平日の午後に行われるサントリーホールの人気公演「日本フィル&サントリーホール にじクラ」の第2回公演が9月26日(火)に開催される。先ごろ開催された第1回公演は完売しており、最新回も多くの観客を集めることになりそうだ。本公演は、サントリーホールと日本フィルハーモニー交響楽団が手がける新シリーズで、親しみやすいトークと共に、上質な演奏で名曲を楽しめる。平日午後の開催ということもあり、贅沢な時間を過ごせると好評だ。俳優の高橋克典がシリーズの顔となるナビゲーターを務め、毎公演、人気と実力を兼ね備えた指揮者やソリストが揃う。また、また各回13時40分からは約10分間のオルガン・プレコンサートが開催され、サントリーホールの世界最大級のオルガンの壮大な響きも堪能できる。第2回のソリストはヴァイオリンを成田達輝、ピアノを萩原麻未が務める。成田達輝はロン゠ティボー国際コンクール(2010)、エリザベート王妃国際音楽コンクール(12)、仙台国際音楽コンクール(13)でそれぞれ第2位を受賞し、著名指揮者および国内外のオーケストラと多数共演している演奏家。萩原麻未は2010年の第65回ジュネーヴ国際コンクールにおいて、日本人として初めて優勝し、これまでに国内外の主要オーケストラと多数共演を重ねている。成田と萩原は夫婦で、ふたりが揃ってオーケストラと共演するのはこの公演が初となる。日本フィル&サントリーホールにじクラトークと笑顔と、音楽と第2回9月26日(火) 14:00開演(13:20開場)※オルガン・プレコンサート 13:40~サントリーホール 大ホール指揮:広上淳一ヴァイオリン:成田達輝ピアノ:萩原麻未ナビゲーター:高橋克典オルガン:清水奏花サン゠サーンス(イザイ 編曲):ワルツ形式の練習曲によるカプリースモーツァルト:ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K. 467 より 第2楽章メンデルスゾーン:ヴァイオリン、ピアノと弦楽のための協奏曲 ニ短調 より 第3楽章チャイコフスキー:幻想序曲『ロメオとジュリエット』■チケット情報
2023年05月18日16日(現地時間)、第76回カンヌ国際映画祭が開幕した。最高賞のパルムドールを争うコンペティション部門には、ウェス・アンダーソン監督の『アステロイド・シティ』、ケン・ローチ監督の『The Old Oak(原題)』、是枝裕和監督の『怪物』などの作品がラインアップ。オープニング作品にはジョニー・デップがアンバー・ハードとの裁判後、初めて出演したマイウェン監督の『Jeanne du Barry(原題)』が上映された。ルイ15世を演じたジョニーは上映後に観客から約7分のスタンディングオベーションを受け、目に涙をにじませた。開幕日のレッドカーペットには多くのセレブが来場した。ユマ・サーマンは元夫イーサン・ホークとの間にもうけた21歳の息子レヴォンを同伴し、貴重な親子ショットを披露。また、マイケル・ダグラスは妻キャサリン・ゼタ=ジョーンズと20歳の娘キャリスと腕を組み注目を集めた。色やデザインは異なるが、母娘そろって「エリー・サーブ(Elie Saab)」のドレス、「サラ・フリント(Sarah Flint)」のシューズ、「ショパール(Chopard)」のジュエリーを身に着けるという仲良しコーデも見せた。ほかにもエル・ファニング、ポム・クレメンティエフ、ファン・ビン・ビン、審査員の一人を務めるブリー・ラーソンらのドレスが話題になった。(賀来比呂美)
2023年05月17日「第32回日本映画批評家大賞」授賞式が16日に都内で行われ、受賞者が登場した。沖縄戦について描いた『島守の塔』で助演女優賞に輝いた吉岡里帆は、「観てくださった方の口コミだったりですとか、今の情勢に対する思いを持っていらっしゃる方の共鳴していただくような気持ちによって支えられた映画なのかなと感じていました」と振り返る。「とにかく平和な国である日本を、新しい世代としてこれからも守っていかないといけないと思いますし、そういう気持ちが込められた大切な作品でした」と思いを表した。撮影に対しては「撮影に入る前の準備期間がすごく大切な時間になりまして、自分自身が無知であることを痛感する毎日で、書籍を読んだりですとか、実際に沖縄に出向いて共演者の方や監督と一緒に、一つ一つの場所を語り部の方と学んでいくっていう作業から始まりました」と明かす。「普段はすごい切り替えが早いタイプなんですけど、1度コロナで撮影が中止して、1年9カ月ぶりに再集合して撮影したので、キャストの方もそうですけど、やっぱり監督とスタッフの方と『絶対に完成させよう』という強い意志と絆で結ばれていたので、終わった後も自分としても忘れたくないという気持ちがすごく強くて、忘れてはいけないし、より心の中に落とし込むべきだなって思ったので、切り替えようとしないようにしてた感じです」と語った。○受賞一覧作品賞:『メタモルフォーゼの縁側』(狩山俊輔監督)主演男優賞:中井貴一『大河への道』主演女優賞:板谷由夏『夜明けまでバス停で』助演男優賞:窪田正孝『ある男』助演女優賞:吉岡里帆『島守の塔』監督賞:三宅唱監督『ケイコ 目を澄ませて』ドキュメンタリー賞: 『夢みる小学校』(オオタヴィン監督)アニメーション作品賞:『夏へのトンネル、さよならの出口』(田口智久監督)アニメーション監督賞:湯浅政明監督『犬王』新人監督賞:竹林亮監督『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』新人男優賞(南俊子賞):坂東龍汰『フタリノセカイ』新人女優賞(小森和子賞):伊東蒼『さがす』脚本賞:吉田恵輔『神は見返りを求める』編集賞(浦岡敬一賞):小林譲 竹林亮『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』ワタシタチのトキワ荘賞:一般財団法人手塚治虫文化財団特別賞(松永武賞):立川志の輔『大河への道』特別主演男優賞:岡田准一『ヘルドッグス』ゴールデン・グローリー賞(水野晴郎賞):風吹ジュン『裸足で鳴らしてみせろ』ダイヤモンド大賞(淀川長治賞):宮本信子『メタモルフォーゼの縁側』
2023年05月16日第48回菊田一夫演劇賞が5月13日(土) に発表された。菊田一夫演劇賞とは、劇作家菊田一夫の功績を永く伝えるとともに、演劇界の発展のため1975年に設けられた演劇賞。毎年大衆演劇の舞台で優れた業績を示した作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフに贈られる。菊田一夫演劇大賞を受賞したのは、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』上演関係者一同。菊田一夫演劇賞は天海祐希、坂本昌行、望海風斗、瀬戸山美咲が受賞した。また菊田一夫演劇賞特別賞には渥美博が選ばれた。授賞式は6月7日(水) に都内で開催される予定だ。第48回菊田一夫演劇賞■菊田一夫演劇大賞・舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』上演関係者一同(舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の高い舞台成果に対して)■菊田一夫演劇賞・天海祐希(『広島ジャンゴ2022』の山本/ジャンゴ役、『薔薇とサムライ2―海賊女王の帰還』のアンヌ役の演技に対して)・坂本昌行(『THE BOY FROM OZ』のピーター・アレン役、『凍える FROZEN』のラルフ役の演技に対して)・望海風斗(『ネクスト・トゥ・ノーマル』のダイアナ役、『ガイズ&ドールズ』のミス・アデレイド役、『ドリームガールズ』のディーナ・ジョーンズ役の演技に対して)・瀬戸山美咲(『スラムドッグ$ミリオネア』『ザ・ビューティフル・ゲーム』の上演台本と演出の成果に対して)■菊田一夫演劇賞特別賞・渥美博(永年の舞台におけるアクション指導の功績に対して)
2023年05月15日奈良 蔦屋書店では、2023年5月13(土)・14日(日)の2日間で「第11回 奈良 蚤の市」を開催する。奈良 蔦屋書店で「第11回 奈良 蚤の市」古く奈良時代には日本の首都として栄え、現在も数多くの文化遺産が点在する古都・奈良。歴史的な建築物が立ち並ぶこの街を舞台にした「第11回 奈良 蚤の市」は、様々な時代の空気を吸い込んだアンティークやブロカントが手に入る本格的な蚤の市だ。奈良県内外からアンティーク&ブロカントが集結会場となる奈良県コンベンションセンター 天平広場には、イギリスやフランスのアンティーク&ヴィンテージ雑貨を取り扱う「ブリックレーン アンティークス(Brick Lane Antiques)」、フィンランドのヴィンテージガラスや陶器で人気の「クーシキッサ(Kuusi Kissaa)」、大正~昭和初期のアンティーク&ヴィンテージ家具を得意とする「グリーンベアーズカンパニー」など、県内外から多数の店舗が出店する。スイーツショップやベーカリーも出店また、アンティークショップだけではなくスイーツショップやベーカリーなども出店。本場フランスの香りを感じる人気ベーカリー「パン・ドゥ・キュイソン(pain d’e cuisson)」や、隠れ家的カフェ「ソラニワ(soraniwa)」の自慢の一品でお腹を満たしながら、運命の逸品との出会いを楽しんで欲しい。開催概要「第11回 奈良 蚤の市」会期:2023年5月13日(土)〜5月14日(日)時間:9:00〜16:00場所:奈良県コンベンションセンター 天平広場<出店店舗>■アンティークAnchor Antiques / あんちーく KIDAN STORE / antique totto / アンティークドボタンキコ / abst / idola / MLPショップ / m‘s -select / カンランシャ / kiccorie / Kuusi Kissaa / グリーンベアーズカンパニー / GLOBE ART / k-tools / thirty three and a third / ぜんまい / TARA / Two of us clothing / 円ら / BACKYARD / buff / はま太郎 / foo stitch / Pleased To Meet Me / BRICOLAGE Antiques / Brick Lane Antiques / 古い道具とカワイイ雑貨 チロル / 古道具 山ノ葉 / マールイ・ミール / Rusty Acorn Antiques■植物stolo■グルメ味な大富 / apa apa cafe (13日のみ) / Awesome pizza!! / käsi (13日のみ) / ごはんやハレ(14日のみ) / 熟成鶏 とことこ / Somi sweets and coffee(14日のみ) / soraniwa(13日のみ) / だいどころ飛鳥(13日のみ) / タイムカフェ(14日のみ) / DE LA BLANCHE 1090(13日のみ) / bird bird / パン・ドゥ・キュイソン / 火と実coffee / pinon plus(13日のみ)
2023年05月12日「第39回ひがしもこと芝桜まつり」が、2023年5月31日(水)まで北海道・ひがしもこと芝桜公園で開催される。ピンクの芝桜×青空の絶景「第39回ひがしもこと芝桜まつり」は、北海道・網走にある広大な公園「ひがしもこと芝桜公園」で開催される春イベント。ピンクの芝桜の丘と澄み切った青空のコントラストが織りなす絶景を堪能できる。ヘリコプター遊覧で空中散歩期間中の5月13日(土)から5月21日(日)までは、芝桜の広がる絶景を上空から楽しめるヘリコプター遊覧も実施。東京ドーム3個分の敷地面積を誇る「ひがしもこと芝桜公園」をゆっくりと空中散歩できる。【詳細】「第39回ひがしもこと芝桜まつり」期間:2023年5月3日(水・祝)~5月31日(水)場所:ひがしもこと芝桜公園住所:北海道網走郡大空町東藻琴末広393■ヘリコプター遊覧期間:2023年5月13日(土)~5月21日(日)離着陸地:ひがしもこと芝桜公園特設ヘリポート運行時間:9:30~16:00プラン例:芝桜コース(約3分) 4,800円/1人(乗合最大3名)予約・問い合わせ先TEL:0120-510-613(フリーダイヤル)
2023年05月12日mol-74(モルカルマイナスナナジュウヨン)mol-74(モルカルマイナスナナジュウヨン)が2023年7月19日(水)にミニアルバム「きおくのすみか」をリリースすることを発表した。昨年12月に自主レーベル「11.7」(読み:イチイチナナ)を設立後、同レーベルから初のリリースとなる。本作品には既に配信シングルとしてリリースされている「花瓶」、「ひびき」を含む全7曲を収録。前作「OOORDER」はシンセサイザーやストリングスなどを織り交ぜ、バンドとしての幅を広げた作品となったが、今作は極力メンバー4人の音だけで表現された、シンプルながらもmol-74らしい"音による風景描写"をより鮮明に感じられる作品となっている。「きおくのすみか」リリースに伴い、全11都市を回るリリースツアーも開催。ツアー初日、そして地元での開催となる8月2日(水)京都GROWLYから、9月3日(日)岡山PEPPERLANDまでの8本はゲストを迎えた対バン編。9月8日(金)名古屋CLUB QUATTRO、9月16日(土)梅田TRAD、9月22日(金)六本木EX THEATERはワンマン編として開催される。mol-74のオフィシャルファンクラブ「cohesion」及び、オフィシャルサイトではチケットの先行予約を5月18日(木)23:59まで受け付けている。mol-74 new mini album「きおくのすみか」2023年7月19日(水)リリースCD¥2,000(税抜)/¥2,200(税込)品番:LADR-48<収録曲>1.忘れたくない2. 0.1s3.Summer Pages4.花瓶5.此方へ6.アンニット7.ひびきmol-74「きおくのすみか」release tour<対バン編>8月02日(水)京都:京都GROWLY8月06日(日)北海道:札幌PLANT8月17日(木)神奈川:横浜F.A.D8月19日(土)宮城:仙台enn 2nd8月20日(日)新潟:新潟RIVERST8月25日(金)福岡:福岡The Voodoo Lounge8月26日(土)香川:高松DiME9月03日(日)岡山:岡山PEPPERLAND※対バン後日解禁前売り:¥4,000(税込・D代別)<ワンマン編>9月08日(金)愛知:名古屋CLUB QUATTRO9月16日(土)大阪:梅田TRAD9月22日(金)東京:六本木EX THEATER前売り:¥4,500(税込・D代別)<チケット情報>■FC先着先行:5月11日(木)21:00~5月18日(木)23:59 オフィシャル抽選先行1次:5月11日(木)21:00~5月18日(木)23:59 ■一般発売対バン編:2023年7月1日(土)10:00~ワンマン編:2023年7月29日(土)10:00~mol-74「Renew」MUSIC VIDEOmol-74 official website : Twitter投稿 : instagram投稿 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月11日“チェンバロがどんな楽器なのかを、ひとりでも多くの人に伝えたい!”という想いの下にスタートしたイベント「チェンバロを弾いてみよう!」が、第2回目の開催を迎える。日本を代表するチェンバリスト曽根麻矢子と、彼女の後輩チェンバリスト植山けい&辻文栄の3人が立ち上げたこの企画。昨年11月に開催された第1回においては、わかりやすいチェンバロの説明と体験会やマスタークラス、そして講師との懇親会といった盛りだくさんの内容に、多くのファンが詰めかけたことが印象的だ。「“クリスマスプレゼントにチェンバロが欲しい”と、子供に言われて困ってます(笑)」「チェンバロとの距離が縮まりました、ありがとうございます」などなど、アンケート結果も上々。同じ鍵盤楽器といえども、ピアノとは一味違うチェンバロの魅力を、多くの人々に知ってもらえる有意義な時間となったことを喜びたい。さて、第2回目となる今回の施策や如何に。講師3人の想いを聞いてみた。「お子様が、初めてチェンバロの音を出すという、その瞬間を共有できるのはとてもハッピーです。このイベントを通じて、さらに多くの子供達にこの体験をしてもらいたいと思います。さらには、大人の方々が、初めてのチェンバロ体験にたいへん驚かれていたことも印象的です。出会いのきっかけは貴重ですね。2回目もより多くの皆様の出会いの扉を開きたいと思います」(曽根麻矢子)「大人も子供も「チェンバロを弾いてみたい!」という気持ちで集った第1回目は、参加者のキラキラした表情に、私達講師陣が励まされました。今回も「チェンバロの周りに集まって、そして音を出してみよう!」のコンセプトはそのままに、チェンバロの様々な表情をお伝えできるような新コーナーを考えました。初めてご参加の方も、1回目に続いてご参加下さる方も楽しめる「第2回 チェンバロを弾いてみよう!」。私達と一緒に、チェンバロの魅力を味わいましょう」(辻 文栄)「チェンバロを囲んで舞台に集まった子供たちはとても楽しげです。その子供達が、メヌエットやインヴェンションなどを思いのままに弾く姿には、思わず笑みがこぼれます。そして、音楽を愛する大人の方々にチェンバロをご紹介できたことは、何よりも光栄なことでした。公開レッスンにおいては、ピアノとチェンバロの一番の違いである、タッチの細やかな感覚について丁寧に伝えられ、コンサートでは知ることのできない演奏の秘訣について、参加者が興味深く聞かれていたことも印象的です。第2回目も、バロック時代の作曲家が聴いていたであろう”繊細な音”を楽しんで頂きたいと思います」(植山けい)というわけで、第2回目の盛り上がりも大いに期待できそうだ。「早い時期にチェンバロに触れられたら、どれほど豊かな音楽の世界が開花することでしょう。どうかたくさんの方にチェンバロとの素敵な出会いがありますように」という曽根麻矢子のメッセージが心に響く。チェンバロの魅力に触れるチャンス到来!「第2回チェンバロを弾いてみよう!」5月27日(土)霞町音楽堂(東京都港区西麻布4-2-6 B1)【第1部】演奏 & ご案内:辻 文栄、植山けい13:00子供チェンバロ体験会対象:小中高校生チェンバロの生演奏、紹介、試奏(希望者はお1人様3分、10名限定)13:45やさしい 通奏低音講座どうやって数字を読んでチェンバロで伴奏するの?対象:希望者全員14:30大人のチェンバロ体験会チェンバロの生演奏、紹介、試奏(希望者はお1人様3分、10名限定)【第2部】講師:曽根 麻矢子15:30チェンバロ公開レッスン受講曲5分以内のバッハの曲1レッスン25分:受講料5,000円【第3部】16:30懇親会曽根麻矢子門下生による生演奏あり
2023年05月11日映画『Gメン』のキャラクターPV映像第1弾が公開された。『Gメン』は、2014年から2018年まで「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載された小沢としおによる同名マンガが原作。問題児ばかりが集う武華男子高校1年G組に転入してきた主人公が、G組メンバーや上級生といった仲間たちと全力で生きる姿を、大興奮のアクションとアツい友情で描いた青春エンターテインメントとなっている。主演を岸優太が務めるほか、竜星涼、矢本悠馬、森本慎太郎、りんたろー。、恒松祐里、吉岡里帆、高良健吾、尾上松也、田中圭といった面々が出演者として名を連ねている。公開された映像は、岸が演じる門松勝太に焦点を当てた「熱きおちこぼれヒーロー・門松勝太編」。「とにかくモテたい!」という強い思いだけで、入学すれば彼女できる率120%と言われる武華男子高校に転校してきた勝太。しかし勝太が入ったクラスG組は、“武華の肥溜め”と呼ばれる、ヤンキーとオタクしかいない底辺クラスだった。映像では、そんな勝太が「彼女なんてソッコーでできるよ!這い上がってやろうじゃねぇか!!」と熱弁をふるい、転校早々いつの間にかクラスをひとつにまとめ上げてしまう姿が。さらに「仲間に手を出したら許さねぇ」という仲間思いな一面を見せる台詞も盛り込まれ、勝太のアツい性格が映し出されている。また、無邪気な笑顔で浮かれたり、彼女欲しさに「結婚前提で!」と女子高生に必死で詰め寄ったりと、くるくると変わる勝太の豊かな表情も印象的。さらに「全力」「ポジティブ」「モテたい!」「ケンカ最強」「空回りのヒーロー」など、勝太のキャラクターをあらわすテロップが挟まれ、人間味あふれる勝太の魅力が詰まっている。キャラクターPVは、今後G=6の付く日に公開される予定だ。映画『Gメン』キャラクターPV第1弾<作品情報>映画『Gメン』8月25日(金) 全国公開映画『Gメン』ティザービジュアル(C)2023「Gメン」製作委員会(C)小沢としお(秋田書店)2015関連リンク公式サイト::
2023年05月06日第13回北京国際映画祭の新人コンペティション「注目未来部門」で、第26回PFFスカラシップ作品『すべての夜を思いだす』(清原惟監督)が、審査員特別表彰を授与された。吉報を受け、清原惟監督からの喜びの声、そして審査員のひとりである深田晃司監督からのコメントが到着した。表彰式での清原惟監督(中央)と、プレゼンターのビー・ガン監督(右)、俳優のチャン・ソンウェンさん(左)。世界三大映画祭のひとつベルリン映画祭のフォーラム部門で、2018年に前作『わたしたちの家』、今年『すべての夜を思いだす』が上映された清原惟監督。初長編から2作品連続出品という快挙を成し遂げ、すでに海外でも高い注目を集めている。本作は、ベルリン映画祭をはじめ、世界中から選りすぐった新人監督の作品が集結することで著名な「ニューディレクターズ・ニューフィルムズ」(ニューヨーク)など注目の映画祭で次々に上映され、その感性と独自の世界観が激賞されている。現在も、世界中から招待の打診が続く中、国内公開に向けて鋭意準備中となっている。<コメント>■清原惟監督このような賞をいただけたこと、とても光栄に思います。この映画の最初の構想ができたのは5年前でした。私自身とても思い入れがあった最初の構想ですが、新型コロナウイルスの流行も含めたさまざまな問題が重なり実現することはできず、それから二回企画が変わりました。完成に辿り着くまでにたくさんの困難があったので、心が疲れ諦めそうになったこともありました。それでも、この映画が誕生することができたのは、素晴らしいキャストとスタッフのみなさんが、この作品の向かう先を共に考え作ってくれたからです。その力なくては生まれなかった映画だと、心から思います。そして、この静かな映画が発する声に耳を澄ませ、発見してくれた、北京国際映画祭のみなさん、審査員のみなさんに感謝いたします。■審査員・深田晃司監督とても平易な語り口で、かつ大胆に、世界のあり方を示してみせた映画でした。アクションの連鎖するユニークなリズムを紡いでいった俳優たちも素晴らしかった。私たちと隣り合う生きた時間がここにありました。受賞おめでとうございます。<作品情報>『すべての夜を思いだす』『すべての夜を思いだす』ビジュアル(C)PFF パートナーズ=ぴあ、ホリプロ、日活/一般社団法人 PFF2022年/カラー/116分監督・脚本:清原惟出演:兵藤公美、大場みなみ、見上愛、内田紅甘、遊屋慎太郎、奥野匡【ストーリー】世代が違う女性たちの一日の断片が響きあう。多摩ニュータウンですれ違う三人の女性たち。誰かにとって大切な記憶が、ほかの誰かの一日と呼応する。街に積み重なる時間の痕跡に触れ、小さな変化が起きていく、ある一日の物語。<監督プロフィール>清原惟(きよはら・ゆい)1992年生まれ、東京都出身。東京藝術大学大学院の修了制作作品 『わたしたちの家』がPFFアワード2017にてグランプリを受賞、ベルリン映画祭フォーラム部門での上映を皮切りに、18の海外映画祭で上映。国内でも劇場公開され、大きな話題を呼ぶ。第26回PFFスカラシップの権利を獲得して制作した本作『すべての夜を思いだす』が、商業映画デビューとなる。<イベント情報>『第45回ぴあフィルムフェスティバル 2023』9月9日(土)~23日(土・祝) ※月曜休館会場:国立映画アーカイブ(京橋)公式サイト:
2023年05月04日中島健人(Sexy Zone)がWOWOWでMCを務める映画情報番組『中島健人の今、映画について知りたいコト。』の第26回が、5月5日(金) に放送・配信される。本番組は、ハリウッドをけん引する映画監督やクリエーター、さらに世界へ羽ばたく日本の映画監督へのインタビューや、映画制作現場の取材等を通じて、中島が知りたい“映画の今”について学ぶ月1回のレギュラー情報番組だ。第26回は、「オスカー俳優ブレンダン・フレイザーが語る“俳優の生き方”」と題し、映画『ザ・ホエール』で第95回アカデミー賞主演男優賞に輝いたブレンダン・フレイザーへ対面で緊急インタビューを敢行。さらに、映画制作にまつわる芸術、科学、そしてアーティストたちに捧げられたアメリカ最大級の映画博物館「アカデミー映画博物館」訪問前編という豪華構成となっている。併せて、第25回未公開映像と第26回予告映像がWOWOW公式YouTubeチャンネルで公開。第25回の未公開映像では、第95回アカデミー賞授賞式前日にトム・クルーズへの想いを語る中島やロサンゼルスロケの様子などを収録する。第25回未公開映像&第26回予告映像 ショートver.■中島健人 コメント今年、アカデミー賞主演男優賞を受賞されたブレンダン・フレイザーさんとお会いできたことで興奮とエネルギーをさらに感じることができました。人生の荒波を数多く経験され、栄えある賞に輝いたブレンダンの印象は、「何事に対してもリスペクトを忘れない人物」でした。役者、製作陣等、どの部署にも感謝の言葉を述べられていた彼の姿は、俳優としての自分もこれからさらに意識すべきことだという風に思えた刺激的な時間になりました。ブレンダンと過ごした、有意義な対談をぜひ多くの方にご覧いただけたら幸いです。<番組情報>『中島健人の今、映画について知りたいコト。』『中島健人の今、映画について知りたいコト。』新ビジュアル第26回:2023年5月5日(金) 22:00 [WOWOWプライム] [WOWOWオンデマンド]毎月第1金曜 22:00 放送MC:中島健人(Sexy Zone)ゲスト:ブレンダン・フレイザーナレーション:津田健次郎番組オフィシャルサイト:公式インスタグラムアカウント:
2023年04月29日中川晃教がMCを務める日テレプラスのオリジナル番組『中川晃教 Live Music Studio』の第11回に森崎ウィンがゲスト出演することが発表された。アーティストの自宅に招かれたような気分を味わえるスペシャルプライベートライブをテレビで届けようと企画された同番組。今回は森崎とともに影響を受けたアーティストや育った環境などのトークに加え、自身の楽曲やカバー曲などが披露される。番組は5月6日(土) 21時30分に放送される予定だ。■森崎ウィン コメント個人的に訪れたミュージカルで、観て聴き惚れた声の持ち主の中川晃教さんとこうして一緒に歌う事が出来、本当に嬉しかったです。そして、この番組は良すぎます!こういう音楽番組に出られる事が本当に幸せですね。単純に音を楽しむ事をただストイックに突き詰める、最高でした!!!是非、またお邪魔させてください。■中川晃教 コメントLive Music Studio#11ではビルボードライブ横浜を飛び出して、東京は品川にあるClub eXよりお届けしますゲストは森崎ウィンさんです“ウィン”という言葉はミャンマーでは“明るい”という意味だそうですミャンマーで生まれ育った彼に僕はエキゾチックなイノセントを感じていますが、僕たちが最初に出会ったのは神奈川KAATの楽屋でした今度僕もミュージカルをやらせていただくので勉強に来ました、と、ウィンくんが挨拶してくれましたその後「West Side Story」でトニーを演じることを知り、僕は密かに心の中でエールを送るそんな存在のウィンさんです昨年のJapan Musical Festivalをきっかけに、ミュージカルについてお互いの夢を膨らませ合える関係となりました英語教師をされていたお祖母様の影響でR&Bを聴いて育ったというウィンさんデビューアルバムから「WonderLand」や最新アルバムより「My Place, Your Place」では言葉の持つしなやかなリズム感と優しい歌声に包み込んで幅広い選曲もウィンカラーに染めあげてしまうマイケル・ジャクソンさんのナンバーから「Remember The Time」を2人で歌わせていただいたり、またブルーノ・マーズさんの「Just The Way You Are」をギター弾き語りで聴かせてくださいますどうぞお楽しみください<番組情報>『中川晃教 Live Music Studio #11』5月6日(土) 21:30~日テレプラスで放送出演:中川晃教、森崎ウィンピアノ・アレンジ:園田涼【放送予定曲】「Just The Way You Are」(ブルーノ・マーズ)「Flowers」(マイリー・サイラス)「Heal the World」「Remember The Time」(マイケル・ジャクソン)「Ain’t No Mountain High Enough」(ダイアナ・ロス)「WonderLand」「My Place, Your Place」(森崎ウィン)「相対性理論」(中川晃教)「銀河鉄道 999」(ゴダイゴ)「ディア・エヴァン・ハンセン」より「The Wiz」よりほか全15曲番組公式サイト:
2023年04月27日北海道・札幌市の映画宣伝会社、株式会社MACH(マッハ、代表取締役:長谷川 雅弘)は、映画による地域活性化と新たな映画ファンの開拓を目的として「第0回 北海道まある+映画祭」を2023年7月より幌加内町、森町、別海町で開催。その開催経費の不足を補うためにクラウドファンディング「CAMPFIRE」で2023年4月27日(木)から5月25日(木)まで支援を募っています。開催地■開催の背景道内全179市町村のうち映画館があるのは13市町※のみ。映画館のない地域では、映画という日常に活力や潤いを与えるエンターテインメントの不足が、過疎化や少子高齢化、都心への若者の流出などを加速させる一因になっていると考えられます。また大きなスクリーンで映画に没入し、同じ空間にいる人と感動を共有するという、映画館でしか得られない体験をしたことがない子どもが増えることは、映画業界の将来にとって大きなマイナスとなります。そうした問題に対する取り組みとして本映画祭を企画しました。※札幌市、旭川市、江別市、小樽市、帯広市、北見市、千歳市、苫小牧市、室蘭市、函館市、稚内市、浦河町、釧路町■開催概要第0回 北海道まある+映画祭7月22日(土)、23日(日) 幌加内町生涯学習センターあえる978月19日(土)、20日(日) 森町公民館(森町福祉センター)9月23日(土)、24日(日) 別海町生涯学習センターみなくる観賞料 :1回800円、小学生以下無料上映作品:1日で3~4作品を上映予定チケットは町内及びオンラインで販売予定(詳細は6月中旬に発表予定)■町の紹介【幌加内町】(ほろかないちょう)旭川市の北にある人口1,300人あまりの町。幌加内町には(1)そば畑の面積日本一の「幌加内そば」、(2)日本最大の人造湖「朱鞠内(しゅまりない)湖」、(3)日本最寒記録「-41.2度」という3つの日本一があります。映画祭を開催する頃には、そばの花が開花を迎え、見渡す限りの白い風景が広がります。そば打ちが必修科目になっている幌加内高校では、映画祭初日の7月22日(土)に「幌高商店会」というイベントがあり、生徒の打ったそばやパンなどが振る舞われます。朱鞠内湖では釣りやキャンプが楽しめます。【森町】(もりまち)函館市の北に位置し北海道駒ヶ岳と内浦湾(噴火湾)を望む、人口14,000人ほどの町。漁業が盛んでホタテをはじめ、スケトウダラ、毛ガニ、ボタンエビなど新鮮な海産物が豊富です。名物の「いかめし」は全国駅弁ランキングでも常に上位に入る人気。映画祭2日目の8月20日(日)には「もりもり盛り上がって三業まつり」も同時開催予定で、森町で収穫された農産物や水産加工品の即売が行われます。【別海町】(べつかいちょう)北海道の東部、根室管内のオホーツク海に面した町で、国後島まで約16kmと北方領土に隣接しています。酪農が盛んで生乳生産量が日本一、人口の7倍の約11万頭の乳牛が飼育されています。漁業では伝統的な漁法でとる北海シマエビ、野付産のジャンボサイズのホタテなどが有名。映画祭を行う9月には、地元で「秋味」と呼ばれる秋鮭が旬を迎え、町内にいくつかあるソフトクリームスタンドでは別海牛乳を100%使用したソフトクリームが9月下旬または10月上旬までの期間限定で提供されています。■上映作品それぞれの地域性も考慮しながら、メジャー大作から自主製作作品まで、以下のような方向性で上映作品を調整しています。上映後には作品関係者によるティーチインや作品テーマに関するトークイベントなどを予算の許す範囲で実施したいと考えています。(1)純粋に地域の皆さんに喜んでいただける作品リピーターが続出するなど大ヒットも記憶に新しい、大スクリーンで観るに相応しいアクション超大作、子どもから大人まで楽しめるアニメーション作品、子どもたちに夢を与えられるような作品など(2)映画の感想を語り合うことで、持続可能なまちづくりのヒントとなるような作品北海道ロケ作品で地域活性化をテーマにした作品、高齢化や過疎地の医療、児童虐待などの重いテーマをエンターテインメントに昇華した作品など(3)今こそ地域の皆さんに見てほしい作品地域に縁がある俳優や監督の作品、地域の特産品や立地、歴史に関係するテーマを扱い、地域の皆さんが原体験から感情移入しやすい作品、その地域で上映することに意味のある作品など■クラウドファンディングについて開催経費に対して、観賞料収入は半分程度に留まる見込みのため、不足を補うためにクラウドファンディング「CAMPFIRE」で支援を募っています。タイトル: 映画館のないまちを巡回する、北海道の新しい映画祭を応援してください!実施期間: 4月27日(木)~5月25日(木)価格 : 5,000円~300,000円まで8つのプラン目標金額: 1,000,000円リターン: 上映前スクリーンへのお名前の掲載、地域の特産品などURL : ■今後のスケジュール5月25日(木) クラウドファンディング受付終了6月5日(月) 公式ホームページにて上映作品を発表6月中旬 チケットの購入方法など詳細を発表公式ホームページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月27日「第19回東京蚤の市」が、2023年6月2日(金)から6月4日(日)まで、東京・国営昭和記念公園にて開催される。「第19回東京蚤の市」アンティーク&ヴィンテージの雑貨などが集結全国各地の古道具店や古書店、古着屋等が集結する「東京蚤の市」は、「紙博」など人気イベントを手がける「手紙社」によるフリーマーケット。第19回目となる今回は、日本各地に加え海外から240組以上の店舗やメーカー、作り手が集結し、アンティークやヴィンテージの品々が販売される。「アウトドア」「クラフト」エリアが初登場会場には「アウトドア エリア」が初登場。東京下町の職人たちによって立ち上げられたアウトドアガレージブランド「DOWN TOWN GEAR」や旅をコンセプトに、厳選したアウトドアグッズや作品を展開する「Purveyors」などが出店し、自然豊かな場所で楽しむキャンプから、険しい登山まで、屋内外で活躍するキャンプギア、ウェア、フードなど、盛りだくさんのアイテムがラインナップする。また、「クラフト」エリアも新たに登場。木工や金工、ガラス、陶、革といった素材を用いて手作業により生み出される道具や芸術品、装身具など、多彩なクラフトアイテムを取り揃える。カラフルな磁器で制作されたキュートな器、動物モチーフの酒盃など、キュートでユニークなアイテムの数々が揃う。古着や古書などそのほか、南青山の骨董通りに位置し、大人向けな古着のスタイリングを提案する「verandah aoyama」や、ヨーロッパ、アメリカのヴィンテージウェア&ファブリックを多数取り扱う「MOTHER LIP」の古着、絵本や洋書の古書、さらにはドライフラワーや多肉植物といった植物など、盛りだくさんのラインナップで用意する。なお会場では、ジューシーチキンや肉まん、ドーナツといったフード、コーヒーなど冷たいドリンクも提供するため、お気に入りのアイテム探しの合間に腹ごしらえをすることができる。【詳細】「第19回東京蚤の市」開催期間:2023年6月2日(金)~6月4日(日)会場:国営昭和記念公園 みどりの文化ゾーン ゆめひろば(無料エリア)住所:東京都立川市緑町3173時間:9:30~17:00入場料:・会場販売チケット 1,700円・オンライン販売チケット 1,300円※中学生以下無料
2023年04月23日LGBTQ映画の祭典「第31回レインボー・リール東京~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~」が今夏、表参道と渋谷の都内2会場で開催されることが決定した。「レインボー・リール東京」は、LGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クィア/クエスチョニング)をはじめとする性的少数者(セクシュアル・マイノリティ)をテーマとした映画を、国内外からセレクトし上映する映画祭。1992年より30年以上続く歴史あるイベントであり、様々なSOGI(ソジ=性的指向・性自認)をもった人々が映画を通してつながるコミュニティとなっている。また、数千人を動員するイベントながら、映画祭の企画・運営にかかわる全てをボランティアスタッフが担っていることも特徴。毎年の上映作品には、本邦初公開の洋画や珠玉の邦画などをラインアップ。今回の上映作品やチケット情報などは6月末の発表を予定しているという。<代表・宮澤英樹よりメッセージ>昨年の記念すべき第30回は上映だけでなく、数年ぶりのトークやライブのイベントで大盛り上がり。それぞれの想いを抱えた来場者があふれる会場を眺め、「これからも映画祭という場を続けていきたい」と次の10年に向けて決意を新たにしました。それではみなさん、夏に会いましょう!「第31回レインボー・リール東京~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~」は7月15日(土)~7月17日(月・祝)、スパイラルホール(東京都港区南青山)、7月21日(金)~7月23日(日)ユーロライブ(渋谷区円山町)にて計6日間開催。(text:cinemacafe.net)
2023年04月21日4月16日に開催された、第41回香港映画賞のレッドカーペットに登場した、ミシェル・ヨー(Michelle Yeoh)。マリア・グラツィア・キウリによる2023年春夏 コレクションより、刺繍があしらわれたイエローのシルクドレスにベルトを合わせた装いを披露しました。ミシェル・ヨー(Michelle Yeoh)/Courtesy of DIOR@Dior @MariaGraziaChiuri#Diorお問い合わせ:クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2023年04月19日みなさんは義実家に関する悩みはありますか? 今回は「義実家トラブル談」を紹介します。(イラスト/crono)「義父の言葉に…」娘が習い事のコンクールで入賞したときのことです。義父に入賞したことを電話で報告すると…。娘の報告に義父は…出典:lamire義父はもっと上の順位を期待していたようで「まぁまぁだね」としか言わなかったのです。娘は毎日一生懸命練習し、悔しいながらも順位には納得していました。しかし、義父のその言葉にとてもショックを受けてしまいます。「おじいちゃんにはもう何も報告しない!電話にも出ないから!」と、娘は泣き出してしまったのでした。傷をえぐる言動にうんざり…一生懸命頑張った娘さんにねぎらいの言葉が欲しかったですね…。義父とは適度な距離を保ちながら関わりたいと思うエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年04月17日沖縄の魅力を発信する総合エンターテインメントの祭典「島ぜんぶでおーきな祭 第15回沖縄国際映画祭」が15日、沖縄県で開幕した。「沖縄国際映画祭」として2009年にスタートし、2014年から「島ぜんぶでおーきな祭」と改称した同映画祭は、映画・音楽・ダンス・お笑い・ファッション・アート・スポーツなどの取り組みを通じ、沖縄の魅力を発信する総合エンターテインメントの祭典。今年は4月15日・16日の2日間にわたって開催される。今年のキャンペーンコピーは「お~」。驚きの「お~!」、感動の「お~!」、掛け声の「お~!」など、さまざまな意味が含まれている。映画部門は、「特別招待」「沖縄映画特集」「地域発信型映画」「特別上映」「クリエイターズ・ファクトリー」「シアタードーナツ連携企画」の6つの部門にて29プログラム(33作品)の上映を予定。同映画祭での上映が国内初・沖縄初などの作品もラインナップされている。イオンモール沖縄ライカムの映画祭コラボ企画では、2日間にわたって吉本芸人が登場し、楽しい企画で盛り上げる。国際通りの玄関口「パレットくもじ交通広場」では4年ぶりにラフピータウンが復活。お笑い・アイドル・カラオケ・ワークショップなど、様々なエンターテイメントステージを実施し、地域の魅力や企業の情報が盛りだくさんのブースエリアも併設されている。4月16日の最終日には「国際通りレッドカーペット」を実施。フィナーレでは沖縄県41市町村の首長、または首長が指名する当該市町村の人たちが、歌とパフォーマンスで地元の魅力や物産を全国に発信する「ハイサイ!うた自慢まち自慢2023 島ぜんぶでおーきな祭スペシャル」を開催し、「島ぜんぶでおーきな祭」の最後を締めくくる。
2023年04月15日東京を拠点とするコンテンツスタジオ・BABEL LABEL所属の監督・藤井道人が、第17回 日藝賞を受賞した。「日藝賞」は、全ての日本大学藝術学部出身者を対象にその年に最も活躍した人物へ贈られるもの。社会に貢献する功績を残し、芸術を志す学生に夢を与える人物を、日藝在学生と教職員が選考している。このたび日藝卒業生として第17回 日藝賞を受賞した藤井は、第43回日本アカデミー賞最優秀賞受賞作品『新聞記者』や『余命10年』などの話題作で知られている。また、映画学科・松島哲也教授がプログラムマネージャーを務める令和5年度後期の「芸術総合講座Ⅹ 映像ビジネス」を、日藝とBABEL LABELが共同で実施することが決定。本講座は9月から全15回にわたって行われる予定で、各回にはBABEL LABELに所属するクリエイターをはじめ、ゆかりのあるゲストも登壇する予定だ。■藤井道人 コメントこの度は、本当にありがとうございます。18年前、日本大学芸術学部に入学した僕は、映画のことを何も知らない少年でした。「二科目で入学できて、映画学科って何か楽そう!」そんな軽い気持ちで入学した僕でしたが、入学してすぐに映画の虜になりました。出会った先生方、仲間たちのお陰で、今も映画を作る喜びを感じることが出来ている毎日です。これからは、自分が誰かのためになれるように、卒業生として母校の発展に尽力したいと思っています。BABEL LABEL 公式サイト:
2023年04月12日韓国のTVドラマ、映画などの優秀作品を表彰する、栄誉ある総合芸術の祭典「第59回百想芸術大賞」のノミネート作品が発表。TV部門作品賞や演技賞には、Netflixで配信され日本でも話題となった女性主人公のヒットシリーズが多数ノミネートされた。また、映画部門作品賞にはパク・チャヌク監督による『別れる決心』、イ・ジョンジェ初監督作品である『ハント』(原題)、ペ・ドゥナ主演の『次のソヒ』(原題)などが選出。是枝裕和監督の『ベイビー・ブローカー』からは演技賞にソン・ガンホ、ペ・ドゥナ、IUがノミネートされた。TVドラマ部門主なノミネート作品賞「私の解放日誌」「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」「私たちのブルース」「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」「シスターズ」「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」男性最優秀演技賞ソン・ソック「私の解放日誌」イ・ビョンホン「私たちのブルース」イ・ソンミン「財閥家の末息子~Reborn Rich~」チョン・ギョンホ「イルタ・スキャンダル ~恋は特訓コースで~」チェ・ミンシク「カジノ」チョン・ギョンホ「イルタ・スキャンダル ~恋は特訓コースで~」女性最優秀演技賞キム・ジウォン「私の解放日誌」キム・ヘス「シュルプ」パク・ウンビン「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」ソン・ヘギョ「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」スジ「アンナ」キム・ヘス「シュルプ」男性助演賞カン・ギヨン「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」キム・ドヒョン「財閥家の末息子~Reborn Rich~」キム・ジュンハン「アンナ」パク・ソンフン「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」チョ・ウジン「ナルコの神」カン・ギヨン「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」女性助演賞キム・シンロク「財閥家の末息子~Reborn Rich~」ヨム・ヘラン「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」イ・エル「私の解放日誌」イム・ジヨン「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」チョン・ウンチェ「アンナ」イム・ジヨン「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」男性新人演技賞キム・ゴンウ「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」キム・ミノ「新兵」(原題)ムン・サンミン「シュルプ」チュ・ジョンヒョク「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」ホン・ギョン「弱いヒーローClass1」(原題)ムン・サンミンのInstagramより女性新人演技賞キム・ヒアラ「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」ノ・ユンソ「イルタ・スキャンダル ~恋は特訓コースで~」イ・ギョンソン「私の解放日誌」チュ・ヒョニョン「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」ハ・ユンギョン「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」ノ・ユンソのInstagramより映画部門主なノミネート作品賞『次のソヒ』(原題)『フクロウ』(原題)『ハンサン―龍の出現―』『ハント』(原題)『別れる決心』『ハンサン―龍の出現―』男性最優秀演技賞リュ・ジュンヨル『フクロウ』(原題)マ・ドンソク『犯罪都市 THE ROUNDUP』パク・ヘイル『別れる決心』ソン・ガンホ『ベイビー・ブローカー』チョン・ウソン『ハント』(原題)マ・ドンソク『犯罪都市 THE ROUNDUP』女性最優秀演技賞ペ・ドゥナ『次のソヒ』(原題)ヤン・マルボク『同じ下着を着るふたりの女』ヨム・ジョンア『人生は美しい』(原題)チョン・ドヨン『キル・ボクスン』タン・ウェイ『別れる決心』チョン・ドヨン『キル・ボクスン』男性助演賞カン・ギヨン『交渉』(原題)キム・ソンチョル『フクロウ』(原題)パク・ジファン『犯罪都市 THE ROUNDUP』ピョン・ヨハン『ハンサン―龍の出現―』イム・シワン『非常宣言』イム・シワン『非常宣言』女性助演賞パク・セワン『6/45』(原題)ペ・ドゥナ『ベイビー・ブローカー』アン・ウンジン『フクロウ』(原題)ヨム・ジョンア『宇宙+人』(原題)イ・ヨン『キル・ボクスン』ペ・ドゥナ『ベイビー・ブローカー』男性新人演技賞ノ・ジェウォン『ユン・シナが消えた』(原題)パク・ジニョン『聖なる復讐者』ピョン・ウソク『20世紀のキミ』ソ・イングク『オオカミ狩り』オン・ソンウ『人生は美しい』(原題)ソ・イングク『オオカミ狩り』女性新人演技賞コ・ユンジョン『ハント』(原題)キム・シウン『次のソヒ』(原題)キム・ヘユン『ブルドーザー少女』IU『ベイビー・ブローカー』ハ・ユンギョン『キョンアの娘』(原題)IU『ベイビー・ブローカー』「第59回百想芸術大賞」は4月28日(金)に開催される予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-ベイビー・ブローカー 2022年6月24日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED犯罪都市 THE ROUNDUP 2022年11月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©ABO Entertainment Co.,Ltd. & BIGPUNCH PICTURES & HONG FILM & B.A.ENTERTAINMENT CORPORATION非常宣言 2023年1月6日より全国にて公開© 2022 showbox and MAGNUM9 ALL RIGHTS RESERVED.別れる決心 2023年2月17日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 CJ ENM Co., Ltd., MOHO FILM. ALL RIGHTS RESERVEDハンサン―龍の出現― 2023年3月17日よりシネマート新宿ほか全国にて公開©2022 LOTTE ENTERTAINMENT & BIGSTONE PICTURES CO.,LTD.ALL RIGHTS RESERVED.
2023年04月08日今年開催される「第76回カンヌ国際映画祭」批評家週間のオフィシャルポスターに、映画『aftersun/アフターサン』のスチールが採用された。昨年、同部門にて絶賛された本作。その成功が映画祭にも評価された結果、今回カンヌへの凱旋となった。ポスターに使用されている写真を撮影したのは、現場のスチールカメラマンであり、本作に出演もしているサラ・マハリン。登場人物たちの目に見えない温かい感情や、優しい気持ちが丁寧に写し出されている。これについて映画祭は「私たちを包み込み安心させてくれる、親密かつ優雅なジェスチャーをとらえた瞬間だ」と言い、「この写真は発見と出会いも表しており、2人のすばらしい役者が世代を超えて共鳴し、力強くもさりげなくこの瞬間を物語っている」とも説明。父娘を演じたポール・メスカル、フランキー・コリオへの敬意も表現されている。本作で長編映画デビューを飾ったシャーロット・ウェルズ監督は、過去に3本のショートフィルムを製作し、2018年には「フィルムメーカー・マガジン」の“インディペンデント映画の新しい顔25人”に選出。本作の脚本も手掛けているが、描かれる父娘の姿は、監督本人の実体験に基づいたものであり、この物語はこれまでに世界中の映画賞228部門にノミネート、74部門での受賞を記録。今回の選出について監督は、「昨年の5月以降作品を高く評価してもらいましたが、実際、批評家週間のプログラミングチームは大きな賭けに出てくれたのです」とこの1年をふり返り、「今年のポスターを見て、とにかく誇らしく思います。昨年の5月21日、エンドクレジットが流れた時に湧いてきた誇り、批評家週間で初長編を上映することができた誇りとも重なります。『aftersun/アフターサン』を観客の皆さんと共有するチャンスをくれたこと、そして現場での1シーンを今年の顔に選んでくれたことに心から感謝します」と喜んだ。また、本作の前売り特典付きムビチケカードが本日より発売開始。特典は、劇中にも登場するインスタントフォトにヒントを得た<インスタントフォト・オリジナルポストカード>。宣材物担当のデザイナー・大島依提亜がこの前売り特典も手掛けており、20年前にソフィが父と過ごしたかけがえのないひと夏の思い出を閉じ込めた、90年代のローファイな雰囲気が感じられるデザインとなっている(※数量限定、なくなり次第終了)。『aftersun/アフターサン』は5月26日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:aftersun/アフターサン 2023年5月26日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国にて公開© Turkish Riviera Run Club Limited, British Broadcasting Corporation, The British Film Institute & Tango 2022
2023年03月31日株式会社パリミキ(本社:東京都港区、代表取締役社長:澤田将広)は、2023年3月29日に「第五回ロービジョン・ブラインド 川柳コンクール」の優秀賞を発表いたしました。このコンクールは、視覚障害に因んだテーマを、視覚障害当事者だけではなく、それぞれの視点で川柳にして社会全体で共感できることを目的としています。応募総数3,356作品のなかから、次の作品が優秀賞に選ばれました。☆【最優秀賞】障害物歩きスマホもその一つ獅子丸様(見えにくさを感じている方部門)ブラインド作者解説点字ブロック上を歩いていて、歩きながらスマホを使っている人とぶつかることが有ります。これ、障害物になりますよね。☆【見えにくさを感じている方部門賞】声かけをしてもらえた日晴れマークカトレーヌ様ブラインド作者解説周りからは、迷っていることがわかったのでしょう。「お手伝いしましょうか?」の声にホッとして、心が晴れやかになりました。☆【メディカル・トレーナー部門賞】ここまでか点字ブロックその先は?がりぞー様眼科スタッフ作者解説点字ブロックを辿って歩いてみると、途中から先がなくなっていたり、点字ブロックの上に路駐の車がいたりと点字ブロックを頼りに歩くには不安を感じました。☆【サポーター部門賞】ロービジョン気持ちはいつもハイビジョンフーダ様ご家族作者解説交通事故による後遺症に緑内障、白内障が併発し、極端に視野が狭くなった母ですが、いつも明るく前向きな姿を見て、ふと頭に浮かびました。☆【日本眼科医会賞】見えぬからよく見えるんです優しさがきなこもち様 (見えにくさを感じている方部門) ロービジョン作者解説不自由な生活の中だからこそ、人の優しさに触れる機会も多いのではないかと思い、詠みました。☆【NEXT VISION賞】雨音に耳を澄ませば色がある祥雪様(サポーター部門)一般の方作者解説物には色があるように、よく聞けば、音や声にも、それぞれ色があります。☆【特別賞】君の目になって世界が広がったすぎうめ様(サポーター部門)ご家族作者解説盲人の夫との外出。街の様子、道端の花や木々の様子、・・・足下や頭の上にも注意して、・・・夫にいろいろな事柄を伝えたいと苦心しているうちに、私自身の見える世界も広がったように思う。◎総評八木健審査委員長今年度は、日本眼科医会様がご後援くださることになり、「日本眼科医会賞」が新設されました。また、ご協力くださる団体も、これまでより二十以上増えました。俳句も川柳も、コンクールは巷に溢れていますが、コンクールの目的が明確で社会的意義の大きいものは少ないように思います。この「ロービジョン・ブラインド川柳コンクール」は、全く新しい挑戦であり、その試みが着実に理解され、多くの皆様にご協力いただいているのは、本当に有難く嬉しいことです。今年は、次のような言葉が作品に特に多くみられました。「歩きスマホ」「セルフレジ」「タッチパネル」。どれも機器にまつわるものです。そして、どれも人との直接的なつながりを薄弱にしてしまうものばかりです。便利で処理速度の速い機器が増えたことで、世の中が豊かになっているように錯覚しそうですが、逆に不便、複雑で、人に冷たい社会になっていっているような気がしてなりません。このコンクールは、見えにくさのある方のためだけでなく、全ての人にとって心豊かで安全な社会とは何かを考えるきっかけになってくれる、きわめて貴重な存在です。【審査委員長】八木 健氏 プロフィール元NHKアナウンサーNHK「俳句王国」司会10年元『川柳マガジン』選者元愛媛新聞月刊誌『アクリート』川柳欄選者現在日本農業新聞川柳欄選者月刊俳句総合誌『俳壇』選者愛媛CATV『八木健の川柳天国』主宰愛媛CATV『八木健の俳句遊遊』主宰滑稽俳句協会会長俳句美術館館長浪曲・虎造節保存会創立名誉会長著書『八木健の川柳アート』『俳句人生でいちばんいい句が詠める本』『滑稽俳句集』『平成の滑稽俳句』『すらすら俳句術』『教師のための俳句読本』『海外俳句入門』他◆会社概要会社名:株式会社 パリミキ設立:2009年1月15日代表者:代表取締役社長澤田 将広資本金:1億円事業内容:眼鏡およびその関連商品を主に取り扱う眼鏡専門店チェーンURL: 【本件に関するお問い合わせ先】ロービジョン・ブラインド川柳コンクール事務局メール: lv-senryu@paris-miki.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月29日スポーツと観光がコラボした新しいスポーツ「第2回 シティロゲ in 岡山」は、2023年5月21日(日)に岡山市で開催します。シティロゲニングは、運動しながら観光スポットや歴史遺産、飲食店などに設置されたチェックポイントを制限時間内に回るイベントです。開催概要集合場所は下石井公園。種目は3時間コースと5時間コースの2種目。部門はソロの部、一般の部、ファミリーの部(中学生以下の子どもが1名以上と保護者として大人1名以上含むチーム)です。参加費は3時間コースのソロの部が3,500円、一般・ファミリーの部が1人3,000円(高校生以下:1,500円、未就学児:無料)。5時間コースはソロの部が4,500円、一般・ファミリーの部が1人4,000円(高校生以下:2,000円、未就学児:無料)です。ナビゲーションスポーツの一つ参加者にはスタート前にチェックポイントが記載された地図を渡されます。チェックポイントにたどり着く難易度によりポイントが異なるので事前に渡される地図で回るルートを検討します。チェックポイントでは、専用のアプリで写真撮影し、決められた時刻までにフィニッシュします。フィニッシュ時刻より遅刻1分につき20点のマイナス、10分以上遅刻すると失格です。コース選びは、ゆっくり街歩きを楽しみたい人は3時間コース。ポイントをたくさん集めたい、体力に自信がある人は、5時間コースがおすすめです。(画像は公式サイトより)【参考】※「第2回 シティロゲ in 岡山」の公式サイト
2023年03月28日8月30日から開催される第80回ヴェネチア国際映画祭にて、俳優のトニー・レオンと監督のリリアーナ・カヴァーニが栄誉金獅子賞を受賞することが分かった。これまでに出演作3本(『非情城市』『シクロ』『ラスト、コーション』)が金獅子賞を受賞しているトニーは、「ヴェネチア・ビエンナーレから知らせを受け、大変驚くと共に光栄に思います。これまで一緒に仕事をしてきた映画製作者たちとこの賞をお祝いしたいですね。この賞は彼らへの贈り物でもあるのです」と受賞を喜んだ。ヴェネチア国際映画祭の常連で、監督作『卍/ベルリン・アフェア』が金獅子賞の候補になったこともあるリリアーナは、「このような素敵なサプライズをくださったヴェネチア・ビエンナーレに大変感謝しており、またとてもうれしく思います」とコメント。リリアーナの代表作には『愛の嵐』『フランチェスコ』『リプリーズ・ゲーム』などがある。栄誉金獅子賞は多くの優れた映画作品を生み出した映画人を称える賞で、これまでに黒澤明監督、宮崎駿監督、スティーヴン・スピルバーグ、スタンリー・キューブリック、クリント・イーストウッドらが受賞。昨年はカトリーヌ・ドヌーヴに贈られた。(賀来比呂美)
2023年03月28日梅田スカイビルタワーウエスト27階にある「絹谷幸二 天空美術館」が小中学生を対象に募集した「第2回 絹谷幸二 天空美術館 キッズ絵画コンクール」の受賞作品が決定し、『優秀作品展』として3月18日(土)より同美術館にて一般公開されている。「絹谷幸二 天空美術館」チケット情報「私の夢、大好きな時」というテーマで募集された今回のコンクールには、全国から1796点の応募があり、その中から厳正な審査を経て、絹谷幸二キッズ賞 グランプリ1点、部門(小学校低学年・小学校高学年・中学校)優秀賞3点、館長賞1点、佳作賞43点、入選67点、団体賞11団体が選ばれた。3月19日(日)に行われた表彰式には受賞者の中から28人が出席。関係者や家族が見守る中、グランプリ作品に選ばれた浅井 峻世さん(小学校6年生)をはじめ、部門優秀賞、佳作賞受賞の一人ひとりが壇上で審査委員長 絹谷幸二氏より各賞の表彰状と賞品が、また館長賞に選ばれた多田 紫都歌さん(中学校2年生)には「絹谷幸二 天空美術館」館長 兼 積水ハウス代表取締役副会長執行役員の堀内容介氏より表彰状と賞品が授与された。審査委員長 兼 「絹谷幸二 天空美術館」名誉館長の絹谷幸二氏は受賞者へ向けて「外で暮らす動物は、身を守るために動いているものに反応します。ところが人間は動いているものでも絵に描いて止めることができる。その止まっているものをじっと見ることができる。単に目で見ているのではなく、実は目のうしろ側にあるやわらかい脳みそがそれを見ているのです。だから脳が発達する。絵画というのは科学の始まりなのです。物をじっと見るということは、ものごとに対する知的好奇心を育むことにもなります。みなさん、これからも楽しみながら絵をいっぱい描いてください」とメッセージ、表彰式を締めくくった。「絹谷幸二 天空美術館」内の特別会場では『優秀作品展』として今回受賞の115点が展示されている(入選作品は天空カフェ内ワークショップスペースにて)。子どもたちの無限の想像力と発想の柔軟さを、原画ならではの迫力で間近に感じることができ、そのレベルの高さに圧倒されるはず。次世代を担う子どもたちの新しい感性や世界にふれてみては。5月31日(水)まで開催。また『優秀作品展』開催中には、世界を舞台に活躍する文化勲章受章画家で同館名誉会長・絹谷幸二氏のメッセージを発信する特別展『不ニ法門』も同時開催中。時代やものごとを双眼的にとらえた新作をはじめ、今回のテーマに沿ったエネルギッシュな絵画や立体作品などを通して、不二法門のメッセージを感じることができる。この機会に絹谷ワールドを心ゆくまで堪能してみてはいかが。特別展『不二法門』は7月2日(日)まで開催。取材・文:滝野利喜雄
2023年03月24日Office⼭兼、株式会社和奏AGENCY 企画・製作・主催、wakku-luck 第2回「映画撮影の裏側について聞く」が2023年4月29日 (土・祝)に中野坂上ハーモニーホール(東京都中野区本町1-32-2)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて3月25日(土)10:00より発売開始です。カンフェティにて3月25日(土)10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ ■wakku ‒ luck (わっくらっく) とは【わくわくハッピー♪ 楽しく学べる】をコンセプトに表現者側もお客様も一緒に学んでいくバラエティ番組色あるイベントwakku-luck 第2回「映画撮影の裏側について聞く」第2回は映画監督 松本了さんを講師に迎え開催。MCには第1回に続き五十嵐啓輔。松本了監督作品・映画「現代怪奇百物語 壱之章/弐之章」手塚唯愛役、舞台「アサルトリリィ×私立ルドビコ女学院」でも活躍中の大滝紗緒里、舞台「アイ★チュウ ザ・ステージ」シリーズ三千院鷹通役などで活躍中の黒木文貴、松本了監督作品・映画「カルマカルト」宮代俊介役、映画「愛なき森で叫べ」などで活躍中の間瀬翔太ほかの出演が決定!!五十嵐啓輔大滝紗緒里黒木文貴間瀬翔太講師プロフィール松本了1978年大阪市出身。映像ディレクター、シナリオライター。映像ディレクターとしては数々のTV番組、CM、企業VP、DVD、ネット番組制作などを担当。ホラーDVD作品では独特な世界観と構成による作風に定評があり、今まで監督したホラーDVD作品は70本以上。心霊・B級ホラー界の一端を担う存在となっている。LAMIAProject所属。開催概要wakku-luck 第2回「映画撮影の裏側について聞く」開催日時:2023年4月29日 (土・祝)【1部】12:00 開場 / 12:30 開演【2部】17:00 開場 / 17:30 開演会場:中野坂上ハーモニーホール(東京都中野区本町1-32-2)■出演者講師:映画監督 松本了MC:五十嵐啓輔出演:大滝紗緒里黒木文貴間瀬翔太ほか■チケット料金全席自由:5,000円(税込)*整理番号順入場 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月24日約50本のアニメーション映画が一堂に会する、『第1回新潟国際アニメーション映画祭』のオープニングセレモニーが、3月17日新潟市の古町ルフル広場にて行われ、フェスティバルディレクターの井上伸一郎、国際審査員のジンコ・ゴトウ、デヴィッド・ジェステッド、審査委員⻑の押井守監督が登壇した。押井監督は「今回の最大の特徴は、世界的にも珍しい⻑編アニメーションに特化したコンペティションであることです。世界中から(コンペに)10本の作品が集まりました。アニメーションとひとことで言っても、僕やみなさんがご存知の日本のアニメーションがアニメーションの代表ではなく、アニメーションという形式にはいろんな可能性があると思います。10本が10本ともすべて絵柄も違えばスタイルも違う。アニメーションというのは非常に裾野が広い表現であることをぜひ自分の目で確かめていただきたいと思っています。10本の中から、今日的な意味がある新しい形式の作品を僕は選びたいと思います。この3人で慎重に審査いたします」と審査委員⻑としての抱負を語った。押井守監督また、第二次大戦後の日本のアニメーション文化の立上げに大きな役割を果たした、新潟出身の大川博と蕗谷虹児、二人の名を冠した「大川=蕗谷賞」の授賞式も行われ、『犬王』総作画監督の⻲田祥倫、中野悟史、『漁港の肉子ちゃん』 美術監督の木村真二、『THE FIRST SLAM DUNK』の東映アニメーション / ダンデライオンアニメーションスタジオ、『劇場版 呪術廻戦0』アニメーション制作スタジオのMAPPAらに、大川博の孫にあたる大川裕よりトロフィーが授与された。(※『劇場版「⻤滅の刃」無限列車編』の撮影監督・寺尾優一はビデオメッセージで参加。受賞作は、大川=蕗谷賞受賞の記念上映として、3月18日から21日までT・ジョイ新潟万代で、連日18時から日替わりで全作品上映される。※『THE FIRST SLAM DUNK』は、通常興行となります。)「大川=蕗谷賞」授賞式より授賞式に続き、日本・中国・ニュージーランド、3カ国を代表する5人の監督による4つのエピソードからなる『太素』のうち、日本で制作された2本、渡辺信一郎監督による『A Girl meets A Boy and A Robot』と森田修平監督『弦の舞』をアジアプレミアとして上映し、上映後に両監督によるトークを行った。海外でも人気の高い『東京喰種トーキョーグール』について“グローバルを意識しているか?”とMCに問われた森田監督は、「特に意識とかはしていなくて、ただ、昔から海外でよく評価されている先輩方の映像を見たときに、何かが違うぞと、間の取り方やレイアウトの取り方を見ていて。自分もテレビアニメーションをやる以上そういうのをぶっ込みたいなっていうのはあるので、それが自然な流れであって、海外だからウケようとかそういうのは無いです。『AKIRA』を見て映像を目指してきたので、そこは滲み出たというか、教育ですね。教育の賜物なんでしょうね」と語った。また、渡辺監督も「僕も『AKIRA』には多大な影響を受けたんで、『AKIRA』の影響っていうのはアニメを作っているスタッフの中で大きいんじゃないかなと思ってます。レトロスペクティブにうまく繋げたでしょ」と大友克洋特集上映に繋げて会場の笑いを誘った。アニメーション映画祭について、森田監督は「自分が本当に影響を受けてきた方々がたくさん参加されていて、なかなか見る機会がないので、ぜひみなさんにも見て楽しんでいただけたらなと思います」。渡辺監督は「実写映画の世界だと、たくさん映画祭があって監督・スタッフ同士の交流がよくあると思うんですけど、アニメの世界はあまりないんです。例えば他の監督と会ったりすることもあまりないので、こういう機会に今後は交流が進むと良いんじゃないかなと思ったりしています。映画祭が続いていくことで、アニメーションの作り手に興味を持つ人が増えて、「ちょっと今年も新潟行くか」みたいな風になっていくと良いんじゃないかな。音楽には、毎年フェスがあるけど、誰が出るかじゃなくて、フェス自体が信頼を得ている所は、出演者が発表になる前に売り切れちゃうんですよね。間違いないみたいな。(映画祭も)徐々にそういう風になっていけると良いんじゃないかなと。毎年新潟はいい人来るぞ、という感じになっていくと良いんじゃないかなと思います」とエールを送った。<イベント情報>『第1回新潟国際アニメーション映画祭』2023年3月17日(金)~22日(水)上映会場:新潟市民プラザ、T・ジョイ新潟万代、シネ・ウインド、クロスパル新潟イベント会場:新潟日報メディアシップ、古町ルフル広場、開志専門職大学、新潟大学駅南キャンパスときめいと公式サイト:
2023年03月20日「第38回ふくい桜まつり」が、2023年3月25日(土)から4月9日(日)まで福井市内各所で開催される。「第38回ふくい桜まつり」福井市内の桜が一斉に開花期間中は「日本さくら名所100選」に選出されている足羽川と足羽山を中心に、福井市内の桜が一斉に薄紅色に開花。足羽川の壮大な桜並木、樹齢370年以上とされる足羽神社のしだれ桜など、様々な桜の情景が楽しめる。壮大な桜並木は必見中でも、全長約2.2km・総本数600本の桜並木は必見スポットの一つ。その美しい桜並木は、昭和28年に戦災・震災を経て復興した福井市の市民によって植樹されたもので、夜間はライトアップによる幻想的な景色が広がる。このほか、福井城址やその周辺の桜の名所もライトアップされ、街全体が桜色に彩られる。開催概要「第38回ふくい桜まつり」開催期間:2023年3月25日(土)〜4月9日(日)場所:福井市内各所足羽川左岸堤防(JR北陸本線木田橋〜新明里橋)、足羽山、福井市中央公園、福井城址、一乗谷朝倉氏遺跡、他参加料:無料(一部有料コンテンツあり)アクセス:[足羽川桜並木ライトアップ区間会場まで]JR「福井駅」下車、徒歩約10分[臨時駐車場まで]北陸自動車道「福井IC」より車で約15分臨時駐車場:[自家用車]・旧文化会館横駐車場(約70台)・福井市競輪場南側共用駐車場(約300台)[バス専用]・花月橋下臨時駐車場※各臨時駐車場とまつり主要会場を繋ぐシャトルバス運行。
2023年03月16日第4回「大島渚賞」の授賞式が3月14日(火) 、都内で行われ、受賞した山崎樹一郎監督が出席。「大島渚賞という、その生々しく深く、そして重たい賞の受賞の連絡をいただいて以来、この短期間で、すでに翻ろうされておりますが、決して急がず、ゆっくりと映画と向き合っていこうと、まずは自分を落ち着かせています」と喜びとともに、今後の創作活動への決意を示していた。また、関係者への御礼に加えて「最後に小さな二人の娘とパートナーに、感謝します。あなたたちのおかげで、いくつかの視点を生活の中に持ち、映画を作ることができています」と家族に感謝を伝えていた。山崎監督は1978年、大阪府生まれ。2006年に岡山県真庭市の山間に移住し、農業に携わりながら作品に向き合うという、独自のスタイルで映画製作を続けている。対象作品となった2022年公開作の『やまぶき』は監督の長編第3作にあたり、日本映画史上初めてカンヌ映画祭のACID部門に選出されたほか、14の海外映画祭で話題をさらった注目作。クラウドファンディングで資金を集め、16ミリフィルムで撮影に挑んだほか、主演に韓国人俳優を起用し、フランスの製作会社と共同製作を行うという国際色豊かな一面をもつ本作に対して、「段違いの大きなスケールをもった映画である」と審査員の意見が一致し、授賞が決定した。授賞式には山崎監督をはじめ、『やまぶき』に出演するカン・ユンス、川瀬陽太、和田光沙、黒住尚生、審査員の荒木啓子(PFFディレクター)、プレゼンターの大島新(ドキュメンタリー監督・大島プロダクション代表)、矢内廣(一般社団法人PFF理事長・ぴあ株式会社代表取締役社長)が出席した。大島新氏は「これほど、大島渚賞にふさわしい作品はないんじゃないかと思える傑作。野心的な試みに、胸を打たれました」と絶賛。また、審査員の黒沢清監督が、新作を撮影中のフランスからビデオメッセージを寄せ、「地方都市に住む人たちが、社会の角にぶつかりまくる映画です。その様は日本が迷走している様子を描いている」と受賞理由を説明した。PFF(ぴあフィルムフェスティバル)が2019年に創設し、映画の未来を拓き、世界へ羽ばたこうとする、若き才能に授与される同賞。「日本で活躍する映画監督(劇場公開作3本程度)」、「原則として前年に発表された作品がある」監督を対象に、高い志を持って世界に挑戦した大島渚監督に続く次世代の才能を期待と称賛を込めて顕彰してきた。坂本龍一氏が審査員長を務めるが、今回は療養中のため、審査には参加しなかった。取材・文・撮影:内田涼※山崎樹一郎の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
2023年03月14日第95回アカデミー賞授賞式が3月13日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、製作・配給スタジオ「A24」史上No.1ヒットを記録した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が作品賞、監督賞と脚本賞(ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート)など7冠に輝き、下馬評通りの“圧勝”を収めた。カンフーとマルチバース(並行宇宙)を融合させた異色のアクションエンターテインメント。経営難のコインランドリーを抱える中年女性が、突然「全宇宙にカオスをもたらす強大な悪を倒す」という使命を背負わされ、無限に広がるマルチバースを往来しながら、カンフーをはじめ、数々の能力を手にし、全人類の命運をかけた戦いに身を投じる。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(C)2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞に加えて、演技部門ではミシェル・ヨーの主演女優賞をはじめ、ジェイミー・リー・カーティスが助演女優賞、キー・ホイ・クァンが助演男優賞を揃って初受賞した。主人公の主婦エヴリン・ワンを演じたミシェル・ヨーは、ハリウッドに進出したアジア人俳優の先駆者として、アジア人俳優初の快挙を達成。キー・ホイ・クァンは、エヴリンを未知なる世界に誘うキーパーソンである夫・ウェイモンドを演じ、ユーモアとシリアスの二面性に加えて、広東語、北京語、英語と“マルチ”言語を駆使し、唯一無二の人物像を生み出した。主演男優賞に輝いたのは、『ザ・ホエール』のブレンダン・フレイザー。ダーレン・アロノフスキー監督(『レスラー』『ブラック・スワン』)の最新作で、フレイザーは恋人を亡くしたショックから逃れるため、過食を繰り返してきた結果、体重が272キロになってしまったチャーリーを演じた。自身の体重増量に加え、特殊メイクとファットスーツを着用し、かつての人気スターの面影を打ち消す“キャリア最高の演技”と称される熱演で、初ノミネートにして、オスカーを獲得した。『ザ・ホエール』(C)2022 Palouse Rights LLC. All Rights Reserved.また、『RRR』(S・S・ラージャマウリ監督)の劇中歌「Naatu Naatu」がインド映画として初めて歌曲賞を受賞する快挙も。英国植民地時代の激動のインドを舞台に、男の友情と使命がぶつかり合う豪快なアクションエンタテインメント。この楽曲は、主人公の二人が超高速の「ナートゥダンス」を披露し、映画の大きな見せ場を作ったが、授賞式でも圧巻のパフォーマンスが披露され、この日一番の盛り上がりを演出した。『RRR』(C)2021 DVV ENTERTAINMENTS LLP.ALL RIGHTS RESERVED.ミシェル・ヨー、キー・ホイ・クァンらアジアにルーツを持つ俳優が、アカデミー賞の俳優部門で栄冠を勝ち取り、インド映画に目を向けると『RRR』に加えて、短編ドキュメンタリー賞では『エレファント・ウィスパラー: 聖なる象との絆』も受賞を果たすなど、アジア圏から世界に発信された作品群が、脚光を浴びる結果になった今年のアカデミー賞。同時に、『ハムナプトラ』シリーズの主演を務めるスターだったブレンダン・フレイザー、80年代を代表する人気子役だったキー・ホイ・クァンの華麗なる復活劇も印象に残った。この日の授賞式には、キー・ホイ・クァン、監督賞候補のスティーブン・スピルバーグ(『フェイブルマンズ』)、そして作品賞プレゼンターのハリソン・フォードという『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』の関係者が一堂に会すという、“胸アツ”な風景もひとつのクライマックスになっていた。Netflixが製作した『西部戦線異状なし』が美術賞、撮影賞、作曲賞、国際長編映画賞の4部門を受賞したことも、見逃せない重要なトピックだ。◇主演女優賞/ミシェル・ヨー【受賞コメント】ありがとうございます。今夜、この様子を見ている私のような小さな子どもたちにとって、(オスカー像を掲げながら)これは希望と可能性、「夢は実現する」という証なのです。女性の皆さん、もう誰にも『あなたはもう旬を過ぎている』なんて言わせてはダメ。決して諦めないでください。(監督コンビの)ダニエルズ、A24、素晴らしいキャストとクルーがいなければ、私はここに立ってはいません。同時に私の84歳になる母親、世界中のお母さんたちに、この賞を捧げたいです。彼女たちは皆、スーパーヒーローなのです。彼女たちがいるから、私たちがいる。お母さん、これ持ち帰ります。そして、キャリアの始まりだった香港の家族、皆さんの助けがあったおかげで、今ここにいます。本当にありがとうございます。アカデミー賞、ありがとう!これは歴史的な出来事です。◇主演男優賞/ブレンダン・フレイザー【受賞コメント】信じられません。これもまた、(『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』にからめて)マルチバースなんでしょうか。A24、ダーレン・アロノフスキー監督、脚本のサム・D・ハンター、そして主演男優賞にノミネートされた方々。皆さんがホエール(クジラ)のような大きな心を持っています。ショービジネスの世界に足を踏み入れたのは、30年前のことです。当時は自分の恵まれた状況に、感謝することはあまりありませんでした。今夜、評価していただき、本当にありがたいです。まるでダイビングをしているような体験ですね。皆さんが水面から見ていてくれた。家族にも感謝しています。◇助演女優賞/ジェイミー・リー・カーティス【受賞コメント】皆さんには私がここに一人で立っているように見えるかもしれませんが、もちろん、そんなことはありません。作品を導いたすばらしいアーティストの皆さんと一緒なのです。私の両親(俳優のトニー・カーティスと女優のジャネット・リー)は異なった部門でノミネートされてきました。そして、私はオスカーを獲得することができました!◇助演男優賞/キー・ホイ・クァン【受賞コメント】ありがとうございます。私の84歳にある母が、見てくれていると思います。お母さん、オスカーを受賞したよ。私の旅路は、ボートに乗ってたどり着いた難民キャンプで始まったんです。そして今は、ハリウッド最高の舞台に立っているんです。まるで映画みたいだと思うかもしれませんが、実は僕の人生なんです。これこそが、アメリカン・ドリームだと思います。(スタッフや親族への感謝の述べた後)、妻エコに感謝します。何カ月も、何年も、そして20年間「いつか、あなたの時が来るわよ」と言い続けてくれたんです。諦めかけたこともありました。でも、夢というのは、信じなければ実現しません。だから、皆さんも、夢を諦めないでください。本当にありがとうございました。ありがとう、ありがとう、ありがとう!◇監督賞/ダニエル・クワン【受賞コメント】天才とは、こうしてステージにあがる私たちだけではなく、集団の中にあってその才能を発揮するものです。移民の親にも感謝します。映画が好きな父が、その愛情を私に伝えてくれました。役者にはなれませんでしたが、兄弟や高校時代の友人が手助けしれくれました。クリエイティビティの自由というものを教えてくれた人たちにも感謝しています。この状況は、信じがたい驚異です。とてつもないことです。一人一人の人間が、偉大な存在になりえるのです。そして才能を発揮できるのです。◇監督賞/ダニエル・シャイナート【受賞コメント】世界中の母親、私の母親、そして両親に捧げたいです。これまで、ホラーやコメディなどいろいろ作ってきましたが、今回、誰にも脅威を及ぼさない作品を生み出すことができました。素晴らしい天才たちが集まり、魂を込めて、僕らために尽力してくれました。文・内田涼【第95回アカデミー賞】受賞結果◇作品賞『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』◇監督賞ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』◇主演男優賞ブレンダン・フレイザー『ザ・ホエール』◇主演女優賞ミシェル・ヨー『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』◇助演男優賞キー・ホイ・クァン『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』◇助演女優賞ジェイミー・リー・カーティス『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』◇脚本賞ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』◇脚色賞サラ・ポーリー『ウーマン・トーキング私たちの選択』◇視覚効果賞『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』◇美術賞『西部戦線異状なし』◇撮影賞『西部戦線異状なし』◇衣装デザイン賞『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』◇長編ドキュメンタリー賞『ナワリヌイ』◇短編ドキュメンタリー賞『エレファント・ウィスパラー: 聖なる象との絆』◇編集賞『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』◇国際長編映画賞『西部戦線異状なし』(ドイツ)◇音響賞『トップガン マーヴェリック』◇メイクアップ&ヘアスタイリング賞『ザ・ホエール』◇作曲賞フォルカー・ベルテルマン『西部戦線異状なし』◇長編アニメーション賞『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』◇短編アニメーション賞『ぼく モグラ キツネ 馬』◇主題歌賞“Naatu Naatu”(M・M・キーラバーニ作曲、チャンドラボース作詞)『RRR』◇短編実写映画賞『An Irish Goodbye(原題)』
2023年03月13日