焼き豆腐は、水切りした木綿豆腐の表面を炙ったり、焼いたりしたものです。一般的な豆腐に比べて崩れにくいため、すき焼きや鍋料理に用いられます。今回は、焼き豆腐を使った人気レシピを【27選】ご紹介します。特徴を活かして、いろいろな食べ方を楽しみましょう。■味しみしみ、肉豆腐の【煮物】レシピ7選・イカと焼き豆腐のショウガ煮イカの煮汁で焼き豆腐を煮ると、旨みたっぷりに仕上がります。焼き豆腐は味がしみ込みやすいため、短時間煮ればOK。イカ・焼き豆腐はそれぞれに火が通ったら取り出しておくのがポイントです。煮詰めた煮汁を絡めて盛り付ければ、日本酒もごはんも進みます。・焼き豆腐のみそ煮焼き豆腐と豚バラ肉をみそ味で仕立てる煮物です。豚バラ肉の脂が焼き豆腐にからんで、満足感たっぷりの一品に。ショウガと青ネギをふんだんに加え、香りも楽しみましょう。水溶き片栗粉でとろみをつけるため、丼にアレンジしても◎。・なまり節と豆腐の炊き合わせなまり節は、生のカツオを加熱してから燻製にしたもの。生魚のように下処理する必要がないため、すぐに使えるのが魅力です。旨みがギュッと詰まった煮汁で焼き豆腐を煮て、味をしみ込ませましょう。ショウガを一緒に煮るので、魚独特の臭みが気にならないのもうれしいですね。・ホタテとフキの春の甘煮ホタテと焼き豆腐を一緒に煮るため、ホタテの風味が焼き豆腐に移って格別の美味しさです。煮る時間は10分程度と短いので、忙しいときもパパッと作れますよ。フキは緑色が映えるよう、サッと煮てくださいね。・マグロと豆腐のショウガ煮刺身用のマグロのサクを使うアイデアレシピです。骨や皮を気にせず食べられるため、小さな子どもや年配の方にもおすすめ。焼き豆腐を先に煮て、後でマグロを加えるとパサつかずに仕上がります。ショウガはたっぷり入れるのがポイントです。・肉豆腐 作りやすくて野菜も美味しい焼き豆腐を使った煮物と言えば、肉豆腐を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。牛肉を甘辛く煮た鍋に焼き豆腐を加え、味を含ませると美味しさアップ。少し濃いめの味付けで、ごはんにもお酒にも合いますよ。・トロトロ白菜の卵とじ肉や魚を使わず、あっさりとした煮物を作ります。白菜とシメジ、焼き豆腐をしょうゆや砂糖などで煮たら、卵でとじてふわふわに。やさしい味わいにホッとしますよ。焼き豆腐を白菜と同じくらいのサイズに切ると食べやすいです。■カリッともっちり! 焼き豆腐の【炒めもの】レシピ2選・焼き豆腐のピリ辛みそ炒め焼き豆腐は一般的な豆腐に比べて硬いため、炒めものに適しています。こちらは、小松菜やナスなどと炒める中華風の一品。炒めた具材はいったん取り出して、同じ鍋で豆板醤やみそなどを火にかけるのがコツ。調味液が沸騰したら具材を戻し、アツアツをいただきましょう。・夕食の献立に! 牛肉のすき焼き風炒め煮 15分で完成すき焼きを作るのは億劫なときは、すき焼き風の炒めものがおすすめ。牛肉やキノコ、玉ネギなどすき焼きの定番具材を焼き豆腐と一緒に炒め煮にするので、満足感がありますよ。フライパンひとつで作れるため、ひとり暮しの方にもぴったり。濃いめに味付けしたら、生卵にからめて召し上がれ。■王道も外せない、焼き豆腐の【すき焼き】レシピ6選・簡単美味しい! すき焼き プロの味すき焼きの具材は家庭によってさまざまですが、焼き豆腐は外せないという方も多いのでは? こちらはみりんや砂糖、しょうゆなど甘めの割り下で作る王道のレシピ。具材の旨みがしみた焼き豆腐は、大人にも子どもにも好まれます。・トマト豚すきすき焼きにトマトを加えると、酸味が食欲を一層刺激します。いつものすき焼きをアレンジしたいときにうってつけですよ。水煮トマト缶なら湯むきの手間がかからず、簡単。もちろん、焼き豆腐との相性も抜群です。豚もも肉を焼いたら、割り下と一緒に加えてくださいね。・鶏肉のすき焼き鶏もも肉だけでなく、レバーや砂肝なども使う変わり種のすき焼きです。牛肉とはひと味違う美味しさを堪能できるのが魅力。味付けは砂糖・酒・しょうゆでシンプルですが、旨みたっぷりです。焼き豆腐に鶏の旨みがしみて、ひと口食べれば思わず笑みがこぼれますよ。・韓国風豚すき焼き(チョンゴル)コチュジャンや甜面醤などで味付けする、ピリ辛すき焼きです。豆腐は韓国料理でもよく使われるため、焼き豆腐とも好相性。ピリ辛スープがしみた焼き豆腐は絶品で、ついつい箸が伸びますよ。〆はトッポギやうどんがおすすめ。・牛肉と鶏肉のすき焼き牛肉と鶏肉を使ったリッチなすき焼きは、おもてなしやお祝いごとにぴったり。白ネギや青ネギ、春菊など野菜をふんだんに使うため、焼き豆腐にさまざまな具材の旨みがしみ渡ります。〆にごはんを入れて雑炊風にすると、スープを余さずいただけます。・九条ネギとかしわのすき焼甘みの強い九条ネギや香り豊かなセリを組み合わせる、鶏すき焼きです。焼き豆腐は合わせる具材を選ばないため、すき焼きの美味しさを引き立ててくれるのが魅力。レシピではすき焼き用の鶏肉を使っていますが、手に入らないときはもも肉でも代用できます。■どんな鍋にも合う、肉豆腐の【鍋】レシピ9選・鶏つくね鍋ふんわりジューシーな鶏つくね入りの鍋に、焼き豆腐を加えます。しょうゆやだし汁のやさしい味付けに淡泊な焼き豆腐がよく合いますよ。鶏つくねに使う鶏むね肉は、ブレンダーやフードプロセッサーを使うと細かくできます。意外と簡単なので、ぜひ手作りしてみてくださいね。・酒粕みそ鍋酒粕や白みそを使った濃厚なみそ鍋は、寒い季節にイチオシ。焼き豆腐は味がしみやすいため、スープの旨みが堪能できますよ。野菜がたくさん食べられるのもうれしいポイント。〆は明太子うどんがおすすめです。酒粕のコクにバターの風味が絶妙!・あすか鍋あすか鍋は奈良県の郷土料理で、鶏肉を牛乳やだし汁で煮るのが特徴です。西京みそも使うため、まろやかな味わいに仕上がり、焼き豆腐のやさしい食感とベストマッチ。スープが沸騰しないよう、弱火で温めるのが美味しさの秘訣です。・魚のみそキムチ鍋キムチと豆腐の相性は言わずもがな。こちらは甘塩タラとサバ水煮缶を使ったキムチ鍋に、焼き豆腐を入れます。みそやコチュジャンのピリ辛で奥深いスープが焼き豆腐にしみて、お店に負けない味ですよ。魚を手軽に食べたいときにもどうぞ。・本格キムチ鍋 シンプルに美味しく!同じキムチ鍋でも、こちらは豚つくねやカキなどがメイン具材。肉と魚介、野菜の旨みがしみ出たキムチスープが、焼き豆腐の風味を引き立ててくれます。スープは市販品を使うため、失敗がないのも良いですね。・クリーミーで温まる! みそ仕立ての豆乳鍋豆乳スープと焼き豆腐のコンビで、ヘルシーながら食べ応えのある鍋に仕上げましょう。豆乳は無調整を選んでくださいね。カブや白菜、焼き豆腐の甘みがスープと相性抜群。余ったスープにお餅を入れても最高です。・鶏肉と野菜のミルク鍋鍋スープの隠し味に、西京みそを加えるとほんのり甘くまろやかに。牛乳のミルキーさと相まって、子どもにも喜ばれますよ。焼き豆腐と牛乳の組み合わせは、意外なようで名コンビ。里芋は下茹でしてから加えてくださいね。・名古屋八丁みそおでん八丁みそを使う名古屋名物のみそおでん。ゴボウ天や大根と並び、欠かせない具材が焼き豆腐です。濃厚でコク深いおでんだしが焼き豆腐にしみて、お箸が止まりませんよ。崩れにくく、味がしみやすい焼き豆腐の特徴を活かした鍋料理です。・中島和代のおもてなしおでんこちらはしょうゆベースであっさり仕立てのおでん。練り物や牛すじから出たエキスがだし汁に行き渡り、奥深い味わいに仕上がります。コトコト煮込むことで、焼き豆腐の中心まで味がしみますよ。■食べ応えあり! 焼き豆腐の【汁物&アレンジ】レシピ3選・焼き豆腐のみそ汁白ネギのシンプルなみそ汁に焼き豆腐を入れると、グンとボリュームが増します。崩れにくいので、食べやすいのもポイント。すき焼きやおでんで焼き豆腐が少しだけ余ったときの活用にもうってつけです。・焼き豆腐のみそ汁焼き豆腐はあえて大きめに切ってみそ汁の具材にしても美味しいですよ。甘みのある玉ネギともよく合い、主菜を選びません。豆腐を切ると崩れてしまう、という方も焼き豆腐ならキレイに仕上がります。・たっぷり野菜の年越しそばつゆそばの具材に焼き豆腐を入れるユニークな一杯。根菜や豚肉など具だくさんで、食べ応えがありますよ。そばを入れず、豚汁風にいだいても◎です。焼き豆腐を手でちぎり、断面を大きくすることで、味なじみが良くなります。■焼き豆腐は使いやすくて美味しい! 焼き豆腐は崩れにくいので、焼いたり、煮たりするのに最適です。水切りの必要もなく、すぐに調理できます。すき焼きや鍋が定番ですが、炒めものや汁物にもおすすめ。また、短時間で味がしみるため、時短調理にもぴったりです。ぜひ普段の食卓にも活用してみてくださいね。▼絹ごし豆腐が主役のレシピはこちら!
2023年12月02日「すき焼き」と聞くと、“お客さんが来たり、お祝いのときにいただくご馳走”というイメージはありませんか?今回は、普通の日でも気軽に食べれる、牛肉のこま切れとフライパンで作るすき焼きレシピをご紹介します。材料を切って牛肉を炒めたら、割り下を注ぎ、残りの材料をすべて入れて煮込むだけの簡単レシピです。溶き卵をからめて食べるのはもちろん、そのままご飯にのせてすき焼き丼にしてもおいしいですよ。■フライパンすき焼き調理時間 20分 1人 639Kcalレシピ製作者:料理家 保田 美幸<材料 4人分>牛肉(こま切れ) 250g焼き豆腐 1/2丁玉ネギ 1/2個シイタケ(生) 4個セリ 1/3~1/2束しらたき(糸コンニャク:小) 1袋サラダ油 大さじ1.5<割り下> 酒 大さじ1 みりん 大さじ3.5 砂糖 大さじ2 しょうゆ 大さじ4溶き卵 2個分<下準備>・焼き豆腐は食べやすい大きさに切る。玉ネギは幅1cmのくし切りにする。シイタケは石づきを切り落とし、大きければ半分に切る。セリは根元をきれいに水洗いし、根ごと長さ4cmに切る。・しらたきは鍋に入れて水をかぶる位まで注いで強火にかけ、煮たったらザルに上げる。<割り下>の材料を混ぜ合わせておく。<作り方>1、フライパンにサラダ油、玉ネギを入れて中火で炒め、しんなりしたら牛肉を加えて炒め合わせる。2、<割り下>を注ぎ、焼き豆腐、シイタケ、しらたきを加えて煮からめ、火が通ったらセリを加え、しんなりしたら火を止める。器に盛り、溶き卵をつけていただく。割り下は自分好みに調整可能。ぜひ作ってみてくださいね。
2018年12月02日段々と過ごしやすい季節になってくると、何を食べてもおいしく感じられますよね。今回はそんな時季にぴったり! ボリューミーな肉豆腐レシピをご紹介します。甘辛く煮付けた肉豆腐にとろ~りとした温泉卵をのせた、ご飯が進む一品です。肉や豆腐、野菜が一度にいただけるので、この一皿だけでもしっかり栄養が摂れるところが魅力ですよね。あとはもう一品汁物でも追加できれば、立派な晩御飯の完成です!下ごしらえをしっかりすれば、あとは煮込むだけなので、案外簡単にできあがりますよ。味がよく染みた肉豆腐は、ご飯だけでなくお酒とも合うので、家族みんなの大好物になりそう。ぜひ作ってみてくださいね。■温泉卵のせ肉豆腐調理時間 20分 1人分 614Kcalレシピ制作:E・レシピ<材料 2人分>牛肉(薄切り) 180g焼き豆腐 1/2丁玉ネギ 1/2個白ネギ 1/2本エノキ(小) 1袋しらたき(糸コンニャク)(小) 1袋サラダ油 小さじ2<調味料> 砂糖 大さじ3 しょうゆ 大さじ4~5 酒 大さじ4 水 100ml温泉卵 2個七味唐辛子 適量<下準備>・牛肉は長さ4cmに切る。・焼き豆腐はサッと水洗いし、4等分に切る。・玉ネギは幅1cmのくし切りにする。・白ネギは幅1cmの斜め切りにする。・エノキは石づきを切り落とし、食べやすい大きさに分ける。・糸コンニャクは食べやすい長さに切り、たっぷりの水と共に鍋に入れて強火にかけ、煮たったらザルに上げて水気をきる。<作り方>1、深めのフライパンにサラダ油を熱し、牛肉を炒める。色が変わったら<調味料>の砂糖、しょうゆ、酒を加える。2、煮たったら他の材料と水を加えてフライパンに蓋をし、中火で7~8分煮る。3、全体にしんなりしたら器に盛り、温泉卵をのせて七味唐辛子を振る。ご飯の上に乗せて、丼としていただくのもおいしそうでいいですね。
2018年10月15日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使ったバランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立を毎日ご紹介!今日の献立は「イカと焼き豆腐のショウガ煮」を含めた全4品。イカの煮物を柔らかく仕上げるのは煮過ぎないのがポイント! 山椒の効いた揚げナスは夏にピッタリですよ。 イカと焼き豆腐のショウガ煮 しっかり味がしみ込んだ柔らかいイカと歯ごたえがある焼き豆腐をショウガ煮でどうぞ。 揚げナスの山椒風味 しっかり冷やした揚げナスの食感が美味! 大葉がポイントです。 玉ネギとモヤシのみそ汁 玉ネギの甘みがやさしい味のみそ汁。モヤシの食感もポイント。 冷やしデザートトマト 白ワインの入った大人のひんやりデザート。 ⇒今週の献立一覧はこちら
2013年08月13日