映画『暗殺教室~卒業編~』を前に、“祝!卒業記念”と銘打っての学生限定のイベントが3月22日に開催。主演の山田涼介(Hey! Say! JUMP)をはじめ、菅田将暉、山本舞香、優希美青、加藤清史郎、上原実矩、羽住英一郎監督に、主題歌を歌う“せんせーションズ”が出席した。その他の画像つい先日、週刊少年ジャンプでの連載が終了したばかりの人気漫画の映画化の完結編。謎の生物にして担任教師でもある“殺せんせー”の暗殺を使命として鍛え上げられた3年E組の生徒たちの奮闘を描き出す。キャスト陣は全員、劇中衣裳の制服姿で登壇したが、山田らが姿を見せると会場は割れんばかりの歓声に包まれる。撮影から少し、時間が空いており、中には衣裳が合わなくなっている者も。作品ごとに役作りで体型まで変えている菅田は「(本作で)カルマを演じてた時は痩せてたから(ズボンが)しまらない!」と明かし、山田から「ホック開いてるやん!」と突っ込まれる。加藤はわずかな期間で成長し、久しぶりに着たら(裾の長さが)足りなくなってる!」と驚いていた。この日は、各キャスト陣がいまだから言える、撮影時の秘話を発表! 加藤は、崖の上でのシーンで「山田さんは筋肉もパワーもすごいのに、崖が怖かったみたいで…(笑)」と暴露するが、山田は、崖の場面はCGかと思いきやかなり急な斜面での実際の撮影にかなり驚いたそうで「高いとこ苦手なんです」と告白し「頑張りましたよ、山田さん(笑)」と自画自賛で笑いを誘う。菅田は、撮影中の後悔として、知英が演じる“ビッチ先生”のセクシー衣裳をしっかりと目に焼き付けなかったことへの悔恨を吐露!「すごく美しいんですけど、現場では男のプライドというか『おれは別に見ねーぞ、絶対に』という感じで、ガン見できるハートの持ち主はいなかった。帰ってみんな、後悔しなかった?」と残念そうに振り返っていた。この日は、前作に続いて主題歌を担当する9人組のボーカル&ダンス グループ“せんせーションズ”も駆けつけた。彼らは決して、山田が属するHey! Say! JUMPではなく、あくまで、コードネームを持った暗殺集団! 9人は主題歌『さよならセンセーション』を熱唱し、殺せんせーの職種の動きを取り入れたダンスも披露して会場を熱狂の渦に包みこんだ。『暗殺教室~卒業編~』3月25日(金)全国ロードショー
2016年03月22日「anan」1996号3/16発売は山田涼介さんが表紙の「あなたにも必ず訪れる、運命の出会い。」特集。今週の表紙作成ストーリーを紹介します。この日のスタジオ内には、山田涼介さんと仲のいい、あの方も…!先週発売された『anan』の「次号予告」ページを見てくださったファンから、早々に「楽しみ!」の声が殺到した山田涼介さん表紙号、ついに発売です!山田さんだからこそのしなやかでセクシーなショットから、子犬のようなまなざしまで、瑞々しい魅力にあふれた姿…。ぜひ本誌をお楽しみください。実はこの撮影があった日、ひとつのミラクルが起きました。同じ建物内にある別スタジオで、映画『暗殺教室~卒業編~』で山田さんと共演した菅田将暉さんも、撮影&取材を受けていらっしゃったのです。もっと細かく言うと、山田さんの撮影が行われたスタジオのメイクルームを菅田さんが使っていらっしゃったので、 自然とおふたりが同じ空間にいるという、贅沢極まりない状況に!インタビューで山田さんも話してくださっていますが、おふたり、本当に仲がよさそうでして。きらきら輝くふたりのリアルヒーローが、すれ違いながらお互い嬉しそうに「おう!元気?」とハイタッチからの握手を交わしたり、菅田さんがお もしろ系のファッションアイテムを身に着けて「これどう思う?(笑)」と山田さんに見せにいらして、ふたりで爆笑していたり。映画現場で培った〝男同士ならではのざっくばらんな距離感〟がそれはもう美しくて、かっこよくて……まるで少女漫画から切り出した一枚の絵のような瞬間でした。その和気あいあいっぷりに、スタジオ内が幸せな空気に包まれたことは言うまでもありません。(Y)
2016年03月15日Hey! Say! JUMPの山田涼介が4日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で開催された第39回日本アカデミー賞に出席し、新人俳優賞受賞のスピーチで、事務所の先輩であるV6・岡田准一を「目指します!」と宣言した。昨年『永遠の0』で最優秀男優賞を受け、プレゼンターを務めた岡田は、受賞俳優たちを前に、「非常にすてきな方々でうれしいなというのもありますし、個人的にうれしい登壇者もいます」と思いを伝え、「これからこの方々が日本映画界を支えていくことになると思いますし、素晴らしい方々に出会っていい年の取り方をしてほしいと思います」と、エールを送った。『映画 暗殺教室』で受賞した山田は、「今回初主演映画でこのような名誉ある賞をいただき本当に光栄に思っています。先輩方の大きな背中を追いかけながら、これから出る映画に少しでも華を添えられる役者になるように、日々精進して頑張っていきたいと思います」とコメント。山田と岡田はジャニーズ事務所の先輩・後輩関係でもあり、2015年の夏には日本テレビ「24時間テレビ 愛は地球を救う」でHey! Say! JUMP、V6としてパーソナリティを務めた。そんな先輩である岡田に一言、と求められた山田は「目指します!」と決意を述べ、岡田は喜びを隠しきれない顔で受け止めていた。同賞は山田のほか、有村架純(『ビリギャル』)、広瀬すず(『海街Diary』)、藤野涼子(『ソロモンの偽証 前篇・事件』『ソロモンの偽証 後篇・裁判』)、土屋太鳳(『orange -オレンジ-』)、山崎賢人(『orange -オレンジ-』『ヒロイン失格』)、篠原篤(『恋人たち』)、野田洋次郎(『トイレのピエタ』)の7人が受賞した。
2016年03月04日大植真太郎、森山未來、平原慎太郎ら3人の男性ダンサーによるダンス作品『談ス』の全国ツアーが、3月1日の神奈川公演をもって開幕した。2014年に青山円形劇場で初演、昨年12月の北九州、さらには今年2月のストックホルム公演とブラッシュアップを重ね、今回、ダンス公演としては破格な1か月間で全15都市をめぐる大規模なツアーが開催される。ここでは、3月3日に行われた東京公演初日の模様をレポートする。【チケット情報はこちら】『談ス』が始動したのは、2年前の春。大植が拠点とするストックホルムに「何か創ろう」と集った3人が、黒板にチョークであれこれ書きとめながら作品づくりに取り組んだという。幕開き後、ひとり、またひとりと舞台に上がる彼らは、もしかしたら、その“アイデア出し”の場から直接やって来た? と思えるほど、まるで気負いがない自然な様子。互いに引っ張り合ったり、寄っかかったり、押し合ったりと、ごく日常的な動作から徐々に複雑化、振りがヒートアップしていく場でさえ、「そこそこ!」「痛い痛い!」と、ずっと“普通に”喋り続け、さらには大音量で鼻歌まで歌ってみせ「創作の場はまさにこうだったのでは」と想像を膨らまされる。なるほど『談ス』とは、“ダンス”であり、“談す”であって、そんな日常的な言葉があることで、彼らのダンスはより気さくに、臨場感たっぷりに、こちらに近づいてくる。そこに登場する重要アイテムが、チョーク。立てたチョークの形を模倣したり、床に絵や文字を書いたり、上から超巨大チョークが降りてきたり、しまいには数百本ものチョークが床一面にばらまかれ、チョークと戯れながらのダンスを展開。シャープに、またしなやかに魅せる森山、力強さが魅力の大植、躍動感たっぷりの平原と、それぞれの持ち味を活かしたソロから、二人、三人とダイナミックに組んでみせる変化に富んだ場面が連なり、笑いと驚きに溢れた時間はあっという間に過ぎていく。初演では用いられなかったプロジェクターの活用で、床に書いた絵や文字を見せたり、踊りを俯瞰の映像で見せたりする工夫も効果的だ。小学校の教室の片隅、プロレスの技をかけ合って全力でふさげていた男子たちが、そのまま大人になったような雰囲気の彼らだが、「このままずっと観ていたい」と思わせるダンスの力はさすが。各地で回を重ね、作品が進化していくさまを追いかけて行きたい気持ちにもなる。東京公演ののちは名古屋、大阪、松本をはじめ、3月29日(火)の沖縄公演まで日本各地で上演。チケットは発売中。取材・文:加藤智子
2016年03月04日大植真太郎、森山未來、平原慎太郎ら3人の男性ダンサーによるダンス作品『談ス』の全国ツアーが、3月1日の神奈川公演をもって開幕した。2014年に青山円形劇場で初演、昨年12月の北九州、さらには今年2月のストックホルム公演とブラッシュアップを重ね、今回、ダンス公演としては破格な1か月間で全15都市をめぐる大規模なツアーが開催される。ここでは、3月3日に行われた東京公演初日の模様をレポートする。【チケット情報はこちら】『談ス』が始動したのは、2年前の春。大植が拠点とするストックホルムに「何か創ろう」と集った3人が、黒板にチョークであれこれ書きとめながら作品づくりに取り組んだという。幕開き後、ひとり、またひとりと舞台に上がる彼らは、もしかしたら、その“アイデア出し”の場から直接やって来た? と思えるほど、まるで気負いがない自然な様子。互いに引っ張り合ったり、寄っかかったり、押し合ったりと、ごく日常的な動作から徐々に複雑化、振りがヒートアップしていく場でさえ、「そこそこ!」「痛い痛い!」と、ずっと“普通に”喋り続け、さらには大音量で鼻歌まで歌ってみせ「創作の場はまさにこうだったのでは」と想像を膨らまされる。なるほど『談ス』とは、“ダンス”であり、“談す”であって、そんな日常的な言葉があることで、彼らのダンスはより気さくに、臨場感たっぷりに、こちらに近づいてくる。そこに登場する重要アイテムが、チョーク。立てたチョークの形を模倣したり、床に絵や文字を書いたり、上から超巨大チョークが降りてきたり、しまいには数百本ものチョークが床一面にばらまかれ、チョークと戯れながらのダンスを展開。シャープに、またしなやかに魅せる森山、力強さが魅力の大植、躍動感たっぷりの平原と、それぞれの持ち味を活かしたソロから、二人、三人とダイナミックに組んでみせる変化に富んだ場面が連なり、笑いと驚きに溢れた時間はあっという間に過ぎていく。初演では用いられなかったプロジェクターの活用で、床に書いた絵や文字を見せたり、踊りを俯瞰の映像で見せたりする工夫も効果的だ。小学校の教室の片隅、プロレスの技をかけ合って全力でふさげていた男子たちが、そのまま大人になったような雰囲気の彼らだが、「このままずっと観ていたい」と思わせるダンスの力はさすが。各地で回を重ね、作品が進化していくさまを追いかけて行きたい気持ちにもなる。東京公演ののちは名古屋、大阪、松本をはじめ、3月29日(火)の沖縄公演まで日本各地で上演。チケットは発売中。取材・文:加藤智子
2016年03月04日大植真太郎、森山未來、平原慎太郎の3人のダンサーによるダンス作品「談ス」。今年3月、1か月をかけ全国15都市をめぐる日本ツアーを実施する。またツアーに先立ち、2月24日(水)~2月26日(金)にかけて同作のストックホルム公演も実施。3人に創作の過程、ツアーへの意気込みを聞いた。「談ス」チケット情報2014年に青山円形劇場で初演された「談ス」は、組み体操のようなダンスや、舞台にチョークで文字や絵を描いていき、それと3人の動きを組み合わせていくパフォーマンスなど、ひとつひとつの動きをダイナミックに表現することで、見る人の目を惹きつける新しいダンスだ。3人はワークショップを重ね「談ス」を作り上げた。きっかけはストックホルムを拠点に活動する大植のもとに、それぞれ留学でイスラエルにいた森山と、スペインにいた平原が集まり行った合宿稽古だ。しかし、そのときスタジオがとれず、稽古は寒い屋外に。自然と家で作品について話し合うことが増えた。「真太郎さんの家にあった黒板にチョークでどんどんアイデアを書き込んでいった。イタズラ書きでも何でもとにかく書き込んで、本当はコンセプトをまとめていくつもりだったのだけれど、その空間や、黒板に出来上がった絵、アイデアやイメージを、そのまま舞台にのせても面白いんじゃないかということに。それが、クリエーションの場で流れた時間をそのままを舞台上で見せる『談ス』になったんです」(森山)。作られた作品は青山円形劇場での初演でさらにブラッシュアップされた。「(円形の舞台では)東西南北がわからなくなってしまうことがあって、それが面白くもあり、怖くもあった。僕らが用いている手法は、相手の体重を使って踊るやり方ですが、気づいたのは、円形では『正面』が移動するので動きが円運動になりやすいということ。途中から、これはイケると思うようになったんです」(平原)。今回の全国ツアーでは、会場の規模も状況もかわるが、それについては「円形劇場でできたから、大きめの会場で客席が遠くても大丈夫と、どこかで思っていました」(大植)。1か月にわたる全国ツアーについての期待は大きい。「ダンス作品がこれだけ全国をまわるなんてあまりないこと。いい意味で異質な作品。ダンスに興味がなかった人でも楽しんでいただける見方が、たくさんあります」(森山)。「作品自体どんどん変化していくし、その余地のある作りになっている。臨場感あると思いますよ。『あ、決まり事をやっているな』とか、『今のはアドリブでしょ?』とか、そういうものも全部含めて、お客さんに提示できたらいいですね。」(平原)。この3人だから出来上がった「談ス」。各地での上演のたびに、さらに新しい「談ス」を見せてくれそうだ。公演は2016年3月1日(火)の鎌倉芸術館での神奈川公演を皮切りに、3月3日(木)よりイイノホールでの東京公演、その後、全国をめぐる。チケットは発売中。
2016年02月09日「仮面ライダーゴースト」出演中の注目の若手俳優・山本涼介が1月31日(日)、「山本涼介カレンダー 2016.04-2017.03」発売記念イベントに出席。“彼女目線”をコンセプトにしたカレンダーについて熱く語りつつ、自身は恋人は「ずっといないんです(苦笑)」と嘆いた。山本さんにとって初のブックスタイルのカレンダーとなる本作。「彼女目線」のシチュエーションで、月を追うごとに2人の距離が縮まっていくのがポイント。「最初の月の方では、自転車で待ち合わせて、公園でデートしたり外が多いんですが、2人の距離が縮まって、後半では室内デートをしてます!カレンダーの先にあるシチュエーションを妄想できるようになってます」と語る。撮影に際しては、実際にカメラマンを相手に「クッションを引っ張り合ったり、水を掛け合ったりした」とのことだが「カメラマンの方は男性だったので(笑)、はたから見たらシュールだったかも…。でもおかげで素の表情がつまっています。『仮面ライダー』や(モデルをしている)『MEN’S NON-NO』ではクールなカットが多いですが、ここでしか見られない、素の笑顔があります」と語る。特に、お気に入りとして挙げたのは2人の仲もかなり親密になった11月のページ。「背が高いので、普段は見上げられることが多いんですが、ソファに座っているので同じ目線で、恋愛の緊張感、ドキドキを感じられます」とアピール。「そこにもシナリオがあって、部屋に来るくらい距離が縮まってるんですが、僕がボーっとしてて、彼女が見ていることに気づいて目が合って、テレて笑うというシチュエーションです。テレ屋なところがあるので(笑)」とはにかみながら説明した。12か月分のページで彼女から見つめられている姿を披露しているが、プライベートでは彼女は「いないんですよ…」と苦笑。「どうしましょう?ずっといないんですよ…」と嘆きつつ、タイプについては「大人な考えの人が素敵だなと思います。年上、年下に関係なく、自分の考えを持って、意見を言葉にできる人が好きです」と語った。俳優として「この先、恋愛映画もやりたい!だから自分の経験が大事になってきますよね。いまは、ほぼないに等しいです(苦笑)。(事務所の)先輩(の出演作)を見てキュンキュンしてる状態ですが、そっち側に回れたら…」と公私での恋愛の充実(?)に意欲を燃やしていた。(text:cinemacafe.net)
2016年01月31日写真家・森山大道によるカラー写真の展覧会「DAIDO IN COLOR」が、12月15日から16年1月30日まで東京・原宿のアートスペースAMにて開催される。60年代後半から80年代前半にかけて撮影された森山大道の作品は、モノクローム写真が作品の大半を締めていたが、グラフ雑誌の依頼などで路上でのスナップショットをカラーのリバーサルフィルムで撮影する機会があった。同展では、それらのカラー写真にフォーカスし、8×10インチサイズにプリントした150作品を展示する。1年間ほど続いた『週刊プレイボーイ』での連載のためのヌード写真(70年から71年)や、海外出張の渡航費用を捻出するために引き受けた作家・団鬼六とともに制作した『蜉蝣』のための緊縛写真を撮りおろしたのもこの時期。森山は、「モノクロームでは、プリントで操作をしたり粒子を荒らしたりできるが、カラーではそれができないし、そもそも考えていないんです。カラーでは、ニッポンの東京の俗っぽい場所や生々しい色を撮っている。単純にいうと、モノクロームには、印象性、象徴性、抽象性があるけれど、カラーには、ポップでクリアーでジャンク、いい意味でペラペラな感じがあるね。より心情的なモノクローム、より通俗的なカラー。自分の中にも両方があるわけだから、どちらも自分。分けることはできないんだよ」と語っている。【イベント情報】「DAIDO IN COLOR」会場:アートスペースAM住所:東京都渋谷区神宮前6-33-14 神宮ハイツ301会期:12月15日~16年1月30日時間:13:00~19:00休館日:月・火曜日
2015年12月08日現在放送中の「仮面ライダーゴースト」に仮面ライダースペクター/深海マコト役で出演し、注目を集めている山本涼介が自身初のカレンダーを発売することが決定。素顔の山本さんの姿をより身近に感じることのできる、“彼女目線”をテーマにしていることが分かった。『好きっていいなよ。』『神さまの言うとおり』『サムライフ』と話題作に相次いで出演し、185cmという長身を生かして「MEN’S NON-NO」の専属モデルも務める山本さん。「仮面ライダーゴースト」では仮面ライダースペクター/深海マコト役に抜擢され、ネクストブレイク間近とも言われる彼が、初のブックスタイル・カレンダーをリリースする。「ボクの隣にいる“彼女の目線”」をテーマに撮影した写真は、ナチュラル&可愛い系と、かっこよくクール&モードに決めた山本さんの姿が満載。初詣にピクニック、海辺など理想の“デートスポット”での姿や、家でまったりリラックスする様子を、まるで彼女になったかのように近くに感じることができ、照れたところや笑顔など魅力溢れる表情で1年を味わえる構成になっている。「本当に素のまま、感じるままに、自由に動いて楽しんで撮影しました」と本人も語るように、“素顔の山本涼介”が詰まっているといえそうだ。<山本涼介コメント>着たい服、自分のやりたいことや雰囲気をすべて採用してもらった初めてのカレンダーです。全てのシーンがお気に入りですが、しいて言うならハロウィンのカットは特にお気に入りです。ハロウィンらしいオレンジのコートにカボチャやオバケ、色んな物に囲まれて、ダークな雰囲気の中にポップな感じが「かっこ可愛い」ページになっていると思います。今回のテーマが「彼女目線」ということで、見ている方が彼女になったような、僕の隣にいるような感覚になるシーンやカットばかりです。雑誌やテレビではクールな面を見せることが多いのですが、今回のカレンダーは“素顔の山本涼介”がたくさん詰まったものになっていると思います!たくさんの表情の僕に、出会ってください!「山本涼介カレンダー 2016.04-2017.03」(仮)は2016年1月20日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)
2015年11月20日大植真太郎、森山未來、平原慎太郎の3人のダンサーが言葉を交わし、身体をぶつけ合い、めまぐるしく展開していくパフォーマンス『談ス』。2014年の初演で好評を博した本作が、2016年3月に1か月をかけて、14都市を巡る全国ツアーを開催する。「談ス」公演チケット17歳で渡独以降、様々なカンパニーでダンサーとして活躍、自らのカンパニーC/Ompanyを立ち上げ、現在はスウェーデンを拠点に作品を発表している大植真太郎。数々の映画やドラマに出演しつつ、幼少時からのダンス経験を活かして「テ ヅカ TeZukA」、「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」、「100万回生きたねこ」、「PLUTO」など数々の舞台作品でも活躍する森山未來。ダンスカンパニーOrganWorksを主宰しながら、コンドルズをはじめ国内外のカンパニーにも参加、劇団イキウメなどの演劇作品にも関わるなど活動の場をひろげている平原慎太郎。バックグラウンドの異なる3人のダンサーが集まり、ワークショップを重ね、そして生まれたのが『談ス』だ。『談ス』について森山は「今回のパフォーマンスがダンスなのかどうかも最早定かではないけれど、もし文字にしても許されるのであればこれはある種の『3人のアーティストたちによる三問三答』みたいなものかと。答えあるかな。ないかもな」とコメント。平原は「答えの無い問答を解くべく三者三様三本矢を束ねてへし折り、四の五の言わずロクでも無い日々を七転八倒九回裏のフルスイング狙いバット振り上げ十発十中目指す。そうして奇跡的に出来た我々のぶっとい一本。二度目の約束なんてない今日の待ち合わせ。もしもそれでも良いと見てくれると言うのであれば、是非見てもらいたいです」とメッセージをよせた。大植は今回の全国ツアーに対し「こんなツアーしたことない!ありきたりなコメントかもしれないが、したこと無いのだから、この時間を有意義に身を注ぐ」とコメント。森山も「堂々巡りもなんのその。とにかくこのツアーは言葉通りのドサ回りです。1か月で北海道から沖縄まで。僕にとっては素敵な初体験。怪我をしないようにすっごい気をつけながら、踊るとも喋るともしれない『談ス』を駆け抜ける所存です。他のふたりがどう思ってるかは知りませんが。お楽しみに。楽しみます」と期待をこめた。公演は2016年3月1日(火)の鎌倉芸術館での神奈川公演を皮切りに、3月3日(木)よりイイノホールでの東京公演、その後、名古屋、大阪、金沢、新潟、青森、仙台、札幌、京都、広島、福岡、大分、沖縄と各地を巡る。現在、神奈川・東京公演をはじめ、一部会場のチケット先行抽選販売を受付中。
2015年11月10日「あんなに情けない生田斗真くんはよそでは見れないです」――。尊敬の念を込めて山田涼介が発した言葉が映画『グラスホッパー』における生田斗真の変身の全てを表している。独特の色使いとライティングによるスタイリッシュかつクールな映像世界と裏腹に、生田斗真がカッコ悪いさまをさらけ出す。工夫を重ねて生み出したという、追われる際の必死の走り方からして、もういろいろダメな感じがにじみ出ている。変身と言うなら、山田さんもまた本作で見事なまでにアイドルグループ「Hey! Say! JUMP」としての従来のパブリックイメージを裏切り、孤高の若きナイフ使いの殺し屋・蝉(せみ)を演じている。原作はベストセラーを連発する伊坂幸太郎の同名小説であり、ファンの間でも根強い人気を誇り、伊坂さん自身もお気に入りの自著に挙げている、疾走感あふれる作品。恋人を殺された復讐を誓う元教師の鈴木、他人を自殺させる力を持つ殺し屋・鯨、そしてナイフ使いの蝉の3人を中心に、巻き込み、巻き込まれつつの怒涛の物語が展開する。生田さんにとっては『脳男』に続いての瀧本智行監督とのタッグ。同じ監督に立て続けに主演として呼ばれること――それが俳優にとって幸せでないはずがない。「前作があった上で『また生田斗真で』と思っていただけたということで信頼されている部分もあるけど、前回のハードルを超えないといけないというプレッシャーもありました」と語る。『脳男』では桁外れの知能と身体能力を持ちつつも感情を失った常人とはかけ離れた男を演じたが、同じ瀧本作品でも、本作で演じる鈴木は、恋人を亡くしたということ以外はごく平均的な、いや、弱々しささえ感じさせる男。“生田斗真史上最弱の役”というのは決して大げさではない。「いろんなことに巻き込まれていく役なので、その場の驚きや新鮮さを大切にしたいという思いがあり、あまり『このシーンはこういう感情で』と準備せずにポンッと現場に行った感じだった」と撮影を振り返る。「鈴木というのはお客さんに寄り添わなきゃいけないし、ある意味、殺し屋がいっぱいの世界に映画を見るお客さんを引き連れていく役どころ。観客と同じ目線で驚いて怖がっていく感覚は大事にしました。自分以外はナイフ使いに狂気的な大男で、普通の人がいないので(笑)、無理に“普通”を意識しなくても差別化は難しくはなかったですね」。一方、山田さんにとっては本作が生まれて初めて体験する映画の撮影現場。蝉という役について「やはり、世間で思う山田涼介に対するイメージというのは自分の中にもあるので最初は『この役、おれでいいのかな?』という不安はありました」と偽らざる胸の内を明かす。単にイメージの問題だけではなく、アクション、内面の心情を含め、蝉という役は決して簡単な役ではなく、映画全体を左右するキャラクターと言える。撮影前には生田さんの誘いで、格闘技の稽古に足を運び、ナイフの練習もした。「ナイフを振るだけでしょ?と思うかもしれないけど、実際にどの角度で切り付けると人が死ぬのかとか“人間を壊す方法”を教わって『これからおれは人間を壊すのか…』とそこで感じられました。それも尋常じゃない集中力で臨まないとできなくて、ひとつ教わり、ナイフを一振りするだけで汗だくになってました」。「人を殺す」というアクションそのものが蝉という人間の内面をも作るヒントになった。「人としての孤独感というのは普段、そこまで味わうものでもないし、特に(「Hey! Say! JUMP」の)メンバーといつも一緒にいるので、最初は蝉の気持ちが全く理解できずに悩みました」と振り返るが、クランクインしてすぐに試練はやってきた。「冒頭で次々と人を殺すシーンがクランクインしてすぐの撮影だったんです。『何でこのシーンから?』と思ったんです。自分が蝉という役に入りきる前のような気がして。でもやってみたら『(蝉に)なれるな』と感じました。蝉がそこで成立した。それが自分の中ですごく面白かったです。あのシーンの前と後で全く(気持ちが)違いました」。そんな山田さんの存在は先輩である生田さんの目にどのように映ったのか?実は映画の中で2人がシーンを共にしている時間はごくわずか。撮影現場でもあまり言葉を交わす機会もなかったそうだが、先述のナイフの練習のエピソード然り、実は山田さんのことをよく見ている…?このインタビューでもたびたび、自身のことはそっちのけで山田さんについて語っていた。「カッコよかったですよ、蝉。オープンセットの渋谷のスクランブル交差点のシーンで、ジュニア(=鈴木の仇)が車にひかれたのを見て、菜々緒ちゃんに『追いかけなさい!』と怒られて、そこで蝉とぶつかるシーンがあるんですけど、その時の冷たい目や佇まい、死体を見慣れている眼がカッコいいなって感じました。『グラスホッパー』の蝉をやりたいという役者は本当にたくさんいて、実際、映画化が決まった後に『誰がやるの?』といろんな人に聞かれました。そんな同世代の同業者が嫉妬するような蝉に仕上がっていると思います。映画が公開されて『山田涼介、いいね!』という声はより大きくなると思いますよ」。生田さんの言葉の通り、“役者・山田涼介”に対する「いいね!」という声は近年、確実に高まっている。そして山田さん本人もまた俳優業に特別な思いを抱いている。特に今回、映画という新たな挑戦の場を経験し、その思いを強くした。「正直、いま一番楽しいと感じるのが俳優業ですね。自分じゃない自分を探しに行く作業がすごく好きなんです。新しい発見を常にできる場であり楽しいです。特にTVではどうしても(描写に)限度がある中で今回、こうやって蝉という役を与えていただいて、 これまで見たことのない自分を見られた気がしています」。もちろん、生田斗真という、ジャニーズ事務所にあって俳優業を突き詰めてきた先輩と同じ作品でメインキャストを張ったことがもたらした財産も計り知れない。「こうやって言うのは恥ずかしいんですが、僕にとっては理想像と言える存在です。やはり俳優やっていても、どうしても『ジャニーズだから』と見られる部分はあると思うんです。でも斗真くんに関しては、高校時代にクラスで斗真くんの話をしたら『え?生田斗真ってジャニーズなの?』と言われたんです。ジャニーズ所属という以前に“俳優”として見られていて、自分の実力で進化していくという意味でも理想であり、いろんな色に染まれる俳優さん。僕は、瀧本監督とは初めてのお仕事でしたが『脳男』は何度も見ていたので、撮影初日に監督から『脳男』の時の斗真くんと目が似ていると言われてすごく嬉しかったです」。「いい後輩ですね」と照れくささを隠すようにおどけた口調で語る生田さん。改めて、今回、二度目の瀧本監督の現場で得た発見、新たに手にしたものは?「すごく感じたのは、僕が瀧本さんの作品が大好きなんだということ。1本一緒にやったからこそ、一を言われただけで十のことが分かる阿吽の呼吸が生まれてきた感覚もある。長い付き合いになるなという予感があります」。瀧本作品の何がそこまで特別なのか?その答えからは俳優・生田斗真の生き方、スタンスまでもが見えてくる。「コアで、ややマニアックなところが好きなんだけど、それでいてきちんとエンターテイメントとしてお客さんが見やすいものにしていく感覚を持っている。『脳男』も『グラスホッパー』もマニアック過ぎる部分があり、ともするとそういう作品になってもおかしくないけど、例えば『グラスホッパー』では原作の“ある交差点”を渋谷のスクランブル交差点に置き換えたりしてます。やりたいことをやりつつ、『わかる人にだけわかればいい』というスタイルではなく、いろんな人に見てもらおうという姿勢がすごく共感できるんです」。そこに心地よさを感じるのは、まさに先ほどの山田さんの言葉にもあるように、ジャニーズ事務所所属のアイドルという立場にありつつも、そのイメージをいい意味で常に超えていこうとする意欲と、絶妙のバランス感覚を生田さん自身が持ち合わせているがゆえではないだろうか?9つ年齢の離れた先輩から後輩へ。言葉にしなくとも、共演シーンは少なくとも、この映画一本が確実に伝えるべき思いを伝えている。(text:Naoki Kurozu)■関連作品:グラスホッパー 2015年11月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015「グラスホッパー」製作委員会
2015年11月04日先日、ニューシングル『生きる(って言い切る)』のリリース日当日に、音楽活動の“小休止”を宣言した森山直太朗さん。予期せぬ発表に、「なぜ?どうして?」という声が湧き起こっている。「ちょうど1年前くらいから考えていたことで、6月にツアーが終わった段階で休もうと思っていました。最初はスタッフから勧められたので、僕自身も、えっ?とその時は思いましたよ。全く不満も何もなかったので。でも長年、アルバムを出してツアーをして…というサイクルを続けていると、ふとしたボタンの掛け違いで活動が先細っていったり、頭打ちになっていくこともある。それは表現や創作活動をする上で、致命的なことなんですよね。だからこそ今、一度足を止める必要があるのかなと感じ、決めました」しばらく森山さんの情感たっぷりの歌声が聴けなくなるのは、本当に寂しい。でも彼の決断は、未来に向かう前向きなものと信じたい。「いい状況の時ほど、見失ってしまうもの、見落としているものってありますよね。後から『実はそうだったのか』って気づくような。音楽とは感性の仕事だと思っているので、日常的に自分なりの感覚や呼吸がないと、成立しない職業です。これが良き決断かどうかは、これから自分が何をするかによりますが、客観的な目線で、表現や創作の正義をとったのだと思います」当初は6月に終了した全国ツアーを最後に休む予定だったそうだが、「今の自分を表すような一曲を提示したい」との気持ちで新曲『生きる(って言い切る)』を書きあげた。「“生きる、生きる”というフレーズが繰り返され、後ろに流れるギターも同じフレーズが何度もループするアレンジの曲です。その淡々とした繰り返しが人間の営みにもリンクする、そんな曲になりました。自分の中の節目というか、ターニングポイントとなる曲になったし、今の自分の状態がそのまま反映されている曲なので、どうあがいても逃げ道がない。今までのシングルとは周りのざわざわ感が全く違うし、強い意志を持ってリリースする一曲です」なお、シングルとしては珍しく、ライブ音源が5曲もカップリングされている。それも6月の全国ツアー「西へ」のファイナルステージのライブ。ファンにとっては嬉しいプレゼントになるはず。「いままで誰かの“活動休止”みたいなニュースを見ると『黙って休めばいいじゃん』とか思ってたほうなので、本当は発表するのはイヤでした(笑)。きっと僕も、同じように言 われているんだろうな。でも僕は生来怠け者で、時間があれば堕落していくタイプ。言っちゃったら、責任も出てくるから、それを見越して発表しました。デビュー以来、音楽活動をやめることはなかったし、戻ってきた日には、待ってくれていた方々の期待のハードルも高いでしょう。自分で決めたこととはいえ、抜き差しならない状況であると、今さらながら気づいてきました」来年再び、颯爽と戻ってくるのを待っています!◇もりやま・なおたろう9/23のテレビ朝日『M U S I C S TAT I O N ウルトラFES 』などに出演後、9月下旬より活動を小休止。来年には再開を予定。なお、親友・綾小路翔との男のデュエット曲『ライバルズ』も好評発売中。◇21st Single『生きる(って言い切る)』¥1,600タイトル曲の他、全国ツアー「西へ」のファイナルのステージより「生きとし生ける物へ」や「愛し君へ」など5曲のライブ音源を収録。(Universal Music/EMI Records)※『anan』2015年9月30日号より。写真・佐山順丸文・北條尚子
2015年09月25日日本テレビ系にて放送中の「24時間テレビ」にて、メインパーソナリティを務める「Hey! Say!JUMP」の山田涼介を主演に、「V6」井ノ原快彦や「NEWS」増田貴久、若手俳優の間宮祥太朗、坂口健太郎らが出演したドラマスペシャル「母さん、俺は大丈夫」。この度、本作のブルーレイ&DVDが12月23日(水)よりリリースされることが決定した。原案は清水久美子・著の「サッカーボーイズ~明日への絆君のためならがんばれる~」(カンゼン刊)。病に侵されながらも、ピッチに戻れることを信じ、 壮絶な闘病生活を送った高校生とその家族の物語が描かれる。主演を務める山田さんが演じたのは、佐々木家の二男・諒平。とにかくサッカーが大好きで、やっと弱小サッカー部の副キャプテンに選ばれ県大会出場を目指し仲間たちと練習に励む日々の中、突然、急性脳腫瘍を発病。「病に勝つ」と弱音ひとつ吐かず、サッカーを再びやることを目指し、運命の中でベストを尽くした少年を熱演した。山田さんの家族役には豪華俳優陣がずらり。兄の哲平に、山田さんの事務所の先輩にあたる「NEWS」の増田さん。三男の世話に掛り切りで諒平の発病で初めて彼に向き合うこととなる母・萌子に安田成美。諒平と父子家庭のような生活を送った父・弘に赤井英和。そして、長く入院生活を送る三男・証平に、『くちびるに歌を』にも出演した下田翔大が配役。さらに、所属するサッカー部監督の永田に、「24時間テレビ」初の2世代パーソナリティーとして話題を集める「V6」から井ノ原さん。諒平の帰りを信じ地区予選で奇跡の勝利をあげたチームメイト役には、「学校のカイダン」間宮さんや『俺物語!!』坂口さんら若手注目株が集結。本ブルーレイ&DVDには、特典映像として本作のメイキング映像を収録予定。また、本ブルーレイ&DVDの売上の一部がチャリティーされることが決定している。続編制作が決まった『暗殺教室』や、生田斗真、浅野忠信らと共演する『グラスホッパー』など、近年映画作品へ多く出演し、俳優として今後ますますの活躍が期待される山田さんの、渾身の演技をぜひ本作でもチェックして。「母さん、俺は大丈夫」のブルーレイ&DVDは12月23日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)
2015年08月23日俳優であり、ダンサーとしても活躍する森山未來が企画・出演した「Judas, Christ with Soy(ユダ、キリスト ウィズ ソイ)~太宰治『駆込み訴え』より~」のジャパンプレミアが7月11日(土)、12日(日)、愛媛県内子町の芝居小屋「内子座」で開催された。2013年に1年間、文化庁文化交流使としてイスラエルに滞在していた森山さん。帰国後は、浦沢直樹原作の舞台「プルートゥ PLUTO」への出演や、帰国後初の映像作品となるWOWOWの連続ドラマW 「煙霞 ~Gold Rush~」への出演が控え、また再び日本での活躍が大きく期待されている。今回の舞台「Judas, Christ with Soy~太宰治『駆込み訴え』より~」は、森山さんとテルアビブで活躍するイスラエル人アーティストであるエラ・ホチルドが、太宰治の「駆け込み訴え」を土台として制作した作品。イスラエル滞在中にエラさんと出会った森山さんは、2014年9月に本作品をテルアビブにてプレミア公演を行った。愛媛県内子の来年100周年を迎える由緒ある芝居小屋「内子座」にて行われた今回の公演では、太鼓芸能集団である「鼓童」に10年間に所属し、2013年に独立した吉井盛悟を新たに迎え上演された。森山さんたちは、内子にて一か月のレジデンス(滞在型創作)を行い、今回の公演に控えたそう。会場の枡席は埋め尽くされ、3公演で延べ1,500人が訪れるという、立ち見も出るほどの盛況ぶりを見せた。遠方からの来場者や、地元の老若男女の観客は、身体全部で表現するダンスと少しの台詞で構成される森山さんととエラによるパフォーマンスと、吉井さんの音楽とのコラボレーションが繰り広げられる舞台を、食い入るように見つめていた。公演を終えた森山さんは、「とにかく1か月、エラと盛悟の3人で走り抜けました。大自然と暖かな人柄に囲まれて創作されたこの作品には、間違いなく内子の風が吹き抜けています。豊かな時間を提供してくれた全ての方々に、そして内子座まで足を運んでいただいた観客の皆様に心から感謝します。これからこの作品は日本国内外問わず様々な場所で公演し、さらに成長していく予定です。またどこかでみなさんにお会いできる日を楽しみにしています」とのコメントを寄せている。本舞台は内子でのジャパンプレミアを終え、10月には横浜で3年に一度開催されている「Dance Dance Dance@YOKOHAMA2015」での公演を予定している森山さん。ダンス修行を経た森山さんのパフォーマンスに注目だ。(text:cinemacafe.net)
2015年07月16日森山未來が主演する連続ドラマW『煙霞 -Gold Rush-』のポスタービジュアルと場面写真が解禁された。本作は、直木賞作家・黒川博行の同名小説を、関西出身の主要スタッフとキャストで実写化する徹底的に“大阪感”に拘った痛快アクション・サスペンスだ。その他の画像ドラマW『煙霞…』は、私立学校の乱脈経営の実態を背景に、理事長の隠し財産である“巨額の金塊”を強奪する計画に巻き込まれてしまった主人公・熊谷(森山)が、騙し騙されながら、大阪から神戸を疾走するというストーリー。兵庫出身の森山のほか、高畑充希(大阪出身)、桂文珍(兵庫出身)らが出演し、映画『マエストロ!』『毎日かあさん』の小林聖太郎(大阪出身)が監督を務め、ドラマ『花咲舞が黙ってない』の江頭美智留(兵庫出身)が脚本を手がけた。ポスタービジュアルには“大阪を奪え。”と書かれ、ゴールドに輝く大阪の街並みの背後で、不敵な笑みを浮かべる主人公の姿が映し出されている。森山は「コン・ゲーム的なシリアスな部分や、大阪のちょっと柔らかい、でもちょっと影がある不思議なごっちゃな空気をない交ぜにしながら『煙霞-Gold Rush-』というドラマはすごく面白い作品になると思います」とコメントを寄せている。連続ドラマW『煙霞 -Gold Rush-』7月18日(土)スタートWOWOWプライムにて毎週土曜夜10:00(全4話)※第1話無料放送
2015年05月28日主演に森山未來、ヒロインに高畑充希を迎え、直木賞作家・黒川博行の小説をオール関西キャストでドラマ化した「煙霞(えんか)-Gold Rush-」。この度、本作のポスタービジュアルと場面写真が解禁となった。美術講師・熊谷(森山未來)は、理事長の酒井(桂文珍)が経営を私物化している「礼儀・純潔・奉仕」がモットーの大阪の私立晴峰女子高校で働いているが、給料が 正教員の三割引きというしがない立場。ある日、破天荒な言動で学校からにらまれている音楽教師の菜穂子(高畑充希)とともに体育講師・小山田(尾上寛之)から、酒井に不正の証拠を突きつけ、自分たちの身分保証を求めようと持ちかけられる。思い切って酒井の愛人・朱実(中村ゆり)のマンションに乗り込んだが、その後酒井と朱実が行方不明に。 なぜか“教育コンサルタント”箕輪(木下ほうか)と中尾(木村祐一)に誘拐されてしまったようだ。熊谷と菜穂子は訳も分からぬうちに、酒井の隠し財産である巨額の金塊を奪う計画に巻き込まれることに…。WOWOW土曜オリジナルドラマの本作は、大阪を舞台に、騙し騙され、二転三転する手に汗握る物語。今回公開されたポスタービジュアルは「大阪を奪え。」のキャッチコピーの通り、ゴールドに輝く大阪の街並みを押し出し徹底的に「大阪感」に拘っている。また、5月26日にクランクアップしたばかりの本作の場面写真も解禁。美術室で共謀する森山さん扮する熊谷と高畑さん扮する菜穂子を捉えたビジュアル、消えた理事長を追う森山さん、高畑さん、尾上さんの姿も撮影現場から到着した。2013年から1年間、イスラエルでダンス修行を行った森山さん。帰国後初主演作としてWOWOW土曜オリジナルドラマの主演に抜擢された。監督には映画『マエストロ!』の小林聖太郎、脚本は「ごくせん」の江頭美智留。一筋縄ではいかないストーリー展開に期待が膨らむ。「連続ドラマW煙霞 -Gold Rush-」は7月18日(土)より毎週土曜22時~WOWOWにて放送。(全4話・第1話無料放送)(text:cinemacafe.net)
2015年05月28日俳優の森山未來が主演を務める、7月18日スタートのWOWOWオリジナルドラマ『連続ドラマW 煙霞-Gold Rush-』(毎週土曜22:00~)のポスタービジュアルと場面写真が28日、公開された。同作は、直木賞作家・黒川博行の同名小説が原作。森山未來演じる女子高の美術講師・熊谷が、音楽教師の菜穂子(高畑充希)とともに、学園を私物化する酒井(桂文珍)に不正を突きつけようとするが、酒井は愛人とともに誘拐されてしまう。熊谷と菜穂子は訳もわからぬまま、酒井の隠し財産である巨額の金塊を奪う計画に巻き込まれ――策略に次ぐ策略で、だましだまされ、二転三転していくストーリー。見る者も煙に巻くという作品となっている。大阪を舞台に繰り広げられ、出演者も全員が関西出身。今回公開されたポスターも、「大阪を奪え。」というキャッチコピーに、ゴールドに輝く大阪の街並みが描かれ、徹底的に"大阪感"にこだわっている。このほかの出演は、中村ゆり、木下ほうか、木村祐一、尾上寛之ほか。脚本は『ごくせん』『花咲舞が黙ってない!』の江頭美智留。監督は、映画『マエストロ!』『毎日かあさん』の小林聖太郎。プロデュースは、井上衛、河添太が務める。
2015年05月28日『ジョジョの奇妙な冒険』で知られる漫画家・荒木飛呂彦の短編漫画『死刑執行中脱獄進行中』が森山未來の主演で舞台化されることが決まった。荒木作品が舞台化されるのは今回が初めて。『死刑執行中脱獄進行中』は、投獄されて理不尽な扱いを受ける死刑囚が脱獄を試みる密室サスペンス。1995年「スーパージャンプ」で発表され、後に発売された短編集に表題作として収められている。初めての舞台化に荒木は「予測できない期待感と楽しみがあります」とコメント。一方主演の森山は「荒木飛呂彦さんの持つ唯一無二の様式美を、身体、テキスト、音楽、照明、映像、衣装など、現代の舞台芸術が持ち得るかぎりの要素を総動員して、演出家、ダンサーをはじめとする素敵なクリエイター達と有機的に具現化していくつもりです。この舞台が演劇なのか、ダンスパフォーマンスなのか、ジャンルレスなインスタレーションなのか。それは観劇後のあなたの選択にお委ねします」とコメントを寄せている。構成・演出・振付は演劇ユニット「冨士山アネット」の主宰・長谷川寧。11月に東京・天王洲 銀河劇場で上演された後、12月には全国でも公演。
2015年05月18日オセロケッツの森山公一が、初のソロアルバム『Record!』を6月24日(水)にリリースすることが決定した。森山公一チケット情報今作は、オセロケッツのフロントマンとして1997年にメジャーデビュー以来、キャリア18年目にして初のソロアルバム。カントリーバンドThe Ma’amでの活動やプロデュースワークなど、様々なキャリアを通過した経験値と膨大な音楽的バックグラウンドに裏打ちされたサウンドデザイン、熟成が進む歌声と深みを増すウィットに富んだメッセージに心地よく翻弄される、シンガーソングライターとしての才気と狂気を存分に堪能出来る1枚となっている。また同作は、昨年1月より特設サイトにて随時アップされてきた収録曲全曲のMVをコンパイルしたDVD付豪華2枚組仕様となっており、音のみならず映像でも、彼の楽曲のめくるめく世界観を楽しめる。リリース記念ライブも決定しており、7月3日(金)大阪・心斎橋JANUSにて、森山がソロアルバムに楽曲提供した古市コータロー(THE COLLECTORS)と、高橋優やクリープハイプのプロデュースでも知られる浅田信一(SMILE)によるユニットANALOG MONKEYS、槇原敬之や藤井フミヤなど多くのトップアーティストのマニピュレーターとして活躍し、今作のプロデュースも手掛けた毛利泰士が所属するラクライを迎え、『森山公一Solo Album『Record!』発売記念ライブ「“レコハツ” in Osaka」』が行われる。なお、同ライブのチケット一般発売に先がけ、オフィシャル先行予約()を実施。受付は4月11日(土)昼12時から26日(日)午後11時59分まで。
2015年04月10日六本木の「IMA CONCEPT STORE」で、写真展「森山大道×M×蜷川実花」が開催される。これを記念して4月20日にトークイベントも行われる。この展覧会は森山大道の『Dazai』、蜷川実花の『蜷川実花:Self-image』という、両展覧会のカタログ発刊を記念したもの。会場では写真集の素材となったイメージを元に、ブックデザインを手掛けた「マッチアンドカンパニー」の町田覚の視点から“写真集による展示”が行われる。なお、森山の『Dazai』は、中学生時代に出会った太宰治の小説をオマージュしたもの。一方、『蜷川実花:Self-image』では、活動初期から撮り続けられてきた、モノクロのセルフポートレートが収録されている。【イベント情報】森山大道×M×蜷川実花 トークイベント会場:IMA CONCEPT STORE住所:東京都港区六本木5-17-1AXISビル3階会期:4月20日時間:19:00から20:30料金:1,500円(雑誌『IMA』定期購読会員は1,200円)
2015年04月07日代官山のレンタルスペース「AL」で、吉永マサユキ、及び森山大道が手掛ける「resist写真塾」の修了生による合同写真展「ex.resist vol.3」が開催される。期間は4月25日から5月5日まで。resist写真塾は写真家の吉永マサユキ、森山大道が、社会性のある写真家の養成を目的に開校した学校。ゲスト講師による講義を頻繁に行いながら、プロの表現者としての厳しさを指導しており、その独自のスタイルは業界内でも話題となっている。出展作家の1人、川本健司は同写真塾の1期生として06年から講義に参加。今回の展示会では街で酔って寝た人々を、その状況や時代背景と共に撮影した「よっぱらい天国」が出展された。そこには路上で無防備な姿をさらす、日本ならではの平和な光景が写しだされている。一方、星玄人の「STREETPHOTOEXHIBITION1998~2014」は、歌舞伎町や大阪西成などの繁華街を写したスナップ写真。撮影は98年から現在に至るまで続いており、繁華街のネオンの下で蠢く人々の姿を切り取っている。その他、4月29日には出展作家や塾生によるトークイベントを、5月2日には川本健司と写真家の都築響一による対談を開催。26日には吉永マサユキと映画監督の山本政志によるトークイベントも行われ、写真塾の活動を伺うことが出来る。【イベント情報】『ex.resist vol.3』 川本健司 / 星玄人 写真展会場:AL 1階 main space住所:東京都渋谷区恵比寿南3-7-17-1階会期:4月25日から5月5日時間:12:00から19:00(初日は17:00から、最終日は17:00まで)会期中無休入場無料
2015年03月31日2013年10月から文化庁より文化交流使に任命され、海外での1年間のダンス修行で話題を集める俳優・森山未來。このほど、サントリービールの新ジャンル「金麦クリアラベル」がリニューアルされることとなり、その新イメージキャラクターに森山さんが抜擢されたことが明らかとなった。森山さんはリニューアルに合わせて2月17日(火)より放送される、新CMにも出演する。同CMには森山さんに加え、月9ドラマ「HERO」の「あるよ…」のフレーズが印象的なマスター役で知られる田中要次、お笑いコンビ「TKO」の木下隆行、タレントのホラン千秋も出演。「商店街」篇、「おいしいのどごしの唄」篇の2種類が制作されるとのことだ。活気ある昔ながらの商店街を舞台に、「おいしいのどごし、はじまる。」をテーマとした、 “のどごしのおいしさ”をダイレクトに伝えるもの。CMソングにアメリカ西部開拓時代発祥の歌曲「いとしのクレメンタイン(Oh My Darling Clementine)」を起用し、森山さんらキャストたちが軽快なメロディーに合わせて歌い上げるのだが、その歌唱力は圧巻だ。声高らかに紡いでいく力強い発声、高音でもまったくぶれないビブラート、感情豊かな表現力は、一瞬にしてその場の監督やスタッフの心を魅了したそうだ。撮影を経て、森山さんは「ひとつひとつのシーンがテンポよく、エネルギッシュに進んだので、楽しく撮影することができました。一番印象に残っているのは、やっぱり飲みカット。あれは難しかったですね(笑)。でも、地元で働いていて、地元の人と酒を酌み交わすという空気感がとても素敵で、そういう商店街のあったかい空気の中で、『金麦クリアラベル』をおいしく飲むことができたと思います」とコメントを寄せている。舞台・TVドラマ・映画など様々なメディアで“表現”してきた森山さん。今回の歌には発声方法やキーの高さなど、森山さんのアイデアも採用されているとのこと、そのクオリティを確かめてみて。「金麦クリアラベル」新CMは2月17日(火)より全国にてオンエア。(text:cinemacafe.net)
2015年02月13日森山直太朗が2015年1月30日埼玉・戸田市文化会館より約1年ぶりの全国ツアーをスタートさせた。初日となったこの日のライブは、昨年リリースの最新アルバム『黄金の心』の収録曲「若者たち」や、おなじみの曲まで新旧織り交ぜたセットリストを披露。また、彼のライブ名物である軽妙なMCも披露された。ツアー「森山直太朗コンサートツアー2015『西へ』」は6月24日(水)東京・NHKホールまで、35か所で37公演を開催。ツアー前半戦のチケットは全公演完売。ツアー後半戦である4月4日(土)静岡・三島市民文化会館 大ホールからファイナルまでのチケットは発売中。■森山直太朗コンサートツアー2015『西へ』後半4月4日(土)三島市民文化会館 大ホール(静岡県)4月11日(土)福岡サンパレス(福岡県)4月12日(日)宝山ホール(鹿児島県文化センター)(鹿児島県)4月15日(水)広島アステールプラザ 大ホール(広島県)4月18日(土)サンポートホール高松(香川県)4月25日(土)バロー文化ホール 大ホール(旧多治見市文化会館)(岐阜県)4月26日(日)金沢市文化ホール(石川県)4月29日(水・祝)神奈川県民ホール 大ホール(神奈川県)5月9日(土)守山市民ホール(滋賀県)5月10日(日)名古屋国際会議場 センチュリーホール(愛知県)5月15日(金)アルカスSASEBO(長崎県)5月17日(日)豊後大野市総合文化センター エイトピアおおの(大分県)5月22日(金)神戸国際会館こくさいホール(兵庫県)5月24日(日)倉敷市民会館(岡山県)5月30日(土)須坂市文化会館 メセナホール(長野県)5月31日(日)新潟県民会館 大ホール(新潟県)6月6日(土)札幌市教育文化会館 大ホール(北海道)6月7日(日)音更町文化センター 大ホール(北海道)6月13日(土)那覇市民会館 大ホール(沖縄県)6月21日(日)東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)(宮城県)6月24日(水)NHKホール(東京都)
2015年02月02日12月20日から2015年2月23日まで、森山大道写真展「Dazai」が開催される。展覧会タイトルの「ダザイ」とは、小説家・太宰治のこと。太宰は青森の富裕な一家に生まれ、小説家として活動したのは1933年から48年のわずか15年間。玉川上水に入水自殺して38年の一生を閉じた。この短い期間に歴史に刻む名作を生み出している。代表作は『人間失格』『斜陽』『津軽』『晩年』など。女性の告白体を得意とし、短編の名手として知られる。誕生日である6月19日には太宰が眠る三鷹・禅林寺にて彼を悼む「桜桃忌」が未だに開かれており、現代においてもその作品は色褪せない。写真家・森山大道も、彼に魅了された1人という。森山が太宰の小説と出合ったのは、中学生時代という。学校を厭い、ストリートを学び舎としていた多感な時期に、作品から受けた影響の大きさは計り知れない。時を経た今、森山は、「太宰の小説は、僕が嗅覚や視覚によって感知し、記憶した戦後のイメージとぴたり符号する」と語っている。結果、最新作となる写真集『Daido Moriyama: DAZAI』(マッチアンドカンパニー・MMMレーベル no.5、太宰治『ヴィヨンの妻』収録/5,000円)を刊行するに至り、同時にまた、森山が太宰へのオマージュとしてセレクトした、70年代から現在に至るまでのモノクローム作品約50点を展示する今回の企画が実現した。会場は、原宿のアートスペース「AM」。1月10日の15時から16時まで、森山大道のサイン会も予定されている。【イベント情報】森山大道写真展『DAZAI』会場:AM住所:東京都渋谷区神宮前6-33-14神宮ハイツ301/302会期:12月20日から2015年2月23日時間:13:00から19:00休廊日:月(最終日除く)・火曜日12月29日から1月6日入場無料
2014年12月15日2015年2月11日(水)に東京・サントリーホールにて『Ryoko Classics2』を開催する森山良子が、ぴあのインタビューに答えた。『Ryoko Classics』は2013年に第1回が開催。アンコールを望む声が多く寄せられ、その期待に応えて、再びオーケストラとの共演が行なわれる運びとなった。公演ではオリジナル曲に加え、映画音楽やミュージカルのレパートリーも披露される予定。幅広いファンが楽しめる夢のコンサートになりそうだ。まずは、昨年2月にリリースしたアルバム『Ryoko Classics』について話を聞くと、「実は、声楽のトレーニングはつねにずっと続けているんですよ。私が子供の頃に出会った先生がいて、70歳半ばを越えられていますが、今でもレッスンを見ていただいてます。フォルテを出すときにも、正しいイメージの作り方を教えてくださって、声の小さな歪みも正していただける。先生自身も勉強をして、つねに前進されているんです。『Ryoko Classics』にはスペシャルサンクスを捧げたい人がふたりいて、それは音楽に厳しかった母と先生なんです」と語った。さらに、「歌う」ということに話が及ぶと「ピッチ(音程)って、最近ではあまりうるさく言われないものなのかも知れませんが、私は子供の頃から鼻歌を歌っていても、父と母から『低い低い、フラットしてる』といつも注意されていたんです(笑)。音楽はまずピッチありきなんですね。今ちょうどレコーディングの最中なのですが、スタッフはそれほど細かく気にしないんです。私はどうしても正しいピッチで歌いたいので、(コンピューターで)波形を見て、少しでも下がっているとやり直します」とこだわりを見せた。また、今回の公演のように80名のオーケストラと歌う時も発声は変わってくるそうで、「こんなふうに歌っていたのが(ラララ…とリラックスした声)、こんなふうに(オペラ歌手のようにボリュームのある輝かしい声)に変わります(笑)。オーケストラと共演するのは楽しいですよ。オーケストラ・アンサンブル金沢やNHK交響楽団とも共演してきましたが、毎回大きな刺激を受けます。アレンジもオリジナルですから新しい楽譜を作ることも大事な目標になります。クラシックの既成の譜面をそのまま使うのではなく、自分なりのニュアンスが出るスコアを、アレンジャーの方に作って頂いています」と明かした。最後に、来年2月の公演における選曲に関して「クラシカルな楽曲と、私がずっと歌ってきた『さとうきび畑』『涙そうそう』『この広い野原いっぱい』といった“森山良子はこういう曲”というものを盛り込みながら、映画音楽の名曲やミュージカルも歌う予定です。映画から生まれた曲には素晴らしいメロディがたくさんあります。そういった音楽をオリジナルとともに楽しんで頂きたいです」と語った。チケットは発売中。(取材・文:小田島久恵)
2014年10月29日映画『人類資金』が10月19日(土)に公開を迎え、主演の佐藤浩市を始め、共演の香取慎吾、森山未來、観月ありさ、岸部一徳、オダギリジョーに原作者の福井晴敏、阪本順治監督が都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。“M資金”と呼ばれる、旧日本軍が敗戦を前に祖国復興のために隠匿したという巨額の財産の存在を軸に、この10兆円で世界の仕組みを変えようとする者たちの姿を描いた経済サスペンス。30年以上前に“M資金”に関する本と出会って以来、ずっと映画化することを思い描いていたという阪本監督は、夢の結実に「昨日は眠れませんでした。いままでの映画(の公開時)で感じたことのなかった感動を覚えてます」と感慨を口にした。企画を立ててからも「人類(=人材)はあったけど、資金がなかった…(苦笑)」となかなか企画が進まない時期もあったが、「いま、経済が一番ホットな時期に公開を迎えてよかったなと思っています」と満足そうに頷いた。主演の佐藤さんは「完成に向けて、みんなが疾走していました」とスタッフ・キャスト陣の思いを代弁。香取さんは「最初に監督から『慎吾に世界を救ってもらいたい』と言われました(笑)。意味が分からなくて、台本を読んでも難しくて、こんなに何度も読み返したのは初めてというくらい何度も読んだ」と明かす。佐藤さんに森山さん、仲代達矢らとの共演は「毎日、緊張の日々でした」とふり返った。原作小説を手がけた福井さんは「今回ほど受け止められ方が予想できない作品は初めて」と語り、映画を観終えたばかりの観客に「どうでしたか?」と質問。拍手が沸き起こると、ホッとした表情を見せたが「難しかったと感じましたか?」とさらに質問。ここでも「難しかった」という意味の拍手が聞こえると、「そうですよね」と頷きつつ「もう1回観るとよく分かります。さらによく分かるために原作の小説も売ってます」とアピールし、会場は笑いに包まれた。暗殺者役で出演した韓国人俳優のユ・ジテからは祝福の手紙が届いたが、監督は彼が10年ほど前に日本に住んでいた頃からの知り合いであることを明かし「彼は本来主役を演じる俳優さんですが、ルワンダにボランティアに行ったり、ミャンマーに学校を作る活動をしており、僕が作ろうとしている世界観を理解してくれると思って、脚本がない状態でお願いした」と明かす。ユ・ジテとのアクションに挑んだ森山さんは、軍隊経験もあり、さらに本作のために体を鍛えた彼とのアクションで「(台本にあるように)跳ね返そうとしてもできないことがあった」と苦労を述懐。観月さんも、彼が190センチ近くある長身であり「顔が高くてキックするのも大変だった」とふり返る。さらに香取さんは「うろ覚えの韓国語や英語で話しかけたら、日本語ベラベラでした(笑)」と明かすなどユ・ジテとのエピソードに花を咲かせる。終いには直接の共演シーンのなかったオダギリさんまで「遠くでユ・ジテさんを見てました」と明かすなど、何故かみんな、ユ・ジテが大好き…?一方、佐藤さんは同じく共演したハリウッド・スターのヴィンセント・ギャロの存在に触れ「ヴィンセント・ギャロからは手紙届いてないの?」と不服そうに語り、会場は再び笑いに包まれた。ロシアにニューヨーク、タイと巡った本作の撮影の総移動距離は5万キロ超でおよそ地球1.3周分。これについて最後の最後でコメントを求められた佐藤さんは「難しい」とムチャぶりに困惑しつつ、「マイル貯めときゃよかった!」と語り、最後まで笑いの絶えない船出の舞台挨拶となった。『人類資金』は全国にて公開中。(黒豆直樹(cinema名義))■関連作品:人類資金 2013年10月19日より全国にて公開(C) 2013「人類資金」制作委員会
2013年10月19日俳優の森山未來が10月10日(木)、都内で行われた出演作『人類資金』のプレミア試写会にワイルドな“ヒゲ面”で登場。オスカー受賞作『アルゴ』で主演を務めたベン・アフレックを彷彿とさせる新たな魅力の開花に、ファンも熱視線を送っていた。映画は旧日本軍の秘密基金と言われる“M資金”を題材にした骨太エンターテインメント作品。プレミア試写会には森山さんを始め、主演の佐藤浩市、香取慎吾、石橋蓮司、寺島進、三浦誠己、岸部一徳、阪本順治監督、福井晴敏(原作者)が勢揃いした。日本映画界を代表する名優たちの集結に、香取さんは「そうそうたる先輩方の中で、とても緊張しながら、演じさせていただいた。未來くんだけ年下なので、先輩面していました(笑)」。森山さんも「こんな強者(つわもの)と肩を並べて、熱量がこもった作品に参加できたことを誇りに思います」と胸を張った。一方、“さすがの余裕”を見せつけたのが佐藤さん。本作に出演している観月ありさを引き合いに、「観月がいないと、こんなにむさ苦しいもんなんだ」と男だらけのステージに、苦笑いを浮かべて、客席の爆笑を誘っていた。主人公は金融ブローカーからM資金詐欺を繰り返して生きる男・真舟雄一(佐藤さん)。そんな彼の前に、“M”と名乗る謎の男とその腹心・石優樹(森山さん)が現れ、「10兆円あるM資金を一緒に盗み出して欲しい。報酬は50億円」と話を持ちかける…。2012年5月に邦画としては史上初めて、米ニューヨークの国連本部でロケを敢行し、森山さんの演説シーンを撮影。しかし、その時点では本作の製作に正式なゴーサインは出ていなかった。それでも同年秋から、国連の補修修理が始まってしまう関係で、ロケが“強行”されたのだとか。佐藤さんは「正直、行かないほうがいいとも思ったし、監督も『もし製作できないなら、国連っていう短編にする』って言っていましたよね(笑)」と裏話を暴露。阪本監督にとって、M資金という題材は30年来、構想を温めてきた念願の企画だけに「国連に行くことで、我々の本気度を示すことができ、映画製作の“資金”を集めることができました」と感慨しきりだった。『人類資金』は10月19日(土)より全国にて公開。(内田涼(cinema名義))■関連作品:人類資金 2013年10月19日より全国にて公開(C) 2013「人類資金」制作委員会
2013年10月10日小栗旬、森山未來らが出演するアクション・エンターテインメント大作『髑髏城の七人』の予告編映像がこのほど公開された。『髑髏城の七人』予告編本作は、劇団☆新感線の人気公演をデジタル技術を駆使してスクリーンで楽しむ“ゲキ×シネ“の記念すべき第10弾。天下統一をかけて武将たちが割拠していた戦国の世を舞台に、たった7人で2万を擁する関東髑髏党に戦いを挑んだ者たちの活躍を痛快に描く。本作は、中島かずき作、いのうえひでのり演出による劇団の代表作のひとつで、小栗、森山、早乙女太一、小池栄子、勝地涼、仲里依紗ら若手キャストを迎えて昨年上演した舞台を18台ものカメラを駆使して収録。このほど公開された予告編では、ひょんなことから戦乱に巻き込まれる捨之介(小栗)、関東髑髏党を束ねる最強の男・天魔王(森山)ら主要な登場人物を次々に紹介しながら、ダイナミックな殺陣、ポジション/ポーズまで完璧に計算された登場シーン、耳に残るキメ台詞の数々、そして観客を魅了する熱い人間ドラマの一端が紹介されている。エンターテインメントであることを純粋に追求し、重厚な劇世界を構築しながら毎公演、面白さとカッコよさを失わずに走り続けてきた劇団☆新感線だけに、予告編も痛快な描写が続々登場。映画館の客席が一体になるような、思わず歓声があがるような興奮必至の作品になりそうだ。『髑髏城の七人』2013年1月12日(土)より全国ロードショー
2012年11月14日アニメ映画化がその他の画像決定した『聖☆おにいさん』のメインキャラクター声優を森山未來(イエス役)と、星野源(ブッダ役)が務めることが発表され、ふたりからコメントが届いた。..『聖(セイント)☆おにいさん』は、“モーニング・ツー”にて連載中の中村光の同名コミックを映画化するコメディ作品。ブッダとイエスが、東京・立川でアパートをシェアし、下界でバカンスを満喫する様を描く。監督は、アニメ『THEIDOLM@STER』シリーズの演出を手がけた高雄統子。..共に声優初挑戦となる森山と星野。小学生の頃にキリストの伝記を、中学生の頃に手塚治虫の『旧約聖書物語』や『ブッダ』に触れていたという森山は、「『聖☆おにいさん』は何年か前に人からのすすめで単行本で読ませて頂いたんですが、中に盛り込まれている宗教的な小ネタがどれもわかるだけにたまらなく、これは日本ならではの距離感だなと感じた記憶があります」と言い、「イエスを演じるどうこうというより、とにかくアニメーションに言葉を乗せるという行為自体が初めてなので、自分にとって新しい現場をブッダ演じる源ちゃんとのコンビネーションも含めてとにかく楽しめればいいなと思っています」とコメント。..ブッダ役の星野は「元々アニメが大好きなので、『聖☆おにいさん』も新巻が出れば買っていました。違う価値観のふたりが一緒に暮らしているのがすごく好きです。人間は皆バラバラなのだ、と常々思っていたんですが、天界も同じだったのかと(笑)。でもそのふたりが相手を思いやりながら生活している。ある意味、すごく人間的で普遍的な話だなと思っていました。自分とお金に厳しく、シルクスクリーンが好きなブッダとして生きられるよう、頑張りたいと思います」と意気込みを語っている。..『聖☆おにいさん』.来春、東宝系にて全国ロードショー
2012年10月16日来年1月に劇場公開される、劇団☆新感線の舞台を映像に収めたゲキシネ第10弾『髑髏城の七人』(どくろじょうのしちにん)の特報動画が到着し、小栗旬、森山未來、早乙女太一ら出演者の躍動感あふれる姿が披露された。特報動画『髑髏城の七人』は、中島かずき作、いのうえひでのり演出による劇団☆新感線の“いのうえ歌舞伎”と呼ばれる演目のひとつ。1990年に初演され、キャストを変えて7年ごとに上演されてきた人気作で、戦国の世を舞台に、たった7人で2万を擁する関東髑髏党に戦いを挑む者たちの活躍を描く。今回、劇場上映されるのは、小栗、森山、早乙女、小池栄子、勝地涼、仲里依紗ら若いキャストをむかえ、2011年8月から10月にかけて大阪と東京で上演された舞台『髑髏城の七人』を収録したもの。ストーリーや登場人物を新たな着想で再構築し、通称“ワカドクロ”と呼ばれ人気を博した本公演を、18台ものカメラを駆使し、カメラのアングルや音響など、臨場感にこだわって編集されている。このたび公開された特報動画は、小栗、森山らそれぞれの風貌や殺陣の演技などが収められた鬼気迫る内容となっており、特報は6日より各上映館でも観ることができる。『髑髏城の七人』2013年1月5日(土)より新宿バルト9先行公開2013年1月12日(土)より全国ロードショー
2012年10月09日