「お台場夢大陸presentsドリームメガガールズオーディション」のグランプリを見事獲得した“次世代の新スター”藤田菜々子が、現在フジテレビで放映中の月9ドラマ「恋仲」で女優デビューすることが決定した。本作は、福士蒼汰演じる三浦葵が恋心を抱きながらも離ればなれになってしまった本田翼演じる幼なじみの芹沢あかりと再開し、恋に仕事に悩みながら成長していく姿を描いた物語。主人公の恋敵の蒼井翔太(野村周平)や一夏を共に過ごす友人・金沢公平(太賀)、妹の三浦七海(大原櫻子)など主人公を取り巻く若者たちに、次世代を担う旬のキャストが配役されていることでも話題となっている。この度、そんな旬なキャストたちで溢れる「恋仲」の第8話(9月7日放送)にて、出演が決定した藤田菜々子。福士さん演じる葵が挑戦する新人建築設計コンクールのスタッフの吉川桃香役を演じることとなった。今回の「恋仲」出演で月9女優デビューを果たした藤田さんは、応募者3,000人の中から書類審査、2次審査、そして夏のイベント「お台場夢大陸」来場者による一般投票を経て、最終審査でグランプリに決定。最終審査には、オーディション公式キャラクターを務めた大原さんや、「恋仲」プロデューサーの藤野良太も審査員として参加。グランプリの特典として、大原さんも所属するフジパシフィックミュージックとの専属契約のほか、「恋仲」出演という即女優デビューも約束されていた。グランプリ獲得について藤田さんは「オーディションが終わって一週間ほど実家に帰らせていただいたときに実感が湧きました。家族みんなが喜んでくれて、特に姉がとても喜んでくれたんです」と獲得の実感を語った。また「恋仲」の収録現場について「私は演技自体が初めての経験になります。本当に右も左もわからない状態ですので、現場に入った瞬間からすごく緊張しました。役の衣装に着替えて、メイクさんにお化粧直をしていただくと“なんか女優さんになったみたいだなぁ”って(笑)収録が終わったあとに、やっと現実味が出てきた感じです。」「本当に一言なんですけど、ガッチガチに緊張してしまって…」と初めての演技とセリフについて語っている。さらに主演の福士さんとの共演について「ずっとテレビや映画などの映像で観ていた方なので、“実在するんだ”と思ってしまいました。そんな福士さんとお芝居をさせていただくことも信じられませんでした。私もずっと『恋仲』を見ていたので、その登場人物の方と一緒の場所にいるんですよ?そういう意味はとてもうれしい気持ちにもなりました」と初々しくコメントを寄せた。そんな藤田さんは今後“蒼七々”(アオイ・ナナ)として活動をしていく。「恋仲」で二人のアオイの話でもあり、自身の本名「菜々子」の“なな”とオーディションのエントリーナンバーが7番だったこともありこの芸名にしたという。「私にとって本当に大きく運命を変えた今年の夏、一生懸命に頑張った夏をこれからずっと忘れないで頑張っていこうという気持ちを込めて“蒼七々”としてやっていきます!」と意気込みを語った。いよいよ最終章へと突入する「恋仲」は、新人建築設計コンクールでヒロイン・あかりへの想いを込めた設計で優勝を目指して挑戦する主人公・葵と、あきらめられない思いでついにプロポーズを果たした翔太、ふたりのまっすぐな思いにヒロインがどう答えるのか。ドキドキの展開を目前に、過酷なオーディションを勝ち抜いた藤田さんがどのような演技を見せるのか注目が集まる。「恋仲」は毎週月曜日21時~フジテレビにて放送中。(cinemacafe.net)
2015年09月04日8月1日(土)、2日(日)にTBSテレビ60周年特別企画として放送される松嶋菜々子主演の2夜連続スペシャルドラマ「レッドクロス~女たちの赤紙~」。このたび新たに、本作に西島秀俊、工藤阿須加、笑福亭鶴瓶が出演することが判明した。今から70年前、自ら信念で戦時召集状、いわゆる「赤紙」を受け取り、戦地に赴く女性たちがいた。第二次世界大戦中、「従軍看護婦」として3万5千人あまりの女性が戦地に赴き、1,120人が殉職。彼女たちは戦地で命を救う仕事に崇高な理想をもって男たちと肩を並べて働き、今や当たり前の“女性の社会進出”の先駆け的存在でもあった。しかし敗戦の色が濃くなるにつれ、大きく狂わされる運命。戦後も続く過酷な試練。逆境にあっても博愛の精神を持ち続け、生きることの尊さを信じ続けた女性たちだった――。ドラマでは、戦争で家族と別れ人生を翻弄されながらも「博愛」の精神、そして家族への愛を貫いた天野希代というひとりの女性の生き様を、満州事変から第二次世界大戦、朝鮮戦争の時代に渡って描き出す。主演の松嶋さんをはじめ、高梨臨、山崎努らキャストに加え、松嶋さん演じる天野希代と満州で出会い、後に夫となる中川亘を『劇場版MOZU』の西島秀俊。希代の息子で、満州の開拓団村で生まれるが、ソ連軍侵攻の混乱の中で母親と生き別れてしまう中川博人役を工藤阿須賀、希代が勤める佳木斯(チャムス)陸軍病院に勤務する軍医で、方針の違いから対立する大竹英世役を笑福亭鶴瓶が好演する。西島さんは「当時どういった思いを持って大陸での生活を選んだのか、またそこで起こったであろうさまざまな苦労や喜びなどを、深く感じながら演じていきたいと思います。松嶋さん演じる、希代という強い意志を持った女性の夫役を演じられることを嬉しく思います」と喜びのコメントを寄せた。工藤さんと鶴瓶さんも「僕ら世代は戦争を遠い時代のことに感じてしまいがちですが、その事実を忘れることなく歴史も含めて自分の中でしっかり消化した上で役に臨みたいと思います」(工藤さん)、「戦争モノで、福澤監督とご一緒させていただくのは『私は貝になりたい』以来になりますので、そういった面でも身の引き締まる思い」(鶴瓶さん)と撮影に臨む意気込みを語った。国内ですでにクランクインし、中国で1か月にわたる長期ロケを敢行。現在は国内各地にて大規模ロケを継続している本作。希代を取り巻く男性キャスト3名の発表で、ついにオールキャストが出揃った。TBSテレビ60周年特別企画「レッドクロス~女たちの赤紙~」は8月1日(土)、2日(日)TBSにて21:00よりスタート。(text:cinemacafe.net)
2015年07月03日松嶋菜々子を主演に迎えて贈るTBSテレビ60周年特別企画「2夜連続スペシャルドラマ」にこの度、高梨臨、山崎努ら豪華キャストが発表された。今から70年前の第二次世界大戦中を舞台に、自らの信念で戦時召集状、いわゆる「赤紙」を受け取り、戦地に赴いた女性たちを描く。命を救う仕事に崇高な理想を持ち、男たちと方を並べて働いた「従軍看護婦」の女性たち。敗戦の色が濃くなるに連れ、大きく狂わされる運命の中でも、彼女たちは戦後続く過酷な試練に耐え、逆境にあっても博愛の精神を持ち、生きることの尊さを信じ続けた…。今回発表されたのは松嶋さん演じる天野希代に憧れ、従軍看護婦を目指す女学生・馬淵ハルに『わたしのハワイの歩きかた』や「Dr.倫太郎」(日本テレビ)に出演する高梨臨。「毎日いろいろなことを感じ、刺激を受けながら撮影させてもらっています」と語る高梨さんは、「脚本を読み、そして時代背景を知っていく中でとても胸が苦しくなりましたが、その中でも希望を捨てない真っ直ぐな強い意志を感じ、この従軍看護婦という役をいただいたことを誇りに思いました」とコメントを寄せた。そのほか、母子家庭に育つ希代を常に優しい目で見守り、決して差別しないことや、人の命の大切さを身をもって教える祖父・天野大祐役の山崎努を始め、希代とともに看護婦として従軍する村本多美役に柴本幸、看護婦長役に中島ひろ子、希代の母親役に浅茅陽子、病院の部隊長で帝国軍人役に橋本さとし、希代の義兄役に赤井英和、希代が結婚する男性の実姉役に渡辺真起子と実力派俳優陣が集結している。(text:cinemacafe.net)
2015年06月16日公開から7日で動員100万人を突破した映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』の舞台あいさつが28日、東京・TOHOシネマズ新宿にて行われ、孫悟空・悟飯を演じる野沢雅子ら主要キャストが登壇した。MCが、28日までにさらに動員数が140万人に到達したことを壇上で発表すると、野沢は「オス、オラ悟空。大ヒット! おめえたちがみ~んな見に来てくれるから、オラうれしいぞ!」と悟空の声で喜びのコメント。さらに、「今日で終わりじゃねえからな。これからもよろしくな!」と続けた。11日には『ドラゴンボールZ』シリーズ初となるLAプレミアに山室直儀監督らとともに参加した野沢。その時に現地スタッフから「日本の俳優・女優さんがたくさん来るけど、こんなに人が集まったのは初めて」と伝えられたことを明かし、「本当にうれしかった。それだけ悟空たちが世界中で愛されてるってことだから」と感慨深げに語った。次回作について聞かれた野沢は、「それは当然あるでしょう。私たちで決めちゃいましょう!ここで決めちゃえば絶対ある!」と乗り気に。フリーザを演じた中尾隆聖は、「今回もう復活してますからね。今日の映画でフリーザがどうなっていても(次回作があるとしたら)出ますよ(笑)」と発言し、会場を沸かせていた。中盤からは、アイドルグループ・ももいろクローバーZが登場し、主題歌「『Z』の誓い」を披露。初めて生でももクロのパフォーマンスを見た野沢は、「すっばらしい! すてきな上にかわいくって。気持ちとしては、(悟空の声で)『すげーぜ、すげーぜ!』って会場中を走り回りたい気分」と大興奮。「"Z"が付くもの同士、お互いに頑張りましょう!」と呼びかけると、ももクロの百田夏菜子が「野沢さん直々に『Z』をいただきました!」と大喜びする一幕があった。さらにイベントの最後には、サプライズでTVアニメ新シリーズの放送が発表。7月よりフジテレビほかにて日曜9時からスタートする最新作は、『ドラゴンボール超(スーパー)』と銘打たれ、原作者の鳥山明氏が初めてTV版のストーリー原案を担当する。同作の新作アニメが制作されるのは『ドラゴンボールGT』より約18年ぶりのこと。この日の舞台あいさつには、フリーザ役の中尾隆聖、ベジータ役の堀川りょうも登壇。映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』は、全国で上映中。
2015年05月01日「ももいろクローバーZ」(百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、有安杏果、佐々木彩夏)が初主演を務める舞台「幕が上がる」の開幕を前に4月30日(木)、リハーサルの模様が公開され、原作小説、劇場版とはまた違った物語が明らかになった。平田オリザが発表した青春小説を「踊る大捜査線」の本広克行監督が2月公開の映画に続いて「ももクロ」主演で舞台化。弱小の高校演劇部が、かつて“学生演劇の女王”の異名をとった新米教諭を顧問に迎え、全国大会出場を目標に奮闘するさまを描き出す。※以下、物語の内容や演出に踏み込んだ記述が出てきます。ご注意ください。舞台版の物語は演劇部の練習場となっている美術室のシーンで始まるのだが、上演開始の15分ほど前からすでに部員のひとりが“早練”で壇上に姿を見せ、台本を読みこんでおり、さらに高城さん演じるガルルが廊下をアラレちゃんのように「キーン!」などと意味不明の言葉を発しながら高速で走り抜けるなど、一風変わった演出で観客を楽しませる。また、開演前の注意のアナウンスを行なったのは百田さん!携帯電話についての注意や非常口の案内を行なった後に「百田でした!」と語ったが、全公演を通じて百田さんが務めるのか?それとも日替わりでメンバーが行うのかは不明…。この舞台版は原作者の平田さんが自ら脚本を執筆しているが、原作小説、映画と大きく異なるのは、舞台に出てくるのが「ももクロ」が演じる演劇部の主要メンバー5人(3年生4人と2年生1人)と彼女たち以外の7人の女優が演じる2年生、1年生部員――つまり合計12名の演劇部員のみで、親や教師といった大人が一人も登場しないという点。映画では黒木華が演じた吉岡先生が鮮烈に登場し、演劇部を導くさまが描かれるが、この舞台では吉岡先生が学校を去ったのち、百田さん演じる部長・さおりを中心に、生徒たちが苦悩し、もがきながらも自分たちの力で前進していく過程が描かれている。そして、舞台版の大きな見どころと言えるのは劇中劇の「銀河鉄道の夜」。映画では、演劇部の大会での上演演目である「銀河鉄道の夜」の描写はごく一部のシーンでしか見られなかったが、舞台版ではその稽古の模様がかなり詳細にわたって描かれている。劇中劇の描写によって登場人物たちの心情が映し出されるような場面もあり、この舞台の重要な要素となっている。また「銀河鉄道の夜」の作者・宮沢賢治は岩手県の出身だが、それも踏まえてこの舞台版では2011年の東日本大震災に関係する描写や設定も加えられている。この部分に関しては、リハーサル前の記者会見でも、メンバーが「ビックリしました。まさかこんなエピソードが…」と驚きを漏らしていたが、そこで語られるセリフは「きっと日本中のみんなが持っていてくれるんだろうという言葉であったりしたので、だからこそしっかりと届けて、胸にグサッと刺さればと思います」とも!また、ファンにとって嬉しいのは、随所に見られる、メンバーが歌うシーン。部室で、屋上で、そしてカラオケボックスで!決してミュージカル調ではなく、あくまで物語の中で自然に歌声が挿入されているのだが、誰が何を歌うのかは見てのお楽しみ!基本的にストーリーはほぼ原作に沿った形で進むのだが、シチュエーションやそれぞれのセリフなどは、ほとんど舞台オリジナルとなっている。同時多発的にあちこちで会話が始まり、重なり合う平田さん独特のセリフ回しも健在!原作小説を読んでいる人も、すでに劇場で映画を見た人も新鮮な気持ちで高校生たちが時に悩み、ぶつかり合いながらも成長を遂げていくさまを楽しめる作品となっている。舞台「幕が上がる」は5月1日(金)よりZeppブルーシアター六本木にて開幕。(text:cinemacafe.net)
2015年05月01日「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、有安杏果、佐々木彩夏が映画に続いて初主演を務める舞台「幕が上がる」の初日を前日に控え4月30日(木)、演出の本広克行と共に記者会見に臨み、開幕を前にしての心境を語った。平田オリザが2012年に発表した小説を原作に「踊る大捜査線」の本広監督が「ももクロ」の5人を主演に映画化したのに続き、平田さんが脚本化した戯曲で映画に続き本広監督の演出で舞台化。弱小演劇部が全国大会を目指し、苦悩しつつも成長していくさまを描き出す。百田さんは、映画の撮影に続いての本広監督による舞台の稽古について「厳しかったです!」と述懐。全てが初めてという環境の中「手探りだったんですが、稽古の期間も短くて『じゃあ明日、第1幕通すからセリフ全部入れてきて』という感じで、それが50ページくらいあったりして、鬼だなって…(苦笑)。メンバーで協力体制を敷いて、いつもセリフ合わせをしてました」と移動中の車の中などでもセリフを覚えたり、合わせる練習をしていたと明かした。玉井さんは「ライヴでお客さんと同じ空間で過ごすのは本業ですが、舞台では雰囲気が全然違うと思う。ただただ緊張しかないです…」と少し不安そう。高城さんは「何があるのか分からないのが舞台。『答えは全て稽古場にある』という吉岡先生(※演劇部の顧問)の言葉を思い出しながら頑張りたいです」と意気込みを口にする。有安さんが「『ももクロ』の中でも“噛み噛み番長”と言われるくらい滑舌の悪い私がちゃんとセリフを伝えられるのか?不安でしたがオリザさんに素敵なセリフをいただけたので、(ホールの)後ろの席の人にまで届けられたら」と語る一方で、メンバー最年少の佐々木さんは「普段から『声がでかい』と怒られてるので、やっと声がでかくても怒られない現場で嬉しいです」と堂々のコメントで強心臓ぶりを見せつける。本広監督は5人の仕上がり、稽古場での様子について「稽古場では集中しましたよね?おふざけ一切なしで、舞台女優としてもすごいところが見たかった。オリザさんの中でも難しいセリフが多い芝居ですが、全部を再現できるところまで来ています」と自信をのぞかせた。既に何度か通し稽古は行っているが、まだ、観客の前では1度も演じていないとあり5人とも「正直、楽しむ余裕はないです」「初めてだらけでいっぱいいっぱいです」と不安が口をついて出るが、それでも“挑戦”こそが「ももクロ」の生き方、進む道だと全員、自覚しているよう。玉井さんは「演劇が楽しいと思う瞬間が来ると信じてます」と言えば、リーダー百田さんは「私たちは常にいろんな新しいことをやらせていただいてきましたが、初めから楽しかったためしはないです(笑)。それでもいつも、終わったときに感じたことのない達成感を感じ、『やってよかった』と思えた。今回も『また(舞台を)やりたい』と思えるように頑張りたい」と力強く語った。なお、既にチケットは完売しているが、5月24日(日)18時開演の千秋楽公演が全国39の映画館にてライブ・ビューイングで上映されることも決定。また8月5日(水)に映画版『幕が上がる』のブルーレイ&DVDがリリースされるのと同時に、そのメイキングドキュメンタリー「幕が上がる、その前に。彼女たちのひと夏の挑戦」が発売されることも発表された。舞台『幕が上がる』は5月1日(金)よりZeppブルーシアター六本木にて開幕。(text:cinemacafe.net)
2015年04月30日『ドラゴンボールZ 復活の「F」』が4月18日(土)に公開を迎え、声優の野沢雅子、堀川りょう、佐藤正治、花江夏樹、山室直儀監督に、主題歌「『Z』の誓い」を歌う「ももいろクローバーZ」のメンバーが、ドラゴンボールの人気キャラの“弟子”をイメージした衣裳で来場した。原作者・鳥山明自ら脚本を手掛けた本作。復活を遂げ、孫悟空への復讐のために地球へとやって来たフリーザと、悟空をはじめとするZ戦士たちの戦いが繰り広げられる。声優陣はそれぞれの決めゼリフ、名(迷?)ゼリフと共に挨拶。野沢さんは「オッス、オラ悟空。よろしくな!」、ベジータ役の堀川さんは「カカロット、貴様を倒すのはこのおれさまだ!」、亀仙人役の佐藤さんは「ぱふぱふさせてくれんかのぅ…?」とファンにはなんとも嬉しい珠玉のセリフを生で披露し会場をわかせる。花江さん演じるジャコは、鳥山さんの別作品「銀河パトロール ジャコ」の主人公だが今回、コラボレーションが実現!花江さんは「小っちゃい頃から見ていた作品に出演できて夢のようです!」と緊張しつつも喜びを口にしていた。「ももクロ」のメンバーは、“弟子”、“後輩”の視点から歌詞が描かれた主題歌「『Z』の誓い」にちなんで、ドラゴンボールキャラクターの弟子という設定で登場。百田夏菜子は悟空の弟子、玉井詩織はベジータ、佐々木彩夏はトランクスとブルマ、高城れにはピッコロ、有安杏果は餃子(チャオズ)の弟子ということで、それぞれのキャラクターとイメージカラーを組み合わせた衣裳とヘアスタイルで姿を見せた。楽曲について百田さんは「後輩から見たメッセージになってます!」と力強くアピール。佐々木さんは「サビは力強いメッセージだけど、Aメロはお茶目な感じだったり、楽しい一曲になってます!」と語る。高城さんは、振り付けに関しても言及し「Z戦士とフリーザの両方を取り入れてます」と説明。挨拶で「ドドンパ!」と餃子の必殺技をかまして喝采を浴びていた有安さんも振り付けについて「普段は最後のサビでみんな一緒の振り付けが多いけど、フリーザからバラバラのZ戦士になっていき、最後にまた一つになるという、いままでにない感じです!」と集まったファンの期待を煽った。野沢さんは「ももクロ」のメンバーたちの衣裳について「かわいい!私たちは『かわいい』なんて声かけられたことないから…」とうらやましそうに語るが、客席から即座に「かわいい!」と歓声が飛び、会場は笑いに包まれた。本作は74の国と地域での公開も既に決定!野沢さんはこれに飽き足らず「まだまだ増やしましょう!」と文字通りの“全世界”での公開を熱望する。最後の報道陣向け写真撮影では、会場全体で「かめはめ波」を繰り出し、会場は最後まで熱気にあふれていた。『ドラゴンボールZ 復活の「F」』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドラゴンボールZ復活の「F」 2015年4月18日より全国にて公開(C) バードスタジオ/集英社 (C) 「2015 ドラゴンボールZ」製作委員会
2015年04月18日「ももいろクローバーZ」の有安杏果が3月15日(日)に二十歳の誕生日を迎え、主演映画『幕が上がる』の全国行脚フィナーレを飾る舞台挨拶でメンバーの百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、佐々木彩夏、“モノノフ(※熱烈なももクロファン)”たちから祝福を受けた。「ももクロ」の5人は先月より公開された主演映画『幕が上がる』の宣伝のため、本作が上映される全国の全ての映画館――計127館を巡る全国行脚舞台挨拶ツアーを約1か月にわたって行なっており、この日がちょうど最終日。127館目となる新宿バルト9での舞台挨拶に5人が揃って登壇した。全国行脚というミッション完了およびメンバーの苦労を労い、劇場に集まったモノノフはスタンディングオベーションで百田さん、玉井さん、高城さん、佐々木さんを迎えたが、最後の有安さんを迎える際には、メンバーとモノノフがバースデーソングを合唱し、有安さんのカラーであるグリーンのサイリウムを灯し、客席をグリーンで埋め尽くして祝福!有安さんはサイリウムの灯をロウソクに見立てて、嬉しそうに壇上で飛び跳ねながら、ロウソクを吹き消すアクションで喜びを表す。昨年の誕生日はちょうど国立競技場でのライヴ時であり「1年って365日もあるのに、何で毎回3月15日が『ももクロ』の大切な日と重なるのか不思議です!」と語りつつ、二十歳の抱負を求められると「とうとう二十歳になっちゃったけど、特に決意とか、変わることとかはないです」とマイペースに表明。この日の舞台挨拶中は、「あの~」を連発し、そのたびに客席から笑いが起こったが「『あの~』を減らせるように頑張ります!」と語り、再び会場は笑いに包まれた。節目と言えば、佐々木さんも先日、高校卒業を迎えたばかり。客席からは「卒業おめでとう!」という声も飛んだ。佐々木さんは「高校卒業して、社会人になったので、もっと活動の幅を広げていけたら!」と抱負を口にし歓声を浴びていた。『幕が上がる』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:幕が上がる 2015年2月28日より全国にて公開(C) 2015「幕が上がる」製作委員会
2015年03月16日「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、佐々木彩夏、有安杏果が3月15日(日)、約1か月にわたって行なってきた主演映画『幕が上がる』の全国行脚舞台挨拶の最終日を迎え、最後の127館目となる新宿バルト9にて5人揃って舞台挨拶に臨んだ。劇作家・平田オリザの小説を原作に高校演劇に青春を燃やす高校生たちの姿を描いた本作。「ももクロ」の5人は時に単独で、時に複数のメンバーに分かれて、本作が上映されている全国127の映画館を回っており、総移動距離は5万キロにおよんだ。この日の最後の舞台挨拶は全国70を超える劇場で生中継。リーダーの百田さんは「最初に(全国行脚を)聞いたときはビックリしたけど127館目!おめでたい!」と満面の笑みを浮かべた。いつも5人一緒のメンバーがバラバラになって全国を巡るというのは初めての試みで、それぞれが一人きりではどんな顔で、何を喋っているのか?互いに気になっていたよう。各人、個別にテーマや課題を持って回っていたそうで、佐々木さんは全国行脚の最中「『お~い!竜馬』を読んでいた」とのこと。全12巻中、6巻までしか読むことはできなかったが「京都で寺田屋に行ったり、高知で桂浜に行ったりして、竜馬さんのおかげでみんなここにいられるんだと感じた。人ひとりで時代がこんなに変わるんだと思った!」と坂本竜馬から多くを教わったよう…?玉井さんは「司会力向上プログラム」と称し、武者修行でMCとしての技術を磨いたそう。有安さんは「全国のモノノフさんの写真を撮る」をテーマにしており、この日も肩から一眼レフのカメラをぶら下げ、客席をパチリ。百田さんは“宣伝部長”として、本広克行監督にダメ出しされつつも宣伝活動に勤しんだ。4人(百田さん、玉井さん、佐々木さん、有安さん)は肩を寄せ合い「成長できたと思う」「ソロで持って帰ってきたもので『ももクロ』を成長させようと」と互いを称え合うが、この輪からひとりだけ外れているのが…高城さん。「あれ?あれ?高城さんは何持って帰ってきたの?」という言葉に、「もう帰っていいすか(苦笑)?」とスネた表情を浮かべ笑いを誘う。高城さんは「全国の愛情がここに刻まれてる!」と胸を指すも、4人からはあっさりと「それはうちらもだよ。というか、高城さんだけ(舞台挨拶の数が)一番少なかった」と指摘されて苦笑い。高城さんは「確かにみんなと違ってテーマは持ってなかったし、舞台挨拶も少なかった(笑)」と大筋をあっさりと認めつつ「ソロコンサートを頑張った!」とアピール。そして、昨日まで一緒に北海道を回っていた玉井さんの司会について「メンバー同士だと照れくさいけど、スムーズに進行してくれるのはすごいなと改めて思った。身を委ねてステージに立てました!」と絶賛した。この日は、福岡で出演中の舞台が千秋楽を迎えている共演のムロツヨシから生電話が入ったほか、原作者で、これから稽古に入る舞台版「幕が上がる」の脚本も担当している平田オリザからの手紙も到着。劇中に出てくる「銀河鉄道の夜」になぞらえ「みなさんは、宇宙の果てまででも行ける切符を持っています」など温かい激励とねぎらい、さらなる飛躍を期待する言葉が贈られた。百田さんは最後に「用意された最高の環境に感謝したいです。全てが初めてで、新しい世界への一歩であり、何をしている時も楽しかったです」と充実の表情。これから舞台版の稽古も始まるが「舞台でまた新しいところに足を踏み出せるので、また新しい風を吹かせられたら。まだまだですよ、みなさん!一緒に頑張っていきましょう!」と意気込みを語ると共にモノノフに“共闘”を呼びかけ、会場は拍手と歓声に包まれた。なおこれで全国行脚は終わるが、さらなる追加として、本作を上映している全国のどこかの映画館で、4月11日にいま一度、5人揃っての舞台挨拶が行われることも発表された。『幕が上がる』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:幕が上がる 2015年2月28日より全国にて公開(C) 2015「幕が上がる」製作委員会
2015年03月15日●百田夏菜子が"オリザJr."に演出家・平田オリザによる同名小説を、『踊る大捜査線』シリーズの本広克行監督が映画化した青春映画『幕が上がる』が2月28日から公開。主演は他のアイドルとは一線を画す存在として熱い支持を集める、ももいろクローバーZ。高校演劇を舞台に、全国を目指す少女たちの姿を描いた本作は、モノノフ(ももクロのファン)以外の観客の胸にも確実に響く作品に仕上がった。部長のさおりに扮したももクロリーダーの百田夏菜子、演劇部の看板女優・ユッコ役の玉井詩織、さおりを慕う後輩部員・明美役の佐々木彩夏、強豪校からの転校生・中西役の有安杏果、ムードメーカー・がるるに扮した高城れにの5人が、映画初主演で感じたことは?――役柄を掴んだ、手ごたえを感じたといった瞬間はいつでしたか?高城れに(以下高城):やっていくうちに、だんだん"がるる"という役を自分自身が好きになっているのが分かりました。あと最初はどこまで自由にやっていいのか分からなかったけど、顧問役のムロ(ツヨシ)さんがクランクインして、アドリブも入れながらすごく自由に演技されていて、監督もいいね!という反応だったので、あ、もっと自由にやっていいんだと思えました。玉井詩織(以下玉井):クランクイン前に監督と役柄について話す時間がなかったので、撮影をしていく中で作っていきました。役柄を掴めたとか、そういう感覚は分からないのですが、完成した作品を観たときに、きちんと"ユッコ"として映画の中で生きられていたので嬉しかったです。百田夏菜子(以下百田):"さおり"は部長で演出家という、みんなをまとめて劇中劇を作り上げていく役でした。なので、撮影前に参加した(平田)オリザさんのワークショップのときから、どんな時にみんなのお芝居を止めたり、アドバイスを入れるのか、オリザさんの姿を見ていました。撮影に入ってから、自分でもだんだんみんなのお芝居で気になるところが出てきて、止めて指示できるようになっていきました。本当に演劇部のお芝居を作り上げている感じがして、嬉しかったです。佐々木彩夏(以下佐々木):現場ではモニターを見なかったので、どんな風に映っているのか全くわからなくて不安もありましたが、自分の中でだんだん"明美"ちゃんがはっきりしていくのが分わかって嬉しかったです。台本に書いていない部分も感じられるようになって楽しかったし自信になりました。有安杏果(以下有安):自分たちの演技を観て手ごたえを感じたとか、そういう瞬間はなかったのですが、でも最初はこうかなぁと思いながら監督に相談していたのが、いつの間にかこう思うと変化していったのが嬉しかったですね。あと、衣装に"中西"って名前が入ってたり、スタッフの方もみなさん役名で呼んでくれていたので、呼ばれたり、制服を着ると、役に入れた気がします。――百田さんの部長っぷりはいかがでしたか?玉井:普段、普通に生活しているときにはリーダーっぽいところってないんですよ。でもライブでの最後の言葉とか、ちゃんと締めるところはリーダーらしいんですよね。今回の部長役でも、最初はオリザさんを見て、「あんな風に止められないよ、できない!」とか言ってたんですけど、いざ撮影に入ったらバンバン止めてきて。どんどん部長らしくなってきて、ちょっと悔しかったですね(笑)。佐々木:私はオリザさんに肩が揺れるって指摘されてたんですけど、明美ちゃんがスランプになるところで、部長に同じことを言われて、オリザさんに見えました。玉井:オリザJr.だね。高城:さおりはなんだかんだ言って、部員のみんなのことをちゃんと見ていて部長らしいし、そこがももクロのリーダーにもかぶると思いました。有安:部員が実際の大会の舞台上でお芝居をしているときに、さおりは演出家として袖から見守ってるんですが、撮影は別だったので、完成した作品で初めてそのときのさおりの表情を見て、部長だなって感じました。あと、メンバー以外の子たちも部長として見ているのが伝わってきたので、ちゃんと部長やってんじゃんって思いましたね。百田:みんな、いいこと思ってるんじゃん。普段は恥ずかしくて言えないんだね~。みんな、わたしのことが好きなんだね♪4人:(一斉に)インタビューだからだよ!●メンバーが大切にしていることとは?――特によく覚えているシーンはどこですか?高城:がるるは私と一緒で落ち着きがないんですけど。百田&玉井:あ、気づいてたんだ。高城:なんでも大げさにしちゃうっていうか。本編でも中西さんが転校してきたのを知って、「やばい、やばい!」って大声を張り上げて走り回って、その後、無駄にちょっかいを出すんですよ。結局、本編では使われてないんですけど、監督がカットをかけないから、中西さんへの質問攻めを続けたんです。百田:あれ、すごかったよね。高城:中西さんはキャラクター的に、返すわけでもないから、ひとりでベラベラベラベラ。有安:あまりに来るから、最後は私も中西という役を守り切れなくて、笑っちゃいました。百田:今日は朝、何食べてきたの?玉井:シャンプーは何使ってるの?とか。有安:中西が何のシャンプーを使っているかまでは役作りしてませんでした(笑)。――難しかったシーンは?玉井:劇中劇の「銀河鉄道の夜」のシーンです。私はジョバンニという主役をやらせてもらったんですけど、静かな環境の中でひとりで長いセリフをしゃべることってなかなかなかったから、すごく緊張しました。でもその静けさが楽しくもありました。有安:私は2つありました。ひとつは転校したてのときに、さおりと自転車を押しながら歩いているシーン。その時点でのさおりと中西との距離感がはっきりつかめなくて。完成した作品を観ても、いまだにあれでよかったのかなと思ってしまう場面ですね。あともうひとつは転校前の回想シーン。本当の演劇部の子たちの中に入って劇中劇をやるシーンがあって、強豪校という設定だし、すごいプレッシャーでした。――副顧問役の黒木華さんと共演して感じたこと、得たものは?玉井:気さくでおもしろい方なんですけど、話し方はイメージ通りで、大きな声を出したりはしないんです。それが、予告編でも出てくる先生が灰皿を投げつけるシーンでビックリしました。「そうじゃないでしょー!」ってすごく大きな声で。黒木さんからあんな怒鳴り声が出てくるのは想像できなくて衝撃でしたし、やっぱり女優さんはすごい!と。あと、そのあとにカットがかかると、「あ、はい、じゃ、もう1回やります」って淡々と次に行っていて(笑)、本当にすごいと思いました。百田:私は黒木さんとお芝居をしているときに、自分でも感じたことのない感情を引き出される感覚があったんです。女優さんってこんな感じなのかなと感じる瞬間を与えてもらえて感動しました。佐々木:志賀(廣太郎)さんと黒木さんが「ロミジュリ」をやる場面があるんですけど、そこがおもしろくって。黒木さんは本当にいろんな顔を見せてくれるので、どれが本当の黒木さんなんだろうって思いました。――ひとつの目標に向かって一生懸命頑張っている少女たちの物語ですが、夢を叶えるために大切だと思うことを教えてください。高城:ずっと思いを持ち続けるって難しいことで、ブレることもあると思うんです。辞めようかなって思ったり。でもそれでも最終的にやりたいという気持ちに戻れればいいし、意志を持ち続けることは本当に大切。自分を信じることも大事だと思います。玉井:そのことを続けること。夢を追って、すぐに叶えられる人もいるけれど、いずれにしても自分が叶えたい分野を続けていなきゃたどり着けない。だから続けることですね。百田:言葉にすることってすごく大事だと思ってて、私たちも昔から叶えたい目標や夢は言葉にするようにしてきました。言葉にすると、周りのスタッフさんとか全員の団結にも繋がるし、みんなが同じ方向に向かっていけると思う。それに口にしているほうが、必要なときに寄って来てくれる人がいたりして、実際に私たちもそうして夢を叶えてきたので、言葉にするというのは、とても大事だと思います。佐々木:ももクロも演劇もひとりじゃなくてみんなで叶える目標だと思う。だからみんなで叶えようっていう気持ちが大切だと思っています。個人の夢だとしても、それを指導してくれる先生がいたり、応援してくれる両親がいたりするので、自分のための夢だとしても、周りの人たちのために頑張るという気持ちも大事かなって思います。有安:夢に向かっているときって、一度はダメかもって感じてしまうものだと思うんです。でもあえて、大丈夫、いけるんだ!って思うことはすごく大事。自分を信じることはやっぱり大切だと思う。でもそのためには、練習だったり、周りを信じることが大事だと思います。――本作の公開の後には舞台版でも主演が決まっています。映画を楽しみにしている方と、舞台版に向けてメッセージをお願いします。百田:映画はどの世代の方が観ても、キラキラした青春が感じられる作品だと思います。大人の方には高校時代を思い出してもらって、これから高校生になる人には、こんな楽しいことが待ってるんだと思ってもらえたら嬉しいですね。舞台版については、オリザさんがハードルを上げているという噂を耳にしています(笑)。オリザさんと本広監督って、最強タッグだと思うので、しっかりとしがみついていきたいと思います。有安:あ、高城さんが最後にひと言あるそうです。高城:あ、あの…。佐々木:大丈夫だよ。高城:ももいろクローバーZが主演の作品ですけど、みんなが知ってるももクロじゃないよっていうのも見てもらいたいし、同時にもっともっとももクロに興味も持ってもらいたいので、ひとり最低2回は観てください。有安:ちゃんと言えてよかったね。玉井:まだ慣れないの?高城:慣れないぃ…。■プロフィールももいろクローバーZ百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、有安杏果、高城れにの5人によるガールズユニット。08年に「ももいろクローバー」を結成し、ストリートライブから活動を開始。10年5月にメジャーデビューを果たす。次第にメンバーの身体能力を活かしたアクロバティックなダンスやライブ中のトークの面白さなどから、個性的なグループとして認知され、人気を集めるようになる。11月4月の公演でグループ名を「ももいろクローバーZ」と改め、入れ替わりのあったメンバーが、以降、現在の5人に定着。12年にはNHK紅白歌合戦に初出場を果たした。業界内にもファンが多いことで有名。『幕が上がる』は「ももいろクローバーZ」として初の主演映画となる。(C)2015平田オリザ・講談社/フジテレビジョン東映ROBOT電通講談社パルコ
2015年03月03日人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が映画初主演を果たした青春映画『幕が上がる』の初日舞台挨拶が2月28日(土)、都内で行われ、メンバーの百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、有安杏果、佐々木彩夏を始め、共演する志賀廣太郎、黒木華らが登壇した。劇作家・平田オリザが2012年に発表した処女小説を、「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督が映画化し、演劇に青春をかける少女たちの汗と涙の日々を描いた。映画館には“モノノフ”と呼ばれる熱心なももクロファンが多数駆けつけ、コンサートばりの盛り上がりを見せた。その熱気に、演技部顧問を演じた黒木さんは「おぉ…」とタジタジ。「(本作の)舞台挨拶に初めて参加しましたが、こういうことになっているんですね。ももクロのみんなは愛されているのが分かりますね」と圧倒された様子だった。黒木さんといえば、前日の2月27日(金)に行われた第38回日本アカデミー賞で見事、最優秀助演女優賞(『小さいおうち』)を受賞したばかり。百田さんが「黒木さんと共演させていただき、本当に光栄。ぜひあやかりたい!」と祝福すると、それに乗じて高城さんは「この映画でぜひ日本アカデミー賞の新人賞を取りたい。会場のレッドカーペットを5色にする」と宣言した。これに対して、本広監督は「本当にお芝居を頑張ったし、イケると思うよ。本当に受賞したら笑えるけど」と辛口エール。黒木さんは「現場は結構な緊張感だよ…」と“5色カーペット”に難色を示していた。この日は本作のメイキングドキュメンタリー『幕が上がる、その前に。彼女たちのひと夏の挑戦』が3月11日(水)から全国65スクリーンで緊急公開されることが発表され、「私たちにもプライバシーがあるんですけど…」(百田さん)、「ちっとも聞いてません!」(佐々木さん)と大慌て。一方、会場のモノノフたちは大歓声でドキュメンタリー公開を歓迎していた。『幕が上がる』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:幕が上がる 2015年2月28日より全国にて公開(C) 2015「幕が上がる」製作委員会
2015年03月02日■春を告げるミューズ、ももクロとのコラボレーションコラボレーションするにあたり、メンバーとデザインについて話す機会のあった日下さんはその時のメンバーの印象を大切に、PVやライブ映像から今回のクチュールのイメージを広げていったという。リーダーの百田夏菜子には「その凛とした存在感から、余計なものは入れない方がいい」と感じ、純白のエンパイアドレスをデザイン。繊細に波打つフリルはクローバーモチーフのコットンレースが施されている。子供の頃、ピンクハウスの服を着ていたという佐々木彩夏には、フランス製のレースをふんだんに使い、優しく懐かしい雰囲気のドレスをデザイン。撮影当日彼女が持ってきてくれたピンクハウスのくまのキーホルダー。このくまは日下さんが90年代にデザインした「ギンガムくま」で、時の移ろいとともに愛情を持って大切にしてくれていることに胸に響くものがあったという。玉井詩織には「メンバー唯一のショートカットということもあり、首のラインの綺麗さを活かした襟元が華やかなデザインにした」という。真っ白なブラウスにクローバー柄のジャンパースカートを重ねた知的で清楚なレイヤードスタイルになっている。メンバーでも一番小柄な有安杏果については「“小さな巨人”のフレーズと彼女のパフォーマンスを見た時、あえてボリュームのあるロング丈のドレスを作ろうと思いました。彼女は小さくても力強く可憐な花のようなイメージです。きっとそれが似合うし着こなしてくれると感じたからです」ドレスのスカート部分を5段のティアードで大きくフレアさせた。そのウエスト部分をサッシュリボンで結ぶことで、メリハリのあるシルエットに仕上げた。そして最初の打ち合わせで「パンツはダメですか?」というリクエストをもらっていた高城れにには、裾に向かって大きく広がるティアードパンツをデザイン。幼い子供が着るようなコンパクトなパフスリーブのスモックブラウスを合わせることで少女らしさを表現している。日下さんは「今回は、ももクロのからあえて“色”を抜いた。だからこそ、1人ひとりの個性をデザインで表現した。そして、一目でピンクハウスだと分かるような、私達のブランドが大切にしてきた素材、シルエット、技法を詰め込んだクチュールに仕上げている」とコメント。「永遠の少女性」というテーマに、実に多様な手法でアプローチした同企画は、伊勢丹新宿店本館2階TOKYO解放区で展開(2月18日から3月3日)した後、日本橋三越本店(3月11日から17日)、銀座三越(3月18日から24日)、イセタン クローゼット ルクア イーレ店(4月2日から7日)とキャラバンする。また一部商品はオンラインストアでも購入可能だ。前編へ戻る。
2015年02月25日デビュー40周年記念ツアーで来日中の伝説的ロックバンド「KISS」が2月21日(土)、都内で記者会見を行い、“まさかのコラボ”が実現した「ももいろクローバーZ」について、「ジャンルは違うが、お互いにいい音楽をやっている仲間だ」と魅力を熱弁した。“地獄の軍団”こと「KISS」の来日は2013年のジャパンツアー以来で通算11度目。ツアーファイナルを飾る東京ドーム公演は14年ぶりとなる。会見にはメンバーのジーン・シモンズ、ポール・スタンレー、エリック・シンガー、トミー・セイヤーが勢揃い。「コンニチワ、ニッポン!」「ミナサン、ハクシュ!」と日本語を連発したり、名曲「上を向いて歩こう」を口ずさんだりと冒頭から貫録たっぷりで、会見は終始KISSペースで進んでいった。「みんな、なぜ『ももクロ』とコラボするんだって不思議に思っているみたいだけど、僕が思うに世の中にはいい音楽と悪い音楽しかない。僕らはジャンルは違うが、お互いにいい音楽をやっているよ」と語るのはポール・スタンレー。「いい作品が生まれる自信があったし、実際にチャートで第1位になったと聞いて、チャレンジの意義が証明されたよ」と上機嫌だ。一方、ジーン・シモンズも「ルールを作るのは、オレたち『KISS』だ。常にBe Special, Be Unique!スタイルや流行にとらわれるなんて、それこそ古臭いし、オレたちが何をしようとロックなんだ」と40年のキャリアが培った確固たるポリシーを披露していた。この日の会見には、ももクロのメンバー(百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、有安杏果、高城れに)も駆けつけ、「KISS」の4人に特製の法被をプレゼント。東京ドーム公演では共演も予定されており、百田さんは「実は東京ドーム、初めてなんですよ。コラボ曲の他、もう1曲コーラスで参加させていただく予定なので、全力で盛り上げたい」と早くも武者震いしていた。会見では両グループの“身長差”も話題になったが、ジーン・シモンズは、「オレたちの新しい友だちに、『KISS』ブーツを履いてもらえば同じ身長になるはず」と意に介していない様子。さらに「ももクロほど、ファンを大切にするアーティストはいない。とてもロックだ」と太鼓判を押していた。両グループは2月27日(金)に放送のテレビ朝日系「ミュージックステーション」で共演し、「ももいろクローバーZ vs KISS」名義でリリースした「夢の浮世に咲いてみな」と、KISSの大ヒットナンバー「ラヴィン・ユー・ベイビー」の2曲を披露する予定になっている。<KISS Japan Tour 2015>【名古屋】2月23日(月)日本ガイシホール19:00開演【大阪】2月25日(水)大阪城ホール19:00開演【広島】2月26日(木)広島サンプラザホール19:00開演【仙台】2月28日(土)セキスイハイムスーパーアリーナ18:00開演【東京】3月3日(火)東京ドーム19:00開演特別参戦:ももいろクローバーZ(東京公演のみ)(text:cinemacafe.net)
2015年02月21日2月18日、伊勢丹新宿店にて、花のモチーフや柔らかな色彩が春の息吹を感じさせる「花々祭」がスタートした。開催と同時に本館2階センターパーク/TOKYO解放区にオープンしたのは、ピンクハウス(PINK HOUSE)のポップアップショップ。3月3日までの期間限定となるショップで「flower shower~永遠の少女性~」をテーマに掲げたアイテム各種を展開する。開店前には、このテーマを表現するのに最も相応しいミューズとして迎えられた、ももいろクローバーZが登場。メンバーそれぞれのキャラクターをイメージして作られたというピンクハウスのオリジナルクチュールをまとい、可憐な表情を見せた。5人が着用した衣装は、本企画のイメージビジュアルにも採用された、クローバー柄のワンピースやブルゾン。裏地が四葉のクローバー柄になっている「ゼッケン付ブルゾン」(4万2,000円)はリバーシブル仕様で、5人のテーマカラーである赤、ピンク、黄色、緑、紫のラインアップが用意されている。いずれのアイテムも細部にもこだわっており、クローバーモチーフのヘッドピースには、ももくろの「Z」が隠されている。このこだわりに、メンバーの百田夏菜子は「さりげない感じがかわいい」と満面の笑顔をみせた。玉井誌織からは、「ブルゾンは(カラー面を表にして)袖を折り返して中のクローバー柄をちらみせするのもかわいい」とスタイリングのアドバイスも飛び出した。また、有安杏果が「普段から、プライベートで買い物するときも、5色展開かどうかを確認してから購入しがち。だからメンバーカラーがそろう今回のコラボはすごくうれしい」とコメントすると、佐々木彩夏は「実はママが昔からピンクハウスのファンで、小さい頃の写真を見ると、家族全員でピンクハウスを着てたりするんです。今回のコラボのことも、真っ先にママに報告しました」と明かした。さらに、高城れにからは「2015年は花柄系男子がくると思う」という、大胆予想も飛び出した。トークセッション中盤には、メンバーがそろって、ブルゾンと同じく5色展開のTシャツも披露。「首元の空き具合も丁度よく、とっても着やすいシルエット」と百田がお気に入りポイントを述べると、高城も「(普段の衣装とは違って)主張しすぎない淡い色味がいい感じだよね」とにっこり。会見終了後には、店内の商品を手を嬉しそうに手に取るメンバーたちの様子が見られた。今回のポップアップショップでは「G.V.G.V.」「シアタープロダクツ(Theatre PRODUCTS)」「ミキオサカベ(MIKIOSAKABE)」などの人気ブランドとピンクハウスとのコラボレーションアイテムも展開されるため、各ブランドのファンやももクロファンで会場も賑わいそうだ。伊勢丹新宿店での会期終了後、3月11日から17日まで三越日本橋本店、3月18日から24日まで三越銀座店、4月2日から7日までイセタン クローゼット ルクア イーレ店にて同企画が開催される他、一部商品はECサイトでも販売される。
2015年02月19日1月27日(火)、「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、有安杏果、佐々木彩夏が5人揃って主演する映画『幕が上がる』の完成披露試写会の舞台挨拶に登壇。その場で、5人が全国の上映館全127館にて舞台挨拶を行なうという前代未聞のプロモーションが発表された。高校演劇に青春を燃やす少女たちの姿を描いた本作。この日、メンバーは衣裳の制服姿で登壇し、ももクロの熱烈なファン“モノノフ”たちの喝采を浴びた。演劇部部長のさおり役の百田さんは「ホントに初めてのことだらけで、知らないことばかりでしたが一生懸命頑張りました!」と撮影を述懐。部のお姫様的存在の“ユッコ”を演じた玉井さんは、初の主演映画の舞台挨拶に「緊張してます」と語りつつも、「去年の夏、ももクロと監督とたくさんのスタッフさんで撮りました。監督がクランクアップの時に『映画はお客さんに観てもらって完成する』と言ってたので、今日、みなさんに観てもらったのが完成への第一歩です」と胸を張る。ムードメーカーの“がるる”役の高城さんは「いつもの私たちの“笑顔”以外の新しい発見を見てもらえたら」と笑顔で呼びかけた。強豪校からの転校生・中西さんを演じた有安さんは「緊張してるし不安で怖い」と胸中を吐露。映画を見終えたばかりのモノノフたちに向かって「大丈夫そうですかね…?」と恐る恐る尋ねると、割れんばかりの拍手と「大丈夫!」といった歓声が沸き上がり、ホッとした表情を見せた。後輩の明美ちゃん役の佐々木さんは撮影を振り返りつつ「(公開の)2月はまだまだと思ってたらあっという間でした(笑)!愛情がたくさん詰まってる作品です。みなさんの愛情も注いでくれたら嬉しいです」と語った。この日は、観客だけでなく、メンバーにも全く知らせずに、ももクロファンで知られるニューヨークヤンキースの田中将大投手が映画を鑑賞し、舞台挨拶にも登壇するサプライズがあったが、その田中投手から重大発表が!史上最大のプロモーションとして田中投手が明かしたのは「行くぞ、全国!待ってろ、全館! ももクロ舞台挨拶全国行脚!」と名付けられた計画で、メンバーが本作が上映される映画館・計127館全てに足を運び、舞台挨拶をするというもの。上映館によっては5人揃っての場合、複数メンバー、1人での場合もあるが、メンバーたちの総移動距離は地球1周分以上の約5万キロにおよぶという。メンバーたちは、この全国行脚指令に驚きつつも気合い十分!劇中のシーンにちなんで、玉井さんの「行くぞ、全国!」という声に合わせて、メンバー、田中投手、本広監督、そして観客全員で「行くぞ、全国!」と力強く宣言した。『幕が上がる』は2月28日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月28日アイドルグループ・ももいろクローバーZの百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、有安杏果、佐々木彩夏が27日、東京・新宿バルト9で行われた、映画『幕が上がる』の完成披露試写会に出席した。2月28日から全国公開される本作は、劇作家・平田オリザの処女小説(講談社刊)を実写化した青春映画。演劇部に所属する高校生のさおり(百田)たちは、地区大会を突破すべく1年に1度の大会に挑もうとしていた。そんな時、東京で"学生演劇の女王"と呼ばれていた新任教師が着任し、全国大会を目指すことになる――というストーリーで、『踊る大捜査線』シリーズを手掛けた本広克行が監督を務めている。主演を務めたももクロの5人は劇中の制服姿で登場し、集まった観客とともに元気いっぱいに決めポーズ。バッサリと切ったショートヘアを初披露した百田は、「初めてのことだらけだったけど、一生懸命に頑張りました。舞台あいさつの雰囲気にも慣れてないので、どうしていいか分からない」と照れ笑い。一方、「私たちが100%の力を出し切った映画なので、残りの20%はみんなの愛で埋めて欲しい」と天然発言で笑わせ、「全"高城"が泣いた『幕が上がる』。最低でも5回は見て!」と胸を張ってアピールした。また、イベントでは、ももクロのファンを公言するニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が、客席後方からサプライズ登場し、メンバーたちは、「えっ! 何やってんの~!?」と大仰天。「『見てくれ!』ってみんなが言ってたから。全然映画は見ないけど、自然とストーリーに引き込まれて、高校時代を思い出しました」と感想を語る田中投手に、高城は、「泣いた?」とニヤリ。しかし、「泣いた……。ごめん、うそ! 泣いてない(笑)。ウルッと来なかった」と茶目っ気たっぷりに話す田中投手に、高城は「うそでしょ? 絶対意地張ってるだけー!」とふくれっ面を見せていた。そんな田中投手から、"行くぞ、全国! 待ってろ、全館!"と題したプロモーションが発表され、メンバーたちは「えー! すごい!」と大興奮。全国の劇場127館での舞台あいさつを敢行し、その総移動距離は地球一周を超える約5万キロメートルというプロモーションの内容に、高城は、「全国に飛び出して、この映画をたくさんの人に広めることができるように頑張ります!」と目を輝かせながら意気込んでいた。
2015年01月28日「ももいろクローバーZ」主演の映画『幕が上がる』の完成披露試写会が1月27日(火)に開催され、百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、有安杏果、佐々木彩夏、本広克行監督が舞台挨拶に登壇。ニューヨークヤンキースの田中将大投手もサプライズで駆けつけ、会場を沸かせた。平田オリザが高校演劇を題材に書いた同名小説を、『踊る大捜査線』シリーズの本広監督が映画化。弱小の高校演劇部のメンバーが、全国大会出場を目指して青春を駆け抜ける姿を鮮やかに描き出す。この日の招待客は5万通もの応募の中から抽選で選ばれた250名。客席は、熱烈なももクロファンである“モノノフ”で埋め尽くされた。取材媒体も70を超えるなど、映画上映後の夜の20時台という遅い時間帯の舞台挨拶にもかかわらず、ハリウッドの大物俳優の来日時並みの報道陣が集まった。メンバーは衣裳の制服姿で登場!ひとりずつ姿を見せると、会場は割れんばかりの歓声に包まれた。メンバーひとりずつの挨拶が終了すると、司会から「ももクロに縁の深い人がこの会場にいます」という宣言が。観客はもちろん、メンバーもこのゲストについては全く知らされていない完全サプライズだったが「ニューヨークヤンキースの田中将大投手です」と紹介され、以前よりももクロのファンで知られ、メンバーとも交流の深い田中投手が客席から壇上に上がると会場は騒然!実は、田中投手は映画上映直前にこっそりと会場入りし、観客と共に映画を鑑賞したという。誰よりも驚いていたのはももクロのメンバーで「何してるの?マー君!」「沖縄でキャンプ中じゃなかったの?」などなど田中投手を質問攻め。玉井さんの「こんなに(体が)大きくてもこそこそ入ってこれるの?」という言葉に会場は笑いに包まれた。田中投手は「みんなが『観てくれ』と言ってたから」とサプライズでの来場の理由を説明。映画の感想を尋ねられると「『観てくれ』と言ったのが分かりました!日頃、僕は映画観ないんですが、自然と引き込まれて高校時代を思い出しながら見ることが出来ました」と語った。泣いたか?という問いには田中投手は「泣いた!…嘘です、泣いてない。ウルッと…来なかった(笑)」とあくまで涙は否定したが、これに高城さんが「意地張ってるだけでしょ!」と噛みつき、会場は再び笑いに包まれた。『幕が上がる』は2月28日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月28日4月18日より全国公開されるアニメーション映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』の主題歌を、アイドルグループ・ももいろクローバーZが担当することが15日、明らかになった。ももクロの起用について、東映アニメーションの林田プロデューサーは「昨年、女性アーティスト部門でコンサート動員力トップとまさにに飛ぶ鳥を落とす勢いのももいろクローバーZの皆さんが『ドラゴンボール』の大ファンで、その世界観もよく理解されていると聞いており、今回、主題歌のオファーをさせていただきました」とオファーの経緯を説明。楽曲タイトルなどは現時点で明かされていないが、同氏は「"Z"繋がりの彼女たちと相乗効果を最大限に発揮し、『ドラゴンボール Z 復活の「F」』の大ヒットに結びつけたいと思います」と大きな期待を寄せている。そして、ももクロのメンバーも主題歌の起用に大興奮。リーダーの百田夏菜子は「元気をたくさんの人に分けれるような曲になればいいなと思います\(^^)/逆元気玉みたいな!笑」と孫悟空の必殺技にかけて意気込みを伝え、高城れには「お父さんが食い入るようにドラゴンボールをみていて、小さい頃私も一緒に見てたので高城家親子共々感動です!」と喜びを伝えている。昨年は『聖闘士星矢 Legend of Sanctuary』で城戸沙織の声優を担当し、東映と再びタッグを組むことになった佐々木彩夏は「私たちがZになった時からずっと意識していたドラゴンボールさんの主題歌を歌わせていただけるなんてすごくうれしい!」と、2011年の「ももいろクローバー」から「ももいろクローバーZ」の改名時から思い描いていたことを告白。玉井詩織は「日本の代表といってもいいアニメの主題歌をさせていただけてとても光栄です。Zという共通点もありますし、ドラゴンボールファンの方々にも愛される曲になればうれしいです!」と気合十分に語っている。『ドラゴンボールZ 復活の「F」』は、2013年3月に劇場公開された『ドラゴンボールZ 神と神』の続編で、劇場版19作。フリーザを復活させるために、フリーザ軍の生き残りであるソルベとタゴマがドラゴンボールを狙って地球を襲来。宇宙史上最悪のその願いは叶えられ、孫悟飯、ピッコロ、クリリンらZ戦士は1,000人のフリーザ軍と、孫悟空とベジータは圧倒的なパワーで復活を果たしたフリーザと激突する激烈なバトルが描かれる。原作、脚本、キャラクターデザインは、原作者の鳥山氏がすべて担当。監督は、『ドラゴンボールZ 神と神』でアニメーションキャラクター設計や総作画監督などを担当し、人気ゲーム『クロノ・トリガー』のアニメーションキャラクターデザインや作画監督でも知られる山室直儀氏が務めている。(C)バードスタジオ/集英社(C)「2015 ドラゴンボールZ」製作委員会
2015年01月15日「ももいろクローバーZ」の5人が演じる弱小演劇部の少女たちが、全国大会を目指し、喜びや悲しみを抱えながらもきらめいていく姿を描く青春映画『幕が上がる』。このほど、初披露となる主題歌「青春賦」に彩られた、フレッシュな魅力と熱気あふれる予告映像が到着した。劇作家・平田オリザの原作をもとに、「踊る大捜査線」シリーズの本広克行が監督を務め、作り上げる本作。「いま、もっとも輝いている少女たち」として大抜擢された「ももクロ」のみならず、黒木華、ムロツヨシ、清水ミチコ、志賀廣太郎など、個性的で高い演技力を誇るキャストが集結したことで、早くも大きな注目を集めている。中でも今回の予告映像で気になるのが、元・学生演劇の女王である新任教師として、「ももクロ」のメンバーに演技指導をする黒木さんだ。灰皿を山積みにして鬼の形相で檄を飛ばす姿は、百田夏菜子演じる演劇部の部長・高橋さおりの夢なのか、それとも現実なのか…。そんなちょっとした驚きも含んだ予告映像を彩るのは、今回初披露となる主題歌「青春賦」。「ももクロ」自らが熱い想いを込めた歌に乗せて披露される、喜びや悲しみ、希望と不安、焦り、忍耐…。メンバーの多様な表情に、つい引き込まれてしまう。先日、2015年5月に上演される舞台版の詳細も明らかとなったばかりの本作だが、映画に関しても、数々の作品を手掛けてきた本広監督は、「撮影現場が青春そのものだった」とふり返るほど熱量のこもった仕上がりとなった様子。「ももクロ」と同世代の子どもたちから、かつて葛藤を抱え青春の日々を送った大人まで、幅広い層の背中を押す青春映画となりそうだ。映画『幕が上がる』は2月28日(土)より公開。舞台「幕が上がる」は5月1日(金)よりZeppブルーシアター六本木にて上演。(text:cinemacafe.net)
2015年01月09日大人気アイドル「ももいろクローバーZ」の5人をメインキャストに、『踊る大捜査線』シリーズの本広監督が手掛けた青春映画『幕が上がる』。先日公開された特報映像も記憶に新しい本作が、ついに最終行程を終え完成。厳選に厳選を重ねて決まった、そのポスタービジュアルが解禁となった。日本が誇る劇作家、平田オリザによる青春小説「幕が上がる」をベースに、弱小の高校演劇部が、元・学生演劇の女王だった新任の先生と共に、全国大会を目指す姿を描いた本作。静岡の高校に通う演劇部員たちを、言わずと知れた超人気アイドル「ももいろクローバーZ」の5人が演じ、彼女たちを導く先生役を、第64回ベルリン国際映画祭「最優秀女優賞」(銀熊賞)を受賞した実力派女優・黒木華が務めており、早くも大きな注目を集めている。今回公開されたポスタービジュアルは、百田夏菜子演じる演劇部の部長・高橋さおりが、部長として、演出・脚本担当として、演劇部を引っ張っていかなければならない自己との葛藤に悩みながらも、突破口を見出そうとひた走るシーンの一瞬を写真に収めたもの。また、ポスターには、さおりの台詞でもある「私たちは、舞台の上でならどこまでも行ける」というコピーが添えられており、百田さんの真剣な表情からも役に込めた熱い想いが伝わってくる、会心の1枚となっている。本作は2015年5月に同じく「ももクロ」主演、本広監督演出で舞台化されることも決定しているが、映画版は8月の撮影スタートからついに最終行程を終えて完成。スタジオでの音入れ作業を終えた本広監督は「できた!できた!!できた!!!映画作品15作目はたくさんの人に勇気を与える事でしょう」と興奮気味に自身のSNSに投稿しており、「『踊る大捜査線』シリーズの本広監督が、人生をかけて描く青春映画」というサブコピーのとおり、絶対の自信を持って推すことのできる仕上がりとなったよう。本作の片山怜子プロデューサーも、「『ももクロ』のファンのみなさんにも、そうでない人でも、お子様から大人まで、世代年代を問わず幅広い方々に共感し感動してもらえる青春映画を目指し、本広監督はじめ皆で作ってきました。ポスターも同じように、その二度とない瞬間の一コマに"普遍的な青春像"を感じられるものを目指しました」とコメントし、この1枚に賭けた思いを明かしている。『幕が上がる』は2015年2月28日(土)より公開。舞台版「幕が上がる」は2015年5月公演予定。(text:cinemacafe.net)
2014年12月26日アイドルグループのももいろクローバーZが主演を務める映画『幕が上がる』(2015年2月28日公開)の予告編が5日、公開された。本作は、劇作家・平田オリザによる同名青春小説を原作に、『踊る大捜査線』シリーズなど知られる本広克行監督がメガホンを取った作品。ももクロのメンバーが弱小演劇部の少女たちを演じ、彼女たちが全国大会を目指しながら、本当の喜びや悲しみに気づいていく姿を描いている。来年5月には舞台版を上演予定で、ももクロと本広監督が引き続きタッグを組む。今回の予告編は、部長の高橋さおり(百田夏菜子)を中心に組んだ円陣からの「劇部ファイト」「オー」の掛け声にはじまり、県内演劇強豪校からの転校生・中西悦子(有安杏果)との出会いや、挫折を経て成長する姿が描かれている。そのほか、玉井詩織演じる"ユッコ"こと橋爪裕子の「死ぬほど稽古して死ぬ」や中西の「出なくなったんです…声が」など、各メンバーの重要なシーンも収められている。また、ももクロによる挿入歌「Link Link」も今回の映像で初公開。平田オリザ氏の原作と、ももクロのたどってきた道のりがリンクしていると感じたことから、本広監督が本作のために同曲を制作した。(C)2015「幕が上がる」製作委員会
2014年12月05日大人気アイドル「ももいろクローバーZ」の5人を主演に、『踊る大捜査線』シリーズの本広克行監督がメガホンを取り、女子高生たちの輝ける青春を描いた映画『幕が上がる』。このほど「ももクロ」自らが歌う挿入歌「Link Link」に乗せた、熱く爽やかな特報映像が到着した。県立高校の弱小演劇部で部長を務めるさおり(百田夏菜子)、姫キャラの看板女優ユッコ(玉井詩織)、黙っていれば可愛いムードメーカーのがるる(高城れに)は演劇部最後の一年を迎えようとしていた。年に一度の大会で地区大会突破を目指して奮闘するさおり達の元に現れた吉岡先生(黒木華)は「全国を目指そう」と、思いもよらない壮大な目標を持ちかける。元・学生演劇の女王だという先生の力を借り、演劇強豪校からの転校生・中西さん(有安杏果)、後輩の明美ちゃん(佐々木彩夏)らとともに全国大会を目指す中で彼女たちが気づいた、大切なものとは…。劇作家・平田オリザの同名小説を原作に、高校の演劇部員たちが過ごす青春の日々を描いた本作。本広監督が、原作のヒロインたちの成長と「ももクロ」の辿ってきた道のりがリンクしていると感じたことから映画化を着想したという。今回公開された特報は、部長のさおりを中心に円陣を組み、「劇部ファイト」「オー」と掛け声をかけるメンバーたちの姿から始まり、本番前の舞台裏を覗き見しているような緊張と、ワクワク感を味わうことができる。出会いや挫折を経て成長していく高校生たちのキラキラした姿にぴったりの音楽は、今回初披露となる「ももクロ」自らが歌う挿入歌「Link Link」。熱い思いの込もった特報映像に、「モノノフ」ならずとも期待せずにはいられない。唯一無二のアイドルとして、いまなお成長を続ける「ももクロ」の姿を楽しみにしていて。『幕が上がる』は2015年2月28日(土)より公開。なお2015年5月には「ももクロ」主演、本広監督の演出による舞台版「幕が上がる」の上演も行われる予定。(text:cinemacafe.net)
2014年12月05日「ももいろクローバーZ」(百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、有安杏果、佐々木彩夏)が12月1日(月)、5人揃っての主演映画『幕が上がる』の撮影が行われた武蔵野美術大学(東京・小平市)を訪問。学生300名を前に“特別講義”を行なった。平田オリザの同名小説を『踊る大捜査線』の本広克行を監督に迎え、脚本を『桐島、部活やめるってよ』の喜安浩平が執筆し映画化。富士山の見える高校に通うさおりは演劇部最後の1年を迎える地区予選突破を目標に掲げていたが、大学で演劇をやっていたという新任の美人教師の「行こうよ、全国」という言葉にさおりも部員たちも動かされ――。大学教授らしく(?)、5人は白衣姿で登場したが、その講義を受けるべく会場には300人の学生が詰めかけ超満員!トークでは、彼女たちを担当する“名物”マネージャーも加わり、映画のこと以外にも様々な濃い話題を提供。“あーりん”こと佐々木さんが、骨折した際の苦労の数々やレディ・ガガの来日公演の前座を務めた際のこと、つい最近、発表されたばかりのヘビメタの大御所「KISS」とのコラボレーションのエピソードなどを語り、会場を沸かせた。映画に関するトークでは、ゲストとして本広監督も加わったが、監督は「ももクロ」の演技力について尋ねられると、わざとらしくそっけない口調で「まあまあですね」と語り、これにメンバーは「撮影のときも褒めてくれない!」(百田さん)など大反発!実は監督が以前から“モノノフ(=熱烈な「ももクロ」ファン”)であることも暴露されるが、監督は「別にモノノフじゃないし…」とあくまで否定。これに高城さんが「モノノフじゃなきゃあんな映画は作れない!」とツッコみ、会場は笑いに包まれる。撮影の最終日には、監督がももクロのシャツを着ていたことまで暴露された。玉井さんは、撮影現場での本広監督について「初めて会ったときも『ももクロ』が好きでニヤニヤデレデレしている印象だったので、現場になってすごく怖かったらどうしよう?とビクビクしてたけど、ニヤニヤのままでした(笑)。カメラ回してるときは真剣で『ホントに監督なんだ!』って思いました。疑ってたので」と素直に印象を語り、会場は再び笑いに包まれる。撮影が同大学で行われただけでなく、教授が百田さんの父親役で出演し、またそのゼミ生もエキストラで参加するなどしており、この日の会場にもその学生たちの姿も見られた。メンバーたちは、そこから一気に暴走!壇上を降りてカップルの学生をイジり「彼氏のどこが好き?」「彼女のどこが好きなの?」とインタビュー。さらには「ももクロ」ファンで、高城さん推しの彼氏に、高城さんが自分と彼女のどっちを選ぶのか?と迫るなど暴れたい放題だった。イベントの最後には「猛烈宇宙交響曲・第七楽章『無限の愛』」に、映画の挿入歌としても使用されている楽曲「走れ」のパフォーマンスを披露。学生たちは色とりどりのサイリウムを振りかざし、大学の講義室が一気に熱気あふれるライヴ会場と化していた。『幕が上がる』は2015年2月28日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月02日映画『幕が上がる』に主演する「ももいろクローバーZ」が12月1日(月)、映画の撮影も行われた武蔵野美術大学(東京・小平市)にて、学生300人を前に行われた特別講義に出席した。戯曲家の平田オリザの手による小説を『踊る大捜査線』シリーズの本広克行監督が映画化。メンバーの百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、有安杏果、佐々木彩夏は弱小の高校演劇部の部員を演じており、彼女たちが全国大会を目指して奮闘する姿を描き出す。“講義”ということで5人は白衣姿で登場。300人の学生で満員の講義室は熱気でムンムン!この日は、40秒ほどの特報映像が上映されたが、映画はまだ未完成で、本広監督が編集や音入れなどの作業を行なっている段階にある。だが、ひと足先に完成前のラッシュ映像を観たという高城さんは「大号泣ですよ(笑)」と告白。その時の様子について百田さんは「高城は(ラッシュを)観てから、泣くまでに少し時間があって、なんかいつもと様子が違うなと思ってたら、ササッと近寄ってきて『ねぇ…』って言うので『どうしたの?』って聞いたら、ボロボロ泣き出して『いい映画だね』って(笑)」と暴露し、会場は笑いに包まれる。ゲストとして来場した本広監督は、“女優・ももクロ”について「現場で台本を一切見ないし、朝『眠い』とも言わないし、絶対に弱音を吐かない!」と絶賛。メンバー一同の「意識しているわけじゃないんですが…」という言葉が、プロ意識の高さを物語る。部長であり、演出を担当するさおり役を演じた百田さんは“ラブシーン”と称される、メンバーひとりずつと対峙するシーンがあり、本広監督もそこを「台本にはない」見どころとして挙げる。百田さんは「メンバーとのラブシーンは、言ってしまえば兄弟とのラブシーンみたいなもので(笑)、やっぱりこっ恥ずかしい!メンバーと見つめ合うだけで笑っちゃう(苦笑)。あーりん(佐々木さん)の“圧”につぶされそうになりました!」と照れくさそうにふり返っていた。『幕が上がる』は2015年2月28日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月02日アイドルグループのももいろクローバーZ(以下ももクロ)が1日、東京・小平市の武蔵野美術大学で、特別講義「instigator」に参加した。同講義でアイドルが講師を務めるのは今回が初で、ももクロにとっても初めての経験となった。「instigator」は、空間演出デザイン学科の片山正通教授がプロデュースする講義で、自らホストを務めてゲストと対談形式で行われる。過去にはアートディレクターの佐藤可士和氏、デザイナーのNIGO氏、放送作家の小山薫堂氏などが参加。ももクロが主演映画『幕が上がる』(2015年2月28日公開)のロケを武蔵野美術大学で行ったことと、片山教授が同作に百田夏菜子演じるさゆりの父親役として出演した縁で、今回の特別講義が実現した。ももクロは、劇中衣装の制服に講師らしく白衣を羽織って登場。同作でメガホンを取った本広克行監督、チーフマネージャーの川上アキラ氏も出席し、300人の学生を前に撮影秘話や「ももクロの歴史」について2時間にわたって語った。また、同作の予告映像を初公開。講義の締めくくりとして、「猛烈宇宙交響曲・第七楽章『無限の愛』」「走れ」の2曲を披露し、学生たちを盛り上げた。本編は未完成ながら、一足早く観たという高城れには「大号泣ですよ」と感動を伝え、川上氏も上映直後に涙を流したという。本広監督は「まだ途中の段階なのに、みんなすごく泣くんですよ(笑)」と戸惑いながらも、「モノノフ(ももクロファンのこと)を大号泣させる」と手応えも。また、ももクロの演技について、本広監督は「まあまあですよ(笑)」と笑いを誘いながら、「女優さんって何だろうとあらためて考えさせられた」と回顧。「ビックリするぐらい弱音を言わないし、『朝眠い』も言わない。現場で台本を読んでいるところを1回も見なかった」とメンバーのプロ意識の高さを称賛した。本作の見どころの1つが、百田と各メンバーとのラブシーン。百田は「メンバーとのラブシーンって…。撮影の時ってこっぱずかしい」と振り返り、当時の心境を「極端に言えば姉妹とラブシーンをしている感じ」と表現した。「変な映画じゃないんですけど。メンバーと…ってなると笑っちゃったり、ニヤニヤしちゃったりする」と照れくさそうに話し、「あーりんの圧につぶされそうになりました(笑)」と中でも佐々木彩夏との共演シーンが特に印象深かったようだ。原作は、劇作家・平田オリザによる同名青春小説。弱小演劇部の少女たちをももクロが演じ、全国大会を目指しながら、喜びや悲しみを経て、大切なことに気づいていく姿を描いている。映画公開後は、来年5月から舞台版の上演も予定しており、引き続き本広監督が演出を手がける。
2014年12月02日「ももいろクローバーZ」主演の映画『幕が上がる』の撮影中の9月下旬、報道陣向けの取材会が開かれ、本広克行監督とメンバーの百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、有安杏果、高城れにが報道陣の取材に応じた。戯曲家・平田オリザの同名小説を原作に高校の弱小演劇部が全国大会を目指して奮闘していく姿を描いた青春映画で、この日は静岡県内の文化センターで、演劇の地区大会の模様が撮影された。演劇部部長で作・演出を担当するさおり役の百田さんは「いま、日本で映画監督といえば宮崎駿監督か本広監督!監督界の大スターとお仕事させていただき光栄です!」と思い切り監督を持ち上げる。さおりは演出に専念するため、舞台に女優として上がることはないが、この日の撮影中も百田さんは客席から壇上のメンバーたちを真剣なまなざしで見つめていた。玉井さんは看板女優のユッコを演じるが、百田さんとは裏腹に監督について「初めて会ったのが(ももクロの)ライヴで、“モノノフ(※ももクロのファン)”としての姿しか見たことがないので、この人、本当に日本映画を引っ張る人なの?と思った(笑)」と疑念を表明する。演劇部のムードメーカーの“がるる”を演じる高城さんは、本作での女優挑戦に「私たちの未来がかかってる!全てをかけて戦いたい」と力強く宣言。強豪校からの転校生の中西を演じる有安さんも「私たちはアイドルですが、今回はアイドルのイメージではなく、女優として一人一人を見てほしいです」と本格女優への脱皮に自信あり!?最年少18歳の佐々木さんは、役柄でも他のメンバーの後輩である2年生の明美を演じるが「学園もので、みなさんはコスプレですが、私は現役!」と本物の若さをアピールし笑いを誘っていた。本広監督は本作を「完全なるアイドル映画」と位置付け、薬師丸ひろ子や原田知世らの名を挙げ「最近のアイドル映画は手を抜いてる。80年代の骨太な映画を狙いたい」と語る。原作者の平田さんの下でのワークショップを経て、撮影に入ったが、女優としての5人について「冷静に見て素材として優れているし一生懸命」と現場での姿勢を含めて称賛。役柄とそれぞれのキャラクターについても「たまたまではあるけど合ってる。奇跡の本です。何もかもがいい方向に進んでます」と手応え充分の様子だった。『幕が上がる』は2015年2月28日(土)より公開。なお2015年5月には「ももクロ」主演、本広監督の演出による舞台版「幕が上がる」の上演も行われる予定。(text:cinemacafe.net)
2014年11月18日「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、有安杏果、佐々木彩夏が主演を務める映画『幕が上がる』。8月下旬から10月上旬にかけて撮影が行われた本作だが、9月下旬に報道陣を入れて撮影が行われた高校演劇の地区大会の模様が解禁となった。劇作家の平田オリザが高校演劇を題材に手がけた小説を原作に、「踊る大捜査線」シリーズの本広克行がメガホンを握り、『桐島、部活やめるってよ』の喜安浩平が脚本を執筆。弱小の演劇部が、“学生演劇の女王”の異名をとった新任教師をアドバイザーに迎え、全国大会を目指して奮闘する姿を爽快に描き出す。今回解禁となったのは、全国を目指す富士ヶ丘高校演劇部にとっての最初の関門となる地区大会。撮影は静岡県函南町の文化センターで行われたが、県内の高校を中心に、エキストラとして参加する現役の高校生たちも集められ、週末の2日間にわたり、撮影が行われた。日曜の午前中の撮影には、「ももクロ」の5人に加え、演劇部の顧問・溝口を演じるムロツヨシ、そして先述の“元・学生演劇の女王”こと新任の吉岡を演じる黒木華も参加。地区大会の成績発表を富士ヶ丘高校のメンバーが固唾をのんで見守るシーンなどが撮影された。昼食を挟んで午後からは、いよいよ「ももクロ」のメンバーたちが富士ヶ丘高校演劇部として壇上で劇中の劇を演じるシーンの撮影が行われる。この劇中劇は、百田さん演じる部長のさおりが宮沢賢治の名作「銀河鉄道の夜」を翻案して作り上げた作品。この地区大会は富士ヶ丘高校にとって“初陣”ということもあり、部員たちは緊張のあまり、なかなか本来の力を発揮できずに壇上で苦戦する…という設定。幕が上がると学校の授業風景が展開されるのだが、部員同士でぶつかってしまったり、小道具を落としたりと失敗が続出する。壇上で失敗する姿を自然に見せなくてはいけないという難しいシーンだが、本広監督はシーンごとに細かく指示を与え、丁寧に何度も繰り返す。終わるごとに「あーりん(佐々木さん)、いいよ!いまみたいなの」などと声を掛け、監督を中心に真剣な空気の中に活気が漂っていた。途中、観客席の通路にレールが組まれ、ゆっくりとカメラを動かしながら撮影が行われたが本広監督は「みんなを映したい」とその意図を説明。丁寧にひとりずつをカメラに捉えたいという監督の強い思いが伝わってくる。長ゼリフのシーンも1発OKが続き、壇上でメンバーたちがガッツポーズする姿も!緊張感と情熱が詰まった見応えのシーンに仕上がりそうだ。なお、この2日間を含め、撮影の9割は静岡県内で行われたが、ほかに都内各所や茨城県内などでも撮影された。「ももクロ」の5人を中心にいったい、どのような青春映画が出来上がるのか?完成が待たれる。『幕が上がる』は2015年2月28日(土)より公開。なお2015年5月には「ももクロ」主演、本広監督の演出による舞台版「幕が上がる」の上演も行われる予定。(text:cinemacafe.net)
2014年11月18日「ももいろクローバーZ」の5人が主演を務める、日本が誇る劇作家・平田オリザ氏による青春小説の映画化『幕が上がる』が、2015年2月28日(土)より全国公開されることが決定。監督を『踊る大捜査線』シリーズの本広克行が務め、さらに5月には舞台化もされることが分かった。とある地方都市の県立富士ケ丘高校に通う、さおり(百田夏菜子)は、演劇部最後の1年を迎えようとしていた。そんなとき、東京の大学で演劇をやっていたという美人の吉岡先生(黒木華)が、学校にやって来る。さおりは、姫キャラの“ユッコ”(玉井詩織)、黙っていれば可愛い“がるる”(高城れに)、演劇強豪校からの転校生・中西さん(有安杏果)、さおりを慕う後輩の明美ちゃん(佐々木彩夏)と共と、年にたった一度の大会に挑むことに。さおりたちが目指すのは、地区大会突破。だが、新任の先生は「何だ、小っちゃいな、目標。行こうよ、全国」と言う。高校演劇は、負けたらそこで終わり。やがて、男子よりも、勉強よりも、大切な日々が幕を開ける――。弱小演劇部の少女たちが、元・“学生演劇の女王”だった新任の先生と共に全国大会を目指し、本当の喜びと悲しみを知り、大切なことに気づき、輝いていく本作。主人公の演劇部の高校生たちには、「いま、もっとも輝いている少女たちに演じてもらいたい」という原作者の平田さん、本広監督の想いから、「ももいろクローバーZ」の5人が大抜擢。圧倒的なライブパフォーマンスのみならず、従来のアイドルとは一線を画す等身大の成長ぶり、そんな彼女たちから放たれる唯一無二の輝きが、原作の登場人物たちに重なり、映画、さらに舞台へと昇華を魅せることになる。映画版で、演劇部を指導し全国大会へと牽引する新任の吉岡先生を演じるのは、『小さいおうち』で第64回ベルリン国際映画祭「銀熊賞」(最優秀女優賞)を受賞し、朝ドラ「花子とアン」の好演も記憶に新しい黒木華。元・学生演劇の女王という役柄は、高校時代から演劇部で活躍し、舞台で頭角を現してきた、黒木さん自身そのものだ。映画版の撮影は2014年8月22日から静岡県富士宮市などで行われ、10月8日にクランクアップ。現在ポストプロダクション中で、2015年2月28日の全国公開を目指している。舞台版は映画版と同様、「ももクロ」の5人が主演、本広監督が演出を務め、2015年5月の公演を予定している。「ももクロ」の5人について、本広監督は、「原作の登場人物がどうしてもメンバーとダブってしまい、オリザさんに『ももクロメンバーをイメージして書いたのではないか』と聞いてしまうほどキャラクターが似ていました」と、かなり惚れ込んだ様子。周囲の“モノノフ”たちから彼女たちの歴史を教えて貰い、「これは鍛えれば演技力も上がるのでは」と確信したという。監督は「みんな涙を流しながら作品作りにのめり込んでいて、まさに撮影現場が青春そのものでした」とも語っているだけに、かなり“アツい”作品となることはまず間違いなさそうだ。「ももいろクローバーZ」百田夏菜子コメント普段はアイドル、映画の現場も初めて、お芝居の経験も全然ない。そんな私達が映画の主演。撮影が始まる前にオリザさんのワークショップを受けさせていただいて、最初聞いたときはお芝居のレッスンをするもんだと思っていました。でも、オリザさんが教えてくれたのはお芝居の根本の部分。台本をもってここのセリフをこうしろじゃない。お芝居とはなんなのか、そこから教えてくれました!お芝居はこうでなくちゃダメとかない。アイドルがこうでなくちゃってのもない。そのとき、ジャンルを通り越してなにか新しいものが作れる気がしました!撮影が始まってからは私達はただただ必死! (笑)監督はすごく丁寧に、一緒にお芝居を作ってくれました。でも実は、私達は自分の芝居をモニターでも1度も見てないので、どうなってるかは全く分かりません。でも自分の心でよし!と思ったときと、監督のOK!が重なることが多くて、なんだか通じあってる気がして嬉しかったです!クランクアップをした段階で映画としてはまだ半分!そこから編集さんにバトンタッチして最終的にはお客さんが観てくれて初めて映画が完成するんだって!まだ途中の段階でもスタッフさんたちは映像を見るために集まるたびに興奮して帰ってきます!笑みんなニヤニヤしてて全然教えてくれません。大人ばっかりずるいよね~! なんてメンバーで話しながら、私達も出来上がりをとっても楽しみにしてます!みなさんも楽しみにしててください!!週末ヒロイン 「ももいろクローバーZ」百田夏菜子映画『幕が上がる』は2015年2月28日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月05日北川景子を主演に、2012年に放送されたドラマ「悪魔ちゃん」(日本テレビ系)の続編を劇場版として描く『悪夢ちゃん The夢ovie』。ドラマ版で主題歌を務めた「ももいろクローバーZ」が、劇場版に登場することが決定!さらに、その公開に先駆けてスペシャルドラマ「悪夢ちゃんスペシャル」が放送され、その中で女優・北川景子が“アイドル”に転身しているという。恩田陸の小説「夢違」を原案に、他人の無意識と繋がり、その人に降りかかる未来の災難を予知夢として見てしまう能力を持つ小学5年生の少女“悪夢ちゃん”(木村真那月)と、彼女の見た悪夢を読み解くことのできる担任教師(北川さん)が、次々と巻き起こる事件を解決していく。今回のスペシャルドラマは、’12年のドラマ版と劇場版を繋ぐストーリーとなっているようで、「ももクロ」のメンバーは、将来の夢や挫折という、青春の光と影を背負う女子高生を熱演する。さらに、主演の北川さんと「ももクロ」によるスペシャルユニットもスペシャルドラマ内で実現。その名も、北川景子×ももクロで「きもクロ」!北川さんは“黒”のコスチュームをまとい、「ももクロ」メンバーと共に歌って踊る、激レアなパフォーマンスを披露するとのこと。北川さんを加入した「きもクロ」のメンバーからは、こんなコメントが寄せられている。■北川景子(黒)「『悪夢ちゃん』というタイトルの意味をやっと理解しました(笑)。10歳も違う日本を代表するアイドルたちと同じ衣装を着て、こういうことをするのが実は悪夢なんじゃないかと(笑)。ももクロと一緒に歌ったり踊ったりしたいと思っているお子さんはたくさんいると思いますし、そういうお子さんたちが見てくれるドラマでもあるので、今回、みんなに夢を与えられるのは光栄です」。■百田夏菜子(赤)「北川さんとは、きちんと共演させていただくのは初めてです。6人の写真撮影で、私は北川さんとくっついて撮ったので緊張し過ぎてうまく顔が作れませんでした。多分すごくニヤニヤしていると思います(笑)」。■玉井詩織(黄)「私は連ドラのときから“夢獣”の声をやらせていただいてるんですが、今回、実際に北川さんと共演できるのが嬉しかったです。まさかこうやって一緒に並べるなんて、想像してませんでした」。■佐々木彩夏(ピンク)「しおりん(玉井)が夢獣の声をやっているお蔭で私たちも北川さんと共演できて嬉しいですし、しおりんに感謝しています」。■有安杏果(緑)「今回、ドラマのために一人一人メンバーカラーでまったく同じ形のコスチュームを作っていただいたので、この衣装で撮影するのはすごく楽しみです」「北川さんから『カッコいい』と言っていただけて、すごくうれしいです。私たちは、スターダスト(プロモーション)の“ダスト組”と言われているんですけど、初めて“スター組”の方と並ばせていただいて、事務所がスターダストでよかったと思いました(笑)」。■高城れに(紫)「ドラマ版の『悪夢ちゃん』をずっと見ていたので、まさか自分がスペシャルドラマに出られるとは思ってませんでした。北川さんにとっての悪夢が、私にとっては良い夢になったので、いいのかなと思いました(笑)。北川さんは、(撮影中)リズムもフォーメーションもバッチリで、私よりも踊りがうまいと思います」。デビュー以来ほぼ10年ぶりとなる本格的な歌とダンスへの挑戦に、北川さんはダンスレッスン&ボイストレーニングをして臨んだそうだが、激しいライヴ・パフォーマンスで定評のある“ももクロ・ダンス”を会得できたのか?注目があつまりそうだ。『悪夢ちゃん The夢ovie』は5月3日(土・祝)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:悪夢ちゃん The夢ovie 2014年、全国東宝系にて公開
2014年03月05日キャッチフレーズは「えくぼは恋の落とし穴」。特徴的な可愛らしい声でファンを魅了するももいろクローバーのリーダー百田夏菜子。今回は、今最も勢いのあるアイドル、ももクロを引っ張るかなこの魅力をご紹介していきたいと思います。1.ホントは引っ込み思案運動神経はずば抜けているが、歌もダンスも特別うまくないももクロのリーダー。元サブリーダーでまとめ役だった早見あかりが脱退時に一番心配していたのがかなこでした。彼女のダメなところをファンは知っています。そんなダメリーダーなのに何故、メンバーやファンがついてくるのか。それはかなこだけにしか出せない、かなこだからこそ出せる魅力を彼女は持っているからです。個性を出すということが大事!2.努力家で人一倍真面目案外知られていませんが、彼女は努力家で人一倍真面目です。早見あかりの脱退後、一番伸びたのは彼女だとファンは口を揃えるでしょう。リーダーとしての責任、プロとしての自覚、相当な重圧にも耐えて、ももいろクローバーZをここまで引っ張ってきた彼女の努力は計り知れません。勿論、ファンにそんな姿は見せませんが、歌やダンスから滲み出る彼女の人柄が感動を呼びます。言葉ではなく、態度で努力を感じさせる。そんなところに惹かれるファンは多いです。3.心に突き刺さる発言バラエティ番組に出ても、漢字が読めない、難しい事言おうとして意味をはき違えている、というように、ちょっと抜けた発言で見るものを笑わしてくれます。その反面、すごく的を射た発言が飛び出たり、場をまとめたりといった頼もしさも兼ね備えています。特にライブのステージ上では、その真剣さがファンを惹きつけ、他のメンバーに心強さを与えています。彼女のここぞという時の発言はももクロの歴史的場面に多く取り上げられています。4.誰よりもファン想いライブやイベントに行くとわかると思いますが、彼女のファンに対する姿勢にはリスペクトさせられます。芸能人とファンの間には、どうしても壁を感じてしまいがちですが、彼女の神対応はそんなものを微塵も感じさせません。天真爛漫で自然に話してくるおかげで、同じ目線でその場にいられる、一種の仲間意識のようなものを生み出してくれます。だからこそ、応援したくなるし、もっともっと彼女の事を好きになります。5.底抜けの明るさ見ているだけで元気を与える持ち前の明るさが、かなこの最大の武器と言えるでしょう。前向きになれるし、パワーをもらえる。笑顔を絶やさず、いつも大きな声で話す。いつも全力で立ち向かう彼女を応援せずにはいられません。周りを巻き込む力がなにより凄いです。おわりにいかがでしたでしょうか?ももクロリーダーかなこの魅力を、自分に置き換えてみてください。きっと参考になるものがありますよ!(白武ときお/ハウコレ)
2013年03月25日