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・吉田ケイスケヘア&メイク・oya(KIND)取材、文・菅野綾子(by anan編集部)
2023年07月21日THE RAMPAGEの川村壱馬、RIKU、吉野北人が出演する映画『MY (K)NIGHTマイ・ナイト』(12月1日公開)が公開されることが17日、明らかになった。同作は、横浜を舞台に3組の孤独な男女に訪れた、たった一晩の小さな冒険を描く完全オリジナルストーリー。企画プロデュースはEXILE HIRO、監督はモスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞、ロシア映画批評家連盟特別表彰をダブル受賞するなど国内外で注目され、詩人としても活躍する新鋭・中川龍太郎が務める。撮影は1月20日〜2月23日にかけて、横浜、東京近郊で行われた。プロのデートセラピストとして一夜限りの恋人を癒していく刹那を川村、イチヤをRIKU、刻を吉野が演じる。3人が癒していく一夜限りの恋人役として、安達祐実、穂志もえか、夏子が出演。主婦・沙都子(安達)は、夫の浮気を知りながらそれを追及することもできず、せめてもの憂さ晴らしに若い男とデートをしようと、刻とともに時間を過ごす。25歳の高校教師・灯(穂志)は、刹那に28歳の婚約者・高橋宏という“設定”で入院中の母親・佳津子に会ってほしいという。また、フォロワー7万人の人気インスタグラマーで20歳のmiyupo(夏子)は、イチヤを伴って中華街の人気店を巡っては料理や自分の写真をSNSにアップしていく。灯の母親・佳津子役を坂井真紀、刹那、イチヤ、刻がデートセラピストとして働く「MY KNIGHT」のオーナー・弘毅役を村上淳が演じ、脇を固める。解禁された本予告では、プロのデートセラピストとして一夜限りの恋人を癒す刹那、イチヤ、刻の前に3人の孤独な女性が現れることから物語が始まる。「私の母親好みの婚約者を演じてほしい」という女性の依頼に「もちろん」と答える刹那。今はただ「笑顔に戻りたい」「本当の私を知ってほしい」と願う女性たちに寄り添って依頼に応えようとする刻とイチヤ。女性たちの行き場を失った心を受け止めて、少しずつ溶かしていく。主題歌にはTHE RAMPAGE「片隅」が決定し、小竹正人による歌詞の世界観が作品とリンクし、登場人物の心情に寄り添う楽曲となった。解禁された本ポスターは、一夜限りの恋人をまっすぐ見つめる3人の姿が印象的なビジュアルとなっている。○川村壱馬 コメントこの度"刹那" という役を演じました、川村壱馬です。ある意味幻想的と言いますか、夢を売る、夢を届けるような職業に就いている役ですが、そのお仕事でのひとつの出逢いをきっかけに展開されていく物語はむしろとても現実的で、身近で…深いメッセージを含んだ作品になっています。個人的にですが…この度は何より、大きな信頼を寄せている中川龍太郎監督とご一緒させて頂いたこと。また、ご縁のあるプロデューサーさん、カメラマンさん、照明技師さんをはじめ、『MY (K)NIGHT』スタッフチームの皆さまと素敵な作品を作れたことを光栄に思いますし、有り余るほどの感謝をここに残させて頂きます。皆様、是非ご覧くださいませ。○RIKU コメントイチヤは、写真家という夢を諦めた物静かで不器用で、口数の少ない男性。大好きだったものが嫌いになったり、絶望感を感じるものだったらどんな表情、どんな生き方になるだろうと想像しながら、自分なりにイチヤと向き合いました。夏子さん演じるmiyupoの何気ない姿から、自身の人生観に光が差し込むような、そんな姿を表現出来ていたら幸いです。現場では、役としてだけでなく演者としても夏子さんに引っ張ってもらって、感謝しかないです。少しずつイチヤの中で感情の動きとリンクして、表情や目の色が変わっていくのを感じ取ってもらえたらと思います!○吉野北人 コメントデートセラピストとして世の女性の願いを叶える"刻"という役を演じました、吉野北人です。刻という人物の感情を自分のフィルターを通して、理解しながら自然体に素直に演じさせてもらいました!撮影現場では相手役の安達祐実さんと色々なお話をしながら、楽しみながら撮影をすることが出来て終始楽しい現場でした!監督の作り出す素晴らしい世界観を、是非皆様にも体感していただきたいです!○監督・脚本:中川龍太郎 コメントこんなにも「癒し」が必要な時代なのに、こんなにも「孤独」な時代になってしまった。この物語の主人公は、夜の街を生きる出張ホストの3人。彼らは人を癒し、救うことによって、癒やされ、救われる。そんな一期一会の出会いと別れを繰り返すデートセラピスト達の生き方が、今を生きる自分たちのヒントにならないだろうか。そんな想いが、この企画の原点でした。たった一晩の、朝日が昇るまでの群像劇を楽しんでもらえましたら幸いです。(C)2023 HI-AX「MY (K)NIGHT」
2023年07月17日6月21日にリーダーの竹内朱莉さんの卒業を控えるアンジュルム。ここでは、川村文乃さん、伊勢鈴蘭さん、橋迫 鈴さんのインタビューをお届けします。川村文乃「安定感と信頼感のあるパフォーマンスに注目して」サブリーダーの川村文乃です。アンジュルムに加入してから今年で7年目になるんですけど、今のアンジュルムに一番感じるのは、安定感と信頼感。アンジュルムは今まで、1年に1度はメンバーチェンジをしながら進化してきて、同じメンバーで約1年半も活動しているのは、今が初めて。だからこそ、一人一人の表現したいものをしっかり出しながらも、ダンスは今までで一番揃ってると思います。そんな今のアンジュルムが、新曲「アイノケダモノ」のMVにすごく表れていると思うので、ぜひanan読者のみなさんに見てほしいです。全員、獲物を捕らえる女豹になって踊ってます!今、特に力を入れているのは歌です。アンジュルムはパワーのある強い楽曲が多いんですが、私自身は甘めの声だし、女性らしいしなやかなダンスが得意。今よりも歌声の圧を強めて、いろいろな歌声の使い分けができるようになると、もっと表現の幅が広がるんじゃないかなと思ってます。ライブなどではCDとは違う、新たな歌い方に挑戦してみたりもしているので、注目してもらえたらうれしいです。ここ3年間くらいは、声援のないライブが当たり前になっていたけど、最近はお客さんに声援を送ってもらえるようになって「やっぱりこれだな!」と思ったし、ライブってお客さんの声があって完成するものだなとつくづく思います。6月21日の竹内さんの卒業コンサートは、寂しい気持ちもあるんですけど、最後の最後まで、最高で最強な姿をファンの方に見てもらいたいと思ってます。ずっと夢見てた初のアリーナ公演でもあるので、そこでパフォーマンスできることを噛み締めながら、パワーのあるコンサートにしたいです。個人としては今後、得意なことを生かした活動もしていきたいです。1級マグロ解体師の資格があるので、解体ショーはこれからも続けたいですね!かわむら・あやの1999年7月7日生まれ、高知県出身。2021年、全国鮪解体師協会の「1級マグロ解体師」の資格を日本人女性として初めて取得。高知県観光特使、高知市PR大使でもある。ビスチェ¥14,960(リリー ブラウン/リリー ブラウン ルミネエスト新宿店 TEL:03・6457・8555)付け襟¥24,200(ホウガinfo@houga.jp)伊勢鈴蘭「自分が決めたアイドル道をまっすぐに歩いていきたい」普段は友達同士みたいに思い切りハジけて、ステージでは全力パフォーマンス。それがアンジュルム。みんながきりっといい顔をして、同じ方向を向くことができていると思います。今は竹内さんの卒業後を見据えている状態。これからのアンジュルムはどうなるか?私自身は現在のアンジュルムの姿にとらわれすぎないことが大事かなと思っています。たくさんの方にグループを「素敵だね」と褒めてもらえる機会が増えてうれしいけど、自分たちがまた手を取り合い、自然体で進んでいった先に、新しい形が見つかると思う。だからあんまり考えすぎなくていいと思ってます。でも私自身はいよいよ年長組として、最前線に立っていかないと!実は私、責任感が人よりちょっと少なめで…(笑)。楽屋でも舞台でもすみっこが落ち着くほう。でもこれからは勇気を持って一歩前に出ていきます。試練のときですね。一歩前に出る上では、あらためて「自分らしさ」を大切に。10代の頃は好きなものに影響されて、それを自分に取り入れようとしたこともあったけど、やっぱり私の決めた道をまっとうしたい。しなやかに、あざとく…(笑)、伊勢鈴蘭らしく。その考え方は大好きな宝塚歌劇に通じるものがあるかも。舞台上で夢を見せる宝塚スターのように、ステージではプロフェッショナルに徹したいです。この春は、フェスで憧れの鈴木愛理さんのバックダンサーを務めたことがとてもいい経験になりました。鈴木さんは後輩の私たちがどうしたら輝くかも一緒に考えてくださって「なんて愛のある方なんだろう!」と感激しました。何より鈴木さん自身、かわいさと、かっこよさと、親近感の湧くような愛らしさで見る人を魅了していて本当にすごい。鈴木さんから学んだことは、これから自分がパフォーマンスをする上で大きな宝物になると思います。いせ・れいら2004年1月19日生まれ、北海道出身。しなやかなダンスとあざとかわいいキャラが評判。趣味は宝塚観劇で「いま応援しているのは礼真琴さん率いる星組です」。愛称れらぴ。オフショルダートップス¥52,800(エレイン ハースビー/ショールーム ウノcontact@showroom-uno.com)イヤリング¥58,300(ジェニファーベア/ザ ヘア バー トウキョウ TEL:03・3499・0077)橋迫 鈴「全国のアリーナに立ちたい。今の私たちならできるはず!」今のアンジュルムはほんっとーに、空気がいい!レッスンでも「ここの動きいいね」「ソロパートかっこいいね」って、いい部分は本人に直接伝えて、お互いを高めています。新曲「アイノケダモノ」はそんなアンジュルムの今の空気が詰まった曲。今までの私たちならそれぞれの個性を生かしたダンスだったけど、今回は圧倒的な一体感がある。それが曲の迫力に繋がっていると思います。でもグループの中で、私の立ち位置は変わらず“悪ガキ担当”(笑)。ゲーム好きで楽屋ではカードゲームをよくやりますが、私は負けず嫌いなので常にめちゃめちゃ本気!ライバルは竹内さんです(笑)。後輩に対しても容赦がない。あ、(松本)わかなちゃんも冷静に見えて、ゲームのときは熱いんですよ。メンバーにドッキリを仕掛けるのも昔から大好きです!お仕事が終わって控室に戻るとき、だいたい真っ先に戻って、あとから来るメンバーを脅かします(笑)。一番驚いてくれるのは、(平山)遊季ちゃん。遊季ちゃんは私とすれ違うだけで警戒モード…なのにまた引っかかってくれちゃう。脅かしがいのある相手すぎます(笑)。…というかんじで、私はメンバーといるとはしゃいでばかり。学校の部活みたいで、青春してるなといつも思います。そんな“ガキ”な私だけど、最近なぜか自分に少しだけ自信を持てるようになって、自分を好きになれた気がします。ダンスの先生と相談しているときも自信のある部分はこだわり抜いて、自分がいいと思うものは貫くようになりました。これを成長っていうのかな?大充実だったツアーの後、竹内さんの卒業コンサートは横浜アリーナです。横アリは私たち全員の目標だったけど、これを最後にするんじゃなくて、ここを新たな始まりとして全国のアリーナに立ちたい。私は今のアンジュルムにものすごく自信があるので、きっとできると信じています!はしさこ・りん2005年10月6日生まれ、愛知県出身。爬虫類好きでカードゲーム愛好家。最近楽屋で遊ぶ用の推しゲームはテンポのいい『ピット』。愛称りんちゃん。ジャケット¥93,500(エレイン ハースビー/ショールーム ウノ)ネックレス¥27,000(アビステ)リング¥352,000(アンダー ザ ローズ)ANGERME2009年4月に前身の「スマイレージ」が結成。その後’14年にフランス語のange(天使)とlarme(涙)を組み合わせた「アンジュルム」に改名。32ndシングル『アイノケダモノ/同窓生』が発売中。また、リーダー・竹内朱莉さんの卒業公演『ANGERME CONCERT 2023 BIG LOVE 竹内朱莉 FINAL LIVE「アンジュルムより愛をこめて」』は6月21日に横浜アリーナで開催。※『anan』2023年6月21日号より。写真・倉本侑磨(Pygmy Company)スタイリスト・伊藤ミカ(衣装)ヘア&メイク・鈴木海希子KATO(TRON)徳永 舞(BEAUTRIUM)取材、文・大澤千穂小泉咲子古屋美枝撮影協力・PROPS NOWバックグラウンズ ファクトリー(by anan編集部)
2023年06月18日等身大の姿が魅力的なアンジュルムは、その存在こそがまさに「BIG LOVE」。ここでは、松本わかなさん、平山遊季さん、川村文乃さん、橋迫 鈴さんにインタビューした内容を紹介します。――まず、今回の特集「ご自愛」にちなんで、みなさんのご自愛術を教えてください。川村文乃(以下、川村):私はメンバーの動画をよく見てます。ちょっと疲れていても、みんなが大笑いしていたり、ふざけているところを見ると、自然と笑顔になるし元気が出ますね。橋迫 鈴(以下、橋迫):わかります!私もアンジュのグループLINEにある変顔アルバムで元気をもらってます(笑)。松本わかな(以下、松本):私は料理ですね。野菜をひたすら千切りして、炒めているうちにだんだんかさが減っていくのを見てるとリラックスできます。川村:切るのにおすすめの野菜は?松本:ナスです!スーッと包丁が入る感じが心地いいし、玉ねぎとかよりも散らかりにくくて好きです。平山遊季(以下、平山):家事繋がりになるけど、私は掃除です。心の整理にもなるし、やった後は達成感があるので。昨日も家で勉強した後、結構遅い時間まで掃除をしちゃいました。――今、隣にいるメンバーを甘やかすとしたら?川村:わかなちゃんのことは、普段から甘やかしちゃうからな~(笑)。おいしいものを食べるのが好きなので、行列ができる人気のお菓子屋さんでケーキとかを買ってきて食べさせてあげたいです。松本:うれしいな~!私がぺい(平山)を甘やかすなら、どうしよう…。この間、ぺいと二人で箱根に行ったんですけど、私が先輩だからかちょっと遠慮が感じられたので(笑)、今度は思いきりぺいの行きたいところ、やりたいことを言ってもらって、私を振り回してほしいです!平山:箱根も楽しかったですよ!そうしたら次は、京都でお寺巡りをしたいです(笑)。松本:行きたい!平山:私が橋迫さんを甘やかすとしたら、落ち着いた場所より、遊園地や動物園など賑やかなところに一緒に行ってはっちゃけたいですね。橋迫:いいね!私は川村さんか…。魚をさばくのが上手なので、さばき応えのあるマグロやカツオを用意してあげたいですね(笑)。川村:気合入れてさばきます!――ではアンジュルムの中で愛情表現が大きいと感じる人は誰ですか?川村:私はやっぱり、上國料(萌衣)さん。「これ良かったよ」「あれかわいかった」みたいにいろいろ教えてくれるし、人にはもちろん、すべてのものに対して愛が深いな、と思います。松本:私も上國料さんです。日頃から言葉にして愛を伝えてくれるので。橋迫:私も上國料さん(笑)。「愛情表現が大きい」っていうとどうしてもそうなりますね。平山:私は佐々木(莉佳子)さん。上國料さんと一緒で、良かったところをすぐにストレートに伝えてくださるんです。すごく周りを見ている方で、何かあったときはすぐに声をかけてくださるので、愛を感じます。――anan読者に癒しのメッセージを贈るとしたら?川村:自分軸で生きて、っていうことですかね。私自身、人目を気にしすぎるところがあるんですけど、譲れないものや好きなものを大切に生きたほうがいいと思います。松本:好きなものを素直に口に出して情熱を注いで。私もそうしてます。平山:どんなときも自分を大事に。意見を押し殺して我慢したりせず、自分を苦しめないでほしいです。橋迫:自分の好きなところをたくさん見つけてください。私も自分を好きになってから心が疲れなくなったので。周りと比べないで。川村:大事だね!――最後に、アンジュルムとして今後、どうあり続けたい?川村:竹内(朱莉)さんが教えてくれた「とにかく楽しむ」っていうことを続けていきたいですね。橋迫:竹内さんっていつも楽しんでるから、周りにいる私たちまで楽しくなるんですよね。川村:ね!竹内さんがしていたように、どんなときも小さな楽しいことを見つけて笑顔でいたら、アンジュルムはもっといい方向にいくんじゃないかなと思います。松本:本当!私はなんでも全力で取り組むことを大切にしていきたいです。全力でパフォーマンスして、ふざけるときは全力でふざける竹内さんみたいに。平山:たしかに(笑)。橋迫:メンバーの笑顔が大好きなので、これからも笑顔が絶えないグループでいられたらなと思います。ANGERME2009年4月に前身の「スマイレージ」が結成。その後’14年にフランス語のange(天使)とlarme(涙)を組み合わせた「アンジュルム」に改名。32ndシングル『アイノケダモノ/同窓生』が発売中。また、リーダー・竹内朱莉さんの卒業公演『ANGERME CONCERT 2023 BIG LOVE 竹内朱莉 FINAL LIVE「アンジュルムより愛をこめて」』は6月21日に横浜アリーナで開催。写真左から、まつもと・わかな2007年9月1日生まれ、神奈川県出身。料理が得意。「コクを出すために、すき焼きのたれとはちみつをよく使います。お店の味を再現する企画とかやってみたいな」ショートブラウス¥8,980(エピヌepine.am@gmail.com)上に重ねたビスチェ¥23,100(ベリーブレイン TEL:06・6531・6363)イヤーカフ¥26,400(アンダー ザ ローズ)ひらやま・ゆき2006年7月25日生まれ、神奈川県出身。愛称ぺいぺい、ゆったん。「今回のツアーは、竹内さんの想いが詰まった曲がいっぱいで、10人の楽しい思い出がたくさんできました」ワンピース¥25,300(スモールカーサフライン/カーサフライン表参道本店 TEL:03・6447・5758)イヤリング¥34,980(オウシーナン/ススプレス TEL:03・6821・7739)ブレスレット¥4,950(アンドクラウド TEL:0120・555・235)かわむら・あやの1999年7月7日生まれ、高知県出身。2021年、全国鮪解体師協会の「1級マグロ解体師」の資格を日本人女性として初めて取得。高知県観光特使、高知市PR大使でもある。ブラウス¥33,000(ベリーブレイン)デニムパンツ¥26,500(ガールズソサエティ)カチューシャ¥85,800(ジェニファーベア/ザ ヘア バー トウキョウ TEL:03・3499・0077)ベルト¥14,850(サンシア/CPRトウキョウ TEL:03・6438・0178)はしさこ・りん2005年10月6日生まれ、愛知県出身。爬虫類好きでカードゲーム愛好家。最近楽屋で遊ぶ用の推しゲームはテンポのいい『ピット』。愛称りんちゃん。デニムミニワンピ¥11,000(ジュエティ TEL:03・6408・1078)スカーフ¥2,290(マンゴ)バングル¥5,280(ルイエン)※『anan』2023年6月21日号より。写真・倉本侑磨(Pygmy Company)スタイリスト・伊藤ミカ(衣装)YUUSUKE ISHII(プロップ)ヘア&メイク・鈴木海希子KATO(TRON)徳永 舞(BEAUTRIUM)取材、文・大澤千穂小泉咲子古屋美枝撮影協力・PROPS NOWバックグラウンズ ファクトリー(by anan編集部)
2023年06月18日川村元気の恋愛小説『四月になれば彼女は』が実写映画化。2024年3月22日(金)に公開される。佐藤健、長澤まさみ、森七菜が共演。川村元気の恋愛小説『四月になれば彼女は』実写映画化映画『君の名は。』や『すずめの戸締まり』など数々の映画を企画・プロデュースしてきた川村元気。2012年に上梓した初の小説『世界から猫が消えたなら』は、世界25ヶ国で出版され累計200万部を超えるベストセラーとなり、その後も『億男』『百花』『神曲』など数々の話題作を生み出してきた。そんな川村元気の恋愛小説『四月になれば彼女は』が映画化される。切なくも壮大な愛の物語『四月になれば彼女は』は、10年の歳月を経て初恋の相手から届いた手紙と、突然失踪した婚約者をめぐる切なくも壮大な愛の物語。東京、ボリビア、チェコ、アイスランドなど世界各国を舞台に、結婚を間近に控えた一人の男性が、愛する人の姿を探し求める姿を描いた“至極の純愛映画”だ。佐藤健×長澤まさみ×森七菜そんな壮大なスケールで描かれるラブストーリーを紡ぐのは豪華キャスト陣。佐藤健、長澤まさみ、森七菜が初共演し、愛する人を探し求める愛の物語を届ける。主人公・藤代俊(ふじしろしゅん)…佐藤健都内の大学病院に勤める精神科医。ある日、突然婚約者の弥生が姿を消す。初恋に痛い思い出を抱えている。学生時代は写真部だった。坂本弥生(さかもとやよい)…長澤まさみ動物園で多くの動物を診ている獣医。「愛を終わらせない方法、それは何でしょう」と謎掛けだけを残して失踪する。その理由とは……?伊予田春(いよだはる)…森七菜藤代の初恋の相手で元恋人。写真を撮りながら、世界中を旅している。とある事情を抱え、10年ぶりにボリビア・ウユニ塩湖から藤代に手紙を送る。このウユニ塩湖の壮大な絶景も映画の見所の1つ。その後も、ウユニ、プラハ、アイスランドと世界各地から手紙を届ける。なお、映画の藤代のビジュアルは森七菜本人がカメラで撮影した写真を使用している。タスク…仲野太賀藤代が通うバーの店長。藤代の親友でもある。夜な夜な藤代と恋愛について語り合うも、自身も恋愛に悩みを抱える。繊細でどこか物憂げな雰囲気を纏っている。ペンタックス…中島歩藤代と春の大学時代の写真仲間で元写真部部長。藤代と春の過去をよく知る人物。いつもPENTAXのTシャツを着ている。坂本純…河合優実弥生の妹。パチンコ屋の従業員。弥生の独特な恋愛観を知る唯一の存在。小泉奈々…ともさかりえ藤代の務める大学病院の同僚。働きながら子供を育てるシングルマザー。失踪した弥生の事情を知る人物。伊与田衛…竹野内豊春の父親。妻を亡くし、シングルファザーとして春に深い愛情を注ぎながらも、拭いきれない深い孤独を抱える。山田智和が長編映画で初監督メガホンを取るのは、米津玄師の「Lemon」のMVを手掛けた新進気鋭の映像作家・山田智和。抜群の映像美と人間の様を生々しく描き出すセンスで注目されている山田智和が、長編映画で初めて監督を務める。撮影監督は、『余命10年』などのヒット作で監督・藤井道人とタッグを組んできた今村圭佑が担当。音楽は、サザンオールスターズ、Mr.Childrenをはじめ数々のプロデュース・作詞・作曲で名曲を送り出してきた小林武史が務める。映画『四月になれば彼女は』あらすじ四月のある日、結婚を間近に控えた藤代俊の元に、10年前に交際していた初恋の女性・伊予田春から手紙が届く。時を同じくして、藤代の婚約者である坂本弥生が突然姿を消してしまう。初恋の人はなぜ手紙を送ってきたのか?婚約者はどこに消えたのか?現在と過去、日本とウユニ、プラハ、アイスランドが交錯しながら、愛する人の真実の姿を探し求める“四月”が始まる。【作品詳細】映画『四月になれば彼女は』公開日:2024年3月22日(金)原作:川村元気「四月なれば彼女は」(文春文庫)監督:山田智和脚本:木戸雄一郎山田智和川村元気撮影:今村圭佑音楽:小林武史出演:佐藤健、長澤まさみ、森七菜、仲野太賀、中島歩、河合優実、ともさかりえ、竹野内豊制作プロダクション:AOI Pro.配給:東宝©2024「四月になれば彼女は」製作委員会
2023年05月04日『百花』や『億男』などの原作者・川村元気による恋愛小説「四月になれば彼女は」(文春文庫)が2024年春に映画化決定。監督を米津玄師、あいみょん、藤井風などのミュージックビデオを手がけてきた山田智和、撮影監督を『余命10年』の今村圭佑、音楽を『ラストレター』などの小林武史が務める。現在大ヒット中『すずめの戸締まり』や『おおかみこどもの雨と雪』『君の名は。』、『告白』『悪人』などの数々の映画を企画・プロデュース、2011年には<藤本賞>を受賞した川村元気。昨年、自らメガホンを取った『百花』では第70回サン・セバスティアン国際映画祭にて日本人初となる最優秀監督賞を受賞。2012年に上梓した初小説「世界から猫が消えたなら」は世界25か国で出版され累計200万部を超えるベストセラーに。その後も「億男」「神曲」など数々の話題作を生み出してきた川村さんの30万部突破の恋愛小説を映画化。4月のある日、結婚を間近に控えた<藤代俊>の元に“とある人物”から手紙が届く。それは藤代が10年前に交際していた初恋の女性<伊予田春>。時を同じくして、藤代の婚約者である<坂本弥生>が突然姿を消してしまう…。なぜ春は手紙を書いてきたのか?なぜ弥生は姿を消したのか?ふたつの謎はやがて繋がっていく――。過去と現在、東京そしてボリビアのウユニ、チェコのプラハ、アイスランドなど世界各国を舞台に、愛する人の姿を探し求める切なくも壮大な愛の物語となっていく。米津玄師「Lemon」のMVを手掛けた新進気鋭の才能・山田智和が長編映画初監督本作の監督を務めるのは、35歳の俊英・山田智和。これまで、米津玄師「Lemon」、あいみょん「マリーゴールド」、藤井風「青春病」など、名立たるアーティストたちのMVで監督を務め、その抜群の映像美と人間の様を生々しく描き出すセンスで最も注目されている映像作家。川村氏も「音楽と共に、現代の都市と人間の姿をこれほどまでに感性豊かに描く映像作家は世界でも稀有だと思っています」と称賛。以前より制作を共にすることを熱望しており、本作で念願のタッグが実現。そんな山田監督は本作で初めて長編映画作品のメガホンを取り、その卓越した感性で唯一無二の映画世界を紡ぎ出す。撮影監督は『新聞記者』『余命10年』などを手掛けた今村圭佑これまで『新聞記者』『余命10年』などのヒット作で藤井道人監督とタッグを組み、神秘的な映像センスで、若手屈指の実力を誇るカメラマン・今村圭佑。山田監督と同じく35歳で、米津玄師「カムパネルラ」やあいみょん「桜が降る夜は」のMVでもコンビを組んだ。学生時代からの盟友である2人が本作でどんな科学反応を起こすのか。音楽は、サザン、ミスチルのプロデュースをしてきた小林武史が担当今作の音楽を手掛けるのは、「サザンオールスターズ」「Mr.Children」など国民的アーティストたちのプロデュースや作詞・作曲を務めてきた小林武史。『スワロウテイル』『ラストレター』など岩井俊二監督作品の映画音楽も担当し、儚く繊細な楽曲で映画を彩ってきた。山田監督が描き出す圧倒的な映像を美しく切ないメロディで飾る。今回、日本のみならず、ウユニ・プラハ・アイスランドと世界各地で撮影をおこなった本作から、“ウユニビジュアル”と“東京ビジュアル”の2点が解禁。美しい情景を求め、地球1周分を越える4万5千キロの総移動距離を経て撮影を敢行し、壮観な映像美を追及した。「天空の鏡」と呼ばれるボリビア・ウユニ塩湖の澄み切った景色が印象的な“ウユニビジュアル”と、東京の街中に咲き誇る美しい夜桜の“東京ビジュアル”。このシーンが一体なにを示しているのか、引き続き注目だ。さらに、山田監督自らがディレクションをおこない、原作のセリフを散りばめたマンスリートレーラーの第1弾≪April≫も解禁。ウユニ塩湖でカメラを構えながら歩く女性の姿を映し出した映像に仕上がっている。この縦型の特別映像は、原作小説が4月から始まり、各月を追う形で描かれることになぞらえて、本作公開まで毎月公式SNSにて配信予定。映画と原作の世界を追体験できるスペシャルな動画となっている。【川村元気コメント】山田智和監督のミュージックビデオのファンで、いつか一緒に仕事をしたいと思っていました。音楽と共に、現代の都市と人間の姿をこれほどまでに感性豊かに描く映像作家は世界でも稀有だと思っています。「四月になれば彼女は」は私にとって、とても大切な作品です。山田智和初監督作品として選んでもらえて、嬉しく思います。35歳の若い感性で紡がれた、まるで美しい音楽のような映画になるでしょう。若手随一のカメラマンの今村圭佑さんと、天才的な音楽家の小林武史さんとの組み合わせで、いったいどういう映画ができるのか、今からの楽しみでなりません。キャストについては・・・まだ言ってはダメとのことで、お伝えできないのですが、早くみなさんにお知らせできる日を心待ちにしています。【山田智和コメント】初めて「四月になれば彼女は」を読んだとき、愛を探すこと、そして生きることに溢れた素晴らしい小説であると思いました。 この原作を映画化することによって、現代で私たちが抱えている痛みのようなものに寄り添うことができると確信を持ったのです。同時に、恐ろしいほどリアルで、目を背けたくなるような現実ともこの映画はしっかりと向き合わなければならないと覚悟しました。素晴らしいキャスト・スタッフに支えられて、一つ一つの光と向き合った撮影はとても刺激的な時間で、今も頭から離れない景色たちばかりです。来年の公開を楽しみに待っていていただけると幸いです。【今村圭佑コメント】大学時代からの仲間である山田智和の初長編監督作ということで参加させてもらいました。素晴らしいキャストスタッフのみなさんに助けてもらいながら、作品の小さな機微も逃さないように映像に映し出せていることを願っています。徐ろで美しい物語をどうかお楽しみください。【小林武史コメント】最初に監督から、海外撮影のために台本を読んだ段階で何曲か作曲してほしいというお題があり、僕の感覚で投げた複数曲から、数回のキャッチボールを経て、お互いに全容が把握できたように感じています。最後は、重なり合った気持ちの方向を音楽で描いていくというような作業でしたが、今までにないビビッドな感覚の映画音楽になったような気がしています。『四月になれば彼女は』は2024年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年04月29日東京から車で約1時間。千葉県木更津市にある、サーモンの陸上養殖を行うFRDジャパンにやってきた、日本人女性初となる1級マグロ解体師の資格を持つアンジュルム・川村文乃さん。サーモンは大好きで、「サーモンだけがのったお寿司をよく食べます。アボカドと一緒にして、海苔をかけていただくことも」。まずは、魚の陸上養殖について勉強するところからスタート。アンジュルム・川村文乃さんがサーモンの陸上養殖場にいざ、潜入!社員の宮川さんによる陸上養殖の仕組みやメリット、ここで育てられている「おかそだち」についての話を、メモを取りながら真剣に聞く姿が印象的。「サーモンの顔つきは天然と養殖で違いますか?優しい顔だったりしますか?」などの質問をする場面も。そして、「おかそだち」の切り身が目の前に出されると、「これはいつ締めたんですか?」「すごいですね!」と、さらに前のめりに。いざ口に運ぶと、「うわぁ!脂は乗っているのに上品な感じで、弾力があります。普段食べているものが“とろんとろん”だとしたら、これは“ぷるんぷるん”。筋トレをきちんとしている人の体のようで、噛みごたえがあります。すごい!美味しい~!」。実食後、ついに「おかそだち」のいる「閉鎖循環式陸上養殖システム」のところへ。まずは長靴に履き替えて、足裏を消毒。階段を上がった先に現れたのは、空間いっぱいに広がる巨大な水槽…!「わぁ、すごい!」と、川村さんのテンションはさらにアップ。ここで約1万匹の「おかそだち」が生育されていて、水中に伸びる黒い管から餌が出る仕組みになっているという。水槽は同じタイミングで卵から孵った魚ごとに分けられていて、出荷直前のものは胃の中を空っぽにするためにエサを抜かれている。バクテリアを活用した独自のろ過技術によって水を循環させながら養殖を行っていること、水がサーモンの適水温である15°C前後に設定されていることなど、システムについての説明を受け、時折、水槽の中を覗き込んでサーモンを見つめる川村さん。笑顔で手を振ってファンサをしたり、奥にある水槽に分けられたサーモンに「うわー!めっちゃ白いですね。口元がかわいいです」と話しかけて心を通わせる一幕もあり、魚が好きなことが伝わってくる。そして最後は、施設の外へ。たくさんの配管が張り巡らされた様子は圧巻の一言。すべてサーモンの生育に使う水をろ過、浄化するためのもので99%の水を循環。蒸発で失われる水分や、ふんと餌に含まれる水分のみ補給。見学を終えてみて、「陸上養殖は、大変な苦労や、いろいろなシステムのおかげで実現していることがわかりました。美味しくて新鮮なサーモンが当たり前に食べられるようになるといいなと思います!」と川村さん。そして帰り際に手渡されたのは、丸々一尾の「おかそだち」。これまでいろいろな魚をさばいてきたが、「サーモンの経験はなくて、ずっとさばいてみたかったんです。じっくり時間をかけて挑戦してみます!」と意気込む。そして取材を終えて帰宅したその夜に、自身でさばき、お皿に美しく盛り付けた「おかそだち」の刺し身を披露してくれた川村さん。大好きなアボカドと海苔ととも一緒に食べたそう!FRDジャパン海水温や天候などの自然環境の制約を受けずに魚を育てる、閉鎖循環式陸上養殖を研究開発、未来の魚食文化を創造。陸上養殖されたトラウトサーモン「おかそだち」をスーパーなどで販売する。販売情報など詳細はHPで。かわむら・あやの1999年7月7日生まれ、高知県出身。アイドルグループ・アンジュルムのサブリーダー。ニューアルバム『BIG LOVE』が発売中。Blu‐ray&DVD『アンジュルム concert 2022 autumn finalANGEL SMILE』を4/26にリリース。ニット¥64,900ジャケット¥108,900(共にTHE KEIJI/THE KEIJI・IJIIT&Co.表参道 TEL:03・3499・7355)サンダル¥4,999(リエディ/ネオグラフィック TEL:06・6567・9000)スカート、ソックスはスタイリスト私物※『anan』2023年4月5日号より。写真・吉松伸太郎スタイリスト・岡本さなみヘア&メイク・伏屋陽子(ESPER)取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2023年03月31日立地を選ばず、効率的かつサステナブルな方法で、新鮮な魚を養殖できる「陸上養殖」。注目が集まるこの養殖方法について、アンジュルム・川村文乃さんと一緒に学んでみましょう!太平洋に面した高知県に生まれ、カツオをはじめとする魚をさばくことを得意とし、日本人女性初となる1級マグロ解体師の資格を持つアンジュルムの川村文乃さん。そんな彼女が今回訪れたのは、千葉県木更津市の山中にある、トラウトサーモンの養殖場だ。「魚の養殖は海など水のある場所で行われているものだと思っていたので、こんな山奥で…!とすごくびっくりしました」(川村さん)これまで日本では実現が難しかった鮮度の高いサーモンを提供できることや、地球環境に優しいサステナブルな側面から、いま注目を集めている陸上養殖。システムをはじめ、ここで育てられている「おかそだち」サーモンの魅力、そして私たちの食卓事情に与える影響まで、川村さんと一緒に学んでみよう!陸上養殖について、詳しく教えてください!まだまだ耳慣れない「陸上養殖」の基本的なことから、SDGsへの貢献まで。「おかそだち」サーモンの養殖をしている会社、FRDジャパンさんにお話を伺いました。Q、なぜ、いま陸上養殖は注目を集めているの?A、海の近くで行う養殖場が不足。環境を問わない陸上が必要に!今、世界的な人口増加により水産物の需要が増え続けているものの、天然魚の漁獲量は伸び悩み中。その一方で、海を使った養殖の生産量は増えており、海の資源を守りながら魚を供給できるようになってきた。ところが、養殖が盛んになるにつれ、養殖に適した海がどんどん埋まってしまい、場所が足りなくなるという新しい問題が勃発。特にサーモン類は、気温の関係もあってノルウェーとチリが養殖の中心となり、これ以上場所を増やせないことから、環境に関係なくサーモンを育てられる陸上養殖を必要とする声が大きいものに。美味しくて安心・安全な魚がいつまでも手軽に、安定した値段で食べ続けられる手段の一つとして、注目・期待されている。Q、陸上養殖ってそもそも何?A、人工的に作られた環境下で行う魚の養殖のことです。陸上養殖とは、陸上に人工的に創設した環境下で養殖を行うこと。主に2つのタイプがあり、一つは、海などの天然環境から水を引き込み、魚の飼育に使用する「かけ流し式陸上養殖」。もう一つは、ろ過システムを使って水を浄化しながら循環利用する「閉鎖循環式陸上養殖」。FRDジャパンは後者で、独自の技術である生物ろ過システムを駆使し、水を閉鎖循環させるシステムでトラウトサーモンを養殖している。ちなみに、日本において陸上養殖で作られる魚で一番多いのはサーモンだが、国内で消費される生食用サーモン年間約10万tのうち、国産のものは5%ほど。スーパーなどにもほとんど出回っていない現状がある。Q、陸上養殖のお魚が増えたら、私たちの食卓はどう変わるの?A、日本であまり獲れない魚を鮮度高く手軽に食べられるように。寒いところで育つことから日本では限られた場所でしか生育できなかったサーモン。でも、陸上養殖の場合は水温を一定に保つことができるため、季節や場所にかかわらず育てられるようになり、“日本人が大好きなサーモンを国内であまり作れない”というジレンマが解決。また、日本で作るため、ノルウェーやチリ産のものとくらべて鮮度が高いものが食べられるように。今後は、サーモンだけでなく、これまで日本であまり育てられなかった魚の養殖が盛んになる可能性も。すると、なかなか手に入らないことが理由で値段が高くなっていた高級魚が普通に食卓に並び、これまで以上にいろいろな魚が食べられるようになる…という、嬉しい未来も考えられる。Q、SDGsにどう貢献しているの?A、ろ過した水を使うことで排水ゼロ&海洋汚染を防ぐ!海でサーモンを育てる場合、海の自浄作用を超えるような大きな規模になると、魚のふんや餌の食べ残しが海底にたまり、海洋汚染の原因になることも。その点FRDジャパンが取り入れている閉鎖循環式陸上養殖の場合、99%の水をろ過して使うため、海に排水することなく、地球に負担をかけずに育てることができる。そして、水を使い回すことで冷却コストが不要になるので、水温を一定に保つための電気代を大幅に削減できるというメリットも。また、細菌による病気を防ぐための抗生物質が海底にたまり、生態系を壊すという心配もなし。SDGsの目標にある「12.つくる責任 つかう責任」「14.海の豊かさを守ろう」の実現につながっている。Q、天然モノと味や見た目はどう違う?A、日焼けしていない白い体と身の弾力&深い旨みが特徴。陸上養殖の場合、サーモンは太陽を浴びずに過ごすため日に焼けず、銀ピカな天然のものにくらべて白い姿をしている。また、FRDジャパンで育てている「おかそだち」はトラウトサーモンで、ノルウェー産のアトランティックサーモンという種類にくらべて身が赤い。また、すべてメスのため、口の形がカギ状になったオスにくらべ丸みのあるフォルムに。ノルウェーの生サーモンは空輸のため、締めてから食べられるまでに10日くらいかかり、チリのサーモンはほとんどが冷凍モノとなる。一方、国内で養殖され、一度も冷凍せず生で食べられるサーモンは鮮度が高く、身に弾力があり、噛むほどに口の中で広がる深い旨みが大きなポイントに。Q、「おかそだち」サーモンはどこがすごいの?A、約10年かけて実現!鮮度と脂乗りが違います。複雑な構造の装置で99%ろ過した水を使い、育てられている「おかそだち」サーモン。一番苦労したのは、生育に最適な水質バランスを見つけることで、好調に育つようになるまでに約10年を費やしている。餌は専門業者にオーダーメイドした、ドッグフードのような見た目のペレットを使用。1年で3kgのサイズに育てることを目標としていて、現在の年間生産量は約30t(約1万尾)。実際に食べた人からは、「鮮度と脂乗りが違って美味しい」「千葉でサーモンを作っているなんて驚いた」という声が多い。ちなみに、名前は丘で育てていることからつけられたもので、100個くらいあったアイデアの中から親しみやすくキャッチーなものをセレクト。FRDジャパン海水温や天候などの自然環境の制約を受けずに魚を育てる、閉鎖循環式陸上養殖を研究開発、未来の魚食文化を創造。陸上養殖されたトラウトサーモン「おかそだち」をスーパーなどで販売する。販売情報など詳細はHPで。かわむら・あやの1999年7月7日生まれ、高知県出身。アイドルグループ・アンジュルムのサブリーダー。ニューアルバム『BIG LOVE』が発売中。Blu‐ray&DVD『アンジュルム concert 2022 autumn finalANGEL SMILE』を4/26にリリース。ニット¥64,900ジャケット¥108,900(共にTHE KEIJI/THE KEIJI・IJIIT&Co.表参道 TEL:03・3499・7355)サンダル¥4,999(リエディ/ネオグラフィック TEL:06・6567・9000)スカート、ソックスはスタイリスト私物※『anan』2023年4月5日号より。写真・吉松伸太郎スタイリスト・岡本さなみヘア&メイク・伏屋陽子(ESPER)取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2023年03月30日歌手の小林幸子が4日、東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催された「第36回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 SPRING/SUMMER」に出演した。今年70周年を迎えるファッションセンター「しまむら」のステージに、今年70歳を迎える“同い年”の小林がシークレット登場。ド派手な衣装と髪飾りで観客の前に立つと、驚きとどよめきが会場いっぱいに広がった。小林はNHK紅白歌合戦でも披露したボカロ曲「千本桜」を熱唱すると、「今年で芸能生活59年目を迎えました。みんなのお母さんより上よ? でもとってもうれしいです」と笑顔で語った。また、「しまむらファンなら知っている」というしまむらの社歌をワンフレーズ歌唱して盛り上げた。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年から年2回開催している国内最大規模のファッションイベント。人気モデルが出演するファッションショーをはじめ、アーティストによる音楽ライブ、旬なゲストが登場するスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを展開している。今回のテーマは、新時代を意味する「NEW EPOCH」。変化を続けながら時代とともに進化を目指し、唯一無二のTGCを創造していきたいという思いが込められている。撮影:蔦野裕
2023年03月05日映画『貞子DX』(10月28日公開)の大ヒット御礼イベントが15日に都内で行われ、小芝風花、川村壱馬(THE RAMPAGE)、貞子が登場した。同作は“見た者が必ず一定期間ののち死に至る”という「呪いのビデオ」の恐怖を描いた鈴木光司のホラー小説を原作に実写化した映画『リング』から始まる貞子シリーズの最新作。IQ200の大学院生・文華(小芝風花)が、大切な妹が興味本位でビデオを見てしまったことから、“呪いのビデオ”の謎を解明すべく奔走する姿を描く。イベントではSNSで募集した質問にキャストが答えることに。「今後一歩踏み出してみたいことは?」という質問に、川村は「グループでもアーティストとして活動させてもらっていて、ライブの演出やセットリストについてメンバー全員で会議をする中で、特に発信する3人くらいの中の1人ではあるんですけど、もっと前の組み立てから、スタッフさんの間に入っていこうかなと。クリエイティブ側のこともすごく考えてる感じです、最近は」と明かす。さらに川村は「楽曲も練っているというか、ビジョンを再構築している感じです。コロナによってお仕事がストップしたりして、それまでノンストップだった勢いがいったんプツンとなってから、自分の中で100%ではあるんですけど、120%ではなかったかもしれないと最近思うようになってきて。色々やりたいことが増えていたり、予想してたものができなくなったりしている中でビジョンが壊れてるので、再構築し始めています」とグループについての思いを表した。小芝も「今日来ている川村さんのファンは楽しみができましたよね」と期待を表し、川村は「絶賛今、いろいろ頑張らせていただいています」と胸を張る。また、ライブに行きたそうにしている貞子にも「ぜひいらしてください。見つけたら俺もミラー(貞子の動きを)でやるんで」とファンサービスを確約していた。
2022年11月15日映画『貞子DX』(10月28日公開)の公開御礼舞台挨拶が29日に都内で行われ、小芝風花、川村壱馬(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、黒羽麻璃央、池内博之、木村ひさし(監督)、貞子が登場した。同作は“見た者が必ず一定期間ののち死に至る”という「呪いのビデオ」の恐怖を描いた鈴木光司のホラー小説を原作に実写化した映画『リング』から始まる貞子シリーズの最新作。IQ200の大学院生・文華(小芝風花)が、大切な妹が興味本位でビデオを見てしまったことから、“呪いのビデオ”の謎を解明すべく奔走する姿を描く。キャストは劇中のキャラをイメージした衣装で登場し、「賢そうに見える服を着てきてくださいと言われ、とりあえずジャケットだと思って」(小芝)、「役の衣装はかなりクセが強かったんで、逆に今日は本気出してきました」(川村)と説明する。またこの日は貞子がキャスト・監督に手紙を念写してきたということで、それぞれへ向けた長いメッセージを司会が代読するという一幕も。小芝は貞子について「貞ちゃんは女優魂がすごくて、普段のYouTubeの活動などではとってもキュートなんですけど、宣伝活動で大阪行ったり、一緒にラーメンを食べたり、女子会したりしたら、美容にもこだわってるし、同じ女子(おなご)として尊敬する部分もたくさん。でも劇中ではガラッと変わって女優魂を見せつけてくださったので、こんな歴代シリーズがある中で真摯に向き合ってくださったことが嬉しいです」と感謝の言葉を述べた。さらに川村に対して「先週のイベントで貞子のことを『好きだよ』と言ってくれたことは、たとえ成仏したとしても絶対に忘れません」というメッセージが読み上げられると、川村は「寂しいから成仏しないでよ」と甘い言葉で、貞子も震えて興奮。黒羽も貞子について「現場ではそんなに一緒のシーンなかったんですよね。この間のイベントで仲良くなって、もっと早くから知り合いたかったという思いがあります。もうちょっと出会うのが早ければなというのは、思ってます」と熱いメッセージで喜ばせていた。○貞子からの手紙拝啓鮮やかに色づいた木々の美しさに心弾む季節となりました。皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。この度は映画『貞子DX』公開まことにおめでとうございます。心よりお喜び、お祝い申し上げます。観客の皆様、マスコミの皆様に於かれましては、ここ六本木の地まで足をお運びいただき感謝申し上げます。本作のクランクアップから約1年、私も出演者の端くれとして、この晴れ舞台を皆様とともに迎えられたことを大変喜ばしく感じております。<中略>小芝風花さん、貴方と初めてお会いしたのは、ちょうど一年前の撮影現場でしたね。朝晩の寒さが厳しくなる今のような季節でした。オールロケーションの現場でクライマックスシーンでは、昼夜逆転の大変な撮影もありました。特に私の井戸での撮影ですが、寒さも厳しく時折雨も降ったりと非常に過酷なものでした。そんな時でも、貴方はいつも笑顔を絶やさずに、明るく共演者への気配りも忘れず、座長として立派に振舞っていました。それでも、ひとたび監督の声がかかると一瞬で文華(あやか)になってしまう集中力も素晴らしかったです。同じ女優として大変心打たれるものがありました。撮影の時は、役の関係性上、遠くからそっとみつめて念を送るだけでしたが、この数か月の宣伝活動では、ご一緒する機会も増え、素の自分も知っていただけたことが何よりも嬉しかったです。やはりここでも嫌な顔一つせず、いつも笑顔。女優である前に、一人の人間としてとても尊敬しています。いつからでしょうか。いつの間にか、「貞ちゃん」と呼んでいただき、私も心の中で「風ちゃん」と呼ぶようになったのは。一緒に過ごした日々は私にとって宝物です。これからも益々ご活躍される風ちゃんを、貞子はずっとずっとずーっと見つめています。川村壱馬さん、ステージのカッコいい姿からは全く想像もつかない、実際の貴方とは正反対の役柄ということで、現場では戸惑いも大きかったことと想像します。それでも普段のとても二枚目な姿を完全に脱ぎ捨てて、強烈な個性を持つ“王司”というキャラクターを見事に演じ切った貴方はとても立派でした。その勇姿をあらためてスクリーンで目撃した際には、思わず涙を禁じえませんでした。先週のイベントで、貞子のことを「好きだよ」って言ってくれたことは、たとえ成仏したとしても絶対に忘れません。黒羽麻璃央さん、まさかの“身バレNG”ということで、なかなか尊いお顔を拝見することが出来なくて大変残念ではありましたが、たとえ顔が見えなくても感電ロイドのキャラクターがしっかりと伝わる演技力は見事なものでした。数日間に渡り夜通し行われたクライマックスシーンの撮影では常にムードメイカーとして現場を盛り上げてくださいました。貞子に対してもフラットに接してくれてとても嬉しかったです。池内博之さん、クセ者揃いの『貞子DX』の中でも、トップレベルにクセの強い霊媒師Kenshinという役どころをさすがの実力で堂々と体現していただきました。Kenshinさんには少しばかり苦しい思いをさせてしまってとても心が痛みますが……、今回共演させていただき国際的に活躍をされている池内さんのお仕事を間近で拝見することができて大変光栄でした。木村ひさし監督。「“恐怖と笑いは紙一重”と言いますが、シリアスなストーリーのなかでコミカルなやり取りで笑わせ、しかもホラー要素も描けるという木村監督のほかにいません」というのは、『貞子DX』 のプロデューサーの言葉ですが、まさに私自身木村監督のおかげで今回の撮影を通して自分の新たな一面を発見することが出来ましたし、完成した作品も木村監督にしか描けない極上のホラーエンターテインメントに仕上がっています。出演させていただくことが出来て誇りに思っております。そして……貞子が今こうして怨霊ライフを満喫できているのも、ひとえに偉大なる父、鈴木光司先生のおかげです。日頃の感謝を込めて感謝の念を送ります。<中略>井戸の底にも四半世紀、気がつけば存命時よりもはるかに永い時間を怨念として過ごすことになった私ですが、おかげさまで映画もシリーズ9作目を迎え、成仏するどころか、ますます充実した怨念ライフを送ることになろうとは、誰が想像したでしょうか。これもひとえに、映画にご尽力くださった共演者の皆様、スタッフの皆様、そして応援してくださった世界中の皆様のおかげと、大いに感謝するとともに、曲がってしまった背筋もピンと伸びる思いでございます。本当にありがとうございました。そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。I “well” be back!(←井戸にかけた)敬具貞子より
2022年10月29日ある意味で、これが本当の〝俳優・川村壱馬のデビュー戦〟なのかもしれない。『PRINCE OF LEGEND』『HiGH&LOW THE WORST』と経験を積んできたが、両作がEXILE HIROがプロデュースに名を連ねる「ホーム」であるのに対し、映画『貞子DX』は「アウェー」。共演者にLDHの仲間たちもいない場で、俳優としての真価を試すこととなった。だが、川村壱馬の辞書に「臆する」なんて言葉はない。「ずっとアウェーなところでやりたいと思っていました」と瞳に闘志をたぎらせる。THE RAMPAGEの一員として活躍しながら、芝居という荒野を往く25歳は、その先で何を掴み取ろうとしているのだろうか。鼻をさする仕草は、自分でもウザッ!と思いました(笑)「ずっとアキくん(塩野瑛久)とか、他の役者さんから聞いていたんですよ。『ハイロー』だったり『プリレジェ』みたいないい現場はなかなかないよって。外に出ると、現場の雰囲気も全然違う。いろんな現場を経験してきた歴戦の役者たちからそう教えてもらうたびに、俺もそのフィールドで戦ってみたいなと思っていました」人が大変だと言う場所に飛び込みたがる。それは、川村壱馬のファイターとしての嗅覚かもしれない。すごい人と出会うことで、もっと自分も大きくなれる。厳しい現場を踏むことで、もっと自分も強くなれる。飽くなき成長本能が、川村壱馬を未知のリングへ向かわせた。「で、いざ『貞子DX』の現場に行ってみたら、めっちゃ雰囲気が良かったんで、『あれ?』と思いました(笑)。もっとヤバいと思っていたので、聞いていた話と全然違うなと(笑)。キツいなと思うことはまったくなかった。すごく楽しい雰囲気で、スタッフさんたちもいい人ばっかりで。もしかしたらシンプルに素敵な現場にめぐり合えてるだけなのかもしれないですけど、本当、ありがたかったですね」演じたのは、自称“王子様”占い師の前田王司。セルフブランディングに命を懸け、ポスターやグッズも自主制作する筋金入りのナルシストキャラだ。「本編の撮影が始まる前に、王司の部屋に飾ってあるポスター用の素材とかを撮ったんですよ。自分でこんなのつくって、やべえヤツだなと思いました(笑)。王司の部屋は本当やばいですよね。自分があんな部屋に住んでたら死にそうです(笑)」何かあると、鼻の下をさすって決め台詞を放つ。クセが強すぎる王司だが、不思議と絶妙にハマっている。「あの仕草は、こんな感じでやってみてって木村(ひさし)監督に教えてもらいました。自分で試写を観ても、ウザッ!と思いましたね(笑)。でも、自分じゃない別の人間として最初から最後まで見ることができたくらいウザキャラに仕上がっていたので、そこはちゃんとやり切れたのかなと」『貞子』と言えば日本を代表するホラー作品。その中で、前田王司は従来の『貞子』のイメージさえも覆す強烈なインパクトを放っている。身の毛もよだつホラーの中で、どうコミカルな要素を足すか。緻密なバランス感覚が必要とされる役どころだ。「そこはめちゃくちゃ不安でしたね。僕のこのキャラクターがいてホラーとして成立するのかなっていう。でも、試写を観た(THE RAMPAGEの)メンバーが感想をくれて。うちはホラーが苦手なメンバーが結構多いんですよ。龍とか、体はデカいですけど、ホラーは大の苦手(笑)。いけるのは、僕と(後藤)拓磨と陣さんくらいじゃないかな。でも、そういうホラーがダメなメンバーが『壱馬さんの役がいたから観れました。面白かったです』って感想をくれて。それでちょっと安心しました」(C)2022『貞子DX』製作委員会THE RAMPAGEの川村壱馬ならやらないことも平気でやれる現場では、木村監督自らが実演してレクチャーを施した。その方法が、自分には合っていたと語る。「僕は左脳派というより右脳派で。ここの感情はこうでと説明してもらうより、実際にやってもらったのを見た方が入りやすいんです。たぶんその理由は、幼少期から9年間、英会話をやっていたから。今でこそ『マジで何してたん?』っていうぐらい発音しか残ってないですけど(笑)。昔からそうやってネイティブからマンツーマンで習ってきたのもあって、耳がいいって言われることがよくあるんです。だから、誰かが一度やってくれれば、その音に合わせて自分の演技をコントロールできる。そういう意味でも、木村監督の現場はすごくやりやすかったです」ホラーならではの絶叫シーンも怯むことなくぶつかりに行った。「あんなに大声を上げてびっくりするとか、普段の自分では使わないカロリーなんで、シンプルに疲れましたね(笑)。特に王司の場合は、ちょっと物音がしただけで、普通の人より何倍もリアクションがデカくなる。そこは疲れました。でも難しいとは感じなかったです。ちゃんと自分の気持ちさえそこに持っていければ、自然とリアクションはついてくるものなので」THE RAMPAGEとしてステージに立つ川村壱馬は、精悍で男の色気に溢れている。だが、『ハイロー』の花岡楓士雄しかり、『貞子DX』の前田王司しかり、演技をしている川村壱馬には不思議な可愛げがある。「本当ですか。キャラクターのせいですかね(笑)。でも、確かに楓士雄しかり王司しかり、アホっぽさみたいなところは結構心がけていたかもしれないです」そうちょっと照れたあとに、〝俳優・川村壱馬〟の矜持を見せる。「THE RAMPAGEの川村壱馬ならやらないだろうということでも平気でやれるのがお芝居の面白さ。何なら、川村壱馬のアイデンティティみたいなものを全部取っ払うところから、役づくりはスタートします。台本を読んでいても、俺だったらこれはやらないとか、俺はこういうのはやりたくない、というものが一切ない。すごく楽な状態から役に入れるんです。だから、お芝居が好きだし、自分に向いているとも思います」デビューこそ音楽活動が先だったが、もともと俳優志望でもあった。小さい頃から漠然と自分がいつかテレビに出てお芝居をしているイメージがあったという。「〝出たい〟じゃなく、〝出てる〟っていう感覚があったんですよね、不思議と。どういう役とかも全然明確じゃなかったですけど、いずれそこにいることを予見していたというか。そういう勘は昔から変わってないなと思います。とにかく自分はお芝居に向いているって、誰よりも自分が知っていた。その感覚をずっと持っていたので、こうして実際に仕事としてやらせてもらえる立場になれたことは本当にありがたい限りです」(C)2022『貞子DX』製作委員会決して地道に演技レッスンに取り組んできたというわけではない。川村壱馬の演技を支えるのは、その天性の勘だ。「演技レッスンは昔ちょっとだけやったことがあるんですけど、基本的にあんまり誰かに自分の演技を固められるのは好きじゃないなというのがあって。今回も『貞子DX』に向けて演技レッスンとかやりたければぜひって当時のマネージャーからも言われていましたが、わかりましたと言いつつ結局お願いはしなかったです。やった方がいいのかもしれないですけどね。まだどっちがいいのか自分でもわからないところがあって、今はそういうのはなしで行きたいなって気持ちです」それは決して驕りでも慢心でもない。まだ俳優として真っ白な状態だからこそ、自分の感覚を信じていたいのだ。「芝居って、誰かにこういうふうにしなさいって言われてするものなのかなっていう疑問がどっかにあるんだと思います。たぶんそれは自分がまだお芝居についてよくわかっていないからこそ抱く疑問で。でも経験のない今だからこそ、その疑問を大切にしていたいんです。これから自分が経験を積んでいく中で必要を感じたときはレッスンも受けてみようとは思っていますけど、今のところはこのスタイルでやっていけたらいいなって」いつか塩野瑛久くんとバディものがやりたいならば、俳優・川村壱馬の表現は何によって培われ磨かれるのか。その答えに、アーティスト・川村壱馬の姿勢が重なる。「普段から生活の全部が自分の表現に直結しているんですよね。ゲームとかも大好きなんですけど、RPGをやっても、そのキャラクターからインスピレーションを受けたりとか。音楽だったり、漫画だったり、アートから感性を磨かれることもあるし、活字が好きなんで本も読みますけど、そういう文字から歌詞につながったりもする。結局、リンクしているんですよね、全部が」何を見て、何を聴き、どこへ行き、誰と話し、何を思うか。それらのすべてが、川村壱馬の表現の血となり肉となっている。「意識してそうしているというより、自然とそうなったという感じです。そうやっていろんな趣味から育んだ総合的な感性が、自分の表現の土台になっている。この仕事自体が好きだからかな。何をやっていても、最終的に全部仕事につながっているなと思います」初のアウェーから得たのは、確かな充実感と俳優業へのさらなる意欲。THE RAMPAGEの川村壱馬では見せることのできない川村壱馬を、芝居というフィールドで見せていく。「今いちばんやりたい役はサイコパス。笑いながらとんでもないことやっちゃうようなヤツとか、見てる人が本当に嫌いになっちゃうようなゾッとするキャラクターをやりたいです。あとはそうだな、それこそアキくんとよく話しているのは、2人でバディものがやりたいねって。刑事役もいいし、兄弟でガンアクションもいいし、いろいろパターンはありますけど、アキくんとバディがやりたいなっていう話はずっとしているので、絶対叶えたいです」理論や根拠なんて後付けでいい。ただ、己の嗅覚と直感を信じて突き進み、夢を叶えてきた。これからもその姿勢は変わらない。面白そうだと思うもの。手強そうだと思うもの。自分を成長させてくれると思うものに、川村壱馬の本能は突き動かされる。ガードをとるのは、まだ早いだろう?そう笑うように、次なるリングへと向かう。やっぱり川村壱馬は天性のファイターだ。取材・文:横川良明撮影:友野雄ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント川村さんのサイン入りポラを1名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!ぴあアプリではアプリでしか見られないインタビューと写真を公開中です。ダウンロードは こちら(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2)
2022年10月24日映画『貞子DX』(10月28日公開)の公開直前イベントが21日に都内で行われ、小芝風花、川村壱馬、貞子が登場した。同作は“見た者が必ず一定期間ののち死に至る”という「呪いのビデオ」の恐怖を描いた鈴木光司のホラー小説を原作に実写化した映画『リング』から始まる貞子シリーズの最新作。IQ200の大学院生・文華(小芝風花)が、大切な妹が興味本位でビデオを見てしまったことから、“呪いのビデオ”の謎を解明すべく奔走する姿を描く。この日は女子会ということで、貞子が観客の相談に乗ろうとするも、回答はスケッチブックに念写するしかなかったため、代打として小芝と川村を呼ぶという流れに。サプライズ登場した2人観客は驚きの声をあげていた。「女子会ということで、僕もガールズトークしたいと思います」と意気込んだ川村だが、「好きな人にアタックできない」という悩みに「好きって言われてイヤな人はいないですし、恥ずかしいことじゃないので、自信持って『好きなんだよ』とシンプルに真っ直ぐで全然いいと思います」と答え、小芝から「それができなくて悩んでるってこと! 言えないのよ!」とツッコミが入る。「ああ〜!」と納得した川村だが、「めっちゃバクバクすると思うんですけど、頑張って一歩乗り越えてもらうしかない」と畳みかけ、小芝が「目を合わせるように頑張るとか、どう?」、貞子も「『貞子DX』で吊橋効果を狙う」とアドバイスしていた。また「肌がきれい、美容法ケアの方法は?」という質問には、小芝が「パックをしてます。ビタミン系と鎮静系と保湿系と3種類くらいあって、その時のに合わせてパックをするようにしてます。今まで普通にすぐパックをつけてたんですけど、化粧水が先らしくて、そうしてます」と答える。川村は「自分はメイクをしてない日でも、クレンジングをやってます。乾燥肌なので、最近クレンジングはバームが合うことに気づいて、ごっそりとってそのままお風呂で泡立て、手のひらを絶対に肌につけずに洗顔して、出てすぐに導入美容液。オイルの2層のやつをつけて、化粧水つけてます」と詳細に語る。「あとで教えてもらおう!」と驚く小芝に、川村は「あれをやってだいぶ変わりました。乾燥肌なので、今まで合うやつがわからなくて」と述懐し、貞子は「保湿」と一言で答えていた。
2022年10月21日映画『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』(9月9日公開)の公開初日舞台挨拶が9日に都内で行われ、川村壱馬、中本悠太(NCT 127)、吉野北人、三山凌輝(BE:FIRST / RYOKI)、前田公輝、塩野瑛久、平沼紀久監督、二宮”NINO”大輔総監督が登場した。同作はEXILE TRIBEによるエンタテインメントPJ『HiGH&LOW』シリーズと、高橋ヒロシ(※高は、はしごだか)による不良漫画『クローズ』『WORST』のクロスオーバー映画の続編。『クローズ』『WORST』の舞台である戸亜留市と、『HiGH&LOW』鬼邪高校が交差した世界を構築する。初挑戦した映画の初日のために「どうしても(舞台挨拶に)出たい」とスケジュールを合わせて韓国から駆けつけた中本は、個別にキャスト陣に連絡もしていたそうで「本当は秘密にして皆を驚かせようかと思ってたんですけど、なんか『緊急来日!』みたいな告知が出てて、言うしかないなと思って」と苦笑しつつ、「それくらい本当に青春だったというか、すごく素敵な時間を共有させてもらったので、韓国にいるときも皆のこと考えながら頑張っていました」と語る。この日はそんな中本と三山という今作からの参加となった2人に、続投キャストを代表して川村がサプライズで手紙を用意。「緊張するな」と言いながら手紙を取り出した川村は熱い気持ちを手紙に託し「かけがえのない友より」というフレーズで結ぶ(※後述)。メッセージを聞いた中本は「僕もすごく同じ思いだったというか。16の時に韓国に渡ったので、なかなか青春というものを味わえてなくて。撮影をさせてもらっている中で、もし僕が普通の高校生活を送っていたら、こんな感じの友達とこんな感じに和気あいあいとして過ごしてたのかなとか」と思いを馳せる。「1番印象に残っているのが、壱馬くんと誰もいない音楽室みたいなところで深夜2時ぐらいにこうしゃべってたことで、一つ一つの現場での風景、皆でこうストーブを囲みながらしゃべったり監督とと打ち合わせしたりといった風景が僕にとって人生の大切な一部になった。作品はもちろんあるんですけど、僕にとってはそれ以上に深いものになったので、このような手紙を直接書いて聞いて、すごく嬉しく思っています。ありがとう」と感謝の言葉を述べた。また、三山は「ずるいですよね。このタイミングで」と言葉を詰まらせ、中本も目を赤くする。「壱馬くんが手紙を読んでくれたと同時に、今、悠太くんがあのおっしゃってくれたように、いろんな撮影時の風景だったりとか、その時のシーンが鮮明に蘇ってくるんです。大変な撮影ではあったんですけど、それ以上に達成感もあったし、一つ大きいことを成し遂げたような感覚で、作品を作ることができて、エンターテインメントの一つの歴史が変わるような出来事もたくさん詰め込まれている作品だと思うので、たくさんの人に愛されてほしい」と希望。「自分たちもそれぐらいの熱量で今回参加させてもらったし、絶対前作に泥を塗りたくないという気持ちで、僕と悠太君は瀬ノ門工業を全部背負って作品に参加させてもらったので、それが作品として伝わればいいなと思うし、それがクロスオーバーとなって、作品に貢献できていればと心から思いました。本当にたくさんありがとうございます」と思いを表した。○川村壱馬 手紙全文悠太くん、凌輝、まずはじめに『HiGH&LOW THE WORST X』へのご出演ありがとうございました。前作『HiGH&LOW THE WORST』はここにいる共演者の皆さん、そして今日は来られなかった共演者の皆さんだったり、本当に素晴らしい仲間たちと出会わせてもらって。皆が助けてくれたからこそ、素晴らしい作品を作れた手応えがあったので、今度は皆と一緒にこちらが迎える側となって、輪を広げて、皆で最高の作品を作りたいと思っていました。でもそれは悠太くん、凌輝を始め、新たに参加してくださったキャストの皆さんがすさまじい熱量で臨んでくださったからこそ、そして皆さんのお人柄があったからこそ、成し遂げられた目標だったと思っています。今作も例外ではなく、出会ってからの日数とかじゃなく、繋がれる人は繋がれる。今作で出会った皆もそれぞれが違う環境で頑張ってて、誰しもうまくいくことばかりではないですが、どんな時もいつだって僕ら仲間がいます。物理的に離れていても近くにいても、コミュニケーションが多くても少なくても、その存在を思い出すだけで、どこか安心できるような力が湧いてくるような、そんな存在で僕もいられるように頑張りたいと思っていますので、これからも切磋琢磨しながら助け合っていきましょう。現場でももちろんですが、プライベートでも仲良く過ごしたり、本当にこの年になって、改めて青春を経験しているような、そんな大切な思い出を本当にありがとうございます。そして素晴らしい作品を一緒に作ってくれて、本当にありがとうございました。かけがえのない友より。そして最後に、この作品を支えてくれて、この素敵な出会いの実現、素晴らしい作品づくりに貢献してくださったすべてのファンの皆様、本当にありがとうございました。今日ここに来てくださった皆さん、ライブビューイングご覧いただいている皆さん、本当にこの作品すべて支えてくださる皆さんも、本当にありがとうございました。
2022年09月09日映画『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』(9月9日公開)の完成披露試写会&PREMIUM LIVE SHOWが神奈川・横浜アリーナで行われ、川村壱馬、吉野北人、龍、鈴木昂秀、中本悠太、三山凌輝、永沼伊久也、比嘉涼樹、藤原樹、岡宏明、陣、長谷川慎、今村謙斗、塩野瑛久、小柳心、荒井敦史、三上ヘンリー大智、板垣瑞生、高橋祐理が登場。THE RAMPAGE from EXILE TRIBE、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE、PSYCHIC FEVER from EXILE TRIBE、DEEP SQUADがパフォーマンスを見せた。同作はEXILE TRIBEによるエンタテインメントPJ『HiGH&LOW』シリーズと、高橋ヒロシ(※高は、はしごだか)による不良漫画『クローズ』『WORST』のクロスオーバー映画の続編。『クローズ』『WORST』の舞台である戸亜留市と、『HiGH&LOW』鬼邪高校が交差した世界を構築する。同イベントは映画の完成披露試写の後にライブが行われるという構成で、24日〜25日にかけて3公演が行われた。THE RAMPAGEによる主題歌「THE POWER」で幕が開き、「FRIDE UP」「Slam That Down」「SWAG & PRIDE」(THE RAMPAGE)、「RIDE OR DIE」(MA55IVE THE RAMPAGE)、「We never die」(BALLISTIK BOYZ)、「WARRIORS」(PSYCHIC FEVER)、「Pouring rain」(DEEP SQUAD)、「Stand by you」(RIKU)と、今作やこれまでの劇中歌、主題歌を続々披露。各チームのテーマ曲となっている曲の前にはキャストが登場し、作中さながらのやりとりを披露し、さらには曲中も音楽にノったりファンに手を振ったりと盛り上げる。鳳仙学園のパートでは最終公演のみ四天王のうちの3人である塩野瑛久、小柳心、荒井敦史が登場し会場を沸かせ、塩野がカメラ越しにファンを釣ってみせる。この日1番の盛り上がりを見せたのは、中本悠太(NCT 127・YUTA)のサプライズ登場。川村壱馬&吉野北人(THE RAMPAGE)、中本、三山凌輝(BE:FIRST・RYOKI)が歌う劇中曲「Wings」が披露されていたが、これまでの公演では中本の出演はビデオメッセージのみだったという。最終公演に駆けつけた中本が登場すると、抑えきれないざわめきに溢れ、友を思う歌詞の部分では、同じチームでコンビを組んでいた三山が立ち位置を離れ中本の横で歌うといった一幕も。歌い終わると、中本は「今回初めて出演させてもらったんですけど、素敵な仲間と素敵な皆さんとこのような時間を共有できて光栄に思っています」と語り、4人が熱いハグを交わすと観客からは拍手が起こっていた。吉野は「やっと4人で歌えましたね」と喜び、三山は「やめてよ、そういうの。ずっと耐えてた」と泣きそうに。吉野が「ここに来た時、びっくりした」と三山の立ち位置変更について触れると、三山は「だっているんだもん、中本」と訴えかけ、中本は「なんで呼び捨て!?」と驚いていた。公演の終盤、「TOP OF THE TOP」「JUMP」では三山や他キャスト陣がTHE RAMPAGEに混ざり、一緒にパフォーマンスも。川村は「豪華なキャストの皆さんやアーティストの盛り上げていただいて、何より皆さんと一緒に空間を作ることができて、本当に幸せに思っております」と挨拶し、三山は「THE RAMPAGEのみなさんとすごく仲良くさせてもらってて、プライベートとかでも仲良くさせてもらってるから、今日皆さんと一緒に盛り上がるっていう形で出来たことが嬉しかったです」と振り返る。永沼はキックオフイベントに引き続き「こんにちは、BE:FIRSTの永沼です!」と挨拶。「昼公演の終わりにBE:FIRSTの方達と初めて会ったんです。そしたら『(メンバーになっても)いいよ、その代わり基礎から始めて』と言われた」と苦笑し、三山も「うちの最年少の15歳のメンバーに言われてた」と暴露した。また板垣は「横浜駅の前でタイマン張ってるんで、鈴蘭とタイマンしに来てください!」とジョークを飛ばし、「あ、入場券忘れんなよ」と作中のセリフで決めようとしたものの、周囲からは「入場券?」「整理券じゃない?」とツッコミが飛ぶ事態に。塩野は「ひとしきり今日盛り上がったと思いますが、一旦その記憶を消去して9月9日に、もう1回盛り上げてください!」とアピールし、荒井は「気づいたらアーティストっぽい顔しようとしてた自分がいて、とても恥ずかしかった」と照れる。小柳は「志尊淳で〜す!!」と、「鳳仙学園」最強の男・上田佐智雄役の志尊の名前を叫ぶが、「名前だけでも覚えて帰ってください、志尊淳です!」と畳み掛ける小柳に、塩野が「謙虚なのに誤情報」とつっこんでいた。最後に中本が登場し「お話いただいた時に二つ返事でやらせてくださいと言ったんですけど、正直、右も左もわからない中で、すごく不安だったんですけど、こんなに素敵な仲間と素敵な作品を一緒に作ることができて、すごく嬉しく思っています。僕は16歳で韓国に渡って、約10年間ぐらい韓国にいたんですけど、まあ、あの本当に個人的にこういう作品で、こういった仲間と一緒に同じ時間を共有できて、僕にとっては青春そのものの作品でした」と思いを表す。さらに川村が「ラスト、ブチ上がっていけますか!」と煽ると、全員で披露する劇中歌「Fallen Batterfly」でライブを締めくくった。
2022年08月26日「NCT 127」の中本悠太 、「BE:FIRST」の三山凌輝が「THE RAMPAGE」の川村壱馬と吉野北人と、映画『HiGH&LOW THE WORST X』の劇中歌「Wings」でアーティストとしてもコラボ。その歌唱シーンと本編映像が重なり合うSpecial Music Trailerが解禁された。「HiGH&LOW」シリーズと、累計8000万部突破・不良漫画の金字塔「クローズ」「WORST」(原作・高橋ヒロシ)がクロスオーバーした映画となる本作。本作の共演がきっかけで決定した今回のコラボ楽曲「Wings」は、「かけがえのない友」との友情や信頼関係、たとえ立ち止まっても強い信念で未来への歩みを止めない若者の姿をポジティブかつエモーショナルに歌い上げた、川村さん(THE RAMPAGE)、吉野さん(THE RAMPAGE)、中本さん(NCT 127)、三山凌輝(BE:FIRST)による特別なコラボ楽曲。今回解禁されたMusic Trailerでは、本楽曲のレコーディングに臨むアーティストとしての4人の姿と、本編で役として激突する4人の姿が重なり合うような構成に。ときにぶつかりながらも互いを信頼する楓士雄(川村さん)と司(吉野さん)、須嵜(中本さん)を利用する天下井(三山さん)と形だけの関係性に悲し気な表情を浮かべる須嵜、対照的な4人の想いが交錯するように、それぞれのアーティストが熱く歌い上げる姿がオーバーラップする映像となっている。本編の重要なシーンで流れ、仲間との絆を強く感じさせるエモーショナルな楽曲にコメント到着花岡楓士雄役川村壱馬(THE RAMPAGE)グループの垣根を越え音楽でのクロスオーバーも叶った楽曲となりました。映画での共演がなければ、こうして音楽でもご一緒させて頂く機会はなかなかこんなに早く実現することはなかったと思います。まず何より"カバー"という形でのコラボの方が可能性は高かったと思います。それが、明確に自分たちの正式な新規楽曲として作品として、共同制作が叶ったのはとても大きく喜ばしいことでした。映画での役柄、シーンとも最高のマッチしている青春ソングになっていますので皆さまの心に届きますよう願っています!高城司役吉野北人(THE RAMPAGE)お互い別のグループではありますが映画を通して素晴らしい楽曲を4人で歌わせて頂き光栄な気持ちでいっぱいです!4人の個性もありながら、一体感もある心温まる優しいバラードに仕上がったので沢山の方々に喜んでもらえたら嬉しいです是非、HiGH&LOW THE WORST Xの世界観を映画館で体感して頂きたいですし、この曲がかかるシーンにも注目して頂きたいです!須嵜亮役中本悠太(NCT 127)こういったミディアムバラードのテンポで尚且つ感情移入ができる曲はなかなか無いですし、さらに自分が初めて出演させてもらった映画の曲を歌わせて頂くことがすごく新鮮で楽しかったです。難しかった部分もありましたが、いい経験で感謝の気持ちでいっぱいです。「Wings」は、物語のストーリーや、須嵜亮と天下井の関係値が歌詞の中にみえるところがあるんですよね。感情を鮮明にイメージしながら歌えた一曲だと思います。天下井公平役三山凌輝(BE:FIRST/RYOKI)今までのレコーディングの中でも一番緊張しました。4人で歌うということがとても貴重な経験でしたし、自分もこだわりたかったので、ディレクターの方と話し合いながら何テイクも取り直して、エモーショナルないいテイクが録れたな、と思います。自分たちで一つの作品を盛り上げる手助けをできているということは、とても幸せなことですし、映画をたくさんのアーティストと俳優陣で一緒に作りあげたという感覚がすごくありますが、この一曲にはそれが詰まっていると思います。『HiGH&LOW THE WORST X』は9月9日(金)より全国にて公開。※高橋ヒロシの「高」は、正しくは「はしごだか」(text:cinemacafe.net)■関連作品:HiGH&LOW THE WORST X 2022年9月9日より公開©2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会 ©髙橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX
2022年08月18日映画『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』(9月9日公開)のキックオフイベントが10日に都内で行われ、川村壱馬、前田公輝、うえきやサトシ、中島健、龍、鈴木昂秀、三山凌輝、永沼伊久也、藤原樹、岡宏明、長谷川慎、今村謙斗、葵揚、小柳心、荒井敦史、堀夏喜、坂口涼太郎、三上ヘンリー大智、板垣瑞生、時任勇気、木村慧人、高橋祐理が登場した。同作はEXILE TRIBEによるエンタテインメントPJ『HiGH&LOW』シリーズと、高橋ヒロシ(※高は、はしごだか)による不良漫画『クローズ』『WORST』のクロスオーバー映画の続編。『クローズ』『WORST』の舞台である戸亜留市と、『HiGH&LOW』鬼邪高校が交差した世界を構築する。前作に続き鬼邪高校の花岡楓士雄を演じた川村は「3年の間にいろいろありまして、続編があるのはわかってましたけど撮影ができない状況で先延ばしになっちゃって、やっと実現できたのはすごく嬉しかったですし、何よりこんな豪華なキャストの皆さんと一緒に最高の作品を作れたので、めちゃめちゃよかったですね」と喜ぶ。今回登場する瀬ノ門工業高校の頭・天下井公平を演じた三山は「感無量ですよ」と言った後になぜか「合ってますよね?」と周囲に確認。「前作のファンで、映画館で見た時の記憶も鮮明ですし、何回も見返して大好きなアクション映画の一つだった。いちファンだから、新キャストは誰なんだろう、続きはあるんだろうなと憶測してた中で、いい意味で飛び火が来ると言うか、役をいただけたのは、こんな世界線があるんだなあと思った限りでした」と心境を亜表した。孤独な役だったために、三山は「カットがかかったらみんなんと仲良くなりたくて。ずっと僕がこういう人だと思ってたらどうしようと思って、ちげーぞ、なかよくしてと……」と積極的に周囲と交流していた様子。川村は「普段も役に入る方もいらっしゃると聞いたことがあって、対になるキャラクターだったので、この子はどう関わったらいいのかなと思ってたんですよ。なんとなく自分も探ってる部分もあって、でも蓋を開けてみたら自分からキャンキャン、ワンちゃんみたいに来てくれて、超かわいいやつだったという感じです」と笑顔に。三山も「僕自身ファンで、壱馬くんのお芝居が大好きだったりして、魅力も気になるじゃないですか。下心を持って、仲良くなろうかと」と会場を笑わせていた。この日はサプライズで同作の冒頭10分間も公開された。初参加の三山は「嫌われないですかね。皆さんいかがでしたか?」と不安そうだったが、会場の拍手に安堵した様子。「撮影初日に後ろからブワーっと大勢のヤンキーさんがいらっしゃるんですけど、なんで俺が一番前にいるんだろうと腑に落ちないまま終わったというくらい緊張感がありまして。でも本当に楽しく撮影させていただきました」と感謝していた。
2022年08月10日ファンの間では“スタイルおばけ”の異名を持つ、アンジュルムの川村文乃さん。なかでもひと際目を引くのは、細く長く伸びる脚。「小さい頃からアイドルやモデルさんになりたいという夢があったので、お母さんが脚のマッサージや食事管理をしてくれていたんです。小2の時にダンスを始めてからは、自分でも筋トレやストレッチをやるようになりました」こうしてつくられた川村さんの美脚は、今では自身も「全身のパーツの中で一番好き」と語るほどのチャームポイントに。「ただ、太ももがむちっとしているところだけはあまり好きじゃなくて…。今は自宅でYouTubeの動画を見ながら、内ももをメインに、お尻とお腹を鍛える筋トレをやっているところです」この取材当時は、川村さんだけでなく、グループのメンバー全員がダイエットに励んでいたそう。「4月くらいから“6月の武道館ライブに向けて、みんなで引き締めていこう”と気合を入れてダイエットを始めたんです。食べるものを全部写真に撮って送って、食事管理をし合っているメンバーもいたり(笑)。楽屋でもみんなでゲームをやっていることが多かったんですけど、今は筋トレをする時間に変わりました。やっぱりファンのみなさんにきれいな姿を見てもらいたいし、鍛えるのと鍛えないのとでは、パフォーマンスの質も変わってくる。体を鍛えることはいいことしかないです」そんなメンバーの中で、川村さんが思う美脚の持ち主とは?「伊勢鈴蘭ちゃんです。小さい頃からバレエをやっていたからか、本当に脚がまっすぐで細くてきれい。それでいて、柔らかさのあるふわふわとした質感で色も真っ白。私とは正反対で本当に憧れです」こんな言葉からもわかるとおり、川村さんは脚の形だけでなく、色や質感も大事にしていると言う。「私は血行があまり良くないので、むくみやすかったり、色も紫っぽくなりがち(笑)。なのでお風呂上がりはオイルを塗ってマッサージするようにしています」こうした日々のたゆまぬ努力によってますます美しさに磨きがかかっていく川村さんの脚。そのモチベーションを保つ秘訣とは?「誰かと比べないことが大事かなと思います。例えば、憧れのあの人みたいな脚になりたいって思ったとしても、あまり比べすぎてしまうと、“まだまだ程遠いな…”ってテンションが下がっちゃう。それよりは、先週よりもスッキリしたなとか、自分軸で考えたほうが絶対にいい。私も以前、自分のパフォーマンスに悩んでいた時、他の人と比べては、自分のここがダメ、あそこがダメって、どんどんマイナス思考になってしまって…。でもそういうのを全部取っ払って、1年前の自分よりは成長できてるって考えられるようになってからは、自分のいい部分も見えてくるようになったんです。だから自分の体だけを見つめて、鍛えていくほうがいい。私も頑張るので、一緒に頑張りましょう!」Ayano’s Beauty Rules1、ダンス後のお疲れ脚は優秀アイテムで速攻ケア。「ライブやダンスをした後は脚が火照って眠れなくなってしまうので、『休足時間』のツボ刺激ジェルシートを足の裏に、足すっきりシートをふくらはぎに貼って鎮静。さらにその上から『寝ながらメディキュット フルレッグEX』を履いて寝ると、翌朝には脚がすっきりするんです」2、筋トレと並行して、食事管理も大切に。「筋トレのお手本はYouTube。お気に入りの動画を再生リストにまとめて、それを見ながらやっています。筋トレの効果を上げるために、タンパク質を積極的に摂ることも意識。あとは、野菜や果物もよく食べるようにしています。大好きなおやつも、鍛えている間はぐっと我慢(笑)」かわむら・あやの1999年7月7日生まれ、高知県出身。2017年にアンジュルムに加入し、現在はサブリーダーを務める。日本人女性初となる1級マグロ解体師の資格を持つ。ワンピース¥18,150イヤリング¥19,800サンダル¥20,900(以上ハニーミーハニー TEL:03・5774・2190)※『anan』2022年6月29日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・pakuchan(Three PEACE)取材、文・菅野綾子(by anan編集部)
2022年06月26日“貞子”シリーズ最新作『貞子DX』が2022年秋に全国公開となる。この度、主演の小芝風花をとりまく6名の追加キャストとして、川村壱馬(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、黒羽麻璃央らの出演、特報映像、ティザービジュアルが一挙発表となった。“見た者が必ず一定期間ののち死に至る”という「呪いのビデオ」の恐怖を描いた鈴木光司のホラー小説を原作に実写化した映画『リング』(1998年)。TV画面から這い出る貞子の姿が、世紀末の日本に大きな衝撃を与えてから約四半世紀が経過、現在では国内外で幅広い世代に高い認知度を誇っている。2019年にはニューズウィーク日本版「世界が尊敬する日本人100」にも選出されており、世界的ホラーアイコンともいえるだろう。その最新作となるのが本作だ。監督は映画『屍人荘の殺人』(2019年)、『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』(2021年)、ドラマ『金田一少年の事件簿』新シリーズ(NTV)が放送中の木村ひさし、脚本に『仮面ライダーエグゼイド』(EX / 2016年~)、『仮面ライダーゼロワン』(EX / 2019年~)の高橋悠也。主演は2021年に主演ドラマ『彼女はキレイだった』(カンテレ・フジ系)で第109回「ザテレビジョンドラマアカデミー賞」主演女優賞を受賞、現在放送中の『妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-』(テレビ朝日系)では主演を務める小芝風花。彼女が“貞子“の呪いを解明すべく奔走するIQ200の天才大学院生・一条文華を演じる。新たなキャストとして発表された川村壱馬が演じるのは、小芝演じる文華と共に貞子の呪いに挑む自称占い師・前田王司役。人気グループ・THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのメンバーで近年俳優としての活躍も目覚ましい彼がどんな演技を見せるのかに注目だ。そして協力者の感電ロイド役にはミュージカル『ロミオ&ジュリエット』で主演を務めた、舞台俳優の黒羽麻璃央。さらに文華の母親・一条智恵子役に西田尚美、妹の一条双葉役に八木優希、呪いの謎の解明に文華を誘う人気霊媒師・Kenshin役に池内博之、Kenshinの父親・天道琉真役に渡辺裕之ら実力派俳優が集結。若手からベテランまで個性的な俳優陣によって、進化した“貞子”のストーリーが描かれる。解禁された特報映像は“そのビデオを見た者は、24時間後に、死ぬ”という印象的なフレーズで幕開け。貞子の代名詞である「呪いのビデオ」が世に出回り、相次ぐ突然死の謎を解明すべく果敢に挑むIQ200の天才大学院生・一条文華(小芝)の姿が。彼女は人気霊媒師のKenshin(池内)から 呪いのビデオを渡され、自称占い師の前田王司(川村)とともに現代社会に蘇った貞子の呪いを追う。映像終盤では呪いのビデオがSNSで拡散される衝撃の展開も示唆。デジタル社会に適応し変異する“貞子の呪い”が一体どんな結末をもたらすのか、身の毛のよだつ映像となっている。ティザービジュアルでは、スマホを片手に佇む主人公・文華の背後から迫りくる貞子が描かれ「この呪いは、変異して、拡散する。」というキャッチコピーが、令和の時代の新たな恐怖を予感させる。『貞子DX』2022年秋公開
2022年04月26日ダンス&ボーカルグループ・THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの川村壱馬が21日、東京・渋谷の「ドルチェ&ガッバーナ × 呪術廻戦」ポップアップストアを訪れ、フォトコールに応じた。ファッションブランド「ドルチェ&ガッバーナ」とテレビアニメ『呪術廻戦』がコラボレーションし、4月21日から5月1日までZeroBase渋谷にて「ドルチェ&ガッバーナ × 呪術廻戦」ポップアップストアを開催。同コラボレーションでは、 『呪術廻戦』の世界および主要なキャラクターたちからインスピレーションを得てつくられたグラフィックと、ドルチェ&ガッバーナのアイコニックなモチーフを組み合わせたコレクションを展開する。川村は、伏黒恵の式神がデザインされたTシャツに、デニムのジャケットとパンツをあわせたコーディネートを披露。「パンダのエコバックも使ってみたいなと思いました」と話し、このコーディネートでゴールデンウィークに出かけるならどこに行きたいか聞かれると、「靴で締まっている感じがあるんですけどカジュアルなので、テーマパークにガッツリ遊びに行けたらいいなと思います」と笑顔で答えた。フォトコールには、川村のほか、EXIT、前田敦子、吉川愛、鈴木伸之、竜星涼、Who-ya ExtendedのWho-ya、森泉も登場した。
2022年04月21日歌手の小林幸子が26日、都内で行われた「K-1 AWARDS 2021」に出席した。小林は「ベストガールズ賞」のプレゼンターとして登場。同賞に輝いたKrushガールズ・チャナナ沙梨奈を称えた。そして、小林は「みなさんきれい。顔が小さい。スタイルがいい。いいな!」とうっとり。「ラウンドガールは、真剣勝負の試合のところに花が咲く、素晴らしい仕事だと思います」と語った。昨年9月、ミニスカ&ニーハイブーツ姿でラウンドガールに初挑戦した小林。「緊張感ものすごかったです。迫力があって素晴らしいものを見させていただきました。感動しました」と感想を述べ、「出てきた瞬間に『ラスボス!』と言われたんですけど、『ありがとう!』って言ったら、『戦って!』って言われ、『それはできない』と。大変貴重な経験をさせていただきました」と振り返った。5回目の開催となる「K-1 AWARDS」は、K-1 JAPAN GROUP が開催した「K-1 WORLD GP」、「Krush」、「KHAOS」の3つのプロ大会と、K-1甲子園、K-1カレッジを含む「K-1 アマチュア」大会の全ての出場選手、全試合を対象に各賞を制定し、受賞選手を表彰。2021年の栄えある「最優秀選手賞」(MVP)や、最も観るものを魅了した試合に贈られる「最高試合(ベストバウト)賞」など全16部門を設けている。
2022年01月26日映画『百花』が2022年9月9日(金)より公開。菅田将暉、原田美枝子のW主演作品だ。川村元気の小説『百花』が映画化映画プロデューサー・脚本家として活躍する、川村元気の小説『百花』の映画化が決定。『告白』『悪人』『モテキ』『君の名は。』『映画ドラえもん のび太の宝島』など、数々のヒット作品を生み出してきた川村元気が、自身の体験から生み出したという『百花』は、記憶を失っていく母とその息子の物語だ。親子とは?愛とは?人の記憶の正体とは?女手一つ息子を育ててきた母・葛西百合子が、記憶を失っていく。一つひとつと思い出が消え去り、すべてを忘れていくなか、残った様々な時代の記憶を交錯させていく母。そんな母の姿を目の当たりにしながら、とある事件をきっかけにすれ違うようになってしまった息子・泉は、改めて親子の思い出を蘇らせていくのだった。菅田将暉、原田美枝子がW主演葛西泉(菅田将暉)葛西泉は、レコード会社に勤務する青年。社内結婚の後まもなく子供が生まれようとしていたが、記憶を失っていく母を目の当たりにする中、今までの親子としての時間を取り戻すかのように、母を献身的に支えていく。ある日、母の部屋で、泉が知らなかった「秘密」が記された日記を手にする。息子・泉を演じるのは、菅田将暉。第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞し、『花束みたいな恋をした』『キャラクター』など2021年もヒット作に出演した若手屈指の演技派俳優だ。葛西百合子(原田美枝子)葛西百合子は、泉の母。ピアノ教室を営む。女手一つで育ててきたが、とある事件をきっかけに泉とすれ違うようになってしまう。認知症で自身の記憶を失い、大好きなピアノも弾けなくなっていく。そんな中、「半分の花火が見たい…」とつぶやくのだが…この半分の花火とは…?泉の母・百合子を演じるのは女優・原田美枝子。思い出の奥底にある「秘密」に手を伸ばそうとする母親の姿を、圧倒的な存在感で演じきる。葛西香織(長澤まさみ)泉と同じレコード会社で働き、初めての出産を控える泉の妻。浅葉洋平(永瀬正敏)百合子の「秘密」を知り、「事件」と深い関わりを持つ男。KOEヴァーチャルヒューマンアーティスト。泉と香織は、“AI”に<数々の音楽の記憶>を学習させ、理想のヴァーチャルヒューマンアーティストをデビューさせるという音楽プロジェクトに携わっている。その他、北村有起哉、岡山天音、河合優実、長塚圭史、板谷由夏、神野三鈴らが出演する。川村元気「初」の長編監督作品監督・脚本は、原作者である川村元気自身。監督として、2018年カンヌ国際映画祭短編コンペティション部⾨に出品した『どちらを』を手掛けていた川村だが、本作が長編監督デビューとなる。物語について川村は、「徐々に記憶を失っていく祖母と向き合いながら、私自身が様々なことを忘れていたり、記憶を書き換えながら生きていることに気付かされました。人間は体ではなく記憶でできている。どうしようもない瑣末な記憶ですら、それらは複雑にその人に根ざし、その人を形成している。そんな実感から生まれた小説が「百花」でした。」と話す。小説で描かれた母と息子の物語が、スクリーンでどのように描かれるのか。公開まで期待が高まる。サン・セバスティアン映画祭で“日本人初”最優秀監督賞スペイン最大の映画祭であるサン・セバスティアン国際映画祭において『百花』がオフィシャル・コンペティション部門に出品。川村元気が、“日本人初”となる最優秀監督賞を受賞した。同賞はアルフレッド・ヒッチコック、ダニー・ボイル、チェン・カイコー、ポン・ジュノなど、錚々たる名監督たちが受賞してきた由緒ある賞となっており、川村にとっての“初”長編監督作品にして快挙を達成した。主題歌はYaffleプロデュースのヴァーチャルアーティストKOE映画『百花』の主題歌は、劇中に登場するヴァーチャルヒューマンアーティストKOEが担当。プロデュースは、『キャラクター』など映画の音楽制作や、藤井風などへの楽曲提供などで注目を集める音楽プロデューサー・Yaffle(ヤッフル)が務める。映画『百花』あらすじレコード会社に勤務する葛西泉と、ピアノ教室を営む母・百合子。ふたりは、過去のある「事件」をきっかけに、互いの心の溝を埋められないまま過ごしてきた。そんな中、突然、百合子が不可解な 言葉を発するようになる。「半分の花火が見たい・・・」それは、母が息子を忘れていく日々の始まりだった。認知症と診断され、次第にピアノも弾けなくなっていく百合子。やがて、泉の妻・香織の名前さえ分からなくなってしまう。皮肉なことに、百合子が記憶を失うたびに、泉は母との思い出を蘇らせていく。そして、母子としての時間を取り戻すかのように、泉は母を支えていこうとする。だがある日、泉は百合子の部屋で一冊の「日記」を見つけてしまう。そこに綴られていたのは、泉が知らなかった母の「秘密」。あの「事件」の真相だった。母の記憶が消えゆくなか、泉は封印された記憶に手を伸ばす。一方、百合子は「半分の花火が見たい…」と繰り返しつぶやくようになる。「半分の花火」とはなにか?ふたりが「半分の花火」を目にして、その「謎」が解けたとき、息子は母の本当の愛を知ることとなる。作品詳細映画『百花』公開日:2022年9月9日(金)出演:菅田将暉、原田美枝子、長澤まさみ、北村有起哉、岡山天音、河合優実、長塚圭史、板谷由夏、神野三鈴、永瀬正敏監督:川村元気脚本:平瀬謙太朗、川村元気音楽:網守将平原作:川村元気「百花」(文春文庫刊)配給:東宝
2021年12月05日ハロー!プロジェクトの人気グループ「アンジュルム」の川村文乃さん(高知県出身)がアンバサダーを務める「ゆず活」は、2017年から高知県アンテナショップ「まるごと高知」(運営:一般財団法人高知県地産外商公社)が、日本一の生産量を誇るゆずの旬の時期に合わせて、ゆずの認知拡大と消費喚起のために展開するプロモーションです。このほど、ゆず活2021として「しようぜ ゆず活」が始動、PR動画が公開となりました。「ゆず活」メイングラフィック「ゆず活」公式サイト 今年のテーマは「しようぜ!ゆず活」。川村さんがおすすめの「ゆず活」レシピを動画で紹介し、ゆずの活用を呼びかけます。また動画には、「まるごと高知」2階にあるレストラン「TOSA DINING おきゃく」に来店した川村さんが、自らカツオを捌くシーンも登場します。動画イメージ写真(1)動画イメージ写真(2)【ゆず活プロモーション2021 しようぜゆず活】期間:2021年11月23日~12月22日(冬至) ・プロモーション動画公開(12月1日全編公開)・ゆず活セット(ゆず加工品の詰め合わせ)オンライン販売・「ゆず活宣言の店」に新規2店舗を認定(1)土佐しらす食堂二万匹高知のしらすに魅了された高知出身のオーナーが営業する東京・六本木にある和食店提供メニュー: ゆずとしらすを使った料理、ゆずサワーなどホームページ: (2)Blanc a la maison(ブランアラメゾン)高知出身のパン職人が作ったパンを提供提供メニュー : 柚子の香る食パンホームページ : 柚子の香る食パン販売日: 2021年11月23日(火・祝)~12月22日(水)の期間の毎週水曜日・日曜日に数量限定で販売・冬至にゆずの配布(予定)<高知県アンテナショップ「まるごと高知」の「#ゆず活」プロモーションについて>「#ゆず活」とは・・・ゆずを食べたり、飲んだり、香りで癒されたり。ゆずを生活に取り入れることを「ゆず活」と言います。毎年、ゆずの日である11月23日(いい風味の日)から12月22日(冬至)まで、日本一の生産量を誇る高知県産「ゆず」の青果の認知・販売促進の強化期間として、旬の期間はもちろん、1年を通して楽しめるぽん酢やゆずこしょう、ゆずドリンクなど、加工品を含めたゆずのよさを店舗やSNSを通じて発信する企画です。ゆず活セット「ゆず活部も稼働中!」ブロガー・ライターが集まって 「ゆず活部」を発足。それぞれがさまざまな「ゆず活」をブログで紹介し、盛り上げています。ゆず活部ブログはこちら → #ゆず活特設ページはこちら→ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月01日16人組ダンス&ボーカルグループ・THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの川村壱馬にインタビュー。ニューシングル「LIVING IN THE DREAM」(発売中)の魅力や制作の裏話、自身の夢などについて話を聞いた。「LIVING IN THE DREAM」は、“未来の夢”に向かってがむしゃらに生き抜こうとする張り詰めた気持ちを優しくほぐし、そっと背中を押してくれるようなポジティブなメッセージを込めた楽曲。振り付けはメンバーの与那嶺瑠唯が担当し、“夢の中を自由に羽ばたき生きている”イメージで作成したというサビの振りは、“フラッターダンス”と名付けられている(フラッター=羽ばたくという意味)。――「LIVING IN THE DREAM」の魅力をどう感じていますか?メッセージ的には応援ソングになるんですけど、今までのザ・応援ソングみたいものとは違い、ゆったり聴ける楽曲です。全力応援という感じではなく、「まぁ大丈夫っしょ~」「心配すんな~」くらいの応援の仕方で、優しい楽曲になっています。聴いてくれる人の心の緊張を解いてくれるような楽曲になってくれればと思います。――ダンスのポイントを教えてください。踊っていてめちゃくちゃ楽しいんです。そして疲れない。(与那嶺)瑠唯さんも、楽曲のメッセージを読み取って振りに落とし込んでくれて、「遅くないよ~」と手を差し伸べてあげるような振りもあったりします!――レコーディングはどんなことにこだわりましたか?力まないこと。おかげでとても気持ちの良いチルな楽曲ができました。――MVの魅力や撮影で印象に残っていることは?みんながわちゃわちゃ楽しい雰囲気で、見てくれている人まで笑顔になるようなMVになっていると思います。みんな柔らかい表情で、笑っているところもあって、自分もみんなが微笑ましくてニタニタしてしまうくらいなので(笑)――最近の活動で特に印象に残っていることを教えてください。グループとしてはEXILE TRIBE STATION in YOKOHAMAでのファンミーティング。個人としてはゲームの大会が印象的です。――2021年はご自身にとってどんな年になっていますか?かなり学びの年だなと思っています。この年を機に何かがどんどん変わっていくような、そんな予感がぞわぞわしています。――最近ハマっていることなど、Myニュースを教えてください。ゲーム大会で優勝できました!! 応援してくださった皆さんに大感謝です(泣)――グループ内のニュースは?メンバーの中でもApex Legendsというゲームが広まりつつありますね。この前は健さん(神谷健太)がゲームにめちゃくちゃ興味あるって話をしていたので、オススメしまくりました!――楽曲テーマ「夢」にちなみ、ご自身の夢をお聞かせください。影響力のある人間になって、より良い世の中にしていくことです。――年内に叶えたい夢は?一人暮らしです。生まれてこの方、一人暮らしをしたことがないので。上京してから2年半前までは寮生活でメンバーと住んでいて、今は親が来て……という状況で、1人の時間がないので、一人暮らしを叶えたいです。――一人暮らしになったらどんなことをしたいですか?大画面で映画やテレビを見たいです。1人で見るのと、誰かがいる中で見るのとでは全然違う。1人で見る時間が本当にほしいです。家事とか全部自分でやることになりますが、メンバーと住んでいるときもできていたので、家事もちゃんとやりたいと思います。■川村壱馬THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのボーカルの1人。2014年に開催された「VOCAL BATTLE AUDITON 4」にて候補メンバーとして選出。同年9月に開催された武者修行ファイナルで、正式メンバーとなる。2017年1月25日、1stシングル「Lightning」でメジャーデビュー。2018年からは演技にも挑戦し、代表作として映画『HiGH&LOW THE WORST』(2019年)がある。2020年6月には初のフォトエッセイ『SINCERE』を発売。
2021年11月23日企画展「ミニマル/コンセプチュアル:ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70年代美術」が、千葉のDIC川村記念美術館にて、2021年10月9日(土)から2022年1月10日(月・祝)まで開催される。その後、愛知県美術館、兵庫県立美術館に巡回する。ミニマル・アートとコンセプチュアル・アートを中心に紹介ドイツのデュッセルドルフで1967年にギャラリーをオープンしたコンラート・フィッシャーは、同時代の新しい芸術動向をいち早く紹介し、ミニマル・アートとコンセプチュアル・アートの国際的な展開において重要な役割を担った。本展では、フィッシャー夫妻のコレクションを所蔵するノルトライン゠ヴェストファーレン州立美術の協力のもと、1960年代から70年代のアメリカとヨーロッパにおける、ミニマル・アートとコンセプチュアル・ アートを中心とした作品など約100点を紹介する。ミニマル・アートは、1960年代に主にアメリカで興った美術潮流だ。その特徴には、レンガや金属板、蛍光灯などの工業用素材や既製品の使用と、正方形や立方体といった単純で幾何学的な形態やその反復に基づく構造が挙げられる。作品からは作家の感情などを排することで、その物質性が前景化されることになる。一方でコンセプチュアル・アートは、ミニマル・アートに続いて登場し、同時代的に展開。芸術の要素として、実際の制作物よりもアイディアやコンセプトを重要視するものであり、表現媒体にも、言葉をはじめ、写真、映像、印刷物、日用品、自然物、そして作家自身の身体などが多岐にわたって使用された。コンラート・フィッシャーの画廊は、こうした新しい美術動向を紹介する国際的な拠点のひとつとなった。フィッシャーは、完成した作品を海外から輸送するよりも、作家本人をデュッセルドルフに招いて現地で作品を制作したり、作家による指示書に基づいて展示設営を行ったりと、斬新なプロセスで展覧会を手がけたのだった。本展では、ソル・ルウィットやロバート・ライマン、ダン・フレイヴィン、河原温、ダニエル・ビュレンなど、1960年代から70年代のミニマル・アートとコンセプチュアル・アートを中心とした作品に加えて、その生成をひもとく資料も紹介。さらに、国内所蔵の主要作品も展示し、今日の美術にも大きな影響を及ぼしたこれらの芸術動向を再考する。展覧会概要企画展「ミニマル/コンセプチュアル:ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70年代美術」会期:2021年10月9日(土)〜2022年1月10日(月・祝)会場:DIC川村記念美術館住所:千葉県佐倉市坂戸631開館時間:10:30〜16:00(入館は15:30まで)休館日:月曜日(1月3日(月)・10日(月・祝)は開館)、12月25日(土)〜1月1日(土)入館料:一般 1,300円、学生・65歳以上 1,100円、小中学生・高校生 600円※事前予約制■出品作家(予定)カール・アンドレ、リチャード・アートシュワーガー、ローター・バウムガルテン、ベルント&ヒラ・ベッヒャー、マルセル・ブロータース、スタンリー・ブラウン、ダニエル・ビュレン、ハンネ・ダルボーフェン、ヤン・ディベッツ、ダン・フレイヴィン、ギルバート&ジョージ、河原温、ソル・ルウィット、リチャード・ロング、ブルース・ナウマン、ブリンキー・パレルモ、ゲルハルト・リヒター、ロバート・ライマン■巡回情報・愛知県美術館会期:2022年1月22日(土)〜3月13日(日)住所:愛知県名古屋市東区東桜1-13-2・兵庫県立美術館会期:2022年3月26日(土)〜5月29日(日)住所:兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1(HAT神戸内)【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル)
2021年09月03日お笑いコンビ『たんぽぽ』の白鳥久美子さんが、2021年8月18日にブログを更新し、第1子となる女児を出産したことを報告しました。第1子出産を報告した『たんぽぽ』白鳥久美子メッセージに「涙が出た」「おめでとう!」おめでたい発表には、ネット上からさまざまな祝福の声が上がっており、中でも相方・川村エミコさんのコメントが話題となっています。川村エミコ、相方の出産に想いがあふれる同年4月に白鳥さんの妊娠が分かった際、川村さんは自身のブログで「私は安産の御守りをかき集めるね!」とコメントを寄せていました。そんなコンビ愛あふれる言葉に、心動かされた人も多くいたようです。数か月にわたる妊娠期間を終え、コロナ禍という厳しい状況の中、出産を迎えた白鳥さん。川村さんは、ブログで興奮冷めやらぬ気持ちをこうつづりました。白鳥さんとチェリーさんの赤ちゃんが無事に産まれましたーー!!!わぁぁぁバンザーイ!!バンザーイ!!バンザーイ!!です。おめでとうございます母子共に健康とのことで本当によかったです。赤ちゃん、おめでとうございます人から人が産まれる!って本当すごいです!!神秘っ!たんぽぽ川村エミコオフィシャルブログーより引用こりゃ、何かとプレゼントおばさんになっちゃうです。白鳥さんに出産の話は今度色々聞きたいなぁと思います。ホッとする時間もなく、いっぱいバタバタするのかしら。兎にも角にも本当本当おめでたいっ!です。たんぽぽ川村エミコオフィシャルブログーより引用出産してすぐですが、すでに赤ちゃんへのプレゼントを考えている、川村さん。メッセージからは言葉にできないほどの喜びが伝わってきます。無事元気な女の子を出産した白鳥さんに、安産祈願をしていた川村さんの想いはきっと届いたのでしょう。ブログの最後は「よぉーし、私も恋愛しなきゃ!!婚活のアプリもだいぶ前に辞めてますが…何か始めようかしら」と冗談交じりに締めくくりました。川村さんのコメントを受け、白鳥さんへの祝福などさまざまな声が上がっています。・本当におめでたいですね!川村さんらしいメッセージで素敵。・白鳥さん、本当におめでとうございます!赤ちゃんを溺愛する川村さんの姿が想像できる!・コメントにグッときました…!今夜は祝い酒ですね!2人のコンビ愛にグッときた人が多くいたようです。まるで自分の子供のように赤ちゃんをかわいがる、川村さんの姿が目に浮かびますね…![文・構成/grape編集部]
2021年08月18日