『ロケットマン』の「(I’m Gonna)Love Me Again」がアカデミー賞の歌曲賞にノミネートされているエルトン・ジョンが、同賞の授賞式でパフォーマンスを行うことが明らかになった。また、同部門でノミネートされているほかの4曲も披露されることが発表された。『アナと雪の女王2』の「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」をイディナ・メンゼル、『トイ・ストーリー4』の「君のため」をランディ・ニューマン、『ハリエット』の「Stand Up」をシンシア・エリヴォ、『Breakthrough』(原題)の「I’m Standing With You」をクリッシー・メッツが歌う。これら5曲の指揮を務めるのは、アイルランド出身の作曲家・指揮者のアイミアー・ヌーン。テレビ放送されるオスカー史上初の女性指揮者だという。「Variety」誌によると、5曲がメドレー形式で披露されるのか、1曲ごと独立した形で披露されるのかは不明とのこと。授賞式のプロデューサーたちは「素晴らしい候補者(ノミネートされている人)&パフォーマンスする人たちを呼ぶことができてとても楽しみです。オスカーでしか見られない、唯一の音楽体験を披露してくれることでしょう」と自信をのぞかせている。(Hiromi Kaku)
2020年01月24日今年もWOWOWでは「グラミー賞授賞式」を1月27日(月)に生中継。これを前に、生中継スペシャルゲストとして出演する山下智久がL.A.でロケを敢行。その模様が「生中継直前!第62回グラミー賞のみどころ」にて楽しめる。音楽界で最も権威ある賞として全世界の音楽ファン、ミュージシャン、音楽関係者が注目する「グラミー賞授賞式」。アリアナ・グランデやエアロスミスら豪華アーティストがパフォーマンスを行う予定となっており、世界最高峰のエンターテインメントショーが見どころ。今回、生中継にスペシャルゲストとして2年連続で出演が決定した山下さんが、授賞式直前にL.A.でロケを行った。オーディション番組「SONGLAND ヒットメーカーを探せ!」でジョン・レジェンドに認められた新進気鋭のシンガーソングライター、テビー・バロウズと一緒に楽曲を制作したり、アリアナ・グランデなども手掛けるプロデューサー、1$T(ファースト)と対談したり。また、グラミー・ミュージアムやL.A.最新音楽スポットを巡るなど、見どころ満載となっている。(cinemacafe.net)
2020年01月22日WOWOWで放送する「生中継!第92回アカデミー賞授賞式」でスペシャルゲストに決定した「Sexy Zone」中島健人が、今回の意気込みや注目作についてインタビューで語った。先日、ノミネーションが発表され注目を集める「第92回アカデミー賞授賞式」。WOWOWでは、この授賞式をアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターより生中継で放送。日本時間2月10日の授賞式当日、現地のレッドカーペットより授賞式へ向かうスターたちの様子を伝えるスペシャルゲストに中島さんの出演が予定されている。「(芸能)活動を始めた頃は、遠い国の一大イベントという印象でした」とこれまでのアカデミー賞の印象を明かした中島さんは、印象に残っている授賞式について「第86回、エレン・デジェネレスが司会をした回です。会場にピザを(宅配で)とったり、自撮りをしたりしていて、空気がすごく柔らかいアカデミー賞になったというのが印象的で、僕はすごく好きでした」と話す。また映画については「洋画好きの家族」だと明かす中島さん。「いまでも父と母と3人で映画に行きます。自分自身でも、映画誌を見ますし、劇場に行って1日3本くらい観る日もあるんですよ」と映画好きだと語り、「改めて『あぁ、やっぱり好きだな、この作品。受賞してからもう1回観たくなる』というのは過去にありますね。昨年の受賞作だと、『アリー/スター誕生』がすごく好きで、ブラッドリー・クーパーとレディー・ガガのタッグは僕にとってもベストコンビでしたね」と受賞作もチェックするそう。現地で会ってみたい・インタビューをしたいスターについて聞かれると「クリスチャン・ベイルに会いたい」と言い、「『マシニスト』がすごく好きで。作品によって自分を変幻自在に変えていく姿がすごく印象的で、どういうふうにお芝居に対して人生を捧げているのか?今回の映画(『フォードvsフェラーリ』)もものすごく良いので、会えるかどうかはわからないですが、ひと作品ごとの情熱についても聞きたいですね」と答えた中島さん。さらに、先日「KinKi Kids」堂本光一と会った際、作品賞などにノミネートされている『フォードvsフェラーリ』の話で盛り上がったそうで「(堂本さんは同作の)アンバサダーも務められているので。男たちが心騒ぐ映画というか、本当に燃えましたね。もちろん退屈する瞬間がないし、競争する男たちが好きだなと」と今回注目している作品についても述べた。今回、授賞式のスペシャルゲストに抜擢された中島さん。「『今年はこういう映画が素晴らしかった』というのをわかりやすく伝える、映画ファンのみなさんのサポーターという意識で臨みたい」と意気込み、「僕はアイドルとして、日本でステージに立たせていただいている時は歓声をいただく立場ですけど、今回は、世界のスターのすごさを自分が感じることによって、よりそのすごさを視聴者のみなさんにお伝えしたいと思います」と語っている。また、事前にハリウッドで取材を行う中島さんの写真も到着。この模様は、1月26日(日)放送のミニ番組「中島健人 ハリウッド 映画の街を行く」、2月8日(土)放送の「第92回アカデミー賞 直前総予想」で放送される。「生中継!第92回アカデミー賞授賞式」は2月10日(月)8時30分~(二/同時通訳)、21時~(字幕版)WOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2020年01月21日今年のアカデミー賞授賞式も、昨年に引き続き「司会者不在」で開催されるという。放送局ABCの社長ケリー・バークがテレビ批評家協会のプレスツアーにて明言した。「(今年も)伝統的な司会者は立てずに行います。昨年、うまくいったことをリピートするつもりです。大規模なミュージカル・ナンバーあり、コメディあり、それにスターのパワーに満ちたエンターテインメント的な価値のある授賞式になるでしょう」と語っている。昨年のオスカーは、コメディアンのケヴィン・ハートが司会者に決定し、本人も大いに喜んでいたのだが、過去に同性愛者への差別的な発言をツイートしていたことが取りざたされ、決定の発表からわずか2日後にケヴィン本人が「辞退する」と表明。その後、意図的にではなく、やむを得ず30年ぶりに「司会者不在」で式が開催された。開催前は司会者がいないことに不安視する声も多かったが、開催後の評価は意外にも高いものだった。今年9月に行われたエミー賞授賞式も追随し、司会者を立てなかったほど。バークは司会についてどうするかということを、「かなり話し合った」といい、いずれ再び司会者を立てる日がくるかもしれないとも。しかし、「とにかくいまは楽しんでもらえるショーにフォーカスしたい」と述べている。オスカーのノミネーションは13日(現地時間)に発表される。(Hiromi Kaku)
2020年01月09日「Sexy Zone」中島健人が、WOWOWでで生中継する「第92回アカデミー賞授賞式」のスペシャルゲストに決定。WOWOW初出演を果たす。今年もWOWOWでは、アカデミー賞授賞式をアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターより生中継で放送する。授賞式当日は、現地のレッドカーペットより授賞式へ向かうスターたちの様子を伝えるほか、授賞式を前にロサンゼルスでの取材を敢行。ハリウッドの最新情報を届けるミニ番組「中島健人 ハリウッド 映画の街を行く」、アカデミー賞直前特番「第92回アカデミー賞 直前総予想」で中島さんの取材の模様を放送する。さらに、授賞式後には授賞式を終えた中島さんとアカデミー賞をふり返る特番「中島健人 ハリウッドの風を探して」も放送予定と、関連番組も盛り沢山だ。「もともと映画が大好き」と語る中島さんは、「今回僕がこのような大役に抜擢いただいたことに感謝をしています。日本と世界を繋ぐ橋渡しになることが今回の使命だと思っています。毎年アカデミー賞授賞式を楽しみにしている多くの視聴者の方々、そして映画にあまり興味がない方たちにもレッドカーペットを歩くスターの魅力や映画の素晴らしさをお伝えできるように頑張ります!」と意気込んでいる。「生中継!第92回アカデミー賞授賞式」は2020年2月10日(月)8時30分~二・同時通訳、21時~字幕版をWOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2019年12月14日日本時間2020年2月10日(現地時間2月9日)に開催される世界最高峰の映画の祭典「第92回アカデミー賞授賞式」を、WOWOWではアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターより独占生中継。モデルや女優として活躍する河北麻友子が、レッドカーペットリポーターに決定した。昨年の第91回アカデミー賞授賞式は、30年ぶりの司会者不在となったが、オープニングアクトとして『ボヘミアン・ラプソディ』より「クイーン+アダム・ランバート」が言わずとしれた名曲「We Will Rock You」と「We Are The Champions」などのメドレーで華々しく開幕。また、レディー・ガガは『アリー/スター誕生』から「Shallow」をブラッドリー・クーパーと熱っぽく披露し、会場を熱狂の渦に巻き込んだ。主要作品が賞を分け合う結果となったが、『ボヘミアン・ラプソディ』が5部門ノミネート中、ラミ・マレックの主演男優賞をはじめ4部門を受賞し最多に。大混戦となった作品賞は『グリーンブック』が受賞し、脚本賞、助演男優賞(マハーシャラ・アリ)の3部門を受賞。第91回の話題をさらった『ROMA/ローマ』はアルフォンソ・キュアロンが監督賞を受賞したほか、外国語映画賞など3部門を獲得した。今回WOWOWの日本のスタジオでは、案内役としてジョン・カビラと高島彩、スタジオゲストとして町山智浩を迎え、全世界が注目する発表の瞬間をナビゲート。さらに、レッドカーペットリポーターに「ドクターX~外科医・大門未知子~」にも出演中の河北麻友子が初挑戦、現地から授賞式直前の熱気を届ける。案内役としては13回目の出演となるカビラさんは、「アジアの作品、『天気の子』『パラサイト 半地下の家族』の“外国語映画”の枠を超える存在感をハリウッドがどう受け入れるのかも楽しみです。当然、お約束のパロディから音楽賞関連のステージに、星になってしまった才能へのオマージュまで、完成度抜群のショーとしても必見。映画界最高峰のイベント、ぜひご一緒に!」と見どころを挙げながらコメント。また、案内役としては8回目になる高島さんも「ノミネーションはまだこれからですが、今年は配信系の映画が大注目。去年『ROMA/ローマ』で作品賞の受賞を逃したネットフリックスの躍進なるか。また、授賞式の絢爛さだけでなく、今のアメリカを色濃く映し出す受賞者のスピーチにも注目です。移りゆく映画業界の“今”を見届けましょう」と語る。そして「今回初めてレッドカーペットリポーターを務めることになり、とても興奮してます!」と河北さん。「ずっとお家のテレビで観てたアカデミー賞授賞式に行かせていただけるということで、お家で見てる皆さんに少しでもその場の雰囲気を一緒に楽しんでいただけたら」と期待いっぱいにコメントしている。「生中継!第92回アカデミー賞授賞式」は2020年2月10日(月)午前8時30分~ [二] [同時通訳]/21時~[字幕版]WOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年12月06日元プロ野球選手で野球評論家の桑田真澄氏の次男でモデルのMattが25日、都内で行われた「ネイルクイーン2019」の授賞式に登場。天使の羽根や自身の顔をデザインしたネイルを披露し、注目を集めた。1996年にスタートし、今年で24回目となる同賞は、ネイルをこよなく愛する各界著名人の中から輝いている人に贈られる称号。今年は泉里香、大友花恋、野口啓代、Mattの4人が選出され、授賞式に出席した。Mattは「このような賞をいただきとてもうれしく思います」と喜び、この日のネイルについて「いつもはシンプルなんですけど、今日は賞をいただいたので華やかにしたいなと思って、まずは羽根を…ずっと天使になりたかったのでエンジェルの羽根をつけたいなと。そして、“プリティーMatt”を呼んでいるんですけど、僕の顔を。あと、ジュエリーと。右手にはM・a・t・tとアルファベットを入れています」と説明した。また、ネイルについて「僕は化粧に3時間かかるのですごくやる気が必要。でも、やる気がないときも、ネイルを見てみて頑張ろうと思う。今日は“プリティMatt”がついているので、この顔になろうと思って頑張って化粧を…。ネイルはやる気を出させてくれるアイテムです」とその大切さを熱弁。そして、「これからもネイルを続けてキラキラ輝いていたいと思います」と宣言し、さらに、今後の活動について「これからは本業の音楽をやりたい。そして、美容とブライダル、ネイルだったり、いろんな分野でもキラキラ輝けるように頑張っていきたい」と、幅広い活動に意欲を見せた。Mattはフォトセッション時に両手を動かして飛んでいるような動きを披露し、泉や大友は大笑い。また、大友、Matt、野口の囲み取材でも、Mattのネイルが話題に。大友は「圧巻のネイル。ネイルクイーンの名前にふさわしい素敵なネイルだなと思います」と称賛していた。
2019年11月25日山下智久が、WOWOW放送の「第62回グラミー賞授賞式」のスペシャルゲストに決定。2年連続の出演となる山下さんからコメントも到着した。音楽界で最も権威ある賞として全世界の音楽ファン、ミュージシャン、音楽関係者が注目するグラミー賞。62回目となる今回の授賞式は、現地時間2020年1月26日にロサンゼルスのステープルズ・センターで開催される。WOWOWでは、今回もその模様を2か国語版(同時通訳)で独占生中継。さらに、同日夜には字幕版も放送し、テレビを通して絢爛豪華な授賞式を体感することが出来る。本番組のスペシャルゲストの山下さんは、生中継直前のスペシャル番組にも出演し、グラミー賞の魅力を伝え、さらに、授賞式放送前には山下がさんLAの音楽スポットやグラミーアーティストたちの音楽づくりに迫った「山下智久 LA音楽紀行」も放送される。「第61回グラミー賞授賞式」を現地で体感した山下さん。その直前、エミネムなど多くのトップミュージシャンに楽曲を提供しているDJカリルのスタジオを訪れた山下さんは、曲作りの裏側をリポート。また、郊外のレコードショップではアナログレコードの実情に迫る。EDM界のカリスマプロデューサーZEDDとの対談も実現し、日本のメディア初公開の自宅を訪れ、音楽談義を繰り広げる。海外ドラマへの出演も話題となり、活動の場を海外へ広げている山下さん。「前回参加させていただいて、世界のトップで活躍されているアーティストの方たちを間近で見ることができ、グラミー賞という祭典が以前よりリアルに感じられるようになりました。本番はもちろん、リハーサルから見られたのは刺激的でしたし、感動しましたね。バックステージでのアーティストの姿に触れられたのは貴重な経験でした」と前回をふり返り、「前回よりは少しリラックスして臨めるのではないか?と思っていますので、心の鎧を落として、純粋にその場で感じたものを皆さんにお伝えしていきたいです」と意気込みのコメントを寄せている。(cinemacafe.net)
2019年11月17日日本時間の来年1月27日(月)にアメリカ・ロサンゼルスにて開催される「第62回グラミー賞授賞式」の司会が、前回に引き続きアリシア・キーズに決定したことが分かった。日本では、今年もWOWOWで生中継が行われる本授賞式。そのホストぶりが称賛された前回に引き続き司会に決定したアリシアは、過去に15回ものグラミー賞受賞歴を誇る人気歌手。今回の決定を受け、アリシアは「去年は一度きりのことだと思っていましたが、グラミー賞の司会をまた務められるチャンスがあるなら、迷う余地はありませんでした」と心境を明かし、「前回の授賞式は私にとって極めてパワフルな体験でした。会場からはもちろん、世界中から愛を感じました。音楽はすべての人を癒し、1つにすることを確認できました」と前回の興奮をふり返っている。「生中継!第62回グラミー賞授賞式」※2か国語版(同時通訳)は2020年1月27日(月)9時~WOWOWプライムにて放送。「第62回グラミー賞授賞式」※字幕版は1月27日(月)22時~WOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2019年11月15日22日(現地時間)、開催された第71回エミー賞授賞式でベストドレッサーに名前が挙がった俳優たちをチェック。「Cosmopolitan」誌など、多数のメディアでベストドレッサーに選ばれたのは「THIS IS US 36歳、これから」のマンディ・ムーア&スーザン・ケレチ・ワトソン。マンディは「ブランドンマックスウェル(Brandon Maxwell)」、スーザンは「バッジェリーミシュカ(Badgley Mischka)」とブランドとデザインは違うものの、ピンク×レッドのカラーブロックという点が共通。今年のエミー賞では少なくとも5人の女優がピンク×レッドのドレスを着用していた。コメディ部門で作品賞、主演女優賞、脚本賞を受賞したフィービー・ウォーラー=ブリッジも、美しいプリンセスライクのドレスで注目の的に。ブランドはブライダルドレスを得意とする「モニーク・ルイリエ(Monique Lhuillier)」。どの媒体でもずば抜けて評価が高かったのは、ゼンデイヤの「ヴェラ・ウォン(Vera Wang)」のグリーンのドレス。シアーなコルセット、サイハイスリットと露出度はかなり高いのに、エレガントに着こなした。ドレスのデザインと赤みがかったヘアの相乗効果で「リアル・アリエルみたい」との声も。そのほか、ミシェル・ウィリアムズ、ジャミーラ・ジャミル、キム・カーダシアン、ナオミ・ワッツ、ケンダル・ジェンナーらのドレスが人気だった。男性では、今年のアカデミー賞でタキシードドレスを着用して話題を集めたビリー・ポーターが、再び個性的な装いで登場。上下に13万個以上のミニクリスタルを施した「マイケル・コース(Michael Kors)」のキラキラスーツに、「スティーブン・ジョーンズ(Stephen Jones)」のアシンメトリーなつばのハットを合わせていた。(Hiromi Kaku)
2019年09月24日9月22日(現地時間)、ロサンゼルスのマイクロソフトシアターでエミー賞授賞式が開催された。今年のアカデミー賞と同様、エミー賞も司会者を立てずにプレゼンターたちが授賞式を進行するというスタイルを取った。注目されていたのは今年最終章を迎え、最多32ノミネーションを受けていた「ゲーム・オブ・スローンズ」。ノミネートされていたメインキャストたちがリミテッドシリーズ/テレビ映画部門の助演女優賞のプレゼンターとして登壇し、会場を沸かせた。主要部門では作品賞獲得の快挙を果たし、ピーター・ディンクレイジが助演男優賞を受賞した。主要な受賞者は以下のとおりドラマシリーズ部門作品賞「ゲーム・オブ・スローンズ」主演男優賞ビリー・ポーター「Pose/ポーズ」主演女優賞ジョディ・カマー「キリング・イヴ/Killing Eve」助演男優賞ピーター・ディンクレイジ「ゲーム・オブ・スローンズ」助演女優賞ジュリア・ガーナー「オザークへようこそ」監督賞ジェイソン・ベイトマン「オザークへようこそ」脚本賞ジェシー・アームストロング「サクセッション」コメディシリーズ部門作品賞「Fleabag フリーバッグ」主演男優賞ビル・ヘイダー「バリー」主演女優賞フィービー・ウォーラー=ブリッジ「Fleabag フリーバッグ」助演男優賞トニー・シャルーブ「マーベラス・ミセス・メイゼル」助演女優賞アレックス・ボースタイン「マーベラス・ミセス・メイゼル」監督賞ハリー・ブラッドビア「Fleabag フリーバッグ」脚本賞フィービー・ウォーラー=ブリッジ「Fleabag フリーバッグ」リミテッドシリーズ/テレビムービー部門リミテッドシリーズ作品賞「チェルノブイリ」テレビ映画部門作品賞「ブラックミラー:バンダースナッチ」主演男優賞ジャレル・ジェローム「ボクらを見る目」主演女優賞ミシェル・ウィリアムズ「Fosse/Verdon」(原題)助演男優賞ベン・ウィショー「英国スキャンダル~セックスと陰謀のソープ事件」助演女優賞パトリシア・アークエット「The Act」(原題)監督賞ヨハン・レンク「チェルノブイリ」脚本賞クレイグ・メイジン「チェルノブイリ」(Hiromi Kaku)■関連作品:ゲーム・オブ・スローンズ[海外TVドラマ]© 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
2019年09月23日海外ドラマ・エンターテイメント専門チャンネルのFOXでは、9月23日(月・祝)に「第71回エミー賞 授賞式」を日本独占生中継!さらにノミネートされている話題作「POSE」の放送も決定した。今回71回目を迎えるエミー賞は、テレビドラマ界のアカデミー賞とも称され、テレビ業界における優れた業績に贈られる米テレビ界最高の権威を持つ賞。エミー賞の対象となる部門は、コメディ部門、ドラマ部門、バラエティー・トークシリーズ部門など多岐に渡り、それぞれの作品や監督、俳優、脚本などに対して賞が与えられる。授賞式には、超一流のハリウッド俳優たちが集結することでも話題。昨年の第70回授賞式では、ベン・スティラーやマイケル・ダグラス、ベニチオ・デル・トロ、アンジェラ・バセット、タラジ・P・ヘンソンらがプレゼンターを務め、さらに受賞者が壇上で行った公開プロポーズも話題に。なお、FOXチャンネルでは授賞式直前、レッドカーペットの模様も放送する予定。こちらも必見だ。さらに、FOXチャンネルでは今回のエミー賞ノミネート作「POSE」のシーズン1全8話を一挙放送!ドラマ部門の作品賞をはじめ、主演男優賞(ビリー・ポーター)、キャスティング賞、衣装賞(歴史劇部門)、ヘアスタイリング賞(シングルカメラ・シリーズ部門)、メイクアップ賞(シングルカメラ・シリーズ部門)と6ノミネートを果たした。本作の舞台は経済が華やかになってゆく80年代後半のN.Y.。LGBTQの若者たちは、母親代わりの「マザー」の元に集まり、「ハウス」と呼ばれるグループで共同生活を送っていた。そして、毎週ダンスホールに集まっては、ファッションとパフォーマンスを競い合うコンテストに参加する――。この“ボール・カルチャー”を軸に、プライドと純愛、そして夢を追いかける彼女たちの姿を描いていく。文中の「マザー」は、ハウスのリーダーで子どもたちの住む場所や食事なども提供する存在のことで、「ハウス」は、ボールで競い合うグループのこと。そして、「ボール・カルチャー」の“ボール”は、LGBTQの人たちがテーマに沿ったファッションやヴォーギングと呼ばれるダンスの技を競い合うコンテストのことで、N.Y.では 69年ごろから登場したアンダーグラウンドなサブカルチャーだ。ボール・カルチャーを通して、当時のLGBTQコミュニティを映し出す本作は、すでに話題となっており、現在シーズン3の製作も決定している。「第71回エミー賞 授賞式」は9月23日(月・祝)9時~FOXチャンネルにて日本独占生中継。(cinemacafe.net)
2019年07月18日来年は、例年よりかなり早い2月9日に開催されることが決定しているアカデミー賞授賞式。主催する映画芸術科学アカデミーと放送局のABCが、2021年と2022年は“いつも通り”の時期に開催することを発表した。2021年の第93回授賞式は2月28日、2022年の第94回授賞式は2月27日。アカデミーによれば、2022年のオリンピック、スーパーボウル、国民の休日の時期を考慮し、2021年と2022年(のオスカー)は従来通りの2月の最終日曜日に開催するとのこと。それ以降の開催日に関しては、今後判断するという。一方、2001年からアメリカのアカデミー賞より常に先行する形で2月に開催している英国アカデミー賞(BAFTA)は、2021年は2月14日、2022年は2月13日と、米アカデミー賞の2週間前の開催となる模様。来年のみ、米アカデミー賞のわずか1週間前という2月2日の開催が決定している。アカデミー賞授賞式の日取りが与える影響は大きく、ベルリン国際映画祭はこれまで2月中にアカデミー賞の前に行われてきたが、2020年は2月20日から3月1日と後に行われる。なお、2021年、2022年の開催日はまだ発表されていない。(Hiromi Kaku)
2019年06月13日30年ぶりに「司会者不在」で開催された今年のアカデミー賞授賞式は、予想に反して好評で、生放送の視聴率も昨年より約11パーセント上昇した。この結果を受けて、オスカーは来年も司会者を立てない可能性があると「Entertainment Weekly」誌が報じた。放送局のABCの重役キャリー・バークが、司会者を探すことよりも、今年のように多くのプレゼンターたちを起用したいとの発言をしている。「できる限り、あのフォーマットを崩すようなことはしたくないんです。今年の結果は信じられないくらいにすばらしくて、満足しているので。来年の授賞式に対するアプローチも、今年と同じような成功を収められればいいなと思っています」と「司会者不在」のフォーマットを継続していたいとの意向を明らかにしている。今年のオスカーは、コメディアンのケヴィン・ハートが務めることが発表されたものの、ケヴィンの過去のツイートが「同性愛嫌悪」との指摘を受けて、自ら辞退。その後、司会者が新たに選ばれることはなく、授賞式はプレゼンターたちのみで進行し、無事に幕を閉じた。(Hiromi Kaku)
2019年05月20日WOWOW「生中継!第73回トニー賞授賞式」では、日本のスタジオからミュージカル界のトップスター井上芳雄がナビゲートし、スペシャルゲストとして堂本光一が出演することが決定している。この度、授賞式を前に、2人のお互いの印象やトニー賞に対する思いなどを語るオフィシャルインタビューが到着した。今回6年連続でトニー賞授賞式のWOWOW生中継番組に出演する井上さんは「当たり前ですが、出てくる作品が毎年違うので、慣れたという感じもせずに、毎回ドキドキしながらその時を迎えるという気持ちは変わらないです」と毎回新たな気持ちだと言う。一方、トニー賞はいつもチェックしているという堂本さんは「授賞式は、これは観ておくべき作品というものが凝縮された形で見られるので、すごくお得」と、ミュージカルにあまり興味がない人にもおすすめだと語る。そんな授賞式に期待することについて井上さんは「司会者が誰かによって雰囲気も違ってくるので。今年はジェームズ・コーデンさんが司会ですが、本当に面白いし、司会もうまい。盛り上がるだろうなと思います。いろんな俳優が出てきて華やかな面もありますが、その中で皮肉がきいていたり、風刺があったりするんですよね。そこから世界が見えてくるところがあるので、楽しみですね」とコメント。また堂本さんは「賞レースでなくてもいいんですが、日本でもこういう番組があればいいのにな」と言うと、井上さんも「いつか日本でもトニー賞のようなものができれば、また違う盛り上がりがあるんじゃないかなと思いますね」と同意する場面も。そして、授賞式の生中継番組とは別に、事前番組「トニー賞直前SP 2019 ~僕たちのブロードウェイ物語~」の収録で2人一緒にニューヨークのブロードウェイに行き、生の空気を体感することが予定されている。そのことについて「ただただ楽しみ」という井上さんは、「今までも事前番組でNYに行かせてもらったことがありますけど、基本的にはひとりでした。だから 今回、光一くんと一緒に新作を観られるのも楽しみ」と期待した。堂本さんと井上さんは、ミュージカル「ナイツ・テイル―騎士物語―」で共演して以来、親交を深めたそうで、堂本さんは「今回、芳雄くんと一緒に仕事ができるというのも、すごくステキなめぐり合わせで。すごくうれしいことですね」と言い、井上さんも「光一くんが来てくれることで広がることがありますし。影響力もすごいので感謝しています。光一くんも進行が上手なので、お互いに助け合いながらやっていきたいと思います」と意気込んでいる。また最後に、「今見ておくべき、エンターテインメントが凝縮して見られる、すごくぜいたくな時間だと思います。この素晴らしいパフォーマンスを是非楽しんでいただければ」(堂本さん)、「日本では年々、ミュージカルが浸透しているかなと思いますし、ブームと言われて久しいですが、常に最先端のブロードウェイの息吹、空気を日本の皆さんにお届けしたいので、ぜひ注目していただければ」(井上さん)とそれぞれ視聴者へメッセージを寄せている。「生中継!第73回トニー賞授賞式」は6月10日(月)8時~WOWOWプライム(二/同時通訳)、6月15日(土)19時~WOWOライブ(字幕版)にて放送。「トニー賞直前SP 2019 ~僕たちのブロードウェイ物語~」は5月25日(土)18時45分~WOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2019年04月24日堂本光一が、WOWOWで生中継する世界最高峰の演劇&ミュージカルの祭典「第73回トニー賞授賞式」のスペシャル・ゲストに決定した。トニー賞とは、該当期間中にニューヨークのブロードウェイで上演された演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる賞で、アメリカ演劇界で最も権威のある賞とされている。「第73回トニー賞授賞」は、日本時間6月10日(月)、N.Y.のラジオシティ・ミュージックホールで開催。WOWOWでは、今年もこのトニー賞授賞式を生中継する。そして今回、スペシャルゲストとして「Endless SHOCK」でミュージカルの単独主演最多記録1700回公演を達成し、自ら演出も手掛ける堂本さんの出演が決定。授賞式当日は、ナビゲーターの井上芳雄と共に、日本のスタジオに生出演!さらにこの授賞式を前に、2人がニューヨークを訪れ、最新のブロ ードウェイ情報をレポートするトニー賞授賞式の事前番組「トニー賞直前SP 2019 ~僕たちのブロードウェイ物語~」も放送予定となっている。<堂本光一コメント>トニー賞授賞式は、今見ておくべきエンターテインメントが凝縮して見られる、すごくぜいたくな時間だと思います。ミュージカルって人間から出てくるエネルギーみたいなものがものすごく感じられるものだと思うんです。そういった部分が、テレビを通して間違いなく感じることが出来るはずなので、きっとこの素晴らしいパフォーマンスを皆様にも楽しんでいただけると思います。僕も芳雄くんのナビゲートで、トニー賞授賞式を楽しみたいと思います。「生中継!第73回トニー賞授賞式」は6月10日(月)8時~WOWOWプライムにて(二/同時通訳)、15日(土)19時~WOWOWライブ(字幕版)にて放送。(cinemacafe.net)
2019年04月15日「わが子には将来グローバルに活躍してほしい!」そんな思いから、子どもをインターナショナルスクール(以下インター)に通わせる親が増えています。インターというと真っ先に英国式やアメリカ式が頭に浮かびますが、フランス式や中華式なども人気です。その中でも最近よく話題になるのが、インド式インター。今回は都内のインド式インターに子どもを通わせる筆者の友人に話を聞きながら、その人気の秘密をお伝えします。インド式教育とは?インド式教育と聞いてピンとこなくても、「小学1年生から2ケタのかけ算ができる」といわれると、「聞いたことがある!」と思う人も多いはず。インド式インターでは幼稚園からたし算、ひき算とともに、かけ算を学びます。インドでの義務教育は、Grade1と呼ばれる5歳から始まり、Grade2(日本の小学1年生)ではわり算、Grade3(日本の小学2年生)になると3ケタのかけ算も学びます。IT学習もGrade1からスタートし、友人の子どもはGrade4(日本の小学3年生)でプログラミングを学び、授業内ではパワーポイントを使用してプレゼンテーションを行っています。ここまで聞いただけでも驚きですが、算数の早期学習や高度なITスキル学習以外にも、インド式教育が人気の理由を見つけました。プレゼンテーション能力が鍛えられる授業の前に開かれるアセンブリーと呼ばれる集会で、子どもたちは興味や関心がある出来事を自分自身でリサーチして、その結果を生徒や先生の前で発表します。聞く人を意識したスピーチを繰り返し行うことで、プレゼンテーション能力を高めるというものです。また、アセンブリーでは成績優秀者の表彰式も行われます。スポーツ分野も含め、金、銀、銅のメダルがあり、何かと生徒同士を競わせるのも、インド式インターの特徴のようです。飛び級も留年もありスクールでは中間、期末、進級テストがあり、テストに受かれば飛び級もありますが、落ちてしまうと進級できずに留年となります。学年が年齢とともに自動的に上がっていく日本人からすると驚きのシステムですが、欧米では「能力に応じた学年に子どもを配置する」という考え方が一般的。幼少期から、海外のスタンダードな制度に慣れさせることが可能です気になる学費は…学費は学校によっても違いますが、友人の子どもが通う学校では年間144万円(制服代やスクールバス代など諸費用含む)程度とのことでした。欧米式インターは年間200万円程度、学校によっては年間400万円というスクールもあるので、インド式インターは比較的リーズナブルな学費設定になっているようです。いいことづくめに聞こえるインド式インターですが、日本の幼稚園や小学校と比べると学習内容のレベルが非常に高いため、親のサポートは必須のようです。逆に親のサポートがないと、どんどん進められる英語での授業についていけず、日本の小学校に転校する子ども少なくないそう。また、社会の授業に関してはインドのことしか学ばないため、少々困るという話や、キャンパス内ではヒングリッシュと呼ばれるヒンディー語のアクセントが強いインド英語が話されるため、ネィティブの家庭教師が必要という話も。インド式インターのメリットとデメリットを理解した上で、子どもの教育のひとつの選択肢として考えてみるのもよいですね。<文・写真:フリーランス記者稲井華子>
2019年03月07日ここ4年ほど、テレビでの生放送の視聴率が低下し続けていたアカデミー賞授賞式。視聴率の回復をめざし、映画芸術科学アカデミーは放送時間の大幅な短縮を試みたり、「ポピュラー映画部門」を新設したり(来年以降に先送り)とテコ入れを図った。ところが昨年、司会者に決定したケヴィン・ハートが過去の「不適切ツイート」を指摘されて自ら降板。オスカー史上2回目、30年ぶりとなる「司会者不在」での開催が決定し、視聴率にどう影響するかに注目が集まっていた。放送時間は前年の4時間弱から3時間21分と大幅な短縮に成功している。調査会社のニールセンによれば、結果として今年のアメリカでの視聴者は、2960万人。昨年の2650万人から12%上昇した。とはいえ、オスカー史上最低の視聴者数を更新した昨年に次ぐ、2番目の記録。今年、昨年より前は3000万人を切ったことがなかったという。オスカー史上最多の視聴者数を集めたのは『タイタニック』が作品賞に選ばれた1998年の授賞式で、5520万人だった。(Hiromi Kaku)
2019年02月26日24日(現地時間)開催の第91回アカデミー賞授賞式に向けて、主催する映画芸術科学アカデミーがその内容を徐々に明らかにしている。昨日は歌曲賞にノミネートされている『メリー・ポピンズ リターンズ』の「The Place Where Lost Things Go」を、ベット・ミドラーが歌うことを発表。本日は「クイーン」とアダム・ランバートがオスカーに出演することを「ボヘミアン・ラプソディ」の歌詞を引用しながらツイートした。「クイーン」のボーカルで、いまは亡きフレディ・マーキュリーをテーマに描いた伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』は、今年オスカーで作品賞、主演男優賞など5部門にノミネート。現在、「クイーン」はオリジナルメンバーのブライアン・メイ、ロジャー・テイラーと2011年の共演を機にアダム・ランバートをボーカルに迎え、「クイーン+アダム・ランバート」として活動している。アダムも「オスカーでぶちかますぜ。2月24日。午後5時PST」とツイートしてファンに報告。午後5時PST(太平洋標準時)とちょうど授賞式が始まる時間を強調していることから、ファンの間で「オープニングでパフォーマンスするのかもしれない」という期待が高まっているようだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:ボヘミアン・ラプソディ 2018年11月9日より全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox
2019年02月19日2月24日(現地時間)に米ABC局で生放送される第91回アカデミー賞授賞式。映画芸術科学アカデミーの会長ジョン・ベイリーは先日、撮影賞、編集賞、短編映画賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の4部門をCM中に発表し、受賞スピーチは後に録画したものを流すという計画をアカデミーメンバーへ伝えた。例年より放送時間を短縮するためだという。後に見られるとはいえ、生放送では「カットされる」という憂き目にあう4部門。ベイリーはそれでも「アカデミーはオスカーで(受賞カテゴリーの)24部門全ての業績を称える」ことを強調したが、メンバーやファンたちから多くの非難の声が上がった。「The Hollywood Reporter」によれば、先週、200人以上の撮影技師、マーティン・スコセッシやアルフォンソ・キュアロン含む75人の監督、ブラッドリー・クーパーやグレン・クローズら80人以上の俳優、その他プロデューサーや編集者らなどが連名でアカデミーに手紙を送付。アカデミーが行おうとしていることは、人生と情熱を捧げてきた4部門の人たちに対する侮辱であると指摘し、「いまからでも撤回するには遅くない」と計画の取りやめを迫った。その結果、アカデミーは「多くのフィードバックを受け」、再考したことを明らかに。「全ての部門の賞を編集なしに、これまでのフォーマット通りに生放送します。2月24日のオスカーを心待ちにしています」という。(Hiromi Kaku)
2019年02月18日2月24日(現地時間)に開催される第91回アカデミー賞授賞式において、撮影賞、編集賞、短編映画賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の4つの賞が、コマーシャル中に授与されることが明らかになった。授賞式を主催する映画芸術科学アカデミーの会長ジョン・ベイリーが、メンバーたちにこの計画をメールで伝えたという。「Variety」誌などが報じた。今年のオスカーは、テレビでの生放送の時間を例年の4時間弱から3時間へと大幅に短縮。そのため、アカデミーはどこをどう削るかに苦戦しているとみられ、先日、候補者を集めて行われたランチパーティーでも、ベイリーはこんな“注文”を口にしたという。「(受賞して)舞台に向かうときは急いでください。早く舞台に上がりたいという感じを見せて…」。というのも、受賞者の名前が呼ばれてから舞台に上がり、スピーチを終えるまではたった90秒しかないからだそうだ。また、歌曲賞にノミネートされている5曲中、2曲のパフォーマンスしか行われないといううわさも出た。この件については現時点でアカデミーが5曲中4曲のパフォーマンスの確定を発表しているため、全曲が披露されるとみられる。ベイリーは、テレビの生放送では見ることのできない4部門の賞の受賞スピーチなどは、編集した録画を授賞式後に放送し、オスカーの公式HPやSNSでも公開すると話している。(Hiromi Kaku)
2019年02月12日アリアナ・グランデが、10日(現地時間)に行われるグラミー賞授賞式を欠席することが明らかになった。原因は、授賞式の主催者側とパフォーマンスする曲について折り合いがつかなかったためだという。「Variety」誌などが報じた。アリアナはパフォーマンスで「7 Rings」を歌うつもりだったが、主催者側はこれを却下し、「メドレーの一部としてならアリ」と妥協案を提示した。さらに2曲目に歌う曲は主催者側が選択すると主張。アリアナは、「そんな制限はほかのアーティストたちには課されていないのに!」と侮辱されたと感じたという。その結果、アリアナは2部門でノミネートされていながらも授賞式に出ないことを決めたのだとか。こうした“事件”は昨年、ロードにも起きていた。ソロ・パフォーマンスを希望していたロードだが、オファーされたのは「故トム・ペティの追悼ステージで複数のアーティストと歌うこと」だったため、出演を取りやめたのだ。その一方で、主催者側は新たにレディー・ガガ、デュア・リパ、トラヴィス・スコットらがパフォーマンスすることを発表。ガガは、マーク・ロンソンと共演するもよう。すでにパフォーマンスの披露が決定しているアーティストはショーン・メンデス、マイリー・サイラス、レッド・ホット・チリ・ペッパーズら。(Hiromi Kaku)
2019年02月07日2月24日(現地時間)開催の第91回アカデミー賞授賞式は、司会を立てずに行われることが明らかになった。賞を主催する映画芸術科学アカデミーのパブリシストが「Fox News」などのメディアに認めたという。昨年12月5日、コメディアンのケヴィン・ハートが今年のアカデミーの司会を務めることが発表され、ケヴィンもツイッターで「何年も願っていたこと」と喜びを爆発させた。しかし、ケヴィンはわずか2日後に「降板」を宣言。理由は過去のケヴィンの「同性愛嫌悪」を示すツイートが明るみになり、「人を傷つけてしまった」ため。有名司会者のエレン・デジェネレスなどが「謝罪もしたのだし、あなたは成長した。もう一度考え直しては?」とケヴィンをなだめるも、彼の意志は固く、首を縦に振ることはなかった。ケヴィンの降板後、アカデミーは新たな司会候補者探しに奮闘していると伝えられたが、これまで候補者の「決定」は報じられず、「Variety」誌は「今年のオスカーは司会者不在のまま開催される見込み」と報道。それが現実のものとなった。司会者のいないオスカーは、これまでに1989年の1度きり。今回が30年ぶり、2度目となる。残念ながら1989年の第61回アカデミー賞授賞式は評判が悪く、当時の大スターのジュリー・アンドリュースやポール・ニューマンがアカデミーに手紙を送って苦言を呈したほど。特にオープニングでロブ・ロウらが『白雪姫』の11分間のミュージカルを行ったショーは不評で、手紙には「第61回アカデミー賞授賞式のショーは、アカデミーにとっても映画業界にとっても恥でしかない」と書かれていたそうだ。(Hiromi Kaku)
2019年02月06日今年のアカデミー賞授賞式は、司会者不在のまま開催されることになりそうだとnprなど米メディアが報じている。受賞式を生中継するABCエンターテインメントのキャリー・バーク社長は5日、テレビ批評家協会のプレスツアーで、ケヴィン・ハートの降板後に混乱があったことを認めた上で、「今年の授賞式は視聴者を釘付けにするでしょう」と断言。昨年12月、司会者に決まっていたコメディアンのケヴィン・ハートが、過去に同性愛に対する差別的な思想をTwitter上で発言していたことが明らかとなり降板。その後、代役も検討されたが、結局司会者なしのオスカーナイトを迎えることが決まってしまったようだ。この決断を、バーク氏は「賢明な判断」と自賛する。「プロデューサー陣は、司会者を立てず、プレゼンターと映画にスポットをあてるということに賢明にも立ち戻ったのです」近年、受賞式の司会者にはコメディアンの起用が続いており、シニカルでコメディ色の強い番組になっていたことを暗に批判。「映画の祭典という基本に立ち戻った」ことを強調し、「とてもエキサイティングなオープニングになるでしょう」と自信を覗かせた。司会者のいない受賞式は史上2回目で、前回は1989年に行われた。当時、NPRのマンダリット・デル・バルコは「オープニングでは俳優のロブ・ロウと白雪姫をフィーチャーした残念な歌とダンスが披露された」とレポートしている。第91回アカデミー賞授賞式は米国時間2月24日、ハリウッドのドルビーシアターで行われる。
2019年02月06日先週、2月24日開催のアカデミー賞授賞式において、歌曲賞にノミネートされている5曲のうち、パフォーマンスが披露されるのは「All the Stars」(『ブラックパンサー』)と「Shallow」(『アリー/スター誕生』)の2曲のみになると「Variety」誌などが報じた。映画芸術科学アカデミーは、この件に関して詳細を語らず「まだ決まっていない」としていたが、木曜日(現地時間)、授賞式でジェニファー・ハドソンが「I’ll Fight」(『RBG』原題)、“サプライズ・スペシャル・ゲスト”が「The Place Where Lost Things Go」(『メリー・ポピンズ リターンズ』)を歌うことを発表した。残りの1曲である「When a Cowboy Trades His Spurs for Wings」(『バスターのバラード』)のパフォーマンスの有無はまだ明らかになっていないが、同誌は「それぞれが90秒の短縮版になるが、5曲全曲演奏される」と報じている。2曲しか演奏されないと報道された先週、リン=マヌエル・ミランダはツイッターで「音楽の少ない、司会のいないオスカーなんて!」と嘆いた。ジョシュ・ギャッドも「同感。見た目がすごく悪いよね」とリンに同意。授賞式を楽しみにしている一般人ファンたちも「5曲中2曲だけを演奏するなんて、不公平すぎる」と不満をあらわにしていた。授賞式は、今回から生放送の時間を4時間弱から3時間へと大幅に短縮することが決定しているため、歌曲賞のパフォーマンスはその影響を強く受けているようだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:ブラックパンサー 2018年3月1日より全国にて公開© Marvel Studios 2017 MARVEL-JAPAN.JP/blackpantherメリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.アリー/ スター誕生 2018年12月21日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLCNetflixオリジナル映画「バスターのバラード」
2019年02月01日27日夜(現地時間)、ロサンゼルスの「シュライン・オーディトリアム」で、アカデミー賞を占う賞としても注目を集める全米映画俳優組合賞の授賞式が行われた。司会は女優のメーガン・ムラーリーが務めた。最高賞にあたるキャスト賞は、アカデミー賞の作品賞にもノミネートされている『ブラックパンサー』が獲得した。受賞リストは以下の通り【映画部門】キャスト賞『ブラックパンサー』主演男優賞ラミ・マレック『ボヘミアン・ラプソディ』主演女優賞グレン・クローズ『天才作家の妻 40年目の真実』助演男優賞マハーシャラ・アリ『グリーンブック』助演女優賞エミリー・ブラント『クワイエット・プレイス』スタント・アンサンブル賞『ブラックパンサー』生涯功労賞アラン・アルダ【テレビ部門】男優賞(テレビ映画/ミニシリーズ部門)ダレン・クリス「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」女優賞(テレビ映画/ミニシリーズ部門)パトリシア・アークエット「Escape at Dannemora」(原題)男優賞(ドラマ部門)ジェイソン・ベイトマン「オザークへようこそ」女優賞(ドラマ部門)サンドラ・オー「キリング・イヴ/Killing Eve」男優賞(コメディ部門)トニー・シャルーブ「マーベラス・ミセス・メイゼル」女優賞(コメディ部門)レイチェル・ブロズナハン「マーベラス・ミセス・メイゼル」アンサンブル賞(ドラマ部門)「THIS IS US 36歳、これから」アンサンブル賞(コメディ部門)「マーベラス・ミセス・メイゼル」スタント・アンサンブル賞「GLOW:ゴージャス・レディ・オブ・レスリング」(Hiromi Kaku)■関連作品:ブラックパンサー 2018年3月1日より全国にて公開© Marvel Studios 2017 MARVEL-JAPAN.JP/blackpantherクワイエット・プレイス 2018年9月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.ボヘミアン・ラプソディ 2018年11月9日より全国にて公開© 2018 Twentieth Century Foxグリーンブック 2019年3月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC. All Rights Reserved.天才作家の妻 -40年目の真実- 2019年1月26日より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開(c)META FILM LONDON LIMITED 2017
2019年01月28日日本時間2月11日(月・祝)にアメリカ・ロサンゼルスで開催される「第61回グラミー賞授賞式」の司会に、歌手のアリシア・キーズが決定した。日本では、WOWOWで独占生中継も決定している「第61回グラミー賞授賞式」。音楽界で最も権威ある賞として、全世界の音楽ファンやミュージシャン、音楽関係者が注目するこのグラミー賞授賞式の司会を担当することになったのは、過去に15度もグラミー賞の受賞歴を持つアリシア。彼女が司会を務めるのは今回が初めて。「私は今までアーティストととしてステージに立ってきたので、同じような雰囲気とエネルギーをもたらしたいと思います。世界最高峰の音楽の祭典の司会に選ばれてとても興奮しています」と司会に決定した喜びと意気込みを語ったアリシアは、「特に、今年ノミネートされている全ての女性たちにも期待しています!」とコメントを寄せている。「生中継!第61回グラミー賞授賞式」は2月11日(月・祝)9時~WOWOWプライムにて放送/2か国語版(同時通訳)。「第61回グラミー賞授賞式」は2月11日(月・祝)22時~WOWOWライブにて放送/字幕版。(cinemacafe.net)
2019年01月16日今年で10回目を迎えるアジア最大級の音楽授賞式『Mnet Asian Music Awards(通称MAMA)』。日本での授賞式となる『2018 MAMA FANS’ CHOICE in JAPAN』が12月12日、日本のさいたまスーパーアリーナにて開催されました。MAMAの目玉はなんといっても授賞式の合間に披露されるアーティストたちのパフォーマンス。特に今年はオープニングから度肝を抜くサプライズが用意され、序盤から熱気に包まれるイベントとなりました。文・尹 秀姫【ペンになってもいいですか!?】vol. 85『2018 MAMA FANS’ CHOICE in JAPAN』のオープニングを飾ったのは、この日のテーマである「PASSION」を掲げたステージ。10周年を迎えたMAMAが今年から新たに設立した「Worldwide Fan’s Choice TOP10」に選ばれたグループのメンバーを中心にコラボして、過去の受賞者たちのパフォーマンスを見せるスペシャル・ステージを見せてくれました。まずはWanna Oneが、2PMの「Heartbeat」からメドレーでEXOの「Overdose+Growl」を、オリジナルのカメラワークを駆使したステージで観客を魅了。MAMAMOOのソラとフィイン、MONSTA Xのジュホン、Wanna Oneのキム・ジェファンとハ・ソンウンは、BIGBANGテヤンの「EYES,NOSE,LIPS」を歌い、会場は一気にしっとりムードに。そんな空気を一変させたのは、白く光るモニターをバックに登場したIZ*ONE。レッドカーペットに登場した時と同じく、マニッシュな黒いスーツで揃えたメンバーのシルエットが浮かび上がると、少女時代の「THE BOYS」が響き渡ります。続いてはTWICEのナヨン、サナ、モモ、ミナが同じ事務所の先輩であるmiss Aの「Bad Girl,Good Girl」で颯爽とステージに登場し、溌剌としたセクシーさを発散。さらにMONSTA Xのウォノ、キヒョン、ミニョク、I.MとGOT7の3名によるBIGBANGの「FANTASTIC BABY」で早くも会場のボルテージは最高潮に。スペシャル・ステージのラストには、韓国歌謡界の大家チョ・ヨンピルが2013年に「今年の歌」を受賞した「BOUNCE」を、IZ*ONEのチェ・イェナと本田仁美、MONSTA Xのショヌとヒョンウォン、TWICEのモモとミナ、GOT7のジェイビーとユギョムがダブステップバージョンで披露。MAMAの開幕を華々しく宣言しました。トップバッターを務めたのは、この日、新人賞を受賞したStray Kids。旗を掲げたパフォーマーとともに客席から登場すると、「P.A.C.E」など3曲を披露。続いてパフォーマンスを見せたのは日本のアーティスト、超特急。11月にリリースしたばかりのアルバム『GOLDEN EPOCH』から「need you」をパフォーマンスしてくれました。続いてのステージは今年、大躍進を遂げたMONSTA X。体につながれていた鎖を引きちぎる雄々しいパフォーマンスの後に「SPARK」「JEALOUSY」「Shoot Out」を披露し、客席を熱狂させます。2部のスタートを飾ったのは、今年大注目を集めたIZ*ONE。デビュー曲「La Vie en Rose」を含む3曲で日本でもしっかりと可憐なダンスを見せてくれました。続いてはNU’EAST Wが今年6月にリリースしたアルバム『WHO,YOU』から「Shadow」を初披露。さらにTWICEがレッドカーペットで振り付けをレクチャーしてくれた新曲「YES or YES」などで会場を盛り上げ、MAMAのステージを彩ります。3部のスタートは実力派ガールズ・グループMAMAMOOから。メンバーそれぞれが選んだ真っ赤な衣装が目を引く中で、もっとも強烈なインパクトを与えたのは、ファサの真っ赤なラバーレオタード。強い女性を体現してみせたMAMAMOOのステージに、観客は熱狂しました。続いてステージに上がったのは、今年韓国でもっとも旋風を巻き起こしたWanna One。限られた活動日数の中で、彼らに残された時間はあとわずか。そんな中、日本のMAMAのステージで最後に、忘れないと約束するという内容の「I PROMISE YOU(I.P.U)」を聴かせてくれました。この日、最後にパフォーマンスを見せたのは、ワールドワイドなスターとなったBTS。大きな手が覆うメインステージからメンバーが目覚め、力を取り戻すストーリー性のあるイントロからすでに、自然と大歓声が起きたほど。「FAKE LOVE」と「Anpanman」で、エネルギッシュかつ力のあるステージを見せてくれました。この日はファンが選んだ「Worldwide Fans’ Choice TOP10」の他、「Worldwide Icon Of The Year」「Favorite Dance Artist Male」「Favorite Dance Artist Female」「Favorite Music Video」「今年のアルバム賞」などの授賞にさまざまな芸能人が来訪。今年、韓国でのロケが話題となったドラマ「孤独のグルメ」の主演、松重豊さんもプレゼンターとして登壇し、日韓両国の俳優が会する場ともなりました。「2018 MAMA FANS’CHOICE in JAPAN」の模様はMnetで1月23日(水)17:30から再放送されます。(日本語字幕なし)©CJ ENM Co., Ltd, All Rights ReservedInformation
2018年12月20日WOWOWでは、日本時間2019年2月25日に行われる世界最高峰の映画の祭典「第91回アカデミー賞授賞式」をアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターより独占生中継。案内役にジョン・カビラと高島彩、スタジオゲストとして映画プロデューサーの川村元気と映画評論家の町山智浩が参加する。WOWOWの日本のスタジオでは、今年もカビラさんと高島さんを案内役に迎え、作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞などの全世界が注目する発表の瞬間をナビゲート。カビラさんは「エンターテインメント追求のヒット作から社会の闇をえぐる問題作までがノミネートされること必至。映画を愛してやまないプロフェッショナルたちが互いを讃えあう舞台でどんなドラマが展開するのか」とコメント。また、高島さんは昨年、セクハラ問題などに揺れたハリウッドをふり返り、「あれからアカデミー賞はどう変わったのでしょうか。それとも変わっていないのでしょうか。いまのアメリカ社会を色濃く映し出すアカデミー賞の舞台。今年もみなさんとともに生放送で見届けたい」とコメントし、「個人的には、『リメンバー・ミー』を超えるアニメーションへの期待を高めつつ、昨年から引き続きティモシー・シャラメの美しさを追いかけながら、アカデミー賞のノミニーとしてレディー・ガガが登場することを期待」しているそう。さらに、『告白』『おおかみこどもの雨と雪』『君の名は。』『億男』などを次々生み出し、今回スタジオゲストとして参加する川村氏も「いち映画製作者の視点で、僕自身が楽しみながら映画界最大の祭りをお伝えできればと思います」と期待を込めている。■前回の第90回授賞式は、力強いメッセージが続々!第90回は、2017年に表面化した大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタイン氏によるセクハラ問題がハリウッド映画界を震撼させた後の授賞式に。2018年が明け、アカデミー賞の前哨戦とも呼ばれる第75回ゴールデン・グローブ賞授賞式では、女優陣や一部男優たちが黒いドレスやタキシードで出席、レッドカーペットは黒一色という異様な雰囲気に包まれた。そのような中で迎えた「第90回アカデミー賞授賞式」は、列席するセレブ達のファッションにも注目が集まっていた。白やピンク、ゴールドの衣装など華やかできらびやかなドレスに身を包む人も多く、映画最高峰の祭典を感じさせたが、「Time’s up」と書かれたピンバッジを付けるなどメッセージを発信していた。この影響は受賞スピーチにも見られ、随所に男女格差や地域・移民問題へのメッセージも。中でも、『スリー・ビルボード』で主演女優賞を受賞したフランシス・マクドーマンドが「各部門でノミネートされている女性は全員立ち上がって」と呼びかけ、会場から大きな喝采を浴びたシーンは印象的だった。ハリウッド映画界での男女格差が指摘されるなかでのスピーチに感動を与え、司会のジミー・キンメルからも「エミー賞並みのスピーチだった」と絶賛された。また、最多となる13部門でノミネートされていた『シェイプ・オブ・ウォーター』が、作品賞、監督賞、美術賞、作曲賞の最多4部門を受賞。また対抗馬として挙がっていた『スリー・ビルボード』は主演女優賞、助演男優賞の2部門、第2次世界大戦でのダンケルク脱退を描いた『ダンケルク』は編集賞、録音賞、音響編集賞の3部門を受賞。“アカデミー賞に最も近い日本人”と言われてきた特殊メイク・アーティストの辻一弘氏が、3回目のノミネートにして『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』でメイク・ヘアスタイリング賞を初受賞。同部門で日本人が受賞するのは初となり、日本人のアカデミー賞受賞は第87回に宮崎駿監督が名誉賞を受賞して以来の快挙となった。また同作品では、主演のゲイリー・オールドマンが主演男優賞に輝き、ダブル受賞となった。「生中継!第91回アカデミー賞授賞式」は2019年2月25日(月)8時30分 [二] [同時通訳]、21時~[字幕版]をWOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年12月14日WOWOWが米ロサンゼルスから独占生中継する「第61回グラミー賞授賞式」。この度、番組のスペシャルゲストとして4年ぶりのオリジナルアルバムをリリースしたばかりの山下智久の出演が決定した。音楽界で最も権威ある賞として全世界の音楽ファン、ミュージシャン、音楽関係者が注目するグラミー賞。現地時間2019年2月10日(日)にロサンゼルスのステープルズ・センターで開催される授賞式の模様を、二カ国語版(同時通訳)で生中継する。ロサンゼルスの授賞式会場のすぐ近くにスタジオを構え、現地の盛り上がりをジョン・カビラとホラン千秋の案内によりお届け。そして先日、約4年ぶりとなるオリジナルアルバム「UNLEASHED」をリリースし、精力的に音楽活動を展開する山下さんも現地ロサンゼルス入りし、世界最高峰の音楽の祭典の熱気と興奮をすぐ近くから伝えていく。なお、山下さんは生中継直前のスペシャル番組にも出演する。■山下智久も世界最高峰にして最前線の音楽の祭典に「とても興奮」「グラミー賞は、世界最高峰であり最前線のエンターテインメント。以前、会場に行かせていただいた時は何も考えることも出来ないくらい刺激的で、とても衝撃と影響を受けた事を鮮明に覚えており、またその感動と臨場感を間近で体感できる事にとても興奮しております。現地から音楽の持っている素晴らしい力と感動を皆さんにしっかりと伝えられるよう、レポートできればと思います」。「生中継!第61回グラミー賞授賞式」は2019年2月11日(月・祝)、WOWOWにて二カ国語版(同時通訳)放送(※同日夜、字幕版を放送)。「生中継直前!第61回グラミー賞授賞式のみどころ」は2019年2月10日(日)、WOWOWにて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年12月10日