『建物公開2022アール・デコの貴重書』が4月23日(土)~6月12日(日)、東京都庭園美術館で開催される。本展は、年に一度の建物公開展で本館と新館にアール・デコ期の書籍や雑誌等を配して装飾性豊かなアール・デコの世界を紹介するとともに、建物自体を純粋に堪能できる企画。1933年に竣工した旧朝香宮邸(現・東京都庭園美術館本館)の建築としての魅力を存分に味わうことが可能だ。今年は1920-30年代のアール・デコ期の貴重書に着目。1920年代の滞欧中、朝香宮夫妻は当時全盛期だったアール・デコの様式美に魅せられ帰国している。そして白金の地に自邸を建設するに当たり、主要な部屋の内装設計をフランスの室内装飾家アンリ・ラパンに依頼し、ルネ・ラリックをはじめとしたデザイナーが参加するなど、フランス直輸入のアール・デコ様式を取り入れた邸宅が誕生した。この邸宅は現在、美術館として活用しているが、内部の改造を僅かにとどめ、竣工時の様態を色濃く今に伝えている。そうした背景から、当館ではフランスの装飾美術に関する書籍や雑誌、1925年のアール・デコ博覧会に関連した文献資料等を所蔵。本展では、その貴重書を中心に本館と新館それぞれに展示する。華やかなショーウインドウの写真集、博覧会やインテリアの特集雑誌、色鮮やかに表現された絵本など当時の貴重書を通して、装飾性豊かなアール・デコの世界に誘われるだろう。また、本館では窓のカーテンを開け放ち自然の光を感じる空間で、家具や調度を用いた邸宅空間の再現展示も楽しめる。宮邸時代の雰囲気に想いを馳せながら、建築や室内意匠にも注目してほしい。<展示情報>「建物公開2022アール・デコの貴重書」(Looking at Architecture 2022 Encounters with Art Deco Books)4月23日(土)~6月12日(日)会館時間:10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)会場:東京都庭園美術館本館+新館休館日:月曜日観覧料:一般 1,000円 / 大学生(専修・各種専門学校含む)800円 / 中・高校生 500円 / 65歳以上 500円※本展は日時指定の予約制。公式サイト:
2022年03月19日ポーラ美術館開館以来、 ポーラ創業家二代目・鈴木常司(1930-2000)が戦後約40年をかけて収集したコレクションと、 近年収蔵した作品を紹介する『ポーラ美術館開館20周年記念展 モネからリヒターへ―新収蔵作品を中心に』が、4月9日(土)より開催される。同展は、美術館の重要なテーマである「光」にまつわる作品を2部構成で展観。第1部では、19-20世紀の近代絵画を中心とした鈴木常司コレクションと新収蔵作品を組み合わせ、 第2部では、従来のコレクションには含まれていない、近代と現代を結ぶ作家の名品を多数公開する。また、従来のコレクションと新収蔵のコレクションをなるべく多く紹介するため、館内の5つの展示室のほか、 2017年に新設された現代美術を展示するアトリウム ギャラリー、 ロビー空間、 森の遊歩道にいたるまで作品を展示。 ポーラ美術館開館以来、最大規模の超大型企画となる。移ろう光を絵画に描き留めようとしたモネ、ルノワールら19世紀の印象派の画家たちの作品から、 シャイン(光=仮象)を表現し続けるゲルハルト・リヒター、 光の色そのものを写し撮る作品を展開する杉本博司、 ネオン管を用いたケリス・ウィン・エヴァンスの作品まで、 印象派から現代までの「光」にまつわる作品を数多く紹介。ポーラ美術館のコレクションの「現在(いま)」を紹介するとともに、 美術館の未来とコレクションの可能性を探る。<第1部 コレクション+新収蔵作品>ベルト・モリゾ/クロード・モネ/ピエール・オーギュスト・ルノワール/ロベール・ドローネー/ニコラ・ド・スタール/フェルナン・レジェ/ベン・ニコルソン/アンリ・マティス/レオナール・フジタ(藤田嗣治) /関根正二/松本竣介/里見勝蔵 など<第2部 新収蔵作品>ヴィルヘルム・ハマスホイ/ジャン・デュビュッフェ/モーリス・ルイス/ナルド・ジャッド/ヘレン・フランケンサーラー/パット・ステア/ゲルハルト・リヒター/アニッシュ・カプーア/ケリス・ウィン・エヴァンス/ロニ・ホーン/スーザン・フィリップス/山口長男/山田正亮/難波田龍起/猪熊弦一郎/斎藤義重/白髪一雄/李禹煥/田中敦子/中西夏之/中林忠良/杉本博司/三島喜美代 などベルト・モリゾ《ベランダにて》1884年ゲルハルト・リヒター《抽象絵画(649-2)》1987年 (c)Gerhard Richter 2021 (20102021)モーリス・ルイス《ベス・ザイン》1959年松本竣介《街》1940年(昭和15年)【開催概要】『ポーラ美術館開館20周年記念展 モネからリヒターへ―新収蔵作品を中心に』会期:2022年4月9日(土)〜9月6日(火) 会期中無休会場:ポーラ美術館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)料金:一般1,800円、65歳以上1,600円、大高1,300円展覧会特設サイト:
2022年03月18日日本の現代画壇をリードし、2021年度文化勲章を受章した画家・絹谷幸二が名誉館長を務める、大阪の絹谷幸二 天空美術館では、3月31日(木)まで『第1回 絹谷幸二 天空美術館 キッズ絵画コンクール』参加作品を募集している。大人だけでなく子どもにも開かれた美術館であることを目指し、絹谷幸二の代名詞ともいえる、壁画の古典技法「アフレスコ」を体験できるワークショップを定期開催している絹谷幸二 天空美術館。100年後も世界に残る壁画を作るという体験は、子供たちの創造性と未来を拓くデザインであると、2019年度「キッズデザイン賞」を受賞している。今回、ひとりでも多くの子どもたちに美術・芸術の素晴らしさを伝えるとともに、百人百様の個性の中からきらめく才能を見出し、夢と希望を育む機会を作ることを目的とした「第1回 絹谷幸二 天空美術館 キッズ絵画コンクール」を開催することとなった。「あなたの大切な人たち、自然、まち並み」をテーマに、全国から作品を募り、絹谷幸二らが応募作品を審査。絹谷幸二キッズ賞のほか、約20名の受賞・入選者を表彰し、2022年4月29日(金・祝)から6月27日(月)にかけて、絹谷幸二 天空美術館内で展示を行う。応募の締切は3月31日(木)必着。コンクールに参加することで、アートをより身近に感じてほしい。絹谷幸二【応募要項】テーマ:「あなたの大切な人たち、自然、まち並み」※ 「人」、「自然」、「まち並み」のどれかひとつが描かれていれば応募可応募資格:小学生~中学生以下応募条件:ひとり一点、新作に限る出品料:無料部門:1. 小学校低学年の部(小学校1年生~3年生)2. 小学校高学年の部(小学校4年生~6年生)3. 中学校の部(中学校1年生~3年生)画材:八つ切り画用紙(白色、約2cm×39cm)※色えんぴつ、クレヨン、水彩、アクリルなど(画材は問いません)で描いた絵画作品審査員:絹谷幸二(絹谷幸二 天空美術館名誉館長)堀内容介(絹谷幸二 天空美術館館長)南城守(絹谷幸二 天空美術館顧問・キュレーター)賞:絹谷幸二キッズ賞(1名)、部門優秀賞(各1名)、佳作賞(6名)、入選(約20名) ※ 受賞・入選者は2022年4月11日(月)に館公式ホームページにて発表表彰式:2022年4月29日(金・祝)11:00~ 、絹谷幸二 天空美術館にて作品展示:2022年4月29日(金・祝)~6月27日(月)の間、絹谷幸二 天空美術館内で展示(受賞・入選作品に限る)※そのほか詳細は「第一回 絹谷幸二 天空美術館キッズ絵画コンクール開催のお知らせ」( )にてご確認ください【開催中の展覧会】『文化勲章受章・開館5周年記念特別展』会期:6月27日(月)まで会場:絹谷幸二 天空美術館時間:10:00~18:00、金・土・祝前日は10:00~20:00(入館は閉館30分前まで)休館日:火曜(祝日の場合翌平日休)料金:一般1000円、大高中学600円絹谷幸二 天空美術館ホームページ:
2022年03月17日『Tokyo Contemporary Art Award 2020-2022 受賞記念展』が、3月19日 (土)~6月19日(日)に渡り、東京都現代美術館で開催される。「Tokyo Contemporary Art Award(TCAA)」は、中堅アーティストを対象に、東京都とトーキョーアーツアンドスペースが海外での展開も含め、さらなる飛躍を促すことを目的に2018年度から実施している現代美術賞。今回は第2回となる「TCAA 2020-2022」受賞者の藤井光と山城知佳子による受賞記念展覧会となる。藤井は1976年東京都生まれ東京都在住、2004年パリ第8大学美学・芸術第三博士課程DEA修了。「芸術は社会と歴史と密接に関わりを持って生成される」という考え方のもと、様々な国や地域固有の文化や歴史を綿密なリサーチやフィールドワークを通じて検証し、同時代の社会課題に応答する作品を、主に映像インスタレーションとして制作してきた。山城は1976年沖縄県生まれ、2002年沖縄県立芸術大学大学院造形芸術研究科環境造形専攻修了。出身地である沖縄の地理的政治的状況と歴史を起点に、東アジア地域で取り残された人々の声、体、魂を探りながら、アイデンティティや生と死の境界、歴史的記憶の移り変わりをテーマに写真とビデオを使用して制作してきた。映像の潜在性とパフォーマビリティの可能性に挑戦し続ける作家である。本展はこの2名の作品を個展形式で展示。藤井は、戦後の絵画をめぐる議論をアメリカ占領軍が残した公文書から考察する新作を発表し、山城は沖縄でのリサーチを軸にした新作とそれに繋がる過去作品を展示する予定だ。■展示情報『Tokyo Contemporary Art Award 2020-2022 受賞記念展』(Tokyo Contemporary Art Award 2020-2022 Exhibition)3月19日(土)~6月19日(日)会場:東京都現代美術館 企画展示室 3F開館時間:10:00~18:00休館日:月曜日(3月21日は開館)、3月22日入場料:無料公式サイト: ※新型コロナウイルスの感染状況により実施内容が変更となる場合あり。
2022年03月15日展覧会「国立国際美術館コレクション 現代アートの100年」が、2022年4月2日(土)から5月29日(日)まで、広島県立美術館にて開催される。20世紀から現在まで“現代アートの100年”を辿る名品「国立国際美術館コレクション 現代アートの100年」は、20世紀の絵画に多大な影響を与えたポール・セザンヌや、西洋美術の価値観を大きく変化させたマルセル・デュシャンから、アンディ・ウォーホルや草間彌生、森村泰昌、奈良美智に至るまで、国内外の現代美術作家達の名品約70点を、国立国際美術館収蔵のコレクションから紹介する展覧会。従来の美術の見方や価値観を揺るがし、常識を覆すアートが次々と登場した20世紀は、美術界が大きく変容した時代。近代から現代をめぐる100年のアートの動向を、作品の数々を通して辿っていく。“近代絵画の父”セザンヌなど20世紀美術のはじまり会場には、近代絵画から2000年代、現在にかけてのアート作品まで、多彩なアートが集結。「すべての自然は球、円筒、円錐に基づいて肉付けされている」という考えた“近代絵画の父”ポール・セザンヌの、後のキュビスムに通じる表現が見て取れる《宴の準備》や、抽象絵画を生み出したヴァシリー・カンディンスキーの《絵の中の絵》などは、“20世紀美術のはじまり”を感じさせる作品だ。ポップアートやミニマリズムなど戦後美術また、第二次世界大戦以後の“戦後美術”にもフォーカス。アートの中心地がパリからニューヨークへと移動し、1950年代後半には「ネオ・ダダ」、1960年代以降は、アンディ・ウォーホルを筆頭としたポップ・アートが一世を風靡する。一方で、ドナルド・ジャドらによる「ミニマリズム」の気運も高まり、コンセプチュアル・アートの誕生へと繋がっていく。さらに、写真や映像といったメディアの登場以降における「絵画」「写真」といったジャンルを横断した表現や、その反対に絵画や彫刻の独自性を追求する動き、1980年代以降の、歴史や伝統を踏まえつつ不特定の人物や物語、個人的な体験や感情に訴えかける傾向などについても、その流れを辿る。奈良美智や森村泰昌など日本の現代作家もさらに、現代にかけて活躍する日本の現代美術作家による作品にも注目だ。時代の空気をまとったポップな感覚で、ユニークな佇まいの少女を描く奈良美智や、ゴッホの自画像に扮するセルフポートレイト《肖像(ゴッホ)》をはじめ、“自画像的作品”を追求する森村泰昌などによる、バリエーション豊かな表現を間近に目にすることができる。【詳細】国立国際美術館コレクション 現代アートの100年会期:2022年4月2日(土)~5月29日(日)会場:広島県立美術館住所:広島県広島市中区上幟町2-22休館日:月曜日(5月2日は開館)開館時間 : 9:00~17:00(金曜日は20:00まで)※4月2日(土)は10:00開館 ※入場は閉館30分前まで料金:一般 1,400円、高・大学生 1,000円、小・中学生 700円※前売り・20名以上の団体は当日料金より200円引き。※学生券を購入・入場の際は学生証の提示が必要。※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳及び戦傷病者手帳の所持者と介助者(1名まで)の当日料金は半額。手帳の提示が必要。前売券販売所:広島県立美術館、セブンチケット(セブンコード:093-024)、ローソンチケット(Lコード:61416)、チケットひあ(Pコード:685-953)、広島市・呉市内の主なプレイガイド、画廊・画材店、ゆめタウン広島、中国新聞社読者広報部など※開館情報に変更が生じる場合あり。最新情報は広島県立美術館ホームページなどにて告知。※来館者が多い場合は、入場制限を行う場合あり。※本展入館券の提示により、100円で縮景園に入園可能。【問い合わせ先】広島県立美術館TEL:082-221-6246
2022年03月14日アメリカ・ニューヨークにあるメトロポリタン美術館所蔵の絵画を紹介する『メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年』が国立新美術館(東京都港区)で開催中だ。1870年に創立されたメトロポリタン美術館は、先史時代から現代まで5000年以上にわたる世界各地の文化遺産を包括的に所蔵している。今回は、同館を構成する17部門のうち、ヨーロッパ絵画部門に属する2500点あまりの所蔵品から、珠玉の絵画65点を展示。うち46点は日本初公開作品となる。展示は3章構成。まず「信仰とルネサンス」では、イタリアと北方のルネサンスを代表する画家たちの名画17点を紹介。初期ルネサンスのイタリアを代表する画家フラ・アンジェリコ(本名 グイド・ディ・ピエトロ)の《キリストの磔刑》(1420-23年頃)、ルネサンスの巨匠であるラファエロが20〜21歳の時に描いた《ゲッセマネの祈り》(1504年頃)、ティツィアーノ・ヴェチェッリオ《ヴィーナスとアドニス》(1550年代)などが日本初公開となる。続いては「絶対主義と啓蒙主義の時代」と題し、君主が主権を掌握する絶対主義体制がヨーロッパ各国で強化された17世紀から、啓蒙思想が隆盛した18世紀にかけての美術を、各国の巨匠たちの名画30点により紹介。20世紀に再評価された画家であるジョルジュ・ド・ラ・トゥール《女占い師》(おそらく1630年代)、17世紀オランダの画家フェルメールによる異例の寓意画《信仰の寓意》(1670-1672年頃)、生命や現世の富・名声のはかなさの寓意を伝える「ヴァニタス(虚栄)」静物画の典型である、ピーテル・クラース《髑髏と羽根ペンのある静物》(1628年)などが見どころとなっている。最後は「革命と人々のための芸術」。市民社会の発展を背景に、絵画に数々の革新をもたらした19世紀の画家たちの名画18点が並ぶ。オーギュスト・ルノワール《ヒナギクを持つ少女》(1889年)、エドガー・ドガ《踊り子たち、ピンクと緑》(1890年頃)、フィンセント・ファン・ゴッホ《花咲く果樹園》(1888年)、ポール・セザンヌ《リンゴと洋ナシのある静物》(1891-92年頃)、クロード・モネ《睡蓮》(1916-19年)といった名画を見ることができる。会期は5月30日(月)まで。開館時間は10:00-18:00(毎週金・土曜日は20:00まで、入場は閉館の30分前まで)。休館日は火曜日。ただし、5月3日(火・祝)は開館。取材・文・撮影:五月女菜穂
2022年03月11日東京都が運営する伝統工芸品を販売するオンラインショップ「小粋屋東京」では、2021年10月のオープン以来、東京都にある伝統工芸品の魅力を発信し、多くの皆様のライフスタイルを彩るべく、楽天市場内のオフィシャルショップで伝統工芸品を販売しております。そして、2022年3月10日より、ギフトに最適な東京の伝統工芸品特集をスタートします。ギフトラッピング対応のアイテムや、還暦や退職、進学やご就職などのライフステージの変化に合わせ、生活を彩りアクセントを加えてくれる、おすすめの伝統工芸品を揃えました。また期間限定での対象商品購入にお使いいただけるクーポンの配布も行います。ぜひこの機会に「小粋屋東京」をご利用ください。伊藤忠ファッションシステム株式会社は、「令和3年度ECサイトの活用による東京の伝統工芸品販売支援事業企画・運営業務」において小粋屋東京の企画・運営支援を行っております。小粋屋東京~おしゃれな伝統工芸品~■小粋屋東京/3月のギフト企画詳細<実施場所>小粋屋東京~おしゃれな伝統工芸品~ 楽天市場ショップ 特集ページURL: <特集ページ公開日時>2022年3月10日(木)12時公開<ギフト特集期間中のキャンペーン>1. 小粋屋東京からのギフトおすすめアイテム提案(上記2つのページにて実施)2. ご紹介アイテムのギフトラッピング対応(一部除外あり/期間終了後も対応可能)3. 期間限定でのギフト専用クーポン(15%オフ)の配布(3月10日~17日)4. 小粋屋東京おすすめギフト限定で楽天ポイント5倍プレゼント(3月10日~17日)ギフト以外にも、小粋屋東京では随時キャンペーンを実施しておりますので、ぜひ御利用ください。■東京の伝統工芸品/小粋屋東京概要<東京の伝統工芸品>東京の伝統工芸品は、長い年月を経て東京の風土と歴史の中で育まれ、時代を越えて受け継がれた伝統的な技術・技法により作られています。伝統工芸品は、手作りの素朴な味わい、親しみやすさ、優れた機能性等が、大量生産される画一的な商品に比べて、私たちの生活に豊かさと潤いを与えてくれます。伝統工芸品は地域に根ざした地場産業として地域経済の発展に寄与するとともに、地域の文化を担う大きな役割を果たしてきています。<「小粋屋東京」とは>東京都が運営する伝統工芸品を販売する楽天市場内のオンラインショップです。コロナ禍における東京の伝統工芸品の販路拡大を後押しするため、2021年10月1日より楽天市場内にて東京の伝統工芸品のEC販売をスタートいたしました。KOIKIYATOKYO_ロゴ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月10日吉阪隆正(1917~1980)は、戦後復興期から1980年まで建築家として、また、建築を中心とした教育者、登山家、冒険家、文明批評家など横断的に活躍した。東京都現代美術館で3月19日(土)から開催される『吉阪隆正展ひげから地球へ、パノラみる』では、そんな幅広い顔を持った吉阪の活動を紹介する。1917年に東京で生まれた吉阪は、「考現学」の創始者として知られる今和次郎、近代建築の巨匠ル・コルビュジエに師事。戦後の住宅難解消のため、住むためにすべてが準備されている大地を人工の力でつくる「人工土地」を提唱した。そんな人工土地の上に住む住宅《吉阪自邸》や、《ヴェネチア・ビエンナーレ日本館》、《アテネ・フランセ》などを手掛け、コンクリートによる彫塑的な造形を持った独特の建築で知られている。世界各国の大学や会議に招聘されるなど国際的に活躍する一方、吉阪は新しい社会や環境、未来へ向けた集住とすがたを提言した。自身の著作執筆だけでなく、師のコルビュジエの著作も数多く翻訳して、日本での普及に努めた。さらに住宅建築、公共建築、山岳建築や地域計画を手掛けたり、アラスカやアフリカなどへ探検する冒険家・アルピニストの活動も行った。同展では吉阪の生涯と領域横断的な活動を、7章に構成して紹介する。主宰した設計アトリエの「U研究室」、教鞭を執った大学院の学生らと共に、ディスカッションをしながら、集団で建築を作り上げていった30の建築とプロジェクトを、スケッチ、原稿、ノート、書類、写真といった創造の源泉となる資料とともに紹介。吉阪が建築によって目指したものとは何か、社会へのメッセージを紐解いていく。その中でも、地域計画のプロジェクト展示は初めてとなる。同展を、地域や時代を超えて見渡すことなどを意味する、吉阪自身の造語“パノラみる”ことで、個から地球規模への活動の広がりを知り、現代における吉阪隆正の仕事を再評価する絶好の機会となるだろう。《サイコロ世界地図》1942年(C)吉阪隆正《吉阪自邸》1955年 (撮影:北田英治、1982年)《ヴェネチア・ビエンナーレ日本館》1956年 (撮影:北田英治、1997年)自画像《一筆描きのタカ》1979年(C)吉阪隆正【開催概要】『吉阪隆正展ひげから地球へ、パノラみる』会期:2022年3月19日(土)~6月19日(日)会場:東京都現代美術館 企画展示室 1F時間:10:00~18:00(展示室入場は17:30まで)休館日:月曜(3月21日は開館)、3月22日(火)料金:一般1,400円、大学・65歳以上1,000円、高中500円■公式サイト:
2022年03月07日公益財団法人東京都公園協会(本社:東京都新宿区、理事長:佐藤 伸朗、以下「東京都公園協会」)は株式会社BEACH TOWN(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:黒野 崇、以下「BEACH TOWN」)と、都立公園における健康づくり及び地域コミュニティの活性化を推進するため、本日、連携協定を締結しましたのでお知らせします。【連携の背景】東京都公園協会は、「SDGs(持続可能な開発目標)」のうちの3つのテーマを重要課題として定めています。その一つとして、ゴール③“すべての人に健康と福祉を”の達成を目指し、公園や水辺を取り巻く人々のニーズを捉え、誰もが健やかに憩える場づくりを推進しています。BEACH TOWNは、「自分のいのち」「社会のいのち」「地球のいのち」を企業ミッションに、地域の自然や公園を活用し、インドアとアウトドアを融合させた、「会員制アウトドアフィットネス事業」を中心に「PPP(官民連携)事業」「ツアー・イベント事業」「KIDSスクール事業」「人材養成事業」「コンサルティング事業」などを展開しています。本協定では、東京都公園協会が管理運営を行う日比谷公園などの都立公園にて、日本のアウトドアフィットネスをリードするBEACH TOWNの知見を活用することで、都立公園における健康づくり及び地域コミュニティの活性化を推進していきます。【協定概要】1.締結日2022年3月1日2.目的都立公園における健康づくり及び地域コミュニティの活性化3.連携事項(1)健康維持・増進に関すること(2)子育てや福祉の向上に関すること(3)教育・文化の推進に関すること(4)その他、都立公園における健康づくり及び地域コミュニティに関すること東京都公園協会について最新の情報は公式HPよりご覧ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月01日東京都庭園美術館は、展覧会「建物公開2022 アール・デコの貴重書」を、2022年4月23日(土)から6月12日(日)まで開催する。年に一度の建物公開展「建物公開2022 アール・デコの貴重書」は、東京都庭園美術館で年に一度開催される建物公開展だ。今回は、1920~30年代のアール・デコ期の貴重書に着目し、装飾性豊かなアール・デコの世界を紹介。同時に、現在の東京都庭園美術館本館にあたる「旧朝香宮邸」の建築としての魅力にも焦点を当てる。アール・デコ建築「旧朝香宮邸」建物の魅力「旧朝香宮邸」は、朝香宮夫妻の邸宅として1933年代に竣工された。1920年代に滞欧しアール・デコの様式美に魅せられた朝香宮夫妻は、自邸の建設にあたり、主要な部屋の内装設計をフランスの室内装飾家アンリ・ラパンに依頼。また、ルネ・ラリックをはじめとしたデザイナーが参加するなど、フランス直輸入のアール・デコ様式を取り入れた邸宅を完成させた。現在は美術館として活用されているものの、内部の改造は僅かにとどめており、「旧朝香宮邸」として建てられた当時の様子を色濃く残している。会期中は、大食堂のテーブルデコレーションなど、家具や調度を用いた邸宅空間の再現展示を実施。宮邸時代の雰囲気に想いを馳せながら、壁や床、天井、照明などから漂う邸宅の雰囲気を堪能することができる。また、普段は作品保護のために閉じられているカーテンを開放。自然光の差し込む中で建物をじっくりと鑑賞することができるのもポイントだ。アール・デコ期の貴重書が約100点登場また、2022年の建物公開展では、東京都庭園美術館が所蔵するアール・デコ期の貴重書を中心に、ショーウインドウの写真集、博覧会やインテリアの特集雑誌、色鮮やかな絵本など、華やかなアール・デコの世界観を伝える書籍など約100点を展示。調査研究の目的で利用され、展示での紹介が部分的なものに留まっていた書籍・雑誌・文献資料などの貴重資料にフォーカスし、一挙に紹介する。尚、「建物公開2022 アール・デコの貴重書」会期中は、本館・新館内での写真撮影が可能となっている。【詳細】建物公開2022 アール・デコの貴重書会期:2022年4月23日(土)~6月12日(日)〈日時指定予約制〉会場:東京都庭園美術館 本館+新館住所:東京都港区白金台5-21-9開館時間:10:00~18:00 ※入館は閉館の30分前まで休館日:毎週月曜日入館料:一般 1,000(800)円/大学生(専修・各種専門学校含む) 800(640)円/中・高校生 500(400)円/65歳以上 500(400)円※( )内は20名以上の団体料金※小学生以下および都内在住在学の中学生は無料※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳の持参者とその介護者2名は無料※本展は日時指定の予約制【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2022年02月27日銀座総合美容クリニック(所在地:東京都港区新橋、院長:正木 健太郎)では、東京都においてコロナ禍におけるオンライン診療に関する意識調査を実施いたしましたのでお知らせいたします。■東京都在住の方のうち10%が、何らかの病気の治療のために、オンライン診療を受診したことがあると回答。当院ではこの度、コロナ禍におけるオンライン診療に対する意識調査を東京都在住の方を対象に実施いたしました。その結果、東京都在住の方のうち10%が、病気の治療や相談などのために、何らかのカタチでオンライン診療を受診したことがあると回答しました。また、「もし医療機関で対面診療とオンライン診療を選べる場合、あなたはどちらを選びますか。」という質問には、71%の方が対面診療を選ぶと回答しました。調査の概要や結果などはページ下部に記載しておりますので、ぜひご覧ください。■東京都在住の方のうち、薄毛治療を行う場合にオンライン診療を選ぶと回答したのは17%のみ、残る83%は対面診療を検討すると回答。上記と同じ調査において、「もし薄毛診療を行う場合、対面とオンラインどちらで診療したいと思いますか。」と質問したところ、44%の方が対面診療を選ぶと回答し、39%の方が「状況により対面診療とオンライン診療を使い分ける」と回答しました。当院では、「常に患者さん目線でのクリニック運営。患者満足度のより高いクリニック運営を目指します。」という理念のもと、AGA治療・薄毛治療を専門に行っておりますが、AGA治療では、専門的な知見を持った医師が患者様の頭皮や毛髪を実際に直接確認しながら治療を行うことが重要です。そのため当院では2008年の開業以来一貫して対面診療を重視し、185万人(※)の患者様の治療を行い、東京や関東ばかりでなく広く全国から患者様にご来院いただいておりました。しかし、2020年に発生した新型コロナウイルス禍によって、治療を始めたいがクリニックへ赴く事にためらいがあるという患者様の声も多くいただくようになりました。そこで当院では、そのような患者様の声に応えるため、初診からのオンライン診療にも対応し対面診療とあわせお選びいただくことができるようにいたしております。(※) 2008年1月~2021年8月まで実績【調査概要】東京都在住の方を対象としたコロナ禍におけるオンライン診療に関する意識調査調査人数:100名地域 :東京都性別 :男女年齢 :20歳~65歳調査期間:2022年1月21日~24日調査方法:オンラインで実施【調査結果(一部抜粋)】1. あなたはオンライン診療を利用した事がありますか。(お答えは1つ)・利用したことがある ・・・ 10%・知っているが利用したことはない ・・・ 64%・知っておらず利用したこともない ・・・ 26%あなたはオンライン診療を利用した事がありますか2. あなたはオンライン診療を利用してみたい(利用し続けたい)ですか。(お答えは1つ)・利用してみたい(利用し続けたい) ・・・ 16%・やや利用してみたい(やや利用し続けたい) ・・・ 38%・あまり利用してみたいと思わない(あまり利用し続けたいと思わない) ・・・ 17%・利用してみたいと思わない(利用し続けたいと思わない) ・・・ 29%あなたはオンライン診療を利用してみたい(利用し続けたい)ですか3. オンライン診療について「知っているが利用したことはない」と答えた方にお伺いします。オンライン診療を利用しない理由を具体的にお答えください。(お答えは具体的に)・やり方がわからないから。 (20代・女性)・症状を正確に伝えられるとは思えないから。 (40代・男性)・直接診てほしいから。 (20代・女性)・かかりつけ医が対応していないため。 (40代・男性)・やり方がよく分からないので。 (50代・女性)・登録が面倒。 (50代・男性)・対面が安心。 (50代・男性)・メディアの情報のみで、実際に何処の病院でオンライン診療をしているか調べたことがないです。これから必要になったら具体的に調べたいと思います。 (60代・女性)・現実に対面して診療してもらったほうが安心。 (60代・男性)・詳しくはしらないが、コロナが流行っているので、利用したい気持ちもある。 (60代・女性)4. オンライン診療について「利用したことがある」と答えた方にお伺いします。オンライン診療を利用した理由を具体的にお答えください。(お答えは具体的に)・交通費がかからないから。 (30代・男性)・病院の場所が遠く、いつも混雑していて薬をもらうだけなのに毎回1時間以上待つことになりとてもストレスを感じる。オンライン診療だと待ち時間なしで薬を処方してもらえるので。 (40代・女性)・コロナ禍だったので、感染対策として利用しました。 (50代・男性)・コロナのため。 (50代・男性)・感染リスクを減らすため。 (40代・女性)5. オンライン診療について「利用したことがある」と答えた方にお伺いします。オンライン診療を利用して満足した点を具体的にお答えください。(お答えは具体的に)・家にいながら診療を受けられること。 (50代・男性)・緊急事態宣言中だったのでわざわざ行かなくてたすかった。 (30代・女性)・待ち時間がない。薬を郵送してもらえる。コロナでも安心。 (40代・女性)・人との接触を減らすことができる。 (40代・女性)6. もし医療機関で対面診療とオンライン診療を選べる場合、あなたはどちらを選びますか。(お答えは1つ)・対面診療 ・・・ 71%・オンライン診療 ・・・ 29%7. もし医療機関で薄毛診療を行う場合、対面とオンラインどちらで診療したいと思いますか。(お答えは1つ)・対面診療 ・・・ 44%・オンライン診療 ・・・ 17%・状況により対面診療とオンライン診療を使い分ける ・・・ 39%【銀座総合美容クリニック 概要】院長:正木 健太郎所在地 : 東京都港区新橋1-9-5 KDX新橋駅前ビル 4・5F公式サイト : フリーダイヤル: 0120-972-335メールアドレス: info@gincli.jp 診療時間 : 月/火/木/金/土 11:00~20:00日曜・祝日 11:00~19:00休診日 水曜日(完全予約制・自由診療) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月18日「スイス プチ・パレ美術館展 花ひらくフランス絵画」が、静岡市美術館にて2022年4月9日(土)から6月19日(日)まで開催される。フランス近代絵画65点、30年ぶりに一挙来日「スイス プチ・パレ美術館展 花ひらくフランス絵画」では、スイス・ジュネーブに1968年に創設されたプチ・パレ美術館の所蔵コレクションを、30年ぶりに日本で一挙に紹介する展覧会。これまで、滋賀や鹿児島などでも開催されてきた、巡回展だ。プチ・パレ美術館では、“平和に奉仕する芸術”という理念のもと作品を収集。コレクションは19世紀後半から20世紀初頭にかけてのフランス近代絵画を中心に構成されており、カイユボットやシュザンヌ・ヴァラドンなど、当時正当な評価を得られていなかった画家の作品も含まれている。1998年以降は休館しているが、充実した所蔵コレクションから、国内外の大規模美術展に継続的に出品協力を行っている。展覧会では、65点の油彩画を展示。オーギュスト・ルノワールやモーリス・ドニ、ラウル・デュフィ、アンドレ・ロート、モーリス・ユトリロ、藤田嗣治といった38作家が手がけた名品の数々が一堂に集結する。印象派からエコール・ド・パリまで、フランス近代美術の潮流を辿る移ろいゆく自然を活写した印象派にはじまり、科学と美術を融合させた新印象派、平坦な色面で神秘的な世界を表したナビ派、色彩の表現性を追求したフォーヴィスム、幾何学的形態で画面を構成したキュビスム、そして各々が個性豊かな具象絵画を追求したエコール・ド・パリに至るまで、様々な芸術運動が生み出された19世紀後半から20世紀前半にかけての、フランス近代美術の軌跡を辿っていく。中でも注目は、印象派を代表する画家・ルノワールの《詩人アリス・ヴァリエール=メルツバッハの肖像》。親しい友人や画商の制作依頼しか受けなくなっていた晩年のルノワールが描いた貴重な肖像画であり、薄い絵具の層を重ねてみずみずしい色調を作る、ルノワールの晩年に特有な独自の手法が見て取れる。【詳細】スイス プチ・パレ美術館展 花ひらくフランス絵画会期:2022年4月9日(土)~6月19日(日)会場:静岡市美術館住所:静岡県静岡市葵区紺屋町17-1葵タワー3階休館日:毎週月曜日※ただし5月2日(月)は臨時開館開館時間:10:00~19:00(展示室入場は閉館の30分前まで)観覧料:一般 1,400(1,200)円、大高生・70歳以上 1,000(800)円、中学生以下無料※( )内は前売および当日に限り20名以上の団体料金※障がい者手帳等持参者および介助者原則1名は無料※一般前売ペアチケットは2枚1組2,200円※前売券・前売ペアチケットは2月26日(土)~4月8日(金)まで販売※静岡市美術館ホームページにて日時指定予約が可能※来館の際は、最新の開館状況および注意事項を静岡市美術館ホームページ、または電話で確認【問い合わせ先】静岡市美術館TEL:054-273-1515(代表)
2022年02月17日ニューヨーク発のティーブランド、ハーニー&サンズ(HARNEY & SONS)は、東京にて開催の展覧会「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」を記念して、メトロポリタン美術館とのコラボレーションティーを、国立新美術館内特設ショップをはじめ、ハーニー&サンズ表参道、ジェイアール名古屋タカシマヤなどにて発売。ハーニー&サンズとメトロポリタン美術館が共同開発ニューヨークを本拠地とするハーニー&サンズは、同じくニューヨークに位置し、世界屈指のコレクションを所蔵しているメトロポリタン美術館と様々な交流があり、美術館の魅力や芸術性を表現するティーを共同開発した。今回、東京にて「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」が開催されるのを記念し、ハーニー&サンズとメトロポリタン美術館によるオリジナルティーが満を持して本格的に日本上陸する。茶葉を入れる缶には絵画のプリントを施し、アートな佇まいに仕上げている。甘くスパイシーなフレーバーティーなど3種コラボレーションティーは3種類を用意。ハーニー&サンズのシグネチャー「ホット・シナモン・スパイス」にアップル・ピースをブレンドした「HOT APPLE SPICE BLACK TEA」は、甘さとスパイシーな風味の両方を感じられるフレーバーティーだ。また、カモミール、ペパーミント、バーベナをブレンドしたハーバルティー「GARDEN THERAPY HERBAL TEA」は、1800年代後半のモネが描いた風景画の情景を思わせる風味に。紅茶と緑茶をベースに、ベルガモットオイルをプラスした「TASTE OF BRITISH HISTORY BLEND」は、メトロポリタン美術館ブリティッシュ・アート・ギャラリーのリニューアル・オープンを記念して作られた、ベーシックなフレーバーを楽しめる。表参道で期間限定スペシャルメニューもさらに、ハーニー&サンズ 表参道では、「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」開催を記念した期間限定スペシャルメニューを2022年2月16日(水)から提供。桜のアイスクリームや桜のバームクーヘンといった春を感じるスイーツや、華やかな彩りのサラダ、クロワッサンサンドイッチなどを、ハーニー&サンズのティーとともに味わうことができる。【詳細】ハーニー&サンズ「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」コラボレーションティー「HARNEY & SONS×THE MET」発売日:2022年2月9日(水)販売場所:国立新美術館 企画展示室1E メトロポリタン美術館展会場内特設ショップ(東京都港区六本木 7-22-2)、ハーニー&サンズ 表参道、ジェイアール名古屋タカシマヤ 地下2階、ハーニー&サンズ 公式オンラインショップ※ジェイアール名古屋タカシマヤでは2022年3月1日(火)~発売。・HOT APPLE SPICE BLACK TEA 20サシェ入り 3,240円・GARDEN THERAPY HERBAL TEA 20サシェ入り 3,240円・TASTE OF BRITISH HISTORY BLEND 20サシェ入り 3,240円■スペシャルメニュー「ハーニー&サンズ スプリング スペシャル」提供期間:2022年2月16日(水)~場所:ハーニー&サンズ 表参道住所:東京都渋谷区神宮前4-2-14メニュー:トマトと生チーズのミニガーデンサラダ、3種類のクロワッサンサンドイッチ、ハーニー&サンズ スウィーツお重~2022年春バージョン(ダージリンゼリー&ムース、桜のアイスクリーム、桜のバームクーヘン、チョコケーキ、アールグレイマカロン)、好みのハーニー&サンズティー
2022年02月13日『メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年』東京展が2月9日(水)より国立新美術館でスタートした。世界屈指の質と量を誇るメトロポリタン美術館のコレクションで西洋絵画の歴史をたどることができる豪華な展覧会だ。5月30日(月)まで開催されている。展覧会場入口ニューヨークにあるメトロポリタン美術館(通称:MET)は、150万点以上のコレクションを持つ世界最大規模の美術館だ。近年は世界中のセレブや有名人が集うファッションの祭典「METガラ」の開催場所としても知られている。同展は、このMETが持つ西洋絵画のコレクションのなかから厳選した65点を紹介するもの。このうち46点もが日本初公開。初期ルネサンスからポスト印象派まで、どの作品も名作揃い。展覧会をひと通り見るだけで、500年の西洋絵画史を一挙にたどることができる。展示風景より展覧会は3章構成。第1章「信仰とルネサンス」では、ルネサンスを代表する画家たちの作品17点を紹介する。イタリアを中心に15世紀から16世紀に勃興したルネサンスは、古代ギリシアやローマにおいて盛んだった人間中心の文化に立ち戻る「再生(ルネサンス)」を目指したもの。フラ・アンジェリコやフィリッポ・リッピなど初期ルネサンスから、クラーナハ(父)などの北方ルネサンスの画家まで幅広くルネサンスを紹介する。左:ダヴィデ・ギルランダイオ(本名 ダヴィド・ビゴルディ)《セルヴァッジャ・サセッティ(1470年生)》ティツアーノ・ヴェチェッリオ《ヴィーナスとアドニス》1550年代ルカス・クラーナハ(父)《パリスの審判》1528年頃続く第2章「絶対主義と啓蒙主義の時代」は、権力者たちによる絶対主義体制が確立、強化された17世紀から、啓蒙思想が進んだ18世紀までの絵画が並ぶ。冒頭で紹介したカラヴァッジョの《音楽家たち》とジョルジュ・ド・ラ・トゥール《女占い師》は、同展の目玉ともなる作品。2点が隣り合って展示される空間は圧巻だ。このほか、プッサンやレンブラント、ルーベンス、ブーシェなどバロック、ロココの巨匠たちの作品が並ぶ。ペーテル・パウル・ルーベンス《聖家族と聖フランチェスコ、聖アンナ、幼い洗礼者聖ヨハネ》1630年代初頭/中頃ニコラ・プッサン《足の不自由な男を癒す聖ペテロと聖ヨハネ》1655年レンブラント・ファン・レイン《フローラ》1654年頃4そして、フェルメールの作品も初来日している。《信仰の寓意》は、これまでに発見されている三十数点のフェルメール作品のなかで唯一の寓意画だ。寓意画とは、抽象的な概念や教えを神話や聖書の登場人物などを用いて表現したもの。キリストの磔刑の絵の前に座る女性は、信仰を擬人化したものと考えられており、地球儀を踏む動作は世界を支配するカトリック教会を示唆していると考えられている。そのほかにも、十字架や杯、床のリンゴやヘビなど、画面のなかには何かをなぞらえたものに溢れている。それらをひとつひとつ紐解いていくのもまた絵画鑑賞の楽しみのひとつだ。ヨハネス・フェルメール《信仰の寓意》1670–72頃ちなみに現在、東京都美術館で開催中の『ドレスデン国立古典絵画館所蔵フェルメールと17世紀オランダ絵画展』でもフェルメールの作品《窓辺で手紙を読む女》が展示されている。東京で2点のフェルメールが展示されているというまたとない機会だ。近年の研究により、この時代のフランスでは女性画家が活躍していたことがわかってきたという。本章ではマリー・ドニーズ・ヴィレーヌ、ならびにエリザベート・ルイーズ・ヴィジェ・ル・ブランの作品の展示も見逃せない。左:エリザベート・ルイーズ・ヴィジェ・ル・ブラン《ラ・シャ第3章「革命と人々のための芸術」は、市民が力を持つようになった19世紀から20世紀にかけての作品18点が紹介される。時代は進み、市民の持つ力がどんどんと増すようになる。目まぐるしい社会情勢の変化は、美術にも強く影響を及ぼすようなっていく。作品のなかで理想を高らかに謳いあげるロマン主義、徹底的に事実を掘り下げる写実主義は、その後の画家たちに大きな影響を与えた。ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー《ヴェネツィア、サンタ・マリア・デッラ・ サルーテ聖堂の前廊から望む》1835年頃左:エドゥアール・マネ《剣を持つ少年》1861年右:フランシスコ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテス《ホセ・コスタ・イ・ボネルス、 通称ぺピート(1870年没)》1810年頃そして、モネやルノワールを始めとする印象派と呼ばれる画家たちが台頭していき、彼らに影響を受けたセザンヌやゴーギャン、ゴッホらがポスト印象派と呼ばれるようになる。西洋絵画の世界は、絶えず変化し続けてきたのだ。ポール・セザンヌ《ガルダンヌ》1885-86年フィンセント・ファン・ゴッホ《花咲く果樹園》1888年エドガー・ドガ《踊り子たち、ピンクと緑》1890年頃クロード・モネ《睡蓮》1916-19年メトロポリタン美術館の作品で辿る500年の美術の歴史は非常に重厚だ。さまざまなジャンル、画題、画家のなかから、ぜひ新たなるお気に入りを見つけてみよう。取材・文:浦島茂世【開催情報】『メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年』2月9日(水)~5月30日(月)、国立新美術館にて開催※事前予約制
2022年02月11日株式会社ハーニーアンドサンズジャパン(本社:東京都文京区、代表取締役:渡邊 貴美)は、「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」(国立新美術館)の開催を記念して2022年2月9日より「HARNEY & SONS×THE MET」のコラボレーションティーを販売いたします。HARNEY & SONS×THE MET コラボレーションティー世界屈指のコレクションを所蔵している「メトロポリタン美術館」とニューヨークが本拠地のハーニー&サンズは様々な交流があり、美術館の魅力や芸術性を表現するティーを共同開発しました。今回、「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」の開催を記念して、これらオリジナルティーが本格的に日本に上陸します。アートを日常に身近に感じながら、ハーニー&サンズの想いが詰まったティーをお楽しみください。◆商品詳細HOT APPLE SPICE BLACK TEA 税込¥3,240(20サシェ入り)■HOT APPLE SPICE BLACK TEA《遊び心あふれるフレーバー紅茶》HARNEY & SONSのシグネチャー・ブレンド、「ホット・シナモン・スパイス」にアップル・ピースをブレンドし、甘さとスパイシーさの2つの表情を持つフレーバー紅茶です。美術館に飾られる壁画を鑑賞している時のような心地よさを感じられる、至極の一杯。GARDEN THERAPY HERBAL TEA 税込¥3,240(20サシェ入り)■GARDEN THERAPY HERBAL TEA《ノンカフェイン》カモミール、ペパーミント、バーベナをブレンド。1800年代後半のモネが描いた美しい風景画の情景を思わせるハーバルティーです。TASTE OF BRITISH HISTORY BLEND 税込¥3,240(20サシェ入り)■TASTE OF BRITISH HISTORY BLEND《ベーシックなフレーバー紅茶》メトロポリタン美術館ブリティッシュ・アート・ギャラリーのリニューアル・オープンを記念して制作したオリジナル・ブレンド。紅茶と緑茶をベースに、ベルガモットオイルを加えています。◆HARNEY & SONS OMOTESANDOにて期間限定スペシャルメニューをご提供2022年2月9日より国立新美術館での「メトロポリタン美術館展」開催を記念して、2022年2月16日よりハーニー&サンズ表参道にて期間限定のスペシャルメニューをお楽しみいただけます。HARNEY & SONS Spring Special◇HARNEY & SONS Spring Special・トマトと生チーズのミニガーデンサラダ・3種類のクロワッサンサンドイッチ・HARNEY & SONSスウィーツお重~2022年春バージョン(ダージリンゼリー&ムース、桜のアイスクリーム、桜のバームクーヘン、チョコケーキ、アールグレイマカロン)・お好みのHARNEY & SONSのティーひと足早く、春の訪れをスペシャルメニューとともにお届けいたします。【コラボレーションティー販売場所について】「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」東京展会期 :2022年2月9日(水)~5月30日(月)会場 :国立新美術館 企画展示室1Eメトロポリタン美術館展会場内特設ショップ所在地:〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2・HARNEY & SONS 公式オンラインショップ ・HARNEY & SONS OMOTESANDO所在地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-2-14・ジェイアール名古屋タカシマヤ所在地:〒450-6001 名古屋市中村区名駅1-1-4 地下2階グルメストリート(2022年3月1日より販売予定)●公式Instagram: ●公式Twitter : ●公式Facebook : ◆株式会社ハーニーアンドサンズジャパン所在地 : 東京都文京区湯島一丁目6番3号 湯島一丁目ビル3階代表 : 代表取締役 渡邊 貴美設立 : 2007年11月事業内容: 卸・小売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月10日渋谷・大手町で「MYメディカルクリニック」を展開する医療法人社団MYメディカル(本社:東京都渋谷区、理事長:水谷 佑毅)は、東京都のPCR等検査無料化事業に参加しました。1月24日(月)よりMYメディカルクリニック渋谷・大手町で無料PCR検査が開始いたしましたことをお知らせいたします。【HP】 MYメディカルクリニック■概要2022年1月24日(月)より東京都の無料PCR検査を「MYメディカルクリニック渋谷」「MYメディカルクリニック大手町」で開始いたしました。新型コロナウイルス感染者数が連日過去最多を更新していますが、無料のPCR検査で多くの皆様の不安を少しでも解消できればと思います。多くの皆様のご来院をお待ちしています。■無料PCR検査のご案内●対象者:下記いずれかに該当される方(1) 飲食、イベント、旅行・帰省等の活動に際して、陰性の検査結果を確認する必要がある無症状の方(2) 発熱などの症状のない無症状の都民の方で下記に該当する方・感染している可能性に不安を抱える方・あらかじめ感染不安を解消しておきたい事情がある方●実施期間(1) 2022年1月24日(月)~2022年3月31日(木)(2) 2022年1月24日(月)~2022年2月13日(日)●検査詳細検査方法 :PCR検査(唾液)費用 :0円結果について:翌々日中(個人メール宛)●実施場所・MYメディカルクリニック渋谷東京都渋谷区宇田川町20-17 NMF渋谷公園通りビル4階アクセス:各線渋谷駅 ハチ公口 徒歩3分MYメディカルクリニック渋谷・MYメディカルクリニック大手町東京都千代田区大手町2-3-1 大手町プレイス地下2階アクセス:東京メトロ大手町駅 A5出口 大手町プレイスビル地下通路直通MYメディカルクリニック大手町●診療時間<平日>午前 9:00~13:00(受付時間 9:00~12:30)午後 13:30~17:00(受付時間 13:30~16:30)夜間 18:00~21:00(受付時間 18:00~20:15)<土日祝>午前 9:00~13:00(受付時間 9:00~12:30)午後 13:30~17:00(受付時間 13:30~16:30)●注意事項・予約制ではございません。・検査結果が陽性の場合は、医療機関を受診してください。・証明書の発行はいたしません。■法人概要名称 :医療法人社団MYメディカル事業内容:健康診断、外来診療、巡回予防接種本社所在:東京都渋谷区宇田川町20-17 NMF渋谷公園通りビル5F設立 :平成2年10月2日理事長 :水谷 佑毅従業員 :常勤94名・定期非常勤61名(2022年1月現在) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月04日東京都江戸東京博物館休館前イベント「またね!江戸博」が開催される。東京都江戸東京博物館は平成5年の開館から約30年が経過した。この間、設備をはじめ施設全体の経年劣化が進んできていることから、全面的な設備機器更新等の大規模改修工事を行うため、令和4年4月1日から令和7年度中(予定)まで全館休館となる。これを受けた休館前イベントとして、各種イベントを開催。皮切りとなるのは、東京都江戸東京博物館分館「江戸東京たてもの園」との連携企画となる、ギタリストの村治佳織ミニコンサートだ。「江戸東京たてもの園の魅力や見どころ」について、学芸員の10分間の解説の後に、村治のクラシックギターの生演奏が堪能できる。その他にも家族で楽しめるファミリー寄席など見どころ満載。全館休館前の江戸博に、ぜひ足を運んでほしい。■東京都江戸東京博物館休館前イベント「またね!江戸博」「村治佳織ミニコンサート」<整理券配布制>2月5日(土)※1回公演 / 約50分(途中休憩なし)15時開演(14時15分開場)会場:京都江戸東京博物館1階大ホール出演者:村治佳織(ギタリスト)解説:小林愛恵(江戸東京たてもの園学芸員)司会:高橋英久(江戸東京たてもの園学芸員)日本舞踊公演<整理券配布制>3月12日(土)・13日(日)※1日2回公演 / 約40分1回目:14時開演(13時30分開場)2回目:16時開演(15時30分開場)会場:東京都江戸東京博物館1階大ホール「ギボちゃんに会いに行こう」3月21日(月・祝)※1日2回 / 約30分1回目:11時~11時30分2回目:13時~13時30分会場:東京都江戸東京博物館 常設展示室 6階日本橋付近※当日の常設展観覧券でご参加いただけます。「ファミリー寄席 江戸芸かっぽれ」3月28日(月)※1日2回 / 約30分1回目:11時30分~12時00分2回目:13時30分~14時00分会場:東京都江戸東京博物館 常設展示室 5階中村座前※3月28日(月)は開館記念日のため、常設展入館料は無料。「落語と太神楽曲芸・和妻」<整理券配布制>3月28日(月)※1日2回公演 / 約60分1回目:14時開演(13時30分開場)2回目:16時開演(15時30分開場)会場:東京都江戸東京博物館1階大ホール※3月28日(月)は開館記念日のため、常設展入館料は無料。「殺陣公演と体験教室」【体験教室】<事前応募制>※小中学生対象3月29日(火)・30日(水)※1日1回 / 約50分11時00分~11時50分(10時30分開場)会場:東京都江戸東京博物館1階会議室【殺陣公演】<整理券配布制>3月29日(火)・30日(水)※1日2回公演 / 約50分1回目:14時開演(13時30分開場)2回目:16時開演(15時30分開場)会場:東京都江戸東京博物館1階大ホール「えどはく寄席」ファイナルコンサート・東京大衆歌謡楽団<整理券配布制>3月31日(木)※1日1回公演 / 約60分14時30分~15時30分会場:東京都江戸東京博物館1階大ホール出演:東京大衆歌謡楽団「またね江戸博クイズラリー」3月23日(水)~3月31日(木)会場:東京都江戸東京博物館1階・5階・6階・7階※当日の常設展観覧券で参加可能。※3月28日(月)は開館記念日のため、常設展入館料は無料。「江戸東京博物館の思い出ものがたり」3月23日(水)~3月31日(木)会場:東京都江戸東京博物館1階特別展示室※誰でも参加可能。※3月28日(月)は開館記念日のため、常設展入館料は無料。
2022年02月02日日本一高いビル「あべのハルカス」16階の「あべのハルカス美術館」では、日本美術や西洋美術、現代アートなど多彩な展覧会を開催しています。2022年度前半は4月より「庵野秀明展」、7月より「出版120周年 ピーターラビットTM展」の開催を予定しております。(既報のとおり。詳細は別紙参照)上記2本の展覧会に続き、新たに2022年度後半に開催する展覧会が決定しましたのでお知らせします。今後もより魅力的な都市型美術館として多くのお客様にお越しいただけるよう運営してまいります。 「楳図かずお大美術展」会 期 :2022年9月17日(土)~11月20日(日)共 催 :読売テレビ、読売新聞社開 催 趣 旨 :傑出した漫画作品を多く世に送り出した楳図かずお。その作品には漫画という既存の分野だけでは語りきることができない先見的な世界観、幻視的なビジョンが至るところに発揮されています。本展は27年ぶりとなる新作を公開するとともに、「楳図かずおの世界」を気鋭のアーティストらによるインスタレーションで読み解こうとする今までにない展覧会です。「アリスーへんてこりん、へんてこりんな世界ー」会 期 :2022年12月10日(土)~2023年3月5日(日)共 催 :ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館、朝日新聞社、関西テレビ放送開 催 趣 旨 :ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』は、1865年に初版本が発行されて以来、今もなお世界中の人々を魅了し続けています。本展は、英国ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)発の国際巡回展です。V&Aが所蔵するジョン・テニエルの貴重な原画をはじめ、物語をモチーフにした映画やデザイン、舞台やファッションなど、約300点の作品をとおして、150年以上の長きにわたり愛され続ける『不思議の国のアリス』の魅力を紐解きます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月28日大阪のランドマーク、梅田スカイビル27階にある「絹谷幸二 天空美術館」。日本の現代画壇をリードし、2021年度文化勲章を受章した画家・絹谷幸二が名誉館長を務める美術館である。絹谷幸二 天空美術館 チケット情報大人だけでなく子どもにも開かれた美術館であることを目指し、絹谷幸二の代名詞ともいえる壁画の古典技法「アフレスコ」を体験できるワークショップを定期開催。100年後も世界に残る壁画を作るという体験は、子どもたちの創造性と未来を拓くデザインであると、2019年度「キッズデザイン賞」を受賞した。一人でも多くの子どもたちに美術・芸術の素晴らしさを伝えるとともに、百人百様の個性の中からきらめく才能を見出し、夢と希望を育む機会を作るべく、「第1回 絹谷幸二 天空美術館 キッズ絵画コンクール」を開催。「あなたの大切な人たち、自然、まち並み」をテーマに、全国の小学生から中学生の応募を募る。絹谷幸二らが応募作品を審査し、絹谷幸二キッズ賞のほか、約20名の受賞・入選者を表彰。4月29日(金・祝)から6月27日(月)にかけて絹谷幸二 天空美術館内で展示を行うほか、カタログにも掲載予定。応募締切は3月31日(木)必着。「第1回 絹谷幸二 天空美術館 キッズ絵画コンクール」■テーマ:あなたの大切な人たち、自然、まち並み■応募資格:小学生~中学生以下(全国より応募可)■出品料:無料■部門:小学生低学年の部(小学校1年生~3年生)/小学生高学年の部(小学校4年生~6年生)/中学校の部(中学校1年生~3年生)■作品出品受付期間:3月31日(木)必着・締切厳守■主催:絹谷幸二 天空美術館※出品規定や申込方法などは、絹谷幸二 天空美術館ホームページをご確認ください。■お問い合わせ先:絹谷幸二 天空美術館「キッズコンクール」事務局TEL:06-6440-3760(10:00~18:00/火曜休館)
2022年01月27日1870年創立、アメリカ最大の美術館のひとつであるメトロポリタン美術館は、先史時代から現代まで5000年以上にわたる世界各地の考古遺物・美術品 150万点余りを所蔵。そのヨーロッパ絵画部門に属する2500点余りの所蔵品から、珠玉の名画65点(うち46点が日本初公開!)を紹介する『メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年』の東京展が、2月9日(火)より国立新美術館にて開催される。フラ・アンジェリコ、ラファエロ、クラーナハ、ティツィアーノ、エル・グレコから、カラヴァッジョ、ジョルジュ・ド・ラ・トゥール、レンブラント、 フェルメール、ルーベンス、ベラスケス、プッサン、ヴァトー、ブーシェ、そしてゴヤ、ターナー、クールベ、マネ、モネ、ルノワール、ドガ、ゴーギャン、ゴッホ、セザンヌまで、15世紀の初期ルネサンスの絵画から19世紀のポスト印象派まで、西洋絵画の500年の歴史を彩った巨匠たちの傑作が一挙来日。3章構成で西洋絵画の変遷をたどる。今回、日本初公開として注目されるのが、ヨハネス・フェルメールの《信仰の寓意》。抽象的な概念を擬人化した「寓意画」で、「信仰」を擬人化した女性の姿が描かれている。 そのほか、エル・グレコ《羊飼いの礼拝》、カラヴァッジョ《音楽家たち》、ジョルジュ・ド・ラ・トゥール 《女占い師》など実に46点が日本初公開。珠玉の名画に会いにいきたい。フラ・アンジェリコ (本名 グイド・ディ・ピエトロ)《キリストの磔刑》 1420-23年頃 ニューヨーク、メトロポリタン美術館 Maitland F. Griggs Collection, Bequest of Maitland F. Griggs, 1943 / 43.98.5カラヴァッジョ(本名 ミケランジェロ・メリージ)《音楽家たち》1597年 ニューヨーク、メトロポリタン美術館 Rogers Fund, 1952 / 52.81ジョルジュ・ド・ラ・トゥール《女占い師》おそらく1630年代 ニューヨーク、メトロポリタン美術館 Rogers Fund, 1960 / 60.30ポール・セザンヌ《リンゴと洋ナシのある静物》1891-92年頃 ニューヨーク、メトロポリタン美術館 Bequest of Stephen C. Clark, 1960 / 61.101.3【開催概要】会場:国立新美術館 企画展示室1E会期:2022年2月9日(水)~5月30日(月)時間:10:00~18:00、金土は20:00(入場は閉館の30分前まで)休館日:火曜日(ただし、5月3日(火・祝)は開館)料金:一般2,100円、大学生1,400円 高校生1,000円※事前予約制(日時指定券)を導入展覧会公式サイト:
2022年01月25日現代陶芸の近現代作家137名の陶芸作品が一堂に展示される『未来へつなぐ陶芸 ―伝統工芸のチカラ展』が、パナソニック汐留美術館で3月21日(月・祝)まで開催されている。現代陶芸の今、そして未来も展望できる展覧会だ。1955年に発足した日本工芸会は、伝統工芸の向上発展のために設立された団体。重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)を中心に伝統工芸作家や技術者らで組織されている。同展は、この日本工芸会の陶芸部門である日本工芸会陶芸部会が設立50周年を迎えた記念として行われるもの。日本の伝統工芸の技と美、そして未来への可能性について、人間国宝をはじめ、近現代作家137名の陶芸作品をもって紹介していく。左:加藤卓男《三彩鉢 蒼容》 1984年東京国立博物館蔵 中:松井康成《練上嘯裂文大壺》1979年 茨城県陶芸美術館蔵右:清水卯一《青瓷鉢》1973年 東京国立近代美術館蔵展覧会は3章構成。第1章「伝統工芸(陶芸)の確立」では、日本工芸会の初期に活躍した作家たちの作品やその活動を紹介する。加藤卓男は三彩、松井康成は練上、そして清水卯一は青磁という伝統の技法に、それぞれの創意工夫を加え新しい陶芸を作り出していく。伝統をただ引き継ぐだけでなく、新しい美を作り出そうとする姿勢は現在のつくり手たちまで引き継がれている。板谷波山 《葆光彩磁和合文様花瓶》1914〜19年MOA美術館頃濱田庄司《柿釉赤絵角皿》1970年 東京国立近代美術館蔵また、日本工芸会とともに、板谷波山をはじめとする日展陶芸部門の所属作家や、日本工芸会が設立された1955年に人間国宝に認定された濱田庄司などの作家も紹介。日本の陶芸がどのように牽引されてきたかをたどり、日本工芸会の存在を多角的に見つめていく。第2章「伝統工芸(陶芸)のわざと美」では、伝統陶芸の多彩な技を受け継ぎ、そしてさらに発展させていった作家33名の代表作を紹介する。展示風景より鉄釉を使用し黒と褐色のコントラストを追求する原清、染付の器に銀彩を施した寺本守など、それぞれが体得した技術をもって新しい美を追求し続けていることが作品から感じ取れる。原清《鉄釉馬文大壺》2005年茨城県陶芸美術館寺本守《呉須銀彩鉢》2019年そして、最終章となる第3章「未来へつなぐ伝統工芸(陶芸)」は、伝統的な技術や技法を駆使し、さらに自らの世界を作り上げている作家の作品を通して、陶芸の「現在」について考えていく。展示風景より展示風景より新里明士《光器》2021年磁器の素地に透かし彫りを施し、半透明の釉薬をかけ、透かし彫りの部分に光が通るように作る「蛍手」を使った作品を制作する新里明士の器は、展示ケースのなかでもほのかに光を通し、その技の巧みさで人々を引きつける。どの作品も大ぶりながらも、細部まで綿密に作られているものばかり。陶芸の今後の発展もさらに楽しみになってくる展覧会だ。その技巧と美しさを体感してみよう。取材・文:浦島茂世『未来へつなぐ陶芸 ―伝統工芸のチカラ展』2022年1月15日(土)~3月21日(月・祝)、パナソニック汐留美術館で開催※日時指定予約制
2022年01月24日今日の美術と人間の「感覚」を取り巻く状況にフィーチャーし、現代美術の分野で活動している7名の美術家を紹介する展覧会「感覚の領域今、「経験する」ということ」が、大阪の国立国際美術館で、2月8日(火)より始まる。昨今のコロナ禍のように、人類は数々な地球規模での困難な問題に直面している。人々を取り巻く環境や生活習慣は変化し、日常生活でも多くの行動が制限される中で、新しい経験のあり方が問われるようになってきた。そこでいま、現代美術が人々に多様な経験の機会を提供する媒体として、注目を集めている。同展では、飯川雄大、伊庭靖子、今村源、大岩オスカール、中原浩大、名和晃平、藤原康博という、現代美術界で活躍する、7名の美術家の作品が並ぶ。彼らは世代も表現形態も異なり、それぞれに独自の手法や素材、表現の世界、実験的な創作活動を探求してきた。展示作品の多くは新作となり、それぞれの出品作家が、これまでの創作の軌跡を引き継ぎながら、発展させた作品、新しい展開を試みた作品を出品する。国立国際美術館だけの特別展のため、それぞれの作家が同展のために考えた、展示空間への作品配置も見どころ。その展示空間は「感覚の実験室」とも受け取ることができ、鑑賞者である私たちは、感覚的に楽しんだり、身体を動かしながら感じたり、体験できるようになっている。美術が「視覚」の可能性の限界を押し広げようとした時代、「美術=視覚芸術(ビジュアルアート)」という捉え方は、すでに過去のものかもしれない。いまの美術、つまり現代美術は、私たちのあらゆる感覚器官を稼働させることによって遭遇する、新しい世界のイメージを開拓する行為である、と言えるだろう。そう考えるとき同展は、現代美術の多様性の一端を垣間見ることができるだけでなく、混沌とする現代社会の状況や様相、私たちの生き方や私たち自身を反映しているようだ。あなたの感覚を研ぎ澄ませて、感じてほしい。大岩オスカール《Big Wave (2020)》2020年 作家蔵 (c)Oscar Oiwa Studio[参考図版]藤原康博《Church on Cloud》2009年 (c)Yasuhiro Fujiwara, Thyssen-Bornemisza Art Contemporary Collection, photo: Kenryu Tanaka, Courtesy of MORI YU GALLERY[参考図版]今村源《きせい・キノコ―2019》2019年(リボーンアート・フェスティバル 2019 での展示風景) (c)Hajime Imamura【開催概要】『感覚の領域 今、「経験する」ということ』会場:国立国際美術館 地下3階展示室時間:10:00~17:00、金土は20:00(入場は閉館30分前まで)休館日:月曜(3月21日、5月2日は開館)、3月22日(火)料金:一般1,200円、大学700円美術館公式サイト:
2022年01月21日「奇想」というテーマで、モードと芸術の関係を俯瞰する展覧会『奇想のモード 装うことへの狂気、またはシュルレアリスム』が、東京都庭園美術館で1月15日(土)に開幕した。20世紀最大の芸術運動・シュルレアリスムとモードとの関係を中心に、16世紀のファッションプレートからコンテンポラリーアートまでを紹介する展覧会だ。4月10日(日)まで開催されている。アンドレ・ブルトンらによって1920年代に生まれた芸術運動「シュルレアリスム」は、文学や美術、映画などさまざまな創造活動に多大な影響を与えた20世紀最大の芸術運動となった。モードの世界も例外ではなく、それまでのファッションの文脈では使われない素材やモチーフなどが採用されるようになっていく。1937年に竣工した東京都庭園美術館 本館いっぽう、シュルレアリストたちも、帽子や靴、手袋や針と糸など、ファッションに関連するアイテムをモチーフとした作品を作り出すなど、相互に影響を与えあっていった。同展は、このようなシュルレアリスムとモードの関係を起点とし、「奇想」をテーマに幅広い時代のファッションと芸術を8章構成で紹介していくものだ。第1章「有機物の偏愛」では、スカラベをあしらったブローチのほか、本物の甲虫のタマムシの羽を大量に使ったヤン・ファーブルのカラーなど動植物をモチーフにしたドレスなどを紹介し、人類が最初に身に着けたと考えられる自然物と奇想との関係に思いを馳せる。人類は、その歴史のなかで美しさを追求するあまり、ときには身体に無理をかけて理想の形に近づけていくこともあった。続く第2章「歴史にみる奇想のモード」では、極端にウエストの細いコルセットや、足を著しく変形させる纏足靴など、美のために人間の形状とかけはなれてしまった衣服や靴を紹介するほか、当時の着せかえ人形や資料を紹介する。コルセット1888年頃纏足靴19世紀末〜20世紀初頭当人が亡くなっても、その形を留めつづける髪の毛に、不思議な力を感じる人達は少なくない。第3章「髪(ヘアー)へと向かう、狂気の愛」では、遺髪を入れて肌身離さず持ち歩くために作られたモーニングジュエリーや、髪の毛を使ったドレスなどを展示する。左:永澤陽一ボディ・アクセサリー(2004年秋冬)右:マルタン・マルジェラ ドレス(2004年秋冬)ヘルベルト・ロイビンパンテーン社ポスター1945年そして1920年代、シュルレアリスムが生まれ、モードの世界にも影響が及ぶ。第4章「エルザ・スキャパレッリ」は、シュルレアリスムに共鳴し、作品にも強い影響を感じさせるデザイナー、エルザ・スキャパレッリの仕事に着目する。だまし絵のテクニックを使ったセーターや、目に飛び込んでくる「ショッキング・ピンク」を発明するなど、スキャパレッリの服やアクセサリーは常に注目を集めていた。エルザ・スキャパレッリによるドレスの数々スキャパレッリによる香水と香水瓶スキャパレッリのみならず、当時のモードはシュルレアリスムに大きな影響を受けた。また、シュルレアリストたちもモードから大きな影響を受けていた。第5章「鳥と帽子」、第6章「シュルレアリスムとモード」、第7章「裏と表−発想は覆す」では両者の相互の関係をたどる。第8章の「和の奇想」では、日本におけるモードの奇想として、虫をモチーフとした帯留めなどを取り上げてる。シュルレアリスムに影響を受けていたファッション誌、ハーパーズ・バザーバリー・ゴードン《ポスタードレス》1968年展示風景より 中央はサルバドール・ダリ《象徴的機能を持つシュルレアリスム的オブジェ》1932-75年マルタン・マルジェラのジャケットなどそして、展示は新館に移動する。花魁の高下駄に着想をえたという舘鼻則孝の《ヒールレスシューズ》や、蚕の遺伝子を組み換え、発光する糸を使ったANOTHER FARMのドレスなどからなる第9章「ハイブリッドとモード─インスピレーションの奇想」は、現在活躍するアーティストたちによる奇想のモードを展示する。舘鼻則孝《ベビーヒールレスシューズ》2021年永澤陽一《恐れと狂気》2008年第9章 展示風景より 串野真也の作品群なお、ANOTHER FARM《Modified Paradice》は、専用のメガネを装着して鑑賞することで、ドレスが発光して見えるデザインとなっている。異なる見え方も楽しんでみよう。ANOTHER FARM《Modified Paradice》2018年専用メガネ越しのANOTHER FARM《Modified Paradice》2018年美意識を優先し、追求しすぎた結果生まれたさまざまな「奇想」は、なぜ人々は装うのか?ということまで考えさせてくれる。この展覧会で、刺激的な美しさに心ゆくまで酔いしれよう。取材・文:浦島茂世【開催情報】『奇想のモード 装うことへの狂気、またはシュルレアリスム』2022年1月15日(土)~4月10日(日)、東京都庭園美術館にて開催※日時指定予約制
2022年01月20日本物そっくりの精巧なクリームやキャンディ、フルーツなどを用いて現代アート作品を制作する作家 渡辺おさむ「いちご美術館」が阪神梅田本店8階ハローカルチャー1・2・3にて、2022年2月9日より期間限定オープンします。展示作品「Girl and Tiramisu」■いちごの絵画や彫刻など、いちごだらけの美術館が期間限定オープン!樹脂を用いて本物そっくりのお菓子の作品を制作する現代美術作家、渡辺おさむ氏による「いちご美術館」が阪神梅田本店にて期間限定で開館いたします。バレンタインのチョコレートが集まるフロアに、バンクシーやダリなどの有名絵画のいちご作品や、いちごをデコレーションした動物の立体作品。高さ1mのいちごとチョコレートの馬や、65cmのいちごだるまなど、いちごだらけのアート作品が一同に集まります。また会期中にはいちごとチョコレートをテーマにしたワークショップも開催されます。■展覧会 開催概要渡辺おさむ「いちご美術館」会期: 2022年2月9日(水)~14日(火)※最終日は当会場のみ午後5時に閉場いたします。会場: 阪神梅田本店8階ハローカルチャー1・2・3〒530-8224 大阪市北区梅田一丁目13番13号入場無料開催期間中の阪神梅田本店の営業時間は、阪神梅田本店ホームページTOPページにてご確認ください。阪神梅田本店ホームページ: ■いちご美術館バレンタインワークショップ 概要現代美術作家渡辺おさむがレクチャー 本物そっくりチョコレートフレーム&ブローチ作りワークショップ会期 : 2月11日(金)時間 : (1)午前11時~ チョコレートフォトフレームワークショップ(2)午後14~ チョコレートブローチワークショップ各回60分程度会場 : 阪神梅田本店8階ハローカルチャー4参加費 : 1,650円(税込)定員 : 各回5名までご予約方法: ご予約は阪神百貨店WEBページの「イベント予約システム」にて2月4日(金)から承ります。 ※定員になり次第、受付を終了させていただきます。※くわしくは、売場係員におたずねください。※6歳以下のお子さまが参加の場合には保護者同伴でお願いいたします。■渡辺おさむについてスイーツデコの技術をアートに昇華させた第一人者として「東京カワイイTV」(NHK)や「徹子の部屋スペシャル」(テレビ朝日)等、多くのメディアに取り上げられてきました。その作品は、国内はもとより海外でも注目を集め、中国、インドネシア、イタリア、ベルギー、トルコ、アメリカ、韓国などでも個展が開催され、話題を呼びました。また作品集や著書が出版されたほか、大原美術館や清須市はるひ美術館など国内5ヶ所の美術館に作品がコレクションされています。渡辺おさむホームページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月19日スペインのみならず、世界を代表する現代美術アーティストとして知られるミケル・バルセロ。彼の日本初となる大規模個展が3月25日(金)まで東京オペラシティアートギャラリーで開催されている。ミケル・バルセロは1957年、スパインのマジョルカ島生まれ。1982年に国際美術展「ドクメンタ7」(ドイツ・カッセル)の参加で注目を集め、以降、パリやアフリカなどさまざまな場所で、各地の風土や文化、歴史と向き合いながら制作を続けている。絵画のみならず、彫刻や陶芸、版画やパフォーマンスなどその活動の幅も広い。展示風景より左《恐れと震え》2018年右《下は熱い》2019年《海のスープ》1984年まず最初に目にするのは、巨大な絵画作品群。近作から過去の作品へと時代を遡る形で展示されている。《海のスープ》のスプーンの柄のような木の棒は実際にキャンバスに刺さり、そこからうねりが生まれている。少年時代、毎日のように海に潜っていたというバルセロの作品には、海や海洋の生物が時折表れ出ている。同展のキービジュアルに採用されている《雉のいるテーブル》は、一見すると抽象絵画のようであるものの、よく見ると画面の中央にはテーブルがあり、エビや魚、そしてキジと骸骨などが並べられていることがわかる。ダイナミックでありながら、細部まで細やかに描かれているのだ。《雉のいるテーブル》(1991)《雉のいるテーブル》(1991)部分《雉のいるテーブル》(1991)部分陶の作品も数多く制作している。陶を「絵画の延長」として捉えているバルセロは、力を加えて歪ませた陶に、魚や馬、金魚や骸骨などをペイントし、あたらしいイメージを付加していく。展示風景より《カサゴの群れ》2020年展示風景より「ブリーチ・ペインティング」のシリーズこのほかにも、暗色のキャンバスに漂白剤で描いた肖像画の「ブリーチ・ペインティング」のシリーズや、旅先の風景を描いたドローイング、パフォーマンスの記録映像など、本展ではバルセロのジャンルを超えた活動を紹介していく。展示風景より「人間が生きるということ、自然や根源などをテーマにしたバルセロの作品。激しい筆致でありながら、どこかかわいらしい色彩とフォルムが親しみも感じさせる。日本ではほとんど未紹介のアーティストの作品を、一度体感してみよう。取材・文:浦島茂世【開催情報】『ミケル・バルセロ展』1月13日(木)~3月25日(金)、東京オペラシティアートギャラリーにて開催
2022年01月19日ミューゼオ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:成松 淳、以下 当社)は、博物館・美術館の展覧会情報などをウェブ上で公開・蓄積できるクラウドサービス「Muuseo Museum Story(ミューゼオ ミュージアムストーリー)」の無償提供を2022年1月18日に開始しました。「ミューゼオ ミュージアムストーリー」は、ミューゼオ*1のオンラインミュージアム機能やブログ機能、交流機能などを組み合わせることで、展覧会や各館の様々な情報をウェブ上で簡単に公開・蓄積しファンの獲得に繋げていくことができるサービスです。当社では、当該分野のデジタル化推進に貢献すべく、博物館や美術館などの登録博物館、博物館相当施設の運営自治体・事業者等に限りサービス利用料を無償としています(但し上限使用量があります)。■サービスの概要ミューゼオでは、個人向けにコレクションでオンラインミュージアムが作れるサービス「ミューゼオ クラウドミュージアム」や「ミューゼオ モノ日記」などを提供しており、毎月15,000以上のコレクションなど、いろいろなストーリーが日々投稿されています。「ミュージアムストーリー」では、ミューゼオのオンラインミュージアム機能を通して展示アイテムを活用した情報発信ができるほか、ブログ機能と組み合わせて活用することにより各館に関する様々な魅力の発信も可能です。また、様々なコンテンツを集約していくことで、各館の個性や世界観が継続的に表現され、一貫したストーリーを通した長期的なファンとの出会いを支援していきます。なお、公開した情報はミューゼオ内外で閲覧や検索の対象となりフォロー機能などの活用により、これまでの手段と比較してより多面的な情報の伝達を可能にしてまいります。(ミューゼオ ミュージアムストーリーでできること)また、これに併せて運用サポートやコンテンツ制作、オンラインライブ開催支援などの有償のオプションを併せて提供することといたしました。デジタル上での情報発信に力を入れていきたいが対応できる人員がいない、展示などのストーリーを伝えていきたいがコンテンツ制作のノウハウが無い、デジタル上でのプロモーションや集客を強化していきたいなど、様々なニーズに対応したオプションサービスを準備しています。また、博物館施設におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進のご支援も可能です。サービスについて詳細はウェブサイト( )にてご確認ください。(有償オプションサービス例)■会社概要会社名 :ミューゼオ株式会社 ( )代表者 :代表取締役社長 成松 淳所在地 :〒141-0021 東京都品川区上大崎4-5-18 2F設立 : 2013年4月事業内容:・文化・アート・趣味領域における学習・体験プラットフォーム「ミューゼオ」の提供・文化・アート・趣味領域に特化した事業者・団体向けサービス「ミューゼオデジタルソリューション」の提供■ミューゼオ*1とは( )デジタルを起点にして、様々な文化・アート・趣味領域における学びと体験を提供するために、投稿・交流サービス、専門書店型オンラインジャーナル、オンラインライブ、ハイエンドD2Cサービスなど複数の機能を同一のユーザーデータベースから提供するプラットフォーム型のデジタルサービスです。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月18日東京都では、東京2020大会を契機とした観光振興に取り組んでいます。このたびオンライン宝探しイベント「SAGASE2020」を12月21日(火)14:00よりスタートします。本イベントは完全オンライン開催となり、LINEを使用できるスマートフォン等の端末があれば、誰でも無料でご参加いただけます。SAGASE2020▼開催の意図・概要本イベントでは1都4県(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県・山梨県)を舞台に、2021年夏に開催された東京オリンピック・パラリンピック競技大会の会場周辺の観光スポット等を中心に周遊できる16のコースをご用意しています。各コースにはそれぞれ3つの謎があり、それらを解くことで得られるてがかりをもとに宝のありかを見つけていきます。複数のコースをクリアすると応募できる賞品を用意しています。あわせて、本イベントの公式ホームページでは、東京2020大会会場周辺エリアの様々な観光情報を紹介しています。▼イベント概要・開催期間 : 2021年12月21日(火)~2022年2月28日(月)・場所 : オンライン(LINEアプリ)・主催 : 東京都、公益財団法人東京観光財団(TCVB)・参加費 : 無料 ※通信費は参加者負担となります・公式ホームページ: (掲載内容:オンライン宝探しの詳細、東京2020大会会場周辺の観光情報、賞品の詳細等)▼参加方法:(1)LINE公式アカウント(【公式】SAGASE2020)と友達になる(2)挑戦するコースを選ぶ(3)宝探しに挑戦。各コースの手がかりをもとに宝のありかを見つける(4)見つけたキーワードをLINE公式アカウントへ入力※詳細な参加方法は公式ホームページよりご確認ください▼プレゼントキャンペーン概要・応募条件 :全16コース中、5コース以上のクリア・応募コース:スペシャル賞・ゴールド賞・シルバー賞・ブロンズ賞スポーツ用品やTokyoTokyoのあしらったおみやげ、東京の特産品等を抽選でプレゼント!商品一例▼イベント内動画ナレーター観光スポットへ宝を探しに行く映像にナレーター出演!氏名:梶 裕貴(かじ ゆうき)プロフィール:「進撃の巨人」のエレン・イェーガー役をはじめ、「僕のヒーローアカデミア」の轟焦凍役、「機界戦隊ゼンカイジャー」ガオーン/ゼンカイガオーン役など、話題作のキャラクターを数多く演じる。2013年度には史上初の2年連続で声優アワード主演男優賞を受賞。梶 裕貴 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月21日音楽の都ウィーンのガイドブックは数多く存在するが、“ベートーヴェンが現代に蘇ってウィーンの街を散策する”というコンセプトによるガイドブックは前代未聞。博識で知られる指揮者、曽我大介が描き出した一大絵巻は、物語としても楽しい素敵なウィーンガイドブックだ(曽我大介著『ベートーヴェン、21世紀のウィーンを歩く。』/集英社刊)。その中身はといえば、21世紀に蘇ったベートーヴェンが、自らの作品の録音に驚くところからスタートし、初体験の路面電車に乗ってウィーンの街を散策する。今も残る馴染みのホイリゲや自分の銅像とのご対面のほか、当時とは大きく様変わりした料理に舌鼓を打つベートーヴェン。そして自らの墓の前に立った楽聖の思いや如何に。読んで面白くためになり、しかも役立つウィーンガイド。コロナ禍によって海外旅行の敷居が高くなってしまった今だからこそ、バーチャルツアーが楽しめる本書はお薦めだ。
2021年12月16日東京オペレッタ劇場(代表:角 岳史)主催による『東京オペレッタ劇場REBOOT』が2022年2月19日(土)~2月20日(日)に内幸町ホール(東京都千代田区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて12月20日(月)よりチケット発売開始です。カンフェティにて12月20日(月)よりチケット発売開始予定 公式ホームページ コロナウィルスの影響で2年間公演が中止になってしまった東京オペレッタ劇場が、ついに再始動!中止になった公演と次回予定公演演目から選りすぐった名曲をお届けするコンサート。『伯爵令嬢マリツァ』『パリの生活』『微笑みの国』ほか東京オペレッタ劇場オペレッタは歌と台詞と踊りによる、誰にでも楽しめるヨーロッパの音楽劇のジャンルです。1885年7月5日にパリのブーフ・パリジャン座で、オッフェンバックの作曲した音楽喜劇『二人の盲人』が初演されました。これがオペレッタの誕生だと言われています。その後オペレッタはその中心をウィーンへと移し、スッペやJ.シュトラウス、レハール、カールマンといった作曲家たちによって多くの名作が作られました。そして、第二次世界大戦ののちミュージカルが世界中に広まるまで、ヨーロッパの民衆の娯楽であり続けたのです。音楽史的には、オペレッタは100年足らずの間にヨーロッパで作られ上演されたものです。その音楽や内容も、時代背景や文化ときわめて密接に結びついているため、ある意味では「閉じられた」ジャンルだという側面も否定できません。しかし裏を返せば、それぞれの時代においてそれだけ「現代的」であったということに他なりません。オペレッタがヨーロッパの民衆にあれほど熱狂的に受け入れられたのはそのためです。その作品の持つ伝統的なスタイルを踏まえたうえで、同時に常に「現代的」であること。現代にオペレッタをいかに上演し続けていくのか、東京オペレッタ劇場はその理想的な形を追求していきたいと思います。東京オペレッタ劇場代表角 岳史公演概要東京オペレッタ劇場『東京オペレッタ劇場REBOOT』公演期間:2022年2月19日(土) ~ 2022年2月20日(日)会場:内幸町ホール(東京都千代田区内幸町1丁目5-1)■出演者小貫岩夫里中トヨコ高田正人富田沙緒里日比野景(50音順)野間美希(ピアノ)■スタッフ構成/演出:角岳史舞台監督:畑崎広和照明:望月太介(ASG)■公演スケジュール2022年2月19日(土)15:002022年2月20日(日)15:00※上演時間 約100分■チケット料金前売: 4,000円当日: 4,000円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月14日企画展「徳川一門―将軍家をささえたひとびと―」が2022年1月2日(日)より、東京都江戸東京博物館で開催される。長き戦乱の世に終止符をうち、慶長8年(1603)に江戸幕府を開いた徳川家康。以降、260余年にわたって泰平の世が続いた江戸時代は、家康を始祖とする徳川将軍家の治世によってもたらされた。この徳川将軍家はどの様にして築き上げられたのだろうか。江戸幕府の将軍は15代続いた。しかし初代家康の直系は4代家綱で、徳川宗家の血筋は7代・家継で絶えた。そのため、御三家のひとつである紀伊家から吉宗が8代将軍として迎えられ、以降は11代家斉が一橋家から、14代家茂が紀伊家から、そして最後の将軍15代慶喜は一橋家からと、御三家・御三卿から将軍職を継承した人々が、将軍家を支えていった。将軍家存続の背景には、こうした「外」から将軍家に入った徳川のひとびとの存在が大きいといえるだろう。本展では、このような将軍家を支えた徳川のひとびとの活躍を、徳川宗家に伝来するゆかりの品々を通して紹介。展示構成は「プロローグ―将軍家康―」、「第1章御三家・御三卿―吉宗の登場―」「第2章一門の広がり ―家斉とその子どもたち―」、「第3章激動の中で ―天璋院・家茂・和宮・慶喜―」、「エピローグ―公爵家達―」となっている。■展示情報企画展「徳川一門―将軍家をささえたひとびと―」2022年1月2日(日)~3月6日(日)午前9時30分~午後5時30分(土曜日は午前9時30分~午後7時30分)※入館は閉館の30分前まで休館日:1月11日(火)・17日(月)・24日(月)・31日(月)、2月7日(月)・14日(月)・21日(月)・28日(月)※展覧会会期や閉館時間等の最新情報は公式ホームページ、Twitterでご確認ください。会場:東京都江戸東京博物館常設展示室内5F企画展示室※会期中に展示替えがあります。観覧料(企画展は常設展観覧料で観覧可能):一般600円 / 大学・専門学校生480円 / 高校生・中学生(都外)・65歳以上300円 / 中学生(都内)・小学生以下無料※2022年1月2日・3日は常設展観覧料無料
2021年12月13日