歌舞伎役者の市川海老蔵(39)が7日、自身のブログを更新。妻で乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)と一緒に朝食を食べたことを報告し「嬉しいです」と幸せを噛みしめた。 『いいじかん』というタイトルで更新された記事では「まおと話しながらストレッチ。(中略)まおの今日みた夢が爆笑でした」と夫婦でゆったりとした時間を過ごした様子。 つづけて、いっぱいの小鉢料理と鍋の写真を公開し、「今日は並んで朝ごはん。嬉しいです。ありがとうございます」と喜びを綴った。 ブログの読者からは「麻央さんの体調が良さそうで安心した」「素敵な時間ですね!」とコメントが寄せられている。
2017年03月07日歌舞伎俳優の市川海老蔵が、9日に放送された日本テレビ系特番『市川海老蔵に、ござりまする。』の密着取材を受け、妻・小林麻央の病状について「今だから言えるけど、今年の夏は本当に無理だと思っていた」と覚悟していたことを、昨年10月に明かしていた。現在乳がんで闘病中の麻央は、この時、局所コントロールのための手術を実施。当時、取材を受けた海老蔵は「言っちゃえば絶対に治らないレベルの病気だった。早かったら今年(2016年)の3・4・5月でたぶんダメだった。なんとか綱もないようなところを渡ってきて、まさか手術できるとは思わなかった」と、奇跡の回復で手術を受けることができたと強調した。ただ、「ここから普通のガン(患者)の人としての戦いが始まるという感じ」と、長い戦いへの心構えも持ち合わせていた。同番組では、昨年6月に麻央の乳がん公表した海老蔵が、記者会見場に向かう車の中にも密着し、「(麻央に)『ごめんね』って言われたけど、関係ないよね」と語る場面も。会見場の控室では「麻央と子供のことが心配だよね。そこなんだよね…」と、公表することへの懸念を漏らしていた。それでも、2週間後に長野・志賀高原へ子供たちと訪れた際には「あの会見を開いて、私自身が変わったかな。麻央も集中できるし、私自身も堂々としていられる」と前向きに捉える姿があった。一方で、長女の麗禾(れいか)ちゃんは状況を理解しており、「清算できない悲しさ」があるという海老蔵。「何もないときに『ママはいつ帰ってくるの?』って泣いてたりするんで、抱きしめて『ごめんね』って言うしかないですよね。そしてずっと抱っこしていると、彼女の方が僕よりも大人なんで、パパが気を使っちゃってるなって理解して、落ち着くわけですね」と、苦しい胸の内を紛らわせるかのように、笑顔で語っていた。
2017年01月10日全編独占の貴重な密着映像で市川海老蔵一家の家族の絆と夫婦の愛を描くドキュメンタリー「市川海老蔵に、ござりまする」が1月9日(月)今夜日本テレビ系でオンエアされる。元「NEWS ZERO」キャスターで現在は海老蔵さんの妻となった麻央夫人との出会い以来、海老蔵一家を追ってきた日本テレビの海老蔵取材班によるドキュメンタリー第4弾となる今回は、昨年6月の麻央さんのがん報道と記者会見、その後の試練の中でひたむきに家族を守り続ける海老蔵さん、そして家族の姿にフォーカスする。結婚以来、海老蔵さんを追い続けている密着取材班にも病を隠し続けた海老蔵さん。そのとき家族に何が起こっていたのかを新たに明らかになった事実をもとに検証。記者会見に向かう車内で「ずっと誰にも言ってなかったからね」と初めて取材班に向けて語った真実。激動の「記者会見の日」の裏側がいま明かされる。さらにこれまでカメラの前では多くを語ってこなかった海老蔵さんが、妻・麻央さんへの思いや夫婦の「絆」、家族を守るための「決意」などを番組だけに語ったロングインタビューも。そして昨年夏、子どもたちと過ごす時間を大切にしたいと願い、舞台の上とは全く違う“育メン”として親子で散歩や食事、お出かけの日々を過ごした、襲名以来初の1か月に及ぶ長期休暇の様子や、その一方で2月のUAE(アラブ首長国連邦)、3月のニューヨーク・カーネギーホールでの自主公演など、歌舞伎を文化として根付かせようと奮闘する海老蔵さんの異国の地での新たな挑戦など、海老蔵さんの2016年を多角的に取材した映像は必見。また麻央さんががん闘病を公にしてから初めてカメラの前で海老蔵さんへの思いを語る。このインタビューは麻央さん自らの提案で、1月4日、麻央さんが入院する病室で行われたもの。また番組では海老蔵さんが入院中の麻央さんをサポートする様子など夫婦の現在の日常も紹介するという。「市川海老蔵に、ござりまする」は1月9日(月)22時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2017年01月09日歌舞伎俳優の市川海老蔵が9日、自身のブログを更新。米大統領選でドナルド・トランプ氏の勝利が確実になったタイミングで、「アンビリバボー」と驚きの示した。この日、「ただいま。トランプさん優勢」「大統領選挙はトランプさんになりそうですね」などとブログで大統領選に関心を示していた海老蔵。その後、トランプ氏の勝利が確実と報じられると、テレビのニュース画面をアップし、「まじか?!トランプ大統領か!アンビリバボー」と率直な感想をつづった。そして、「とりあえずおめでとうございます」と祝福。「かしら、日本はどうなる?の方が日本人はきになるね」と続け、「もう期待するしかないですね」と今後に期待した。
2016年11月09日劇団四季在団中は数多の作品でヒロインを務め、退団して活動再開後もたった4年で、今や日本ミュージカル界を代表する存在となった濱田めぐみ。彼女の芸能活動20周年を記念して、ミュージカル『Tell Me on a Sunday~サヨナラは日曜日に~』が上演中だ。新国立劇場小劇場という客席400の濃密な空間で繰り広げられるのは、なんとソロ・ミュージカル。しかも『キャッツ』『オペラ座の怪人』の作曲で知られる巨匠、アンドリュー・ロイド=ウェバーの手による、約40年前に初演された作品というから注目だ。ミュージカル『Tell Me on a Sunday~サヨナラは日曜日に~』チケット情報舞台はニューヨーク。スーツケースををぶらさげてロンドンからやってきたエマ(濱田)は、デザイナーと幸せな恋愛というふたつの夢を描いて胸を膨らませていた。ところが頼りにしていたニューヨークの恋人に裏切られ、女友達の家に転がり込むはめに。次にエマが恋したのは、大金持ちの映画プロデューサー。彼と共にロサンゼルスに移り住んだエマは、自分のスケッチを見てもらおうと意気込むが、恋人に軽くあしらわれてしまう。その後、自立を目指して再びニューヨークに戻ったエマだったが、年下の恋人との穏やかな時間も、やがて……。舞台奥から客席の前まで敷かれた白い"道"と、左右に同じく真っ白な布が天井から垂れ下がっているほかは、いくつかのトランクが置かれているだけのステージ。そこに登場した濱田も、最初は白いTシャツにショートパンツ姿だ。だが冒頭、シンプルな夢を抱いて都会に出てきたエマの歌声は、出会いと別れを繰り返して少しずつ陰影を増してゆく。弾けるような笑顔の少女が、挫折と現実を知った女性の横顔を見せるようになる。くるくると変わる表情や細やかな仕草で魅せる濱田を堪能するにつれ、セットなどの要素をギリギリまで削ぎ落としたスタッフの意図がわかるような気がした(演出/市川洋二郎、舞台美術/伊藤雅子)。楽曲は、当時の全英チャートにも入り、イギリスでは今も有名な曲だという「放っておいてよ」や、セリフをそのまま音に乗せたような「言わせて」など、どれもロイド=ウェバーならではのキャッチーなポップスばかり。一方で変拍子が多く、歌い手泣かせと言われる彼の曲だが、緩急自在に歌いこなして観客をグイグイと引き込むあたりは濱田の真骨頂。また舞台の白い壁面に映し出される映像は水彩画や軽いスケッチで、物語をさりげなく支えて印象に残った(映像/上田大樹)。「この何処にでもいるような女性の人生を描くことができるのは、類稀なる才能を持った女優だけ」(Whatsonstage.com)といわれる本作を、70分ノンストップで演じきる濱田。その言葉を見事に体現した彼女に、改めて感じ入る1本となった。公演は6月26日(日)まで東京・新国立劇場 小劇場にて。チケット発売中。取材・文佐藤さくら
2016年06月14日濱田めぐみの活動20周年を飾るソロ・ミュージカル『Tell Me on Sunday~サヨナラは日曜日に~』が、6月の公演に先がけ制作発表会を開催。報道陣のほか、130名のオーディエンスが招待された。『Tell Me on Sunday~サヨナラは日曜日に~』チケット情報本作は『CATS』や『オペラ座の怪人』で知られる巨匠アンドリュー・ロイド=ウェバーの作曲で、1979年にロンドンで初演され、現在も世界各国で上演されるソロ・ミュージカル。サラ・ブライトマンらが演じており、日本ではこれが初上演となる。濱田は、主人公・エマの設定「デザイナー志望でニューヨークに出てきたイギリスの女の子」をイメージした衣裳で登場。本編で1曲目に歌われる『放っておいてよ』と、『一通目の手紙』を、本番同様、江草啓太のピアノ伴奏で披露した。トークには、本作の演出を担当する市川洋二郎も登壇。日本、イギリス、アメリカで活躍中の市川は、濱田が所属していた「劇団四季」からの付き合い。本作のストーリーについて市川は「ひとりの女性・エマの自立を描く物語。夢と希望を胸にニューヨークに出てきた彼女が、さまざまな喜びと悲しみに遭遇しながら、人間として少しずつ成長していきます。そのエマの旅路を観客の皆様と辿る中で、生きるとは何か、人間が自分の足で立つとはどういうことなのか、考えていけたら」と解説。70分で25曲を歌唱する本作。ソロ・ミュージカルへの挑戦について濱田は「難しいです。一瞬たりとも気が抜けないことは、ソロ・ミュージカル以外ないと思う」と苦労を語った。エマというキャラクターについては「彼女が持っている夢を諦めないという信念や情熱、バイタリティーは、自分が今まで20年間やってこれた核心の部分とすごく似ている」と共通点を語る。「ひとり芝居の醍醐味として、舞台上に他の人間が出てこないという点はすごく大切だなと僕は考えていて。舞台の転換もやる濱田めぐみっていうのはなかなか新しいと思います」(市川)と、舞台上のことは全て濱田が行うことも明らかに。その後も、互いの印象などを語り合った。最後にはタイトル曲『サヨナラは日曜日に』を披露。「自分の中に持っている一番純粋な部分、夢を持っている情熱の部分、いろいろな部分をさらけ出して、誠心誠意、心を込めて、エマという女性と共に生き、皆さんと共に素敵な旅を毎公演したいと思います」(濱田)と挨拶した。『Tell Me on Sunday~サヨナラは日曜日に~』は、6月10日(金)から26日(日)まで東京・新国立劇場 小劇場にて。取材・文:中川實穗
2016年05月25日11日にAbemaTVで配信された、歌舞伎俳優・市川海老蔵の12時間密着生番組『有名人1日ガチ生放送 市川海老蔵』が、視聴数125万を記録した。これは、インターネットテレビ局・AbemaTVの本開局記念特番として配信されたもので、京都で公演中の海老蔵に、11日正午から12時間にわたって完全密着。舞台『源氏物語 第二章 ~朧月夜より須磨・明石まで~』の模様に加え、その楽屋への潜入、八田亜矢子による観客や市川九團次、大谷廣松、片岡市蔵ら共演者のインタビューなどで、番組は進行した。舞台が終わると、AbemaTVを展開するサイバーエージェントの藤田晋社長と夕食。「『舞台を生中継したい』という熱い思いがあった」と振り返りながら、ネットを通じて舞台が生中継され、スマートフォンから鑑賞することもできたことで、若年層に向けての大きなアピールになったと歓喜した。途中には、妻・小林麻央からLINEでメッセージが届く一幕も。それに対して、海老蔵は「麻央見てる~?」と画面越しにデレデレしながら、メッセージを送った。海老蔵は、目標視聴数を100万と掲げていたが、配信中に見事達成。記念に、100年物で100万円するワインでお祝いしたが、放送終了時刻より30分早く解散してしまい、急きょ"市川AB蔵"ことレイザーラモンRGの配信に切り替え、視聴者からのさまざまなリクエストに「あるあるネタ」で30分間つないだ。その後、エンディングに海老蔵が再登場。配信中に約6,000件のコメントが集まったことが明かされ、最後に海老蔵が、この生配信番組の第2弾を実施することを発表した。(C)AbemaTV
2016年04月12日『CATS』『オペラ座の怪人』を生んだアンドリュー・ロイド=ウェバー作曲のミュージカル『Tell Me on a Sunday~サヨナラは日曜日に~』が6月、日本で初めて上演される。1982年にロンドン初演、その後ブロードウェイでもヒットを飛ばした本作は、愛と夢を求めてNYへやってきた英国女性の自立を描いた一人芝居。サラ・ブライトマンをはじめとする、世界の名だたる女優たちが演じてきた珠玉のソロ・ミュージカルだ。その日本初演に、女優活動20周年を迎えた濱田めぐみが挑むこととなった。ミュージカル『Tell Me on a Sunday~サヨナラは日曜日に~』チケット情報「まず最初に“ロイド=ウェバーさんの作品なんだ!”という点に心惹かれたんです。また、よく耳にしていた楽曲がこの作品のナンバーだったということもあり、やろう!と意気込んだんですが……。ん?これって一人芝居なんだ…、一人って大変じゃないの!?って後になって気づいて、焦り出しちゃって(笑)」主人公の女性エマを「普通に悩んで、恋愛して、失恋して、自分を見つめ直して、夢に向かってもう一度行こう!とする、本当に普通の女性」と分析し、自身にとっては「その普通がこれまでにないチャレンジ」と真摯に見据える。「今までは私、ケッタイな役を演じることが多かったじゃないですか(笑)。だから逆に新鮮だし、遠い役でもあるんです。舞台の上が私の日常だったから、普通のことを舞台上でやるというのは、私にとっては普通じゃないんですよ。とても共感するし、頭で理解はできるけれど、その状況をわかってもらえるように演じるのは大変なこと。ロイド・ウェバーさんの素敵な曲の流れに乗って、なんとかこの女性のリアリティを優しく、ふんわりと描きたいなと思っています。彼女が傷つきながら経験することによって、観客の皆さんも見ぬ振りをしていた自らの傷を認め、それをひとつ乗り越えていく。そんな流れになるといいな」演出・翻訳・訳詞を担うのは、濱田が「劇団四季時代からの仲間」と信頼を置く演出家、市川洋二郎だ。オリジナル戯曲が持つメッセージをダイレクトに伝えたい、その合意から共同作業がスタートしたという。「彼もいろいろと試してみたいものがあると思う。少人数のチームだからこそできる挑戦だと思います。曲負けしないようにしないと~!」とチャーミングな笑顔で奮起一発。いくつものグランド・ミュージカルで輝きを放ってきた濱田めぐみが、プライベート・ルームで素顔のつぶやきを繰り広げる。そんな愛おしい瞬間が詰まった作品に出会えそうだ。「観終わった後、明日への一歩を踏み出す勇気がわいて、さっぱりした気持ちになっていただけたら嬉しいですね。私にとっても、何かあった時に曲を歌ってみたいな…と思う、いつもそばに置いておきたい作品になるような気がします」公演は6月10日(金)から26日(日)まで東京・新国立劇場 小劇場にて。チケットの一般発売は2月13日(土)午前10時より。チケットぴあではインターネット先行を実施中、2月3日(水)午後11時59分まで受付。取材・文上野紀子
2016年02月01日『あなたの「治る力」を引きだそう』(市川加代子著、あさ出版)は、著者が日ごろから行なっているという自然療法「市川式恢復(かいふく)療法」についてのガイドブック。耳慣れないかもしれませんが、市川式恢復療法の基本的な考え方は次のようになるそうです。・体に設計ミスはない・体は「治る力」を秘めている・どんな病気に対しても例外ではないつまり病気を治すのは、薬でも医者でもなく、自分自身だということ。もっと詳しくいえば、自分のなかで眠っている「治る力」を引き出すことによって、病気は治るというのです。そんな市川式恢復療法には、10種ものメリットが。■市川式恢復療法のメリット(1)知っていれば、いつでもできる使用するのは生姜や豆腐、こんにゃくなど、身近にあるものばかり。それらがあれば、昼夜を問わず行えるといいます。(2)どんな病状でも使える体調の改善、治癒が期待できるそうです。(3)害がないすべて自然のものを使用するため、副作用の心配もなし。(4)安価である基本的に、使用する野菜やサラシを買う費用だけでOK。(5)おぼえたら、小学生でも行なえる過去には、4歳で行なった子もいたのだとか。(6)体のことがよくわかる体調を観察することが必要なので、おのずと自分の体に対する理解が深まります。(7)家族、友人間で行なえば、つながりが深まる手でなでたり、さすったりするので、無理なくスキンシップができるということ。(8)実践すると治癒力が増進される体力が早く恢復するなど、予後がよくなるのだといいます。(9)自分への信頼、体へのいたわりが強くなる「治る力」を実感するほど、自分の体を信じるようになるそうです。だからこそ「大切にしよう」という気持ちも強くなり、さらに健康になることに。(10)権威や情報に振り回されず、自分で方向性を見い出せる自分で行ない、自分で治すことを体験することで、自分の判断によって、的確に体を扱うことが可能に。使い方を学ぶ必要があったり、手間ひまのかかるものもあったり、根気とやる気が必要だったりもするものの、これなら効果が期待できそうです。でも、具体的にどのようなことをするのでしょうか?■いちばんの近道は半身浴!市川式恢復療法の実践方法はさまざまですが、すべてに共通する鍵があるのだそうです。それは、体を芯から温めて、不要物を出す力を高めること。そして、なかでも著者が最初にオススメしているのが半身浴。なにも特別なものを準備する必要がなく、体の負担も軽く、それでいて血液循環をよくする効果は抜群だといいます。(1)風呂をぬるめ(38~41度)に沸かします。水位を低くするか、浴用の椅子を沈めるかして、入ったときに水位がみぞおちからへその間くらいにくるように調整します。(2)途中で飲むための水やお茶を用意し、湯船に浸かります。なお、腕は湯から出しておきましょう。(3)体が熱くなってきたら、いったん湯から上がって、下半身に水シャワーを浴び、ふたたび湯船に浸かります。これを、自分が疲れず「気持ちいい」と思える範囲で何度か繰り返します。このとき大切なのは、脱水症状を「起こさないように、マメに少しずつ水分をとること(ただし、ガブガブ飲むのはよくないそうです)。(4)大切なのは、必ず「冷」で終えること。そして最後に水シャワーを浴びるか、冷たいタオルで全身を拭きます。半身浴後も、マメに水分補給することを忘れずに。*他にも、末端を集中的に温める「手足温浴」、万能の薬効を体に送り込む「びわ療法」、体中から汗が噴き出す「全身生姜罨法(あんぽう)」など、身近にあるものを利用して、手軽に行えるメソッドがたくさん紹介されています。しかも無理なくできるものばかりなので、実践してみれば体調を快適にすることができるかもしれません。(文/書評家・印南敦史)【参考】※市川加代子(2015)『あなたの「治る力」を引きだそう』あさ出版
2016年01月20日「子供歌舞伎フェイスパック」発売記念イベントが、5日(水)、渋谷区文化総合センター大和田伝承ホールで開催され、歌舞伎役者の市川染五郎が特別ゲストで登場した。市川さんは、デザインフェイスパックシリーズの第一弾商品として、「歌舞伎フェイスパック」を考案。国内外問わず根強い人気を集め、これまでシリーズ累計約110万個を売り上げている。「歌舞伎フェイスパックをしていると、子どもも必ずやりたがる。子どもも使えるフェイスパックがあれば欲しい!」というユーザーからの声を受け、第13弾・第14弾の商品として、子供用サイズに改良した世界初の子供用フェイスパック「歌舞伎フェイスパック」と「動物フェイスパック」の2種が7日(金)より同時発売されることとなった。「小さな頃から歌舞伎ごっこが好きだった」という市川さん。子ども用サイズを見て「隈取りは本来格好よかったり、迫力があったりするものですが、子ども用サイズになるだけで可愛らしくなって嬉しいです。これをつけて歌舞伎ごっこをして欲しい」と満足げな顔を見せていた。また、同ホールで7日から9日(日)まで開催される「カブキ踊り『渋谷金王丸伝説』」に市川さんと共に出演をしている、寺子屋の子どもたちがフェイスパックをつけて登場。「可愛らしい!今からパックをしていたら、どれだけ美男美女になるんだろうね!」と市川さんも興味深々な様子だった。司会者から、子どもたち全員と見得のポーズをリクエストされると、「ちょっとリハーサルしてもいいですか」と市川さんが子どもたちに稽古をつける姿も。手の高さまで細かく指導し、見事に見得を決めた。「今日帰ったら、子どもにこのフェイスパックをつけようと思います」と笑顔で話した。「子供 歌舞伎フェイスパック」「子供 動物フェイスパック」は8月7日(金)より同時発売。(text:cinemacafe.net)
2015年08月05日叶 匠壽庵(かのうしょうじゅあん)はこのほど、市川海老蔵特別公演「源氏物語」が行われる一部会場において、市川海老蔵<干菓子<の販売を開始した。同社は歌舞伎役者・市川海老蔵氏の古典へ挑戦する姿に共感し、干菓子を創作した。古典芸能である歌舞伎をテーマにしつつ、新たな表現への幕開けという意味で、歌舞伎幕の4色の彩りを伝統の技で表現している。商品は全4種類。抹茶の持つ苦味と甘さが調和している「抹茶(緑)」、昔からある日本の食材「黒ゴマ(黒)」、甘さと辛味がバランスよく楽しめる「シナモン(茶)」、フルーティな酸味がきいた「柚子(白)」。各2~3個ずつ詰め合わせた10個入りとなっている。価格は2,000円(税別)。販売会場は、「上野学園ホール」(3月4日)、「サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)」(3月18日)、「福井市文化会館」(3月20日)、「NHK大阪ホール」(3月21~22日)、「岩手県民会館」(3月27日)など。
2015年03月04日2015年2月14日(土)に東京・シダックスカルチャーホールで俳優の入江甚儀と市川知宏によるファンイベント「じんとも」の開催が決定した。入江甚儀と市川知宏は、同時期にデビューを果たし、現在TVドラマや映画などで活躍する若手人気俳優。同イベントは今年の6月に初めて開催され、今回で3回目。初の1日2回公演で行なわれるこの日の公演は、バレンタインデーにちなんで第1部を『Sweet Party』、第2部を『Bitter Party』と銘打ち、『Sweet Party』では「甘い」、『Bitter Party』では「少し大人」のふたりが見られるイベントになる予定だ。同イベントのチケット一般発売は2015年1月10日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけてじんとも特設サイトでは先行を実施。受付は12月6日(土)昼12時から14日(日)午後11時59分まで。■じんとも~Sweet Party~(第一部)2015年2月14日(土)開場11:00 / 開演12:00会場:シダックスカルチャーホール(東京都)出演:入江甚儀 / 市川知宏料金:指定 3500円 ※来場者特典付■じんとも~Bitter Party~(第二部)2015年2月14日(土)開場15:00 / 開演16:00会場:シダックスカルチャーホール(東京都)出演:入江甚儀 / 市川知宏料金:指定 3500円 ※来場者特典付
2014年12月05日市川由衣が大胆なベッドシーンに挑戦するなど公開前から話題の『海を感じる時』の完成披露試写会が8月25日(月)に開催。市川さんを始め、共演の池松壮亮、原作小説を手がけた中沢けい、安藤尋監督が舞台挨拶に登壇した。1978年、当時18歳の女子高生だった中沢さんが発表し「文学上の事件」と言われた「海を感じる時/水平線上にて」(講談社文芸文庫刊)を30年以上を経て映画化。充たされないままに高校時代の先輩である洋に体を差し出すヒロインの恵美子が、彼に必要とされたいと願い、寄り添いつつも反発し傷ついていくさまを繊細に描き出す。市川さんは、本作について「女優人生を懸けて挑んだ作品」と語り、完成にこぎつけたことに「感無量です」と充実感をにじませる。脚本を読んで「恵美子に惚れ込んだ」という市川さん。「最初に読んだ時はイタイ女だなと思い、女性としてそのイタさに共感しました。(ベッドシーンで)裸になるということで、悩む部分もありましたが、やらなかったら後悔する、ほかの役者がこの役をやっているのを見たくないという気持ちでした。いまやれることはやったと思います」と覚悟を覗かせる。市川さんと池松さんは初共演となった。池松さんは恵美子の気持ちに応えようとしないまま、それでも求めに応じて彼女を抱く洋という男について「みなさんにどう映るのか…?僕はすごく愛してますし、僕なんかよりずっと心がキレイで誠実な男だと思います」と評する。この言葉を受け、市川さんは池松さんについても「誠実です!」とニッコリ。「すごく魅力的でした。脚本を読んだとき、どうして恵美子はそこまで洋に惹かれたのか?と思いましたが、一緒に芝居をしていく中で『こりゃ惚れる!』と思うところがいっぱいありました(笑)。色っぽいし、寂しそうな眼をしてたり。あれは演技なのか…?」と称賛に次ぐ称賛。池松さんは慌てて「全然、寂しくないですよ!」と照れくさそうに笑みを浮かべていた。さらに、ベッドシーンの撮影について市川さんは「(池松さんが)前貼り(※局部を隠すための小道具のシート)をされてて『前貼りセンセイ』と呼ばせていただいてました」と明かし、「今日は着けてないんですか(笑)?」と撮影中もよく交わしていたという冗談交じりの問答を再現。池松さんも「今日は着けてないです(笑)」と返し、会場は笑いに包まれたが、市川さんは「緊張しましたが、そういう会話で和みました」と笑顔で感謝の思いを口にしていた。『海を感じる時』は9月13日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:海を感じる時 2014年9月13日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2014「海を感じる時」製作委員会
2014年08月25日東京、大阪、名古屋と各地で好評を博した、二代目市川猿翁 四代目市川猿之助 九代目市川中車 襲名披露興行が6月、いよいよ博多座に登場。襲名ならではの豪華な演目も話題だが、一日でスーパー歌舞伎と古典歌舞伎を上演するのは博多座でも初となる。その公演を前に、歌舞伎の世界に入って1年を迎える市川中車が思いを語った。六月博多座大歌舞伎 チケット情報「映像の世界で27年以上やってきて、厳しい現場を通過してきているという自負はあったけど、それでも歌舞伎には驚くべき難しさがあった」と、厳しい表情で語り始めた市川中車。その難しさを「数式を使って正解を求めなければいけない。物理を解くような感覚」と例えた。歌舞伎から映像の世界へ活動の幅を広げる役者は多いが、その逆はほとんどいない。しかも46歳という年齢であれば尚更だ。「映像と歌舞伎は基本的には違うものだと思う。間だったり、型だったり、といった正解があり、それは日本人にとって、とても気持が良い『間』であることがわかった。その『間』を映像の世界に持ち帰っても、スパーンとハマったりする。きっと日本人が遺伝子レベルでもっている心地良い間なんでしょう。歌舞伎が長く愛されてきたのもわかります。碁盤の目のような整然とした印象で、その様式美を表現するのは非常にハードルが高いものです」(中車)。厳しい稽古の中、父である市川猿翁からもいくつかアドバイスがあったそう。一番、心に残っている言葉は「もっと突っ込め」という言葉。「突っ込むというのは、12割、15割の気持をそこにいれるということ。映像の現場でも80%の演技ではOKが出ない、100%だとOKが出るかもしれないけど、監督やカメラメンが嬉々として喜ぶカットというのは150%の演技を出した時だ、ということを元々僕も思っていた。『芝居を突っ込む』という父の言葉を聞いた時、同じ考えなんだ、と。たった何秒だったけど、僕達父子にとって確かな交流になった瞬間でしたね」(中車)。今回は、注目の襲名披露興行ということもあり、これまで歌舞伎を観たことがない方が劇場に足を運ぶことも多そうだ。「実はまだ歌舞伎を観たことがないという方は芸能界にも意外に多くて、ナイナイの岡村さんもそうだった。でも観て頂いた後、すごくハマってもらえて。客席の反応のひとつとしてすごく自信になりましたね。とは言え、完成された様式美でありながら演じる役者によって違いがあるのが本当の歌舞伎の面白さ。これまで歌舞伎をやってきて、どれだけ自分が完成されてないかということを日々痛感してますが、(歌舞伎の)長い歴史の中のエポックメイキング的な出来事として、この不完全な感じも見届けて頂ければ嬉しいですね」(中車)。公演は6月2日(日)から26日(水)まで、福岡・博多座にて。チケットは発売中。
2013年05月30日歌舞伎俳優の市川猿之助と市川中車が12月4日、都内で会見を開き、来年1月の大阪・松竹座「壽初春大歌舞伎」への意気込みを語った。大阪・松竹座「壽初春大歌舞伎」チケット情報今年6月、7月に東京・新橋演舞場で襲名披露興行が行われたが、来年からいよいよ大阪を皮切りに全国を回るツアーがスタートする。大阪・道頓堀で元旦から歌舞伎の幕が開くのは実に50年ぶり。四代目を襲名した猿之助は「襲名と正月のおめでたさを味わっていただきたい」とコメント。俳優・香川照之として活動しながら九代目を襲名した中車は「無事に初舞台を勤めることができましたのも四代目(猿之助)のおかげ。引き続き、精進していくことに変わりはございません」と歌舞伎俳優としての決意を語った。昼の部の『吉野山』、夜の部の『義経千本桜』(「四の切」)で狐忠信を演じる猿之助は「三代目(猿之助)の『四の切』は神業に近いと思っているので、それをやらせていただくことは非常にありがたいです。ただ、考えてみたら襲名で人間の役をひとつもやっていない。鬼か狐か鳥か」と笑わせ、「どこまでこの役を深めていけるか挑戦したいです」と意欲を見せた。中車は昼の部『楼門五三桐』で石川五右衛門役に挑戦する。同演目は7月の新橋演舞場で市川猿翁の真柴久吉、市川海老蔵の五右衛門で上演されたばかり。そのときは、父・猿翁の後ろで黒子として付いていた中車だが「海老蔵さんのハリのある声を後ろで聞いていたわけですが、まさか自分があそこに立つとは。いま、稽古をしながら古典の壁の高さを感じています。本当に未熟ではございますが、なんとか頑張っていま勉強している最中です」と心境を明かした。また猿翁との初共演については「いざそうなってみるとそういうことかという感覚ですね。大本にある役者としての感情は、6・7月の舞台や稽古を通して父と確認しあいました」と話していた。襲名興行だけにチケットの売れ行きを気にする猿之助は、中車が演じる五右衛門のセリフ“絶景かな”にひっかけ、「空席があると“絶景かな”とはなかなか言いにくいのですから、宣伝をよろしくお願いします」とマスコミに依頼する場面も。一方で、多くの観客に歌舞伎を見て欲しいという気持ちから「若者向けの芝居も必要。いろんな公演の形態があってもいい」と話す猿之助。映像の仕事が多かった中車は「(歌舞伎の舞台に立って)初めて舞台が面白いと思いました。猿之助の美しさとこの細いからだで背負っているものの大きさ。そういったものを見ると理屈でなく感動します」と歌舞伎の面白さをアピールしていた。公演は1月1日(火・祝) から1月26日(土)まで。チケットは発売中。
2012年12月07日2009年度のアカデミー賞外国語映画賞を受賞した『おくりびと』の滝田洋二郎監督が、冲方丁の時代小説を映画化した『天地明察』の製作報告会見が15 日、東京・青海にある日本科学未来館内のプラネタリウム「ドームシアターガイア」で開催され、滝田監督をはじめ、主演を務めるV6の岡田准一、音楽を手がける久石譲らが出席した。その他の写真本作は、江戸時代前期を舞台に、それまで800年にわたり使用されてきた暦の誤りを見抜き、日本独自の暦“大和暦”を作り上げた安井算哲(後の渋川春海) の青春物語を、滝田監督の視点で再構築していく。原作は第31回吉川英治文学新人賞、2010年本屋大賞に輝いており、滝田監督は「ビッグな“新星” 冲方丁の原作を読んで、すぐに映画化に向けて手を上げた」と思いも格別な様子。オスカー受賞後初の監督作で「未知なるは天体ではなく人間だと描きたかった。渾身の作品に仕上がった」と自信たっぷりにアピールしていた。主人公・算哲を演じる岡田は「周りに支えられながら、いろいろな困難を乗り越え、偉業を成し遂げた人物。僕自身、スタッフや共演者の皆さんに支えられながら、現場に取り組んだ」と自らを算哲に重ね合わせていた。また岡田は、滝田監督とは初のタッグ。「念願だった滝田組に入れる嬉しさを感じた」と語っており、滝田監督も「“いい人ぶり”を演じるのが難しい算哲を、素晴らしい演技と圧倒的な存在感で演じてくれた。仕事に取り組む姿勢も含めて、やっぱりジャニーズはプロだね」と絶賛した。2012年は、来る5月21日の金環日食をはじめ、マニアが固唾を飲む天体イベントが相次ぐ“当たり年”。主人公・算哲は江戸時代に日食の日付を言い当てた実在の人物とあって、岡田も「こんな年に公開できるなんて、ミラクルを感じる」と興奮しきり。会場となったプラネタリウムにはダイナミックな星空や、金環日食の映像が投影され、本作の神秘的な世界観を再現していた。『天地明察』9月15日(土)全国ロードショー
2012年05月15日6月と7月に東京・新橋演舞場の『六月大歌舞伎』と『七月大歌舞伎』で四代目市川猿之助を襲名する市川亀治郎と、九代目市川中車(ちゅうしゃ)を襲名する俳優の香川照之らが、5月11日、東京・浅草寺で襲名披露興行の成功を祈願してお練りを行った。平日にもかかわらず、浅草寺には大勢のファンが詰めかけ、雷門前に亀治郎、香川と五代目市川團子(だんこ)を襲名する香川の息子政明君、二代目猿翁を襲名する当代市川猿之助が登場すると「おもだか屋!」と猿之助の屋号がそこかしこからかかり、大きな拍手と声援が飛んだ。亀治郎は襲名の実感はまだないそうだが、「わたくしはこの浅草で育てられたと思っております。10年間、浅草公会堂で大役をやらせていただきました。猿之助になっても一門全員でここでお芝居をやらせていただきたい」と浅草の地でのお練りに感慨もひとしおの様子。集まったファンや観光客には「今日写真を撮った方は新橋演舞場に来ていただきたい。twitterでも呟いてください。ぜひ『ヤマトタケル』を観に来てください」とまだチケットが買える6月の夜の部をアピールしていた。歌舞伎の舞台は初めてとなる香川は緊張した様子で、「まさかここでこのようなお練りをさせていただくとは夢にも思いませんでした。感謝しております。少しでも精進し、ご迷惑をおかけしませんように、この大名跡を継がしていただく責任を果たしていきたい」と決意を表していた。政明君は「市川團子を襲名しますけど、どうか宜しくお願いします」と挨拶した。襲名披露興行は6月5日(火)から29日(金)までの『六月大歌舞伎』と7月4日(水)から29日(日)までの『七月大歌舞伎』の2か月、新橋演舞場にて上演される。チケットは6月興行は発売中、7月興行は6月12日(火)より一般発売開始。
2012年05月11日