お笑いコンビのダイアン(ユースケ、津田篤宏)が出演する、DMM.com「DMM チャットブースト」の新CM「ダイアン/ゴイゴイブースト」編が21日より放送される。新CMでは、DMMチャットブーストのキャラクターで、正体不明の最強覆面レスラー「Mr.Boost(ミスターブースト)」とユースケが“相棒”として出演。また、津田のおなじみのリアクションにも注目だ。○■ダイアン インタビュー――「DMM チャットブースト」は、LINE公式アカウントの機能を拡張させ、誰でもマーケティングを自動化できるLINE公式アカウントの自動化ツールですが、今後お二人が副業するとしたら、どんなことをしたいですか?津田:そうですね、タレントショップをやりたいですね。竹下通りは昔はタレントショップの街やったじゃないですか。それをもう一回復活させたいですね。そして、集客のために「DMM チャ ットブースト」を使うという。LINEを連携させてね!――このサービスは、“LINE 活用の頼れる相棒”というコンセプトですが、相方がそれぞれ違う方だった場合、どんな人だったら相性がいいと思いますか?津田:もうね、考えたくないです。やっぱりユースケと一緒にやってきたし、質問に対してちょっとムカつきましたもん。考えたくないんですよ、ユースケ以外で。考えただけでユースケに対しての裏切りだし、泣きそう。何でそんなこと言うんですか。ユースケ:俺は似ているタイプ(津田)の方がいいんじゃないかと思ってますね。――やっぱり相方は頼れるな、と感じる時はどのような時ですか?ユースケ: 結構周りの人に津田は何もしてないと言われるんですよ。確かにネタは僕が書いてる。津田はネタも書かへんし、って毎度言ってきたりするんです。そう言われるたびに僕はちょっと腹が立っているというか、そんなわけがないじゃないですか。コンビでやってて、どっちかが何もせーへんとかがありえないので、そう言われるたびにすごい腹立って。ネタ合わせの時に、相方はストップウォッチを持ってくれるっていうすごい大事な役があって。津田:またそれやー!ユースケ:それがあるから時間がはかれるんですよ。あれがなかったら俺もうほんまにテンパって、どうやって時間測んねんって。津田:またそれやー!
2022年11月21日柚希礼音、美弥るりからが出演する舞台、SHOW-ism XI『BERBER RENDEZVOUS』が11月20日に東京・シアタークリエで開幕した。「SHOW-ism」は演出家・小林香が2010年より作り続けている、歌とダンスをふんだんに盛り込んだエンターテインメント・ショー・シリーズ。出演する俳優の個性を存分に活かし、俳優の個性の上に物語が紡がれていく点に人気が高いシリーズで、今回も柚希、美弥をはじめ、JKim、佐竹莉奈、鈴木瑛美子、宮本美季、原田薫といったキャストがとにかくカッコ良く舞台上で躍動している。物語は、新作映画を撮るために11人の女性が集められたところから始まる。パリで撮影のはずが、気付いたらそこはサハラ砂漠。課せられたミッションは、2週間で「人間とは何か」をテーマにした映画を1本撮ること。謎めいたオファーに戸惑いながらも、この映画を機に再起をはかりたい者、高額の報酬が欲しい者、それぞれの事情を抱えた彼女たちはこの仕事に取り掛かるが……。舞台にはシンプルな白幕と、その裏の三階建てのむき出しの鉄骨。回り舞台の上でこのセットが効果的に表になり裏になり、映画製作の表と裏だけでなく、彼女らの心の表裏も表現していく。男性不在の中で「人間」を描くことを求められた彼女らは、オムニバス形式で短編映画を5本撮り、その答えとすることに。その“短編映画”が舞台ではショーアップされた見せ場になっていく仕掛けだ。その内容はバラエティに富んでいて、『常夜灯』と名づけられたフィルム・ノワールへのオマージュでは、台詞はなくダンスと歌で、ナイトクラブを舞台にした男女の愛憎を官能的に描く。ここでは男性役に扮した柚希が、美弥が演じる素行の悪い、しかし魅力的な“悪女”的女性ダンサーに翻弄され破滅していくのが見どころ。佐竹をはじめとするクラブダンサーたちも美しく、タカラヅカのショーもかくやといった圧巻の一幕になっている。他方、男性の影にいた映画のヒロインたちが誇り高く立ち上がっていく『ハイヒールズ』はロックテイストでダンサブル、スカッと爽快な一幕だし、『オズの魔法使い』を思わせるファンタジックでカラフルな物語があったかと思えば、母、娘、孫の三世代の歴史と思いが紡がれる心に染みる物語も。これらの撮影を通し、寡黙なリーダーといった雰囲気のクールな柚希、華やかな外見に野心を燃え上がらせている美弥、ふたりが反発しながらもお互いを認め合っていくさまも“バディもの”の映画のようで粋だ。さらにJKim、鈴木、宮本が個性の異なる、しかしそれぞれに素晴らしい歌声を響かせれば、佐竹はエレガントなダンスで魅了し、原田は迫力あるダンスとともに芝居でも盛り上げる。皆、華やかで美しい女性たちだが、それぞれの武器を研ぎ澄ましたかのようなストイックさ、職人っぽさも感じるのがカッコいいところ。ここに日替わりゲスト扮する“ノーウェア”が意外な存在感で登場するのも楽しい。この日の日替わりゲストは元宝塚男役スター、愛月ひかる。優雅な白のパンツスーツを身にまとい、浮世離れした美しさであったが、その正体は……ぜひその目で確かめて欲しい。なお日替わりゲストはほかに花乃まりあ、昆夏美、新妻聖子、涼風真世、ソニンが出演する。振付の数は「宝塚のショーの倍くらい」SHOW-ism XI『BERBER RENDEZVOUS』初日前会見より、左から)柚希礼音、美弥るりか初日に先駆け19日には柚希、美弥、演出の小林による囲み取材も開催された。柚希は「宝塚を退団したら、ショーというものはなかなかできないので楽しみにしていました。お稽古が始まったら、振付の数がすごくて……。宝塚のショーの倍くらいある。ものすごい数の場面があり、歌と踊りがあり、そして「映画を作っていく」というストーリー性、芝居もある。色々な見どころがある作品です」とアピール。美弥も「私は宝塚退団後、女性らしい役を演じることがあまりなかったので、こんなに“女性感”を出すのは初めて。自分の新しい表現力のひとつを見せられるよう、一生懸命やりたい」と意気込んだ。また、宝塚星組時代に先輩・後輩として共に過ごしていたふたりの久々の共演ということで「(美弥は)最初からスタイルが良くて、可愛かった。(美弥が組替えの時は)涙・涙で月組に送り出しましたが、こうしてまた共演できるのは奇跡のよう」(柚希)、「私にとって柚希さんは入団した時からスター、初対面から雲の上の存在でした。今回ご一緒して、稽古場などでお話させていただくと、舞台上の勢いある柚希さんとは違って、普段は癒し系。中身の内面の繊細さ、優しさに触れさせていただき、少し近付けたように思えて嬉しいです」(美弥)と、ともに共演を喜んでいる様子。SHOW-ism XI『BERBER RENDEZVOUS』初日前会見より、左から)小林香(演出)、柚希礼音、美弥るりかさらに小林は「この世相ですので、シンプルにカッコいい、美しい、笑いたいといった感情を楽しむために劇場に来ていただきたいと思って作りました。自画自賛しているわけではないのですが、色々な音楽と色々な種類のダンス、(レギュラーメンバー)11人プラスゲストの方の、多種多様な魅力が散りばめられています。劇場は敷居が高いと思わずに、ぜひ気楽にいらしてください」と話した。小林のコメントのとおり、カッコよくて、美しいプロフェッショナルな女性たちの姿は非常に前向きなパワーを呼び、最終的には多幸感が劇場を包む。ライブエンターテインメントの良さをシンプルに集めたようなステージだ。公演は12月5日(月) まで同劇場にて。取材・文:平野祥恵
2022年11月21日声優や俳優として知られる津田健次郎さんが、1人の女性の行動について、Twitterに投稿しています。津田さんが路上を歩いていると、前には20歳くらいの真面目そうな女性がいました。ヘッドホンを装着しながら歩いていた女性は、突然踊り始めます。津田さんは「振付を確認していたら、本気で踊ってしまったのでは」と女性が踊り始めた理由を推測。女性はくるっと回転した後、周囲に見られていたことに気が付いたのか、恥ずかしそうに歩いて行ったそうです。街中、路上にて。20歳位だろうか真面目そうな女性がヘッドフォンをして前を歩いていた。ふいに彼女が踊り出した。振付を確認してて本気で踊ってしまったのかな。一瞬踊って、最後にクルッと一回転。恥ずかしそうに道を逸れて行った。良い。踊りたい時に踊ろう。束の間の良き時間でした。— 津田健次郎 KENJIRO TSUDA (@tsuda_ken) November 19, 2022 津田さんは女性の行動に「いい。踊りたい時に踊ろう」とコメント。「束の間のよい時間だった」ともつづり、女性の踊りを見たことに満足したようです。津田さんが目にした女性の行動に、「自分も路上で上機嫌になることがある」といった体験談などが寄せられました。・外出先で歌を聴くのが好きで、本当に歌いたくなることがありますが、いつも心の中にとどめています…。・映画のワンシーンのような場面だったんですね!素敵なエピソードだと思いました。・「踊りたい時に踊ろう」がいい言葉で、心に響きます…!1人で歩いている時、何かに集中していると、周囲の存在を忘れてしまうことがあります。女性は、振付の確認に集中するあまり、身体が勝手に動くように踊り始めたのかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2022年11月20日2023年1月20日(金)にプラネタリウム天空(東京)にて『LIVE in the DARK w/奇妙礼太郎』の開催が決定しました。歌とギターによる弾き語り形式で、プラネタリウムに合わせた特別なセットリストをお届けする予定です。奇妙礼太郎がプラネタリウムのステージに様々なジャンルの音楽を内包し、独自の世界観を確立する孤高のミュージシャン奇妙礼太郎がついに『LIVE in the DARK』に登場します。本公演は4年ぶりにリリースされたフルアルバム「たまらない予感」の弾き語りツアーのファイナル公演として開催します。奇妙礼太郎が放つ圧倒的な熱量、そして聴く者の心に直接触れる生々しい歌声。リアルな星空と暗闇の中、静と動が共存する特別な一夜をお楽しみください。▼特設サイト 『LIVE in the DARK』とはプラネタリウムでしか体験できない、音楽と星空、そして暗闇が共鳴する全く新しい音楽エンターテインメント。星々がひしめく暗闇の中、耳を澄ませてみると、日常生活では感じることができなかった、微かな音の“表情”をしっかりと感じることができるはずです。全天周映像演出は数多くのライブ演出を手掛ける、ビジュアルデザインスタジオ“HERE.”が担当し、星空、音楽、そして映像がシンクロする、ここでしか体感できないプラネタリウムライブを実現します。良質な音楽、そしてプラネタリウムという非日常空間で、特別なひと時をぜひ。●チケット販売に関して●■奇妙礼太郎オフィシャルファンクラブ「REI」先行受付(抽選)2022年10月26日(水)12時~11月1日(火)23時59分の期間、奇妙礼太郎オフィシャルファンクラブ「REI」先行受付(抽選)を行います。 ■一般販売2022年11月12日(土)午前10時~下記『LIVE in the DARK』特設サイトを通じ、電子チケットシステム「ticket board」にて一般販売を行います。 ※ファンクラブ先行受付、一般販売いずれの場合も『LIVE in the DARK』特設サイトに記載されている注意事項を必ずご確認の上お申込みください。※ticket boardをご利用いただくために会員登録(無料)が必要です。※ticket boardに記載の応募規定(枚数/席種等)及び、申込に際しての注意事項をご確認の上ご応募下さい。●『LIVE in the DARK w/奇妙礼太郎』イベント概要●出演:奇妙礼太郎日程:2023年1月20日(金)時間:1st Stage 18:00開演(17:30開場) / 2nd Stage 20:00開演(19:30開場)料金:一般シート:7,000円(税込) / 三日月シート:16,000円(税込) ※2名掛け・各公演3席限定※『三日月シート』は1枚のチケット料金に大人2名様分の鑑賞料金を含んでいます。場所:コニカミノルタプラネタリウム天空 in東京スカイツリータウン(R)※約1時間の公演予定です。※イベントの性質上、小学生以下のお客様はご入場いただけません。※イベント終了後は速やかなご帰宅をお願いいたします。【感染症対策及び、イベントに関する注意事項】※本公演は新型コロナウイルスを含む感染症防止対策を徹底し【全席販売】にて実施いたします。※ご来場及び公演中のマスク着用は必須とさせていただきます(フェイスシールドのみ着用のお客様はご入場いただけません)※会場内での会話は控えていただき、公演中の歓声や掛け声、指笛などは固くお断りいたします(拍手や手拍子などでの応援をお願いします)※本イベントはプラネタリウム施設で星空、映像、音楽をお楽しみいただくイベントです。演出の都合上又は、ドームの座席配置の関係でステージ(アーティスト)が見えにくい場合がございます。※中央後方のお席はプラネタリウム機器の関係でステージが見えにくくなっておりますが、星空・ドーム演出は一番見やすいエリアとなっております。本イベントは感染症対策の観点、及びプラネタリウムという会場の特性上、様々な制限を設けさせていただいております。下記「特設サイト」に記載されている注意事項を必ずご確認の上、チケット購入/来場をして下さい。●奇妙礼太郎(きみょう れいたろう) プロフィール●大阪府出身。2008年より奇妙礼太郎トラベルスイング楽団として活動。バンド解散後、TENSAI BAND II(ex.天才バンド)・アニメーションズ等のバンドを経てソロアーティストとして活動。ボーカリストとして、多数のCM歌唱も担当し話題となる。2017年メジャーデビュー。同年1stアルバム「YOU ARE SEXY」、翌2018年2ndアルバム「More Music」をリリース。2021年にミニアルバム「ハミングバード」、ソロとして初となる弾き語りカヴァーアルバム「song book #1」をビクターエンタテインメントよりリリース。2022年4月13日(水)約4年ぶりのフルアルバム「たまらない予感」をリリース。 ●株式会社HERE.(ヒア)●代表土井昌徳。プロジェクションマッピングやVR360°ドームパノラマ映像の制作に特化した少数精鋭のビジュアルデザインスタジオ。プロジェクションマッピングでは、百貨店の常設やホテル、アーティストのライブ等、大規模案件の実績も多数。時代を捉えた演出と高い技術に裏付けられた良質なコンテンツ提供に定評がある。また、次世代のVR ドームシアター向け素材販売サイト「Shout!360」も運営、動画制作に役立つTipsも連載中。【Shout!360詳細 www.shout360.xyz】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月25日サーチライト・ピクチャーズが贈る最新作『ザ・メニュー』の日本オリジナル予告映像が解禁。ナレーションは津田健次郎が担当している。本作は、アニャ・テイラー=ジョイ、レイフ・ファインズ、ニコラス・ホルト共演、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『ドント・ルック・アップ』のアダム・マッケイが製作を務める、風刺と笑いのスパイスに彩られた極上サスペンス。この度到着した日本オリジナル予告映像では、マーゴ(アニャ・テイラー=ジョイ)とタイラー(ニコラス・ホルト)を含む選び抜かれた12の客が孤島の高級レストラン・ホーソンに訪れるシーンから始まる。気品あふれる雰囲気の中、提供される極上のメニューとは裏腹に、シェフ・スローヴィク(レイフ・ファインズ)の下で異常なまでに統率が取れたスタッフたちと徐々に浮かび上がる不穏な影の数々。誰もが虜になる極上の美食を揃えた命がけのフルコースが始まるが、果たしてレストランに隠された秘密とミステリアスなシェフの正体とは…?衝撃の結末を予感させる映像となっている。ナレーションは、人気アニメ「呪術廻戦」の七海建人役として知られ、映画監督・俳優としても幅広く活躍する大人気声優の津田健次郎が担当。津田さんは本作について「サスペンスの鉄則である、孤島、逃げ場がない、訳ありの12人、という王道の設定から、グイグイ引き込まれますよね。王道を押さえながらも、”料理”というモチーフを得て、更に進化したこの映画のサスペンスをぜひ劇場で堪能してほしいと思います。僕もナレーションをやりながら、コックたちを軍隊のように一糸乱れず従える、シェフのキャラクターの正体が気になって仕方ありませんでした。僕もぜひ映画館でその謎を突き止めたいと思います」とコメントを寄せた。また、自身も映画好きを公言する津田さんは、「出演者の中では、レイフ・ファインズのファンなんです。イギリス俳優の上品さと美学があって、今回のシェフ役にも一味違う、格を感じますよね」とレイフへの熱い想いも語っている。『ザ・メニュー』は11月18日(金)よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・メニュー 2022年、全国にて公開©2022 20th Century Studios. All rights reserved
2022年10月21日現在「U-NEXT」にて独占配信中の「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」にて、日本語吹き替えを担当している声優の早見沙織と津田健次郎が、本作の魅力を語る対談映像が公開された。本作は、「ゲーム・オブ・スローンズ」の前日譚となるジョージ・R・R・マーティンの小説「炎と血」の映像化。ターガリエン家の“鉄の玉座”をめぐる壮絶な戦いを、壮大なスケール感で描き出す。今回の映像では、王位継承権を持つターガリエン家の王女レイニラ・ターガリエン役の早見さんと、王の弟で一家の危険分子、デイモン・ターガリエン役の津田さんが登場。お互いのキャラクターについて「秘めたる意志というか、思いを抱えている人なのかなと思います。吹替版で津田さんのお声が乗っているのを聞くと、秘密めいた空気だったり胸の中に隠し持っている野望だったりをより一層感じることができます」(早見さん)、「ひとりでドラゴンに乗って遊びに行っちゃうみたいな、自由奔放さと強さがあって、とても魅力的だなと。ただおてんばなだけじゃなく、非常にクレバーで」(津田さん)と話す。そんな2人の関係性については、「2人だけの空間がある。とくに第1話でも、ペンダントをつけてあげるシーンとか…」と早見さんが言うと、「なんだろうこの意味深な空気感は…?みたいなね」と津田さん。作品全体については「すっっっごいクオリティでしたね…!映像がヤバい!」「街の全景だったりとか、ドラゴンからの俯瞰とか、すごいクオリティですね!」と津田さんが話すと、早見さんも「世界観が壮大で、そして作り込まれていて、隙がない!」と衝撃を語る。また、津田さんは「誰と誰が信頼関係で結ばれていてとか、その辺も危ういわけですよね」「『えっ、嘘でしょ?』っていうような展開になっていくんですよね。人間は恐ろしいって思いますよ…」と気になるコメント。「人間模様、注目ポイントです!」という早見さんも「色んな人の思惑が絡み合う物語なので、マイクの前で観ていてもピリッとする瞬間があって面白いなと思います。とくにレイニラとデイモンのシーンはヒリヒリしますね…!」と収録をふり返った。そして、早見さんと津田さんをはじめ、堀内賢雄、大塚芳忠、坂本真綾、大塚明夫ら豪華声優が参加している本作。早見さんは「収録のときに先に収録されている方の声を聞きながら録ることもできるんですけど、ほんとに素敵なお声が溢れていて、幸せな空間が広がっています」とアピールし、津田さんも「ぜひ吹替版でも、観ていただきたいです」とメッセージを寄せている。「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」はU-NEXTにて独占配信中。(cinemacafe.net)
2022年10月11日ものまねタレントの丸山礼が8日、千葉・幕張メッセで開催された日本最大級のファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2022 AUTUMN/WINTER」に登場。自身2回目の出演となった。丸山が登場した「Top of the Hill」のショーは、デニム・ミリタリー・アンティークコットン・ヴィンテージドレスなどその時代のカルチャーを築き上げたアイテムでのコーディネートを紹介した。丸山は刺繍が入ったビンテージ風のアウターを羽織り、ボヘミアンファッションやアジアンファッションを融合させたような個性的な衣装。時折薄い笑いを浮かべながら、アンニュイな表情でランウェイを歩いた。そのほか櫻坂46の山崎天、小林由依らのほか、佐藤三兄弟、バンダリ亜砂也、井上想良らも出演した。「GirlsAward」は、2010年から開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。今回のテーマは、DISCOのように心を躍らせて楽しい時間を“シェアハピ”しようという思いが込められた「Come on Happy Time! Share Happiness!」。人気モデルによるファッションショーやアーティストによるライブステージなどを展開する。撮影:蔦野裕
2022年10月08日ミュージカル『COLOR』の稽古場歌唱シーン披露が21日に行われ、浦井健治、成河、濱田めぐみ、柚希礼音、小山ゆうな(演出)が取材に応じた。同作は草木染作家・坪倉優介が自身の体験を綴ったノンフィクション「記憶喪失になったぼくが見た世界」のミュージカル化作。交通事故で記憶喪失になった"ぼく"が、周囲を理解し「新しい自分」を生き始めていく姿を描く。出演者は3名のみで、成河(ぼく)×濱田めぐみ(母)×浦井(大切な人たち)、浦井(ぼく)×柚希(母)×成河(大切な人たち)という組み合わせで上演される。浦井は「成河くんがアイディアの宝庫で、いろんなことをやりたい、こうやったらどうだということをどんどんやっていく。作ることの喜びを学んで、自分の中では成河と作る時間がかけがえのないものだと改めて初心に戻ります」と心境を吐露。「お客さんに見ていただくのはもちろんですが、作ることが人生のありがたさと感じてきた自分がいます。そういうことができるのは友達としても嬉しかったし、2人で両方やりきるのは大変だけど、1つのセリフを言うのに受け手と発信者が何を思ってるのか理解しているだけで全然違うことになると学ばせていただいたので、今までやってなかった部分もあるかもしれないとすごく貴重な経験になっています」と現在の稽古から学んだことを明かした。成河は「いっしょいっしょ!」と周囲を笑わせつつ、「作りながら変えながら稽古をしているので、普通とは違いますね」とオリジナルならではの過程について述べる。さらに「作ることが好きで、最近特に、作る作業さえしたらやる人は別でもいいやくらいに思っちゃう。その時に健ちゃんを見ると、上演の喜びに溢れてる人。作ると言うある種頭でっかちになってくところだけど、彼を見てパーンと手放していく作業を学び直してます。作って満足してちゃダメだという」と感謝。「相乗効果になっていって、それを大きなところからゆうなさんが見守っていてくれて、心地いいです」と現場の様子を語った。2人がそれぞれ演じることによって、セリフが微妙に違っていたのでは? 」という指摘には、成河が「今日の稽古に関しては、言い間違いだね!」と苦笑し、周囲も爆笑。またそれぞれの息子の印象を聞かれると、柚希は浦井について「こんな大きいのに守らなきゃ感がある。記憶がなくなってる前半とか、ぽにょぽにょしてるから守らなきゃと思います。成長していくと感無量」と表現し、浦井は「ぽにょぽにょしてます」と照れ笑い。濱田は成河について「事故に遭う前の親子はさっぱりと言うか、べったりしてなかった分、事故に遭ってからギクシャク感があり、触りたいけど触り方がわからなくて、時間が過ぎていけばいくほど寄り添っていける。事故をきっかけに逆に近くなっていくような」と関係を表す。「たまに、そんちゃんの目の奥にものすごい孤独があって、役として見た時に震えるような思いになるんです。この子は強がって『大丈夫だよ』とか言うけど、どれだけ苦しんでるんだろうと、イマジネーションを掻き立てるような目をしてくるんですよ。涙が出そうになるけどいやいやいやとこらえて。その時その時起こる火花を生で大事にしていくのがテーマで、今のところそれがすごく効いてる気がします」と手応えを感じているようだった。東京公演は新国立劇場小劇場にて9月5日~9月25日。大阪公演はサンケイホールブリーゼにて9月28日~10月2日、愛知公演はウインクあいちにて10月9日~10月10日。
2022年08月22日綾野剛、芳根京子、榮倉奈々、反町隆史らが出演する現在放送中の日曜劇場「オールドルーキー」第7話(8月14日放送)に、声優の津田健次郎と平田広明がゲストとして登場することが分かった。「ビクトリー」として初の試みであるパラアスリートのマネージメントに挑戦し、梅屋敷(増田貴久)の新たな一面が描かれる第7話。「最愛」では刑事役、「ナンバMG5」では愛犬の声、「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」ではヒロインの元上司役と近年、ドラマ出演に注目が集まる津田さんが今回演じるのは、車いすテニス選手・吉木(福山翔大)が競技で使用する車いすを無償で提供する車いす製造・販売会社の社員で技術担当の矢部浩一郎。選手の体の一部となる車いすの調整をミリ単位で求められるメカニックは、競技には欠かせない存在。長い付き合いである吉木と矢部の遠慮のないやり取りを目の当たりにした主人公らは、2人の関係の深さに圧倒される。「第7話は熱いドラマが繰り広げられています」と今回の物語について語った津田さんは、「現場に入るのが本当に楽しみでした。一番びっくりしたのが、実在する車いすの製造会社で撮影したことです。実際に車いすテニスの競技にも使われている車いすが現場にあり、細部へのこだわりを感じました。その分、いい芝居をしなければと思っていましたが、現場の空気感のおかげで自然にその世界に入っていくことができました」とふり返り、「マイペースなところがある一方、心の中に熱いものもある。とても愛情あふれるエンジニアを演じておりますので、ぜひご覧ください!」とコメント。「ONE PIECE」のサンジの声や、ジョニー・デップの吹き替えでも知られる平田さんが演じるのは、主人公らが吉木のスポンサー獲得のためにプレゼンを行う大手企業「日本海上運送」の社長・湊啓一郎。物語のカギを握ると言っても過言ではない人物だ。平田さんは「車いすテニスという競技は、今注目を浴びていると思います。国枝慎吾選手の活躍のおかげで、車いすテニスをはじめとしたパラスポーツ全般までみなさんの意識が広がっていると思います。このドラマがきっかけでさらにパラスポーツに興味を持っていただけたらなと思います」と話し、「梅屋敷による熱い説得が特に見どころだと思います。津田健次郎にも注目してぜひご覧ください!」と見どころも明かしている。そのほか、「おカネの切れ目が恋のはじまり」以来2回目のドラマ出演となる河井ゆずる(アインシュタイン)が、吉木の所属会社の社員役で出演する。「オールドルーキー」は毎週日曜日21時~TBSにて放送中。(cinemacafe.net)
2022年08月11日国際政治学者の三浦瑠麗氏(41)が、31日の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演し、天皇と上皇の国葬である「大喪(たいそう)の礼」を「たいもの礼」と言い間違えたことにより、ネットで集中砲火を浴びている。「三浦氏といえば、『徴兵制が再び必要』などの発言で有名な保守の論客です。自民党政権下で重宝され、保守層から支持されてきました。これまでも政権を擁護する発言が多かったため、リベラルからは敬遠されてきた近年を代表する保守派インテリの1人でしょう」(全国紙政治部記者)同番組ではこの日、銃撃を受けて命を落とした安倍晋三元首相(享年67)の国葬を巡って賛否が分かれている問題を取り上げた。三浦は「吉田茂がどれほど憎まれていたことか」と、戦後唯一の国葬を行った吉田茂元首相を引き合いに出し、「反対の意見が出ることは健全というか、反対意見が出ない総理大臣なんかいないですよ」と持論を展開。その直後、こう発言したのだ。「日本で少し私が憂慮するのは、天皇陛下の国葬は当然だと、これはもう“たいもの礼”だと。天皇陛下という方は国民のために祈っていただいている、本当にプライバシーを自己犠牲している。だから権威は認めるけど、民主主義で選んだ総理大臣に対して、毀誉褒貶もあろうだけれども、政治はダメってのは民主的にはおかしいと思っているんです」前出の記者は言う。「言い換えると『天皇陛下の国葬は行われるのに、安倍元総理の国葬はいけないというのはおかしい』ということでしょう。こうした波紋を呼びかねないコメントをしていながら、肝心の大喪の礼を言い間違えてしまったのはもったいないですね」この言い間違いにネットが大きく反応した。1日の午前中にはツイッターでトレンド入りするほどに。《これらは、「国際政治学者」を名乗る三浦瑠麗さんの研究分野ではないと?》《政治学者ではなくて単なる政治評論家でしょう。「大喪の礼」を「たいものれい」と言うあたりは、島田紳助なら「君、ほんまに東大出でてるんか」と言うだろうな》《難解な言葉やカタカナ英語を多用して「知的に見せることだけが生命線」の自称政治学者が素人以下だった》《三浦瑠麗さんは「女性国際政治学者役を演じるテレビ俳優さん」だと私は考えています》《大喪の礼を引っ張り出して天皇の崩御とただの元首相経験者の死を同じ土俵同レベルでドヤ顔で語り出してる三浦瑠麗。これが国際政治学者????》もちろん、言い間違いは誰にでも起こりえること。保守派の視聴者もリベラルな視聴者も唸らせる、三浦氏の今後の切れ味鋭い発言を期待したい。
2022年08月02日お笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏、ボヨンボヨン・岡本昌典が27日、ライブ配信アプリ「17LIVE」にて実施された特別配信『ダイアン津田のこんちゃ~ゲームライバー~17LIVEのゴイゴイスーなライバーを大特集!~』に出演。ライバーとの交流を楽しんだ。「17LIVE」では、ゲームライバーを対象とした特別キャンペーン「それスゴイ!キャンペーン〜期間限定無料ギフトでゲームライバーと盛り上がろう!〜」を27日より実施。ゲームライバーの新たな魅力や良さを発掘し、キャンペーンを通して発信することで、ゲームライバーというジャンルやコンテンツをさらに盛り上げていく。そして同キャンペーンを記念して実施される特別配信(全2回)に、ダイアンの津田がスペシャルゲストとして登場。第1回ということで、配信音声などのアクシデントもありながらのスタートとなったが、津田は「まあまあまあ、生配信には(アクシデントも)付き物ですよ」と冷静な対応を見せた。今回の配信では、津田がアプリ内でゲーム配信を行うライバーの元へ訪れ、配信を観た感想をコメント。霜降り明星が好きだというライバー・くろにゃんの配信を訪れた際には、ややふてくされた面持ちで「すまんな霜降りじゃなくて」と書き込むも、「今日からはダイアン津田さん(が好き)」とコメント返しされると、「ホンマ!?」と笑顔に。「めっちゃ楽しいわ……自分の配信のこととか考えずに、ずっと(コメント)打ってた!」「コメントする人の気持ちがすごく分かるぜ」「とても面白い」と、ゲーム配信を視聴する側の気持ちを改めて実感したようだった。なお、8月7日(20:00〜)に実施される第2回特別配信では、指定のオリジナル無料ギフト「それスゴイ!」を500個以上集めたライバーと津田が共演予定。どのような展開になるのか注目だ。
2022年07月28日女優の伊藤沙莉が28日、都内で行われた映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(7月29日公開)の来日記者会見に登壇した。巨匠スティーヴン・スピルバーグが生み出した『ジュラシック・パーク』シリーズ、そして『ジュラシック・ワールド』シリーズ。約30年にわたり恐竜と人類の闘いと絆という両極を描いてきた「ジュラシック」シリーズ最新作にして完結編となる『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』では、地球を支配するのは人類か恐竜か、それとも共存の道を選ぶのか、予想を超える答えが提示される。会見には、来日したブライス・ダラス・ハワード、ディワンダ・ワイズ、コリン・トレボロウ監督、日本語吹き替えキャストの玉木宏、伊藤沙莉、満島真之介が出席。主演のクリス・プラットもリモート出演した。主人公オーウェン(クリス・プラット)やクレア(ブライス・ダラス・ハワード)たちと行動を共にし、物語を大きく動かす新キャラクターのケイラ(ディワンダ・ワイズ)の吹き替えを担当した伊藤は、「歴史ある作品。ここに立てていることが夢みたいで、頭が真っ白になっているんですけど、素敵な作品に関われて幸せです」と喜びをかみしめた。また、ディワンダに演じるのに苦労したシーンを質問すると、ディワンダは「全シーンです」と答え、「最初に撮影したのがクリスとの氷上でのアクションシーン。慣れていないし、滑るし、本当に大変だったんですけど、アックション慣れしているクリスや、素晴らしいトレボロウ監督が全力でサポートしてくださったので、安心して思い切って演じることができました。クリスは完璧に支えてくれて、私が転んでもガチッと受け止めてくれて、最高に感謝しています」と振り返った。ディワンダの話を聞き、伊藤は「氷上のシーンが大好きなので、そこが初めてのシーンだと思わず、普通にファンとして興奮しています」と感激していた。
2022年07月28日お笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏、ボヨン ボヨンの岡本昌典が出演する特別配信『ダイアン津田のこんちゃ〜ゲームライバー〜17LIVEのゴイゴイスーなライバーを大特集!〜』が7月27日(21:00〜)・8月7日(20:00〜)、ライブ配信アプリ「17LIVE」にて実施される。「17LIVE」では、ゲームライバーを対象とした特別キャンペーン「それスゴイ!キャンペーン〜期間限定無料ギフトでゲームライバーと盛り上がろう!〜」を27日より実施。ゲームライバーの新たな魅力や良さを発掘し、キャンペーンを通して発信することで、ゲームライバーというジャンルやコンテンツをさらに盛り上げていく。そして同キャンペーンを記念して、特別配信『ダイアン津田のこんちゃ〜ゲームライバー〜17LIVEのゴイゴイスーなライバーを大特集!〜』の実施が決定。ダイアン・津田篤宏がスペシャルゲストとして登場し、ライバーとしても活動するボヨンボヨン・岡本昌典が司会進行役として出演する。なお、「それスゴイ!ギフトキャンペーン」では、7月27日22時〜8月2日22時の期間中に、指定のオリジナル無料ギフト「それスゴイ!」を500個以上集めたライバーに、特製デジタルプライズに加え、2回目の特別配信で津田と共演できる権利を贈呈。さらに、キャンペーン期間内に全ライバーへ贈られた対象ギフトの累計個数が51,515個を超えると、キャンペーン参加者の中から抽選で特別グッズがプレゼントされる。
2022年07月21日明治時代から昭和にかけて、幅広い分野で活躍した画家、津田青楓(つだせいふう)。彼や彼の周辺で活躍していた芸術家たちの図案に焦点を当てた展覧会『津田青楓図案と、時代と、』が渋谷区松濤美術館では6月18日(土)よりスタートしている。展覧会途中展示替えも行い、8月14日(日)までの開催。98年という長い生涯の間、洋画や日本画、書に刺繍、そして執筆などジャンルを越えて精力的に活躍した画家・津田青楓(1880-1978)。夏目漱石や鈴木三重吉の装丁で知られる津田が最初に注目を浴びたのは、わずか16歳のときに発表した図案集だった。同展は、彼のキャリアの出発点となった図案に着目した展覧会だ。展覧会は3章構成。第1章「青楓図案万華鏡」では、青楓が図案集を出版し、たちまち人気作家となり活躍していった明治から大正時代の歩みと図案を紹介する。展示風景より津田が最初の図案集『宮古錦』を出版したのは16歳のとき。当時人気のあった神坂雪佳(かみさかせっか)の図案を見た青楓は「自分にも描ける」と図案を描いてみたところ、生家近くにあった本屋の主人が気に入り出版へと至った。その後、図案家として活動を開始、1898年から渡欧する前年の1906年までの10年弱の間に13タイトル、34冊の図案集と、6冊の雑誌を刊行している。『華橘』は、現在確認ができる青楓の最古の図案集。『青もみぢ』は6冊も出版された人気のあった図案集。染色で応用ができる図案であり、なおかつ1点の絵画作品のようにも楽しめる形式だ。津田青楓『華橘』山田芸艸堂 明治32年(1899)芸艸堂蔵(C)Rieko Takahashi津田青楓『青もみぢ』本田雲錦堂 明治32年(1899)8月~明治34(1901年)1月 山田俊幸蔵(C)Rieko Takahashi『うづら衣』は、兵役の合間に身の回りの自然を写生し、それを題材とした図案集。残された校正紙を見ると、随所に「はんなり」とした色にするよう青楓が求めていることがわかる。上:津田青楓『うづら衣』山田芸艸堂 明治36年(1903)スコット・ジョンソン蔵 (C)Rieko Takahashi 下:津田青楓『うづら衣』校正明治36年(1903)頃 個人蔵 (C)Rieko Takahashi大正期より青楓は書籍の装幀も手掛けることとなった。初めての装幀は森田草平の『十字街』。この後、夏目漱石や鈴木三重吉ら交流のあった文学者らの著書を中心に100冊以上の書籍の装幀を手掛ける事となる。津田青楓(装幀)森田草平『十字街』春陽堂 大正元年(1912)12月新宿区立漱石山房記念館蔵津田青楓装幀図案鈴木三重吉『櫛』大正前期県立神奈川文学館 (C)Rieko Takahashi工芸の中心地として長らく栄えていたものの、幕末の動乱、明治維新、遷都と大きな打撃を受けた京都。混迷する京都の工芸界を立ち直らせるため、産業や工芸の近代化が積極的に進められ、画家たちも図案制作に携わるようになっていく。左:岸竹堂(下絵)《縮緬地波に雲龍文様型友禅染裂》明治12年(1879) 株式会社千總蔵中:岸竹堂(下絵)《縮緬地萩の玉川文様型友禅染裂》明治16年(1883) 株式会社千總蔵 右:今尾景年(下絵)《縮緬地几帳に鷹文様型友禅染裂》明治24年(1891) 株式会社千總蔵第2章「青楓と京都図案」では、画家たちが積極的に京都の地で図案制作を行っていた過程をたどる。青楓は図案の研究会「小美術会」を結成。多色刷り図案を多数掲載した機関誌『小美術』を発行し、図案の世界を盛り上げようと画策する。しかし、自身の徴兵や部数の伸び悩みなどから6号で廃刊となってしまった。左:西川一草亭 『小美術図譜』より「皐月百合」山田芸艸堂 明治37年(1904)9月右上:岡田朴亭『小美術図譜』より「桜林」山田芸艸堂 明治37年(1904)9月右下 :『小美術図譜』より同人「寒葵」山田芸艸堂 明治37年(1904)9月いずれも芸艸堂蔵すでに一定の評価を得ていた青楓だが、1907年に海外実業訓練生として安井曾太郎とともにパリに留学。帰国後は洋画を描く一方で、当地で学んだ新しい表現に果敢に取り組もうとしていた。第3章「青楓と新しい試み」では、より自由な表現で制作を続けた青楓に注目をする。展示風景より手前『ル・イブウ』大正2年(1913)は津田青楓が表紙画を描いている (C)Rieko Takahashi津田青楓が大正12年(1923)に装幀を行った夏目漱石の『草合』は、明治41年(1908)に橋口五葉が装幀を手掛けていた。同じ内容の本であるものの、アール・ヌーヴォー調の五葉の装幀に対し、青楓の素朴でのびやかな装幀は非常に対照的だ。上:橋口五葉(装幀)夏目漱石『草合』明治41年(1908)春陽堂下:津田青楓(装幀)夏目漱石『草合』(縮刷)大正12年(1923)春陽堂 (C)Rieko Takahashi いずれも山田俊幸蔵長い人生のなかで、常に新しい表現を求め、貪欲に制作していった津田青楓。図案だけにもかかわらず250点もの作品が展示される。その愛らしい色合い、かたちにこころがほぐされるはずだ。取材・文:浦島茂世【開催情報】『津田青楓図案と、時代と、』6月18日(土)~8月14日(日)、渋谷区立松濤美術館にて開催
2022年06月30日6月18日(土)より渋谷区立松濤美術館では、明治30年代に京都で多くの図案集を出版し、大正時代には夏目漱石らの本の装幀も手掛けた画家・津田青楓(つだ・せいふう/1880~1978)を軸に、明治、大正、昭和にかけての図案集と図案に関する作品を紹介する『津田青楓図案と、時代と』が開催される。明治13年、京都に生まれた青楓は、明治から大正、昭和と目まぐるしく変化する時代のなかで、日本画、洋画、工芸、書など幅広い分野で活躍。明治37年(1904)には図案の研究会を結成し、日本画の師である谷口香嶠や、当時、京都に新たな美術やデザインをもたらした洋画家の浅井忠を顧問に迎えて雑誌の刊行も行っていた。青楓は、図案集『うづら衣』の中で「自己は自己の図案をつくらねばならん」と制作にかける意気込みを語っている。ヨーロッパの美術やデザインが日本でも広く知られるようになった明治時代。それまでの伝統的な図案から脱却し、独自の創意をもって考案しようという機運が高まっていた、いわば図案の変革期だった。同展では、明治30年代に本田雲錦堂や山田芸艸堂から刊行した図案集をはじめ、大正時代に手掛けた本の装幀、刺繍など、明治から大正時代に至るまでの青楓の図案の仕事を、日本画と洋画もあわせて一堂に公開。また、京友禅の呉服店・千總に残る岸竹堂や今尾景年らの下絵を元にした友禅裂、青楓の師・谷口香嶠や当時人気だった神坂雪佳の図案、京都に新しい風を吹き込んだ浅井忠の図案やアール・ヌーヴォーの影響なども紹介し、青楓の図案制作の背景に迫っていく。さらに、これまで紹介される機会の少なかった同時代の図案集や、明治40(1907)年に農商務省海外実業練習生としてパリに留学し、3年後に帰国した青楓が挑戦した新しい表現についても展観する。それまでは職人の仕事とされていた図案を美術作品へと昇華させた、津田青楓の作品世界を存分に味わいたい。津田青楓『染織図案』(山田芸艸堂)より、明治37(1904)年、芸艸堂蔵、(c)Rieko Takahashi津田青楓(装幀)、夏目漱石『明暗』(岩波書店)大正6(1917)年(6版、初版同年)、山田俊幸氏蔵谷口香嶠『光琳画譜』(田中治兵衛)より、明治24(1891)年、個人蔵津田青楓(装幀)、夏目漱石『草合』(縮刷)(春陽堂)大正12(1923)年(25版、初版:大正6年)山田俊幸氏蔵【開催概要】『津田青楓図案と、時代と』会期:2022年6月18日(土)~2022年8月14日(日)会場:渋谷区立松濤美術館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)料金:一般800円、大学640円、高校・60歳以上400円、中小100円※土日祝および夏休み期間は中小無料、毎週金曜は渋谷区民無料※会期中一部展示替えあり公式サイト:
2022年06月16日声優の津田健次郎が『ONE PIECE FILM RED』(8月6日公開)で、“謎の男”ゴードンを演じることが6月8日に配信された『ONE PIECE FILM RED』新情報発表特番で明らかになった。先日ビジュアルが初解禁されたゴードンは、頭に大きな傷を持つ大柄な男という以外、謎に包まれた物語のキーパーソンだ。『ONE PIECE』で声優を務めるのは、ヴィンスモーク・ヨンジ役以来。今回の情報解禁に際し、コメントを寄せ「めちゃくちゃうれしかったですけど、同時に身が引き締まる思いでおりました」とオファーを回想。「全身全霊で臨んだ収録だったんですけど、本当に素敵な素敵な時間を過ごすことができました」と手応えを示し、「ご覧いただく皆さまの心を震わせる、熱い熱い物語になっていますので、ぜひ公開を楽しみにしていてください」とアピールした。同じく初登場のキーパーソンである世界的な歌姫“ウタ”(シャンクスの娘)の声優を担当するのは、名塚佳織。また、ウタの歌唱シーンを人気シンガーのAdoが担当することになり、名塚×Adoによるタッグが、新たなヒロインに命を吹き込むことになった。特番収録に参加した名塚は「魂こめて全身全霊で演じさせてもらいました」と感激しきりの表情だった。一方、Adoはボイスメッセージを通して「本当に光栄ですし、全力で歌わせていただきましたので、皆さんには楽曲を楽しみにしていてほしいです」と喜びの声。ウタの心情に寄り添ったレコーディングを振り返り、「名塚さんの素敵な演技もあり、きっとたくさんの人々に愛される新時代を作る歌姫になると思います。皆さんの心に残るヒロインになることを祈っています」と期待を寄せた。そんなウタが歌う主題歌のタイトルは「新時代」。中田ヤスタカが『ONE PIECE FILM Z』以来となる楽曲提供を果たし、劇中音楽も担当。Adoは主題歌歌唱に加えて、Mrs. GREEN APPLE、Vaundy、FAKE TYPE.、澤野弘之、折坂悠太、秦基博という今をときめく人気アーティストが提供する計7曲でも圧巻のボーカルを響かせる。この日は、原作者で総合プロデュースも手掛ける尾田栄一郎氏描き下ろしの最新ビジュアルもお披露目され、同デザインの第2弾ムビチケ発売も決定。さらに、入場者プレゼント第1弾として、コミックス「巻四十億」の配布も決定。尾田氏が本作のために製作したキャラクター設定やストーリー資料がたっぷり描かれたファン垂涎の内容で、配布数は300万部となる。『ONE PIECE FILM RED』8月6日(土)より公開(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
2022年06月08日新しい展示室やカフェなどをたずさえ、先日リニューアルオープンした泉屋博古館東京。リニューアルオープン記念の第二弾として、5月21日(土)より『光陰礼讃―モネからはじまる住友洋画コレクション』が開催されている。住友コレクションの一角を絞める近代洋画を楽しめる展覧会だ。7月31日(日)までの開催。泉屋博古館が所蔵する「住友コレクション」は、住友家第15代当主である住友吉左衞門友純(号:春翠)が明治時代中頃から大正時代にかけて収集した美術品を中心としている。日本美術や青銅器のコレクションで知られている住友コレクションであるが、近代洋画のコレクションも充実している。この近代洋画コレクションは、春翠が明治30年(1897)に訪れたパリでモネの油彩画2点を入手してからスタートしたもの。春翠は印象派絵画とあわせて古典派の作品も収集。同時代の印象派と古典派の作品がともに揃った特徴的な構成になっている。かつて住友コレクションが飾られていた住友家の須磨別邸の模型(戦災によりコレクションの一部とともに焼失)同展では、光のあり方を追求した印象派と陰影表現を追求した古典派の作品の「光陰」を主軸に日本近代洋画もあわせて紹介していく。展覧会は5部構成。第1章「光と影の時代─印象派と古典派」は、住友春翠がパリで最初に購入したモネの作品《サン=シメオン農場の道》、《モンソー公園》のほか、19世紀のフランスで、アカデミズムの中心的存在だった古典派の作品を紹介する。左:クロード・モネ《サン=シメオン農場の道》1864年、右:クロード・モネ《モンソー公園》1876年 いずれも泉屋博古館蔵ジャン=ポール・ローランスは、画家の鹿子木孟郎がフランス留学時に師事していた、フランス・アカデミズムの中心的な画家の一人。鹿子木は、留学のバックアップをしてもらった見返りとして住友コレクションの構築に尽力していた。左:ジャン=ポール・ローランス《マルソー将軍の遺体の前のオーストリアの参謀たち》 1877年 右:ジャン=ポール・ローランス《年代記》1906年 いずれも泉屋博古館蔵第2章「関西美術院と太平洋画会の画家たち」は、当時のフランスやヨーロッパで、印象派や古典派を学んだ画家たちを取り上げる。フランス古典派の写実表現を探求していた前述の鹿子木や、パリのクリッシー油絵研究所で学んだ仙波均平らを取り上げる。同じフランスであっても、学び取るものは個人により大きく異なっていたことが作品から伺える。鹿子木孟郎《ノルマンディーの浜》1907 泉屋博古館蔵仙波均平《静物》1910年泉屋博古館蔵渡辺與平は新聞や雑誌で竹久夢二と人気を二分した画家。明治末に日本に紹介されはじめた点描表現を取り入れている。渡辺與平《ネルのきもの》1910年泉屋博古館蔵第3章「東京美術学校派と官展の画家」では、黒田清輝がフランスで学んだ外交表現を駆使した画家たちを取り上げる。和田英作や藤島武二、岡田三郎助らの作品は、当時一世を風靡した。展示風景より齋藤豊作は、東京美術学校を卒業後パリに留学し、アンリ・マルタンなどに影響を受けて独自の点描表現を切り開いた画家。独特の色彩感覚に目を奪われる。左:齋藤豊作《秋の色》1912年右:藤島武二《大王崎》1932年いずれも泉屋博古館蔵続く第4章「岸田劉生とその周辺」では、岸田劉生を中心に、第5章「20世紀のパリと日本」では、20世紀初頭のフランス絵画に惹かれた日本の洋画家たちの作品と、ピカソ、ルソー、シャガールなどがあわせて紹介される。1917年に神奈川県藤沢市の鵠沼に移り住んだ岸田劉生は、のどかな風景や子どもたち、そして血色が良くなった自分の顔などを独自の画風で描いていた。左 岸田劉生《二人麗子図(童女飾髪図)》1922年右 岸田劉生《自画像》1921年 いずれも泉屋博古館蔵岸田劉生《晩秋の霽日》1917年 泉屋博古館蔵そして、5章で構成された展覧会と合わせて展示されているのが特集展示「住友建築と洋画―羊羹にはよく似合う」だ。住友コレクションが飾られていた、兵庫県の須磨別邸の外観模型や、戦災をくぐり抜けて現在まで残った絵画作品が展示されている。左:田村直一郎《朝陽荒川上流図》1905年右:川久保正名《海岸燈台之図》1902年いずれも泉屋博古館蔵美術史に名前を残す画家から、あまり記録が残されていなかった画家まで、さまざまな作品が揃う住友コレクション。ぜひこの展覧会その片鱗に触れてみよう。【開催情報】『光陰礼讃―モネからはじまる住友洋画コレクション』5月21日(土)~7月31日(日)、泉屋博古館東京にて開催取材・文:浦島茂世
2022年05月26日人気声優の津田健次郎が、ウルトラマン55周年記念作品『シン・ウルトラマン』に参加していることが明らかに。外星人・ザラブの声を担当する。先日公開された予告映像に映りこみ、本作に登場することが明らかとなった外星人・ザラブは、初代「ウルトラマン」に初登場し、“凶悪宇宙人”とも呼ばれている。「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」の海馬瀬人役や「呪術廻戦」の七海建人役などを担当し、「新・情報7daysニュースキャスター」のナレーションや、TVドラマ「最愛」への出演でも話題となった津田さん。今回の出演に「子供の頃に観ていたウルトラマン、その進化ともいえる『シン・ウルトラマン』に参加させて頂けるとは!そして庵野さん、樋口監督が創り出す世界に参加出来て光栄です。面白い役を演じさせて頂きありがとうございます」と喜び、「是非劇場に足を運んで下さい。楽しんで頂けますと幸いです」とコメントしている。なお、本作の音楽集CD「シン・ウルトラマン音楽集」のリリースも6月22日(水)に決定。『シン・ウルトラマン』の世界を集めた珠玉のアルバムとなっており、2枚組で初回限定盤・通常盤を同時リリース。初回限定盤は外箱付きとなり、封入物も予定。主題歌の収録予定はないという。『シン・ウルトラマン』は5月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:シン・ウルトラマン 2022年5月13日より全国東宝系にて公開Ⓒ2021「シン・ウルトラマン」製作委員会©️円谷プロ
2022年04月25日トップスター・礼真琴を中心とする宝塚歌劇星組による新作ミュージカル『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-』、レビュー『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』が、4月23日(土)より、兵庫・宝塚大劇場で開幕する。本番に向けて稽古を重ねる礼真琴に、公演に向けての思いを聞いた。前作から10年後のアナザーストーリーをお届け『めぐり会いは再び』は、2011年に柚希礼音を中心とした星組で上演された作品。恋する男女が織りなす騒動を華やかにコミカルに描いたハッピーミュージカルとして大好評を博し、翌年には『めぐり会いは再び2nd ~Star Bride~』として続演された。今回上演する第3弾は、前作で礼が演じたルーチェとガールフレンドのアンジェリークを中心に、ミステリー仕立てのラブコメディをお届けする。「2作目で登場したオルゴン家の末息子のルーチェ・ド・オルゴンが、それから10年後、今何をしているのか?というところから物語は始まります。もうすぐ15歳と言っていた2作目から10年。当時、お手紙だけで登場していたアンジェリークというガールフレンドがついに登場します。前作でもけんかが原因でルーチェが家に帰ってきていたのですが、今回もけんかの絶えない、恋愛にはなかなか不器用なルーチェが炸裂しています(笑)」。前回、入団4年目でルーチェを演じた礼。「本当にできなくてできなくて、悩んで泣いていた思い出があります(笑)」と思い返す。「ルーチェの姉上を演じられていた夢咲ねねさんと一緒に、“オルゴン家のひねくれた兄弟たちはどんな風に育ってきたんだろうね”とたくさんお話して、アドバイスをいただいて、本当に助けていただきました。今回、続編として、同じ役が成長した物語を上演するというのはなかなかないことで、まさか今の自分がルーチェをもう一度演じさせていただけるとは思っていませんでした。礼真琴とルーチェの10年間の成長をリンクさせてお届けできればと思います」。『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-』ビジュアル(C)宝塚歌劇団舞台は架空の王都マルクト。ルーチェ・ド・オルゴンは大学卒業後も定職に就かず、友人レグルスが立ち上げた弱小探偵事務所の手伝いをして暮らしている。ガールフレンドのアンジェリークとの関係も順調とは言えず、彼女には縁談も舞い込んでいる。ある日、事務所に奇妙な依頼人が現れ、王家に代々伝わる秘宝“一角獣の聖杯”を守ってほしいと頼まれる…。友人のレグルスを演じるのは、礼と同期入団の瀬央ゆりあ。ふたりの関係性も見どころのひとつだ。「レグルスは大学時代からの親友で、(作・演出の)小柳(奈穂子)先生から、ファンの方は、瀬央とふたりで楽しく絡んでいるところを観たいと思うからというお言葉をいただいたので、ふたりがわちゃわちゃしている様子も楽しんでいただきたいです。また、レグルス以外にも大学時代の古くからの友人が登場するのですが、そのメンバーも一緒に星組で育ってきた仲間でもありますので、普段の私たちの、気を遣わないで何でも言い合える雰囲気を出せたらと思っています」。見どころ満載のレビュー、第108期初舞台生のロケットも!第2幕の『Gran Cantante!!』は、スペインの伝統的な祭りをテーマに、スペインにまつわる名曲の数々と魅惑的なスパニッシュダンスで綴るレビュー作品。情熱的であるとともに、大人っぽいショーになっているという。「スペインといえば闘牛士。マントをひるがえして踊るのは、憧れのひとつでした。扱いはとても難しいですが、やりがいを感じながらお稽古しています。主題歌も打楽器を打つ音が耳に残るようなカッコいい曲になっていますし、これまでの宝塚作品の中から、スペインをテーマに作られてきた曲をメドレーにした中詰めなどもあります。以前からご覧いただいている方から最近観始めた方まで、皆さんに楽しんでいただける内容になっていると思います」。また、第108期初舞台生のお披露目公演となる本公演。トップとして初舞台生を迎えるのは今回が初めてだ。「お稽古場で一人ひとり自己紹介してくれたのですが、初々しくて、元気いっぱいでした。私たちもまだ彼女たちがどんなお衣裳を着て踊るのか見ていませんので、楽しみにしています」。そして自身の初舞台生当時を思い返し、今でも鮮明に記憶に残っていると話す。「初舞台生が登場するのは、口上とロケット(ラインダンス)と最後のパレード。ロケットは4分半の大ナンバーで、決して楽ではありませんでしたが、舞台に立ってお客様から手拍子や拍手をいただける瞬間というのは本当に幸せでした。客席の光景も、横に見える仲間たちの景色もすごく覚えています。今でも曲が鳴ったら踊れると思います(笑)」。前作の大劇場公演『柳生忍法帖』『モアー・ダンディズム!』で、令和3年度文化庁芸術祭賞の新人賞を受賞した礼。「先生方や他組の上級生方からもお祝いのお言葉をかけていただいて、本当にありがたい賞をいただいたことを実感しました。まだまだ芸術の道では新人なんだと思いますし、これからもっと成長していけるように突き詰めていきたいです」。取材・文:黒石悦子ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★礼真琴さんの直筆サイン色紙を1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!宝塚歌劇団星組ミュージカル『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-』/レビュー『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』【兵庫公演】2022年4月23日(土)~5月30日(月)会場:宝塚大劇場【東京公演】2022年6月18 日(土)~7月24日(日)会場:東京宝塚劇場
2022年04月23日住友洋画コレクションを「光陰礼讃」いうテーマのもと、近代絵画史の流れにそって紹介する『光陰礼讃―モネからはじまる住友洋画コレクション』が、5月21日(土)より六本木・泉屋博古館東京にて開催される。住友コレクションの一角を占める近代洋画は、住友吉左衞門友純(春翠)が明治30年の欧米視察中、パリで印象派の画家モネの油彩画2点を入手した事をきっかけに収集が始まった。その後、パリ留学を支援していた洋画家・鹿子木孟郎を仲介者に、パリの画壇で活躍するジャン=ポール・ローランスなどフランス・アカデミーの古典派の名画を収集。さらに鹿子木は、岸田劉生や、ピカソやルオー、また日本のフォーヴを担った画家たちの魅力ある絵を紹介。そのため、継続的に住友家に名画がもたらされていた。同展では、光を追い求めた印象派と陰影表現による実在感を追究した古典派を「光陰」と捉え、館蔵の洋画コレクションのなかから、この流れを受けて展開していった近代洋画の数々を初公開の作品を含めて公開。明治・大正・昭和という激動の時代を経て、今に伝わる作品たちがくぐり抜けてきた歳月にも思いを馳せてみたい。鹿子木孟郞《ノルマンディーの浜》1907年オーギュスト・ルノワール《静物》1905年頃泉屋博古館東京浅井忠《河畔洋館》1902年泉屋博古館東京岡田三郎助《五葉蔦》1909年泉屋博古館東京【開催概要】泉屋博古館東京リニューアルオープン記念展Ⅱ『光陰礼讃―モネからはじまる住友洋画コレクション』会期:2022年5月21日(土)~7月31日(日)会場:泉屋博古館東京開館時間:11:00~18:00、金曜は19:00(入館は閉館の30分前まで)休館日: 月曜(7月18日は開館)、7月19日(火)。料金:一般1,000円、大高600円美術館公式サイト:
2022年04月19日山田涼介(Hey! Say! JUMP)主演「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」第1話に登場した電話の声の正体は、人気声優・津田健次郎であることが判明。第2話から本格的に登場することになった。山田さん演じる“あざかわ男子”丸谷康介と、芳根京子演じる26年恋愛経験ゼロの“ロボット女”真田和泉。不器用な2人の遅すぎる初恋を描く“キュンムズ”ラブコメは、第1話の放送後から、SNSにはこれから始まる康介&和泉の関係にときめく声や、康介に付きまとう謎のおっさん(古田新太)の正体に驚きを隠せない声が続出。Twitterでは「俺かわ」「俺の可愛いはもうすぐ消費期限」の番組タイトルをはじめ、「山田くん」「丸谷くん」「一ノ瀬くん」といった関連ワードまでも、続々とトレンドランキング入りした。そんな中、ドラマの終盤で和泉に掛かってきた電話の須藤周平なる人物の声にも注目が集まることに。低音ボイスが流れた瞬間、「電話のイケボ、津田健次郎さん?」「この声は間違いない!」「めっちゃいい声、津田さん?」「電話の声、津田様だよね?」「芳根ちゃんツダケンと電話してた?」など、SNSが話題騒然となっていた。「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」1話より第1話では声だけの出演だったが、4月23日(土)放送の第2話からは津田さんが本格登場。本作への出演にあたり、「昨年末、山田涼介さんにラジオに呼んでいただいたことがあって、『本当にステキな方だな』と思っていたんです。まさかこんなに早くお仕事でご一緒できる日が来るとは思っていなかったので、何より山田さんとご一緒できることがすごくうれしいです」とコメント。ドラマでは初めてとなるラブコメに挑む。津田さんといえば、「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」「呪術廻戦」「極主夫道」など数々の人気アニメ作品で主要キャストを担当。その一方で、数々の舞台やドラマ、映画などでも活躍し、昨年出演したドラマ「最愛」では刑事役で見せた渋みのある演技で俳優としても大ブレイクを果たした。そんな津田さんが本作で演じるのは、弥生ビールの商品開発部チーフ・須藤周平。商品開発部から営業部に異動した和泉のことをいまだに気に掛ける心優しき元上司を大人の魅力たっぷりに演じる。しかも須藤は、無口・無表情・不愛想な和泉が、唯一気を許している存在のようで…?さらに、今後は康介の恋のライバルになっていきそうな予感も…!?そんな気になる展開を前に、津田さんは「山田さんは初めてお会いした時からずっとキラキラで可愛いので、消費期限はないと思います。今回、そんな山田さんの恋敵になりそうな気配もあって光栄です! 津田健次郎、ドラマでは初挑戦のラブコメで山田さんの恋敵として頑張ります(笑)!」とニッコリ。和泉を巡って恋のバトルを繰り広げることになるのか、期待が寄せられている。「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」は毎週土曜23時30分~テレビ朝日系24局にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2022年04月17日フジテレビ・ノイタミナ枠にて放送されるTVアニメ「うる星やつら」。この度、内田真礼と宮野真守の出演が決定し、リンクビジュアルとPVが公開された。小学館創業100周年を記念し、選び抜かれた原作エピソードを全4クールに渡って完全新作として描く本作。主人公の“ダーリン”こと諸星あたるを神谷浩史、ヒロイン・ラムを上坂すみれが演じることはすでに発表されているが、今回新たに、あたるのクラスメイトで幼なじみの三宅しのぶを内田さん。転入生で桁違いの資産を持つ面堂財閥の跡取り息子・面堂終太郎を宮野さんが声をあてることが決定。キャラクターとキャストが繋がった、リンクビジュアルも完成した。内田さんは「やはり皆さんの頭の中にしのぶのイメージもあると思いますので、前作を意識しながら新しくしのぶ像を作っていけたら」と意気込み、「彼女が振り回されているのを楽しみながら演じていけたらと思っています」と話す。そして、宮野さんは「改めて作品を見たのですが、面堂は知性とおバカと上品と下品を兼ね備えた絶妙なキャラクターなんです(笑)その魅力を十分に感じながら演じさせていただいています。神谷明さんの面堂をリスペクトしつつ、僕なりの面堂に辿り着かなければならないなと思っています」とコメントしている。また、しのぶと面堂の声が初公開となる、ユニークなティザーPV_version2も到着した。「うる星やつら」は2022年、フジテレビノイタミナほかにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年04月07日’19年10月に開催された即位の礼の晩餐会。天皇皇后両陛下と笑顔で握手していたのは、ウクライナのゼレンスキー大統領とオレナ夫人。オレナ夫人の装いは、晩餐会は青、即位礼正殿の儀では黄とウクライナ国旗色だったーー。ロシア軍がウクライナに侵攻を開始したのは、陛下が「人と人との交流が、国や地域の境界を越えて、お互いを認め合う、平和な世界につながってほしい」とのお言葉を公表された、天皇誕生日の翌2月24日。昨年の天皇誕生日には、親日家であるゼレンスキー大統領から手紙が届き、お祝いの言葉と両陛下をウクライナに招待したい旨が記されていた。両陛下はウクライナの人々を苦しめている戦闘の早急な終結を、強く願われているだろう。
2022年03月12日スペシャルドラマ「津田梅子~お札になった留学生~」が3月5日放送。田中圭演じる伊藤博文の酔っ払った姿に「あれは中の人」「可愛い」の声が相次ぐ一方、ディーン・フジオカ演じる森有礼の“最期”にも悲しみの声が広がっている。日本初の女子留学生としてアメリカに渡り、のちに女子教育の先駆者として活躍。新5000円札の顔となる津田梅子。彼女がアメリカ留学を終えて帰国した17歳から、アメリカに再留学する25歳までをメインに構成される本作。1871年、6歳のとき国の援助を受けてアメリカに渡り、11年の留学生活を経て帰国。女性が自立する未来を切り拓くために奮闘していく梅子を広瀬すずが演じるほか、梅とともに留学、日本人の女性で初めてアメリカの大学を卒業した山川捨松に池田エライザ。梅とともに留学、10年間をアメリカで過ごし帰国後は音楽教師となる永井繁に佐久間由衣。初代駐米公使となる“少弁務使”という立場でワシントンに駐在、留学した梅たちをサポート。のちに初代文部大臣に就任する森有礼にディーン・フジオカ。岩倉使節団に参加、6歳の梅にも会っており、その後妻と娘の西洋教育のため梅子を家庭教師として伊藤家に迎え入れた初代内閣総理大臣・伊藤博文に田中圭。14歳のときに梅子たちと一緒にアメリカに留学するも、病気で帰国。女子向けの英語塾を開く吉益亮に宮澤エマ。留学経験があり当時の日本で最も英語が堪能な人物と評された神田乃武に井之脇海。梅の父で農学者の仙に伊藤英明。梅の母・初に内田有紀。梅子を桃夭女塾に教授として迎える下田歌子に平岩紙といったキャスト。また晩年の梅を原田美枝子が演じる。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。田中さん演じる伊藤博文が女性たちを引き連れたまま酔って帰宅。妻が出迎えるなか、女性たちがその場を立ち去ろうとすると「え、帰っちゃうの~」と声を上げるシーンに「CM明けて泥酔伊藤のギャップ出してくんのやめてwww」「むにゃむにゃしてんのかわええ…どアップありがとうございます…」「帰っちゃうのーの言い方が圭くん」「え、帰っちゃうの?嫌だ~の言い方が圭くんじゃんと感じたのは私だけじゃなかったみたい」「この人間味をだすのも俳優田中圭だな」などの声が殺到。一方、序盤で留学先で洗濯物に隠れている梅たちの前に「見つけた!」と現れる森の姿に「さっきの見つけたのおディーン様やばすぎ」「隠れんぼしてて「見つけた!」ってディーン様に言われたら失神して留学先で死ぬ」などの声が上がるなか、女性の教育に力を注ぎたいと文部省入り、ついに文部大臣になる森だが、終盤で暗殺されてしまう…。ディーンさん演じる森の暗殺に「やめてうそ無理森様ーーーー!!!!!!!!」「推しが出ているというからドラマをみているのに、暗殺されたが????号泣」などの声が続出。「ディーンさんが終始かっこよくて…ダンスシーンも英語を話すシーンも最期もずっとかっこよくて…」といった反応や「おディーン様が森有礼って五代友厚といいどこまでも鹿児島ゆかりの役をありがとうございます」と森役にキャスティングした制作陣への感謝の言葉もSNSに投稿されている。(笠緒)
2022年03月06日明日3月5日(土)放送のスペシャルドラマ「津田梅子 ~お札になった留学生~」より、初代文部大臣・森有礼役のディーン・フジオカと、初代内閣総理大臣・伊藤博文役の田中圭からコメントが到着した。今回ディーンさんが演じている森は、日本初の女子留学生としてアメリカへと旅立った梅たちを現地で手厚く支えた人物。当時、森は初代駐米公使である少弁務使という立場にあり、その後、1885年の内閣制度の成立とともに、第一次伊藤内閣のもと初代文部大臣に就任。留学中も帰国後も、常に梅子の精神的支えとしてあり続けた。鹿鳴館のシーンでは、妻・常(咲妃みゆ)をエスコートしながら、燕尾服姿で華麗なダンスを披露。英語のセリフも流暢にこなしている。演じてみて「時代の先を見据え、日本の未来の為に行動した方なのだという印象を受けました」と感想を語ったディーンさんは、「現代の日本につながる歴史の流れを身近に感じさせてくれる作品になっていると思います」とコメントしている。そして、田中さんが演じた近代日本の礎を築いた元老・伊藤は、実は女性にモテモテだった一面もあり、本作では、芸者たちと騒ぎながら帰宅する場面も登場する。田中さんは「みなさんがイメージしている、偉人としての伊藤博文像にはない姿が登場するワンシーンがあり、どう演じようかなとずっとソワソワして、撮影前夜は眠れませんでした」と吐露。また、梅や伊藤、森らが大いなるエネルギーをもって明治という変革期を切り拓いていった物語について、「僕らが受け継いでいただかなくてはいけないものが数多く描かれているので、楽しみつつも何かを感じていただければ」と思いも寄せている。スペシャルドラマ「津田梅子 ~お札になった留学生~」は3月5日(土)21時~テレビ朝日系にて放送。(cinemacafe.net)
2022年03月04日2020年5月にYouTubeチャンネル「ダイアン津田のゴイゴイスーチャンネル」を開設し、玄人はだしの腕前を見せるダイアンの津田篤宏さん。意外(?)にもマメな実況生活に迫る。ジャンルを問わず、どんなゲームも遊んできた。小さい頃はね、友達の家にしかファミコンがなかったんですよ。その子の家に行って『テニス』『ツインビー』『ゼビウス』『マッピー』とか、ほんま初期のゲームを遊ばせてもらってました。そのあとでファミコン買ってもらえて、『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』を遊んで。衝撃を受けたのは『火の鳥』。大人っぽいゲームでね。『ファミコン通信』か『コロコロコミック』に載ってたのを見て欲しなって、親父に頼んで買ってもらいました。ゲーム機はお年玉とかバイト代を使って全機種買ってきました。スーパーファミコンもPSもセガサターンも、メガドライブも。PS5まで一通り持ってます。携帯ゲームならゲームボーイもワンダースワンもあったし。あ、PCエンジンだけ持ってなかったな。なんでやろ。芸人になってもジャンルを問わずいろんなゲームをやってきましたけど、なかでも好きなのは『ペルソナ』とか『デトロイトビカムヒューマン』みたいなやりこみ系のアドベンチャーゲーム。没入感があるし、時間を忘れて遊べるところがいい。『逆転裁判』も『ダンガンロンパ』も好きやったなあ。あと育成も好きで、『モンスターハンターポータブル2nd』は楽屋でよく遊びました。(笑い飯の)西田さんもゲーム大好きで、よく一緒にやりました。実況を始めたのはコロナで休みになったから。2020年の5月がいちばんきつくて、みるみる仕事なくなって。なんかやらなあかんなと嫁と一緒に電器屋に買い物行ったら、ゲーム配信用の特設ブースができてたんです。ちょうど実況が流行り始めてて、PCやゲーミングチェアが丸ごと売ってて。そうか、これがあれば自分でもできるなと思って即買ったんです。僕、やろう思たらすぐやっちゃうんで。YouTubeで接続方法を調べてセットアップして、全部ひとりでやったんすよ。まったく何もやってくれないです、よしもとは(笑)。最初の実況はダイアンのYouTubeチャンネルのチームの方におすすめしてもらった『デッド・バイ・デイライト』。初回は顔が表示されなくてバタバタしましたけど、面白かったですね。自分の発言にお客さんがリアルタイムでコメントを返してくるなんて今までなかったんで新鮮やった。無言でゲームしてると「喋れや!」ってコメントが来るから、ああゴメン、いま何も喋ってへんかったなって。実況のことは僕より視聴者さんのほうが詳しいはずやから、何かツッコまれるたびにルールを教えてもらってる感じでした。たまにスパチャ(YouTubeの投げ銭)投げてまでコメントで文句言うてくる人もいて、ショック受けたこともありますよ。煽られてマジゲンカすることもあるけど、エンターテインメントとして面白くね。まあ芸人なんで、喋りで言われてもなーんも。結局みんな定型文なんすよ。オリジナルなコメント言うてこない。だから、たまにひねったことを言うやつがいると、めっちゃわろてまうんです。一回、「さっきから後ろにずっと映ってるの何?」って言われてつい振り返ってもうて。やられた!って思いましたね。取り上げるゲームはいつも自分で探してますね。好きやから気になるんすよ。ネットで調べて「こんなの出たんや」って。『Apex Legends』は、息子が「めちゃくちゃ面白いからやって~」って言うたから始めました。ああいうシューティングゲームってプレイしたことなかったんですけど、そのほうが素のリアクションが出るし、いいかなと思って。それにプレイしてる60人全員、どこかの誰かが動かしてるっていうリアル感は体験したことなかったんで、ガチハマりしました。そのなかでチャンピオン獲れた日には最高やし。あ、そうそう、息子に「実況では挨拶が絶対必要やで」って言われたから「こんちゃ、こんちゃ」って言うようにしてます。最近忘れてるけど。チャンネルでは『APEX』や『デッド・バイ・デイライト』など、津田さん初挑戦のゲームも多数。つだ・あつひろ1976年、滋賀県生まれ。2000年に相方のユースケとお笑いコンビ・ダイアンを結成。ゲーム歴は40年。YouTube「ダイアン公式チャンネル」も配信中。『ダイアンのTOKYO STYLE』(TBSラジオ)が放送中。※『anan』2022年2月9日号より。写真・下屋敷和文取材、文・飯田ネオ(by anan編集部)
2022年03月03日広瀬すずが新5000円札の顔である津田梅子を演じるスペシャルドラマ「津田梅子 ~お札になった留学生~」より、新たな場面写真が公開された。主人公・梅の青春を軸に、ダイナミックな時代の息遣いもあわせて描き出す本作。今回到着した場面写真では、梅が華族女学校の教壇に立つ姿が公開。この授業シーンは、“女子にも自らの可能性に目覚め、行動できるようになる教育が必要”と信じる梅の情熱が感じられる場面のひとつで、広瀬さん自身も思い入れの強いシーンとして挙げている。同シーンについて「厳しさと情熱が入り混ざった梅を、どう表現したらいいかとても悩み、とにかく声を張って演じました」と語り、「これまでは授業を受ける側を演じることが多かったので、教師として教壇に立っているのも新鮮でした」とふり返っている。また、田中圭演じる初代内閣総理大臣・伊藤博文の正装ショットも到着。明治22年、日本初の憲法である「大日本帝国憲法」発布式典当日のワンシーンだ。そして、新5000円札に描かれる津田梅子と、かつて千円札の肖像だった伊藤博文には交流があり、最初の出会いは、梅が日本初の女子留学生として6歳でアメリカに渡ったとき。同行する岩倉使節団の一員だった伊藤は、梅たちが船酔いで苦しんでいるのを見て、貴重な日本食“味噌漬け”を差し入れたと言われている。さらに帰国後、理想の仕事に就くことができず苦しむ梅を、妻子の家庭教師として雇い入れたのも伊藤。梅の信念に共鳴し、折にふれて彼女を支え続けた存在だったという。2人のほかにも、梅の留学仲間・山川捨松(池田エライザ)、現在の実践女子大学を開いた教育者・下田歌子(平岩紙)らが写るカットも到着。捨松が、日本初のバザーの開催を伊藤に提案する場面となっており、本作では日本初の女子留学、日本初の憲法、日本初のバザーなど、様々な日本初の場面が登場する。スペシャルドラマ「津田梅子 ~お札になった留学生~」は3月5日(土)21時~テレビ朝日系にて放送。(cinemacafe.net)
2022年02月22日広瀬すずが“日本初の女子留学生”津田梅子を演じるスペシャルドラマ「津田梅子 ~お札になった留学生~」の制作発表記者会見が昨日2月16日に行われ、広瀬さん、池田エライザ、佐久間由衣、内田有紀ら女優陣が集結。撮影秘話や作品への思いを語った。今回、様々な撮影秘話が飛び出したが、特に盛り上がったのは、時代を反映した美しいドレスファッションにまつわる裏話。広瀬さん、山川捨松役の池田さん、永井繁役の佐久間さんという、共にアメリカに留学し、深い絆を築く親友たちは、劇中、鹿鳴館の舞踏シーンで可憐なドレス姿を披露。広瀬さんは「ドレスはウエストがぴったりだったので、みんなで“お腹が空いたね”と話していてもお腹が空いているのか、ウエストが圧迫されているわからなくなっていたことがありました(笑)」と苦労したエピソードを打ち明ける。また、親友3人組が夢や恋について語り合うシーンにちなみ、現場で盛り上がったトークを聞かれると、「ちょっとしたことでもずっと笑っていた記憶があります。笑うツボがみんな一緒で、よく笑っていました!」(広瀬さん)、「芝居を重ねるにつれてどんどん信頼関係ができていくような現場でした。最初にみんなでワイワイ話すシーンがあって、その芝居の延長線上でずっと笑って話していました」(池田さん)とふり返った。情熱を持って女子教育に取り組んだ梅。そんな彼女のように、“いま情熱を傾けていること”について問われたキャスト陣。広瀬さんは「“お母さんのカレーが食べたい”と思ったのをきっかけにいろいろな料理を作っています。家にいるときはちゃんと3食作って、残ったものは翌日に食べて…という生活をしています」と本格的に料理に目覚めた近況を報告し、池田さんは「役作りでアクションをやりはじめたのですが、あまりに身体が硬いので挫折しかけています(笑)」と告白。佐久間さんは「趣味の乗馬のスキルをもっと上達させたい!」と話し、梅とは対照的に忍耐を強いられる明治の母・初役の内田さんは「華道をやってみたい。お花の声が聞けるような素敵な女性になれたら…」と4者4様の答えが聞けた。そして、この日の最後には、広瀬さんが「女子教育のパイオニアとして人生を全うされた津田梅子さんの姿を、ひとりでも多くの方に見ていただきたいです。そして、少しでもみなさんの背中を押せるような作品になっていたらすごくうれしいです」と力強くメッセージを送り、座長としてしっかりと会見を締めくくった。スペシャルドラマ「津田梅子 ~お札になった留学生~」は3月5日(土)21時~テレビ朝日系にて放送。(cinemacafe.net)
2022年02月17日広瀬すずが津田梅子を演じ、彼女の青春を描くスペシャルドラマ「津田梅子 ~お札になった留学生~」。この度、本作の第3弾キャストが発表された。日本初の女子留学生としてアメリカに渡り、女子教育の道を切り拓いた津田梅子(幼名・梅)。本作では、結婚や仕事について悩む等身大の姿にもスポットを当て、誰も知らない津田梅子を丁寧に綴っていく。梅を力強くバックアップするのは、先日発表された共にアメリカ留学をやり遂げた親友2人、山川捨松(池田エライザ)と永井繁(佐久間由衣)。そしてここにもうひとり、大きな支えとなった留学仲間・吉益亮を演じるのが宮澤エマ。彼女は、眼病にかかって1年たらずで帰国するが、その10年後梅と再会し、友情を育んでいく。また、梅と同様に海外に留学し、のちに学者として活躍する神田乃武を井之脇海が演じ、梅は神田に淡い恋心を抱くも、梅の思いに気づかぬまま、神田は捨松に好意を寄せる展開に。そして梅の両親、仙と初を、伊藤英明と内田有紀。原田美枝子が晩年の梅に扮し、作品全体のナレーションも担当。現地で梅たちを手厚くサポートする初代文部大臣・森有礼をディーン・フジオカ、初代内閣総理大臣・伊藤博文を田中圭、平岩紙が桃夭女塾(現・実践女子大学)を作った歌人・下田歌子を演じることも決定した。スペシャルドラマ「津田梅子 ~お札になった留学生~」は3月5日(土)21時~テレビ朝日系にて放送。(cinemacafe.net)
2022年02月03日広瀬すずが日本初の留学生・津田梅子を演じるスペシャルドラマ「津田梅子 ~お札になった留学生~」。この度、共にアメリカに留学し、深い絆を築く親友役で池田エライザ、佐久間由衣が出演することが決定した。本作は、明治という激動の時代、日本初の女子留学生としてアメリカに渡り、のちに女子教育の先駆者として活躍した津田梅子(幼名・梅)の青春を描く物語。そして今回、池田さんが山川捨松、佐久間さんが永井繁という留学仲間を演じることが決定。3人は励まし合い、夢を語りあう一方で、女子の自立をめぐって意見がぶつかることも。本音で何でも言い合える2人は、梅にとってかけがえのない盟友であり、生涯の宝物ともいうべき存在だ。鹿鳴館での舞踏会シーンでレトロクラシカルなドレス姿を華やかに披露し、明治時代ならではのファッションで作品を彩る。鹿鳴館で開かれた舞踏会に3人がドレス姿で勢揃いするシーンは、国の重要文化財に指定されている明治後期の講堂“旧学習院初等科正堂”でロケーションを敢行。3人は、当時世界中で流行していたバッスルスタイルという、スカート部分の後ろに大きくボリュームをもたせたドレスに身を包んで登場、華麗にダンスを披露した。広瀬さんは「普段、梅が着ているドレスとはまた違って、ものすごく華やか!ドラマや映画でしか見たことのない世界観だったので、貴重な経験」と鹿鳴館時代へのタイプトリップに笑顔を弾けさせ、佐久間さんも「ゴージャスなドレスを身に着けて、かつ素敵なロケーションの中でお芝居ができました」とコメント。池田さんは「ドレスは想像を超える長さ。裾を踏んだりして汚さないように気をつけています」と苦労も告白した。また、ほぼ同世代の3人。「“エラちゃん”はすごく“華”がある。雰囲気にもお芝居にも圧倒的なオーラがあって驚かされます。由衣ちゃんは自然体でカッコいいのに華やか!」(広瀬さん)、「すずはお芝居に入った瞬間から、主人公が持つ確かなエネルギーみたいなものをワーッと出してくれる。“広瀬すずってスゴイな”と思いながら、毎日過ごしています!」(池田さん)、「すずちゃんはとても華奢なのに、どこからそのエネルギーが出ているんだろうって興味津々です!ファーストシーンから、梅としてそこに存在していたのが、すごく素敵」(佐久間さん)とお互いの印象を語っている。ドラマについては、池田さんは「現代に生きる女性たちも自分たちに権利があることを誇りに思ってほしいし、そう思ってもらえるようなドラマにしたい。セリフ量の多さにパニックを起こしつつも、私たちなりに日本初の留学生たちの思いを背負って頑張っていますのであらゆる世代の方に見ていただけたらうれしいです」とメッセージを寄せ、佐久間さんも「このドラマも今、みなさんに届ける理由がいっぱいあるはず。女性たちのポジティブなパワーが伝わればいいなと思っています」とコメントしている。スペシャルドラマ「津田梅子 ~お札になった留学生~」は3月5日(土)21時~テレビ朝日系にて放送。(cinemacafe.net)
2022年01月25日