映画『向日葵の丘 1983年・夏』の完成披露試写会が7日、都内で行われ、キャストの常盤貴子、田中美里、藤田朋子、芳根京子、藤井武美、百川晴香が涼やかな浴衣姿で出席した。太田隆文監督が手掛けた本作は、バブル直前の1983年をテーマに描く青春ノスタルジー作品。田舎町で青春時代を過ごす女子高生3人組は、町を巻き込んで8ミリ映画を制作する。その後、離れ離れになるも、30年後に故郷で再会し――というストーリーで、22日から全国順次公開予定。主演を務めた常盤は、「若い3人の時代が本当に素晴らしい。今より不便だったかもしれないけど、心はとても豊かだったと思う。キラキラした青春を見て欲しい」と胸を張ってアピール。一方、常盤の高校生時代を演じた芳根は、藤井、百川と過ごした合宿のような撮影を振り返り、「食べるのも寝るのも一緒で、ものすごく仲良くなりました。今も、3人でご飯を食べたり、ディズニーランドに行ったりしてます」と笑顔を見せた。また、撮影中のエピソードを聞かれ、「ここで言うことでもないんですけど、電車とか車とか大きな"鉄"が好き。大井川鉄道の景色が素晴らしくて、写真を撮りに行きました。興奮しすぎて鼻血が出そうだった」と意外な趣味を告白した常盤。隣に立つ芳根に対し、「今は違う顔になっちゃったけど、我ながらソックリだった。失礼かしら?」と茶目っ気たっぷりの笑顔で顔を覗き込むと、芳根は、「いえいえいえ!」と照れ笑いで恐縮していた。
2015年08月08日峰倉かずやの人気コミック『最遊記』シリーズを原作にした舞台『最遊記歌劇伝-Burial-』が1月8日東京・シアターGロッソより開幕した。【チケット情報はこちら】同作は2008年に初上演。その後2009年にも上演され、昨年約5年ぶりに復活。玄奘三蔵役の鈴木拡樹、孫悟空役の椎名鯛造、ニィ健一の唐橋充は2008年から引き続き出演し、沙悟浄役の鮎川太陽、猪八戒役の藤原祐規は昨年の復活作より新たにキャストとして加わった。今作では原作でも人気の高い、三蔵一行の過去を描く「埋葬編」を舞台化。三蔵の過去を描いた「三蔵の章」、三蔵と悟空の出会いを描いた「孫悟空の章」、沙悟浄と猪八戒の出会いを描いた「悟浄・八戒の章」の3章で構成されている。鈴木拡樹は同作への意気込みについて「1か月以上かけてみんなで作り上げて、その過程で前回同様、たくさんの事を感じました。最遊記歌劇伝の方向性も今作で見えたんじゃないかと思っています。更により突っ走って、皆さんにより良いものを届けるために、最遊記歌劇伝という作品に対する愛は忘れずに、カラーは残しつつ前に進んでいければいいなと思います。見た方に次回も期待してもらえるような作品にしますので、ぜひともご来場ください」と語った。舞台『最遊記歌劇伝-Burial-』は1月12日(月・祝)まで東京・シアターGロッソ、1月23日(金)から25日(日)まで大阪・シアターBRAVA!で上演。
2015年01月09日メジャーリーグのテキサス・レンジャーズに所属するダルビッシュ有投手がこのほど、レスリング世界選手権で金メダルなどを獲得している山本聖子選手と交際していることを、自身のTwitterで明かした。ダルビッシュ投手のTwitterには、自身と山本選手がにこやかな表情で抱き合っている2ショットが写されている。ダルビッシュ投手は「先々週の日曜日に撮影した写真です。2人で相談し、オープンに付き合って行くことにしました。皆様応援宜しくお願いします」とのコメントを投稿し、堂々と交際宣言をしている(原文)。「交際投稿」には「幸せな笑顔が素敵なお二人です」「末永くお幸せに」などの祝福のコメントが多数寄せられている。また、山本選手が「神の子」などの異名を持つ総合格闘家・山本"KID"徳郁選手の妹であることを受けて、「(山本"KID"徳郁選手の)義弟になるのか」などといった、早くも結婚を見越したコメントもされている(すべて原文)。なお、ダルビッシュ投手は2007年にタレント・紗栄子さんと結婚し、2012年に離婚を発表している。
2014年11月18日俳優兼パフォーマーでマッスルミュージカルではリーダーも務めた“知幸”と、マウンテンバイク世界チャンピオンとシルク・ドゥ・ソレイユ出演の経歴をもつ有薗啓剛が、多彩なパフォーマーたちと旗揚げしたチームPADMA(パドマ)。2011年の活動開始以来、驚異的な身体能力によるパフォーマンスはもちろん「おバカなことを全力でやる」をモットーに、硬軟とりまぜたステージでファンを増やしている。劇場公演のほかに各種イベントにも積極的に出演しているPADMAが、10月18日、足立区立古千谷小学校でパフォーマンスイベントを行った。PADMA vol.7「Jailhouse(ジェイルハウス)」チケット情報今回の行事対象である6年1組から3組までの児童たちと父兄の皆さんが体育館のステージを見守るなか、知幸がステージ上に設置した6段の跳び箱に挑むところからイベントはスタート。床から2メートルを超す高さの跳び箱を鮮やかにクリアすると、約150人の観客からワッと大歓声が。続いてMC・SOFFYの軽快な紹介に乗って、YUJIによる複雑なダブルダッチや、小柄なREN1.5(三宅綾子)を縄に見立てた“人間なわとび”、大きな鉄枠のキューブを使った武子展久のパフォーマンスなどが繰り広げられると、児童たちの目はすっかりクギ付けに。途中、大作ミュージカルにも出演する俳優でアクロバットパフォーマーでもある三井太一や、ダブルダッチの現役世界チャンピオンにしてモデルとしても活躍する高橋駿一たちから、「何かひとつやりたいことを見つけてください」「好きなことに夢中になってみて」など夢について話すコーナーでは、児童たちも真剣な表情で耳を傾けていた。最後は組対抗の大縄飛びに皆で挑戦し、メンバーと観客全員の拍手と笑顔でイベントは終了した。12月には、7回目の本公演となる『Jailhouse』が予定されているPADMA。知幸は「この3年、パフォーマンスと演劇の融合を目指してやってきて、ようやく目指す方向が見えてきた気がします」と語る。見どころは「全てのメンバーの全ての場面」ときっぱり。「笑いも多くてハチャメチャやっているように見えるけれど、パフォーマンスのクオリティは一層上がっています。演劇の枠を壊したいという結成当時の気持ちを忘れずに、今回は集大成としてお祭り騒ぎにできれば。お客さんもぜひ楽しんでください」と話す知幸。理屈抜きの高揚感が味わえる、そのユニークなステージには今後も注目だ。人形町にあるPADMA official BARに行けば、スタッフとして働いているPADMAメンバーに会えるかも。本公演は12月18日(木)から12月23日(火・祝)まで東京・ブディストホールにて。チケットの一般発売は11月7日(金)午前10時より。なおチケットぴあではインターネット先行抽選を実施中、10月29日(水)午前11時まで受付。取材・文佐藤さくら
2014年10月24日オフィシャルブログで卒業を報告人気ファッションモデルで、「2011年東レ水着キャンペーンガール」にも選ばれた西田有沙。映画やCM、バラエティ番組等への出演でも知られる。そんな彼女が、これまで専属モデルを務めてきた「non-no」(集英社)を卒業することが分かった。21日、本人がオフィシャルブログを通じて報告しているところによると、19日発売の最新号5月号をもって卒業することを決めたのだそうだ。2011年1月から、同誌レギュラーモデルとして活躍してきたため、2年強の活動に終止符を打ったこととなる。寂しさもありつつ、ポジティブに急な決定となったが、「non-no」編集部や愛読者、ファンらへの感謝をつづり、次へ進むためのステップだと思って決断したこと、寂しい気持ちもあるけれど、ポジティブに前進していきたいと考えていることなど、今後への意欲も見せ、現在の率直な心境を語っている。フラワーモチーフのヘアアクセを付け、フェアリーな魅力たっぷりの画像も公開。加えて、同誌卒業ページの撮影時オフショットも掲載している。こちらでは、モデル仲間らとともに写っており、みな彼女の卒業にサプライズで駆けつけてくれたのだそうだ。うれしさのあまり、西田は号泣してしまったとか。ブログには、ファンらからの卒業を惜しむ声や、今後の活躍に期待する声が多数寄せられている。元の記事を読む
2013年03月23日久しぶりに登場した“Work Play(労働の演劇)”の書き手として、世界中から注目を集めている英国人劇作家のリチャード・ビーン。彼がビーン家の歴史から想を得、二度の世界大戦を挟んで、ある男の19歳から109歳までに及ぶ100年間を描いたのが、この『ハーベスト』だ。日本初演にしてビーン作品の初上演でもある本作において、主人公のウィリアムを演じるのは渡辺徹。渡辺は5月に虚血性心疾患で手術を受けてから、これが復帰第1作となる。12月11日、その初日を世田谷パブリックシアターで観た。『ハーベスト』公演情報イギリス、ヨークシャー州。ハリソン家は細々と馬や穀物を育てていたが、第一次大戦が始まり、大事に育てた馬が軍に連れていかれるのを、長男のウィリアム(渡辺)と次男のアルバート(平岳大)は黙って見つめるしかない。時は飛んで戦後。徴兵されて両足を失い帰国したウィリアムは、第二次大戦後に念願だった養豚業を始める。働き手はアルバートとその妻モーディー(七瀬なつみ)、姪のローラ(小島聖)と元ドイツ人捕虜の夫ステファン(佐藤アツヒロ)だけだが、ウィリアムの緻密なケアによって仕事は軌道に乗る。お調子者だが憎めないティッチ(有薗芳記)も加わり、前途洋々に見えたのだが…。渡辺は無力な若者に過ぎなかった第1場(1914年 種馬の男)から、知恵を使って生き抜くすべを覚えた第2場(1934年 アダムとイブ)、地主との関係が変化を見せ始める第4場(1958年 肥やしの日)と、時代を追うごとに緩急自在な演技力を発揮。風変わりな地主エイガー(吉見一豊)との階級を越えたやりとりでも客席を湧かせる。演出の森新太郎は、演劇集団円の演出部所属。まだ30代半ばだが、戯曲に真っ向から取り組み、作品の魅力を丁寧に浮き彫りにする手腕に定評がある。本作でもひとりの農夫が生き抜くさまを、時にふてぶてしいほどの生命力を感じさせつつ、時に英国人作家による戯曲らしいブラックユーモアも散りばめながら、テンポよく綴ってゆく。セットの石造りの田舎家が盆回しで回転するごとに時代が変わり、各場はウィリアムの心情を必要以上に語らないまま、シーンのハイライトで暗転する。その突き放したような客観性によって、観客はウィリアムの人生をたどると同時に、自らの父祖を遡るような錯覚を覚えることになる。20世紀という稀有な100年とはなんだったのか。その問いは、21世紀を生きる私たちへの問いかけでもあるのだ。公演は12月24日(月・祝)まで。取材・文:佐藤さくら
2012年12月12日日本庭園とお料理をゆったりと愉しめる大人の空間として、八芳園 白金料庭「槐樹(えんじゅ)」が9月1日リニューアルオープンした。毎月足を運びたくなる暦月の料理と庭園を存分に味わうことのできる「料庭」がコンセプト。カウンター11席、個室4室(18席)を含む61席とそれぞれのオトナのシーンで選べるしつらえは魅力的。土や木、和紙・伝統柄モチーフの格子 ほっと落ち着ける上質な空間は和の達人四名の知が結集。空間デザイナー:橋本夕紀夫氏の監修左官職人:久住有生氏による土壁着物デザイナー:斎藤上太郎氏による槐樹の花モチーフの壁画照明デザイナー:武石正宣氏により照明五感で味わう季節のお料理は期待度急上昇間違いなし! 早速チェックして。お問い合わせ:八芳園 公式サイト 槐樹公式サイト オープニングパーティーの様子はこちら (ミルフィーユ)
2012年09月06日