2月に離婚届提出。2012年3月7日、タレントの田中律子が2月始めに離婚したことを自身のブログで「報告」というタイトルで発表した。田中律子は1997年に結婚して現在中学生の長女が一人いる。離婚の原因はブログには書かれておらず、15年の結婚生活の終止符は色々悩んで考えた末の結論だとなっている。まだ中学生の長女とも昨年から相談したり、話し合ったとある。心配をかけましたが、新しくスタートします。「子どもには本当に申し訳ない形となった」といい、周りのお世話になった人たちにも心配をおかけしてすいませんと謝罪している。新しいスタートを踏み出す田中は、娘も多感な年頃ですので、どうぞ静かに見守っていただけるとうれしいです。と締めくくって報告を終わらせている。元の記事を読む
2012年03月09日戦国時代を舞台にした壮大な築城スペクタクル、『火天の城』が9月12日(土)に公開初日を迎え、キャストの西田敏行、椎名桔平、福田沙紀、主題家を歌う中孝介、そして田中光敏監督が舞台挨拶に揃った。製作費15億円。同時期に公開される『TAJOMARU』や『カムイ外伝』といった時代劇に比べると、若手イケメンスターの華やかさには欠けるものの、スケール感とベテラン俳優陣が織り成す人間ドラマが注目を集め、ヒットスタートを切った。物語の主人公であり、織田信長から安土城築城を任された宮大工・岡部又右衛門を演じる西田さん。「今日はいろんなところで公開がありますが、よくぞこの映画を選んでいただきました。ありがとうございます。劇場に来て誰もいなかったらどうしよう、と考えて朝ブルブル震えていました」と胸の内を明かしながら満席の客席を見回し、安堵の笑みを浮かべた。「いままで出演した中でも、最も好きな作品のひとつになりました」と初日を迎えた感動をゆっくり話し、「子供の頃、『七人の侍』が公開されたとき、母親と一緒に福島県の劇場へ、初日に行きました。立ち見で、母は3時間、私を肩車して観せてくれました。今年で三回忌を迎えましたけれども、今日お客様を見て、そのときに感動が想起されてとっても嬉しいです」と思い出のエピソードを語ってくれた。その岡部又右衛門の娘役を演じるのが若手女優の福田さん。「とりあえず嬉しい!」と興奮を表し、「わらじは初挑戦だったんですが、『なんて走りづらいんだろう』と思いました(笑)。坂とか、じゃり道とか、本当に走るシーンが多くて。でも時代劇ならではのことをいろいろと経験させてもらいました」と3か月の撮影が、今後にもつながる貴重な経験だった、と撮影をふり返った。「織田信長をやれる俳優が何人いるんだろう、って思いながら、なかなか出来ない役で…。映画で信長を演じることは僕の長年の夢のひとつでした」と話すのは、織田信長をクールに演じた椎名さん。「自分なりの信長を演じてみたいと思いながら、先輩である西田さんのお腹…いや、胸を借りて頑張りました(笑)」。「勇ましい信長像は“戦”がある方が演じやすいですが、今回、戦がない中で信長を演じなければまらない。お茶のシーンでどうの信長を出せるか?」と信長を演じる難しさを明かしつつ、「こういう映画がなきゃいけないと思われる映画」と自信をのぞかせた。キャスト以外に、椎名さんも絶賛する歌声を持ち、主題歌「空が空」を本のために書き下ろした中孝介さんも舞台挨拶に登壇。この曲のミュージックビデオの撮影を安土城跡で行ったそう。「城が建ったということを想像しただけで、ゾクっとした。人間って凄いな、現代人はいろいろなものに頼りすぎだな、ということを考えました」。劇場の前では小雨が降る中、全員で鏡開きが行われ、ヒット祈願も行われた。近年、時代劇の大ヒットが少なくなってきた中、いままでにない時代劇として、どこまで観客層を広げることが出来るか、期待がかかる。『火天の城』は全国東映系にて公開中。特集『火天の城』「火天系男子に一目惚れ」■関連作品:火天の城 2009年9月12日より全国東映系にて公開© 2009「火天の城」製作委員会■関連記事:30年ぶりの共演!歴史超大作『火天の城』夫婦演じる西田敏行×大竹しのぶ対談時代は火天系!『火天の城』鑑賞券&エコ箸&プレスセットを5組10名様プレゼント前代未聞の城造り――歴史スペクタクル『火天の城』試写会に30組60名様をご招待西田敏行「戦国時代にあるまじき体型」と反省、次長課長・河本は史上最高の秀吉と自信
2009年09月12日織田信長が天下統一のための礎として琵琶湖のほとりに築かせた安土城。現在の貨幣に換算して総制作費1,000億円以上を投入し、100万人以上の大工・職人らが動員された、この伝説の築城を巡るドラマを描いた『火天の城』が、9月12日(土)より公開を迎える。8月5日(水)、本作の完成記者会見が行われ、主演の西田敏行をはじめ、大竹しのぶ、椎名桔平、福田沙紀、寺島進、河本準一(次長課長)、そして田中光敏監督が出席した。監督とキャスト陣は、着物姿で登場!「素晴らしい作品が出来たと自負しています。絶対に、映画館で観ていただかなくてはならないと思っています」と力強く語る西田さんは、安土城築城の総棟梁を務める宮大工の岡部又右衛門を演じた。お腹のあたりをさすりつつ「ちょっとこのへんが戦国時代にあるまじき体型ですが(苦笑)」とおどけつつも「人々が互いを信じ合って作り上げていく力は、現代の重機を超えるパワーがあると感じました」と充実した表情で語った。又右衛門の娘・凛を演じた福田さんは「完成した作品のエンドロールで(スタッフ・キャスト陣の)ひとりひとりの名前を見て、言葉にならずに涙があふれました。ひとつの映画を作るという部分が、みんなで城を作るということと重なり、父(又衛門)に付いていくという思いと、現場で監督や西田さんに付いていくという思いは同じでした」と語った。寺島さんは、又右衛門率いる岡部一門の若頭・平次に扮したが「3か月ほど京都で仕事をしましたが、あの辺りにはおいしいお店が多く、みんなで鍋をつついてチームワークを強めました。男は一本突き進むものですが、それを支える女性の心、本当の強さを感じました」と思いを語った。念願かなって本作で信長を演じた椎名さんは「この映画では合戦シーンがないですが、その中でどのように信長を演じられるかが自分の課題でした。様々な小説を読むたびに違う信長像が頭の中に芽生えてきましたが、監督と話しながら信長の魅力を探っていきました。新しい文化を採り入れる一面と彼が抱えていた孤独、絶えず持っていた緊張感を出しました。いままでと違う信長像が画面に映っていれば嬉しいです」と語った。信長の部下でのちの天下人・秀吉に扮したのは、自称“大ヒット請負人”の河本さん。「芸人としてはまだまだ若手ですが、そのレベルで秀吉を演じたのは僕が初めてだと思いますし、一番良い秀吉を演じたと思います」と自信満々。とは言うものの「ほとんど次長課長の河本でやらせてもらいました」とのこと。会見では、レポーターとして会場に来ていた落語家の林家三平さんから『火天の城』に因んだネタを迫られ「『火天の城』とかけて、ベートーベンと解く。その心は…大工(第九)が大事!」と語り会場からは拍手がわき起こった。キャスト陣からは、現代の草食系と呼ばれる男子と劇中の男たちを対比するコメントが出たが、河本さんは「いまはどうしても女性の方が優勢で、うちの家庭でもそうですが(笑)、奥さんにも観てもらって(夫婦の関係は)こうあるべきだ!ということを考えてほしい」と訴えた。河本さんにとっては理想の妻(?)、又右衛門を支える田鶴を演じた大竹さんは「夫を見て座っているだけで幸せ、という場面がありまして、演じながら幸せを感じてました」とニッコリ。「(現代のように)便利になれば、仕事は早いかもしれませんが無駄なものがなくなってしまう。本当は、その無駄の中に大切なものが詰まってるんじゃないかと思います。あの時代の職人の技が、現代にどれだけ伝えられているのか?彼らの心がいまどきの草食系男子にどれぐらい伝わるのか?と考えています」と語った。また、大竹さんは京都での撮影が相当気に入ったようで「長いことこの仕事をしてきて、東映の京都撮影所は初めてでしたが、水戸黄門がいたりしてすごく楽しかったです!」と声を弾ませた。田中監督は「道具ではなく、人の力、思いが歴史を動かす」と語り「スケールの大きさと共に、人間ドラマにフォーカスを当てて撮りました」と自信のほどをうかがわせた。また、会見の最後には歌手の中孝介が登場し、この日のために作られた、安土城の7分の1の特製模型を背景に主題歌「空が空」を熱唱し喝采を浴びた。『火天の城』は9月12日(土)より全国にて公開。■関連作品:火天の城 2009年9月12日より全国東映系にて公開© 2009「火天の城」製作委員会
2009年08月05日