日本と韓国の高校生が恋と青春を叶える恋愛番組「ロマンスは、デビュー前に。」第6話が3月2日に放送された。第6話では、前回に引き続きYUNAがゲスト出演。スタジオトークでは、日本と韓国における恋愛ルールの違いが話題に。スタジオMCを務める韓国人インフルエンサーのらんが「LINEなどのメッセージの頻度が全然違います」と話すと、YUNAさんも「韓国って結構30分以内に返信しないといけないみたいな空気がありますよね。30分以内に返信しないと『浮気してんの!?』ってなります」と同意。また、「韓国では結構男女関係の友情で揉めがちなんです」と切り出すと、らんさんは「日本って結構それが許されるイメージありますよね」と語った。そして、意中の相手から手紙を受け取り、ニヤニヤと笑みがこぼれてしまうなど終始幸せそうな恋するモモカの様子をスタジオで見守っていたYUNAさんは、「友達なので、ちょっと恥ずかしい(笑)」と話しつつも、「でも、たくさん綺麗な笑顔が見られて嬉しいです」と仲間の恋する姿を堪能した。本編では、共同生活4日目の夜に行われたキャビネットラブレターで、スンウォンに1通の手紙が届く。差出人は、その日の昼間にランチピクニックデートに出かけたモモカ。「今日も楽しかった」という文字の横に、ランチのときに2人で作った、クマのいなり寿司に見立てたイラストが添えられていたことから、その手紙がモモカからのものであると気づいたスンウォンは、喜びを隠しきれない様子で耳も真っ赤に。そして次回は、運命の宝探しゲームによって3組に分かれたメンバーたちが、グループデートへ出発。意中の相手と一緒の組になれた人もいれば、そうでない人もおり、このデートが恋の波乱の幕開けとなるかも。また、海旅行に出かけていたイェウォン、ヨンジェ、ジュンレ、ソンフンにまさかのハプニングも起こるようだ。「ロマンスは、デビュー前に。」は毎週木曜日22時~ABEMAにて放送中(全9話)。(cinemacafe.net)
2023年03月09日結婚モキュメンタリー番組「私たち結婚しました 4」第8話が12月23日に放送。今回は、久保田悠来と貴島明日香、瀬戸利樹と紺野彩夏、それぞれの夫婦たちが、新婚旅行を楽しむ様子を放送した。伊東に向かった久保田夫婦は、“酒飲み夫婦”らしく道中の新幹線の中から早速ハイボールで乾杯。宿に到着すると、それぞれ豪華な温泉を満喫し、その後また2人で屋外晩酌をスタート。貴島さんは少し照れた様子で「湯冷めしないように…ちょっと…くっついとく?」と誘うと、「後ろからいっていいですか?」とバックハグ。夕食でも2人は引き続き乾杯し、豪華なご飯に箸が進む中、「楽しいなっていう仕事とかある?」と貴島さんが切り出したことをきっかけに、仕事とプライベートの自分についての話に。久保田さんは自身の穏やかさについて分析する一方、貴島さんへのイメージについて「明日香ちゃんは、怒ったら完全無視しそうだよね(笑)」と結婚生活で感じたイメージを告白。予想外の発言に貴島さんは笑いながらも自分のタイプを説明する中で、「怒るときは…」と正直な怒りの沸点を明かす。ほろ酔いの貴島さんは「イメージに縛られすぎてる」「ギャップが辛いかな…」と世間一般のイメージと本当の自分との間にある苦悩を告白。久保田さんが「仕事で反省することも多いの?」と真に迫ると、貴島さんは「これを話し出すと泣いちゃう…」と涙を流し始め、久保田さんは「よく頑張ってる、えらい」と貴島さんを包み込む言葉をかけ、優しくハグをした。「妻のために即興で子守唄を歌い、眠り際におやすみのキスをしてください」というラブミッションでは、2人でベッドインすると自然に腕枕の形になり、密着。しかし、独特すぎる子守唄に、思わず吹き出してしまう貴島さん。そして久保田さんがおやすみのキスを鼻に落とすと、「口でいいじゃん」と貴島さん。その一言に一瞬驚いた表情を見せつつも、貴島さんから少し首を伸ばして唇へ。ベッドの上で初めてのキスを交わした。一方の瀬戸夫婦は、新婚旅行で妻へサプライズ。2段の箱が運ばれてきて驚く紺野さん。瀬戸さんからのサプライズとして運ばれてきた箱を空けると、綺麗なお花が敷き詰められ、2段目にはケーキが。さらに、「もう1つあんのよ」と瀬戸さんが取りだしたのは、小さな箱。2度目のプロポーズのようにパカっと開くと、紺野さんが「え~可愛い!」と喜ぶサプライズプレゼントが入っていた。普段とは少し違う一面を見せた瀬戸さんに、紺野さんもキュンとした様子。旅行1日目を終え、ベッドに揃って入った2人は、瀬戸さんが紺野さんをまっすぐ見つめながら「まだ終わってないけど、今日までありがとう」と伝え、キス寸前の距離感で1分間見つめ合う。そして、とうとう紺野さんに近づき唇を重ね合わせて初めてキス。SNSでは「やっと!」「おめでとう!待ってた!」「キュンが止まらない」など待ち望んでいた視聴者たちの声が多く寄せられた。その後、恥ずかしさを隠すために思わずハグでお互いに顔をうずめる場面も。瀬戸さんを見つめながら、紺野さんから瀬戸さんの唇にお返しのキス。“小悪魔キス返し”で、瀬戸さんは思わずガチ照れの表情。お互いに照れが隠し切れずイチャイチャする雰囲気に、紺野さんは思わず「おやすみできないじゃん」と笑いながら一言。2人ならではの雰囲気で夜を過ごした。第9話では、瀬戸さん夫婦の新婚旅行2日目の様子を放送。ドライブ後に、夕暮れの海辺で瀬戸さんが2度目のキスをし、夫婦の距離がさらに急接近。一方、久保田さん夫婦は、白昼堂々手つなぎデートでマッサージへ。さらに、一緒に料理をする際には、貴島さんが「あと1日しかないけど…」と久保田さんにサプライズプレゼント。終わりが近づき、切なさと胸キュンが入り混じる回となりそう。「私たち結婚しました 4」は毎週金曜日23時~ABEMAにて配信中。(cinemacafe.net)
2022年12月30日「恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK」第5話が12月11日に配信。ヒグチアイの「ネオンライトに呼ばれて」から着想して書き下ろされたドラマ第3話のオーディションが行われた。今回のオーディションは、有名作品に出演している演劇映画学校の卒業生と演劇学校の講師も審査員として参加することになり、これまで以上に緊張感が高まる。「ネオンライトに呼ばれて」から着想を得て書き下ろされた今回のドラマは、彼氏を追って日本から来た矢先に、彼氏の浮気現場を目撃し、失恋してしまった女性が、ダイナーで繰り広げるラブストーリー。ラストには、失恋した心を包み込んでくれた男性店員と交わすキスシーンが待っている。クレア(トミコ・クレア)としょうだい(福山翔大)は、カウンターで寝てしまったしょうだいをクレアが覗き込み、ぐっと体を引き寄せてのキス。はるかとひろと(高橋大翔)は、ひろとがはるかの手を握り、引き寄せてキス。みゆ(吉本実憂)としょうへい(小野翔平)は、寝そべるしょうへいにみゆが優しく手を重ねてキス。最後のりりあ(小島梨里杏)とれいや(柾木玲弥)の、れいやがブルーベリーパイと言うところをブルーベリーパンケーキと言い間違えてしまうハプニングがあったものの、りりあがフォローし、最後はりりあからキスすると、気づいたれいやがりりあの頭を引き寄せて再びキス。それぞれが役を自分に落とし込んで演じ切ったオーディションとなったが、審査員7人中5人がみゆとしょうへいのペアを選び、今回の主演に決定。キスシーン本番。ダイナーの男性店員・しょうへいは、失恋してしまったみゆを励ますため、ブルーベリーパイとワインを提供。みゆと一緒にワインを飲み、楽しくなった2人は思わず飲みすぎてしまい、しょうへいはカウンターで寝てしまう。みゆはそんなしょうへいを愛おしそうに見つめ、カウンター越しに寝そべりながらそっと静かにキス。その後、2人は何度も濃厚なキスを繰り返し、激しくお互いを求め合う。カットがかかると、みゆはうっとりとした表情を見せ、しょうへいと見つめ合い、しょうへいは「ドキドキしちゃいけないんだけど…ドキドキしちゃった」と照れくさそうに話し、みゆも恥ずかしそうな表情に。撮影前とは明らかに違う雰囲気の2人に、視聴者からも「余韻がすごい…」「かわいすぎる」「この2人、いい!!」と感想が寄せられた。次回は、マルシィの新曲「幸せの花束を」からインスピレーションを得て書き下ろされたドラマの主演を懸けたオーディションを実施。ドラマ第1話の主演、れいやとりりあは、お互いが気になる存在になっているものの、関係性はゆっくり進展している状態。しかし第6話の予告映像では、共同生活を行っている寮の中庭で2人きりになると、れいやが「(ペアを)もう組みたくないです」とりりあに話し、りりあも不安そう。ついに折り返し地点となり、恋の矢印がまさかの方向へ。ここからますます目が離せなくなる。「恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK」は毎週日曜日22時~ABEMAにて配信中。(cinemacafe.net)
2022年12月18日長澤まさみ、眞栄田郷敦共演の「エルピス」第8話が12月12日オンエア。真犯人に関する決定的な証拠を掴んだ拓朗に対する恵那の“裏切り”に「浅川が斎藤みたいになっていく」「今日の展開は苦しすぎる」など、ショックを受ける視聴者が続出している。長澤さんがスキャンダルで1度はエースの座を転落したアナウンサーを、眞栄田さんが中学時代に友人を亡くした過去を抱える若手ディレクターをそれぞれ演じる、実在の複数の事件から着想を得た社会派エンターテインメントである本作。出演は「ニュース8」のキャスター・浅川恵那役に長澤さん。弁護士の両親の元に生まれた岸本拓朗役に眞栄田さん。恵那や拓朗が追っている“八頭尾山少女連続殺人事件”に関する新情報を揉み消そうとしていた斎藤正一役に鈴木亮平。“八頭尾山少女連続殺人事件”に関する新事実を報道したことで子会社に飛ばされた村井喬一役に岡部たかし。「ニュース8」のディレクター・滝川雄大役に三浦貴大。拓朗に協力する首都新聞政治部記者の笹岡まゆみ役に池津祥子。事件現場に近い商店街で怪しげな店をやっていた本城彰役に永山瑛太。事件の舞台になった地域に大きな力を持つ副総理の大門雄二役に山路和弘といった面々。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。事件を調べるなかで迷い込んだ商店街で出会った、えたいの知れない雰囲気と危険をはらんだ瞳で恵那を惑わせた男。その男こそ大門副総理の有力な支援者である「本城建託」社長の長男・本城彰だった。あの男には何かあると直感した恵那に頼まれ拓朗が調べると、八頭尾山で3人目の女子生徒が殺されてから再び犠牲者が出るまでの12年間、彰は海外を転々としていたことが判る。彰が八頭尾山少女連続殺人事件の犯人で、事件を隠蔽するため海外に逃げていたのではないかと考えた拓朗は、最後に殺された中村優香と親しかった高岡ひかるにたどり着く。ひかるは優香が「自分の好きだった人を取った」と言う。その男性は彰だった。拓朗は優香の遺品から彰のものと思われるストールを預かりDNA鑑定を行う。するとストールに付着していたDNAが、過去の被害者・井川晴美のスカートについていたものと一致する…というのが今回のストーリー。拓朗はこのスクープを恵那に伝えるが反応は鈍く、「ニュース8」に持ち込んでも滝川からは後追いなら報道できるとの返答。恵那は村井に連絡し彼の知人の週刊誌記者と拓朗を繋ぎ、スクープは週刊誌で掲載されることになる。「できる限りのことはする」と話す恵那に、「できないんなら言わなきゃいいのに」と冷たく言い返したうえ、恵那に「一番卑怯」と言い放つ拓朗。しかし拓朗も優香の母親に「やれるだけのことはやってみます」と口にしていた…。視聴者からは「できる限りの事はするって優香さんの母親に言ってたよね??岸本」「できる限りのことするって、君も言ったよ拓ちゃん??」「できる限りのことはする」さっき自分も言ってたね、被害者のお母さんに」などのツッコミが殺到。しかし彰に関するスクープが掲載された雑誌が発売される直前に「ニュース8」で、未成年売春あっせんで男が逮捕されたというニュースとともに、その従業員リストに中村優香の名前があったと報道。そして拓朗は解雇される…。恵那が拓朗のスクープを潰す…という展開に「うわ・・・浅川最低だな」「え、浅川ちゃん裏切った」「浅川が斎藤みたいになっていく」「やだ、もう。今日の展開は苦しすぎる」といった反応が続出している。【第9話あらすじ】本城彰が真犯人である事実を揉み消され、会社も解雇された拓朗。背後に巨大な力を感じた恵那が再び心身のバランスを崩していく一方、大門の娘婿で秘書の大門亨に接触を図った村井は、拓朗にジャーナリストを名乗らせ亨と引き合わせる。亨は村井の力を借りて大門の告発を試みたこと過去もあるといい、拓朗は村井もかつて真実を握りつぶされた過去があると知り驚く…。「エルピス―希望、あるいは災い―」は毎週月曜日22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年12月13日川口春奈と目黒蓮が共演する「silent」の第9話が12月9日オンエア。想の思い出のCDを捨てられないように“保護”していた萌に、想は笑顔で髪を“わしゃわしゃ”する…SNSではこのシーンに触れた視聴者からのコメントが続出。桜田ひよりの演技も絶賛されている。主人公が突然別れを告げられた高校時代の恋人と8年の時を経て偶然再会するが、彼は耳が聴こえなくなっていた。再び想い合うようになる2人と周囲の人々の姿を描く切なくも温かいラブストーリーとなる本作。高校時代に付き合った想の影響で音楽が好きになり、一度は就職するも今は渋谷の大型CDショップでアルバイトとして働いている青羽紬役に川口さん。18歳の時“若年発症型両側性感音難聴”で耳が聞こえなくなりはじめ、紬や湊斗の前から姿を消したが、その後奈々の支えもあって今は校正の仕事をしている佐倉想役に目黒さん。高校時代から紬を想っていて、想と別れたことを知ると紬と付き合うようになったが、再び想が紬の前に現れたことで彼女と別れた戸川湊斗役に鈴鹿央士。前回、正輝とかつて親しい関係だったことが明かされた桃野奈々役に夏帆。紬が手話を学ぶため通う手話教室の講師で、奈々とかつて親しかった春尾正輝役に風間俊介。家に訪ねてきた湊斗に想の耳が聞こえないことを教えた妹の佐倉萌役に桜田ひより。想の姉で現在は結婚して実家を離れている井草華役に石川恋。紬と一緒に暮らしている6歳下の弟・青羽光役に板垣李光人。想のことを過剰なほどに心配する母親の佐倉律子役に篠原涼子といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。久しぶりに実家に帰ってきた想は、空になったCDラックを見て、大学にサッカー推薦で入ったが耳が聞こえにくくなったことで部活を辞めてしまったことや、律子に紬や友人たちに病気のことを隠してしてくれと伝えたこと、大好きな音楽を遠ざけてきた過去を思い出していた。一方、湊斗も同じタイミングで実家に戻っていて、想に会いにいくことにする…というのが今回のストーリー。耳が聴こえなくなっていった頃、実家に帰った想は、イヤホンをしても音楽が聴こえないことにショックを受け、CDを部屋にまき散らし号泣する…それから時を経て現在、想は部屋でダンボールにしまわれてたCDの中からスピッツのアルバム「フェイクファー」を見つけ、ケースを開く。するとそこに萌がやってきて、律子が想の目に入らないようにCDを捨てようとしてたのを見つけ、また見たいかもと思って「保護してた」と話す。すると想は笑顔で萌の頭を“わしゃわしゃ”とする…。「毎度、桜田ひよりちゃんの演技で涙が増してしまう。頭わしゃわしゃのシーンも最高だった」「萌ちゃんが「CD保護してた」って言った後に、想くんが萌ちゃんの頭わしゃわしゃしたのすっごい好き」「ひよりちゃん可愛すぎるんよおお 頭わしゃわしゃ尊い」などこのシーンに触れた投稿がSNSに続々とアップされる。「桜田ひよりちゃんの演技に引き込まれすぎた」「今さらだが桜田ひよりちゃんって、めっちゃ演技上手いな」「桜田ひよりちゃん、目がとんでもなく大きくて、涙も綺麗に流せて演技が素晴らしすぎ」など、萌役の桜田さんの演技にも多くの反応が集まっている。【第10話あらすじ】想は「手話するとき、声出してるよね?」と紬に問いかける。「大体、いつも、しゃべりながらだね」と答える紬。紬は想が時々寂しそうな顔をすることが気になっていた。想は自分の病が遺伝することについてネットで調べていて…。「silent」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年12月09日本田翼主演「君の花になる」第8話が12月6日オンエア。冒頭の“CDTV”スタートに「え?今日月曜日だっけ?」「初っ端からCDTVとか曜日狂いそう」など驚く視聴者が続出。衝撃のラストにも「全部が…やばいしか言えない」などさらなる動揺が広がっている。元高校教師の主人公が元生徒が所属する崖っぷちボーイズグループの寮母となり、“トップアーティストになる夢”に向かっていく…というオリジナルストーリーが展開する本作。キャストは夢を叶え高校教師になるが、学校でパワハラを受け心折れ退職。その後引きこもっていたがボーイズグループ「8LOOM」(ブルーム)の寮母となり、かつての生徒だった弾と出会う仲町あす花役に本田さん。前回のラストであす花に「好きだ」と“告白”した「8LOOM」のセンターを務める佐神弾に高橋文哉。弾の“告白”を陰で見つめていた「8LOOM」最年少メンバーの成瀬大二郎に宮世琉弥。また「8LOOM」最年長メンバーの古町有起哉に綱啓永。「8LOOM」現役大学生メンバーの一之瀬栄治に八村倫太郎。鼻が利く「8LOOM」メンバーの桧山竜星に森愁斗。パープルがメンバーカラーの久留島巧にNOA。パフォーマンスに絶対的な自信を持つ「8LOOM」メンバーの小野寺宝に山下幸輝。あす花の姉・優里に木南晴夏。「8LOOM」のマネージャー・添木ケンジに宮野真守。チーフマネージャーの香坂すみれに内田有紀。「8LOOM」が所属する花巻エンターテインメント社長・花巻由紀には夏木マリといった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。22時の放送開始とともに画面に映し出されたのは「CDTVライブ!ライブ!」に出演する「8LOOM」の姿。弾が「これから僕らの新曲『Forever or Never』をリリース前に先行披露させていただきます」とコメントすると、楽曲をパフォーマンスする…。「CDTV急に始まってワロタ(君の花になるをみています)」「君の花になる初っ端からCDTVとか曜日狂いそうwww」「え?今日月曜日だっけ?って思ったら、君の花になるのドラマ内だった」など、この演出に視聴者から驚きのコメントが続出する。その後成瀬が監督を務めPV撮影を行うことになるが、ロケ先で弾があす花の手を取り花丸をつけるのだが、2人の事がネットニュースで拡散されてしまい、あす花は成瀬から寮母を辞めてくれと迫られる…という展開に。このラストに「うわー、この終わり方やばい」「ねええやばすぎる全部が…やばいしか言えないやばい」「一番寮母を応援してたなるくんが寮母やめてもらえますか?って言う展開になるとはね...」などの反応も多数SNSに上がっている。【第9話あらすじ】あす花と弾のツーショットがネットで拡散され大騒ぎとなり、あす花はみんなの前から姿を消し弾は活動自粛することに。成瀬は「今の弾は8LOOMにいらない」と言い放つ。それから3か月。他のメンバーの懸命な活動の甲斐もあり、8LOOMは徐々に信頼を取り戻していた。一人曲作りに励む弾は、なかなかいい楽曲が作れずにいた…。「君の花になる」は毎週火曜22:00~TBS系にて放送中。(笠緒)
2022年12月07日日曜劇場「アトムの童」第8話が12月4日放送。オダギリジョー演じる興津の“本心”に「いいやつじゃないか」「嫌いって言ってごめん すきだ!」といった反応が続出、一方で「人が死んじゃ結局は駄目」「興津社長は不器用」など厳しい声もSNSに上がっている。本作は山崎賢人が日曜劇場およびTBS連続ドラマ初主演を務め、天才インディーゲーム開発者が自分が愛する玩具メーカーの危機を救うため、自分たちからゲームを奪った巨大企業に挑む完全オリジナルストーリーが展開してきた。“宿敵”興津から助けを求められた安積那由他(あづみ・なゆた)を山崎さんが演じるほか、彼と袂を分かち新天地を求め海外に旅立ち道を選んだ菅生隼人に松下洸平。父の会社「アトム玩具」を受け継ぎ、その後「アトムの童」として新たに会社を立ち上げた富永海に岸井ゆきの。那由他と隼人の親友だった緒方公哉に柳俊太郎。那由他と隼人をよく知るネットカフェの店主・森田聡に岡部大(ハナコ)。「アトム玩具」の先代社長で海の父・富永繁雄に風間杜夫。ゲーム販売やインディー開発者の手助けをするパブリッシャーの相良晶に玄理。アトム玩具を買収しその技術を手中におさめるも、会社が「宮沢ファミリー オフィス」に乗っ取られそうになっている興津晃彦にオダギリジョー。興津の会社「SAGAS」(サガス)にゲーム事業売却をせまる「宮沢ファミリー オフィス」社長の宮沢沙織に麻生祐未といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。「宮沢ファミリーオフィス」による「SAGAS」の買収問題が浮上するなか、「アトムの童」の技術を取り返すため興津のもとでゲーム開発をすることを決めた那由他。「SAGAS」の経営存続を賭けた株主総会までに新作ゲームの開発に取り組む那由他だが、アイデアが浮かばず行きづまってしまう。アイデアが浮かばない那由他の自宅に興津がやってくる。興津は那由他の部屋に乗り込んできて「朝までに打開策を示せ」と言い放ち、那由他がゲームをプレイしていたのを発見して「遊んでたんだろ」と指摘する。パズルゲームは頭の体操になる、科学的にも証明されていると反論する那由他。そして2人は那由他がプレイしていた「ぷよぷよ」で対決することになる…というのが今回のストーリー。プレイしながら興津は「君は俺をどう思う?どう見てる?」と那由他に問いかける。「金儲けのために俺たちのゲームを奪った」と答える那由他に、興津はそれは誤解で「惚れ込んだんだよ」と答え、公哉が興津からの援助を断られたら外資系のベンチャーに出資を願い出ようとしていたが、評判が悪い会社だったため、そのベンチャーにゲームを奪われるんじゃないかと考えたことを明かす。日本にある素晴らしい技術を本気で守りたいと考えていると話す興津に、視聴者からは「ちょっ 興津、いいやつじゃないか」「興津日本ファーストなマインドなんだな~一見悪いやつだけど」「まさかの興津社長いい人転換かよ くそー!嫌いって言ってごめん すきだ!」などの反応が続出。一方で「人が死んじゃ結局は駄目なんですよ」「興津社長は不器用なんだな…わかりづらいひとなんやな」といった声もSNSに投稿されている。【最終回あらすじ】興津が警察に連行され株主総会は大混乱。代表不在で有力な委任状も奪われ勝つ見込みがない。劣勢を強いられるなか、那由他が壇上に上がる。これまでに様々な局面で仲間と共に闘ってきた那由他。ゲーム業界の未来をかけた大勝負はついにラストステージへ…。「アトムの童」は毎週日曜21時~TBS系にて放送中。(笠緒)
2022年12月05日BiSHが、12カ月連続リリース第12弾シングル『ZUTTO』の詳細やアートワーク、アーティストビジュアルを公開した。表題曲「ZUTTO」は、松隈ケンタ作曲、JxSxK作詞による楽曲。これまでのBiSHの軌跡を振り返りながらも、「行かなくちゃ 僕は一人じゃない」というサビのラストフレーズが6人それぞれの未来を感じさせ、解散に向けて走り抜けて行くような疾走感のあるメロディーが印象的な12カ月連続リリースの集大成に相応しいロックナンバーとなっている。新アーティストビジュアルは、真っ黒の背景にメンバーの顔だけが浮かび上がる姿が印象的な仕上がりになっている。併せて、12カ月連続ステッカーの絵柄も公開された。<リリース情報>BiSH 2022年12カ月連続リリース第12弾『ZUTTO』12月21日(水) リリース●初回生産限定盤(CD+Blu-ray+Live CD+PHOTOBOOK):11,000円(税込)※BiSHメモリアルボックス仕様※豪華初回仕様※100P豪華写真集付属※ライブ映像には、メンバーによる裏話満載のオーディオコメンタリー収録『ZUTTO』初回生産限定盤イメージ●DVD盤(CD+DVD):4,950円(税込)『ZUTTO』DVD盤ジャケット●CD盤(CD only):1,100円(税込)『ZUTTO』CD盤ジャケット【CD収録内容】1. ZUTTO2. CALL ME AGAiN【Blu-ray / DVD収録内容】■2022.07.03 COLONiZED TOUR at 鳥取県立倉吉未来中心01. FiNAL SHiTS02. HiDE the BLUE03. 愛してると言ってくれ04. SMACK baby SMACK05. I have no idea.06. ZENSHiN ZENREi07. My landscape08. DiSTANCE09. stereo future10. プロミスザスター11. ごめんね12. ぴょ13. DA DANCE!!14. GiANT KiLLERS15. オーケストラ16. サラバかな17. beautifulさ18. NON TiE-UP19. ALL YOU NEED IS LOVE20. BiSH-星が瞬く夜に-※Blu-rayのみ・ZUTTO (MUSiC ViDEO)・ZUTTO (MAKiNG MOViE)・脱・既成概念 (MUSiC ViDEO)・脱・既成概念 (MAKiNG MOViE)【ライブCD収録内容】■2022.07.03 COLONiZED TOUR at 鳥取県立倉吉未来中心・Disc101. FiNAL SHiTS02. HiDE the BLUE03. 愛してると言ってくれ04. SMACK baby SMACK05. I have no idea.06. ZENSHiN ZENREi07. My landscape08. DiSTANCE09. stereo future10. プロミスザスター11. ごめんね12. ぴょ13. DA DANCE!!14. GiANT KiLLERS・Disc201. オーケストラ02. サラバかな03. beautifulさ04. NON TiE-UP05. ALL YOU NEED IS LOVE06. BiSH-星が瞬く夜に-【店舗別特典】■初回生産限定盤、DVD盤・タワーレコード:A5ノート・HMV:50mm角マグネット・TSUTAYA:ICカードステッカー・アマゾン:A4クリアファイル・楽天ブックス:ステッカー・その他CDショップ:ポストカード・BiSH FC LiMiTED SHOPオリジナル特典:(初回生産限定盤)メンバー全員直筆サイン入りポスター / (DVD盤)ポストカード『ZUTTO』店舗別特典一覧■CD盤・全国汎用特典:12カ月連続ステッカー【12月】予約リンク:商品情報はこちら:<ライブ情報>BiSH『世界で一番綺麗なBiSH』12月22日(木) 東京・国立代々木競技場 第一体育館OPEN17:30 / START18:30【チケット料金】通常チケット 指定席:8,500円(税込)※未就学児童入場不可※全て電子チケットとなります。【券売スケジュール】■電子チケット発券開始日12月4日(日) 10:00~■リセール開始日12月5日(月) 10:00~詳細はこちら:関連リンクBiSH Official HP: Official Twitter: Official YouTube:「BiSH iS OVER!」特設サイト:
2022年11月29日「スター・ウォーズ」の実写ドラマシリーズ「キャシアン・アンドー」のシーズン最終話となる12話が配信。キャシアン(ディエゴ・ルナ)の育ての母で、惑星フェリックスの住民のリーダー的存在だったマーヴァ(フィオナ・ショウ)が亡くなり、帝国保安局:ISBのデドラ・ミーロ(デニース・ゴフ)監査官や、ルーセン・レイエル(ステラン・スカルスガルド)らはフェリックスの「リックス通り」で執り行われる葬儀にキャシアンが現れると踏んで待ち構える。革命の目覚め、反乱軍の誕生に、一歩ずつ向かっていく本作。12話のポストクレジットには、キャシアンがナーキーナ5で作らされていた大量の部品が組み込まれ、着々と完成に近づく究極破壊兵器デス・スターも登場し、シーズン2への期待をさらに高めた。主要人物が大集合した「リックス通り」に反乱の宣誓が響く危険を顧みずにフェリックスに戻ってきたキャシアン。とあるレンガの壁の石に触れ、父クレム・アンドー(ゲイリー・ビードル)との過去のやりとりを思い出している。前回説明されたように、フェリックスの習わしによって死者の遺灰はモルタルと混ぜられ、名を刻まれて死者の石として壁の一部になる。今度は、母マーヴァがその石となるのだ。7話で、アルダーニの帝国基地を襲ったのは我が子キャシアンとも知らずに、“眠りから目覚めて”フェリックスで戦うことを決めたマーヴァ。「一緒にどこかへ行こう」というキャシアンに「逃げていては勝てない」とマーヴァは蘇った闘志を明かして、母子はそれきりになっていた。そんな彼女のための葬送曲は壮大で、かつエモーショナル。住民たちが次々とリックス通りに集まってくる。その葬送曲は、監禁され拷問されて、やつれたビックス(アドリア・アルホナ)の耳にも届いている。そのビックスのもとへ救助に向かうキャシアン。キャシアンの足取りを追うデドラたちISB、キャシアンを探すシンタ(ヴァラダ・セス)やヴェル(フェイ・マーセイ)、ルーセン、そしてシリル・カーン(カイル・ソーラー)らの姿があり、緊迫は音楽とともに徐々に増してくる。キャシアンはここに至るまで、4~6話で描かれたアルダーニの作戦で命を落としたネミック(アレックス・ロウザー)の宣誓書を何度も聞いたことだろう。帝国の専制政治は恐怖の裏返しで、いつほころび滅ぶかもしれない恐怖から圧政を強めているのだ、とネミックが語りかける。忘れるな、小さな抵抗のさざ波が、やがて帝国を覆い尽くす洪水となる、のだと。その宣誓書や、父クレムの言葉、母マーヴァが最後に遺した言葉がキャシアンをここまで来させた。さらに葬儀では、マーヴァのホログラムが「私たちは眠っていた。向き合いたくない真実から目を背けていた」と民衆に語りかけ、その間に「帝国の闇が錆のように広がり、自由を侵食してしまった」と語る。もう遅いかもしれなくても、目を覚まして戦うことを呼びかけるマーヴァ。帝国側も民衆の団結を恐れてキリキリとし始める中、「戦え!」という彼女の言葉が口火となり、フェリックスの民衆と帝国側が激突する。それは例えば香港や、最近のイランでも起きている人々の戦いのよう。いまも実際に起きている蜂起そのものだ。キャシアンや、マーヴァの死者の石で帝国兵士を叩きつけていくブラッソ、父サルモン・パークを拷問で廃人にされたウィルモンなど、1人1人、名前を持つ者たちの権利と自由、愛、尊厳、歴史や文化を奪おうする者との戦いだ。このクライマックスの迫力、臨場感はやはりCGに頼り切りでは出せない。広大なセットならではだ。民衆の心に炎を焚きつけた“フェリックスの娘”マーヴァに、「カッコよかったな」とボソッと呟くキャシアン。その後、ビックスやB2EMOたちを秘かに逃し、「君らのもとに戻る」と約束するキャシアン。さらには、一部始終を見守っていたルーセンの船に忍び込み、「殺すか、仲間にするか」と4話で交わした会話を逆に言い返すキャシアン。今回のキャシアンは一匹狼を気取ることをやめ、“普通の人々”の連帯を促す立派な統率者にも見えた。マーヴァのように、彼も相当カッコいいじゃないかと誰もが感じたはずだ。最高の「スター・ウォーズ」前日譚広場で壮絶な攻防に巻き込まれたデドラは、シリルに助けられる。デドラにとって、反乱分子のまとめ役アクシス(ルーセン)へと繋がるカギだったアント・クリーガーの部隊をパータガス少佐(アントン・レッサー)がアルダーニの報復として全滅させてしまったことは痛い。今回のフェリックスの“暴動”も全責任を負わされそうだ。彼女のISBでの立場はかなり危うくなったはずで、シーズン2ではシリルと2人でどんな形で登場するのか、気になるところ。また、コルサントで人知れず動いてきたモン・モスマ(ジェネヴィーヴ・オライリー)。彼女はISBのスパイの目を逸らすため、夫ペリンにギャンブル依存の嫌疑がかかるようにし、銀行家ダヴォ・スカルダンの息子と娘リーダ(ブロンテ・カーマイケル)を見合いさせる。家族を犠牲にするしかなかったモン・モスマが、慈善好きな元老院議員という隠れ蓑を捨てたら、その行く道もたった1つ。これからは、さらなる犠牲も伴うはずだ。本作は12話というボリュームながらも、『ローグ・ワン』へと、希望の始まりへと繋がる前日譚として、ひと言でいうなら「最高」の出来だった。銀河で生きる、“普通の人々”の目覚めの物語となっていた。現在撮影中というシーズン2では、『ローグ・ワン』の直前に至るまで4年間の彼らの旅路が描かれていくことをクリエイターのトニー・ギルロイは明かしている。「キャシアン・アンドー」はディズニープラスにて独占配信中(全12話)。(上原礼子)
2022年11月27日第1話から、どんな形であれ、強い絆で結ばれていることが伝わってきた、さんし船団丸の漁師たち。しかし、テレビドラマ『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)の第7話では、船の転覆事故をきっかけに仲間割れが勃発し、今までで一番のピンチを迎えてしまいます。和佳(奈緒)は、船を離れたほかの漁師たちを呼び戻しに行くことを提案するものの、片岡(堤真一)は「経験のある漁師を募集すればいい」といい出すのでした。『ファーストペンギン!』第8話あらすじ船の転覆事故をきっかけに漁師たちが去って行き、片岡洋と小森賢太郎(北川尚弥)ら数人だけが残されたさんし船団丸。岩崎和佳は皆を呼び戻しに行こうと提案するが、片岡は断固拒否。さらに片岡は、和佳が講演を行う水産フェアの会場で、新たに経験のある漁師を募集すればいい、と言い出す。こうして和佳は、全国から漁師たちが集う水産フェアの会場に、片岡も一緒に連れて行くことに。講演会終了後、和佳と片岡は、元官僚のビジネスコーディネーター・波佐間成志(小西遼生)を紹介される。見るからにやり手な波佐間から、「さんしと一緒にビジネスをしたい」と言われた和佳は目を輝かせるが、片岡はそんな2人の姿にモヤモヤし、帰り道に大喧嘩に!東京に置き去りにされる形となった片岡は、帰る手立てを失い、一人迷子になるが…。一方、汐ヶ崎に戻った和佳のもとに、銀行から「融資を切り上げたい」と唐突に連絡が入る!突如として『倒産危機』に直面した和佳に、挽回のチャンスは訪れるのか…!?『ファーストペンギン!』第8話は、2022年11月23日、放送です。[文・構成/grape編集部]
2022年11月22日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年10月スタートのテレビドラマ『アトムの童(こ)』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。ゲームの発売に向け、準備を進めていたアトム玩具だったが、なぜか配信サイトで審査が通らない問題が発生していた。そこに現れたのは大手ゲーム会社の社長・興津(オダギリジョー)。審査が通らなかったのは、「ゲームが大量に作られることは日本の質を落としかねない」と審査を厳しくしていたからだった。那由他(山﨑賢人)たちは、仕方なく配信サイトを諦め、自社サイトで配信を開始した。しかし、配信日を被せてきたり、有名ゲーム実況者に根回しをしていたり、興津の嫌がらせがとにかくすごい。『日曜劇場』あるあるだが、どう足掻いても敵わない大きな権力に立ち向かう姿は何度見ても応援したくなる。何をやってもSAGASには敵わない…視聴者も途方にくれるような絶望的状態でも諦めない主人公は魅力的だ。公哉の墓参りで、興津とばったり出会うシーン。鋭い目つきで興津を睨む山﨑賢人の目が忘れられない。彼の目の奥には絶対に負けないという闘志がメラメラと燃えていた。ここから潮目が一気に変わり、ゲームではなくノベルティとして作った『ゲッチャリロボ』がおもちゃメーカーならではと注目され、爆発的にダウンロード数は伸びた。『祝10万ダウンロード』からスタートした貼り紙が、テンポよく塗り代わり最後には『祝100万ダウンロード』にまで変わる部分にワクワクした人も多いはず。アトム玩具のメンバーがみんな笑っていて、楽しそうで、このまま順調にいってくれと願わんばかりだった。悪役顔に拍車がかかるオダギリジョー今回特に光っていたのは、紛れもなくオダギリジョーの演技だろう。アトム玩具を大きな権力でねじ伏せる、その余裕を見せた表情はお見事だった。オダギリジョーと言えば、近年は『時効警察』(テレビ朝日系)や『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系)など、優しい雰囲気がありながらもどこか謎のある役が多かった印象である。しかし今作ではなかなかダークに染まっている。感情ではなく論理的に発言する様子や冷酷な目つきは、まさに黒幕の貫禄だ。目に闇をまとい、言葉はオブラートに包まれていても冷酷で高圧的に感じる雰囲気は並の俳優では出せないだろう。話題となったのは最後のシーン。銀行との結託により、那由他たちの知らない間にアトム玩具はSAGASに買収されてしまっていた。アトム玩具にも差し押さえの役員たちが押しかけ、すべてのものを奪われ、追い出されることに那由他が怒りの感情をあらわにするところで終了した。そして最後に映し出されたのは、獣のように吠える、オダギリジョーだった。まるで虎が威嚇するように、「俺は強いんだぞ」と言わんばかりの威勢である。今回で痛感させられた、SAGASという壁の大きさ。吠え方といい、画面いっぱいに威嚇の表情を見せられ、映像が静止するという演出に降参だった。最後のワンショットは完全に脳に刻まれてしまった。改めて悪役をもこなすオダギリジョーという俳優の素晴らしさを実感した回であった。今まで一生懸命築いてきたものを一瞬にしてSAGASに奪われてしまった那由他たち。これからどのような再スタートを切るのか。次回はなんと、1年後。第二部は新しいキャストも交え、次回予告では山﨑努らが登場し、視聴者を沸かせた。何度倒れても立ち上がる、これでこそ日曜劇場!泥臭く、這い上がる主人公たちの姿に勇気をもらえるはずだ。私たちは那由他とアトム玩具のメンバーの巻き返しが楽しみである。『アトムの童(こ)』/TBS系で毎週日曜・夜9時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年11月18日俳優の奈緒さんが主演を務める、テレビドラマ『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)の第2話が、2022年10月12日に放送されます。漁師たちが獲った魚を、市場を通さず、直接料理店などに販売するシステムを考案し、後に国から『漁業6次産業化』として認定された『鮮魚ボックス事業』の生みの親、坪内知佳さんをモデルにした同ドラマ。当時、漁協を敵に回すも当然だったシステムは多くの困難に阻まれ、実現までの道のりは決して容易なものではありませんでした。『ファーストペンギン!』第1話でも、『お魚ボックス』をめぐり、主人公・岩崎和佳(奈緒)と漁協の組合長である杉浦(梅沢富美男)の対立が早くも描かれ、第2話で、和佳は仲居の仕事を辞めざるを得ない状況にまでおいこまれてしまいます。それだけではなく、和佳に追い打ちをかけるように、農林水産省の溝口静(松本若菜)から、「『おさかなボックス』事業の認定取り消しに向けた動きがある」と電話が。溝口いわく、申請書類に判をついた統括支店長、通称『統括さん』(伊沢弘)が、「和佳から脅迫され判をつかされた」と漁協に訴え出たのだといいます。『ファーストペンギン!』第2話あらすじ威勢よく啖呵を切ったものの、漁協だけでなく、漁師たちまで敵に回してしまい、孤立する岩崎和佳(奈緒)。それでもめげずに次の作戦を考え、漁師の片岡洋(堤真一)たちに、「お魚ボックス」の注文が取れたから魚を分けてほしいとお願いするのだが、漁協の組合長・杉浦久光(梅沢富美男)と約束したからと、魚を1匹も譲ってくれない。さらに杉浦の圧力は、和佳が勤めるホテルにまでおよび、和佳は仲居の仕事を辞めざるを得ない状況に。従業員寮も出て行かなければならなくなってしまう!そのうえ、農林水産省の溝口静(松本若菜)から、『おさかなボックス』事業の認定取り消しに向けた動きがあるとも告げられ、立て続けに襲いかかる苦難に心折れそうになる和佳だったが、東京にいる琴平祐介(渡辺大知)に背中を押され、"ある秘策”を思い付く!溝口に相談を持ちかけ、「『女』を使えないか?」という和佳だったが……果たしてその思いもよらぬ大胆な秘策とは!?[文・構成/grape編集部]
2022年10月12日BiSH(ビッシュ)が12ヶ月連続リリース第12弾となる新曲を、2022年12月21日(水)にCDで発売する。BiSH“12ヶ月連続リリース企画”最後の楽曲2023年をもって解散することを発表した“楽器を持たないパンクバンド”BiSHが、12ヶ月連続リリース企画の第12弾となる新曲をCDで発売。第1弾「FiNAL SHiTS」、第2弾「ぴょ」、第3弾「愛していると言ってくれ」、第4弾「ごめんね」、第5弾「LiE LiE LiE」、第6弾「どんなに君が変わっても僕がどんなふうに変わっても明日が来る君に会うため」、第7弾「SEE YOU」、第8弾「サヨナラサラバ」、第9弾「UP to ME」、第10弾(タイトル未定)、第11弾(タイトル未定)続く楽曲となる。本楽曲をもって、1月から続いてきた連続リリース企画は終了。一体どんな楽曲がBiSHのフィナーレを飾るのか、楽しみにして待ちたい。初回生産限定盤にはライブDVDが付属なお、なおシングルは、初回生産限定盤、DVD盤、CD盤の3種で展開。DVDには、BiSHが今までライブを開催したことのない地域でのツアー「COLONiZED TOUR」の最終公演である、鳥取県立倉吉未来中心公演の様子が収録されている。【詳細】BiSH 12月の新曲 ※タイトル未定CD発売日:2022年12月21日(水)CD価格:CD盤(CDのみ) 1,100円、DVD盤(CD+DVD) 4,950円、初回生産限定盤(CD+Blu-ray+ライブCD2枚組+フォトブック) 11,000円<収録内容>■CD内容新曲2曲■Blu-ray&DVDCOLONiZED TOUR at 鳥取県立倉吉未来中心01 FiNAL SHiTS02 HiDE the BLUE03 愛してると言ってくれ04 SMACK baby SMACK05 I have no idea.06 ZENSHiN ZENREi07 My landscape08 DiSTANCE09 stereo future10 プロミスザスター11 ごめんね12 ぴょ13 DA DANCE!!14 GiANT KiLLERS15 オーケストラ16 サラバかな17 beautifulさ18 NON TiE-UP19 ALL YOU NEED IS LOVE20 BiSH-星が瞬く夜に-■Blu-ray新曲ミュージックビデオほか■ライブCDCOLONiZED TOUR at 鳥取県立倉吉未来中心の音源を2枚組CDに収録
2022年09月24日BiSH(ビッシュ)が12ヶ月連続リリース第11弾となる新曲を、2022年11月23日(水)にCDで発売する。12ヶ月連続リリース第11弾の新曲2023年をもって解散することを発表した“楽器を持たないパンクバンド”BiSHが、12ヶ月連続リリース企画の第11弾となる新曲をCDで発売。第1弾「FiNAL SHiTS」、第2弾「ぴょ」、第3弾「愛していると言ってくれ」、第4弾「ごめんね」、第5弾「LiE LiE LiE」、第6弾「どんなに君が変わっても僕がどんなふうに変わっても明日が来る君に会うため」、第7弾「SEE YOU」、第8弾「サヨナラサラバ」、第9弾「UP to ME」、第10弾(タイトル未定)に続く楽曲となる。なお、形態はCDのみの形態でリリース。新曲2曲が収録される予定だ。【詳細】BiSH 11月の新曲 ※タイトル未定CD発売日:2022年11月23日(水)CD価格:1,100円<収録内容>新曲2曲を収録予定
2022年09月24日現在放送中の坂元裕二脚本ドラマ「初恋の悪魔」に、第二章へと突入する第6話(8月20日放送)から満島ひかりが出演することが分かった。本作は、ワケありの警察署勤務の4人、刑事・鹿浜鈴之介(林遣都)、総務課職員・馬淵悠日(仲野太賀)、生活安全課の刑事・摘木星砂(松岡茉優)、会計課職員・小鳥琉夏(柄本佑)を中心に、テンポよく、繊細、軽妙かつ重厚で、思わず引きこまれてしまうセリフの掛け合いが展開されていくミステリアスコメディ作品。鈴之介が東京でもうひとつの人格となった星砂(松岡茉優)と出会った第5話。星砂は自分の過去を語り始め、16歳で家出し東京に出たこと、そこで出会った淡野リサという女性に救われたこと、リサが悠日の兄・朝陽(毎熊克哉)が殉職したとされる事件に深く関わっていたことが分かった。その淡野リサを演じるのが、「カルテット」『北のカナリアたち』『愚行録』などに出演、春ドラマ「未来への10カウント」のヒロイン役も話題となった満島さん。物語の最大の謎の解明に向かって、重要な鍵を握る人物であることは間違いないリサ。ますます深まっていく謎が解き明かされる第6話では、そんなリサに要注目だ。「初恋の悪魔」は毎週土曜日22時~日本テレビにて放送中。(cinemacafe.net)
2022年08月18日Amazon Studiosが制作する待望のドラマシリーズ『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』の各話配信時間が発表となった。9月2日(金)10時より第1話と第2話、その後は毎週金曜日の13時に続く各エピソードが配信となる。さらに現地時間8月15日にLAで行われたワールドプレミアのレポートも到着した。Prime Videoで240を超える国と地域でプライム会員向けに独占配信される本作は、J.R.R.トールキンの伝説的な『中つ国』第二紀を壮大かつ意欲的に描いた作品。同著者の『ホビット』や『ロード・オブ・ザ・リング』の遥か数千年前を舞台にした壮大な物語だ。偉大な力の創造、王国の栄枯、ヒーローたちの試練、そして全世界を闇で覆う、トールキンが生み出した最強のヴィラン、これらすべてが観るものを第二紀の世界に誘う。平和な時代から物語は始まり、お馴染みのキャラクターたちと新たなキャラクターたちが次第に、長い間恐れられていた中つ国の悪の再来に立ち向かっていく姿に注目だ。霧ふり山脈の暗闇の奥地からエルフの首都リンドンの雄大な森を抜け、息を飲むような広大な島国のヌーメノール王国を通って、最果ての地に及ぶまで、この旅で出会う王国や人々は、長く伝説として語り継がれていく。ワールドプレミアはカリフォルニア州ロサンゼルスにて、突如出現した「中つ国」の世界で開催された。2週間強に迫った配信開始に向け多くのメディアが集まり、集結したスタッフ、キャストも興奮した面持ちで登場。シリーズのファンであり、『ウィズアウト・リモース』や『ブラックパンサー』や『クリード』シリーズでも有名なマイケル・B・ジョーダンがゲストとして参加し、最後には作品の世界感を描くドローンショーも。ロサンゼルスの夜空まで「中つ国」に彩られた。■配信情報『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』(原題:THE LORD OF THE RINGS: THE RINGS OF POWER)9月2日(金)よりPrime Videoにて独占配信予定作品ページ:
2022年08月17日BiSH(ビッシュ)が12ヶ月連続リリース第10弾となる新曲「悲しみよとまれ」を、2022年10月26日(水)にCDで発売する。12ヶ月連続リリース第10弾の新曲「悲しみよとまれ」2023年をもって解散することを発表した“楽器を持たないパンクバンド”BiSHが、12ヶ月連続リリース企画の第10弾となる新曲「悲しみよとまれ」をCDで発売。第1弾「FiNAL SHiTS」、第2弾「ぴょ」、第3弾「愛していると言ってくれ」、第4弾「ごめんね」、第5弾「LiE LiE LiE」、第6弾「どんなに君が変わっても僕がどんなふうに変わっても明日が来る君に会うため」、第7弾「SEE YOU」、第8弾「サヨナラサラバ」、第9弾「UP to ME」に続く楽曲で、壮大なロックナンバーとなっている。なおシングルには、カップリング曲「飲ませろ」を収録。こちらは、作詞作曲をリンリンが務めた。初回生産限定盤にはライブ映像が付属なおCDは、通常盤と初回生産限定盤の2形態を用意。“BiSHイーツ”仕様の初回生産限定盤には、100ページにも及ぶ豪華写真集と、2021年12月に福岡マリンメッセで行われた「BiSH SPARKS “the FiNAL BATTLE of REVENGE” EPiSODE 3」のライブ映像ほかが付属する。【詳細】BiSH 10月の新曲「悲しみよとまれ」CD発売日:2022年10月26日(水)・通常盤 1,100円・DVD盤(CD+DVD) 4,950円・初回生産限定盤(CD+Blu-ray+ライブCD+フォトブック) 11,000円<CD収録曲>01 悲しみよとまれ02 飲ませろ<DVD&Blu-ray収録内容>2021.12.5BiSH SPARKS “the FiNAL BATTLE of REVENGE” EPiSODE 3 at 福岡マリンメッセA館01 BiSH-星が瞬く夜に-02 GiANT KiLLERS03 DEADMAN04 ZENSHiN ZENREi05 CAN WE STiLL BE??06 STACKiNG07 Beginning, End and Beginning08 スパーク09 ぴらぴろ10 DA DANCE!!11 I have no idea.12 遂に死13 in case...14 FREEZE DRY THE PASTS15 MONSTERS16 オーケストラ17 プロミスザスター18 サラバかな19 beautifulさ20 STAR21 ALL YOU NEED IS LOVE22 NON TiE-UPBiSH SPARKS OPENiNG MOViE COLLECTiON・BiSH SPARKS “Get out of boredomZ” EPiSODE 1・BiSH SPARKS “DAYDREAM NATiON” EPiSODE 2・BiSH SPARKS “the FiNAL BATTLE of REVENGE” EPiSODE 3・BiSH SPARKS “This is not BiSH except BiSH” EPiSODE 4・BiSH SPARKS “Encounter with Aliens” EPiSODE 5・BiSH SPARKS “My BiSH Forever” EPiSODE 6・悲しみよとまれ (MUSiC ViDEO)・悲しみよとまれ (MAKiNG MOViE)・UP to ME (MUSiC ViDEO)・UP to ME (MAKiNG MOViE)〈Live CD〉2021.12.5BiSH SPARKS “the FiNAL BATTLE of REVENGE” EPiSODE 3 at 福岡マリンメッセA館の音源を2枚組CDに収録。
2022年08月11日BiSH(ビッシュ)が12ヶ月連続リリース第8弾となる新曲「UP to ME」を、2022年9月21日(水)にCDで発売する。12ヶ月連続リリース第9弾の新曲「UP to ME」2023年をもって解散することを発表した“楽器を持たないパンクバンド”BiSHが、12ヶ月連続リリース企画の第9弾となる新曲「UP to ME」をCDで発売。第1弾「FiNAL SHiTS」、第2弾「ぴょ」、第3弾「愛していると言ってくれ」、第4弾「ごめんね」、第5弾「LiE LiE LiE」、第6弾「どんなに君が変わっても僕がどんなふうに変わっても明日が来る君に会うため」、第7弾「SEE YOU」、第8弾「サヨナラサラバ」に続く楽曲となる。新曲「UP to ME」は、国立科学博物館で開催される特別展「毒」のタイアップソングにもなっているロックナンバー。カップリング曲としてCDに収録される「YOUTH」は、作詞作曲をセントチヒロ・チッチが務めた。メンバーが作曲する楽曲が収録されるのは、アイナ・ジ・エンドが作曲、モモコグミカンパニーが作詞した「リズム」以来約2年ぶりとなる。公開された新アーティストビジュアルでは、パンキッシュなヘアメイクに身を包んだBiSHメンバーがサウナ室に並んで座った、ギャップが印象的な仕上がりとなっている。【詳細】BiSH 9月の新曲「UP to ME」CD発売日:2022年9月21日(水)CD価格:1,100円<収録曲>01 UP to ME02 YOUTH
2022年08月11日俳優の仲野太賀さん、林遣都さんが主演を務めるテレビドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)の第4話が、2022年8月6日に放送されます。『初恋の悪魔』第4話あらすじ鈴之介(林遣都)の家を訪れた森園(安田顕)が見せた、「この部屋には監視カメラがあります」「この世界にはもう秘密などないということでしょう」と書かれたメモが、視聴者の反響を呼んだ第3話。第4話では、そんな森園がサスペンス小説家であることが明かされるも、森園家には妻と呼ばれる女性以外に、怪しげな女性が複数出入りしており、鈴之介は混乱するばかり。一方、悠日(仲野太賀)と琉夏(柄本佑)は、世界英雄協会を名乗る男を追うべく、奮闘していました。社会のマナーやルールを守らない者が矢で射られる事件が次々と発生。世界英雄協会を名乗る男が犯行声明を出す。刑事課の捜査会議で渚(佐久間由衣)が世界英雄協会の危険性を主張するも、他の刑事たちは取り合おうとしない。その後、世界英雄協会による犯行は続き、いつしか愉快犯となり、犯行声明とともにクイズを出題するように。大量の数字が並んだ暗号を示し、自らのアジトを示唆するのだった。琉夏(柄本佑)は渚に頼まれて、数字クイズ解読に取り組む。渚までが犠牲者となる。悠日と琉夏(柄本佑)は、鈴之介に助けを求めるが…?毎回、視聴者に少しの謎を残して話が終わる『初恋の悪魔』。第4話ではより物語の核を握る謎に近付くのでしょうか…。[文・構成/grape編集部]
2022年08月05日Twitterで人気ドラマの感想をつづり注目を集める、まっち棒(@ma_dr__817125)さんのドラマコラム。2022年7月スタートのテレビドラマ『石子と羽男ーそんなコトで訴えます?ー』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。ガチャをする時、なんとも言えないドキドキとワクワク感を味わえるだろう。欲しいもののためについ何度も回してしまうものだ。だが近頃は、『親ガチャ』という、人生で一度しか回せないガチャの名前をよく聞くようになった。第二話ではその『親ガチャ』という言葉が大きなテーマとなっていく。『石子と羽男』第2話のテーマは『親ガチャ』「息子が無断でゲームに課金してしまったんです!」パラリーガル・石子(有村架純)と弁護士・羽男(中村倫也)、バイトとして新しく仲間に加わった大庭(赤楚衛二)が務める潮法律事務所の法律相談会に訪れたのは、母・相田瑛子(木村佳乃)と、息子・孝多(小林優仁)の親子。塾へ通うための連絡手段用のスマホでゲームに無断で高額課金してしまい、返金請求するも、親会社がそれに応じてくれない…という相談だった。小学生であっても自分用のスマートフォンを持つのが当たり前になってきた時代、こうした未成年者による無断の課金が増えており、身近な事案だろう。早速この案件を請け負うことにした羽男達は、ゲーム運営会社の顧問弁護士を訪ね、強気な姿勢で『未成年者取消権』を主張する。しかしその担当弁護士は羽男の元同僚・丹澤文彦(宮野真守)だった。いかにも曲者全開の丹澤は、成人だと自ら偽ったことに落ち度があると主張。二人を圧倒し、またも羽男は何も言い返すことができなかった。そして石子達は顧問弁護士との話し合いの結果を伝えに相田家を訪れる。説明の間、瑛子の隣でただ黙っていた孝多だったが、突然、受験が嫌で課金をしたと言い出す。「そんなこと嘘でしょ!」と瑛子に強く問い詰められ、顔を背ける孝多。家中、受験に向けた張り紙で溢れている。孝多が「良い学校に入って楽をさせたい」と言ったと瑛子は話していたが、もしかしたら自分の願望を押し付ける『お受験ママ』の毒親なのではないかと疑ってしまう。その後二人は塾を訪れ、孝多から「受験が嫌だと主張するために課金をしたというのは本当だ」と聞く。中学受験を経験していた羽男は、受けたくなくても、親のために受験する子どもの気持ちが痛いほどわかっていた。塾に通う生徒達の中にも自分の意志には反し、親からのプレッシャーをかけられている子ども達が多いだろう。『親ガチャ』という言葉を小学生が軽く使っているのには驚くのだが、気軽に使われるようになった今だからこそ、子どもでも自分の生まれた落ちた環境に憂うのだ。高額請求を仕組んだ真犯人とは返金のため調査を続けていた石子達だったが、事態は思わぬ方向に進む。事務所に突然駆け込んできた相田親子から告げられたのは、ゲームアカウントの乗っ取りと25万円の高額請求の発覚だった。直ぐに警察の協力を要請したが、情報開示を待つ傍ら、石子は調査を続ける。気になるのは母・瑛子の生活だが、石子が見たのは、ダブルワークで夜まで懸命に働く瑛子の姿だった。一方の羽男は、ドロパズで遊んでいると見せかけて、孝多のアカウントを乗っ取った人物とゲーム内でコンタクトを取ることに成功する。その人物は意外にも塾に通う孝多の友人だった。話を聞くと模試でカンニングをダシにされ、孝多のアカウントで課金し続けろと脅迫されていたという。このことから、カンニングとパスワードを知り得ることのできる人物に絞り込まれる。そしてお互いの得意を生かして、石子と羽男がお互いにヒントを見つけ、25万円の高額請求を仕組んだ真犯人を突き止めた。『石子と羽男』第2話で改めて気付く根幹のメッセージ事務室で友人が誤ってパスワードを口にしたのを耳にし、授業中預かっているスマホのロックを解除できた人物は一人だけ。その時スマホを管理していた塾の職員・深瀬(富田望生)だ。深瀬は以前、勤めていた塾で同じような問題を起こしていた。その動機は、自分は親から高校を出たら働けと育てられ大学にも行けなかったその腹いせだという。受験する子どもの足を引っ張っても、何も生まれないし、自分の過去は変えられるはずもない。だが、深瀬は自分のこの行いを正当化し、満足しているような態度でこう言い放った。「みんな親ガチャで当たり引き当てた勝ち組でしょ?」生まれ落ちたその瞬間から、他人と何かしら差がついているのは否定はできない。人は生まれながらにして経済力や容姿による様々な格差を感じずにはいられないのである。だからこそ誰しも『親ガチャ』を盾に、人生における失敗を『全て』生まれ落ちた環境のせいにしたくなってしまう。ひどい親が存在するのも事実、経済格差で学びの機会の幅に差があるのも事実。簡単に変えることのできない現実がそこにはある。だが石子の言う通り、生まれ落ちた環境を受け入れる必要はないし、家族であっても無理して家族でいなくて良い。だが、ガチャが当たりだ外れだと言い訳をしても何も生まれない。だったら、その前に自分だけの価値を見出せるよう行動を起こすことの方が、きっと自分の人生のためになる。たとえそれが誰かを頼る行動でも良いのだ。そのために石子や羽男という、暮らしを守ってくれる存在がいる。自分や誰かを恨む前に声を上げること。二話でも物語の根幹にあるメッセージを強く感じることができた。相手に抱く第一印象は、切り取られた1ページにすぎないそして返金の目処が立ったことを親子に報告しに行った石子達だったが、瑛子から返金は求めないと言われる。我が家のルールとして、お互いの罰と責任として受け止めることにしたのだ。母を幸せにするために決めた受験が、かえって負担になっているのではないかと孝多はずっと悩んでいた。そして、自然に塾をやめるため思いついた最善の方法が『受験ノイローゼ』だったのだ。取り返しのつかないことをしたのはもう変えられないと、受験を諦めると言う孝多に瑛子は、「孝多がしたいならやっていいんだよ」と笑顔で伝える。初め瑛子に感じた不穏は、切り取られた1ページにすぎなかった。仕事の合間を縫って一人でも寂しくないように動画を撮るなど、孝多のためを思い『母親』を頑張っていた。そして孝多もそれを受け取り、自分のため、そして親のために前向きに中学受験に取り組もうと頑張ってきた。石子はそんな親子を見て、一人で自分を育てくれた母親を重ねていた。石子は瑛子に母子家庭を支援する制度があることを紹介するのだった。今話も重いテーマとなったが、重くなりすぎず、後味良く終われるのは、『声を上げる』というメッセージがブレずにあるからなのだと思う。一番欲しいものであっても、簡単に手に入るくらい人生は上手くいくものではない。だが、だからこそ、土砂降りの雨が降っても傘を差し出してくれる存在と共に、『出会い』という素敵なガチャで、価値ある何かと出会う人生を送っていきたいと思わせてくれる第二話だった。『石子と羽男ーそんなコトで訴えます?ー』/TBS系で毎週金曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年07月28日Twitterで人気ドラマの感想をつづり注目を集める、まっち棒(@ma_dr__817125)さんのドラマコラム。2022年4月スタートのテレビドラマ『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。「自分にとっての人生の優先順位って…?」『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』第8話は、独立をサポートにするにあたり、コンサルタントの安奈(瀧内公美)から人生の優先順位を聞かれ、杏花(上野樹里)は「今は仕事、独立が一番」ということを伝えるところから始まる。仕事、お金、恋愛、結婚…。『自分らしく』生きていくために、どれも大切だからと全てを取りにいけるような人生を歩むには難しい。何か一つ選べば、何かを諦めることになるのが今の厳しい世の中だ。第8話は、杏花と晴太(田中圭)が決めた持続可能な恋のためのルールが波乱を巻き起こしていく。晴太の元妻・安奈が抱える不安杏花は自分らしさが何かわからないままであるものの、仕事ファースト、晴太とはお互い無理なく付き合うことを心に決めていた。安奈は杏花の思いを汲み取り、仕事相手として独立へのプランを提案する。しかしその裏で、杏花と晴太が交際していることに気づいている安奈。恋を持続させるための、結婚しない交際。この無理のない付き合いが無意識に無理をさせているのではないかと心配していた。「再婚しても構わない、ちゃんと覚悟があるなら」安奈は結婚する気がない杏花を虹朗にむやみに会わせたくなかった。杏奈の願いは虹朗(鈴木楽)の母親になってくれること。恋愛も再婚も自由と言いながら、大阪での仕事で3年もこの場所を離れる決断を迫られている中、虹朗を残していくのが杏奈にとって、何より不安なのだ。林太郎に『お見合い』を申し込んだ明里の衝撃のひと言一方、林太郎(松重豊)は明里(井川遥)からお見合いを申し込まれる。真意が分からず混乱する林太郎だったが、明里は前回のデートで抱いた林太郎への感情が何か確かめたいのだった。林太郎は練習だと自分を納得させて臨んだお見合い当日、明里から予想外の言葉が返ってくる。「違います、練習じゃないです。私と交際していただけませんか?」腰痛持ちで歳が離れていて、介護が視野に入った自分に『恋』の感情を抱いているという明里に驚きを隠せない。杏花からも「お父さんと婚活するメリットある?」と言われたくらいだ。しかしそれでも明里は、林太郎を思う満たされない気持ちこそが恋と呼ぶべきものだと感じていた。恋=会いたい、そばにいたいと思う、満たされない気持ち。そして同時に『満たされた気持ちにもなる』のだ。明里はこの辞書以上の意味をどう伝えるべきなのか悩んでいた。林太郎はそれに「伝わりました」とだけ言い、一旦保留として立ち去ってしまい、お見合いは終了した。そんな中、フランスから帰国した颯(磯村勇斗)は杏花へお土産を渡しに沢田家に帰ってきていた。杏花がお土産を開けていると、突然、颯は杏花の左手を取り、跪く。その左手にはめられたのは…まさかのスマホリングだった。「これは婚約指輪でプロポーズの流れでしょ!?」と思いつつ、すぐスマホを無くす杏花のことを、颯は一番に考えて選んだのだ。杏花に思いは届かないままの颯だが、「杏花が一番」と何の迷いもなく真っ直ぐ伝えてくれるところについ惹かれてしまう。そんな颯は、「身寄りのない子供たちの学校を作ることが夢だ」と語る。幼い頃、杏花の家で笑いの絶えない日々を過ごしたことを思ってのことだ。颯は、杏花と出会ったことで、新しく世界が広がり、自分の夢を見つけることができたのである。キーワードとなるこの『新しい世界』。前回でも、晴太と杏花の出会いが二人の世界を広げていると強く感じたが、誰かと関わることで知らなかった自分を知ることになる。出会いは、自分らしさを知るきっかけにもなるのだ。しかし、自分らしさが何かを探し続けていると、やがて『自分』という檻を無意識に作ってしまい、その中でもがき、行く先を見失ってしまうこともあるのだ。MIKAKO(ゆりやんレトリィバァ)が言う「自分らしさなんて探してたら、不幸になる」の不幸とは、まさに行く果てだ。杏花も、仕事を優先させて、恋もする…自分らしく生きるのなら、結婚は難しいと考えたからこそ、「お互い二番で」という晴太とのルールを決めた。しかし、無理をしない日々の中には『無理』が隠されている。持続を追い求めるあまり、持続させるのに疲れるという矛盾が起きている。二人はどうでもいい話題でも沢山笑い合っていたが、いつしか仕事の邪魔か、虹朗の世話で大変か…と考え、気軽に話せなくなっていた。2人で決めたルールが破られた出来事ある日、独立へ向けた話し合いをしていた杏花のもとに晴太から電話がかかる。「熱を出した虹朗を仕事で遠い場所にいる自分に代わって迎えに行ってほしい」ということだった。仕事ファーストの杏花に、お迎えを頼むことは二人が決めたルールに反していた。そして晴太も、虹朗を一番に考えたいと思いつつも、生活を守るための仕事は結局外すことはできなかった。杏花は迎えに行くと返事をする。しかし仕事相手からは「成功したいなら優先順位を考えろ」と言われ、一度は颯に頼んだものの、どうしても気になって杏花は仕事を抜けて晴太宅に向かった。人の事情も知らずに、優先順位を勝手に決めるなと思うところだが、問題の背景にある原因や何に悩んでいるのかは、他人には知る由もない。何を優先させるのか、全ては自分次第だ。初めてそろって顔を合わせた晴太、杏花、安奈そして同じ頃、晴太達のもとに安奈も駆けつけ、初めて三人が顔を合わせる。「母親になる気がないなら、中途半端に虹朗にかかわらないでほしい」安奈は、二人の結婚を前提にせぬまま、家庭にどんどん介入してしまえば、まだ幼い虹朗も、杏花もお互いを切り離せなくなることを懸念していた。今以上に無理することを頑張らなきゃならなくなる。全部任せっきりだった晴太に代わり、安奈は家庭の全てを背負い、無理をして、限界を迎えたのだ。「全部選んで進むのは、相当覚悟がないと。私には…できなかったから」自分ができなかったからと生き方を押し付けることこそ間違っていることではあるが、ここで杏花を縛り付けることになる。自分らしくいるためにお互い無理をしないというルールは、相手を無理させないように気遣わせるだけの足枷にしかならなかった。「無理することを頑張る」なんていう、言葉がおかしいと笑えるような社会には、まだ遠いのだ。その夜、杏花は電気もつけない部屋の中で晴太のことを考え、一人、涙を流していた。「私が本当に見つけたい新たな自分って、何なんだろうって」杏花は「晴太との恋を祝福してほしい、林太郎のことも祝福するから」と伝える。林太郎は「どんな人との将来でも、新しい世界が広がるから祝福したい」と言ってくれていたからだ。林太郎は「ああ」と言うだけだった。電気もつけず、ただ一人で泣く杏花を見て、父として心から祝福はできなかった。次回、沢田夫婦の秘密が明かされる?そして杏花と晴太、林太郎と明里はそれぞれの関係がまた動き出す。「結婚を前提にお付き合いしてくれませんか」と告白した杏花だったが、晴太からは「もう終わりにしましょう」と別れを告げられ、林太郎は明里からの交際の申し込みを断ってしまう。父娘揃って失恋してしまった二人。そして沢田夫婦が抱えていた秘密とは…?それぞれの決断、恋もクライマックスへ加速していく。持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜/TBS系で毎週火曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年06月13日今回から20話に渡り、アラサーオタクちけさんの結婚に至るまでの実体験をご紹介します。アラサーオタクのスピード婚活とは...?■第1話(1)
2022年05月30日BiSH(ビッシュ)が12ヶ月連続リリース第8弾となる最新シングル「サヨナラサラバ」を、2022年8月31日(水)にCDで発売する。12ヶ月連続リリース第8弾の最新シングル2023年をもって解散することを発表した“楽器を持たないパンクバンド”BiSHが、12ヶ月連続リリース企画の第8弾となる最新シングル「サヨナラサラバ」をCDで発売。第1弾「FiNAL SHiTS」、第2弾「ぴょ」、第3弾「愛していると言ってくれ」、第4弾「ごめんね」、第5弾「LiE LiE LiE」、第6弾「どんなに君が変わっても僕がどんなふうに変わっても明日が来る君に会うため」、第7弾「SEE YOU」に次ぐリリースとなる。表題曲「サヨナラサラバ」は、ONE OK ROCKのTakaとMEGMETALのMEGが作曲、WANIMAのKENTAが作詞を手掛けた楽曲。制作陣に豪華アーティストを迎えた作品であり、BiSHとしての新たなアプローチを見せるロックナンバーとなっている。また、カップリング曲「A long way to go」も、作曲をTakaとMEGが担当。作詞はJxSxKが行っている。初回生産限定盤にはライブ映像&写真集もなおシングルは、初回生産限定盤、DVD盤、CD盤の3種で展開。BiSHイーツ仕様の初回限定盤には、2021年10月に真駒内セキスイハイムアイスアリーナにて行われたライブ「BiSH SPARKS “DAYDREAM NATiON” EPiSODE 2」や新曲ミュージックビデオの映像、100ページにも及ぶ豪華写真集が付属する予定だ。詳細BiSH 8月の最新シングル「サヨナラサラバ」CD発売日:2022年8月31日(水)CD価格:CD盤(CDのみ) 1,100円、DVD盤(CD+DVD) 4,950円、初回生産限定盤(CD+Blu-ray+ライブCD2枚組+フォトブック) 11,000円<収録内容>■CD01 サヨナラサラバ02 A long way to go■Blu-ray&DVDBiSH SPARKS “DAYDREAM NATiON” EPiSODE 2 at 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ01 BiSH-星が瞬く夜に-02 GiANT KiLLERS03 DEADMAN04 ZENSHiN ZENREi05 CAN WE STiLL BE??06 オーケストラ07 DA DANCE!!08 プロミスザスター09 スパーク10 ぴらぴろ11 SMACK baby SMACK12 遂に死13 in case...14 FREEZE DRY THE PASTS15 STAR16 STACKiNG17 MONSTERS18 サラバかな19 beautifulさ20 I have no idea.21 ALL YOU NEED IS LOVE■Blu-ray新曲ミュージックビデオほか■ライブCDBiSH SPARKS “DAYDREAM NATiON” EPiSODE 2 at 真駒内セキスイハイムアイスアリーナの音源を2枚組CDに収録
2022年05月26日BiSH(ビッシュ)が12ヶ月連続リリース第7弾となる新曲「SEE YOU」を、2022年7月27日(水)にCDで発売する。12ヶ月連続リリース第7弾の新曲「SEE YOU」2023年をもって解散することを発表した“楽器を持たないパンクバンド”BiSHが、12ヶ月連続リリース企画の第7弾となる新曲「SEE YOU」をCDで発売。第1弾「FiNAL SHiTS」、第2弾「ぴょ」、第3弾「愛していると言ってくれ」、第4弾「ごめんね」、第5弾「LiE LiE LiE」、第6弾「どんなに君が変わっても僕がどんなふうに変わっても明日が来る君に会うため」に次ぐ楽曲となる。新曲「SEE YOU」は、BiSHが活動の中で大切にしてきた思いを、ストレートに歌った一曲とのこと。夏にふさわしい、エモーショナルで爽やかなロックナンバーとなっている。公開されたアーティストビジュアルは、メンバー6人がそれぞれ異なるデザインの衣装を身に着けた、個性的でアイキャッチーな仕上がり。これまでグラフィックを用いて制作されてきた連続リリースのアートワークだが、新曲「SEE YOU」ではメンバーの顔のコラージュ加工があしらわれており、前半の6作とはまた異なる雰囲気を醸している。なお、新曲「SEE YOU」のダンスムービーも公開。アイナ・ジ・エンドによる振付の「SEE YOU」は、セントチヒロ・チッチを中心に構成されており、疾走感のある爽やかなダンスに仕上がっている。特にサビの部分などは真似しやすい振りになっているので、覚えて一緒に踊ってみるのも良いかもしれない。【詳細】BiSH 7月の新曲「SEE YOU」CD発売日:2022年7月27日(水)CD価格:1,100円
2022年05月26日Twitterで人気ドラマの感想をつづり注目を集める、まっち棒(@ma_dr__817125)さんのドラマコラム。2022年4月スタートのテレビドラマ『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。過去を乗り越えるためにも、何かを成し遂げるためにも、前を向くことは大切なことだ。だが同時に自分の本当の気持ちに蓋をしていることに気づきにくくなる。第5話ではそんな『前を向くこと』や『会いたい』という気持ちに寄り添っていく。セミナー最終日、杏花(上野樹里)への想いが募り、杏花を抱きしめた晴太(田中圭)だったが、そんな二人を颯(磯村勇斗)が目撃してしまう。晴太は颯に気づき、ふと我に帰ってお別れのハグと誤魔化すだけ。セミナーも終わり、会う理由がなくなってしまった二人であるが、心の中では『会いたい』という気持ちを募らせていた。林太郎がお見合いを続ける理由独立に向けて全力を尽くすことを決めている杏花だったが、林太郎(松重豊)は本当にそれで幸せなのかと疑問に思っていた。亡き妻・陽子(八木亜希子)の手紙の言葉を受け、親子で始めた婚活。知り合った明里(井川遥)のことは気になりながらも、幸せとは何なのか考え始めた林太郎は、ふと陽子との生活を思い出していた。そこにあるだけのものや言葉が、初めて意味を持った日、隣にはいつも陽子がいた。『上の空』の語釈を考えるだけだった林太郎をスカイダイビングに連れ出すなど、陽子はリアルを体感させてくれた存在だった。林太郎が現在もよく街へ出かけ、写真を撮ったり、人々の会話から新しい言葉を探していたりするのも、陽子の影響なのだろう。辞書や誰かが決めた言葉の解釈だけではない世界を教えてくれた陽子は、もういない。結婚条件は『僕より長生きしてくれる人』。しつこく、杏花の結婚や普通の幸せにこだわっていたのは、自分がそうではなかったからだ。幸せだったけど、その幸せは長くは続かないことを知っている。だからこそもう杏花に負担はかけられないと、林太郎も焦ってお見合いを続けているのだ。そんな中、オーナーのヴァネッサ(柚希礼音)から『TAMAGAWAサステナブルフェス』の仕切りを任された杏花。それを聞いた林太郎は陽子の服をフェスのバザーに出品することを決心する。杏花も、偶然知り合った明里から最近の林太郎の様子を聞き、前を向き始めたことを嬉しく思っていた。フェス当日、お見合い終わりに林太郎はフェスに顔を出すが、バザーに出す予定のなかった陽子の『オレンジのストール』が手違いで出品されてしまったことを知り、ショックを受ける。このオレンジのストールには陽子とのある思い出が詰まっていた。オレンジのストールをきっかけに変わる2人の関係辞書の編集委員に選出されず、公園で途方に暮れていた林太郎に陽子はそっと寄り添った。溢れ出した悔し涙を隠すように、陽子は頭にそのオレンジのストールをかけてあげたのだった。これは第3話でお見合いが上手くいかず涙する明里に林太郎がしてあげたことだった。大切な人の涙を誰にも見せないというこの行動は、陽子が自分にしてくれた思い出からきていたのだ。そんな思い出を聞いた明里は、あの時心を軽くしてくれたのは林太郎と陽子だったと気づく。陽子のストールは林太郎にとって特別なものでもあり、明里にとっても大切なものなのだ。明里は諦めかけた林太郎の背中を押し、二人は無事にストールを探し出すことができた。「会いたいと思える人と、会える今を大切にしたい」林太郎は、もう手放しても平気だと思っていた。しかし、後ろも向かず、前だけ見て歩くということは、言い換えれば自分の忘れたくない過去や今の辛い気持ちを無理やり忘れるということなのだ。林太郎は陽子との思い出にも蓋をしようとしていた。そうではないと、先に進めないと思っていたからだ。情けなさそうに想いを話す林太郎に、明里はこう声をかける。「歳をとった分色んな思い出があるけど、そういうの皆んな引きずって…でも時々振り返りながら歩いていけたら、それで十分じゃないですか?」人は、沢山の重りを引き連れ、擦り減った靴でこれからの人生を歩いていかなくてはならないのだ。大切な人を亡くした経験も、嫌な記憶もそう簡単にはなくならない。だが、擦り減った分、同じように忘れたくない大切な記憶があるはずだ。「今の自分たちを見たらどう思うのかな?」と、時々立ち止まって思い返しながら進んでいければいい。「会いたいと思える人と、会える今を大切にしたいと思いまして」林太郎は思い出を引き連れながら、今一番会いたいと思える明里との第二の人生を考えることに決めた。晴太らしい返答にグッとくるそして晴太と杏花も会いたい人がいた。もう会う理由はないけど、どうしようもなく会いたい人が。林太郎の決心を聞いた晴太と杏花は考えることは同じだった。二人は思い出の丘で出会う。晴太から林太郎が元気そうだと聞いた杏花は、陽子が亡くなった頃の辛そうな林太郎のことを思い出していた。そして、自分のことも。杏花は父を生き返らせ、生活を守らなくてはならない、そんな使命だけで必死に生きていた。強がる杏花に晴太は言う。「でも、杏花さんだって辛かったでしょ?」愛していた父の方が悲しんでいるはずだからと、娘としての辛い気持ちに蓋をしてきた。杏花は今まで誰にも弱音を吐くことはなかったのだ。晴太の言葉を聞いて、長く堪えてきた涙が杏花の頬をつたう。「もう一度でいいから、会いたい」晴太は杏花の背中をさする。そんな自分に寄り添ってくれる大切な晴太と向き合いたいという思いが杏花の中で込み上がっていた。「会いたい、これからも会いたいです」「このままだと愚痴ばかりのおばあちゃんになっちゃう」というのは、「会いたい」と伝えなかったことを後悔したくないという気持ちなのだろう。会いたいに理由なんか必要ないのだ。そして、泣き顔は見られたくないと言う杏花に晴太はこう返す。「その顔を見る権利、僕にはある気がするんですけど」見つめあった二人は夕暮れの中、キスをする。「僕にはある」じゃなく「気がするんですけど…」といまいち締まらない弱気な感じも、なんとも晴太らしい。だが、杏花の言葉を会いたいという言葉を聞き、どんな杏花も受け止めたいという真っ直ぐな気持ちが伝わってきた。そんな二人の関係はこのキスをきっかけに進むのか?そして林太郎の第二の人生も動き出す次回が待ち遠しい。持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜/TBS系で毎週火曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年05月24日《text:キャサリン/Catherine》好評な滑り出しだった第1話以上にオスカー・アイザックの魅力が炸裂しまくる第2話。明かされる謎とより深まる謎に来週の第3話まで待ちきれない展開になっている。第1話終了間際に登場したもう一人の自分がいったい誰なのかという謎に迫る第2話。博物館で、映画『ナイトミュージアム』を彷彿させるレベルで大暴れしてクビになってしまった主人公スティーヴンが、もう一人の自分マークと対峙するシーンの数々が、コメディありサスペンスありで全く新しい展開へと進んでいく面白さに今回も釘付け!ストーリーはあくまでスティーヴン視点で進行するからこそ、視聴者も感情移入しやすい構成になっていることも面白い。何も知らずに、ただただ巻き込まれてしまうスティーヴンが感じる謎は、視聴者も感じる謎として描かれる。月の神コンスおよびマークの目的、なぜか周りの人には見えていない怪物、2話目でもやっぱり思想がヤバイ奴だったイーサン・ホーク演じるヴィラン、いきなり出てきた妻だと名乗るレイラと言う女性…残り4話でどう展開するのか楽しみだ。スティーヴン視点だと、ちょっとドタバタコメディ感があり、マーク視点だとホラーサスペンス感があり、その緩急つけたストーリー展開であっという間に進んでしまうのも、この作品の特徴かもしれない。オスカー・アイザックが一人二役で演じるスティーブンとマークの関係は、ボケとツッコミのようでもあり新たなブロマンスが誕生しそうな勢いだ。なかでも今回のハイライトはやはりスティーヴンが“スーツ”を着て「Mr.ナイト」になるシーン!お決まりのヒーローっぽい着地をしつつもずっこけてしまうし、(現段階では)見た目のオシャレさ以外は特に何もなさそうなヘッポコヒーロー感があるのがなんともキュート。マークに身体を奪われたスティーヴンは次回どうなってしまうのか、エジプトの風景がラストカットだったが果たして現実なのか夢なのか…今から来週が待ちきれない。(キャサリン/Catherine)
2022年04月08日BiSH(ビッシュ)が12ヶ月連続リリース第5弾となる新曲「LiE LiE LiE」を2022年5月11日(水)にCDで発売する。12ヶ月連続リリース第5弾の新曲「LiE LiE LiE」2023年をもって解散することを発表した“楽器を持たないパンクバンド”BiSHが、12ヶ月連続リリース企画の第5弾となる新曲「LiE LiE LiE」をCDで発売。第1弾「FiNAL SHiTS」、第2弾「ぴょ」、第3弾「愛していると言ってくれ」、第4弾「ごめんね」に次ぐ楽曲となる。アーティストビジュアルは、ゴールドの衣装に身を包んだBiSHメンバーがエネルギー物質を頭上に集めているかのような、インパクトのある構図が特徴だ。詳細BiSH 5月の新曲「LiE LiE LiE」CD発売日:2022年5月11日(水)CD価格:1,100円<収録内容>01 LiE LiE LiE02 Why are you alive??
2022年04月05日Twitterで人気ドラマの感想をつづり注目を集める、まっち棒(@ma_dr__817125)さんのドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『妻、小学生になる。』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。人は失くしたものばかり見てしまう。それは、失ってからその大事さに気づくからなのだろうか。しかし本当に見つめるべきものは、すぐそばにあるのだ。最終回前編となる第9話は、再び消えてしまった貴恵(石田ゆり子)と残された人々が選ぶこれからが描かれる。万理華を取り戻した千嘉その一方で…あの日から万理華(毎田暖乃)は、貴恵としての万理華のことをずっと見ていた。明るくて、元気で、皆に人気な万理華。夢の中で、そんな自分が『ママの理想』と思い込んで…。「誰も万理華のこと見えていない」とは、人格が浮遊して周りから見えないということであるが、生きていながらも誰も自分のことを見てくれる人がいないという意味もあると思う。「自分は必要ない」と思い詰めて、消えたいと願ってしまったのだ。でも、今は違う。ずっと素直になれなかった千嘉(吉田羊)だったが、真っ直ぐ、大切な万理華の目を見て謝る。そんな千嘉を見て、万理華はその小さな身体でそっと抱きしめた。一方、貴恵を失った圭介(堤真一)と麻衣(蒔田彩珠)。うちのママは10年前に死んだ。それからお父さんと私は、ゾンビになった。これは第1話で語られた麻衣のモノローグ。そこに、新たな言葉が加わった。10年後、ママは帰ってきた。小学生の姿で。止まったままの10年が再び動き出し、新しく色づき始めた生活。なのに、『ママはまた消えてしまった』。同じ家にいるだけの、心もバラバラのすれ違いの生活に逆戻りした。そんな二人を守屋(森田智望)や蓮司(杉野遥亮)は気にかける。連絡の取れない麻衣を心配し、蓮司は新島家を訪れるも、麻衣は一人になりたいと帰してしまう。友利(神木隆之介)も心にはぽっかりと穴が空いたままだ。遺してきた大切な人達に最後の別れをする貴恵一方の貴恵はまだ成仏できていなかった。声が届かないと分かっていながら、遺してきてしまった大切な人達に最後のお別れをしていた。ある日、貴恵は漫画を描き終えた友利のもとへ来ていた。友利が心配でこちらも成仏できていなかった吉原(かたまり/空気階段)と共に完成した漫画を読む。自信満々で、でもどこか不安気な友利の横で、貴恵は一人、確かな友利の成長を感じていた。自分の力で、逃げ続けた現実に一歩踏み出した、たった一人の大切な弟に、貴恵は別れを告げるのだった。貴恵は千嘉と万理華にも会いにきた。千嘉は、頼りにしていた貴恵に何もしてあげられなかったことを悔やんでいるようだった。しかし貴恵の表情は暖かい。貴恵の望みは見返りなんかではない。今、万理華とこうして向き合っていることが何よりの望みなのだと思う。貴恵の言葉はいつも周りを包んでくれる。周りをポンコツにするなんていわれてしまうのは、そんな貴恵のことをみんなが頼りにしているからなのだ。圭介は家で一人、貴恵の言葉を思い出す。俯いた時には顔をあげてと頬を包んでくれる大切な人の声。「失ったものを見つめて、死ぬまで過ごすの?」夢から覚めた時が一番怖い。どんなにいい夢を見て幸せに浸っていても、また失う。幸せはそう長くは続かないのだ。しかしそれで全てが元通りになるわけではない…。この奇跡がもたらしたもの、貴恵が帰ってきた意味を考える圭介。ここにはもう、貴恵はいない。しかし圭介は、一人で歩み出す。自分一人の力で、そしてほんの少しの貴恵が残してくれた大切な思い出に後押しされ、進んでいく。圭介の10年間分の言葉「10年前、あの時、私、ママと一緒に消えちゃえばよかったんだよ」ご飯も食べず、部屋に引きこもる麻衣に、圭介は10年分の、言葉を。「ママがいなくても、二人で一緒に生きていく道を探さなきゃいけなかったんだ」圭介は貴恵が亡くなってからというもの、麻衣と向き合うことすらずっと逃げ続けてきた。麻衣をゾンビにさせたのは圭介なのだ。時間を止めたのは死ではなく、生きながらにして『生きること』を諦めてしまった圭介だ。でもこれからは違う。「これからは、なくしたものじゃなく、ママがくれたものを見つめて、生きていかないか?」麻衣が大人になりきれなかったのは、ずっと甘えられず、泣きたくても泣けずに、10歳で時は止まっていたからなのだと思う。そして麻衣はドアを開ける。10年間、閉じ切ったままだった心が開く。圭介はやっと貴恵が帰ってきた意味に気づけたのだ。失ったものをいつまでも見つめるだけじゃなく、これから生きていく世界を…。そして周りの人に向き合い、前に進むことの方がずっと大事だということを。貴恵を救った、万理華の言葉貴恵は、あの公園でお迎えの時を待っていた。もう十分わがままして、皆とはお別れしたから、もう思い残すことはない。そんな貴恵の前に、万理華は現れた。「会いたいって思うのは、わがままなんかじゃないよ」真っ直ぐな万理華の言葉に、貴恵の本音が溢れる。「もう一度だけでいいから、会いたいよ。家族に会いたい」万理華の優しい手が、涙で濡れた貴恵の頬を包む。あの時、貴恵がひとりぼっちの万理華を優しく包んだように。もうこの世に未練はない、そう思って別れを告げたが、貴恵は本当のさよならをできていなかった。伝えたいことも言えずに、もう一度会いたいって思う気持ちを殺してまで。そんな貴恵を救うのは、万理華なのだ。この奇跡は万理華にも大きなものをもたらした。会いたいと思う気持ちを一歩踏み出す力を大切にすること…。誰よりも優しい貴恵と万理華が周りを救い、そしてお互いを助け合う。新島家の物語だけじゃない。白石家の物語でもあり、そして見ている私たちへ向けた物語。今話と来週の2回続いての最終章としたことは、この物語が紡がれる意味としても非常に大きかったと思う。次週、ついに『妻、小学生になる。』は注目の最終回を迎える。妻、小学生になる。/TBS系で毎週金曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年03月24日【看護学校の友人に彼氏とられた話 第12話】同じ看護学校に通うクラスのキラキラ女子・トシエからイヤミを言われる日々を送るアオイ。友人から誘われ参加することになったキャンプで、トシエと付き合っていると思っていたマサくんからまさかの告白をされました! アオイは告白を受け、2人は恋人同士に。翌朝、トシエはタクヤとのラブラブな様子をアオイに見せつけてきましたが……。 看護学校の友人に彼氏とられた話 第12話 マサくんと恋人同士になった翌朝、男子たちが泊まるコテージから戻ってこなかったトシエは、タクヤと腕をがっちり組みながらアオイたちの前に現れました。 アオイからタクヤを奪ったことに優越感に浸るトシエ。しかし、タクヤとの腕組みを見せつけても動じず、マサくんと仲良さそうにしているアオイに面を食らって……。 イルカさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター イルカウミ君(1歳)のママで、ライブドアブログ公式ブロガーとして育児マンガや体験談マンガを連載中!
2022年03月24日「5歳で熱性けいれんになった話」第12話。いつもの明るい、おしゃべりなあーちゃん(当時5歳3カ月)の様子があまりにも違う……。「熱性けいれん」と診断されたものの、あーちゃんの様子がおかしいため、入院して様子を見ることに。 5歳で熱性けいれんになった話 #12 「今夜もまたけいれんが起きるのかな……」 「もし脳に影響が出ていたらどうしよう……」 いつもの明るい、おしゃべりなあーちゃんの様子があまりにも違う……。 病院へ向かいながら、どんどん不安が募ります。 前回の話:「やっぱり私が付き添う!」入院の付き添い問題、息子にはガマンさせるしか…結果は?#11監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター かと幼稚園児の姉弟のママ、かとさん。Instagram(@kato_usausako)では、育児や実体験した怖い話などをマンガ化し、フォロワー10万人超と人気。ベビーカレンダーでは、実体験マンガやフォロワーさんの体験談マンガなどをご紹介しています。
2022年03月24日